JP2009055349A - テレビジョン受像機 - Google Patents

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Abstract

【課題】放送中の番組の縮小映像が一覧表示されるテレビジョン受像機を提供する。
【解決手段】EPG復調部21により復調されたEPG情報は、RAM27に随時記憶される。CPU25は、CLOCK28が出力する時刻と一致する開始時刻を有する開始番組に係る情報をEPG情報から抽出する。CPU25は、選局部11に抽出した情報に含まれるチャンネルを指定して映像圧縮部22が出力する縮小映像を、抽出した情報に含まれる番組名と共に記憶部24に所定時間記憶する。CPU25は、記憶部24に記憶された縮小映像が一覧表示された一覧映像を生成して記憶部24に記憶する。CPU25は、操作受付部30又は操作受信部31が放送中の番組の一覧表示の指示を受け付けて出力する一覧表示割込信号を検出した場合、記憶部24に記憶されている一覧映像を読み出して映像表示部19に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送中の番組の縮小映像が一覧表示されるテレビジョン受像機に関する。
近年、デジタルテレビジョン信号を用いたデジタルテレビジョン放送が、広く実用化されてきている。デジタルテレビジョン信号では、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2規格のデジタル圧縮技術を利用することにより、1つの周波数に複数チャンネルを有することが可能であるため、多チャンネル化が進められている。デジタルテレビジョン信号には、各番組内容を示すEPG(Electronic Program Guide)情報が含まれており、EPG情報を取得して表示することにより視聴者によるチャンネルの選択を容易にするテレビジョン受像機が用いられている。テレビジョン受像機に表示されるEPG情報は、放送日、放送局名、放送時刻及び番組名等の文字情報のみで構成されている。
番組名は、テレビジョン受像機の表示領域の制限により番組名の一部または多くの部分が省略されて表示されることが多くあり、視聴者にとっては、実際の番組内容を把握することが困難である場合があった。そこで、複数チャンネルで放送されている番組に対して所定時間間隔で選局するチャンネルを切り替えながら、全チャンネルで放送される番組を自動受信して夫々の映像を所定時間記憶し、夫々の映像の表示サイズが縮小された縮小映像を生成して縮小映像の一覧をEPG情報と共に一画面に表示する情報記録再生装置が特許文献1に記載されている。視聴者は、全チャンネルで放送される番組の縮小映像の一覧から、夫々の番組内容を容易に把握することが可能である。
特許文献1に記載の情報記録再生装置は、選局するチャンネルを順次切り替えて全チャンネルで放送される番組の所定時間分の映像を夫々記憶する動作を、予め決められた一定時間間隔で実行する。情報記録再生装置は、EPG情報の表示指示を受け付けた場合、EPG情報に含まれる放送中の全番組名を取得する。次に、情報記録再生装置は、取得した全ての放送中の番組名に対応する映像を、記憶されている複数の映像から読み出して夫々の縮小映像の一覧をEPG情報と共に表示する。
特開2007−49398号公報
しかしながら、特許文献1に記載の情報記録再生装置には、予め決められた一定時間間隔よりも短い放送時間を有する番組の映像が記憶されない事態が生じる。従って特許文献1に記載の情報記録再生装置は、放送中の番組のうち、映像が記憶されていない番組が生じている状態でEPG情報の表示指示を受け付けた場合、EPG情報と共に表示される縮小映像の一覧の一部に縮小映像が表示されず、番組名のみが表示されるという問題があった。特許文献1に記載の映像を記憶する動作を、放送中の番組の一覧表示の指示を受け付けて放送中の番組の縮小映像を一覧表示するテレビジョン受像機に用いた場合にも、同様な問題が生じる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、時計部が出力する時刻と一致する開始時刻を有する番組の映像を記憶する映像記憶手段を備えることにより、全ての放送中の番組の映像が記憶され、放送中の番組の一覧表示の指示を受け付けた場合、全ての放送中の番組の縮小映像が一覧表示されるテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
本発明に係るテレビジョン受像機は、複数チャンネルからなるテレビジョン信号を受信して指定されたチャンネルを選局する選局部と、前記複数チャンネルで放送される番組に係る番組情報を取得する番組情報取得手段と、前記番組の所定時間分の映像を夫々記憶する映像記憶手段と、前記映像の一覧表示の指示を受け付ける表示受付手段とを備え、該表示受付手段が一覧表示の指示を受け付けた場合、前記映像の夫々の表示サイズが縮小された縮小映像を一覧表示するテレビジョン受像機において、時刻を出力する時計部と、該時計部が出力する時刻と一致する開始時刻を有する番組に係る情報を前記番組情報から随時抽出する番組抽出手段とを備え、前記映像記憶手段は、前記番組抽出手段が抽出した前記情報に係る番組の映像を記憶するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、時計部が出力する時刻と一致する開始時刻を有する番組に係る情報が、番組情報から随時抽出される。映像記憶手段は、抽出された番組情報に係る番組、すなわち放送が開始された番組の所定時間分の映像を記憶する。放送中の番組の映像の一覧表示の指示を受け付けた場合に、記憶されている映像の縮小映像が一覧表示される。
本発明に係るテレビジョン受像機は、記憶された前記映像のうち、前記番組情報に含まれる放送中の番組に係る映像を抽出し、抽出した該映像の縮小映像からなる一覧映像を生成し記憶する生成手段を備え、前記生成手段は、前記映像記憶手段が前記情報に係る番組の映像を記憶する都度、一覧映像を生成して書き換えると共に、前記表示受付手段が一覧表示の指示を受け付けた場合、前記一覧映像を読み出して表示するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、映像記憶手段が映像を記憶する都度、記憶されている映像のうち、放送中の番組に係る映像が抽出されて、夫々の縮小映像が一画面に一覧表示された一覧映像が生成され記憶される。また、既に記憶されている一覧映像がある場合は、新たに生成された一覧映像に書き換えられる。放送中の番組の一覧表示の指示を受け付けた場合、記憶されている一覧映像が読み出されて表示される。
本発明に係るテレビジョン受像機は、前記映像記憶手段は、前記番組抽出手段が複数の番組に係る情報を抽出した場合、前記選局部に指定するチャンネルを前記情報に含まれる複数のチャンネルの夫々に順次切り替えて、切り替えたチャンネルで放送される番組の映像を記憶する順次記憶手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、時計部が出力する時刻と一致する番組が複数ある場合、順次記憶手段により選局部に指定されるチャンネルが複数の番組に係る夫々のチャンネルに順次切り替えられて夫々の番組の映像が記憶される。
本発明に係るテレビジョン受像機は、前記選局部で選局されたチャンネルで放送される番組の映像が広告に係る映像であるか否かを判定する広告判定手段と、該広告判定手段からの制御信号により、広告に係る映像であると判定されている期間に限って前記映像記憶手段による映像の記憶を中断させる記憶中断手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、選局部で選局されたチャンネルで広告が放送されている期間、選局されたチャンネルで放送される映像の記憶が中断される。広告の放送が終了した場合、映像の記憶が再開される。
本発明に係るテレビジョン受像機は、前記表示受付手段は、一覧表示の指示を受け付けた場合、割込信号を出力するよう構成してあり、前記映像記憶手段は、映像の記憶中に前記割込信号を検出した場合、映像の記憶を停止すると共に前記記憶中断手段を無効にし、前記順次記憶手段により全チャンネルで放送される番組の所定時間分の映像を夫々記憶させるよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、表示受付手段が一覧表示の指示を受け付けた場合、映像記憶手段に対して割込信号が表示受付手段から出力される。映像記憶手段は、番組の映像を記憶中に割込信号を検出した場合、映像の記憶を停止すると共に記憶中断手段を無効にする。順次記憶手段は、選局部が選局するチャンネルを全チャンネルに順次切り替えて、全チャンネルで放送される番組又は広告の映像を、夫々所定時間分記憶する。
本発明に係るテレビジョン受像機は、前記映像記憶手段は、前記映像を記憶する場合、前記時計部が出力する時刻を記憶開始時刻として、前記番組情報に含まれる前記映像に係る番組の番組名と共に関連付けて記憶するよう構成してあり、前記番組抽出手段は、前記時計部が出力する時刻が前記記憶開始時刻から所定時間を経過しているか否かを判定し、経過していると判定した場合、前記記憶開始時刻に関連付けて記憶されている番組名を取得し、取得した該番組名と一致する番組名を有する放送中の番組に係る情報を前記番組情報から随時抽出するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、映像記憶手段が映像を記憶する場合、記憶開始時刻及び番組名が映像に関連付けられて記憶される。番組抽出手段は、記憶されている記憶開始時刻から時計部が出力する時刻までの間に、所定時間が経過しているか否かを判定し、経過していると判定した場合、記憶開始時刻に関連付けられて記憶されている番組名を読み出し、読み出した番組名と一致する番組に係る情報を番組情報に含まれる放送中の番組に係る情報から抽出する。映像記憶手段は、番組抽出手段が抽出した情報に含まれるチャンネルで放送される映像で既に記憶されている同一番組名に係る映像を書き換えて、記憶されている番組の映像を更新する。
本発明に係るテレビジョン受像機は、前記生成手段は、前記映像記憶手段が記憶した時刻が縮小映像と共に表示された一覧映像を生成するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、縮小映像と共に夫々の記憶開始時刻が一覧映像に表示される。
本発明に係るテレビジョン受像機は、前記一覧映像に表示された複数の縮小映像のうち、いずれか1つの指定を受け付ける指定受付手段を備え、前記指定受付手段が指定を受け付けた場合、前記選局部が選局するチャンネルを、指定された縮小映像に係るチャンネルに切り替え、切り替えたチャンネルで放送される番組の映像を表示するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、一覧映像に表示された複数の縮小映像のうち、1つの指定を受け付けて、選局部が選局するチャンネルを指定された縮小映像に係るチャンネルに切り替え、切り替えたチャンネルで放送される番組の映像を表示する。
本発明にあっては、時計部が出力する時刻と一致する開始時刻を有する番組の映像を記憶する映像記憶手段を備えることにより、放送中の番組の映像を一覧表示する指示を受け付けた場合、全ての放送中の番組の縮小映像を一覧表示することが可能となる等、優れた効果を奏する。
実施の形態1
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。図1は、実施の形態1に係るテレビジョン受像機の構成を示すブロック図である。図中1は、テレビジョン受像機を示しており、テレビジョン信号を受信する外部に設けられたアンテナ2と接続され、番組が放送されるテレビジョン信号の受信機能、番組の映像を所定時間記憶する機能及び記憶された映像の縮小映像を一覧表示する機能を備えており、遠隔操作装置3との間で赤外線を利用したIrDA(Infrared Data Association)規格に従う無線通信が可能に構成され、遠隔操作装置3によって遠隔から操作することができる。
尚、テレビジョン受像機1と遠隔操作装置3とを、赤外線を利用した無線通信だけでなく、例えば、IEEE802.1規格に準拠した無線LAN及びBluetooth(登録商標)規格に準拠した無線通信等を介して接続しても良い。テレビジョン受像機1は、選局部11、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調部12、分離部13、音声復調部14、音声出力部15、映像復調部16、フレームメモリ17、映像処理部18、映像表示部19、暗号解除部20、EPG復調部(番組情報取得手段)21、映像圧縮部22、OSD(On Screen Display)部23及び記憶部24を備える。
また、テレビジョン受像機1は、CPU25、ROM26、RAM27、CLOCK28(時計部)、タイマ29、操作受付部30、操作受信部31及びバス32を備える。CPU25は、バス32を介して選局部11、暗号解除部20、EPG復調部21、OSD部23、記憶部24、ROM26、RAM27、CLOCK28、タイマ29、操作受付部30及び操作受信部31と接続されている。ROM26は、テレビジョン受像機1を動作させるために必要な種々の制御プログラム等を予め記憶している。CPU25は、ROM26に記憶されている制御プログラムをRAM27に読み出して実行する。
CPU25は、制御プログラムに従ってCLOCK28及びEPG復調部21が夫々出力する時刻及びEPG情報を基に選局部11及び記憶部24を制御することにより、記憶部24と共に映像記憶手段として機能する。タイマ29は、CPU25からの指示により、タイマ値の設定及びタイマ値のカウントダウンの開始が可能となるよう構成されており、タイマ値が0となるカウントダウンの終了を示すタイマ信号をバス32に出力してCPU25に与える。RAM27は、スクランブル放送に係る暗号鍵の記憶、EPG情報の記憶及びCPU25による制御プログラムの実行時に発生するフラグ等のデータの一時的な記憶を行う。
選局部11は、デジタルテレビジョン放送の受信用チューナであり、視聴者が視聴する番組が放送されるチャンネルである視聴チャンネル及び記憶部24に記憶される番組が放送されるチャンネルである記憶チャンネルを同時に受信して、夫々独立して選局することが可能となるよう図示しない2系統の受信回路で構成されており、放送中継基地(図示せず)の方向に向けて配置されたアンテナ2と接続されている。また、分離部13、映像復調部16及びフレームメモリ17においても、視聴チャンネル及び記憶チャンネルに係る映像を夫々独立して処理すべく、図示しない2系統の回路で構成されている。操作受付部30は、備えられた図示しない各キーの操作を受け付けた場合、各キーに対応する識別信号をバス32に出力してCPU25に与える。
また、操作受信部31は、遠隔操作装置3が受け付けた図示しない各キーの操作に対応する識別信号を遠隔操作装置3から受信し、バス32に出力してCPU25に与える。CPU25は、バス32を介して与えられた識別信号を取得して、操作受付部30又は操作受信部31が受け付けた視聴者による操作に応じた処理を実行する。CPU25は、バス32を介して選局部11に視聴チャンネル及び記憶チャンネルを夫々指定して選局させるよう構成されている。選局部11は、アンテナ2が受信したデジタルテレビジョン放送から、視聴チャンネル及び記憶チャンネルに対応付けられた帯域に存在するOFDM信号を夫々抽出してレベル調整後、OFDM復調部12へ与える。
OFDM復調部12は、デジタル変調されたOFDM信号の復調を行い、誤り訂正処理等を実行し、デジタルテレビジョン放送である地上デジタル放送において情報の伝達に用いられているMPEG−2規格で符号化されたTS(Transport Stream)信号を得て、分離部13へ与える。選局部11に指定された視聴チャンネル及び記憶チャンネルが、視聴契約が必要な有料チャンネルである場合、CPU25は、RAM27に記憶されている視聴契約情報を読み出して暗号解除部20に与える。視聴契約が結ばれている場合のみ、暗号解除部20により、視聴契約を必要とする有料チャンネルにおいて暗号化されているTS信号が正常に暗号解除される。
TS信号は、放送中の番組に係る音声、映像及び定期的に送信されるEPG情報が、夫々圧縮・多重化されたストリームを含んでおり、分離部13は、与えられたTS信号から音声信号、映像信号及びEPG情報を分離して、夫々を音声復調部14、映像復調部16及びEPG復調部21に与える。音声復調部14は、分離部13から与えられた音声信号に係るストリームを復調して得た音声信号を音声出力部15に与える。音声出力部15は、与えられた音声信号にアナログ信号変換及び増幅等を施し図示しないスピーカから音声を出力する。EPG復調部21は、与えられたEPG情報に係るストリームを復調して得たEPG情報をバス32に出力してCPU25に与える。
CPU25は、バス32を介して取得したEPG情報をRAM27に出力し、記憶させる。映像復調部16は、与えられた映像信号に係るストリームを復調して得た映像信号をフレームメモリ17に与える。フレームメモリ17は、与えられた映像信号の1フレームを格納し、1フレームの映像信号を映像圧縮部22及び映像処理部18に与える。映像圧縮部22は、フレームメモリ17から順次与えられる1フレームの映像信号に対するダウンサンプリング処理と、順次与えられる複数フレーム間に対するフレームの間引き処理と、1フレームの映像信号の画面サイズを小さくして縮小画像を生成するスケーリング処理等を施した後、さらにMPEG等の映像規格に変換することでデータ圧縮を施し、複数のフレームの縮小画像からなる縮小映像を記憶部24に出力する。
記憶部24は、CPU25からの指示に基づいて、映像圧縮部22から与えられる縮小映像を記憶する。記憶部24は、読書きのアクセス速度の高速化及び記憶情報の効率的な管理が図れるフラッシュメモリ等が使用されることが望ましいが、ハードディスクドライブ(HDD)等のディスクを利用したディスク記憶媒体を使用しても構わない。映像処理部18は、フレームメモリ17から順次与えられる1フレームの映像信号を映像表示部19に正常に表示すべく、映像の伸縮調整を行うスケーリング処理、並びに白ピーク補正及び輪郭補正等の映像処理を施して映像表示部19に出力する。
映像表示部19は、図示しない液晶ディスプレイ等で構成され、与えられた映像信号を表示する。CPU25は、RAM27に記憶されているEPG情報を、テレビジョン信号により定期的に送信されるEPG情報に書き換えて、RAM27に最新のEPG情報を記憶させる。CPU25は、RAM27に記憶されているEPG情報に基づいて、選局部11で選局するチャンネルを切り替えて放送中の番組の縮小映像を記憶部24に記憶する映像記憶処理を実行することで、全チャンネルで放送される番組の縮小映像を記憶部24に記憶させる。
選局部11は、視聴者の視聴状態に関わらず、CPU25により指定された記憶チャンネルを選局し、CPU25は、映像記憶処理及び一覧映像生成処理を行って放送中の番組の夫々の映像の縮小映像からなる一覧映像を生成し、記憶部24に記憶することで、映像記憶手段及び生成手段として機能する。記憶部24から読み出された一覧映像は、OSD部23に与えられ、映像処理部18が出力する視聴チャンネルに係る映像に重畳されて映像表示部19に表示される。
図2は、実施の形態1に係る映像記憶を説明するための番組表の例を示す模式図である。図2の横軸は、時刻を示しており、上から下に向かって順にチャンネル1、2及び5で放送される番組を示す。図2に示すチャンネル1で放送される番組には終了時刻18時00分及び番組名「ドラマA」を有する番組11と、開始時刻18時00分及び番組名「ニュースA」を有する番組12と、開始時刻19時00分及び番組名「バラエティA」を有する番組13とが含まれている。チャンネル2で放送される番組には、終了時刻18時30分及び番組名「スポーツ中継A」を有する番組21と、開始時刻18時30分及び番組名「バラエティB」を有する番組22とが含まれている。
チャンネル5で放送される番組には、終了時刻19時00分及び番組名「スポーツ中継B」を有する番組51と、開始時刻19時00分及び番組名「ニュースB」を有する番組52とが含まれている。また、図中斜線部12a、13a、22a及び52aは、夫々番組12、13、22及び52の縮小映像が映像記憶処理により記憶される時間範囲を示す。CPU25は、CLOCK28が出力する時刻を取得し、取得した時刻と一致する開始時刻を有する開始番組に係る情報をRAM27に記憶されているEPG情報から抽出する。
CPU25は、抽出した情報に含まれるチャンネルを選局部11の記憶チャンネルに指定する。CPU25は、縮小映像の記憶開始時刻としてCLOCK28から時刻を取得する。CPU25は、記憶する縮小映像の長さ、すなわち記憶時間を標準の記憶時間であるt0(例えば、15秒)とし、縮小映像をEPG情報から抽出した番組に係る情報に含まれる番組名及びCLOCK28から取得した記憶開始時刻と関連付けて記憶部24に記憶する。EPG情報から抽出した情報に係る番組が1つの場合、後記する単一記憶処理により縮小映像を記憶した後に、後記する一覧映像生成処理が実行される。
図2の例において、CPU25は、CLOCK28から取得した時刻が18時00分である場合、18時00分と一致する開始時刻を有する番組12に係る情報をRAM27に記憶されているEPG情報から抽出する。次に、CPU25は、抽出した情報に含まれるチャンネル1を選局部11の記憶チャンネルに指定する。CPU25は、記憶開始時刻としてCLOCK28から時刻を取得し、記憶時間t0を有する時間範囲12aにおける番組12の縮小映像を、番組名「ニュースA」及び取得した記憶開始時刻と関連付けて記憶部24に記憶する。同様に、CPU25は、取得した時刻が18時30分の場合、18時30分と一致する開始時刻を有する番組22に係る情報をRAM27に記憶されているEPG情報から抽出する。
CPU25は、抽出した情報に含まれるチャンネル2を選局部11の記憶チャンネルに指定する。CPU25は、記憶開始時刻としてCLOCK28から時刻を取得し、記憶時間t0を有する時間範囲22aにおける番組22の縮小映像を、番組名「バラエティB」及び記憶開始時刻と関連付けて記憶部24に記憶する。CPU25は、開始時刻が同一である複数の番組に係る情報を抽出した場合、抽出した情報に含まれる夫々のチャンネル番号の小さいものから大きいものへの順に順番を決定し、記憶時間を標準の記憶時間t0よりも短縮された記憶時間t1(例えば5秒)とし、決定した順番に従って選局部11に指定する記憶チャンネルを順次切り替えて、夫々のチャンネルで放送される番組の縮小映像を夫々の番組名及び記憶開始時刻と関連付けて記憶部24に記憶する。
図2に示す例において、CPU25が取得した時刻が19時00分である場合、CPU25は、EPG情報から番組13及び52に係る情報を抽出する。CPU25は、抽出した情報に含まれる夫々の番組が放送されるチャンネル1及び5を切り替える順番をチャンネル1及び5と決定する。CPU25は、決定した順番に従い、選局部11に指定する記憶チャンネルをチャンネル1に切り替える。CPU25は、記憶開始時刻としてCLOCK28から時刻を取得し、記憶時間t1を有する時間範囲13aにおける番組13の縮小映像を番組名「バラエティA」及び記憶開始時刻と関連付けて記憶部24に記憶する。
次に、選局部11に指定する記憶チャンネルをチャンネル5に切り替える。CPU25は、同様に記憶開始時刻としてCLOCK28から時刻を取得し、記憶時間t1を有する時間範囲52aにおける番組52の縮小映像を番組名「ニュースB」及び記憶開始時刻と関連付けて記憶部24に記憶する。CPU25は、複数の番組に係る情報を抽出した場合、抽出した情報に含まれる複数のチャンネルで放送される番組の縮小映像の記憶時間を標準の記憶時間t0から記憶時間t1へ短縮することにより、全チャンネルで放送される番組の縮小映像を記憶するために必要な時間を短縮する。
図3は、一覧映像が表示された画面の例を示す模式図である。CPU25は、1つの番組に係る情報を抽出した場合、映像記憶処理により記憶部24に抽出した番組の縮小映像を記憶させた後に、一覧映像生成処理を実行する。一方、CPU25は、映像記憶処理により複数の番組に係る情報を抽出した場合、抽出した全ての複数の番組の縮小映像を記憶部24に記憶させた後に、一覧映像生成処理を行う。次に、一覧映像生成処理について説明する。CPU25は、RAM27に記憶されているEPG情報に含まれる夫々の番組の開始時刻及び終了時刻と、CLOCK28から取得した時刻とを比較して、放送中の番組名の一覧を取得する。放送中の番組名の一覧に含まれる番組名と関連付けて記憶された縮小映像を記憶部24から読み出す。
夫々の縮小映像の記憶時間、換言すれば夫々の縮小映像を構成するフレーム画像群のフレーム数のうち、最大のフレーム数を一覧映像生成処理で生成すべき一覧映像のフレーム数に設定する。一覧映像のフレーム数よりも少ないフレーム数を有する縮小映像は、縮小映像をループ再生して一覧映像のフレーム数と一致するようフレーム画像が追加される。夫々の縮小映像から、1つのフレーム画像を読み出し合成することで、夫々の縮小画像が一画面に並んで表示された1フレームの一覧画像を生成する。一覧画像の生成は、夫々の縮小映像の全フレーム画像に対応して実行される。CPU25は、得られた複数の一覧画像をフレーム順に連結して1つの映像として一覧映像を生成し、記憶部24に記憶する。図3に示す例では、6つのチャンネル1、2、5、7、10及び13で放送された番組の夫々の縮小映像が番組名、チャンネル及び記憶開始時刻と共に一画面に一覧表示されている。
また、テレビジョン受像機1は、一覧表示された縮小映像のうち、操作受付部30又は遠隔操作装置3により1つの縮小映像の指定を受け付けるように構成されており、図3に示す例では、番組名「ニュースA」、チャンネル番号1及び記憶開始時刻18:00と共に表示され、周縁が強調表示された縮小映像が指定されている。一覧映像から指定される縮小映像の変更は、操作受付部30又は遠隔操作装置3に備えられたカーソルキー等(図示せず)により行われるよう構成されている。CPU25は、縮小映像が指定された状態で操作受付部30又は遠隔操作装置3に備えられた「決定」キー等(図示せず)の押下操作に係る識別信号をバス32を介して検出することにより、選局部11の視聴チャンネルを指定された縮小映像に係るチャンネルに切り替え、切り替えたチャンネルで放送されている番組の映像を映像表示部19に表示する。
図4及び図5は、映像記憶処理の手順を示すフローチャートである。CPU25は、RAM27に記憶されている一覧表示フラグをリセットする(ステップS11)。CPU25は、RAM27に記憶されているEPG情報からCLOCK28が出力する時刻と一致する開始時刻を有する開始番組に係る情報を抽出する後記する番組抽出処理(番組抽出手段)を実行する(ステップS12)。CPU25は、番組抽出処理において複数の番組に係る情報を抽出したか否かを判定する(ステップS13)。CPU25は、複数の番組に係る情報を抽出したと判定した場合(ステップS13でYES)、複数の番組の夫々の縮小映像を順次記憶する後記する順次記憶処理(順次記憶手段)を実行する(ステップS14)。CPU25は、複数の番組に係る情報を抽出していないと判定した場合(ステップS13でNO)、すなわち単一の番組に係る情報を抽出したと判定した場合、単一の番組の縮小映像を記憶する後記する単一記憶処理を実行する(ステップS15)。
CPU25は、順次記憶処理(ステップS14)又は単一記憶処理(ステップS15)を実行した後に、RAM27に記憶されているEPG情報から放送中の番組の番組名を抽出する(ステップS16)。CPU25は、記憶部24に記憶されている縮小映像に夫々関連付けて記憶されている番組名のうち、放送中の番組の番組名と異なる番組名を抽出する(ステップS17)。CPU25は、放送中の番組の番組名と異なる番組名が関連付けられて記憶されている縮小映像を、番組名、チャンネル及び記憶開始時刻と共に記憶部24から削除する(ステップS18)。
CPU25は、記憶部24に記憶されている縮小映像を読み出し、夫々の縮小映像が番組名、チャンネル及び記憶開始時刻と共に一画面に一覧表示された一覧映像を生成する一覧映像生成処理を実行する(ステップS19)。CPU25は、RAM27に記憶されている一覧表示フラグがセットされているか否かを判定する(ステップS20)。CPU25は、一覧表示フラグがセットされていると判定した場合(ステップS20でYES)、ステップ19における一覧映像生成処理により記憶部24に記憶された一覧映像を読み出し、OSD部23を介して映像表示部19に表示されている視聴番組に係る映像に重畳させて一覧映像の表示を開始する(ステップS22)。
CPU25は、操作受付部30又は遠隔操作装置3が一覧映像に表示されている縮小映像の1つを指定する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS23)。CPU25は、受け付けていないと判定した場合(ステップS23でNO)、番組の1つを指定する操作を受け付けたか否かを判定するステップS23に処理を戻す。CPU25は、受け付けたと判定した場合(ステップS23でYES)、指定された縮小映像に関連付けて記憶部24に記憶されているチャンネルを読み出して選局部11の視聴チャンネルに指定する(ステップS24)。CPU25は、一覧映像の表示を停止し(ステップS25)、映像表示部19には選局部11の視聴チャンネルで選局されたチャンネルで放送される番組の映像が表示される。
CPU25は、一覧表示フラグのリセットを行うステップS11に処理を戻す。CPU25は、一覧表示フラグがセットされているか否かを判定するステップS20において、セットされていないと判定した場合(ステップS20でNO)、図示しない電源スイッチを切断することによりCPU25に送られる電源割込信号を検出したか否かを判定する(ステップS21)。CPU25は、電源割込信号を検出していないと判定した場合(ステップS21でNO)、一覧表示フラグのリセットを行うステップS11に処理を戻す。CPU25は、電源割込信号を検出したと判定した場合(ステップS21でYES)、映像記憶処理を終了する。
図6は、実施の形態1に係る割込処理の手順を示すフローチャートである。CPU25は、前記の映像記憶処理を実行している状態で、操作受付部30又は操作受信部31が一覧表示の指示を受け付けてバス32に出力する一覧表示割込信号を検出した場合、映像記憶処理を中断して割込処理を実行し、割込処理の終了後に中断した映像記憶処理を再開するよう構成されている。CPU25は、RAM27に記憶されている一覧表示フラグをセットし(ステップ30)、割込処理を終了する。
図7は、実施の形態1に係る番組抽出処理の手順を示すフローチャートである。CPU25は、RAM27に記憶されているEPG情報を読み出して取得する(ステップS31)。CPU25は、CLOCK28が出力する時刻を取得する(ステップS32)。CPU25は、CLOCK28から取得した時刻と一致する開始時刻を有する開始番組をRAM27に記憶されているEPG情報から検索する(ステップS33)。CPU25は、検索の結果、開始番組があるか否かを判定する(ステップS34)。CPU25は、開始番組がないと判定した場合(ステップS34でNO)、EPG情報を取得するステップS31に処理を戻す。CPU25は、開始番組があると判定した場合(ステップS34でYES)、開始番組が放送されるチャンネル及び開始番組の番組名からなる開始番組に係る情報をRAM27に記憶されているEPG情報から抽出し(ステップS35)、番組抽出処理を終了する。
図8は、実施の形態1に係る単一記憶処理の手順を示すフローチャートである。CPU25は、前記の番組抽出処理で抽出した開始番組に係る情報に含まれる単一のチャンネルを選局部11の記憶チャンネルに指定する(ステップS41)。CPU25は、タイマ29のタイマ時間に記憶時間t0を設定する(ステップS42)。CPU25は、CLOCK28が出力する時刻を記憶開始時刻として取得する(ステップS43)。CPU25は、番組名及び記憶開始時刻と関連付けて記憶部24に縮小映像の記憶を開始させる(ステップS44)。CPU25は、タイマ29にカウントダウンを開始させる(ステップS45)。
CPU25は、カウントダウン終了と共にタイマ29から出力されるタイマ信号を検出したか否かを判定する(ステップS46)。CPU25は、タイマ信号を検出していないと判定した場合(ステップS46でNO)、タイマ信号を検出したか否かを判定するステップS46に処理を戻す。CPU25は、タイマ信号を検出したと判定した場合(ステップS46でYES)、記憶部24に縮小映像の記憶を停止させて(ステップS47)単一記憶処理を終了する。
図9は、実施の形態1に係る順次記憶処理の手順を示すフローチャートである。CPU25は、前記の番組抽出処理で抽出した開始番組に係る情報に含まれる複数のチャンネルを、チャンネル番号が小さいものから大きいものへと並べて、最初のチャンネルを選局部11の記憶チャンネルに指定する(ステップS51)。CPU25は、タイマ29のタイマ時間に記憶時間t1を設定する(ステップS52)。CPU25は、CLOCK28が出力する時刻を記憶開始時刻として取得する(ステップS53)。CPU25は、番組名及び記憶開始時刻と関連付けて記憶部24に縮小映像の記憶を開始させる(ステップS54)。CPU25は、タイマ29にカウントダウンを開始させる(ステップS55)。
CPU25は、カウントダウン終了と共にタイマ29から出力されるタイマ信号を検出したか否かを判定する(ステップS56)。CPU25は、タイマ信号を検出していないと判定した場合(ステップS56でNO)、タイマ信号を検出したか否かを判定するステップS56に処理を戻す。CPU25は、タイマ信号を検出したと判定した場合(ステップS56でYES)、記憶部24に縮小映像の記憶を停止させる(ステップS57)。CPU25は、選局部11の記憶チャンネルに決定された順番において最後のチャンネルが指定されているか否かを判定する(ステップS58)。
CPU25は、最後のチャンネルが指定されていないと判定した場合(ステップS58でNO)、選局部11の記憶チャンネルに次の順番のチャンネルを指定して切り替える(ステップS59)。CPU25は、タイマ29のタイマ時間に記憶時間t1を設定するステップS52に処理を戻す。CPU25は、選局部11の記憶チャンネルに最後のチャンネルが指定されているか否かを判定するステップS58において、最後のチャンネルが指定されていると判定した場合(ステップS58でYES)、順次記憶処理を終了する。
図10は、一覧映像生成処理の手順を示すフローチャートである。CPU25は、記憶部24に一覧映像が記憶されているか否かを判定する(ステップS61)。CPU25は、一覧映像が記憶されていないと判定した場合(ステップS61でNO)、記憶されている縮小映像の夫々の記憶時間、すなわちフレーム数が一致しているか否かを判定する(ステップS63)。CPU25は、一覧映像が記憶されていると判定した場合(ステップS61でYES)、記憶されている一覧映像を記憶部24から削除して(ステップS62)フレーム数が一致するか否かを判定するステップS63に処理を移す。CPU25は、フレーム数が一致していると判定した場合(ステップS63でYES)、夫々の縮小映像を構成するフレーム画像群から最初のフレーム画像を抽出する(ステップS65)。
CPU25は、フレーム数が一致していないと判定した場合(ステップS63でNO)、記憶されている縮小映像のフレーム数のうち、最大のフレーム数よりも少ないフレーム数を有する縮小映像をループ再生することによりフレーム画像を追加し(ステップS64)、最初のフレーム画像を抽出するステップS65に処理を移す。CPU25は、夫々の縮小映像から抽出したフレーム画像を合成して一画面に並べて表示された一覧画像を生成する(ステップS66)。CPU25は、生成中の一覧映像がRAM27に記憶されているか否かを判定する(ステップS67)。CPU25は、記憶されていないと判定した場合(ステップS67でNO)、一覧画像を生成中の一覧映像の最初のフレーム画像として記憶し(ステップS69)。縮小映像を構成するフレーム画像群の最後のフレーム画像を抽出したか否かを判定する(ステップS70)。
CPU25は、記憶されていると判定した場合(ステップS67でYES)、記憶されている生成中の一覧映像の最後のフレーム画像として生成した一覧画像を連結し(ステップS68)、縮小映像から抽出したフレーム画像が最後のフレーム画像を抽出したか否かを判定するステップS70に処理を移す。CPU25は、最後のフレーム画像を抽出していないと判定した場合(ステップS70でNO)、夫々の縮小画像を構成するフレーム画像群から次のフレーム画像を抽出し(ステップS71)、一覧画像を生成するステップS66に処理を戻す。CPU25は、最後のフレーム画像を抽出したと判定した場合(ステップS70でYES)、一覧映像生成処理を終了する。
実施の形態1において、開始番組の映像の縮小映像が記憶部24に記憶される都度、一覧映像生成処理を実行する例を示した。しかし、これに限るものではなく、操作受付部30又は遠隔操作装置3が出力する一覧表示割込信号を検出した場合、一覧映像生成処理を実行するようにしても良い。また、記憶部24は、映像圧縮部22から出力される縮小映像を記憶するように構成する例を示したが、これに限るものではなく、番組の映像を縮小せずに記憶するように記憶部24及び映像圧縮部22を構成すると共に、一覧映像生成処理において記憶部24から読み出した映像の縮小映像を作成して一覧映像を生成するようにしても良い。順次記憶処理において、チャンネル番号が小さいものから大きいものへ順番を決定する例を示したが、この順番に限るものではなく、複数のチャンネルが選局部11の記憶チャンネルに順次指定されれば良い。
実施の形態2
図11は、実施の形態2に係るテレビジョン受像機の構成を示すブロック図である。図中4に示すテレビジョン受像機は、広告判定部41を備えている。広告判定部41は、選局部11の記憶チャンネルで選局されたチャンネルで放送される番組の映像が、広告に係る映像であるか否かを判定し、広告に係る映像の場合、広告判定信号をバス32に出力してCPU25に与える。広告判定部41は、映像の1シーンのカット割りの長さを取得し、広告に係る番組に固有のカット割りの長さを検出して判定する。また、広告判定部41は、音声復調部14の出力と接続して、広告番組に特徴的な音声信号、例えば通常番組におけるステレオ音声から広告番組におけるモノラル音声への切り替えを検出するようにしても良い。また、広告判定部41は、判定精度を向上させるために映像のカット割りの長さの検出と広告番組に係る特徴的な音声の検出とを組み合わせても良い。
図12は、実施の形態2に係る映像記憶を説明するための番組表の例を示す模式図である。図12に示すチャンネル1で放送される番組には、終了時刻7時00分00秒及び番組名「バラエティC」を有する番組14と、開始時刻7時00分00秒及び番組名「ニュースC」を有する番組15とが含まれており、番組15の開始直後に、放送時間30秒を有する広告に係る映像CM1が挿入されている。また、図中斜線部15aは、番組15の縮小映像が映像記憶処理により記憶される時間範囲を示す。
図12に示す例において、CPU25は、CLOCK28から取得した時刻が7時00分00秒である場合、取得した時刻と一致する開始時刻を有する開始番組に係る情報として番組15に係る情報をRAM27に記憶されているEPG情報から抽出する。CPU25は、抽出した情報に含まれるチャンネル1を選局部11の記憶チャンネルに指定する。広告判定部41は、選局部11の記憶チャンネルで選局された映像CM1が広告に係る映像であると判定し、バス32に広告判定信号を出力しCPU25に与える。CPU25は、単一記憶処理又は順次記憶処理を実行している場合、広告判定信号を検出している期間、記憶部24に縮小映像の記憶を停止させることにより、広告に係る映像CM1を記憶させないよう構成されている。CPU25は、広告判定部41が出力する広告判定信号を検出しなくなった場合、記憶部24に縮小映像の記憶を開始させる。
図12に示す例において、番組抽出処理により番組15に係る情報を抽出した場合、単一記憶処理を実行し、標準の記憶時間t0を有する時間範囲15aにおける番組15の縮小映像が番組名「ニュースC」及び記憶開始時刻と関連付けて記憶部24に記憶する。CPU25は、単一記憶処理又は順次記憶処理により縮小映像が記憶される都度、一覧映像生成処理を実行し記憶部24に一覧映像を記憶させ、放送中の番組の一覧表示の指示を受け付けた場合、読み出して映像表示部19に表示する。
CPU25は、単一記憶処理又は順次記憶処理により記憶部24への縮小映像の記憶が行われている最中、又は広告判定部41の判定結果により記憶の中断が行われている最中に、操作受付部30又は操作受信部31が出力する一覧表示割込信号を検出した場合、後記する全番組順次記憶処理を含む割込処理を実行する。全番組順次記憶処理においては、広告判定信号に基づく縮小映像の記憶の停止は行われず、選局部11の記憶チャンネルを全チャンネルに順次切り替えて広告に係る映像を含む全チャンネルで放送される番組の縮小映像が記憶部24に記憶される。
また、全番組順次記憶処理においては、縮小映像の記憶時間として標準の記憶時間t0(例えば15秒)及び短縮された記憶時間t1(例えば5秒)よりも短い記憶時間t2(例えば1秒)が設定される。CPU25は、全チャンネルで放送される番組の縮小映像を記憶部24に記憶した後に、一覧映像生成処理を実行して記憶部24に一覧映像を生成して記憶し、記憶した一覧映像を読み出して映像表示部19に表示する。CPU25は、一覧映像に基づいて視聴チャンネルの指定を受け付ける。CPU25は、視聴チャンネルの指定を受け付けた場合、一覧映像の表示を停止し、指定された視聴チャンネルで放送されている番組の映像を表示すると共に、割込処理を行う際に中断された映像記憶処理等を再開する。
図13は、実施の形態2に係る割込処理の手順を示すフローチャートである。CPU25は、映像記憶処理を実行している状態で、操作受付部30又は操作受信部31が一覧表示の指示を受け付けてバス32に出力する一覧表示割込信号を検出した場合、映像記憶処理を中断して割込処理を実行し、割込処理の終了後に中断している映像記憶処理を再開するよう構成されている。CPU25は、一覧表示割込信号を検出した時点で前記の順次記憶処理による縮小映像の記憶を実行している状態であるか否かを判定する(ステップS81)。
CPU25は、縮小映像の記憶を実行している状態であると判定した場合(ステップS81でYES)、後記する全番組順次記憶処理を実行した後(ステップS82)、全番組順次記憶処理により記憶部24に記憶された縮小映像に基づいて、一覧映像生成処理を実行する(ステップS83)。CPU25は、記憶部24に記憶されている一覧映像を読み出してOSD部23を介して映像表示部19に表示されている視聴番組に係る映像に重畳させて一覧映像の表示を開始する(ステップS84)。CPU25は、操作受付部30又は遠隔操作装置3が一覧映像に表示されている縮小映像の1つを指定する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS85)。
CPU25は、受け付けていないと判定した場合(ステップS85でNO)、縮小映像の1つを指定する操作を受け付けたか否かを判定するステップS85に処理を戻す。CPU25は、受け付けたと判定した場合(ステップS85でYES)、指定された縮小映像に関連付けられて記憶部24に記憶されているチャンネルを読み出して選局部11の視聴チャンネルに指定する(ステップS86)。CPU25は、一覧映像の表示を停止し(ステップS87)、映像表示部19には選局部11の視聴チャンネルで選局されたチャンネルで放送される番組の映像が表示され、割込処理を終了する。
CPU25は、一覧表示割込信号を検出した時点で前記の順次記憶処理による縮小映像の記憶を実行している状態であるか否かを判定するステップS81において、縮小映像の記憶を実行している状態でないと判定した場合(ステップS81でNO)、RAM27に記憶されている一覧表示フラグをセットし(ステップS88)、割込処理を終了する。
図14は、実施の形態2に係る単一記憶処理の手順を示すフローチャートである。CPU25は、番組抽出処理において抽出した情報に含まれる単一のチャンネルを選局部11の記憶チャンネルに指定する(ステップS91)。CPU25は、タイマ29のタイマ時間に記憶時間t0を設定する(ステップS92)。CPU25は、広告判定部41が出力する広告判定信号を検出したか否かを判定する(ステップS93)。CPU25は、広告判定信号を検出したと判定した場合(ステップS93でYES)、広告判定信号を検出したか否かを判定するステップS93に処理を戻す。
CPU25は、広告判定信号を検出していないと判定した場合(ステップS93でNO)、CLOCK28が出力する時刻を記憶開始時刻として取得する(ステップS94)。CPU25は、番組抽出処理において抽出した情報に含まれる番組名及び取得した記憶開始時刻に関連付けて記憶部24に縮小映像の記憶を開始させる(ステップS95)。CPU25は、タイマ29にカウントダウンを開始させる(ステップS96)。CPU25は、カウントダウン終了と共にタイマ29から出力されるタイマ信号を検出したか否かを判定する(ステップS97)。
CPU25は、タイマ信号を検出していないと判定した場合(ステップS97でNO)、タイマ信号を検出したか否かを判定するステップS97に処理を戻す。CPU25は、タイマ信号を検出したと判定した場合(ステップS97でYES)、記憶部24に縮小映像の記憶を停止させて(ステップS98)、単一記憶処理を終了する。
図15は、実施の形態2に係る順次記憶処理の手順を示すフローチャートである。CPU25は、前記の番組抽出処理で抽出した開始番組に係る情報に含まれる複数のチャンネルを、チャンネル番号が小さいものから大きいものへと並べて、最初のチャンネルを選局部11の記憶チャンネルに指定する(ステップS101)。CPU25は、タイマ29のタイマ時間に記憶時間t1を設定する(ステップS102)。CPU25は、広告判定部41が出力する広告判定信号を検出したか否かを判定する(ステップS103)。CPU25は、広告判定信号を検出したと判定した場合(ステップS103でYES)、広告判定信号を検出したか否かを判定するステップS103に処理を戻す。
CPU25は、広告判定信号を検出しなかった場合(ステップS103でNO)、CPU25は、CLOCK28が出力する時刻を記憶開始時刻として取得する(ステップS104)。CPU25は、番組名及び記憶開始時刻と関連付けて記憶部24に縮小映像の記憶を開始させる(ステップS105)。CPU25は、タイマ29にカウントダウンを開始させる(ステップS106)。CPU25は、カウントダウン終了と共にタイマ29から出力されるタイマ信号を検出したか否かを判定する(ステップS107)。
CPU25は、タイマ信号を検出していないと判定した場合(ステップS107でNO)、タイマ信号を検出したか否かを判定するステップS107に処理を戻す。CPU25は、タイマ信号を検出したと判定した場合(ステップS107でYES)、記憶部24に縮小映像の記憶を停止させる(ステップS108)。CPU25は、選局部11の記憶チャンネルに、決定された順番において最後のチャンネルが指定されているか否かを判定する(ステップS109)。
CPU25は、最後のチャンネルが指定されていないと判定した場合(ステップS109でNO)、選局部11の記憶チャンネルに次の順番のチャンネルを指定して切り替える(ステップS110)。CPU25は、タイマ29のタイマ時間に記憶時間t1を設定するステップS102に処理を戻す。CPU25は、選局部11の記憶チャンネルに、最後のチャンネルが指定されているか否かを判定するステップS109において、最後のチャンネルが指定されていると判定した場合(ステップS109でYES)、順次記憶処理を終了する。
図16は、全番組順次記憶処理の手順を示すフローチャートである。CPU25は、放送中の全番組に係る情報をRAM27に記憶されているEPG情報から抽出する(ステップS121)。CPU25は、抽出した全番組に係る情報に含まれる複数のチャンネルを、チャンネル番号が小さいものから大きいものへと並べて、最初のチャンネルを選局部11の記憶チャンネルに指定する(ステップS122)。CPU25は、広告判定部41が出力する広告判定信号を検出したか否かを判定する(ステップS123)。CPU25は、広告判定信号を検出したと判定した場合(ステップS123でYES)、タイマ29のタイマ時間に最短の記憶時間t2を設定する(ステップ124)。
CPU25は、広告判定信号を検出していないと判定した場合(ステップS123でNO)、タイマ29のタイマ時間に記憶時間t1を設定する(ステップS132)。CPU25は、タイマ時間に記憶時間t2(ステップS124)又はt1(ステップS132)を設定した後、CLOCK28が出力する時刻を記憶開始時刻として取得する(ステップS125)。CPU25は、抽出した全番組に係る情報に含まれる番組名及び取得した記憶開始時刻と関連付けて、映像圧縮部22が記憶部24に出力する縮小映像の記憶を記憶部24に開始させる(ステップS126)。
CPU25は、タイマ29にカウントダウンを開始させる(ステップS127)。CPU25は、カウントダウン終了と共にタイマ29から出力されるタイマ信号を検出したか否かを判定する(ステップS128)。CPU25は、タイマ信号を検出していないと判定した場合(ステップS128でNO)、タイマ信号を検出したか否かを判定するステップS128に処理を戻す。CPU25は、タイマ信号を検出したと判定した場合(ステップS128でYES)、記憶部24に縮小映像の記憶を停止させる(ステップS129)。CPU25は、選局部11の記憶チャンネルに決定された順番において最後のチャンネルが指定されているか否かを判定する(ステップS130)。
CPU25は、最後のチャンネルが指定されていないと判定した場合(ステップS130でNO)、選局部11の記憶チャンネルに次の順番のチャンネルを指定して切り替える(ステップS131)。CPU25は、広告判定部41が出力する広告判定信号を検出したか否かを判定するステップS123に処理を戻す。CPU25は、選局部11の記憶チャンネルに最後のチャンネルが指定されているか否かを判定するステップS130において、最後のチャンネルが指定されていると判定した場合(ステップS130でYES)、全番組順次記憶処理を終了する。
CPU25は、単一記憶処理及び順次記憶処理において広告判定部41による広告判定信号を検出した場合には、縮小映像の記憶を中断するため、記憶部24には、広告に係る映像の縮小映像が含まれない。従って、一覧映像生成処理により、広告に係る映像の縮小映像が含まれない一覧映像が記憶部24に記憶される。また、CPU25は、縮小映像を記憶している最中又は広告判定部41による広告判定信号を検出して縮小映像の記憶を中断している状態で一覧表示を受け付けた場合、広告に係る映像を含む全チャンネルで放送される番組の縮小映像を最短の記憶時間t2を有して記憶することで、操作受付部30又は操作受信部31が出力する一覧表示割込信号を検出してから一覧映像を映像表示部19に表示するまでの所要時間を短縮する。
本実施の形態2は以上の如き構成としてあり、その他の構成、作用及び処理は実施の形態1と同様であるので対応する部分には同一の参照番号又は処理名を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
図17は、実施の形態3に係る映像記憶を説明するための番組表の例を示す模式図である。図17に示すチャンネル1で放送される番組には、終了時刻14時00分及び番組名「ドラマA」を有する番組16と、開始時刻14時00分、終了時刻15時00分及び番組名「ドラマB」を有する番組17と、開始時刻15時00分及び番組名「ニュースD」を有する番組18とが含まれている。また、チャンネル2で放送される番組には、終了時刻14時00分及び番組名「ドラマC」を有する番組23と、開始時刻14時00分、終了時刻15時30分及び番組名「バラエティD」を有する番組24とが含まれている。また、図中17a及び17b、並びに24a及び24bは、夫々番組17及び番組24の縮小映像が映像記憶処理により記憶される時間範囲を示す。図中18aは、番組18の縮小映像が映像記憶処理により記憶される時間範囲を示す。
CPU25は、CLOCK28から取得した時刻が14時00分である場合、番組抽出処理により、番組として番組17及び番組24を取得し順次記憶処理を実行して、短縮された記憶時間t1を有する時間範囲17aにおける番組17の縮小映像及び記憶時間t1を有する時間範囲24aにおける番組24の縮小映像を記憶部24に記憶する。CPU25は、RAM27に記憶されているEPG情報から取得した番組17の開始時刻14時00分及び終了時刻15時00分から放送時間60分を算出し、60分の中間に位置する30分を番組17の縮小映像の更新すべき経過時間に設定する。
同様に、CPU25は、RAM27に記憶されているEPG情報から取得した番組24の開始時刻14時00分及び終了時刻15時30分から番組放送時間90分を算出し、90分の中間に位置する45分を番組24の縮小映像を更新すべき経過時間に設定する。CPU25は、番組抽出処理により、記憶部24に記憶されている記憶開始時刻のうち、更新時間を経過した記憶開始時刻に関連付けられて記憶されている番組名を抽出し、既に記憶されている縮小映像を抽出した番組名に係る縮小映像で書き換えて、記憶されている縮小映像の更新を行う。図17に示す例では、記憶部24に記憶開始時刻14時00分と関連付けられて時間範囲17aで示された短縮された記憶時間t1(例えば5秒)を有する番組17の縮小映像が記憶されている。
記憶開始時刻14時00分から、設定された経過時間30分を経過した14時30分に標準の記憶時間t0(例えば15秒)を有する時間範囲17bにおける番組17の縮小映像が単一記憶処理により記憶されて、時間範囲17aにおいて記憶された縮小映像が書き換えられ、更新される。また、記憶部24に記憶開始時刻14時00分05秒と関連付けられて時間範囲24aで示された短縮された記憶時間t1を有する番組24の縮小映像が記憶されている。記憶開始時刻14時00分05秒から、設定された経過時間45分を経過した14時45分05秒に標準の記憶時間t0を有する時間範囲24bにおける番組24の縮小映像が単一記憶処理により記憶されて、時間範囲24aにおいて記憶された縮小映像が書き換えられ、更新される。
図18及び図19は、実施の形態3に係る番組抽出処理の手順を示すフローチャートである。CPU25は、RAM27に記憶されているEPG情報を取得する(ステップS141)。CPU25は、CLOCK28が出力する時刻を取得する(ステップS142)。CPU25は、CLOCK28から取得した時刻と一致する開始時刻を有する開始番組をRAM27に記憶されているEPG情報から検索する(ステップS143)。CPU25は、開始番組があるか否かを判定する(ステップS144)。CPU25は、開始番組があると判定した場合(ステップS144でYES)、開始番組が放送されるチャンネル及び開始番組の番組名からなる開始番組に係る情報をEPG情報から抽出し(ステップS155)、番組抽出処理を終了する。
CPU25は、開始番組がないと判定した場合(ステップS144でNO)、EPG情報から放送中の番組名を抽出する(ステップS145)。CPU25は、抽出した放送中の番組名と同一の番組名が記憶部24に縮小映像と共に記憶されているか否かを判定する(ステップS146)。CPU25は、放送中の番組名と同一の番組名が縮小映像と共に記憶されていないと判定した場合(ステップS146でNO)、番組抽出処理を終了する。CPU25は、放送中の番組名と同一の番組名が縮小映像と共に記憶されていると判定した場合(ステップS146でYES)、同一の番組名に関連付けて記憶されている記憶開始時刻を読み出す(ステップS147)。
CPU25は、CLOCK28から時刻を取得し(ステップS148)、記憶開始時刻からの経過時間を算出する(ステップS149)。CPU25は、EPG情報に含まれる開始時刻及び終了時刻から、放送中の番組と同一の番組名に係る放送時間を取得する(ステップS150)。CPU25は、取得した放送時間の中間に位置する時間を、記憶開始時刻から縮小映像を更新する時点までの経過時間とする更新時間として決定する(ステップS151)。CPU25は、記憶部24に記憶されている放送中の番組名と同一の番組名のうち、記憶開始時刻からの経過時間が更新時間に達しているか、又は越えている番組に係る番組、すなわち縮小映像を更新すべき更新番組を検索する(ステップS152)。CPU25は、更新番組があるか否かを判定する(ステップS153)。
CPU25は、更新番組がないと判定した場合(ステップS153でNO)、番組抽出処理を終了する。CPU25は、更新番組があると判定した場合(ステップS153でYES)、更新番組に係る情報をEPG情報から抽出し(ステップS154)、番組抽出処理を終了する。CPU25は、番組抽出処理において抽出した更新番組に係る情報に含まれる番組名及びチャンネルに基づいて前記の順次記憶処理又は単一記憶処理を含む映像記憶処理を実行する。
更新時間は、番組の放送時間の中間に位置する例を示したが、これに限るものではなく、番組の放送時間内であれば良い。また、更新時間は、番組の夫々に対して1つの値を指定するものに限らず、複数の異なる更新時間を決定するようにしても良い。例えば、放送時間30分を有する番組の縮小映像を、開始時刻から記憶した後に、更新時間10分及び20分を経過した場合に、夫々縮小映像を書き換えて更新するようにしても良い。
本実施の形態3は以上の如き構成としてあり、その他の構成、作用及び処理は実施の形態1及び2と同様であるので対応する部分には同一の参照番号又は処理名を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態1に係るテレビジョン受像機の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る映像記憶を説明するための番組表の例を示す模式図である。 一覧映像が表示された画面の例を示す模式図である。 映像記憶処理の手順を示すフローチャートである。 映像記憶処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る割込処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る番組抽出処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る単一記憶処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る順次記憶処理の手順を示すフローチャートである。 一覧映像生成処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るテレビジョン受像機の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る映像記憶を説明するための番組表の例を示す模式図である。 実施の形態2に係る割込処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る単一記憶処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る順次記憶処理の手順を示すフローチャートである。 全番組順次記憶処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る映像記憶を説明するための番組表の例を示す模式図である。 実施の形態3に係る番組抽出処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る番組抽出処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 テレビジョン受像機
2 アンテナ
3 遠隔操作装置
11 選局部
12 OFDM復調部
13 分離部
14 音声復調部
15 音声出力部
16 映像復調部
17 フレームメモリ
18 映像処理部
19 映像表示部
20 暗号解除部
21 EPG復調部
22 映像圧縮部
23 OSD部
24 記憶部
25 CPU
26 ROM
27 RAM
28 CLOCK
29 タイマ
30 操作受付部
31 操作受信部
32 バス

Claims (8)

  1. 複数チャンネルからなるテレビジョン信号を受信して指定されたチャンネルを選局する選局部と、前記複数チャンネルで放送される番組に係る番組情報を取得する番組情報取得手段と、前記番組の所定時間分の映像を夫々記憶する映像記憶手段と、前記映像の一覧表示の指示を受け付ける表示受付手段とを備え、該表示受付手段が一覧表示の指示を受け付けた場合、前記映像の夫々の表示サイズが縮小された縮小映像を一覧表示するテレビジョン受像機において、
    時刻を出力する時計部と、
    該時計部が出力する時刻と一致する開始時刻を有する番組に係る情報を前記番組情報から随時抽出する番組抽出手段と
    を備え、
    前記映像記憶手段は、前記番組抽出手段が抽出した前記情報に係る番組の映像を記憶するよう構成してあること
    を特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 記憶された前記映像のうち、前記番組情報に含まれる放送中の番組に係る映像を抽出し、抽出した該映像の縮小映像からなる一覧映像を生成し記憶する生成手段
    を備え、
    前記生成手段は、前記映像記憶手段が前記情報に係る番組の映像を記憶する都度、一覧映像を生成して書き換えると共に、前記表示受付手段が一覧表示の指示を受け付けた場合、前記一覧映像を読み出して表示するよう構成してあること
    を特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  3. 前記映像記憶手段は、前記番組抽出手段が複数の番組に係る情報を抽出した場合、前記選局部に指定するチャンネルを前記情報に含まれる複数のチャンネルの夫々に順次切り替えて、切り替えたチャンネルで放送される番組の映像を記憶する順次記憶手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビジョン受像機。
  4. 前記選局部で選局されたチャンネルで放送される番組の映像が広告に係る映像であるか否かを判定する広告判定手段と、
    該広告判定手段からの制御信号により、広告に係る映像であると判定されている期間に限って前記映像記憶手段による映像の記憶を中断させる記憶中断手段と
    を備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
  5. 前記表示受付手段は、一覧表示の指示を受け付けた場合、割込信号を出力するよう構成してあり、
    前記映像記憶手段は、映像の記憶中に前記割込信号を検出した場合、映像の記憶を停止すると共に前記記憶中断手段を無効にし、前記順次記憶手段により全チャンネルで放送される番組の所定時間分の映像を夫々記憶させるよう構成してあること
    を特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
  6. 前記映像記憶手段は、前記映像を記憶する場合、前記時計部が出力する時刻を記憶開始時刻として、前記番組情報に含まれる前記映像に係る番組の番組名と共に関連付けて記憶するよう構成してあり、
    前記番組抽出手段は、前記時計部が出力する時刻が前記記憶開始時刻から所定時間を経過しているか否かを判定し、経過していると判定した場合、前記記憶開始時刻に関連付けて記憶されている番組名を取得し、取得した該番組名と一致する番組名を有する放送中の番組に係る情報を前記番組情報から随時抽出するよう構成してあること
    を特徴とする請求項1から5までのいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
  7. 前記生成手段は、前記映像記憶手段が記憶した時刻が縮小映像と共に表示された一覧映像を生成するよう構成してあることを特徴とする請求項1から6までのいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
  8. 前記一覧映像に表示された複数の縮小映像のうち、いずれか1つの指定を受け付ける指定受付手段を備え、
    前記指定受付手段が指定を受け付けた場合、前記選局部が選局するチャンネルを、指定された縮小映像に係るチャンネルに切り替え、切り替えたチャンネルで放送される番組の映像を表示するよう構成してあること
    を特徴とする請求項1から7までのいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
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