JP2009056303A - 自動穿刺機能付穿刺装置 - Google Patents

自動穿刺機能付穿刺装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009056303A
JP2009056303A JP2008214332A JP2008214332A JP2009056303A JP 2009056303 A JP2009056303 A JP 2009056303A JP 2008214332 A JP2008214332 A JP 2008214332A JP 2008214332 A JP2008214332 A JP 2008214332A JP 2009056303 A JP2009056303 A JP 2009056303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle tube
slider
main body
sheath
operation unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008214332A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5220516B2 (ja
Inventor
Hitoshi Hiraoka
仁 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Publication of JP2009056303A publication Critical patent/JP2009056303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5220516B2 publication Critical patent/JP5220516B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B10/0233Pointed or sharp biopsy instruments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B10/0233Pointed or sharp biopsy instruments
    • A61B10/0283Pointed or sharp biopsy instruments with vacuum aspiration, e.g. caused by retractable plunger or by connected syringe
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B2010/0208Biopsy devices with actuators, e.g. with triggered spring mechanisms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/02Instruments for taking cell samples or for biopsy
    • A61B10/04Endoscopic instruments
    • A61B2010/045Needles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3417Details of tips or shafts, e.g. grooves, expandable, bendable; Multiple coaxial sliding cannulas, e.g. for dilating
    • A61B17/3421Cannulas
    • A61B2017/3443Cannulas with means for adjusting the length of a cannula
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/08Accessories or related features not otherwise provided for
    • A61B2090/0801Prevention of accidental cutting or pricking

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

【課題】自動穿刺が不用意に行われることをより確実に防ぐ。
【解決手段】中空の針管2と、針管2が挿通されたシース3と、シース3が固定された本体4と、本体4の一方の端部に摺動可能に取付けられたスライダー5と、スライダー5の一方の端部に摺動可能に取付けられ、針管2が固定された針管操作部と、針管操作部が手元側に牽引された状態を保持する牽引状態保持部材と、針管操作部が手元側に牽引された状態において、針管操作部を先端側に射出させる射出力が蓄積される射出部材と、牽引状態保持部の動作を解除して、射出力を開放し、針管操作部材を先端側に射出させる操作部と、スライダー5に設けられ、操作部を操作不能な状態に保持する保護カバー23とを備えた自動穿刺機能付穿刺装置1は、スライダー5を本体4に対して所定の位置まで摺動させて針管2の先端をシース3から露出させたときにのみ、保護カバー23による保持が解除可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、経内視鏡的に体腔内に挿入して使用される自動穿刺機能を有する穿刺装置に関する。
従来、中空の針を組織に穿刺して生検用の組織を採取する穿刺装置において、対象組織が線維化等により硬くなって穿刺しにくい場合等に、ばね等を有する自動穿刺機構に蓄積された射出力を一度に開放することによって、より高速に針を動かして自動穿刺を行うことができる自動穿刺機能付の穿刺装置が知られている。
自動穿刺機構による穿刺は高速かつ強力であるので、意図しないタイミングで作動すると、対象組織に損傷を与えるおそれがある。これを防ぐために、自動穿刺機構を作動させる操作スイッチに保護カバーを設けた穿刺装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−68732号公報
しかしながら、特許文献1に開示された穿刺装置では、手動穿刺を行う前であっても保護カバーを開けて操作スイッチを露出させることができる。従って、使用者が保護カバーを開けたまま手技を行ったりした場合は、自動穿刺機能の誤動作を完全に防ぐことができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、自動穿刺が不用意に行われることをより確実に防ぐことができる自動穿刺機能付穿刺装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、中空の針管と、前記針管が挿通された可撓性を有するシースと、前記シースの一方の端部が固定された本体と、前記本体の一方の端部に、前記本体に対して軸線方向に摺動可能に取付けられたスライダーと、前記スライダーの一方の端部に、前記スライダーに対して軸線方向に摺動可能に取付けられ、前記針管の一方の端部が固定された針管操作部と、前記針管操作部が手元側に牽引された状態を保持する牽引状態保持部材と、前記針管操作部に設けられ、前記針管操作部が手元側に牽引された状態において、前記針管操作部を先端側に射出させる射出力が蓄積される射出部材と、前記牽引状態保持部の動作を解除して、前記射出力を開放し、前記針管操作部材を先端側に射出させる操作部と、前記スライダーに設けられ、前記操作部を操作不能な状態に保持する誤動作防止部材とを備えた自動穿刺機能付穿刺装置であって、前記スライダーを前記本体に対して所定の位置まで摺動させて前記針管の先端を前記シースから露出させたときにのみ、前記誤動作防止部材による保持を解除することができる自動穿刺機能付穿刺装置である。
前記本体は、外周面に本体係合部を有し、前記スライダーには、第1端部に前記本体係合部と係合可能な係合突起を有する係合部材が取付けられており、前記誤動作防止部材の一方の端部は前記係合部材と前記スライダーとの間に進入しており、前記スライダーを前記本体に対して所定の位置まで摺動させて前記針管の先端を前記シースから露出させたときに、前記本体係合部と前記係合突起とが係合可能な位置関係となり、前記誤動作防止部材が軸線方向に摺動可能となって、前記誤動作防止部材による保持の解除が可能となるものでもよい。
前記誤動作防止部材は、前記操作部を覆う保護カバーであり、前記スライダーを前記本体に対して所定の位置まで摺動させて前記針管の先端を前記シースから露出させたときにのみ、前記保護カバーを退避させて前記操作部を操作可能に露出することができるものでもよい。
前記誤動作防止部材は、前記操作部と前記スライダーとの間に介装される介装部材であり、前記スライダーを前記本体に対して所定の位置まで摺動させて前記針管の先端を前記シースから露出させたときにのみ、前記介装部材を退避させて前記操作部を操作可能な状態にすることができるものでもよい。
前記係合部は、前記本体の軸線に対して45度以上の角度をなす斜面を有するラック歯であってもよい。
本発明の第2の態様は、中空の針管と、前記針管が挿通された可撓性を有するシースと、前記シースの一方の端部が固定された本体と、前記本体の一方の端部に、前記本体に対して軸線方向に摺動可能に取付けられたスライダーと、前記スライダーの一方の端部に、前記スライダーに対して軸線方向に摺動可能に取付けられ、前記針管の一方の端部が固定された針管操作部と、前記針管操作部が手元側に牽引された状態を保持する牽引状態保持部材と、前記針管操作部に設けられ、前記針管操作部が手元側に牽引された状態において、前記針管操作部の前端と前記スライダーの後端との間で圧縮されて前記針管操作部を先端側に射出させる射出力が蓄積される射出部材と、前記牽引状態保持部材による前記針管操作部の保持を解除して、前記射出力を開放し、前記針管操作部を先端側に射出させる操作部と、を有する自動穿刺ユニットと、前記スライダーに設けられ、前記操作部を操作不能な状態に保持する誤動作防止部材とを備えた自動穿刺機能付穿刺装置であって、前記自動穿刺ユニットに所定値以上の負荷が加えられたときに、前記スライダーの後端が破壊されて、前記射出力が開放される自動穿刺機能付穿刺装置である。
本発明の第3の態様は、中空の針管と、前記針管が挿通された可撓性を有するシースと、前記シースの一方の端部が固定された本体と、前記シースが挿通され、前記本体の第1の端部に前記本体に対して軸線方向に摺動可能に取付けられた第1スライダーと、前記本体の第2の端部に、前記本体に対して軸線方向に摺動可能に取付けられた第2スライダーと、前記第2スライダーの一方の端部に、前記第2スライダーに対して軸線方向に摺動可能に取付けられ、前記針管の一方の端部が固定された針管操作部と、前記針管操作部が手元側に牽引された状態を保持する牽引状態保持部材と、前記針管操作部に設けられ、前記針管操作部が手元側に牽引された状態において、前記針管操作部を先端側に射出させる射出力が蓄積される射出部材と、前記牽引状態保持部材による前記針管操作部の保持を解除して、前記射出力を開放し、前記針管操作部を先端側に射出させる操作部と、前記第2スライダーに設けられ、前記操作部を操作不能な状態に保持する誤動作防止部材とを備えた自動穿刺機能付穿刺装置であって、前記第1スライダーは複数の被固定部を有し、前記本体は前記被固定部と係合可能なスライダー固定部を有し、前記被固定部と前記スライダー固定部とが係合することによって、前記第1スライダーと前記本体とが所定の位置関係に固定される自動穿刺機能付穿刺装置である。
前記被固定部は、前記第1スライダーの軸線に対して45度以上の角度をなす斜面を有するラック歯であってもよい。
本発明の第4の態様は、中空の針管と、前記針管が挿通された可撓性を有するシースと、前記シースの一方の端部が固定された本体と、前記本体の一方の端部に、前記本体に対して軸線方向に摺動可能に取付けられたスライダーと、前記スライダーの一方の端部に、前記スライダーに対して軸線方向に摺動可能に取付けられ、前記針管の一方の端部が固定された針管操作部と、前記針管操作部が手元側に牽引された状態を保持する牽引状態保持部材と、前記針管操作部に設けられ、前記針管操作部が手元側に牽引された状態において、前記針管操作部を先端側に射出させる射出力が蓄積される射出部材と、前記牽引状態保持部材による前記針管操作部の保持を解除して、前記射出力を開放し、前記針管操作部を先端側に射出させる操作部と、前記スライダーに設けられ、前記操作部を操作不能な状態に保持する誤動作防止部材と、前記本体の前記一方の端部に設けられた係止部と、前記スライダーに設けられ、複数の係合突起を有する係合部材とを備えた自動穿刺機能付穿刺装置であって、前記牽引状態保持部によって前記針管操作部が手元側に牽引された状態に保持されたとき、及び前記スライダーを前記本体に対して所定の位置まで摺動させて前記針管の先端を前記シースから露出させたときに、前記係止部と前記係合突起とが係合し、前記スライダーが前記本体に対して手動で摺動可能な程度の強度で係止される自動穿刺機能付穿刺装置である。
本発明の自動穿刺機能付穿刺装置によれば、自動穿刺が不用意に行われることをより確実に防ぐことができる。
以下、本発明の第1実施形態の自動穿刺機能付穿刺装置について、図1(a)から図8(b)を参照して説明する。
図1(a)は、本実施形態の穿刺装置(自動穿刺機能付穿刺装置)1の平面図、図1(b)は、穿刺装置1の手元部分の正面図である。また、図2(a)は、穿刺装置1の正面における断面図、図2(b)は穿刺装置1の平面における断面図である。図1(a)から図2(b)に示すように、内視鏡用処置具1は、生検用の組織を採取するための中空の針管2と、針管2が挿通されたシース3と、シース3の一方の端部が固定された本体4と、本体4に取付けられたスライダー(第2スライダー)5と、スライダー5に取付けられた自動穿刺ユニット6とを備えて構成されている。
針管2は金属からなり、一定の可撓性を有する中空の部材である。針管2は、すい臓等の体内組織に一旦穿刺されてから引き抜かれることによって、内部に生検に供される棒状の組織片が採取される。
シース3は樹脂等からなる可撓性を有する管状の部材であり、図2(a)及び図2(b)に示すように内部に針管2が挿通されている。
本体4は樹脂等で形成された筒状の部材である。本体4にはシース3が挿通されており、シース3の基端3Aは、本体4の内部に取付けられたシース固定部材7に固定されている。針管2は、図示しない保護パイプに挿通されてスライダー5の方向に延びている。
本体4の外周面には、軸線方向に沿ってラック歯(本体係合部)9が設けられている。ラック歯9上には、ラック歯9と係合する係合部10Aを有するニードルアジャスター10が、ラック歯9上の任意の位置に係止可能に取付けられている。ニードルアジャスター10は、後述するように、針管2のシース3先端からの突出長を調節するために使用される。ラック歯9の延長線上の本体4の第1端部4A付近には、略台形状の係止凸部(係止部)9Aが設けられている。係止凸部9Aの働きについては後述する。
針管2の先端側の本体4の第2端部4Bには、内視鏡装置内におけるシース3の長さを調節するためのシースアジャスター(第1スライダー)11が本体4の軸線方向に一定範囲摺動可能に挿入されており、シース及び針管2はシースアジャスター11に挿通されている。シースアジャスター11は、本体4の第2端部4Bに取付けられたシースアジャスターネジ12をシースアジャスター11に向かってねじ込むことによって、本体4に対して任意の位置に固定できるように構成されている。
シースアジャスター11の先端には、穿刺装置1を内視鏡の鉗子口に取付けるための内視鏡取付け部13が設けられている。内視鏡取付け部13は、シースアジャスター11の先端に固定されたスコープ口金13Aと、スコープ口金13Aに軸線回りに回転自在に取付けられた口金ネジ13Bとから構成されている。口金ネジ13Bの内面にはネジ溝が設けられている。口金ネジ13Bはスコープ口金13Aに対して回転自在であるため、穿刺装置1を内視鏡の鉗子口に取付けた後でも、本体4又はスライダー5を回転させることによって、後述する操作スイッチ22の位置をユーザが操作しやすい位置に移動させることができる。
スライダー5は、樹脂等からなる略筒状の部材である。スライダー5の第1端部5Aには、本体4の第1端部4Aが挿入されており、スライダー5が本体4に対して軸線方向に一定範囲摺動可能となっている。
スライダー5の内部の第1端部5A側には、スライダー5を本体4に対して固定するスライダー固定部材(係合部材)14が取付けられている。スライダー固定部材14は、スライダー5の内面と本体4の外面との間に位置するように取付けられている。
スライダー固定部材14は、略板状の本体板15と、第1端部5A側の端部に設けられた第1係合部16と、第1係合部16と反対側の端部に設けられた第2係合部17とを有して構成されている。本体板15は、スライダー5の径方向内側の面15Aは平坦であるが、スライダー5の径方向外側の面15Bは、傾斜部15Cを挟んで第1係合部16側が径方向外側に向かって厚くなっており、第2係合部17側は平坦となっている。
第1係合部16及び第2係合部17には、それぞれラック歯9及び係止凸部9Aに係合可能な係合突起16A及び17Aが、スライダー5の径方向内側に向かって設けられている。図2(a)のように、スライダー5が最も本体4の第1端部4A側に摺動された状態において、係合突起16Aは係止凸部9Aに手動で摺動可能な程度に緩やかに係止されている。第1係合部16の径方向外側(すなわち係合突起16Aの反対側)には、スライダー5の内面と当接する当接突起16Bが設けられている。すなわち、スライダー固定部材14の図2(a)の上下方向における寸法は、本体板15の第2係合部17側で最も小さく、傾斜部15Cより第1係合部16側でより大きく、第1係合部16の当接突起16Bの位置において最も大きくなっている。
図3(a)は、図2(a)の自動穿刺ユニット6周辺の拡大図、図3(b)は図2(b)の自動穿刺ユニット6周辺の拡大図である。図3(a)及び図3(b)に示すように、自動穿刺ユニット6は、スライダー5の第1端部5Aと反対側の第2端部5Bに取付けられている。自動穿刺ユニット6の構成は、特開2007−68732号公報に開示された穿刺装置と基本的に同様である。すなわち、自動穿刺ユニット6は、針管2の射出時にスライダー5に設けられた当接部5Cと当接するハンマー18と、ハンマー18に対して軸線方向に摺動可能な牽引状態保持部材19と、ハンマー18及び牽引状態保持部材19が挿通されたプランジャー(針管操作部)20と、プランジャー20の外周に配置されたコイル状のバネ(射出部材)21と、自動穿刺ユニット6を作動させる操作スイッチ(操作部)22と、操作スイッチ22を覆う保護カバー(誤動作防止部材)23とを備えて構成されている。
ハンマー18は外周面にネジ山が設けられており、プランジャー20の内面に設けられたネジ溝と螺合可能となっている。第1端部5A側のハンマー18の端部には、フランジ18Aが設けられている。フランジ18Aが設けられた端部からは、2枚の側壁18Bがさらに第1端部5A側に延出しており、図2(b)に示すようにスライダー5の内部で本体4を挟み込んでいる。
牽引状態保持部材19の外周面にはネジ溝はなく、プランジャー20の内部を軸線方向に滑らかに摺動可能である。第1端部5A側の牽引状態保持部材19の端部にはフランジ19Aが設けられており、その一部は牽引状態保持凸部19Bとして、スライダー5の径方向外側に向かってさらに突出している。牽引状態保持凸部19Bは、後述するローディング状態において、操作スイッチ22と係合する。
プランジャー20は略円筒状の部材であり、プランジャー20の一方の端部はスライダー5に挿通されており、スライダー5に対して軸線方向に摺動可能になっている。プランジャー20の外周面の所定の位置にはフランジ20Aが設けられており、プランジャー20が一定の長さ以上スライダー5の内部に進入しないようになっている。
プランジャー20の他方の端部には、針管固定部材24が取付けられており、針管2の基端は、ハンマー18、牽引状態保持部材19、及びプランジャー20の内部を通って針管固定部材24の第1端部24Aに固定されている。針管固定部材24の第2端部24Bは、注射器が取付けられるように略円筒状に形成されている。針管固定部材24の第2端部24Bからは、挿入時に針管2を補強し、かつ針管2内に目的組織以外の組織が誤って進入することを防止するワイヤ状のスタイレット25が針管2に挿通されている。スタイレット25の後端は、スタイレットツマミ26に接続されており、スタイレットツマミ26は針管固定部材24の第2端部24Bに嵌合固定されている。
バネ21は、金属等からなり、プランジャー20の外面を取り巻くように配置される。バネ21を形成される部材の径は、自動穿刺に必要とされる射出力にもとづいて適宜決定されてよい。バネ21の外側には、略円筒状のバネカバー21Aが装着されている。
操作スイッチ22は、板状の部材であり、図3(a)に示すように、長手方向の中心付近が回転軸22Aによりスライダー5に支持されている。操作スイッチ22の一方の端部には、牽引状態保持部材19の牽引状態保持凸部19Bと係合可能な溝状の係止部22Bが設けられている。操作スイッチ22の他方の端部には、操作スイッチ22を、回転軸22Aを中心に図3(a)における反時計回りの方向に常時付勢するバネ27が配置されている。
保護カバー23は板状の部材であり、スライダー5に対して軸線方向に一定の範囲摺動可能に取付けられて操作スイッチ22を覆っている。保護カバー23の長さは、図2(a)に示すように一方の端部23Aが常時スライダー固定部材14とスライダー5の内面との間に進入するように設定されている。
上記のように構成された穿刺装置1の使用時の動作について、図4(a)から8(b)を参照して以下に説明する。まず、公知の手順で内視鏡を患者の体腔内に挿入し、組織を採取する対象組織又は対象臓器の付近まで進める。
ユーザはプランジャー20を手元側に引く。すると、図4(a)及び図4(b)に示すように、ハンマー18及び牽引状態保持部材19もプランジャー20とともに手元側に移動するので、牽引状態保持部材19の牽引状態保持凸部19Bを操作スイッチ22の係止部22Bに係止させてプランジャー20の牽引状態を保持する。このとき、ハンマー18の側壁18Bに挟持された本体4も手元側に向かって移動するため、針管2とシース3との位置関係は保持される。
この操作によって、スライダー5の第2端部5Bと牽引状態保持部材19のフランジ19Aとの距離が短くなり、バネ21が圧縮されて自動穿刺のための射出力がバネ21に蓄積される(以下、この状態を「ローディング状態」と称する。)。
このとき、図4(b)及び図6(a)に示すように、スライダー固定部材14の第1係合部16が本体のラック歯9と係合していないので、保護カバー23の端部23Aはスライダー固定部材14の傾斜部15Cより第1係合部16側に移動することができない。従って、保護カバー23をスライドさせて操作スイッチ22を操作可能に露出させることはできない。また、同時に本体4の係止凸部9Aがスライダー固定部材14の第2係合部17の係合突起17Aと手動で摺動可能な程度に緩やかに係合するため、ユーザにクリック感が伝達される。
次に、自動穿刺ユニット6をローディング状態にセットした穿刺装置1のシースアジャスター11を一番長く伸ばしてシース3の突出長が最も短い状態にする。そして、針管2及びシース3を内視鏡の鉗子口から作業用チャンネルに挿入し、内視鏡取付け部13を鉗子口に固定して、穿刺装置1を内視鏡に固定する。
次に、シースアジャスターネジ12を緩めてからシースアジャスター11に対して本体4をシース3の先端方向へ摺動させてシース3の突出長を調整し、内視鏡の先端からシース3を露出させる。
その後、ユーザはスタイレットツマミ26を引いてスタイレット25を抜去し、針管固定部材24の第2端部24Bに注射器(不図示)を接続して針管2の内部を陰圧にし、組織を採取しやすくする。その後、図5(a)及び図5(b)に示すように、スライダー5を本体4に対して針管2の先端方向に摺動させて針管2の先端をシース3から露出させる。必要に応じて、ニードルアジャスター10をスライダー5の摺動距離の目安として用いてもよい。
露出させた針管2の先端を用いて、対象組織等に対してまず手動での穿刺を試みる。対象組織等が線維化している等の理由で手動穿刺ができなかった場合は、ハンマー18とプランジャー20との螺合長を調節して自動穿刺時の針管2のシース3からの突出長を設定してから、自動穿刺ユニット6を作動させて自動穿刺を行う。このとき、スライダー5が針管2の先端方向に摺動されているため、図5(b)及び図6(b)に示すように、スライダー固定部材14の第1係合部16が本体4のラック歯9と係合可能な位置関係となっている。
操作スイッチ22を露出させるためにユーザが保護カバー23をスライドさせようとすると、図6(c)に示すように、端部23Aに押された第1係合部16はラック歯9間の溝の深さだけスライダー5の径方向内側に向かって移動し、係合突起16Aとラック歯9とが係合する。その結果、スライダー固定部材14とスライダー5の内面との距離が広がり、保護カバー23の端部23Aは傾斜部15Cを超えて第1係合部16付近まで移動することが可能になる。こうして、図7(a)及び図7(b)に示すように、保護カバー23をスライドして退避させ、操作スイッチ22を露出させることができる。
ユーザが操作スイッチ22のバネ27が配置された側の端部を押すと、図8(a)及び図8(b)に示すように、操作スイッチ22が回転軸22Aを中心に回転して、係止部22Bがスライダー5の径方向外側に向かって移動し、係止部22Bと牽引状態保持凸部19Bとの係合が解除される。その結果、ローディング状態が解除されてバネ21に蓄積された射出力によってハンマー18、牽引状態保持部材19、及びプランジャー20が先端方向に向かって高速で移動する。それに伴い、プランジャー20に固定された針管2も高速で対象組織等に向かって前進し、自動穿刺が行われる。
上記実施形態の穿刺装置1によれば、スライダー5を前方に摺動させて針管2の先端をシース3から露出させ、本体4のラック歯9とスライダー固定部材14の第1係合部16とが係合可能な状態にならないと、保護カバー23をスライドさせて操作スイッチ22を露出させることができない。従って、実質的には手動穿刺を行った後でないと自動穿刺ユニット6を作動させることができないので、ユーザが意図しないタイミングで自動穿刺ユニット6が作動することを防ぐことができる。
また、本体に設けられた係止凸部9Aと、スライダー固定部材の第1係合部16又は第2係合部17の係合突起16A、17Aとが、ローディング状態にセットする前後において緩やかに係合するため、意図しないタイミングで針管2の先端がシース3から突出することを防止することができる。さらに、係合時にクリック感がユーザに伝達されるため、ユーザは係合状態を容易に認識することができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図9(a)から図10(c)を参照して説明する。本実施形態の穿刺装置31と上述の穿刺装置1との異なるところは、スライダーの手元側端部の構造である。
なお、以下の各実施形態の説明においては、上述の穿刺装置1と同様の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図9(a)は、穿刺装置31の自動穿刺ユニット6周辺の平面における拡大断面図、図9(b)は正面における拡大断面図である。スライダー32の手元側の端部32Aには、バネカバー21Aの後端と当接する端面32Bが形成されている。図9(a)及び図9(b)に示すように、端面32Bのスライダー32の外周面付近には、全周にわたって切欠き32Cが設けられており、端面32Bの厚みが薄く形成されている。
本実施形態の穿刺装置31によれば、自動穿刺ユニット6を複数回作動させて、スライダー32に過剰な負荷が加えられた場合、まず切欠き32Cが設けられて強度が低下された端面32Bが破壊される。従って、バネ21に射出力が蓄積されていた場合でも、端面32Bが破壊されることによってバネ21が手元側(スタイレットツマミ26の方向)に伸びることで射出力が開放され、自動穿刺ユニット6は作動しない。これによって、スライダー32が破壊されて自動穿刺ユニット6が不用意に作動して針管2の先端が突出することを防ぐことができる。
また、プランジャー20にフランジ20Aが設けられているので、端面32Bが破壊された際に、バネ21及びバネカバー21Aはフランジ20Aに衝突する。従って、プランジャー20を操作するユーザの手や指にバネ21等が当たりにくくなり、安全に穿刺装置31を使用することができる。
本実施形態においては、切欠き32Cが端面32Bの全周にわたって形成される例を説明したが、切欠き32Cの深さを調節する等によって、切欠き32Cがスライダー32外周面付近の一部にのみ設けられてもよい。また、切欠き32Cは、スライダー32の外面に設けられてもよい。
さらに、切欠き32Cを設けるのに代えて、図10(a)から図10(c)に示す変形例のように、端面32Bをスライダー32の周方向の一部にのみ設けてもよい。このようにすると、図10(c)に示す断面図のように、左右の端面32Bのみによってバネ21及びバネカバー21Aが支持される。従って、端面32Bの強度を低下させることができ、本実施形態の穿刺装置31と同様の効果を得ることができる。
なお、どのくらいの負荷がスライダーに加えられたときに端面が破壊されるようにするかは、バネ21の強度や針管2の耐久性等を考慮して適宜決定されてよい。
次に、本発明の第3実施形態について、図11(a)から図12(b)を参照して説明する。本実施形態の穿刺装置41と上述の穿刺装置1との異なるところは、シースアジャスターを固定するための構造である。なお、図11(a)から図12(b)の各図においては、見やすくするため針管2が省略されている。
図11(a)は、穿刺装置41の先端付近の拡大断面図、図11(b)は図11AのA−A線における断面図である。穿刺装置41のシースアジャスター42の外周面には、複数の第2ラック歯(被固定部)43が軸線方向に沿って設けられている。本体44にはシースアジャスターネジに代えて、アジャスターレバー45が設けられている。一端にハンドル45Aを有するアジャスターレバー45は、本体44の端部に設けられた筒状部46に回動軸45Bによって取付けられており、一定範囲回転可能となっている。
筒状部46の底部46Aは開口しており、第2ラック歯43と係合可能なアジャスター固定部材(スライダー固定部)47がアジャスターレバー45とシースアジャスター42との間に配置されている。図11(b)に示すように、アジャスター固定部材47は、本体44の幅方向に延出する舌片47Aによって、シースアジャスター42から離間した状態で筒状部46に支持されている。
なお、本体44のラック歯48は、本体44の軸線に対して約60度の角度をなす斜面を有して設けられており、ラック歯48の厚みを保つために、各々のラック歯48の上部と、ラック歯48間の谷間に水平面48Aが設けられている。
上記のように構成された穿刺装置41の使用時の動作について説明する。図11(a)に示すように、アジャスターレバー45のハンドル45Aが上方に向いているときは、アジャスター固定部材47はシースアジャスター42から離間しているため、シースアジャスター42は本体44の軸線方向に自由に摺動することができる。
シースアジャスター42の長さを決めた後、ユーザはハンドル45Aを図12(a)に示すように回転させる。この状態において、アジャスターレバー45の下端は図11(a)に示す状態より下方に位置するため、図12(b)に断面で示すように、アジャスター固定部材47の舌片47Aが撓んでアジャスター固定部材47が下方に移動する。そして、アジャスター固定部材47とシースアジャスター42の第2ラック歯43とが係合して、シースアジャスター42が本体44に対して固定される。シースアジャスター42の長さを再度調整する場合は、ハンドル45Aを上方に回転させれば、アジャスター固定部材47とシースアジャスター42との係合が解除されてシースアジャスター42が摺動可能となる。
本実施形態の穿刺装置41によれば、アジャスターレバー45のハンドル45Aを回転操作するだけでアジャスター固定部材47とシースアジャスター42の第2ラック歯43とが係合するので、簡単な操作で確実にシースアジャスター42を本体44に対して固定することができる。従って、自動穿刺ユニット6の作動によって、穿刺装置41に大きな衝撃が加えられても、シースアジャスター42のズレ等がおきにくい穿刺装置を構成することができる。
また、本体44のラック歯48が約60度と高い角度で突出しているので、自動穿刺ユニット6によってスライダー5に強い衝撃が加えられても、ニードルアジャスター10の係合部10Aやスライダー固定部材14の係合突起16Aがラック歯48を乗り越えて前方に移動する等の事態が発生しにくい。従って、針管2の突出長を確実に制御することができる。
次に、本発明の第4実施形態について、図13(a)から図14を参照して説明する。本実施形態の穿刺装置51と上述の穿刺装置1との異なるところは、第4実施形態と同様に、シースアジャスターを固定するための構造である。なお、図13(a)から図14の各図においては、見やすくするため針管2が省略されている。
図13(a)は、穿刺装置51の先端付近の拡大断面図、図13(b)は図13(a)のC−C線における断面図である。穿刺装置51のシースアジャスター52は、第2ラック歯53が、本体54のラック歯48と反対の方向に突出するように本体54に挿入されている。本体54の端部付近には、第2ラック歯53と係合可能な係合部55Aを有する略環状のアジャスター固定部材55が配置されており、シースアジャスター52はアジャスター固定部材55に挿通されている。
アジャスター固定部材55が配置された部分の本体54の外周面には略円筒状の筒状部56が設けられており、筒状部56の内部にはボタン57が配置されている。ボタン57と筒状部56の底面との間にはバネ58が配置されており、ボタン57が常時本体54の径方向外側に付勢されている。ボタン57の下端は筒状部56の底面及びアジャスター固定部材55を貫通して、アジャスター固定部材55を係止している。
図13(a)に示すボタン57を押す前の状態においては、ボタン57がバネ58によって上方に付勢されているため、図13(b)に断面で示すように、ボタン57に係止されたアジャスター固定部材55も同様に上方に引き上げられている。このとき、アジャスター固定部材55の係合部55Aとシースアジャスター52の第2ラック歯53とが係合するため、シースアジャスター52と本体54との位置関係が固定される。
シースアジャスター52の本体54からの突出長を調整する場合は、ボタン57を押し込む。するとボタン57に係止されたアジャスター固定部材55が図13(a)における下方に移動し、係合部55Aと第2ラック歯53との係合が解除されるため、シースアジャスター52が本体54に対して自由に摺動できるようになる。
本実施形態の穿刺装置51においても、第3実施形態の穿刺装置41同様、簡単な操作で確実にシースアジャスター52を本体54に対して固定することができる。
シースアジャスターを本体に対して固定するための固定構造は、上述の第3及び第4実施形態の構造に限られない。例えば、図14に示す変形例のように、シースアジャスター59に、軸線方向に一定間隔で固定用の凹部(被固定部)60を設け、下端に凹部60と嵌合する嵌合部(スライダー固定部)61Aを有するシースアジャスターネジ61を本体62に取付けてもほぼ同様の効果が得られる。
次に本発明の第5実施形態の穿刺装置71について、図15(a)から図16を参照して説明する。本実施形態の穿刺装置71と上述の第1実施形態の穿刺装置1との異なるところは、保護カバーに代えて、ストッパーが配置されている点である。
図15(a)は穿刺装置71の自動穿刺ユニット72周辺の平面における拡大断面図、図15(b)は正面における拡大断面図である。図15(b)に示すように、穿刺装置71の操作スイッチ73は、第1実施形態の操作スイッチ22と同様に、回転軸73Aによってスライダー74に支持されている。操作スイッチ73の先端側の端部73Bと自動穿刺ユニット72との間には、操作スイッチ73の誤動作を防止するストッパー(誤動作防止部材、介装部材)75の一方の端部75Aが介装されている。ストッパー75は板状の部材であり、スライダー74の軸線方向に摺動可能にスライダー74に取付けられている。ストッパー75の他方の端部75Bは、第1実施形態の保護カバー23の端部23Aと同様に、常時スライダー固定部材14とスライダー74の内面との間に進入している。
自動穿刺ユニット72の牽引状態保持部材76の牽引状態保持凸部76Aは、フランジ76Bから手元側に延出する牽引状態保持舌片76Cの先端に設けられている。即ち、牽引状態保持凸部76Aは、フランジ76Bよりもスライダー74の後端側に位置している。
上記のように構成された穿刺装置71の使用時の動作について説明する。
ユーザがスライダー74を前方に摺動して本体4のラック歯9とスライダー固定部材14の第1係合部16とが係合可能な位置関係となるまでは、ストッパー75は、第1実施形態の保護カバー23と同様にスライダー固定部材14に阻まれて前方に摺動できない。従って、ストッパー75の端部75Aを操作スイッチ73の先端側の端部73Bと自動穿刺ユニット72との間から退避させることができない。従って、端部73Bを押すことができず、自動穿刺ユニット72を作動させることはできない。
図16は、自動穿刺ユニット72がローディング状態となり、かつスライダー74が前方に摺動された状態を示す図である。穿刺装置71においては、牽引状態保持部材76の牽引状態保持凸部76Aが操作スイッチ73の後端側の端部73Cと係合されてプランジャー20の牽引状態が保持される。
この状態においては、本体4のラック歯9とスライダー固定部材14の第1係合部16とが係合可能な位置関係となっている。従って、ストッパー75の端部75Aが第1係合部16付近まで摺動可能であり、図16に示すようにストッパー75をスライドさせて操作スイッチ73と自動穿刺ユニット72との間から退避させることができる。
ストッパー75を退避させた後、ユーザが操作スイッチ73の端部73Bを押すと、操作スイッチは回転軸73Aを中心に回転する。それに伴って端部73Cが上方に向かって移動し、端部73Cと牽引状態保持凸部76Aとの係合が解除される。このようにして針管2が射出されて自動穿刺が行われる。
本実施形態の穿刺装置71によれば、スライダー74を前方に摺動させて針管2の先端がシース3から露出された状態にならないと、ストッパー75を操作スイッチ73の下方から退避させることができない。従って、第1実施形態と同様に、実質的には手動穿刺を行った後でないと自動穿刺ユニット72を作動させることができないので、ユーザが意図しないタイミングで自動穿刺ユニット72が作動することを防ぐことができる。
続いて、本発明の第6実施形態について、図17(a)及び図17(b)を参照して説明する。本実施形態の穿刺装置81と上述の穿刺装置1との異なるところは、内視鏡取付け部の構造である。
図17(a)は穿刺装置81の内視鏡取付け部82の拡大断面図である。本実施形態のスコープ口金83には軸線方向中間の位置にフランジ83Aが設けられている。口金ネジ84は、ネジ溝を有する先端側の第1部材84Aと後端側の84Bとからなり、第1部材84Aと第2部材84Bとでフランジ83Aを挟むように、スコープ口金83に対して回転自在に取付けられている。フランジ83Aと第2部材84Bとの間には、板バネ85が配置されており、スコープ口金83が先端方向に向かって付勢されている。
内視鏡取付け部82を内視鏡の鉗子口100に取付けたときには、スコープ口金83は、図17(a)に示すように板バネ85によって鉗子口100に向かって付勢されて密着する。
本実施形態の穿刺装置81によれば、板バネ85の付勢力によって鉗子口100とスコープ口金83との密着状態が確保されるので、より良好な状態で内視鏡に取付けることができる。
また、板バネ85によって、スコープ口金83のフランジ83Aが常に口金ネジ84の第1部材84Aに当接されるので、内視鏡に取付けた際のガタつき等を抑制することができる。
なお、本実施形態では、板バネ85が配置される例を説明したが、図17(b)に示す変形例のように、板バネ85に代えてコイルバネ86を配置しても同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
例えば、上述の各実施形態においては、シースアジャスター及びスライダーがそれぞれ本体に対して軸線方向に一定の範囲摺動可能に構成されている例を説明したが、本発明はこれには限定されない。例えば、図18(a)及び図18(b)に示す変形例のように、シースアジャスター90が本体91の内部にほぼ完全に収納され、本体91がスライダー92の内部にほぼ完全に収納されるように穿刺装置を構成してもよい。
また、穿刺装置の対象組織や器官も上述の実施例のすい臓には限定されない。本発明は線維化等によって組織採取が困難となりうるあらゆる組織又は器官に対する手技に適用することができる。
この他、本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付のクレームの範囲によってのみ限定される。
(a)は、本発明の第1実施形態の穿刺装置の平面図、(b)は、同穿刺装置の手元部分の正面図である。 (a)は、同穿刺装置の正面における断面図、(b)は同穿刺装置の平面における断面図である。 (a)は、図2(a)の自動穿刺ユニット周辺の拡大図、(b)は図2(b)の自動穿刺ユニット周辺の拡大図である。 (a)は、同穿刺装置の自動穿刺ユニットをローディング状態にセットした状態を示す平面における断面図、(b)は同状態を示す正面における断面図である。 (a)は、同穿刺装置の手動穿刺時の状態を示す平面における断面図、(b)は同状態を示す正面における断面図である。 (a)から(c)は、同穿刺装置の本体、スライダー固定部材、及び保護カバーの連動の態様を示す図である。 (a)は、同穿刺装置の保護カバーをスライドさせた状態を示す平面における断面図、(b)は同状態を示す正面における断面図である。 (a)は、同穿刺装置の自動穿刺ユニットを作動させた状態を示す平面における断面図、(b)は同状態を示す正面における断面図である。 (a)は、本発明の第2実施形態の穿刺装置の自動穿刺ユニット6周辺の平面における拡大断面図、(b)は正面における拡大断面図である。 (a)は、同穿刺装置の変形例の自動穿刺ユニット6周辺の平面における拡大断面図、(b)は正面における拡大断面図、(c)は(b)のX−X線における断面図である。 (a)は、本発明の第3実施形態の穿刺装置の先端付近の拡大断面図、(b)は(a)のA−A線における断面図である。 (a)は、同穿刺装置のシースアジャスターを本体に対して固定した状態の拡大断面図、(b)は(a)のB−B線における断面図である。 (a)は、本発明の第4実施形態の穿刺装置の先端付近の拡大断面図、(b)は(a)のC−C線における断面図である。 同穿刺装置の変形例の先端付近の拡大断面図である。 (a)は本発明の第5実施形態の穿刺装置の自動穿刺ユニット周辺の平面における拡大断面図、(b)は正面における拡大断面図である。 同穿刺装置の自動穿刺ユニットがローディング状態となり、かつスライダーが前方に摺動された状態を示す断面図である。 (a)は本発明の第6実施形態の穿刺装置の内視鏡取付け部の拡大断面図、(b)は同穿刺装置の変形例の内視鏡取付け部の拡大断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の変形例の穿刺装置を示す図である。
符号の説明
1、31、41、51、71、81 自動穿刺機能付穿刺装置
2 針管
3 シース
4、44、91 本体
5、32 スライダー(第2スライダー)
6 自動穿刺ユニット
9 ラック歯(本体係合部)
9A 係止凸部(係止部)
14 スライダー固定部材(係合部材)
16A、17A 係合突起
19 牽引状態保持部材
22 プランジャー(針管操作部)
21 バネ(射出部材)
22、73 操作スイッチ(操作部)
23 保護カバー(誤動作防止部材)
42、52、59 シースアジャスター(第1スライダー)
43、53 第2ラック歯(被固定部)
47、55 アジャスター固定部材(スライダー固定部)
60 凹部(被固定部)
61A 嵌合部(スライダー固定部)
75 ストッパー(誤動作防止部材、介装部材)

Claims (9)

  1. 中空の針管と、
    前記針管が挿通された可撓性を有するシースと、
    前記シースの一方の端部が固定された本体と、
    前記本体の一方の端部に、前記本体に対して軸線方向に摺動可能に取付けられたスライダーと、
    前記スライダーの一方の端部に、前記スライダーに対して軸線方向に摺動可能に取付けられ、前記針管の一方の端部が固定された針管操作部と、
    前記針管操作部が手元側に牽引された状態を保持する牽引状態保持部材と、
    前記針管操作部に設けられ、前記針管操作部が手元側に牽引された状態において、前記針管操作部を先端側に射出させる射出力が蓄積される射出部材と、
    前記牽引状態保持部の動作を解除して、前記射出力を開放し、前記針管操作部材を先端側に射出させる操作部と、
    前記スライダーに設けられ、前記操作部を操作不能な状態に保持する誤動作防止部材と、
    を備えた自動穿刺機能付穿刺装置であって、
    前記スライダーを前記本体に対して所定の位置まで摺動させて前記針管の先端を前記シースから露出させたときにのみ、前記誤動作防止部材による保持を解除することができる。
  2. 請求項1に記載の自動穿刺機能付穿刺装置であって、
    前記本体は、外周面に本体係合部を有し、
    前記スライダーには、第1端部に前記本体係合部と係合可能な係合突起を有する係合部材が取付けられており、
    前記誤動作防止部材の一方の端部は前記係合部材と前記スライダーとの間に進入しており、
    前記スライダーを前記本体に対して所定の位置まで摺動させて前記針管の先端を前記シースから露出させたときに、前記本体係合部と前記係合突起とが係合可能な位置関係となり、前記誤動作防止部材が軸線方向に摺動可能となって、前記誤動作防止部材による保持の解除が可能となる。
  3. 請求項1又は2に記載の自動穿刺機能付穿刺装置であって、
    前記誤動作防止部材は、前記操作部を覆う保護カバーであり、前記スライダーを前記本体に対して所定の位置まで摺動させて前記針管の先端を前記シースから露出させたときにのみ、前記保護カバーを退避させて前記操作部を操作可能に露出することができる。
  4. 請求項1又は2に記載の自動穿刺機能付穿刺装置であって、
    前記誤動作防止部材は、前記操作部と前記スライダーとの間に介装される介装部材であり、前記スライダーを前記本体に対して所定の位置まで摺動させて前記針管の先端を前記シースから露出させたときにのみ、前記介装部材を退避させて前記操作部を操作可能な状態にすることができる。
  5. 請求項4に記載の自動穿刺機能付穿刺装置であって、前記本体係合部は、前記本体の軸線に対して45度以上の角度をなす斜面を有するラック歯である。
  6. 中空の針管と、
    前記針管が挿通された可撓性を有するシースと、
    前記シースの一方の端部が固定された本体と、
    前記本体の一方の端部に、前記本体に対して軸線方向に摺動可能に取付けられたスライダーと、
    前記スライダーの一方の端部に、前記スライダーに対して軸線方向に摺動可能に取付けられ、
    前記針管の一方の端部が固定された針管操作部と、
    前記針管操作部が手元側に牽引された状態を保持する牽引状態保持部材と、
    前記針管操作部に設けられ、前記針管操作部が手元側に牽引された状態において、前記針管操作部の前端と前記スライダーの後端との間で圧縮されて前記針管操作部を先端側に射出させる射出力が蓄積される射出部材と、
    前記牽引状態保持部材による前記針管操作部の保持を解除して、前記射出力を開放し、前記針管操作部を先端側に射出させる操作部と、
    を有する自動穿刺ユニットと、
    前記スライダーに設けられ、前記操作部を操作不能な状態に保持する誤動作防止部材と、
    を備えた自動穿刺機能付穿刺装置であって、
    前記自動穿刺ユニットに所定値以上の負荷が加えられたときに、前記スライダーの後端が破壊されて、前記射出力が開放される。
  7. 中空の針管と、
    前記針管が挿通された可撓性を有するシースと、
    前記シースの一方の端部が固定された本体と、
    前記シースが挿通され、前記本体の第1の端部に前記本体に対して軸線方向に摺動可能に取付けられた第1スライダーと、
    前記本体の第2の端部に、前記本体に対して軸線方向に摺動可能に取付けられた第2スライダーと、
    前記第2スライダーの一方の端部に、前記第2スライダーに対して軸線方向に摺動可能に取付けられ、前記針管の一方の端部が固定された針管操作部と、
    前記針管操作部が手元側に牽引された状態を保持する牽引状態保持部材と、
    前記針管操作部に設けられ、前記針管操作部が手元側に牽引された状態において、前記針管操作部を先端側に射出させる射出力が蓄積される射出部材と、
    前記牽引状態保持部材による前記針管操作部の保持を解除して、前記射出力を開放し、前記針管操作部を先端側に射出させる操作部と、
    前記第2スライダーに設けられ、前記操作部を操作不能な状態に保持する誤動作防止部材と、
    を備えた自動穿刺機能付穿刺装置であって、
    前記第1スライダーは複数の被固定部を有し、
    前記本体は前記被固定部と係合可能なスライダー固定部を有し、
    前記被固定部と前記スライダー固定部とが係合することによって、前記第1スライダーと前記本体とが所定の位置関係に固定される。
  8. 請求項7に記載の自動穿刺機能付穿刺装置であって、前記被固定部は、前記第1スライダーの軸線に対して45度以上の角度をなす斜面を有するラック歯である。
  9. 中空の針管と、
    前記針管が挿通された可撓性を有するシースと、
    前記シースの一方の端部が固定された本体と、
    前記本体の一方の端部に、前記本体に対して軸線方向に摺動可能に取付けられたスライダーと、
    前記スライダーの一方の端部に、前記スライダーに対して軸線方向に摺動可能に取付けられ、前記針管の一方の端部が固定された針管操作部と、
    前記針管操作部が手元側に牽引された状態を保持する牽引状態保持部材と、
    前記針管操作部に設けられ、前記針管操作部が手元側に牽引された状態において、前記針管操作部を先端側に射出させる射出力が蓄積される射出部材と、
    前記牽引状態保持部材による前記針管操作部の保持を解除して、前記射出力を開放し、前記針管操作部を先端側に射出させる操作部と、
    前記スライダーに設けられ、前記操作部を操作不能な状態に保持する誤動作防止部材と、
    前記本体の前記一方の端部に設けられた係止部と、
    前記スライダーに設けられ、複数の係合突起を有する係合部材と、
    を備えた自動穿刺機能付穿刺装置であって、
    前記牽引状態保持部によって前記針管操作部が手元側に牽引された状態に保持されたとき、及び前記スライダーを前記本体に対して所定の位置まで摺動させて前記針管の先端を前記シースから露出させたときに、前記係止部と前記係合突起とが係合し、前記スライダーが前記本体に対して手動で摺動可能な程度の強度で係止される。
JP2008214332A 2007-08-29 2008-08-22 自動穿刺機能付穿刺装置 Expired - Fee Related JP5220516B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/846,934 US9155526B2 (en) 2007-08-29 2007-08-29 Puncture apparatus with automatic puncture function
US11/846,934 2007-08-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009056303A true JP2009056303A (ja) 2009-03-19
JP5220516B2 JP5220516B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=40028994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008214332A Expired - Fee Related JP5220516B2 (ja) 2007-08-29 2008-08-22 自動穿刺機能付穿刺装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9155526B2 (ja)
EP (2) EP2363074B1 (ja)
JP (1) JP5220516B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013538099A (ja) * 2010-09-07 2013-10-10 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド 内視鏡的超音波細針吸引デバイス
JPWO2016002835A1 (ja) * 2014-07-03 2017-04-27 オリンパス株式会社 医療用穿刺装置
JP2018525180A (ja) * 2015-06-19 2018-09-06 スターメド カンパニー リミテッド 施術装置

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100274085A1 (en) * 2007-12-28 2010-10-28 John Mugan Exchangeable guide-wire with balloon for foreign body extraction
US11298113B2 (en) 2008-10-01 2022-04-12 Covidien Lp Device for needle biopsy with integrated needle protection
US9782565B2 (en) 2008-10-01 2017-10-10 Covidien Lp Endoscopic ultrasound-guided biliary access system
US8968210B2 (en) 2008-10-01 2015-03-03 Covidien LLP Device for needle biopsy with integrated needle protection
US9332973B2 (en) * 2008-10-01 2016-05-10 Covidien Lp Needle biopsy device with exchangeable needle and integrated needle protection
US9186128B2 (en) 2008-10-01 2015-11-17 Covidien Lp Needle biopsy device
US8597242B2 (en) * 2010-02-02 2013-12-03 Medi-Globe Gmbh Apparatus and method for establishing the penetration depth of a sliding part of a medical handpiece
AU2014221219B2 (en) * 2010-09-07 2015-10-29 Boston Scientific Scimed, Inc. Endoscopic ultrasound fine needle aspiration device
WO2014150682A1 (en) 2013-03-15 2014-09-25 GYRUS ACMI, INC. (d/b/a OLYMPUS SURGICAL TECHNOLOGIES AMERICA) Combination electrosurgical device
EP2945557B1 (en) 2013-03-15 2017-01-11 Gyrus Acmi, Inc. Combination electrosurgical device
CN105286992B (zh) 2013-03-15 2017-10-17 捷锐士阿希迈公司(以奥林巴斯美国外科技术名义) 组合电外科手术装置
EP2967719B1 (en) 2013-03-15 2017-07-12 Gyrus Acmi Inc. Electrosurgical instrument
CN105142556B (zh) 2013-03-15 2019-01-08 捷锐士阿希迈公司(以奥林巴斯美国外科技术名义) 偏置手术钳
JP5797361B1 (ja) * 2013-11-21 2015-10-21 オリンパス株式会社 内視鏡処置具
WO2016028882A1 (en) 2014-08-20 2016-02-25 GYRUS ACMI, INC. (d/b/a OLYMPUS SURGICAL TECHNOLOGIES AMERICA) Multi-mode combination electrosurgical device
WO2016153630A1 (en) 2015-03-23 2016-09-29 GYRUS ACMI, INC. (d/b/a OLYMPUS SURGICAL TECHNOLOGIES AMERICA) Medical forceps with vessel transection capability
CN105342673A (zh) * 2015-09-30 2016-02-24 镇江市中西医结合医院 一种宫外孕包块冲击穿刺装置
KR102246738B1 (ko) * 2018-11-22 2021-04-30 주식회사 파인메딕스 의료기기
US11957408B2 (en) 2020-01-06 2024-04-16 Boston Scientific Medical Device Limited Medical device locking assemblies and methods of using the same
CN113243942B (zh) * 2021-04-30 2022-10-14 重庆西山科技股份有限公司 模式可调的活检系统
CN114176735B (zh) * 2022-01-11 2022-09-02 朗开智航国际医疗科技(北京)有限公司 一种多角度可实时定位穿刺针

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07143992A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Terumo Corp 穿刺針組立体
JPH07222735A (ja) * 1994-02-03 1995-08-22 Bayer Corp 自動激発準備機能を備えた穿刺装置
JPH0975351A (ja) * 1995-09-07 1997-03-25 Tasuku:Kk 生検装置
JPH11503643A (ja) * 1995-04-17 1999-03-30 エム ディー シー インベストメント ホールディングス インコーポレイテッド 点滴カテーテル差込み用安全スタイレット
JP2001037765A (ja) * 1999-08-03 2001-02-13 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用穿刺針操作補助器具
WO2007029713A1 (ja) * 2005-09-06 2007-03-15 Olympus Medical Systems Corp. 組織生検針装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL169210B1 (pl) * 1992-08-03 1996-06-28 Przed Zagraniczne Htl Przyrzad do nakluwania PL
US5551442A (en) * 1994-05-17 1996-09-03 Ryder International Corporation Activation arrangement with safety lock-out for tissue sampling instrument
EP1075850B1 (en) 1995-04-17 2004-09-01 MDC Investment Holding, Inc. Apparatus for intravenous catheter insertion
US5702344A (en) 1995-05-30 1997-12-30 University Of Washington Safe endoscopic accessory
US5779647A (en) 1995-06-07 1998-07-14 Chau; Sonny Automated biopsy instruments
US5741288A (en) * 1996-06-27 1998-04-21 Chemtrak, Inc. Re-armable single-user safety finger stick device having reset for multiple use by a single patient
JP3631403B2 (ja) 1999-10-28 2005-03-23 オリンパス株式会社 穿刺針システム
WO2003026509A2 (en) 2001-09-20 2003-04-03 The Government Of The United States Of America, Asrepresented By The Secretary Of The Department Of Health And Human Services Tissue-sampling instrument and methods of use
US20050273057A1 (en) 2004-04-26 2005-12-08 Sergey Popov Catheter insertion apparatus with a needle tip protective system
US8663221B2 (en) * 2007-06-08 2014-03-04 Olympus Medical Systems Corp. Endoscopic treatment tool

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07143992A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Terumo Corp 穿刺針組立体
JPH07222735A (ja) * 1994-02-03 1995-08-22 Bayer Corp 自動激発準備機能を備えた穿刺装置
JPH11503643A (ja) * 1995-04-17 1999-03-30 エム ディー シー インベストメント ホールディングス インコーポレイテッド 点滴カテーテル差込み用安全スタイレット
JPH0975351A (ja) * 1995-09-07 1997-03-25 Tasuku:Kk 生検装置
JP2001037765A (ja) * 1999-08-03 2001-02-13 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡用穿刺針操作補助器具
WO2007029713A1 (ja) * 2005-09-06 2007-03-15 Olympus Medical Systems Corp. 組織生検針装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013538099A (ja) * 2010-09-07 2013-10-10 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド 内視鏡的超音波細針吸引デバイス
JP2016104205A (ja) * 2010-09-07 2016-06-09 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. 内視鏡的超音波細針吸引デバイス
US9788707B2 (en) 2010-09-07 2017-10-17 Boston Scientific Scimed, Inc. Endoscopic ultrasound fine needle aspiration device
JPWO2016002835A1 (ja) * 2014-07-03 2017-04-27 オリンパス株式会社 医療用穿刺装置
JP2018525180A (ja) * 2015-06-19 2018-09-06 スターメド カンパニー リミテッド 施術装置
US10595833B2 (en) 2015-06-19 2020-03-24 Starmed Co., Ltd. Surgical device

Also Published As

Publication number Publication date
US9155526B2 (en) 2015-10-13
EP2363074A1 (en) 2011-09-07
EP2030574A2 (en) 2009-03-04
EP2363074A8 (en) 2011-11-02
EP2030574A3 (en) 2009-08-26
EP2363074B1 (en) 2013-03-06
JP5220516B2 (ja) 2013-06-26
EP2030574B1 (en) 2012-03-21
US20090062830A1 (en) 2009-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5220516B2 (ja) 自動穿刺機能付穿刺装置
JP5074397B2 (ja) 針のカバーアセンブリ及び針先アセンブリと共に使用する把持リング
EP1923003B1 (en) Tissue biopsy needle device
JP4481880B2 (ja) ステント留置装置
KR101519396B1 (ko) 주사기 캐리어용 체결 메커니즘을 갖는 주사 디바이스
JP4364908B2 (ja) バイオプシー針装置
CN107106787B (zh) 可缩回针组件
JP2009506816A5 (ja)
WO2006118224A1 (ja) 穿刺具、及び穿刺針カートリッジ
WO2005072621A1 (en) Biopsy needle device
JP4536590B2 (ja) 穿刺具
JP2016539741A (ja) 投与量選択可能注射装置
JP5363456B2 (ja) 穿刺装置
KR102564150B1 (ko) 활성화 방지 캡 조립체
US20090093832A1 (en) Lancet device
JP6562330B2 (ja) 内視鏡用処置具
US10010281B2 (en) Puncture instrument, puncture needle cartridge mounted in puncture instrument, and method for using puncture instrument and puncture needle cartridge
WO2004043258A1 (ja) 穿刺具
JP6059497B2 (ja) 針組立体
JP2011056010A (ja) 留置針組立体
JP7462658B2 (ja) 非整列カニューレを備える医療装置
JP5373325B2 (ja) 留置針
US9226700B2 (en) Detection element for determining the position of a lancet element in a lancing device
JP2014138896A (ja) ディスポーザブル型穿刺器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130306

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5220516

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees