JP2009059625A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソケットカバーを取り外して作業を行う場合に、ソケットカバーを一旦別の場所に置いたり、作業者がソケットカバーを手に持ったまま作業を行う必要がなく、また、ソケットカバーを落下させて損傷してしまうことのない照明器具を提供する。
【解決手段】器具本体1と、器具本体1に設けられランプ2が装着されるソケット31と、器具本体1に固定されて少なくともソケット31を覆うソケットカバー4と、を備えた照明器具である。ソケットカバー4の器具本体1への固定を行うための固定手段5をソケットカバー4及び器具本体1に設けると共に、固定手段5による固定状態を外してソケットカバー4が下方に移動した状態でソケットカバー4が器具本体1から吊り下がって仮保持される仮保持手段6を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ランプが装着されるソケットを覆うソケットカバーを備えた照明器具に関するものである。
従来より、図13に示すようにランプ2が装着されるソケット31を覆うソケットカバー4’を備えた照明器具としては、ソケットカバー4’の係合片を器具本体の被係合部に係合してソケットカバー4’を器具本体に取り付けるものがある(例えば特許文献1参照)。
この従来例においては、図14に示すように、上方及び一側方に開口するソケットカバー4’の上端縁に引っ掛け爪を有する係合片41’を突設してあり、器具本体の反射板13に設けた孔13aに前記ソケットカバー4’の係合片41’を下方より挿入して引っ掛け爪を孔13aの縁部に引っ掛けて係合することで、ソケットカバー4’を器具本体の反射板13に固定するものである。
特開平11−353927号公報
ところで、上記従来例に示される照明器具にあっては、ソケットカバー4’の器具本体(この例では反射板13)への固定を外してランプ2の取り替えやメンテナンス等の作業を行う場合、ソケットカバー4’を器具本体から外して一旦別の場所に置いたり、あるいは作業者がソケットカバー4’を手に持ったまま作業を行う必要があり、一旦置く場合は作業工程が増加して作業が煩わしいものであり、手に持ったまま作業を行う場合は持った手の自由度が減って作業がし難くなるものであり、また、一旦置く場合や手に持ったまま作業を行う場合にソケットカバー4’を落下させて損傷してしまう惧れがあるものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、ソケットカバーを取り外して作業を行う場合に、ソケットカバーを一旦別の場所に置いたり、作業者がソケットカバーを手に持ったまま作業を行う必要がなく、また、ソケットカバーを落下させて損傷してしまうことのない照明器具を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係るにあっては、器具本体1と、器具本体1に設けられランプ2が装着されるソケット31と、器具本体1に固定されて少なくともソケット31を覆うソケットカバー4と、を備えた照明器具において、ソケットカバー4の器具本体1への固定を行うための固定手段5をソケットカバー4及び器具本体1に設けると共に、固定手段5による固定状態を外してソケットカバー4が下方に移動した状態でソケットカバー4が器具本体1から吊り下がって仮保持される仮保持手段6を設けて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、仮保持手段6により器具本体1からソケットカバー4を吊り下げて仮保持することができて、作業が簡略化されるとともに作業がし易くなり、また、ソケットカバー4を落下させて損傷してしまう惧れがないものである。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、仮保持手段6として、紐又はワイヤーからなる形状可変部材61にてソケットカバー4と器具本体1とを連結して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、形状可変部材61という簡単な構成で仮保持手段6を設けることができるものである。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、器具本体1は、下面が開放され平面視略矩形状をなすケーシング10を備えると共に、ケーシング10の長手方向の両端部にソケット31を収容し、仮保持手段6によりソケットカバー4が器具本体1から吊り下がった状態で、ソケットカバー4をケーシング10の長手方向に回動可能として成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、ソケットカバー4をケーシング10に仮保持した状態で、ソケットカバー4を長手方向に回動させて、ソケット31の下方を開けることができて、ランプ2をソケット31に取り付けたりその他のメンテナンス等の作業がし易くなるものである。
また、請求項4に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、器具本体1は、下面が開放され平面視略矩形状をなすケーシング10を備えると共に、ケーシング10の長手方向の両端部にソケット31を収容し、仮保持手段6によりソケットカバー4が器具本体1から吊り下がった状態で、ソケットカバー4をケーシング10の短手方向に回動可能として成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、ソケットカバー4をケーシング10に仮保持した状態で、ソケットカバー4を短手方向に回動させて、ソケット31の下方を開けることができて、ランプ2をソケット31に取り付けたりその他のメンテナンス等の作業がし易くなるものである。
本発明にあっては、ソケットカバーの器具本体への固定手段による固定を外してランプの取り替えやメンテナンス等の作業を行う場合でも、仮保持手段により器具本体からソケットカバーを吊り下げて仮保持することができて、ソケットカバーを器具本体から外して一旦別の場所に置いたり、作業者がソケットカバーを手に持ったまま作業を行う必要がなく、一旦置く動作が不要で作業が簡略化されるとともに、手の自由度が減ることがなくて作業がし易いものであり、また、ソケットカバーを落下させて損傷してしまう惧れもないものである。
以下、本発明について添付図面に基づいて説明する。まず、照明器具の基本的な構成について図1に基づいて説明する。
照明器具は、天井等に配設され、ランプ2として直管形の放電灯(蛍光灯)を点灯させるものであって、蛍光灯を点灯させるための磁気回路式の安定器(図示せず)と、安定器を収納した器具本体1と、器具本体1を閉塞するように器具本体1に取り付けられ放電灯の光を反射する反射板13とを備える。器具本体1と反射板13とは、それぞれ例えば塗装鋼板からなる。
器具本体1は、左右に長く下面が開放された略直方体形状に形成されたケーシング10と、ケーシング10の長手方向の両端のそれぞれ下側に設けられる一対のランプ保持部3とを有する。ケーシング10の長手方向に直交する断面での断面形状はコ字状になっている。ランプ保持部3には、それぞれ蛍光灯の口金が装着される蛍光灯用のソケット31が設けられている。各ランプ保持部3には、それぞれランプ保持部3を覆うソケットカバー4が配置されて器具本体1に固定される。この器具本体1は、例えばケーシング10を貫通して施工面に螺合するねじ(図示せず)によって施工面に固定される。
反射板13は断面が下方に凹となる形状をした長尺の部材で、ランプ2の上面側を覆うようにランプ2の上側に配置され、長手方向の両端部が器具本体1のケーシング10の短辺側の内側面11(すなわちケーシング10の長手方向の両端部に位置する内側面)にそれぞれ固定してある。
ソケットカバー4は、ソケット31を覆う覆い部で主体が構成されるもので、図1に示す実施形態では、ソケット31の下側に配置されてソケット31の下面側を覆う下覆い部41と、ソケット31の側方すなわち器具本体1の中央側の側方を覆う側覆い部42とからなる覆い部で主体が構成される。下覆い部41は、平面視略矩形をした板状の部材からなり、ケーシング10の長手方向の両端部のソケット31を設けた部分の下端部においてケーシング10の長辺側の内側面12間に亘って配置される。側覆い部42は、下覆い部41の器具本体1の中央側の辺から上方に起立する板状の部材で、上端部が反射板13の近傍に至ると共に、ランプ2が位置する部分にはランプ2を避ける切欠42aが形成してある。
次に、固定手段5及び仮保持手段6について説明する。固定手段5は、ソケットカバー4の器具本体1への固定を行うため、ソケットカバー4及び器具本体1に設けるものであり、仮保持手段6は、固定手段5による固定を外してソケットカバー4が下方に一定距離移動した状態でソケットカバー4が器具本体1から吊り下がって仮保持されるように設けるもので、以下に各実施形態に基づいて順に説明する。
まず本発明の第一の実施形態について図1及び図2に基づいて説明する。
ソケットカバー4の下覆い部41のケーシング10短手方向の両端側の辺から上方に起立して前記ケーシング10の長辺側の内側面12に面する板状の固定片43を設ける。固定片43は、外側の側面が器具本体1のケーシング10へ固定手段5により固定した状態で、ケーシング10の長辺側の内側面12に面するものである。そして、固定手段5として、ソケットカバー4の固定片43の上端部に外斜め下方に突出する突出片51aを突設すると共に、ケーシング10の長辺側の内側面12に前記突出片51aが嵌入されて係止する開口52aを設けて構成してある。
仮保持手段6は、紐やワイヤー等の形状可変部材61からなるもので、形状可変部材61の一端をソケットカバー4の固定片43に接着やその他手段により連結固定する。そして、ケーシング10の長辺側の内側面12に上記固定手段5としての開口52aとは別の開口62を形成する。形状可変部材61の他端は本体部eの幅よりも大径の膨大部d(本実施形態では結び目)となっていて、また前記開口62は、膨大部dが挿通可能な挿入口aと、挿入口aと連通して膨大部d及び本体部eの径よりも小さい幅狭の隙間部bと、幅狭の隙間部bと連通して膨大部dより小径で且つ本体部eの径より大径の係止孔cと、を備えている。
この仮保持手段6は、形状可変部材61の他端の膨大部dをケーシング10の開口62の挿入口aに挿入し、本体部eを変形させて幅を狭くして幅狭の隙間部bを通し、本体部eが係止孔cに至って膨大部dが抜け止めとなることで係止される。
この形状可変部材61からなる仮保持手段6は、ソケットカバー4をケーシング10に固定手段5により固定した状態では形状可変部材61は撓んでいて、固定手段5による固定を外してソケットカバー4が下方に移動していくと、形状可変部材61が張って、ソケットカバー4が器具本体1から吊り下がって仮保持される。
以上のような構成によれば、ソケットカバー4の器具本体1への固定手段5による固定を外してランプ2の取り替えやメンテナンス等の作業を行う場合でも、仮保持手段6により器具本体1からソケットカバー4を吊り下げて仮保持することができて、ソケットカバー4を器具本体1から外して一旦別の場所に置いたり、作業者がソケットカバー4を手に持ったまま作業を行う必要がなく、一旦置く動作が不要で作業が簡略化されるとともに、手の自由度が減ることがなくて作業がし易いものであり、また、ソケットカバー4を落下させて損傷してしまう惧れもないものである。
また、形状可変部材61という簡単な構成で仮保持手段6を設けることができるものである。
また、ソケットカバー4をケーシング10に仮保持した状態で、ソケットカバー4を長手方向及び短手方向のいずれにも回動させることができて、長手方向及び短手方向のいずれかにソケットカバー4を回動できない場合でも、ソケット31の下方を開けることができて、ランプ2をソケット31に取り付けたりその他のメンテナンス等の作業がし易くなるものである。
次に、第二の実施形態、第三の実施形態、第六の実施形態について説明する。第二の実施形態、第三の実施形態、第六の実施形態においては、仮保持手段6によりソケットカバー4が器具本体1から吊り下がった状態で、ソケットカバー4をケーシング10の長手方向に回動可能とするものである。
まず、本発明の第二の実施形態について図3及び図4に基づいて説明する。なお、第二の実施形態において第一の実施形態と同様の構成については同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
第二の実施形態は、ソケットカバー4側の固定手段5として、下底部SBと、下底部SBの両端から上方に突出する側縦部SBと、側縦部SBの上端から外側方に突出する係合枢支部SBとからなり上方に開口する略コ字状をした線ばねSBを、その下底部SBをソケットカバー4の両方の固定片43に形成した貫通孔43aにそれぞれ挿通させて、固定片43の外側に側縦部SBを位置させると共に、側縦部SBの先端部を上方に伸ばしている。この線ばねSBはソケットカバー4に対して固定されている。
また、ケーシング10側の固定手段5として、ケーシング10の長辺側の内側面12に線ばねSBの係合枢支部SBが挿通される上下を長手方向とする長孔52bを設けてある。
ソケットカバー4のケーシング10への固定は、ソケットカバー4の線ばねSBの係合枢支部SBをケーシング10の長孔52bに内側より挿通して長孔52bの上端部に位置させ、両側の側縦部SBが広がろうとする弾性力によって両側の側縦部SBをそれぞれケーシング10の長辺側の内側面12に圧接することで行うものである(図4(a)参照)。
そして、この固定状態を外すには、両側の側縦部SBに外側から内向きの力を加えて両側の側縦部SB間の距離を縮め、側縦部SBのケーシング10の長辺側の内側面12への圧接を解除することで行う。そして、ソケットカバー4を下降させて線ばねSBの係合枢支部SBが長孔52bの下端部に位置すると、係合枢支部SBは長孔52bの下端部上に支持されて、ソケットカバー4が器具本体1から吊り下がって仮保持される(図4(b)参照)。すなわち、ソケットカバー4の線ばねSBの係合枢支部SBとケーシング10の長孔52bとは、仮保持手段6を構成するものである。
上記のように仮保持された状態では、図4(c)に示すように、ケーシング10の長孔52bの下端部に挿通されている係合枢支部SBを中心にして、ソケットカバー4がケーシング10の長手方向に回動可能としてある。
このようにすることで、ソケットカバー4をケーシング10に仮保持した状態で、ソケットカバー4を長手方向に回動させることができて、ソケット31の下方を開けることができて、ランプ2をソケット31に取り付けたりその他のメンテナンス等の作業がし易くなるものである。
次に、本発明の第三の実施形態について図5及び図6に基づいて説明する。なお、第三の実施形態において第二の実施形態と同様の構成については同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
第三の実施形態は、固定手段5として、ソケットカバー4の固定片43の上下方向中間部の側面を外側に屈曲させて屈曲部51cを突出させると共に、ケーシング10の長辺側の内側面12に前記屈曲部51cが嵌入される開口52cを設けて構成してある。
仮保持手段6は、ソケットカバー4の固定片43の上端部の長手方向の一部から外斜め下方に突出する係止部61を設けると共に、ケーシング10の長辺側の内側面12に形成した前記開口52cを被係止部62として兼用して構成されている。
この係止部61及び被係止部62としての開口52cからなる仮保持手段6は、ソケットカバー4をケーシング10に固定手段5により固定した状態では、ソケットカバー4の屈曲部51cがケーシング10の開口52cに嵌入して固定されており、係止部61は被係止部62としての前記開口52cの上方に位置していて係止されないが(図6(a)参照)、固定手段5による固定を外してソケットカバー4が下方に移動していくと、屈曲部51cの上方に位置するソケットカバー4の係止部61がケーシング10に形成した被係止部62としての開口52cに係止され、ソケットカバー4が器具本体1から吊り下がって仮保持される(図6(b)参照)。
上記のように仮保持された状態では、ケーシング10の開口52cに係止されているソケットカバー4の係止部61を中心にして、ソケットカバー4がケーシング10の長手方向に回動可能としてある。
このようにすることで、ソケットカバー4をケーシング10に仮保持した状態で、ソケットカバー4を長手方向に回動させることができて、ソケット31の下方を開けることができて、ランプ2をソケット31に取り付けたりその他のメンテナンス等の作業がし易くなるものである。
次に、第四の実施形態、第五の実施形態について順に説明する。第四の実施形態、第五の実施形態においては、仮保持手段6によりソケットカバー4が器具本体1から吊り下がった状態で、ソケットカバー4をケーシング10の短手方向に回動可能とするものである。
まず本発明の第四の実施形態について図7乃至図9に基づいて説明する。なお、第四の実施形態において第一の実施形態と同様の構成については同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
第四の実施形態は、固定手段5として、線ばねSBを左右に膨らむ膨大部51dが形成されるように曲げてソケットカバー4の両方の固定片43の外側の側面に固定すると共に、ケーシング10の両方の長辺側の内側面12に前記ソケットカバー4の膨大部51dを支持する支持部52dを突設してある。
仮保持手段6は、ソケットカバー4の両方の固定片43に設けた線ばねSBの上端部を略ヘ字状に屈曲してその頂部を係止部61とすると共に、ケーシング10の両方の長辺側の内側面12から突出する突出部を形成して被係止部62としてある。
この線ばねSBの上端部の略へ字状に屈曲した係止部61及び突出部からなる被係止部62で構成される仮保持手段6は、ソケットカバー4をケーシング10に固定手段5により固定した状態では、線ばねSBの上端部の係止部61はケーシング10に形成した被係止部62としての突出部の上方に位置していて係止されないが(図8(a)参照)、固定手段5による固定を外してソケットカバー4が下方に移動していくと、係止部61が被係止部62に引っ掛かって係止されて、ソケットカバー4が器具本体1から吊り下がって仮保持される(図8(b)参照)。
そして、上記のように仮保持された状態では、ケーシング10の被係止部62に係止されているソケットカバー4の係止部61を中心にして、ソケットカバー4がケーシング10の長手方向に回動可能となると共に、図9に示すように、仮保持手段6のうちの片方の仮保持(図9においては右側の係止部61及び被係止部62による係止)を解除することで、図9(b)に示すようにソケットカバー4がケーシング10の短手方向に回動可能となる。
このようにすることで、ソケットカバー4をケーシング10に仮保持した状態で、ソケットカバー4を長手方向及び短手方向のいずれにも回動させることができて、長手方向及び短手方向のいずれかにソケットカバー4を回動できない場合でも、ソケット31の下方を開けることができて、ランプ2をソケット31に取り付けたりその他のメンテナンス等の作業がし易くなるものである。
次に、本発明の第五の実施形態について図10に基づいて説明する。なお、第五の実施形態において第四の実施形態と同様の構成については同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
第五の実施形態は、第四の実施形態においてケーシング10の両方の長辺側の内側面12に突出部からなる被係止部62を設けるところを片側にのみ(図10中の左側のみ)設けてある。
このようにすることで、第四の実施形態においては仮保持された状態で、右側の係止部61及び被係止部62による係止を解除する必要があったが、これが不要となるものである。その他の効果については第四の実施形態と同様である。
次に、本発明の第六の実施形態について図11及び図12に基づいて説明する。なお、第六の実施形態において第一の実施形態と同様の構成については同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
第六の実施形態は、固定手段5として、ソケットカバー4の固定片43の上下方向中間部の側面を外側に屈曲させて屈曲部51fを突出させると共に、ケーシング10の長辺側の内側面12に前記屈曲部51fが嵌入される開口52fを設けてある。
仮保持手段6は、線ばねSBを両先端が自由端となってそれぞれ斜め左右上方に延びるようにソケットカバー4の固定片43の側面に固定し、両先端をそれぞれ略へ字状に屈曲して係止部61とすると共に、ケーシング10の長辺側の内側面12から突出する爪状の突出部を形成して被係止部62として構成してある。
この線ばねSBの先端を屈曲した係止部61及び被係止部62としての突出部からなる仮保持手段6は、ソケットカバー4の屈曲部51fをケーシング10の開口52fに嵌入してソケットカバー4をケーシング10に固定した状態では、線ばねSBの上端部の係止部61はケーシング10に突設した被係止部62の上方に位置していて係止されないが(図12(a)参照)、固定手段5による固定を外してソケットカバー4が下方に移動していくと、係止部61が被係止部62に引っ掛かって係止されて、ソケットカバー4が器具本体1から吊り下がって仮保持される(図12(b)参照)。
そして、上記のように仮保持された状態では、ケーシング10の開口52cに係止されているソケットカバー4の係止部61を中心にして、ソケットカバー4がケーシング10の長手方向に回動可能となる。
本発明の第一の実施形態の要部の下方より見た一部切欠分解斜視図である。 同上における形状可変部材の連結を説明する斜視図である。 本発明の第二の実施形態の要部の下方より見た一部切欠分解斜視図である。 同上におけるソケットカバーと器具本体との位置関係を説明する側面図であり、(a)は固定手段により固定された状態の説明図であり、(b)は仮保持手段により仮保持された状態の説明図であり、(c)はソケットカバーを長手方向に回転させている状態の説明図である。 本発明の第三の実施形態の要部の下方より見た一部切欠分解斜視図である。 同上におけるソケットカバーと器具本体との位置関係を説明する正面図であり、(a)は固定手段により固定された状態の説明図であり、(b)は仮保持手段により仮保持された状態の説明図である。 本発明の第四の実施形態の要部の下方より見た一部切欠分解斜視図である。 同上におけるソケットカバーと器具本体との位置関係を説明する側面図であり、(a)は固定手段により固定された状態の説明図であり、(b)は仮保持手段により仮保持された状態の説明図である。 同上におけるソケットカバーと器具本体との位置関係を説明する正面図であり、(a)は仮保持手段により仮保持された状態の説明図であり、(b)はソケットカバーを短手方向に回転させている状態の説明図である。 本発明の第五の実施形態におけるソケットカバーと器具本体との位置関係を説明する正面図であり、(a)は仮保持手段により仮保持された状態の説明図であり、(b)はソケットカバーを短手方向に回転させている状態の説明図である。 本発明の第六の実施形態の要部の下方より見た一部切欠分解斜視図である。 同上におけるソケットカバーと器具本体との位置関係を説明する図であり、(a)は固定手段により固定された状態の説明図であり、(b)は仮保持手段により仮保持された状態の説明図である。 従来例の要部の下方より見た分解斜視図である。 同上においてソケットカバーの取り付けを説明する斜視図である。
符号の説明
1 器具本体
2 ランプ
31 ソケット
4 ソケットカバー
5 固定手段
6 仮保持手段

Claims (4)

  1. 器具本体と、器具本体に設けられランプが装着されるソケットと、器具本体に固定されて少なくともソケットを覆うソケットカバーと、を備えた照明器具において、ソケットカバーの器具本体への固定を行うための固定手段をソケットカバー及び器具本体に設けると共に、固定手段による固定を外してソケットカバーが下方に移動した状態でソケットカバーが器具本体から吊り下がって仮保持される仮保持手段を設けて成ることを特徴とする照明器具。
  2. 仮保持手段として、紐又はワイヤーからなる形状可変部材にてソケットカバーと器具本体とを連結して成ることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 器具本体は、下面が開放され平面視略矩形状をなすケーシングを備えると共に、ケーシングの長手方向の両端部にソケットを収容し、仮保持手段によりソケットカバーが器具本体から吊り下がった状態で、ソケットカバーをケーシングの長手方向に回動可能として成ることを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。
  4. 器具本体は、下面が開放され平面視略矩形状をなすケーシングを備えると共に、ケーシングの長手方向の両端部にソケットを収容し、仮保持手段によりソケットカバーが器具本体から吊り下がった状態で、ソケットカバーをケーシングの短手方向に回動可能として成ることを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。
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