JP2009064720A - 鉛蓄電池 - Google Patents

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【課題】耳部の折れ曲がりの発生を抑制して、短絡を防止した鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】本発明の鉛蓄電池は、シート状鉛合金を加工してなる耳部11を有する複数枚の正極板と、前記複数枚の正極板を前記耳部11で溶接して一体化させるストラップ10とを備える。極板の耳部11は、圧延組織13を有するとともに、溶接により生じた再結晶組織12を有し、耳部11の表面11A,11Bとストラップ10の表面とが接する付け根部14から、耳部11の表面11A,11Bにおける再結晶組織12と圧延組織13との境界15までの長さXが、耳部の厚みY以下であるから耳部11の折れ曲がりの発生を抑制し、短絡を防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、鉛蓄電池に関する。
同極性の極板同士を並列に接続するために、複数の極板の耳部同士を溶接して一体化した鉛蓄電池が知られており、複数の極板の耳部を溶接して一体化した部分はストラップと呼ばれる(例えば特許文献1を参照)。
複数の極板の耳部同士を溶接して一体化するには、詳細は後述するが、ガス溶接法やキャストオンストラップ法(以下、COS法ともいう)などの溶接方法が採られる。
一般的には、溶接の際に、耳部の合金と一体化のための合金とを溶融、混合させて一体化するが、Ca系の合金とSb系の合金の場合には、CaとSbとの化合物が形成されないように表面のみを溶融して溶接する。
例えば、正極板の合金としてPb−Ca系合金を用い、一体化のためにPb−Sb系合金を用いると、両者を溶融混合により硫酸に腐食されやすいCaとSbの合金が生成するので、この組み合わせの場合には表面のみを溶融して一体化される。
ところで、鉛蓄電池の極板材料としては、主に鋳造格子と、圧延シートから作製したエキスパンドまたは打ち抜き格子とがある。自動車用電池においては、圧延組織を有する圧延シートが用いられるのが主流であるが、圧延シートを加工してなる複数の耳部を溶接して一体化する際に、溶接部分は一時的に高温になるため、耳部を形成している合金が溶融凝固して再結晶組織が形成される。
特開2002−367594公報
極板の耳部のうち、溶接により再結晶組織が形成された部分は、その他の部分を構成する圧延組織と比較して強度が低くなっている。
したがって、充放電の繰り返しに起因して極板が伸びると、耳部の再結晶組織が形成された部分が折れ曲がるおそれがある。そして、耳部の折れ曲がり角度が大きくなると、折れ曲がった極板がセパレータを強く押して、ついには短絡してしまうおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、複数の極板の耳部同士を溶接して一体化した鉛蓄電池において、耳部の折れ曲がりの発生を抑制して、短絡を防止することを目的とする。
本発明者は、耳部の折れ曲がりの発生を抑制して、短絡を防止する鉛蓄電池について鋭意検討した結果、耳部の再結晶の程度は溶接条件の変動や圧延シートの作製条件などによって、耳部表面よりも内部のほうが下方まで再結晶する場合もあれば、その逆に耳部表面のほうがより下方まで再結晶する場合もあるが、耳部表面と内部との再結晶の仕方の違いにかかわらず、耳部表面における再結晶組織と圧延組織との境界までの長さXが短絡の有無や耳部の折れ曲がりと関係があることを見出した。
さらなる検討により、本発明者は、溶接の際に生じる再結晶組織の形成される範囲が所定範囲内(すなわち、再結晶組織と圧延組織との境界までの長さXが所定範囲内)であれば、耳部の折れ曲がりの発生を抑制することができるということも見出し、本発明を完成するに至った。本発明は、かかる新規な知見に基づいてなされたものである。
すなわち、本発明はシート状鉛合金を加工してなる耳部を有する複数枚の正極板と、前記複数枚の正極板を前記耳部で溶接して一体化させるストラップとを備える鉛蓄電池であって、前記耳部は、圧延組織を有するとともに、溶接により生じた再結晶組織を有し、前記耳部の表面と前記ストラップの表面とが接する付け根部から、前記耳部の表面における前記再結晶組織と前記圧延組織との境界までの長さXが、前記耳部の厚みY以下であることを特徴とする鉛蓄電池である。
上述したように、複数の極板の耳部を溶接して一体化させた鉛蓄電池においては、溶接時の高温に起因して、耳部には再結晶組織が形成される。本発明者は、溶接により生じる再結晶組織の範囲と短絡の有無や耳部の折れ曲がりとの関係について検討した。
詳細は後述するが、耳部の表面とストラップの表面とが接する付け根部から、耳部の表面における再結晶組織と圧延組織との境界までの長さXが、耳部の厚みY以下であると、耳部の折れ曲がりの発生を抑制して、短絡を防止できるという結果が得られた(表1を参照)。
本発明の鉛蓄電池においては、耳部の表面と前記ストラップの表面とが接する付け根部から、耳部の表面における再結晶組織と圧延組織との境界までの長さXが、耳部の厚みY以下であるから、耳部の折れ曲がりの発生を抑制して、短絡を防止できる。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1について説明する。
本実施形態の鉛蓄電池は、図1に示すように耳部11を有する複数枚の正極板と、複数枚の正極板の耳部11を溶接して一体化させるストラップ10とを備える。
本発明において正極板は、鉛合金として、たとえば、Pb−Ca−Sn合金(Pb−0.06%Ca−1.5%Sn)などのPb−Ca系合金などを用い、これを所定厚さに圧延してシート状にしたものをエキスパンドまたは打ち抜きによって耳部11を有する格子体に加工したものである。
正極板の基材である圧延シートの厚みは通常0.7mm〜4.0mmであり、自動車用の鉛蓄電池の正極板とする場合には、その厚みは通常0.7mm〜1.2mmとされる。耳部11の厚みも極板の厚みと同様に、通常0.7mm〜4.0mmであり、自動車用の鉛蓄電池の正極板とする場合には、その厚みは通常0.7mm〜1.2mmとされる。
本発明の鉛蓄電池において、複数枚(本実施形態においては4枚)の正極板の耳部11は、ガス溶接法やCOS法などにより一体化される。
ガス溶接法とは、複数の極板の耳部11を櫛状治具に挿入して、ガスバーナーなどの炎で極板耳部11と足し鉛と呼ばれる鉛(合金)とを溶融凝固させて一体化してストラップ10とする方法であり、COS法とは、鋳型内に置かれた溶融鉛(足し鉛)に極板の耳部11を浸漬してその後凝固させることで一体化してストラップ10とする方法である。
耳部11を溶接する際に用いられる、足し鉛(ストラップ10)としては、例えば、純Pb、Pb−Sn系合金、Pb−Sb系合金などが用いられる。
本実施形態においては、耳部11を溶接する際に溶融状態の耳部11と溶融状態の足し鉛とができるだけ混ざり合わないように、溶接する部分の表面のみを溶融した状態で溶接するのが好ましい。正極板の鉛合金として、Pb−Ca系合金を用い、足し鉛の合金として、Pb−Sb系合金を用いて、溶融状態の耳部と溶融状態の足し鉛とを十分に攪拌混合すると、電解液として用いられる硫酸により腐食されやすいCaとSbの合金が生成するからである。
さて、正極板の耳部11には、複数枚の正極板の耳部11を一体化するために行われる溶接により、その一部には、再結晶組織12が形成されている(図2を参照)。
本発明においては、耳部11の表面11A,11Bとストラップ10の表面とが接する付け根部14から、耳部11の表面11A,11Bにおける再結晶組織12と圧延組織13との境界15までの長さX(以下、単に、「長さX」ともいう)が、耳部11の厚みY以下とされる。
長さXが耳部の厚みYを超えると、圧延組織13よりも強度の弱い再結晶組織12が広い範囲で形成されることになり、耳部11の折れ曲がりが発生しやすくなるためである(図3を参照)。
なお、本発明において、「耳部の表面」とは、極板の厚み方向に垂直な2つの外側面11A,11Bのことをいう。本発明において、長さXは、図2に示す耳部11の左側表面11Aにおける長さX1と、図2に示す耳部11の右側表面11Bにおける長さX2との平均値である。
詳しくは、長さX1は、耳部11の左側表面11Aとストラップ10の表面とが接する付け根部14Aから、表面11Aにおける再結晶組織12と圧延組織13との境界15Aまでの長さであり、長さX2は、耳部11の右側表面11Bがストラップ10の表面と接する付け根部14Bから、表面11Bにおける再結晶組織12と圧延組織13との境界15Bまでの長さである。
長さX1、X2は、溶接後の正極板の耳部11およびストラップ10をエポキシ樹脂などに含浸して硬化させた後、耳部11の幅方向の略中央部分を研磨し、酢酸および過酸化水素水などを含む溶液を使用してエッチングしてから、金属顕微鏡を用いて、測定することができる。
本発明において、ストラップ10(足し鉛)の溶融温度、冷却速度、耳部11の合金組成などを変えることで長さXを変化させることができる。例えば、溶融温度を低くする、あるいは冷却温度を低くすれば、長さXは短くなる。
耳部の折れ曲がりの発生と短絡を確実に防ぐには、全ての正極板において長さXが耳部の厚みY以下であることが好ましい。
しかしながら、長さXが耳部の厚みY以下の正極板を1枚でも備えていれば、その正極板では耳部11の折れ曲がりが発生し難く、短絡を起こし難くなるため、本発明の課題を充分に解決するものといえる。
次に本発明の鉛蓄電池の製造方法について簡単に説明する。
本発明の鉛蓄電池は、上記した正極板と、常法によって作製された負極板とをセパレータを介して交互に積層し、電槽に挿入した後、希硫酸を注液してから化成を行うことで得られる。
<実施例群1>
種々の厚みの正極板を用いて、溶接条件を調整して種々の長さXとなるように溶接を行って各種鉛蓄電池を作製した。詳細を以下に示す。
(1)正極板の作製
圧延シートの材料として、シート状のPb−Ca−Sn合金(Pb−0.06%Ca−1.5%Sn)を用い、これを所定厚さに圧延した後、エキスパンド加工して、実施形態1の耳部11付きの正極格子を作製した。
なお、耳部11の厚みYの異なる電池を作製するために、圧延シートとして、厚みが、0.7mm、0.9mm、1.0mm、1.2mmのものを使用した。
それぞれの正極格子に鉛粉と希硫酸とを混合して調製したペースト状活物質を充填したのち、熟成して正極板を作製した。
(2)溶接条件の検討
本実施例群の鉛蓄電池を作製するのに先立ち、(1)により作製した正極板を用いて、以下の方法により、溶接条件(溶接温度、冷却条件など)を検討した。
(1)で作製した正極板と常法によって作製された負極板とをセパレータを介して交互に積層した後、正極板および負極板をそれぞれ、ストラップ10(足し鉛)合金として、Pb−Sb合金(Pb−3%Sb−0.25%As)を用いてCOS法により溶接して一体化した。
一体化は、溶融温度(350〜550℃)および冷却条件を種々に設定して行い、一体化後の極板について、極板の耳部11およびストラップ10をエポキシ樹脂などに含浸して硬化させた後、耳部11の幅方向の略中央部分を研磨し、酢酸および過酸化水素水などを含む溶液を使用してエッチングしてから、金属顕微鏡を用いて長さXを測定した。
なお、溶接後の正極板の耳部11の表面11A,11Bとストラップ10の表面とが接する付け根部14A,14Bから、耳部11の表面11A,11Bにおける再結晶組織12と圧延組織13との境界15A,15Bまでの長さをX1,X2とし、X1とX2の平均値を長さXとした(図2を参照)。
(3)極板の一体化
(1)で作製した4枚の正極板と常法によって作製された5枚の負極板とをセパレータを介して交互に積層した後、正極板および負極板をそれぞれ、ストラップ10(足し鉛)合金として、Pb−Sb合金(Pb−3%Sb−0.25%As)を用いてCOS法により溶接して一体化した。
耳部の厚みYの異なる電池を作製するために、圧延シートとして、厚みが、0.7mm、0.9mm、1.0mm、1.2mmのものを使用し、それぞれの厚みの圧延シートについて、(2)で検討した溶接温度、冷却条件に従い、長さXの異なる正極板を5種類ずつ作製した。使用した圧延シートの厚み(耳部の厚み)Yと、長さXについては表1に示す。
(4)電池の作製
(3)で作製した一体化後の極板群を電槽に挿入した後、希硫酸を注液してから化成を行うことで、JIS D 5301に規定されている34B19サイズの鉛蓄電池(12V 27Ah)を作製した。
<試験例>
上記方法により作製した鉛蓄電池を75℃の恒温槽中で、0.1CAの充電電流で2ヶ月間充電を行った後、短絡の有無と、正極の極柱16のあるセルにおける正極板の曲がり角度とを観察し、試験結果を、耳部の厚みY、長さXと併せて表1に示した。
なお、極柱16のあるセルにおける正極板の曲がり角度を観察したのは、極柱16のあるセルでは、極柱16のないセルと比較すると、極柱16がストラップ10を押さえつける力が働くため、極板の伸び応力を吸収できずに、他のセルの正極板よりも、耳部11が曲がり易いからである。
本実施例群で作製した鉛蓄電池(試験番号1〜20)は、各セルごとに4枚の正極板を備えているので、極中のあるセルの4枚の正極板の曲がり角度を観察し、その平均値を算出した。
表1においては、正極板の曲がり角度は、各厚みYの圧延シートごとに、長さXの相違する5つの電池のうち、最も曲がり角度の大きかった電池の曲がり角度を100とした「曲がり角度比」として示した。
なお、表1中、例えば、試験番号10の電池の長さXが−0.1とは、再結晶組織12と圧延組織13との境界15がストラップ10内部にあることを示す。
Figure 2009064720
<結果と考察>
長さXが耳部の厚みYよりも大きい電池(試験番号1、2、6、7、11、12、16)では短絡が観察され、曲がり角度比も大きかったが、長さXが耳部の厚みY以下の電池(試験番号3〜5、8〜10、13〜15、17〜20)では短絡は観察されず、Xの値が小さくなるに従い、曲がり角度比が小さくなった。
これは以下の理由によると考えられる。
正極板耳部11の溶接部分は一時的に高温になるため、耳部11を形成している合金が溶融凝固して再結晶組織12が形成され、この再結晶組織12が形成された部分は、その他の部分を構成する圧延組織13と比較して強度が低くなっている。
そして、充放電の繰り返しに起因して極板が伸びると、耳部11の再結晶組織12が形成された部分では折れ曲がりが発生しやすくなる。この耳部11の折れ曲がり角度が大きくなると、折れ曲がった極板がセパレータを強く押して短絡がおこりやすくなる。
しかし、長さXが耳部の厚みY以下の電池では、再結晶組織12と圧延組織13との境界15がストラップ10寄りとなっており、再結晶組織12の形成されている範囲が小さくなっている。すなわち、長さXが耳部の厚みY以下の電池(試験番号3〜5、8〜10、13〜15、17〜20)の耳部11同士を溶接して一体化した鉛蓄電池において、耳部11の折れ曲がりの発生を抑制して、短絡を防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態においては4枚の正極板が一体化されたものを示したが、一体化される正極板の枚数はこれに限定されない。これより多くても少なくても同様の効果が得られる。
(2)上記実施例においては、COS法により溶接を行ったが、ガス溶接法など他の溶接方法により溶接を行ってもよい。
(3)上記実施例においては、正極板の合金としてPb−Ca−Sn合金(Pb−0.06%Ca−1.5%Sn)を用い、ストラップ(足し鉛)合金として、Pb−Sb合金(Pb−3%Sb−0.25%As)を用いたが、たとえば、足し鉛として純PbやPb−Sn系合金などを用いてもよい。
本実施形態1の鉛蓄電池の正極ストラップおよび耳部の断面図 正極板の耳部の組織を示す模式断面図 耳部が折れ曲がった状態の正極ストラップおよび耳部の断面図
符号の説明
10…ストラップ
11…正極板耳部
11A…耳部の(左側)表面
11B…耳部の(右側)表面
12…再結晶組織
13…圧延組織
14…付け根部
15…再結晶組織と圧延組織との境界
X…長さ
Y…耳部の厚み

Claims (1)

  1. シート状鉛合金を加工してなる耳部を有する複数枚の正極板と、前記複数枚の正極板を前記耳部で溶接して一体化させるストラップとを備える鉛蓄電池であって、
    前記耳部は、圧延組織を有するとともに、溶接により生じた再結晶組織を有し、
    前記耳部の表面と前記ストラップの表面とが接する付け根部から、前記耳部の表面における前記再結晶組織と前記圧延組織との境界までの長さXが、前記耳部の厚みY以下であることを特徴とする鉛蓄電池。
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