JP2009060721A - リラクタンスモータ用回転子積層鉄心 - Google Patents

リラクタンスモータ用回転子積層鉄心 Download PDF

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Abstract

【課題】製造工程の繁雑化等を伴うことなく、モータ効率(モータ特性)の更なる向上を達成することの可能な、リラクタンスモータ用回転子積層鉄心を提供する。
【解決手段】リラクタンスモータ用回転子積層鉄心10は、円弧状スリット11Sに、磁化容易軸方向を円弧状スリットの延設方向に沿わせ、かつ円弧状スリットに間隙部11Ssを残存させる態様で、方向性電磁鋼板12を挿入して設置している。また、円弧状スリットに鉄心片の半径方向に延在するリブを形成するとともに、円弧状スリットに、磁化容易軸方向を円弧状スリットの延設方向に沿わせ、かつ円弧状スリットに間隙部を残存させる態様で、方向性電磁鋼板を挿入して設置している。さらに、同心状に形成された複数の円弧状スリットにおける、互いに隣接する円弧状スリットの交互に、磁化容易軸方向を円弧状スリットの延設方向に沿わせる態様で、方向性電磁鋼板を挿入して設置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、リラクタンスモータ用回転子積層鉄心に関し、詳しくは、回転軸孔側を凸とした複数の円弧状スリットを同心状に形成するとともに、複数の円弧状スリットを前記回転軸孔の周囲に間隔をおいて形成した鉄心片を積層して成る、リラクタンスモータ用回転子積層鉄心の細部構造に関するものである。
例えば、各種工作機械や自動車等に搭載される駆動電動機としては、耐久性の向上や大出力化の要求から、従来のブラシ付きモータからブラシレスモータへの置き換えが進んでおり、上記ブラシレスモータの一態様として、多相交流によって進行波磁界を生じる固定子積層鉄心内において、突極型磁路を有する回転子積層鉄心が上記進行波磁界に同期して回転する原理のモータ、すなわちリラクタンスモータ(特にシンクロナスリラクタンスモータ)の提供が為されている(例えば、特許文献1参照)。
図18に示す如く、リラクタンスモータにおける回転子積層鉄心(リラクタンスモータ用回転子積層鉄心)Aは、所定枚数の鉄心片P、P…を積層し、これら鉄心片P、P…を一体化することによって構成されており、中央には回転軸孔Oが開口しているとともに、上記回転軸孔Oの周囲にはフラックスバリア(磁束障壁)としての円弧状スリットS、S…が形成されている。
ここで、上記回転子積層鉄心Aにおいては、磁気的な突極方向の磁路と非突極方向の磁路とを形成するため、各々の鉄心片P、P…に、回転軸孔O側を凸とした複数の円弧状スリットS、S…が同心状に形成されており、これら同心状に形成された円弧状スリットS、S…のグループは、上記回転軸孔Oの周囲に間隔をおいて複数組形成されている。
これにより、円弧状スリットS、S…の延設方向に沿って、磁束の流れ易い突極方向(d−d軸)の磁路が形成されるとともに、円弧状スリットS、S…の並設方向に沿って、磁束が流れ難い非突極方向(q−q軸)の磁路が形成され、上記回転子積層鉄心Aは、突極方向と非突極方向とのインダクタンスの差に基づいて生じるリラクタンストルクにより回転することとなる。
ここで、上述した回転子積層鉄心Aにおいては、円弧状スリットS、S…の形成された鉄心片Pの縁部が繋がっているため、磁束が漏洩することによるリラクタンスモータの効率低下が問題となっていた。
そこで、鉄心片の周縁端にまで円弧状スリットを形成し、磁束が漏れるのを防ぐことによって、リラクタンスモータの効率を向上させるよう構成された回転子積層鉄心が提供されている(例えば、特許文献2参照)。
すなわち、図19に示す回転子積層鉄心A′においては、積層された鉄心片P′、P′…における回転軸孔O′の周囲に、それぞれ鉄心片P′の周縁端に開放された円弧状スリットS′、S′…を形成するとともに、これら円弧状スリットS′、S′…に非磁性材である樹脂(連結体)I′、I′…を充填することで、一体に固着された回転子積層鉄心A′を構築している。
特開2001−258222号公報 特開2000−299947号公報
ところで、上述した従来の回転子積層鉄心A′では、磁束の漏れを防止したことで、リラクタンスモータの効率を向上させ得る反面、円弧状スリットS′の形成された鉄心片P′の縁部を分断したため、円弧状スリットS′、S′間の磁束通路部がバラバラとなり、回転子積層鉄心A′の製造が困難なものと成っていた。
あるいは、上記不都合を解消するべく、回転子積層鉄心A′の製造の最終段階まで、円弧状スリットS′、S′…の形成された鉄心片P′の縁部を繋げておく方法もあるが、最終の仕上げ工程において上記鉄心片P′の連結部を研削加工、あるいは切削加工等によって除去する必要があるため、回転子積層鉄心A′の製造が困難なものと成る不都合は免れなかった。
本発明は、上述した実状に鑑みて、従来の回転子積層鉄心に見られた製造工程の繁雑化等を伴うことなく、モータ効率(モータ特性)の更なる向上を達成することの可能な、リラクタンスモータ用回転子積層鉄心の提供を目的とするものである。
上記目的を達成するべく、請求項1の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心は、回転軸孔側を凸とした複数の円弧状スリットを同心状に形成するとともに、複数の円弧状スリットを回転軸孔の周囲に間隔をおいて形成した鉄心片を積層して成り、円弧状スリットの延設方向に沿って磁束が流れ易い突極方向と、円弧状スリットの並設方向に沿って磁束が流れ難い非突極方向とのインダクタンスの差に基づいて生じるリラクタンストルクにより回転するリラクタンスモータ用回転子積層鉄心において、円弧状スリットに、磁化容易軸方向を円弧状スリットの延設方向に沿わせ、かつ円弧状スリットに間隙部を残存させる態様で、方向性電磁鋼板を挿入して設置したことを特徴としている。
請求項2の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心は、請求項1の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心において、円弧状スリットにおいて方向性電磁鋼板の挿入されていない間隙部に、非磁性材から成る連結体を充填したことを特徴としている。
請求項3の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心は、回転軸孔側を凸とした複数の円弧状スリットを同心状に形成するとともに、複数の円弧状スリットを回転軸孔の周囲に間隔をおいて形成した鉄心片を積層して成り、円弧状スリットの延設方向に沿って磁束が流れ易い突極方向と、円弧状スリットの並設方向に沿って磁束が流れ難い非突極方向とのインダクタンスの差に基づいて生じるリラクタンストルクにより回転するリラクタンスモータ用回転子積層鉄心において、円弧状スリットに鉄心片の半径方向に延在するリブを形成するとともに、円弧状スリットに、磁化容易軸方向を円弧状スリットの延設方向に沿わせ、かつ円弧状スリットに間隙部を残存させる態様で、方向性電磁鋼板を挿入して設置したことを特徴としている。
請求項4の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心は、請求項3の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心において、円弧状スリットにおいて方向性電磁鋼板の挿入されていない間隙部に、非磁性材から成る連結体を充填したことを特徴としている。
請求項5の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心は、回転軸孔側を凸とした複数の円弧状スリットを同心状に形成するとともに、複数の円弧状スリットを回転軸孔の周囲に間隔をおいて形成した鉄心片を積層して成り、円弧状スリットの延設方向に沿って磁束が流れ易い突極方向と、円弧状スリットの並設方向に沿って磁束が流れ難い非突極方向とのインダクタンスの差に基づいて生じるリラクタンストルクにより回転するリラクタンスモータ用回転子積層鉄心において、同心状に形成された複数の円弧状スリットにおける、互いに隣接する円弧状スリットの交互に、磁化容易軸方向を円弧状スリットの延設方向に沿わせる態様で、方向性電磁鋼板を挿入して設置したことを特徴としている。
請求項6の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心は、請求項5の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心において、同心状に形成された複数の円弧状スリットのうち、方向性電磁鋼板の挿入されていない円弧状スリットに、非磁性材から成る連結体を充填したことを特徴としている。
請求項1の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心では、磁化容易軸方向を円弧状スリットの延設方向に沿わせて、方向性電磁鋼板を円弧状スリットに挿入したことで、突極方向(d−d軸)へ磁束が一層流れやすいものとなるとともに、円弧状スリットに間隙部を残存させる態様で、方向性電磁鋼板を円弧状スリットに挿入したことで、突極方向(d−d軸)と非突極方向(q−q軸)とのインダクタンスの差が増大するために、リラクタンスモータにおけるモータ効率(モータ特性)が向上することとなる。
また、請求項1の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心では、円弧状スリットに方向性電磁鋼板を挿入したことで、円弧状スリットの形成された鉄心片周縁の連結部を除去すると言う、従来の回転子積層鉄心の製造に見られた工程の繁雑化等を伴うことなく、モータ効率(モータ特性)の更なる向上を達成することが可能となる。
請求項2の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心では、円弧状スリットにおいて方向性電磁鋼板の挿入されていない間隙部に、非磁性材から成る連結体を充填したことで、請求項1の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄の効果と併せて、連結材を介して回転子積層鉄心が強固に一体化されることによって、該回転子積層鉄心は長期に亘り高速回転に対する耐遠心力性に優れたものとなる。
請求項3の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心では、円弧状スリットに鉄心片の半径方向に延在するリブを形成するとともに、磁化容易軸方向を円弧状スリットの延設方向に沿わせて、方向性電磁鋼板を円弧状スリットに挿入したことで、突極方向(d−d軸)へ磁束が一層流れやすいものとなるとともに、円弧状スリットに間隙部を残存させる態様で、方向性電磁鋼板を円弧状スリットに挿入したことで、突極方向(d−d軸)と非突極方向(q−q軸)とのインダクタンスの差が増大するために、リラクタンスモータにおけるモータ効率(モータ特性)が向上することとなる。
また、請求項3の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心では、鉄心片に形成されたリブにおいても、円弧状スリットに挿入した方向性電磁鋼板を位置決め支持し得るため、回転子積層鉄心における強度の安定性が向上することとなる。
さらに、請求項3の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心では、円弧状スリットに方向性電磁鋼板を挿入したことで、円弧状スリットの形成された鉄心片周縁の連結部を除去すると言う、従来の回転子積層鉄心の製造に見られた工程の繁雑化等を伴うことなく、モータ効率(モータ特性)の更なる向上を達成することが可能となる。
請求項4の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心では、円弧状スリットにおいて方向性電磁鋼板の挿入されていない間隙部に、非磁性材から成る連結体を充填したことで、請求項1の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄の効果と併せて、連結材を介して回転子積層鉄心が強固に一体化されることによって、該回転子積層鉄心は長期に亘り高速回転に対する耐遠心力性に優れたものとなる。
請求項5の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心では、互いに隣接する円弧状スリットの交互に、磁化容易軸方向を円弧状スリットの延設方向に沿わせて方向性電磁鋼板を挿入したことで、突極方向(d−d軸)へ磁束が一層流れやすいものとなるとともに、隣接する交互の円弧状スリットによって間隙部が形成されることで、突極方向(d−d軸)と非突極方向(q−q軸)とのインダクタンスの差が増大するために、リラクタンスモータにおけるモータ効率(モータ特性)が向上することとなる。
また、請求項5の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心では、円弧状スリットに方向性電磁鋼板を挿入したことで、円弧状スリットの形成された鉄心片周縁の連結部を除去すると言う、従来の回転子積層鉄心の製造に見られた工程の繁雑化等を伴うことなく、モータ効率(モータ特性)の更なる向上を達成することが可能となる。
請求項6の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心では、複数の円弧状スリットのうち、方向性電磁鋼板の挿入されていない円弧状スリットに、非磁性材から成る連結体を充填したことで、請求項5の発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄の効果と併せて、連結材を介して回転子積層鉄心が強固に一体化されることによって、該回転子積層鉄心は長期に亘り高速回転に対する耐遠心力性に優れたものとなる。
以下、実施例を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第1実施例を示しており、この回転子積層鉄心(リラクタンスモータ用回転子積層鉄心)10は、所定枚数の鉄心片11、11…を積層し、これら鉄心片11、11…を一体化することによって構成され、その中央部には回転軸孔10Oが開口している。
また、上記回転子積層鉄心10では、磁気的な突極方向の磁路と非突極方向の磁路とを形成するべく、各々の鉄心片11、11…に、回転軸孔11o側を凸とした複数の円弧状スリット11S、11S…が同心状に形成されており、これら同心状に形成された円弧状スリット11S、11S…のグループは、上記回転軸孔11oの周囲に間隔をおいて複数組、実施例においては4組のグループが形成されている。
上記構成により、円弧状スリット11S、11S…の延設方向に沿って、磁束の流れ易い突極方向(d−d軸)の磁路が形成され、また円弧状スリット11S、11S…の並設方向に沿って、磁束が流れ難い非突極方向(q−q軸)の磁路が形成され、かくして上記回転子積層鉄心10は、突極方向と非突極方向とのインダクタンスの差に基づいて生じるリラクタンストルクにより回転することとなる。
また、上記回転子積層鉄心10における各円弧状スリット11S、11S…には、それぞれ方向性電磁鋼板12、12…が挿入設置されており、これら方向性電磁鋼板12、12…は、各円弧状スリット11S、11S…延設方向に沿って湾曲形成されている。
図2(a)に示す如く、各円弧状スリット11S、11S…の両端部には、位置決め用ノッチ11Sn、11Snが切欠き形成されており、上述の如く湾曲形成された方向性電磁鋼板12は、図2(b)に示す如く、縁部を位置決め用ノッチ11Sn、11Snに嵌合されることにより、円弧状スリット11Sに沿うとともに、上記円弧状スリット11Sの全長に亘って間隙部11Ssを残存させる態様で設置されている。
さらに、図3に示す如く、上記方向性電磁鋼板12は、その圧延方向、すなわち矢印e−eで示す磁化容易軸方向を、各円弧状スリット11S、11S…の延在方向、言い換えれば上述した突極方向(d−d軸)に沿わせる態様で、回転子積層鉄心10の各円弧状スリット11S、11S…に挿入設置されている。
上述した構成の回転子積層鉄心10によれば、磁化容易軸方向を円弧状スリット11Sの延設方向に沿わせて、方向性電磁鋼板12を円弧状スリット11Sに挿入したことで、突極方向(d−d軸)へ磁束が一層流れやすいものとなり、これに併せて円弧状スリット11Sに間隙部11Ssを残存させる態様で、方向性電磁鋼板12を円弧状スリット11Sに挿入したことで、突極方向(d−d軸)と非突極方向(q−q軸)とのインダクタンスの差が増大することとなり、もってリラクタンスモータにおけるモータ効率(モータ特性)が向上することとなる。
また、上述した構成の回転子積層鉄心10によれば、円弧状スリット11Sに方向性電磁鋼板12を挿入したことで、円弧状スリットの形成された鉄心片周縁の連結部を除去すると言う、従来の回転子積層鉄心の製造に見られた工程の繁雑化等を伴うことなく、モータ効率(モータ特性)の更なる向上を達成することが可能となる。
図4および図5は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第2実施例を示しており、この回転子積層鉄心(リラクタンスモータ用回転子積層鉄心)10′は、所定枚数の鉄心片11、11…を積層し、これら鉄心片11、11…を一体化することによって構成され、その中央部には回転軸孔10O′が開口している。
また、上記回転子積層鉄心10′は、図5(a)に示す第1実施例(図1〜図3)の回転子積層鉄心10における、各円弧状スリット11S、11S…の間隙部11Ss、11Ss…に、図5(b)に示す如く、例えば樹脂材料等の非磁性材から成る連結体13、13…を充填することで構成されている。
言い換えれば、上記回転子積層鉄心10′は、間隙部11Ss、11Ss…に連結体13、13…を充填した以外、第1実施例(図1〜図3)の回転子積層鉄心10と変わる所はない。
上述した構成の回転子積層鉄心10′によれば、円弧状スリット11Sにおいて方向性電磁鋼板12の挿入されていない間隙部11Ssに、非磁性材から成る連結体13を充填したことで、第1実施例の回転子積層鉄10と同様の作用効果と併せ、連結材13を介して回転子積層鉄心10′が強固に一体化されることにより、該回転子積層鉄心10′は長期に亘って高速回転に対する耐遠心力性に優れたものとなる。
図6および図7は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第3実施例を示しており、この回転子積層鉄心(リラクタンスモータ用回転子積層鉄心)20は、所定枚数の鉄心片21、21…を積層し、これら鉄心片21、21…を一体化することによって構成され、その中央部には回転軸孔20Oが開口している。
また、回転子積層鉄心20を構成する各鉄心片21、21…には、回転軸孔21o側を凸とした複数の円弧状スリット21S、21S…が同心状に形成されており、これら円弧状スリット21S、21S…のグループは、回転軸孔21oの周囲に間隔をおいて4組形成されている。
上記各円弧状スリット21S、21S…の中央部には、各円弧状スリット21Sを2つに分断するリブ21L、21L…が、鉄心片21の半径方向に延在して形成されているとともに、各円弧状スリット21S、21S…には、該円弧状スリット21Sの延設方向に沿って湾曲形成された方向性電磁鋼板22、22…が挿入設置されている。
図7(a)に示す如く、各円弧状スリット21S、21S…の両端部、および各リブ21L、21L…の両縁部には、位置決め用ノッチ21Sn、21Sn…が切欠き形成されており、上述の如く湾曲形成された方向性電磁鋼板22は、その磁化容易軸方向を円弧状スリット21Sの延在方向に沿わせる態様で、図7(b)に示す如く、縁部を位置決め用ノッチ21Sn、21Snに嵌合されることで、上記円弧状スリット21Sに沿うとともに、間隙部21Ssを残存させて設置されている。
上述した構成の回転子積層鉄心20によれば、円弧状スリット21Sに鉄心片21の半径方向に延在するリブ21Lを形成するとともに、磁化容易軸方向を円弧状スリット21Sの延設方向に沿わせて、方向性電磁鋼板22を円弧状スリット21Sに挿入したことで、突極方向(d−d軸)へ磁束が一層流れやすいものとなり、これに併せて円弧状スリット21Sに間隙部21Ssを残存させる態様で、方向性電磁鋼板22を円弧状スリット21Sに挿入したことで、突極方向(d−d軸)と非突極方向(q−q軸)とのインダクタンスの差が増大することとなり、もってリラクタンスモータにおけるモータ効率(モータ特性)が向上することとなる。
また、上述した構成の回転子積層鉄心20によれば、鉄心片21に形成されたリブ21Lにおいても、円弧状スリット21Sに挿入した方向性電磁鋼板22を位置決め支持し得るため、回転子積層鉄心20における強度の安定性が向上することとなる。
さらに、上述した構成の回転子積層鉄心20によれば、円弧状スリット21Sに方向性電磁鋼板22を挿入したことで、円弧状スリットの形成された鉄心片周縁の連結部を除去すると言う、従来の回転子積層鉄心の製造に見られた工程の繁雑化等を伴うことなく、モータ効率(モータ特性)の更なる向上を達成することが可能となる。
図8および図9は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第4実施例を示しており、この回転子積層鉄心(リラクタンスモータ用回転子積層鉄心)20′は、所定枚数の鉄心片21、21…を積層し、これら鉄心片21、21…を一体化することによって構成され、その中央部には回転軸孔20O′が開口している。
また、上記回転子積層鉄心20′は、図9(a)に示す第3実施例(図6、図7)の回転子積層鉄心20における、各円弧状スリット21S、21S…の間隙部21Ss、21Ss…に、図9(b)に示す如く、例えば樹脂材料等の非磁性材から成る連結体23、23…を充填することで構成されている。
言い換えれば、上記回転子積層鉄心20′は、間隙部21Ss、21Ss…に連結体23、23…を充填した以外、第3実施例(図6、図7)の回転子積層鉄心20と変わる所はない。
上述した構成の回転子積層鉄心20′によれば、円弧状スリット21Sにおいて方向性電磁鋼板22の挿入されていない間隙部21Ssに、非磁性材から成る連結体23を充填したことで、第3実施例の回転子積層鉄20と同様の作用効果と併せ、連結材23を介して回転子積層鉄心20′が強固に一体化されることにより、該回転子積層鉄心20′は長期に亘って高速回転に対する耐遠心力性に優れたものとなる。
図10および図11は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第5実施例を示しており、この回転子積層鉄心(リラクタンスモータ用回転子積層鉄心)30は、所定枚数の鉄心片31、31…を積層し、これら鉄心片31、31…を一体化することによって構成され、その中央部には回転軸孔30Oが開口している。
また、回転子積層鉄心30を構成する各鉄心片31、31…には、回転軸孔31o側を凸とした複数の円弧状スリット31S、31S…が同心状に形成されており、これら円弧状スリット31S、31S…のグループは、回転軸孔31oの周囲に間隔をおいて4組形成されている。
上記各円弧状スリット31S、31S…の中央部には、鉄心片31の中心側から円弧状スリット31Sの中間まで、鉄心片31の半径方向に延在するリブ31L、31Lが形成されているとともに、各円弧状スリット31S、31S…には、該円弧状スリット31Sの延設方向に沿って湾曲形成された方向性電磁鋼板32、32…が挿入設置されている。
図11(a)に示す如く、各円弧状スリット31S、31S…の両端部には、位置決め用ノッチ31Sn、31Sn…が切欠き形成されており、上述の如く湾曲形成された方向性電磁鋼板32は、その磁化容易軸方向を円弧状スリット31Sの延在方向に沿わせる態様で、図11(b)に示す如く、縁部を位置決め用ノッチ31Sn、31Snに嵌合されることで、上記円弧状スリット31Sに沿うとともに、間隙部31Ssを残存させて設置されている。
上述した構成の回転子積層鉄心30によれば、円弧状スリット31Sに鉄心片31の半径方向に延在するリブ31Lを形成するとともに、磁化容易軸方向を円弧状スリット31Sの延設方向に沿わせて、方向性電磁鋼板32を円弧状スリット31Sに挿入したことで、突極方向(d−d軸)へ磁束が一層流れやすいものとなり、これに併せて円弧状スリット31Sに間隙部31Ssを残存させる態様で、方向性電磁鋼板32を円弧状スリット21Sに挿入したことで、突極方向(d−d軸)と非突極方向(q−q軸)とのインダクタンスの差が増大することとなり、もってリラクタンスモータにおけるモータ効率(モータ特性)が向上することとなる。
また、上述した構成の回転子積層鉄心30によれば、鉄心片31に形成されたリブ31Lにおいても、円弧状スリット31Sに挿入した方向性電磁鋼板32を位置決め支持し得るため、回転子積層鉄心30における強度の安定性が向上することとなる。
さらに、上述した構成の回転子積層鉄心30によれば、円弧状スリット31Sに方向性電磁鋼板32を挿入したことで、円弧状スリットの形成された鉄心片周縁の連結部を除去すると言う、従来の回転子積層鉄心の製造に見られた工程の繁雑化等を伴うことなく、モータ効率(モータ特性)の更なる向上を達成することが可能となる。
図12および図13は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第6実施例を示しており、この回転子積層鉄心(リラクタンスモータ用回転子積層鉄心)30′は、所定枚数の鉄心片31、31…を積層し、これら鉄心片31、31…を一体化することによって構成され、その中央部には回転軸孔30O′が開口している。
また、上記回転子積層鉄心30′は、図13(a)に示す第5実施例(図10、図11)の回転子積層鉄心30における、各円弧状スリット31S、31S…の間隙部31Ss、31Ss…に、図13(b)に示す如く、例えば樹脂材料等の非磁性材から成る連結体33、33…を充填することで構成されている。
言い換えれば、上記回転子積層鉄心30′は、間隙部31Ss、31Ss…に連結体33、33…を充填した以外、第5実施例(図10、図11)の回転子積層鉄心30と変わる所はない。
上述した構成の回転子積層鉄心30′によれば、円弧状スリット31Sにおいて方向性電磁鋼板32の挿入されていない間隙部31Ssに、非磁性材から成る連結体33を充填したことで、第5実施例の回転子積層鉄30と同様の作用効果と併せ、連結材33を介して回転子積層鉄心30′が強固に一体化されることにより、該回転子積層鉄心30′は長期に亘って高速回転に対する耐遠心力性に優れたものとなる。
図14および図15は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第7実施例を示しており、この回転子積層鉄心(リラクタンスモータ用回転子積層鉄心)40は、所定枚数の鉄心片41、41…を積層し、これら鉄心片41、41…を一体化することによって構成され、その中央部には回転軸孔40Oが開口している。
また、回転子積層鉄心40を構成する各鉄心片41、41…には、回転軸孔41o側を凸とした複数の円弧状スリット41S、41S…が同心状に形成されており、これら円弧状スリット41S、41S…のグループは、回転軸孔41oの周囲に間隔をおいて4組形成されている。
図15(a)に示す如く、同心状に形成されている各円弧状スリット41S、41S…には、図15(b)に示す如く、互いに隣接する円弧状スリット41S、41Sの交互に、該円弧状スリット41Sの延設方向に沿って湾曲形成された方向性電磁鋼板42、42…が挿入設置されており、これら方向性電磁鋼板42、42…は、その磁化容易軸方向を円弧状スリット41Sの延在方向に沿わせる態様で設置されている。
ここで、同心状に形成されている各円弧状スリット41S、41S…に対して、図15(b)に示す如く、互いに隣接する円弧状スリット41S、41Sの交互に、方向性電磁鋼板42、42…を挿入設置したことにより、上記方向性電磁鋼板42の設置されていない円弧状スリット41S、41S…によって、間隙部41Ss、41Ss…が残存することとなる。
上述した構成の回転子積層鉄心40によれば、互いに隣接する円弧状スリット41S、41Sの交互に、磁化容易軸方向を円弧状スリット41Sの延設方向に沿わせて方向性電磁鋼板42を挿入したことで、突極方向(d−d軸)へ磁束が一層流れやすいものとなるとともに、隣接する交互の円弧状スリット41S、41Sによって間隙部41Ssが形成されることで、突極方向(d−d軸)と非突極方向(q−q軸)とのインダクタンスの差が増大するために、リラクタンスモータにおけるモータ効率(モータ特性)が向上することとなる。
また、上述した構成の回転子積層鉄心40によれば、円弧状スリット41Sに方向性電磁鋼板42を挿入したことで、円弧状スリットの形成された鉄心片周縁の連結部を除去すると言う、従来の回転子積層鉄心の製造に見られた工程の繁雑化等を伴うことなく、モータ効率(モータ特性)の更なる向上を達成することが可能となる。
図16および図17は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第8実施例を示しており、この回転子積層鉄心(リラクタンスモータ用回転子積層鉄心)40′は、所定枚数の鉄心片41、41…を積層し、これら鉄心片41、41…を一体化することによって構成され、その中央部には回転軸孔40O′が開口している。
また、上記回転子積層鉄心40′は、図17(a)に示す第7実施例(図14、図15)の回転子積層鉄心40において、間隙部41Ss、41Ss…を構成している円弧状スリット41S、41S…に、図17(b)に示す如く、例えば樹脂材料等の非磁性材から成る連結体43、43…を充填することによって構成されている。
言い換えれば、上記回転子積層鉄心40′は、間隙部41Ssを構成する円弧状スリット41S、41S…に連結体43、43…を充填した以外、第7実施例(図14、図15)の回転子積層鉄心40と変わる所はない。
上述した構成の回転子積層鉄心40′によれば、複数の円弧状スリット41S、41S…のうち、方向性電磁鋼板42が挿入されていないことで間隙部41Ssを構成する円弧状スリット41Sに、非磁性材から成る連結体43を充填したことで、第7実施例の回転子積層鉄40と同様の作用効果と併せ、連結材43を介して回転子積層鉄心40′が強固に一体化されることにより、該回転子積層鉄心40′は長期に亘って高速回転に対する耐遠心力性に優れたものとなる。
(a)および(b)は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第1実施例を示す外観平面図および外観側面図。 (a)および(b)は、図1のリラクタンスモータ用回転子積層鉄心における要部平面図。 図1のリラクタンスモータ用回転子積層鉄心における方向性電磁鋼板の組付け態様を示す外観斜視図。 (a)および(b)は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第2実施例を示す外観平面図および外観側面図。 (a)および(b)は、図4のリラクタンスモータ用回転子積層鉄心における要部平面図。 (a)および(b)は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第3実施例を示す外観平面図および外観側面図。 (a)および(b)は、図6のリラクタンスモータ用回転子積層鉄心における要部平面図。 (a)および(b)は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第4実施例を示す外観平面図および外観側面図。 (a)および(b)は、図8のリラクタンスモータ用回転子積層鉄心における要部平面図。 (a)および(b)は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第5実施例を示す外観平面図および外観側面図。 (a)および(b)は、図10のリラクタンスモータ用回転子積層鉄心における要部平面図。 (a)および(b)は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第6実施例を示す外観平面図および外観側面図。 (a)および(b)は、図12のリラクタンスモータ用回転子積層鉄心における要部平面図。 (a)および(b)は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第7実施例を示す外観平面図および外観側面図。 (a)および(b)は、図14のリラクタンスモータ用回転子積層鉄心における要部平面図。 (a)および(b)は、本発明に関わるリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の第8実施例を示す外観平面図および外観側面図。 (a)および(b)は、図16リラクタンスモータ用回転子積層鉄心における要部平面図。 (a)および(b)は、従来のリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の外観平面図および外観側面図。 (a)および(b)は、従来のリラクタンスモータ用回転子積層鉄心の外観平面図および断面側面図。
符号の説明
10、10′…リラクタンスモータ用回転子積層鉄心、
11…鉄心片、
11o…回転軸孔、
11S…円弧状スリット、
11Ss…間隙部、
12…方向性電磁鋼板、
13…連結体、
20、20′…リラクタンスモータ用回転子積層鉄心、
21…鉄心片、
21o…回転軸孔、
21S…円弧状スリット、
21L…リブ、
21Ss…間隙部、
22…方向性電磁鋼板、
23…連結体、
30、30′…リラクタンスモータ用回転子積層鉄心、
31…鉄心片、
31o…回転軸孔、
31S…円弧状スリット、
31L…リブ、
31Ss…間隙部、
32…方向性電磁鋼板、
33…連結体、
40、40′…リラクタンスモータ用回転子積層鉄心、
41…鉄心片、
41o…回転軸孔、
41S…円弧状スリット、
41Ss…間隙部、
42…方向性電磁鋼板、
43…連結体。

Claims (6)

  1. 回転軸孔側を凸とした複数の円弧状スリットを同心状に形成するとともに、前記複数の円弧状スリットを前記回転軸孔の周囲に間隔をおいて形成した鉄心片を積層して成り、前記円弧状スリットの延設方向に沿って磁束が流れ易い突極方向と、前記円弧状スリットの並設方向に沿って磁束が流れ難い非突極方向とのインダクタンスの差に基づいて生じるリラクタンストルクにより回転するリラクタンスモータ用回転子積層鉄心において、
    前記円弧状スリットに、磁化容易軸方向を前記円弧状スリットの延設方向に沿わせ、かつ前記円弧状スリットに間隙部を残存させる態様で、方向性電磁鋼板を挿入して設置したことを特徴とするリラクタンスモータ用回転子積層鉄心。
  2. 前記円弧状スリットにおいて前記方向性電磁鋼板の挿入されていない間隙部に、非磁性材から成る連結体を充填したことを特徴とする請求項1記載のリラクタンスモータ用回転子積層鉄心。
  3. 回転軸孔側を凸とした複数の円弧状スリットを同心状に形成するとともに、前記複数の円弧状スリットを前記回転軸孔の周囲に間隔をおいて形成した鉄心片を積層して成り、前記円弧状スリットの延設方向に沿って磁束が流れ易い突極方向と、前記円弧状スリットの並設方向に沿って磁束が流れ難い非突極方向とのインダクタンスの差に基づいて生じるリラクタンストルクにより回転するリラクタンスモータ用回転子積層鉄心において、
    前記円弧状スリットに前記鉄心片の半径方向に延在するリブを形成するとともに、前記円弧状スリットに、磁化容易軸方向を前記円弧状スリットの延設方向に沿わせ、かつ前記円弧状スリットに間隙部を残存させる態様で、方向性電磁鋼板を挿入して設置したことを特徴とするリラクタンスモータ用回転子積層鉄心。
  4. 前記円弧状スリットにおいて前記方向性電磁鋼板の挿入されていない間隙部に、非磁性材から成る連結体を充填したことを特徴とする請求項3記載のリラクタンスモータ用回転子積層鉄心。
  5. 回転軸孔側を凸とした複数の円弧状スリットを同心状に形成するとともに、前記複数の円弧状スリットを前記回転軸孔の周囲に間隔をおいて形成した鉄心片を積層して成り、前記円弧状スリットの延設方向に沿って磁束が流れ易い突極方向と、前記円弧状スリットの並設方向に沿って磁束が流れ難い非突極方向とのインダクタンスの差に基づいて生じるリラクタンストルクにより回転するリラクタンスモータ用回転子積層鉄心において、
    同心状に形成された複数の前記円弧状スリットにおける、互いに隣接する前記円弧状スリットの交互に、磁化容易軸方向を前記円弧状スリットの延設方向に沿わせる態様で、方向性電磁鋼板を挿入して設置したことを特徴とするリラクタンスモータ用回転子積層鉄心。
  6. 同心状に形成された複数の前記円弧状スリットのうち、前記方向性電磁鋼板の挿入されていない前記円弧状スリットに、非磁性材から成る連結体を充填したことを特徴とする請求項5記載のリラクタンスモータ用回転子積層鉄心。
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