JP2009058014A - 等速自在継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストの高騰を招くことなく、シールプレートからのグリースの漏洩を確実に抑制する。
【解決手段】シャフト5に結合される内輪1と、内輪1の外周側に配置される外輪2と、内輪1と外輪2との間でトルク伝達を行う複数のボール3と、外輪2の一端開口部を封止するブーツ7と、外輪2の他端開口部側に設けられた取付部2cの内周面2c1に圧入固定され、他端開口部を封止するシールプレート8とを備えた等速自在継手であって、取付部2cの内周面2c1を、外輪2の一端開口部側に向かって漸次拡径するテーパ面とすると共に、取付部2cの内周面2c1に圧入されるシールプレート8の圧入部8bの外周面8b1を、取付部2cの内周面2c1に対応したテーパ面とした。
【選択図】図2
【解決手段】シャフト5に結合される内輪1と、内輪1の外周側に配置される外輪2と、内輪1と外輪2との間でトルク伝達を行う複数のボール3と、外輪2の一端開口部を封止するブーツ7と、外輪2の他端開口部側に設けられた取付部2cの内周面2c1に圧入固定され、他端開口部を封止するシールプレート8とを備えた等速自在継手であって、取付部2cの内周面2c1を、外輪2の一端開口部側に向かって漸次拡径するテーパ面とすると共に、取付部2cの内周面2c1に圧入されるシールプレート8の圧入部8bの外周面8b1を、取付部2cの内周面2c1に対応したテーパ面とした。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば自動車のプロペラシャフトやドライブシャフト、或いは各種産業機械に用いられる等速自在継手に関する。
自動車や各種産業機械の動力伝達系、例えば前輪駆動車や独立懸架方式の後輪駆動車の駆動軸には、角度変位および軸方向変位の両方を許容する摺動式等速自在継手が使用されている。この摺動式等速自在継手には、トルク伝達要素としてボールを用いたボールタイプのダブルオフセット型等速自在継手(DOJ)がよく知られている。
この種の等速自在継手としては、図3に示すように、内輪11と、内輪11の外周側に配置される外輪12と、内輪11と外輪12との間でトルク伝達を行う複数のボール13と、ボール13を保持するケージ14とを備え、外輪12の一端開口部側をブーツ15で封止し、外輪12の他端開口部側をシールプレート16で封止したものがある。これら構成のうち、ブーツ15及びシールプレート16は、継手内部に充填したグリースの漏洩を防止するために設けられる。
ブーツ15は、大径端部と小径端部とを有し、大径端部と小径端部との間が図例のように蛇腹状に連続するものや、大径端部から小径端部に向かってU字状に折り返して連続するものがある。そして、大径端部が外輪12の一端開口部側の外周面に、小径端部が内輪11に結合されたシャフト17の外周面にそれぞれ固定される。なお、大径端部は、ブーツアダプタを介して外輪12の外周面に固定される場合もある。
一方、シールプレート16は、天板部16aと、天板部16aの周縁から延出する円筒状の圧入部16bとを有し、一端が開口したキャップ形状をなす。そして、シールプレート16の圧入部16bの外周面16b1が、外輪12の他端開口部側に設けられた取付部12aの円筒状内周面12a1に圧入固定される。この円筒状内周面12a1は、軸線と平行に延在する。
また、ドライブシャフト用の等速自在継手に限らず、例えばプロペラシャフト用の等速自在継手においても、外輪の両端開口をブーツとシールプレートで封止した構成のものが広く利用されており、この場合にも、シールプレートを、外輪の他端開口部側に設けられた取付部の内周面に圧入固定する手法が採用される(下記の特許文献1参照)。
その他に、外輪の他端開口部側に、円筒状のコンパニオンフランジを固定し、この筒状のコンパニオンフランジの一部を取付部として、その内周面に上記のシールプレートの圧入部の外周面を圧入固定する場合もある(下記の特許文献2参照)。この場合には、コンパニオンフランジに圧入固定されたシールプレートにより、外輪の他端開口部が封止されることになる。
特開平9−72351号公報
特開2001−347845号公報
ところで、上述した図3に示す等速自在継手を例にとって説明すると、シールプレート16は、鋼板をプレス成形して製作されるのが通例とされる。そのため、シールプレート16の圧入部16bの寸法精度を高精度に管理することが困難となる。したがって、上述の態様でシールプレート16を圧入固定した場合に、図4に示すように、外輪12の取付部12aの内周面12a1に、シールプレート16の圧入部16bの外周面16b1を完全に密着させた状態で圧入することが実質的に不可能となる。その結果、取付部12aの内周面12a1と、圧入部16bの外周面16b1との間に、微小な形状の不一致に起因した局所的な隙間Xが形成され、その隙間Xを通じて継手内部に充填されたグリースが外部へ漏洩するという事態が生じ得る。
特に、シールプレート16の圧入部16bの先端部には、プレス時に外径側に隆起するバリYが形成されやすく、このような場合には、圧入されたシールプレート16がバリYによって取付部12aの内周面12a1から浮き上がり、上記の隙間Xが一層大きくなってしまう。そのため、グリースの漏洩がより大きな問題となって現れる。
そして、このような問題は、上記の特許文献1及び2に開示されている態様でシールプレートを圧入固定する場合についても同様に生じ得る。
なお、シールプレート16の圧入部16bの外周面16b1にゴム等の弾性体を別途添着することで、上記の隙間Xを埋めることも考えられるが、この場合には部品点数が増加するばかりでなく、シールプレート16の製造工程が面倒且つ煩雑なものとなり、製造コストの不当な高騰を招くことになる。したがって、このような手法は、シールプレート16のシール性を確保する上で実用的な対策とはなり得ない。
本発明は、上記実情に鑑み、製造コストの高騰を招くことなく、シールプレートからのグリースの漏洩を確実に抑制することを技術的課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明は、シャフトに結合される内方部材と、該内方部材の外周側に配置される外方部材と、前記内方部材と前記外方部材との間でトルク伝達を行うトルク伝達部材とを備え、前記外方部材の一端開口部側にブーツが装着され、前記外方部材の他端開口部側に設けられた取付部の内周面にシールプレートが圧入固定された等速自在継手において、前記取付部の内周面が、前記外方部材の一端開口部側に向かって漸次拡径するテーパ面をなし、該取付部の内周面に圧入される前記シールプレートの圧入部の外周面が、前記取付部の内周面に対応したテーパ面をなすことに特徴づけられる。
このような構成によれば、外方部材の取付部の内周面と、シールプレートの圧入部の外周面との間に、仮にグリースが侵入した場合であっても、継手回転時の遠心力によってグリースがテーパ面をなす取付部の内周面に押し付けられ、その傾斜に沿って継手内部空間へと押し戻される。したがって、外方部材の取付部の内周面と、シールプレートの圧入部の外周面との間に、仮に隙間が形成されている場合であっても、グリースの漏洩を確実に抑制することができる。しかも、隙間を埋めるために、シールプレートの圧入部の外周面を別途ゴム等の弾性部材で覆う必要もないので、製造コストが不当に高騰するという事態も防止することができる。なお、取付部の内周面を上記のようなテーパ面とすることで、外方部材の取付部の内周面で形成される開口部が徐々に狭小になるのため、シールプレートを取付部の内周面の所定位置に正確に位置決めすることも可能となる。
上記の構成において、前記取付部の内周面の軸線に対する傾斜角度は、5度以上30度以下であることが好ましく、上限値が10度以下であることがより好ましい。なお、シールプレートの圧入部の外周面を傾斜角度の異なる複数のテーパ面を連ねて構成し、このシールプレートの圧入部の外周面に対応するように外方部材の取付部の内周面も複数のテーパ面を連ねて構成した場合には、取付部の内周面を構成する個々のテーパ面が、上記数値範囲内の傾斜角度であることを意味する。
すなわち、取付部の内周面の軸線に対する傾斜角度が、5度未満であると、継手回転時の遠心力によるグリースの押し戻し作用が低下し、30度を超えると、圧入されるシールプレートの固定力が低下する。したがって、取付部の内周面の軸線に対する傾斜角度は、上記の数値範囲内に設定することが好ましい。
上記の構成において、前記取付部の内周面は、単一のテーパ面で構成されていることが好ましい。なお、ここでいう「単一のテーパ面で構成」とは、軸線に対する傾斜角度が一定となるテーパ面のみで構成されていることを意味する。
上記の構成において、前記シールプレートは、前記外方部材の他端開口部を覆う天板部を有し、前記圧入部が前記天板部の周縁から筒状に延出すると共にその先端部が内径側に折り曲げられていることが好ましい。
このようにすれば、例えばシールプレートをプレス成形で成形した場合のように、シールプレートの圧入部の先端部に外径側に隆起するバリが形成されている場合であっても、そのバリが形成された圧入部の先端部が内径側へ折り曲げられることになる。そのため、バリの影響を受けることなく、シールプレートを取付部に圧入固定することができる。したがって、シールプレートの圧入部の外周面と、取付部の内周面との間の隙間を効果的に低減することができるので、上記の遠心力によるグリースの押し戻し作用との相乗効果により、グリースの漏洩をより確実に抑制することができる。
上記の構成において、前記シールプレートは、鋼板のプレス成形品であってもよい。
すなわち、鋼板をプレス成形して製作されるシールプレートには、圧入部の外周面の寸法精度の問題や、圧入部の先端部に形成されるバリの問題などがあるが、上記のように、外輪の取付部の内周面をテーパ面にしたり、これに加えて圧入部の先端部を内径側に折り曲げることで、これらの問題を確実に抑制することができる。したがって、シールプレートとして鋼板のプレス製品を問題なく使用することが可能となる。
上記の構成において、前記内方部材は、球面状外周面に軸方向に沿って延びる複数の直線状トラック溝を有すると共に、前記外方部材は、円筒状内周面に前記内方部材のトラック溝と対をなして軸方向に沿って延びる複数の直線状トラック溝を有し、前記内方部材のトラック溝と前記内方部材のトラック溝との間に前記トルク伝達部材としての複数のボールを介在させ、該複数のボールをケージで保持するようにしてもよい。
すなわち、外方部材に対して、シャフトと内方部材とが一体となって軸方向に相対的に変位する摺動式等速自在継手に好適に適用することができる。
以上のように本発明によれば、外方部材の他端開口部側に設けられた取付部の内周面と、シールプレートの圧入部の外周面とが、それぞれ外方部材の一端開口部側に向かって拡径するテーパ面をなすため、これら対向するテーパ面間に隙間が生じた場合であっても、その隙間に侵入したグリースを、継手回転時の遠心力によって、継手内部空間へと押し戻すことができる。したがって、グリースの漏洩を効果的に抑制することが可能となる。しかも、隙間を埋めるために、シールプレートの圧入部の外周面を別途ゴム等の弾性部材で覆う必要もないので、製造コストが不当に高騰することも防止できる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る摺動式等速自在継手を示す縦断面図である。同図に示すように、この等速自在継手は、ドライブシャフト用の摺動式等速自在継手(DOJ)であって、内方部材としての内輪1、外方部材としての外輪2、トルク伝達部材としての複数のボール3、及びケージ4を主たる構成要素として備えている。
内輪1は、その球面状外周面1aに軸方向に延びる複数の直線状トラック溝1bが形成されている。この内輪1の中心孔にシャフト5の軸部5aを挿入し、両者をスプライン嵌合により連結することによりトルク伝達を可能にしている。このシャフト5の軸部5aの先端には、スナップリング6が装着されており、シャフト5が内輪1に対して抜け止めされている。
外輪2は、内輪1の外周側に配置され、その円筒状内周面2aに内輪1のトラック溝1bと対をなし、軸方向に延びる複数の直線状トラック溝2bが形成されている。対をなす内輪1のトラック溝1bと外輪2のトラック溝2bとの間にボール3が組み込まれる。内輪1の球面状外周面1aと外輪2の円筒状内周面2aとの間にケージ4が配置され、ボール3はケージ4のポケット4a内で転動自在に保持される。
さらに、外輪2の一端開口部側の端部にはブーツ7が配置され、他端開口部側の端部にはシールプレート8が配置されている。ブーツ7とシールプレート8によって外輪2の両端開口部を封止することにより、継手内部に充填されたグリースの漏洩を防止している。
ブーツ7は、大径端部7aと小径端部7bとを有し、大径端部7aと小径端部7bとの間が蛇腹部7cによって連結されている。そして、大径端部7aが外輪2の一端開口部側の外周面に装着され、小径端部7bがシャフト5の外周面に装着される。この状態で、大径端部7aと小径端部7bとが、ブーツバンド9、10によってそれぞれ締め付けられた状態で固定される。
一方、シールプレート8は、外輪2の他端開口部を覆う天板部8aと、天板部8aの周縁から延出する円筒状の圧入部8bとを有し、全体として一端が開口したキャップ形状をなす。そして、図1及び図2に示すように、圧入部8bの外周面8b1を、外輪2の他端開口部側に設けられた取付部2cの略円筒状内周面2c1に圧入することにより固定される。
詳述すると、この外輪2の取付部2cの内周面2c1は、図2に示すように、外輪2の一端開口部側に向かって漸次拡径するテーパ面をなしている。具体的には、取付部2cの内周面2c1は、継手内部側が継手外部側よりも外径方向に位置するように一定の傾斜角で傾斜した単一のテーパ面をなしており、その軸線(外輪2の中心線)に対する傾斜角度θは、5度以上10度以下に設定される。そして、シールプレート8の圧入部8bの外周面8b1も、外輪2の取付部2cの内周面2c1に対応した単一のテーパ面をなし、その先端部に内径側に折り曲げられた折曲部8cが設けられている。
一般に、シールプレート8は、鋼板をプレス成形することにより製作されることから、圧入部8bの外周を真円に成形することが困難となる。そのため、シールプレート8の圧入部8bの外周面8b1を、外輪2の取付部2cの円筒状内周面2c1の形状に完全に一致されることが実質的に不可能となる。その結果、上記の態様により、シールプレート8を取付部2cに圧入固定した場合に、圧入部8bの外周面8b1と取付部2cの内周面8c1との間に、微小な形状の不一致により隙間が形成される場合がある。
このような場合には、従来のように外輪2の取付部2cの内周面2c1が軸線と平行に延在していると、上記の隙間を介して継手内部に充填されたグリースが漏洩するという事態が生じ得るが、この実施形態では外輪2の取付部2cの内周面2c1と、シールプレート8の圧入部8bの外周面8b1とが、それぞれ外輪2の一端開口部側に向かって漸次拡径するテーパ面をなしているので、このようなグリースの漏洩を効果的に防止することができる。
すなわち、外輪2の取付部2cの内周面2c1と、シールプレート8の圧入部8bの外周面8b1とが、それぞれ外輪2の一端開口部側に向かって拡径するテーパ面をなすため、仮にこれら対向するテーパ面間の隙間にグリースが侵入した場合であっても、継手回転時の遠心力によってグリースが外径側に位置する取付部2cの内周面2c1に押し付けられ、その傾斜に沿って継手内部へと押し戻される。したがって、外輪2の取付部2cの内周面2c1と、シールプレート8の圧入部8bの外周面8b1との間に、隙間が形成されている場合であっても、グリースの漏洩を的確に抑制することができる。しかも、隙間を埋めるために、シールプレート8の圧入部8bの外周面8b1を別途ゴム等の弾性部材で覆う必要もないので、製造コストが高騰するという事態も防止することができる。
また、取付部2cの内周面2c1をテーパ面とすることで、シールプレート8をその内周面2c1に沿って圧入していくと、シールプレート8が取付部2cの内周面2c1の所定位置に自動的に位置決めされることになる。したがって、シールプレート8の圧入作業を効率よく実行することが可能となる。
さらに、シールプレート8の圧入部8bの先端部には、内径側に折り曲げられた折曲部8cが設けられていることから、シールプレート8のプレス成形時に外径側へ隆起するバリが形成された場合であっても、そのバリが形成される先端部が内径側へ折り曲げられる。そのため、バリの影響を受けることなく、シールプレート8を取付部2cに圧入固定することができる。したがって、シールプレート8の圧入部8bの外周面8b1と、取付部2cの内周面2c1との間の隙間を効果的に低減することができるので、上記の遠心力によるグリースの押し戻し作用との相乗効果により、グリースの漏洩をより確実に抑制することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施することができる。例えば、上記の実施形態では、外輪2の取付部2cの内周面2c1と、シールプレート8の圧入部8bの外周面8b1とを、それぞれ傾斜角が一定となる単一のテーパ面で構成した場合を説明したが、外輪2の一端開口部側に向かって漸次拡径するように、傾斜角の異なる複数のテーパ面を連ねて構成してもよい。
また、上記の実施形態では、外輪2に取付部2cを設け、その取付部2cの内周面2c1にシールプレート8を圧入固定する場合を説明したが、円筒状のコンパニオンフランジの内周面に継手内部側に向かって漸次拡径するテーパ面(取付部)を設け、そのテーパ面に上記のシールプレート8を圧入固定し、そのコンパニオンフランジを外輪2の他端開口部側に固定するようにしてもよい。この場合、外輪2とコンパニオンフランジが外方部材として機能する。
さらに、上記の実施形態では、ドライブシャフト用の等速自在継手に本発明を適用した場合を説明したが、プロペラシャフト用の等速自在継手や、その他の各種産業機械に用いられる等速自在継手においても同様に適用できる。
1 内輪
1b トラック溝
2 外輪
2b トラック溝
2c 取付部
2c1 内周面
3 ボール
4 ケージ
4a ポケット
5 シャフト
6 スナップリング
7 ブーツ
8 シールプレート
8a 天板部
8b 圧入部
8b1 外周面
8c 折曲部
9、10 ブーツバンド
1b トラック溝
2 外輪
2b トラック溝
2c 取付部
2c1 内周面
3 ボール
4 ケージ
4a ポケット
5 シャフト
6 スナップリング
7 ブーツ
8 シールプレート
8a 天板部
8b 圧入部
8b1 外周面
8c 折曲部
9、10 ブーツバンド
Claims (6)
- シャフトに結合される内方部材と、該内方部材の外周側に配置される外方部材と、前記内方部材と前記外方部材との間でトルク伝達を行うトルク伝達部材とを備え、前記外方部材の一端開口部側にブーツが装着され、前記外方部材の他端開口部側に設けられた取付部の内周面にシールプレートが圧入固定された等速自在継手において、
前記取付部の内周面が、前記外方部材の一端開口部側に向かって漸次拡径するテーパ面をなし、該取付部の内周面に圧入される前記シールプレートの圧入部の外周面が、前記取付部の内周面に対応したテーパ面をなすことを特徴とする等速自在継手。 - 前記取付部の内周面の軸線に対する傾斜角度が、5度以上30度以下であることを特徴とする請求項1に記載の等速自在継手。
- 前記取付部の内周面は、単一のテーパ面で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の等速自在継手。
- 前記シールプレートは、前記外方部材の他端開口部を覆う天板部を有し、前記圧入部が前記天板部の周縁から筒状に延出すると共にその先端部が内径側に折り曲げられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の等速自在継手。
- 前記シールプレートは、鋼板のプレス成形品であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の等速自在継手。
- 前記内方部材は、球面状外周面に軸方向に沿って延びる複数の直線状トラック溝を有すると共に、前記外方部材は、円筒状内周面に前記内方部材のトラック溝と対をなして軸方向に沿って延びる複数の直線状トラック溝を有し、前記内方部材のトラック溝と前記内方部材のトラック溝との間に前記トルク伝達部材としての複数のボールを介在させ、該複数のボールをケージで保持したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の等速自在継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007224574A JP2009058014A (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | 等速自在継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007224574A JP2009058014A (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | 等速自在継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009058014A true JP2009058014A (ja) | 2009-03-19 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2007224574A Withdrawn JP2009058014A (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | 等速自在継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2007
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