JP2009064884A - 積層型電子部品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フェライト等の基板材料の廃棄量を低減することが可能な積層型電子部品の製造方法を提供する。
【解決手段】セラミックウェハー11及び当該セラミックウェハー11の一方の主面に形成された回路層12を含む1次加工ウェハー10を複数用意し、複数の1次加工ウェハー10を同じ向きで順に貼り合わせてウェハー積層体15を形成する。次に、ウェハー積層体15におけるセラミックウェハー11の部分をスライスすることにより、回路層12を1枚ずつ分離し、これにより回路層12の上下がセラミック層13に挟まれた構造を有する2次加工ウェハー20を作製する。次に、2次加工ウェハー20の上下のフェライト層13を研磨してその厚みを調整する。最後に、2次加工ウェハー20をチップ単位で裁断して積層型電子部品を得る。
【選択図】図2

Description

本発明は、積層型電子部品の製造方法に関し、特に、回路層の上下がセラミック層に挟まれた構造を有する積層型電子部品を多数個取りする場合に好適な製造方法に関するものである。
薄膜コモンモードフィルタ等の積層型電子部品は、フェライト等のセラミック基板上にインダクタパターン等の導体パターンを含む回路層を形成し、さらにその上に同一材料のセラミック基板を重ねて、回路層の上下がセラミック層で挟まれた構造を有している。積層型電子部品を量産する場合には、ウェハー上に多数のチップパターンを形成し、各チップパターンを裁断する方法が採用される(例えば特許文献1参照)。
近年、携帯電話、携帯音楽プレーヤー、携帯ゲーム機等の小型電子機器の普及に伴い、積層型電子部品に対する小型・低背化の要求も非常に強まっている。積層型電子部品を低背化する場合、セラミック基板をできるだけ薄くすることが重要である。しかし、セラミック基板をセラミックウェハーの段階から薄くするとその強度が低下し、製造工程の途中で割れてしまうという問題がある。特に、一枚のウェハーから得られる電子部品のチップ数を増やすためにセラミックウェハーの面積を大きくすると、セラミックウェハーが割れる確率が大幅に高まるという問題がある。
そこで、最初は十分な厚みを有するセラミックウェハーを用いてセラミック基板と回路層との積層体を形成した後、上下のセラミック基板を研磨して薄くすることにより、積層型電子部品を低背化する方法が採用されている。この方法によれば、製造工程中においてウェハーの強度を確保しつつ、最終的には非常に薄型な部品を実現することが可能である。
特開2004−14717号公報
しかしながら、上述した従来の方法は、積層型電子部品の低背化を図ることは可能であるが、フェライト基板の研磨によりフェライトの廃棄量が非常に多くなってしまうという問題がある。
しがたって、本発明の目的は、フェライト等の基板材料の廃棄量を低減することが可能な積層型電子部品の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明による積層型電子部品の製造方法は、セラミックウェハー及び当該セラミックウェハーの一方の主面に形成された回路層を含む1次加工ウェハーを複数用意し、複数の1次加工ウェハーを同じ向きで順に貼り合わせてウェハー積層体を形成する工程と、ウェハー積層体におけるセラミックウェハーの部分をスライスすることにより、回路層を1枚ずつ分離し、これにより回路層の上下がセラミック層に挟まれた構造を有する2次加工ウェハーを作製する工程と、2次加工ウェハーをチップ単位で裁断して積層型電子部品を得る工程とを備えることを特徴とする。
本発明による積層型電子部品の製造方法は、2次加工ウェハーにおけるセラミック層の表面を研磨する工程をさらに備えることが好ましい。
本発明において、回路層はマーキングを含むことが好ましく、セラミックウェハーは、マーキングが露出可能となるよう、他方の主面の縁部の少なくとも一部に形成された段差をさらに備えることが好ましい。
本発明において、セラミックウェハーがフェライトからなり、回路層がインダクタパターンを含むことが好ましい。
このように、本発明によれば、フェライト等の基板材料の廃棄量を低減することが可能な積層型電子部品の製造方法を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1乃至図4は、本発明の第1の実施形態による積層型電子部品の製造方法を説明するための模式図である。
図1に示すように、この積層型電子部品の製造方法では、まずフェライトウェハー11を用意し、フェライトウェハー11の一方の主面に回路層12を形成することにより、1次加工ウェハー10を作製する。本実施形態の回路層12は、樹脂層の間にインダクタパターンやリードパターンを含む導体パターンが形成され、必要に応じて上下の導体パターンがビアホールを介して電気的に接続された多層構造を有している。十分な機械的強度を確保するため、フェライトウェハー11は20mm程度の厚みを有することが好ましい。また、特に限定されるものではないが、本実施形態の回路層12は0.07mm程度の厚みを有している。
次に、図2(a)に示すように、1次加工ウェハー10を複数用意し、複数の1次加工ウェハー10を同じ向きで順に貼り合わせてウェハー積層体15を作製する。このとき、ウェハー積層体15の主面において露出する回路層12の表面をフェライトウェハー11でさらに覆うことが好ましい。このときの貼り合わせには紫外線硬化性樹脂等の各種接着剤を用いることができる。
次に、ウェハー積層体15における各フェライトウェハー11をその厚み方向の略中央でスライスすることにより、回路層12を1枚ずつ切り出す。こうして、図2(b)に示すように、回路層12の上下がフェライト層13で挟まれたサンドイッチ構造の2次加工ウェハー20を作製する。このとき、ウェハー積層体15における各フェライトウェハー11は二分割されるため、フェライト層13の厚みは当初の半分以下(10mm以下)となっている。
次に、図3に示すように、2次加工ウェハー20の上下のフェライト層13を研磨してその厚みを調整する。特に限定されるものではないが、フェライト層13は0.4mm程度まで研磨されることが好ましい。
ここで、20mmの厚みを有する従来のフェライトウェハー11を0.4mmまで薄くした場合には、約19.6mm分のフェライト材料が無駄になる。フェライトウェハー11は回路層12の上下に必要であることから、合計で約39.2mm分のフェライト材料が無駄になる。これに対し、20mmのウェハーをスライスした場合には、約10mmの厚みを有する2つのフェライト層13が得られ、これらのフェライト層13をそれぞれ0.4mmまで研磨した場合には、それぞれについて9.6mm、合計では約19.2mm分のフェライト材料を研磨すれば足りる。このように、1枚のウェハーから2つのフェライト層13を得ることができるので、材料の無駄を抑え、フェライトウェハー11の有効利用を図ることができる。また、フェライト層13を約10mmから0.4mmまで研磨することから、ウェハーのスライスによって得られた2枚のフェライト層13のうち一方の厚みが例えば11mm、他方の厚みが9mmのようにばらついたとしてもそれほど問題になることはない。
その後、図4に示すように、加工ウェハー20を積層方向に裁断して積層型電子部品をチップ単位で切り出すことにより、個々の積層型電子部品30が完成する。
以上説明したように、本実施形態によれば、回路層12が形成されたフェライトウェハー11である1次加工ウェハーを順に重ねて貼り合わせた後、各フェライトウェハー11の位置でスライスすることにより、1つのフェライトウェハー11を2つの回路層12に対する基板として用いることができる。したがって、フェライトウェハー11の研磨による基板材料の無駄を抑えることができる。さらに、製造工程中においてウェハーの強度を十分に確保しつつ、最終的な積層型電子部品30の薄型化を実現することができる。
図5乃至図8は、本発明の第2の実施形態による積層型電子部品の製造方法を説明するための模式図である。
図5に示すように、この積層型電子部品の製造方法では、回路層12の縁部に位置合わせ用のマーキング16を形成すると共に、このマーキング16が露出可能となるように、縁部に段差が形成されたフェライトウェハー14を用いる。段差は、フェライトウェハー14の他方の主面側(回路層12が形成される面とは反対側の面)に形成される。段差の面方向の幅は10〜20mm程度でよく、段差の高さは、ウェハーの厚みの半分である10mm程度でよい。そして、フェライトウェハー14の一方の主面に多層構造の回路層12を形成して1次加工ウェハー10を形成する。
次に、図6(a)に示すように、この1次加工ウェハー10を複数用意し、複数の1次加工ウェハー10を同じ向きで順に貼り合わせてウェハー積層体15を作製する。このとき、ウェハー積層体15の主面において露出する回路層12の表面をフェライトウェハー14でさらに覆うことが好ましい。
次に、ウェハー積層体15における各フェライトウェハー14をその厚み方向の略中央でスライスすることにより、回路層12を1枚ずつ切り出す。こうして、図6(b)に示すように、回路層12の上下がフェライト層で挟まれたサンドイッチ構造の2次加工ウェハー20を作製する。このとき、ウェハー積層体15における各フェライトウェハーは二分割されるため、フェライト層13の厚みは半分以下(10mm以下)となっている。
本実施形態においては、フェライトウェハー14が段差を有することから、スライスにより分断される一方のフェライト層13aの直径は、他方のフェライト層13bの直径よりも小さいものとなる。つまり、一つの回路層12の上下に形成されるフェライト層のうち、上側のフェライト層13aの直径R1は、下側のフェライト層13bの直径R2よりも小さいものとなる。したがって、回路層12の周縁部を露出させることができ、回路層12に形成されたマーキング16を露出させることができる。
次に、図7に示すように、2次加工ウェハー20の上下のフェライト層13a、13bを研磨してその厚みを調整する。特に限定されるものではないが、フェライト層13a、13bは共に0.4mm程度まで研磨されることが好ましい。
その後、図8に示すように、回路層12の縁部に形成されたマーキング16を参照しながら、2次加工ウェハー20を積層方向に裁断して積層型電子部品をチップ単位で切り出すことにより、個々の積層型電子部品30が完成する。
以上説明したように、本実施形態によれば、フェライトウェハー14の縁部に段差を形成し、2次加工ウェハーのときに回路層12の一部を露出させることにより、第1の実施形態による発明の作用効果、つまりフェライト材料の廃棄量の低減に加えて、チップサイズ裁断時の位置合わせも容易となる。
図9は、上記製造方法によって製造可能な積層型電子部品30の一例である薄膜コモンモードフィルタを示す略分解斜視図である。
図9に示すように、この薄膜コモンモードフィルタ100は、第1及び第2のフェライト基板13A、13Bと、第1のフェライト基板13Aと第2のフェライト基板13Bに挟まれた回路層12とを備えている。第1のフェライト基板13A、回路層12、第2のフェライト基板13Bからなる積層体の外周面には端子電極104a〜104dが形成されている。
第1及び第2のフェライト基板13A、13Bは、回路層12を物理的に保護すると共に、コモンモードチョークコイルの閉磁路としての役割を果たすものである。第1及び第2のフェライト基板13A、13Bの材料としては、焼結フェライト、複合フェライト(粉状のフェライトを含有した樹脂)等を用いることができる。
図10は、回路層12の略分解斜視図である。
図10に示すように、回路層12は、複数の層が薄膜成形技術により積層形成されたものであり、第1乃至第5の絶縁層105A〜105Eと、実際のコモンモードチョークコイルとして機能する第1及び第2のコイル導体106、107と、特性インピーダンス調整用コイルである第3及び第4のコイル導体108、109と、第1〜第2の引き出し導体120〜123とを備えている。本実施形態の回路層12は、第1乃至第5の絶縁層105A〜105Eの間に設けられた4層構造の導電層を有している。
第1乃至第5の絶縁層105A乃至105Eは、各導体パターン間、或いは導体パターンとフェライト基板とを絶縁すると共に、導体パターンが形成される平面の平坦性を確保する役割を果たす。特に、第1及び第5の絶縁層105A、105Eは第1及び第2のフェライト基板13A、13Bの表面の凹凸を緩和し、導体パターンの密着性を高める役割を果たす。絶縁層105A〜105Eとしては、ポリイミド樹脂やエポキシ樹脂等、電気的及び磁気的な絶縁性に優れ、加工性のよい樹脂材料を用いることが好ましい。特に限定されるものではないが、第1乃至第5の絶縁層の厚みは、0.1〜10μmに設定されていることが好ましい。
第1及び第2のコイル導体106、107の内側の中央領域には、第1乃至第5の絶縁層105A乃至105Eを貫通する開口125が設けられている。この開口125の内部には、第1のフェライト基板13Aと第2のフェライト基板13Bとの間に閉磁路を形成するための磁性体126が設けられている。磁性体126としては、複合フェライト等の磁性材料を用いることができる。
第1のコイル導体106は、第2の絶縁層105B上に設けられている。第1のコイル導体106はCu等の金属材料からなり、スパイラル形状を有している。第1のコイル導体106のスパイラルの内周側の端部は、第2の絶縁層105Bを貫通するコンタクトホール124aを介して、第1のコンタクト導体120の一端に接続されている。また、第1のコイル導体106のスパイラルの外周側の端部は、第1の引き出し導体122を介して上述の端子電極104aに接続されている。
第2のコイル導体107は、第3の絶縁層105C上に設けられている。第2のコイル導体107もまたCu等の金属材料からなり、第1のコイル導体106と同一のスパイラル形状を有している。第2のコイル導体107は第1のコイル導体106と同じ位置に設けられており、第1のコイル導体106と完全に重なり合っているので、第1のコイル導体106と第2のコイル導体107との間には強い磁気結合が生じている。第2のコイル導体107のスパイラルの内周側の端部は、第4の絶縁層105Dを貫通するコンタクトホールを24b介して、第2のコンタクト導体121の一端に接続されている。また、第2のコイル導体107スパイラルの外周側の端部は、第2の引き出し導体123を介して上述の端子電極104bに接続されている。
第3のコイル導体108は、第1のコイル導体106と同じく第2の絶縁層105B上に設けられている。第3のコイル導体108の内周側の端部は、第2の絶縁層105Bを貫通するコンタクトホール124cを介して、第1のコンタクト導体120の他端に接続されている。すなわち、第3のコイル導体108は、第1のコンタクト導体120を介して第1のコイル導体106に直列接続されている。また、第3のコイル導体108スパイラルの外周側の端部は端子電極104cに接続されている。
第4のコイル導体109は、第2のコイル導体107と同じく第3の絶縁層105C上に設けられている。第4のコイル導体109の内周側の端部は、第3の絶縁層105Cを貫通するコンタクトホール124dを介して、第2のコンタクト導体121の他端に接続されている。すなわち、第4のコイル導体109は、第2のコンタクト導体121を介して第2のコイル導体107に直列接続されている。また、第4のコイル導体109スパイラルの外周側の端部は端子電極104dに接続されている。
このように、本実施形態の薄膜コモンモードフィルタ100は、回路層12の上下がフェライト基板13A、13Bで挟まれた構造を有することから、上述した積層型電子部品の製造方法によって効率的に量産することができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、それらも本発明の範囲に包含されるものであることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、回路層の上下に設ける基板の材料としてフェライトを例に挙げたが、本発明はフェライトに限定されるものではなく、アルミナ等の他の磁性材料であってもよい。また、磁性体材料ではなく、誘電体材料を用いることも可能である。ただし、回路層にインダクタパターンを含む積層型電子部品においては、透磁率の高い磁路を構成することが好ましく、そのためには磁性材料を用いることが好適である。
また、上記実施形態においては、回路層に形成される回路パターンが同じもの、つまり同じ製品についてウェハー積層体を構成する場合について説明したが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、異なる製品を重ね合わせてもかまわない。
図1は、本発明の第1の実施形態による積層型電子部品の製造方法を説明するための模式図である。 図2は、本発明の第1の実施形態による積層型電子部品の製造方法を説明するための模式図である。 図3は、本発明の第1の実施形態による積層型電子部品の製造方法を説明するための模式図である。 図4は、本発明の第1の実施形態による積層型電子部品の製造方法を説明するための模式図である。 図5は、本発明の第2の実施形態による積層型電子部品の製造方法を説明するための模式図である。 図6は、本発明の第2の実施形態による積層型電子部品の製造方法を説明するための模式図である。 図7は、本発明の第2の実施形態による積層型電子部品の製造方法を説明するための模式図である。 図8は、本発明の第2の実施形態による積層型電子部品の製造方法を説明するための模式図である。 図9は、上記製造方法によって製造可能な積層型電子部品30の一例である薄膜コモンモードフィルタを示す略分解斜視図である。 図10は、回路層12の略分解斜視図である。
符号の説明
10 1次加工ウェハー
11 フェライトウェハー
12 回路層
13 フェライト層
13a フェライト層
13b フェライト層
13A フェライト基板
13B フェライト基板
14 (段差付き)フェライトウェハー
15 ウェハー積層体
16 位置合わせ用マーキング
20 2次加工ウェハー
30 積層型電子部品
100 薄膜コモンモードフィルタ
104a-104d 端子電極
105A-105E 絶縁層
106 第1のコイル導体
107 第2のコイル導体
108 第3のコイル導体
109 第4のコイル導体
120 第1のコンタクト導体
121 第2のコンタクト導体
122 第1の引き出し導体
123 第2の引き出し導体
124a-124d コンタクトホール
125 開口
126 磁性体

Claims (4)

  1. セラミックウェハー及び当該セラミックウェハーの一方の主面に形成された回路層を含む1次加工ウェハーを複数用意し、複数の前記1次加工ウェハーを同じ向きで順に貼り合わせてウェハー積層体を形成する工程と、
    前記ウェハー積層体における前記セラミックウェハーの部分をスライスすることにより、前記回路層を1枚ずつ分離し、これにより前記回路層の上下がセラミック層に挟まれた構造を有する2次加工ウェハーを作製する工程と、
    前記2次加工ウェハーをチップ単位で裁断して積層型電子部品を得る工程とを備えることを特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  2. 前記2次加工ウェハーにおける前記セラミック層の表面を研磨する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の積層型電子部品の製造方法。
  3. 前記ウェハー積層体を形成する工程において、
    前記回路層はマーキングを含み、
    前記セラミックウェハーは、前記マーキングが露出可能となるよう、他方の主面の縁部の少なくとも一部に形成された段差をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の積層型電子部品の製造方法。
  4. 前記セラミックウェハーがフェライトからなり、前記回路層がインダクタパターンを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の積層型電子部品の製造方法。
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