JP2009062053A - フィルム包装機 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者の負担を軽減できるとともに、被包装物を満遍なく包装できるフィルム包装機を提供することを目的とする。
【解決手段】包装用フィルム2を巻き付けて被包装物3を包装するものであり、基台4と、被包装物3が載置される回転テーブル5と、包装用フィルム2を支持するフィルム支持装置6とを備え、基台4には回転駆動部5aが内蔵されており、フィルム支持装置6は、上下に長尺な支柱7と、この支柱7に沿って昇降可能に取り付けられる昇降駆動部8と、この昇降駆動部8と一体的に設けられ、包装用フィルム2を巻き出し可能に支持する支持台9とを備えたフィルム包装機1。これにより、包装用フィルムを支柱に沿って昇降させながら、この包装用フィルムを被包装物に巻き付けることができる。
【選択図】図1
【解決手段】包装用フィルム2を巻き付けて被包装物3を包装するものであり、基台4と、被包装物3が載置される回転テーブル5と、包装用フィルム2を支持するフィルム支持装置6とを備え、基台4には回転駆動部5aが内蔵されており、フィルム支持装置6は、上下に長尺な支柱7と、この支柱7に沿って昇降可能に取り付けられる昇降駆動部8と、この昇降駆動部8と一体的に設けられ、包装用フィルム2を巻き出し可能に支持する支持台9とを備えたフィルム包装機1。これにより、包装用フィルムを支柱に沿って昇降させながら、この包装用フィルムを被包装物に巻き付けることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、包装用フィルムを巻き付けて被包装物を包装するフィルム包装機に関する。
従来、包装用フィルムを巻き付けて被包装物を包装する際は、回転テーブル上に被包装物を載せ、この回転テーブルを駆動回転させ、被包装物にフィルムを巻き付けるようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
このような簡易ストレッチ包装用ターンテーブルによれば、操作部を操作して回転テーブルを低速で回転できるので、包装用フィルムを手動で回転テーブル上の被包装物に容易に巻き付けることができるようになっている。
実公平07−054081号公報
このような簡易ストレッチ包装用ターンテーブルによれば、操作部を操作して回転テーブルを低速で回転できるので、包装用フィルムを手動で回転テーブル上の被包装物に容易に巻き付けることができるようになっている。
ところで、上記特許文献1に記載の回転テーブル上に載せられた被包装物に包装用フィルムを手動で巻き付けるに際し、この包装用フィルムを被包装物の側面に満遍なく巻き付けるには、回転テーブルによる被包装物の回転に合わせて、包装用フィルムを保持するホルダーの上げ下ろし動作を繰り返さなければならなかった。
ところが、このような包装用フィルムは、薄く伸ばした樹脂材料を多重に巻回してなる重量物である。したがって、作業者による手動での上げ下ろし動作を連続して行えば、作業者は疲労し、上げ下ろし動作が負担となるだけでなく、包装用フィルムの巻き付けにバラつきが生じて、被包装物を満遍なく包装できなくなってしまう場合がある。
ところが、このような包装用フィルムは、薄く伸ばした樹脂材料を多重に巻回してなる重量物である。したがって、作業者による手動での上げ下ろし動作を連続して行えば、作業者は疲労し、上げ下ろし動作が負担となるだけでなく、包装用フィルムの巻き付けにバラつきが生じて、被包装物を満遍なく包装できなくなってしまう場合がある。
本発明の課題は、作業者の負担を軽減できるとともに、被包装物を満遍なく包装できるフィルム包装機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1に示すように、包装用フィルム2を巻き付けて被包装物3を包装するフィルム包装機1において、
基台4と、この基台4に回転自在に支持され、前記被包装物3が載置される回転テーブル5と、前記基台4の近傍に設けられ、前記包装用フィルム2を支持するフィルム支持装置6とを備えており、
前記基台4には、前記回転テーブル5を回転させる回転駆動部5aが内蔵されており、
前記フィルム支持装置6は、上下に長尺な支柱7と、この支柱7に沿って昇降可能に取り付けられる昇降駆動部8と、この昇降駆動部8と一体的に設けられ、多重に巻回された前記包装用フィルム2を巻き出し可能に支持する支持台9とを備えていることを特徴とする。
基台4と、この基台4に回転自在に支持され、前記被包装物3が載置される回転テーブル5と、前記基台4の近傍に設けられ、前記包装用フィルム2を支持するフィルム支持装置6とを備えており、
前記基台4には、前記回転テーブル5を回転させる回転駆動部5aが内蔵されており、
前記フィルム支持装置6は、上下に長尺な支柱7と、この支柱7に沿って昇降可能に取り付けられる昇降駆動部8と、この昇降駆動部8と一体的に設けられ、多重に巻回された前記包装用フィルム2を巻き出し可能に支持する支持台9とを備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記被包装物3は、この被包装物3が載置された前記回転テーブル5の回転によって包装用フィルム2を巻き取るようにして、前記包装用フィルム2が巻き付けられることとなる。また、前記フィルム支持装置6は、上下に長尺な支柱7と、この支柱7に沿って昇降可能に取り付けられる昇降駆動部8と、この昇降駆動部8と一体的に設けられ、多重に巻回された前記包装用フィルム2を巻き出し可能に支持する支持台9とを備えているので、これら昇降駆動部8および支持台9を、前記支柱7に沿って昇降させることによって、前記支持台9に支持された前記包装用フィルム2を、前記支柱7に沿って昇降させることができる。
したがって、前記包装用フィルム2を前記支柱7に沿って昇降させながら、この包装用フィルム2を被包装物3に巻き付けることができる。これによって、従来とは異なり、作業者が前記包装用フィルム2を上げ下ろしさせる必要がなくなるので、作業者の負担を軽減できるとともに、前記被包装物3を満遍なく包装することが可能となる。
したがって、前記包装用フィルム2を前記支柱7に沿って昇降させながら、この包装用フィルム2を被包装物3に巻き付けることができる。これによって、従来とは異なり、作業者が前記包装用フィルム2を上げ下ろしさせる必要がなくなるので、作業者の負担を軽減できるとともに、前記被包装物3を満遍なく包装することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1に記載のフィルム包装機1において、
前記昇降駆動部8は、前記回転駆動部5aの回転動作に連動して昇降動作を行うように設定されていることを特徴とする。
前記昇降駆動部8は、前記回転駆動部5aの回転動作に連動して昇降動作を行うように設定されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記昇降駆動部8は、前記回転駆動部5aの回転動作に連動して昇降動作を行うように設定されているので、前記包装用フィルム2を前記被包装物3に巻き付ける際に、例えば被包装物3側面の上部側だけに多く包装用フィルム2が巻き付けられていたり、下部側だけ包装用フィルム2の巻き付け量が少なかったり等、包装用フィルム2の巻き付けにバラつきが生じることを防ぐことができる。これによって、前記被包装物3をより満遍なく包装することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1または2に記載のフィルム包装機1において、
前記支柱7の側面には、この支柱7の上下方向に沿って長尺な突条部7aが設けられており、
前記昇降駆動部8には、前記支柱7および突条部7aの双方を挿入可能な貫通孔8aが形成されていることを特徴とする。
前記支柱7の側面には、この支柱7の上下方向に沿って長尺な突条部7aが設けられており、
前記昇降駆動部8には、前記支柱7および突条部7aの双方を挿入可能な貫通孔8aが形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記昇降駆動部8には、前記支柱7および突条部7aの双方を挿入可能な貫通孔8aが形成されているので、この昇降駆動部8を、前記支柱7に沿って昇降させる際に、左右にぶれることなく昇降させることができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載のフィルム包装機1において、
前記支持台9上には、前記包装用フィルム2の軸心に挿入される支持軸9aが立設されており、前記包装用フィルム2は、この支持軸9aの軸周り方向に回転自在となっていることを特徴とする。
前記支持台9上には、前記包装用フィルム2の軸心に挿入される支持軸9aが立設されており、前記包装用フィルム2は、この支持軸9aの軸周り方向に回転自在となっていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記支持台9上には、前記包装用フィルム2の軸心に挿入される支持軸9aが立設されており、前記包装用フィルム2は、この支持軸9aの軸周り方向に回転自在となっているので、前記包装用フィルム2の軸心に支持軸9aを挿入することによって、前記支持台9によって前記包装用フィルム2を確実に巻き出し可能に支持することができる。
請求項5に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項1〜4のいずれか一項に記載のフィルム包装機1において、
前記包装用フィルム2は、ストレッチフィルムであることを特徴とする。
前記包装用フィルム2は、ストレッチフィルムであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記包装用フィルム2は、ストレッチフィルムであるので、この包装用フィルム2を前記被包装物3に確実に巻き付けることができる。すなわち、ストレッチフィルムは自己粘着性に優れるので、前記被包装物3に巻き付けられた後に解けることを防ぐことができる。また、強度や伸長性に優れるので、前記被包装物3を確実に結束させることができる。
本発明によれば、被包装物は、この被包装物が載置された回転テーブルの回転によって包装用フィルムを巻き取るようにして、包装用フィルムが巻き付けられることとなる。また、フィルム支持装置は、上下に長尺な支柱と、この支柱に沿って昇降可能に取り付けられる昇降駆動部と、この昇降駆動部と一体的に設けられ、多重に巻回された包装用フィルムを巻き出し可能に支持する支持台とを備えているので、これら昇降駆動部および支持台を支柱に沿って昇降させることによって、支持台に支持された包装用フィルムを支柱に沿って昇降させることができる。
したがって、包装用フィルムを支柱に沿って昇降させながら、この包装用フィルムを被包装物に巻き付けることができる。これによって、従来とは異なり、作業者が包装用フィルムを上げ下ろしさせる必要がなくなるので、作業者の負担を軽減できるとともに、被包装物を満遍なく包装することが可能となる。
したがって、包装用フィルムを支柱に沿って昇降させながら、この包装用フィルムを被包装物に巻き付けることができる。これによって、従来とは異なり、作業者が包装用フィルムを上げ下ろしさせる必要がなくなるので、作業者の負担を軽減できるとともに、被包装物を満遍なく包装することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態のフィルム包装機は、図1に示すように、包装用フィルム2を巻き付けて被包装物3を包装するものであり、基台4と、この基台4に回転自在に支持され、前記被包装物3が載置される回転テーブル5と、前記基台4の近傍に設けられ、前記包装用フィルム2を支持するフィルム支持装置6とを備えており、前記基台4には、前記回転テーブル5を回転させる回転駆動部5aが内蔵されており、前記フィルム支持装置6は、上下に長尺な支柱7と、この支柱7に沿って昇降可能に取り付けられる昇降駆動部8と、この昇降駆動部8と一体的に設けられ、多重に巻回された前記包装用フィルム2を巻き出し可能に支持する支持台9とを備えている。
なお、本実施の形態の包装用フィルム2は、中空円筒状の軸心に一定量のフィルムを巻き取ってなる巻物状のストレッチフィルムであるが、これに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
このストレッチフィルムは、自己粘着性に優れるとともに、強度や伸長性に優れるので、このストレッチフィルムが前記被包装物3に巻き付けられた後に解けることを防いだり、前記被包装物3を確実に結束させることができるようになっている。
このストレッチフィルムは、自己粘着性に優れるとともに、強度や伸長性に優れるので、このストレッチフィルムが前記被包装物3に巻き付けられた後に解けることを防いだり、前記被包装物3を確実に結束させることができるようになっている。
前記被包装物3は、任意の物品であり、特に荷崩れ等を起こしやすいものが好ましい。また、図1に示すように、この被包装物3を輸送用のパレット3aに載置しておき、このパレット3aごと、前記回転テーブル5に載置することが好ましい。これによって、前記被包装物3を前記回転テーブル5上に載置する際も、前記回転テーブル5上から運び出す際もフォークリフト等によって容易に運搬することができる。
前記基台4は、前記回転テーブル5を支持するための台であるだけでなく、前記フィルム支持装置6も接続されて近傍に設けられている。
前記回転テーブル5は、いわゆるターンテーブルであり、前記基台4に内蔵された前記回転駆動部5aによって回転可能となっている。
この回転駆動部5aは、図示はしないが、モータと、このモータを制御する制御部とからなるものであり、例えば制御部によって、回転動作の始動や停止を制御したり、回転速度を制御したりできるようになっている。
この回転駆動部5aは、図示はしないが、モータと、このモータを制御する制御部とからなるものであり、例えば制御部によって、回転動作の始動や停止を制御したり、回転速度を制御したりできるようになっている。
前記フィルム支持装置6は、上述のように前記支柱7と昇降駆動部8、支持台9を備えている。
この支柱7は、中空円筒状に形成されたものであり、前記基台4に接続する脚台6aの上面に立設されている。なお、この支柱7は、上下に長尺であるが、その長さ寸法は適宜変更可能である。
この支柱7は、中空円筒状に形成されたものであり、前記基台4に接続する脚台6aの上面に立設されている。なお、この支柱7は、上下に長尺であるが、その長さ寸法は適宜変更可能である。
また、この支柱7の側面には、この支柱7の上下方向に沿って長尺な突条部7aが設けられている。そして、この突条部7aの表面は、長さ方向に沿って複数の歯が形成され、山谷状となっており、後述するギアと噛合するようになっている。
前記昇降駆動部8には、前記支柱7および突条部7aの双方を挿入可能な貫通孔8aが形成されており、この昇降駆動部8は、前記貫通孔8aに前記支柱7および突条部7aを挿通させるようにして前記支柱7に取り付けられている。
そして、このように前記昇降駆動部8には、前記支柱7および突条部7aの双方を挿入可能な貫通孔8aが形成されているので、この昇降駆動部8を、前記支柱7に沿って昇降させる際に、左右にぶれることなく昇降させることができるようになっている。
そして、このように前記昇降駆動部8には、前記支柱7および突条部7aの双方を挿入可能な貫通孔8aが形成されているので、この昇降駆動部8を、前記支柱7に沿って昇降させる際に、左右にぶれることなく昇降させることができるようになっている。
また、本実施の形態の昇降駆動部8は、図示はしないが、前記突条部7a表面の複数の歯に噛合するギアと、このギアを回転させるモータと、このモータを制御する制御部とからなるものであり、例えば制御部によって、前記ギアの回転動作の始動や停止を制御したり、回転速度を制御したりできるようになっている。
なお、本実施の形態において、前記昇降駆動部8が昇降する仕組みは、この昇降駆動部8のギアと前記突条部7aの複数の歯とが噛合し、ギアが、突条部7aの長さ方向に沿って昇降するものであるが、これに限られるものではない。
なお、本実施の形態において、前記昇降駆動部8が昇降する仕組みは、この昇降駆動部8のギアと前記突条部7aの複数の歯とが噛合し、ギアが、突条部7aの長さ方向に沿って昇降するものであるが、これに限られるものではない。
さらに、この昇降駆動部8は、前記回転駆動部5aの回転動作に連動して昇降動作を行うように設定されており、前記包装用フィルム2を前記被包装物3に巻き付ける際に、例えば被包装物3側面の上部側だけに多く包装用フィルム2が巻き付けられていたり、下部側だけ包装用フィルム2の巻き付け量が少なかったり等、包装用フィルム2の巻き付けにバラつきが生じることを防ぐことができる。
また、前記回転駆動部5aと前記昇降駆動部8とを連動させるには、例えば前記回転駆動部5aの制御部と、前記昇降駆動部8の制御部とを同一のものとしたり、これら制御部同士を接続したりして連動させるようにする。
また、これら回転駆動部5aおよび昇降駆動部8の連動した動作とは、具体的には、例えば前記回転駆動部5aおよび昇降駆動部8によって、前記回転テーブル5および支持台9を徐々に回転速度を早めて加速させたり、徐々に回転速度を遅くして減速させたりできる。また、回転速度を維持したり、同時に始動・停止したりすることもできるようになっている。
さらに、この時、例えば前記回転駆動部5aによって回転テーブル5が1回転するごとに、前記昇降駆動部8によって支持台9を、前記支柱7に沿って所定の回数昇降させることができるように、相互の回転速度の設定もなされている。
また、これら回転駆動部5aおよび昇降駆動部8の連動した動作とは、具体的には、例えば前記回転駆動部5aおよび昇降駆動部8によって、前記回転テーブル5および支持台9を徐々に回転速度を早めて加速させたり、徐々に回転速度を遅くして減速させたりできる。また、回転速度を維持したり、同時に始動・停止したりすることもできるようになっている。
さらに、この時、例えば前記回転駆動部5aによって回転テーブル5が1回転するごとに、前記昇降駆動部8によって支持台9を、前記支柱7に沿って所定の回数昇降させることができるように、相互の回転速度の設定もなされている。
また、前記回転駆動部5aには、前記基台4から若干離れた位置に足踏み式のスイッチ10が設けられており、前記基台4から若干離れた位置で、足踏みでスイッチ10の切り替えができるので安全性が高い。
さらに、このスイッチ10によって、前記回転駆動部5aだけでなく、前記昇降駆動部8の動作の切り替えができるように設定してもよいものとする。つまり、前記回転駆動部5aおよび昇降駆動部8は連動しているので、始動や停止、加速、減速等の動作が同一であるためである。
さらに、このスイッチ10によって、前記回転駆動部5aだけでなく、前記昇降駆動部8の動作の切り替えができるように設定してもよいものとする。つまり、前記回転駆動部5aおよび昇降駆動部8は連動しているので、始動や停止、加速、減速等の動作が同一であるためである。
なお、本実施の形態のスイッチ10による前記回転駆動部5aおよび昇降駆動部8の動作の切り替えは、例えばスイッチ10の踏み込み回数や踏み込み時間等によって行うことができるものとするが、これに限られるものではなく、適宜変更可能である。さらに、スイッチ10は足踏み式でなくともよい。
一方、前記支持台9は、前記昇降駆動部8と一体的に設けられたものであり、この支持台9上には、前記包装用フィルム2の軸心に挿入される支持軸9aが立設されている。そして、前記包装用フィルム2は、この支持軸9aの軸周り方向に回転自在となっている。なお、前記包装用フィルム2の軸心は、上下端部が開放された中空円筒状に形成されており、前記支持軸9aを確実に挿入できるようになっている。
そして、前記包装用フィルム2の軸心に支持軸9aを挿入することによって、前記支持台9によって前記包装用フィルム2を確実に巻き出し可能に支持することができるようになっている。
そして、前記包装用フィルム2の軸心に支持軸9aを挿入することによって、前記支持台9によって前記包装用フィルム2を確実に巻き出し可能に支持することができるようになっている。
なお、本実施の形態において、前記支持軸9aの外周面と、前記包装用フィルム2の軸心の内周面との間には隙間が形成されており、さらに、前記支持軸9aの上端部には、前記包装用フィルム2の軸心の直径よりも大径に設定されて、前記包装用フィルム2の支持軸9aからの抜け出しを防止する抜出防止部材9bが取り付けられている。
すなわち、前記支持軸9aは、前記包装用フィルム2の軸心に対して遊挿された状態となっている。
すなわち、前記支持軸9aは、前記包装用フィルム2の軸心に対して遊挿された状態となっている。
次に、本実施の形態のフィルム包装機1によって被包装物3の側面に包装用フィルム2を巻き付ける際の動作について説明する。
まず、前記パレット3a上に載置された被包装物3を、このパレット3aごと運んで、前記回転テーブル5の載置部5b上に載置する。
一方、前記包装用フィルム2を、この包装用フィルム2の軸心に前記支持台9の支持軸9aを挿入するようにして、前記支持台9によって支持する。
一方、前記包装用フィルム2を、この包装用フィルム2の軸心に前記支持台9の支持軸9aを挿入するようにして、前記支持台9によって支持する。
続いて、前記包装用フィルム2の端部を、前記被包装物3の側面に付着させる。この時、包装用フィルム2の端部を、前記被包装物3の物品間に挟み込んだり、前記パレット3aと被包装物3との間に挟み込んだりしてもよい。
その後、前記スイッチ10を踏み込んで、前記回転駆動部5aおよび昇降駆動部8を駆動させて、前記回転テーブル5の回転動作を始動させるとともに、前記支持台9の、前記支柱7に沿っての昇降動作を始動させる。この時、前記回転駆動部5aおよび昇降駆動部8が、徐々に加速していくように制御されているので、前記包装用フィルム2は、そのテンションを維持しながら前記被包装物3の側面に巻き付けられることとなる。
そして、このように、前記回転テーブル5が回転を始めるとともに、前記支持台9が昇降を始めることによって、前記包装用フィルム2は、前記被包装物3の側面を蛇行することとなり、この包装用フィルム2は、前記被包装物3の側面に満遍なく巻き付けられていくようになっている。
続いて、前記スイッチ10を踏み込んで、前記回転駆動部5aおよび昇降駆動部8を停止させる。この時、前記回転駆動部5aおよび昇降駆動部8は、徐々に減速していくように制御されているので、前記包装用フィルム2の巻き出しも徐々に減速していくようになっている。
なお、この包装フィルム2は、この包装用フィルム2の軸心に前記支持軸9aを遊挿した状態となっているので、この包装用フィルム2の下面は、前記支持台9の上面に接しており、これら包装用フィルム2の下面と支持台9の上面との間には摩擦が生じることとなる。これによって、前記回転駆動部5aおよび昇降駆動部8が徐々に減速した際に、前記包装用フィルム2も徐々に減速することとなるので、この包装用フィルム2が余計に巻き出されることを防ぐことができる。
なお、この包装フィルム2は、この包装用フィルム2の軸心に前記支持軸9aを遊挿した状態となっているので、この包装用フィルム2の下面は、前記支持台9の上面に接しており、これら包装用フィルム2の下面と支持台9の上面との間には摩擦が生じることとなる。これによって、前記回転駆動部5aおよび昇降駆動部8が徐々に減速した際に、前記包装用フィルム2も徐々に減速することとなるので、この包装用フィルム2が余計に巻き出されることを防ぐことができる。
以上のようにして前記包装用フィルム2を前記被包装物3に巻き付けた後は、包装用フィルム2を所定の位置で切断して、前記被包装物3と切り離し、巻き付けが完了する。そして、前記パレット3aごと前記被包装物3を運んでいく。
本実施の形態によれば、前記被包装物3は、この被包装物3が載置された前記回転テーブル5の回転によって包装用フィルム2を巻き取るようにして、前記包装用フィルム2が巻き付けられることとなる。また、前記フィルム支持装置6は、上下に長尺な支柱7と、この支柱7に沿って昇降可能に取り付けられる昇降駆動部8と、この昇降駆動部8と一体的に設けられ、多重に巻回された前記包装用フィルム2を巻き出し可能に支持する支持台9とを備えているので、これら昇降駆動部8および支持台9を、前記支柱7に沿って昇降させることによって、前記支持台9に支持された前記包装用フィルム2を、前記支柱7に沿って昇降させることができる。
したがって、前記包装用フィルム2を前記支柱7に沿って昇降させながら、この包装用フィルム2を被包装物3に巻き付けることができる。これによって、従来とは異なり、作業者が前記包装用フィルム2を上げ下ろしさせる必要がなくなるので、作業者の負担を軽減できるとともに、前記被包装物3を満遍なく包装することが可能となる。
したがって、前記包装用フィルム2を前記支柱7に沿って昇降させながら、この包装用フィルム2を被包装物3に巻き付けることができる。これによって、従来とは異なり、作業者が前記包装用フィルム2を上げ下ろしさせる必要がなくなるので、作業者の負担を軽減できるとともに、前記被包装物3を満遍なく包装することが可能となる。
1 フィルム包装機
2 包装用フィルム
3 被包装物
4 基台
5 回転テーブル
5a 回転駆動部
6 フィルム支持装置
7 支柱
8 昇降駆動部
9 支持台
2 包装用フィルム
3 被包装物
4 基台
5 回転テーブル
5a 回転駆動部
6 フィルム支持装置
7 支柱
8 昇降駆動部
9 支持台
Claims (5)
- 包装用フィルムを巻き付けて被包装物を包装するフィルム包装機において、
基台と、この基台に回転自在に支持され、前記被包装物が載置される回転テーブルと、前記基台の近傍に設けられ、前記包装用フィルムを支持するフィルム支持装置とを備えており、
前記基台には、前記回転テーブルを回転させる回転駆動部が内蔵されており、
前記フィルム支持装置は、上下に長尺な支柱と、この支柱に沿って昇降可能に取り付けられる昇降駆動部と、この昇降駆動部と一体的に設けられ、多重に巻回された前記包装用フィルムを巻き出し可能に支持する支持台とを備えていることを特徴とするフィルム包装機。 - 請求項1に記載のフィルム包装機において、
前記昇降駆動部は、前記回転駆動部の回転動作に連動して昇降動作を行うように設定されていることを特徴とするフィルム包装機。 - 請求項1または2に記載のフィルム包装機において、
前記支柱の側面には、この支柱の上下方向に沿って長尺な突条部が設けられており、
前記昇降駆動部には、前記支柱および突条部の双方を挿入可能な貫通孔が形成されていることを特徴とするフィルム包装機。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のフィルム包装機において、
前記支持台上には、前記包装用フィルムの軸心に挿入される支持軸が立設されており、前記包装用フィルムは、この支持軸の軸周り方向に回転自在となっていることを特徴とするフィルム包装機。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のフィルム包装機において、
前記包装用フィルムは、ストレッチフィルムであることを特徴とするフィルム包装機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007228933A JP2009062053A (ja) | 2007-09-04 | 2007-09-04 | フィルム包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007228933A JP2009062053A (ja) | 2007-09-04 | 2007-09-04 | フィルム包装機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009062053A true JP2009062053A (ja) | 2009-03-26 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007228933A Pending JP2009062053A (ja) | 2007-09-04 | 2007-09-04 | フィルム包装機 |
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JP (1) | JP2009062053A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104003008A (zh) * | 2014-05-23 | 2014-08-27 | 济南大宏机器有限公司 | 升降行李包装机 |
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JP5927326B1 (ja) * | 2015-06-12 | 2016-06-01 | 日本碍子株式会社 | 巻き付け体を生産する方法及び多重巻き付け体を生産する方法 |
CN106940547A (zh) * | 2017-05-03 | 2017-07-11 | 江苏新安电器有限公司 | 一种基于单片机的绕膜包装机控制方法及系统 |
CN113237731A (zh) * | 2021-04-01 | 2021-08-10 | 黄山源点新材料科技有限公司 | 一种缠绕膜强度检测装置 |
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2007
- 2007-09-04 JP JP2007228933A patent/JP2009062053A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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