JP2009070185A - 無線タグ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線タグに対する情報の読み出し処理および書き込み処理を効率良く行うことが可能な無線タグ処理装置を提供する。
【解決手段】リーダ/ライタ装置1は、積載部50から装置本体部40の内部に向けてシートSを送り出す一対の送り出しロール51、シートSを搬送方向下流側に向けて更に搬送する一対の搬送ロール52を備えている。また、搬送ロール52から搬送されてきたシートSを更に搬送下流方向に向けて搬送する第1のベルトユニット53および第2のベルトユニット54、これらのユニットによって搬送されてきたシートSを収容する収容部57を備えている。さらに、シートSに埋め込まれた各タグから、各タグが有する識別情報を読み出すリード部61、シートSに埋め込まれた各タグに対して詳細情報を書き込むライト部62、リード部61から発信された電波の遮蔽を行う遮蔽板71を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線タグに対して情報の書き込みなどを行う無線タグ処理装置に関する。
近年、半導体技術や電子通信技術の発達、量産化による低価格化などにより、RFID(Radio Frequency Identification)を用いた認識システムが広く用いられるようになってきている。また、その利便性の良さからRFIDに関する市場規模も将来的にかなり大きくなると予想されている。
ここで、無線タグが利用される分野、態様は当然ながらユーザ毎に異なる。このため、製造後における無線タグには特別な情報は書き込まれておらず、後にユーザに応じた情報が書き込まれることになる。ここで、無線タグに情報を書き込む装置として、読み取り書き込み用アンテナから無線タグにユーザデータを書き込む書き込み機能手段を備えたプリンタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−2026号公報
ところで、RFIDを用いた認識システムを構築する場合、各無線タグが有する固有の識別情報を予め把握しておく必要がある。また、各無線タグに対し情報の書き込みを行う必要もある。ここで、無線タグからの識別情報の読み出し及び無線タグに対する情報の書き込みは、一般的に、読み出し/書き込み用のアンテナの上に無線タグを1つずつ送り込むことにより行われてきた。しかしながらこの態様の場合、1つの無線タグに対し書き込み、読み出しが行われた後に、他の無線タグに対する書き込み、読み出しが開始されるため、処理効率が低いものとなる。
本発明は、無線タグに対する情報の読み出し処理および書き込み処理を効率良く行うことが可能な無線タグ処理装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、複数の無線タグが配置された媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記媒体の前記複数の無線タグの各々から個別に情報を読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により情報の読み出しがなされた後、前記複数の無線タグに対して一括で情報を書き込む書き込み手段と、を含む無線タグ処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記読み出し手段は、電波を発信し前記無線タグと通信を行うことで当該無線タグから情報の読み出しを行い、当該無線タグとの通信が可能となる通信可能エリアを順次移動させることで前記複数の無線タグの各々から個別に情報を読み出すことを特徴とする請求項1記載の無線タグ処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記読み出し手段は、単一の発信部から前記電波の発信を行うことを特徴とする請求項2記載の無線タグ処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記読み出し手段は、前記電波の発信を行う発信部と、移動可能に設けられ当該発信部から発信される電波の遮蔽を行う遮蔽部材とを備え、当該遮蔽部材を移動させることで前記通信可能エリアを順次移動させることを特徴とする請求項2記載の無線タグ処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記読み出し手段は、前記発信部側から前記媒体の搬送経路側に向かって形成された貫通孔を備えた前記遮蔽部材を移動させることで前記通信可能エリアを順次移動させることを特徴とする請求項4記載の無線タグ処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記書き込み手段は、単一の電波発信部から電波を発信することで前記複数の無線タグに対して一括で情報を書き込むことを特徴とする請求項1記載の無線タグ処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記読み出し手段は、前記複数の無線タグの各々から同時に情報が読み出されるように配置された複数の読み出し部を備え、当該複数の読み出し部を用いて前記複数の無線タグの各々から個別に情報を読み出すことを特徴とする請求項1記載の無線タグ処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記読み出し手段は、前記複数の読み出し部の各々から電波を発信することで前記複数の無線タグの各々から個別に情報を読み出し、前記複数の読み出し部の各々から発信される電波の干渉を抑制する抑制手段を更に備えることを特徴とする請求項7記載の無線タグ処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記複数の読み出し部の各々は、前記媒体の搬送方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項7記載の無線タグ処理装置である。
請求項10に記載の発明は、複数の無線タグが配置された媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記媒体の前記複数の無線タグの各々に対して個別に情報を書き込む書き込み手段と、前記書き込み手段により情報の書き込みがなされた後、前記複数の無線タグから一括して情報を読み出す読み出し手段と、を含む無線タグ処理装置である。
本発明の請求項1によれば、本構成を有していない場合に比較して、無線タグに対する情報の読み出し処理および書き込み処理を効率良く行うことが可能な無線タグ処理装置を提供することができる。
本発明の請求項2によれば、本構成を有していない場合に比較して、例えば電波の発信を行うアンテナの数を減らすことが可能となり無線タグ処理装置を安価に構成することができる。
本発明の請求項3によれば、発信部が複数設けられる場合に比べ、無線タグ処理装置をより安価に構成することができる。
本発明の請求項4によれば、本構成を有していない場合に比較して、通信可能エリアの移動を簡易な構成にて実現することができる。
本発明の請求項5によれば、本構成を有していない場合に比較して、例えば単一の遮蔽部材により通信可能エリアの移動が可能となり無線タグ処理装置をより安価に構成することができる。
本発明の請求項6によれば、電波発信部が複数設けられる場合に比べ、無線タグ処理装置をより安価に構成することができる。
本発明の請求項7によれば、本構成を有していない場合に比較して、情報の読み出し効率をより高めることができ全体の効率をより高めることができる。
本発明の請求項8によれば、本構成を有していない場合に比較して、例えば意図していない無線タグからの情報の読み出しをより抑制することができる。
本発明の請求項9によれば、本構成を有していない場合に比較して、例えば媒体の搬送を停止させずとも情報の読み出しが可能となり制御の簡素化を図ることが可能となる。
本発明の請求項10によれば、本構成を有していない場合に比較して、無線タグに対する情報の読み出し処理および書き込み処理を効率良く行うことが可能な無線タグ処理装置を提供することができる。
―第1の実施形態―
以下、添付図面を参照して、本発明の第1の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態における無線タグ処理システムを示した概略構成図である。
同図に示すように本システムでは、シートSに埋め込まれた複数の無線タグT(以下、「タグT」と称する)と通信を行いタグTに対して情報を書き込み(ライト)又はタグTから情報を読み出す(リード)リーダ/ライタ装置1(無線タグ処理装置の一例)、シートSの表面に画像を形成する画像形成装置2、タグTに書き込まれる情報やタグTから読み出された情報を格納するデータサーバ3が設けられている。また、情報の表示が可能な表示パネル(モニタ)4aを備え、リーダ/ライタ装置1における各種条件、画像形成装置2における画像形成条件や、タグTに書き込まれる情報などを受け付けるコントローラ4が設けられている。なお、本実施形態におけるコントローラ4は、パーソナルコンピュータ(PC)により構成されている。
まず、本システムでは、リーダ/ライタ装置1にて、工場等から配送されてきた媒体の一例としてのシートSに埋め込まれている複数のタグTの各々から、タグTが有する固有の識別情報(識別番号:ユニーク番号(UID)とも称される)(以下、本明細書では「識別情報」と称する)が読み出されるとともに、各タグTに対して情報の書き込みが行われる。次いで、シートSの表面に対し、画像形成装置2により画像形成が行われる。その後、画像の形成がなされたシートSは、ユーザ等に納品等される。
ここで、図2は、シートSを説明するための図である。
同図(a)に示すように、シートSは、矩形状に形成されたベース体Bと、このベース体Bから取り外し可能に設けられ複数のラベルL1〜L16(以下、「ラベルL」とも称する)とを備えている。
これら複数のラベルL1〜L16には、その裏面に接着剤が塗布されており、各ラベルLは、ベース体Bから取り外された後、例えば本(書籍)、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disc)に添付される。また、本実施形態における各ラベルLは、シートSの長手方向に4列、シートSの短手方向に4列で並んで配置され、即ち、4×4の格子状に配置されている。なお、本実施形態では、リーダ/ライタ装置1、画像形成装置2において、シートSは、その長手方向に沿って搬送される。このため、シートSの搬送方向との関係で捉えれば、シートSには、シート搬送方向最下流側からシート搬送方向上流側に向かって順に、ラベルL13〜L16、ラベルL9〜L12、ラベルL5〜L8、ラベルL1〜L4が設けられた状態となっている。
さらに、説明を加えれば、シートSの右上部の角部を原点Oとし、シートSの左方向にX軸をとり、下方向にY軸をとることにより設定した座標系において、各ラベルL(各タグT)は予め定められた所定の位置に配置されている。詳細には、X軸方向において、ラベルL13〜L16はAとなる位置に配置され、ラベルL9〜L12はBとなる位置に配置され、ラベルL5〜L8はCとなる位置に配置され、ラベルL1〜L4はDとなる位置に配置されている。また、Y軸方向において、ラベルL1,5,9,13は1となる位置に配置され、ラベルL2,6,10,14は2となる位置に配置され、ラベルL3,7,11,15は3となる位置に配置され、ラベルL4,8,12,16は4となる位置に配置されている。
また、本実施形態では、各ラベルLの内部にタグT1〜T16が埋め込まれている。ラベルL1を一例に説明すると、同図(b)に示すように、ラベルL1の内部にタグT1が埋め込まれている。なお、タグT1は、基本的な回路要素として、アンテナコイルTa、共振回路を構成するためのコンデンサ、および情報を記憶するためのICチップTcとを備えている。なお、コンデンサは、アンテナコイルTaに組み込まれる場合があり、また、ICチップTcに内蔵される場合がある。さらに、本実施形態では、シートSの長手方向における一側部に、タグTsが埋め込まれている。詳細は後述するが、このタグTsは、シートSを他のシートと識別するために用いられる(以下、このタグTsを「識別用タグTs」と称する)。
なお、タグTについては、従来から用いられているものを適宜使用することができ、特に限定されるものではない。なお、タグTは、他に、RFIDタグ、ICタグ、非接触データキャリア、無線ICタグ、非接触IC、非接触ICラベル、非接触ICタグ等と称される場合がある。また、本実施形態におけるタグTは、電池を備えておらず、後述するリーダ部、ライタ部からの電波で起電する所謂パッシブ型のものを用いている。但し、パッシブ型に限定されるものではなく、電池を搭載した所謂アクティブ型のタグを用いることもできる。
なお、以下の説明では、ラベルLが図書館で貸し出される本(被添付体の一例)に添付される場合を一例に説明する。但し、ラベルLの用途は、この図書館の場合だけに限られない。例えば、レンタル店におけるレンタルDVDやレンタルビデオなどに添付することができる。また、各種工場、各種店舗等において、生産管理、在庫管理などに用いることができる。
ここで、図3は、データサーバ3に格納される情報例を示している。
データサーバ3には、同図に示すように、例えば、本の収蔵先となる図書館名34、バーコード情報35、本のタイトル36、出版社37、著者38等の情報(被添付体に関する情報)が、互いに関連付けられた状態で格納されている(なお、これらの情報を以下、「詳細情報」と称する)。なお、データサーバ3には、リーダ/ライタ装置1にて各タグTから読み出された識別情報が格納される(符号32参照)。さらに、データサーバ3には、識別情報が読み出された各タグTの位置情報(位置座標)も格納される(符号33参照)。さらに、データサーバ3には、識別用タグTsから読み出され、識別用タグTsが有する識別情報(識別番号)(以下、「シート識別情報」と称する)も格納される(符号31参照)。
本実施形態では、まずリーダ/ライタ装置1にて各タグTから識別情報の読み出しが行われ、次いで各タグTに対して上記詳細情報の書き込みが行われる。ここで、図4、図5は、リーダ/ライタ装置1の概略構成を示した概略構成図である。
図4に示すように、本実施形態におけるリーダ/ライタ装置1は、装置本体部40、装置本体部40の上部に設けられ、装置本体部40に対して開閉可能に取り付けられた開閉板41を備えている。また、リーダ/ライタ装置1は、シート搬送系として、複数枚のシートSが積載可能な積載部50、積載部50に積載された複数のシートSから装置本体部40の内部に向けてシートSを一枚ずつ送り出す一対の送り出しロール51、送り出しロール51によって送り出されたシートSを搬送方向下流側に向けて更に搬送する一対の搬送ロール52を備えている。また、シート搬送系として、搬送ロール52から搬送されてきたシートSを更に搬送下流方向に向けて搬送する第1のベルトユニット53および第2のベルトユニット54、第1のベルトユニット53および第2のベルトユニット54によって搬送されてきたシートSをシートSの厚み方向に積載し収容する収容部57を備えている。なお、本実施形態では、送り出しロール51、搬送ロール52、第1のベルトユニット53、第2のベルトユニット54等が搬送手段として機能している。
さらに、本実施形態におけるリーダ/ライタ装置1は、シートSに埋め込まれた各タグTから、各タグTが有する識別情報を読み出すリード部61、シートSに埋め込まれた各タグTに対して詳細情報を書き込むライト部62、リード部61から発信された電波の遮蔽を行う遮蔽部材の一例としての遮蔽板71を備えている。なお、リード部61およびライト部62は、電波の発信や受信を行うアンテナ61a、62aを各々備えている。また、リーダ/ライタ装置1は、上記識別用タグTsからシート識別情報を読み出すシート識別情報リード部(不図示)を備えている。
また、リーダ/ライタ装置1は、シートSの搬送経路に沿って設けられ、シートSが通過する際に所定の出力を行う第1のセンサS1および第2のセンサS2を備えている。また、遮蔽板71の位置を検出する位置検出センサS3を備えている。また、リーダ/ライタ装置1は、各部(各装置)の制御を行う制御部91と、データサーバ3、コントローラ4等との間で情報のやりとりを行う送受信部92とを備えている。
ここで、第1のセンサS1は、搬送ロール52よりもシート搬送方向下流側に配置され、且つ後述するニップ部Nよりもシート搬送方向上流側に配置されている。また、第2のセンサS2は、後述するニップ部Nよりもシート搬送方向下流側に配置されている。なお、第2のセンサS2による検知結果は、シートSが装置本体部40から排出されたか否かの判断に用いられる。
ここで、第1のベルトユニット53は、無端状に形成されたベルト部材53aと、ベルト部材53aを内側から張架する第1〜第4の張架ロール53b,53c,53d,53eと、ベルト部材53aを外側から押圧しベルト部材53aに対して所定の張力を付与するテンションロール53fとを備えている。本実施形態では、第1〜第4の張架ロール53b,53c,53d,53eが互いに離れた状態で配置され、且つ、これら4本の張架ロールが矩形形状(長方形)における各頂点に配置されるように設けられている。
さらに詳細に説明すれば、第1の張架ロール53bは、第1のベルトユニット53にてシート搬送方向上流側、且つシート搬送経路側に配置され、第2の張架ロール53cは、第1のベルトユニット53にてシート搬送方向上流側、且つシート搬送経路から離れた側に配置されている。また、第3の張架ロール53dは、第1のベルトユニット53にてシート搬送方向下流側、且つシート搬送経路から離れた側に配置され、第4の張架ロール53eは、第1のベルトユニット53にてシート搬送方向下流側、且つシート搬送経路側に配置されている。本実施形態では、各張架ロール53b,53c,53d,53eがこのように配置される結果、ベルト部材53aの内側に、リード部61、ライト部62、および遮蔽板71が収容される空間が形成される。なお、本実施形態における第4の張架ロール53eは、不図示のモータから駆動力を受け、ベルト部材53aを図中矢印Aに示す方向に回転駆動させる駆動ロールとしても機能する。
第2のベルトユニット54は、第1のベルトユニット53の上方(対向位置)に配置されている。また、第2のベルトユニット54は、第1のベルトユニット53に対して押圧配置され、第1のベルトユニット53との間に、シートSが上下から挟まれながら搬送されるニップ部N(図5参照)を形成している。
第2のベルトユニット54は、無端状に形成されたベルト部材54aと、ベルト部材54aを内側から張架する第1〜第4の張架ロール54b,54c,54d,54eとを備えている。なお、本実施形態におけるベルト部材54aおよび上記ベルト部材53aは、アンテナ61a,62a等から発信される電波を遮蔽しない材質(例えば、ゴム部材)にて構成されている。
第2のベルトユニット54においても、第1〜第4の張架ロール54b,54c,54d,54eは互いに離れた状態で配置され、且つ、これら4本の張架ロールは、矩形形状(長方形)における各頂点に配置されるように設けられている。
また、上記ニップ部Nは、ベルト部材53aにおける平坦部とベルト部材54aにおける平坦部とが接触することにより形成される。このため、ニップ部Nにおける搬送路は、平坦状となる。さらに、第2のベルトユニット54は、図5に示すように、開閉板41の開閉に連動して(随伴して)、第1のベルトユニット53から離れるように移動可能に設けられている。このため、シート搬送経路の開放が可能となり、シート搬送経路にてシートSの詰まり(ジャム)などが発生した際に、詰まったシートSを簡易に取り除くことができる。
ここで、図6は、リード部61、ライト部62、および遮蔽板71を説明するための図である。なお、本図においては、シートSも併せて図示している。また、本図は、下方からリード部61、ライト部62、および遮蔽板71を見た場合の状態を示している。
リード部61は、既存の技術を用いて構成することができ、特に限定されるものではない。本実施形態におけるリード部61は、電波の発信および受信を行うアンテナ61a(発信部の一例)と、送信する情報を変調しアンテナ61aに対して出力する不図示の変調回路と、アンテナ61aにて受信した信号を復調する不図示の復調回路と、変調回路および復調回路を制御する不図示の制御部とを備えている。
ライト部62についても、既存の技術を用いて構成することができ、特に限定されるものではない。本実施形態におけるライト部62は、電波の発信および受信を行うアンテナ62a(電波発信部の一例)と、送信する情報を変調しアンテナ62aに対して出力する不図示の変調回路と、アンテナ62aにて受信した信号を復調する不図示の復調回路と、変調回路および復調回路を制御する不図示の制御部とを備えている。なお、本実施形態におけるアンテナ62aは、リード部61におけるアンテナ61aよりもシート搬送方向下流側に配置されている。また、リード部61(アンテナ61a)は、複数ではなく単一であり、また、ライト部62(アンテナ62a)も複数ではなく単一となっている。
遮蔽板71は、長方形状の薄い板で形成されるとともに、シートSの搬送経路とアンテナ61aとの間に配置されている。また、遮蔽板71は、シート搬送方向と直交する方向にその長手方向が沿うように配設されている。また、遮蔽板71は、長手方向における所定位置に、シートSにおける各ラベルL(タグT)の大きさよりもひとまわり大きく形成され、また矩形状に形成された貫通孔71aを備えている。なお、この貫通孔71aは、アンテナ61a側からシートSの搬送経路側に向かって形成されている。
さらに、遮蔽板71は、シート搬送方向に直交する方向(図中E、F方向)にスライド(移動)可能に設けられている。このようにスライド可能に配置された遮蔽板71は、モータMを備えた駆動装置80によってシート搬送方向に直交する方向にスライドする。さらに、本実施形態におけるリーダ/ライタ装置1には、遮蔽板71の位置を検出する上記位置検出センサS3が設けられている。ここで、遮蔽板71は、例えば、ステンレス、真鍮、アルミニウム、銅、金などの金属材料により構成することができる。なお、本実施形態においては、リード部61、遮蔽板71、駆動装置80などが読み出し手段の一例として機能している。また、ライト部62などが書き込み手段の一例として機能している。
ここで、リーダ/ライタ装置1等の動作について説明する。
図7は、リーダ/ライタ装置1等の動作を示したフローチャートである。
まず、制御部91は、不図示の駆動モータを回転駆動させることで、送り出しロール51、搬送ロール52、第4の張架ロール53eを回転駆動させ、積載部50に積載されたシートSの搬送を開始する。(ステップ101)。その後、制御部91は、シート識別情報リード部(不図示)を介し、識別用タグTsからシート識別情報を読み出し(ステップ102)、この読み出したシート識別情報をデータサーバ3に送信する(ステップ103)。なお、データサーバ3は、受信したシート識別情報を、1シート分の詳細情報と関連付けて格納する。
次いで、制御部91は、シートSにおけるタグTからの識別情報の読み出し、読み出した識別情報および読み出し位置に関する情報のデータサーバ3への送信を、順次実行していく(ステップ104)。
図6を用いて詳細に説明すると、まず制御部91は、貫通孔71aと、シートSの位置座標(位置情報)(X,Y)=(A,1)に相当する箇所と、が対向状態となるように、シートSの搬送を停止し、また遮蔽板71をスライドさせる。そして、搬送の停止および遮蔽板71のスライド終了後、制御部91は、リード部61を介し、タグTから識別情報を読み出す。そして、制御部91は、この読み出した識別情報と位置座標(A,1)とをデータサーバ3に送信する。なお、本実施形態では、アンテナ61aとタグTとの通信が可能となる通信可能エリアが、遮蔽板71により絞られているため、図中右上の1つのタグT(タグT13(図2参照))からのみ識別情報が読み出されることになる。
次いで、制御部91は、貫通孔71aと、シートSの位置座標(X,Y)=(A,2)に相当する箇所と、が対向状態となるように、遮蔽板71を図中F方向にスライドさせる。この結果、上記通信可能エリアも移動することになる。そして、スライド終了後、制御部91は、タグTから識別情報を読み出す。そして、読み出した識別情報と位置座標(A,2)とをデータサーバ3に送信する。その後、制御部91は、遮蔽板71をF方向に順次スライドさせ、識別情報の読み出し、識別情報および位置座標のデータサーバ3への送信を順次行う。
その後、制御部91は、貫通孔71aと、シートSの位置座標(X,Y)=(B,1)に相当する箇所と、が対向状態となるように、シートSの再搬送および搬送停止を行い、また遮蔽板71を図中E方向にスライドさせる。そして、搬送停止およびスライド終了後、制御部91は、タグTからの識別情報の読み出しを行い、読み出した識別情報および位置座標(B,1)をデータサーバ3に送信する。その後、制御部91は、貫通孔71aと、シートSの位置座標(X,Y)=(B,2)に相当する箇所と、が対向状態となるように、遮蔽板71を図中F方向にスライドさせる。スライド終了後、制御部91は、タグTから識別情報を読み出し、読み出した識別情報および位置座標(B,2)をデータサーバ3へ送信する。その後、制御部91は、遮蔽板71をF方向に順次スライドさせ、タグTからの識別情報の読み出し、読み出した識別情報および位置座標のデータサーバ3への送信を順次行う。その後、制御部91は、上記と同様の動作を繰り返し実行し、残りのタグTから識別情報の読み出し、読み出した識別情報および位置座標のデータサーバ3への送信を順次行っていく。
なお、シートSの搬送/搬送停止制御、遮蔽板71のスライド制御は既存の技術を用いて実現することができる。例えば、シートSの搬送/搬送停止制御は、例えば第1のセンサS1(図4参照)にてシートSが検知されてから所定時間経過する毎に駆動モータ(不図示)の駆動停止、駆動を実行することで行うことができる。また、シートSの搬送/搬送停止制御は、シートSやベルト部材53a,54aにマーカを付すとともにこのマーカを検知する検知部を設け、この検知部による検知結果に基づき行うことができる。また、遮蔽板71のスライド制御は、位置検出センサS3から検出結果に基づき行うことができる。
なお、上記ステップ104の処理が行われた結果、データサーバ3には、リーダ/ライタ装置1から、識別情報および位置座標が順次送信されてくる。データサーバ3は、これら送信されてくる情報を詳細情報と関連付けて順次格納していく。この結果、データサーバ3には、図8に示すように、識別情報および位置座標(位置情報)が、詳細情報と関連付けられて格納された状態となる。なお、データサーバ3には、同図に示すように、上記ステップ103の処理により送信されてきたシート識別情報も格納される。
ここで、図7に戻り、リーダ/ライタ装置1の動作について更に説明する。
ステップ104の処理が終了後、制御部91は、シートSの再搬送、搬送停止を行い、シートSをライト部62(アンテナ62a)に対向位置に配置する(ステップ105)。次いで、制御部91は、データサーバ3から、ステップ104の処理に伴いデータサーバ3に格納された識別情報、およびこの識別情報に関連付けられている詳細情報を、取得する(ステップ106)。次いで、制御部91は、取得した識別情報を用い、各タグTに対する詳細情報の書き込みを一括で実行する(ステップ107)。そして、制御部91は、ステップ107の処理を終了後、シートSの搬送を再開することでシートSを収容部57に収容し(ステップ108)、処理を終了する。
ここで、本実施形態における一括とは、各タグTに対して時間的に同時に情報を書き込むという意味でなく、識別情報の指定を順次行い各タグTに順次情報を書き込むという意味である。なお、本実施形態では、各タグTから読み出した識別情報をデータサーバ3に一旦送信し(ステップ104参照)、再度データサーバ3から識別情報を取得する(ステップ106参照)処理を一例として説明した。その他に、例えばステップ104にて読み出した識別情報をデータサーバ3に送信するとともにそのまま保持しておき、この保持した識別情報を用いて詳細情報の書き込みを行うこともできる。
次に、画像形成装置2による画像形成について説明する。
ここで本実施形態における画像形成装置2は、シートSに埋め込まれた識別用タグTsからシート識別情報を読み出すリード部(不図示)を備えている。リーダ/ライタ装置1にて処理がなされたシートSに対し画像形成を行う場合、画像形成装置2は、まずこのリード部を介し識別用タグTsからシート識別情報を読み出す。その後、画像形成装置2は、この読み出したこのシート識別情報をデータサーバ3に送信する。そして、シート識別情報を受信したデータサーバ3は、このシート識別情報に関連付けられた16件分(シート一枚分)の位置情報および詳細情報を画像形成装置2に送信する。この結果、画像形成装置2は、1シート分の位置情報および詳細情報を取得することになる。
次いで、画像形成装置2は、取得したこれらの情報をもとにシートSに対して形成する画像を生成する。より詳細には、例えば画像形成装置2は、詳細情報に含まれるバーコード情報35(図8参照)に基づきバーコードを生成するとともに、このバーコードと、バーコード情報35を数字として可視化したものと、文字列としての図書館名34とを、予め設定してある関係で配置した画像を生成し、この画像を位置情報33に対応した位置に配置する。そして、画像形成装置2は、この処理を16件分行い、全体の画像を生成する。そして、画像形成装置2は、この全体の画像を、所定位置に位置決めされているシートSに形成する。この結果、例えば、シートSのラベルL13には、「AA図書館」、「バーコード」、数字として可視化されたバーコード情報「123456789−1」が印字される。また、例えば、ラベルL1には、「CC図書館」、「バーコード」、数字として可視化されたバーコード情報「123456789−13」が印字される。
なお、本実施形態における画像形成装置2は、所謂電子写真方式を採用しており、図示しない露光装置を用いて各色の画像データに基づく静電潜像を例えば各色に対応して設けられた感光体ドラム上に形成する。その後、各色のトナーを用いて静電潜像を現像し、シートS上に転写した後に定着を施すことによって、シートS上に画像を形成する。ここで、画像形成装置2には、所謂インクジェット方式や、感熱紙を用いた方式なども採用することができる。また、本実施形態の画像形成装置2は、シート識別情報を用いることでデータサーバ3から位置情報および詳細情報を取得したが、タグT1〜タグT16の何れかから識別情報を読み取り、この識別情報をデータサーバ3に送信することで、1シート分の識別情報および位置情報を取得することもできる。
画像形成装置2にて画像形成が施された各ラベルLは、ベース体Bから取り外され、図書館にて貸し出しされる本に添付される。そして、データサーバ3内の情報を図書館における管理端末に移せば、RFIDを用いた管理システムを構築することができる。この結果、バーコード等による従来の処理に比べ、貸し出し処理、返却処理などの各種処理をスムーズに行うことができる。なお、上記では、データサーバ3の情報を管理端末に移す例を説明したが、図書館における端末からデータサーバ3にアクセスする構成を採用することもできる。また、データサーバ3自体を図書館に移すことも可能である。
なお、本実施形態では、タグTから識別情報を個別に読み出し、その後、この識別情報を用いて詳細情報を一括で書き込む処理を説明した。その他に、まずタグTに対して個別に詳細情報を書き込み、その後、タグTから、書き込んだ詳細情報と識別情報とを一括で読み出すという処理も行うことができる。即ち、本実施形態におけるリード部61をライト部に置き換え、ライト部62をリード部に置き換える。そしてシート搬送方向上流側にて各々のタグTに詳細情報の書き込みを個別に行い、シート搬送方向下流側にて書き込んだ詳細情報と識別情報とを一括で読み出すという処理も行うことができる。
さらに、本実施形態では、リーダ/ライタ装置1にて識別情報の読み出し及び詳細情報の書き込みを行った後、画像形成装置2にてシートSに対し画像形成を行った。その他に、例えば、リーダ/ライタ装置1にて識別情報の読み出しをまず行い、次いで画像形成装置2にて画像形成を行う。その後、リーダ/ライタ装置1(他の装置でも良い)にて詳細情報の書き込みを行う、という処理を行ってもよい。他に、例えば、画像形成装置2にてまず画像形成を行い、その後、リーダ/ライタ装置1にて識別情報の読み出し及び詳細情報の書き込みを行うこともできる。
―第2の実施形態―
次に、第2の実施形態について説明する。
図9は、第2の実施形態におけるリード部およびライト部を示したものである。ここで、図9(a)は平面図を示し、図9(b)は側面図を示している。なお、これらの図においては、シートSも併せて図示している。また、図9(b)においては、ベルト部材53a,54aも併せて図示している。
図9(a)に示すように、本実施形態におけるシートSには、タグT1〜タグT8の8つのタグTが所定の配置関係で配置された状態となっている。なお、タグT1〜T4はシート搬送方向上流側に配置され、タグT5〜T8はシート搬送方向下流側に配置されている。また、タグT1〜T4およびタグT5〜T8は、シート搬送方向に直交する方向に並んで配置されている。
また、本実施形態では、シート搬送方向に直交する方向に、複数のリード部63〜66が並んで配置されている。そして、リード部63〜66の各々は、読み出し部として機能するアンテナ63a〜66aを備えている。なお、アンテナ63a〜66aは、タグT1〜T4(タグT5〜T8)の配置関係に対応して設けられている。また、アンテナ63a〜66aの各々は、矩形状に形成されるとともに、その長手方向がシートSの搬送方向に沿うように設けられている。また、アンテナ63a〜66aの各々は、シート搬送方向において、各タグTの大きさ(長さ)よりも大きく(長く)形成されている。
さらに、本実施形態では、リード部63〜66よりもシート搬送方向下流側に、アンテナ67aを備えたライト部67が設けられている。
また、本実施形態では、アンテナ63a〜66aの各々から発信される電波の干渉を抑制する抑制手段の一例としての抑制ユニット72が設けられている。この抑制ユニット72は、互いに対向配置され、且つシート搬送方向に直交する方向に沿って配置された第1の側壁72a、第2の側壁72bを備えている。また、抑制ユニット72は、互いに対向配置され、且つシート搬送方向に沿って配置された第3の側壁72c、第4の側壁72dを備えている。また、抑制ユニット72は、シート搬送経路から離れた側に底部72eを備えている。
この結果、本実施形態における抑制ユニット72は、シート搬送経路側に開口部を備えた箱状体として形成されている。さらに、抑制ユニット72は、内部の空間を、シート搬送方向と直交する方向において4つに仕切る第1の仕切壁72f、第2の仕切壁72g、第3の仕切壁72hを備えている。この結果、本実施形態における抑制ユニット72は、シート搬送経路側に設けられた開口部を除き閉塞された4つの閉塞空間H1〜H4が設けられた状態となっている。そして、上記アンテナ63a〜66aは、この閉塞空間H1〜H4の各々に収容された状態となっている。
ここで、図10は、リード部63〜66、ライト部67の動作を説明するための図である。本実施形態にてシートSの搬送が開始されると、同図(a)に示すように、まず搬送方向下流側に配置された4つのタグT5〜T8が、対応するアンテナ63a〜66a(図9参照)の対向位置に進入する。換言すれば、まず搬送方向下流側に配置された4つのタグT5〜T8が、電波の照射領域(通信可能エリア)に到達する。そして、本実施形態では、この状態にて、各タグT5〜T8の各々から個別に識別情報が読み出される。なお、本実施形態では、各タグT5〜T8から同時に識別情報を読み出すことが可能である。
そして、シートSの搬送が更に行われると、同図(b)に示すように、搬送方向に上流側に位置する4つのタグT1〜T4が、対応するアンテナ63a〜66aの対向位置に進入する。そして、この4つのタグT1〜T4の各々から識別情報が個別に読み出される。
その後、シートSの搬送が更に行われると、全てのタグT1〜T8がライト部67におけるアンテナ67aの対向位置に進入する(同図(c)参照)。そして、本実施形態では、この状態にて各タグTに対して一括で詳細情報の書き込みが行われる。
本実施形態では、アンテナ63a〜66aの各々は、シートSの搬送方向に沿うように設けられている。また、アンテナ63a〜66aの各々は、シートSの搬送方向において、各タグTの大きさ(長さ)よりも大きく(長く)形成されている。このため、シートSの搬送を停止させずとも、各タグTからの識別情報の読み出しを行うことができる。また、本実施形態のように、アンテナ67aを、シートSにおける全てのタグTと対向できるような大きさとすれば、電波の到達可能範囲も拡がるため、シートSの搬送を停止させずともタグTに対する詳細情報の書き込みを行うことができる。
本実施形態の場合、シートSの搬送停止、搬送再開動作が不要となり、制御の簡素化を図ることができる。また、搬送停止、搬送再開動作を行うと、シートSの姿勢が乱れ、例えば、タグTとアンテナ67aとの位置ずれが生じるおそれがある。また、収容部57(図4参照)におけるシートSの収容性が悪化するおそれがある。しかしながら、本実施形態の場合、搬送停止動作を行わないでもよいためこのような位置ずれを抑制でき、また、収容部57におけるシートSの収容性を良好なものとすることができる。
本実施形態における無線タグ処理システムを示した概略構成図である。 シートを説明するための図である。 データサーバに格納される情報例を示している。 リーダ/ライタ装置の概略構成を示した概略構成図である。 リーダ/ライタ装置の概略構成を示した概略構成図である。 リード部、ライト部、および遮蔽板を説明するための図である。 リーダ/ライタ装置等の動作を示したフローチャートである。 データサーバに格納される情報例を示している。 第2の実施形態におけるリード部およびライト部を示したものである。 リード部、ライト部の動作を説明するための図である。
符号の説明
1…リーダ/ライタ装置、51…送り出しロール、52…搬送ロール、53…第1のベルトユニット、54…第2のベルトユニット、61…リード部、62…ライト部、61a,62a,63a〜66a…アンテナ、71…遮蔽板、71a…貫通孔、80…駆動装置、T…無線タグ、S…シート

Claims (10)

  1. 複数の無線タグが配置された媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記媒体の前記複数の無線タグの各々から個別に情報を読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段により情報の読み出しがなされた後、前記複数の無線タグに対して一括で情報を書き込む書き込み手段と、
    を含む無線タグ処理装置。
  2. 前記読み出し手段は、電波を発信し前記無線タグと通信を行うことで当該無線タグから情報の読み出しを行い、当該無線タグとの通信が可能となる通信可能エリアを順次移動させることで前記複数の無線タグの各々から個別に情報を読み出すことを特徴とする請求項1記載の無線タグ処理装置。
  3. 前記読み出し手段は、単一の発信部から前記電波の発信を行うことを特徴とする請求項2記載の無線タグ処理装置。
  4. 前記読み出し手段は、前記電波の発信を行う発信部と、移動可能に設けられ当該発信部から発信される電波の遮蔽を行う遮蔽部材とを備え、当該遮蔽部材を移動させることで前記通信可能エリアを順次移動させることを特徴とする請求項2記載の無線タグ処理装置。
  5. 前記読み出し手段は、前記発信部側から前記媒体の搬送経路側に向かって形成された貫通孔を備えた前記遮蔽部材を移動させることで前記通信可能エリアを順次移動させることを特徴とする請求項4記載の無線タグ処理装置。
  6. 前記書き込み手段は、単一の電波発信部から電波を発信することで前記複数の無線タグに対して一括で情報を書き込むことを特徴とする請求項1記載の無線タグ処理装置。
  7. 前記読み出し手段は、前記複数の無線タグの各々から同時に情報が読み出されるように配置された複数の読み出し部を備え、当該複数の読み出し部を用いて前記複数の無線タグの各々から個別に情報を読み出すことを特徴とする請求項1記載の無線タグ処理装置。
  8. 前記読み出し手段は、前記複数の読み出し部の各々から電波を発信することで前記複数の無線タグの各々から個別に情報を読み出し、
    前記複数の読み出し部の各々から発信される電波の干渉を抑制する抑制手段を更に備えることを特徴とする請求項7記載の無線タグ処理装置。
  9. 前記複数の読み出し部の各々は、前記媒体の搬送方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項7記載の無線タグ処理装置。
  10. 複数の無線タグが配置された媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記媒体の前記複数の無線タグの各々に対して個別に情報を書き込む書き込み手段と、
    前記書き込み手段により情報の書き込みがなされた後、前記複数の無線タグから一括して情報を読み出す読み出し手段と、
    を含む無線タグ処理装置。
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