JP6059497B2 - 針組立体 - Google Patents

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本発明は、医療用の針組立体に関し、特に穿刺の過程およびその後において針本体が遮蔽され続ける針組立体に関する。
輸液や透析を行う目的で患者の体にカテーテルが導入されることがあるが、カテーテルの導入のために針組立体がしばしば利用される。その使用後において、針組立体の針には患者の血液ないし体液が付着しており、これは稀にHIVや肝炎等のウイルスに汚染されている。それゆえ医療用の針には感染症を媒介する潜在的な疑いがある。
医療従事者が誤って汚染された針に触れることによる感染を防止するべく、使用後においてボタン操作により簡便に針を内部に収納する針組立体が提案されている。特許文献1は、関連する技術を開示している。
特開2007−296022号
上述の技術によれば、針を患者に穿刺した直後より針を内部に収納して回収するまで、針は遮蔽された状態に維持され続けるので、感染の機会は著しく減じられる。ところがかかる技術によっても、針組立体から血液が漏洩するリスクを皆無にし難いことが、ごく最近になり明らかとなってきた。本発明はかかる課題に鑑みて為されたものである。
血管ないし体腔にカテーテルを導入するための針組立体は、前端と後端とを有し、前記カテーテルを前記前端より前方に支持する首部を備えたハンドルと、穿刺により前記カテーテルを案内する針と、前記針に固定され、前記ハンドルに摺動可能に嵌合し、前記針を前記ハンドルから露出せしめる第1の位置と前記針を前記ハンドル内に格納する第2の位置との間で移動可能な針ハブと、前記針ハブを前記第1の位置に一時的に留め置く留置手段と、前記ハンドルに結合し、前記前端より前方に突出して前記針を部分的に遮蔽する遮蔽体と、を備え、前記首部は前記遮蔽体と係合するべく構成された鉤爪を備え、前記遮蔽体は前記鉤爪と係合することにより位置決めされている。
血液が針組立体から漏洩するリスクを減じることができる。
本発明の一実施形態による針組立体の斜視図である。 前記針組立体の縦断面図である。 内筒の斜視図である。 図3のIV−IV線から取られた内筒の横断面図である。 図2のV−V線から取られた針ハブの横断面およびボタンの側面を表す図である。 針ハブの横断面およびボタンの側面であって、ボタンが押下された状態を表す図である。 前記針組立体の縦断面であって、針がハンドル内に収納された状態を表す図である。 遮蔽体の斜視図である。 ボタンを押下する直前の状態の針組立体の斜視図である。
前述の先行技術による針組立体において、血液の漏洩がどのような経緯により生ずるのか、あるいは何れの機会に起こるのかは、必ずしも明らかでなかった。そこで手技の過程を詳細に観察したところ、ボタン操作の直前の状態に問題があることが新たに見出された。すなわち、針先が血管または体腔に導入された後、カテーテルのみをさらに血管または体腔内へと送る。このときカテーテル後端と針組立体前端との間にある程度の間隙が生じている。しかる後に医療従事者はボタン操作を行って針を後退させる。後退する針の運動は比較的に勢いがあるので、ごく稀な確率のもとに血液が後方ないし側方に飛散してかかる間隙から漏洩していたのである。血液の漏洩にかかる経緯が介在することは、本発明の以前において明確に把握されていなかったのであり、すなわち本発明は、課題の根源を特定してその解決を図ったことに基づくものである。
添付の図面を参照して以下に本発明の幾つかの例示的な実施形態を説明する。なお本明細書および添付の特許請求の範囲を通じて、特段の説明がなければ針先に近い側(図2において左方)を前方とし、針先から遠い側(図2において右方)を後方とする。
図1を参照するに、針組立体1は、概して、ハンドル3と、ハンドル3の前端に係合した遮蔽体8と、穿刺のための針9と、針9に被せられたカテーテル7と、よりなる。また針9を後退させるためのボタン19が、その頭をハンドル3の側面から露出させている。
図2を図1と組み合わせて参照するに、針9はハンドル3に摺動可能に嵌合した針ハブ11に固定されており、針ハブ11はハンドル3内をその前端付近から後端付近まで移動可能である。穿刺の際には図示のごとく針ハブ11をハンドル3の首部6付近に位置せしめて、針9をハンドル3の前端から前方へ露出せしめる(第1の位置)。一方、図7のごとく針ハブ11が後端付近まで後退したときには、針9の全体がハンドル3内に格納される(第2の位置)。
ハンドル3の全体は、例えば中空の円筒であって、内部の空洞27は針9および針ハブ11を格納するに十分な長さを有する。ハンドル3の後端は、これと別体の、あるいは一体の、キャップ33で閉塞してもよい。
ハンドル3は、外筒と、これに同軸に固定された内筒5とにより構成することができ、外筒と内筒との間に逆血を受容するフラッシュチャンバ13を確保してもよい。また逆血を針9からフラッシュチャンバ13へ導くべく、針ハブ11は連通路15,21を備え、内筒5はこれと連通可能な連通路23を備えても良い。穿刺の際に針9を通って逆血をフラッシュチャンバ13に導くことにより、針9の先端が血管ないし体腔中に達したことを医療従事者に知らせることができる。
フラッシュチャンバ13は、血液の逆流に必要な容積(針9の先端が血管を捉え続けていることを確認するに十分な容積)になっている。
ここで、血液の逆流に必要な容積についてより詳しく説明する。フラッシュチャンバ13の容積が小さい場合であっても血液の逆流、すなわち、血管内から針9やフラッシュチャンバ13への血液の流出は生じる。しかし、針9を血管に正しく刺したつもりでも針9の先端が血管を通過して血管の外側に突き出てしまう場合がごく稀にある。この場合、血液は一時的に逆流するが、その後の血液の逆流はすぐに停止する。フラッシュチャンバ13の容積が小さすぎると、容積が小さいがゆえに血液の逆流が止まったのか、針9の先端が血管の外の突き出たがゆえに血液の逆流が止まったのかを判別することが難しい。
したがって、針9を血管に刺した後に針9の先端が血管内に留まっているか否かを判断するには、フラッシュチャンバ13がある程度の容積、すなわち、血液の逆流に必要な適宜の容積を備えている必要がある。一方、取り扱いや保管の便宜、あるいは製作の便宜のためには、フラッシュチャンバ13の容積は大きすぎないほうが有利である。
図3,4を参照するに、内筒5は、その前端から後端に向けて延びるが後端には達しない一対のリブ35A,35Bを備えてもよい。リブ35A,35Bの径方向外側の端は、好ましくは外筒の内周に接する。またリブ35A,35Bは、例えば互いに軸対称であって連通孔23から軸周りに90°離れた位置にできるが、必ずしもこれに限られない。このようなリブ35A,35Bはフラッシュチャンバ13を第1のチャンバ13Aと第2のチャンバ13Bに仕切り、且つハンドル3の後方においてこれらのチャンバ13A,13Bは互いに連通する。連通孔21,23より流入した血液は、まず第1のチャンバ13Aに流入し、次いで第2のチャンバ13Bに流入する。使用者から見て第1のチャンバ13Aのほうが観察し易いので、かかる構成は逆血の観察の便宜を図るに有利であり、逆血が多いときには第2のチャンバ13Bにも血液を収容させる。
図1,2に戻るに、針ハブ11は、例えばほぼ円筒であって、上述のごとく連通路が設けられる場合には、その内部は連通路の一部たる空洞15であり、またその側面にも空洞15と連通した連通路21が設けられる。針ハブ11の後端において、空洞15はキャップ25により閉塞されるが、あるいはキャップ25は針ハブ11と一体であってもよい。またキャップ25は、後退の際の衝撃を緩和するべく、粘弾性体のごとき緩衝材であってもよい。
針ハブ11の外形は、好ましくは第1の位置にあるときにハンドル3の(内筒5の)内周に密着するよう寸法づけられており、またこのとき連通路21,23は整列して互いに連通するように位置している。かかる密着および連通路の位置関係は、血液が連通路21から連通路23に流入するときに連通路外に漏洩することを効果的に防止する。またかかる密着は後述の留置手段の一部をなす。さらに好ましくは、針ハブ11の外形をその前端に向かって僅かにテーパとなし、ハンドル3の内周はこれに対応した円錐形状であってもよい。これは楔効果により相互の密着を確実にする。
また好ましくは、第1の位置にある針ハブ11に嵌合するように、ハンドル3はパッキン29を備える。さらに好ましくは、パッキン29は連通路21,23より前方であってボタン19より後方に設ける。パッキン29も血液の漏洩を防止することに寄与する。
好ましくはハンドル3および針ハブ11の一部または全体は、半透明ないし透明な素材よりなる。そのような素材としてはポリカーボネートが例示できるが、これに限られない。半透明ないし透明なハンドル3および針ハブ11は、逆血の観察を容易にする。
前述のごとくハンドル3にフラッシュチャンバ13が設けられる場合、フラッシュチャンバ13の内部を外部と連絡するように、一またはそれ以上のフィルタ31を設けてもよい。そのうちの一は、例えば図示のごとく内筒5の外周であって外筒3の後端に設けられる。これに代えて、またはこれに加えて、内筒5の内周に空洞27に連通するようにフィルタ31が設けられてもよい。フィルタ31は、空気を通すが血液は通さない素材よりなり、フラッシュチャンバ13内の空気を抜くことにより血液の流入を容易にする。また気圧の急激な変化を緩和することにより、フラッシュチャンバ13から血液が漏洩することを防止するに有利である。
図5を図2と組み合わせて参照するに、ボタン19はハンドル3の側面から露出した頭部と、ハンドル3に嵌入してその軸方向と直交する平板部とよりなる。平板部は、針ハブ11を第1の位置に一時的に留め置く留置手段を兼ねる。
留置手段の一例は、図5(b)に示したキー穴43である。キー穴43の下部は幅狭部41になっており、針ハブ11はこれに応じて切り欠き39A,39Bを備える。ボタン19が図5(a)に示した当初位置にあるとき、幅狭部41が切り欠き39A,39Bに係合にしてその側面45A,45Bに当接することにより、針ハブ11が第1の位置に留め置かれる。あるいは上述のごとくハンドル3と針ハブ11との密着のみによって針ハブ11を留め置いてもよいし、一時的な接着やその他の適宜の留置手段を備えてもよい。
ボタン19は針ハブ11の後退を開始せしめる初動手段を兼ねる。ボタン19が押し下げられると、図6に示すごとく、針ハブ11はキー穴43を通過しうるので、針ハブ11は第2の位置に向けて後退しうる。これに加え、幅狭部41の縁を傾斜させ、切り欠き39A,39Bを対応するように傾斜させることにより、キー穴43と切り欠き39A,39Bの組み合わせをボタン19の押下運動を第2の位置に向けて針ハブ11を移動せしめる運動に変換するカム機構として作用させてもよい。もちろん他のカム機構を適用してもよい。カム機構を利用した初動手段は、針ハブ11が第1の位置に固着していても、これを引き離し、後退せしめる初動を与えることができる。
好ましくは針組立体1は、針ハブ11を第2の位置に向けて付勢する付勢手段17を備える。付勢手段17の例は金属コイルバネ37であるが、これに限られない。コイルバネ37を利用する場合、コイルバネ37は例えば針ハブ11と同軸であって針ハブ11とハンドル3との間に、針ハブ11を第2の位置に向けて付勢するように介在せしめる。カム機構によって後退の初動が与えられる場合、付勢手段17による付勢力は比較的に弱くすることができる。これは比較的に低速な後退を可能にし、後退に伴う血液の飛散を防止するに有利である。
図1,2に戻るに、ハンドル3の首部6は鉤爪51を備え、鉤爪51に係止されてカテーテル7がハンドル3に一時的に固定されている。鉤爪51は軸対称に一対設けられていてもよく、3以上であってもよい。また鉤爪51は遮蔽体8と係合するために、首部6より径方向外方に突出した顎部を備えてもよい。あるいはカテーテル7の固定は鉤爪によらず、カテーテル7と首部6との摩擦によってもよいし、他の部材に対する摩擦によってもよい。この場合に鉤爪は無くてもよいが、遮蔽体8との係合のために首部6より突出した顎部または爪は設けてもよい。
カテーテル7には、一般的な留置用カテーテルが適用でき、例えば比較的に大径な胴部と、その前方に延びた柔軟な細いチューブ部と、よりなる。胴部の内部は空洞であって、輸液が通過しうるようチューブ部に連通している。かかる空洞内には、輸液ないし血液の逆流を防止する弁49が設けられていてもよい。針9は、かかる空洞を通り、設けられていれば弁49を貫通して、チューブ部の前端から針先を僅かに露出させる。チューブ部は針9により血管ないし体腔に導入される部分である。
胴部の後端は、例えば、輸液回路、血液回路及びシリンジ等と接続するための構造を備え、これは通常ねじ山を含む。鉤爪51は、かかる構造に係合する適宜の形状になっている。好ましくは、引くことによりカテーテル7が容易に外れるよう、鉤爪51に適宜の可撓性を付与する。また鉤爪51は上述のねじ山に対応するねじ山を有してもよい。
遮蔽体8は、ハンドル3の首部6とカテーテル7の胴部の一部を覆うようにハンドル3に結合する。結合のために図8に示すごとく爪47を有してもよく、さらに爪47はハンドル3の鉤爪51と係合するように寸法づけられていてもよい。係合のために鉤爪51の顎部が利用できる。あるいは図1,2とは異なり、遮蔽体8はカテーテル7の胴部の内側に嵌合してもよい。この場合、鉤爪51の顎部を首部より径方向内方に突出せしめ、これに爪47が係合してもよい。爪47の可撓性のために、遮蔽体8とハンドル3との結合は、前方より後方に向けて遮蔽体8を押し込むだけでよい。あるいは遮蔽体8はハンドル3と一体であってもよい。
針組立体1は、次のようにして使用される。
使用前において、針先の保護と衛生上の観点から、針9およびカテーテル7を覆うカバーが取り付けられている。これを取り外した図1の状態において、針9の針先で患者を穿刺する。針組立体1の操作のためにハンドル3を把持することができるが、遮蔽体8を把持してもよい。遮蔽体8は針先により近いので、正確な穿刺をするにより便利である。
正しく穿刺されると針9を通って逆血が起こるので、これを観察することにより針先が目的とする血管ないし体腔を捉えているか否かを確認する。フラッシュチャンバ13はこの観察を容易にする。
逆血が継続することを確認しつつ、カテーテル7を適宜に前進せしめる。このとき、図9に示すごとく、針先はカテーテル7中に没し、カテーテル7の胴部はハンドル3の鉤爪51から離れる。カテーテル7の後端とハンドル3の前端との間に相当程度の間隙が生ずるが、遮蔽体8がこの間隙を概ね覆う。針9は外部に露出せず、あるいは針組立体1の斜め前方から僅かに見える程度である。
この状態で、ボタン19を押下すると、針9が後退して図7のごとくハンドル3内に格納される。カテーテル7の前端は血管ないし体腔に残され、その胴部が体外にあり、輸液回路や透析回路と接続することにより輸液または透析を行うことができる。針9はこれを格納したハンドル3とともに、安全に廃棄することができる。
既に理解される通り、先行技術の場合と同様にカテーテルの後端とハンドルの前端との間に相当程度の間隙が生ずるが、遮蔽体がこの間隙を概ね覆うために、針が付勢手段により勢いよく後退したとしても飛散した血液は遮蔽体に遮蔽されて外部に漏洩することが防止される。血液は比較的に粘性の高い液体であるために、遮蔽体に付着したとしても一定期間そこに保持され、針を廃棄するまでに医療従事者がこの血液に曝露される懸念は少ない。図9のごとく針組立体の斜め前方から僅かに針が望める程度にカテーテルが引き出されていても、血液は後方ないし側方に飛散するので、この僅かな隙間から漏洩する懸念は少ない。また医療従事者は、ハンドルに代わり、針先により近い遮蔽体を持って針組立体を操作できるので、より正確に穿刺を行うことができる。
好適な実施形態により本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上記開示内容に基づき、当該技術分野の通常の技術を有する者が、実施形態の修正ないし変形により本発明を実施することが可能である。
血液が漏洩するリスクを減じうる針組立体が提供される。
1 針組立体
3 ハンドル(外筒)
5 内筒
6 首部
7 カテーテル
8 遮蔽体
9 針
11 針ハブ
13 フラッシュチャンバ
17 付勢手段
19 ボタン
21、23 連通孔
47 爪
51 鉤爪

Claims (5)

  1. 血管ないし体腔にカテーテルを導入するための針組立体であって、
    前端と後端とを有し、前記カテーテルを前記前端より前方に支持する首部を備えたハンドルと、
    穿刺により前記カテーテルを案内する針と、
    前記針に固定され、前記ハンドルに摺動可能に嵌合し、前記針を前記ハンドルから露出せしめる第1の位置と前記針を前記ハンドル内に格納する第2の位置との間で移動可能な針ハブと、
    前記針ハブを前記第1の位置に一時的に留め置く留置手段と、
    前記ハンドルに結合し、前記前端より前方に突出して前記針を部分的に遮蔽する遮蔽体と、
    を備え
    前記首部は前記遮蔽体と係合するべく構成された鉤爪を備え、前記遮蔽体は前記鉤爪と係合することにより位置決めされている、針組立体。
  2. 請求項1の針組立体であって、前記首部は前記首部より径方向外方または内方に突出した顎部を備え、前記遮蔽体は前記顎部と係合するための爪を備えた、針組立体。
  3. 請求項1または2の針組立体であって、さらに、
    前記針ハブを前記第1の位置から前記第2の位置に向けて付勢する付勢手段と、
    前記針ハブを前記第2の位置に向けて初動させる初動手段と、
    を備えた針組立体。
  4. 請求項の針組立体であって、さらに、
    前記ハンドルに嵌合して前記ハンドルの側面から頭を露出させたボタンを備え、
    前記初動手段は前記ボタンの押下運動を前記第2の位置に向けた運動に変換するカム機構である、針組立体。
  5. 請求項1乃至の何れか1項の針組立体であって、前記ハンドルは、外筒と、前記外筒に同軸に固定された内筒と、逆血を受容するべく前記内筒と前記外筒との間に確保されたフラッシュチャンバと、を備え、前記針ハブと前記内筒は、前記逆血を前記フラッシュチャンバへ導く連通路を備えた、針組立体。
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