JP2009056858A - 自動車のエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車の側突発生時に、車室内の座席に着座した乗員の頭部を保護するエアバッグ装置の小型化を達成する。
【解決手段】ガスを供給されて膨張するバッグ8と、自動車の側突発生時にガスを発生するインフレータ7と、そのインフレータ7で発生したガスをバッグ8に供給するガス供給パイプ6を、全て、車室内に配置された座席1の内部に配置し、ガスを供給されて膨張したバッグ8が、座席1に着座した乗員の窓側の側方と、その乗員の頭部の上方に突出する。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動車の側部に大きな衝撃が加えられたとき、ガスを供給されて膨張したバッグによって、座席に着座した乗員の頭部を保護する自動車のエアバッグ装置に関する。
自動車の側部に大きな衝撃力が加えられることは、一般に側突と称せられているが、かかる側突の発生時に、乗員の窓側の頭側部を保護する上記形式のエアバッグ装置は従来より周知である(特許文献1参照)。かかるエアバッグ装置は、一般に、カーテンシールドエアバッグシステムと称せられている。この形式のエアバッグ装置は、そのバッグが車体のルーフサイドレールに沿って配置され、自動車の側突発生時に、該バッグにガスが供給されて当該バッグが膨張し、乗員の窓側の頭側部を保護するように構成されている。ところが、従来のこの種のエアバッグ装置は、前後方向にスライド可能な座席がいかなる前後位置にあるときも、その座席に着座した乗員を保護できるように、前後方向に長く延びた大型のバッグを用いなければならないため、エアバッグ装置のコストが上昇する欠点を免れない。
そこで、座席に着座した乗員の上方を取り囲むように、座席から突出したガス供給パイプを有し、自動車の側突発生時に、ガス供給パイプにガスを送り込んでバッグを膨張させ、乗員を保護するエアバッグ装置が提案されている(特許文献2参照)。このエアバッグ装置は、構造を小型化することが可能であるが、座席から大きく突出したガス供給パイプを有しているので、乗員が自動車に乗降する際にガス供給パイプが邪魔になる欠点を免れない。
特開2006−27485号公報 特許第3773088号公報
本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去した自動車のエアバッグ装置を提供することにある。
本発明に係る自動車のエアバッグ装置は、車室内に配置された座席の内部に設けられているガス供給パイプと、同じく座席の内部に配置されていて、自動車の側突が検知されたとき、ガスを発生し、該ガスを前記ガス供給パイプに送り込むインフレータと、通常は、折り畳まれて前記座席の内部に格納され、前記インフレータから前記ガス供給パイプにガスが送り込まれたとき、該ガス供給パイプから、当該ガス供給パイプに形成された排気孔を通して排出されるガスを供給されて、座席に着座した乗員の頭部の窓側の側方に突出した状態に膨張する可撓性のバッグとを具備する。
その際、膨張する前記バッグが、座席に着座した乗員の前記側方に向けて突出するように、該バッグを案内するガイドケースが、前記座席の内部に配置されていると有利である。
また、上記自動車のエアバッグ装置において、前記バッグを第1のバッグとし、前記排気孔を第1の排気孔としたとき、通常は、折り畳まれて前記座席の内部に格納され、前記インフレータから前記ガス供給パイプにガスが送り込まれたとき、該ガス供給パイプから、当該ガス供給パイプに形成された第2の排気孔を通して排出されるガスを供給されて、座席に着座した乗員の頭部の上方に突出した状態に膨張する可撓性の第2のバッグを具備するように構成することもできる。
さらに、上記自動車のエアバッグ装置において、膨張する前記第1のバッグが、座席に着座した乗員の前記側方に向けて突出するように、該第1のバッグを案内する第1のガイドケースと、膨張する前記第2のバッグが、座席に着座した乗員の頭部の上方に向けて突出するように、該第2のバッグを案内する第2のガイドケースが、前記座席の内部に配置されているように構成することもできる。
また、本発明に係るエアバッグ装置は、車室内に配置された座席の内部に設けられているガス供給パイプと、同じく座席の内部に配置されていて、自動車の側突が検知されたとき、ガスを発生し、該ガスを前記ガス供給パイプに送り込むインフレータと、通常は、折り畳まれて前記座席の内部に格納され、前記インフレータから前記ガス供給パイプにガスが送り込まれたとき、該ガス供給パイプから、当該ガス供給パイプに形成された排気孔を通して排出されるガスを供給されて、座席に着座した乗員の頭部の窓側の側方と該乗員の頭部の上方とに突出した状態に膨張する可撓性のバッグとを具備する。
その際、膨張する前記バッグが、座席に着座した乗員の前記側方と、該乗員の頭部の上方に向けて突出するように、該バッグを案内するガイドケースが、前記座席の内部に配置されているように構成することもできる。
本発明によれば、自動車の側突発生時に、ガスを供給されて膨張するバッグが、ルーフサイドレールに沿って配置されているのではなく、座席の内部に設けられているので、エアバッグ装置を小型化することができる。しかも、ガス供給パイプが座席の内部に設けられていて、通常、座席の外部に突出した部材が存在しないため、乗員は、エアバッグ装置の部材によって邪魔されることなく、楽に自動車に乗降することができる。
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
図1は自動車の車室内に配置された座席1を示す側面図である。ここに示した座席1は、これに着座した乗員Pの尻部を支えるシートクッション2と、乗員Pの背部を支えるシートバック3と、そのシートバック3の上に配置されていて、乗員Pの頭部を支えるヘッドレスト4を有している。矢印Frは自動車の前進方向を示しており、本明細書における「前」又は「後」なる文言は、自動車の前進方向Frを基準とした前後を意味する。座席1は、前後方向にスライド可能に車体のフロアパネルに支持されている。
上述した座席1には、乗員の頭部を保護するエアバッグ装置が搭載されており、その構成は以下のとおりである。
図2は、図1に示した座席1のシートバック3とヘッドレスト4を仮想線で示し、その内部に設けられたエアバッグ装置5の構成を明らかにした斜視図である。図2に示すように、本例のエアバッグ装置5は、座席1の内部に設けられたガス供給パイプ6と、同じく座席1の内部に配置されたインフレータ7と、通常は、折り畳まれて座席1の内部に格納されている可撓性を有する第1及び第2のバッグ8,9とを有している。第1及び第2のバッグ8,9は気密性の高い可撓性材料により構成されている。
ガス供給パイプ6は、上下方向に延びる垂直部6Aと、その上端に一体に接続されて、ヘッドレスト4内を水平に延びる水平部6Bとを有する内部が中空な管により構成されている。かかるガス供給パイプ6の下端部6Cは開口していて、その下端部6Cがインフレータ7に連結され、該ガス供給パイプ6がそのインフレータ7によって固定支持されている。また、インフレータ7はシートバック3のフレーム10に固定支持され、ガス供給パイプ6の先端部6Dは閉鎖されている。
図2と、その図2のIII−III線拡大断面図である図3に示すように、ガス供給パイプ6の垂直部6Aには、前方に向けて開口した複数の第1の排気孔11が形成され、袋状に形成された第1のバッグ8の基部8Aは、第1の排気孔11の形成されたガス供給パイプ6の部分に巻き付けられている。第1のバッグ8の他の部分は折り畳まれて、座席1のヘッドレスト4の内部に格納されている。
図2における符号CLは、自動車の車幅方向Wにおける中心線を示しているが、この中心線CLと反対側の座席側方には、図示していないサイドドアの窓が位置している。第1のバッグ8は、ヘッドレスト4の内部の窓側の側部に格納されている。
一方、図4は図2のIV−IV線拡大断面図であるが、この図と図2に示すように、ガス供給パイプ6の水平部6Bにも、前方に向けて開口した複数の第2の排気孔12が形成され、袋状に形成された第2のバッグ9の基部9Aが、第2の排気孔12の形成されたガス供給パイプ6の部分に巻き付けられている。第2のバッグ9の他の部分は折り畳まれて、座席1のヘッドレスト4の内部に格納されている。
図1にも示すように、ガス供給パイプ6の水平部6Bは、座席1に着座した乗員Pよりも上方に位置し、従ってヘッドレスト4の内部に格納された第2のバッグ9も、乗員Pよりも上方に位置している。
図3及び図4に示すように、ヘッドレスト4は、軟質材料より成るパッド13と、そのパッド13のまわりに設けられた表皮14とを有し、ヘッドレスト4の内部に格納された第1及び第2のバッグ8,9の前方のパッド部分と表皮部分には、スリット状の開口15,16がそれぞれ形成され、その各開口15,16は糸17,18によって縫われて閉じられている。
また、図2乃至図4に示すように、第1の排気孔11と第2の排気孔12が形成されたガス供給パイプ6の部分には、前方側が開口したほぼコの字形の横断面形状を有する第1及び第2のガイドケース19,20がそれぞれ固着されている。第1及び第2のガイドケース19,20の働きについては後述する。
走行中の自動車の側部に大きな衝撃力が加えられ、図示していないエアバッグセンサによって、自動車の側突が検知されたとき、図2に示したインフレータ7が作動してガスを発生する。そのガスは、ガス供給パイプ6の内部に導入される。このように、インフレータ7は、自動車の側突が検知されたとき、ガスを発生し、そのガスをガス供給パイプ6に送り込む用をなす。
ガス供給パイプ6に送り込まれたガスは、そのガス供給パイプ6内を通り、該ガス供給パイプ6に形成された第1及び第2の排気孔11,12を通して、第1及び第2のバッグ8,9の内部にそれぞれ供給される。これにより、第1及び第2のバッグ8,9の内部の圧力が瞬時に増大して該第1及び第2のバッグ8,9が膨張する。このため、第1及び第2のバッグ8,9は、図3及び図4に示した糸17,18を切断して、開口15,16を通して、図5に示すようにヘッドレスト4の外部に突出する。
このとき、第1のバッグ8は、座席1に着座した乗員Pの頭部の窓側の側方に突出する。これにより、乗員Pの頭側部が確実に保護される。一方、第2のバッグ9は、座席1に着座した乗員Pの頭部の上方に突出し、乗員Pの頭部の頂部を保護する。
上述のように、第1及び第2のバッグ8,9は、通常、座席1の内部に格納されているので、座席1がいかなる前後方向位置にあるときに側突が発生しても、乗員を確実に保護することができ、しかも、第1及び第2のバッグ8,9を小型化することができる。さらに、通常は、座席1の外部に突出しているエアバッグ装置の部材が存在しないので、乗員Pは、エアバッグ装置5の部材に邪魔されることなく、楽に、自動車に乗降することができる。
また、図2乃至図4に示したように、座席1の内部には、前方が開口したほぼコの字状断面の第1及び第2のガイドケース19,20が配置されているので、ガスを供給された第1及び第2のバッグ8,9は、第1及び第2のガイドケース19,20に案内されて確実に前方に突出した状態に膨張する。このように、第1のガイドケース19は、膨張する第1のバッグ8が、座席1に着座した乗員Pの窓側の側方に向けて突出するように、その第1のバッグ8を案内し、第2のガイドケース20は、膨張する第2のバッグ9が、座席1に着座した乗員Pの頭部の上方に向けて突出するように、その第2のバッグ9を案内する用をなす。
なお、図示した自動車にも、座席1に着座した乗員Pの体を保持する図示していないシートベルトが設けられているが、第1及び第2のバッグ8,9が図5に示したように膨張したときも、シートベルトがその両バッグ8,9に干渉しないように、当該シートベルトは、それ自体公知のように、座席1から引き出されるように構成されている。
本例のエアバッグ装置は、第1及び第2のバッグ8,9を有し、側突発生時に、その各バッグ8,9によって乗員の頭側部のほかに、頭部の頂部をも保護できるように構成されているが、第1のバッグ8を設けるだけであっても、本発明の初期の目的を達成できる。すなわち、本発明に係るエアバッグ装置5は、車室内に配置された座席1の内部に設けられているガス供給パイプ6と、同じく座席1の内部に配置されていて、自動車の側突が検知されたとき、ガスを発生し、該ガスをガス供給パイプ6に送り込むインフレータ7と、通常は、折り畳まれて座席1の内部に格納され、インフレータ7からガス供給パイプ6にガスが送り込まれたとき、該ガス供給パイプ6から、当該ガス供給パイプ6に形成された排気孔11を通して排出されるガスを供給されて、座席1に着座した乗員Pの頭部の窓側の側方に突出した状態に膨張する可撓性のバッグ8とを具備している。
その際、膨張するバッグ8が、座席1に着座した乗員Pの窓側の側方に向けて突出するように、該バッグ8を案内するガイドケース19が、座席1の内部に配置されていることが好ましい。
また、前述のバッグを第1のバッグ8とし、前述の排気孔を第1の排気孔11としたとき、当該エアバッグ装置5は、通常は、折り畳まれて前述の座席1の内部に格納され、前述のインフレータ7から前述のガス供給パイプ6にガスが送り込まれたとき、該ガス供給パイプ6から、当該ガス供給パイプ6に形成された第2の排気孔12を通して排出されるガスを供給されて、座席1に着座した乗員Pの頭部の上方に突出した状態に膨張する可撓性の第2のバッグ9を具備することが好ましい。
その際、膨張する第1のバッグ8が、座席1に着座した乗員Pの窓側の側方に向けて突出するように、該第1のバッグ8を案内する第1のガイドケース19と、膨張する第2のバッグ9が、座席1に着座した乗員Pの頭部の上方に向けて突出するように、該第2のバッグ9を案内する第2のガイドケース20が、座席1の内部に配置されていることが好ましい。
図6は、エアバッグ装置5の他の例を示す図2と同様な斜視図である。ここに示したエアバッグ装置5は、図2に示したエアバッグ装置の第1及び第2のバッグ8,9が一体となった1つのバッグ8として形成され、かつ図2に示した第1及び第2のガイドケース19,20も、一体に連続した1つのガイドケース19として形成されている。従って、バッグ8とガイドケース19は、ガス供給パイプ6の垂直部6Aと水平部6Bの両者に亘り、そのガス供給パイプ6に沿って延びている。また、ガス供給パイプ6には、バッグ8に沿って多数の排気孔11が形成され、袋状に形成されたバッグ8の基部が、排気孔11の形成されたガス供給パイプ6の部分に巻きつけられ、バッグ8の他の部分は折り畳まれてガイドケース19に収容されている。また、図6には示していないが、バッグ8の前方のヘッドレスト4の部分には、糸によって縫われて閉じられた開口が形成されている。図6に示したエアバッグ装置5と座席1の他の構成は、図1乃至図4に示した構成と変わりはなく、ガス供給パイプ6の開口した下端部6Cが、シートバック3のフレーム10に固定されたインフレータ7に接続され、ガス供給パイプ6の先端部6Dは閉鎖され、ガス供給パイプ6と、バッグ8と、インフレータ7と、ガイドケース19は、全て座席1の内部に格納されていることも、図2に示したエアバッグ装置と変りはない。図6に示した座席とエアバッグ装置の図1乃至図4に示した部分に対応する部分には、図1乃至図4に付した符号と同じ符号を付してある。
走行中の自動車の側部に大きな衝撃力が加えられ、図示していないエアバッグセンサによって、自動車の側突が検知されたとき、図6に示したエアバッグ装置5の場合も、そのインフレータ7が作動してガスを発生し、そのガスは、ガス供給パイプ6の内部に導入される。ガス供給パイプ6に送り込まれたガスは、そのガス供給パイプ6内を通り、該ガス供給パイプ6に形成された排気孔11を通して、バッグ8の内部に供給され、これにより、バッグ8の内部の圧力が瞬時に増大してバッグ8が膨張する。このため、バッグ8は、ヘッドレスト4の開口を閉鎖していた糸を切断して、その開口を通して、図7に示すようにヘッドレスト4の外部に突出する。
このとき、バッグ8は、座席1に着座した乗員Pの頭部の窓側の側方と、その乗員Pの頭部の上方とに突出する。これにより、乗員Pの頭側部と、その乗員Pの頭部の頂部が保護される。
上述のように、図6及び図7に示した自動車のエアバッグ装置5は、車室内に配置された座席1の内部に設けられているガス供給パイプ6と、同じく座席1の内部に配置されていて、自動車の側突が検知されたとき、ガスを発生し、該ガスをガス供給パイプ6に送り込むインフレータ7と、通常は、折り畳まれて座席1の内部に格納され、インフレータ7からガス供給パイプ6にガスが送り込まれたとき、該ガス供給パイプ6から、当該ガス供給パイプ6に形成された排気孔11を通して排出されるガスを供給されて、座席1に着座した乗員Pの頭部の窓側の側方と該乗員Pの頭部の上方とに突出した状態に膨張する可撓性のバッグ8とを具備している。かかるエアバッグ装置によれば、図1乃至図5に示したエアバッグ装置と同じ効果を奏するほか、1つのバッグ8だけで、乗員の側頭部と頂部を同時に保護することができる。
しかも、本例のエアバッグ装置5においても、前方が開口したほぼコの字状断面のガイドケース19が座席の内部に配置されているので、ガスを供給されたバッグ8は、ガイドケース19に案内されて確実に前方に突出した状態に膨張する。このように、ガイドケース19は、膨張するバッグ8が、座席1に着座した乗員Pの窓側の側方と、その乗員Pの頭部の上方に向けて突出するように、そのバッグ8を案内する用をなす。
車室内に配置された座席の側面図である。 座席を仮想線で表わして、その内部に設けられたエアバッグ装置の構成を示す斜視図である。 図2のIII−III線断面図である。 図2のIV−IV線断面図である。 第1及び第2のバッグが膨張したときの様子を示す斜視図である。 エアバッグ装置の他の例を示す、図2と同様な斜視図である。 図6に示したバッグが膨張したときの様子を示す斜視図である。
符号の説明
1 座席
5 エアバッグ装置
6 ガス供給パイプ
7 インフレータ
8,9 バッグ
11,12 排気孔
19,20 ガイドケース

Claims (6)

  1. 車室内に配置された座席の内部に設けられているガス供給パイプと、同じく座席の内部に配置されていて、自動車の側突が検知されたとき、ガスを発生し、該ガスを前記ガス供給パイプに送り込むインフレータと、通常は、折り畳まれて前記座席の内部に格納され、前記インフレータから前記ガス供給パイプにガスが送り込まれたとき、該ガス供給パイプから、当該ガス供給パイプに形成された排気孔を通して排出されるガスを供給されて、座席に着座した乗員の頭部の窓側の側方に突出した状態に膨張する可撓性のバッグとを具備する自動車のエアバッグ装置。
  2. 膨張する前記バッグが、座席に着座した乗員の前記側方に向けて突出するように、該バッグを案内するガイドケースが、前記座席の内部に配置されている請求項1に記載の自動車のエアバッグ装置。
  3. 前記バッグを第1のバッグとし、前記排気孔を第1の排気孔としたとき、通常は、折り畳まれて前記座席の内部に格納され、前記インフレータから前記ガス供給パイプにガスが送り込まれたとき、該ガス供給パイプから、当該ガス供給パイプに形成された第2の排気孔を通して排出されるガスを供給されて、座席に着座した乗員の頭部の上方に突出した状態に膨張する可撓性の第2のバッグを具備する請求項1に記載の自動車のエアバッグ装置。
  4. 膨張する前記第1のバッグが、座席に着座した乗員の前記側方に向けて突出するように、該第1のバッグを案内する第1のガイドケースと、膨張する前記第2のバッグが、座席に着座した乗員の頭部の上方に向けて突出するように、該第2のバッグを案内する第2のガイドケースが、前記座席の内部に配置されている請求項3に記載の自動車のエアバッグ装置。
  5. 車室内に配置された座席の内部に設けられているガス供給パイプと、同じく座席の内部に配置されていて、自動車の側突が検知されたとき、ガスを発生し、該ガスを前記ガス供給パイプに送り込むインフレータと、通常は、折り畳まれて前記座席の内部に格納され、前記インフレータから前記ガス供給パイプにガスが送り込まれたとき、該ガス供給パイプから、当該ガス供給パイプに形成された排気孔を通して排出されるガスを供給されて、座席に着座した乗員の頭部の窓側の側方と該乗員の頭部の上方とに突出した状態に膨張する可撓性のバッグとを具備する自動車のエアバッグ装置。
  6. 膨張する前記バッグが、座席に着座した乗員の前記側方と、該乗員の頭部の上方に向けて突出するように、該バッグを案内するガイドケースが、前記座席の内部に配置されている請求項5に記載の自動車のエアバッグ装置。
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