JP2009055529A - 入退室管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】インターフォン装置の操作時に応答可能な受付PCを優先的に選択して効率的に呼出先の受付PCを決定し、呼出時の待ち時間を短縮した入退室管理システムを得る。
【解決手段】カードリーダ10に設けられたインターフォン装置11と、電気錠15を開閉制御する端末コントローラ14と、インターフォン装置11の呼出操作を受け付けて来訪者と通話するための複数の受付PC30、30nと、複数の受付PC30、30nに関して呼出操作に応答可能であるか否かを判別するためのログイン情報を管理する呼出先管理サーバ20とを備えている。カードリーダ10は、呼出先管理サーバ20の管理情報に基づいて、呼出先候補となる複数の受付PC30、30nの中から、ログイン状態にある受付PCを応答可能なものとして優先的に選択し、呼出操作に応じた呼出要求を応答可能な受付PCに配信する。
【選択図】図1
【解決手段】カードリーダ10に設けられたインターフォン装置11と、電気錠15を開閉制御する端末コントローラ14と、インターフォン装置11の呼出操作を受け付けて来訪者と通話するための複数の受付PC30、30nと、複数の受付PC30、30nに関して呼出操作に応答可能であるか否かを判別するためのログイン情報を管理する呼出先管理サーバ20とを備えている。カードリーダ10は、呼出先管理サーバ20の管理情報に基づいて、呼出先候補となる複数の受付PC30、30nの中から、ログイン状態にある受付PCを応答可能なものとして優先的に選択し、呼出操作に応じた呼出要求を応答可能な受付PCに配信する。
【選択図】図1
Description
この発明は、管理対象空間への入退室用のドアに設けられた電気錠を開閉制御するための入退室管理システムに関し、特に電気錠に対応して設けられたカードリーダのインターフォン装置において、来訪者による呼出操作に対して受付PC(受付パソコン)が適正に応答するための技術に関するものである。
従来の入退室管理システムは、電気錠に対応して設けられたドア開閉検出器、振動センサ、CCDカメラおよびインターフォン装置と、インターフォン装置にネットワーク接続されてインターフォン装置の呼出操作に応答する複数の受付PCと、により構成されている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の従来システムにおいて、インターフォン装置は、まず起動時において、受付PCに登録されたIPアドレステーブルを読み込む。IPアドレステーブルには、管理対象空間の部門名と、部門内でインターフォン装置の応答に使用する受付PCのIPアドレスとが記録されている。
電気錠を有するドアに接近した来訪者が、インターフォン装置の呼出ボタンで部門名を選択して、訪問先(通話先)を選択すると、訪問先として指定された受付PCに対して、インターフォン装置から問い合わせパケットが送信される。
続いて、受付PCからアンサーバックがあれば、インターフォン装置(来訪者)と受付PC(オペレータ)との間で通話を開始する。一方、インターフォン装置からのパケット送信に対して、受付PCからアンサーバックがなければ、訪問先が不在状態なので、不在状態であることをインターフォン装置に表示する。
なお、組織変更などによって、部門名と受付PCのIPアドレスとの対応関係に変更が生じた場合にも対処可能とするために、呼出可能な受付PCのIPアドレステーブルを特定の受付PCで一元管理し、個々のインターフォン装置の起動時に最新のIPアドレステーブルを読み込んでいる。これにより、個々のインターフォン装置の設定を変更することなく、呼出先の管理を可能にしている。
また、ドア開閉検出器または振動センサによってドア異常が検出された場合には、インターフォン装置から受付PCに異常検出メールが送信される。
また、ドア開閉検出器または振動センサによってドア異常が検出された場合には、インターフォン装置から受付PCに異常検出メールが送信される。
従来の入退室管理システムでは、あらかじめ登録されたIPアドレステーブルに基づいて受付PCの呼出を行うので、受付PCのオペレータが不在状態(未ログイン状態)の場合には、応答可能な受付PCの呼出が行われるまで、インターフォン装置から繰り返し呼出を行う必要があり、来訪者に対して無駄な待ち時間が生じるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、来訪者がインターフォン装置を操作したときに、応答可能な状態にある受付PCを優先的に選択して、効率的に呼出先の受付PCを決定することにより、呼出時の待ち時間を短縮した入退室管理システムを得ることを目的とする。
この発明による入退室管理システムは、管理対象空間への入退室用のドアに設けられた電気錠と、電気錠に対応した個人認識用のカードリーダを有するカード読取装置と、カードリーダに設けられたインターフォン装置と、カードリーダからの読取情報に基づいて個人照合処理を行い、個人照合結果に応じて電気錠を開閉制御する端末コントローラと、来訪者によるインターフォン装置の呼出操作を受け付けて、来訪者との間で通話するための複数の受付PCとを備えた入退室管理システムにおいて、複数の受付PCに関して、インターフォン装置からの呼出操作に応答可能であるか否かを判別するためのログイン情報を管理する呼出先管理サーバをさらに備え、カードリーダは、呼出操作が行われた場合に、呼出先管理サーバの管理情報に基づいて、呼出先候補となる複数の受付PCの中から、ログイン状態にある受付PCを応答可能なものとして優先的に選択し、呼出操作に応じた呼出要求を応答可能な受付PCに配信するものである。
この発明によれば、来訪者がインターフォン装置を操作したときに、応答可能な状態にある受付PCが優先的に選択されるので、呼出時の待ち時間を短縮することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る入退室管理システムを示すブロック構成図である。
図1において、カードリーダ10、・・・10m(カード読取装置)と、呼出先管理サーバ20と、受付PC30、・・・、30nとは、ネットワーク100を介して相互に接続されている。なお、呼出先管理サーバ20を除く構成は、従来システムと同様である。
図1はこの発明の実施の形態1に係る入退室管理システムを示すブロック構成図である。
図1において、カードリーダ10、・・・10m(カード読取装置)と、呼出先管理サーバ20と、受付PC30、・・・、30nとは、ネットワーク100を介して相互に接続されている。なお、呼出先管理サーバ20を除く構成は、従来システムと同様である。
カードリーダ10は、来訪者により呼出操作されるインターフォン装置11と、来訪者を撮像するためのカメラ装置12と、LEDまたはLCDなどの表示装置13とを備えている。カードリーダ10は、電気錠15に対応して設けられており、電気錠15に接近して呼出操作を行う個人を認識するために、カメラ・インターフォン操作機能を有する。
同一構成からなるカードリーダ10、・・・、10m(以下、総称的に、「カードリーダ10」という)は、電気錠15、・・・、15mと同数だけ設けられている。
同一構成からなるカードリーダ10、・・・、10m(以下、総称的に、「カードリーダ10」という)は、電気錠15、・・・、15mと同数だけ設けられている。
各カードリーダ10は、個別の端末コントローラ14、・・・、14mを介して、電気錠15、・・・、15mに接続されている。電気錠15、・・・、15mは、管理対象空間への入退室用のドア16、・・・、16mごとに設けられている。
カードリーダ10内のインターフォン装置11は、来訪者により操作されたときに、呼出先管理サーバ20を介して、呼出操作に応答する訪問先の受付PCの呼出を行う。
カードリーダ10内のインターフォン装置11は、来訪者により操作されたときに、呼出先管理サーバ20を介して、呼出操作に応答する訪問先の受付PCの呼出を行う。
端末コントローラ14は、カードリーダ10からの読取情報に基づいて個人照合処理を行い、個人照合結果に応じて電気錠15を開閉制御する。
複数の受付PC30、・・・、30n(以下、総称的に、「受付PC30」という)は、来訪者によるインターフォン装置14、・・・、14mのいずれかの呼出操作を受け付けて、来訪者との間で通話する。
複数の受付PC30、・・・、30n(以下、総称的に、「受付PC30」という)は、来訪者によるインターフォン装置14、・・・、14mのいずれかの呼出操作を受け付けて、来訪者との間で通話する。
呼出先管理サーバ20は、各受付PC30に関する呼出先管理部21と、ログイン状態受付管理部22とを備えており、各受付PC30に関して、インターフォン装置からの呼出操作に応答可能であるか否かを判別するためのログイン情報を管理する。
また、呼出操作時または通話時において、呼出先管理サーバ20は、カメラ装置12による来訪者の撮像情報を受付PC30に配信し、オペレータによるチェックを可能にする。
また、呼出操作時または通話時において、呼出先管理サーバ20は、カメラ装置12による来訪者の撮像情報を受付PC30に配信し、オペレータによるチェックを可能にする。
また、カードリーダ10は、カードリーダ10で来訪者による呼出操作が行われた場合に、呼出先管理サーバ20の管理情報に基づいて、呼出先候補となる複数の受付PC30の中から、ログイン状態にある受付PCを応答可能なものとして優先的に選択し、呼出操作に応じた呼出要求を応答可能な受付PCに配信する。
また、呼出先管理サーバ20は、応答可能な受付PCのリストをカードリーダ10に配信し、表示装置13は、応答可能な受付PCのリストを表示する。
さらに、呼出先管理サーバ20は、応答可能な受付PCに対して、カメラ装置12による撮像情報を配信し、受付PCのオペレータに来訪者の認識を可能にする。
さらに、呼出先管理サーバ20は、応答可能な受付PCに対して、カメラ装置12による撮像情報を配信し、受付PCのオペレータに来訪者の認識を可能にする。
受付PC30は、自身のログイン状態を呼出先管理サーバ20に送信するログイン状態送信管理部31と、インターフォン装置11との間で通話を行うためのインターフォン通話管理部32とを備えている。
複数の受付PC30は、それぞれ同一構成からなり、所要数だけ設けられている。
複数の受付PC30は、それぞれ同一構成からなり、所要数だけ設けられている。
以下、カードリーダ10、呼出先管理サーバ20および受付PC30の関連性に注目して、図1に示した入退室管理システムの動作について説明する。
なお、ここでは図示を省略するが、ドア16には、前述のドア開閉検出器および振動センサなどが設けられているものとする。
なお、ここでは図示を省略するが、ドア16には、前述のドア開閉検出器および振動センサなどが設けられているものとする。
まず、個人識別用カードを所持した来訪者がドア16に接近して、カードリーダ10でカード操作が行われると、カードリーダ10は、カード読取情報を端末コントローラ14に送信する。
端末コントローラ14は、カード読取情報に基づいて、ドア16に対する通行許可条件を検出し、照合結果がOKであれば、電気錠15を開錠制御し、照合結果がNGであれば電気錠15を施錠制御する。
端末コントローラ14は、カード読取情報に基づいて、ドア16に対する通行許可条件を検出し、照合結果がOKであれば、電気錠15を開錠制御し、照合結果がNGであれば電気錠15を施錠制御する。
また、カードリーダ10においてカード操作が行われることなく、ドア16が開いた場合には、カードリーダ10または端末コントローラ14がドア16の異常状態を検出し、前述のように異常メールを受付PC30に送信する。
一方、個人識別用カードを所持しない来訪者がドア16に接近して、インターフォン装置11で呼出操作が行われると、カードリーダ10は、呼出先として指定された受付PC30(複数であってもよい)に対して呼出要求を送信する。
呼出要求を受信した受付PC30は、報音器(図示せず)から呼出音を発生し、受付PC30のオペレータに対して来訪者の存在を通知する。
呼出要求を受信した受付PC30は、報音器(図示せず)から呼出音を発生し、受付PC30のオペレータに対して来訪者の存在を通知する。
次に、図2のフローチャートを参照しながら、来訪者により呼出操作されたインターフォン装置11(カードリーダ10)から、受付PC30の呼出を行う場合の動作手順について説明する。
図2において、まず、来訪者が、カードリーダ10のインターフォン装置11に配置された複数の呼出用ボタン(図示せず)のうちの1つを選択して操作すると、カードリーダ10は、インターフォン装置11の呼出操作を検出し(ステップS11)、呼出用ボタンの操作位置に基づいて、カードリーダ10内にあらかじめ登録された呼出先情報を取得する。
図2において、まず、来訪者が、カードリーダ10のインターフォン装置11に配置された複数の呼出用ボタン(図示せず)のうちの1つを選択して操作すると、カードリーダ10は、インターフォン装置11の呼出操作を検出し(ステップS11)、呼出用ボタンの操作位置に基づいて、カードリーダ10内にあらかじめ登録された呼出先情報を取得する。
続いて、カードリーダ10は、ステップS11で取得した呼出先情報を、ネットワーク100を介して呼出先管理サーバ20に送信し(ステップS12)、ネットワーク100を介して、呼出先管理サーバ20から応答可能な受付PCのリストを取得する(ステップS13)。
応答可能な受付PCのリスト(一覧情報)は、呼出先情報の発生時点で、呼出先管理サーバ20が応答可能と判定した受付PCの優先度に基づいて生成される。
応答可能な受付PCのリスト(一覧情報)は、呼出先情報の発生時点で、呼出先管理サーバ20が応答可能と判定した受付PCの優先度に基づいて生成される。
次に、カードリーダ10は、取得したリストを参照して、応答可能な受付PCが1台以上存在するか否かを判定し(ステップS14)、1台以上の受付PCが存在する(すなわち、YES)と判定されれば、応答可能な受付PCのリストに含まれる受付PC30に対し、優先度に基づいて(最優先の受付PCから順に)呼出要求を送信する(ステップS15)。
また、カードリーダ10は、呼出要求を送信した受付PC30から応答(アンサーバック)があるか否かを判定し(ステップS16)、応答がある(すなわち、YES)と判定されれば、応答のあった受付PC30(オペレータ)と来訪者との間で、インターフォン装置11を介した通話の開始を可能にする(ステップS18)。
以下、通話を終了したことが検出された時点で(ステップS19)、図2の処理ルーチンを終了する。
以下、通話を終了したことが検出された時点で(ステップS19)、図2の処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS14において、応答可能な受付PCが1台も存在しない(すなわち、NO)と判定された場合、または、ステップS16において、受付PC30から応答がない(すなわち、NO)と判定された場合には、来訪者が呼出操作に応答可能な受付PCが1台も存在しない(呼出先が未ログイン状態である)こと、または、呼出先がログイン状態であってもオペレータ不在状態であることを、表示装置13にメッセージ表示させて来訪者に報知し(ステップS17)、図2の処理ルーチンを終了する。
次に、図3のフローチャートおよび図4の説明図を参照しながら、図1内の呼出先管理サーバ20の動作について説明する。
図3において、呼出先管理サーバ20は、まず、カードリーダ10からの呼出要求に応答して、呼出可能なすべての受付PC30に対し、一定周期(たとえば、1回/1分)でログイン状態の問い合わせ要求を送信する(ステップS21)。
図3において、呼出先管理サーバ20は、まず、カードリーダ10からの呼出要求に応答して、呼出可能なすべての受付PC30に対し、一定周期(たとえば、1回/1分)でログイン状態の問い合わせ要求を送信する(ステップS21)。
このとき、ログイン状態は、図4のように構成された受付PC30ごとの呼出先管理テーブルによって管理される。
図4は複数の受付PC30の管理テーブルの具体例を示しており、管理テーブルは、受付PC30(PC0010、PC0011、・・・、PC0020、PC0021、・・・)ごとに、呼出グループ(番号1、2、・・・)と、優先度(順番1、2、・・・)と、ログイン状態(ログイン中、未ログイン)と、受付回数(「10」、「5」、「1」、・・・)と、最終受付時刻と、IPアドレスと、を記録している。
図4は複数の受付PC30の管理テーブルの具体例を示しており、管理テーブルは、受付PC30(PC0010、PC0011、・・・、PC0020、PC0021、・・・)ごとに、呼出グループ(番号1、2、・・・)と、優先度(順番1、2、・・・)と、ログイン状態(ログイン中、未ログイン)と、受付回数(「10」、「5」、「1」、・・・)と、最終受付時刻と、IPアドレスと、を記録している。
図4において、呼出グループは、インターフォン装置11(カードリーダ10)上で呼出先として指定される訪問先を示している。したがって、同じ訪問先に複数の受付PC30が設置されている場合には、同一訪問先に対応する受付PC30に対して、それぞれ同一の呼出グループ番号が登録される。
また、優先度は、同じ呼出グループに登録された各受付PC30に対して、呼出順序(グループ内での優先順位)を指定するための値である。
ログイン状態は、各受付PC30の現在のログイン管理状態を示しており、呼出先管理サーバ20からの定期的な問い合わせに応答している場合には「ログイン中」となり、定期的な問い合わせに応答がない場合には「未ログイン」となる。
ログイン状態は、各受付PC30の現在のログイン管理状態を示しており、呼出先管理サーバ20からの定期的な問い合わせに応答している場合には「ログイン中」となり、定期的な問い合わせに応答がない場合には「未ログイン」となる。
受付回数は、各受付PC30がインターフォン装置11(カードリーダ10)からの呼出操作に応答した回数を表し、最終受付時刻は、最後に呼出操作に応答した時刻を表す。
IPアドレスは、カードリーダ10と受付PC30との間でIPインターフォン機能(デジタル化した音声データの通信機能)を使用するために割り当てられたLANアドレスである。
IPアドレスは、カードリーダ10と受付PC30との間でIPインターフォン機能(デジタル化した音声データの通信機能)を使用するために割り当てられたLANアドレスである。
図3に戻り、ステップS21に応答して、受付PC30は、来訪者により受付PC30がログイン状態にある場合には、受付回数および最終受付時刻を応答情報として呼出先管理サーバ20に返信する。
続いて、呼出先管理サーバ20は、ログイン中の受付PC30から応答があるか否かを判定し(ステップS22)、応答がない(すなわち、NO)と判定されれば、管理テーブル(図4)中の受付PC30に対するログイン状態を「ログイン中」から「未ログイン」に更新して、応答可能な受付PCから削除し(ステップS24)、後述のステップS26に進む。
一方、ステップS22において、ログイン中の受付PC30から応答がある(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、応答のあった受付PC30が未ログイン(新規ログイン)の受付PCであるか否かを判定し(ステップS23)、既にログイン中の受付PCである(すなわち、NO)と判定されれば、直ちにステップS26に進む。
一方、ステップS23において、新規のログインである(すなわち、YES)と判定されれば、応答のあった受付PC30を、応答可能な受付PCとしてリストに新規登録して追加し(ステップS25)、ステップS26に進む。
最後に、ステップS26においては、応答のあったすべての受付PC30について、管理テーブルの受付回数および最終受付時刻を更新し、ステップS21にリターンする。
最後に、ステップS26においては、応答のあったすべての受付PC30について、管理テーブルの受付回数および最終受付時刻を更新し、ステップS21にリターンする。
このように、インターフォン装置11(カードリーダ10)からの呼出操作時点で、指定された受付PC30のログイン状態に基づいて、応答可能な受付PC30を決定することにより、応答できない未ログイン状態の受付PCに対して呼出を行うことが回避されるので、来訪者の呼出待ち時間を短縮することができる。
以上のように、この発明の実施の形態1に係る入退室管理システムは、管理対象空間への入退室用のドア16に設けられた電気錠15と、電気錠15に対応した個人認識用のカードリーダ10を有するカード読取装置と、カードリーダ10に設けられたインターフォン装置11と、カードリーダ10からの読取情報に基づいて個人照合処理を行い、個人照合結果に応じて電気錠を開閉制御する端末コントローラ14と、来訪者によるインターフォン装置11の呼出操作を受け付けて、来訪者との間で通話するための複数の受付PC30と、複数の受付PC30に関して、インターフォン装置11からの呼出操作に応答可能であるか否かを判別するためのログイン情報を管理する呼出先管理サーバ20とを備え、カードリーダ10は、呼出操作が行われた場合に、呼出先管理サーバ20の管理情報に基づいて、呼出先候補となる複数の受付PC30の中から、ログイン状態にある受付PCを応答可能なものとして優先的に選択し、呼出操作に応じた呼出要求を応答可能な受付PCに配信するので、来訪者がインターフォン装置11を操作したときに、応答可能な状態にある受付PC30が優先的に選択されるので、呼出時の待ち時間が短くなり、効率的に呼出先を決定することができる。
また、この発明の実施の形態1に係る入退室管理システムは、カードリーダ11に設けられた表示装置13を備え、呼出先管理サーバ20は、応答可能な受付PC30のリストをカードリーダ10に配信し、表示装置13は、応答可能な受付PC30のリストを表示するので、来訪者が、カードリーダ10上の表示装置13の画面上で、訪問相手が呼出操作に応答可能であることを確認したうえで呼出操作を行うことができるので、不要な呼出操作をすることがなく、また、効率的に呼出先を決定することができる。
さらに、この発明の実施の形態1に係る入退室管理システムは、カードリーダ10に設けられたカメラ装置12を備え、呼出先管理サーバ20は、応答可能な受付PC30に対して、カメラ装置12による撮像情報を配信するので、受付PC30のオペレータは、来訪者の顔画像を確認しながら受付を行うことができる。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1では、各受付PC30の呼出回数(負荷)の偏向について考慮しなかったが、管理テーブル中の受付回数および最終受付時刻に基づいて、各受付PC30の呼出回数(負荷)を平準化してもよい。
以下、図1および図4とともに、図5のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態2による呼出操作時の動作について説明する。
なお、上記実施の形態1では、各受付PC30の呼出回数(負荷)の偏向について考慮しなかったが、管理テーブル中の受付回数および最終受付時刻に基づいて、各受付PC30の呼出回数(負荷)を平準化してもよい。
以下、図1および図4とともに、図5のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態2による呼出操作時の動作について説明する。
図5はこの発明の実施の形態2による受付PCの呼出順序決定処理を示すフローチャートであり、受付回数および最終受付時刻を考慮したカードリーダ10および呼出先管理サーバ20の動作を示している。
なお、図5においては、前述(図2参照)のステップS15がステップS39に変更され、ステップS39の前段に呼出先管理サーバ20の処理(ステップS35〜S38)が追加挿入された点が前述と異なり、前述と同様の処理(ステップS11〜S14、S16〜S19)については、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
図5において、まず、カードリーダ10は、来訪者の呼出要求に応答して、前述のステップS11〜S14を実行する。
ステップS14において、応答可能な受付PCがある(すなわち、YES)と判定されれば、呼出先管理サーバ20は、応答可能な受付PCのリストを受付回数の順序で作成し、リストの呼出順序を決定する(ステップS35)。
ステップS14において、応答可能な受付PCがある(すなわち、YES)と判定されれば、呼出先管理サーバ20は、応答可能な受付PCのリストを受付回数の順序で作成し、リストの呼出順序を決定する(ステップS35)。
続いて、同じ受付回数の受付PCの台数を計数して、計数結果が1台のみであるか否かを判定し(ステップS36)、複数台存在する(すなわち、NO)と判定されれば、同じ受付回数の受付PC30を、最終受付時刻の情報でソートして一覧情報を作成し、最終受付時刻の旧い順にリストの呼出順序を決定して(ステップS37)、次の判定処理(ステップS38)に進む。
一方、ステップS36において、同じ受付回数の受付PCの台数が1台のみである(すなわち、YES)と判定されれば、続いて、すべての受付PC30の呼出順序が決定しているか否かを判定する(ステップS38)。
ステップS38において、呼出順序が決定していない受付PCが存在する(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS36の判定処理に戻る。
ステップS38において、呼出順序が決定していない受付PCが存在する(すなわち、NO)と判定されれば、ステップS36の判定処理に戻る。
一方、ステップS38において、すべての受付PC30の呼出順序が決定している(すなわち、YES)と判定されれば、カードリーダ10は、受付回数および最終受付時刻の情報に基づいて最終決定した呼出順序にしたがって、応答可能な受付PCのリストに含まれる受付PC30に対して呼出要求を配信し(ステップS39)、前述のステップS17〜S19に移行する。
このように、各受付PC30の受付回数および最終受付時刻の情報を用いてリストの呼出順序を決定することにより、各受付PC30に対する呼出回数を平準化することが可能となり、受付PC30を操作するオペレータの業務負荷を分散することができる。
以上のように、この発明の実施の形態2に係る入退室管理システムの呼出先管理サーバ20は、呼出操作の受付回数および最終操作時刻を管理し、複数の受付PC30の各々の呼出回数を平準化するように呼出先候補となる受付PC30の呼出順序を決定し、呼出先候補となる受付PC30が複数存在する場合に、受付回数および最終操作時刻に基づいて呼出要求を配信する受付PC30を決定するので、特定の受付PCのみが常に選択されることが回避され、受付業務の負荷を各受付PC30に分散することができる。
10、10m カードリーダ、11 インターフォン装置、12 カメラ装置、13 表示装置、14、14m 端末コントローラ、15、15m 電気錠、16、16m ドア、20 呼出先管理サーバ、30、30n 受付PC、100 ネットワーク。
Claims (4)
- 管理対象空間への入退室用のドアに設けられた電気錠と、
前記電気錠に対応した個人認識用のカードリーダを有するカード読取装置と、
前記カードリーダに設けられたインターフォン装置と、
前記カードリーダからの読取情報に基づいて個人照合処理を行い、個人照合結果に応じて前記電気錠を開閉制御する端末コントローラと、
来訪者による前記インターフォン装置の呼出操作を受け付けて、前記来訪者との間で通話するための複数の受付PCと
を備えた入退室管理システムにおいて、
前記複数の受付PCに関して、前記インターフォン装置からの呼出操作に応答可能であるか否かを判別するためのログイン情報を管理する呼出先管理サーバをさらに備え、
前記カードリーダは、前記呼出操作が行われた場合に、前記呼出先管理サーバの管理情報に基づいて、呼出先候補となる前記複数の受付PCの中から、ログイン状態にある受付PCを応答可能なものとして優先的に選択し、前記呼出操作に応じた呼出要求を前記応答可能な受付PCに配信することを特徴とする入退室管理システム。 - 前記カードリーダに設けられた表示装置を備え、
前記呼出先管理サーバは、前記応答可能な受付PCのリストを前記カードリーダに配信し、
前記表示装置は、前記応答可能な受付PCのリストを表示することを特徴とする請求項1に記載の入退室管理システム。 - 前記呼出先管理サーバは、前記呼出操作の受付回数および最終操作時刻を管理し、前記複数の受付PCの各々の呼出回数を平準化するように呼出先候補となる受付PCの呼出順序を決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入退室管理システム。
- 前記カードリーダに設けられたカメラ装置を備え、
前記呼出先管理サーバは、前記応答可能な受付PCに対して、前記カメラ装置による撮像情報を配信することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の入退室管理システム。
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