JP2009060192A - 画像データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な入力画像データの間引き処理機能を簡易な構成で実行する画像データ処理装置を実現する。
【解決手段】供給される入力画像データを間引き処理し、表示装置に供給する画像データ処理装置であり、入力画素データの間隔値PXを設定する設定部210、入力画像データの位置情報である入力位置カウントX値を入力画素データの間隔値刻みでカウントする入力位置カウンタ220、出力画素データの間隔値PYを設定する設定部230、表示装置への出力画像データの位置情報である出力位置カウント値Yを出力画像データの間隔値刻みでカウントする出力位置カウンタ250、間引き制御信号作成部40を有する。間引き制御信号作成部40は、出力位置カウント値Ynが、入力位置カウント値XnとXn+1との間に入る場合に、入力画素データを出力画素データとして採用する間引き制御信号を出力する。
【選択図】図2

Description

データの間引き処理機能を備える画像データ処理装置に関する。
現在、液晶表示装置等の平面表示装置が様々な電子機器に採用されており、これらの表示装置のパネルは多様なサイズを備えている。したがって、パネルに供給する画像データを処理する処理装置においては、用いる表示装置のパネルサイズ、特にその画素数が、外部より供給される映像信号等の画像データよりも少ない場合、画像データの間引き処理する必要がある。
このような間引き処理について、例えば、特許文献1等では、間引き率に応じたカウント数のカウンタを用い、入力される画像データの同期信号をカウントし、画素数に応じて出力データを選択することが開示されている。
このような処理により間引き処理は達成されるが、間引きの結果、表示品質を低下させないためには、採用する入力データの画素位置と、実際に間引いた後に出力する画素位置の差を考慮し、出力すべきデータを入力データから演算して補正をすることが考えられる。
図5は、このような補正を行う間引き処理回路、図6はこのような間引き処理の方法を概念的に示している。間引き回路は、9進カウンタ410、デコーダ412、ラッチ回路414、演算回路416を備える。カウンタ410は、1サイクルを9クロックとして、0〜8をカウントを実行し、8までカウントすると、リセットされて再び0に戻る。0〜8までのカウント結果は、デコーダ412に供給される。
デコーダ412は、ROMを内蔵し、このROM内に、行毎、R,G,B毎に、カウント値に応じた入力データの選択タイミングと、選択する入力データに対し、実画素位置に応じて入力データを補正演算するための補正係数とがテーブルとして記憶されている。カウンタ410から図6(c)に示すようなカウント信号が順次供給されると、デコーダ412は、カウント値に応じ、ROMを参照し、対応する入力データの属する行毎、かつ、R,G,B毎に設定されているデータ選択信号(取込許可信号)BEN、REN、GENを作成し、これをラッチ回路414に出力する(図6の波形(d)〜(i)参照)。また、デコーダ412は、実画素位置に応じた補正係数をラッチ回路414に出力する。
なお、図6(b)に示すように、R,G,Bの同色画素が各行で互いにその位置がずれて配置(いわゆるデルタ配列)されているパネルを採用の場合、各行の1番目(1列目)の画素の存在位置は互いにずれている(図6(b)の例では1.5画素分)。したがって、奇数行と偶数行で、R,G,B毎に、補正係数及びデータ選択信号の波形が個別に設定されている。
ここで、R,G,Bについてそれぞれ水平走査方向720画素の入力データ[ITUR601規格]をそれぞれ320画素[QVGA型パネル]に間引く場合を例にすると、補正係数は、以下の通りである。この場合、水平方向における間引き率は、4/9であり、図6(b)において、この水平走査方向720画素の入力データの内、各行の先頭データD0に対応するパネルの画素位置を0とした場合、水平走査方向320画素のB画素の0番(0列)目[B0]は、偶数行では、実位置でも0位置であり、奇数行では1.125の位置となる。また、R画素の0番目[R0]は、奇数行では1.875の位置、偶数行では0.75の位置となる。補正係数は、この入力データD0に対応する実位置を0としたときの相対位置を利用することができ、一例として、1行目のB0に関する補正係数は、相対位置1.125の小数点以下の数値「0.125」、同じく1行目のR0に関する補正係数は、相対位置1.875の小数点以下「0.875」をROMに格納する。
デコーダ412は、1行目のB0画素を例に簡単に説明すると、カウンタ410からカウント値「1」が出力されると、図6(d)に示すように入力データD1の出力期間中、その取込を許可するレベル(ここではHレベル)となる波形のデータ選択信号BENを出力する。また、補正係数として、「0.125」を出力する。ラッチ回路414は、データ選択信号BENのHレベル期間に入力データD1をラッチし、演算回路416にラッチした入力データD1が送られ、演算回路416は、ラッチ回路414を介して供給される上述の補正係数を利用して、入力データD1から位置が0.125ずれた実位置に適した画像データを演算し、これがパネルの対応する1行目のB0画素に供給する。他の色の画素及び他の行についても同様にROMにそれぞれ全て対応するテーブルが予め記憶されており、そのテーブルを参照することで画像データの間引きと補正を実行することができる。
特開2006−85021号公報
特許文献1に示すようなラッチ回路を用いて間引きを行えば、簡易な構成で確実に間引き処理を実行することが可能となるが、採用する画素データの示す位置と、これを出力する画素位置とが相対的に一致するとは限らず、一致しない場合には表示品質が低下する可能性がある。また、上述のような補正を行う間引き処理回路によれば、精度良く間引き処理をすることができる。
しかし、何れの処理においても、採用するパネルの画素数と、入力データの仕様(規格)等に応じたカウンタ回路を採用する必要があり、回路設計の簡略化のために共通の構成の処理回路で複数の多様なパネルに対応させるためには、予め処理回路に複数種類のカウントが可能なカウント回路が必要となってしまう。
さらに、間引き処理と共に補正を実行するためには、補正係数についても想定されるパネルの種類だけ全て記憶する必要があり、回路規模の増大が著しくなってしまう。
本発明は、多様なパネルに適用可能であって簡易な構成で間引き処理を実行可能な画像データ処理装置を実現する。
本発明は、供給される入力画像データを間引き処理し、表示装置に供給するための画像データ処理装置であり、入力画素データの間隔値PXを設定可能な入力画素間隔設定部と、出力画素データの間隔値PYを設定可能な出力画素間隔設定部と、入力画像データの位置情報である入力位置カウント値Xmを、前記入力画素データの間隔値刻みでカウントする入力位置カウンタと、前記表示装置への出力画像データの位置情報である出力位置カウント値Ynを、前記出力画像データの間隔値刻みでカウントする出力位置カウンタと、前記入力位置カウンタの入力位置カウント値Xm及び前記出力位置カウンタの出力位置カウント値Ynに基づいて、前記入力画素データを出力画素データとして採用するための間引き制御信号を作成する間引き制御信号出力部と、を有し、前記入力位置カウンタは、前記入力画素間隔設定部からの間隔値PXに、直前の入力位置カウント値Xm-1を加算して加算結果Xmを求め、所定のタイミングで該加算結果Xmを保持し、入力位置カウント値Xmとして出力し、前記出力位置カウンタは、前記出力画素間隔設定部からの間隔値PYに、直前の出力画素データカウント値Ynを加算して加算結果を求め、前記間引き制御信号の出力に応じて、保持値を前記加算値に更新し、該加算値を出力位置カウント値Yn+1として出力し、前記間引き制御信号作成部は、前記出力位置カウンタからの出力位置カウント値Ynが、前記入力位置カウンタからの入力位置カウント値XmとXm+1との間の場合に、前記間引き制御信号を出力する。
本発明の他の態様では、上記画像データ処理装置において、前記出力位置カウンタは、前記間引き制御信号に応じて採用される出力画素データを補正するための間引き係数信号として、前記間引き制御信号の出力時における前記出力位置カウント値Ynに基づいた信号を出力する。
本発明の他の態様では、上記画像データ処理装置において、前記間引き係数信号は、前記出力位置カウント保持部にデジタルデータとして保持された出力位置カウント値Ynの全部又は一部である。
本発明の他の態様では、上記画像データ処理装置において、前記出力位置カウンタに対し、前記表示装置の画素位置に応じて前記出力位置カウント値の初期値を設定する初期値設定部を有する。
本発明の他の態様では、上記画像データ処理装置において、前記出力位置カウンタは、カラー表示のために画素に割り当てられた色毎に複数系列設けられ、系列毎に、前記出力位置カウント値の初期値を設定する初期値設定部が設けられ、該初期値設定部には、前記表示装置の対応色の先頭画素位置に応じて、初期値が設定される。
本発明の他の態様では、上記画像データ処理装置において、前記入力位置カウンタは、前記入力画素間隔設定部からの間隔値PXに、直前の入力位置カウント値Xm-1を加算して加算結果Xmを得る入力カウント加算部と、供給される前記入力カウント加算部からの加算結果Xmを所定タイミングで保持し、入力位置カウント値Xmとして出力する入力位置カウント保持部と、を備え、前記出力位置カウンタは、前記出力画素間隔設定部からの間隔値PYに、直前の出力位置カウント値Ynを加算して加算結果Yn+1を得る出力カウント加算部と、前記間引き制御信号に応じて、前記出力カウント加算部からの出力と、前記直前の出力位置カウント値のいずれかを選択的に出力するセレクタと、前記セレクタから供給される前記直前の出力位置カウント値Yn又は前記加算結果Yn+1を保持し、出力する出力位置カウント保持部と、を備える。
本発明の他の態様では、上記画像データ処理装置において、前記セレクタは、前記間引き制御信号に応じて出力が切り替わり、前記間引き制御信号の非出力時は、前記出力位置カウント保持部は、前記直前の出力位置カウント値Ynを保持して出力し、前記間引き制御信号が出力されると、前記出力カウント加算部からの新たな加算結果Yn+1を保持して出力する。
本発明では、入力画素データ及び出力画素データの位置情報を、入出力画素数に応じて決まる比で管理するための所定クロックの回数ではなく、それぞれ入力画素間隔値及び出力画素間隔値を数値として設定し、入力位置カウント値及び出力位置カウント値を対応する画素間隔値刻みでカウントしていく。
入力データの仕様、出力先の表示装置の仕様(画素数、画素レイアウト等)に応じて間引き比率が様々な値になる場合であっても、入力画素データ及び出力画素データの間隔値を相対的な数値で設定すれば、間引き制御信号を作成することができる。また、表示装置の画素位置に応じて出力位置カウント値の初期値を設定すれば、行毎に画素位置の異なる配列の表示装置のための間引き処理も実行することができる。
したがって、本発明の画像データ処理装置では、表示装置のサイズや入力画素データ規格などによって記憶テーブルに格納した間引き条件にしか対応できないなどの制限を受けることなく、様々な条件に対応して入力画素データの間引き処理を実行することができる。
以下、図面を用いてこの発明の最良の実施の形態(以下実施形態という)について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像データ処理装置の概略ブロック構成、図2は、この画像データ処理装置のより具体的な構成を示す。本実施形態に係る画像データ処理装置は、間引き制御信号作成部200を備え、処理装置外部より供給される入力画像データを出力先である表示装置の表示パネルの仕様に応じて間引き処理する。
間引き制御信号作成部200は、大別して入力位置情報生成部20、出力位置情報生成部30、間引き制御信号出力部40を備える。入力画素位置情報生成部20は、入力画素間隔設定部210及び入力位置カウンタ220を備え、出力位置情報生成部30は、出力画素間隔設定部230、出力位置カウンタ250、初期値設定部240を備える。
入力画素間隔設定部210に対しては、入力画素データの間隔値PXを任意の数値として設定可能であり、この間隔値PXは入力位置カウンタ220に供給される。
入力位置カウンタ220でカウントされ、出力される入力位置カウント値Xは、入力画像データの位置情報を表しており、入力位置カウンタ220は、入力画素データの間隔値PX刻みのカウント処理を行う。具体的には、入力位置カウンタ220は、間隔値PXに、直前の入力位置カウント値Xm-1を加算して加算結果Xmを求めて、これを所定タイミングで保持し、入力位置カウント値Xmとして出力する。
出力画素間隔設定部230に対しては、出力画素データの間隔値PYを任意の数値として設定可能であり、間隔値PYは、出力位置カウンタ250に供給される。出力位置カウンタ250は、表示装置への出力画像データの位置情報である出力位置カウント値Yを、上記出力画像データの間隔値PY刻みでカウントする。具体的には、出力位置カウンタ250は、間隔値PYに、直前の出力画素データカウント値Ynを加算して加算結果Yn+1を求め、間引き制御信号に応じて、直前の保持値であるカウント値Ynをこの該加算結果Yn+1を更新し、出力位置カウント値Yn+1として出力する。また、出力位置カウンタ250は、出力位置カウント値Yn+1に基づいて、出力画素データとして採用する入力画素データを補正するための補正信号(係数信号)を作成してラッチ回路70に出力する。
初期値設定部240には、例えば表示装置の画素配列など、各行の画素の先頭列位置に応じた数値が、初期値Yiとして設定される。表示装置の表示パネルにマトリクス配置されるR,G,Bの各画素について、その列位置が、行(水平走査方向)毎に所定画素間隔毎にずらして配置された、いわゆるデルタ配列が採用されている場合、初期値Yiは、奇数行と偶数行とで異なる値が設定される。
間引き制御信号出力部40は、入力位置カウンタ220から供給される入力位置カウント値Xと、出力位置カウンタ250から供給される出力位置カウント値Yに基づいて間引き制御信号を作成する。具体的には、間引き制御信号作成部250は、出力位置カウンタ250からの出力位置カウント値Ynが、入力位置カウント値XmとXm+1との間の場合に、入力画素データを出力画素データとして採用するための間引き制御信号をラッチ回路70に出力する。
なお、カラー表示装置においては、例えば、R,G,B毎の画素が存在し、R,G,B入力画素データに対し、それぞれR,G,B出力画素データを選択、作成するためにR,G,B毎の間引き制御信号(REN、GEN、BEN)及び係数を作成する。また、カラーの場合、初期値Yiは、R,G,B毎に設定される。
ラッチ回路70には、上記のような間引き制御信号作成部200から出力されるR,G,B毎の間引き制御信号と係数が供給される。このラッチ回路70は、外部回路などから供給されるR,G,B入力画素データをそれぞれ上記R,G,Bの間引き制御信号(REN、GEN、BEN)に応じて取捨選択する。また、選択した入力画素データについては、出力画素データの実位置とにずれが存在することがあるので、上記間引き制御信号作成部200から供給される間引き制御信号に応じた係数を利用し、選択する入力画素データを実出力位置とのずれに応じてを補正する。このようにして、ラッチ回路70は、入力画素データに対して間引き及び補正し、これを演算回路80に出力画素データとして供給する。演算回路80では、表示装置の画素に供給するために必要な様々な処理、一例として、γ補正、コントラスト調整、輝度調整等の演算を実行する。
図2は、間引き制御信号作成部200のより具体的な構成を示す。入力位置情報生成部20は、上記のように入力画素間隔設定部210と、入力位置カウンタ220を備え、この入力位置カウンタ220は、加算器24、セレクタ26、フリップフロップ(D型のF/F、以下FFと記載)28を備える。
入力位置情報生成部20では、セレクタ26が、演算開始信号に応じて、“0”データ(初期値)と、FF28からの直前のカウント値Xm-1に間隔値PXを加算した加算値「Xm-1+PX」(=Xm)と、のいずれかを選択する。選択されたデータは、基準クロックCLKに従ってFF28に取り込まれ、FF28から入力位置カウント値Xmとして出力される。
また、出力位置情報生成部30も、上記のように、出力画素間隔設定部230、初期値設定部240、出力位置カウンタ250を備えるが、このうち、本実施形態において、出力位置カウンタ250及び初期値設定部240は、R,G,B毎に設けられている。一方、R,G,Bでそれぞれ画素間隔が等しいため、出力画素間隔設定部230は、R,G,Bに共通で設けられている。間引き制御信号出力部40については、出力位置カウンタ250がR,G,B毎であることから、R,G,B毎に設けている。
出力位置カウンタ250(250r,250g,250b)は、それぞれ加算器52、第1セレクタ54、第2セレクタ56、フリップフロップ(D型F/F、以下FFと記す)58を備える。B用の出力位置カウンタ250bについて説明すると、第1セレクタ54bは、出力画素間隔設定部230からの間隔値PYと、FF58bからのカウント値Ynとの加算値「Yn+PY」を第1セレクタ54bに供給する。第1セレクタ54bは、この加算値「Yn+PY」と、FF58bからの直前カウント値Ynとのいずれかを選択して第2セレクタ56bに供給する。第2セレクタ56bは、演算開始信号に応じて、初期値設定部240bからの初期値Yiか、上記第1セレクタ54bからの出力と、のいずれかを選択する。FF58は、第2セレクタ56bから選択的に供給されるデータ(初期値Yi、直前カウント値Yn又は加算値Yn+PY)を、別途供給される基準クロックCLKに従って取り込み、出力位置カウント値Yとして出力する。
間引き制御信号出力部40bには、上記入力位置情報生成部20のFF28bからの入力位置カウント値Xmと、出力位置カウンタ250bのFF58bからの出力位置カウント値Ynが供給される。上述のように出力位置カウント値Ynが、入力位置カウント値Xmと、Xm+PX(=Xm+1)との間に入っているという条件を満たす場合、間引き制御信号BENを図1の上述のラッチ回路70に出力する。
具体的には、条件を満たす場合には、間引き制御信号BENを入力画素データを選択するためのHレベルとし、このHレベルの間引き制御信号BENを図1に示す上述のラッチ回路70に出力する。間引き制御信号BENは、第1セレクタ54bにも供給されており、第1セレクタ54bは、間引き制御信号BENがLレベルの時(ノンアクティブ、つまり間引き制御信号BENの非出力時に相当)は、直前の出力位置カウント値Ynを選択して第2セレクタ56bに供給し、間引き制御信号BENがHレベルになると、加算部52bからの加算値「Yn+PY」を選択して第2セレクタ56bに供給する。第2セレクタ56bは、演算開始前は、初期値Yiを選択し、演算開始後には、第1セレクタ54bからの出力を選択してFF58bに供給する。
上述のように、本実施形態では、表示装置の画素配置が行毎に所定ピッチずれたいわゆるデルタ配列などに対応する。具体的には、画像データ処理対象が奇数(ODD)行であるか偶数行(EVEN)であるかを示すODD/EVEN制御信号が、R,G,Bの各初期値設定部240(240r,240g,240b)に供給されており、初期値設定部240は、このODD/EVEN制御信号に応じて、奇数行と偶数行でそれぞれ適した初期値を算出し、第2セレクタ56bに初期値Yiとして供給している。
入力画素間隔設定部210及び出力画素間隔設定部230への間隔値PX,PYの設定は、画像データ処理回路とは別に設けられているCPUなどの制御部60から実行でき、図2の例では3線利用のインターフェース(I/F)を介したデータ書き込み処理によって行っている。もちろん間隔値PX,PYは、他の制御部により、又は他の方法によって設定することが可能である。
入力画素間隔値PXは、入力画素データの仕様に応じたその間隔を数値化した値であり、出力画素間隔値PYは、出力画素データに要求される仕様(表示装置の仕様、画素数、画素大きさ、解像度等)に応じた間隔を数値化した値である。さらに、この入力画素間隔値PX及び出力画素間隔値PYは、互いの比に応じた数値に設定する。一例として、ITU−R.BT601規格の水平方向画素数720*R,G,B画素データが入力データであり、出力先の表示装置がQVGA(Quarter Video Graphics Array)型である場合(水平方向画素数320*R,G,B)、上記入力画素間隔値PXとしては「128」を設定し、出力画素間隔値PYとしては「288」を設定することができる。なお、表示装置がVGA型である場合には、出力画素の間隔は半分であるから(水平方向の画素数がQVGAの2倍のため)、「144」を設定する。
ここで、これらの設定値は、画素データに対する要求位置精度によって決定することができ、例えば、上記PXの数値は、より低精度で良い場合「64」、より高精度が要求される場合、「256」等を採用することができる。
次に、上述の画像データ処理装置の処理方法について、図3をさらに参照して説明する。なお、この図3は、図2の各部の動作タイミングを示す波形図の一例である。
まず、図3(a)に示すように、演算開始信号が例えばHレベルの時(演算未開始の時)、セレクタ26は、上記入力画素データの初期値である「0」を選択し、FF28に供給する。
演算開始信号がLレベルとなって、演算開始が命ぜられると、入力画素データの位置は、図3(b)に位置情報として示すように、0番目(先頭データ)から、1番目、2番目と順に進むこととなり、これと同期したドットクロックDCLKが基準クロックCLKとしてFF28に供給される。FF28は、最初のドットクロックDCLKの立ち上がりで、セレクタ26から供給される「0」を取り込んで保持し、かつその出力端子から入力位置カウント値Xmとして出力する。ここで、FF28は、デジタル信号としてデータを保持・出力しており、このデジタル信号のビット数は、この例では10ビットである。
FF28から出力される入力位置カウント値Xmは、間引き制御信号出力部40bに出力されると共に加算器24に供給され、入力画素間隔値PXに加算される。なお、間隔値PX「128」についても、デジタル信号として設定されている(ここでは、上記FF28と同様10ビット)。
セレクタ26は、演算開始信号がLレベルとなると、加算器24からの出力を選択するように切り替わる。このため、セレクタ26から「0」の次にFF28のデータ入力端に供給される信号は「128」となり、入力画素データの2番目のタイミングに相当するドットクロックDCLKの立ち上がりで、FF28は、「128」を取り込み、入力位置カウント値Xnとしてこの「128」を出力する。入力カウント値Xm「128」は、加算器24に供給されて間隔値PX[128]が加算され、FF28に供給される。よって、3番目のクロックDCLKの立ち上がりの際に、FF28は、Xm+PXに等しい「256」を取り込んで保持し、出力することとなる。以後、同様にして、直前のカウント値Xmに間隔値PXが加算されて得られた加算値「384」、「512」、「640」が、順次、クロックDCLKの立ち上がり毎にFF28に保持され、入力位置カウント値Xmとして出力される。
次に、出力位置情報生成部30及び間引き制御信号出力部40での動作を説明する。出力画素間隔設定部230には、上記入力画素間隔設定部210と同様、少なくとも演算処理の開始前(例えば本処理回路を組み込んだ表示装置の工場出荷時)に、間隔値PYが設定される。ここで、間隔値PY「288」は、デジタル信号にて設定されている。
本実施形態において、表示装置の画素配列は、R,G,Bでそれぞれ等しく、表示装置の同一行の同色画素は、いずれもそれぞれ「288」に相当する間隔に配置され、同一行で互いに隣接するR,G,Bの画素位置は、288/3(=96)ずれている場合を例にしている。また、表示装置の画素がデルタ配列をとり、奇数行と偶数行とで同色画素の行方向に1.5画素分の距離ずれて配置されている場合を例にしている。
この場合、R,G,Bの各色の初期値設定部240r、240g、240bは、ODD/EVEN制御信号と、間隔値PY「288」から、奇数行、偶数行において行の先頭位置情報を示す初期値Yiを算出する。例えばB用の出力位置情報生成処理について着目すると、図3の例では、処理対象が奇数行の場合、B出力画素データの先頭位置は、位置情報0のスタート位置から0.5画素分ずれている(なお、位置情報としては、1.125に相当し、画素の間隔(2.25−0)の半分に相当する)。
初期値設定部240bは、このB出力画素データの先頭位置(初期値)として、上記「288」から、その半分の「144」を求め、初期値Yiとして第2セレクタ56bに出力する。第2セレクタ56bは、上述のように演算開始制御信号がLレベルになる前には、初期値設定部240bから出力を選択する。よってこの初期値Yiは演算開始時にFF58bに供給されている。FF58bのクロック端子には、入力位置情報生成部20のFF28と同一のドットクロックDCLKが供給されており、FF58bは、演算開始信号がLレベルになってドットクロックDCLKが供給されると、その立ち上がりに応じて上記初期値Yiを取り込み、図3(d)に示すように出力位置カウント値Yn「144」を出力する。
このFF58bからの出力位置カウント値Ynは、B用の間引き制御信号出力部40bに供給される。間引き制御信号出力部40bでは、FF28から供給される入力位置カウント値Xmと、上記FF58bから供給される出力位置カウント値Ynとの比較をする。具体的には、この出力部40bは、現在の入力位置カウント値Xmに入力画素間隔値PXを加算して得られる値(=Xm+1)を求め、この入力位置カウント値Xmと、入力位置カウント値Xm+PXとの間に、出力位置カウント値Ynが位置するかどうか比較判定する。より具体的には、出力部40bは、Ynが条件[Xm≦Yn<(Xm+PX)]を満たすかどうかを判定し、条件が満たされている時は、対応するタイミングで供給される入力画素データを選択するとして、図3(g)に示すように、間引き制御信号BENをHレベルとする。例えば、Xmが128、Xm+PXが256であって、Ynがこの間の144の場合、間引き制御信号BENがHレベルとなる。
間引き制御信号出力部40bからの間引き制御信号BENがHレベルとなると、セレクタ54bは、制御端子への入力が“1”となって加算器52bの出力選択に切り替わる。FF58bからの出力位置カウント値Ynは、加算器52と第1セレクタ54bに供給されており、カウント値Ynが上記「144」の場合、加算器52bでは、上記Yn「144」に間隔値PY「288」を加算し、得られた加算値Yn+PY「432」が第1セレクタ54b、第2セレクタ56bを介してFF58bに供給される。
入力画素データの位置情報2(3番目)のタイミングで、ドットクロックDCLKが立ち上がると、上述のように、FF28からは入力位置カウント値Xnとして「256」が出力され、出力位置カウンタ250bのFF58bからは、出力位置カウント値Ynとして上記「432」が出力される。出力位置カウント値Yn「432」は、入力位置カウント値Xn「256」と、Xn+PX「384」との間にないため、間引き制御信号出力部40bは、図3(g)に示すように間引き制御信号BENをLレベルとする。
間引き制御信号BENがLレベルとなると、第1セレクタ54bは、制御端子への入力が“0”となるため、加算器52bではなく、FF58bからの出力位置カウント値Ynの選択モードに切り替わり、直前の出力位置カウント値Ynが第2セレクタ56bを介してFF58bに供給される。したがって、次に、入力画素データの位置4(5番目)に同期したドットクロックDCLKの立ち上がりタイミングになると、FF58bからの出力位置カウント値は更新されず、図3(d)に示すように、同じ「432」のままとなる。一方、入力位置カウンタ220からは、図3(c)に示すように、カウント値Xm+PXに等しい新たな入力位置カウント値Xm+1「384」が出力される。出力位置カウント値Yn「432」は、入力位置カウント値Xm+1「384」と、カウント値Xm+1+PX「512」との間であるため、間引き制御信号出力部40bは、間引き制御信号BENを再びHレベルとする。以下同様に、奇数行のB画素データについての間引き制御信号BENが作成され、これが図1のラッチ回路70及び第1セレクタ54bに出力される。
ここで、本実施形態では、出力画素データとして採用する入力画素データを補正するために用いられる間引き係数として、FF58bのカウント値Ynの下位7ビットを採用している。そして、この下位ビットの間引き係数が、FF58bから図1のラッチ回路70に出力される。なお、図1の演算回路80等における演算処理の負荷を低減するため、演算回路80に対しては、この出力位置カウント値Ynの下位7ビットの上位3ビットのみを補正用の間引き係数として用いている。
奇数行が処理対象の場合、以上のB用の処理と同様の手順で、R用の初期値Yiには「240」、G用の初期値Yiには「336」が設定される。初期値Yiは、各第2セレクタ56r、56gを介して対応するFF58r、58gに供給され、演算開始信号がLレベルになるとFF58r、58gは、ドットクロックDCLKの立ち上がりに応じて初期値Yiを取り込み、図3(e)、図3(f)に示すように、これを出力位置カウント値Ynとして、それぞれ対応する間引き制御信号出力部40r、40gに出力する。
間引き制御信号出力部40r、40gは、上述の間引き制御信号出力部40bと同様に、対応する色の出力位置カウント値Ynが、入力位置カウント値Xm及びXm+PXの間の条件を満たすかどうか判断し、満たす場合に、Hレベルとなる間引き制御信号REN、GENを出力する(図3(h)、図3(i)参照)。
この間引き制御信号REN、GENについても、それぞれがHレベルとなると、該間引き制御信号REN、GENによって第1セレクタ54r、54gが対応する加算器52r、52gからの加算値「Yn+PY」を選択する。この加算値「Yn+PY」は、第2セレクタ56r、56gを介してFF58r、58gに供給され、ドットクロックDCLKの立ち上がりに応じて該FF58r、58gに取り込まれ、出力される。また、間引き制御信号出力部40r、40gでの比較の結果、条件を満たさないとして、間引き制御信号REN、GENがそれぞれLレベルになると、第1セレクタ54r、54gは、FF58r、58gからの直前の出力位置カウント値Ynを選択して、FF58r、58gに供給するため、出力位置カウント値Ynの値は更新されない。
以上のような動作により、奇数行について、R,G,Bの各出力画素データを作成するために必要な間引き制御信号REN,GEN,BENと、対応する間引き係数が得られる。
奇数行の処理が終了すると、演算開始信号はHレベルとなり、次の偶数行が開始する前に、図2に示すODD/EVEN制御信号が偶数行用に切り替わる。この制御信号に応じて、初期値設定部240(240r,240g,240b)は、間隔値PYから偶数行用の初期値Yiを算出する。なお、本実施形態では、この偶数行用の初期値は、R,G,Bについてそれぞれ「0」、「96」、「192」である。第2セレクタ56r、56g、56bは、演算開始信号がHレベルの時、対応する上記偶数行用の初期値Yiを選択し、FF58r、58g、58bに供給する。
演算開始信号がHレベルからLレベルに変化して演算開始が命ぜられると、最初のドットクロックDCLKで、初期値YiがFF58r、58g、58bに取り込まれ、図3(j)〜(d)に示すように、出力位置カウント値Ynとして出力される。以後、各出力位置カウンタ250r、250g、250bのカウントは、各初期値Yiから出力画素の間隔値PY刻みで実行され、上記奇数行に対する処理と同様の処理により、間引き制御信号REN,GEN,BEN(図3(m)〜図3(k)参照)が作成されてラッチ回路70に出力されると共に加算器52r、52g、52b又は第1セレクタ56r、56g、56bに供給され、同時にR,G,B用の間引き係数がラッチ回路70に供給される。
本実施形態のようなデータ処理装置によって得られる間引き制御信号(図3(g)〜(i)、(m)〜(k))は、従来のようにデータ処理装置が予め記憶テーブル等に固定的に設定された入出力比に基づいて作成される間引き制御信号(図6(d)〜(i))と同様である。即ち、本実施形態のように、入力画素間隔値PX、出力画素間隔値PYを入力出力データの仕様と、これらの比に応じた数値として設定し、カウンタがこの間隔値刻みで位置情報を更新していけば、固定テーブルなどを持つことなく、任意の入力画素データを適切なタイミングで間引き処理することが可能であることが理解できる。
なお、初期値設定部240では、上述の例では、出力画素の間隔値PYから演算して求めていると説明しているが、制御部60などから、直接、初期値を設定可能としてもよい。なお、表示装置として、同一色の画素が列方向にずれずに配列されているいわゆるストライプ配列が採用されている場合には、奇数行及び偶数行の何れも画素の先頭位置は同一であるから、初期値設定部240r、240g、240bは、奇数行でも偶数行でも同一の初期値Yiを求めて出力すればよい。デルタ配列と上記ストライプ配列の切替は、図2に示したODD/EVEN制御信号によって実行することが出来る(ストライプ配列の場合、奇数行でも偶数行で同一の制御信号を供給すればよい)。
また、以上の図3を参照した動作説明においては、入力位置カウンタ220のFF28、出力位置カウンタ250のFF58は、1行分のデータをカウントアップするように示しているが、図2に示すように、各FFが例えば10ビットの処理回路である場合、1024でカウント値が桁あふれにより、順次リセットされる。図4の動作波形は、このリセットの様子を表している。入力一カウンタのFF28は、初期値「0」から128毎にカウント値を更新し、入力データの0番目から8番目に到達すると、「PX+128」の値が丁度210に等しい「1024」に到達するため、桁あふれとなり上位桁を破棄し、これにより入力データの8番目の位置でカウント値が「0」に戻り、再び128刻みでの加算を行う。
一方、出力位置カウンタの各FF58r、58g、58bについても、対応するセレクタ56r、56g、56bから供給される加算値が「1024」を超えると桁あふれする。入力位置カウンタ220とは異なり、本実施形態では、出力位置カウンタでは、288刻みでカウントし、かつ初期値も0に限らないため、桁があふれて上位桁が破棄されても必ずしも「0」には戻らない。例えば、奇数行のB用の出力位置カウンタ250bの値は、「144」からスタートし、「432」、「720」、「1008」と進む。「1008」に288を加算すると「1296」となり、上位桁が破棄される結果、「1296−1024」に等しい「272」がB用のFF58bに保持される。同様に奇数行のR用の出力位置カウンタ250rにおいて、FF58rに供給される値が「240」、「528」、「816」と進み、次に、「816+288」に等しい「1104」が供給されると上位桁が破棄され、「80」を保持する。奇数行のG用の出力位置カウンタ250gでは、FF58gには、「336」、「624」、「912」が順次供給され、「912+288=1200」で上位桁が破棄され、これによりFF58gにはカウント値「176」が保持されることとなる。以上のように、FF28、FF58において、保持・出力するカウント値が、設定されたビット数に応じて上位桁を破棄しながら自動的に進む場合においても、互いの位置・間隔の関係を維持したままカウント値の保持・出力をすることが出来る。なお、図4に示すように、間引き計数としては、各FF58から出力されるカウント値の下位7ビットが利用されており、この下位7ビットデータは、それぞれ、R,G,Bの出力画素4つ毎に等しい値を示している。
なお、本実施形態の画像データ処理装置は、複数の画素が配列されている様々な表示装置のための間引き処理装置として利用することが出来る。この表示装置としては、例えば各画素の表示素子として液晶を利用した液晶表示装置(LCD)や、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子、無機EL素子等の自発光素子を用いたEL表示装置、あるいはプラズマ表示装置などのプラットパネルディスプレイと称される省スペースの平面表示装置の他、CRT表示装置などが挙げられる。
本発明の実施形態に係る画像データ処理装置の概略構成を示す図である。 図1の間引き制御信号作成部の具体的な構成の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像データ処理装置による間引き処理の方法を示す動作波形の一例である。 本発明の実施形態に係る画像データ処理装置による間引き処理におけるカウンタの動作を説明する動作波形の一例である。 従来の画像データ処理装置の概略構成を示す図である。 従来の画像データ処理装置による間引き処理の方法を示す動作波形図である。
符号の説明
20 入力位置情報生成部、30 出力位置情報生成部、40,40r,40b,40b 間引き制御信号出力部、60 制御部(CPU)、210 入力画素間隔設定部、220 入力位置カウンタ、230 出力画素間隔設定部、240、240r、240g、240b 初期値設定部、250 出力位置カウンタ。

Claims (7)

  1. 供給される入力画像データを間引き処理し、表示装置に供給するための画像データ処理装置であり、
    入力画素データの間隔値PXを設定可能な入力画素間隔設定部と、
    出力画素データの間隔値PYを設定可能な出力画素間隔設定部と、
    入力画像データの位置情報である入力位置カウント値Xmを、前記入力画素データの間隔値刻みでカウントする入力位置カウンタと、
    前記表示装置への出力画像データの位置情報である出力位置カウント値Ynを、前記出力画像データの間隔値刻みでカウントする出力位置カウンタと、
    前記入力位置カウンタの入力位置カウント値Xm及び前記出力位置カウンタの出力位置カウント値Ynに基づいて、前記入力画素データを出力画素データとして採用するための間引き制御信号を作成する間引き制御信号出力部と、
    を有し、
    前記入力位置カウンタは、
    前記入力画素間隔設定部からの間隔値PXに、直前の入力位置カウント値Xm-1を加算して加算結果Xmを求め、所定のタイミングで該加算結果Xmを保持し、入力位置カウント値Xmとして出力し、
    前記出力位置カウンタは、
    前記出力画素間隔設定部からの間隔値PYに、直前の出力画素データカウント値Ynを加算して加算結果を求め、前記間引き制御信号の出力に応じて、保持値を前記加算値に更新し、該加算値を出力位置カウント値Yn+1として出力し、
    前記間引き制御信号作成部は、前記出力位置カウンタからの出力位置カウント値Ynが、前記入力位置カウンタからの入力位置カウント値XmとXm+1との間の場合に、前記間引き制御信号を出力することを特徴とする画像データ処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像データ処理装置において、
    前記出力位置カウンタは、前記間引き制御信号に応じて採用される出力画素データを補正するための間引き係数信号として、前記間引き制御信号の出力時における前記出力位置カウント値Ynに基づいた信号を出力することを特徴とする画像データ処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像データ処理装置において、
    前記間引き係数信号は、前記前記出力位置カウント保持部にデジタルデータとして保持された出力位置カウント値Ynの全部又は一部であることを特徴とする画像データ処理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像データ処理装置において、
    前記出力位置カウンタに対し、前記表示装置の画素位置に応じて前記出力位置カウント値の初期値を設定する初期値設定部を有することを特徴とする画像データ処理装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像データ処理装置において、
    前記出力位置カウンタは、カラー表示のために画素に割り当てられた色毎に複数系列設けられ、
    系列毎に、前記出力位置カウント値の初期値を設定する初期値設定部が設けられ、
    該初期値設定部には、前記表示装置の対応色の先頭画素位置に応じて、初期値が設定されることを特徴とする画像データ処理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像データ処理装置において、
    前記入力位置カウンタは、
    前記入力画素間隔設定部からの間隔値PXに、直前の入力位置カウント値Xm-1を加算して加算結果Xmを得る入力カウント加算部と、
    供給される前記入力カウント加算部からの加算結果Xmを所定タイミングで保持し、入力位置カウント値Xmとして出力する入力位置カウント保持部と、を備え、
    前記出力位置カウンタは、
    前記出力画素間隔設定部からの間隔値PYに、直前の出力位置カウント値Ynを加算して加算結果Yn+1を得る出力カウント加算部と、
    前記間引き制御信号に応じて、前記出力カウント加算部からの出力と、前記直前の出力位置カウント値のいずれかを選択的に出力するセレクタと、
    前記セレクタから供給される前記直前の出力位置カウント値Yn又は前記加算結果Yn+1を保持し、出力する出力位置カウント保持部と、を備えることを特徴とする画像データ処理装置。
  7. 請求項5に記載の画像データ処理装置において、
    前記セレクタは、前記間引き制御信号に応じて出力が切り替わり、
    前記間引き制御信号の非出力時は、前記出力位置カウント保持部は、前記直前の出力位置カウント値Ynを保持して出力し、前記間引き制御信号が出力されると、前記出力カウント加算部からの新たな加算結果Yn+1を保持して出力することを特徴とする画像データ処理装置。
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