JPH09285025A - 2次電池内蔵電子機器 - Google Patents

2次電池内蔵電子機器

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JPH09285025A
JPH09285025A JP8092294A JP9229496A JPH09285025A JP H09285025 A JPH09285025 A JP H09285025A JP 8092294 A JP8092294 A JP 8092294A JP 9229496 A JP9229496 A JP 9229496A JP H09285025 A JPH09285025 A JP H09285025A
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JP
Japan
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secondary battery
warm
built
fan
temperature
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JP8092294A
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Seishi Unno
誓志 海野
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2次電池の充電時間を短くする。 【解決手段】ファン31を含み内蔵電子回路19の発熱
により暖められた暖気を2次電池25に向けて流動可能
な暖機手段30と,2次電池25の充電中に暖機手段3
0を暖機駆動する暖機駆動手段40と,この暖機駆動手
段40に関与して2次電池25の温度を許容温度範囲内
に制御する温度制御手段50とを設け、2次電池25の
充電時に当該2次電池を許容温度範囲内に暖機可能に形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常用電源が停電し
た場合に内蔵した2次電池でバックアップ動作可能かつ
復電した常用電源を用いて2次電池を充電可能に構成さ
れた2次電池内蔵電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の中には、常用電源が停電(大
幅な電圧低下も含む。)した場合に内蔵した電池をバッ
クアップ動作させつまり無停電電源として利用し、タス
ク継続やメモリの記憶保持を可能に構築されたものが多
い。また、電池は、常用電源が復電した場合にその常用
電源を利用して充電可能な2次電池が採用される。
【0003】図5において、例えば電子キャッシュレジ
スタの制御部を構成する電子機器つまりパーソナルコン
ピュータ(以下、パソコンと略称する。)10は、本体
ケース10Bの下方側に流入部10Dを設けかつ上方側
に流出部10Uを設け、暖気が自然流動排出可能に形成
されている。
【0004】そして、発熱する電子回路(メインボー
ド,オプションボード等)19を下方側に設け、これま
た発熱し易い常用電源装置20を流動空気で冷却可能に
流出部10Uの近傍に配設し、ハードディスク装置(H
DD)14A・14B,フロッピーディスク装置(FD
D)15は電子回路19からの発熱の影響が軽微な位置
に配設してある。特に、2次電池25は、使用温度が高
いと寿命が短くなるという理由から、一番離れた位置に
配設されるのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる電子
機器(10)の2次電池25は、無停電電源を構成する
ものであるから、充電時間をより短くしたいとの要請が
強い。例えば上記電子キャッシュレジスタの制御部とし
て利用される場合には、元電源装置の容量と電子キャッ
シュレジスタの増設や店内繁忙時の稼働台数の急増変化
等との関係から、常用電源装置20の大幅な出力電圧低
下を含む停電が一時的にあったとしてもそれが短期間の
うちに繰り返されると、商品登録データが消失してしま
う虞れがある。つまり、顧客の信用を失墜するからであ
る。
【0006】さらに、電子機器(10)の一層の小型軽
量化,コスト低減化のために常用電源装置20および2
次電池25の一段の小容量および小型化が強まる傾向に
あるとともに本体ケース10Bの内部空間内でのレイア
ウトの自由度の拡大化要請とも関係する。
【0007】本発明の目的は、2次電池の充電時間を短
縮することのできる2次電池内蔵電子機器を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、2次電池は長
寿命化のために電子回路等の発熱源からより遠い位置に
配設したいとの要求に応えつつ充電に際しては2次電池
を暖機して充電時間の短縮化を達成可能とするものであ
る。
【0009】すなわち、請求項1の発明は、常用電源が
停電した場合に内蔵した2次電池でバックアップ動作可
能かつ復電した常用電源を用いて2次電池を充電可能に
構成された2次電池内蔵電子機器において、前記2次電
池の充電時に当該2次電池を許容温度範囲内に暖機可能
かつ暖機によって充電時間を短縮可能に形成した、こと
を特徴とする。
【0010】かかる発明では、充電時に2次電池を許容
温度範囲内に暖機するので、充電時間を短縮することが
できるとともに、2次電池を充電時間短縮化を考えずに
つまり長寿命化だけを考えてレイアウトできる。したが
って、2次電池の一層の長寿命化を図れかつレイアウト
の自由度を拡大しつつ充電時間の大幅な短縮ができる。
小型化にも有効である。
【0011】また、請求項2の発明は、常用電源が停電
した場合に内蔵した2次電池でバックアップ動作可能か
つ復電した常用電源を用いて2次電池を充電可能に構成
された2次電池内蔵電子機器において、前記2次電池を
暖機可能な暖機手段と,前記2次電池の充電中に暖機手
段を暖機駆動する暖機駆動手段と,この暖機駆動手段に
関与して前記2次電池の温度を許容温度範囲内に制御す
る温度制御手段とを設けた、ことを特徴とする。
【0012】かかる発明では、充電の際は、暖機駆動手
段が暖機手段を駆動して2次電池を暖機する。すると、
温度制御手段が、暖機駆動手段に関与(例えば駆動・停
止)して2次電池の温度を許容温度範囲内に制御する。
許容温度範囲は、充電時間短縮化に好適で長寿命化を阻
害しないものとして選択すればよい。したがって、請求
項1の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さら
に一層の充電時間短縮を図れかつ自動暖機されるので取
扱いも簡単である。
【0013】また、請求項3の発明は、前記暖機手段
が、ファンを含み内蔵電子回路の発熱により暖められた
暖気を前記2次電池に向けて流動可能に形成されている
2次電池内蔵電子機器である。
【0014】かかる発明では、暖機手段を構成するファ
ンは内蔵電子回路の発熱を熱源とした暖気を2次電池に
向けて流動させて2次電池を暖機する。したがって、請
求項1および請求項2の発明の場合と同様な作用効果を
奏し得る他、さらに格別の暖機用熱源や暖機用電源を必
要としないので低コストで具現化が容易である。
【0015】さらに、請求項4の発明は、前記温度制御
手段が、前記ファンを回転可能かつ停止可能な前記暖機
駆動手段の一部を形成するファンコントローラと,この
ファンコントローラのファン回転時間を規制するタイマ
ー回路と,ファンコントローラのファン停止条件たる温
度を検出する温度センサーとから形成されている2次電
池内蔵電子機器である。
【0016】かかる発明では、タイマー回路がファンコ
ントローラのファン回転時間を規制しかつファンコント
ローラが温度センサーで検出された温度によってファン
を停止させ2次電池の温度を許容温度範囲に規制する。
したがって、請求項3の発明の場合と同様な作用効果を
奏し得る他、内蔵電子回路のそれまでの駆動時間の長短
による発熱量や使用環境が変化したとしても、より安定
駆動できるとともに2次電池の長寿命化を保障しつつ充
電時間をより短縮化できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本2次電池内蔵電子機器は、図1,
図2に示す如く、基本的構成が従来例(図5)の場合と
同様なパソコン10とされ、かつ暖機手段30と暖機駆
動手段40と温度制御手段50とを設け、充電時に2次
電池25を許容温度範囲内に暖機して充電時間を短縮可
能に構成されている。なお、パソコン10は、従来例で
述べた電子キャッシュレジスタの制御部を構築する場合
を示す。
【0018】図1において、パソコン10は、CPU1
1,ROM12,RAM13,HDD14A・14B,
FDD15,標準入出力装置としてのキーボード(K
B)16および表示器(CRT)17,入出力ポート
(I/O)18および常用電源装置20を含み、商品販
売登録データ処理を実行可能である。商品コードを読取
入力するためのスキャナ,レシート発行用のプリンタ,
ドロワ自動開放装置等の外部入出力装置は、入出力ポー
ト18を介して接続される。
【0019】なお、16Cはキーボード制御回路(CN
TR)、17Cは表示制御回路(CNTR)で、常用電
源装置20は常用電源(商用電源)ACを入力として直
流の実質的な常用電源電圧Vd(+5,+12,−1
2,−5V)を出力する。
【0020】2次電池25は、小型シール鉛蓄電池とさ
れ、図2に示すように従来例(図5)の場合と同様な位
置に配設されている。また、この2次電池25は、図4
(A)の時刻t1に示す常用電源(商用電源)ACが停
電(OFF)した場合(図3のST10のYES)に図
4(B)に示すように放電(ON)して直流の常用電源
電圧Vd相当の各電圧を生成するバックアップ動作(S
T11)に入るとともに、時刻t2で常用電源AC(常
用電源電圧Vd)が復電(ON)した場合(ST12の
YES)に充電(ST13)される。停電には、大幅な
電圧低下も含まれる。
【0021】なお、常用電源AC(または、実質的な常
用電源電圧Vd)が停電したか否か及び復電したか否か
は電圧検出回路(図示省略)で検出されかつCPU11
によって判別(ST10,ST12)される。また、常
用電源装置20の出力側と2次電池25とは、切替回路
(図示省略)に接続されている。
【0022】ここに、暖機手段30は、+12Vの直流
で実質的な常用電源電圧Vdを駆動電圧として回転する
モータ(図示省略)とファン31とが一体化されたモー
タファンから形成され、図2に示すように常用電源装置
20のケース外側壁に取付けられている。すなわち、電
子回路19の発熱を空気流動を介して2次電池25へ高
能率で吹付け可能な位置に取付けてある。
【0023】また、暖機駆動手段40は、図1に示すフ
ァンコントローラ41とトランジスタ42とから形成さ
れ、2次電池25の充電中にトランジスタ42をONさ
せてモータ(ファン31)を回転(図3のST15)さ
せることができる。つまり、暖機手段30を図4
(E),(C)に示す如く暖機駆動(回転)する。
【0024】温度制御手段50は、暖機駆動手段40
(41)に関与して2次電池25の温度を許容温度範囲
内に制御する手段で、この実施形態ではタイマー回路5
1と,上記ファンコントローラ41と,温度センサー5
2とから形成されている。
【0025】すなわち、タイマー回路51は、ファンコ
ントローラ41によるファン回転時間を規制(ST1
6)するための回転時間信号を出力する。この回転時間
は、2次電池25がファン31の回転により流動された
暖気によって許容温度範囲内の上限温度(例えば、40
℃)を越えない値として選択される。詳しくは、図3の
ST14に示すタイム(Ts)としてセットされる。設
定タイム(Ts)は設定変更可能である。
【0026】また、図4(A)に示す時刻t1,t5に
おいて、CPU11から充電開始直前にタイムセット信
号が入力された時から回転時間信号を出力(動作)する
とともに時間がカウント開始される(図3のST13,
ST14)。なお、許容温度範囲内の下限温度は、パソ
コン10の通常運転中における常温(例えば、20℃)
とされている。
【0027】さらに、ファンコントローラ41は、図4
(D),(F)に示すように温度センサー52で検出さ
れた温度が予め設定された許容温度範囲内の上限温度
(40℃)に対応する基準温度を越えると、同(E)に
示すタイマー回路51の時間カウント(動作)中であっ
てもファン31を強制して停止させる(ST19のN
O,ST20)。もとより、タイマーセットアップの場
合もファン31を停止させる(ST16のYES,ST
17)。
【0028】なお、ファンコントローラ41内に予め設
定する基準温度は、制御上のタイムラグの関係から許容
温度範囲内の上限温度(40℃)よりも僅かに低温(例
えば、38℃)とされる。この基準温度は、設定変更可
能である。また、温度センサー52を図1に示すように
2次電池25の近傍に設けたが、2次電池25のホルダ
ーや2次電池25自体に取付けてもよい。
【0029】かかる構成の実施形態では、図4(A)に
示す時刻t1において常用電源ACが停電(OFF)す
る(図3のST10のYES)と、従来例の場合と同様
に同(B)に示す2次電池25でバックアップ動作(O
N)される(ST11)。すなわち、2次電池25は放
電(ON)し、実質的な直流の常用電源電圧Vdを電子
回路19等に供給し、運転継続可能となる。
【0030】この際は、ファン31は停止されているの
で、電子回路19の発熱により発生された暖気は、図2
(A)に示すように流入部10Dから流出部10Uへ向
う空気流動として排出される。したがって、2次電池2
5は暖機されることがないので、長寿命化を確約でき
る。
【0031】時刻t2において常用電源ACが復電(O
N)する(ST12のYES)と、2次電池25は従来
例の場合と同様に充電(OFF)される(ST13)。
すると、CPU11がROM12に格納されたプログラ
ムに基きタイマー回路51にタイムセット信号を出力し
かつファンコントローラ41に駆動指令信号を出力(H
レベル)する。
【0032】したがって、タイマー回路51は予め設定
されたタイム(Ts)をセット(ST14)して時間カ
ウントを開始するとともにファンコントローラ41に回
転時間信号を出力する。すなわち、暖機駆動手段40を
形成するファンコントローラ41はトランジスタ42を
ONさせる。これにより、暖機手段30を形成するファ
ン31が回転(ST15)される。ファンコントローラ
41には、温度センサー52で検出された温度信号がフ
ィードバックされている。
【0033】かくして、電子回路19の発熱により生成
された暖気は、ファン31により付勢され、図2(B)
に太線矢印で示すように2次電池25に向って大量流動
し2次電池25を暖機する。したがって、2次電池25
の充電時間を短縮化できる。
【0034】時刻t3で、タイマーセットアップ(ST
16のYES)になると、タイマー回路51が回転時間
信号を消滅(Lレベル)する。したがって、ファンコン
トローラ41はファン31を停止(ST17)する。2
次電池25の温度を許容温度範囲(20〜40℃)内の
上限温度(40℃)を越えないようにすることができ
る。つまり、充電時間能率を高めかつ2次電池25の長
寿命化を阻害しない。
【0035】なお、充電中(ST18のNO)であれ
ば、予め設定された休止時間の経過後に再びタイム(T
s)をセット(ST14)しかつファン31を回転(S
T15)させることができる。但し、1回限りの回転に
形成してもよい。
【0036】時刻t4において2回目の停電がありかつ
時刻t5で復電(ST12のYES)すると、時刻t5
以降において時刻t2〜t3の場合と同様にファン31
が回転される。しかし、2次電池25の温度が先(t2
〜t3)の暖機により比較的に高いと、時刻t6におい
て温度センサー52の検出温度が、図4(F)に示すよ
うに40℃(この実施形態では、上記の38℃)を越え
てしまう場合(ST19のNO)がある。
【0037】すると、温度制御手段50の一部を形成す
るファンコントローラ41は、タイマーセットアップが
されていない場合(ST16のNO)でも、ファン31
を強制して停止(ST20)させる。40℃以下となる
時刻t7まで停止されたままである。時刻t7において
40℃以下となり(ST19のYES)かつタイマーセ
ットアップされていなければ(ST16のNO)、ファ
ン31を再び回転(ST15)させる。
【0038】しかして、この実施形態によれば、暖機手
段30と暖機駆動手段40と温度制御手段50とを設
け、充電時に2次電池25を許容温度範囲内に暖機して
充電時間を短縮可能に構成されているので、短期間中の
常用電源ACが繰り返して大幅な電圧低下を含む停電が
あったとしても、安定して運転継続することができる。
【0039】また、暖機手段30がファン31を回転さ
せて暖気を2次電池25に向けて流動可能に形成されて
いるので、2次電池25を長寿命化に好適な位置に配設
することができる。したがって、レイアウトの自由度を
拡大できる。
【0040】また、暖気が電子回路19の発熱によって
生成されたものを利用するものとされているので、格別
の熱源や電源装置を必要としない。この点からも本体ケ
ース10Bの内部空間内を有効利用できるばかりか低コ
ストで具現化できる。
【0041】また、暖機駆動手段40がファンコントロ
ーラ41とトランジスタ42とから形成されているの
で、ファン31の回転・停止を自動で迅速切替可能かつ
取扱いも簡単である。
【0042】また、温度制御手段50が、ファンコント
ローラ41とタイマー回路51と温度センサー52とか
ら形成され、時間管理により第1の温度制御を行いかつ
許容温度範囲内の上限温度を越えた場合に検出温度を用
いたフィードバック管理により第2の温度制御をするよ
うに形成されているので、2次電池25の充電時間能率
をより向上できるとともにその長寿命化を阻害しない。
【0043】さらに、タイマー回路51の設定タイム
(Ts)およびファンコトローラ41の設定基準温度が
設定変更可能に形成されているので、実用上の適用性が
広い。
【0044】さらにまた、電子キャッシュレジスタの制
御部を構築するものとされているので、店内元電源装置
の容量と電子キャッシュレジスタの増設や繁忙時の稼動
台数の急増変化との関係で、常用電源装置20の大幅な
出力電圧低下を含む停電が一時的にかつ繰り返して発生
されたとしても、商品登録データを確実に記憶保持でき
る。したがって、顧客の信用も厚くなる。
【0045】さらにまた、常用電源装置20および/ま
たは2次電池25の小容量および小型化が可能となるの
で、全体の小型軽量化,低コスト化に大きく貢献でき
る。また、本体ケース10Bの内部空間内でのレイアウ
トの自由度を一段と拡大できる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、2次電池の充
電時に当該2次電池を許容温度範囲内に暖機可能に形成
されているので、2次電池の充電時間を大幅に短縮する
ことができるとともに、2次電池を長寿命化だけを考え
てレイアウトできるからその長寿命化を図れかつレイア
ウトの自由度も拡大できる。
【0047】また、請求項2の発明によれば、2次電池
を暖機可能な暖機手段と,2次電池の充電中に暖機手段
を暖機駆動する暖機駆動手段と,この暖機駆動手段に関
与して2次電池の温度を許容温度範囲内に制御する温度
制御手段とを設け、充電中に2次電池を暖機可能に形成
されているので、請求項1の発明の場合と同様な効果を
奏し得る他、さらに一層の充電時間短縮を図れかつ自動
暖機されるので取扱いも簡単である。
【0048】また、請求項3の発明によれば、暖機手段
がファンを含み内蔵電子回路の発熱により暖められた暖
気を2次電池に向けて流動可能に形成されているので、
請求項1および請求項2の発明の場合と同様な効果を奏
し得る他、さらに格別の暖機用熱源や暖機用電源を必要
としないので低コストで具現化が容易である。
【0049】さらに、請求項4の発明によれば、温度制
御手段がファンを回転可能かつ停止可能な暖機駆動手段
の一部を形成するファンコントローラと,このファンコ
ントローラのファン回転時間を規制するタイマー回路
と,ファンコントローラのファン停止条件たる温度を検
出する温度センサーとから形成されているので、請求項
3の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに内蔵
電子回路のそれまでの駆動時間の長短による発熱量や使
用環境が変化したとしても、安定駆動できるとともに2
次電池の長寿命化を保障しつつ充電時間をより短縮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、バックアップ時と充電時との暖気流動
状態を説明するための図である。
【図3】同じく、暖機動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図4】同じく、暖機動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図5】従来例とその問題点を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10 パソコン(2次電池内蔵電子機器) 11 CPU 12 ROM 13 RAM 19 電子回路 20 常用電源装置 25 2次電池 30 暖機手段 31 ファン 40 暖機駆動手段 41 ファンコトローラ(温度制御手段) 42 トランジスタ 50 温度制御手段 51 タイマー回路 52 温度センサー AC 商用電源(常用電源) Vd 直流の常用電源電圧(常用電源)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常用電源が停電した場合に内蔵した2次
    電池でバックアップ動作可能かつ復電した常用電源を用
    いて2次電池を充電可能に構成された2次電池内蔵電子
    機器において、 前記2次電池の充電時に当該2次電池を許容温度範囲内
    に暖機可能かつ暖機によって充電時間を短縮可能に形成
    した、ことを特徴とする2次電池内蔵電子機器。
  2. 【請求項2】 常用電源が停電した場合に内蔵した2次
    電池でバックアップ動作可能かつ復電した常用電源を用
    いて2次電池を充電可能に構成された2次電池内蔵電子
    機器において、 前記2次電池を暖機可能な暖機手段と,前記2次電池の
    充電中に暖機手段を暖機駆動する暖機駆動手段と,この
    暖機駆動手段に関与して前記2次電池の温度を許容温度
    範囲内に制御する温度制御手段とを設けた、ことを特徴
    とする2次電池内蔵電子機器。
  3. 【請求項3】 前記暖機手段が、ファンを含み内蔵電子
    回路の発熱により暖められた暖気を前記2次電池に向け
    て流動可能に形成されている請求項2記載の2次電池内
    蔵電子機器。
  4. 【請求項4】 前記温度制御手段が、前記ファンを回転
    可能かつ停止可能な前記暖機駆動手段の一部を形成する
    ファンコントローラと,このファンコントローラのファ
    ン回転時間を規制するタイマー回路と,ファンコントロ
    ーラのファン停止条件たる温度を検出する温度センサー
    とから形成されている請求項3記載の2次電池内蔵電子
    機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2031733A2 (en) 2007-09-03 2009-03-04 Hitachi Ltd. Rotating electric machine
JP4572018B2 (ja) * 2000-04-27 2010-10-27 富士通株式会社 電池パックおよび電子機器システム
WO2011068151A1 (ja) * 2009-12-04 2011-06-09 三洋電機株式会社 蓄電ユニットおよび発電システム

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