JP2008289077A - 受信装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

受信装置および方法、並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008289077A
JP2008289077A JP2007134393A JP2007134393A JP2008289077A JP 2008289077 A JP2008289077 A JP 2008289077A JP 2007134393 A JP2007134393 A JP 2007134393A JP 2007134393 A JP2007134393 A JP 2007134393A JP 2008289077 A JP2008289077 A JP 2008289077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification information
digital television
event
television broadcast
program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007134393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Ikeda
和志 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2007134393A priority Critical patent/JP2008289077A/ja
Publication of JP2008289077A publication Critical patent/JP2008289077A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】番組再生に必要な番組識別情報を効率よく事前取得し、選局処理を迅速に行う。
【解決手段】放送受信部12および13は、デジタル放送波を受信する。デマルチプレクサ15およびPSI処理部17は、受信されたデジタル放送波から、番組識別情報を取得する。番組識別情報記憶部20は、取得された番組識別情報を記憶する。デマルチプレクサ14およびPSI処理部17は、受信されたデジタル放送波から、番組識別情報とコンテンツのデータを取得する。デコーダ22は、記憶されている番組識別情報で識別される、コンテンツのデータのデコードを開始する。取得された番組識別情報と、記憶されている識別情報が一致する場合、デコードの結果得られた再生データが出力される。放送番組が切り替わったチャンネルの番組識別情報が取得される。本発明は、デジタルテレビジョン受像機に適用することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は受信装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、放送の選局処理を迅速に行うことができるようにした受信装置および方法、並びにプログラムに関する。
デジタルテレビジョン放送では、例えば、1つまたは複数のイベント(例えば、放送番組)を提供する複数のサービス(例えば、チャンネル)がMPEG(Moving Picture Experts Group)2の規格に準拠して多重化されている。
各放送番組を構成する映像情報、音声情報、またはデータ放送情報が、図1に示すように、それぞれPIDとよばれる任意の識別情報によって番号付けられて、PID別にトランスポートパケットとよばれる1パケット188バイト構成にパケット化されている。
またこの映像情報、音声情報またはデータ放送情報のトランスポートパケットの他、放送番組を構成する映像情報、音声情報またはデータ放送情報の識別情報であるPIDの関連性を示す情報が収められているPSI(Program Specific Information)のトランスポートパケット、およびPSIを拡張し番組情報などが収められているSI(Service Information)のトランスポートパケット、および映像情報や音声情報を再生するための基準時間となる時間情報が収めてられているPCR(Program Clock Reference)のトランスポートパケットが存在する。
PSIは、PAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)、およびNIT(Network Information Table)等から構成されている。
PATは、現在送られている放送番組を示す情報である。PATには、現在送られている放送番組を識別するProgram Numberという番号が含まれており、この番号は、その各サービス(例えば、各チャンネル)の詳細情報が収められているPMTと1対1で対応している。
PMTは、例えばチャンネルごとの映像情報や音声情報の識別情報である。PMTには、対応するチャンネルに関連する映像情報の識別情報(Video Stream PID)、音声情報の識別情報(Audio Stream PID)、時刻基準情報の識別情報(PCR PID)、またその中の限定受信方式記述子で示されるECM PID(図示せず)などが含まれている。
NITには、チャンネル番号や変調方式、ガードインターバルなど、送信するネットワークに関する情報が含まれている。
SIは、EIT(Event Information Table)等から構成されている。
EITには、各チャンネルを構成する放送番組の名称や放送日時、放送内容など、放送番組に関連する情報が含まれている。EPG(Electronic Program Guide:電子番組表)は主にこの情報を用いて作成される。
これらのトランスポートパケットは、時分割されてトランスポートストリームを構成し、デジタルテレビジョン放送として送出される。
ところで、デジタルテレビジョン放送波から選局された放送番組を再生するには、まず、PSIのPATを取得し、再生する放送番組に対応するPMTを受信し、その映像情報の識別情報(Video stream PID)、音声情報の識別情報(Audio Stream PID)、時刻基準情報の識別情報(PCR PID)、およびECM PID等を取得することが必要となる。以下、個々に区別する必要がない場合、PMT内の、映像情報の識別情報(Video stream PID)、音声情報の識別情報(Audio Stream PID)、時刻基準情報の識別情報(PCR PID)、およびECM PIDを含む所定の情報を番組識別情報と称する。
すなわち、所望の放送番組の選局を行うには、PATとPMT(以下、個々に区別する必要がない場合、番組識別必要情報と称する)を取得する必要があるので、それの受信を待つ必要がある。
例えば米国のATSC規格(United States Advanced Television Committee)では、PATの再送周期=100ms、PMTの再送周期=400msと規定されているので、その時間だけ待つ必要がある。
また映像情報と音声情報を再生するに当たりそれらの同期をとる必要があるため、基準時刻となるPCRの値と、受信機が持っているPLLクロックの発振速度を同期させ、映像ストリームと音声ストリームがそれぞれ持っている再生時刻PTS(Presentation Time Stump)を受信機が持っているPLLクロックによりカウントアップした値に同期させる必要がある。
このように、選局された放送番組を出力するには、番組識別情報の取得や同期処理等の所定の前処理(以下、再生準備処理と称する)を行う必要があり、一定の時間がかかる。
そこで、スタンバイ時、あるいは視聴時に、複数チューナを用いるなどして全チャンネルを定期的に巡回して番組識別情報を事前に取得するようにして、選局処理を迅速に行う方法が存在する(特許文献1参照)。
図2は、この方法による番組識別情報の事前取得のタイミングを示している。図2において、影が付されている部分は、チャンネルの放送が受信されていることを意味している。すなわちこの例の場合、1つのチューナでチャンネル011chが受信され、その放送番組が視聴されている間、他のチューナで、チャンネル021ch、チャンネル041ch、チャンネル051ch、チャンネル061ch、およびチャンネル081chが、その順番で、所定の時間の間隔で受信されて、番組識別情報が取得されている。
特開2001−346109号公報
しかしながら、この方法では、常に受信処理を巡回させることが必要となるので、受信機の制御部の負荷の増大をまねき、消費電力の増大にもつながる。またSIのキャッシュなど、選局と並行して行う他の処理の妨げにもなる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、番組識別情報を効率よく事前取得し、選局処理を迅速に行うことができるようにするものである。
本発明の一側面の受信装置は、1つのイベントを構成するコンテンツのデータとともに、前記コンテンツのデータを識別する識別情報が多重化されているサービスが少なくとも2個以上多重化されているデジタルテレビジョン放送波を受信する受信装置において、前記デジタルテレビジョン放送波を受信する2個の受信手段と、第1の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報を取得する事前識別情報取得手段と、前記事前別情報取得手段により取得された前記識別情報を記憶する記憶手段と、第2の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報とコンテンツのデータを取得するイベント取得手段と、前記記憶手段により記憶されている前記識別情報で識別される、前記イベント取得手段により取得された前記コンテンツのデータを再生する再生手段と、前記イベント取得手段により取得された前記識別情報と、前記再生手段により再生された前記コンテンツのデータの前記識別情報が一致する場合、前記再生手段による再生の結果得られた再生データを出力する出力手段とを備え、前記事前識別情報取得手段は、前記イベントの切り替わりを検出する検出手段と、第1の受信手段を制御して、前記検出手段によりイベントが切り替わったことが検出されたサービスのデジタルテレビジョン放送波を受信させる受信制御手段と、前記受信制御手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から識別情報を取得する取得手段とを備える。
本発明の一側面の受信方法、またはプログラムは、1つのイベントを構成するコンテンツのデータとともに、前記コンテンツのデータを識別する識別情報が多重化されているサービスが少なくとも2個以上多重化されているデジタルテレビジョン放送波を受信する受信装置の受信方法において、または1つのイベントを構成するコンテンツのデータとともに、前記コンテンツのデータを識別する識別情報が多重化されているサービスが少なくとも2個以上多重化されているデジタルテレビジョン放送波を受信する受信処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記受信装置の前記デジタルテレビジョン放送波を受信する2個の受信手段のうちの第1の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報を取得する事前識別情報取得ステップと、前記事前別情報取得ステップの処理で取得された前記識別情報を記憶する記憶ステップと、第2の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報とコンテンツのデータを取得するイベント取得ステップと、前記記憶ステップの処理で記憶された前記識別情報で識別される、前記イベント取得ステップの処理で取得された前記コンテンツのデータを再生する再生ステップと、前記イベント取得ステップの処理で取得された前記識別情報と、前記再生ステップの処理で再生された前記コンテンツのデータの前記識別情報が一致する場合、前記再生ステップによる再生の結果得られた再生データを出力する出力ステップとを含み、前記事前識別情報取得ステップは、前記イベントの切り替わりを検出する検出ステップと、前記第1の受信手段を制御して、前記検出ステップの処理でイベントが切り替わったことが検出されたサービスのデジタルテレビジョン放送波を受信させる受信制御ステップと、前記受信制御ステップの処理で受信された前記デジタルテレビジョン放送波から識別情報を取得する取得ステップとを含む。
本発明の一側面の受信装置、受信方法、またはプログラムにおいては、受信装置のデジタルテレビジョン放送波を受信する2個の受信手段のうちの第1の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報が取得され、取得された前記識別情報が記憶され、第2の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報とコンテンツのデータが取得され、記憶された前記識別情報で識別される、取得された前記コンテンツのデータが再生され、取得された前記識別情報と、再生された前記コンテンツのデータの前記識別情報が一致する場合、再生の結果得られた再生データが出力され、前記イベントの切り替わりが検出され、前記第1の受信手段が制御されて、イベントが切り替わったことが検出されたサービスのデジタルテレビジョン放送波が受信され、受信された前記デジタルテレビジョン放送波から識別情報が取得される。
本発明の一側面によれば、番組識別情報を効率よく事前取得し、選局処理を迅速に行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の受信装置は、
1つのイベントを構成するコンテンツのデータとともに、前記コンテンツのデータを識別する識別情報が多重化されているサービスが少なくとも2個以上多重化されているデジタルテレビジョン放送波を受信する受信装置において、
前記デジタルテレビジョン放送波を受信する2個の受信手段(例えば、図3の放送受信部12、放送受信部13)と、
第1の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報を取得する事前識別情報取得手段(例えば、図3の選局制御部11、デマルチプレクサ15、PSI処理部17、事前処理制御部24)と、
前記事前別情報取得手段により取得された前記識別情報を記憶する記憶手段(例えば、図3の番組識別情報記憶部20)と、
第2の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報とコンテンツのデータを取得するイベント取得手段(例えば、図3のデマルチプレクサ14とPSI処理部16)と、
前記記憶手段により記憶されている前記識別情報で識別される、前記イベント取得手段により取得された前記コンテンツのデータを再生する再生手段(例えば、図3のデコーダ22)と、
前記イベント取得手段により取得された前記識別情報と、前記再生手段により再生された前記コンテンツのデータの前記識別情報が一致する場合、前記再生手段による再生の結果得られた再生データを出力する出力手段(例えば、図3のデコード処理制御部21)と
を備え、
前記事前識別情報取得手段は、
前記イベントの切り替わりを検出する検出手段(例えば、事前処理制御24)と、
第1の受信手段を制御して、前記検出手段によりイベントが切り替わったことが検出されたサービスのデジタルテレビジョン放送波を受信させる受信制御手段(例えば、事前処理制御部24、選局制御部11)と、
前記受信制御手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から識別情報を取得する取得手段(例えば、図3のデマルチプレクサ15、PSI処理部17)と
を備える。
本発明の一側面の受信方法、またはプログラムは、
1つのイベントを構成するコンテンツのデータとともに、前記コンテンツのデータを識別する識別情報が多重化されているサービスが少なくとも2個以上多重化されているデジタルテレビジョン放送波を受信する受信装置の受信方法において、または1つのイベントを構成するコンテンツのデータとともに、前記コンテンツのデータを識別する識別情報が多重化されているサービスが少なくとも2個以上多重化されているデジタルテレビジョン放送波を受信する受信処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
前記受信装置の前記デジタルテレビジョン放送波を受信する2個の受信手段のうちの第1の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報を取得する事前識別情報取得ステップ(例えば、図7のステップS54乃至ステップS57)と、
前記事前別情報取得ステップの処理で取得された前記識別情報を記憶する記憶ステップ(例えば、図7のステップS59)と、
第2の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報とコンテンツのデータを取得するイベント取得ステップと(例えば、図6のステップS13)、
前記記憶ステップの処理で記憶された前記識別情報で識別される、前記イベント取得ステップの処理で取得された前記コンテンツのデータを再生する再生ステップ(例えば、図6のステップS15)と、
前記イベント取得ステップの処理で取得された前記識別情報と、前記再生ステップの処理で再生された前記コンテンツのデータの前記識別情報が一致する場合、前記再生ステップによる再生の結果得られた再生データを出力する出力ステップ(例えば、図6のステップS17、ステップS20)と
を含み、
前記事前識別情報取得ステップは、
前記イベントの切り替わりを検出する検出ステップ(例えば、図7のステップS54)と、
前記第1の受信手段を制御して、前記検出ステップの処理でイベントが切り替わったことが検出されたサービスのデジタルテレビジョン放送波を受信させる受信制御ステップ(例えば、図7のステップS55)と、
前記受信制御ステップの処理で受信された前記デジタルテレビジョン放送波から識別情報を取得する取得ステップ(例えば、図7のステップS57)と
を含む。
図3は、本発明を適用した受信装置1の構成例を示している。受信装置1は、情報源として放送メディアを対象とした処理を行うデジタルテレビジョン放送受信端末であり、アンテナ(図示せず)から放送波を受信し、リモートコントローラ(以下、リモコンと略称する)2による制御により、ユーザが選局した放送番組(映像、音声)や所定の情報(データ放送、SI(番組情報)など)を出力部3を構成するスピーカや表示部に出力する。
受信装置1はまた、選局処理に係る時間を短縮するために、番組識別情報を事前に取得する。ここで、この番組識別情報の取得方法について、その概略を説明する。
図4は、ARIB TR-B14、TR-B15で規定されているPSIを構成するPMTに収められている情報を示している。このようにPMTには、映像情報の識別情報(Video Stream PID)および音声情報の識別情報(Audio Stream PID)に対応するサービスIDを示すprogram_numberやPCR PID等が含まれているが、これらの情報は、通常、放送番組毎に決定されているので、事故時などの特別な場合を除き、同一放送番組内では変化しない。
すなわちPMTが更新されるタイミングは、放送番組の切り替わりと連動している場合が多く、そのPMTに含まれている、映像情報の識別情報(Video stream PID)、音声情報の識別情報(Audio Stream PID)、時刻基準情報の識別情報(PCR PID)、およびECM PIDを含む番組識別情報も放送番組の切り替わりと連動している。
そこで本発明では、PMT更新のこの特性に注目し、放送番組が切り替わったチャンネルを順次受信して、番組識別情報を取得するようにし、番組識別情報を事前に取得しておくようにするものである。
例えば図5の上段に示すようなチャンネル011ch乃至081chの放送が受信可能な場合において、図5の下段に示すように、1つのチューナでチャンネル011chが受信され、その放送番組が再生されているとき、他のチューナで、チャンネル021ch乃至081chが、放送番組が切り替わるタイミングで受信され、番組識別情報が取得される。なお図5において、薄い影が付されている部分は、放送が受信されていることを示し、濃い影が付されている部分は、PMTが変更されていることを示している。
このように放送番組が切り替わるタイミングで番組識別情報を取得するようにしたので、例えば図2の例ように、一定の間隔で番組識別情報を取得する場合に比べ、効率よく、番組識別情報を取得することができる。
次に、図3に戻り受信装置1の構成について説明する。なお図3中、実線はデータの流れを表し、破線は制御の流れを表している。これ以外にも各ブロックに対する制御パスが複数存在するが、ここでは主要なものだけが示されている。
受信装置1の選局制御部11は、コマンド受信部25から供給される、リモコン2から送信された選局コマンドに対応する制御信号に基づいて、所定のチャンネルの放送波の受信指令を放送受信部12に出力する。この放送受信指令に基づいて受信されたチャンネルの放送番組が、後述するように出力部3から出力される。
選局制御部11はまた、事前処理制御部24から供給される制御信号に基づいて、所定のチャンネルの放送波の受信指令を放送受信部13に出力する。この放送受信指令に基づいて受信されたチャンネルから、後述するように番組識別情報が事前に取得される。
放送受信部12および放送受信部13は、アンテナまたはケーブルを介して伝送されてくるデジタルテレビジョン放送波の中から、選局制御部11からの受信指令に応じた所定の周波数の電波を選択的に受信し、復調、A/D変換、エラー訂正、および必要に応じてスクランブル解除などの処理を行い、トランスポートストリームを生成する。
放送受信部12は、生成したトランスポートストリームをデマルチプレクサ14に供給し、放送受信部13は、生成したトランスポートストリームをデマルチプレクサ15に供給する。
デマルチプレクサ14は、放送受信部12から供給されたトランスポートストリームを映像情報、音声情報、およびデータ放送情報と、これらの情報に付随するPSIおよびSI等の関連情報とに分離し、映像情報、音声情報、およびデータ放送情報をデコーダ22に、関連情報をPSI処理部16およびSI処理部18に供給する。
デマルチプレクサ15は、放送受信部13から供給されたトランスポートストリームから、映像情報、音声情報、またはデータ放送情報に付随するPSIおよびSI等の関連情報を分離し、それを、PSI処理部17およびSI処理部19に供給する。
PSI処理部16は、デマルチプレクサ14から供給された関連情報の中から、番組識別必要情報(PAT、PMT)(すなわちリモコン2等により選局が指定されたチャンネルの番組識別必要情報)、NITおよびCATを抽出するとともに、抽出した番組識別必要情報から番組識別情報を取得する。
具体的には、PSI処理部16は、デマルチプレクサ14から供給された関連情報のPSIのPATを取得し、再生する放送番組に対応するPMTを受信し、それから、映像情報の識別情報(Video stream PID)、音声情報の識別情報(Audio Stream PID)、時刻基準情報の識別情報(PCR PID)、およびECM PID(図示せず)を抽出する。
PSI処理部16は、取得した番組識別情報を、番組識別情報記憶部20およびデコード処理制御部21に供給する。
PSI処理部17は、デマルチプレクサ15から供給された関連情報の中から、PSI処理部16と同様にして、番組識別必要情報(PAT、PMT)、NITおよびCATを抽出するとともに、その番組識別必要情報から番組識別情報を抽出し、これらを番組識別情報記憶部20に供給する。
SI処理部18は、デマルチプレクサ14から供給された関連情報の中から、SIのEIT(放送番組に関する情報(放送時刻、番組タイトル、番組説明など))を抽出し、それらを事前処理制御部24に供給する。
SI処理部19は、デマルチプレクサ15から供給された関連情報の中から、SIのEITを抽出し、それらを事前処理制御部24に供給する。
番組識別情報記憶部20は、PSI処理部16またはPSI処理部17から供給された番組識別情報を、内蔵する不揮発メモリなどに格納する。
デコード処理制御部21は、後述するように、番組識別情報記憶部20に記憶されている番組識別情報またはPSI処理部16から供給された番組識別情報に基づいてデコーダ22を制御し、番組識別情報によって識別される映像情報、音声情報またはデータ放送情報(すなわち番組コンテンツのデータ)のデコードを行わせる。
デコーダ22は、デコード処理制御部21の制御に従って、デマルチプレクサ14から供給された映像情報、音声情報またはデータ放送情報をデコードし、その結果得られた信号を、出力制御部23に供給する。
出力制御部23は、デコーダ22から供給された音声信号や映像信号を、スピーカや表示部からなる出力部3に出力する。
事前処理制御部24は、SI処理部18またはSI処理部19から供給されたEITを格納するとともに、格納したEITを解析し、その結果得られた各チャンネルの放送番組の放送開始時刻に基づいて、放送番組の切り替えタイミングを検出する。事前処理制御部24は、放送番組の切り替えが起ったチャンネルが順に選局されるように、選局制御部11に対して必要なタイミングで制御信号を送出する。
コマンド受信部25は、リモコン2からのコマンドを受信し、そのコマンドの内容に基づき、チャンネル切換や画面遷移に必要な命令を選局制御部11、デコード処理制御部21、またはUI制御部26に出力する。
UI制御部26は、事前処理制御部24に格納されたEITに基づき、バナーや番組表(EPG)画面を生成し、出力制御部23に供給する。このEPG画面は、デコーダ22からの映像の表示信号本体と合成または切り替えられて、出力部3の表示部に表示される。
次に、図6のフローチャートを参照して受信装置1の選局処理を説明する。
ステップS11において、選局制御部11は、放送受信部12を制御して、所定のチャンネルを受信させる。
選局制御部11は、例えば受信装置1の電源が投入されたとき、記憶している前回の視聴終了時に選択されていたチャンネルの受信指令を放送受信部12に出力する。また選局制御部11は、コマンド受信部25から選局コマンドが供給されたとき、そのコマンドで指定されているチャンネルの受信指令を放送受信部12に出力する。
ステップS12において、放送受信部12によって受信されているトランスポートストリームがPLLロックされるまで待機し、ロックされたとき、ステップS13による通常の選局処理と、ステップS14およびステップS15による再生準備処理とが、平行して開始される。
ステップS13において、デマルチプレクサ14は、放送受信部12から供給されたトランスポートストリームを、映像情報、音声情報、またはデータ放送情報と、これらの情報に付随する関連情報とに分離し、映像情報、音声情報、またはデータ放送情報をデコーダ22に、関連情報をPSI処理部16およびSI処理部18に供給する処理を開始する。
PSI処理部16は、デマルチプレクサ14から供給された関連情報の中から、番組識別必要情報(PAT、PMT)、NITおよびCATを抽出するとともに、番組識別必要情報から、番組識別情を抽出し、これらを番組識別情報記憶部20およびデコード処理制御部21に供給する処理を開始する。
SI処理部18は、デマルチプレクサ14から供給された関連情報の中から、EITを抽出し、それを事前処理制御部24に供給する処理を開始する。
一方ステップS14において、デコード処理制御部21は、番組識別情報記憶部20に選局されている(すなわちいま受信されている)チャンネルの番組識別情報が記憶されているか否かを判定し、記憶されていると判定した場合、ステップS15において、その番組識別情報を、デコーダ22に供給し、その番組識別情報によって識別される映像情報、音声情報またはデータ放送情報のデコードを開始させる。
これによりデコーダ22は、映像ストリームと音声ストリームがそれぞれ持っている再生時刻PTSを受信装置1が持っているPLLクロック(図示せず)によりカウントアップした値に同期させるとともに、デマルチプレクサ14から供給された、デコード処理制御部21から供給された番組識別情報によって識別される映像情報、音声情報、またはデータ放送情報のデコードを開始する。
すなわちステップS13で開始された処理で、いま受信されているチャンネルの番組識別情報の取得と平行して、事前に取得されていた番組識別情報に基づくデコードが開始される。
ステップS13で、通常の選局処理が開始され、かつステップS15で、デコード処理が開始されたとき、ステップS16において、デコード処理制御部21は、PSI処理部16から番組識別情報が供給されるまで待機し(すなわち、ステップS13で開始された通常の選局処理で番組識別情報が取得されるまで待機し)、PSI処理部16から番組識別情報が供給されたとき、処理は、ステップS17に進む。
ステップS17において、番組識別情報が更新されたか否かが判定される。
具体的には、番組識別情報記憶部20は、記憶している番組識別情報(事前に取得された番組識別情報)の例えばPMTのversion_numberおよびCRCと、PSI処理部16から供給された番組識別情報の例えばPMTのversion_numberおよびCRCとを比較し、それらが一致している場合更新されていないと判定し、異なっている場合更新されたと判定し、その判定結果を、デコード処理制御部21に通知する
なお番組識別情報記憶部20に番組識別情報が記憶されていない場合は、更新されたものと判定される。
ステップS17で、番組識別情報が更新されたと判定された場合、デコード処理制御部21は、ステップS18において、ステップS15でデコードが開始されている場合、それを中止し、ステップS19において、番組識別情報記憶部20は、記憶している番組識別情報を更新する。
番組識別情報記憶部20は、チャンネル毎に、番組識別情報を記憶しているので、PSI処理部16から供給された、いま受信されているチャンネルの最新の番組識別情報を、先に記憶している番組識別情報に代えて記憶する。
その後処理は、ステップS15に戻り、いま番組識別情報記憶部20に記憶された番組識別情報が、デコーダ22に供給され、その番組識別情報によって識別される映像情報、音声情報またはデータ放送情報のデコードが開始され、ステップS16以降の処理が、同様に行われる。
ステップS17で、番組識別情報が更新されていないと判定された場合、すなわち例えば事前に取得された番組識別情報が最新のものである場合、その番組識別情報で識別される映像情報等の出力が可能であるので、ステップS20において、デコード処理制御部21は、デコーダ22を制御して、ステップS15で開始されたデコードの結果得られた音声信号および映像信号の出力制御部23への出力を開始させる。その結果、出力制御部23は、デコーダ22から供給された音声信号および映像信号を出力部3に出力して、音声信号に対応する音声を出力させたり、映像信号に対応する映像を表示させる。
このように選局されている放送番組の再生信号の出力が開始されると、選局処理は終了する。
以上のように、後述するように事前に取得された番組識別情報に基づくデコード処理(すなわち、再生準備処理)が(ステップS15)、いま受信されているチャンネルの番組識別情報の取得(ステップS13)と並行して行われるので、番組識別情報の更新の確認後に(ステップS17)、直ちにその放送番組の再生信号の出力を開始することができ(ステップS20)、選局処理を迅速に行うことができる。
次に、番組識別情報の事前取得処理を、図7のフローチャートを参照して説明する。
例えば受信装置1の電源が投入されると、ステップS51において、事前処理制御部24は、自分の不揮発メモリ上にすでにEITが記憶されているか否かを判定する。
ステップS51で、EITが記憶されていないと判定された場合、ステップS52において、事前処理制御部24は、図6のステップS13の処理で、EITがSI処理部18から供給されるまで待機し(すなわちEITが取得されるまで待機し)、供給されたとき、ステップS53に進む。
ステップS51で、EITが記憶されていると判定されたとき、またはステップS52で、EITが取得されたとき、ステップS53において、事前処理制御部24は、そのEITを解析し、各チャンネルの各放送番組の放送開始時刻を検出する。
ステップS54において、事前処理制御部24は、番組識別情報を取得すべきチャンネルが存在するか否かを判定する。
事前処理制御部24は、最新の番組識別情報が番組識別情報記憶部20に記憶されていないチャンネの有無を確認することになるが、具体的には、ステップS53で検出した放送開始時刻に基づいて、先に番組識別情報を取得した時刻から現在時刻までの間に、番組の切り替わりが起こったチャンネルの有無を確認する。
ステップS54で、番組識別情報を取得すべきチャンネルが存在すると判定した場合、ステップS55において、事前処理制御部24は、番組識別情報を取得すべきチャンネルを1つ選択する。ここで選択されるチャンネルは、アルゴリズムによって変化するが、例えば、以下a)乃至c)に示すように、
a)最も小さなサービスIDを有するチャンネル
b)番組が切り替わってから最も長い時間が経過しているチャンネル
c)先に番組識別情報を取得した時刻から最も長い時間が経過しているチャンネル
が選択される。
事前処理制御部24は、選択したチャンネルの受信を、選局制御部11に指令する。これにより選局制御部11は、放送受信部13に対してそのチャンネルの受信命令を出力し、放送受信部13は、そのチャンネルの受信を開始する。
ステップS56において、放送受信部13によって受信されたトランスポートストリームがPLLロックされるまで待機し、ロックされたとき、ステップS57において、PATのフィルタリング、PATの取得、そしてPMTのフィルタリングといった、番組識別情報の取得処理が開始される。
すなわちデマルチプレクサ15は、放送受信部13から供給されたトランスポートストリームから、映像情報、音声情報、またはデータ放送情報に付随する関連情報を分離し、それをPSI処理部17およびSI処理部19に供給する処理を開始する。
PSI処理部17は、デマルチプレクサ15から供給された関連情報の中から、番組識別必要情報(PAT、PMT)、NITおよびCATを抽出するとともに、その番組識別必要情報から、番組識別情報を抽出し、番組識別情報記憶部20に供給する処理を開始する。
SI処理部19は、デマルチプレクサ15から供給された関連情報の中から、SIのEITを抽出し、事前処理制御部24に供給する処理を開始する。
このように番組識別情報の取得処理が開始されると、ステップS58において、番組識別情報記憶部20は、図6のステップS17の場合と同様にして番組識別情報が更新されたか否かを判定し、更新されたと判定した場合、ステップS59に進み、新しい番組識別情報を記憶する(すなわち、記憶している番組識別情報を更新する)。その後、処理は、ステップS54に戻り、それ以降の処理が同様に行われる。
ステップS58で、番組識別情報が更新されていないと判定された場合、またはステップS59で新しい番組識別情報が記憶されたとき、処理は、ステップS54に戻り、それ以降の処理が同様に行われる。
ステップS54で、番組識別情報を取得すべきチャンネルが存在しないと判定された場合、処理は、ステップS52に戻り、それ以降の処理が同様に行われる。なおこの際、例えば次に放送番組の切り替わりが起こる時刻までスタンバイ状態に移行して消費電力を抑えるなどの選択も可能である。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図8は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部206、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部207、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部208、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部209、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動するドライブ210が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア211に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インタフェース205を介して、記憶部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記憶部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記憶部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
トランスポートパケットを説明する図である。 従来の番組識別情報取得処理を説明する図である。 本発明を適用した受信装置1の構成例を示すブロック図である。 PMTに収められている情報を示す図である。 受信装置1における番組識別情報取得処理を説明する図である。 受信装置1における選局処理を説明するフローチャートである。 番組識別情報の事前取得処理を説明するフローチャートである。 パーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 受信装置, 11 選局制御部, 12 放送受信部, 13 放送受信部, 14 デマルチプレクサ, 15 デマルチプレクサ, 16 PSI処理部, 17 PSI処理部, 18 SI処理部, 19 SI処理部, 20 番組識別情報記憶部, 21 デコード処理制御部, 22 デコーダ, 23 出力制御部, 24 事前処理制御部, 25 コマンド受信部

Claims (3)

  1. 1つのイベントを構成するコンテンツのデータとともに、前記コンテンツのデータを識別する識別情報が多重化されているサービスが少なくとも2個以上多重化されているデジタルテレビジョン放送波を受信する受信装置において、
    前記デジタルテレビジョン放送波を受信する2個の受信手段と、
    第1の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報を取得する事前識別情報取得手段と、
    前記事前別情報取得手段により取得された前記識別情報を記憶する記憶手段と、
    第2の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報とコンテンツのデータを取得するイベント取得手段と、
    前記記憶手段により記憶されている前記識別情報で識別される、前記イベント取得手段により取得された前記コンテンツのデータを再生する再生手段と、
    前記イベント取得手段により取得された前記識別情報と、前記再生手段により再生された前記コンテンツのデータの前記識別情報が一致する場合、前記再生手段による再生の結果得られた再生データを出力する出力手段と
    を備え、
    前記事前識別情報取得手段は、
    前記イベントの切り替わりを検出する検出手段と、
    第1の受信手段を制御して、前記検出手段によりイベントが切り替わったことが検出されたサービスのデジタルテレビジョン放送波を受信させる受信制御手段と、
    前記受信制御手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から識別情報を取得する取得手段と
    を備える受信装置。
  2. 1つのイベントを構成するコンテンツのデータとともに、前記コンテンツのデータを識別する識別情報が多重化されているサービスが少なくとも2個以上多重化されているデジタルテレビジョン放送波を受信する受信装置の受信方法において、
    前記受信装置の前記デジタルテレビジョン放送波を受信する2個の受信手段のうちの第1の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報を取得する事前識別情報取得ステップと、
    前記事前別情報取得ステップの処理で取得された前記識別情報を記憶する記憶ステップと、
    第2の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報とコンテンツのデータを取得するイベント取得ステップと、
    前記記憶ステップの処理で記憶された前記識別情報で識別される、前記イベント取得ステップの処理で取得された前記コンテンツのデータを再生する再生ステップと、
    前記イベント取得ステップの処理で取得された前記識別情報と、前記再生ステップの処理で再生された前記コンテンツのデータの前記識別情報が一致する場合、前記再生ステップによる再生の結果得られた再生データを出力する出力ステップと
    を含み、
    前記事前識別情報取得ステップは、
    前記イベントの切り替わりを検出する検出ステップと、
    前記第1の受信手段を制御して、前記検出ステップの処理でイベントが切り替わったことが検出されたサービスのデジタルテレビジョン放送波を受信させる受信制御ステップと、
    前記受信制御ステップの処理で受信された前記デジタルテレビジョン放送波から識別情報を取得する取得ステップと
    を含む受信方法。
  3. 1つのイベントを構成するコンテンツのデータとともに、前記コンテンツのデータを識別する識別情報が多重化されているサービスが少なくとも2個以上多重化されているデジタルテレビジョン放送波を受信する受信処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記受信装置の前記デジタルテレビジョン放送波を受信する2個の受信手段のうちの第1の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報を取得する事前識別情報取得ステップと、
    前記事前別情報取得ステップの処理で取得された前記識別情報を記憶する記憶ステップと、
    第2の前記受信手段により受信された前記デジタルテレビジョン放送波から、識別情報とコンテンツのデータを取得するイベント取得ステップと、
    前記記憶ステップの処理で記憶された前記識別情報で識別される、前記イベント取得ステップの処理で取得された前記コンテンツのデータを再生する再生ステップと、
    前記イベント取得ステップの処理で取得された前記識別情報と、前記再生ステップの処理で再生された前記コンテンツのデータの前記識別情報が一致する場合、前記再生ステップによる再生の結果得られた再生データを出力する出力ステップと
    を含み、
    前記事前識別情報取得ステップは、
    前記イベントの切り替わりを検出する検出ステップと、
    前記第1の受信手段を制御して、前記検出ステップの処理でイベントが切り替わったことが検出されたサービスのデジタルテレビジョン放送波を受信させる受信制御ステップと、
    前記受信制御ステップの処理で受信された前記デジタルテレビジョン放送波から識別情報を取得する取得ステップと
    受信処理をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2007134393A 2007-05-21 2007-05-21 受信装置および方法、並びにプログラム Pending JP2008289077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007134393A JP2008289077A (ja) 2007-05-21 2007-05-21 受信装置および方法、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007134393A JP2008289077A (ja) 2007-05-21 2007-05-21 受信装置および方法、並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008289077A true JP2008289077A (ja) 2008-11-27

Family

ID=40148348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007134393A Pending JP2008289077A (ja) 2007-05-21 2007-05-21 受信装置および方法、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008289077A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011135567A (ja) * 2009-11-26 2011-07-07 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信装置及びチャンネル変更方法
JP2012191384A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Sumitomo Electric Networks Inc 番組受信装置、番組受信方法および番組受信プログラム
CN103491417A (zh) * 2013-10-17 2014-01-01 上海龙晶科技有限公司 机顶盒解复用系统中的psi数据过滤器及过滤方法
WO2016020969A1 (ja) * 2014-08-04 2016-02-11 三菱電機株式会社 デジタル放送受信装置及びその時刻補正方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004289508A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Toshiba Corp 電子機器及び取得方法
JP2004312223A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Sony Corp 放送番組受信装置、番組情報取得方法およびプログラム
JP2005260401A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信装置
JP2005311416A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Hitachi Ltd Tv放送受信装置
JP2006332832A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Pioneer Electronic Corp 番組案内生成装置及び番組案内表の生成方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004289508A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Toshiba Corp 電子機器及び取得方法
JP2004312223A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Sony Corp 放送番組受信装置、番組情報取得方法およびプログラム
JP2005260401A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信装置
JP2005311416A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Hitachi Ltd Tv放送受信装置
JP2006332832A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Pioneer Electronic Corp 番組案内生成装置及び番組案内表の生成方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011135567A (ja) * 2009-11-26 2011-07-07 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信装置及びチャンネル変更方法
JP2012191384A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Sumitomo Electric Networks Inc 番組受信装置、番組受信方法および番組受信プログラム
CN103491417A (zh) * 2013-10-17 2014-01-01 上海龙晶科技有限公司 机顶盒解复用系统中的psi数据过滤器及过滤方法
WO2016020969A1 (ja) * 2014-08-04 2016-02-11 三菱電機株式会社 デジタル放送受信装置及びその時刻補正方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2006095718A1 (ja) デジタル放送受信装置
JP2009111540A (ja) 情報記録再生装置
MX2011010411A (es) Sistemas y metodos para grabacion interrumpida de programas.
JP2004297628A (ja) ストリーム切替装置およびその装置にコンテンツを提供する装置
JP2008289077A (ja) 受信装置および方法、並びにプログラム
US20080285944A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
US20090019513A1 (en) Method and apparatus for changing channel in digital broadcasting receiver
JP3548113B2 (ja) 受信装置及び画像再生方法
JP4487514B2 (ja) 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2007116321A (ja) デジタル放送受信機
JP2001346109A (ja) ディジタル放送受信機の選局方法
JP2009111955A (ja) ストリーム再生装置
JP2007235338A (ja) 番組録画装置及び番組録画方法
JP2007068042A (ja) 受信装置および方法
JP2008236445A (ja) デジタル放送受信機
JP2006330541A (ja) 音声受信再生装置
KR101119683B1 (ko) 정보 처리 장치, 정보 처리 방법, 및 기록 매체
US20040247287A1 (en) Video signal output device and video signal output method
JP7254751B2 (ja) 受信装置、受信方法およびプログラム
JP4552200B2 (ja) デジタル放送受信装置
JP4893205B2 (ja) デジタル放送受信装置
KR100782196B1 (ko) 타임 시프트 기능을 가지는 영상표시기기 및 그 제어방법
JP2011091752A (ja) デジタル放送受信装置及びプログラム
JP2006332798A (ja) 地上波デジタル放送受信機
JP2008252832A (ja) 受信装置、データストリーム出力装置、放送システム、受信装置の制御方法、データストリーム出力装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121011