JP2009056249A - 物品取得ゲーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品を載置する物品載置部を揺動可能とし、プレーヤが物品取得部を操作した際に、物品載置部が揺動してレイアウトを変更したり、物品を簡単に取得できそうに見せ、多様化するディスプレイにも対応した物品獲得ゲーム装置を提供する。
【解決手段】物品収容部3内に配置され、物品Pが配置される物品配置部4と、物品収容部3内に移動可能に配置され、物品Pを取得可能な物品取得部5と、物品収容部3内に開口され、物品Pを外部に排出可能な物品排出部35と、プレーヤが操作する操作手段から入力された情報に応答して物品取得部5の作動を制御する制御手段100を備え、物品配置部4は、物品Pを載置する物品載置部20と、物品載置部20を揺動可能に支持する揺動軸21を備え、物品Pが載置された物品載置部20は、物品載置部20に対する物品Pの重心位置に応じて揺動軸21を支点として揺動可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、プレーヤが物品取得部を操作して、物品を取得する物品取得ゲーム装置に関する。
従来から、物品収納部の内部に収納された物品(例えば、景品)の獲得を目的とするクレーンゲーム機のような物品取得ゲーム装置は、その操作に面白味があると共に、物品に人気のあるキャラクタ等を用いることでプレーヤ(遊技者)の挑戦意欲をそそるため、アミューズメントセンターは勿論のこと、一般の店舗やショッピングモール等にも多く設置されている。この物品獲得ゲーム装置では、プレーヤが物品取得部を移動させて、物品を載置する物品載置台上から物品を保持し、物品載置台の一端側に設けた物品投入ガイド等からなる物品落し口へ物品を移動させた後、この物品の保持を解除し、落下した物品を獲得するようになっている。
このような物品取得ゲーム装置においては、物品載置台の傾きや量、積み方といった物品のレイアウトの仕方次第でゲームの難易度が変わってくることから、管理者(例えば、アミューズメントセンターや店舗等のサービス提供者等)によって、色々な配置が試されることが一般に多い。また、プレーヤ(客)の目を惹き、あるいは興味を惹くといった観点から、多数の物品を山積みしたり、物品落し口の傍に物品を配置したりといったように多様化したディスプレイが見かけられるようになっている。
例えば、近年では、物品を載置する物品載置エリアと物品を落下させる開口エリアとを含むゲームフィールドと、物品保持部と、物品取出口と、物品誘導空間と、を含み、前記ゲームフィールドは、前記物品誘導空間上に設けられた支持部材に、着脱自在に配設される複数のパネル部材を有し、当該パネル部材の配設位置を変更することによって、前記物品誘導空間上で開口エリアのレイアウトを変更可能にした物品取得ゲーム装置も紹介されている。(例えば、特許文献1参照)。
そしてまた、プレーヤが操作する操作手段と、複数の物品を収容する物品収容部と、前記物品を取得する物品取得部と、前記物品収容部内に設けられ、物品を前記物品収容部外へ排出する物品落し口と、前記操作手段からの操作信号に応答して前記物品取得部が作動するよう制御する制御手段と、前記制御手段の制御のもとに作動する前記物品取得部によって前記物品落し口から排出された物品を収容する排出物品収容部と、前記物品落し口の枠体をスライドさせて前記物品落し口の大きさを前記枠体のスライド量に応じて変更するスライド手段と、を備えることで、ユニット交換などの作業が不要で且つ容易に物品落し口の大きさを変更可能とした物品取得ゲーム装置も紹介されている。(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−205169号公報 特開2006−122510号公報
前述した従来の物品獲得ゲーム装置では、物品落し口の枠体をスライドさせて物品落し口の大きさを前記枠体のスライド量に応じて変更したり、物品載置台を移動させることで物品収容部内のレイアウトを変更することが行われている。しかしながら、特許文献1及び引用文献2、あるいは他の従来の物品獲得ゲーム装置では、ゲームプレイ中に、プレーヤが物品取得部を操作して物品を取得しようとした際に、物品載置台自身が揺動してレイアウトを変更したり、物品が載置された物品載置台を揺動させることで、物品を簡単に取得できそうに見せるレイアウト等については、何ら記載されておらず、その発想すら言及されていない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、物品を載置する物品載置部を揺動可能とし、ゲームプレイ中に、プレーヤが物品取得部を操作して物品を取得しようとした際に、物品載置部が揺動してレイアウトを変更したり、物品が載置された物品載置部を揺動させることで、物品を簡単に取得できそうに見せるレイアウト等を実現し、多様化するディスプレイにも対応した動作を行い得るようにした物品獲得ゲーム装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、物品を収容する物品収容部と、前記物品収容部内に配置され、前記物品が配置される物品配置部と、前記物品収容部内に移動可能に配置され、前記物品を取得可能な物品取得部と、前記物品取得部を移動させる移動手段と、前記物品収容部内に開口され且つ当該物品収容部の内部と外部とを連通し、前記物品を当該物品収容部の外部に排出可能な物品排出部と、プレーヤが操作する操作手段と、前記操作手段から入力された情報に応答して前記物品取得部の作動を制御する制御手段と、を備えてなる物品取得ゲーム装置であって、前記物品配置部は、前記物品を載置する物品載置部と、当該物品載置部を揺動可能に支持する揺動部と、を備え、前記物品が載置されている物品載置部は、当該物品載置部に対する当該物品の重心位置に応じて、前記揺動部を支点として揺動可能である物品取得ゲーム装置を提供するものである。
この構成を備えた物品取得ゲーム装置は、物品載置部に物品が載置されている際に、当該物品載置部に対する当該物品の重心位置に応じて、当該物品載置部が揺動可能であるため、ゲームプレイ中に、例えばプレーヤが物品取得部を操作して、物品載置部に載置されている物品を移動させれば、当該物品の物品載置部に対する重心位置を変更させることができ、当該物品載置部を揺動させることができる。したがって、ゲームプレイ中に、物品載置部のレイアウトを変更したり、物品を簡単に取得できそうに見せるレイアウト等を実現することができる。
前記揺動部は、前記物品載置部を揺動可能に支持する揺動軸を備えることができる。この物品取得ゲーム装置は、前記物品載置部が前記揺動軸を支点として一方向に所定角度で揺動した際に、当該揺動を係止する第1の係止部材を備えることができる。さらにまた、本発明にかかる物品取得ゲーム装置は、前記物品載置部が前記揺動軸を支点として、前記一方向とは反対の方向に所定角度で揺動した際に、当該揺動を係止する第2の係止部材を備えることもできる。このようにすることで、前記物品載置部は、第1の係止部に係止される位置と、第2の係止部に係止される位置との間で前記揺動を行うことになる。したがって、第1の係止部及び/または第2の係止部の配設位置等によって、前記物品載置部の揺動角度を変更することができる。したがって、初期位置(ホームポジション)に対して前記揺動角度が大きくなるように変更すれば、当該物品載置部に載置された物品を落下させ易くすることができ、初期位置に対して前記揺動角度が小さくなるように変更すれば、当該物品載置部に載置された物品を落下させ難くすることができるため、前記利点に加え、ゲームの難易度を変更することができる。
また、前記第1の係止部材は、物品載置部の一端部に接して前記一方向への揺動を係止し、前記第2の係止部材は、前記物品載置部の一端部とは反対側の端部に接して前記一方向とは反対の方向への揺動を係止するよう構成することができる。この場合、前記第1の係止部材及び前記第2の係止部材は、前記物品載置部の下面に接して前記揺動を係止し、且つ当該第1の係止部材を当該第2の係止部材よりも上方に配設することができる。このように構成すれば、前記物品載置部は、第1の係止部材に係止されている時よりも、第2の係止部材に係止されている時の方が、水平方向に対する揺動角度(傾斜角度)が大きくなる。したがって、例えば、前記物品載置部が第1の係止部材に係止されている状態にある位置を初期位置とし、前記物品載置部をこの初期位置から第2の係止部材に係止される方向へ揺動させることで、当該物品載置部に載置された物品を落下させ易く(取得し易くすることができる。
そしてまた、この構成の場合、前記物品載置部は、前記揺動軸を支点として前記一方向とは反対の方向(すなわち、第2の係止部材に近づく方向)に揺動し、且つ当該物品載置部から前記物品が落下した後、当該揺動軸を支点として前記一方向(すなわち、第1の係止部材に近づく方向)に揺動し、当該第1の係止部に係止されるように構成することもできる。このようにすることで、例えば、前記物品載置部が第1の係止部材に係止されている状態にある位置を初期位置とした場合、当該物品載置部が揺動して該物品載置部から物品が落下した後、物品載置部を自動的に初期位置に戻すことができる。したがって、ゲーム終了後に管理者が、物品載置部を初期位置に戻す必要がない。
また、本発明にかかる物品取得ゲーム装置は、前記物品載置部が揺動することを抑止する揺動抑止部をさらに備え、当該揺動抑止部は、前記揺動軸に所定以上のモーメントがかけられた際に、前記揺動の抑止を解除するよう構成を備えることができる。このようにすることで、前記揺動の抑止を解除するために必要なモーメント量を変更することで、前記利点に加え、ゲームの難易度を変更することができる。すなわち、前記揺動の抑止を解除するために必要なモーメント量を大きくした場合は、前記物品載置部が揺動し難くなり、当該物品載置部に載置された物品が落下し難くなり、前記モーメント量を小さくした場合は、前記物品載置部が揺動し易くなり、当該物品載置部に載置された物品が落下し易くなる。
そしてまた、本発明にかかる物品取得ゲーム装置は、前記揺動部が、前記物品載置部を弾性力によって揺動可能に支持する弾性部材を備えた構成であってもよい。この場合、前記弾性部材は、前記物品載置部の一端に配設されてなり、当該物品載置部が当該弾性部材を支点として一方向に所定角度で揺動した際に、当該揺動を係止することができる。さらにこの構成の場合、前記物品載置部が前記弾性部材を支点として、前記一方向とは反対の方向に所定角度で揺動した際に、当該揺動を係止する係止部材を備えることができる。そしてまた、この構成の場合、前記係止部材は、前記弾性部材が配設された物品載置部の一端よりも下方に配設することができる。
さらにまた、本発明にかかる物品取得ゲーム装置は、前記物品載置部の揺動状態を検出する揺動検出手段と、当該揺動検出手段が検出した情報に基づいて前記揺動状態を告知する揺動告知手段と、をさらに備えることができる。このように構成することで、プレーヤや管理者が、前記物品載置部の揺動状態を知ることができる。
また、本発明にかかる物品取得ゲーム装置は、前記物品載置部の揺動状態を検出する揺動検出手段と、当該揺動検出手段が検出した情報に基づいて前記揺動状態を告知する揺動告知手段と、をさらに備え、前記揺動検出手段は、前記物品載置部と前記第1の係止部材とが接しているか、離間しているかを検出し、前記揺動告知手段は、前記揺動検出手段が、前記物品載置部と前記第1の係止部材とが離間していることを検出した際に、音を発生するよう構成することもできる。この構成の場合、前記音は、前記物品載置部が、物品を落下させ易い方向(すなわち、第2の係止部材に近づく方向)に揺動した際に発生することになるため、例えば、前記音として、ゲームを盛り上げるようなサウンドや、声援等を採用すれば、前記利点に加え、さらにゲームに対するプレーヤの興味や挑戦意欲等をそそることができる。
さらにまた、本発明にかかる物品取得ゲーム装置は、前記物品が前記物品載置部から落下したことを検出する落下検出手段と、当該落下検出手段が検出した情報に基づいて、前記物品の落下を告知する落下告知手段と、をさらに備えることができる。このように構成することで、例えば、前記物品載置部に載置された物品が落下して、当該物品載置部上に物品が無くなった際に、管理者にその旨を知らせることができるため、管理者は、前記物品載置部上に物品の補充を即座に行うことができ、物品取得ゲームを行う意欲を向上させることもできる。また、前記物品載置部に載置された物品が落下して、プレーヤが物品を取得した際に、その旨をプレーヤに知らせることができる。この場合、前記落下告知手段として音発生装置を採用し、例えば、プレーヤが物品を取得したことを祝福するようなサウンドや音声を流すことで、前記利点に加え、プレーヤは勿論のこと、物品取得ゲーム装置の近くにいる別の客に、前記サウンドや音声を聞かせることができ、さらにゲームに対するプレーヤの興味や挑戦意欲等をそそると共に、他の客にもゲームに対する興味や挑戦意欲等を持たせることができる。
本発明にかかる物品取得ゲーム装置は、物品が載置されている物品載置部に対する当該物品の重心位置に応じて、当該物品載置部が揺動可能であるため、ゲームプレイ中に、当該物品の物品載置部に対する重心位置を変更させることで、該物品載置部を揺動させることができる。したがって、ゲームプレイ中に、物品載置部のレイアウトを変更したり、物品を簡単に取得できそうに見せるレイアウト等を実現することができ、多様化するディスプレイにも対応した動作を行うことができる。この結果、ゲームに変化を持たせることができ、プレーヤの目を惹き、興味を持たせることができる。
次に、本発明の好適な実施の形態にかかる物品取得ゲーム装置について図面を参照して説明する。なお、以下に記載される実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施の形態にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる物品取得ゲーム装置の外観構成を示す斜視図、図2は、図1に示す物品取得ゲーム装置の物品収容部内に配設された物品配置部の物品載置部に物品が載置された状態を示す側面図であって、前記物品載置部が初期位置にある状態を示す図、図3は、図2に示す状態の物品配置部に載置された物品と物品取得部との関係を示す側面図、図4は、図2に示す物品配置部が揺動した状態を示す側面図、図5は、図4に示す状態の物品配置部に載置された物品と物品取得部との関係を示す側面図、図6は、図4に示す物品配置部から物品が落下した状態を示す側面図、図7は、図1に示す物品取得ゲーム装置の物品収容部内に配設された物品取得部の構成を示す正面図、図8は、図7に示す物品取得部の一部を示す正面図、図9は、図7に示す物品取得部を左右方向(X方向)及び前後方向(Y方向)へ移動させる水平移動装置周辺の構成を示す斜視図、図10及び図11は、図7に示す物品取得部を上下方向(Z方向)に移動させる昇降装置の一部の構成を示す斜視図、図12は、図1に示す物品取得ゲーム装置の内部構成を示すブロック図、図13及び図14は、図1に示す物品取得ゲーム装置の実行処理手順の一部を示すフローチャートである。
なお、前記各図では、説明を判りやすくするため、各部材の厚さやサイズ、拡大・縮小率等は、実際のものとは一致させずに記載した。
図1〜図12に示すように、本実施の形態にかかる物品取得ゲーム装置1は、略長方体形状の基台2と、基台2の上に設けられた略箱型の物品収容部3と、物品収容部3内に着脱可能に配設され、物品Pが配置される物品配置部4と、物品収容部3内の上側に配設され、物品収容部3内を左右方向(図1に示す矢印X方向)、前後方向(図1に示す矢印Y方向)、及び上下方向(図1に示す矢印Z方向)に移動可能である物品取得部5(図1及び図7参照)と、この物品取得部5をプレーヤの操作に応じて物品収容部3内で左右方向及び前後方向に移動させる水平移動装置6(図9参照)と、物品取得部5を昇降させる昇降装置7(図10及び図11参照)と、を備えて構成されている。
この物品取得ゲーム装置1は、図1に示すように、物品収容部3の内部が、図1でいう左側半分の領域である物品取得ゲーム領域1Aと、図1でいう右側半分の領域である物品取得ゲーム領域1Bとなっており、一度に2人のプレーヤがプレイ可能となっている。なお、本実施の形態では、物品取得ゲーム領域1A及び1Bは、物品配置部4の配設数、配設位置が異なる以外は同様の構成を備えているため、物品取得ゲーム領域1Aについて説明する。
基台2には、操作卓11が設けられており、この操作卓11には、ゲームを行う際にコインを投入するためのコイン投入口12が設けられている。また、この操作卓11には、ゲーム時にプレーヤが、後述する物品取得部5を左右方向(X方向)の所望位置に移動させる操作を入力するための第1の操作スイッチ13Xと、その後、プレーヤが物品取得部5を前後方向(Y方向)の所望位置にまで移動させる操作を入力するための第2の操作スイッチ13Yが設けられている。そして、第1の操作スイッチ13X及び第2の操作スイッチ13Yには、図示しない駆動基板に実装されている制御回路等を含む制御手段100(図12参照)が接続されている。
また、基台2の前面側には、後に詳述する物品排出部35と連通する物品取出口15が設けられており、物品排出部35から排出された物品Pを、この物品取出口15から取り出し得るようになされている。
さらにまた、基台2の前面側には、開閉扉16が設けられている。そしてこの開閉扉16を開けた内側には、この物品取得ゲーム装置1に対して各種設定等を行うためのスイッチパネル(図示せず)や液晶タッチパネル(図示せず)等が収納されており、管理者がこれらスイッチパネルや液晶タッチパネルの表示内容を目視確認しながら、各種事項を所望状態に設定することができるようになされている。
物品収容部3は、その内部に収容された物品Pをプレーヤが目視することができるように、前面及び両側面が透明な樹脂またはガラスの板状部材から形成されている。また、物品収容部3の背面17は、パネル板、鏡面状の板状部材、装飾が施された板状部材等により形成されている。この物品収容部3には、例えば、引戸または観音開き方式の扉(図示せず)が設けられており、店舗の店員がこの扉を開けてキャラクタ等のぬいぐるみや、雑貨等の物品(景品)を物品収容部3内に収容することができるようになされている。
また、この物品収容部3の床面の前面側には、物品収容部3内に開口され且つ物品取出口15と連通し、後に詳述する物品配置部4の物品載置部20から落下した物品を受領して物品取出口15に排出するための物品排出部35が形成されている。
物品配置部4は、物品Pを載置する物品載置部20と、物品載置部20を揺動可能に支持する揺動軸21を備えている。物品載置部20は、略平面状の載置面22と、載置面22から上方に傾斜して延出した落下ガード部23を備えている。この物品載置部20の下面には、揺動軸21を挿入するための挿入孔24が形成された揺動軸保持部25が設けられている。
揺動軸保持部25は、物品載置部20に物品Pが載置されていない際に、載置面22をほぼ水平に維持する位置に配設されている。具体的には、物品載置部20に物品Pが載置されていない際に、揺動軸保持部25は、揺動軸21を支点として、落下ガード部23が後に詳述する第2の係止部材26に近づく方向(すなわち、図2でいう反時計回り)に揺動せずに載置面22をほぼ水平に維持する、あるいは、揺動軸21を支点として、落下ガード部23が第2の係止部材26から離れる方向(すなわち、図2でいう時計回り)に揺動しようとするが、後に詳述する第1の係止部材27に係止されて載置面22をほぼ水平に維持することが可能な位置に設けられている。したがって、物品載置部20は、物品Pが載置されている際に、水平方向に対して傾いた位置にあっても、物品載置部20から物品Pが落下すると、揺動軸21を支点として第1の係止部材27に近づく方向(すなわち、図2でいう時計回り)に揺動し、第1の係止部材27に係止されて、載置面22がほぼ水平に維持されることになる。なお、本実施の形態では、物品載置部20が、載置面22をほぼ水平に維持している状態を初期位置としている。
揺動軸21は、軸芯方向の両端が、物品収容部3内に配設されている支持フレーム9A及び9Bにそれぞれ着脱可能に固定されている。この揺動軸21は、前述した物品載置部20に形成された揺動軸保持部25の挿入孔24を貫通し、物品載置部20を軸支している。したがって、揺動軸21の配設位置(高さ等)を変更することで、物品載置部20の高さ等のレイアウトを簡単に変更することができる。なお、本実施の形態では、1本の揺動軸21で、3枚の物品載置部20を支持した場合について記載してある。
第1の係止部材27は、物品載置部20の落下ガード部23が形成された側とは反対側の端部28の下面に当接可能であり、端部28の下面に当接した際に、載置面22がほぼ水平となる位置に配設されている。したがって、物品載置部20は、載置面22がほぼ水平となる状態の際に、第1の係止部材27と当接しており、この状態から端部28が下方に位置するように揺動する(すなわち、図2でいう時計回りに揺動する)ことが阻止される。この第1の係止部材27は、略円柱形を有し、その軸芯方向の両端が、支持フレーム9A及び9Bにそれぞれ着脱可能に固定されている。
また、第1の係止部材27には、物品載置部20の揺動状態を検出する揺動検出手段30が配設されている。この揺動検出手段30は、制御手段100(図12参照)に接続されており、物品載置部20の下面が、第1の係止部材27から離間した際にON状態となり、物品載置部20の下面が、第1の係止部材27に接触した際にOFF状態となる。そして、ON信号及びOFF信号を制御手段100に出力する。制御手段100は、揺動検出手段30が検出した情報(ON信号、OFF信号)を、制御手段100に接続された揺動告知手段40(図12参照)に出力し、この揺動告知手段40は、ON信号を受信した際に、物品載置部20が、第2の係止部材26に近づく方向に揺動したことをプレーヤに告知する。なお、揺動検出手段30としては、物品載置部20の下面が、第1の係止部材27から離間したか否かを検出するセンサ(例えば、感圧センサ、接触センサ、赤外線センサ等の各種センサ)を用いることができる。
なお、揺動告知手段40は、物品載置部20が、物品Pを落下させ易い方向(すなわち、第2の係止部材26に近づく方向)に揺動した際に、その旨をプレーヤに告知することになるため、揺動告知手段40として、例えば、ゲームを盛り上げるようなサウンドや、声援等を発生させる音発生装置等を採用することができる。このような音発生装置等を採用すれば、プレーヤは勿論のこと、物品取得ゲーム装置1の近くにいる別の客に、これらのサウンドや音声を聞かせることができ、ゲームに対するプレーヤの興味や挑戦意欲等をさらにそそることができる。
第2の係止部材26は、物品載置部20の落下ガード部23が形成された側の端部29の下面に当接可能であり、第1の係止部材27よりも下方となる位置に配設されている。したがって、物品載置部20は、端部29の下面が第2の係止部材26に当接するまで、揺動可能(すなわち、図2でいう反時計回りに揺動可能)となっている。この第2の係止部材26は、略円柱形を有し、その軸芯方向の両端が、支持フレーム9A及び9Bにそれぞれ着脱可能に固定されている。
この構成により、物品載置部20は、物品Pが揺動軸21よりも端部29側(落下ガード部23側)に位置した際に、揺動軸21を支点として、端部29が第2の係止部材26に近づく方向に揺動可能となる。すなわち、物品Pが載置されている物品載置部20は、物品Pの物品載置部20に対する重心の位置に応じて揺動可能となる。なお、物品載置部20の揺動と、物品Pの重心位置との関係(具体的には、物品Pが載置面22の何処に位置している際に、物品載置部20が揺動するか)は、物品載置部20に対する揺動軸21の位置、物品Pのサイズ、重量、形状、揺動軸21と揺動軸保持部25との摩擦力、物品載置部20のサイズ、重量、形状等、様々な条件によって決定される。したがって、これらの条件を変更することで、物品載置部20を揺動し易くしたり、揺動し難くすることができ、ゲームに変化を持たせたり、難易度を変更することができる。
また、物品収容部3内には、物品載置部20(載置面22あるいは落下ガード部23面)に載置されていた物品Pが、物品載置部20から落下したことを検出する落下検出手段130(図12参照)が配設されている。この落下検出手段130は、制御手段100に接続されており、物品Pが、物品載置部20から落下した旨の情報を制御手段100に出力する。そして、制御手段100は、落下検出手段130が検出した情報に基づいて、物品載置部20から物品Pが落下した情報を、制御手段100に接続された落下告知手段140(図12参照)に出力し、この落下告知手段140は、物品載置部20から物品Pが落下したことをプレーヤに告知する。なお、落下検出手段130としては、物品載置部20から物品Pが存在しなくなったことを検出するセンサ(例えば、感圧センサ、接触センサ、赤外線センサ等の各種センサ)を用いることができる。
なお、落下告知手段140は、物品載置部20から落下した物品Pが、物品排出部35に到達し、物品排出部35から排出された物品Pを物品取出口15から取り出し得ることをプレーヤに告知することになるため、落下告知手段140として、例えば、プレーヤが物品Pを取得したことを祝福するようなサウンドや音声を発生させる音発生装置等を採用することができる。このような音発生装置等を採用すれば、プレーヤは勿論のこと、物品取得ゲーム装置1の近くにいる別の客に、前記サウンドや音声を聞かせることができ、さらにゲームに対するプレーヤの興味や挑戦意欲等をそそると共に、他の客にもゲームに対する興味や挑戦意欲等を持たせることができる。
また、落下告知手段140は、物品載置部20に物品Pが存在していない際に、管理者にその旨を知らせる手段であってもよく、前述した音発生装置等と別途配設することもできる。この管理者に物品載置部20に物品Pが存在していない旨を知らせる手段としては、例えば、ディスプレイ等の表示手段であってもよく、スピーカー等の音発生手段であってもよい。
物品取得部5は、特に図7及び図8に示すように、動力源としてのモータ50と、このモータ50の回転出力に基づいて一対の把持アーム51A及び51Bを開閉駆動するアーム開閉部52と、把持アーム51A及び51Bにより物品Pを把持する際の最大把持力を決定するばね部53A及び53Bとを有しており、モータ50を含む一部分がカバー58に覆われている。把持アーム51A及び51Bは、それぞれ基端部材54A及び54Bを介してブラケット55A及び55Bに各々傾動可能且つ着脱自在に取り付けられており、これらの把持アーム51A及び51Bの開放端には、爪56A及び56Bが各々固定されている。モータ50は、図12に示す制御手段100に接続されており、制御手段100によって、その駆動が制御されている。なお、本実施の形態では、これらの把持アーム51A及び51Bは、左右方向(X方向)に開閉するよう構成されている。
モータ50の出力軸の先端部にはピニオン61が取付けられると共に、アーム開閉部52の内面には、このピニオン61と噛み合うように、ばね部53A及び53Bと略並行にラック62が固着されており、モータ50を正転駆動または逆転駆動することによって、ラック62と一体にアーム開閉部52を基端部材54A及び54Bに向かう方向またはこれと逆方向に移動させ得るようになされている。さらにばね部53A及び53Bは、コイルばね63と棒状のピン64とから構成されており、ピン64の一端がアーム開閉部52に設けられたばね受け部材65に取付けられている。また、ピン64の他端は、コイルばね63の一端63Aからコイルばね63の中に挿入されて固定されており、ピン64のほぼ中央部には、コイルばね63の他端63Bから抜け落ちることを防止するための図示しない係止部が形成されている。
このような構成により、把持アーム51A及び51Bの開動作時に、基端部材54A及び54Bがアーム開閉部52に押されて把持アーム51A及び51Bを開放させる方向に移動する際に、ピン64の係止部がコイルばね63の他端63Bに到達するまで、コイルばね63を伸長させることなくピン64が開放方向に移動するので、コイルばね63が伸びて付勢力を発生することを防止できる。また、ラック62の移動によりアーム開閉部52に設けられたばね受け部材65が移動して、コイルばね63を伸長させようとした際に、前記係止部がコイルばね63の他端63Bに到達するまで、ピン64のみがアーム開閉部52と共に移動することで、コイルばね63が伸びることを防止できる。
この物品取得部5は、初期状態では、把持アーム51A及び51Bが閉じられている。そして把持アーム51A及び51Bの開放動作時は、モータ50が正転駆動することにより、ピニオン61が時計方向に回転し、これによりラック62及びアーム開閉部52が基端部材54A及び54Bに向かって移動する。この結果、アーム開閉部52の一端部に基端部材54A及び54Bが押されて把持アーム51A及び51Bが開放する。一方、把持アーム51A及び51Bの閉動作時は、モータ50が逆転駆動することにより、ピニオン61が反時計方向へ回転し、これによりラック62及びアーム開閉部52が物品取得部5の中央部に向かって移動する。この結果、このアーム開閉部52の移動に伴って把持アーム51A及び51Bが閉じられる。なお、モータ50は、ラック62及びアーム開閉部52が初期状態の位置に来るまで回転を続ける。
また、物品取得部5の上部には、物品取得部5を昇降させる昇降装置7が取付けられている。昇降装置7は、特に図10及び図11に示すように、物品取得部5の上部に取付けられ且つ上下方向に伸縮可能な伸縮部70と、伸縮部70の上部に固定され且つ伸縮部70を伸縮させて物品取得部5の昇降を行う昇降部80とを備えている。
伸縮部70は、図10に示すように、順次小径となる4本のパイプ71A〜71Dを入子式に摺動自在に嵌合させたものである。物品取得部5側に配設されたパイプ71Dの下端には、カプラ73のボス74が嵌入固定されている。このカプラ73の先には、ブラケット89(図7参照)を介して物品取得部5が連結されている。この伸縮部70は、4本のパイプ71A〜71Dを入子式に摺動させて全体の長さ(上下方向の長さ)を変更することで、物品取得部5を昇降させる。
昇降部80は、図11に示すように、キャリア81に搭載された巻取り巻戻し装置82と、この巻取り巻戻し装置82によって巻き取られるワイヤ83とからなり、ワイヤ83は、伸縮部70の内側を通過するようになっており、巻取り巻戻し装置82によって巻き取られる長さに応じて、伸縮部70の全体の長さ(上下方向の長さ)を変更するようになっている。巻取り巻戻し装置82は、ワイヤモータ84と、ウオーム85と、ウオームギヤ86と、ワイヤリール87と、ガイドリール88とから構成されている。ワイヤ83は、ワイヤリール87から繰り出され、ガイドリール88の周囲を巻いた後、伸縮部70の内側に導入され、パイプ71Dの出口端の所でパイプ内を上下動可能な円柱状のコネクタ76に結合されている。このコネクタ76は、中心に受け孔77を有し、この受け孔77の中にスイッチ作動子75を下端に固着した心棒78の上端が結合されている。スイッチ作動子75の上には、心棒78を取り囲むようにコイルスプリング79が装着されている。ブラケット89の中央部には、ワイヤ83の下降を制限するZ方向リミットスイッチ90がセットされている。
Z方向リミットスイッチ90は、ワイヤモータ84を駆動する電気回路内に組み込まれた常閉スイッチであり、図12に示す制御手段100に接続されている。このZ方向リミットスイッチ90は、下方向の移動限界位置を検出する下方向リミットスイッチ90Dと、上方向の移動限界位置を検出する上方向リミットスイッチ90Uから構成されている。
下方向リミットスイッチ90Dは、昇降装置7による物品取得部5の下降動作時に物品取得部5が底付き状態となったことを検出する。具体的には、本実施の形態にかかる物品取得ゲーム装置1の場合、Z方向移動用モータ106Zがワイヤ83を順次送り出せば、物品取得部5は、ワイヤ83の送り出し量に応じた分だけ下降する。このようにして下降した物品取得部5が、例えば、物品Pや、物品載置部20の上面に当たり、その上に載った状態となった場合、物品取得部5の下降は、そこで一端止まるが、Z方向移動用モータ106Zが引き続きワイヤ83を送り出すため一時的にワイヤ83の張力がなくなり弛んだ状態となる。下方向リミットスイッチ90Dは、このワイヤ83が弛んだ状態を検出することで、物品取得部5が下方向の移動限界位置まで下降したことを把握する。そして、下方向リミットスイッチ90Dは、物品取得部5が、下方向の移動限界位置まで移動した時に、これに応じた移動限界検出信号を制御手段100に出力する。一方、上方向リミットスイッチ90Uは、物品取得部5が、上方向の移動限界位置まで移動した時に、これに応じた移動限界検出信号を制御手段100に出力する。
なお、この昇降部80は、後に詳述する水平移動装置6の物品取得部用基台161内(図9参照)に収容されている。また、図10に示す符号91は、物品取得部5のモータ50に給電するケーブルである。
水平移動装置6は、物品収容部3の内部上方に左右方向(X方向)に固定配置された一対の左右移動用固定レール162と、この左右移動用固定レール162にスライド自在に、かつ前後方向(Y方向)に取けられた前後移動用可動レール163と、この前後移動用可動レール163にスライド自在に取付けられた物品取得部用基台161とを備えている。
前後移動用可動レール163は、X方向移動用モータ106X(図12参照)の回転出力に基づいて左右移動用固定レール162に沿って左右方向(X方向)に移動させることができ、物品取得部用基台161は、Y方向移動用モータ106Y(図12参照)の回転出力基づいて前後移動用可動レール163に沿って前後方向(Y方向)に移動させることができる。また、Z方向移動用モータ106Z(図12参照)は、その回転出力に基づいて、昇降装置7の巻取り巻戻し装置82を駆動させ、伸縮部70を伸縮させることができる。したがって、X方向移動用モータ106X、Y方向移動用モータ106Y及びZ方向移動用モータ106Zを所望状態に作動することによって、物品取得部5を物品収容部3内の所望位置に移動させることができる。これらX方向移動用モータ106X、Y方向移動用モータ106Y及びZ方向移動用モータ106Zは、図12に示す制御手段100に接続されている。
また、左右移動用固定レール162のX方向の移動限界位置には、X方向リミットスイッチ107X(図12参照)が、前後移動用可動レール163のY方向の移動限界位置には、Y方向リミットスイッチ107Y(図12参照)が、それぞれ設けられている。そして、X方向リミットスイッチ107X及びY方向リミットスイッチ107Yは、図12に示す制御手段100に接続されている。これらX方向リミットスイッチ107X及びY方向リミットスイッチ107Yは、物品取得部5が、左右方向(X方向)及び前後方向(Y方向)の各々の移動限界位置まで移動した時に、これに応じた移動限界検出信号を制御手段100に出力する。
制御手段100は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)からなるマイクロコンピュータ構成を有している。この制御手段100には、図12に示すように、前述した操作部としての第1の操作スイッチ13X及び第2の操作スイッチ13Yの他、X方向移動用モータ106X、Y方向移動用モータ106Y、Z方向移動用モータ106Z、物品取得部5のアーム51A及び51Bを開閉させるモータ50、揺動検出手段30、揺動告知手段40、落下検出手段130、落下告知手段140、X方向リミットスイッチ107X、Y方向リミットスイッチ107Y、Z方向リミットスイッチ90、例えば不揮発性メモリからなる記憶部101、ネットワークを介して外部機器と通信するためのインタフェースである通信部102、等が接続されている。そして、制御手段100は、図13及び図14に示す物品取得ゲーム実行処理手順にしたがって、プレーヤによる物品取得ゲーム動作を物品取得ゲーム装置1に実行させる。
なお、本実施の形態では、初期状態の際に、物品載置部20の下面が第1の係止部材27と接触(当接)し、載置面22が略水平に維持されており、物品Pは、物品載置部20の揺動軸21よりも端部28側に配設されている。また、物品取得ゲーム領域1Aにおける物品取得部5のホームポジションは、図1に示すように、前側左端とする。
先ず、制御手段100は、予め設定された1プレイ分の所定枚数のコインがコイン投入口12(図1参照)に投入されたことを認識すると、この物品取得ゲーム実行処理手順を開始する。先ず、ステップSP101では、操作卓11(図1参照)の第1の操作スイッチ13X(図1参照)が押圧されるのを待ち受ける。そして、制御手段100は、プレーヤが第1の操作スイッチ13Xを押圧したことを第1の操作スイッチ13Xからの操作信号に基づいて認識(ステップSP101:YES)すると、ステップSP102に進む。
ステップSP102では、水平移動装置6(図9参照)のX方向移動用モータ106Xを作動させて、ホームポジションに位置していた物品取得部5の右方向(X方向)への移動を開始させる。次いで、制御手段100は、ステップSP103に進んで、対応するX方向リミットスイッチ107Xからの移動限界検出信号に基づいて、物品取得部5が右方向(X方向)の移動限界位置にまで移動し終えたか否かを判断する。また、制御手段100は、続くステップSP104において、第1の操作スイッチ13Xからの操作信号に基づいて、第1の操作スイッチ13Xの押圧が解除されたか否かを判断する。そして、制御手段100は、これらステップSP103及びステップSP104において共に否定結果(ステップSP103:NO、ステップSP104:NO)を得ると、ステップSP103に戻る。
一方、制御手段100は、ステップSP103またはステップSP104のいずれかにおいて肯定結果(ステップSP103:YESまたはステップSP104:YES)を得ると、ステップSP105に進んで、水平移動装置6のX方向移動用モータ106Xを停止させて物品取得部5の右方向(X方向)の移動を終了させ、この後、ステップSP106に進んで、操作卓11の第2の操作スイッチ13Y(図1、図12参照)が押圧されるのを待ち受ける。
制御手段100は、第2の操作スイッチ13Yが押圧されたことを第2の操作スイッチ13Yからの操作信号に基づいて認識する(ステップSP106:YES)と、ステップSP107に進んで、水平移動装置6のY方向移動用モータ106Yを作動させて物品取得部5の後方向(Y方向)への移動を開始させる。
この後、制御手段100は、ステップSP108に進んで、Y方向リミットスイッチ107Yからの移動限界検出信号に基づいて、物品取得部5が後方向(Y方向)の移動限界位置にまで移動し終えたかを判断する。また、制御手段100は、続くステップSP109において、第2の操作スイッチ13Yからの操作信号に基づいて、第2の操作スイッチ13Yの押圧が解除されたか否かを判断する。そして、制御手段100は、これらステップSP108及びステップSP109において共に否定結果(ステップSP108:NO、ステップSP109:NO)を得ると、ステップSP108に戻る。
一方、制御手段100は、ステップSP108またはステップSP109のいずれかにおいて肯定結果(ステップSP108:YESまたはステップSP109:YES)を得ると、ステップSP110に進んで、水平移動装置6のY方向移動用モータ106Yを停止させて物品取得部5の後方向(Y方向)への移動を終了させる。その後、ステップSP111に進んで、物品取得部5のモータ50を作動させて物品取得部5の把持アーム51A及び51Bを開放させる。
次いで、制御手段100は、ステップSP112において、水平移動装置6のZ方向移動用モータ106Zを作動させて物品取得部5の下降を開始させ、さらにこの後、ステップSP113に進んで、物品取得部5が下方向の移動限界位置にまで移動し終えるのを待ち受ける。一方、物品取得部5が下方向(Z方向)の移動限界位置にまで移動し終えたことを認識しない場合(ステップSP113:NO)は、ステップSP113に戻る。
そして、制御手段100は、下方向リミットスイッチ90Dからの移動限界検出信号に基づき、物品取得部5が下方向の移動限界位置にまで移動し終えたことを認識する(ステップSP113:YES)と、ステップSP114に進んで、水平移動装置6のZ方向移動用モータ106Zを停止させて物品取得部5の下降を終了させる。その後、ステップSP115に進み、物品取得部5のモータ50を作動させることにより把持アーム51A及び51Bを閉じる。次に、ステップSP116に進み、物品載置部20の下面が、第1の係止部材27に接触しているか(OFF状態)、離間したか(ON状態)を検出する。
この時、例えば、図3に示すように、物品取得部5の把持アーム51A(51B)が、物品Pを端部29側(落下ガード部23側)に押圧するように物品取得部5を操作(移動)させると、物品Pが載置面22上を落下ガード部23方向に移動し、物品Pの重心位置が、物品載置部20の端部28側から端部29側に移動する。そして、図4に示すように、物品Pが揺動軸21よりも端部29側の所定位置に移動されると、物品載置部20の下面が第1の係止部材27から離間して(ON状態)、物品載置部20は、揺動軸21を支点として、物品載置部20の端部29が下がる方向に揺動し、物品載置部20の下面が第2の係止部材26に接触(当接)して、前記揺動が停止する。
ここで、物品Pに対する把持アーム51A(51B)の当て方(押圧の仕方)によっては、1回の操作で、物品載置部20を図3に示す初期状態から図4に示す状態にすることもでき、複数回の操作を必要とする(ゲームに複数回挑戦する必要がある)こともある。また、物品取得部5の操作具合や、物品載置部20の揺動具合、物品Pの移動具合によっては、物品載置部20が図4に示す位置まで揺動する前に、物品Pが物品載置部20から落下する場合もあるし、図4に示す位置まで揺動した際に物品Pが物品載置部20から落下する場合もある。そしてまた、物品載置部20が、図4に示す位置まで揺動しても物品Pが物品載置部20から落下しない場合もある。さらにまた、物品載置部20が図4に示す位置まで揺動した後、把持アーム51A(51B)で物品載置部20の端部28付近を下方に向けて押圧してしまうと、物品載置部20が、初期状態に戻ることもある。また、物品載置部20が、図4に示す位置まで揺動しても物品Pが物品載置部20から落下しないこともある。この場合は、図5に示すように、さらに把持アーム51A(51B)により物品Pを落下する方向へ押圧すれば、図6に示すように、物品Pを物品載置部20から落下させることができる。そしてまた、物品Pを把持アーム51A及び51Bで直接把持して物品載置部20から落下させてもよい。
なお、物品載置部20から落下した物品Pは、物品排出部35に到達し、物品排出部35から排出された物品Pは、物品取出口15から取り出し得るようになっている。また、載置されていた物品Pが落下した物品載置部20は、図6に示す状態から、初期位置に戻る。
ステップSP116に引き続き、ステップSP117では、揺動検出手段30がON信号を検出したか否かを判断する。揺動検出手段30がON信号を検出した(ステップSP117:YES)場合は、ステップSP118に進み、ゲームを盛り上げるようなサウンドや声援等を発生させ、物品載置部20が、物品Pを落下させ易い方向に(図4参照)揺動したことをプレーヤや物品取得ゲーム装置1の近くにいる別の客等に告知する。これにより、プレーヤにもう少しで物品Pを取得することが可能であることをアピールし、ゲームに再度挑戦する意欲等をそそると共に、他の客にもゲームに対する興味や挑戦意欲等を持たせることができる。その後、ステップSP119に進む。一方、揺動検出手段30がON信号を検出しなかった(ステップSP117:NO)場合は、ステップSP119に進む。
ステップSP119では、予め物品載置部20上に載置されていた物品Pが物品載置部20上に存在しているか否かを検出する。物品Pが物品載置部20上に存在している(ステップSP120:YES)場合は、ステップSP123に進む。一方、物品Pが物品載置部20上に存在していない(ステップSP120:NO)場合は、ステップSP121に進み、物品Pが物品載置部20から落下したことをプレーヤや物品取得ゲーム装置1の近くにいる別の客等に告知するための祝福サウンドや祝福音声等を発生させる。これにより、プレーヤは、物品Pを取得したことに対する満足度が向上し、ゲームに再度挑戦する意欲等をそそると共に、他の客にもゲームに対する興味や挑戦意欲等を持たせることができる。その後、ステップSP122に進み、物品載置部20から物品Pが落下したことを管理者に告知する。これにより、管理者はゲーム終了後、物品Pを即座に補充することができる。次いで、ステップSP124に進む。
ステップSP124では、Z方向移動用モータ106Zを作動させて物品取得部5の上昇を開始させる。この後、ステップSP124に進んで、物品取得部5が上方向(Z方向)の移動限界位置にまで移動し終えるのを待ち受ける。
次に、制御手段100は、上方向リミットスイッチ90Uからの移動限界検出信号に基づいて、物品取得部5が上方向の移動限界位置にまで移動し終えたことを確認する(ステップSP124:YES)と、ステップSP125に進んで、水平移動装置6のZ方向移動用モータ106Zを停止させて物品取得部5の上昇を終了させる。その後、ステップSP126に進む。
ステップSP126では、水平移動装置6のX方向移動用モータ106X、Y方向移動用モータ106Yを順次作動させて、物品取得部5を左方向及び前方向に移動させ、物品取得部5をホームポジション位置に戻す。その後、ステップSP127に進む。次に、ステップSP127では、物品取得部5のモータ50を作動させて物品取得部5の把持アーム51A及び51Bを開放させた後、再び閉じ、ゲームを終了する。
なお、本実施の形態では、例えば、図15〜図17に示すように、物品載置部20の端部28の下面に重り121を配設し、物品載置部20が揺動するために必要なモーメント量を前述した実施の形態よりも増加させることで、物品載置部20が揺動することを抑止させてもよい。具体的には、端部28の下面に重り121を配設していない場合、図4に示す位置に物品Pが有ると物品載置部20は揺動するが、端部28の下面に重り121を配設した図15の場合は、重り121とのバランスにより物品載置部20は揺動せず、物品載置部20の揺動を抑止しており、図16に示すように、さらに物品Pが落下ガード部23側に位置する(物品載置部20に対する物品Pの重心位置が、さらに落下ガード部23側に位置する)と、重り121とのバランスにより前記揺動の抑止が解除されて、物品載置部20は揺動するようになる。そして、図17に示すように、物品Pが物品載置部20から落下すると、物品載置部20は初期位置に戻る。すなわち、重り121は、物品載置部20が揺動することを抑止し、揺動軸21に所定以上のモーメントがかけられた際に、前記揺動の抑止を解除する揺動抑止部となっている。また、重り121の重量や配設位置等を調整することで、物品載置部20が揺動するために必要なモーメントを変更することができるため、物品載置部20を揺動し易くしたり、揺動し難くすることができるため、ゲームの難易度を調整することもできる。
また、前記揺動抑止部は、例えば、図18及び図19に示すように、第1の係止部材27の物品載置部20の下面に接触する領域に配設された磁石127と、物品載置部20の下面の磁石127と接触する領域に配設された鉄片128と、から構成してもよい。この場合は、磁石127と鉄片128との吸着力によって、物品載置部20が揺動することが抑止され、揺動軸21に所定以上のモーメントがかけられた際に、前記揺動の抑止を解除されることになる。なお、磁石127は、これに限らず、硬磁性材料を含む硬磁性部材であればよく、鉄片128は、これに限らず、軟磁性材料を含む軟磁性部材であればよい。また、第1の係止部材27に鉄片128を配設し、物品載置部20の下面に磁石127を配設してもよい。なお、磁石127と鉄片128との吸着力を変更することで、物品載置部20を揺動し易くしたり、揺動し難くすることができるため、ゲームの難易度を調整することもできる。
そしてまた、本実施の形態では、第1の係止部材27と、第2の係止部材26を配設した場合について説明したが、これに限らず、第1の係止部材27及び第2の係止部材26は、必ずしも配設しなくてもよい。例えば、第1の係止部材27のみを配設し、物品載置部20が、載置面22が略水平な状態から落下ガード部23側を下にして略垂直な状態となるように揺動させてもよい。あるいは、例えば、第1の係止部材27及び第2の係止部材26を配設する代わりに、揺動軸保持部25に、揺動を所定角度で停止させるロック部等を設けてもよい。
また、図20〜図22に示すように、第1の係止部材27及び第2の係止部材26を配設せず、物品Pの重心の位置に応じて、物品載置部20の傾斜角度が任意に変更するように構成してもよい。この場合、物品載置部20の中央位置に揺動軸21を配設し、初期状態(物品載置部20の載置面22が略水平な状態)では、図20に示すように、物品Pを揺動軸21の直上に載置し、物品Pを、この位置から端部29側(図21参照)あるいは端部28側(図22参照)に移動させる距離によって、物品載置部20が傾斜角度で揺動するようにすればよい。なお、この構成の場合、例えば、揺動軸21と揺動軸保持部25との摩擦力を調整し、物品載置部20を揺動し易くしたり、揺動し難くしてもよく、揺動軸保持部25に、揺動を間欠的に行わせるラッチ等を設けてもよい。
さらにまた、本実施の形態では、1本の揺動軸21で、3枚の物品載置部20を支持して配設した場合について説明したが、これに限らず、物品載置部20の配設数は、物品載置部20の形状やサイズ、物品収容部3の容積等に応じて任意に設定することができる。
そしてまた、本実施の形態では、前記第1の係止部材27を物品載置部20の端部28側に配設し、第2の係止部材26を物品載置部20の端部29側に配設した場合について説明したが、これに限らず、第2の係止部材26は、図23(1)及び(2)に示すように、物品載置部20の端部28側に配設してもよい。この場合、物品載置部20の端部28は、第1の係止部材27と第2の係止部材26との間に位置するように配設させればよい。
また、本実施の形態では、揺動軸21によって物品載置部20を揺動可能に支持した場合について説明したが、これに限らず、物品載置部20は、弾性部材によって揺動可能に支持してもよい。具体的には、例えば、図24に示すように、物品載置部20の端部28先端にコイルバネ221の一端を固定し、コイルバネ221の他端を物品収容部3の背面17や、支持フレーム9Aあるいは支持フレーム9B等に固定し、このコイルバネ221の弾性力により、コイルバネ221を支点として物品載置部20が揺動するようにしてもよい。また、コイルバネ221の代わりに、図25に示すように、ゴム材222を配設してもよい。なお、これらの構成の場合、コイルバネ221及びゴム材222の弾性力によって、物品載置部20の揺動角度を変更することができ、ゲームの難易度を変更することができる。具体的には、コイルバネ221及びゴム材222の弾性力を低くすれば物品載置部20の揺動角度を大きくすることができ、物品載置部に載置された物品を落下させ易くなり、コイルバネ221及びゴム材222の弾性力を大きく(高く)すれば物品載置部20の揺動角度を小さくすることができ、物品載置部20に載置された物品を落下させ難くすることができる。
また、図26に示すように、物品載置部20を弾性部材(図26では、コイルバネ221)によって揺動可能に支持する場合、物品載置部20の端部29側であって、コイルバネ221が配設されている位置よりも下方に、端部29の下面に当接して物品載置部20がこれ以上物品Pを落下させ易い方向(図26でいう反時計反時計回り)に揺動することを係止(阻止)する係止部材226を配設してもよい。なお、この係止部材226の配設位置によって、物品載置部20の揺動角度を変更することができ、ゲームの難易度を変更することができる。具体的には、係止部材226の配設位置を低くして、物品載置部20の揺動角度を大きくすれば、物品載置部に載置された物品を落下させ易くなり、係止部材226の配設位置を高くして、物品載置部20の揺動角度を小さくすれば、物品載置部20に載置された物品を落下させ難くすることができる。
また、同様に、物品載置部20を揺動軸21によって揺動可能に支持する場合も、図27に示すように、第2の係止部材26の位置によって、物品載置部20の揺動角度を変更することができ、ゲームの難易度を変更することができる。
また、本実施の形態では、この昇降部80は、例えば、物品取得部5の把持アーム51A及び/または把持アーム51Bが物品Pや物品載置部20等に接触した(当たった)後、巻取り巻戻し装置82によるワイヤ83の巻き取りを開始するまでの時間(すなわち、物品取得部5を上昇させるまでの時間)を予め任意に決定しておいてもよい。例えば、前記時間を通常よりも長くすることで、把持アーム51A及び/または把持アーム51Bが、物品Pや物品載置部20等を押圧する時間を長くとることができ、物品Pの移動や物品載置部20の揺動を促進させ、物品Pを物品載置部20から落下させ易くすることができる。一方、前記時間を通常よりも短くすることで、把持アーム51A及び/または把持アーム51Bが、物品Pや物品載置部20等を押圧する時間を短くすることができ、物品Pの移動や物品載置部20の揺動を困難にし、物品Pを物品載置部20から落下させ難くすることができる。このように、前記時間を変更することで、ゲームの難易度を変更することができる。なお、この場合、制御手段100にタイマ(図示せず)を接続し、前記時間は、このタイマによって計測すればよい。
本発明の実施の形態にかかる物品取得ゲーム装置の外観構成を示す斜視図である。 図1に示す物品取得ゲーム装置の物品収容部内に配設された物品配置部の物品載置部に物品が載置された状態を示す側面図であって、前記物品載置部が初期位置にある状態を示す図である。 図2に示す状態の物品配置部に載置された物品と物品取得部との関係を示す側面図である。 図2に示す物品配置部が揺動した状態を示す側面図である。 図4に示す状態の物品配置部に載置された物品と物品取得部との関係を示す側面図である。 図4に示す物品配置部から物品が落下した状態を示す側面図である。 図1に示す物品取得ゲーム装置の物品収容部内に配設された物品取得部の構成を示す正面図である。 図7に示す物品取得部の一部を示す正面図である。 図7に示す物品取得部を左右方向(X方向)及び前後方向(Y方向)へ移動させる水平移動装置周辺の構成を示す斜視図である。 図7に示す物品取得部を上下方向(Z方向)に移動させる昇降装置の一部の構成を示す斜視図である。 図7に示す物品取得部を上下方向(Z方向)に移動させる昇降装置の一部の構成を示す斜視図である。 図1に示す物品取得ゲーム装置の内部構成を示すブロック図である。 図1に示す物品取得ゲーム装置の実行処理手順の一部を示すフローチャートである。 図1に示す物品取得ゲーム装置の実行処理手順の一部を示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態にかかる物品配置部と、この物品配置部に載置された物品との関係を示す側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる物品配置部と、この物品配置部に載置された物品との関係を示す側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる物品配置部と、この物品配置部に載置された物品との関係を示す側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる物品配置部と、この物品配置部に載置された物品との関係を示す側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる物品配置部と、この物品配置部に載置された物品との関係を示す側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる物品配置部と、この物品配置部に載置された物品との関係を示す側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる物品配置部と、この物品配置部に載置された物品との関係を示す側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる物品配置部と、この物品配置部に載置された物品との関係を示す側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる物品配置部と、この物品配置部に載置された物品との関係を示す側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる物品配置部と、この物品配置部に載置された物品との関係を示す側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる物品配置部と、この物品配置部に載置された物品との関係を示す側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる物品配置部と、この物品配置部に載置された物品との関係を示す側面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる物品配置部と、この物品配置部に載置された物品との関係を示す側面図である。
符号の説明
1…物品取得ゲーム装置、 2…基台、 3…物品収容部、 4…物品配置部、 5…物品取得部、 6…水平移動装置、 7…昇降装置、 13X…第1の操作スイッチ、 13Y…第2の操作スイッチ、 20…物品載置部、 21…揺動軸、 22…載置面、 23…落下ガード部、 25…揺動軸保持部、 26…第2の係止部材、 27…第1の係止部材、 30…揺動検出手段、 40…揺動告知手段、 100…制御手段、 130…落下検出手段、 140…落下告知手段、 221…コイルバネ、 222…ゴム材、226…係止部材

Claims (17)

  1. 物品を収容する物品収容部と、
    前記物品収容部内に配置され、前記物品が配置される物品配置部と、
    前記物品収容部内に移動可能に配置され、前記物品を取得可能な物品取得部と、
    前記物品取得部を移動させる移動手段と、
    前記物品収容部内に開口され且つ当該物品収容部の内部と外部とを連通し、前記物品を当該物品収容部の外部に排出可能な物品排出部と、
    プレーヤが操作する操作手段と、
    前記操作手段から入力された情報に応答して前記物品取得部の作動を制御する制御手段と、
    を備えてなる物品取得ゲーム装置であって、
    前記物品配置部は、前記物品を載置する物品載置部と、当該物品載置部を揺動可能に支持する揺動部と、を備え、前記物品が載置されている物品載置部は、当該物品載置部に対する当該物品の重心位置に応じて、前記揺動部を支点として揺動可能である物品取得ゲーム装置。
  2. 前記揺動部は、前記物品載置部を揺動可能に支持する揺動軸を備えてなる請求項1記載の物品取得ゲーム装置。
  3. 前記物品載置部が前記揺動軸を支点として一方向に所定角度で揺動した際に、当該揺動を係止する第1の係止部材を備えてなる請求項2記載の物品取得ゲーム装置。
  4. 前記物品載置部が前記揺動軸を支点として、前記一方向とは反対の方向に所定角度で揺動した際に、当該揺動を係止する第2の係止部材を備えてなる請求項3記載の物品取得ゲーム装置。
  5. 前記第1の係止部材は、前記物品載置部の一端部に接して前記一方向への揺動を係止し、前記第2の係止部材は、前記物品載置部の一端部とは反対側の端部に接して前記一方向とは反対の方向への揺動を係止する請求項4記載の物品取得ゲーム装置。
  6. 前記第1の係止部材及び前記第2の係止部材は、前記物品載置部の下面に接して前記揺動を係止し、当該第1の係止部材は、当該第2の係止部材よりも上方に配設されてなる請求項5記載の物品取得ゲーム装置。
  7. 前記第1の係止部材は、前記物品載置部の一端部の下面に接して前記一方向への揺動を係止し、前記第2の係止部材は、前記物品載置部の一端部の上面に接して前記一方向とは反対の方向への揺動を係止する請求項4記載の物品取得ゲーム装置。
  8. 前記物品載置部は、前記揺動軸を支点として前記一方向とは反対の方向に揺動し且つ当該物品載置部から前記物品が落下した際に、当該揺動軸を支点として前記一方向に揺動し、前記第1の係止部に係止される請求項6または請求項7記載の物品取得ゲーム装置。
  9. 前記物品載置部が揺動することを抑止する揺動抑止部をさらに備え、当該揺動抑止部は、前記揺動軸に所定以上のモーメントがかけられた際に、前記揺動の抑止を解除する請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の物品取得ゲーム装置。
  10. 前記揺動部は、前記物品載置部を弾性力によって揺動可能に支持する弾性部材を備えてなる請求項2記載の物品取得ゲーム装置。
  11. 前記弾性部材は、前記物品載置部の一端に配設されてなり、当該物品載置部が当該弾性部材を支点として一方向に所定角度で揺動した際に、当該揺動を係止する請求項10記載の物品取得ゲーム装置。
  12. 前記物品載置部が前記弾性部材を支点として、前記一方向とは反対の方向に所定角度で揺動した際に、当該揺動を係止する係止部材を備えてなる請求項11記載の物品取得ゲーム装置。
  13. 前記係止部材は、前記弾性部材が配設された物品載置部の一端よりも下方に配設されてなる請求項12記載の物品取得ゲーム装置。
  14. 前記物品載置部の揺動状態を検出する揺動検出手段と、当該揺動検出手段が検出した情報に基づいて前記揺動状態を告知する揺動告知手段と、をさらに備えた請求項1ないし請求項13のいずれか一項に記載の物品取得ゲーム装置。
  15. 前記物品載置部の揺動状態を検出する揺動検出手段と、当該揺動検出手段が検出した情報に基づいて前記揺動状態を告知する揺動告知手段と、をさらに備え、
    前記揺動検出手段は、前記物品載置部と前記第1の係止部材とが接しているか、離間しているかを検出し、
    前記揺動告知手段は、前記揺動検出手段が、前記物品載置部と前記第1の係止部材とが離間していることを検出した際に、音を発生する請求項3ないし請求項9のいずれか一項に記載の物品取得ゲーム装置。
  16. 前記物品が前記物品載置部から落下したことを検出する落下検出手段と、当該落下検出手段が検出した情報に基づいて、前記物品の落下を告知する落下告知手段と、をさらに備えた請求項1ないし請求項15のいずれか一項に記載の物品取得ゲーム装置。
  17. 前記落下告知手段は、音発生装置である請求項16記載の物品取得ゲーム装置。
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