JP2008252832A - 受信装置、データストリーム出力装置、放送システム、受信装置の制御方法、データストリーム出力装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

受信装置、データストリーム出力装置、放送システム、受信装置の制御方法、データストリーム出力装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】別のデータストリームへの受信切り替えを行う際にユーザが感じる違和感を軽減できる受信装置を実現する。
【解決手段】受信装置2は、TS選択受信部61が受信しているデータストリーム以外のデータストリームの各々について、キーフレームが挿入されていたタイミングを示すタイミング情報を取得するタイミング情報管理部66と、TS選択受信部61が受信するデータストリームの選択指示を受け付ける選択受付部65と、選択受付部65がデータストリームの選択指示を受け付けたとき、当該選択指示された選択データストリームに対応するタイミング情報に基づいて、選択データストリームにおける次のキーフレームの挿入時刻を求め、当該挿入時刻の所定時間前に、TS選択受信部61に対して当該選択データストリームの受信動作を開始させる選択制御部67とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、単独で復号可能なキーフレームを含み、キーフレーム間のフレームについてはキーフレームとの差分データを含むデータストリームの送受信を行う放送システムに関するものである。
近年、衛星波、地上波を使った映像や音声のデジタル放送が実用化されている。地上デジタルテレビジョン放送では、通常の固定テレビ向け放送と、携帯電話など移動体向けの放送が規定されている。移動体向けの放送は、1チャンネルから分割された13個のセグメント(部分周波数)のうちの1つのセグメントを用いることから、通称ワンセグと呼ばれている。
地上デジタルテレビジョン放送では、固定向けも移動体向けも、ストリーム伝送の方式として、MPEG−2 TS(Transport Stream)方式(以下、単にTS方式という)を用いている。TS方式では、映像、音声などが符号化、パケット化されて、多重されている。映像の符号化方式として、MPEG−2方式やITU−T H.264方式(別名MPEG−4/AVC、以下H.264と呼ぶ)などが用いられている。
一般に、映像を構成する一枚の静止画をフレームと呼んでいる。連続するフレームには、相関性がある場合が多い。MPEG−2やH.264などの映像符号化では、この相関性を利用して、データ量を大幅に削減している。
連続フレームの相関性を利用した符号化の概念として、符号化するフレームの前後のフレームを参照し(この参照されるフレームを参照フレームと呼ぶ)、参照フレームとの差分のみを符号化し、伝送する。復号時には、差分を復号してから、参照フレームを足すことで、元のフレームを得る。逆に、あるフレームを受信できなかった場合、そのフレームを参照しているフレームは正しく復号できない。
そのため、MPEG−2やH.264などでは、キーフレームと呼ばれる(H.264では特にInstantaneous Decoder Refresh、IDRと呼ばれている。本願では、キーフレームはIDRを含むものとして扱う)、他のフレームを参照せず、単独で復号可能なフレームが、定期的に含まれている。そのため、TS方式の信号の途中から受信を開始しても、キーフレームを受信すれば、それ以後の映像を復号できる。逆に、キーフレームを受信するまでは映像を復号できない。
さて、ワンセグでは、地上デジタルテレビジョン放送の運用規定である、ARIB TR−B14(電波産業会)の規定に従って、キーフレーム間隔として最大5秒が許されている。このため、選局時に、最大5秒間、映像が表示されない場合がある。
従来のアナログ放送時には、選局ボタンを押下してから選局後の映像が表示されるまで、ほとんど時間がかからなかった。ワンセグでは、アナログ放送に比べて、選局時に映像が表示されない時間が長いので、ユーザーは、違和感を感じることとなる。
この違和感を軽減するための技術が特許文献1に開示されている。特許文献1では、ユーザーから選局操作があると、チューナーが直ちに選局動作を行い、キーフレーム待ちを行う。キーフレームを受信するまでの間、選局前に蓄積していた画像、または、当該画像を加工することにより得られる画像を表示する。キーフレームを受信し、映像を表示できる状態になったら、選局前に蓄積していた画像にかかわる映像の表示を停止し、直ちに、選局後の映像を表示させる。この構成により、選局時に映像が表示されるまでの間、画像の効果によってユーザーを飽きさせない工夫をしている。
特開2006−148825(2006年6月8日公開)
しかしながら、特許文献1の方法では、選局後の映像が表示されるまでの間、選局前に蓄積しておいた画像の一部である静止画(蓄積された画像の最後の静止画)を表示したり、静止画を加工したりしながら表示する。また、選局後にキーフレームを受信するまでの時間が長い場合には、蓄積された選局前の画像が繰り返し再生されたり、スロー再生される。このように、アナログテレビと表示のされ方が違うので、依然として違和感がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、別のデータストリームへの受信切り替えを行う際にユーザが感じる違和感を軽減することが可能な受信装置、データストリーム出力装置、放送システム、受信装置の制御方法、データストリーム出力装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体を実現することにある。
本発明に係る受信装置は、上記課題を解決するために、単独で復号可能なキーフレームを含み、キーフレーム間のフレームについてはキーフレームとの差分データを含むデータストリームを受信する受信装置であって、複数のデータストリームのうちの1つを選択して受信する選択受信手段と、上記選択受信手段が受信したデータストリームを復号し、再生する再生手段と、上記複数のデータストリームのうちの上記選択受信手段が受信しているデータストリーム以外のデータストリームの各々について、キーフレームが挿入されていたタイミングを示すタイミング情報を取得するタイミング情報取得手段と、上記選択受信手段が受信するデータストリームの選択指示を受け付ける選択指示受付手段と、上記選択指示受付手段がデータストリームの選択指示を受け付けたとき、当該選択指示されたデータストリームである選択データストリームに対応する上記タイミング情報に基づいて、当該選択データストリームにおける次のキーフレームの挿入時刻を求め、当該挿入時刻の所定時間前に、上記選択受信手段に対して当該選択データストリームの受信動作を開始させる制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る受信装置の制御方法は、単独で復号可能なキーフレームを含み、キーフレーム間のフレームについてはキーフレームとの差分データを含むデータストリームを受信する受信装置の制御方法であって、上記受信装置の選択受信手段が、複数のデータストリームのうちの1つを選択して受信するステップと、上記受信装置の再生手段が、上記選択受信手段が受信したデータストリームを復号し、再生するステップと、上記受信装置のタイミング情報取得手段が、上記複数のデータストリームのうちの上記選択受信手段が受信しているデータストリーム以外のデータストリームの各々について、キーフレームが挿入されていたタイミングを示すタイミング情報を取得するステップと、上記受信装置の指示受付手段が、上記選択受信手段が受信するデータストリームの指示を受け付けるステップと、上記受信装置の制御手段が、上記選択指示受付手段がデータストリームの選択指示を受け付けたとき、当該選択指示されたデータストリームである選択データストリームに対応する上記タイミング情報に基づいて、当該選択データストリームにおける次のキーフレームの挿入時刻を求め、当該挿入時刻の所定時間前に、上記選択受信手段に対して当該選択データストリームの受信動作を開始させるステップとを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、タイミング情報取得手段は、複数のデータストリームのうちの上記選択受信手段が受信しているデータストリーム以外のデータストリームの各々について、キーフレームが挿入されていたタイミングを示すタイミング情報を取得する。これにより、受信装置は、現在受信・再生しているデータストリームと同時刻に放送されているデータストリームにおいてキーフレームが挿入されていた時刻を導出することができる。
そして、制御手段は、選択指示受付手段が新たなデータストリームの指定を受け付けたとき、当該選択指示されたデータストリームである選択データストリームに対応する上記タイミング情報に基づいて、当該選択データストリームにおける次のキーフレームの挿入時刻を求める。
キーフレームは、一定間隔で挿入されることが通常である。そのため、例えば、最新2個分のキーフレームが挿入されていた時刻(T1,T2:T1<T2)を上記タイミング情報から導出することにより、次に到達されるキーフレームの挿入時刻T3を次式により見積もることができる。T3=T2+ΔT、(ΔTはT1とT2の時間差である)。
そして、制御手段は、当該挿入時刻の所定時間前に、上記選択受信手段に対して当該選択データストリームの受信動作を開始させる。ここで、所定時間は、新たなデータストリームを受信するために必要な時間であり、例えば、チューニングに要する時間である。
これにより、受信装置は、選択指示受付手段が受け付けた新たなデータストリームをキーフレームから受信することとなり、受信後すぐに復号を開始し再生することができる。すなわち、キーフレーム待ちのために何ら再生されない時間を短くすることができる。また、選択受信手段は、新たなデータストリーム(変更後のデータストリーム)の受信動作を開始するまで、これまで指定されていたデータストリーム(変更前のデータストリーム)の受信を行う。そのため、変更前のデータストリームで示されるコンテンツから、変更後のデータストリームで示されるコンテンツにスムーズに変化することとなる。この間の再生されない時間を大幅に削減できるので、ユーザが感じる違和感を軽減できる。
このように、本発明によれば、別のデータストリームへの受信切り替えを行うときにユーザに違和感を抱かせることなく、映像の切り替えを行うことが可能な受信装置を実現できる。
さらに、本発明の受信装置において、上記複数のデータストリームの各々は、同時刻に放送されている他のデータストリームの各々に対応する、当該他のデータストリームを識別する識別情報を含む上記タイミング情報を含んでおり、上記タイミング情報取得手段は、上記選択受信手段が受信しているデータストリームの中から上記タイミング情報を取得し、上記制御手段は、上記選択データストリームを識別する識別情報を含むタイミング情報に基づいて上記挿入時刻を求めてもよい。
この場合、本発明のデータストリーム出力装置は、単独で復号可能なキーフレームを含み、キーフレーム間のフレームについてはキーフレームとの差分データを含むデータストリームを出力するデータストリーム出力装置であって、出力するデータストリームの中に、当該データストリームと同時刻に放送される他のデータストリームを識別する識別情報を含むとともに、当該他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されているタイミングを示すタイミング情報を含ませるタイミング情報挿入手段を備える。
また、本発明のデータストリーム出力装置の制御方法は、単独で復号可能なキーフレームを含み、キーフレーム間のフレームについてはキーフレームとの差分データを含むデータストリームを出力するデータストリーム出力装置の制御方法であって、上記データストリーム出力装置のタイミング情報挿入手段が、放送するデータストリームの中に、当該データストリームと同時刻に放送される他のデータストリームを識別する識別情報を含むとともに、当該他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されているタイミングを示すタイミング情報を含ませるステップを含むことを特徴とする。
また、本発明の放送システムは、単独で復号可能なキーフレームを含み、キーフレーム間のフレームについてはキーフレームとの差分データを含むデータストリームを出力するデータストリーム出力装置と、当該データストリームを受信する受信装置とを備えた放送システムであって、上記データストリーム出力装置は、出力するデータストリームの中に、当該データストリームと同時刻に放送される他のデータストリームを識別する識別情報を含むとともに、当該他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されているタイミングを示すタイミング情報を含ませるタイミング情報挿入手段を備え、上記受信装置は、複数のデータストリームのうちの1つを選択して受信する選択受信手段と、上記選択受信手段が受信したデータストリームを復号し、再生する再生手段と、上記選択受信手段が受信しているデータストリームの中から上記タイミング情報を取得するタイミング情報取得手段と、上記選択受信手段が受信するデータストリームの選択指示を受け付ける選択指示受付手段と、上記選択指示受付手段が新たなデータストリームの選択指示を受け付けたとき、当該選択指示されたデータストリームである選択データストリームを識別する識別情報を含むタイミング情報に基づいて、当該選択データストリームにおける次のキーフレームの挿入時刻を求め、当該挿入時刻の所定時間前に、上記選択受信手段に対して当該選択データストリームの受信動作を開始させる制御手段とを備える。
上記の構成によれば、放送される複数のデータストリームの各々には、同時刻に放送される他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されているタイミングを示すタイミング情報を含まれる。そして、受信装置のタイミング情報取得手段は、上記選択受信手段が受信しているデータストリームの中から上記タイミング情報を取得する。
放送されているデータストリームにタイミング情報が含まれているため、受信装置は、容易にタイミング情報を取得することができる。また、タイミング情報には他のデータストリームを識別する識別情報が含まれているため、受信装置は、どのデータストリームのタイミング情報であるかを認識することができる。
また、本発明のデータストリーム出力装置は、上記他のデータストリームを取得する他データストリーム取得手段と、上記他データストリーム取得手段が取得したデータストリームの中からキーフレームを特定し、当該キーフレームが挿入されている時刻を検出するキーフレーム時刻検出手段と、上記キーフレーム時刻検出手段が検出した時刻に基づいて上記タイミング情報を生成するタイミング情報生成手段とを備えてもよい。
これにより、各データストリームに挿入されるタイミング情報は、他のデータストリームを解析することにより生成されるものであるため、正確となる。その結果、受信装置におけるキーフレームの待ち時間を確実になくすことができる。
また、本発明のデータストリーム出力装置は、同時刻に放送する複数のデータストリームを取得するデータストリーム取得手段と、上記データストリーム取得手段が取得した複数のデータストリームの各々について、キーフレームが挿入されている時刻を検出するキーフレーム時刻検出手段と、上記データストリーム取得手段が取得した複数のデータストリームの各々について、上記キーフレーム時刻検出手段が検出した時刻に基づいて上記タイミング情報を生成するタイミング情報生成手段とを備え、上記タイミング情報挿入手段は、データストリーム取得手段が取得した上記複数のデータストリームの各々に対して、他のデータストリームに関して上記タイミング情報生成手段が生成したタイミング情報を含ませ、さらに、上記タイミング情報挿入手段によりタイミング情報が挿入された複数のデータストリームを連結する連結手段を備えてもよい。
これにより、例えば、複数のワンセグのデータストリームを連結して13セグメントの1チャンネルを構成する場合、13のセグメント各々に、他のセグメント、すなわちデータストリームにおけるキーフレームに関するタイミング情報を含ませることができる。その結果、チャンネル中の別のセグメントのデータストリームに変更する場合でも、キーフレーム待ちのために何も再生されない時間を短くすることができる。
また、本発明のデータストリーム出力装置において、上記タイミング情報挿入手段は、出力するデータストリームの中の、他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されている時刻と同じ時刻に、当該他のデータストリームに対応するタイミング情報を含ませてもよい。
上記の構成によれば、受信装置は、タイミング情報を受信した時刻に、当該タイミング情報に含まれる識別情報で識別される他のデータストリームにキーフレームが挿入されていることを認識することができる。
また、上記タイミング情報は、当該タイミング情報に含まれる識別情報で特定される上記他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されている時刻と、当該タイミング情報が挿入される時刻との時間差を示す時間差情報を含んでいてもよい。
上記の構成によれば、受信装置は、タイミング情報を受信した時刻と、当該タイミング情報に含まれている時間差情報とに基づいて、当該タイミング情報に含まれる識別情報で識別される他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されている時刻を容易に求めることができる。
また、本発明の受信装置において、上記タイミング情報取得手段は、上記選択受信手段が受信しているデータストリーム以外のデータストリームのうちの1つを選択して受信する他データ選択受信手段と、上記他データ選択受信手段がキーフレームを受信したことを検知し、当該検知したタイミングを示す情報を上記タイミング情報とする検知手段とを備えていてもよい。
上記の構成によれば、放送されるデータストリーム中にタイミング情報を含める必要がないため、従来の放送装置を用いることができる。
ところで、上記受信装置およびデータストリーム出力装置の各手段は、ハードウェアで実現してもよいし、プログラムをコンピュータに実行させることによって実現してもよい。具体的には、本発明に係る制御プログラムは、上記受信装置またはデータストリーム出力装置の各手段としてコンピュータを動作させるプログラムであり、本発明に係る記録媒体には、当該制御プログラムが記録されている。
本発明に係る受信装置は、以上のように、単独で復号可能なキーフレームを含み、キーフレーム間のフレームについてはキーフレームとの差分データを含むデータストリームを受信する受信装置であって、複数のデータストリームのうちの1つを選択して受信する選択受信手段と、上記選択受信手段が受信したデータストリームを復号し、再生する再生手段と、上記複数のデータストリームのうちの上記選択受信手段が受信しているデータストリーム以外のデータストリームの各々について、キーフレームが挿入されていたタイミングを示すタイミング情報を取得するタイミング情報取得手段と、上記選択受信手段が受信するデータストリームの選択指示を受け付ける選択指示受付手段と、上記選択指示受付手段がデータストリームの選択指示を受け付けたとき、当該選択指示されたデータストリームである選択データストリームに対応する上記タイミング情報に基づいて、当該選択データストリームにおける次のキーフレームの挿入時刻を求め、当該挿入時刻の所定時間前に、上記選択受信手段に対して当該選択データストリームの受信動作を開始させる制御手段とを備える。
本発明によれば、別のデータストリームへの受信切り替えを行う際にユーザが感じる違和感を軽減することが可能な受信装置を実現できる。
〔実施形態1〕
本発明の放送システムに関する実施の一形態について図1〜図10に基づいて説明すれば以下のとおりである。図2は、本実施形態の放送システムを示すブロック図である。図2に示されるように、放送システムは、アンテナを介してTS方式のデータストリームを放送する放送装置(データストリーム出力装置)1と、当該データストリームを受信する受信装置2とを備えている。
ここで、本実施形態で送受信されるデータストリームについて説明する。データストリームは、映像信号を含むものである。映像は、複数の静止画からなり、連続する静止画には相関性がある。なお、一枚の静止画を示すデータをフレームという。当該相関性を利用して、データストリームは、単独で復号可能なキーフレームを定期的に含み、キーフレーム間のフレームについてキーフレームとの差分データを含んでいる。これにより、受信装置2は、全てのフレームを復号することができる。
図3は、本実施形態に係るデータストリーム11・12を示す図である。図において、横方向は時間軸であり、左から右に向かって時間が進むものとする。データストリーム11とデータストリーム12とは、同じ時刻に放送されるものである。
データストリーム12は、時刻T1にキーフレーム12k(n)を、時刻T2にキーフレーム12k(n+1)を含んでいる。一方、データストリーム11は、別の時刻にキーフレーム11k(n)・11k(n+1)を含んでいる。キーフレームが挿入される時刻は、各放送局が任意に設定することができる。ただし、キーフレーム間隔は最大5秒が許されている。なお、各放送局は、通常、キーフレームをほぼ一定の間隔で挿入する。
本実施形態は、各データストリームに、同時刻に放送されている他のデータストリームを特定するデータストリーム識別情報を含み、当該他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されている時刻を示すタイミング情報(キーフレームマーク)が含まれている点で従来技術と異なる。
図3に示されるように、データストリーム11には、他のデータストリーム12のキーフレーム12k(n)・12k(n+1)の挿入時刻T1・T2においてターミング情報15・16が記述されている。そのため、データストリーム11を受信する受信装置2は、タイミング情報を受信した時刻に、当該タイミング情報に含まれるデータストリーム識別情報により特定されるデータストリームにおいてキーフレームが挿入されていることを認識することができる。
なお、データストリーム11において、他のデータストリーム12のキーフレーム12k(n)の挿入時刻T1より後の時刻にタイミング情報を記述してもよい。この場合、タイミング情報には、データストリーム識別情報のほかに、キーフレーム12k(n)の挿入時刻T1からの遅延時間を示す遅延時間情報(時間差情報)が含まれる。これにより、受信装置は、当該遅延時間情報とタイミング情報を受信した時刻とにより、他のデータストリーム12におけるキーフレーム12k(n)の挿入時刻T1を算出することができる。
データストリーム識別情報としては、例えば、ネットワーク識別およびトランスポート識別のペアにより構成される。
キーフレームは通常略一定の間隔で挿入される。そのため、このようなデータストリームを放送することにより、受信装置2は、データストリームの切り替えを行う際に、これまで受信していたデータストリームに記述されていた切り替え後のデータストリームに対応するタイミング情報に基づいて、切り替え後のデータストリームにおける次のキーフレームの挿入時刻を見積もることができる。すなわち、図3に示されるように、受信装置2は、他のデータストリーム12におけるキーフレーム12k(n)・12k(n+1)の挿入時刻T1・T2をタイミング情報から求めた場合、T1とT2との差分時間をΔTとすると、当該他のデータストリーム12において次のキーフレーム12k(n+2)が時刻T2+ΔTに到達すると見積もることができる。
図4は、これから受信しようとするデータストリームを示す図である。これまで受信していた別のデータストリームにこれから受信しようとするデータストリームのタイミング情報が含まれている場合、上述したように、受信装置2は、これから受信しようとするデータストリームにおける、次に到達するキーフレームの到達予想時刻を見積もることができる。
図4において、キーフレーム21k(n)直後のタイミングT3において、このデータストリームの受信を開始した場合、次のキーフレーム21k(n+1)を受信までの時間が長くなってしまう。つまり、復号可能なフレームを受信するまでの時間が長くなり、何も映像が表示されない時間が長くなってしまう。
一方、キーフレーム21k(n+1)が到達する時刻より所定時間txだけ前のタイミングT4でデータストリームの受信を開始すると、キーフレーム待ちのために映像が表示されない時間をなくすことができる。なお、所定時間txは、今までとは異なるデータストリームへの受信切り替えに必要な時間である。例えば、別のチャンネルのデータストリームへの受信切り替えを行う場合には、チューニングに要する時間が当該所定時間txに該当する。なお、所定時間txは、放送システムや受信装置2の機種によって異なるものである。
このように、受信装置2は、キーフレーム待ちにより映像が表示されない時間を最短にすることができ、ユーザに違和感を感じさせなくすることができる。
以下、このようなデータストリームを放送する放送装置1、および、当該データストリームを受信する受信装置2の詳細な構成について説明する。
(放送装置の構成)
図5は、本実施形態に係る放送装置1の構成を示すブロック図である。図5に示されるように、放送装置1は、TS入力部41、他TS取得部(他データストリーム取得手段)42、TS分離部43、ビデオ解析部(キーフレーム時刻検出手段)44、タイミング情報生成部(タイミング情報生成手段)45、TS再多重部(タイミング情報挿入手段)46、およびTS出力部47を備えている。
TS入力部41は、放送装置1が出力するデータストリームを生成するものである。TS入力部41は、図示しない映像・音声入力部、映像・音声符号化部、番組情報構成部およびTS多重化部を備えている。映像・音声入力部が取得した映像・音声データが映像・音声符号化部により符号化される。また、番組情報構成部は、テレビの映像・音声以外のデータ、例えば、EPGなどを生成するものである。そして、TS多重化部は、映像・音声符号化部によって符号化された映像・音声データおよび番組情報構成部によって生成されたデータを多重化して、データストリームを出力する。なお、映像・音声入力部、映像・音声符号化部、番組情報構成部およびTS多重化部は、従来の構成のものを用いることができるので、ここでは詳細な説明を省略する。
他TS取得部42は、TS入力部41が生成するデータストリームと同時刻に放送される他のデータストリームを取得するものである。他TS取得部42は、例えば、他のデータストリームを受信するためのアンテナ、チューナ、復調機などで構成される。
TS分離部43は、他TS取得部42が取得したデータストリームを、映像パケット(ビデオパケット)、データストリームを特定する情報(データストリーム識別情報)、その他のパケットに分離するものである。
ビデオ解析部44は、TS分離部43によって分離された映像パケットを解析し、当該映像パケットがキーフレームを含むものであるか否かを判定するものである。ビデオ解析部44は、キーフレームを含むパケットであると判定した場合、キーフレーム通知をタイミング情報生成部45に出力する。ビデオ解析部44は、例えば、映像符号化方式がH.264である場合、映像パケットに含まれるPES(Packetized Elementary Stream)のペイロードの先頭がPrimary Pic Typeと呼ばれる所定のパターンにマッチするか否かにより、キーフレームのパケットであるか否かを判定する。
タイミング情報生成部45は、タイミング情報を生成するものである。タイミング情報生成部45は、図示しない時刻取得部と記憶部とを備えている。タイミング情報生成部は、ビデオ解析部44からキーフレーム通知が入力されたとき、時刻取得部から当該入力時の時刻(以下、キーフレーム時刻とよぶ)を示す時刻情報を取得する。そして、タイミング情報生成部45は、時刻取得部から取得した時刻情報と、TS分離部43から入力されたデータストリーム識別情報とを対応付けて記憶部に格納する。
また、タイミング情報生成部45は、TS再多重部46からのタイミング情報の生成要求を受け付け、当該生成要求を受け付けた時刻(以下、タイミング情報時刻という)を時刻取得部により特定する。タイミング情報生成部45は、記憶部に格納していた時刻情報が示すキーフレーム時刻とタイミング情報時刻との差分時間を算出する。そして、タイミング情報生成部は、算出した差分時間を遅延時間として遅延時間情報を生成し、当該遅延時間情報と、記憶部に格納していたデータストリーム識別情報とを含むタイミング情報を生成し、TS再多重部46に出力する。
TS再多重部46は、TS入力部41が生成したデータストリームに対して、他のデータストリームにおけるキーフレームの挿入時刻を示すタイミング情報を挿入するものである。TS再多重部46は、図示しないタイマー部を備え、一定の間隔で以下のタイミング情報の挿入動作を行う。
TS再多重部46は、TS入力部41が生成したデータストリームのうち、NULLパケット以外についてそのまま後段に出力する。なお、NULLパケットとは、データストリームの流量を調整するために挿入されているパケットであり、復号時に利用されないものである。TS再多重部46は、TS入力部41から出力されたデータストリームにおいてNULLパケットを検出すると、タイミング情報生成部45に対してタイミング情報の生成要求を送り、タイミング情報を取得する。そして、TS再多重部45は、取得したタイミング情報を含むパケットを生成し、検出したNULLパケットと入れ替える。そして、後段に出力する。
なお、タイミング情報の挿入動作を行わないときには、TS再多重部46は、入力されたデータストリームをそのまま後段に出力する。
TS出力部47は、TS再多重部46から入力されたデータストリームを、外部に出力するものである。本実施形態では、TS出力部47は、変調機とアンテナなどによって構成されており、入力されたデータストリームを電磁波として送信する。
TS再多重部46は、タイミング情報を、MPEG−2 TSにおけるセクション形式に準拠した形式で記録すればよい。図6は、タイミング情報を示す図である。本実施形態では、タイミング情報を、video_refresh_timing_sectionとしている。
video_refresh_timing_sectionは先頭から、8ビットのtable_id、1ビットのsection_syntax_inidicator、1ビットのreserved_future_use、2ビットのreserved、12ビットのsection_lengthがあり、引き続き、16ビットのnetwork_id、16ビットのtransport_stream_id、16ビットのvideo_timing_offfsetのセットであらわされるタイミング情報が1つ以上含まれる。
これらのフィールドのうち、table_id、section_syntax_inidicator、reserved_future_used、reserved、section_lengthは、MPEG−2TSにおける、一般的なセクションの意味を持つ。
table_idはセクションを区別する識別番号であり、運用によって決められる。section_syntax_inidicatorは0とする。section_lengthは、タイミング情報の数N×48とする。
network_idおよびtransport_stream_idは、上記の他のデータストリームを特定するデータストリーム識別情報である。
video_refresh_timing_offsetは、当該タイミング情報に含まれる遅延時間情報であり、当該セクションが送出される時刻とキーフレームの挿入時刻との差分をミリ秒であらわす。
TS再多重部46は、video_refresh_timing_sectionを、他のセクションと同様に、パケット化し、データストリームに多重して伝送する。
(受信装置の構成)
図1は、本実施形態に係る受信装置2の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、受信装置2は、TS選択受信部(選択受信手段)61、TS分離部(タイミング情報取得手段)62、ビデオ復号部(再生手段)63、表示部(再生手段)64、選択受付部(選択指示受付手段)65、選択制御部(制御手段)67、およびタイミング情報管理部(タイミング情報取得手段)66を備えている。
TS選択受信部61は、放送されている複数のデータストリームのうちの1つを選択して受信し、受信したデータストリームをTS分離部62に出力するものである。TS選択受信部61は、放送中のチャンネルを受信するためのアンテナ、チューナ、復調機などを含む。
なお、TS選択受信部61は、新たなデータストリームの受信するための動作を開始してから、実際に当該データストリームを受信するまでのタイムラグとして所定時間txを要するものとする。txは、例えば、チューニングに要する時間である。
TS分離部62は、TS選択受信部61が受信したデータストリームを、映像パケット、タイミング情報およびその他のパケットに分離するものである。
ビデオ復号部63は、TS分離部62によって分離された映像パケットを復号化して得られた映像データを出力するものである。
表示部64は、ビデオ復号部63から出力された映像データに基づいて、当該映像データで示される映像を表示するものである。
タイミング情報管理部66は、TS分離部62によって分離されたタイミング情報の中の遅延時間情報が示す遅延時間と、当該タイミング情報の受信時刻とから、キーフレームの挿入時刻を算出する。そして、タイミング情報管理部66は、図示しない記憶部に、算出したキーフレームの挿入時刻と、当該タイミング情報の中のデータストリーム識別情報とを関連付けて格納する。なお、タイミング情報管理部は、データストリームごとに、最新2個分のキーフレームの挿入時刻を記憶部に格納する。
選択受付部65は、ユーザから受信・再生するデータストリームの選択指示を受け付けるものである。選択受付部65は、例えば、選択ボタンやリモコンからの赤外線を受信する赤外線受信部により構成される。選択受付部65は、ユーザが選択したデータストリームを示す選択情報を選択制御部67に出力する。
選択制御部67は、選択受付部65から出力された選択情報に基づいて、TS選択受信部の受信動作を制御するものである。
選択制御部67は、選択受付部65から出力された選択情報と同じデータストリームを示すデータストリーム識別情報に対応する、最新2個分のキーフレームの挿入時刻(T1、T2とする)をタイミング情報管理部66から取得する。選択制御部67は、図示しない時刻取得部から取得した現在の時刻tと、キーフレームの挿入時刻T1・T2とに基づいて、ユーザによって選択されたデータストリームにおける次のキーフレームの到達予想時刻T3を見積もる。具体的には、キーフレームが通常一定間隔で挿入されることを利用して、選択制御部は、T3=T2+ΔT の式により到達予想時刻T3を見積もる。ここで、ΔTは、時刻T2と時刻T1との時間差である。
選択制御部67は、現在の時刻tから到達予想時刻T3までの時間が上記タイムラグtxよりも長い場合(T3−t>tx)、TS選択受信部61に対して何も制御を行わない。これにより、TS選択受信部61は、選択受付部65が選択指示を受け付ける前に受信しているデータストリームをそのまま受信し続けることとなる。
そして、選択制御部65は、現在の時刻tから到達予想時刻T3までの時間が上記タイムラグtxと同じになったときに(T3−t=tx)、TS選択受信部61に対して、選択受付部65が受け付けた選択指示により指示されるデータストリームの選択受信を開始させる。
なお、選択制御部67は、現在の時刻tから到達予想時刻T3までの時間が上記タイムラグtxより短い場合(T3−t<tx)、T3=T2+2ΔTとして到達予想時刻T3を再設定する。
(放送装置の処理手順)
(タイミング情報の構築処理)
次に、放送装置1におけるタイミング情報の構築処理の手順について説明する。図7は、タイミング情報の生成処理の手順を示すフローチャートである。
なお、他TS取得部42が取得可能な複数のデータストリームの各々は、TS入力部41が生成するデータストリームとは異なっており、更に、それらデータストリームの各々には、異なる番号n(n=1,2,・・・N)が予め割り振られているものとする。
まず、他TS取得部42は、n=1に設定する(S1)。そして、他TS取得部42は、1番目のデータストリームを取得する(S2)。
次に、TS分離部43は、取得されたデータストリームを、映像パケットと、データストリームを特定するためのデータストリーム識別情報と、その以外のデータとに分離する(S3)。
続いて、ビデオ解析部44は、分離された映像パケットに含まれるフレームがキーフレームであるか否かを判断する(S4)。キーフレームでない場合、キーフレームまで待機する。なお、図示しないが、待機動作中において、タイマーを用いて、所定の時間たってもキーフレームを受信しない場合は、後述のS6処理に移行する。
キーフレームである場合(S4でYes)、ビデオ解析部44は、キーフレーム通知をタイミング情報生成部45に出力する。そして、タイミング情報生成部45は、キーフレーム通知を受けると、時刻取得部から当該キーフレーム通知を受けた時刻(キーフレーム時刻)を示す時刻情報を取得する。そして、S3で分離されたデータストリーム識別情報と当該時刻情報とを関連付けて記憶部に格納する(S5)。なお、記憶部に当該データストリーム識別情報が格納されている場合には、当該データストリーム識別情報に関連付けされている時刻情報の更新を行う。
その後、n=2,・・・,Nのデータストリームについて、上記S2からS5の処理が繰り返される(S7)。なお、n=Nのデータストリームについて上記S2からS5の処理が終了した後には、再度S1の処理に戻る(S6)。
これにより、タイミング情報生成部は、他のデータストリームの各々について、最新のキーフレームの挿入時刻を管理することができる。
(タイミング情報の挿入処理)
次に、TS入力部41が生成したデータストリームにタイミング情報を挿入する処理の手順について図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
TS再多重部46は、タイマーにより、予め定められたタイミング情報挿入動作のタイミングであるか否かを判断する(S11)。
タイミング情報挿入動作のタイミングでない場合(S11でNo)、TS再多重部46は、TS入力部41から入力されたデータストリームをそのままTS出力部47に出力する(S12)。
タイミング情報挿入動作のタイミングである場合(S11でYes)、TS再多重部46は、TS入力部41から入力されたデータストリームのパケットがNULLパケットであるか否かを判断する(S13)。NULLパケットではない場合(S13でNo)、TS再多重部46は、当該パケットをそのままTS出力部47に出力し(S12)、S11の処理に戻る。
NULLパケットである場合(S13でYes)、TS再多重部46は、タイミング情報生成部45に対して、タイミング情報の生成要求を出力する(S14)。タイミング情報生成部45は、当該生成要求を受けた時刻(タイミング情報時刻)を時刻取得部により特定する。そして、タイミング情報生成部45は、タイミング情報時刻と、記憶部に格納している時刻情報が示すキーフレーム時刻との時間差を算出する。タイミング情報生成部45は、算出した時間差を示す遅延時間情報と、当該時間差を算出するのに用いた時刻情報に対応するデータストリーム識別情報とを関連付けたタイミング情報を生成し、TS再多重部46に出力する(S15)。
その後、TS再多重部46は、タイミング情報生成部45から受けたタイミング情報を含むパケットを生成し、S13で検出したNULLパケットと入れ替える(S16)。そして、TS再多重部46は、更新したデータストリームをTS出力部47に出力する。その後、S11の処理に戻る。
これにより、所定のタイミング情報挿入動作のタイミングで、他のデータストリームのキーフレームの挿入時刻を示すタイミング情報がデータストリームに挿入され、当該データストリームが放送されることとなる。
(受信装置の処理手順)
(受信装置におけるタイミング情報の管理処理)
次に、受信装置2におけるタイミング情報の管理処理の流れについて図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、TS選択受信部61は、既にユーザによって選択指示されているデータストリームを受信する(S21)。そして、TS分離部62は、受信したデータストリームを、情報の種類ごとのパケット(映像パケット、タイミング情報など)に分離する(S22)。
次に、タイミング情報管理部66は、TS分離部62によって分離されたパケットが、タイミング情報を示すパケットであるか判定する(S23)。タイミング情報を示すパケットである場合には、次の処理に進む。タイミング情報を示すパケットでない場合、タイミング情報を示すパケットを受信するまでS21から繰り返す。
タイミング情報を示すパケットを受信した後(S23でYes)、タイミング情報管理部66は、TS分離部62によって分離されたタイミング情報の中の遅延時間情報が示す遅延時間と受信時刻とから、キーフレームの挿入時刻を算出する(S24)。そして、タイミング情報管理部66は、図示しない内部の記憶部に、算出したキーフレームの挿入時刻を示すキーフレーム挿入時刻情報と、当該タイミング情報の中のデータストリーム識別情報とを関連付けて格納する(S25)。
このとき、タイミング情報管理部66は、各データストリーム識別情報について、当該データストリーム識別情報に関連付けされているキーフレーム挿入時刻情報が3個以上ある場合、最新の2個のキーフレーム挿入時刻情報以外のキーフレーム挿入時刻情報を記憶部から削除する。その後、S21の処理に戻る。
これにより、タイミング情報管理部66は、現在受信・再生しているデータストリーム以外のデータストリームについて、最新2個分のキーフレームの挿入時刻を管理することができる。
(受信装置における選択受信処理)
次に、受信装置2における選択受信処理、特に、受信するデータストリームを変更する処理の手順について図10に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、選択受付部65は、ユーザから受信・再生するデータストリームの選択指示を受け付け、ユーザが選択したデータストリーム(以下、選択後データストリームという)を示す選択情報を選択制御部67に出力する。ここでは、ユーザがデータストリームの変更指示を入力したものとする。すなわち、受信装置2は、既に1つのデータストリーム(以下、選択前データストリームという)を受信・再生しており、選択受付部65は、当該選択前データストリームと異なる選択後データストリームの選択指示を受け付けたものとする。既に選択前データストリームを受信・再生しているため、上述したように、タイミング情報管理部66は、選択前データストリーム以外のデータストリームについて、最新2個分のキーフレームの挿入時刻を管理している。
次に、選択制御部67は、選択後データストリームを示すデータストリーム識別情報に対応する、最新2個分のキーフレーム挿入時刻情報(挿入時刻T1、T2とする)をタイミング情報管理部66から取得する(S32)。
そして、選択制御部67は、T3=T2+ΔT:(ΔTは、時刻T2と時刻T1との時間差)の式により、次のキーフレームの到達予想時刻T3を見積もる(S33)。
続いて、選択制御部67は、現在の時刻tから到達予想時刻T3までの時間が、TS選択受信部61におけるタイムラグtxより短いか否かを判断する(S34)。
現在の時刻tから到達予想時刻T3までの時間がタイムラグtxより短い場合(S34でYes)、選択制御部67は、T3=T2+2ΔTの式に従って、到達予想時刻T3を再設定する(S35)。なお、図示しないが、再設定したT3についてもS34の判定を行い、Yesである場合は、T3=T2+3ΔTとし、以下S34の判定がNoになるまで繰り返してもよい。
S34でNoの場合、選択制御部67は、現在の時刻tから到達予想時刻T3までの時間がタイムラグtxと同じになるまで待機する(S36)。選択制御部67は、この待機の間、TS選択受信部61に対して何も制御を行わない。そのため、TS選択受信部61は、選択前データストリームを続けて受信する。そして、選択前データストリームで示される映像がディスプレイに表示されることとなる。
現在の時刻tから到達予想時刻T3までの時間がタイムラグtxと同じになったとき、選択制御部67は、TS選択受信部61に対して、選択後データストリームの選択受信を開始させる(S37)。
これにより、選択前データストリームで示される映像から、選択後データストリームで示される映像に切り替わることとなる。この切り替わりの時には、上記タイムラグtxの時間だけ映像が表示されないこととなる。しかしながら、従来のようにキーフレーム待ちのために映像が表示されない時間がない。また、タイムラグtxの時間は、僅かである。そのため、ユーザは、この切り替えの際に特に違和感を感じることがない。
(タイミング情報の変形例)
上記の説明では、タイミング情報の記述方法として、セクションの形式を例示したが、セクションの名前やフィールドの名前を限定するものではないし、このセクション形式に限らない。例えば、TSパケットのアダプテーションフィールドを拡張した形式でもよいし、記述子の形式で、別のセクションに埋め込んでもよい、またはPESヘッダのオプショナルフィールドを拡張した形式でもよい。
また、タイミング情報の遅延時間情報が示す時間を相対時間として例示したが、絶対時間でもよい。また、分解能を16ビット、ミリ秒精度と記述したが、これ以外でもよい。
全てのキーフレームについてタイミング情報を記録しなくてもよい。例えば、タイミング情報にキーフレームの番号を表すフィールドを追加して、数を特定できるのであれば、途中のタイミング情報を省略してもよい。具体的には、番号を4ビット0〜15でループする値で表現し、番号0がT1、番号3がT2とあれば、ΔT=(T2−T1)/4のように算出が可能である。あるいは、予めタイミング情報を4個おきに挿入するという情報を伝送してもよいし、放送システムの運用取り決めとしてもよい。
タイミング情報として、データ形式のフィールドをさらに備えれば、キーフレームとして参照するのは映像(ビデオ)以外に音声、字幕、データ放送であってもよい。
(放送装置の変形例)
TS入力部41、他TS取得部42は、それぞれ、予め多重化されたデータストリームを記憶している記憶部から読み出すブロックであってもよいし、リアルタイムで入力された映像に対して加工、符号化、多重を行うブロックであってもよい。もしくは、TS入力部41、他TS取得部42は、通信路を経由して、データストリームを受け取るデータ通信端末のブロックであってもよい。
TS出力部47は、データストリームを順次記録装置に記録する部位であってもよいし、通信路を経由して、データストリームを送出する、データ通信端末のブロックであってもよい。
TS分離部43は、データストリームを分離するために必要な情報(パケットID、PID)を得るために、さらにセクション分離部を備え、PAT、NIT、PMTを解析してもよい。もしくは、TS分離部43は、分離動作に先立って予め取得したPIDを用いて、当該分離動作を行ってもよい。
タイミング情報生成部45は、キーフレーム通知が入力されたときに、データストリーム識別情報をTS再多重部46に出力してもよい。
この場合、TS再多重部46は、データストリーム識別情報が入力されたときに、TS生成部41から入力されたデータストリームがNULLパケットである場合、当該NULLパケットを入力されたデータストリーム識別情報を含むタイミング情報のパケットに置き換えればいよい。このとき、遅延時間は0とすればよい。
一方、TS再多重部46は、データストリーム識別情報が入力されたときに、TS生成部から入力されたデータストリームがNULLパケットではない場合、TS生成部からNULLパケット入力されるまで待機するとともに、データストリーム識別情報が入力された時点からの経過時間を測定する。そして、TS再多重部は、NULLパケットを入力されたときに、測定した経過時間を遅延時間としてタイミング情報に含め、当該NULLパケットをタイミング情報のパケットに置き換えればいよい。
また、上記説明では、TS再多重部46は、NULLパケットをタイミング情報に置き換える例を示したが、NULLパケットに限らない。すなわち、復号に用いないフィールドがあれば、そのフィールドをタイミング情報に置き換えてもよい。具体的には、別のセクションを伝送するパケットで、当該セクションが小さい場合には、パケットの終端まで無駄なフィールドがあるので、ここにタイミング情報を上書きすればよい。
また、最初からデータストリームの流量を増加させる前提であれば、データストリーム中の所定のフィールドに記述された、流量を表すパラメータをすべて書き換え、NULLパケットをさらに追加して流量を調整する必要はあるものの、タイミング情報は、既存のNULLパケットを待つ必要が無いので、ほぼリアルタイムで挿入することができる。
さらに、上記では、他TS取得部42、TS分離部43、ビデオ解析部44を1つずつ備える受信装置について説明したが、これらを複数備え、複数の他のデータストリームを同時に取得し、各データストリームのタイミング情報の生成処理を行ってもよい。
(受信装置の変形例)
TS選択受信部61は、通信路を経由してデータストリームを受信するデータ通信端末のブロックであってもよい。
また、TS分離部62は、データストリームを分離するために必要な情報(パケットID、PID)を得るために、さらにセクション分離部を備え、PAT、NIT、PMTを解析してもよいし、分離動作に先立って予め取得したPIDを用いてもよい。
また、上記説明では、映像復号だけを行う受信装置の構成を例示したが、もちろん、音声や、字幕データ放送を復号し、再生する構成でもよい。
選択制御部67は、選択受付部65から選択情報が入力された時、表示部64に対して選択中である旨を表示するように制御を行ってもよい。
また、上記説明では、タイミング情報管理部66は、最新2個分のキーフレームの挿入時刻を記憶、管理する例を示したが、3個以上のキーフレーム挿入時刻を記憶、管理してもよい。
この場合、タイミング情報管理部は、S33で用いるΔTとして、単なる2個の差分ではなく、3個以上のキーフレーム挿入時刻から統計的に求められ、具体的には、平均値や最頻値をΔTとして使うことができるので、ΔTが代表的なキーフレーム間隔として、より信頼できるようになる。
〔実施形態2〕
実施形態1では、放送装置1が出力するデータストリームに対して他のデータストリームのキーフレームのタイミングに関するタイミング情報を挿入するものとした。本実施形態は、複数のデータストリームの各々に相互にキーフレームのタイミング情報を挿入し、これらのデータストリームを1つにまとめて出力するものである。これによっても、受信装置は、ユーザから選択指示を受けたデータストリームにおける、キーフレームの到達予想時刻を見積もることができ、キーフレーム待ちのために何ら映像が表示されない時間をなくすことができる。
以下に、図11を参照して、本実施形態に係る放送装置について説明する。図11は、本実施形態の放送装置1aの構成を示すブロック図である。図示されるように、放送装置1aは、第1のTS入力部51−1,第2のTS入力部51−2,・・・,第NのTS入力部51−Nと、第1のTS分離部52−1,第2のTS分離部52−2,・・・,第NのTS分離部52−Nと、第1のビデオ解析部53−1,第2のビデオ解析部53−2,・・・,第Nのビデオ解析部53−Nと、第1のTS再多重部54−1,第2のTS再多重部54−2,・・・,第NのTS再多重部54−Nと、タイミング情報生成部55と、連結出力部56とを備えている。
TS入力部(データストリーム取得手段)51(51−1〜51−N)は、一つのデータストリームを生成するブロックである。具体的には、図示しないが、映像、音声入力手段、映像音声符号化手段、番組情報構成手段、TS多重化手段などで構成され、放送に使用できるデータストリームを後続のブロックに出力する。
TS分離部52(52−1〜52−N)は、実施形態1のTS分離部43と同じ機能を有するブロックである。TS分離部52には、TS入力部51からデータストリームが入力される。
ビデオ解析部(キーフレーム時刻検出手段)53(53−1〜53−N)は、実施形態1のビデオ解析部44と同じ機能を有するブロックである。TS分離部52から出力される映像パケットが入力される。
TS再多重部(タイミング情報挿入手段)54(54−1〜54−N)は、実施形態1のTS再多重部46と同じ機能を有するブロックである。
本実施形態の放送装置は、符号51から54までのブロックを、入力するデータストリームの数Nだけ備える。
タイミング情報生成部(タイミング情報生成手段)55は、実施形態1のタイミング情報生成部45と同様の機能を有するブロックである。本実施形態では、タイミング情報生成部55は、N個のビデオ解析部53からキーフレーム通知が入力されたときに、時刻取得部から取得した当該入力時の時刻(キーフレーム時刻)を示す時刻情報と、TS分離部52から入力されたデータストリーム識別情報とを対応付けて記憶部に格納する。また、タイミング情報生成部55は、TS再多重部54からのタイミング情報の生成要求に対してタイミング情報を生成し、出力する。
連結出力部(連結手段)56は、上記N個のTS再多重部54から出力されるそれぞれのデータストリームを連結して送信する。
具体的には、TS再多重部54から出力されるデータストリームがワンセグのデータストリームである場合、連結出力部56は、最大N=13までのデータストリームを1チャンネルにまとめ、変調してアンテナから電磁波として送信する。
このように構成することで、1チャンネル中に含まれる各セグメントのデータストリームに、それぞれのセグメントのデータストリームのキーフレームのタイミング情報を相互に記述したデータストリームを放送することができる。
なお、TS入力部51は、予め多重化されたデータストリームを記憶している記憶部から読み出すブロックであってもよいし、アンテナ、チューナー、復調機によって構成され放送の電磁波を受信しデータストリームを取得するブロックであってもよい。もしくは、通信路を経由して、データストリームを受け取るデータ通信端末のブロックであってもよい。
連結出力部56は、連結したデータストリームを記録装置に記録する部位であってもよいし、通信路を経由してデータを送出する、データ通信端末のブロックであってもよい。
〔実施形態3〕
上記実施形態1,2では、放送されるデータストリームの中に、同時刻に放送される他のデータストリームのキーフレームの時刻に関するタイミング情報を含ませ、当該タイミング情報により、受信装置2が他のデータストリームのキーフレームの到達時刻を見積もるものとした。
しかしながら、受信装置が複数のチューナを備え、再生しているデータストリーム以外の他のデータストリームを受信し、受信した当該他のデータストリームに基づいて、他のデータストリームの中のキーフレームの挿入時刻に関するタイミング情報を蓄積してもよい。本実施形態は、このような構成の受信装置に関するものである。なお、本実施形態の放送装置は、従来と同様の構成を有するものであるため、詳細な説明を省略する。
図12は、本実施形態に係る受信装置2aの構成を示すブロック図である。図12に示されるように、受信装置2aは、第1のTS選択受信部(選択受信手段)76、第1のTS分離部77、ビデオ復号部(再生手段)78、表示部(再生手段)79、第2のTS選択受信部(タイミング情報取得手段、他データ選択受信手段)71、第2のTS分離部72、選択受付部(選択指示受付手段)73、選択制御部(制御手段、タイミング情報取得手段、検知手段)74、およびビデオ解析部(タイミング情報取得手段、検知手段)75を備えている。
第1のTS選択受信部76は、実施形態1の受信装置2が備えるTS選択受信部61と同じ機能を有するブロックである。
第1のTS分離部77は、第1のTS選択受信部76から出力されたデータストリームから、映像パケットを分離するものである。第1のTS分離部77は、分離した映像パケットをビデオ復号部78に出力する。
ビデオ復号部78は、実施形態1の受信装置2におけるビデオ復号部78と同じ機能を有するものであり、第1のTS分離部77から出力される映像パケットを復号化し、映像データを出力する。
表示部79は、実施形態1の受信装置2における表示部64と同じ機能を有するものであり、ビデオ復号部78から出力される映像データに基づいて、当該映像データが示す映像を表示する。
選択受付部73は、実施形態1の受信装置2における選択受付部65と同等である。
第2のTS選択受信部71は、第1のTS選択受信部76が受信しているデータストリーム以外のデータストリームを順次受信するものである。第2のTS選択受信部71は、第1のTS選択受信部76と同様に、放送中のチャンネルを受信するためのアンテナ、チューナ、復調機などを含む。
第2のTS分離部72は、実施形態1の放送装置1が備えるTS分離部43と同じ機能を有するブロックである。第2のTS分離部72は、第2のTS選択受信部71から出力されるデータストリームに対して、映像パケット、データストリーム識別情報、その他のパケットに分離する分離処理を行う。
ビデオ解析部75は、実施形態1の放送装置1が備えるビデオ解析部44と同じ機能を有するブロックである。ビデオ解析部75は、第2のTS分離部72により分離された映像パケットがキーフレームを含むものであるか否かを判定する。そして、ビデオ解析部75は、キーフレームを含むパケットであると判定した場合、キーフレーム通知を選択制御部74に出力する。
選択制御部74は、ビデオ解析部75から出力されるキーフレーム通知を基にタイミング情報を記憶し、好適なタイミングで第1のTS選択入力部76に対し選択制御を行う。
選択制御部74は、図示しないが、第2のTS分離部72からデータストリームを特定するデータストリーム識別情報を受ける。同じく図示しないが、選択制御部74は、時刻取得部およびタイミング情報記憶部を備える。そして、選択制御部74は、ビデオ解析部75からキーフレーム通知が入力されると、当該入力時刻をキーフレームの挿入時刻として、データストリーム識別情報と関連付けてタイミング情報記憶部に格納する。そして、選択制御部74は、選択受付部73から受けた選択情報で示されるデータストリームに対応する最新2個分のキーフレームの挿入時刻をタイミング情報記憶部から読み出す。そして、選択制御部74は、実施形態1の受信装置2が備える選択制御部67と同様に、次のキーフレームの到達予想時刻を見積もり、第1のTS選択受信部76の動作制御を行う。
本実施形態の受信装置2aにおけるキーフレームの挿入時刻の蓄積処理の流れは、図7とほぼ同様である。
なお、S1では、受信装置2aの選択制御部74がn=1に設定し、S2において、第2のTS選択受信部71がn番目のデータストリームを受信する。そして、S3において、受信装置2aの第2のTS分離部72は、第2のTS選択受信部71が受信したデータストリームから、映像パケットおよびデータストリーム識別情報を分離する。さらに、S4において、受信装置2aのビデオ解析部75は、第2のTS分離部72により分離された映像パケットがキーフレームを含むものであるか否かを判断する。そして、S5において、選択制御部74は、ビデオ解析部75からキーフレーム通知を受けると、当該キーフレーム通知が入力された時刻をキーフレームの挿入時刻として、S3で分離されたデータストリーム識別情報とともにタイミング情報記憶部に格納する。なお、本実施形態では、選択制御部74は、各データストリームについて、最新2個分のキーフレームの挿入時刻をタイミング情報記憶部に格納するものとする。
これにより、受信装置2aの選択制御部74は、各データストリームについて、最新2個分のキーフレームの挿入時刻を蓄積することができる。
また、本実施形態の受信装置2aにおける選択受信処理は、図10に示したフローチャートと略同様の処理である。ただし、本実施形態では、S32において、選択制御部74は、内部のタイミング情報記憶部の中から、選択後データストリームにおける最新2個分のキーフレームの挿入時刻を読み出すものとする。その他の処理は、実施形態1と同様である。
このように構成することで、図2で示したデータストリームを放送しなくても、受信装置2aは、他のデータストリームのキーフレームの挿入時刻を認識することができ、実施形態1と同等の効果を得ることができる。
上記説明では、受信装置2aは、映像信号のみを復号するものとして説明したが、もちろん、音声や、字幕データ放送を復号し、再生する構成でもよい。
また、上記説明では、第2のTS選択受信部71、第2のTS分離部72、ビデオ解析部73が1つずつ備えられ、これらが時分割で複数のデータストリームを選択受信・解析を行うものとした。しかしながら、受信装置2aは、第2のTS選択受信部71、第2のTS分離部72、ビデオ解析部73を複数備え、複数のデータストリームを同時に解析してもよい。
また、上記説明では、選択制御部74は、最新2個分のキーフレームの挿入間隔を記憶、管理する例を示したが、実施形態1の受信装置の変形例と同様に、3個以上のキーフレーム挿入時刻を記憶、管理してもよい。
また、上記説明では、第2のTS選択受信部71は1〜N番目のデータストリームを順番に走査する例を示したが、選択制御部74が管理しているキーフレームの挿入時刻を参照して、1〜N番目のデータストリームのうちキーフレームを早く受信できるであろうデータストリームを優先して選択する制御をしてもよい。キーフレームを早く受信できるという判断の説明は、いままでの説明から明らかである。すなわち、既に管理しているキーフレーム挿入時刻から、各データストリームにおいて次に到達されるキーフレームの時刻を見積もることができる(S33参照)。そして、選択制御部74は、見積もった時刻のうち最も早い時刻のデータストリームを優先して第2のTS選択受信部71に受信させればよい。
これにより、N個のデータストリーム走査にかかる時間を短縮でき、より最近のキーフレームの挿入時刻を取得できるので、選択制御に用いる情報が、より信頼できるようになる。
また、第2のTS選択受信部71は、上記のようにキーフレームを取得するために動作させるほかに、録画機能をさらに備える受信装置において、裏録画のために用いられてもよい。また、受信装置2aが第2のビデオ復号部、第2の表示部をさらに備え、第2のTS選択受信部が受信したデータストリームの映像を復号して再生してもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、受信装置および放送装置の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、受信装置または放送装置は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである受信装置または放送装置の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記受信装置または放送装置に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、受信装置または放送装置を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、地上波デジタル放送システムに適用できる。
実施形態1に係る受信装置の構成を示すブロック図である。 放送システムの全体を示す図である。 実施形態1に係るデータストリームにおけるキーフレームタイミングの概念を説明する図である。 選局の最悪タイミング、好適タイミングを説明する図である。 実施形態1に係る放送装置の構成を示すブロック図である。 タイミング情報の形式を示す図である。 実施形態1の放送装置におけるタイミング情報の構築処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態1の放送装置における、データストリームにタイミング情報を挿入する処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態1の受信装置におけるタイミング情報の管理処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態1の受信装置における選択受信処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態2に係る放送装置の構成を示すブロック図である。 実施形態3に係る受信装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1・1a 放送装置(データストリーム出力装置)
2・2a 受信装置
11・12 データストリーム
11k・12k・21k キーフレーム
15・16 タイミング情報
41 TS入力部
42 他TS取得部(他データストリーム取得手段)
43 TS分離部
44 ビデオ解析部(キーフレーム時刻検出手段)
45 タイミング情報生成部(タイミング情報生成手段)
46 TS再多重部(タイミング情報挿入手段)
47 TS出力部
51 TS入力部(データストリーム取得手段)
52 TS分離部
53 ビデオ解析部(キーフレーム時刻検出手段)
54 TS再多重部(タイミング情報挿入手段)
55 タイミング情報生成部(タイミング情報生成手段)
56 連結出力部(連結手段)
61 TS選択受信部(選択受信手段)
62 TS分離部(タイミング情報取得手段)
63 ビデオ復号部(再生手段)
64 表示部(再生手段)
65 選択受付部(選択指示受付手段)
66 タイミング情報管理部(タイミング情報取得手段)
67 選択制御部(制御手段)
71 第2のTS選択受信部(タイミング情報取得手段、他データ選択受信手段)
72 第2のTS分離部
73 選択受付部(選択指示受付手段)
74 選択制御部(制御手段、タイミング情報取得手段、検知手段)
75 ビデオ解析部(タイミング情報取得手段、検知手段)
76 第1のTS選択受信部(選択受信手段)
77 第1のTS分離部
78 ビデオ復号部(再生手段)
79 表示部(再生手段)

Claims (15)

  1. 単独で復号可能なキーフレームを含み、キーフレーム間のフレームについてはキーフレームとの差分データを含むデータストリームを受信する受信装置であって、
    複数のデータストリームのうちの1つを選択して受信する選択受信手段と、
    上記選択受信手段が受信したデータストリームを復号し、再生する再生手段と、
    上記複数のデータストリームのうちの上記選択受信手段が受信しているデータストリーム以外のデータストリームの各々について、キーフレームが挿入されていたタイミングを示すタイミング情報を取得するタイミング情報取得手段と、
    上記選択受信手段が受信するデータストリームの選択指示を受け付ける選択指示受付手段と、
    上記選択指示受付手段がデータストリームの選択指示を受け付けたとき、当該選択指示されたデータストリームである選択データストリームに対応する上記タイミング情報に基づいて、当該選択データストリームにおける次のキーフレームの挿入時刻を求め、当該挿入時刻の所定時間前に、上記選択受信手段に対して当該選択データストリームの受信動作を開始させる制御手段とを備えることを特徴とする受信装置。
  2. 上記複数のデータストリームの各々は、同時刻に放送されている他のデータストリームの各々に対応する、当該他のデータストリームを識別する識別情報を含む上記タイミング情報を含んでおり、
    上記タイミング情報取得手段は、上記選択受信手段が受信しているデータストリームの中から上記タイミング情報を取得し、
    上記制御手段は、上記選択データストリームを識別する識別情報を含むタイミング情報に基づいて上記挿入時刻を求めることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 上記タイミング情報取得手段は、
    上記選択受信手段が受信しているデータストリーム以外のデータストリームのうちの1つを選択して受信する他データ選択受信手段と、
    上記他データ選択受信手段がキーフレームを受信したことを検知し、当該検知したタイミングを示す情報を上記タイミング情報とする検知手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 上記タイミング情報は、当該タイミング情報に含まれる識別情報で特定される上記他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されている時刻と、当該タイミング情報が挿入される時刻との時間差を示す時間差情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  5. 単独で復号可能なキーフレームを含み、キーフレーム間のフレームについてはキーフレームとの差分データを含むデータストリームを出力するデータストリーム出力装置であって、
    出力するデータストリームの中に、当該データストリームと同時刻に放送される他のデータストリームを識別する識別情報を含むとともに、当該他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されているタイミングを示すタイミング情報を含ませるタイミング情報挿入手段を備えることを特徴とするデータストリーム出力装置。
  6. 上記他のデータストリームを取得する他データストリーム取得手段と、
    上記他データストリーム取得手段が取得したデータストリームの中からキーフレームを特定し、当該キーフレームが挿入されている時刻を検出するキーフレーム時刻検出手段と、
    上記キーフレーム時刻検出手段が検出した時刻に基づいて上記タイミング情報を生成するタイミング情報生成手段とを備えることを特徴とする請求項5に記載のデータストリーム出力装置。
  7. 同時刻に放送する複数のデータストリームを取得するデータストリーム取得手段と、
    上記データストリーム取得手段が取得した複数のデータストリームの各々について、キーフレームが挿入されている時刻を検出するキーフレーム時刻検出手段と、
    上記データストリーム取得手段が取得した複数のデータストリームの各々について、上記キーフレーム時刻検出手段が検出した時刻に基づいて上記タイミング情報を生成するタイミング情報生成手段とを備え、
    上記タイミング情報挿入手段は、データストリーム取得手段が取得した上記複数のデータストリームの各々に対して、他のデータストリームに関して上記タイミング情報生成手段が生成したタイミング情報を含ませ、
    さらに、上記タイミング情報挿入手段によりタイミング情報が挿入された複数のデータストリームを連結する連結手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のデータストリーム出力装置。
  8. 上記タイミング情報挿入手段は、出力するデータストリームの中の、他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されている時刻と同じ時刻に、当該他のデータストリームに対応するタイミング情報を含ませることを特徴とする請求項5に記載のデータストリーム出力装置。
  9. 上記タイミング情報は、当該タイミング情報に含まれる識別情報で特定される上記他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されている時刻と、当該タイミング情報が挿入される時刻との時間差を示す時間差情報を含むことを特徴とする請求項5に記載のデータストリーム出力装置。
  10. 単独で復号可能なキーフレームを含み、キーフレーム間のフレームについてはキーフレームとの差分データを含むデータストリームを出力するデータストリーム出力装置と、当該データストリームを受信する受信装置とを備えた放送システムであって、
    上記データストリーム出力装置は、
    出力するデータストリームの中に、当該データストリームと同時刻に放送される他のデータストリームを識別する識別情報を含むとともに、当該他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されているタイミングを示すタイミング情報を含ませるタイミング情報挿入手段を備え、
    上記受信装置は、
    複数のデータストリームのうちの1つを選択して受信する選択受信手段と、
    上記選択受信手段が受信したデータストリームを復号し、再生する再生手段と、
    上記選択受信手段が受信しているデータストリームの中から上記タイミング情報を取得するタイミング情報取得手段と、
    上記選択受信手段が受信するデータストリームの選択指示を受け付ける選択指示受付手段と、
    上記選択指示受付手段が新たなデータストリームの選択指示を受け付けたとき、当該選択指示されたデータストリームである選択データストリームを識別する識別情報を含むタイミング情報に基づいて、当該選択データストリームにおける次のキーフレームの挿入時刻を求め、当該挿入時刻の所定時間前に、上記選択受信手段に対して当該選択データストリームの受信動作を開始させる制御手段とを備えることを特徴とする放送システム。
  11. 単独で復号可能なキーフレームを含み、キーフレーム間のフレームについてはキーフレームとの差分データを含むデータストリームを受信する受信装置の制御方法であって、
    上記受信装置の選択受信手段が、複数のデータストリームのうちの1つを選択して受信するステップと、
    上記受信装置の再生手段が、上記選択受信手段が受信したデータストリームを復号し、再生するステップと、
    上記受信装置のタイミング情報取得手段が、上記複数のデータストリームのうちの上記選択受信手段が受信しているデータストリーム以外のデータストリームの各々について、キーフレームが挿入されていたタイミングを示すタイミング情報を取得するステップと、
    上記受信装置の指示受付手段が、上記選択受信手段が受信するデータストリームの選択指示を受け付けるステップと、
    上記受信装置の制御手段が、上記選択指示受付手段が新たなデータストリームの選択指示を受け付けたとき、当該選択指示されたデータストリームである選択データストリームに対応する上記タイミング情報に基づいて、当該選択データストリームにおける次のキーフレームの挿入時刻を求め、当該挿入時刻の所定時間前に、上記選択受信手段に対して当該選択データストリームの受信動作を開始させるステップとを含むことを特徴とする受信装置の制御方法。
  12. 単独で復号可能なキーフレームを含み、キーフレーム間のフレームについてはキーフレームとの差分データを含むデータストリームを出力するデータストリーム出力装置の制御方法であって、
    上記データストリーム出力装置のタイミング情報挿入手段が、放送するデータストリームの中に、当該データストリームと同時刻に放送される他のデータストリームを識別する識別情報を含むとともに、当該他のデータストリームにおいてキーフレームが挿入されているタイミングを示すタイミング情報を含ませるステップを含むことを特徴とするデータストリーム出力装置の制御方法。
  13. 請求項1ないし4の何れか1項に記載の受信装置を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記受信装置の各手段として機能させるための制御プログラム。
  14. 請求項5ないし9の何れか1項に記載のデータストリーム出力装置を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記データストリーム出力装置の各手段として機能させるための制御プログラム。
  15. 請求項13または14に記載の制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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