JP2009055848A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で組み付けが行い易く、安価なコストで静音化の向上を図る。
【解決手段】ハンドル6に連結されてリール本体1に回転可能に設けられたハンドル軸5と、スプール3および摺動体22が取り付けられたスプール軸3aと、ハンドル軸5の回転運動を、スプール軸3aの前後方向の往復動に変換する摺動体22を含む往復動機構20とを備え、ハンドル軸5の回転により回転する回転駆動体と、往復動機構20側に設けられた回転従動体と、を備え、回転駆動体と回転従動体とを非接触状態に離間して配置するとともに、回転駆動体と回転従動体との間に、回転駆動体の回転駆動力を回転従動体に伝達するための中間伝達体が介設されており、中間伝達体を、無端状のベルト11またはローラで構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、魚釣用スピニングリールに関し、特に、ハンドルの回転操作による回転運動を、スプールの前後方向の往復動に変換する往復動機構をリール本体内に設けた魚釣用スピニングリールに関する。
一般に、魚釣用スピニングリールは、ハンドルの回転操作で釣糸案内部を有するロータを回転させるとともに、ハンドルの回転運動をリール本体内部に設けた往復動機構によって前後方向の往復動に変換し、ロータの釣糸案内部を通じて巻き上げられた釣糸が、前記往復動機構によって往復動するようにされたスプールに、巻回されるように構成されている。
往復動機構は、通常、ハンドル軸に設けられた駆動歯車に、往復動機構側の従動歯車が噛合する構造を含んで構成されており、ハンドル軸からの回転駆動力の伝達部分に、歯車同士の噛合による動力伝達機構を用いているのが一般的である。
ところで、前記従動歯車には、スプール、スプール軸、および従動歯車を介してリール本体内で前後方向に往復動するように設けられた摺動体等の、部品重量に起因する荷重が作用するようになっており、また、これに加えて、釣糸巻き取り時の張力に起因する荷重等も作用するようになっている。このため、往復動機構の反転時には、従動歯車の異なる歯面に荷重が加わる状態となり、歯当たり面が変わるという現象が発生する。ここで、従動歯車と駆動歯車との間には、噛み合いを良好にするために、バックラッシュと呼ばれる噛み合いガタが設定されているが、前記した歯当たり面が変わる際にこのバックラッシュが影響して、ガタ付きや異音が発生することがあった。
そこで、従来では、このようなバックラッシュの影響によるガタ付きや異音の発生を抑制するために、例えば、従動歯車にバックラッシュ除去用の歯車を重ね合わせるとともに、バックラッシュ除去用の歯車を円周方向にバネで付勢して、これを駆動歯車に噛合させるように構成したものが知られている(特許文献1参照)。このような構成によれば、駆動歯車の歯部は、従動歯車とバックラッシュ除去用の歯車で弾発挟持されるので、噛み合いガタであるバックラッシュが吸収されるようになり、ガタ付きや異音の発生が抑制される。
また、従来では、弾性部材からなる摩擦手段を従動歯車の歯部に設けて駆動歯車と噛み合わせるように構成することで、ガタ付きや異音の発生を抑制するようにしたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3817115号公報 特開2004−113039号公報
しかしながら、前記した特許文献1では、部品点数が多くなり、構造が複雑になってコストが高くなるという難点を有している。また、バックラッシュ除去用の歯車をバネの付勢力に抗して従動歯車に組み付ける必要があるため、組み付けが煩雑であった。また、歯車同士が噛み合う構造であるため、歯車同士の噛み合い音が残存し、静音化を図ることが難しかった。
また、前記した特許文献2では、駆動歯車に対する弾性部材の圧接量の設定が難しく、組み付けが煩雑であるという問題を有していた。さらに、摩擦力を一定にするためには、駆動歯車と従動歯車との軸間寸法や部品寸法等を高精度に設定しなければならず、生産コストが高くなるという難点があった。
本発明は、前記諸問題を解決するためになされたものであり、構造が簡単で組み付けが行い易く、安価なコストで静音化の向上を図ることができる魚釣用スピニングリールを提供することを課題とする。
このような課題を解決する本発明の魚釣用スピニングリールは、ハンドルに連結されてリール本体に回転可能に設けられたハンドル軸と、スプールおよび摺動体が取り付けられたスプール軸と、前記ハンドル軸の回転運動を、前記スプール軸の前後方向の往復動に変換する前記摺動体を含む往復動機構とを備えた魚釣用スピニングリールであって、前記ハンドル軸の回転により回転する回転駆動体と、前記往復動機構側に設けられた回転従動体と、を備え、前記回転駆動体と前記回転従動体とを非接触状態に離間して配置するとともに、前記回転駆動体と前記回転従動体との間に、前記回転駆動体の回転駆動力を前記回転従動体に伝達するための中間伝達体が介設されており、前記中間伝達体は、無端状のベルトまたはローラであることを特徴とする。
この魚釣用スピニングリールによれば、ハンドル軸の回転により回転する回転駆動体と、往復動機構側に設けられた回転従動体とが非接触状態に離間して配置され、回転駆動体と回転従動体との間に、中間伝達体としての無端状のベルトまたはローラが介設されているので、ハンドルの回転操作によりハンドル軸が回転されて回転駆動体が回転すると、その回転駆動体の回転駆動力がベルトまたはローラを介して回転従動体に伝達され、回転従動体が回転されることとなる。これにより、往復動機構が駆動され、ハンドル軸の回転運動が、スプール軸の前後方向の往復動に変換される。つまり、ハンドル軸側の回転駆動体と往復動機構側の回転従動体とが直接接触することなく、ハンドル軸側から往復動機構側へ回転駆動力が伝達されることとなる。
したがって、従来のようなバックラッシュ対策の設定が不要となり、バックラッシュの影響によるガタ付きや異音が生じることのない魚釣用スピニングリールが得られる。
また、無端状のベルトやローラを介して回転駆動体から回転従動体へ回転駆動力が伝達されるようになっているので、回転駆動力の伝達がスムーズであり、往復動機構による変換が安定した状態で、かつ円滑に行われるようになる。
また、例えば、魚釣用スピニングリールを誤って落下させる等したときの衝撃荷重や、外部からスプールに物が当る等したときの衝撃荷重を、ベルトを中間伝達体として用いたことにより、好適に緩和することができる。
すなわち、スプールの前方等からスプールに対して衝撃荷重が入力されると、その衝撃荷重は、スプール軸を伝わって往復動機構に入力され、往復動機構側の回転従動体を回転させようとする力として作用する。ここで、切換部材等を作動させることによって、従動回転体が、前記力の作用する方向と反対の方向にのみ回転可能に設定されている場合でも、スプール軸を伝わって衝撃荷重が回転従動体に作用すると、中間伝達体がベルトである場合には、回転従動体を回転させる力によりベルトが僅かに伸長したり、回転従動体がベルトに対して滑ったりする等して衝撃荷重がうまく逃がされるようになり、衝撃荷重を緩衝することができる。
また、中間伝達体がローラである場合には、回転従動体を回転させる力により、回転従動体がローラに対して滑る等して衝撃荷重がうまく逃がされるようになり、衝撃荷重を緩衝することができる。
したがって、往復動機構を構成する構成部材に衝撃荷重が作用して破損や変形を生じるのを阻止することができる。
また、ローラは、その径を適宜変更して設定することにより、回転駆動体の回転数と回転従動体の回転数との回転数比を簡単かつ容易に変更することができ、釣り方に合わせた最適なギヤ比を好適に設定することができる。
また、本発明は、前記往復動機構が、前記回転従動体の回転中心軸から偏心して位置する係合突起と、前記スプール軸の後端部に取り付けられる前記摺動体に設けられ、前記係合突起と係合するカム溝と、を含み、前記中間伝達体を介して前記回転駆動体の回転が前記回転従動体に伝達されて前記係合突起が旋回し、この旋回にともなって前記係合突起と係合する前記カム溝の案内によって前記摺動体が前後方向に往復動するように構成するのがよい。
この魚釣用スピニングリールによれば、ハンドルの回転操作によりハンドル軸が回転されて回転駆動体が回転すると、その回転駆動体の回転駆動力がベルトやローラを介して回転従動体に伝達され、回転従動体が回転される。回転従動体が回転すると、回転従動体の回転中心軸から偏心して位置する係合突起が旋回し、この旋回にともなって、係合突起と係合するカム溝の案内によって摺動体が前後方向に往復動する。このようにして、往復動機構が駆動されるようになり、ハンドル軸の回転運動が、スプール軸の前後方向の往復動に変換されるようになる。
したがって、従来のようなバックラッシュ対策の設定が不要となり、往復動機構によって、ハンドル軸の回転運動がスプール軸の前後方向の往復動に好適に変換されるようになる。
また、前記往復動機構は、前記回転従動体の回転中心に設けられたウォームシャフトと、前記スプール軸の後端部に取り付けられる前記摺動体に設けられ、前記ウォームシャフトの螺旋溝に係合する係合ピンと、を含み、前記中間伝達体を介して前記回転駆動体の回転が前記回転従動体に伝達されて前記ウォームシャフトが回転し、この回転にともなって前記摺動体が前後方向に往復動するように構成するのがよい。
この魚釣用スピニングリールによれば、ハンドルの回転操作によりハンドル軸が回転されて回転駆動体が回転すると、その回転駆動体の回転駆動力がベルトやローラを介して回転従動体に伝達され、回転従動体が回転される。回転従動体が回転すると、ウォームシャフトが回転し、この回転にともなって、摺動体が前後方向に往復動する。このようにして、往復動機構が駆動されるようになり、ハンドル軸の回転運動が、スプール軸の前後方向の往復動に変換される。
したがって、従来のようなバックラッシュ対策の設定が不要となり、往復動機構によって、ハンドル軸の回転運動がスプール軸の前後方向の往復動に好適に変換されるようになる。
本発明によれば、回転駆動体と回転従動体とを離間して配置するとともに、これらの間に中間伝達体として無端状のベルトまたはローラを介設して回転駆動体の回転駆動力を回転従動体に伝達するように構成したので、従来のようなバックラッシュ対策の設定が不要となり、バックラッシュの影響によるガタ付きや異音が生じることがない。したがって、静音化を図ることができる魚釣用スピニングリールが得られる。
また、従来のようなバックラッシュの影響によるガタ付きや異音が防止されるとともに、回転駆動体の回転駆動力がベルトやローラを介して回転従動体にスムーズに伝達されるようになるので、回転運動から前後方向の往復動への変換が安定した状態で、かつ円滑に行われるようになって、操作フィーリングが向上する。
また、回転駆動体と回転従動体とを離間して配置するとともに、これらの間に中間伝達体として無端状のベルトまたはローラを介設した構成としてあるので、構造が簡単であり、組み付けも行い易くなって、安価なコストで静音化の向上を図ることができる魚釣用スピニングリールが得られる。
また、回転駆動体と回転従動体とが離間して配置されるので、これらが直接に噛み合うときのように軸間寸法を高精度に設定する必要がなくなり、コストを低減することができる。
また、離間した軸間における回転駆動力の伝達を、ベルトやローラといった最小限の部材による構成で実現することができるので、コストを低減することができる。また、これによって、重量の増加も抑制することができる。
また、回転駆動体および回転従動体のレイアウトの設定も容易となるので、設計の自由度が高まる。
また、本発明では、回転駆動体と回転従動体とが離間されて配置され、これらの間に無端状のベルトやローラが介設されて回転駆動力が伝達されるように構成されているので、外部からの衝撃荷重がスプール軸を通じて回転従動体に作用したとしても、回転従動体がベルトに対して滑る等して衝撃荷重がうまく緩衝されるようになり、往復動機構を構成する構成部材が破損したり変形したりするのを好適に防止することができる。これにより、往復動機構の円滑な作動を長期に亘って維持することのできる魚釣用スピニングリールが得られる。
また、本発明によれば、往復動機構が、回転従動体の回転中心軸から偏心して位置する係合突起と、スプール軸の後端部に取り付けられる摺動体に設けられ、係合突起と係合するカム溝と、を含む構成である場合、または、往復動機構が、回転従動体の回転中心に設けられたウォームシャフトと、スプール軸の後端部に取り付けられる摺動体に設けられ、ウォームシャフトの螺旋溝に係合する係合ピンと、を含む構成である場合の、いずれの場合においても、回転駆動力がベルトまたはローラを介して往復動機構側の回転従動体に好適に伝達されて、往復動機構が駆動される。したがって、往復動機構の反転時にガタ付きや異音が防止され、静音化を図ることができる魚釣用スピニングリールが得られる。また、従来のようなバックラッシュの影響がないので、回転運動から前後方向の往復動への変換が安定した状態で、かつ円滑に行われるようになり、操作フィーリングが向上する。
以下、本発明に係る魚釣用スピニングリールの実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
参照する図面において、図1は本発明の第1実施形態に係る魚釣用スピニングリールの内部構成を示す側面図、図2は主要部の構成を拡大して示した拡大図、図3は主要部の構成を後方側から見た状態で示した断面図である。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、以下の説明において、「前、後」「上、下」の語は、スピニングリールを図示しない釣竿に取り付けた状態を基準として用いている。つまり、後記するスプール3が設けられる側が「前」側であり、後記する切換部材15が設けられる側が「後」側である。
図1に示すように、主として、魚釣用スピニングリールは、図示しない釣竿に装着するための脚部1aが形成されたリール本体1と、リール本体1の前方に回転可能に設けられたロータ2と、このロータ2の回転運動と同期して前後方向移動可能に設けられたスプール3とを有して構成される。
リール本体1には、軸受1c,1d(図3参照)を介してハンドル軸5が回転可能に支持されており、その図示しない突出端部には、巻き取り操作されるハンドル6が取り付けられている。ハンドル軸5には、図2に示すように、駆動軸筒5aが、着脱可能に回り止めされて固定されている。図3に示すように、駆動軸筒5aには、ロータ2(図1参照)を巻き取り駆動するための内歯が形成されたドライブギヤ8が一体的に形成されているとともに、回転駆動体としての駆動プーリ10が一体的に形成されている。ドライブギヤ8は、ハンドル軸5と直交する方向に延出して、前後方向に延在する空洞部が形成された回転軸9(図1,図2参照)のピニオンギヤ9a(図1,図2参照)に噛合している。
駆動軸筒5aに設けられた駆動プーリ10は、プーリ溝10mを有しており、このプーリ溝10mには、後記する回転従動体としての従動プーリ21との間に、中間伝達体としての無端状のベルト11が掛け渡されるようになっている。
図1に示すように、回転軸9は、軸受を介して回転可能に支持されており、その空洞部には、ハンドル軸5と直交する方向に延出し、先端側にスプール3を取り付けたスプール軸3aが、軸方向に移動可能に挿通されて、支持されている。また、回転軸9の先端部には、ロータ2が取り付けられるとともに、その中間部分に一方向クラッチ13が係合しており、リール本体1の外部に取り付けられている切換部材15を回動操作することで、一方向クラッチを作動させ、ハンドル6の逆回転を防止するように構成されている。
ロータ2には、スプール3の回りを回転するように、一対の腕部2aが一体形成されており、夫々の前端部には、ベール2bの基端部を取り付けたベール支持部材2cが釣糸巻取り位置と釣糸放出位置との間で回動自在に支持されている。なお、ベール2bの一方の基端部は、ベール支持部材2cに一体的に設けられた釣糸案内部2dに取り付けられている。
回転従動体としての従動プーリ21は、前記した駆動プーリ10と離間した位置となる往復動機構20側に配置されており、中間伝達体としてのベルト11がそのプーリ溝21m(図3参照)に掛け渡されて駆動プーリ10からの回転駆動力が伝達可能に構成されている。
往復動機構20は、少なくとも、従動プーリ21に設けられた係合突起21aと、スプール軸3aの後端部に取り付けられる摺動体22と、この摺動体22に設けられ、係合突起21aと係合するカム溝22aと、摺動体22と係合して摺動体22の往復動を案内するガイド23と、を含んで構成されている。
従動プーリ21は、円環状を呈しており、図3に示すように、その内周面にはボールベアリング26がリング26aで抜け止めされた状態に嵌め込まれて取り付けられている。そして、従動プーリ21は、このボールベアリング26を介して、リール本体1の内壁に突設されたボス部1Bの段状の周壁部1bに装着され、ねじ部材25の頭部でボールベアリング26の内輪側が止め付けされることで固定されている。本実施形態では、ボス部1Bに従動プーリ21がねじ部材25で締め付けられて固定された状態で、図4に示すように、従動プーリ21のプーリ溝21mと駆動プーリ10のプーリ溝10mとが上下方向に位置合わせされる状態となるように予め寸法等が設定されて設けられており、これによって、駆動プーリ10と従動プーリ21との間にベルト11を容易に掛け渡すことができるように構成されている。つまり、余分な位置合わせ等の調整作業を要することなく従動プーリ21を固定することができ、ベルト11を好適に掛け渡すことができるようになっている。なお、リール本体1と従動プーリ21との間には、ライナー21eが介設されている。
係合突起21aは、円柱状を呈しており、従動プーリ21の側面から側方へ向けて(摺動体22へ向けて)突設されており、先端部側が摺動体22のカム溝22a内に係合するようになっている。係合突起21aには、カム溝22aに係合する部分の外周面に、リング21a’が装着されている。このリング21a’は、緩衝材としての機能を有するとともに、カム溝22aに対する係合突起21aの摺接抵抗を軽減する役割をなす。
図1に示すように、摺動体22は、前記のようにスプール軸3aの後端部にねじ部材24で取り付けられて固定されており、前記した従動プーリ21に対向する側に、略縦長Z字状のカム溝22aが形成されている。これにより、従動プーリ21が、ハンドル6の巻き取り操作によって駆動プーリ10およびベルト11を介して回転駆動されると、係合突起21aは、所定の回転軌跡を移動しながらカム溝22a内を案内されるようになり、これにともなって摺動体22が前後往復動されてスプール軸3a(スプール3)が前後往復動されることとなる。なお、摺動体22は、その下部22bが、リール本体1の内壁に設けられたガイド23に係合しており、安定した状態で前後往復動されるように構成されている。
以上の構成により、ハンドル6を巻き取り操作することで、ドライブギヤ8を介してロータ2が回転駆動されるとともに、駆動プーリ10からベルト11を介して、往復動機構20側の従動プーリ21が回転駆動され、釣糸は、釣糸案内部2dを介して前後往復動されるスプール3に均等に巻回される。すなわち、ハンドル6の回転操作によりハンドル軸5が回転されて駆動プーリ10が回転すると、その駆動プーリ10の回転駆動力がベルト11を介して従動プーリ21に伝達され、従動プーリ21が回転される。従動プーリ21が回転すると、従動プーリ21の回転中心軸から偏心して位置する係合突起21aが従動プーリ21の回転中心軸を中心として旋回し、この旋回にともなって係合突起21aと係合するカム溝22aの案内によって摺動体22がガイド23に沿って前後方向に往復動する。このようにして、往復動機構20が駆動されるようになり、ハンドル軸5の回転運動が、スプール軸3aの前後方向の往復動に変換されるようになる。
本実施形態の魚釣用スピニングリールによれば、ハンドル軸5の回転により回転する駆動プーリ10と、往復動機構20側に設けられた従動プーリ21とが非接触状態に離間して配置されるとともに、駆動プーリ10と従動プーリ21との間に、駆動プーリ10の回転駆動力を従動プーリ21に伝達するためのベルト11が介設されているので、ハンドル6の回転操作によるハンドル軸5の回転駆動力を、駆動プーリ10からベルト11を介して従動プーリ21に伝達することができ、従動プーリ21を回転駆動することができる。つまり、従来のような歯車の噛合による回転駆動力の伝達機構を介することなく、ハンドル軸5側の回転駆動力を往復動機構20側へ伝達することができるようになり、ハンドル軸5の回転運動を、スプール軸3aの前後方向の往復運動に変換することができる。
したがって、従来のようなバックラッシュ対策の設定が不要となり、バックラッシュの影響によるガタ付きや異音が生じることのない魚釣用スピニングリールが得られる。これにより、静音化を図ることができる魚釣用スピニングリールが得られる。
また、往復動機構20によって、ハンドル軸5の回転運動がスプール軸3aの前後方向の往復動に好適に変換されるようになる。
また、ハンドル軸5側から往復動機構20側への駆動力の伝達が、駆動プーリ10、ベルト11および従動プーリ21を介して行われるようになっているので、回転駆動力がスムーズに伝達されるようになり、回転運動から前後方向の往復動への変換が安定した状態で、かつ円滑に行われるようになる。したがって、操作フィーリングが向上する。
また、駆動プーリ10と従動プーリ21とを離間して配置するとともに、これらの間に中間伝達体としてベルト11を介設した構成としてあるので、構造が簡単であり、組み付けも行い易くなって、安価なコストで静音化の向上を図ることができる魚釣用スピニングリールが得られる。
また、駆動プーリ10と従動プーリ21とが離間して配置されるので、これらが直接に噛み合うときのように軸間寸法を高精度に設定する必要がなくなり、コストを低減することができる。
また、離間した軸間における回転駆動力の伝達を、ベルト11といった最小限の部材による構成で実現することができるので、コストを低減することができる。また、これによって、重量の増加も抑制することができる。
また、駆動プーリ10および従動プーリ21のレイアウトの設定も容易となるので、設計の自由度が高まる。
また、例えば、魚釣用スピニングリールを誤って落下させる等したときの衝撃荷重や、外部からスプール3に物が当る等したときに入力される衝撃荷重を、ベルト11を中間伝達体として用いたことにより、好適に緩和することができる。
すなわち、スプール3の前方等からスプール3を後方に押圧するような、図5に示した衝撃荷重Y1が入力されると、その衝撃荷重Y1は、スプール軸3aを伝わって往復動機構20に入力され、往復動機構20側の従動プーリ21を逆回転させようとする力X2’として従動プーリ21に作用する。
ここで、切換部材15(図1参照)の作動により、ロータ2が逆転防止状態に設定されていると、所定の方向(X1方向:釣り糸巻き取り方向)にのみドライブギヤ8が回転可能に設定されるので、従動プーリ21に、これを回転させようとする力X2’が作用すると、ベルト11が僅かに伸長したり、従動プーリ21がベルト11に対して滑ったりする等して衝撃荷重がうまく逃がされるようになり、衝撃荷重を緩衝することができるようになる。
したがって、往復動機構20を構成する構成部材(例えば、係合突起21a等)に衝撃荷重が作用する等してこれが破損したり、変形したりするのを阻止することができる。
また、ローラは、その径を適宜変更して設定するか、弾性材料で形成すること等により、回転駆動体の回転数と回転従動体の回転数との回転数比を簡単かつ容易に変更することができ、釣り方に合わせた最適なギヤ比を好適に設定することができる。
図6は第1実施形態の魚釣用スピニングリールの変形例を示す主要部の断面図である。この変形例では、駆動プーリ10Aを駆動軸筒5aと別部材で構成するとともに、従動プーリ21を二つの部材から構成した点に特徴がある。
駆動プーリ10Aは、駆動軸筒5aに形成された小径部5bに嵌め込まれる円筒状を呈しており、ドライブギヤ8側に位置する外周面にプーリ溝10mが形成されている。また、これとは反対側の外周面に段部10bが形成され、この段部10bが軸受5cで支持されるように構成されている。
また、従動プーリ21は、円環状を呈する基部21Aと、この基部21Aに嵌め込まれる、プーリ溝21mを外周部に有した円環状部材21Bと、から構成されている。基部21Aは、円筒部21aと、この円筒部21aに連続する鍔部21aとから構成されており、円筒部21aの外周面に円環状部材21Bが嵌め込まれてリング21bにより保持されるようになっている。
このような構成とされた魚釣用スピニングリールによれば、駆動プーリ10Aや円環状部材21Bの寸法の異なるものを複数種類用意することにより、これらを適宜組み合わせることによって、駆動プーリ10Aの回転数と従動プーリ21の回転数との回転数比を簡単かつ容易に変更することができ、釣り方に合わせた最適なギヤ比を好適に設定することができる。これにより、最小限の部材を交換することによって、巻き取りギヤ比の設定の異なる魚釣用スピニングリールが得られる。また、最小限の部材の変更によって、製品のバリエーションを広く展開することも可能となる。
また、これらの部材に摩耗等が生じたときにも、最小限の部材を交換することで対処することができ、修理コストを低減することができる。
(第2実施形態)
図7は本発明の第2実施形態に係る魚釣用スピニングリールの内部構成を示す側面図、図8は主要部の構成を拡大して示した断面図である。
本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、ウォームシャフト30を備えた往復動機構30Aにおいて、回転運動を前後方向の往復動に変換するための駆動力の伝達を、ベルト11を介して行うように構成した点である。
図7に示すように、本実施形態における往復動機構30Aは、スプール軸3aと平行に延出するウォームシャフト30と、このウォームシャフト30の外周面に形成された螺旋溝30aに係合する係合ピン31aを有してスプール軸3aの後端部にねじ止めして取り付けられた摺動体31と、リール本体1の内壁に設けられて摺動体31と係合し、摺動体31の往復動を案内するガイド33と、を含んで構成される。そして、往復動機構30Aに駆動力を伝達するための駆動プーリ9b(プーリ溝9b)が、回転軸9に凹設されているとともに、ウォームシャフト30の前端部30bの回転中心に従動プーリ32が回り止め固定され、これらの間に、回転駆動力を伝達するためのベルト11が掛け渡されて設けられている(図8参照)。
以上の構成によれば、ハンドル6を巻き取り操作することで、ロータ2が回転駆動されるとともに、駆動プーリ9b、ベルト11を介して往復動機構30A側の従動プーリ32が回転駆動され、釣糸は、釣糸案内部2dを介して前後往復動されるスプール3に均等に巻回される。すなわち、ハンドル6の回転操作によりハンドル軸5が回転され、ドライブギヤ8、ピニオンギヤ9aを介して回転軸9が回転して駆動プーリ9bが回転すると、その駆動プーリ9bの回転駆動力がベルト11を介して従動プーリ32に伝達され、従動プーリ32が回転される。そして、従動プーリ32の回転によってウォームシャフト30が回転し、この回転にともなって係合ピン31aと係合する螺旋溝30aの案内によって摺動体31が前後方向に往復動する。このようにして、往復動機構30Aが駆動されるようになり、ハンドル軸5の回転運動が、スプール軸3aの前後方向の往復動に変換されるようになる。
このような構成の魚釣用スピニングリールにおいても、前記第1実施形態と同様の作用効果が得られる。つまり、ハンドル軸5の回転により回転する駆動プーリ9bと、往復動機構30A側に設けられた従動プーリ32とが非接触状態に離間して配置されるとともに、駆動プーリ9bと従動プーリ32との間にベルト11が介設されているので、ハンドル6の回転操作によるハンドル軸5の回転駆動力を、駆動プーリ9bからベルト11を介して従動プーリ32に伝達することができ、従動プーリ32を回転駆動することができる。したがって、従来のような歯車の噛合による回転駆動力の伝達機構を介することなく、ハンドル軸5側の回転駆動力を往復動機構30A側へ伝達することができるようになり、ハンドル軸5の回転運動を、スプール軸3aの前後方向の往復運動に好適に変換することができる。
これにより、従来のようなバックラッシュ対策の設定が不要となり、バックラッシュの影響によるガタ付きや異音が生じることのない魚釣用スピニングリールが得られる。
したがって、構造が簡単で組み付けが行い易く、安価なコストで静音化の向上を図ることができる魚釣用スピニングリールが得られる。
図9は本発明の他の変形例を示す主要部の拡大図である。
この変形例が前記第1,第2実施形態と異なるところは、中間伝達体としてローラ40を用いた点にある。
ローラ40は、合成ゴムや合成樹脂等の弾力性を備えた部材からなり、回転駆動体10’と回転従動体21’との双方に接触して回転し、回転駆動体10’の回転駆動力を回転従動体21’に伝達するようになっている。この例では、ローラ40が、支持部41の先端に支軸40aで回転可能に支持され、支持部41が、ホルダ42に収容された付勢ばね43でローラ40を回転駆動体10’および回転従動体21’に押し付ける方向に付勢されている。また、この例では、回転駆動体10’および回転従動体21’の間に、ローラ40を対向させて一対配置している。なお、ローラ40は、いずれか一方の側にのみ設けてもよい。
このような構成の魚釣用スピニングリールにおいても、前記第1,第2実施形態と同様の作用効果が得られる。つまり、回転駆動体10’と、回転従動体21’とが非接触状態に離間して配置されるとともに、これらの間にローラ40が介設されているので、ハンドル軸5の回転駆動力を、回転駆動体10’からローラ40を介して回転従動体21’に伝達することができる。したがって、従来のような歯車の噛合による回転駆動力の伝達機構を介することなく、ハンドル軸5側の回転駆動力を往復動機構20側へ伝達することができるようになり、ハンドル軸5の回転運動を、スプール軸3aの前後方向の往復運動に好適に変換することができる。
なお、前記第2実施形態では、ベルト11を用いて回転駆動力を伝達するように構成したが、これに限られることはなく、回転軸9に回転駆動体を設けるとともに、ウォームシャフト30に回転従動体を設け、これらの間にローラ40を介設して回転駆動力が回転軸9側からウォームシャフト30側へ伝達されるように構成してもよい。
本発明の第1実施形態に係る魚釣用スピニングリールの内部構成を示す側面図である。 主要部の構成を拡大して示した拡大図である。 主要部の構成を後方側から見た状態で示したリール本体の断面図である。 主要部の構成を後方側から見た状態で示した断面図である。 作用を説明するための説明図である。 第1実施形態の魚釣用スピニングリールの変形例を示す主要部の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る魚釣用スピニングリールの内部構成を示す側面図である。 主要部の構成を拡大して示した断面図である。 本発明の他の変形例を示す主要部の拡大図である。
符号の説明
1 リール本体
2 ロータ
3 スプール
3a スプール軸
5 ハンドル軸
5a 駆動軸筒
6 ハンドル
8 ドライブギヤ
9 回転軸
9a ピニオンギヤ
9b 駆動プーリ
10 駆動プーリ
10’ 回転駆動体
10A 駆動プーリ
11 ベルト
20 往復動機構
21 従動プーリ
21’ 回転従動体
21a 係合突起
22 摺動体
22a カム溝
23 ガイド
30 往復動機構
30 ウォームシャフト
30A 往復動機構
30a 螺旋溝
31 摺動体
31a 係合ピン
32 従動プーリ
33 ガイド
40 ローラ

Claims (3)

  1. ハンドルに連結されてリール本体に回転可能に設けられたハンドル軸と、スプールおよび摺動体が取り付けられたスプール軸と、前記ハンドル軸の回転運動を、前記スプール軸の前後方向の往復動に変換する前記摺動体を含む往復動機構とを備えた魚釣用スピニングリールであって、
    前記ハンドル軸の回転により回転する回転駆動体と、
    前記往復動機構側に設けられた回転従動体と、を備え、
    前記回転駆動体と前記回転従動体とを非接触状態に離間して配置するとともに、
    前記回転駆動体と前記回転従動体との間に、前記回転駆動体の回転駆動力を前記回転従動体に伝達するための中間伝達体が介設されており、
    前記中間伝達体は、無端状のベルトまたはローラであることを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  2. 前記往復動機構は、
    前記回転従動体の回転中心軸から偏心して位置する係合突起と、
    前記スプール軸の後端部に取り付けられる前記摺動体に設けられ、前記係合突起と係合するカム溝と、を含み、
    前記中間伝達体を介して前記回転駆動体の回転が前記回転従動体に伝達されて前記係合突起が旋回し、この旋回にともなって前記係合突起と係合する前記カム溝の案内によって前記摺動体が前後方向に往復動することを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
  3. 前記往復動機構は、
    前記回転従動体の回転中心に設けられたウォームシャフトと、前記スプール軸の後端部に取り付けられる前記摺動体に設けられ、前記ウォームシャフトの螺旋溝に係合する係合ピンと、を含み、
    前記中間伝達体を介して前記回転駆動体の回転が前記回転従動体に伝達されて前記ウォームシャフトが回転し、この回転にともなって前記摺動体が前後方向に往復動することを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
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