JP2004297628A - ストリーム切替装置およびその装置にコンテンツを提供する装置 - Google Patents

ストリーム切替装置およびその装置にコンテンツを提供する装置 Download PDF

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Ryuji Kaneda
隆二 金田
Atsuro Nishigaki
敦郎 西垣
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Abstract

【課題】電波の受信状態が悪いと、放送番組を視聴できない。
【解決手段】放送局20は、番組映像である第1コンテンツの第1ストリーム26を放送する。受信装置100は、第1ストリーム26を受信してデコードを行い、表示装置18に映像を表示する。また、コンテンツ提供装置12は、第1コンテンツに関連する第2コンテンツをコンテンツ格納部22に保持する。コンテンツ提供装置12は、受信装置100から要求された場合、第2コンテンツの第2ストリーム28を受信装置100に送信する。受信装置100は、第1ストリーム26または第2ストリーム28をデコードして表示装置18に表示する。これにより、受信装置100は、電波状態が悪い場合に、第2ストリーム28を取得して映像を表示装置18に表示できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテンツを送受信する技術に関し、とくに放送波およびその他の通信回線を介してコンテンツを送受信する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ放送がデジタル化されることにより、放送で扱われるコンテンツのデータ形式が、インターネット等の通信で扱われるコンテンツのデータ形式と同等になった。また、通信においてもブロードバンド化が進むにつれ、テレビ放送並の画像品質を確保できるようになった。こうしたことから、放送と通信の境界がなくなりつつある。
【0003】
例えば通信では、映像コンテンツのストリーミングが発達し、ネットワーク上のサーバーから、映像コンテンツのストリームを取得しながら、デコードして表示できる。一方、放送も同様に、例えばMPEG(Moving Picture Expert Group)で符号化された番組映像のストリームを順次受信して、デコードしながら表示できる。また、番組に関連するホームページ等の情報も放送され、ユーザの指示に応じて、インターネット上のサーバーからその情報を取得できる(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−112902号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
放送と通信で扱われるコンテンツの形式が同一になることにより、ユーザは放送を介して取得した映像コンテンツを視聴することもできるし、インターネットなどのネットワークを介して取得した映像コンテンツを視聴することもできる。しかしながら、放送の場合、電波状態に応じて映像品質にばらつきが生じたり、映像が表示されなかったりする。また、ネットワークを介してコンテンツを取得する場合、ユーザが意識して提供元を指定する必要がある。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電波状態が映像に及ぼす影響を小さくする技術、コンテンツの提供元をユーザが意識することなく、コンテンツの切り替えを行う技術、放送と通信とを利用してユーザごとにコンテンツを提供する技術、新たな映像コンテンツの提供形態を可能にする技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、放送と通信の特徴を生かし、双方を融合して新たな映像コンテンツの配信形態を確立するために、放送波を介して取得する第1ストリームとネットワーク等の通信回線を介して取得する第2ストリームとを切り替えながら映像ストリームを配信、再生する形態を創作するに至った。
【0008】
本発明のある態様は、ストリームの復号を行う装置である。この装置は、第1の通信回線を介して第1コンテンツのストリームを第1ストリームとして順次取得する第1取得部と、前記第1の通信回線とは異なる第2の通信回線を介して第2コンテンツを双方向通信により提供するコンテンツ提供装置に接続し、前記第2コンテンツのストリームを第2ストリームとして順次取得する第2取得部と、前記第1ストリームまたは前記第2ストリームを復号する復号部と、前記第1ストリームまたは前記第2ストリームを前記復号部における復号対象として指示する指示部と、前記指示に応じて、前記第1ストリームおよび前記第2ストリームのいずれか一方から他方へ復号対象の切り替えを行う切替部とを備える。これにより、この装置は、複数の独立した通信回線を介して複数のストリームを取得し、それらのストリームを切り替えて映像を再生できる。「第1の通信回線」は、例えば、地上波デジタル放送や衛星デジタル放送などの放送回線である。「第2の通信回線」は、例えば、インターネットなどのネットワークを利用した通信回線である。第1の通信回線と第2の通信回線とは、それぞれ異なるキャリア、プロトコル、経路を利用して通信を行う回線であり、一方の回線に障害が生じても、その障害が他方の回線に影響を及ぼさないことが好ましい。
【0009】
前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとに含まれる映像のフレームはそれぞれ対応付けられており、この装置は、前記第1ストリームから前記第2ストリームに復号対象を切り替える場合、前記第2取得部は、切り替えを指示した時の前記第1コンテンツのフレーム以降に対応する前記第2コンテンツのフレームを表示するための第2ストリームを順次取得してもよい。これにより、第2ストリームに基づいて再生を行う場合に、再生を始めるフレーム付近から第2ストリームを取得できる。
【0010】
この装置は、切り替え前の前記第1ストリームおよび前記第2ストリームのいずれか一方を復号して得られる最終フレームと、切り替え後の前記第1ストリームおよび前記第2ストリームのいずれか他方を復号して得られる先頭フレームとが連続して表示可能に前記復号対象の切り替えタイミングを調整する切替制御部を更に備えてもよい。これにより、例えば輻輳などにより第2ストリームの取得に遅延が生じた場合に、切り替えにともない表示中の映像が途絶えることを防止できる。
【0011】
前記第2取得部は、前記指示部により復号対象の切り替えが指示されたタイミングを特定する情報と前記第2コンテンツを要求する情報とを対応付けて前記コンテンツ提供装置に送信してもよい。これにより、この装置は、第2コンテンツにおける指定されたフレーム以降を第2ストリームとしてコンテンツ提供装置から取得できる。
【0012】
前記第2取得部が取得した第2ストリームをデコードする場合、前記復号部は、前記第2ストリームに含まれるデコードタイミングを指定するタイムスタンプを参照して、前記タイムスタンプが現在時刻と一致するフレームから復号してもよい。これにより、第1ストリームによる映像、すなわち放送により得られた映像と同期することができる。
【0013】
この装置は、前記タイムスタンプが前記第2コンテンツの先頭からの時間として設定されている場合、前記第1コンテンツの放送開始時刻に基づいて前記タイムスタンプを絶対時刻に変換する変換部を更に備えてもよい。これにより、第2ストリームを絶対時刻に沿って復号し、再生可能である。「絶対時刻」は、地域における標準時刻であり、放送開始時刻を定めるための基準の時刻である。
【0014】
この装置は、前記タイムスタンプを前記絶対時刻に書き換える書換部を更に備えてもよい。これにより、第1ストリームおよび第2ストリームを同一の復号部で復号することができる。
【0015】
この装置は、前記第1ストリームからクロック制御情報を分離する分離部を更に備え、前記復号部は前記クロック制御情報に基づいて前記第2ストリームを復号してもよい。これにより、第2ストリームを第1ストリームに同期して再生可能である。また、第2ストリームから第1ストリームに切り替えを行う場合、フレームのずれを防止できる。「クロック制御情報」は、例えばデジタル放送におけるPCR(Program Clock Reference)である。
【0016】
前記分離部は、デジタル放送波における電波障害を受けにくい層に配置された前記クロック制御情報を前記第1ストリームから分離してもよい。これにより、電波状態が悪く、例えば第1ストリームの受信が徐々にできなくなる場合でも、できるだけ長くクロック制御情報の分離が可能になる。これにより、電波状態が悪い場合でも、第2ストリームのデコードを第1ストリームに含まれるクロック制御情報に基づいて行うことができる。クロック制御情報は、所定の帯域において低帯域に配置されてもよいし、周波数フェージングを考慮して所定の帯域に分散的に複数配置されてもよい。
【0017】
この装置は、前記第1ストリームを蓄積する第1蓄積部と、前記第2ストリームを蓄積する第2蓄積部とを更に備え、前記第1ストリームから前記第2ストリームへ復号対象の切り替えが指定された後、前記第2蓄積部に前記第2ストリームを復号するために十分な第2ストリームが蓄積された場合、前記切替制御部は第2ストリームへ復号対象を切り替えることを前記切替部に指示してもよい。これにより、第1ストリームから第2ストリームに切り替える際に、映像が途絶えることを防止できる。
【0018】
前記第2ストリームから前記第1ストリームへ復号対象の切り替えが指定された後、前記第1蓄積部に前記第1ストリームを復号するために十分な第1ストリームが蓄積された場合、前記切替制御部は第1ストリームへ復号対象を切り替えることを前記切替部に指示してもよい。これにより、第2ストリームから第1ストリームに切り替える際に、映像が途絶えることを防止できる。
【0019】
復号対象を前記第2ストリームから前記第1ストリームに切り替える場合、前記切替制御部は、前記第1ストリームに含まれるデコードタイミングを指定するタイムスタンプと、前記第2ストリームに含まれるデコードタイミングを指定するタイムスタンプとが一致するまで、前記第2ストリームの復号位置を調整することを前記復号部に指示してもよい。これにより、第2ストリームを第1ストリームのクロック制御情報に基づいて復号できないことにより生じたずれを調整し、切り替え時に映像が途絶えることを防止できる。
【0020】
本発明の別の態様は、コンテンツを提供する装置である。この装置は、第1の通信回線を介して放送される第1コンテンツに関連付けられた第2コンテンツを格納する格納部と、前記第2コンテンツの提供要求を受け付ける受付部と、前記提供要求を受け付けた時刻と前記第1コンテンツの放送開始時刻とに基づいて、前記第2コンテンツの提供を開始するフレームを特定する特定部と、前記特定されたフレームから前記第2コンテンツのストリームを前記第1の通信回線とは異なる第2の通信回線を介して順次送信する提供部とを備える。これにより、この装置は、第2コンテンツにおける指定されたフレーム以降をストリームとして順次送信できる。
【0021】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を装置、方法、システム、コンピュータプログラムの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0022】
【発明の実施の形態】
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る放送システム10の構成図である。放送局20は、放送番組(以下、単に「第1コンテンツ」という)の映像データおよび音声データ(以下、単に「第1ストリーム26」という)を、アンテナ16を介して所定の帯域の電波を使って放送する。その放送は、例えば地上波デジタル放送であってもよいし、衛星を利用した衛星デジタル放送であってもよい。
【0023】
放送局20は、第1コンテンツに関連する放送番組(以下、単に「第2コンテンツ」という)をコンテンツ格納部22に予め格納する。第2コンテンツは、第1コンテンツと同一でもよいし、それ以外であってもよい。コンテンツ提供装置12は、受信装置100から第2コンテンツの提供要求を受け付けた場合に、コンテンツ格納部22から第2コンテンツを読み込み、第2コンテンツの映像データおよび音声データ(以下、単に「第2ストリーム28」という)を、ネットワーク14を介して受信装置100に送信する。ネットワーク14は、例えばインターネットなどの双方向通信可能な通信回線であり、有線や無線を利用して形成される。要は、受信装置100が、第1コンテンツと第2コンテンツをそれぞれ独立した通信回線を経由して取得可能であればよい。
【0024】
受信装置100は、放送波を受信するためのチューナを有し、所定のチャンネルにチューナを合わせることで第1ストリーム26を取得する。そして、例えばMPEG(Moving Picture Expert Group)形式の第1ストリーム26に多重化された映像ストリームおよび音声ストリームをそれぞれデコードして表示装置18に映像を表示し、スピーカ24から音声を出力する。また、受信装置100は、コンテンツ提供装置12から第2ストリーム28を取得し、第1ストリーム26と同様にして第2ストリーム28をデコードして第2コンテンツを再生する。受信装置100は、例えば携帯可能な端末であってもよいし、セットトップボックスやテレビジョン装置に組み込まれてもよい。
【0025】
受信装置100は、第1ストリーム26と第2ストリーム28とを切り替えて映像を再生すること、すなわちストリームの入手経路を変更して映像を再生することができる。例えば、受信装置100は、放送波に重畳されて送信される第1ストリーム26から、ネットワーク14を介して送信される第2ストリーム28に切り替えて映像を再生したり、第2ストリーム28から第1ストリーム26に切り替えて映像を再生したりできる。
【0026】
このような切り替え機能を利用することにより、例えば、移動端末でテレビ放送を視聴中に電波状況の変化で放送波の受信が困難になった場合、受信装置100は、第1ストリーム26から第2ストリーム28に切り替えて番組の表示を行う。これにより、放送波を受信できなくなった場合でも、ユーザは放送番組を継続して視聴できる。
【0027】
図2は、図1の受信装置100の内部構成図である。第1取得部130は、放送波を受信するチューナ部102と、受信した電波をデジタル信号に変換するA/D変換部104とを有する。検出部133は、チューナ部102における電波の受信強度、干渉量、遅延スプレッド等に基づいて受信状態を検出し、受信状態が悪くなった場合や、受信状態がよくなった場合に、その旨を指示部132に通知する。検出部133は、受信状態が変わった時点で、指示部132に通知を行ってもよいし、所定の受信状態が所定の期間続いた後、指示部132に通知を行ってもよい。
【0028】
指示部132は、検出部133からの通知に応じて、切替部106にストリームの切替処理を指示する。例えば、受信状態が悪くなったことが通知された場合、指示部132は、第1ストリーム26から第2ストリーム28に切り替えることを切替部106に指示する。また、受信状態がよくなったことが通知された場合、指示部132は、第2ストリーム28から第1ストリーム26に切り替えることを切替部106に指示する。これにより、ユーザが意識することなく自動的にストリームの切り替え処理を行うことができる。第2ストリーム28に切り替える場合、第2取得部108は、第2ストリーム28の取得を第2取得部108に指示する。第2取得部108は、指示部132からの指示に基づいてコンテンツ提供装置12から第2ストリームを取得する。
【0029】
切替部106は、指示部132からの切替指示に応じて、多重分離部112に出力するストリームを第1ストリーム26または第2ストリーム28の一方から他方へ切り替える。多重分離部112は、切替部106から供給されたストリームに含まれる映像ストリームと音声ストリームとを分離する。そして、多重分離部112は、映像ストリームを映像バッファ110に蓄積し、音声ストリームを音声バッファ120に蓄積する。
【0030】
第1ストリーム26から第2ストリーム28にストリームを切り替える場合、第2取得部108は、第2ストリームを保持するコンテンツ提供装置12を特定する情報と、第2コンテンツを特定する情報と(以下、単に「第1アクセス情報」という)を把握する必要がある。放送局20は、例えば、第1ストリーム26に、第2コンテンツのURL(Universal Resource Locater)を第1アクセス情報として付加してもよいし、デジタル放送のデータ放送部分、EPG(Electronic Program Guide)に多重してもよい。多重分離部112は、この第1アクセス情報を第1ストリーム等から取り出して第2取得部108に供給する。
【0031】
同様に、第2ストリーム28から第1ストリーム26にストリームを切り替える場合、第1取得部130は、第1ストリーム26のチャンネル等キャリアを特定する情報(以下、単に「第2アクセス情報」という)を把握する必要がある。多重分離部112は、第2ストリーム28から第2アクセス情報を取り出して第1取得部130に供給する。他の例では、チューナ部102が切り替え前のチャンネルの情報を保持してもよい。これにより、ストリームの切替時に、第1取得部130および第2取得部108は、切り替え対象となるストリームを適切に取得できる。
【0032】
映像デコード部114は、映像バッファ110に蓄積された映像ストリームを復号して、第1D/A変換部116に供給する。第1D/A変換部116は、デジタル信号をアナログ信号に変換して映像再生部118に出力する。映像再生部118は、表示装置18を駆動し映像を表示させる。
【0033】
音声デコード部122は、音声バッファ120に蓄積された音声ストリームを復号して、第2D/A変換部124に供給する。第2D/A変換部124は、デジタル信号をアナログ信号に変換して音声再生部126に出力する。音声再生部126は、スピーカ24を駆動し音声を出力させる。
【0034】
多重分離部112は、第1ストリームを分離する場合、その第1ストリームに含まれるデコードを行う時刻を設定するDTS(Decoding Time Stamp)、デコードした画像を表示する時刻を設定するPTS(Presentation Time Stamp)、およびPCRをそれぞれ映像デコード部114および音声デコード部122に供給する。これらのタイムスタンプ情報に基づいて映像デコード部114および音声デコード部122は復号処理を行う。また、第2ストリームを分離する場合、多重分離部112は、第2ストリームに含まれるDTS(Decoding Time Stamp)、PTS(Presentation Time Stamp)を映像デコード部114および音声デコード部122に供給する。また映像デコード部114および音声デコード部122は、内部のクロックを利用してデコードのタイミングを調整する。
【0035】
図3は、図2の第2取得部108の内部構成図である。指示部132からコンテンツの取得を指示された場合、アクセス情報取得部164は、多重分離部112から第1アクセス情報を取得する。そして、その第1アクセス情報を要求部152に出力する。指示タイミング供給部150は、切替指示を受け付けたタイミングを要求部152に出力する。そのタイミングは、切替指示が発生した時点の時刻(以下、単に「要求発生時刻」という)であってもよいし、そのとき図1の表示装置18に表示されている映像フレームのPTSやDTSであってもよい。要は、指示タイミング供給部150は、第2コンテンツにおける提供を開始するフレームを特定するための情報(以下、単に「提供位置情報」という)を要求部152に出力すればよい。
【0036】
要求部152は、第1アクセス情報に基づいてコンテンツ提供装置12を特定し、第2コンテンツ28を提供位置情報で特定されるフレームから配信することをコンテンツ提供装置12に要求する。受付部154は、コンテンツ提供装置12から第2ストリームを受け付ける。そして、受付部154は受信した第2ストリーム28を判定部156に出力する。判定部156は、その第2ストリームに含まれるDTSおよびPTSが絶対時刻で指定されているか、そのコンテンツの先頭フレームからの時間(以下、単に「コンテンツ時間」という)で指定されているか否かを判定する。
【0037】
コンテンツ時間で指定されている場合、判定部156は、第2ストリーム28に設定されたPTSおよびDTSを絶対時刻に変換することを変換部158に指示する。変換部158は、第2ストリームに付加されたコンテンツ時間と、その第2コンテンツに対応付けられた第1コンテンツの放送開始時刻とに基づいて、コンテンツ時間を絶対時刻に変換する。例えば、第1コンテンツの放送開始時刻が12時であり、第2ストリーム28のあるフレームのPTSがコンテンツ時間「15分」に設定されている場合、変換部は、そのフレームのPTSを絶対時刻「12時15分」に変換する。そして、変換部158は、その絶対時刻を書換部160に出力する。書換部160は、DTSおよびPTSを絶対時刻に書き換えて、第2ストリームを出力部162に出力する。また、第2ストリーム28のDTSおよびPTSが絶対時刻で指定されている場合、判定部156は第2ストリーム28を出力部162に供給する。出力部162は、DTSおよびPTSが絶対時刻に設定されている第2ストリーム28を切替部106に出力する。
【0038】
図4は、図1のコンテンツ提供装置12の内部構成図である。要求受付部70は、受信装置100から第2コンテンツの提供要求を受け付ける。その提供要求には、第2コンテンツを特定する情報(以下、単に「コンテンツ情報」という)および提供位置情報が含まれている。特定部72は、提供要求に含まれる提供位置情報でコンテンツの配信開始位置、すなわちフレームを特定できる場合、コンテンツ情報と配信開始位置とを読込部76に出力する。読込部76は、コンテンツ情報で特定される第2コンテンツをコンテンツ格納部22から読み込む。そして、読込部76は、配信開始位置として指定されたフレーム以降を提供部78に出力する。提供部78は、読込部76から供給された第2コンテンツを第2ストリーム28として受信装置100に順次出力する。
【0039】
提供要求に含まれる提供位置情報でフレームを特定できない場合、特定部72は、その提供要求を受信した日時と、番組情報格納部74に含まれている番組情報とに基づいて、第2ストリーム28として提供を開始するフレームを特定する。番組情報格納部74は、第1コンテンツすなわち放送番組ごとの放送開始時刻を保持する。特定部72は、第2コンテンツに関連づけられた第1コンテンツ、すなわち放送番組の放送開始時刻と提供要求の受信時刻とに基づいて第2コンテンツにおける第2ストリームの提供を開始するフレーム(以下、単に「開始フレーム」という)を特定する。そして、開始フレームと、コンテンツ情報を読込部76に供給する。これによりコンテンツ提供装置12は、第2コンテンツにおける所定のフレームから第2ストリームを提供することができる。
【0040】
<第2の実施形態>
第1ストリーム26は、不特定多数のユーザに対して一方的に配信されるのに対し、第2ストリーム28はユーザからの要求に従って個別に配信される。したがって、放送波からネットワーク14にストリーム入手先を変更した場合、タイムラグが生じ、しかもそのタイムラグがネットワーク14の混雑状況等によって左右されるため、ストリームを連続して再生することが難しい。
【0041】
また、デジタル放送では、PCRを用いてクロック周波数を調整しながら第1ストリーム26をデコードすることが義務付けられているが、第2ストリーム28はその限りではない。したがって第2ストリーム28を正確な時刻で再生できたとしても、クロック周波数のずれによりデコードの再生時刻に徐々にずれが生じる可能性がある。これは第1ストリーム26から第2ストリーム28に切り替えるだけであれば大きな問題とはならない。しかし、第2ストリーム28から第1ストリーム26に再び切り替えるような場合、切り替わる際に第2ストリーム28により表示したフレームと第1ストリーム26により表示したフレームとの間にずれが生じ、ユーザにとって見苦しい状況を招くことになる。
【0042】
図5は、ストリームの切替処理を説明するための図である。本図は、第1ストリーム26であるストリーム1を受信しデコード再生している際に、ある時刻で第2ストリーム28への切替要求が生じた場合の各ストリームの状態を示している。切替要求は、放送波の電波障害が発生した時や、ユーザから明示的に切り替えが指示された場合に発生する。この時刻を切替時刻という。受信装置100は、切替時刻にコンテンツ提供装置12に対して第2ストリーム28を要求する。コンテンツ提供装置12は、受信装置100からの提供要求に含まれる提供位置情報、あるいはコンテンツ提供装置12が提供要求を受信した時刻に基づいて、開始フレームを特定する。本図では、コンテンツ提供装置12は、第2ストリーム28におけるフレーム5’を開始フレームとして特定し、フレーム5’以降をストリーム2として送信する。
【0043】
MPEGのストリームには、フレーム毎にDTSおよびPTSというタイムスタンプ情報が付加されている。放送波のDTSおよびPTSは放映時刻に従って一意に設定されているが、通信経路のストリームは必ずしも絶対時刻に沿ってデコードする必要がないため、DTSおよびPTSはコンテンツ時間で設定されていることが多い。このため、第1ストリーム26と第2ストリーム28のDTSおよびPTSは必ずしも一致しない。そこで、開始フレームを特定するために、放送開始時刻と切替時刻とからコンテンツ時間を算出する。そして、図4の特定部72は、そのコンテンツ時間に基づいて第2コンテンツのDTSを参照して開始フレームを特定する。これにより、図1の受信装置100はストリーム2を取得できる。
【0044】
実際に取得要求を行ってから、デコードに必要な量のストリーム2がバッファに蓄積されるまでには一定の時間を要する。つまり、ストリーム2の要求から取得までの時間だけ遅延が生じる。このため、図5において、ストリーム2のフレーム5’を取得しても、切替時刻からフレーム5’をデコードできない。そこで、ストリーム2のDTSが実際の時刻と一致したタイミングからデコードを行う。すなわちフレーム8のタイミングまでストリーム2を早送りし、フレーム8’からデコードを開始するようにする。ストリームの早送りは、実際には取得したストリームを読み飛ばすだけであるため瞬時に終了する。ストリーム2のデコードを開始するまでの間、ストリーム1のフレーム4を表示していてもよい。前述のとおり、フレーム8とフレーム8’のDTSは必ずしも一致しないため、実際には第2ストリーム28を多重分離した時点でPTSおよびDTSを絶対時刻に付け直すか、あるいは双方の差を考慮に入れながらデコードを行う必要がある。
【0045】
尚、MPEGではフレームごとにIピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャといった異なる種類のエンコード/デコードが用いられ、エンコードとデコードではピクチャの再生順序が入れ替わることがある。したがってPTSとDTSの順序は必ずしも同一にはならず、単純にDTSだけ揃えても表示部に表示される時刻が不連続になる恐れがある。一般にMPEGにおいては、Iピクチャが一定間隔で挿入されておりこのピクチャの順序は不動であるため、常にIピクチャからデコードを開始するようにしておけば上述の問題は回避できる。
【0046】
図6は、第2の実施形態に係る受信装置200の内部構成図である。本図で既に説明した構成と同一の符号を付した構成は、既に説明した同一の符号を付した構成と機能、および動作が同一もしくはほぼ同一である。これから説明する各図では、主に新たな構成について説明する。受信装置200は、第1多重分離部202と第2多重分離部204とを有する。第1多重分離部202は、第1ストリーム26を対象として分離処理を行う。また、第2多重分離部204は、第2ストリーム28を対象として分離処理を行う。切替部210は、第1多重分離部202および第2多重分離部204から出力された映像ストリームを切り替える第1切替部206と、第1多重分離部202ならびに第2多重分離部204から出力された音声ストリームを切り替える第2切替部208とを有する。第1多重分離部202は、第1ストリーム26に多重されているDTS、PTS、およびPCRを映像デコード部114ならびに音声デコード部122に供給する。
【0047】
これにより、第2ストリーム28をデコードする場合でも、第1ストリーム26に付加されたクロック制御情報であるPCRを用いて、映像デコード部114および音声デコード部122で使用するクロックの周波数を調整することができる。つまり、エンコード側すなわち放送局20と全く同じタイミングでデコード可能になる。
【0048】
PCRは、第1ストリーム26に付加されているため、放送波が電波障害等によって受信できないような場合、第1多重分離部202はPCRを映像デコード部114および音声デコード部122に供給できない。そこで、放送局20は、例えば所定の帯域における低周波部分にPCRを付加したり、周波数フェージングを考慮して帯域の複数の周波数帯にPCRを付加したりして電波障害による影響を受けにくいようにしてもよい。これにより、第1ストリーム26により、映像を表示することはできなくても、PCRは取得することができる。そして、そのPCRを用いて、第2ストリーム28をデコードできる。
【0049】
<第3の実施形態>
図5に戻り、電波が全く届かない場合の処理について説明する。実施の形態に係る受信装置は、ストリーム2を取得してフレーム8’からデコードを開始する。電波を受信できず、ストリーム2にSCR(System Clock Reference)情報が含まれていないため、デコード開始時間が実時間に比べて少しずつ遅れてきている。このため、電波状態が回復し、ストリーム3をフレーム11から受信すると、ストリーム2のフレーム11’とストリーム3のフレーム11のDTSには時刻にずれが生じてしまう。このようなずれが生じている状態で、ストリーム3のデコードを始めると映像が不連続になってしまう。そこで、受信装置はストリーム2のデコードを可能な速さで早送りしながらデコード再生した後、ストリーム2のDTSがストリーム3のDTSと一致した時点で、ストリーム3に切り替える。これにより、ほぼ連続的に映像を表示することができる。
【0050】
図7は、第3の実施形態に係る受信装置250の内部構成図である。第1多重分離部252は、第1ストリーム26から分離した映像ストリームを第1映像バッファ256に蓄積し、音声ストリームを第1音声バッファ258に蓄積する。また、第2多重分離部254は、第2ストリーム28から分離した映像ストリームを第2映像バッファ260に蓄積し、音声ストリームを第2音声バッファ262に蓄積する。これにより、図5に示すように、第2ストリーム28であるストリーム2を取得しデコードを開始する直前まで、第1ストリーム26であるストリーム1’を受信しデコード再生することが可能である。したがって、第1ストリーム26から第2ストリーム28、あるいは第2ストリーム28から第1ストリーム26に切り替える際に、同期の取れたほぼ連続的な切り替えが可能となる。
【0051】
切替部268は、映像ストリームの切替を行う第1切替部264と、音声ストリームの切替を行う第2切替部266とを有する。第1切替部264は、第1映像バッファ256および第2映像バッファ260に保持されている映像ストリームのいずれか一方を選択して映像デコード部114に出力する。第2切替部266は、第1音声バッファ258および第2音声バッファ262に保持されている音声ストリームのいずれか一方を選択して音声デコード部122に出力する。指示部132は、切替制御部270に切替指示を出力する。
【0052】
切替制御部270は、その指示に応じて、図5を用いて説明したストリームの切り替え時の制御を行う。例えば、第1ストリーム26から第2ストリーム28に切り替える場合、切替制御部270は、第1ストリーム26および第2ストリーム28のDTSが一致するまで、ストリーム1’に基づいた映像を表示させ、DTSが一致した時点で、ストリームの切り替えを切替部268に指示する。また、第2ストリーム28から第1ストリーム26に切り替える場合、切替制御部270は、第1ストリーム26および第2ストリーム28のDTSが一致するようにストリーム2のフレーム11’を早送りし、DTSが一致した時点で、ストリームの切り替えを切替部268に指示する。このような調整を行う場合、切替制御部270は、調整する時間内にデコードが完了する場合、そのフレームの表示時間を短くし、調整する時間内にデコードが完了しない場合、既に表示されているフレームを継続して表示するように制御してもよい。
【0053】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。こうした変形例として次のようなものがある。
【0054】
放送システム10により、放送と通信とを利用したマルチストーリーサービスを提供できる。このサービスは、例えば、映像再生中に画面上にストーリーの選択画面が表示され、選択したストーリーに応じて、第1ストリーム26または第2ストリーム28に切り替えながら一つの放送番組を提供するものである。これにより、インタラクティブな放送番組を制作でき、コンテンツ提供者に新たな映像表現の可能性を提供できる。
【0055】
また、放送システム10により、例えば、視聴者の年齢、性別、視聴している現在位置等の要因に応じて、コンテンツを差し替えて放送を行うコンテンツ差し替えサービスを提供できる。このサービスは、例えば、差し替えを行う要因を検出した場合に、受信装置100は、コンテンツ提供装置12のコンテンツ格納部22に予め格納された代替ストリームに切り替えてコンテンツの再生を行う。これにより、視聴者に応じて適切なコンテンツの配信が可能になる。
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、異なる通信回線から得られるストリームを切り替ながらデコードを行うことができ、安定したコンテンツの受信が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る放送システムの構成図である。
【図2】図1の受信装置の内部構成図である。
【図3】図2の第2取得部の内部構成図である。
【図4】図1のコンテンツ提供装置の内部構成図である。
【図5】ストリームの切替処理を説明するための図である。
【図6】第2の実施形態に係る受信装置の内部構成図である。
【図7】第3の実施形態に係る受信装置の内部構成図である。
【符号の説明】
10 放送システム、12 コンテンツ提供装置、14 ネットワーク、16アンテナ、20 放送局、22 コンテンツ格納部、26 第1ストリーム、28 第2ストリーム、50 切替部、52 タイミング供給部、54 表示処理部、70 要求受付部、72 特定部、74 番組情報格納部、76 読込部、78 提供部、100 受信装置、102 チューナ部、104 A/D変換部、106 切替部、108 第2取得部、110 映像バッファ、112 多重分離部、114 映像デコード部、116 第1D/A変換部、118 映像再生部、120 音声バッファ、122 音声デコード部、124 第2D/A変換部、126 音声再生部、130 第1取得部、132 指示部、133 検出部、150 指示タイミング供給部、152 要求部、154 受付部、156 判定部、158 変換部、160 書換部、162 出力部、164 アクセス情報取得部、200 受信装置、202 第1多重分離部、204 第2多重分離部、206 第1切替部、208 第2切替部、210 切替部、250 受信装置、252 第1多重分離部、254 第2多重分離部、256 第1映像バッファ、258 第1音声バッファ、260 第2映像バッファ、262 第2音声バッファ、264 第1切替部、266 第2切替部、268 切替部、270 切替制御部。

Claims (13)

  1. 第1の通信回線を介して第1コンテンツのストリームを第1ストリームとして順次取得する第1取得部と、
    前記第1の通信回線とは異なる第2の通信回線を介して第2コンテンツを双方向通信により提供するコンテンツ提供装置に接続し、前記第2コンテンツのストリームを第2ストリームとして順次取得する第2取得部と、
    前記第1ストリームまたは前記第2ストリームを復号する復号部と、
    前記第1ストリームまたは前記第2ストリームを前記復号部における復号対象として指示する指示部と、
    前記指示に応じて、前記第1ストリームおよび前記第2ストリームのいずれか一方から他方へ復号対象の切り替えを行う切替部と、
    を備えることを特徴とするストリーム切替装置。
  2. 前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとに含まれる映像のフレームはそれぞれ対応付けられており、前記第1ストリームから前記第2ストリームに復号対象を切り替える場合、前記第2取得部は、切り替えを指示した時の前記第1コンテンツのフレーム以降に対応する前記第2コンテンツのフレームを表示するための第2ストリームを順次取得することを特徴とする請求項1に記載のストリーム切替装置。
  3. 切り替え前の前記第1ストリームおよび前記第2ストリームのいずれか一方を復号して得られる最終フレームと、切り替え後の前記第1ストリームおよび前記第2ストリームのいずれか他方を復号して得られる先頭フレームとが連続して表示可能に前記復号対象の切り替えタイミングを調整する切替制御部を更に備えることを特徴とする請求項2に記載のストリーム切替装置。
  4. 前記第2取得部は、前記指示部により復号対象の切り替えが指示されたタイミングを特定する情報と前記第2コンテンツを要求する情報とを対応付けて前記コンテンツ提供装置に送信することを特徴とする請求項2または3に記載のストリーム切替装置。
  5. 前記第2取得部が取得した第2ストリームをデコードする場合、前記復号部は、前記第2ストリームに含まれるデコードタイミングを指定するタイムスタンプを参照して、前記タイムスタンプが現在時刻と一致するフレームから復号することを特徴とする請求項3または4に記載のストリーム切替装置。
  6. 前記タイムスタンプが前記第2コンテンツの先頭からの時間として設定されている場合、前記第1コンテンツの放送開始時刻に基づいて前記タイムスタンプを絶対時刻に変換する変換部を更に備えることを特徴とする請求項5に記載のストリーム切替装置。
  7. 前記タイムスタンプを前記絶対時刻に書き換える書換部を更に備えることを特徴とする請求項6に記載のストリーム切替装置。
  8. 前記第1ストリームからクロック制御情報を分離する分離部を更に備え、前記復号部は前記クロック制御情報に基づいて前記第2ストリームを復号することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のストリーム切替装置。
  9. 前記分離部は、デジタル放送波における電波障害を受けにくい層に配置された前記クロック制御情報を前記第1ストリームから分離することを特徴とする請求項8に記載のストリーム切替装置。
  10. 前記第1ストリームを蓄積する第1蓄積部と、
    前記第2ストリームを蓄積する第2蓄積部と、
    を更に備え、前記第1ストリームから前記第2ストリームへ復号対象の切り替えが指定された後、前記第2蓄積部に前記第2ストリームを復号するために十分な第2ストリームが蓄積された場合、前記切替制御部は第2ストリームへ復号対象を切り替えることを前記切替部に指示することを特徴とする請求項3から9のいずれかに記載のストリーム切替装置。
  11. 前記第2ストリームから前記第1ストリームへ復号対象の切り替えが指定された後、前記第1蓄積部に前記第1ストリームを復号するために十分な第1ストリームが蓄積された場合、前記切替制御部は第1ストリームへ復号対象を切り替えることを前記切替部に指示することを特徴とする請求項10に記載のストリーム切替装置。
  12. 復号対象を前記第2ストリームから前記第1ストリームに切り替える場合、前記切替制御部は、前記第1ストリームに含まれるデコードタイミングを指定するタイムスタンプと、前記第2ストリームに含まれるデコードタイミングを指定するタイムスタンプとが一致するまで、前記第2ストリームの復号位置を調整することを前記復号部に指示することを特徴とする請求項3から11のいずれかに記載のストリーム切替装置。
  13. 第1の通信回線を介して放送される第1コンテンツに関連付けられた第2コンテンツを格納する格納部と、
    前記第2コンテンツの提供要求を受け付ける受付部と、
    前記提供要求を受け付けた時刻と前記第1コンテンツの放送開始時刻とに基づいて、前記第2コンテンツの提供を開始するフレームを特定する特定部と、
    前記特定されたフレームから前記第2コンテンツのストリームを前記第1の通信回線とは異なる第2の通信回線を介して順次送信する提供部と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ提供装置。
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