JP2009067278A - 粉粒体運搬船 - Google Patents

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Abstract

【課題】摩耗しやすいチェーンコンベアの採用を止めて保守性を向上でき、揚荷システムの構造が単純で空隙部分が少なく積載容積を確保でき、構造重量が軽く、しかも、船倉内への浸水に対して安全性の高い粉粒体運搬船を提供する。
【解決手段】船倉6の舷側側から船体中央側に粉粒体を移送する船倉用エアスライド31を二重底板3の上に設け、該船倉用エアスライド31により移送されてくる粉粒体を導入して船体前後方向に搬送する横型スクリューコンベア32を、船体幅方向に関しては前記船倉の船体中央側に、船体前後方向に関しては船倉6の間を区画する横隔壁6bの間のみの粉粒体を移送するように設け、該横型スクリューコンベア32で搬送されてきた粉粒体を垂直方向に搬送する縦型スクリューコンベア33を船倉の間を区画する横隔壁6b部分に設けて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、セメントのみならずフライアッシュも運搬可能な粉粒体運搬船に関する。
図9〜図11に示すように、在来型の船長70m程度、700トンクラスの一般的なセメント運搬船1Xは、船首部4と船体後部の機関室5との間に船倉6を備えると共に、図12に示すように、船底2の上に船体の中心線に向かって下り傾斜をした二重底板3を備えて構成されている。この船倉6は縦隔壁6aにより左舷と右舷に分かれて形成され、横隔壁6bにより船体前後方向に分かれて形成される。また、船橋7は機関室5の上方に配置されている。
そして、積荷は、積荷システム10によって行われる。図9及び図10に示すように、この積荷システム10は、積荷搬入部11、第1エアスライド12、中央分配部13、第2エアスライド14、船倉積込部15等で構成されている。
この積荷システム10では、上甲板8の船体前後方向で略中央の左右舷に設けられた積荷搬入部11に陸上施設からのホースが接続され、空気の混入によって流動状態になっているセメントが供給される。このセメントは、積荷搬入部11から第1エアスライド12によって中央搬入部13に搬送される。この中央分配部13に搬入されたセメントは、斜め前方と斜め後方に延びた4つの第2エアスライド14によって、各船倉6上に搬送され、第2エアスライド14の途中及び末端に設けられた船倉積込部15から各船倉6に積み込まれる。
一方、揚荷は、揚荷システム20によって行われる。図9〜図13に示すように、この揚荷システム20では、二重底板3の上に設けられた船倉用エアスライド21、船体中央部に船体前後方向に全通したチェーンコンベア22、船首前部のバケットコンベア23、2個のブロータンク24等で構成されている。
図13に示すように、船倉用エアスライド21は、両端をキャンパス止め21aによって固定された布材等のキャンパス(通気シート)21bとこのキャンパス21bの下部に空気Aを供給する空気供給装置21cとからなる。
この船倉用エアスライド21では、揚荷時に、セメントを船艙に一杯積み込んだ状態で、適宜、空気供給装置21cから約0.1kg/cm2 の圧力の空気Aを供給する。この空気Aは二重底板3に設けられた供給口21caからキャンパス21bの下側に入る。この空気Aはキャンバス21bを山形に脹らませながら、キャンバス21bの編目から上側に洩れる。この空気Aにより、セメントは空気Aを含んで流動する状態となる。この船倉用エアスライド21は7°〜8°程度の傾斜を設けて形成されているため、流動化したセメントは、傾斜に従って左右舷側から下方の船体中央側のチェーンコンベア22に移動する。
このチェーンコンベア22は、ダクト内において、多数のL字状板を、L字状板の一面がセメントの移動方向に対して垂直方向に、他面が前方下部にダクト下面と並行になるようにチェーンで接続して並べて、このL字状板をチェーンで搬送方向に引っ張って移動することにより、L字状板でダクト内のセメントを搬送するものであり、チェーンを引っ張るのに大きな力が必要となる。
このチェーンコンベア22のダクトの側面にゲート22aが設けられており、このゲート22aを開放すると、船倉用エアスライド21で船体中央に移送されてきたセメントは、チェーンコンベア22に入り、チェーンコンベア22によって、船体前部のバケットコンベア23に搬送される。更に、セメントはバケットエレベータ23によって、ブロータンク24の上部に輸送され、ブロータンク24内に搬入される。
ブロータンク24から陸上への移送は、ブロータンク24へ約5kg/cm2 の高圧空気を入れて加圧し、ブロータンク24の下部出口に設けられたバルブ24aを開放することによって、流動化したセメントは,搬出用パイプ25を経由して陸上へ排出される。
このような粉粒体荷揚げ装置として、例えば、粉粒体を船体底部でチェーンコンベア又はエアースライダーで横移動させ、このチェーンコンベア又はエアースライダーの終端部の下部に一端を有する傾斜型スクリューコンベアを介して、竪型スクリューコンベアで荷揚げする粉粒体荷揚げ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、セメント運搬船は、最近では、セメントだけでなく、火力発電所等で発生したフライアッシュを輸送することが多くなってきている。このフライアッシュは、見掛け比重が0.8で、セメントの見掛け比重1.2よりも軽いため、センメント運搬に比べて、船倉の容積が必要となる。そのため、在来型より、船倉容積が大きく、かつ、フライアッシュによる摩耗が少ない荷役機器を用いると共に、浸水対策も行われている安全性の高いセメント運搬船が必要となってきている。
しかしながら、チェーンコンベアを採用した場合には次のような問題がある。フライアッシュはセメントに比較して粒状で固く、形状も球体とならず角がある形状であるため、チェーンコンベアの摩耗が激しく、2〜3年で交換する必要が生じる。
更に、チェーンコンベアは、船倉部全体の長さ方向に全通状態で連続して設けられるため、チェーンコンベアが横隔壁を貫通する構造となる。また、各船倉のチェーンコンベアの導入口のスライドゲートを水密構造にしようとすると、構造が複雑になるため、非水密構造となっている。そのため、チェーンコンベアが貫通している横隔壁部分では前後が連続しているので、個々の船倉別に水密構造とすることができない。従って、万一、船倉に浸水があった場合には、チェーンコンベアを通じて全船倉が浸水するため、安全性が低い。
このような船倉構造は、比較的小型船では認められているが、大型セメント船には適用できないという問題がある。大型船では、船倉が全長に渡って連続する場合には、船倉の幅の制限があり、船倉幅は船体幅の3/5以下とするか、他の方法で船倉浸水時においても船体が安全となる方策を講じる必要がある。
このような状況において、船首から船尾に又は船尾から船首にかけて下り傾斜して配置され、積載された粉体を徐々に搬出可能な主エアースライダーと、主エアースライダーにより搬出された粉体を集めてスクリューコンベアの搬送口に搬送する補助エアースライダーとを備え、更に、船底から甲板にかけて垂直に設けられ、補助エアースライダーによって運ばれた粉体を船倉から搬出するスクリューコンベアを有する粉体積載船の船体構造が提案されている(例えば、特許文献2及び3参照。)。
この特許文献2の粉体積載船では、主エアースライダーを前後方向に設置し、粉体を前後方向から船倉の前後方向の中心部に集め、更に、幅方向の補助エアースライダーで船倉の幅方向中央部に集めて、これを傾斜エアースライダーで、垂直方向のスクリューコンベアで上甲板の上部に揚げる荷揚システムとしている。この粉体積載船では、チェーンコンベアを使用しておらず、エアースライダーで集荷している。そのため、チェーンコンベアにおけるフライアッシュによる摩耗の問題は生じない。
しかしながら、この粉体積載船では、船倉内で、主エアースライダーを船倉の前後に配置し、船倉の前後方向中央に粉体を集める構成としているため、二重底板の上に傾斜したエアースライダーが必要となり、このエアースライダーと二重底板との間が空隙部分(ボイドスペース)となり、船倉容積が減少するという問題がある。また、エアースライダーの底板は船倉の貨物重量を支えるため、板厚は大きく、骨、柱とも重構造となり、その下の二重底を含め多大な重量増となり、船体重量が大幅に増加するという問題がある。更に、主エアースライダー、補助エアースライダー、傾斜エアースライダー等を使用しているため、エアースライダーによる移動方向が交差し、構造が著しく複雑化し、建造コストも高くなるという問題がある。
実用新案登録第3106611号公報 特開2007−145231号公報 特許第3383681号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、摩耗しやすいチェーンコンベアの採用を止めて保守性を向上でき、揚荷システムの構造が単純で空隙部分が少なく積載容積を確保でき、構造重量が軽く、しかも、船倉内への浸水に対して安全性の高い粉粒体運搬船を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の粉粒体運搬船は、粉粒体を積載して運搬する粉粒体運搬船において、船倉の舷側側から船体中央側に船倉内の粉粒体を移送する船倉用エアスライドを二重底板の上に設け、該船倉用エアスライドにより移送されてくる粉粒体を導入して船体前後方向に搬送する横型スクリューコンベアを、船体幅方向に関しては前記船倉の船体中央側に、船体前後方向に関しては船倉の間を区画する横隔壁の間のみの粉粒体を移送するように設け、該横型スクリューコンベアで搬送されてきた粉粒体を垂直方向に搬送する縦型スクリューコンベアを船倉の間を区画する横隔壁部分に設けて構成される。
この構成によれば、粉粒体を船体前後方向に搬送するのに、従来技術で使用されていた摩耗に弱いチェーンコンベアを使用せずに、摩耗に強い横型スクリューコンベアを用いているので、保守性が著しく向上する。
また、船倉用エアスライドを、粉粒体を船倉の舷側側から船体中央側に移動するように設けたので、二重底板を傾斜させて、この二重底板の上に直接船倉用エアスライドを配設できる。そのため、二重底板と船倉用エアスライドの間に余分な空隙を設ける必要がなくなる。従って、積載容積を大きく取れる。
更に、船体前後方向に搬送する横型スクリューコンベアを横隔壁の間のみの粉粒体を移送するようにして、その配置を横隔壁の間に限っており、その搬送の末端側に縦型スクリューコンベアを設けている。そのため、船体前後方向に関して、横型スクリューコンベアの一端側は横隔壁を貫通せず、他端側は横隔壁部分の縦型スクリューコンベアと接続する。横型スクリューコンベアの遮断ゲートは非水密構造であるが、他端側の横型スクリューコンベアと縦型スクリューコンベアとの接続部分には水密ゲートを設けて容易に水密構造とすることができるので、横隔壁の前後の一方の船倉に浸水しても、横隔壁と水密ゲートで仕切られているため他方の船倉には浸水しない。そのため、船体前後方向に全通するチェンコンベアを有する構造よりも、各段に浸水に対する安全性を向上させることができる。
上記の粉粒体運搬船において、前記横型スクリューコンベアを船倉を左右方向に区画する縦隔壁の下部に設けて、左右両側の船倉内の粉粒体を前記横型スクリューコンベアに導入するように構成すると、この構成により、横型スクリューコンベアを船体中央側の左右の船倉の間に設けることにより、一基の横型スクリューコンベアで左右の2つの船倉の粉粒体を搬送できるので、横型スクリューコンベアを2つの船倉に一つとすることができる。従って、左右の2つの船倉に対して、横型スクリューコンベアを1基設ければよいので、横型スクリューコンベアの数を減少できる。そのため、横型スクリューコンベアの設置数を船倉毎に設ける場合に比べて減少することができる。
上記の粉粒体運搬船において、前記縦型スクリューコンベアの配置を一つおきの横隔壁部分とし、該横隔壁の前後の前記横型スクリューコンベアの搬送方向が前記縦型スクリューコンベアに向くように構成すると、この構成により、横隔壁の前後の船倉に対して、縦型スクリューコンベアを1基設ければよいので、縦型スクリューコンベアの数を減少できる。従って、縦型スクリューコンベアと上部エアスライダの設置数を少なくすることができ、荷役装置の設置数を減少できる。
上記の粉粒体運搬船において、前記縦型スクリューコンベアの左右に前記横隔壁の前後の前記横型スクリューコンベアの搬送の末端をそれぞれ配置し、前記横型スクリューコンベアの船体左右方向から前記縦型スクリューコンベアに粉粒体を供給するように構成すると、この構成によれば、横型スクリューコンベアの船体左右方向から縦型スクリューコンベアに粉粒体を供給するので、横型スクリューコンベアの軸受けや駆動装置が邪魔にならない。そのため、2つの横型スクリューコンベアと縦型スクリューコンベアとを簡単な構成で接続でき、接続部の構造の複雑化を回避できる。
なお、この場合に、縦型スクリューコンベアを船体幅方向の中心に配置し、横型スクリューコンベアを縦隔壁の下部に設ける構成を採用すると、この縦隔壁の船体左右方向の位置が横隔壁の前後で変化するが、その変化の幅は、横型スクリューコンベアの半幅程度であり、横隔壁の前後で反対方向に変化し、互い違いになるので、比較的容易に左右の重量バランスを取ることができる。
また、上記の目的を達成するための粉粒体運搬船の荷揚方法は、粉粒体を積載して運搬する粉粒体運搬船の荷揚方法において、二重底板の上に設けた船倉用エアスライドにより船倉の舷側側から船体中央側に船倉内の粉粒体を移送し、船体幅方向に関しては前記船倉の船体中央側に、船体前後方向に関しては船倉の間を区画する横隔壁の間のみの粉粒体を移送するように設けた横型スクリューコンベアで、前記船倉用エアスライドにより移送されてくる粉粒体を船体前後方向に搬送し、船倉の間を区画する横隔壁部分に設けた縦型スクリューコンベアで、前記横型スクリューコンベアで搬送されてきた粉粒体を垂直方向に搬送して、上甲板上に搬送し、前記縦型スクリューコンベアとブロータンクとの間に設けた上部エアスライドで、前記縦型スクリューコンベアで搬送されてきた粉粒体を前記ブロータンクに搬送し、前記ブロータンクから陸上施設に粉粒体を搬送することを特徴とする揚荷方法である。
この揚荷方法とすることにより、摩耗に弱いチェーンコンベアが無くなり、代わりに、摩耗に対して強い横型スクリューコンベアを使用するので、保守性が著しく向上する。また、船倉用エアスライドの移送方向が船幅方向であるので、船倉用エアスライダを左右方向に傾斜させて設ける構造となる。そのため、船倉用エアスライダを船体前後方向に向けて傾斜させた構造に比べて、二重底と船倉用エアスライドの間に空隙部分(ボイドスペース)が生じない構造にすることができ、積載容積を大きく取れる。
また、この揚荷方法によれば、少ない数の横型スクリューコンベアと縦型スクリューコンベアで各船倉の粉粒体を効率よく陸上設備に搬送できる。更に、船倉内の浸水に対して、横隔壁間における水密性を十分に確保できるので安全性を確保できる。また、船体構造や揚荷システムに使用する荷役装置や接続部分の構造が簡単となり、船体重量も軽減されるため、積載量を増加させることができる。
本発明の粉粒体運搬船によれば、摩耗に強いスクリューコンベアで前後方向に搬送する構成であるので、摩耗に弱いチェーンコンベア及びその保守が不要になり、保守性を向上できる。
また、船倉用エアスライドの移送方向を船幅方向としているので、船体前後方向に向けて傾斜させる場合よりも、船倉用エアスライダと二重底板との間の空隙部分を少なくすることができ、積載容積を大きく取れる。そのため、船倉容積を増加できるので、見掛比重の軽いフライアッシュを多く積載できるようになる。
また、横型スクリューコンベアの一端側は船倉間の横隔壁を貫通することなく設けられ、他端側の横型スクリューコンベアと縦型スクリューコンベアとの接続部分は比較的簡単に水密構造とすることができ、横隔壁の前後の船倉の一方の船倉に浸水しても他方の船倉に浸水が及ばない構造とすることが容易にできる。そのため、浸水に対する安全性が向上する。
以下図面を参照して本発明に係る粉粒体運搬船の実施の形態について説明する。図1〜図3に、本発明の実施の形態の粉粒体運搬船1を示す。
図1〜図6に示すように、この粉粒体運搬船1は、船底2の上に船体の中心線に向かって下り傾斜した二重底板3を備え、船首部4と船体後部の機関室5との間に、船倉6を備えて構成される。この船倉6は縦隔壁6aにより左舷と右舷に、また、横隔壁6bにより、船体前後方向に分かれて形成されており、図1〜図4に示すように、前後4つ、左右2つの計8個の船倉6を有して構成される。また、船橋7は機関室5の上方に配置されている。
図1及び図2に示すように、この粉粒体運搬船1の積荷システム10は、積荷搬入部11、第1エアスライド12、中央分配部13、第2エアスライド14、船倉積込部15等で構成される。
積荷搬入部11は、上甲板8の船体前後方向で略中央の左右舷に設けられている。第1エアスライド12は、積荷搬入部11と中央分配部13とを連結すると共に、舷側側が高く船体中央側が低く形成されている。また、第2エアスライド14は、中央分配部13から斜め前方と斜め後方に延びて4つ設けられ、中央分配部13と各船倉6の上部に設けられた船倉積込部15を連結すると共に、中央分配部13側が高く、末端側が低く設けられる。この第2エアスライド14の途中及び末端に船倉積込部15が幾つか設けられ、第2エアスライド14と船倉積込部15との間に設けられたゲート15aの開操作によりセメントやフライアッシュ等の粉粒体がその船倉積込部15直下の船倉6に落下により搬入される。粉粒体は流動化した状態で船倉6に入るので、積荷表面も比較的容易に水平化される。
なお、このエアスライドとは、ダクト内に水平から約7度程度傾斜したキャンバスを設け、このキャンバスの下側から空気を供給し、粉粒体を流動化させながら、キャンバスの傾斜に従って、上方から斜め下方に移動させる運搬手段であり、セメント運搬には良く利用されている。このエアスライドの構成の一例を図13に示す。
図1〜図8に示すように、この粉粒体運搬船1の揚荷システム30は、二重底板3の上に設けられた船倉用エアスライダ31、船体中心側に設けられた横型スクリューコンベア32、船倉6の前後方向を仕切る横隔壁6b部分に設けられた縦型スクリューコンベア33、上部エアスライド34、ブロータンク35、搬出用パイプ36等で構成される。
この船倉用エアスライダ31は、図13に示す船倉用エアスライダ21と同様な装置であり、図4に示すように、舷側側が高く、船体中央部が低く、7°〜8°程度の傾斜で設けられ、積荷であるセメントやフライアッシュ等の流動化した粉粒体を舷側側から中央部に移動させる。
横型スクリューコンベア32は、各船倉6において、船倉6の船体中央側の端部に、言い換えれば、船倉6を左右に仕切る縦隔壁6aの下部に、船体前後方向に向けて配置される。この横型スクリューコンベア32は、図5〜図8に示すように、遮断ゲート32bを有するダクト32aの内部に、スクリュー軸32cを、両端側の軸受け32dで支持し、又は、中間にスクリューブレードを一部切欠きを入れて、中間軸受けで支持し、モータ32e等の駆動手段で回転させることによって、遮断ゲート32bから導入された粉粒体をスクリュー軸32cに沿って、縦型スクリューコンベア33に搬送する。
縦型スクリューコンベア33は、略横型スクリューコンベア32と同様な構成をしているが、上下方向に移送する縦型(又は竪型)であり、船倉6を前後に仕切る横隔壁6bの部分の船体中央に鉛直方向に上甲板8よりも上方まで延長して配置される。この縦型スクリューコンベア33は、横隔壁6bに関しては一つおきに設けられ、また、横型スクリューコンベア32から粉粒体を受けるために、その下端の左右部分は、前方と後方の両方の横型スクリューコンベア32の搬送端部に接して設けられる。
この横型スクリューコンベア32から縦型スクリューコンベア33に搬送する構成により、揚荷効率が上昇し、さらえ装置も不要となるという効果が生じる。
つまり、縦型スクリューコンベア33の揚荷では、セメント等の粉粒体を垂直上方に輸送する場合、スクリュー羽根の高速回転により、空気で流動化した粉粒体をスクリュー外筒に押し付けながら上昇させる。そのため、通常のホッパー形状の下部から縦型スクリューコンベアで揚荷する場合には、貨物高さが減少してくると揚荷効率が低下し、かつ、揚げ残りが多く、この揚げ残りが問題となり、さらえ装置が必要となる。
一方、横型スクリューコンベア32を縦型スクリューコンベア33に連結した構成とすると、横型スクリューコンベア32で圧力をかけて縦型スクリューコンベア33の下部に流動化している粉粒体を押し込むことが可能となるため、縦型スクリューコンベア33の揚荷効率が良くなり、また、残量も少なくなるためさらえ装置が不要になる。
また、図7に示すように、横型スクリューコンベア32と縦型スクリューコンベア33との接続部のいずれか一方に水密ゲート33aを設ける。この構成により、横隔壁6bの前後の船倉6の間での水密を保持することができる。従って、横隔壁6bの前後の一方の船倉6が浸水しても、他方の船倉6にはその浸水は及ばない。
図3、図4、図6及び図7に示すように、縦型スクリューコンベア33は、左右方向に関して船体中央に鉛直方向に配置されるが、横型スクリューコンベア32は、縦型スクリューコンベア33の横に配置されるために、船体中央から外れて配置されることになる。これに従って、船倉6を左右に仕切る縦隔壁6aを横型スクリューコンベア32の上部中央に配置すると、左右の船倉6からの粉粒体を円滑に横型スクリューコンベア32に導入できるので、これを考慮して、縦隔壁6aも船体中央から少し外れて配置される。
従って、図4に示すように、左右の船倉6で容積が異なり、また、二重底板3と船倉用エアスライダ31の形状が多少異なることとなる。しかしながら、図3及び図4に示すように、横隔壁6bの前後の船倉6では、横型スクリューコンベア32と縦隔壁6aの位置が互いに左右逆方向に外れるので、バラスト時でも満載時でも容易に左右方向の重量バランスを取ることができる。
なお、縦隔壁6aを船体中央に配置して、横型スクリューコンベア32を船体中央から船体幅方向にずらして配置し、縦隔壁6aの設けた粉粒体導入口あるいは粉粒体導入通路から隣接する船倉内の横型スクリューコンベア32に粉粒体を導入するように構成してもよい。
また、船倉用エアスライダ31は二重底板3の上に配置されるが、横型スクリューコンベア32は粉粒体の導入を考慮して、船倉用エアスライダ31部分の二重底板3よりも少し下側に埋設される。また、縦型スクリューコンベア33の下端は、横型スクリューコンベア32からの粉粒体を受け入れるために、横型スクリューコンベア32より下側となる。そのため、船倉6部分の船体中央部は、二重底が無い部分が設けられるか、あるいは、図4及び図5に示すように浅い二重底が設けられることになる。
上部エアスライド34は、積荷システム10の第1エアスライド12や第2エアスライド14と同様に形成され、縦型スクリューコンベア33とブロータンク35との間に設けられる。この上部スライド34は、縦型スクリューコンベア33で上甲板8より上に搬送された粉粒体をブロータンク35の上部に搬送し、図示しない分岐路やシュートを経由してブロータンク35内に搬入する役割を担う。
ブロータンク35は、各船倉6から搬出された粉粒体を一時的に貯蔵するものであり、船倉6の全体に関して船体前後方向の略中央の部分に左右1対で設けられる。ブロータンク35を船体前後方向の略中央に設けることにより、上部エアスライド34の上下差を小さくすることができる。このブロータンク35への高圧の空気の注入とブロータンク35の下部のバルブ(又はゲート)35aの開操作により粉粒体は搬出用パイプ36経由で陸上施設に搬送される。2つのブロータンク35で、交互に粉粒体の貯蔵と、高圧空気による粉粒体の排出とを繰り返すことにより、効率よく粉粒体を陸上施設に搬送できる。
上記の粉粒体運搬船1においては、積荷作業と揚荷作業は次のようにして行われる。積荷作業は、積荷システム10を使用して行われ、上甲板8の船体前後方向で略中央の左右舷に設けられた積荷搬入部11に陸上施設からのホースが接続され、空気によって流動状態になっている粉粒体が供給される。この粉粒体は、積荷搬入部11から第1エアスライド12によって中央搬入部13に搬送される。この中央搬入部13に搬入された粉粒体は、斜め前方と斜め後方に延びた4つの第2エアスライド14によって、各船倉6上に搬送され、第2エアスライド14の途中及び末端に設けられた船倉積込部15から各船倉6に積み込まれる。
また、揚荷作業は、揚荷システム30を使用して行われ、船倉用エアスライド31に、約0.1kg/cm2 の圧力の空気Aを供給し、粉粒体を流動化させて傾斜に従って下方の船体中央側に移動させる。横型スクリューコンベア32の遮断ゲート32bを適宜開口し、粉粒体を横型スクリューコンベア32に導入し、粉粒体を縦型スクリューコンベア33に搬送する。粉粒体は縦型スクリューコンベア33によって船倉6底部から上甲板8の上方まで搬送され、上部エアスライド34により、ブロータンク35の上部に輸送され、ブロータンク35内に搬入される。
ブロータンク35から陸上への移送は、ブロータンク35へ約5kg/cm2 の高圧空気を入れて加圧し、ブロータンク35の下部出口に設けられたバルブ(又はゲート)35aを開放することによって、流動化した粉粒体は,搬出用パイプ36を経由して陸上へ排出される。
上記の粉粒体運搬船1及び揚荷方法によれば、次のように、メンテナンス、積載容積、荷役装置の数、浸水対策に優れた効果を奏することができる。
メンテナンスに関しては、チェーンコンベアを使用せずに、横型スクリューコンベア32を使用しているので、摩耗に強く、チェーンコンベアのメンテナンスに比べて楽になる。
積載容積に関しては、船倉用エアスライダ31を左右方向に傾斜させて設けているので、全前後方向に向けて傾斜させる場合よりも、船倉用エアスライダ31と二重底板3との間の空隙部分を少なくすることができる。
荷役装置の数に関しては、横型スクリューコンベア32を左右の船倉6の間に設けることにより、一基の横型スクリューコンベア32で左右の2つの船倉6の粉粒体を搬送できるので、横型スクリューコンベア32を2つの船倉6に一つとすることができる。そのため、横型スクリューコンベア32の設置数を船倉毎に設ける場合に比べて減少することができる。また、横型スクリューコンベア32の搬送端部を、縦型スクリューコンベア33の下部の両側に配置しているので、横型スクリューコンベア32の二基に対して縦型スクリューコンベア33を一基の配置とすることができる。そのため、縦型スクリューコンベア33を4つの船倉6に一つとすることができ、縦型スクリューコンベア33と上部エアスライダ34の設置数を少なくすることができる。
浸水対策に関しては、横型スクリューコンベア32は全船倉6を貫通することなく、各船倉6毎に設けられ、横型スクリューコンベア32の遮断ゲート32aは非水密構造であるが、横型スクリューコンベア32と縦型スクリューコンベア33との接続部分には水密ゲート33aを設けて容易に水密構造とすることができるので、横隔壁6bの前後の一方の船倉6に浸水しても、他方の船倉6に浸水しない構成とすることができるため、安全性を各段に向上させることができる。また、横型スクリューコンベア32の下、縦型スクリューコンベア33の区画も二重底とすることが可能である。
本発明に係る実施の形態の粉粒体運搬船の積荷システムと揚荷システムの構成を示す側断面図である。 本発明に係る実施の形態の粉粒体運搬船の上甲板上の積荷システムと揚荷システムの構成を示す配置図である。 本発明に係る実施の形態の粉粒体運搬船の二重底上の揚荷システムの構成を示す配置図である。 本発明に係る実施の形態の粉粒体運搬船の揚荷システムの構成を示す船体横断面図である。 本発明に係る実施の形態の粉粒体運搬船の揚荷システムの一部を示す部分側断面図である。 本発明に係る実施の形態の粉粒体運搬船の二重底上の揚荷システムの一部を示す部分配置図である。 二重底上の横型スクリューコンベアと縦型スクリューコンベアとの接続部の構成を模式的に示す図である。 二重底上の横型スクリューコンベアの遮断ゲートの構成を模式的に示す部分斜視図である。 従来技術の粉粒体運搬船の積荷システムと揚荷システムの構成を示す側断面図である。 従来技術の粉粒体運搬船の上甲板上の積荷システムと揚荷システムの構成を示す配置図である。 従来技術の粉粒体運搬船の二重底板上の積荷システムと揚荷システムの構成を示す配置図である。 従来技術の粉粒体運搬船の揚荷システムの構成を示す船体横断面図である。 船倉用エアスライドの構成を示す部分斜視図である。
符号の説明
1 粉粒体運搬船
2 船底
3 二重底板
6 船倉
6a 縦隔壁
6b 横隔壁
30 揚荷システム
31 船倉用エアスライダ
32 横型スクリューコンベア
32a ダクト
32b 遮断ゲート
32c スクリュー軸
32d 軸受け
32e モータ
33 縦型スクリューコンベア
33a 水密ゲート
34 上部エアスライド
35 ブロータンク
35a バルブ(又はゲート)
36 搬出用パイプ

Claims (5)

  1. 粉粒体を積載して運搬する粉粒体運搬船において、船倉の舷側側から船体中央側に船倉内の粉粒体を移送する船倉用エアスライドを二重底板の上に設け、該船倉用エアスライドにより移送されてくる粉粒体を導入して船体前後方向に搬送する横型スクリューコンベアを、船体幅方向に関しては前記船倉の船体中央側に、船体前後方向に関しては船倉の間を区画する横隔壁の間のみの粉粒体を移送するように設け、該横型スクリューコンベアで搬送されてきた粉粒体を垂直方向に搬送する縦型スクリューコンベアを船倉の間を区画する横隔壁部分に設けたことを特徴とする粉粒体運搬船。
  2. 前記横型スクリューコンベアを船倉を左右方向に区画する縦隔壁の下部に設けて、左右両側の船倉内の粉粒体を前記横型スクリューコンベアに導入するように構成したことを特徴とする請求項1記載の粉粒体運搬船。
  3. 前記縦型スクリューコンベアの配置を一つおきの横隔壁部分とし、該横隔壁の前後の前記横型スクリューコンベアの搬送方向が前記縦型スクリューコンベアに向くように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の粉粒体運搬船。
  4. 前記縦型スクリューコンベアの左右に前記横隔壁の前後の前記横型スクリューコンベアの搬送の末端をそれぞれ配置し、前記横型スクリューコンベアの船体左右方向から前記縦型スクリューコンベアに粉粒体を供給するように構成したことを特徴とする請求項3記載の粉粒体運搬船。
  5. 粉粒体を積載して運搬する粉粒体運搬船の荷揚方法において、二重底板の上に設けた船倉用エアスライドにより船倉の舷側側から船体中央側に船倉内の粉粒体を移送し、船体幅方向に関しては前記船倉の船体中央側に、船体前後方向に関しては船倉の間を区画する横隔壁の間のみの粉粒体を移送するように設けた横型スクリューコンベアで、前記船倉用エアスライドにより移送されてくる粉粒体を船体前後方向に搬送し、船倉の間を区画する横隔壁部分に設けた縦型スクリューコンベアで、前記横型スクリューコンベアで搬送されてきた粉粒体を垂直方向に搬送して、上甲板上に搬送し、前記縦型スクリューコンベアとブロータンクとの間に設けた上部エアスライドで、前記縦型スクリューコンベアで搬送されてきた粉粒体を前記ブロータンクに搬送し、前記ブロータンクから陸上施設に粉粒体を搬送することを特徴とする粉粒体運搬船の揚荷方法。
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