JP2009063622A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

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康一 芝
Shoichi Kurauchi
昭一 倉内
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Abstract

【課題】遮光層の形成が容易で、製造性、信頼性が高い液晶表示装置を得る。
【解決手段】一対の基板11,20を有し、一方の基板の画像表示領域40に異なる複数色のカラーフィルタ層60G,60B,60Rを配列してなり、前記一対の基板は外周に沿ってシール材50で封止され前記一対の基板間に形成されるセルギャップ52内に液晶層30を挟持してなる液晶表示装置において、前記カラーフィルタ層を複数層60B,60R、積層することにより形成された堰堤42が前記画像表示領域外周に沿って囲むように配置され、この堰堤と前記シール材50間に前記基板を透過する光を遮光する遮光層41が設けられている。
【選択図】図4

Description

この発明は、画像表示領域外周とシール材間に遮光層を形成した液晶表示装置およびその製造方法に関する。
液晶表示装置は複数の画素電極およびそのスイッチング素子が画像表示領域を形成するようにマトリクス配置されたアレイ基板と、このアレイ基板に対向配置され共通電極を有する対向基板を備え、これらの基板は所定のセルギャップを有して周縁をシール材で封着され、このセルギャップに液晶層を充填した液晶セルを有している。
カラー液晶表示装置は、画像を表示する画像表示領域において、アレイ基板上に各画素電極にそれぞれ割当てられた色成分の光を透過させるカラーフィルタ層が設けられ、表示領域の外周でかつシール材内側に遮光層が設けられている。これらの画素電極ごとにスイッチング素子が配置され、これらは画像表示領域を垂直方向に延びる複数の信号線と、水平方向に延びる複数の走査線に囲まれた画素領域に配置される。
カラーフィルタ層は画素電極形成前に信号線と同一方向に延びるストライプで形成され、緑、青、赤色のフィルタ層がそれぞれ対応する画素電極をカバーするように順に繰り返し走査線方向に配列される。
各フィルタ層間には遮光層であるブラックマトリクス層がフォトリソグラフィで形成され、さらに同一製造工程で上記遮光層も同時に形成される。一方、対向基板に共通電極が設けられる(特許文献1参照)。
カラーフィルタ層をアレイ基板側に配置する利点の一つは、画素電極間に配置される信号線が上記したブラックマトリクス層の機能を兼ね得ることである。信号線は金属層であるから基板を透過する光を遮光するので、各色フィルタ層境界で生じる漏光による色のにじみを遮断することができる。このため、画像表示領域内にブラックマトリクス層を形成するのを省略できる。
特開平8−278507号公報
しかしながら、ブラックマトリクス層形成工程を省略しても、画像表示領域外周の遮光層を省略すると光漏れが避けられないので、表示領域外周に遮光層を形成する工程が残る。
遮光層は画像表示領域周辺部の遮光性のために、黒色顔料をフォトレジストに混ぜた黒色樹脂材を使用し、フォトリソグラフィ工程によってパターニングすることによって形成される。しかし、このパターニングが画像表示領域に不所望な汚染等を招来する恐れがある。
遮光層を配線時の金属層で形成することが考えられるが、信号線や走査線の引出し配線との絶縁対策が必要になる。
本発明は遮光層の形成が容易で、製造性、信頼性が高い液晶表示装置およびその製造方法を得るものである。
本発明の一態様は、一対の基板を有し、一方の基板の画像表示領域に異なる複数色のカラーフィルタ層を配列してなり、前記一対の基板は外周に沿ってシール材で封止され前記一対の基板間に形成されるセルギャップ内に液晶層を挟持してなる液晶表示装置において、前記カラーフィルタ層を複数層、積層することにより形成された堰堤が前記画像表示領域外周に沿って囲むように配置され、この堰堤と前記シール材間に前記基板を透過する光を遮光する遮光層が設けられていることを特徴とする液晶表示装置にある。
本発明の他の態様は、画像表示領域を有する第1の基板と第2の基板を備え前記第1の基板の前記画像表示領域に異なる複数色のカラーフィルタ層を配置し、前記第1の基板と前記第2の基板間に液晶層を挟持するセルギャップを形成するようにこれらの基板の外縁に沿うシール材で封止され、前記画像表示領域と前記シール材間に前記画像表示領域を囲む枠状の遮光層が形成された液晶表示装置の製造方法において、
前記第1の基板の前記画像表示領域に前記カラーフィルタ層を形成するとともに前記画像表示領域の外周に沿って前記カラーフィルタ層の複数層の積層により堰堤を形成する工程と、
前記第1の基板の外周に沿って前記堰堤の外側でかつ前記堰堤と間隔を置いてシール材を塗布する工程と、
前記堰堤と前記シール材間の前記第1の基板面にインクジェットにより黒色インクを塗布し遮光層を形成する工程と、
前記第1の基板と前記第2の基板を前記シール材の押圧・接着により貼り合わせ前記セルギャップを形成するように封止する工程とを具備してなる液晶表示装置の製造方法にある。
本発明は遮光層の形成が容易で、製造性、信頼性が高い液晶表示装置およびその製造方法を得ることができる。
本発明はカラーフィルタ層の積層体で形成した遮光層を区画するための堰堤を備える。
本発明の一態様によれば、インクジェット法で塗布する遮光層の内周を堰堤で堰き止めて区画し、遮光層の外周をシール材で堰き止めて区画する。これにより、画素表示領域外周を囲む枠状遮光層が形成される。
本発明の実施形態を説明するにあたり、インクジェット法による遮光層の形成について図5および図6により考察する。
カラーフィルタ層60の形成において、アレイ基板11上の光を透過する画像表示領域40に、緑、青、赤色の順に各色顔料を混入したフォトレジストを塗布し、露光、現像して光を透過する画像表示領域に各色カラーフィルタ層60G,60B,60Rを形成する。各層の厚さは例えば3μmである。
インクジェット法による遮光層41の作製ではインクヘッドから射出した黒色インクの液滴がガラスなどの透明な絶縁性基板11a面に付着すると基板11a上を流れて拡がるのでこれを堰止める一対の堰堤42,43を配置する。カラーフィルタ層60形成と同一工程でカラーフィルタ層60の積層体で堰堤42,43を形成することは極めて容易で、青、赤色フィルタ層60B、60Rの2層で6μmの高さの堰堤42,43を画像表示領域40外周とシール材50領域内に二重に形成する。
二重の堰堤42,43に挟まれた絶縁性基板11a面にインクの液滴を塗布すると、インクは堰堤42,43で堰き止めされ、枠状にパターン化される。このインクをベークし乾燥して遮光層41とする。例えば遮光層41の幅は2mm、厚さは3μmである。
遮光層41を形成後にシール材50を塗布する。シール材50はエポキシ系の熱硬化性樹脂のペーストであり、ノズルから吐出したシール材50を幅0.5mmで基板11a外縁に沿って周回させて塗布し、プリベークすることにより未硬化の乾燥したシール材50が得られる。シール材50はシール材50内を透過する光による光漏れを防ぐために、遮光層41の一部と重なる位置に配置する。このため二重堰堤42,43のうちの外側の堰堤43をシール部50内に位置させる。
図6に示すように、シール材50をプリベークにより脱泡乾燥後、対向基板20を合わせて押し潰し両基板11,20を接着すると、0.5mm幅で盛り上がった未硬化シール材50は両基板11,20間に幅tが1mmで拡がり一部が遮光層41上に張り出して重なり硬化する。対向基板20面とアレイ基板11の両基板11,20面間のギャップは例えば6.5〜8μmである。
ここで、シール材50をペースト状にして塗布するところから、未硬化シール材50の塗布バラツキ±0.2mm、シール材50の幅バラツキ±0.3mm、遮光層41と硬化後のシール材50の重なりバラツキ±0.25mmが生じる。このため、重なりが大きい部分や重なりのない部分が発生する。重なりが大きいとシール材50と遮光層41間の剥離により封止強度が低下し、重なりがないと光漏れを阻止できない。また、ラビングや洗浄工程のごみが外側堰堤43に付着すると、シール材50の押し潰しが一様にならない場合が生じて、ギャップむらが発生しやすい。製造工程としてはインクジェットによる塗布時に遮光層41およびシール材50塗布時に脱泡のためのベークが個々に必要である。
しかし、このようなカラーフィルタ積層体の堰堤42,43とインクジェット法による遮光層41塗布の組合わせは、遮光層41を容易かつ信頼性高く形成することを可能にする。
図1乃至図4は、この発明の実施形態の液晶表示装置を示す。
液晶セル10はガラスなどの透明絶縁性基板からなるアレイ基板11と、このアレイ基板11と対をなして対向配置され同じく透明絶縁性基板からなる対向基板20と、アレイ基板11と対向基板20との間に配置された液晶層30とを備える。画像表示領域40は、アレイ基板11と対向基板20とを貼り合わせるシール材50によって囲まれた領域内に形成されている。画像表示領域40とシール材50の間には画像表示領域40を枠状に取り囲むようにして遮光層41が形成される。
アレイ基板11は、画像表示領域40にマトリクス状に配置された複数の画素電極12、これらの画素電極12の行方向に沿って形成された複数本の走査線13、これらの画素電極12の列方向に沿って形成された複数本の信号線14、各画素電極12に対応して走査線13および信号線14の交差位置近傍に薄膜トランジスタ(TFT)のスイッチング素子15を有している。
アレイ基板11は、ガラスなどの透明な絶縁性基板11a上に、さらに複数の画素電極12、これらの電極12のそれぞれに対応して形成されたスイッチング素子15を覆って形成されるカラーフィルタ層60、カラーフィルタ層60上に形成された複数の柱状スペーサ(図示せず)が設けられ、複数の画素電極12全体を覆うように配向膜16を備えている。
カラーフィルタ層60は、例えば3μmの厚さを有し、緑色、青色、および赤色にそれぞれ着色され、画素電極12の列に対応してストライプ状に並んで配置されている。これらのカラーフィルタ層60は、緑色、青色、および赤色の各色成分の光をそれぞれ透過させる3色のカラーフィルタ層60G,60B,60Rとなる。
図1に示すように、液晶セル10におけるシール材50は、液晶注入口(図示せず)を除いて印刷塗布される。このシール材50は、遮光層41の外周に沿って周回し枠状に形成される。
また画像表示領域40の外周に沿って枠状に設けられた遮光層41は、光の透過を遮るために黒色樹脂のインクによって形成され3μmの厚さを有している。
画像表示領域40の外周に沿って遮光層41を堰き止め区画する単一の堰堤42が設けられており、この堰堤42とシール材50間に遮光層41が形成される。
遮光層41の製造工程において、堰堤42は遮光層41のインクジェット法による黒色インクの液滴が基板11a面を不所望に拡がるのを堰き止めるもので、カラーフィルタ層60の積層体で形成されている。遮光層41の外周側はシール材50が外側の堰堤を兼ねる。
配向膜16は、液晶層30の液晶分子を所定方向に配向する。
対向基板20は、図2に示すように、ガラスなどの透明な絶縁性基板20a上に形成された対向電極21およびこの対向電極21を覆う配向膜22を有している。対向電極21は、アレイ基板11側の画素電極12に共通して対向する透明電極である。
液晶層30はシール材50の液晶注入口(図示せず)からセルギャップ52(図4(c)参照)に注入されて封止される。
本実施形態の液晶セル10の製造方法について説明する。
<アレイ基板11>
図2に示すように、絶縁性基板11a上に、シリコン酸化膜などのアンダーコーティング層11bを形成する。続いて、アンダーコーティング層11b上に、アモルファスシリコン膜を成膜し、さらに多結晶化処理を施してポリシリコン膜17とする。この膜17をパターニングして、TFT(スイッチング素子15)のチャネル層を形成する。
次にシリコン酸化膜を成膜して、ゲート絶縁膜18を形成する。続いて、スパッタリング法により、ゲート絶縁膜18上にAl,Mo,Wなどの金属膜を成膜し、フォトリソグラフィ工程により所定の形状にパターニングする。これにより、走査線13(図1参照)、ゲート電極19などの各種配線を形成する。
続いて、ゲート電極19をマスクとして、ポリシリコン膜17に不純物を注入して、TFT(スイッチング素子15)のドレイン領域、ソース領域を形成する。
さらに、全面に酸化シリコン膜を成膜し、層間絶縁膜24とする。
次に、スパッタリング法により、層間絶縁膜24上に、Al,Mo,W,などの金属膜を成膜し、フォトリソグラフィ工程により所定の形状にパターニングする。これにより、信号線14と、これらの信号線14と一体にTFT(スイッチング素子15)のドレイン電極25を形成する。また、同時に、TFT(スイッチング素子15)のソース電極26を形成する。必要により、これらの上にパッシベーション膜(図示せず)を形成してもよい。
<カラーフィルタ層60>
次に緑色の顔料を分散させたフォトレジストを基板11a全面に塗布する。得られるレジスト膜をプリベークした後、緑色画素に対応した部分に光が照射されるようなフォトマスクを介して露光する。このレジスト膜を所定の現像液によって現像し、さらに水洗後、ポストベークして、緑色のカラーフィルタ層60Gを形成する。
続いて、同様の工程で順次、青色カラーフィルタ層60B、赤色カラーフィルタ層60Rを形成する。これにより、3μmの膜厚を有するカラーフィルタ層60が形成される。
<堰堤42>
図3および図4(a)に示すように、青、赤色のカラーフィルタ層60B、60Rの形成工程で、画素電極12のマトリクスアレイを形成した画像表示領域40の外周を囲んで青色レジストと赤色レジストの2層構造すなわち2色のカラーフィルタ層60B,60Rの堰堤42を形成する。この堰堤の幅は、例えば0.1mm、高さ6μmである。
<画素電極12>
続いて、図2に示すように、カラーフィルタ層60上にITOを成膜しパターニングして、スイッチング素子15のソース電極26に接続された画素電極12を形成する。
さらにアレイ基板11表面の画素電極12周辺に柱状スペーサ(図示せず)を形成し、続いて配向膜材料を塗布し、ラビング処理を行い配向膜16を形成する。
<シール材50>
図4(b)に示すように、液晶セル10の製造工程では、熱硬化性樹脂の接着剤であるシール材50のペースト50aを液晶注入口を残して画像表示領域40を囲むようにアレイ基板11の外縁に沿って塗布する。塗布されたシール材50のペースト50aの幅t1は0.5mm、青、赤色カラーフィルタ60B,60Rの積層体である堰堤42との間に2mm幅のシール材未塗布領域(遮光領域)を画像表示領域40を囲む枠状に設けておく。この遮光領域に遮光層41を形成するために、インクジェット法により黒色樹脂のインクの液滴を遮光領域に沿って被着する。被着したインクは遮光領域面に沿って展延し、堰堤42と未硬化のシール材50のペースト50aとの間に3μmの均一な膜厚の黒色層である遮光層41を形成する。未硬化のシール材50のペースト50aを遮光層41の幅を決める外周側の堰堤とする。
その後、未硬化シール材50のペースト50aおよび遮光層41を同時にプリべークして脱泡、乾燥する。プリべークの温度は未硬化シール材50のペースト50aが熱硬化しない程度の温度である。
<対向基板20>
一方、対向基板20の製造工程では、まず、ガラスなどの透明な絶縁性基板20a(図2)上に、ITOの対向電極21を形成する。そして、対向電極21を覆って絶縁性基板20aの全面にポリイミドなどの配向膜材料を塗布し、べーク後、配向処理を施すことにより、配向膜22を形成する。
<液晶セル10>
次に、図4(c)に示すように、アレイ基板11と対向基板20を合わせて、加熱、押圧し、未硬化シール材50のペースト50aを押し潰して変形させ、熱硬化させてシール材50とする。これによりアレイ基板11の外縁と対向基板20の外縁とを接着し、液晶層30を挟持するセルギャップ52を形成して封止する。シール材50の内周の一部は遮光層41上に延びて重なり部51を形成して硬化する。固化したシール材50の幅t2は1mmである。
このようにして形成した空きセルに、液晶材料を液晶注入口からセルギャップ52内に注入し、さらに液晶注入口を封口する。
以上の工程で液晶表示パネルが製造される。
上記の本実施形態の遮光層の形成において、未硬化シール材50のペースト50aが枠状遮光層41の外周側の堰堤になっている。このために、シール材50の位置は、塗布バラツキ0.2mmがあっても遮光層41はそのバラツキに対応して堰き止めされて塗布される。すなわち貼り合わせ時の遮光層41上へのシール材50の拡がりのバラツキはシール材50の塗布幅t2にのみ影響される。塗布幅t2のバラツキを0.3mmとすると、押し潰しによるシール材50と遮光層41の重なりバラツキは0.15mmになる。図5および図6で説明したカラーフィルタ層60の積層体をシール領域内にも配置する構造に対して、0.1mm幅のバラツキ低減ができて、その分のシール剥がれ強度を高めることができる。さらに、この実施形態でシール領域に堰堤43を配置しないので、堰堤43のごみ付着によるシール材50が潰れないという不良がなく、また堰堤43の形状不良によるシール材50潰れがない。
なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態は画像表示領域40にブラックマトリクスを設けない構造であるが、ブラックマトリクスを有する構造にも適用することができるものである。またカラーフィルタ層60およびシール材50をアレイ基板11側に形成したが、フィルタ層60とシール材50を対向基板20側に形成した場合にも適用でき、この場合は遮光層41を対向基板20に形成する。
本発明の一実施形態の模式的な略平面図。 本発明の一実施形態の画像表示領域の一部拡大略断面図。 本発明の一実施形態の一部略平面図。 (a)(b)(c)は本発明の製造工程を説明するもので、図3のA−A線に対応する略断面図。 本発明を説明するための一部略平面図。 図5のA−A線に対応する略断面図。
符号の説明
10液晶セル
11アレイ基板
12画素電極
13走査線
14信号線
15スイッチング素子
16,22配向膜
20対向基板
21対向電極
30液晶層
40画像表示領域
41遮光層
42堰堤
50シール材
51重なり部
60(60G,60B,60R)カラーフィルタ層

Claims (5)

  1. 一対の基板を有し、一方の基板の画像表示領域に異なる複数色のカラーフィルタ層を配列してなり、前記一対の基板は外周に沿ってシール材で封止され前記一対の基板間に形成されるセルギャップ内に液晶層を挟持してなる液晶表示装置において、前記カラーフィルタ層を複数層、積層することにより形成された堰堤が前記画像表示領域外周に沿って囲むように配置され、この堰堤と前記シール材間に前記基板を透過する光を遮光する遮光層が設けられていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記遮光層は、前記シール材と前記堰堤のみによって位置規制されていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 画像表示領域を有する第1の基板と第2の基板を備え前記第1の基板の前記画像表示領域に異なる複数色のカラーフィルタ層を配置し、前記第1の基板と前記第2の基板間に液晶層を挟持するセルギャップを形成するようにこれらの基板の外縁に沿うシール材で封止され、前記画像表示領域と前記シール材間に前記画像表示領域を囲む枠状の遮光層が形成された液晶表示装置の製造方法において、
    前記第1の基板の前記画像表示領域に前記カラーフィルタ層を形成するとともに前記画像表示領域の外周に沿って前記カラーフィルタ層の複数層の積層により堰堤を形成する工程と、
    前記第1の基板の外周に沿って前記堰堤の外側でかつ前記堰堤と間隔を置いてシール材を塗布する工程と、
    前記堰堤と前記シール材間の前記第1の基板面にインクジェットにより黒色インクを塗布し遮光層を形成する工程と、
    前記第1の基板と前記第2の基板を前記シール材の押圧・接着により貼り合わせ前記セルギャップを形成するように封止する工程とを具備してなる液晶表示装置の製造方法。
  4. 前記押圧されたシール材の一部が前記遮光層上に張り出し重なるようにしてなる請求項3記載の液晶表示装置の製造方法。
  5. 前記第1の基板は前記画像表示領域に画素電極をマトリクス配置したアレイ基板である請求項3記載の液晶表示装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107527551A (zh) * 2016-06-16 2017-12-29 三星显示有限公司 具有改善的环境耐受性的显示设备

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