JP2009068458A - 燃料ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料ポンプのエネルギー損失を低減し、吐出流路の有効流路面積の低減を抑制することができる燃料ポンプを提供する。
【解決手段】燃料ポンプ1は、羽根溝72を有するインペラ70と、インペラ70を収容し、ポンプ流路40が形成されているポンプカバー31およびポンプケーシング34とを備えている。ポンプ流路40は、昇圧流路42、62と、昇圧流路42、62にて昇圧された燃料を吐出する吐出流路50とを有している。昇圧流路42は、その底部47が吐出流路50の入口開口部55に向けて傾斜を開始する開始点Rから入口開口部55までの範囲にて、昇圧流路42の流路幅Wpを昇圧流路外周側に吐出流路50の流路幅Woにまで絞る絞り部49を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料ポンプに関する。
略円盤状に形成され、周方向に複数の羽根溝を有し、回転駆動される羽根車と、この羽根車を収容するとともに、羽根車の羽根溝に沿って形成され、燃料が流通するポンプ流路を有するケース部材と、を備え、羽根車を回転駆動させることにより、ケース部材の外部からポンプ流路に燃料を吸引、昇圧し、前記ケース部材の外部に吐出する燃料ポンプが知られている(特許文献1〜3参照)。
特許文献1〜3の燃料ポンプのポンプ流路は、羽根車が回転駆動されることにより昇圧された燃料を流通する昇圧流路と、昇圧流路の終端部側に配置され、昇圧流路にて昇圧された燃料を昇圧流路の底部側に向けて吐出する吐出流路とを有している。
特許文献1、2のポンプ流路の昇圧流路の終端部は、下流に向かうほど流路幅が狭くなっている。昇圧流路の終端部と接続される吐出流路は、出口開口部に向かうに従い流路幅が広がっており、出口開口部の流路幅は昇圧流路の流路幅とほぼ同じかそれ以上となっている。吐出流路の内周側壁部は、入口開口部から出口開口部にかけて内側に傾斜している。
また、特許文献3のポンプ流路の吐出流路は、昇圧流路の流路幅よりも狭い流路であって、吐出流路の入口開口部が昇圧流路の底部に開口している。
特表平9−512323号公報 特開2000−329085号公報 特表2003−502580号公報
昇圧流路は羽根車の羽根溝に沿って形成されているため、昇圧流路および吐出流路を流れる燃料には、遠心力が働いている。上記特許文献1や2に開示されている燃料ポンプのように、昇圧流路の終端部が下流に向かうほど流路幅が狭くなっており、そして、吐出流路の出口開口部の流路幅が昇圧流路の流路幅とほぼ同じかそれ以上となっていると、吐出流路を流れる燃料には遠心力が働いているので、吐出流路の内周側壁部から燃料が剥離し、燃料の流れによどみが発生しやすくなる。
内周側壁部付近の燃料の流れによどみが発生すると、吐出流路へ流出する燃料は、よどみ部で発生する渦による遠心力により、外周側壁部に向かって移動する。そうすると、吐出流路の出口開口部に向けて流れる外周側壁部付近の燃料の流れを妨げてしまう。その結果、たとえ吐出流路の出口開口部の流路幅を、昇圧流路の流路幅とほぼ同じかそれ以上に形成したとしても、出口開口部を通過してケース部材の外部に吐出する燃料が流れる流路のうち、有効に流れている部分の断面積(これを有効流路面積という)が減少してしまうという問題が発生する。
また、特許文献3に開示されているように昇圧流路の底部に昇圧流路の流路幅よりも狭い流路幅となっている吐出流路を設けるものでは、昇圧流路から吐出流路に移行する際、流路幅が急激に減少するので、燃料ポンプのエネルギー損失が増大するという問題が発生する。
本発明の目的は、燃料ポンプのエネルギー損失を低減し、吐出流路の有効流路面積の低減を抑制することができる燃料ポンプを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、略円盤状に形成され、周方向に複数の羽根溝を有し、回転駆動される羽根車と、羽根車を収容するとともに、羽根車の回転により吸引した燃料を昇圧するポンプ流路が羽根車の羽根溝に沿って円弧状に形成されているケース部材と、を備え、
ポンプ流路は、羽根車の回転により昇圧された燃料を流通する昇圧流路と、昇圧流路の終端部側に配置され、昇圧流路にて昇圧された燃料を昇圧流路の底部側に向けて吐出する吐出流路であって、昇圧流路の流路幅よりも狭く、昇圧流路の外周側壁部側に寄って配置される吐出流路と、を有し、
昇圧流路は、昇圧流路の底部が吐出流路の入口開口部に向けて傾斜を開始する開始点から吐出流路の入口開口部までの範囲にて、昇圧流路の流路幅を吐出流路の流路幅にまで絞る絞り部を有することを特徴としている。
昇圧流路および吐出流路は円弧状に形成されているため、これらの流路を流れる燃料は、遠心力の作用により、外周側の流れの方が内周側の流れよりも速い。
本発明では、吐出流路は、流路幅が昇圧流路の流路幅よりも狭く、昇圧流路の外周側壁部側に寄って配置されている。また、昇圧流路は、吐出流路と接続される部分に、吐出流路の入口開口部の流路幅にまで絞る絞り部を有している。つまり、昇圧流路の内周側壁部は、絞り部によって昇圧流路の外周側壁部に近づく。
このように昇圧流路および吐出流路が形成されているため、絞り部を通過した燃料が吐出流路に流入すると、比較的よどみが発生しやすい吐出流路の内周側壁部付近の燃料は、外周側壁部付近の燃料の流れに引きずられ、吐出流路の下流に向かう燃料の流れが発生する。
内周側壁部付近に吐出流路の下流に向かう燃料の流れが発生すると、燃料は内周側壁部に沿って流れ、燃料のよどみの発生が抑制される。その結果、内周側壁部付近に燃料のよどみが発生することによる燃料ポンプのエネルギー損失を低減することができる。
また、吐出流路での燃料のよどみの発生が抑えられると、内周側壁部付近に負圧が発生し、燃料を内周側壁部に引き付ける壁面付着効果が発生する。これにより、吐出流路の有効流路面積が減少することを抑制することができ、吐出流路の下流へ向かう燃料の流れを妨げる要因が減少し、吐出流路全体を有効利用することができる。
また、上記絞り部は、昇圧流路の底部が吐出流路の入口開口部に向けて傾斜を開始する開始点から吐出流路の入口開口部までの範囲に形成されているので、昇圧性能を犠牲にすること無く、エネルギー損失を低減し、吐出流路の有効流路面積の低減を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、吐出流路の内周側壁部と、吐出流路の外周側壁部とは、吐出流路の入口開口部から吐出流路の出口開口部に至るまで略平行となっていることを特徴としている。この構成によれば、吐出流路内の燃料の流れを安定させることができるので、エネルギーの損失を低減し、吐出流路の有効流路面積の低減を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、吐出流路は、吐出流路の内周側壁部および吐出流路の外周側壁部に対して略直交する羽根車側側壁部と、羽根車側側壁部に対向し、昇圧流路の底部と接続される底部側側壁部とを有し、羽根車側側壁部および底部側側壁部は、略平行であり、対面する部分を有していることを特徴としている。
この構成によれば、吐出流路は4方を囲む側壁部(内周側壁部、外周側壁部、羽根車側側壁部、底部側側壁部)にて形成されるので、吐出流路内の燃料の流れを安定させることができる。また、羽根車側側壁部および底部側側壁部は、略平行であり、対面する部分を有しているので、羽根車側側壁部付近、および底部側側壁部付近にも壁面付着効果を発生させることができる。
請求項4に記載の発明は、昇圧流路の流路幅に対する吐出流路の入口開口部側の流路幅の比率は、36%〜100%未満であることを特徴としている。昇圧流路の流路幅に対する吐出流路の入口開口部側の流路幅の比率が36%未満であると、ポンプ効率が、吐出流路の流路幅と昇圧流路の流路幅とを同じとした場合の燃料ポンプのポンプ効率を下回ってしまうので、昇圧流路の流路幅に対する吐出流路の入口開口部側の流路幅の比率を36%〜100%未満と設定することが望ましい。
さらに好ましくは、請求項5に記載されているように、昇圧流路の流路幅に対する吐出流路の入口開口部側の流路幅の比率を45%〜92%に設定するとよい。
請求項6に記載の発明は、昇圧流路の流路面積に対する吐出流路の最小流路面積の比率は、55%〜128%であることを特徴としている。昇圧流路の流路面積に対する吐出流路の最小流路面積の比率が55%未満および128%よりも上回ると、ポンプ効率が一般的な燃料ポンプのポンプ効率を下回ってしまうので、昇圧流路の流路面積に対する吐出流路の最小流路面積の比率を55%〜128%と設定することが望ましい。ここで、一般的な燃料ポンプのポンプ効率とは、発明者が経験的に得られた昇圧流路の流路面積に対する吐出流路の最小流路面積の割合となっている燃料ポンプである。具体的には、昇圧流路の流路面積に対する吐出流路の最小流路面積の比率を約130%としたものを一般的な燃料ポンプとしている。
さらに好ましくは、請求項7に記載されているように、昇圧流路の流路面積に対する吐出流路の最小流路面積の比率を65%〜118%と設定するとよい。
請求項8に記載の発明は、吐出流路は、昇圧流路の底部と接続する底部側側壁部を有し、吐出流路の底部側側壁部と、昇圧流路の底部とのなす角度は、40°以下であることを特徴としている。吐出流路の底部側側壁部と、昇圧流路の底部とのなす角度が40°を上回ると、底部側側壁部から燃料が剥離し、エネルギー損失が増大してしまう。この構成によれば、吐出流路の底部側側壁部と、昇圧流路の底部とのなす角度が40°以下となっているので、吐出流路の底部側側壁部から燃料が剥離するのを抑制することができる。
請求項9に記載の発明は、吐出流路の内周側壁部と吐出流路の外周側壁部とは、下流に向かうに従い内周側壁部と外周側壁部との間隔が広くなるように形成されていることを特徴としている。この構成によれば、吐出流路の内周側壁部付近における燃料のよどみの発生を抑制しつつ、吐出流路からの燃料の吐出量を増大することができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態の相互において、互いに同一若しくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料ポンプを図1に示す。燃料ポンプ1は、例えば車両等の燃料タンク内に装着されるインタンク式ポンプである。燃料ポンプ1は、燃料タンク内の燃料を吸引、昇圧して吐出する。燃料ポンプ1が吐出した燃料は、燃料消費装置であるエンジンに供給される。燃料ポンプ1は、モータ部10と、モータ部10の電機子15の回転により駆動され、吸引した燃料を昇圧するポンプ部30とを備えている。
モータ部10は、ブラシ付きの直流モータであり、円筒状のハウジング11内に永久磁石14を環状に配置し、永久磁石14の内周側に電機子15を配置した構成となっている。ハウジング11の反ポンプ部側の端部にはカバー部材12がかしめなどにより固定されている。
電機子15は永久磁石14の内周側に回転可能に収容されている。電機子15は、図示しないコアならびにコアの外周に巻回されているコイル17を有している。整流子18は円盤状に形成されており、電機子15の上部に設置されている。図示しない電源から、コネクタ21に埋設されたターミナル22、ブラシ19および整流子18を経由してコイル17に電力が供給される。
ブラシ19は、スプリング20により電機子15方向へ付勢され、カバー部材12に形成されている収容部13の内部を軸方向に移動可能である。これにより、ブラシ19は整流子18と摺接する。ブラシ19および整流子18を経由して供給された電力により電機子15が回転すると、電機子15のシャフト16とともにインペラ70が回転する。
ポンプ部30は、ポンプカバー31、ポンプケーシング34、およびインペラ70を有している所謂ウエスコポンプである。ポンプケーシング34は、ポンプカバー31とハウジング11との間に挟持されており、内周側で軸受部材35を支持している。ポンプカバー31およびポンプケーシング34は、羽根車としてのインペラ70を回転可能に収容している。ポンプカバー31およびポンプケーシング34は、請求項に記載のケース部材に相当する。
インペラ70は、樹脂により略円盤状に形成され、電機子15のシャフト16に固定されている。インペラ70は、外縁部に周方向へ連続するリング部71を有している。リング部71の内周側、すなわち径方向内側には、羽根溝72が周方向に複数個形成されている。
羽根溝72は、インペラ70の軸方向の両端面に形成されている。羽根溝72は、インペラ70のモータ部10側の端面に形成される内側羽根溝73と、内側羽根溝73が形成されている端面と反対側の端面に形成される外側羽根溝74とから構成されている。内側羽根溝73と外側羽根溝74との間には、両羽根溝73、74を連通する連通路75が形成されている。
ポンプカバー31およびポンプケーシング34は、それぞれアルミダイカスト成形または冷間鍛造により略円盤状に形成されている。ポンプケーシング34の板厚方向の一方の端面には、インペラ70を収容可能な収容凹部36が形成されている。インペラ70は、ポンプカバー31およびポンプケーシング34をインペラ70の板厚方向から挟み込むことにより、ポンプカバー31およびポンプケーシング34内に収容される。
ポンプカバー31には、インペラ70と対面する端面とは反対側の端面32に吸入口33が形成され、ポンプケーシング34には、インペラ70と対面する端面とは反対側の端面38(収容凹部36が形成されている端面とは反対側の端面38)に吐出口39が形成されている。そして、ポンプカバー31およびポンプケーシング34には、それぞれ、吸入口33と吐出口39とを結ぶポンプ流路40が形成されている。
ポンプ流路40は、インペラ70のポンプカバー31側の板厚方向の端面に対面する端面に形成され、吸入口33に接続される外側ポンプ流路61と、インペラ70のポンプケーシング34側の板厚方向の端面に対面する収容凹部36の底部37に形成され、吐出口39に接続される内側ポンプ流路41とから構成されている。
外側ポンプ流路61は、さらに、ポンプカバー31の板厚方向の端面に、インペラ70の羽根溝72に沿って円弧状に形成されている流路断面が溝状の昇圧流路62と、昇圧流路62の始端部と吸入口33とを接続する吸入流路63とから構成されている。
内側ポンプ流路41は、さらに、インペラ70の羽根溝72に沿って円弧状に形成されている流路断面が溝状の昇圧流路42と、昇圧流路42の終端部44と吐出口39とを接続する吐出流路50とから構成されている(図2参照)。
図1に示すように、モータ部10によってインペラ70が回転すると、燃料タンク内の燃料が吸入口33を介して吸入流路63に吸入される。吸入流路63に吸入された燃料は、昇圧流路42、62に流入する。昇圧流路42、62に流入した燃料は、インペラ70の回転により運動エネルギーを受けて昇圧され、吐出流路50の吐出口39からモータ部10の燃料室23へ吐出される。燃料室23へ吐出された燃料は、電機子15の周囲を通過しカバー部材12に形成されている吐出通路24を経由して燃料出口25から燃料ポンプ1の外側へ吐出される。カバー部材12の燃料出口25には逆止弁26が収容されており、この逆止弁26が燃料出口25から吐出された燃料の逆流を防止する。
次に、内側ポンプ流路41について詳細に説明する。図2に示すように、昇圧流路42の流路幅Wpは、終端部44を除き、ほぼ一定である。また、図3に示すように、昇圧流路42の深さも、終端部44を除き、ほぼ一定である。昇圧流路42の底部47は、終端部44を除きインペラ70の板厚方向の端面に対して略平行である。
昇圧流路42の終端部44には、吐出流路50が接続されている。昇圧流路42は、収容凹部36の底部37に沿って形成されているのに対し、吐出流路50は、吐出口39が形成されている端面38に向かって傾斜している(図1および図3参照)。また、図2に示すように、吐出流路50の流路幅Woは、昇圧流路42の流路幅Wpよりも狭くなっている。そして、吐出流路50は、吐出流路50の中心軸が、一点鎖線にて図示する昇圧流路42の中心線よりも外側、つまり、昇圧流路42の外周側壁部46側に寄って配置されている(図2参照)。
図2および図3に示すように、昇圧流路42の始端部43と終端部44との間には、インペラ70の板厚方向の端面との隙間を非常に小さくしたシール部48が形成されている。シール部48を形成することにより、昇圧流路42にて昇圧された燃料が終端部44から始端部43に漏れ出ることを極力抑え、吐出流路50より昇圧された燃料を吐出することができる。
図3に示すように、昇圧流路42の底部47は、吐出流路50の底部側側壁部としての底部側側壁部51に接続されている。また、吐出流路50は、底部側側壁部51と対面する羽根車側側壁部としてのインペラ側側壁部52を有する。インペラ側側壁部52の昇圧流路42側の端部は、図3に示すように、シール部48の昇圧流路42の終端部44側の端部と接続している。
底部側側壁部51とインペラ側側壁部52とは、吐出流路50の入口開口部55から出口開口部39に至るまで略平行の関係となっている。ここで、吐出流路50の入口開口部55とは、インペラ側側壁部52とシール部48との接続点Pと、その接続点Pからインペラ側側壁部52の法線方向に延びる仮想線と公差する点Qによって規定される。出口開口部39は、上述した吐出口39と同じ部位である。
図3に示すように、昇圧流路42の終端部44付近の底部47は、傾斜開始点Rから吐出流路50の入口開口部55に向かうに従い底部47の深さが徐々に深くなるように形成され、入口開口部55の点Qに接続している。上記傾斜開始点Rは、請求項に記載の開始点に相当する。吐出流路50の底部側側壁部51と昇圧流路42の底部47とのなす角度θは、40°以下となるように設定されている。
底部側側壁部51とインペラ側側壁部52の吐出流路50の軸方向長さは、図3に示すように、底部側側壁部51とインペラ側側壁部52とが対面する部分を有する程度の長さとなっている。本実施形態では、対面する部分の距離は距離b1となっている。
図2に示すように、昇圧流路42の内周側壁部45は、吐出流路50の内周側壁部53に接続され、昇圧流路42の外周側壁部46は、吐出流路50の外周側壁部54に接続される。図2に示すように、吐出流路50は、上述したように、流路幅Woが昇圧流路42の流路幅Wpよりも狭い流路であって、吐出流路50の中心軸が昇圧流路42の外周側壁部46側に寄って配置されている。
昇圧流路42の終端部44には、絞り部49が形成されている。絞り部49は、昇圧流路42と、昇圧流路42の流路幅Wpよりも幅の狭い吐出流路50とを接続する部分である。絞り部49は、上述した傾斜開始点Rから吐出流路50の入口開口部55の点Qまでの範囲に設けられている(図2および図3参照)。
図2に示すように、絞り部49は、傾斜開始点Rから入口開口部55に向かうに従い、昇圧流路42の内周側壁部45が外周側壁部46に近づくように形成されている。入口開口部55よりも下流側では、吐出流路50の内周側壁部53と外周側壁部54とは、略平行となっている。つまり、吐出流路50の内周側壁部53と外周側壁部54は、流路幅Woを維持したまま、吐出流路50の出口開口部39まで延びている。
絞り部49における底部47の傾斜角度および絞り部49における内周側壁部45の傾斜角度は、絞り部49における流路の断面積が吐出流路50の入口開口部55に至るまで、傾斜開始点Rよりも上流側の昇圧流路42の流路の断面積から極力変化しないように定められている(図2および図3参照)。
図4は、図3中のIV方向のから見た吐出流路50を示している。図4に示すように、吐出流路50の内周側壁部53および外周側壁部54は、吐出流路50の底部側側壁部51およびインペラ側側壁部52と略直交している。
次に、インペラ70を回転駆動させたときの、昇圧流路42および吐出流路50における燃料の流れについて詳細に説明する。
図1に示すように、インペラ70が、羽根溝72が吸入口33から吐出口39に向かう方向にモータ部10によって回転されると、ポンプ流路40に吸引力が発生し、吸入口33から燃料が吸引される。吸入口33から吸引された燃料は、吸入通路63を介して外側ポンプ流路61の昇圧流路62に流入するとともに、吸入通路63を介して昇圧流路62、外側羽根溝74、連通路75、内側羽根溝73を経由して内側ポンプ流路41の昇圧流路42に流入する。
昇圧流路42に流入した燃料は、内側羽根溝73の外周側から昇圧流路42の外周側壁部46、底部47、内周側壁部45に沿って移動し、内側羽根溝73の内周側に流入する方向に旋回しながら、吐出口39へ向かって進む(図1中の矢印参照)。
昇圧流路62に流入した燃料は、上述した昇圧流路42における燃料の流れと同様に、外側羽根溝74の外周側から昇圧流路62の外周側壁部、底部、内周側壁部に沿って移動し、外側羽根溝74の内周側に流入する方向に旋回しながら、吐出口39へ向かって進む。
昇圧流路42内の旋回流は、昇圧流路42の絞り部49では、吐出流路50に向かう流れに変化する(図3参照)。昇圧流路62内の燃料は、連通路75を介して昇圧流路42に移動し、吐出流路50に向かう。昇圧流路42の底部47付近を流れる燃料は、底部47に沿って流れ、吐出流路50の入口開口部55に向かう。
絞り部49では、昇圧流路42の内周側壁部45が外周側壁部46に近づくように形成されているので、比較的燃料のよどみが発生しやすい吐出流路50の内周側壁部53付近の燃料は、外周側壁部54付近の燃料の流れに引きずられる。このため、内周側壁部53にも吐出流路50の出口開口部39に向かう燃料の流れが発生する。
内周側壁部53付近に燃料の流れが発生すると、燃料は内周側壁部53に沿って流れ、燃料のよどみの発生が抑制される。その結果、内周側壁部53付近に燃料のよどみが発生することによる燃料ポンプのエネルギー損失を低減することができる。
吐出流路50の内周側壁部53と外周側壁部54とは、入口開口部55から出口開口部39(吐出口39に相当する)に至るまで略平行となっているため、吐出流路50内の燃料の流れを安定させることができる。
本実施形態では、このように吐出流路50の入口開口部55よりも上流側に絞り部49を設けているため、吐出流路50における燃料のよどみの発生を抑制することができる。吐出流路50における燃料のよどみの発生が抑えられると、内周側壁部53付近に負圧が発生し、燃料を内周側壁部53に引きつける壁面付着効果が発生する。これにより、吐出流路50の有効流路面積が減少することを抑制することができ、吐出流路50の出口開口部39に向かう燃料の流れを妨げる要因が減少する。その結果、吐出流路全体を有効利用することができる。
また、絞り部49は、昇圧流路42の底部47が入口開口部55に向けて傾斜を開始する傾斜開始点Rから入口開口部55の点Qまでの範囲に形成されているので、燃料ポンプ1の昇圧性能を犠牲にすること無く、エネルギー損失を低減し、吐出流路の有効流路面積の低減を抑制することができる。
本実施形態では、絞り部49では、昇圧流路42の底部47が、傾斜開始点Rよりも上流側の底部47と吐出流路50の底部側側壁部51とのなす角度θが40°以下となるように形成されているため、底部47付近を流れる燃料を、底部47から剥離することなく吐出流路50に流入させることができる。
また、吐出流路50は、内周側壁部53および外周側壁部54に対して略直交するインペラ側側壁部52と、インペラ側側壁部52に対向する底部側側壁部51とを有している。吐出流路50は4方が囲まれた流路となっているため、吐出流路50内の燃料の流れを安定させることができる。
また、インペラ側側壁部52および底部側側壁部51は、略平行であり、対面する部分(距離b1)を有しているので、インペラ側側壁部52付近、および底部側側壁部51付近にも、壁面付着効果を発生させることができる。このため、吐出流路50の径方向の壁面(内周側壁部53、外周側壁部54)における燃料のよどみだけでなく、吐出流路50の径方向と直交する方向の壁面(インペラ側側壁部52、底部側側壁部51)における燃料のよどみも抑制することができる。
次に、昇圧流路42の流路幅Wpと吐出流路50の流路幅Woとの関係(図2参照)について図5の特性図を用いて詳細に説明する。図5は、流路幅Woと流路幅Wpとを同じ幅とした場合のポンプ効率を基準とし、流路幅Wpに対する流路幅Woの比率を変化させた場合のポンプ効率の向上率を示す特性図である。この特性図は、シミュレーションによって求められたものである。ここでいうポンプ効率とは、ポンプ部30のポンプ効率を表しており、ポンプ部30の吐出量をQ、吐出圧をP、トルクをT、回転数をNとすると、(Q・P)/(T・N)で表されるものである。流路幅Wo/流路幅Wpの値を変化させることにより、ポンプ部30の吐出量Q、吐出圧P、トルクT、回転数Nも変化するためポンプ効率も変化する。
図5に示すように、流路幅Wpに対する流路幅Woの比率Wo/Wpが36%以上、100%未満の範囲で、上述の基準のポンプ効率を上回る。比率Wo/Wpが36%未満のときは、吐出流路50の流路幅Woが狭すぎて却ってポンプ効率が低下してしまう。
比率Wo/Wpは、45%〜92%が望ましい。比率Wo/Wpをこの範囲の比率とすると、図5に示すように、ポンプ効率向上率105%以上が望める。発明者の経験により、シミュレーションによって算出されたポンプ効率と、実際に燃料ポンプを作成し、実測した場合のポンプ効率とでは、ポンプ効率の値に3〜4%の差異が発生することが分かっている。ポンプ効率向上率105%以上であれば、当該差異を考慮した比率Wo/Wpとすることができる。
次に、ポンプカバー31およびポンプケーシング34に形成される昇圧流路42、62の合計流路面積Spと吐出流路50の最小流路面積Soとの関係(図1、図4参照)について図6の特性図を用いて詳細に説明する。図6は、ポンプカバーおよびポンプケーシングに形成される昇圧流路の合計流路面積に対する吐出流路の最小流路面積の割合を所定の割合とした場合のポンプ効率を基準とし、ポンプカバー31およびポンプケーシング34に形成される昇圧流路42、62の合計流路面積Spに対する吐出流路50の最小流路面積Soの比率を変化させた場合のポンプ効率の向上率を示す特性図である。
ここで、上記基準となる燃料ポンプのポンプカバーおよびポンプケーシングに形成される昇圧流路の合計流路面積に対する吐出流路の最小流路面積の比率を所定の比率を、約130%としている。この比率は、発明者が従来より使用していた燃料ポンプのポンプカバーおよびポンプケーシングに形成される昇圧流路の合計流路面積に対する吐出流路の最小流路面積の比率である。
従来、燃料ポンプでは、吐出流路の最小流路面積は、ポンプカバーおよびポンプケーシングに形成される昇圧流路の合計流路面積よりも大きく形成されることが一般的であった。また、吐出流路は、上記昇圧流路の合計流路面積よりも30%程度大きくしているものが多い。本実施形態では、一般的な燃料ポンプの昇圧流路の合計流路面積に対する吐出流路の最小流路面積の比率を約130%とし、それを基準とした。
図6に示すように、比率So/Spが55%〜128%の範囲で、上述の基準のポンプ効率を上回る。比率So/Spが55%を下回ると、吐出流路50の吐出能力を超える量の燃料が吐出流路50に流入するため、ポンプ効率が低下する。また、比率So/Spが128%を上回ると、吐出流路50の側壁部の間隔を広くせざるを得ず、上述した壁面付着効果が低下するため、燃料のよどみが発生しやすくなり、ポンプ効率が低下する。
比率So/Spは、65%〜118%が望ましい。比率So/Spをこの範囲の比率とすると、図6に示すように、ポンプ効率向上率105%以上が望める。ポンプ効率向上率105%以上とした理由は、図5において説明したように、シミュレーションによって算出されたポンプ効率と、実測した場合のポンプ効率との間に3〜4%の差異が発生することを考慮した結果である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による燃料ポンプについて説明する。図7は、第1実施形態による燃料ポンプの要部を拡大した断面図(図3)に対応する部分の断面図である。ここでは、第1実施形態と異なる部位のみを説明する。
図7に示すように、シール部48の昇圧流路42の終端部44側の端部と吐出流路50のインペラ側側壁部52との接続点Pは、鋭角に接続されるのではなく平坦またはR形状となっている。また、吐出流路50の底部側側壁部51側の出口開口部39も、平坦またはR形状となっている。
上述した部位を平坦またはR形状とするのは、製造、組み立て上の問題である。例えば、上述した部位を鋭角に製造すると、構造上その部分は他の部分に比べ脆くなるため、製造工程(特に、型から成形品を抜くとき)または組み立て時に欠ける恐れがある。インペラ70との耐摩耗性を向上させたり、潤滑性を高めたりする目的で、接続点Pの部分を含むシール部48にアルマイト処理を施すことがある。
鋭角の部分にアルマイト処理を施すとその部分のアルマイト層が他の部位のアルマイト層よりも厚くなり、インペラ70の回転を妨げることとなる。接続点Pを平坦またはR形状とすることにより、アルマイト層を均一化することができるため、インペラ70の回転を妨げることを抑制することができる。
また、上述したように接続点Pおよび出口開口部39を平坦またはR形状としても、第1実施形態と同様、インペラ側側壁部52と、底部側側壁部51との間に、対面する部分を有する(距離b2)。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態による燃料ポンプについて説明する。図8は、第1実施形態による燃料ポンプの断面図(図2)に対応する断面図である。ここでは、第1実施形態と異なる部位のみを説明する。
図8に示すように、吐出流路501の内周側壁部531と外周側壁部541との間隔が、出口開口部391に向かうに従い入口開口部55よりも広くなっている。内周側壁部531と外周側壁部541との間隔は、吐出流路501に流入した燃料が吐出流路501の内周側壁部531にて剥離しない程度に緩やかに変化している。この構成によれば、吐出流路501の内周側壁部531付近における燃料のよどみの発生を抑制しつつ、吐出流路501からの吐出量を増大させることができる。
また、この部分の断面は、第1実施形態のように接続点Pや出口開口部391が鋭角となっていてもよいし(図3参照)、第2実施形態のように接続点Pや出口開口部391が平坦またはR形状となっていてもよい(図7参照)。
本発明の第1実施形態による燃料ポンプの断面図である。 図1中のII−II線の断面図である。 図2中のIII−III線の断面図である。 図3中のIV方向の矢視図である。 流路幅Wpに対する流路幅Woの割合を変化させた場合のポンプ効率の向上率を示す特性図である。 ポンプカバーおよびポンプケーシングに形成される昇圧流路の合計流路面積Spに対する吐出流路の最小流路面積Soの割合を変化させた場合のポンプ効率の向上率を示す特性図である。 本発明の第2実施形態による燃料ポンプの要部を拡大した断面図である。 本発明の第3実施形態による燃料ポンプの断面図である。
符号の説明
1 燃料ポンプ、10 モータ部、30 ポンプ部、31 ポンプカバー(ケース部材)、33 吸入口、34 ポンプケーシング(ケース部材)、39 吐出口(出口開口部)、40 ポンプ流路、41 内側ポンプ流路、42 昇圧流路、44 終端部、45 内周側壁部、46 外周側壁部、47 底部、48 シール部、49 絞り部、50 吐出流路、51 底部側側壁部(底部側側壁部)、52 インペラ側側壁部(羽根車側側壁部)、53 内周側壁部、54 外周側壁部、55 入口開口部、70 インペラ、73 内側羽根溝、74 外側羽根溝、75 連通路

Claims (9)

  1. 略円盤状に形成され、周方向に複数の羽根溝を有し、回転駆動される羽根車と、
    前記羽根車を収容するとともに、前記羽根車の回転により吸引した燃料を昇圧するポンプ流路が前記羽根車の前記羽根溝に沿って円弧状に形成されているケース部材と、を備え、
    前記ポンプ流路は、前記羽根車の回転により昇圧された燃料を流通する昇圧流路と、前記昇圧流路の終端部側に配置され、前記昇圧流路にて昇圧された燃料を前記昇圧流路の底部側に向けて吐出する吐出流路であって、前記昇圧流路の流路幅よりも狭く、前記昇圧流路の外周側壁部側に寄って配置される吐出流路と、を有し、
    前記昇圧流路は、前記昇圧流路の底部が前記吐出流路の入口開口部に向けて傾斜を開始する開始点から前記吐出流路の前記入口開口部までの範囲にて、前記昇圧流路の流路幅を前記吐出流路の流路幅にまで絞る絞り部を有することを特徴とする燃料ポンプ。
  2. 前記吐出流路の内周側壁部と、前記吐出流路の外周側壁部とは、前記吐出流路の前記入口開口部から前記吐出流路の出口開口部に至るまで略平行となっていることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ。
  3. 前記吐出流路は、前記吐出流路の内周側壁部および前記吐出流路の外周側壁部に対して略直交する羽根車側側壁部と、前記羽根車側側壁部に対向し、前記昇圧流路の前記底部と接続される底部側側壁部とを有し、
    前記羽根車側側壁部および前記底部側側壁部は、略平行であり、対面する部分を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料ポンプ。
  4. 前記昇圧流路の流路幅に対する前記吐出流路の前記入口開口部側の流路幅の比率は、36%〜100%未満であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料ポンプ。
  5. 前記昇圧流路の流路幅に対する前記吐出流路の前記入口開口部側の流路幅の比率は、45%〜92%であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料ポンプ。
  6. 前記昇圧流路の流路面積に対する前記吐出流路の最小流路面積の比率は、55%〜128%であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料ポンプ。
  7. 前記昇圧流路の流路面積に対する前記吐出流路の最小流路面積の比率は、65%〜118%であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料ポンプ。
  8. 前記吐出流路は、前記昇圧流路の前記底部と接続する底部側側壁部を有し、
    前記吐出流路の前記底部側側壁部と、前記昇圧流路の前記底部とのなす角度は、40°以下であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の燃料ポンプ。
  9. 前記吐出流路の内周側壁部と前記吐出流路の外周側壁部とは、下流に向かうに従い前記内周側壁部と前記外周側壁部との間隔が広くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ。
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