JP2009068861A - 移動距離に応じて変化する変化量を算出する変化量算出システム、携帯端末装置および情報配信サーバならびに変化量算出方法 - Google Patents

移動距離に応じて変化する変化量を算出する変化量算出システム、携帯端末装置および情報配信サーバならびに変化量算出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】変化量を算出するために必要なパラメータを意識することなくユーザの携帯端末装置において移動距離から変化量を算出できるようにする。
【解決手段】情報配信サーバ30は、変化量を算出するための変化量を算出するためのパラメータであって、少なくとも環境によって変化するパラメータを設定するパラメータ設定手段32を備え、パラメータ設定手段32が設定したパラメータを携帯端末装置20に配信し、携帯端末装置20は、所定の時間間隔で当該携帯端末装置20の現在位置を測位するGPS受信手段22と、現在位置の履歴に基づいて移動距離を算出する距離算出手段25と、携帯端末装置20において設定された変化量を算出する変化量算出手段26とを備え、変化量算出手段26は、距離算出手段25が算出した移動距離と、情報配信サーバ30から配信されたパラメータとに基づいて変化量を算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、GPS受信手段を有する携帯端末装置を用いて所定の時間間隔で現在位置を測位して移動距離を算出し、移動距離に応じて変化する変化量、例えば、携帯端末装置を保持して移動するユーザの運動量や消費カロリー、あるいは、自動車の排気ガス量や燃料コストなどの変化量を算出する移動距離に応じて変化する変化量を算出するための携帯端末装置を用いた変化量算出システムに関するものである。
本発明は、上記のような変化量算出システムにおいて、特に、移動距離に応じた変化量を算出する際に、環境により変化するパラメータや当該パラメータを適用して算出した基本計算単位量を情報配信サーバからダウンロードするようになした変化量算出システム、携帯端末装置、情報配信サーバ、変化量算出方法に関するものである。
従来から、地図データ、道路データを用いて、所望の出発地から目的地までの経路を探索してユーザを案内するナビゲーション装置、ナビゲーションシステムが知られている。このようなナビゲーション装置、ナビゲーションシステムとしては、自動車に搭載して運転者に経路を案内するカーナビゲーション装置、携帯電話をナビゲーション端末として利用して経路探索サーバに経路探索要求を送り、その結果を受信して経路案内を受ける通信型のナビゲーションシステムなどが実用化されている。
特に、通信型のナビゲーションシステムは、携帯電話などの携帯端末をナビゲーション端末として利用したシステムであって、歩行者用のナビゲーションシステムとしても用いられるものである。歩行者用のナビゲーションシステムとしては、交通機関を含めた経路案内機能を付加することが好ましく、徒歩経路の探索と案内に加えて、経路探索サーバに交通機関の路線や運行時刻データを蓄積し、所望の出発駅から所望の目的駅までの経路(乗車候補列車)を、徒歩経路の探索と案内に加えて案内する機能を有するナビゲーションシステムも存在する。また、徒歩経路の経路探索を伴わずに情報配信サーバから交通機関の路線や時刻表、乗車可能な列車などの情報の配信を受けて表示する交通案内システムも存在する。
一般的なナビゲーション装置、通信型のナビゲーションシステムに使用される経路探索装置、経路探索方法は、例えば、下記の特許文献1(特開2001−165681号公報)に開示されている。このナビゲーションシステムは、携帯ナビゲーション端末から出発地と目的地の情報を情報配信サーバに送り、情報配信サーバで道路網や交通網のデータから探索条件に合致した経路を探索して案内するように構成されている。探索条件としては、出発地から目的地までの移動手段、例えば、徒歩、自動車、鉄道と徒歩の併用などがあり、これを探索条件の1つとして経路探索する。
情報配信サーバは、地図データの道路(経路)をその結節点、屈曲点の位置をノードとし、各ノードを結ぶ経路をリンクとし、全てのリンクのコスト情報(距離や所要時間)をデータベースとして備えている。そして、情報配信サーバは、データベースを参照して、出発地のノードから目的地のノードに至るリンクを順次探索し、リンクのコスト情報が最小となるノード、リンクをたどって案内経路とすることによって最短の経路を携帯ナビゲーション端末に案内することができる。このような経路探索の手法としてはラベル確定法あるいはダイクストラ法と言われる手法が用いられる。上記特許文献1には、このダイクストラ法を用いた経路探索方法も開示されている。
通信型のナビゲーションシステムに用いられる携帯端末装置(移動端末装置)は、GPS受信手段を備え、所定の時間間隔で現在位置を測位する。現在位置履歴から移動距離を算出することができる。移動距離を算出することにより、移動距離に応じて変化する変化量、例えば、移動端末装置を保持して移動するユーザの運動量や消費カロリー、あるいは、自動車の排気ガス量や燃料コストなどの変化量を算出することができる。
最近では、人々の健康維持や健康増進に関する意識が高まっており、消費カロリーをもとにダイエットや運動負荷に留意する人々が増えている。このため、ユーザが携帯する機器に歩行距離を測定したり、歩行距離に基づいて体脂肪率を算出したりする機能を付加した携帯機器も提案されている。
例えば、下記の特許文献2(特開2002−095637号公報)には、携帯電話などの携帯型電子機器に歩行距離測定部と体脂肪測定部とを設けた携帯端末の発明が開示されている。このような携帯端末を所持して歩行すると、そのユーザは、歩行距離を測定したり、歩行期間後の体脂肪率を測定したりするための機器を持ち歩くことなく、歩行による距離や体脂肪率を容易に確認することができる。
また、下記の特許文献3(特開平8−336512号公報)には、被測定者の運動による消費カロリーを精度良く計測できると共に移動速度、移動距離、歩数及び標高、標高差、時刻も計測できる消費カロリー計の発明が開示されている。この消費カロリー計は、GPS(汎地球測位システム)受信部で検出した被測定者の位置情報を演算部に入力し、演算部において前記位置情報から消費カロリを計算すると共に、移動速度、移動距離、時刻、歩数を計算し、演算部で計算された結果を液晶よりなる表示部に表示するように構成したものである。
また、ナビゲーションサービスを受けることのできる機能を有する携帯端末装置を助手席で操作して運転者の運転操作をサポートする利用方法が採られる場合もある。最近では環境に対して配慮するユーザも増えており、車両の移動距離が算出できれば、車両の排気ガス量や燃料コストなどの変化量を算出することができる。各車両の排気ガス量を収集すれば、大気汚染を予防するための車両規制を行うこともできる。
ところで、移動距離から人の運動量や消費カロリーあるいは車両の排気ガス量や燃料コストなどの変化量を算出する場合、環境によって変化するパラメータを考慮する必要がある。下記の特許文献4(特開2002−306660号公報)には、環境によって変化するパラメータを考慮して消費カロリーを算出するモバイル運動量推定システムの発明が開示されている。
このモバイル運動量推定システムは、GPS受信部で受信されるGPS信号に基づき、ユーザの現在位置を取得する。そして、ユーザの現在位置を行動類型マップに照らし合わせ、現在位置が運動エリア内か非運動エリア内かを判断し、運動エリア内であれば移動速度等に基づいて運動量(移動距離や消費カロリー等)を算出し表示部に表示出力するように構成したものであり、ユーザの行動態様に加え、性別、体重、荷物の重さ、移動速度、移動高度差、気温、湿度等の各種パラメータを考慮してエネルギー消費量を算出し、より確からしい推定エネルギー消費量を算出可能であることが開示されている。
特開2001−165681号公報 特開2002−095637号公報 特開平8−336512号公報 特開2002−306660号公報
ところで、携帯型の端末装置は身体に装着したり、衣服のポケットに入れたり、車両に搭載したりして可搬(移動)するものであるから、装置の大きさに一定の制約があり、また、制御や演算機能を司るマイクロプロセッサの処理能力も比較的小さいものが用いられる。
前述したように、GPS受信手段を有する携帯端末装置(移動端末装置)を用いて所定の時間間隔で現在位置を測位して移動距離を算出し、移動距離に応じて変化する変化量、例えば、携帯端末装置を保持して移動するユーザの運動量や消費カロリー、あるいは、自動車の排気ガス量(CO排出量)や燃料コストなどの変化量を算出する移動距離に応じて変化する変化量を算出する場合、環境に応じて変化するパラメータを考慮して、より精度よく算出できることが好ましい。
上記特許文献3に開示された携帯端末では、歩数を求める場合には移動距離を歩幅で除している。歩幅は携帯端末に入力することになっている。また消費カロリー計算のためのパラメータも携帯端末が記憶している。ところで、消費カロリー計算のためのパラメータには変化するものがある。たとえば、上記特許文献4にあるように気温も考慮して消費カロリーを求めることがある。この気温は変化する値なので、携帯端末にセンサーを設けるか入力する必要があるという問題点がある。
また、携帯端末で車両の移動距離に応じてCO排出量やガソリン代など移動距離に応じて変化する変化量を算出して表示することを考えた場合、これらの変化量には車種依存データやガソリン価格データがパラメータとして必要になるので、ユーザが知らないデータがあると携帯端末に入力できないという不都合が生じる。
本願の発明者は、上記の問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、通信型のシステムにおいては、サーバを用いて携帯端末装置に種々のデータをダウンロードすることが可能である点に着目し、移動距離に応じた変化量を算出する際に、環境により変化するパラメータや当該パラメータを適用して算出した基本計算単位量を情報配信サーバからダウンロードするようになせば、上記の問題点を解消し得ることに想到して本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は上記の問題点を解消することを課題とし、移動距離に応じて変化する各種の変化量を算出する変化量算出システムにおいて、ユーザが変化量を算出するために必要なパラメータを意識することなくユーザの携帯端末装置において移動距離から変化量を算出できるようにした変化量算出システムを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる発明は、
携帯端末装置を用いて当該携帯端末装置の移動距離を算出し、移動距離に応じて変化する変化量を算出する変化量算出システムにおいて、
前記変化量算出システムは、ネットワークを介して前記携帯端末装置に情報を配信する情報配信サーバを有し、
前記情報配信サーバは、前記変化量を算出するためのパラメータであって、少なくとも環境によって変化するパラメータを設定するパラメータ設定手段を備え、前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信し、
前記携帯端末装置は、所定の時間間隔で当該携帯端末装置の現在位置を測位するGPS受信手段と、前記現在位置の履歴に基づいて移動距離を算出する距離算出手段と、前記携帯端末装置において設定された変化量を算出する変化量算出手段と、を備え、前記変化量算出手段は、前記距離算出手段が算出した移動距離と、前記情報配信サーバから配信されたパラメータとに基づいて前記変化量を算出することを特徴とする。
本願の請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる変化量算出システムにおいて、前記情報配信サーバは、経路探索用ネットワークデータベースを備え、前記携帯端末装置が設定した出発地から目的地までの案内経路を探索し、該案内経路のデータとともに前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信することを特徴とする。
本願の請求項3にかかる発明は、請求項1にかかる変化量算出システムにおいて、前記情報配信サーバは、基本計算単位量設定手段を備え、該基本計算単位量設定手段は、前記パラメータ設定手段が設定した複数のパラメータに基づいて、基本計算単位量を設定し、前記パラメータとして前記携帯端末装置に配信することを特徴とする。
また、本願の請求項4にかかる発明は、
ネットワークを介して前記携帯端末装置に情報を配信する情報配信サーバを有し、携帯端末装置を用いて当該携帯端末装置の移動距離を算出し、移動距離に応じて変化する変化量を算出する変化量算出システムを構成する携帯端末装置において、
前記情報配信サーバは、前記変化量を算出するためのパラメータであって、少なくとも環境によって変化するパラメータを設定するパラメータ設定手段を備え、前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信し、
前記携帯端末装置は、所定の時間間隔で当該携帯端末装置の現在位置を測位するGPS受信手段と、前記現在位置の履歴に基づいて移動距離を算出する距離算出手段と、前記携帯端末装置において設定された変化量を算出する変化量算出手段と、を備え、前記変化量算出手段は、前記距離算出手段が算出した移動距離と、前記情報配信サーバから配信されたパラメータとに基づいて前記変化量を算出することを特徴とする移動距離に応じて変化する変化量を算出することを特徴とする。
本願の請求項5にかかる発明は、請求項4にかかる携帯端末装置において、前記情報配信サーバは、経路探索用ネットワークデータベースを備え、前記携帯端末装置が設定した出発地から目的地までの案内経路を探索し、該案内経路のデータとともに前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信し、
前記変化量算出手段は、前記距離算出手段が算出した移動距離と、前記情報配信サーバから配信されたパラメータとに基づいて前記変化量を算出することを特徴とする。
本願の請求項6にかかる発明は、請求項4にかかる携帯端末装置において、前記情報配信サーバは、基本計算単位量設定手段を備え、該基本計算単位量設定手段は、前記パラメータ設定手段が設定した複数のパラメータに基づいて、基本計算単位量を設定し、前記パラメータとして前記携帯端末装置に配信し、
前記変化量算出手段は、前記距離算出手段が算出した移動距離と、前記情報配信サーバから配信されたパラメータとに基づいて前記変化量を算出することを特徴とする。
また、本願の請求項7にかかる発明は、
ネットワークを介して前記携帯端末装置に情報を配信する情報配信サーバを有し、携帯端末装置を用いて当該携帯端末装置の移動距離を算出し、移動距離に応じて変化する変化量を算出する変化量算出システムを構成する情報配信サーバにおいて、
前記携帯端末装置は、所定の時間間隔で当該携帯端末装置の現在位置を測位するGPS受信手段と、前記現在位置の履歴に基づいて移動距離を算出する距離算出手段と、前記携帯端末装置において設定された変化量を算出する変化量算出手段と、を備え、前記変化量算出手段は、前記距離算出手段が算出した移動距離と、前記情報配信サーバから配信されたパラメータとに基づいて前記変化量を算出することを特徴とする移動距離に応じて変化する変化量を算出し、
前記情報配信サーバは、前記変化量を算出するためのパラメータであって、少なくとも環境によって変化するパラメータを設定するパラメータ設定手段を備え、前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信することを特徴とする。
本願の請求項8にかかる発明は、請求項7にかかる情報配信サーバにおいて、前記情報配信サーバは、経路探索用ネットワークデータベースを備え、前記携帯端末装置が設定した出発地から目的地までの案内経路を探索し、該案内経路のデータとともに前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信することを特徴とする。
本願の請求項9にかかる発明は、請求項7にかかる情報配信サーバにおいて、前記情報配信サーバは、基本計算単位量設定手段を備え、該基本計算単位量設定手段は、前記パラメータ設定手段が設定した複数のパラメータに基づいて、基本計算単位量を設定し、前記パラメータとして前記携帯端末装置に配信することを特徴とする。
また、本願の請求項10にかかる発明は、
携帯端末装置を用いて当該携帯端末装置の移動距離を算出し、移動距離に応じて変化する変化量を算出する変化量算出システムにおける変化量算出方法において、
前記変化量算出システムは、ネットワークを介して前記携帯端末装置に情報を配信する情報配信サーバを有し、
前記情報配信サーバは、前記変化量を算出するためのパラメータであって、少なくとも環境によって変化するパラメータを設定するパラメータ設定手段を備え、前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信するパラメータ配信ステップと、
前記携帯端末装置は、所定の時間間隔で当該携帯端末装置の現在位置を測位するGPS受信手段と、前記現在位置の履歴に基づいて移動距離を算出する距離算出手段と、前記携帯端末装置において設定された変化量を算出する変化量算出手段と、を備え、前記変化量算出手段が前記距離算出手段が算出した移動距離と、前記情報配信サーバから配信されたパラメータと、に基づいて前記変化量を算出する変化量算出ステップと、を有することを特徴とする。
本願の請求項11にかかる発明は、請求項10にかかる変化量算出方法において、前記情報配信サーバは、経路探索用ネットワークデータベースを備え、前記携帯端末装置が設定した出発地から目的地までの案内経路を探索し、前記配信ステップは、該案内経路のデータとともに前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信する処理を含むことを特徴とする。
本願の請求項12にかかる発明は、請求項10にかかる変化量算出方法において、前記情報配信サーバは、基本計算単位量設定手段を備え、該基本計算単位量設定手段は、前記パラメータ設定手段が設定した複数のパラメータに基づいて、基本計算単位量を設定し、前記配信ステップは前記パラメータとして前記携帯端末装置に配信することを特徴とする。
請求項1にかかる発明においては、情報配信サーバは、前記変化量を算出するためのパラメータであって、少なくとも環境によって変化するパラメータを設定するパラメータ設定手段を備え、前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信し、前記携帯端末装置は、所定の時間間隔で当該携帯端末装置の現在位置を測位するGPS受信手段と、前記現在位置の履歴に基づいて移動距離を算出する距離算出手段と、前記携帯端末装置において設定された変化量を算出する変化量算出手段と、を備え、前記変化量算出手段は、前記距離算出手段が算出した移動距離と、前記情報配信サーバから配信されたパラメータとに基づいて前記変化量を算出することを特徴とする。
このような構成によれば、ユーザは変化量を算出するためのパラメータを意識することなく、携帯端末装置を保持して移動中に移動距離に応じて変化する運動量や消費カロリー、あるいは、自動車のCO排出量(炭酸ガス排出量)や燃料コストなどの変化量を算出することができ、健康維持や健康増進に向けた行動への動機付けを得ることができ、あるいは、CO排出量を知り、環境維持に対する関心を高めたり、燃料コストを考慮したりすることができるようになる。
請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる変化量算出システムにおいて、前記情報配信サーバは、経路探索用ネットワークデータベースを備え、前記携帯端末装置が設定した出発地から目的地までの案内経路を探索し、該案内経路のデータとともに前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信することを特徴とする。
このような構成によれば、ユーザは変化量を算出するためのパラメータを意識することなく、出発地から目的地までの経路探索を経路探索サーバに要求し、サーバから取得した案内経路を移動中に移動距離に応じて変化する運動量や消費カロリー、あるいは、自動車のCO排出量や燃料コストなどの変化量をしることができるようになる。
請求項3にかかる発明は、請求項1にかかる変化量算出システムにおいて、前記情報配信サーバは、基本計算単位量設定手段を備え、該基本計算単位量設定手段は、前記パラメータ設定手段が設定した複数のパラメータに基づいて、基本計算単位量を設定し、前記パラメータとして前記携帯端末装置に配信する。
このような構成によれば、複数のパラメータに基づいて設定された基本計算単位量をパラメータとして配信するから、この基本計算単位量と移動距離とを演算することにより簡単に消費カロリーなどの変化量を算出することができるようになる。このような方法は変化量を算出するために多くのパラメータを必要とする場合に有効である。
また、請求項4ないし請求項6にかかる発明においては、それぞれ請求項1ないし請求項3にかかる変化量算出システムを構成する携帯端末装置を提供することができるようになる。請求項7ないし請求項9にかかる発明においては、それぞれ請求項1ないし請求項3にかかる変化量算出システムを構成する情報配信サーバを提供することができるようになる。また、請求項10ないし請求項12にかかる発明においては、それぞれ請求項1ないし請求項3にかかる変化量算出システムにおける変化量算出方法を提供することができるようになる。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための変化量算出システムを例示するものであって、本発明をこの変化量算出システムに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の変化量算出システムにも等しく適用し得るものである。
図1は、本発明の実施例1にかかる変化量算出システムの構成を示システム図である。本実施例の変化量算出システムはナビゲーションシステムの機能の一部として、移動距離に応じて変化する変化量を算出する機能を有するシステムである。
図1に示すようにナビゲーションシステム10は、ネットワーク12を介して接続される携帯端末装置20と経路探索サーバ30を備えて構成されている。このナビゲーションシステム10は、各種カテゴリに属するPOI(Point of Interest:興味対象場所)の所在地やサービス内容、広告などの詳細情報を提供するPOI情報配信サーバ50、音楽や各種画像などのコンテンツその他の情報を提供する各種の情報配信サーバ51などを備えて構成されている。
経路探索サーバ30はPOI情報配信サーバ50や他の情報配信サーバ51からネットワーク12を経由して必要なデータを取得して自身のデータベースに追加することができる。また、同様にしてPOI情報配信サーバ50や他の情報配信サーバ51に検索要求を送信して所望の検索結果を取得することもできる。
本発明にかかるナビゲーションシステム10は、上記の構成に限られるものではなく、経路探索サーバ30はナビゲーションサービス機能とともにPOI所在場所の地図を配信する地図配信サーバの機能を有していてもよい。また、携帯端末装置20も携帯電話を用いることができ、またPDAや音楽プレイヤーや携帯ゲーム機などの携帯機器、あるいは、パーソナルコンピュータ(PC)であってもよい。
図1に示す経路探索サーバ30は、地図データベース34、経路探索用ネットワークデータベース35、POI情報データベース36を備え、携帯端末装置20から経路探索要求があると、経路探索用ネットワークデータベース35を参照して経路探索する。そして経路探索の結果により得た案内経路(推奨経路)を携帯端末装置20に送信する一般的なナビゲーション機能を有している。また、携帯端末装置20からPOIのカテゴリを指定してPOI検索要求があると、POI情報データベース36を参照して該当するPOIを検索し、携帯端末装置20から所望の地点やPOIを指定して地図データの取得要求があると、地図データベース34を参照して該当する地図データを読み出して携帯端末装置20に配信する。
携帯端末装置20は、GPS受信手段などの測位手段を備え、所定の時間間隔で携帯端末装置20の現在位置を測位し、その位置履歴に基づいて移動距離を算出し、移動距離に応じて変化する変化量を算出する。移動距離に応じて変化する変化量とは、例えば、移動端末装置を保持して移動するユーザの運動量や消費カロリー、あるいは、自動車のCO排出量や燃料コストなどである。
このような変化量を算出するためには、移動距離に所定のパラメータを演算して変化量を求める。パラメータは特定の係数など固定的な数値や環境などにより固定できない数値がある。例えば、移動距離に応じて変化する変化量として消費カロリーを算出する場合、消費カロリーは温度や湿度により変化するものであり、温度や湿度は天候などの環境により変化するものであるから固定的な係数として設定することはできない。
同様に自動車のCO排出量や燃料コストなどを変化量として算出する場合、排気ガス量やガソリン消費量もまた大気中の酸素量に依存するから天候に左右される。また、これらの変化量は自動車の車種によっても異なる。従って、これらのパラメータも固定的な係数として設定することはできない。
これらのパラメータを携帯端末装置20に設定するためには、携帯端末装置20に天候など環境状態の測定を行う測定手段を設ける必要があるが、このような測定手段を携帯端末装置20に設ける方法はコスト増や装置の大型化を招き現実的でない。ユーザがこれらのパラメータを携帯端末装置20に入力する方法が考えられるが、ユーザがパラメータを知らない場合には無意味であり、この方法もまた現実的でない。
本実施例のナビゲーションシステム10においては、携帯端末装置20は前述のようなパラメータを持たず、経路探索サーバ30からパラメータの配信を受けて移動距離と当該経路探索サーバ30から配信されたパラメータに基づいて変化量を算出する。
このように構成すれば、携帯端末装置20のユーザは、携帯端末装置20を保持して移動中に移動距離に応じて変化する運動量や消費カロリー、あるいは、自動車のCO排出量や燃料コストなどの変化量を算出することができ、健康維持や健康増進に向けた行動への動機付けを得ることができ、あるいは、CO排出量を知り、環境維持に対する関心を高めたり、燃料コストを考慮したりすることができるようになる。
なお、経路探索サーバ30が携帯端末装置20に配信するパラメータとしては単一のパラメータを示す係数などの値の他、複数のパラメータに基づいて算出した基本計算単位量を示す数値を用いることもできる。このようにすれば、携帯端末装置20が変化量を算出する際、移動距離に当該基本計算単位量を演算する単純な計算処理によって変化量を算出することができるようになる。
以下、具体例に基づいて本発明の実施例1にかかるナビゲーションシステム10を説明するが、その前に本発明にかかるナビゲーションシステム10の詳細な構成を説明する。図2は、図1のナビゲーションシステム10の詳細な構成を示す図である。携帯端末装置20は、ナビゲーションサービスを受けることができる端末であり、制御手段201、通信手段21、GPS受信手段22、処理要求手段23、データ記憶手段24、距離算出手段25、変化量算出手段26、表示手段27、操作入力手段28を備えて構成されている。
一方、経路探索サーバ30は、制御手段301、通信手段31、パラメータ設定手段32、ページ情報配信手段33、地図データベース34、経路探索用ネットワークデータベース35、POI情報データベース36、処理要求記憶手段38、経路探索手段39を備えて構成されている。携帯端末装置20から経路探索サーバに送信される各種の処理要求は、携帯端末装置20ごとに処理要求記憶手段38に記憶される。
経路探索サーバ30において、制御手段301は、図示してはいないがRAM、ROM、プロセッサを有するマイクロプロセッサであり、ROMに格納された制御プログラムにより各部の動作を制御する。通信手段31はネットワーク12を介して携帯端末装置20などと通信データを送受信するための通信インターフェースである。
パラメータ設定手段32は各種の情報配信サーバ51から気象情報など変化量を算出するための変化するパラメータの要因となる情報を収集、解析してパラメータを設定する。例えば、気象情報から温度や湿度、大気中の酸素量などに基づき、運動量や消費カロリーを算出するためのパラメータ、CO排出量やガソリン消費量を算出するためのパラメータを設定する。また、情報配信サーバ51から各自動車メーカの車種ごとのCO排出量や燃費のデータを収集し、パラメータを設定する。
ページ情報配信手段33は、携帯端末装置20に対して提供するブラウザ画面やブラウザ画面を通じて提供される地図、経路、ガイダンスなどのページ配信データ(HTMLデータ)を編集し、処理要求があった携帯端末装置20に配信する。パラメータ設定手段32が設定したパラメータは、携帯端末装置20に配信されるパラメータは当然ながら携帯端末装置20からの処理要求に含まれる変化量の種別に応じて当該変化量の算出に必要なものが選択される。
経路探索手段39は、携帯端末装置20から経路探索要求があると、経路探索用ネットワークデータベース35を参照して経路探索する。そして経路探索の結果により得た案内経路(推奨経路)を携帯端末装置20に送信する。また、携帯端末装置20から所望の地点やPOIを指定して地図データの取得要求があると、地図データベース34を参照して該当する地図データを読み出して携帯端末装置20に配信する。
携帯端末装置20において、制御手段201は、図示してはいないがRAM、ROM、プロセッサを有するマイクロプロセッサであり、ROMに格納された制御プログラムにより各部の動作を制御する。通信手段21はネットワーク12を介して経路探索サーバ30などと通信データを送受信するための通信インターフェースである。
GPS受信手段22はGPS衛星からの信号を受信して現在位置を緯度・経度で算出する。操作入力手段28は、キー、ダイヤル等からなり、携帯端末装置20を操作するための入力を行い、また、出発地、目的地などの入力機能としても用いられる。表示手段27は液晶表示パネル等からなり、経路探索サーバ30から配信(送信)された案内経路や推奨経路あるいは地図の表示に使用されるものである。また、表示手段27はメニュー画面を表示し携帯端末装置20を操作するための入力手段としても機能する。
距離算出手段25は、GPS受信手段22で測位した現在位置の履歴から、携帯端末装置20の移動距離を算出する。通常のナビゲーションシステムでは、GPS受信手段22で測位した携帯端末装置20の現在位置には誤差が含まれるため、マップマッチングやルートマッチングの手法を用いて道路、案内経路に補正される。移動距離の算出にあたっては、マッチング処理した結果を用いてもよく、後述する例のようにマッチング処理の結果によらず、GPS受信手段22で測位した現在位置の履歴のみから算出してもよい。
変化量算出手段26は、距離算出手段25が算出した携帯端末装置20の移動距離に基づいて、端末装置を保持して移動するユーザの運動量や消費カロリー、あるいは、自動車のCO排出量や燃料コストなどの移動距離に応じて変化する変化量を算出する。変化量の算出にあたり、環境によって変化するパラメータは、経路探索サーバ30から配信されるページ配信データとともに携帯端末装置20に配信される。
経路探索サーバ30から携帯端末装置20に送信される案内経路、推奨経路などの案内データは地図データとともにデータ記憶手段24に記憶され、データ記憶手段24に記憶された案内経路などの案内データや地図データは、必要に応じて読み出され、表示手段27に表示される。
図3、図4は、経路探索条件入力画面の一例を示す図であり、図3の例は、携帯端末装置20において変化量として消費カロリーを算出して表示する処理を設定して経路探索条件を入力した例を示す図である。また、図4の例は、携帯端末装置において変化量として消費カロリーを算出する設定をせずに経路探索条件を入力した例を示す図である。
処理要求手段23は、操作入力手段28により入力された条件や操作に基づいて経路探索要求を経路探索サーバ30に送信する。経路探索サーバ30に経路探索要求する場合には、一般的な携帯端末装置20と同様に、図3、図4に示すように表示手段26に表示されたメニューから、あるいは、操作入力手段28から所望の出発地、目的地を設定して経路探索サーバ30に送信する。
図3、図4に示す経路探索条件入力画面300には、出発地入力欄302、目的地入力欄303、移動手段/運動種別入力欄304、消費カロリー表示モード、すなわち、経路探索サーバ30において経路探索とともに当該経路における徒歩区間の推定消費カロリー算出を要求するモードを設定するか、設定しないかをチェックするチェックボックス305、306、探索開始ボタン308が設けられている。
経路探索サーバ30に消費カロリー表示モードを設定して経路探索を要求する場合には、消費カロリー表示「あり」のチェックボックス305にチェックを入れる。このモードを設定しない場合は、消費カロリー表示「なし」のチェックボックス306にチェックを入れる。図3は消費カロリー表示モードを設定した例を示し、図4は消費カロリー表示モードを設定しない例を示している。何れのチェックボックスにもチェックを入れない場合には、通常の経路探索要求になる。
出発地と目的地の設定は、出発地入力欄302、目的地入力欄303に住所や電話番号あるいは駅名称、ビル名称などの地点名称、緯度・経度などを入力して設定する。すなわち、この入力欄は、原則としてフリーワード入力が可能であるが、住所、電話番号、POI(Point of Interest)の名称などで設定することできる。
また、プルダウンボタンを操作して、これまでに携帯端末装置20に登録した経路探索履歴や登録地点を呼び出して設定することもできる。移動手段/運動種別入力欄304には徒歩や交通機関、自動車などの移動手段を入力する。また、ウォーキング、ジョギング、ランニングを入力する。運動種別の設定が必要ない場合には設定を省略することができる。必要な条件設定を終え、探索開始ボタン308を操作すると、経路探索要求が携帯端末装置20から経路探索サーバ30に送信される。
経路探索サーバ30は、携帯端末装置20から経路探索などの処理探索要求があると、これを探索要求記憶手段38に一時記憶する。そして経路探索手段39は、探索要求記憶手段38に記憶した経路探索要求に従って経路探索用ネットワークデータベース35を参照して出発地から目的地までの複数の候補経路を探索する。経路探索要求が通常の経路探索の要求である場合、経路探索の結果得られた案内経路のデータを地図データベース34から読み出した地図データとともに携帯端末装置20に送信する。この経路探索の方法は通常のナビゲーションシステムにおける経路探索サーバと同様の方法である。
携帯端末装置20は、経路探索サーバ30から現在位置を含む地図データや案内経路のページ配信データとともにパラメータを受信する。これらの受信データはデータ記憶手段24に記憶される。携帯端末装置20が案内経路に沿って移動を開始すると、所定の時間間隔でGPS受信手段22が携帯端末装置20の現在位置を測位する。
図5は、経路探索サーバ30が探索した出発地(S)から目的地(G)までの案内経路GRを模式的に示す図であり、図6は、この案内経路GRに沿って携帯端末装置20が移動した際に得られた現在位置の履歴(黒丸印)を模式的に示す図である。携帯端末装置20は、ナビゲーションアプリケーションにより、図6に示すように、GPS受信手段22による現在位置履歴を取っている。
距離算出手段25は、マップマッチングやルートマッチングを行わず、現在位置の測位点を線分(長さLn)で結んで、移動距離Lを「L=L+Ln」として逐次加算して移動距離を求める。図6の例では、出発地(S)をスタートしてから一旦案内経路GRを逸脱した履歴となっているが、現在位置の履歴は実際に測位した位置を残している。目的地(G)に達したらGPS受信手段22による測位を停止する。
そして、変化量算出手段26は、距離算出手段25が前述のようにして算出した移動距離Lから、消費カロリーCを推定(算出)する。算出式は、例えば、「C=L・K・T」であり、K、Tはパラメータであり、Kは単位距離あたりの消費カロリー、Tは気温による補正値である。このようにして求めた消費カロリーCを、経路案内終了時に、携帯端末装置20の表示手段27の表示画面にポップアップ表示する。
この例で用いた、K(単位距離あたりの消費カロリー)、T(気温による補正値)のパラメータは、前述したように経路探索サーバ30から携帯端末装置20に配信される。従って、これらのパラメータを経路探索サーバ30が管理することができ、携帯端末装置20側はパラメータを意識することなく、算出したい変化量を設定するだけで済む。
単位距離あたりの消費カロリー(K)は、固定値で良いようにも思えるが、本発明の構成によれば、例えば、ユーザごとに体重などから算出した値を経路探索サーバ30に登録するような運用も可能で、経路探索サーバ30から携帯端末装置20に配信すれば、携帯端末装置20として使用する携帯電話を機種変更したりナビゲーションアプリケーションを再インストールしたりしてもパラメータを維持することができる。
気温による補正値(T)は、経路探索サーバ30が収集しているリアルタイムな気象データから設定することができるが、気温は、場所(エリア:地域)と日時で変化するものであるから、携帯端末装置20の位置するエリアにより当該携帯端末装置20に対するパラメータを設定する。
このパラメータを携帯端末装置20に配信する方法は、先に述べたように、経路探索サーバ30から携帯端末装置20に配信されるページ配信データとともに配信する。例えば、携帯端末装置20がGPS受信手段22を用いて測位しながら、地図データのダウンロード要求を行った際に、地図データと共にパラメータを渡すように構成できる。具体的には、経路探索サーバ30から受信したHTMLデータ(ページデータ)内にある地図データを表示するタグに、変化量の算出に使用するパラメータ(係数)を付加する方法で実現できる。
上記の例においては、消費カロリーを算出するためのパラメータTとKとを携帯端末装置20に配信しているが、TとKに基づいて基本計算単位量Uを演算し、これをパラメータとして配信することもできる。このようにすれば、携帯端末装置20は、移動距離Lと基本計算単位量Uのみで簡単に変化処理を算出することができるようになる。変化量を算出するためのパラメータが多岐にわたる場合にはこのような方法が好ましい。本発明においてはこの基本計算単位量をパラメータと称することとする。
図7は、図2のナビゲーションシステム10における変化量算出の処理手順を示すフローチャートである。先ず、携帯端末装置20は、図3に示す入力画面を用いて、出発地、目的地を設定する(ステップS101)。次いで、算出する変化量種別を設定する(ステップS102)。図3の入力画面では、消費カロリーを変化量として算出する指定を行う。勿論、複数の変化量から選択する構成であってもよい。
経路探索条件の設定、変化量の設定が完了すると、携帯端末装置20は、経路探索サーバ30に処理要求を送信する(ステップS103)。経路探索サーバ30は、携帯端末装置20から処理要求を受信すると、経路探索手段39は出発地から目的地までの経路探索の処理を実行する(ステップS104)。経路探索が終了して案内経路が求まると、ページ情報配信手段33は、地図データとともに案内経路のデータ、変化量算出のためのパラメータを携帯端末装置20に配信する(ステップS105)。
携帯端末装置20は経路探索サーバ30からこれらのデータの配信を受け、案内経路上を移動開始すると、GPS受信手段22は所定の時間間隔で携帯端末装置20の現在位置を測位し、位置の履歴を蓄積し(図6参照)、距離算出手段25は移動距離を算出する(ステップS106)。ステップS107の判別処理で携帯端末装置20は目的地に到着したか否かを判別する。目的地に到着していない場合は、ステップS106の処理に戻り、測位と移動距離算出を継続する。
ステップS107の判別処理で、目的地に到着したことが判別されると、変化量算出手段26は、距離算出手段25が算出した移動距離と経路探索サーバ30から配信を受けたパラメータに基づいて変化量を算出する(ステップS108)。次いで、携帯端末装置20は、変化量算出手段26が算出した変化量を表示手段27に表示し(ステップS109)、処理を終了する。
次に経路探索サーバ30における経路探索の概念について説明する。経路探索用ネットワークデータベース35には、徒歩や自動車による移動経路を探索するための道路ネットワークデータと公共交通機関を利用した移動経路を探索するための交通ネットワークデータが蓄積されている。経路探索手段39は、この経路探索用ネットワークデータベース35を参照して、徒歩や自動車による経路あるいは徒歩と交通機関を併用した経路を探索する。
道路ネットワークデータは、以下のように構成されている。例えば、道路が図8に示すように道路A、B、Cからなる場合、道路A、B、Cの端点、交差点、屈曲点などをノードとし、各ノード間を結ぶ道路を有向性のリンクで表し、ノードデータ(ノードの緯度・経度)、リンクデータ(リンク番号)と各リンクのリンクコスト(リンクの距離またはリンクを走行するのに必要な所要時間)をデータとしたリンクコストデータとで構成される。
すなわち、図8において、Nn(○印)、Nm(◎印)がノードを示し、Nm(◎印)は道路の交差点を示している。各ノード間を結ぶ有向性のリンクを矢印線(実線、点線、2点鎖線)で示している。リンクは、道路の上り、下りそれぞれの方向を向いたリンクが存在するが、図8では図示を簡略化するため矢印の向きのリンクのみを図示している。
このような道路ネットワークのデータを経路探索用のデータベースとして経路探索を行う場合、出発地のノードから目的地のノードまで連結されたリンクをたどりそのリンクコストを累積し、累積リンクコストの最少になる経路を探索して案内する。すなわち、図8において出発地をノードAX、目的地をノードCYとして経路探索を行う場合、ノードAXから道路Aを走行して2つ目の交差点で右折して道路Cに入りノードCYにいたるリンクを順次たどりリンクコストを累積し、リンクコストの累積値が最少になる経路を探索して案内する。
図8ではノードAXからノードCYに至る他の経路は図示されていないが、実際にはそのような経路が他にも存在するため、ノードAXからノードCYに至ることが可能な複数の経路を同様にして探索し、それらの経路のうちリンクコストが最少になる経路を最適経路として決定するものである。この手法は、例えば、ダイクストラ法と呼ばれる周知の手法によって行われる。
このようなネットワークデータを利用して経路探索サーバ30は経路探索条件に従って、出発地から目的地までの案内経路を探索する。そして、変化量算出手段26は案内経路上の移動距離を算出し、移動距離に基づいて消費カロリーなど、携帯端末装置20において設定された変化量を算出する。
以上説明した本発明の実施例1にかかるナビゲーションシステム10においては、ある変化量を算出するために必要なパラメータが複数ある場合、経路探索サーバ30から携帯端末装置20に個々のパラメータを配信する構成を説明したが、複数のパラメータから基本計算単位量を算出し、これを携帯端末装置20に配信する構成とすることもできる。
図9は、そのように構成した本発明の実施例2にかかるナビゲーションシステム10の構成を示すブロック図である。図9に示すナビゲーションシステム10の構成は、基本的に図2のナビゲーションシステム10の構成と同様であり、図9のナビゲーションシステム10においては、複数のパラメータから基本計算単位量を算出する基本計算単位量設定手段37を備える点が異なる。図9において図2のナビゲーションシステム10の各構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、説明の重複を避けるためその説明は省略する。
図9に示すナビゲーションシステム10におい、図2の実施例1と同様に、パラメータ設定手段32は各種の情報配信サーバ51から気象情報など変化量を算出するための変化するパラメータの要因となる情報を収集、解析してパラメータを設定する。例えば、気象情報から温度や湿度、大気中の酸素量などに基づき、運動量や消費カロリーを算出するためのパラメータ、CO排出量やガソリン消費量を算出するためのパラメータを設定する。また、情報配信サーバ51から各自動車メーカの車種ごとのCO排出量や燃費のデータを収集し、パラメータを設定する。
基本計算単位量設定手段37は、パラメータ設定手段32が設定した複数のパラメータに基づいて、基本計算単位量を演算して設定する。携帯端末装置20において算出する変化量が消費カロリーである場合、先に実施例1において説明した通り、移動距離Lから、消費カロリーCをする算出式は、「C=L・K・T」である。従って、単位距離あたりの消費カロリーK、気温による補正値Tを基本計算単位量設定手段37で予め設定し、これをパラメータとして携帯端末装置20に配信することができる。
このように基本計算単位量をパラメータとして配信すれば、基本計算単位量と移動距離とを演算することにより簡単に消費カロリーCを算出することができる。このような方法は変化量を算出するために多くのパラメータを必要とする場合に有効である。
なお、パラメータとして携帯端末装置20を利用するユーザの歩幅のデータが必要になる場合、携帯端末装置20を所持して所定の歩数、例えば、50歩あるいは100歩を歩行させ、歩行の初めの位置と歩行の終了の位置とから移動距離Lを算出させて、歩数で除すことにより、ユーザの歩幅を算出し、経路探索サーバ30のパラメータ設定手段32に設定させておくこともできる。
歩幅をパラメータとすれば、この歩幅データを用いて移動距離から歩数を算出することができる。歩数も移動距離に応じて変化する変化量であり、携帯端末装置20を歩数計として利用することもできる。また、歩数を用いて消費カロリーを算出することもでき、経路探索サーバ30に歩幅をパラメータとして基本計算単位量を設定しておけば携帯端末装置20において変化量として消費カロリーを算出できるようになる。
上記の各実施例においては、経路探索により得られた案内経路を移動する際に変化量を算出する例を説明したが、この場合、案内経路の平均傾斜を示すパラメータを加味して消費カロリーを算出するようにすることもできる。道路ネットワークデータには各リンク(道路リンク)の傾斜を示す属性データを備えており、案内経路の平均傾斜を容易に求めることができる。
また、上記の各実施例においては、案内経路の移動を終了した地点において移動距離に基づいて算出した変化量を表示する例を示したが、案内経路をいくつかの区間に分割し、区間ごとに変化量を算出して、その変化を知ることができるように構成することもできる。経路の平均傾斜をパラメータとする場合には、平均傾斜の異なるいくつかの区間に分割して変化量を算出すれは、傾斜による変化量の相違を知ることができ好都合である。
また、本発明は案内経路の移動とともに変化量を算出する例に限ることなく、単に移動による測位履歴をとり移動距離に基づく変化量を算出することも可能である。
以上、説明したように、本発明によれば、ユーザは変化量を算出するためのパラメータを意識することなく、携帯端末装置20を保持して移動中に移動距離に応じて変化する運動量や消費カロリー、あるいは、自動車のCO排出量や燃料コストなどの変化量を算出することができ、健康維持や健康増進に向けた行動への動機付けを得ることができ、あるいは、CO排出量を知り、環境維持に対する関心を高めたり、燃料コストを考慮したりすることができるようになる。
本発明は、携帯端末装置として携帯電話を用いたナビゲーションシステムに代表される通信ナビゲーションで実施可能であり、消費カロリー計算以外に、車両の1回の走行ごとのガソリン消費量、燃費、CO排出量などを算出する場合に適用可能である。この場合のパラメータは、車種別平均燃費、ガソリン価格、車種別CO排出量などである。
本発明の実施例1にかかるナビゲーションシステムの構成を示すシステム構成図である。 本発明の実施例1にかかるナビゲーションシステムの詳細な構成を示すブロック図である。 携帯端末装置において経路探索条件を入力するための入力画面の一例を示す図であり、消費カロリー表示モードを設定して経路探索条件を入力した例を示す図である。 携帯端末装置において経路探索条件を入力するための入力画面の一例を示す図であり、消費カロリー表示モードを設定せずに経路探索条件を入力した例を示す図である。 経路探索サーバが探索した出発地から目的地までの案内経路を模式的に示す図である。 図5の案内経路に沿って携帯端末装置が移動した際に得られた現在位置の履歴を模式的に示す図である。 本発明の実施例1にかかるナビゲーションシステムの動作手順を示すフローチャートである。 経路探索用ネットワークデータベースにおける道路ネットワークのデータの概念を示す模式図である。 本発明の実施例2にかかるナビゲーションシステムの詳細な構成を示すブロック図である。
符号の説明
10・・・・ナビゲーションシステム
12・・・・ネットワーク
20・・・・携帯端末装置
201・・・制御手段
21・・・・通信手段
22・・・・GPS受信手段
23・・・・処理要求手段
24・・・・データ記憶手段
25・・・・距離算出手段
26・・・・変化量算出手段
27・・・・表示手段
28・・・・操作入力手段
30・・・・経路探索サーバ
301・・・制御手段
31・・・・通信手段
32・・・・パラメータ設定手段
33・・・・ページ情報配信手段
34・・・・地図データベース
35・・・・経路探索用ネットワークデータベース
36・・・・POI情報データベース
38・・・・処理要求記憶手段
39・・・・経路探索手段

Claims (12)

  1. 携帯端末装置を用いて当該携帯端末装置の移動距離を算出し、移動距離に応じて変化する変化量を算出する変化量算出システムにおいて、
    前記変化量算出システムは、ネットワークを介して前記携帯端末装置に情報を配信する情報配信サーバを有し、
    前記情報配信サーバは、前記変化量を算出するためのパラメータであって、少なくとも環境によって変化するパラメータを設定するパラメータ設定手段を備え、前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信し、
    前記携帯端末装置は、所定の時間間隔で当該携帯端末装置の現在位置を測位するGPS受信手段と、前記現在位置の履歴に基づいて移動距離を算出する距離算出手段と、前記携帯端末装置において設定された変化量を算出する変化量算出手段と、を備え、前記変化量算出手段は、前記距離算出手段が算出した移動距離と、前記情報配信サーバから配信されたパラメータとに基づいて前記変化量を算出することを特徴とする移動距離に応じて変化する変化量を算出する変化量算出システム。
  2. 前記情報配信サーバは、経路探索用ネットワークデータベースを備え、前記携帯端末装置が設定した出発地から目的地までの案内経路を探索し、該案内経路のデータとともに前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信することを特徴とする請求項1に記載の変化量算出システム。
  3. 前記情報配信サーバは、基本計算単位量設定手段を備え、該基本計算単位量設定手段は、前記パラメータ設定手段が設定した複数のパラメータに基づいて、基本計算単位量を設定し、前記パラメータとして前記携帯端末装置に配信することを特徴とする請求項1に記載の変化量算出システム。
  4. ネットワークを介して前記携帯端末装置に情報を配信する情報配信サーバを有し、携帯端末装置を用いて当該携帯端末装置の移動距離を算出し、移動距離に応じて変化する変化量を算出する変化量算出システムを構成する携帯端末装置において、
    前記情報配信サーバは、前記変化量を算出するためのパラメータであって、少なくとも環境によって変化するパラメータを設定するパラメータ設定手段を備え、前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信し、
    前記携帯端末装置は、所定の時間間隔で当該携帯端末装置の現在位置を測位するGPS受信手段と、前記現在位置の履歴に基づいて移動距離を算出する距離算出手段と、前記携帯端末装置において設定された変化量を算出する変化量算出手段と、を備え、前記変化量算出手段は、前記距離算出手段が算出した移動距離と、前記情報配信サーバから配信されたパラメータとに基づいて前記変化量を算出することを特徴とする移動距離に応じて変化する変化量を算出することを特徴とする携帯端末装置。
  5. 前記情報配信サーバは、経路探索用ネットワークデータベースを備え、前記携帯端末装置が設定した出発地から目的地までの案内経路を探索し、該案内経路のデータとともに前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信し、
    前記変化量算出手段は、前記距離算出手段が算出した移動距離と、前記情報配信サーバから配信されたパラメータとに基づいて前記変化量を算出することを特徴とする請求項4に記載の携帯端末装置。
  6. 前記情報配信サーバは、基本計算単位量設定手段を備え、該基本計算単位量設定手段は、前記パラメータ設定手段が設定した複数のパラメータに基づいて、基本計算単位量を設定し、前記パラメータとして前記携帯端末装置に配信し、
    前記変化量算出手段は、前記距離算出手段が算出した移動距離と、前記情報配信サーバから配信されたパラメータとに基づいて前記変化量を算出することを特徴とする請求項4に記載の携帯端末装置。
  7. ネットワークを介して前記携帯端末装置に情報を配信する情報配信サーバを有し、携帯端末装置を用いて当該携帯端末装置の移動距離を算出し、移動距離に応じて変化する変化量を算出する変化量算出システムを構成する情報配信サーバにおいて、
    前記携帯端末装置は、所定の時間間隔で当該携帯端末装置の現在位置を測位するGPS受信手段と、前記現在位置の履歴に基づいて移動距離を算出する距離算出手段と、前記携帯端末装置において設定された変化量を算出する変化量算出手段と、を備え、前記変化量算出手段は、前記距離算出手段が算出した移動距離と、前記情報配信サーバから配信されたパラメータとに基づいて前記変化量を算出することを特徴とする移動距離に応じて変化する変化量を算出し、
    前記情報配信サーバは、前記変化量を算出するためのパラメータであって、少なくとも環境によって変化するパラメータを設定するパラメータ設定手段を備え、前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信することを特徴とする情報配信サーバ。
  8. 前記情報配信サーバは、経路探索用ネットワークデータベースを備え、前記携帯端末装置が設定した出発地から目的地までの案内経路を探索し、該案内経路のデータとともに前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信することを特徴とする請求項7に記載の情報配信サーバ。
  9. 前記情報配信サーバは、基本計算単位量設定手段を備え、該基本計算単位量設定手段は、前記パラメータ設定手段が設定した複数のパラメータに基づいて、基本計算単位量を設定し、前記パラメータとして前記携帯端末装置に配信することを特徴とする請求項7に記載の情報配信サーバ。
  10. 携帯端末装置を用いて当該携帯端末装置の移動距離を算出し、移動距離に応じて変化する変化量を算出する変化量算出システムにおける変化量算出方法において、
    前記変化量算出システムは、ネットワークを介して前記携帯端末装置に情報を配信する情報配信サーバを有し、
    前記情報配信サーバは、前記変化量を算出するためのパラメータであって、少なくとも環境によって変化するパラメータを設定するパラメータ設定手段を備え、前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信するパラメータ配信ステップと、
    前記携帯端末装置は、所定の時間間隔で当該携帯端末装置の現在位置を測位するGPS受信手段と、前記現在位置の履歴に基づいて移動距離を算出する距離算出手段と、前記携帯端末装置において設定された変化量を算出する変化量算出手段と、を備え、前記変化量算出手段が前記距離算出手段が算出した移動距離と、前記情報配信サーバから配信されたパラメータと、に基づいて前記変化量を算出する変化量算出ステップと、を有することを特徴とする変化量算出方法。
  11. 前記情報配信サーバは、経路探索用ネットワークデータベースを備え、前記携帯端末装置が設定した出発地から目的地までの案内経路を探索し、前記配信ステップは、該案内経路のデータとともに前記パラメータ設定手段が設定したパラメータを前記携帯端末装置に配信する処理を含むことを特徴とする請求項10に記載の変化量算出方法。
  12. 前記情報配信サーバは、基本計算単位量設定手段を備え、該基本計算単位量設定手段は、前記パラメータ設定手段が設定した複数のパラメータに基づいて、基本計算単位量を設定し、前記配信ステップは前記パラメータとして前記携帯端末装置に配信することを特徴とする請求項10に記載の変化量算出方法。
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