JP2009060763A - 回転電機 - Google Patents

回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009060763A
JP2009060763A JP2007228063A JP2007228063A JP2009060763A JP 2009060763 A JP2009060763 A JP 2009060763A JP 2007228063 A JP2007228063 A JP 2007228063A JP 2007228063 A JP2007228063 A JP 2007228063A JP 2009060763 A JP2009060763 A JP 2009060763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling medium
rotor
radial
stator
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007228063A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4486114B2 (ja
Inventor
Shigeki Karashi
茂樹 唐司
Kengo Iwashige
健五 岩重
Ryuichiro Iwano
龍一郎 岩野
Mitsuru Saeki
満 佐伯
Kenichi Hattori
憲一 服部
Kazuhiko Takahashi
和彦 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2007228063A priority Critical patent/JP4486114B2/ja
Priority to EP08014313A priority patent/EP2031733B1/en
Priority to US12/194,207 priority patent/US7737586B2/en
Priority to CNA2008101308635A priority patent/CN101409475A/zh
Priority to KR1020080080658A priority patent/KR101004122B1/ko
Publication of JP2009060763A publication Critical patent/JP2009060763A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4486114B2 publication Critical patent/JP4486114B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/32Rotating parts of the magnetic circuit with channels or ducts for flow of cooling medium
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/02Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine
    • H02K9/04Arrangements for cooling or ventilating by ambient air flowing through the machine having means for generating a flow of cooling medium
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/24Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors with channels or ducts for cooling medium between the conductors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/08Arrangements for cooling or ventilating by gaseous cooling medium circulating wholly within the machine casing
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K9/00Arrangements for cooling or ventilating
    • H02K9/10Arrangements for cooling or ventilating by gaseous cooling medium flowing in closed circuit, a part of which is external to the machine casing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Abstract

【課題】回転子の界磁コイルの冷却性能を確保しつつ、製作コストの低減化を図り得る回転電機を提供することにある。
【解決手段】回転子3のコイルスロット22の底部側に、軸方向冷却媒体通路となるサブスロット7が設けられる。回転子の界磁コイル8には、サブスロット7とエアギャップ11とに通じるよう回転子の径方向に形成されたラジアル冷却媒体通路9が、回転子の軸方向に複数並設される。固定子2には、回転子側のラジアル冷却媒体通路9に対応した位置で固定子の内外周に通じるように固定子の径方向に形成されたラジアル冷却媒体通路13が並設される。固定子及び回転子側のラジアル冷却媒体通路9、13は、回転電機の径方向内向きに冷却媒体の流れを形成する往路系通路と、径方向外向きに冷却媒体の流れを形成する復路系通路とで構成され、これらの往路系及び復路系通路が7サブスロットを介して連通する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タービン発電機などの回転子(ロータ)を冷却媒体で直接冷却する通風機構を備えた回転電機に関するものである。
一般にタービン発電機などの回転電機では、固定子(ステータ)や回転子(ロータ)に通風流路を設け、この通風流路に冷却媒体である空気や水素を循環させて、ジュール損や鉄損などによって発熱するコイルや鉄芯(コア)などを冷却する構造が知られている。
回転子の冷却方式には、冷却性能が高いことから、コイルを冷却媒体と接触させて冷却する直接冷却方式が広く用いられているが、回転電機の大容量化と低コスト化の両立可能な構造が要求されている。大容量化に対しては、回転電機が長軸化する傾向にある。
回転電機の通風機構の代表的な従来構造について、図16〜図19を用いて説明する。
図16は、ラジアルフロー冷却方式回転子を備えたタービン発電機の一部を示す縦断面構成概略図である。1はタービン発電機、2は固定子、3は回転子、4は回転子軸(シャフト)である。
回転子軸4の端部に設置された軸流ファン5によって、タービン発電機1の各部位に送風される冷却媒体(流れを矢印で表示)6が発生する。回転子軸4の周りには、冷却媒体6を回転子3内に導くための通風流路であるサブスロット7がコイルスロットの下部に回転子軸4の軸方向に沿って形成されている。サブスロット7の上方に形成されたコイルスロットに積層構造の回転子用の界磁コイル(通電導体)8が配置される。積層構造である界磁コイル8には、サブスロット7からの冷却媒体を界磁コイル8に導くための通風流路であるラジアル流路(穴:ラジアル冷却媒体通路)9が回転子の径方向に向けて穿けられている。ラジアル流路9は、回転子の軸方向に所定間隔をおいて並設され、それらの吐き出し口10が回転子3の外表面に軸方向に並んで開口している。
固定子2の内周面と回転子3の外周面間にはエアギャップ11が確保されている。
固定子2の鉄芯(コア)12には、固定子2内に冷却媒体6を導くための径方向通風流路(穴)である固定子冷却ダクト(冷却媒体通路)13が軸方向に並んで配設される。14は固定子2の通電導体である固定子コイルである。15は各部位の冷却によって昇温した冷却媒体6を冷却するための冷却器である。
界磁コイル8の個々の要素(積層前)は、帯板形状の通電導体(図示せず)により形成され、軸方向に複数の通風孔を有し、この通電導体を径方向に複数枚積層して構成され、各層の通風孔が連通することで、界磁コイル8の軸方向に複数のラジアル流路9が並設される構造となっている。
これら複数のラジアル流路9と界磁コイル8の底部に設けたサブスロット7を連通させる。回転子3が回転すると、軸流ファン5の押込み作用とラジアル流路9内の遠心力によるポンプ作用により、冷却媒体6がサブスロット7内に流入する。また、軸流ファン5からの冷却媒体の一部は、エアギャップ11および固定子コイル14の端部へと流れる。サブスロット7内に流入した冷却媒体6は、回転子3の軸方向中央から軸他端に向かって流れながら各ラジアル流路9に順次分配される。この冷却媒体6により、各ラジアル流路9において界磁コイル8を冷却し、冷却媒体は、ラジアル流路9の開口10からエアギャップ11内に吐き出される。その後、冷却媒体6は、エアギャップ11より固定子冷却ダクト13内に流入し、鉄芯12や固定子コイル14を冷却した後、固定子コイル14の端部を冷却した冷却媒体6と合流する。その後、各発熱部位の冷却によって昇温した冷却媒体6は、冷却器15に流入して降温され、軸流ファン5に戻る一巡した流れを形成する。
ラジアルフロー冷却方式回転子は、例えば、特開平9−285052号公報、特開2005−210893号公報、特開平10−178754号公報に開示されている。
ラジアルフロー冷却方式回転子では、同一の導体を径方向に積層すれば、界磁コイル8内に複数のラジアル流路9が形成でき、回転子2の製作性に優れ、低コスト化が図れると言う利点がある。一方、サブスロット7を流れる冷却媒体6を回転子3の端部より順次分配しながらラジアル流路9内に導き、界磁コイル8を冷却するため、流動抵抗が大きくなる中心部に向かうほど冷却媒体6の流量が低下し、界磁コイル8の温度が中心部ほど高くなるという問題があった。そのため、回転子3の長軸化が困難であり、主に100MVAまでの小容量機に用いられている。
これに対し、界磁コイル8の軸方向冷却性能を一様にさせたギャップピックアップ斜流冷却方式回転子がある(例えば、特開2000−139050号公報)。
図17は、ギャップピックアップ斜流冷却方式回転子を備えたタービン発電機の縦断面構成概略図である。
回転子2の積層構造タイプの界磁コイル8内にVの字形に穿孔された斜め流路16が形成され、その斜め流路の開口17が回転子2の外表面に配設されている。18は各部位の冷却によって昇温した冷却媒体6を冷却するための主冷却器、19は同じく補助冷却器である。
固定子2には、径方向の固定子冷却ダクト13が回転電機の軸方向に並んで配設されている。
本方式では、冷却媒体6が固定子冷却ダクト13内を径方向の内向きに流れるリバースゾーン20と、径方向の外向きに流れるフォワードゾーン21が設定されている。
界磁コイル8は、軸方向に複数の通風孔を有した導体(図示しない)を径方向に複数枚積層して構成され、各層の通風孔が連結することで、界磁コイル8内に斜め流路16が形成される構造となっている。また、導体の通風孔は、回転子3の周方向(紙面方向)に2列配置され、これによって、界磁コイル8内のVの字斜め流路16が網目状に形成される構造となっている。
軸流ファン5によって押し出された冷却媒体6は、固定子コイル14の端部を冷却した後、補助冷却器19に流入して一旦降温され、リバースゾーン20の各固定子冷却ダクト13に流入し、鉄芯12や固定子コイル14を冷却し、エアギャップ11に吐き出される。その冷却媒体6は、回転子3の外表面に設置した吸い込み孔(開口)17より斜め流路16に導かれ、斜め内向きに流れて界磁コイル8を冷却する。その後、冷却媒体8は、界磁コイル8の底部で方向を変換し、斜め外向きに流れて界磁コイル8を冷却し、吐き出し口(開口)10よりエアギャップ11に吐き出される。
エアギャップ11に吐き出された冷却媒体6は、フォワードゾーン21の各固定子冷却ダクト13内に流入し、鉄芯12や固定子コイル14を冷却した後、主冷却器18に流入して降温され、軸流ファン5に戻る一巡した流れを形成する。
ここで、図18、図19を用いて、ギャップピックアップのメカニズムについて説明する。
図18において、(a)が固定子冷却ダクト13の吸い込み構造、(b)がその吐き出し構造である。
28は固定子冷却ダクト13の吸い込み孔17に設けた切り込み、29はダクト13の吐き出し孔10の下流部に設置した突起、31は吸い込み孔の昇圧域、32は吐き出し孔の減圧域である。
回転子3が回転すると、エアギャップ11内には、冷却媒体6の相対的な周方向流れが発生する。吸い込み孔17には、回転子の周方向に切り込み28が設けてあるため、回転子3の外周面近傍の冷却媒体6は、吸い込み孔17の内壁面に衝突する方向に導かれ、内壁面に近づくに従い静圧が回復し、吸い込み孔17には昇圧域31が発生する。ここで、hiは吸い込み孔17部の切り込み28の高さである。
一方、吐き出し孔10の下流部には突起29が設置されているため、冷却媒体6の周方向流れにより、突起背面に剥離渦が形成され、吐き出し孔10には減圧域32が発生する。ここで、hoは突起29の高さである。
回転子に設けた斜め流路16を流れる冷却媒体6の流量は、この吸排気の圧力差に依存する。図19に、流量(Q)と圧力上昇(P)の関係の概略を示す。図19において、実線がQ-P特性であり、ファンやポンプなどと同様な特性を示す。一方、図19において、破線で示したのが、吸い込み孔17から吐き出し孔10までの冷却媒体6の圧損特性であり、これとQ-P特性の交点が動作点となり、斜め流路16内の冷却媒体6の流量が決定される。
ギャップピックアップ斜流冷却方式回転子では、回転子3の外表面に一対の吸い込み孔17と吐き出し孔10を設け、その間に斜め流路16を形成させることで、界磁コイル8を冷却する冷却媒体6の流量を確実に確保する構造となっている。斜め流路16を軸方向に繰り返した構造であるため、界磁コイル8の軸方向に対して同様な冷却性能を実現でき、回転子3の長軸化が可能で、大容量化に対応できると言う利点を有する。一方、その流路構造の複雑さから、回転子3の製作工数が多く、低コスト化が困難という問題があった。そのため、主に500MVA以上の大容量機に用いられている。
特開平9−285052号公報 特開2005−210893号公報 特開平10−178754号公報 特開2000−139050号公報
前述したように、ラジアルフロー冷却方式回転子では、回転子の軸方向中心部に向かうほど冷却媒体の流量が低下し、界磁コイルの冷却性能が確保できなくなる傾向がある。
一方、ギャップピックアップ斜流冷却方式回転子では、界磁コイル内に複雑な通風構造を構成するために、回転子の製作工数が多く、低コスト化を図ることが難しい。
本発明の目的は、回転子の界磁コイルの冷却性能を確保しつつ、製作コストの低減化を図り得る回転電機を提供することにある。
本発明は、回転子の製作性が良好で、且つ、界磁コイルの冷却性能を向上させるために、基本的には、次のように構成される回転電機を提案する。
すなわち、固定子と、前記固定子の内側にエアギャップを介して配置される回転子とを備え、
前記回転子は、その周方向に所定の間隔を置いて複数配設されたコイルスロットと、前記コイルスロットの中に設けられる積層構造の界磁コイルとを有する回転電機において、
前記コイルスロットの底部側には、回転子の軸方向の冷却媒体通路となるサブスロットが設けられ、
前記回転子の界磁コイルには、前記サブスロットと前記エアギャップとに通じるよう回転子の径方向に形成されたラジアル冷却媒体通路が、回転子の軸方向に複数並設され、
前記固定子には、回転子側の前記ラジアル冷却媒体通路に対応した位置で前記固定子の内外周に通じるように固定子の径方向に形成された冷却媒体通路が並設され、
固定子側の前記冷却媒体通路及び回転子側の前記ラジアル冷却媒体通路は、回転電機の径方向内向きに冷却媒体の流れを形成する往路系通路と、径方向外向きに冷却媒体の流れを形成する復路系通路とで構成され、これらの往路系及び復路系通路が前記サブスロットを介して連通し、
且つ前記径方向内向きの流れと径方向外向きの流れを形成するための冷却媒体循環機構を備えることを特徴とする。
例えば、前記冷却媒体循環機構は、前記往路系通路を構成する固定子側の冷却媒体通路、前記エアギャップ、同じく往路系を構成する回転子側のラジアル冷却媒体通路の順で冷却媒体を前記サブスロットに導く冷却媒体送り込み機構と、
前記復路系通路を構成する回転子側のラジアル冷却媒体通路、前記エアギャップ、同じく復路系を構成する固定子側の冷却媒体通路の順で、前記サブスロットに導かれた冷却媒体を引き出す冷却媒体引き出し機構とを備え、
前記冷却媒体送り込み機構、冷却媒体往路系通路、サブスロット、冷却媒体復路系通路、冷却媒体引き出し機構を介して冷却媒体を循環させるよう構成する。
これにより、回転子外表面から冷却媒体を吸排気させ、回転子のラジアル流路内に冷却媒体の径方向内向き流れと径方向外向き流れを形成し、界磁コイルを軸方向の全体にわたり効率良く冷却するようにした。
本発明によれば、ラジアルフロー冷却方式回転子と同様に、製作性の容易な導体構造で界磁コイル内に複数の通風流路を構成できる。また、径方向内向き流れと径方向外向き流れの通風構造を回転子軸方向に繰り返すことで、界磁コイルの冷却性能を損なうことなく、回転子の長軸化にも対応できる。そのため、低コストで発電機容量を増大できるという利点がある。すなわち、本発明は、界磁コイルの冷却性能を向上させ、発電機容量を増大させるという目的を、簡単な構造変更のみで、回転子の製作性を損なわずに実現した。
以下、本発明の各実施例について説明する。
本発明の実施例1について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、実施例1の界磁コイルの一部を示す詳細構造図であって、(a)が界磁コイル8に設けた吸気側のラジアル冷却媒体流路9とサブスロット(冷却媒体軸方向流路)7を示し、(b)が排気側のラジアル冷却媒体流路9とサブスロット7を示した図である。
回転子2の周方向に所定間隔で複数のコイルスロット22が配設される。このコイルスロット22の外周側が開口し、この開口を通してコイルスロット22内に積層構造の界磁コイル8が配置されている。
積層界磁コイル8を構成する帯状の導体23の各層間には、導体間を電気的に絶縁するための絶縁材24が介在している。
コイルスロット22の底部に、軸方向の冷媒流路となるサブスロット7が形成され、この上に積層構造の界磁コイル8が段差7´により支持された状態で、界磁コイル8がコイルスロット22に配置される。界磁コイル8とコイルスロット22の間には、コイル8を支えるためのコイル支持材25が介在する。コイルスロット22の開口を覆うように固定されているウェッジ26は、回転子の遠心力による界磁コイル8のズレを防止するための固定材として機能する。
27は界磁コイル8とウェッジ26とを電気的に絶縁するためのクリページブロックである。
図2は、本発明の実施例1に用いられる導体の一部を示す平面図である。図2に示すように、界磁コイルの導体23には、ラジアル流路9を形成するための通風孔30が軸方向に所定間隔をおいて配設される。
図3は、本発明の実施例1の回転電機の冷却構造を備えたタービン発電機の上半分の縦断面構造概略図である。
導体23の長手方向(回転子軸方向)に複数配設された通風孔30を有する同一構造の導体23をコイルスロット22内の径方向に複数個積層して界磁コイル8を構成すると、界磁コイル8内には、軸方向に複数のラジアル冷却媒体通路(以下、「ラジアル流路」と称する)9が形成される。
回転子軸4と界磁コイル8とは、周囲のコイル支持材25やクリページブロック27によって電気的に絶縁される。
各界磁コイル8の最外周部には、冷却媒体の通路要素となる吸い込み孔17や吐き出し孔10を有したウェッジ26がコイルスロット22を覆うように設置される。
各ウェッジ26は、回転子軸4に固定される。また、吸い込み孔17には、切り込み28が、吐き出し孔10の下流部には突起29が、それぞれ回転子の周方向に設けられる。
回転子コアに設けたコイルスロット22の下部、すなわち積層構造の界磁コイル8の底部に隣接して回転子の軸方向通風流路となるサブスロット7が確保され、このサブスロット7と界磁コイル8内の複数のラジアル流路9とを連通させる。
図3における回転子3に形成されるラジアル流路9と、固定子2に形成される冷却媒体通路(以下、「ラジアル流路」と称する)13とは、図16に示すラジアル冷却方式と同様に、それぞれ回転子3の径方向と固定子2の径方向とに向けて形成され、また、軸方向に並んで設けられている。ただし、これらのラジアル流路9,13は、リバースゾーン(吸い込み域)20に対応する冷却媒体流路と、フォワードゾーン(吐き出し域)21を形成する冷却媒体流路とに分けられる点で図16の従来例とは異なる。またリバースゾーン20の複数のラジアル流路9とフォワードゾーン21の複数のラジアル流路9をサブスロット7で連通させた構造である点が異なる。そして、このような構造的特徴を作るために、次のような配慮がなされている。
図3において、回転電機の固定子2の周りには、冷却媒体のリバースゾーン20とフォワードゾーン21を回転電機の軸方向に交互に区画形成するための環状仕切り100付きの筒状カバー(内筒)101が配設される。筒状カバー101の内側に形成されるリバースゾーン20とフォワードゾーン21は、回転子の外周と協働して、いずれも環状のスペースにより形成される。また、筒状カバー101には、リバースゾーン20の吸い込み孔201とフォワードゾーン21の吐き出し孔202とが軸方向に交互に配設されている。各吸い込み孔201には、補助冷却器19の冷却媒体分配ダクト203が接続されている。
筒状カバー101の外側には、回転電機の外殻となる筒状ハウジング(外筒)102が形成され、筒状カバー(内筒)101と筒状ハウジング(外筒)102との間に冷却媒体の循環通路103が形成されている。筒状カバー101の吐き出し孔202は、循環通路103に臨むように設けられている。循環通路103は、回転シャフト4に設けた軸流ファン5の設置空間と通じており、さらに固定子2の一端に設けた冷却媒体コレクタ部104に通じている。この冷却媒体コレクタ部104の出口孔105が補助冷却器19の戻りダクト204に接続されている。循環通路103の途中に主冷却器18が配置されている。
軸流ファン5とダクト203と仕切り壁100とで、往路系通路(リバースゾーン20に対応の冷却媒体通路)を構成する固定子側のラジアル流路13、エアギャップ11、同じく往路系を構成する回転子側のラジアル流路9の順で冷却媒体をサブスロッ7トに導く冷却媒体送り込み機構を構成する。また、軸流ファン5と仕切り壁100と吐き出し口202とで、復路系通路(フォワードゾーン21対応の冷却媒体通路)を構成する回転子側のラジアル流路9、エアギャップ11、同じく復路系を構成する固定子側のラジアル流路13の順で、前記サブスロット7に往路系通路を介して導かれた冷却媒体を引き出す冷却媒体引き出し機構を構成する。これらの一連の冷却媒体の通路により冷却媒体の循環流路が形成される。すなわち、冷却媒体送り込み機構19、往路系ラジアル通路13、9、サブスロット7、復路系ラジアル流路9、13、冷却媒体引き出し機構18を介して冷却媒体を循環させるよう構成してある。
なお、本実施例では、サブスロット7における軸流ファン5寄りに仕切板40を配置している。これは、サブスロット7のラジアル内向き流路(吸気通路)から流れ出る冷媒流体の合流バランスを良好に保持するために設けられたものである。
上記冷却媒体の流路構造を有する本実施例1における冷却媒体6の全体的な流れを、図3を用いて説明する。
軸流ファン5によって押し出された冷却媒体6は、固定子コイル14の端部を冷却した後、補助冷却器19に流入して一旦降温され、冷却媒体分配ダクト203を介してリバースゾーン20の各固定子ラジアル流路13に流入し、鉄芯12や固定子コイル14を冷却し、エアギャップ11内に吐き出される。その冷却媒体6は、界磁コイル8の外周面の吸い込み孔17より、リバースゾーン対応の各ラジアル流路9に導かれ、径方向内向き流れにより界磁コイル8を冷却する。その後、冷却媒体6は、サブスロット7で合流しながら軸方向に流れ、さらに、分岐しながらフォワードゾーン21に対応した各ラジアル流路9に流入し、径方向外向き流れにより界磁コイル8を冷却し、吐き出し孔10よりエアギャップ11に吐き出される。
エアギャップ11に吐き出された冷却媒体6は、フォワードゾーン21対応の各固定子ラジアル流路13に流入し、鉄芯12や固定子コイル14を冷却した後、冷却媒体循環通路103を介して主冷却器18に流入して降温され、軸流ファン4に戻る一巡した流れを形成する。
以上のように、本発明の実施例1によれば、ラジアルフロー冷却方式でありながら、ギャップピックアップのリバースゾーン及びフォワードゾーンの原理を用いて、冷却媒体6をエアギャップ11から吸排気し、ラジアル流路9内の径方向内向き流れと径方向外向き流れにより、界磁コイル8を冷却できる。本発明の実施例1によれば、従来のラジアルフロー冷却方式回転子と同様な構造で、軸方向の各ラジアル流路9に対して、ほぼ均一な流量が確保でき、界磁コイル8の冷却性能を向上できる。
図4は、本実施例1による界磁コイル8の軸方向温度分布を従来のラジアルフォロー冷却方式のものと比較した図である。
図4における破線は、従来技術のラジアルフロー冷却方式回転子の結果であり、冷却媒体6の流量低下に基づき、回転子の中心部に向かうほど温度上昇していることが理解できる。
これに対し、本実施例1は、実線で示すように吸い込み域(リバースゾーン)と吐き出し域(フォワードゾーン)とで幾分の温度差が生じているが、軸方向に対してほぼ平均的な温度分布となる。
ここで、リバースゾーン20に対応した界磁コイル8の領域を吸い込み域(径方向内向き流れの領域)、フォワードゾーン21に対応した界磁コイル8の領域を吐き出し域(径方向外向き流れの領域)とする。吐き出し域では、上流側(吸い込み域)を冷却したことによる冷却媒体6の温度上昇の影響を受けるため、吸い込み域に比べて界磁コイル8の温度が上昇する。また、吸い込み域と吐き出し域の境界位置では、熱伝導の効果により、温度勾配か緩和される。そのため、界磁コイル8の軸方向温度分布は、図4に示すような正弦波的な分布となる。
以上のように、本実施例1によれば、界磁コイル8の軸方向に対して、ほぼ一様に冷却できる利点がある。
吸い込み孔17を備えたラジアル流路9と吐き出し孔10を備えたラジアル流路9を軸方向に繰り返した構造とすることで、回転子3の長軸化が可能であり、大容量化にも対応できる。また、従来のラジアルフロー冷却方式回転子と同様な構造で回転子3を構成でき、製作性が良好なため、低コスト化も期待できる。
本発明の実施例2について、図5〜図8を用いて説明する。
図7及び図8が本発明の実施例2の冷却媒体の通路構造のうち固定子と回転子における通路部を示したものである。実施例1と異なる点は、サブスロット7に所定の間隔で複数の仕切板40を配置した点であり、他は共通構造を有している。この実施例2に先立ち、本実施例を採用するに至る理由を図5及び図6を用いて説明する。
図5は、本発明の界磁コイル8内通風流路(ラジアル流路9)の通風抵抗を示した概略図である。
図5において、33は回転子の吸い込み部(リバースゾーン対応ラジアル流路の吸い込み部)の通風抵抗、34はラジアル流路部通風抵抗、35は曲がり部通風抵抗、36はサブスロット部通風抵抗、37は合流部通風抵抗、38は分岐部通風抵抗、39は吐き出し部通風抵抗(フォワードゾーン対応ラジアル流路の吐き出し部)である。
本発明においては、実施例1でも説明したように、吸い込み域の複数のラジアル流路9と吐き出し域の複数のラジアル流路9をサブスロット7で連通させた構造である。このような構造においては、各通風流路の通風抵抗の度合いによっては、各ラジアル流路9の冷媒流量に差異の生じる可能性がある。図5では、吸い込み域、吐き出し域のラジアル流路9のうち、それぞれ4流路(計8流路)の部分に着目して説明してある。
ここで、吸排気間全体の圧損に対して、ラジアル流路9に係わる損失が支配的であれば、ラジアル流路9の構造が全て同一であることから、流量配分が均一となることは明らかである。図6に、各部位の通風抵抗を考慮した各ラジアル流路9内への流量配分の計算結果例を示す。図6は、サブスロット7に係わる通風抵抗を無視し、均一配分された場合の流量に対する相対値を示した結果である。ここで、合流・分岐に関して、サブスロット7内の軸方向流れを主流、ラジアル流路9内の径方向流れを支流とした。図6において、丸印が主流と支流の流路面積比を大とした結果、四角印が流路面積比を小とした結果である。従来技術のラジアルフロー冷却方式回転子では、サブスロット7部での圧力損失を極力軽減させて流量を確保する目的で、ラジアル流路9に比べてサブスロット7の流路面積を大きくしている。その従来技術と同程度とした場合の結果が流路面積比大であり、その半分とした場合の結果が流路面積比小である。図6に示す通り、サブスロット7に係わる各通風抵抗を考慮すると、吸い込み域および吐き出し域の各ラジアル流路9に流量分布が生じる。また、そこでの圧力損失が大きくなるほど、平均流量も低下する。
図7は、本発明の実施例2であり、(a)がタービン発電機の固定子及び回転子部の上半分の縦断面構造概略図、(b)がそのうちのサブスロット構造の部分拡大図であり、仕切板40を装着する過程を示している。
仕切板40は、サブスロット7内に設けた固定用の溝41にはめ込んで設置される。この仕切板40は、例えば吸い込みゾーン(リバースゾーン)対応のラジアル流路9と吐き出しゾーン(フォワードゾーン)対応のラジアル流路9とを同数とした領域(図ではそれぞれのゾーンのラジアル流路9が4つずつとしてある)ごとにサブスロット7内を仕切る。
実施例2の構造によれば、次の利点がある。
実施例1では、サブスロット7とほとんどのラジアル流路9が仕切りなく連通した構造であるため、製作誤差による構造の非対称性があった場合、流量分布の影響が全ラジアル流路9に波及する可能性がある。これに対し実施例2の構造では、吸い込み域と吐き出し域の対に合わせて、サブスロット7部に仕切板40が設置されており、仕切板40間で独立した通風流路構成となる。そのため、ラジアル流路9内に流量分布が生じた場合でも、その影響を最小限に防止できる利点がある。
また、仕切板40は、コイルスロット内に界磁コイル8を格納する前に、サブスロット7内に容易に設置できる。
図8は、本発明の実施例2に適用する仕切板40の変形例であり、(a)が仕切板40の装着過程を示している部分拡大図、(b)が設置概略図である。本変形例によれば、仕切板40の両面に流体ガイドとして機能する曲面を設けているため、冷却媒体6がラジアル流路9からサブスロット7へ、或いはサブスロット7からラジアル流路9へ向かうときの曲がり部通風抵抗を低減できる利点もある。
本発明の実施例3について、図9及ぶ図10を用いて説明する。
図9は、実施例3を備えたタービン発電機の上半分の固定子、回転子部の縦断面構造概略図である。
本実施例では、リバースゾーン20、フォワードゾーン21に対応のそれぞれの固定子ラジアル流路13の数を2個ずつ単位で交互に配置し、回転子3側のラジアル流路9の配置も固定子ラジアル流路同様の配置にした構造である。本発明の実施例3によれば、径方向下向き流れのラジアル流路9と径方向上向き流れのラジアル流路9とを隣り合わせにして1対で対応させることができる。
そのため、実施例1で示したような、サブスロット7部での合流や分岐の影響が無くなる。これにより、吸い込み孔17から吐き出し孔10までの通風抵抗を軽減でき、ラジアル流路9内の冷媒媒体6の流量を増大できる。図10に、本発明の実施例3による界磁コイル8の軸方向温度分布を示す。径方向下向き流れと径方向上向き流れを数多く繰り返した構造であるため、実施例1に比べて凹凸の周期が短くなる。また、冷媒媒体6の流量を増大できるため、最高温度も低下する。
以上のように、本発明の実施例3によれば、ラジアル流路9内の冷媒媒体6の流量を増大でき、界磁コイル8の温度をさらに軽減できる利点がある。また、分岐や合流のない単流路構造となるため、ラジアル流路9間の流量不均一も防止でき、軸方向に対して、界磁コイル8を均一に冷却できる利点もある。
本発明の変形例として、吸い込み孔17と吐き出し孔10を一つ毎に交互に配置した究極の構造も考えられる。また、サブスロット7内での隣り合うラジアル流路9との干渉を防止するために、実施例2で示したような、サブスロット7内に仕切板を設ける構造も考えられる。
本発明の実施例4について、図11、図12を用いて説明する。
図11は、ギャップピックアップのQ-P特性を示した図であり、(a)が吸い込み孔に設けた切り込み28の高さhiをパラメータとした場合、(b)が吐き出し孔の下流部に設置した突起29の高さhoをパラメータとした場合の特性である。図11に示しように、切り込み高さhiが高いほど吸い込み部での昇圧効果が大きく、流量が増大する傾向にある。また、突起高さhoが高いほど吐き出し部での減圧効果が大きく、流量が増大する傾向にある。本発明の実施例4では、この特性を構造に反映する。
図12に、吸い込み部の切り込み高さhiおよび吐き出し部の突起高さhoの軸方向分布を示す。実施例1で示した構造で、各ラジアル流路9内に冷却媒体の流量分布が生じることが予想される場合、それに合わせて、各吸い込み部の切り込み高さhiや各吐き出し部の突起高さhoを変化させる。このように、本発明の実施例4によれば、回転子3の内部構造を複雑化させること無く、各ラジアル流路内の冷媒流量を均一化でき、界磁コイルを均一に冷却できる利点がある。予め、切り込み高さhiや突起高さhoを変えたウェッジを規格品として複数用意すれば、容易に対応できる。
本発明の変形例として、サブスロット7内での隣り合うラジアル流路9との干渉を防止するために、実施例2で示したような、サブスロット7内に仕切板を設ける構造も考えられる。
本発明の実施例5について、図13、図14を用いて説明する。
図13は、実施例5を備えたタービン発電機の固定子、回転子部の上半分の縦断面構造概略図である。
以下、本実施例と既述した実施例との相違点のみを述べる。
本実施例では、リバースゾーン20とフォワードゾーン21内の固定子ラジアル流路13の数を異ならせ、それに合わせて、回転子3の吸い込み域(リバースゾーン対応)と吐き出し域(フォワードゾーン対応)内のラジアル流路9の数を軸方向に異ならせた構造である。
すなわち、図13では、径方向下向き流れとなる往路系ラジアル流路9と径方向上向き流れとなる復路系ラジアル流路9とを、点線で示す区画でみると、回転子の軸方向の中央エリアにおいては、径方向下向きとなるラジアル流路9が4つ、それに対応する径方向上向き流れのラジアル流路9が2つになる構造を例に示した。
本構造によれば、吐き出し域(復路系)におけるラジアル流路9内の冷却媒体6の単位時間あたりの流量は、その流路数が吸い込み域(往路系)に比べて1/2となるので、それに反比例して吸い込み域に比べて2倍となる。そのため、吐き出し域(復路系)ラジアル流路9では、冷却媒体6の速度増大により、吸い込み域(復路系)ラジアル流路9より熱伝達率を増大できる。先に記したように、吐き出し域では、上流側(吸い込み域)を冷却したことによる冷却媒体6の温度上昇の影響を受けるため、吸い込み域に比べて界磁コイル8の温度が上昇する傾向がある。
しかしながら本実施例5によれば、吐き出し域での熱伝達率増大により、界磁コイル8の冷却性能を向上できる。図14に、本発明の実施例5による界磁コイル8の軸方向温度分布を示す。吐き出し域での冷却性能を向上した構造であるため、実施例1に比べて最高温度が低下する。
図15は、本実施例5の変形例である。本実施例では、界磁コイル8の各導体23に設けた通風孔30の数を、吸い込み域(往路系)と吐き出し域(復路系)とのラジアル流路に対応する部位で、変えた構造である。すなわち、図15では、吸い込み域の通風孔30と、吐き出し域の通風孔30との数を1:2とした構造例を示している。
このような構造にするため、吸い込み域と吐き出し域のラジアル流路9の数が回転子の周方向において異なるようにした。本構造によれば、吸い込み域に比べて、吐き出し域での伝熱面積は2倍となる。一方、吐き出し域の単位時間あたりの流量(流速)は半減する。流れが乱流である場合、熱伝達率は、速度の0.8乗に比例するため、流量が半減した場合、熱伝達率は、約57%に低減する。しかし、伝熱面積が2倍となるため、吸い込み域より吐き出し域での冷却性能を向上できることになる。
以上のように、本実施例5によれば、径方向下向き流れの吸い込み域に比べて、径方向上向き流れの吐き出し域での冷却性能を向上でき、界磁コイルの最高温度を軽減できる利点がある。
本発明の変形例として、サブスロット7内での隣り合うラジアル流路9との干渉を防止するために、実施例2で示したような、サブスロット7内に仕切板を設ける構造も考えられる。
固定子と回転子を備えた回転電機であれば、タービン発電機に限らず、回転子を本発明の構造とすることにより、長軸化による大容量化と低コスト化を実現できる。
本発明の実施例1で用いる回転子の界磁コイル詳細構造を示した部分斜視図。 実施例1における界磁コイルの要素となる導体の構造を示した部分平面図。 実施例1におけるタービン発電機全体の上半分の部分的な縦断面図。 実施例1の界磁コイル軸方向温度分布を従来例と比較して示した説明図。 界磁コイル内通風流路の通風抵抗を示した説明図。 ラジアル流路内の流量配分の計算結果を示した説明図。 (a)は本発明の実施例2における固定子と回転子の上半分を示す部分的な縦断面図、(b)は本実施例に用いる仕切板をサブスロットに装着する過程を示す斜視図。 本実施例2のサブスロット部構造概略を示した説明図。 本発明の実施例3における固定子と回転子の上半分の部分的な縦断面図。 実施例1と実施例3の界磁コイル軸方向温度分布を示した説明図である。 実施例3においてギャップピックアップの流量−圧力特性を示した説明図。 本発明の切り込みと突起高さ軸方向分布を示した説明図。 本発明の実施例5における固定子と回転子の上半分の縦断面図。 本実施例5の界磁コイル軸方向温度分布を示した説明図。 本実施例の変形例を示す導体の構造を示した平面図。 従来例のラジアルフロー冷却方式回転子を備えたタービン発電機の上半分を示す縦断面図。 従来例のギャップピックアップ斜流冷却方式回転子を備えたタービン発電機の上半分を示す縦断面図。 ギャップピックアップの原理を示した説明図。 ギャップピックアップの流量−圧力特性を示した説明図。
符号の説明
1…タービン発電機、2…固定子(ステータ)、3…回転子(ロータ)、4…回転子軸(シャフト)、6…冷却媒体、7…サブスロット、8…界磁コイル、9…ラジアル流路(径方向冷却媒体通路)、10…吐き出し孔、11…エアギャップ、13…固定子冷却ダクト、17…吐き出し孔、18…主冷却器、19…補助冷却器、20…リバースゾーン、21…フォワードゾーン、22…コイルスロット、26…ウェッジ、28…切り込み、29…突起、40…仕切板。

Claims (11)

  1. 固定子と、前記固定子の内側にエアギャップを介して配置される回転子とを備え、
    前記回転子は、その周方向に所定の間隔を置いて複数配設されたコイルスロットと、前記コイルスロットの中に設けられる積層構造の界磁コイルとを有する回転電機において、
    前記コイルスロットの底部側には、前記回転子の軸方向の冷却媒体通路となるサブスロットが設けられ、
    前記回転子の界磁コイルには、前記サブスロットと前記エアギャップとに通じるよう回転子の径方向に形成されたラジアル冷却媒体通路が、回転子の軸方向に複数並設され、
    前記固定子には、回転子側の前記ラジアル冷却媒体通路に対応した位置で前記固定子の内外周に通じるように固定子の径方向に形成された冷却媒体通路が並設され、
    固定子側の前記冷却媒体通路及び回転子側の前記ラジアル冷却媒体通路は、回転電機の径方向内向きに冷却媒体の流れを形成する往路系通路と、径方向外向きに冷却媒体の流れを形成する復路系通路とで構成され、これらの往路系及び復路系通路が前記サブスロットを介して連通し、
    且つ前記径方向内向きの流れと径方向外向きの流れを形成するための冷却媒体循環機構を備えることを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1記載の回転電機において、
    前記冷却媒体循環機構は、
    前記往路系通路を構成する固定子側の冷却媒体通路、前記エアギャップ、同じく往路系を構成する回転子側のラジアル冷却媒体通路の順で冷却媒体を前記サブスロットに導く冷却媒体送り込み機構と、
    前記復路系通路を構成する回転子側のラジアル冷却媒体通路、前記エアギャップ、同じく復路系を構成する固定子側の冷却媒体通路の順で、前記サブスロットに導かれた冷却媒体を引き出す冷却媒体引き出し機構とを備え、
    前記冷却媒体送り込み機構、冷却媒体往路系通路、サブスロット、冷却媒体復路系通路、冷却媒体引き出し機構を介して冷却媒体を循環させるよう構成したことを特徴とする回転電機。
  3. 請求項1又は2記載において、
    前記回転子の外周に形成されるコイルスロット開口部を覆うウェッジが回転子に装着され、このウェッジにも、回転子側のラジアル冷却媒体通路の一部を構成する通路が設けられている回転電機。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の回転電機において、
    前記界磁コイルに設けられた回転子側の前記ラジアル冷却媒体通路を、このラジアル冷却媒体通路の軸方向と径方向の2次元断面で表わすと、前記ラジアル冷却媒体通路は、前記回転子の中心軸に対して垂直の位置関係を有して配置された構造をなす回転電機。
  5. 請求項3記載の回転電機において、
    前記ウェッジのうち前記往路系通路の一部となるウェッジに設けた冷却媒体の通路の開口には、冷却媒体の静圧上昇域を発生させるための切り込みが形成され、
    前記ウェッジのうち前記復路系通路の一部となるウェッジに設けた冷却媒体の通路の開口周縁には、冷却媒体の静圧低下域を発生させるための突起が形成されている回転電機。
  6. 請求項5記載の回転電機において、
    前記ウェッジに形成される前記切り込み及び前記突起のうちの少なく一方の高さが、回転子の軸方向に複数並設される前記ラジアル冷却媒体通路の軸方向の位置に応じて変えてある回転電機。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項記載の回転電機において、
    前記往路系通路を構成する固定子側の冷却媒体通路及び回転子側のラジアル冷却媒体通路の数と、前記復路系通路を構成する固定子側の冷却媒体通路及び回転子側のラジアル冷却媒体通路の数とが、異なるように設定してある回転電機。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項記載の回転電機において、
    前記往路系通路を構成する固定子側の冷却媒体通路及び回転子側のラジアル冷却媒体通路の数、前記復路系通路を構成する固定子側の冷却媒体通路及び回転子側のラジアル冷却媒体通路の数は、それぞれ回転子の軸方向の所定区画において、その区画ごとに軸方向に応じて異なるように設定してある回転電機。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項記載の回転電機において、
    固定子側に設けた前記冷却媒体通路及び回転子側に設けた前記ラジアル冷却媒体通路のうち少なくとも一方について、回転子の軸方向の位置に応じて回転子の周方向の数が異なるように構成した回転電機。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項記載の回転電機において、
    前記サブスロット内に冷却媒体の軸方向流れを区画する仕切板を複数設けた回転電機。
  11. 請求項10において、前記仕切板は、その表面に、冷却媒体が前記回転子の前記ラジアル冷却媒体通路から前記サブスロットの軸方向に流れを変えるとき又はその逆の方向に流れを変えるときの方向変換をスムーズにするための曲面が形成されている回転電機。
JP2007228063A 2007-09-03 2007-09-03 回転電機 Expired - Fee Related JP4486114B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007228063A JP4486114B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 回転電機
EP08014313A EP2031733B1 (en) 2007-09-03 2008-08-11 Rotating electric machine
US12/194,207 US7737586B2 (en) 2007-09-03 2008-08-19 Rotating electric machine
CNA2008101308635A CN101409475A (zh) 2007-09-03 2008-08-19 旋转电机
KR1020080080658A KR101004122B1 (ko) 2007-09-03 2008-08-19 회전 전기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007228063A JP4486114B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009060763A true JP2009060763A (ja) 2009-03-19
JP4486114B2 JP4486114B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=39766834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007228063A Expired - Fee Related JP4486114B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 回転電機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7737586B2 (ja)
EP (1) EP2031733B1 (ja)
JP (1) JP4486114B2 (ja)
KR (1) KR101004122B1 (ja)
CN (1) CN101409475A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011142785A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Toyota Motor Corp モータの冷却装置
JP4737341B1 (ja) * 2010-08-10 2011-07-27 株式会社安川電機 回転電機および風力発電システム
JP2012037093A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Honda Motor Co Ltd 冷却設備
JP2013240150A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Hitachi Ltd 回転電機
JP2015019549A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 ファナック株式会社 冷却流路を有する回転子及びそれを有する電動機
JP2015047062A (ja) * 2013-08-16 2015-03-12 ハミルトン・サンドストランド・コーポレーション 開ループ能動的冷却を備える発電機
WO2019220779A1 (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 三菱電機株式会社 回転子および回転電機

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101689779A (zh) * 2007-07-02 2010-03-31 阿尔斯托姆科技有限公司 用于发电机的转子
US7893576B2 (en) 2009-05-05 2011-02-22 General Electric Company Generator coil cooling baffles
DE102009042706A1 (de) 2009-09-24 2011-04-07 Sensoplan Aktiengesellschaft Sanierverfahren für die Leiter eines Rotors eines elektrischen Generators
DE102010029986A1 (de) * 2010-06-11 2011-12-15 Siemens Aktiengesellschaft Dynamoelektrische Maschine mit Luft-Flüssigkeitskühlung
US20120126643A1 (en) * 2010-11-19 2012-05-24 Ping Zhong Apparatuses useful for cooling windings of rotor assemblies
US8373316B2 (en) * 2011-01-12 2013-02-12 Kollmorgen Corporation Coolant flow enhancing device for stator coil end turns of fluid cooled electric motor
ITMI20110376A1 (it) * 2011-03-10 2012-09-11 Wilic Sarl Aerogeneratore raffreddato a fluido
US9660505B2 (en) * 2011-09-26 2017-05-23 Hamilton Sundstrand Corporation Electrical machine with reduced windage loss
CN102611222B (zh) * 2012-02-22 2014-10-29 北京交通大学 自带齿轮式搅风结构的电机通风系统
EP2937977B1 (en) * 2012-12-19 2017-11-15 Mitsubishi Electric Corporation Rotating electrical machine
JP6149395B2 (ja) * 2012-12-25 2017-06-21 株式会社デンソー 車両用回転電機
KR101563314B1 (ko) * 2013-10-28 2015-10-27 현대중공업 주식회사 반폐형 유도전동기
CN103715803B (zh) * 2014-01-20 2015-11-25 国网新源控股有限公司 一种转子磁极内冷与外冷分区冷却的方法
KR101623814B1 (ko) * 2014-02-21 2016-05-24 두산중공업 주식회사 수냉각 발전기의 분리형 냉각수 순환 구조 및 그에 따른 냉각 방법
WO2015186186A1 (ja) * 2014-06-03 2015-12-10 三菱電機株式会社 回転電機の回転子
DE102014223527A1 (de) * 2014-11-18 2016-06-02 Siemens Aktiengesellschaft Kühlung eines axialen Endbereichs eines Stators einer rotierenden elektrischen Maschine
US10483812B2 (en) 2014-12-31 2019-11-19 Ingersoll-Rand Company Electrical machine and method of manufacture
US20160380513A1 (en) * 2015-06-25 2016-12-29 Ge Energy Power Conversion Technology Ltd Systems and Methods for Improved Heat Transfer from Rotor Coils
CA2999101C (en) * 2015-09-21 2019-05-21 Siemens Aktiengesellschaft Electrical machine comprising radial cooling slots and wind turbine
JP6697129B2 (ja) 2017-06-21 2020-05-20 東芝三菱電機産業システム株式会社 サイリスタ起動装置
US11233466B2 (en) 2017-06-21 2022-01-25 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Thyristor starter
US10951144B2 (en) 2017-06-21 2021-03-16 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Thyristor starter
US10804756B2 (en) * 2017-07-25 2020-10-13 Toshiba International Corporation Stators comprising air flow slots with adjacent winding slots
JP2019216532A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 本田技研工業株式会社 回転電機のロータ
DE102019100907A1 (de) * 2019-01-15 2020-07-16 Gkn Sinter Metals Engineering Gmbh Elektrischer Motor
US10965192B2 (en) 2019-04-12 2021-03-30 Caterpillar Inc. Cooling system for a rotary electric machine
DE102019125871A1 (de) * 2019-09-25 2021-03-25 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Axialflussmaschine
KR102170237B1 (ko) * 2019-12-18 2020-10-26 (주)대양수력 냉각 유로가 형성된 발전기
CN112421833B (zh) * 2020-12-11 2022-04-01 合肥巨一动力系统有限公司 一种油冷转子结构

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61174850U (ja) * 1985-04-17 1986-10-31
JPS63172266U (ja) * 1987-04-23 1988-11-09
JPH09285052A (ja) * 1996-02-14 1997-10-31 Hitachi Ltd 回転電機
JPH10178754A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Mitsubishi Electric Corp 回転電機

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3119033A (en) * 1961-11-07 1964-01-21 Parsons C A & Co Ltd Dynamo-electric machines
US3271600A (en) * 1964-06-22 1966-09-06 Westinghouse Electric Corp Dynamoelectric machine
JPS527523B2 (ja) * 1971-09-06 1977-03-03
JPS51132507U (ja) * 1975-04-18 1976-10-25
FR2440639A1 (fr) * 1978-11-03 1980-05-30 Alsthom Atlantique Rotor de machine electrique refroidi par circulation de gaz
US4609840A (en) * 1984-11-05 1986-09-02 General Electric Company Baffle for improving coolant gas flow distribution in the gap region of a gas cooled dynamoelectric machine
JP3574221B2 (ja) * 1995-06-09 2004-10-06 三菱電機株式会社 回転電機の回転子
JPH09285025A (ja) 1996-04-15 1997-10-31 Tec Corp 2次電池内蔵電子機器
JP2000139050A (ja) 1998-10-30 2000-05-16 Hitachi Ltd 回転電機
JP2001086679A (ja) * 1999-09-17 2001-03-30 Hitachi Ltd 回転電機
FR2857521B1 (fr) * 2003-07-11 2005-09-23 Thales Sa Refroidisseur d'un stator
US6956313B2 (en) 2004-01-23 2005-10-18 General Electric Company Method and apparatus for reducing hot spot temperatures on stacked field windings
US7462962B2 (en) * 2005-06-13 2008-12-09 General Electric Company Cooling system for an electrical machine with center rotor cooling dusts

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61174850U (ja) * 1985-04-17 1986-10-31
JPS63172266U (ja) * 1987-04-23 1988-11-09
JPH09285052A (ja) * 1996-02-14 1997-10-31 Hitachi Ltd 回転電機
JPH10178754A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Mitsubishi Electric Corp 回転電機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011142785A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Toyota Motor Corp モータの冷却装置
JP2012037093A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Honda Motor Co Ltd 冷却設備
JP4737341B1 (ja) * 2010-08-10 2011-07-27 株式会社安川電機 回転電機および風力発電システム
JP2012039799A (ja) * 2010-08-10 2012-02-23 Yaskawa Electric Corp 回転電機および風力発電システム
JP2013240150A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Hitachi Ltd 回転電機
JP2015019549A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 ファナック株式会社 冷却流路を有する回転子及びそれを有する電動機
JP2015047062A (ja) * 2013-08-16 2015-03-12 ハミルトン・サンドストランド・コーポレーション 開ループ能動的冷却を備える発電機
US10587170B2 (en) 2013-08-16 2020-03-10 Hamilton Sundstrand Corporation Generators with open loop active cooling
WO2019220779A1 (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 三菱電機株式会社 回転子および回転電機
JPWO2019220779A1 (ja) * 2018-05-14 2020-12-10 三菱電機株式会社 回転子および回転電機

Also Published As

Publication number Publication date
EP2031733A3 (en) 2011-12-28
KR101004122B1 (ko) 2010-12-27
EP2031733B1 (en) 2013-03-13
JP4486114B2 (ja) 2010-06-23
US7737586B2 (en) 2010-06-15
KR20090024065A (ko) 2009-03-06
US20090058205A1 (en) 2009-03-05
CN101409475A (zh) 2009-04-15
EP2031733A2 (en) 2009-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4486114B2 (ja) 回転電機
JP3663588B2 (ja) 電動回転機の冷却機構
JP5016843B2 (ja) 回転電機の回転子
EP2575237B1 (en) Internal cooling of magnetic core for electric machine
KR101755669B1 (ko) 다이나모일렉트릭 머신용 로터, 냉각 가스 통기 침니 및 다이나모일렉트릭 머신
KR102081008B1 (ko) 전기 기계를 위한 냉각 시스템
US8629589B2 (en) Dynamoelectric machine coil spacerblock having flow deflecting channel in coil facing surface thereof
EP1946427B1 (en) Paddled rotor spaceblocks
JP3737481B2 (ja) デフレクタ付き流通形スペースブロック及び発電機コイル端冷却を向上させる方法
EP1346457B1 (en) Spaceblock deflector for increased electric generator endwinding cooling
JP3737480B2 (ja) ロータ空洞の熱伝導を増強するためのスペースブロックスクープ
JP2010200578A (ja) 回転電機
JP5892091B2 (ja) マルチギャップ型回転電機
KR101783096B1 (ko) 개선된 냉각 유로를 갖는 로터 어셈블리
JP2009124806A (ja) 回転電機
US20020079784A1 (en) Re-entrant spaceblock configuration for enhancing cavity flow in rotor endwinding of electric power generator
JP6681788B2 (ja) モータ一体型流体機械
JP2003088022A (ja) 回転電機,回転子,回転電機の製造方法及び回転電機の運転方法
TWI616054B (zh) 旋轉電機冷卻裝置
JP2018026925A (ja) 回転電機
CN115912734A (zh) 一种轴向磁场电机及其定子冷却结构和制作方法
JP2013179732A (ja) 電動機
CN116317242A (zh) 一种油冷电机
KR20090126205A (ko) 다이나모일렉트릭 기계의 로터를 위한 열전달이 향상된 환기용 굴뚝
JP2003219606A (ja) 回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100316

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4486114

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees