JP2009071149A - 高周波電力発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体素子を弾性体を介して安定して保持してその信頼性を向上することのできる高周波電力発生装置を提供する。
【解決手段】平板状の基板電極28と、該基板電極上に配置された複数の高周波電力増幅素子26と、前記それぞれの高周波電力増幅素子上にそれぞれ配置された弾性体31を備え、前記弾性体により高周波電力増幅素子を基板電極方向に押圧することにより前記高周波電力増幅素子を前記基板電極に加圧接触させる高周波電力発生装置において、その梁状部に前記弾性体の一端をそれぞれ収納する凹部を有し、その柱状部を介して前記基板電極に固定された門型の押さえブロック22を備え、前記弾性体の一端を前記高周波電力増幅素子に当接させ、その他端を前記凹部の底に当接させ、前記高周波電力増幅素子を前記基板電極により均一な力で安定して加圧接触させた。
【選択図】図2

Description

本発明は、高周波電力発生装置および該電力発生装置を用いたプラズマ処理装置に係り、特に電力発生装置に使用する電力増幅素子の保持構造に関する。
プラズマ処理装置おいては、プラズマ生成のために高出力の高周波電源が必要とされる。このような高出力の高周波電源に用いる半導体素子は、素子の駆動に伴って大量の熱が発生し、高温に加熱される。このため、前記高周波電源には電源を構成する半導体素子を効果的に冷却するための冷却技術が求められている。
例えば、特許文献1には、半導体装置を構成する半導体チップを基板等の保持手段上に保持した状態でヒートシンクに接触させて、ヒートシンクを介して熱を伝達、放散することが開示されている。
特許文献1に開示の技術では、半導体チップを両面からヒートシンクで挟み、さらに両側から挟圧部材で挟み込み、接触圧をバネで管理する構造が開示されている。また、この半導体チップとヒートシンクの間には熱伝導性の高い弾性を有する部材を挟み込んで熱的な接触効果を高めるること、十分な放熱効果を得るために半導体チップ、絶縁材、放熱板を挟圧部材で押圧し、さらにバネを用いてこれらを付勢することよりこれらの間で作用する力を調節することが示されている。
特開2005−150420号公報
しかしながら、上記の従来の技術では、半導体チップ面にヒートシンクを押し付ける際に使用する挟圧部材をボルト等を用いて位置決めしている。このため、半導体チップの熱による変形、あるいは左右のボルトの締結力の差異などにより、半導体チップと冷却部材との間に隙間が生じたり、押付力の偏りが生じたりし、これにより半導体チップに損傷が生じてしまうことがある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、半導体素子を安定して保持し信頼性を向上することのできる高周波電力発生装置を提供することにある。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
平板状の基板電極と、該基板電極上に配置された複数の高周波電力増幅素子と、前記それぞれの高周波電力増幅素子上にそれぞれ配置された弾性体を備え、前記弾性体により高周波電力増幅素子を基板電極方向に押圧することにより前記高周波電力増幅素子を前記基板電極に加圧接触させる高周波電力発生装置において、その梁状部に前記弾性体の一端をそれぞれ収納する凹部を有し、その柱状部を介して前記基板電極に固定された門型の押さえブロックを備え、前記弾性体の一端を前記高周波電力増幅素子に当接させ、その他端を前記凹部の底に当接させ、前記高周波電力増幅素子を前記基板電極により均一な力で安定して加圧接触させた。
本発明は、以上の構成を備えるため、高周波電力発生装置に使用する半導体素子を安定して保持し、装置の信頼性を向上することができる。
以下、最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るプラズマ処理装置の構成説明する図である。
プラズマ処理装置は、真空容器であって内側に減圧されプラズマが形成されるとともに処理される試料14が載置される処理室を備えた反応容器6、反応容器6の上方に配置され処理室の内側にプラズマ7を生成するための電界を供給する略円板状のアンテナ4、このアンテナ4に高周波電力を供給する高周波電源1、および高周波電源1と負荷であるアンテナ4を含む反応容器6との間に配置されこれらの間のインピーダンス整合を行う整合器16を備えている。
反応容器6の下部には開口が形成され、該開口には排気バルブ12、および圧力調整部11を介してターボ分子ポンプ等の真空ポンプが接続される。前記排気バルブ12は回転軸周りに回転して排気経路の流路の面積を増減する複数の板状のフラップを複数有しており、前記流路の面積を増減することにより排気の量、速度を調節する。また、前記圧力調整部11は前記バルブ12の下方に位置して流路内の排気の圧力を調節する。
高周波電源1内部には、所定周波数の高周波を発振して高周波電力を形成する発振部19、発振部19からの高周波電力を増幅する電力増幅部18、電力増幅部18から出力される電力を検出する電力モニタ部17、電力モニタ部17からの検出出力を用いて前記電力増幅部から出力される高周波電力を調節する制御部3を備えている。なお、高周波電源1の電力増幅部18は供給された高周波電力を増幅する高周波電力増幅素子2を複数備えている。
反応容器6の内部には略円筒形の処理室が形成され、該処理室内には、半導体ウエハ等の処理対象となる基板状の試料14がその上面に載置される試料台13が配置されている。試料台13とその上方で処理室と軸をほぼ同じ位置にされたアンテナ4との間には、処理室の天井面を構成するシャワープレート15が配置されている。略円板形状のシャワープレート15の中心軸は、試料台13の試料14の載置面の中心軸とほぼ一致するように配置され、前記中心を含む試料14を覆う領域に複数の貫通孔が配置されており、該貫通孔を介して試料14の上方から処理室内に処理用のガスが導入される。
略円筒形状の反応容器6の上方および側方の周囲には、処理室内に磁界を供給するソレノイドコイル5が配置されており、アンテナ4から供給されるUHFまたはVHF帯の高周波の電界とソレノイドコイル5からの磁界とにより、処理ガスを励起して処理室内にプラズマ7を形成する。
試料14に処理を施す際には、ポンプ10を駆動して、処理室内を所定の圧力に減圧し、減圧された処理室内に図示しないロボットアームにより試料14を搬送し、試料台13上面に載置し、更に静電吸着力により吸着保持する。
この状態でシャワープレート15から処理ガスを導入するとともに、上記ポンプ10を含む排気経路による排気の作用により、処理室内が所定の圧力にされる。さらにアンテナ4およびソレノイドコイル5から供給される電界および磁界によりプラズマ7が処理室内に形成される。
処理中は、整合器8を介して高周波電源9から所定の高周波電力を試料台13内に配置された電極に供給し、試料14上にバイアス電位を形成する。これによりプラズマ7内の荷電粒子は試料14の表面に誘引され、試料14表面の処理が促進される。処理に伴って生成された原子、分子等の粒子および処理ガスは、略円筒形状の試料台13の周囲を下方に移動して、試料台13の直下方でその中心の軸とほぼ同軸に配置された開口からポンプ10を含む排気経路による排気作用により処理室外に排出される。
図2は、図1に示す高周波電源1の電力増幅部18の詳細を説明する図である。図2に示すように、電力増幅部18は、高周波電力の漏洩を防止できる密閉効果のある容器27、該容器27内部に配置された部品が交換可能なように設けられた蓋30、およびこれらを連結するネジ20a,20bを備える。また、容器27の内部には、電力増幅部18の回路を構成する複数の素子および部品が配置されている。特に本実施形態においては、電力増幅部18は2個の高周波電力増幅素子26を含む電力増幅回路を複数個備え、前記それぞれの高周波電力増幅素子26a,26bは電力増幅部18から取り出して交換可能に構成されている。
このような高周波電源1において、平板状の高周波電力増幅素子26a、26bは基板電極28上に隣接して配置される。高周波電力増幅素子26a,26bの下方の面にはそれぞれ主電極を備え、該主電極は板状の基板電極28の表面にそれぞれ接触している。
平板状の電力増幅素子の上面には緩衝材23a,23bおよび弾性体31a、31bを順次載置し、弾性体31a、31b上には押さえブロック22を配置する。押さえブロック22は回路基板29を介在させて基板電極28上にネジ21a、21bにより取り付ける。
基板電極28は、アルミニウム、銅、SUS(ステンレス)等の熱伝導性の高い材料により構成される。また、前記基板電極28には必要に応じて冷却板25が密着して配置される。冷却板25の内部には高周波電力増幅素子26から基板電極28に伝達される熱を効率的に基板電極28外に移動させるため、熱交換媒体を通流する冷媒通路24が配置されている。
冷媒通路24には水あるいはフロリナート(商標名)等の熱交換媒体が図示しない温度調節装置から冷媒通路24に連結された管路を介して供給され、冷媒通路24内で冷却板25の部材と熱交換して温度が上昇した熱交換媒体は冷媒通路24から排出された後管路を通って上記温度調節装置に戻される。そして、温度調節装置おいて所定の温度にされて再度管路を介して冷媒通路24に供給される。このように、冷媒通路24内には基板電極25と温度調節装置との間で熱交換媒体が循環して通流する。
押えブロック22は、基板電極28あるいは回路基板29の側面からみた断面は門型である。門型形状の押さえブロック22の柱状部22aにはネジ21a、21bが貫通して、押さえブロック22を基板電極28上に締結固定している。また、門型形状の押さえブロック22の梁状部22bに形成した凹部にはそれぞれ前記弾性体31a、31bが配置される。
すなわち、押えブロック22の梁状部と基板電極28の間には、高周波電力増幅素子26a、26b、緩衝材23a、23b、弾性体31a、31bが配置され、前記電力増幅素子26a,26bは緩衝材23a、23b、弾性体31a、31bを介して押さえブロック22の梁状部により基板電極28側に押圧される。
このため、高周波電力増幅素子26a,26b、緩衝材23a,23b、押えブロック22に、大きさの個体差、ネジ21a、21bの締付け順序や締付け力に差異が生じた場合においても、高周波電力増幅素子26a,26bと基板電極28の上面との当接部分に印加される力はより均一となり、基板電極28と高周波電力増幅素子26a,26bとの接触が均一化される。このため、局所的な接触圧力の偏在に基づく高周波電力増幅素子の破損を低減することができる。
また、高周波電力増幅素子26a,26bを固定するために印加される押圧力が過大となって高周波電力増幅素子26a,26bを破壊すること、あるいは押えブロック22、緩衝材23a,23b、基板電極28の経時変化により押圧力が変動し高周波電力増幅素子26と基板電極28間の接触圧が不足して十分な冷却効果が得られなくなること、あるいは接触面積の不足により高周波電力増幅素子が破損する等の種々の問題を抑制することができる。
図3は、電力増幅部18の他の例を説明する図である。なお、図において図2に示される部分と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図3に示すように、平板状の高周波電力増幅素子26a、26bは基板電極28上に隣接して配置される。高周波電力増幅素子26a,26bの下方の面にはそれぞれ主電極を備え、該主電極は板状の基板電極28の表面にそれぞれ接触している。
平板状の電力増幅素子の上面には緩衝材23a,23b、押さえ部材33a,33bおよび弾性体34a、34bを順次載置し、弾性体34a、34b上には押さえブロック32を配置する。押さえブロック32は回路基板29を介在させて基板電極28上にねじ21a、21bにより取り付ける。
ここで、緩衝材23a,23bの高周波増幅素子26a,26b接する側の面積は高周波増幅素子26a,26bの緩衝材23a,23bに接する側の面積よりも大きく設定してある。同様に、押さえ部材33a,33bの緩衝材24a,24bに接する側の面積は緩衝材23a,23bの押さえ部材33a,33bに接する側の面積よりも大きく設定してある。
このような高周波電源1において、平板状の高周波電力増幅素子26a、26bは基板電極28上に隣接して配置される。高周波電力増幅素子26a,26bの下方の面にはそれぞれ主電極を備え、該主電極は板状の基板電極28の表面にそれぞれ接触している。
平板状の電力増幅素子の上面には緩衝材23a,23bおよび押さえ部材33a、33bを順次載置し、押さえ部材33a,33b上にはバネ34a,34bを介して押さえブロック32を配置する。押さえブロック32は回路基板29を介在させて基板電極28上にねじ21a、21bにより取り付ける。
押えブロック32の、基板電極28あるいは回路基板29の側面からみた断面は門型である。門型形状の押さえブロック32の柱状部32aにはネジ21a、21bが貫通して、押さえブロック32を基板電極28上に締結固定している。また、門型形状の押さえブロック32の梁状部32bに形成した凹部(穴)にはそれぞれバネ(コイルバネ)34a,34bが配置される。
すなわち、押えブロック32の梁状部と基板電極28の間には、高周波電力増幅素子26a、26b、緩衝材23a、23b、押さえ部材33a、33b、バネ34a,34bが配置され、前記電力増幅素子26a,26bは緩衝材23a、23b、バネ34a,34bを介して押さえブロック32の梁状部により基板電極28側に押圧される
バネ3a,34bは、その下端が押え部材33a,33bの上面に、他端が高周波電力増幅素子26a,26bを覆う押えブロック32の梁状部に形成した穴の底に接している。
図3の例では、高周波電力増幅素子26a,26b、これより当接面の面積の大きな緩衝材23a,23b、緩衝材より面積の大きな押え部材33a、33bのそれぞれがその中心軸をほぼ同軸上となるように配置し、この軸にコイル状のバネ34a,34bの中心軸を一致させて配置する。
これにより、高周波電力増幅素子26a,26bを基板電極28の表面に対して均等に押し付けることができる。また、バネ34a,34bの上端部は押えブロック32の梁状部に配置された穴に嵌め込み、バネ上端の高さ方向位置および付勢方向を基板電極36に対して固定することができる。これにより、高周波電力増幅素子26a,26bを基板電極36に押し付ける押し付け力の経時変化や偏りを抑制することができる。また、高周波電力増幅素子26a,26bの電気的接続および放熱を安定化することができる。
なお、押えブロック32は、例えば鋼材のような形状が変化しにくい材料を使用する。また、基板電極28対してネジ21a,21bにより押えブロック32を固定することにより、従来の技術において固定のための部材の位置の調整あるいは押し付け力を適切な範囲の値にするために要していた調整を簡略化でる。また、押えブロック32をネジで固定することにより、ネジ21a,21bを取り外しておこなう高周波電力増幅素子の交換が容易になる。
すなわち、基板電極28と押えブロック32との相対位置がネジ21a,21bにより締結される構成となる。このため、押えブロック32の取外し、取付けを複数回行っても、押えブロック32のバネ34の取り付けの位置は変動しない。例えばバネ34の端部が嵌め込まれる穴の底の位置は基板電極28または回路基板29に対して安定して固定される。このため、付勢されるバネ34a,34bにより押圧される押圧力は変化しない。
さらに、緩衝材23a,23b、押えブロック32、基板電極28の位置の経時的な変化はバネ34a,34bの弾性によって吸収され、これにより高周波電力増幅素子26a,26bに対する押圧力の変化あるいは偏りが抑制される。
また、温度変化により緩衝材23a、23b、押え部材33a,33b、基板電極28、高周波電力増幅素子26a,26bに形状変化が生じた場合、あるいは個々部品に大きさのバラツキがある場合においても、このばらつきはバネ34a,34bの弾性により吸収することができる。さらに、当接する面の面積が大きな押え部材33a,33bで高周波電力増幅素子26a,26bの当接面の全体を押圧するため、高周波電力増幅素子26a,26bと基板電極28との接触面をより均一な力で接触させることもできる。
図4は、電力増幅部18のさらに他の例を説明する図である。なお、図において図3に示される部分と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図4において、押えブロック42は、基板電極28あるいは回路基板23の側面からみた断面は門型である。門型形状の押さえブロック42の柱状部42aにはネジ21a、21bが貫通して、押さえブロック42を基板電極23上に締結固定している。また、門型形状の押さえブロック42の梁状部42bに形成した孔(貫通穴)にはそれぞれバネ(コイルバネ)34a,34bが嵌挿される。
高周波電力増幅素子26a,26bの上方に緩衝材23a、23b、押さえ部材33a、33b、バネ34a,34bを配置し、これを押えブロック42で覆うように回路基板29上に載置し、押え板42の両端側の柱状部にこれを貫通するネジ21a,21bを挿入して、基板電極28と押さえブロックとを位置決めし締結する。なお、この段階ではバネ34a,34bは上記梁状部の貫通孔内に挿入されているのみである。
この状態では、バネ34a,34bの上端は押え板42の貫通孔の開口から上方に突出しており、このバネ34a,34bを下方向に押し付けることにより高周波電力増幅素子26a,26bに押圧力を印加することができる。
このため、本実施形態では、下面にバネ34a,34bの上端と接して位置を決めるための凹部を有する蓋板43を押えブロック42の梁状部上面に配置し、前記凹部間に配置したネジ39により押さえブロック42に締結する。
この状態で、バネ34a,34bの上端部は蓋板43の各凹部の底面と接して位置決めされ、高周波電力増幅素子26a,26bを基板電極28に押し付ける押圧力を作用させることができる。
この例では、前述のように、高周波電力増幅素子26a,26bの上方に緩衝材23a、23b、押さえ部材33a、33b、バネ34a,34bを配置し、これを押えブロック42で覆うように回路基板29上に載置し、押えブロック42の両端側の柱状部にこれを貫通するネジ21a,21bを挿入して、基板電極28と押さえ部材とを位置決めし締結する段階に至るまで、バネ34a,34bは上記梁状部の貫通孔内に挿入されているのみである。
このため、基板電極28と該基板電極28に固定された押えブロック42、さらには押さえブロック42と該押さえブロック42に固定される蓋板43の位置関係を正確に保持することができる。このため、基板電極28に対するバネ34a,34bの上端位置の変化を抑制することができる。また、ネジ39により蓋板43を押さえブロック43に締結することでバネ34a,34bに押圧力を発生させている。このため、高周波電力増幅素子26a,26bに対する位置固定の作業効率が向上する。また、高周波電力増幅素子26a、26bに対する押圧力、あるいは押圧方向のばらつき等を抑制することができる。なお、バネ34a,34bの間隔が狭い場合は2つのバネ34a,34bの中心を結んだ直線上の両外側2点で蓋板43を押え板47にネジ39で固定してもよい。
本実施形態に係るプラズマ処理装置の構成説明する図である。 図1に示す高周波電源の電力増幅部の詳細を説明する図である。 電力増幅部の他の例を説明する図である。 電力増幅部のさらに他の例を説明する図である。
符号の説明
1 高周波電源
2 高周波電力増幅素子
3 制御部
4 アンテナ
5 ソレノイドコイル
6 反応容器
7 プラズマ
8 整合器
9 高周波電源
10 ポンプ
11 圧力調整部
12 バルブ
13 試料台
14 試料
15 シャワープレート
16 整合器
17 電力モニタ部
18 電力増幅部
19 発振部
20a,20b ネジ
21a,21b ネジ
22,32,42 押さえブロック
23a,23b 緩衝材
24 冷却通路
25 冷却板
26a,26b 高周波電力増幅素子
28 基板電極
29 回路基板
33a,33b 押さえ部材
34a,34b バネ
39 ネジ
43 蓋板

Claims (5)

  1. 平板状の基板電極と、
    該基板電極上に配置された複数の高周波電力増幅素子と、
    前記それぞれの高周波電力増幅素子上にそれぞれ配置された弾性体を備え、
    前記弾性体により高周波電力増幅素子を基板電極方向に押圧することにより前記高周波電力増幅素子を前記基板電極に加圧接触させる高周波電力発生装置において、
    その梁状部に前記弾性体の一端をそれぞれ収納する凹部を有し、その柱状部を介して前記基板電極に固定された門型の押さえブロックを備え、
    前記弾性体の一端を前記高周波電力増幅素子に当接させ、その他端を前記凹部の底に当接させ、前記高周波電力増幅素子を前記基板電極により均一な力で安定して加圧接触させたことを特徴とする高周波電力発生装置。
  2. 平板状の基板電極と、
    該基板電極上に配置された複数の高周波電力増幅素子と、
    前記それぞれの高周波電力増幅素子上にそれぞれ配置された押さえ部材を備え、
    前記押さえ部材を前記基板電極の方向に押圧することにより前記高周波電力増幅素子を前記基板電極および押さえ部材に加圧接触させる高周波電力発生装置において、
    前記押さえ部材のそれぞれを押圧する弾性体の一端をそれぞれ収納する凹部を有する門型の押さえブロックを備え、
    前記弾性体の一端を前記押さえ部材に当接させ、その他端を前記凹部の底に当接させ、前記高周波電力増幅素子を前記基板電極および押さえ部材に均一な力で安定して加圧接触させたことを特徴とする高周波電力発生装置。
  3. 平板状の基板電極と、
    該基板電極上に配置された複数の高周波電力増幅素子と、
    前記それぞれの高周波電力増幅素子上にそれぞれ配置された押さえ部材を備え、
    前記押さえ部材を前記基板電極の方向に押圧することにより前記高周波電力増幅素子を前記基板電極および押さえ部材に加圧接触させる高周波電力発生装置において、
    前記押さえ部材のそれぞれを押圧する弾性体の一端がそれぞれ貫通する孔を有する門型の押さえブロックおよび前記孔を外側から塞ぐ蓋板を備え、
    前記弾性体の一端を前記押さえ部材に当接させ、その他端を前記孔を塞ぐ蓋板に当接させ、前記高周波電力増幅素子を前記基板電極および押さえ部材に均一な力で安定して加圧接触させたことを特徴とする高周波電力発生装置。
  4. 平板状の基板電極と、
    該基板電極上に配置された複数の高周波電力増幅素子と、
    前記それぞれの高周波電力増幅素子上にそれぞれ配置された押さえ部材を備え、
    前記押さえ部材を前記基板電極の方向に押圧することにより前記高周波電力増幅素子を前記基板電極および押さえ部材に加圧接触させるとともに、前記高周波電力増幅素子で増幅した高周波電力を反応容器内に供給してプラズマを生成させるプラズマ処理装置において、
    前記押さえ部材のそれぞれを押圧する弾性体体の一端をそれぞれ収納する凹部を有する門型の押さえブロックを備え、
    前記弾性体の一端を前記押さえ部材に当接させ、その他端を前記凹部の底に当接させ、前記高周波電力増幅素子を前記基板電極および押さえ部材に均一な力で安定して加圧接触させたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  5. 平板状の基板電極と、
    該基板電極上に配置された複数の高周波電力増幅素子と、
    前記それぞれの高周波電力増幅素子上にそれぞれ配置された押さえ部材を備え、
    前記押さえ部材を前記基板電極の方向に押圧することにより前記高周波電力増幅素子を前記基板電極および押さえ部材に加圧接触させるとともに、前記高周波電力増幅素子で増幅した高周波電力を反応容器内に供給してプラズマを生成させるプラズマ処理装置において、
    前記押さえ部材のそれぞれを押圧する弾性体の一端がそれぞれ貫通する孔を有する門型の押さえブロックおよび前記孔を外側から塞ぐ蓋板を備え、
    前記弾性体の一端を前記押さえ部材に当接させ、その他端を前記孔を塞ぐ蓋板に当接させ、前記高周波電力増幅素子を前記基板電極および押さえ部材に均一な力で安定して加圧接触させたことを特徴とするプラズマ処理装置。
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