JP2002077818A - 蓄積再生システム、トランスポートストリームの蓄積方法及びトランスポートストリームの再生方法 - Google Patents

蓄積再生システム、トランスポートストリームの蓄積方法及びトランスポートストリームの再生方法

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JP2002077818A
JP2002077818A JP2000267608A JP2000267608A JP2002077818A JP 2002077818 A JP2002077818 A JP 2002077818A JP 2000267608 A JP2000267608 A JP 2000267608A JP 2000267608 A JP2000267608 A JP 2000267608A JP 2002077818 A JP2002077818 A JP 2002077818A
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雅弘 小野
Atsushi Inazumi
淳 稲積
Kazutoshi Adachi
和敏 安達
Daisuke Tanaka
大介 田中
Hiroshi Saito
宏 斉藤
Kumiko Nara
久美子 奈良
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    • H04N9/8042Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成の複雑化を招くことなく簡易に特殊再生
処理に対応するトランスポートストリームの蓄積及び再
生を実現可能な蓄積再生システムを提供する。 【解決手段】 ディジタル放送受信部から入力されたM
PEG2−TS(トランスポートストリーム)は、蓄積
処理部26において番組構成が解析され、所望の記録デ
ータが形成された後、蓄積メディア3のMPEG2−T
S記録エリア3aに順次蓄積される。このとき、蓄積処
理部26では、MPEG2−TSに基づいて特殊再生の
対象とすべきアクセスユニットが解析され、その記録位
置情報を含む補助情報が生成され、蓄積メディア3の補
助情報記録エリア3bに記録される。そして、特殊再生
の際には、再生処理部27において、補助情報に基づい
て決定されたアクセスユニットが蓄積メディア3から読
み出され、再生時刻情報が付与された後、再生トランス
ポートストリームが構成されてディジタル放送受信部に
出力され、所定のタイミングで特殊再生が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化データが多
重化されたトランスポートストリームの蓄積処理及び再
生処理を行う蓄積再生システムの技術分野に属し、特
に、MPEG2方式による圧縮符号化データに対しTS
パケットを用いて構成したMPEG2トランスポートス
トリームの蓄積及び再生を行う蓄積再生システムの技術
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオデータやオーディオデータ
をディジタル化して多重伝送するディジタル放送が普及
しつつある。このようなディジタル放送においては、圧
縮符号化方式としてMPEG(Moving Picture Expert
Group)方式が採用される。特に、広い範囲のアプリケ
ーションに対応可能であるとともに高品質かつ高能率な
データ伝送を実現できるMPEG2方式は、ディジタル
放送における標準的な圧縮符号化方式として注目されて
いる。このようなMPEG2方式を用いたディジタル放
送では、複数の番組のデータがMPEG2トランスポー
トストリーム(以下、MPEG2−TSと称する)に多
重化して伝送される。そして、これを受信した受信シス
テムの側で所望のデータを選択的に抽出するように構成
される。また、蓄積再生システムによりハードウェア等
の大容量の記憶装置を用いてMPEG2−TSに含まれ
る任意のデータを蓄積するように構成すれば、ユーザの
所望のタイミングで蓄積されたデータを再生することが
可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の蓄積
再生システムにおいて記憶装置に蓄積されたビデオデー
タを再生する場合、早送りや巻き戻しに対応する特殊再
生処理機能を備えることが望ましい。よって、MPEG
2−TSに多重化されたビデオデータのうち、特殊再生
の対象となる一連のビデオデータ(ビデオストリーム)
のみを再生する必要がある。
【0004】しかしながら、上記従来の蓄積再生システ
ムによれば、蓄積したビデオストリームからランダムに
データを抜き出して再生する場合には、その時点でデー
タを解析し、その結果得られるデータをMPEG2復号
装置に転送する必要がある。しかし、この場合、データ
の解析時間に起因するロスタイムが生じるため、蓄積再
生システムにおける俊敏な動作が得られない。また、ラ
ンダム再生に有効なパラメータをそのデータ構造に含む
MPEG2プログラムストリーム(以下、MPEG2−
PSと称する)にて蓄積する場合には、そのMPEG2
−PSとMPEG2−TSの相互の変換機能を備える必
要があるため、ハードウェアの負荷が増大する。更に
は、ランダム再生動作の際に転送される各々のデータに
は元々のビデオストリームが有する相関関係がないた
め、MPEG2復号装置の制御は、通常の再生時とは異
なる特殊かつ複雑なものとなる。
【0005】そこで、本発明はこのような問題に鑑みな
されたものであり、トランスポートストリームの蓄積処
理及び再生処理を行いつつ、構成の複雑化を招くことな
く簡易に特殊再生等の再生条件に適合してデータ転送を
実現できるとともに、復号装置に対しても特殊な制御を
要求する必要がない蓄積再生システムを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の蓄積再生システムは、符号化デー
タが多重化されたトランポートストリームの蓄積処理及
び再生処理を行う蓄積再生システムであって、蓄積指令
を受けたとき、入力された前記トランスポートストリー
ムのうち前記蓄積指令に対応する符号化データを記憶手
段に順次蓄積する蓄積制御手段と、前記蓄積指令を受け
た符号化データを、ランダム再生時のアクセス単位であ
るアクセスユニット毎に解析し、前記記憶手段における
記録位置情報を含む補助情報を生成する補助情報生成手
段と、所定の再生条件による再生指令を受けたとき、前
記補助情報に基づいて前記再生条件に合致する前記アク
セスユニットを再生対象として選択的に決定し、前記記
憶手段から前記再生対象のアクセスユニットを読み出し
て再生トランスポートストリームを構成して出力する再
生制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】この発明によれば、蓄積再生システムで
は、入力されたトランスポートストリームの蓄積指令を
受けると、対応する符号化データを順次記憶手段に蓄積
するとともに、アクセスユニット毎に解析を行って補助
情報を生成する。そして、例えば特殊再生を行うための
再生指令を受けたとき、補助情報を参照して再生対象と
なるアクセスユニットを決定し、これにより再生トラン
スポートストリームを構成して出力する。よって、蓄積
されたトランスポートストリームの一部を用いた再生処
理を行う場合、その条件は補助情報により一律に判別可
能であるので、構成を複雑にすることなく特殊再生等の
特別な再生条件に自在に対応可能な蓄積再生システムを
実現できる。
【0008】請求項2に記載の蓄積再生システムは、請
求項1に記載の蓄積再生システムにおいて、前記再生制
御手段は、前記再生トランスポートストリーム及び該再
生トランスポートに含まれるプログラムの構成情報を新
たに生成し、該構成情報を前記トランスポートストリー
ムに付加して出力することを特徴とする。
【0009】この発明によれば、再生トランスポートス
トリームが復号装置に入力されると、そのトランスポー
トストリームに対し、通常のストリームの復号処理と同
様にデータ構造及びプログラム構成の解析が行われ、そ
の結果として所望のデータを復号することが可能とな
る。
【0010】請求項3に記載の蓄積再生システムは、請
求項1又は請求項2に記載の蓄積再生システムにおい
て、前記再生制御手段は、前記再生トランスポートスト
リームに含まれるプログラムの時刻基準情報を新たに生
成し、該時刻基準情報を前記トランスポートストリーム
に付加して出力することを特徴とする。
【0011】この発明によれば、再生トランスポートス
トリームが復号装置に入力されると、そのトランスポー
トストリームに対し、通常のストリームの復号処理と同
様にシステムクロックの再生が行われ、その結果として
得られる時間軸において矛盾することなく所望のタイミ
ングでデータを復号することが可能となる。
【0012】請求項4に記載の蓄積再生システムは、請
求項3に記載の蓄積再生システムにおいて、前記再生制
御手段は、前記再生対象のアクセスユニットを再生する
時刻を規定する再生時刻情報を生成し、該再生時刻情報
を前記再生トランスポートストリームに付加して出力す
ることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、再生対象となるアクセ
スユニットを決定する際、上述のように生成された時刻
基準情報と整合性を持った再生時刻情報を生成し、再生
トランスポートストリームに付加して出力する。よっ
て、再生条件に適合する復号タイミング及び転送タイミ
ングをアクセスユニット毎に正確に設定できるため、特
殊再生等に整合する時刻管理が可能となる。
【0014】請求項5に記載の蓄積再生システムは、請
求項4に記載の蓄積再生システムにおいて、前記トラン
スポートストリームは、TSパケットを単位にパケット
化されて伝送され、前記再生制御手段は、それぞれの前
記TSパケットを蓄積する際に付与された到来時刻情報
に基づいて前記再生時刻情報を生成することを特徴とす
る。
【0015】この発明によれば、再生トランスポートス
トリームがTSパケット単位に選択されたデータにより
構成され、再生処理の際にはTSパケットの到来時刻情
報に基づいて再生時刻情報が生成される。よって、蓄積
されたストリームの中に元々存在する時間軸情報を検索
・解析することなく簡易に再生時刻情報を算出すること
ができる。
【0016】請求項6に記載の蓄積再生システムは、請
求項4に記載の蓄積再生システムにおいて、前記アクセ
スユニットの元々のビデオストリームにおけるフレーム
表示入れ替えを考慮して前記再生時刻情報を生成するこ
とを特徴とする。
【0017】この発明によれば、再生時刻情報を生成す
る際、元々のビデオストリームにおけるフレーム表示入
れ替えが考慮される。よって、アクセスユニットに対す
る再生時刻情報をより正確に算出可能となる。
【0018】請求項7に記載の蓄積再生システムは、請
求項1から請求項6のいずれかに記載の蓄積再生システ
ムにおいて、前記符号化データは、MPEG2方式によ
り圧縮符号化されたビデオデータであるとともに、前記
再生トランスポートストリームに含まれる前記再生対象
のアクセスユニットは、1ビデオシーケンス化されるこ
とを特徴とする。
【0019】この発明によれば、蓄積再生システムで
は、MPEG2方式に基づく符号化データによりトラン
スポートストリームが構成され、各々のアクセスユニッ
トを蓄積する際には元々のビデオシーケンスと関連付け
られて解析され、再生する際には元々の復号・再生制御
パラメータを有する1ビデオシーケンスとして出力され
る。よって、各々の再生対象のアクセスユニットは、そ
れぞれが独立性を持ち、かつMPEG規格に整合するス
トリームとなるため、復号装置側の制御が複雑化するこ
とがない。
【0020】請求項8に記載の蓄積再生システムは、請
求項1に記載の蓄積再生システムにおいて、前記トラン
スポートストリームには、1つ以上のコンポーネントを
有する1つ以上の番組の符号化データが多重化されてお
り、前記補助情報生成手段は、前記トランスポートスト
リームから番組又はコンポーネントの指定に応じて選択
的にストリームを再構成し、該ストリームに含まれるア
クセスユニットを解析対象として前記補助情報を生成す
ることを特徴とする。
【0021】この発明によれば、入力されたトランスポ
ートストリームは多重化されたデータ構造を有し、番組
指定・コンポーネント指定に対応してトランスポートス
トリームから新たなストリームが再構成され、これに基
づき補助情報が生成される。よって、トランスポートス
トリームの中から選択されるアクセスユニットが頻繁に
変動する場合でも、これに合致した補助情報が生成され
るので、例えば特殊再生時にユーザが見た通りの画像を
1つのストリームとして構成でき、蓄積処理が簡素化さ
れるとともに必要な記憶容量を減らすことができる。
【0022】請求項9に記載の蓄積再生システムは、請
求項4に記載の蓄積再生システムにおいて、前記再生制
御手段は、前記再生対象のアクセスユニットを転送する
際のデータ量を参照し、前記再生対象のアクセスユニッ
トにおける仮想入力バッファの蓄積量もしくは復号タイ
ミングを与えるパラメータを更新することを特徴とす
る。
【0023】この発明によれば、再生対象として決定さ
れたアクセスユニットに設定されたパラメータは、その
アクセスユニットにおける仮想入力バッファの蓄積量も
しくは復号タイミングを示すので、これに基づきアクセ
スユニットの送出タイミングを決定できる。そして、該
パラメータは、再生条件に適合するように更新されるの
で、アクセスユニットの送出タイミングの正確性を高
め、高精度な特殊再生を実現できる。
【0024】請求項10に記載の蓄積再生システムは、
請求項9に記載の蓄積再生システムにおいて、前記再生
制御手段は、前記パラメータの更新値と前記再生時刻情
報を関連付けて前記再生トランスポートストリームを出
力することを特徴とする。
【0025】この発明によれば、上記のパラメータが更
新されると、その更新値は再生時刻情報と関連付けされ
た上で再生トランスポートが出力されるので、アクセス
ユニットの送信タイミングをより容易に決定できる。
【0026】請求項11に記載の蓄積再生システムは、
請求項4又は請求項5に記載の蓄積再生システムにおい
て、前記再生制御手段は、前記再生トランスポートスト
リームを、それぞれの前記アクセスユニットにPESパ
ケットを1個づつ割り当てて構成し、前記再生時刻情報
を前記PESパケットのPTSとして付与することを特
徴とする。
【0027】この発明によれば、再生トランスポートス
トリームに付与された時刻情報は、時刻基準情報により
復号装置側に与えられる時間軸上の時刻情報であり、各
アクセスユニットに対し割り当てたPESパケットに付
与されたPTSである。よって、1つのアクセスユニッ
トに1つのPTSが存在するため、特殊再生等に際して
の各アクセスユニットの時刻管理が容易になり、更に、
より正確な復号・表示タイミングを規定することができ
る。
【0028】請求項12に記載のトランスポートストリ
ーム蓄積方法は、符号化データが多重化されたトランポ
ートストリームを蓄積するトランスポートストリーム蓄
積方法であって、蓄積指令を受けたとき、入力された前
記トランスポートストリームのうち前記蓄積指令に対応
する符号化データを記憶手段に順次蓄積する蓄積制御工
程と、前記蓄積指令を受けた符号化データを、ランダム
再生時のアクセス単位であるアクセスユニット毎に解析
し、前記記憶手段における記録位置情報を含む補助情報
を生成する補助情報生成工程と、を備えることを特徴と
する。
【0029】この発明によれば、入力されたトランスポ
ートストリームの蓄積処理を行う場合、対応する符号化
データを順次記憶手段に蓄積するとともに、アクセスユ
ニット毎に解析を行って補助情報を生成する。よって、
蓄積されたトランスポートストリームは、補助情報によ
りアクセスユニット毎の記録位置が特定でき、後の再生
処理を行う場合に所望のトランスポートストリームを容
易に構成することができる。
【0030】請求項13に記載のトランスポートストリ
ーム蓄積方法は、請求項12に記載のトランスポートス
トリーム蓄積方法において、1つ以上のコンポーネント
を有する1つ以上の番組の符号化データが多重化されて
おり、前記補助情報生成工程では、前記トランスポート
ストリームから番組又はコンポーネントの指定に応じて
選択的にストリームを再構成し、該ストリームに含まれ
るアクセスユニットを解析対象として前記補助情報を生
成することを特徴とする。
【0031】この発明によれば、請求項5に記載の発明
と同様の作用により、新たなストリームの再構成と補助
情報の生成が行われるので、例えば特殊再生時にユーザ
が見た通りの画像を1つのストリームとして構成でき、
蓄積処理が簡素化されるとともに必要な記憶容量を減ら
すことができる。
【0032】請求項14に記載のトランスポートストリ
ーム再生方法は、符号化データが多重化されたトランポ
ートストリームと前記符号化データのランダム再生時の
アクセス単位であるアクセスユニットの前記記憶手段に
おける記録位置情報を含む補助情報とを記憶手段から読
み出し、前記トランスポートストリームの再生処理を行
うトランスポートストリーム再生方法であって、所定の
再生条件による再生指令を受けたとき、前記補助情報に
基づいて前記再生条件に合致する前記アクセスユニット
を再生対象として選択的に決定し、前記記憶手段から前
記再生対象のアクセスユニットを読み出して再生トラン
スポートストリームを構成して出力する再生制御工程を
備えることを特徴とする。
【0033】この発明によれば、所定の再生条件による
再生指令を受けたとき、補助情報を参照して再生対象と
なるアクセスユニットを決定し、これにより再生トラン
スポートストリームを構成して出力する。よって、蓄積
されたトランスポートストリームの一部を再生する場合
の条件は、補助情報により一律に判別可能であるので、
構成を複雑にすることなく特殊再生等の特別な再生条件
に自在に対応可能となる。
【0034】請求項15に記載のトランスポートストリ
ーム再生方法は、請求項14に記載のトランスポートス
トリーム再生方法において、前記再生制御工程では、前
記再生トランスポートストリーム及び該再生トランスポ
ートに含まれるプログラムの構成情報を新たに生成し、
該構成情報を前記トランスポートストリームに付加して
出力することを特徴とする。
【0035】この発明によれば、再生トランスポートス
トリームに対する復号処理に際し、そのトランスポート
ストリームに対し、通常のストリームの復号処理と同様
にデータ構造及びプログラム構成の解析が行われ、その
結果として所望のデータを復号することが可能となる。
【0036】請求項16に記載のトランスポートストリ
ーム再生方法は、請求項14又は請求項15に記載のト
ランスポートストリーム再生方法において、前記再生制
御工程では、前記再生トランスポートストリームに含ま
れるプログラムの時刻基準情報を新たに生成し、該構成
情報を前記トランスポートストリームに付加して出力す
ることを特徴とする。
【0037】この発明によれば、再生トランスポートス
トリームに対する復号処理に際し、そのトランスポート
ストリームに対し、通常のストリームの復号処理と同様
にシステムクロックの再生が行われ、その結果として得
られる時間軸上において矛盾することなく所望のタイミ
ングでデータを復号することが可能となる。
【0038】請求項17に記載のトランスポートストリ
ーム再生方法は、請求項16に記載のトランスポートス
トリーム再生方法において、前記再生制御工程では、前
記再生対象のアクセスユニットを再生する時刻を規定す
る再生時刻情報を生成し、該再生時刻情報を前記再生ト
ランスポートストリームに付加して出力することを特徴
とする。
【0039】この発明によれば、請求項4に記載の発明
と同様の作用により、再生時刻情報を生成し、再生トラ
ンスポートストリームに付加して出力するようにしたの
で、再生条件に適合する復号タイミング及び転送タイミ
ングをアクセスユニット毎に設定でき、特殊再生等に整
合する時刻管理が可能となる。
【0040】請求項18に記載のトランスポートストリ
ーム再生方法は、請求項17に記載のトランスポートス
トリーム再生方法において、前記トランスポートストリ
ームは、TSパケットを単位にパケット化されて伝送さ
れ、前記再生制御工程では、それぞれの前記TSパケッ
トを蓄積する際に付与された到来時刻情報に基づいて前
記再生時刻情報を生成することを特徴とする。
【0041】この発明によれば、請求項5に記載の発明
と同様の作用により、TSパケットの到来時刻情報に基
づいて再生時刻情報が生成されるので、蓄積されたトラ
ンスポートストリームの中に元々存在する時間軸情報を
検索・解析することなく簡易に再生時刻情報を算出する
ことができる。
【0042】請求項19に記載のトランスポートストリ
ーム再生方法は、請求項15に記載のトランスポートス
トリーム再生方法において、前記再生制御工程では、前
記アクセスユニットの元々のビデオストリームにおける
フレーム表示入れ替えを考慮して前記再生時刻情報を生
成することを特徴とする。
【0043】この発明によれば、請求項6に記載の発明
と同様の作用により、アクセスユニットの元々のビデオ
ストリームにおけるフレーム表示入れ替えを考慮して再
生時刻情報が生成されるので、アクセスユニットに対す
る再生時刻情報をより正確に算出可能となる。
【0044】請求項20に記載のトランスポートストリ
ーム再生方法は、請求項17に記載のトランスポートス
トリーム再生方法において、前記再生制御工程では、前
記再生対象のアクセスユニットを転送する際のデータ量
を参照し、前記再生対象のアクセスユニットにおける仮
想入力バッファの蓄積量もしくは復号タイミングを与え
るパラメータを更新することを特徴とする。
【0045】この発明によれば、請求項9に記載の発明
と同様の作用により、アクセスユニットにおける仮想入
力バッファの蓄積量もしくは復号タイミングを示すパラ
メータに基づきアクセスユニットの送出タイミングを決
定でき、アクセスユニットの送出タイミングの正確性を
高め、高精度な特殊再生を実現できる。
【0046】請求項21に記載のトランスポートストリ
ーム再生方法は、請求項20に記載のトランスポートス
トリーム再生方法において、前記再生制御工程では、前
記パラメータの更新値と前記再生時刻情報を関連付けて
前記再生トランスポートストリームを出力することを特
徴とする。
【0047】この発明によれば、請求項10に記載の発
明と同様の作用により、上記のパラメータの更新した上
で再生トランスポートが出力されるので、アクセスユニ
ットの送信タイミングをより容易に決定できる。
【0048】請求項22に記載のトランスポートストリ
ーム再生方法は、請求項17又は請求項18に記載のト
ランスポートストリーム再生方法において、前記再生制
御工程では、前記再生トランスポートストリームを、そ
れぞれの前記アクセスユニットにPESパケットを1個
づつ割り当てて構成し、前記再生時刻情報を前記PES
パケットのPTSとして付与することを特徴とする。
【0049】この発明によれば、請求項11に記載の発
明と同様の作用により、アクセスユニットに対し割り当
てたPESパケットに時刻情報としてのPTSが付与さ
れるので、特殊再生等に際しての各アクセスユニットの
時刻管理が容易になり、更に、より正確な復号・表示タ
イミングを規定することができる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0051】図1は、本発明に係る蓄積再生システムを
含むディジタル放送受信システムの全体構成を示すブロ
ック図である。図1に示すディジタル放送受信システム
は、ディジタル放送として送出されたMPEG2−TS
を受信するディジタル放送受信部1と、受信されたMP
EG2−TSの蓄積処理と再生処理を制御する蓄積再生
システム2と、MPEG2−TSの記憶手段としての蓄
積メディア3と、MPEG2−TSに基づいて表示出力
される画像の表示手段としてのモニタ4とを含んで構成
されている。
【0052】図1において、ディジタル放送受信部1
は、NIM(Network Interface Module)11と、切り
替え器12と、デマルチプレクサ13と、MPEGデコ
ーダ14と、ビデオエンコーダ15を含んでいる。以上
の構成において、NIM11は、外部からネットワーク
を介して受信したディジタル放送の受信信号に対し、復
調処理、誤り訂正処理を施してMPEG2−TSをリア
ルタイムに抽出する。本実施形態におけるMPEG2−
TSは、ディジタル放送の複数の番組から構成されてお
り、それぞれに対応するストリームが多重化されて構成
されている。また、NIM11にて受信される受信信号
としては、例えば、衛星放送から電波で送信されたディ
ジタル放送信号など多様な形態が用いられる。
【0053】NIM11から出力されたMPEG2−T
Sは、切り替え器12及び蓄積再生システム2のそれぞ
れに供給される。すなわち、NIM11から切り替え器
12を経由してMPEG2−TSを送出して、ディジタ
ル放送をリアルタイムで画像表示させることができると
ともに、蓄積再生システム2により所望のMPEG2−
TSを蓄積メディア3に蓄積することもできる。
【0054】切り替え器12は、NIM11からのMP
EG2−TSと、蓄積再生システム2において再生され
る再生MPEG2−TSのいずれか一方を選択的に切り
替えて出力する。このとき、ユーザが操作手段(不図
示)に対する所定の操作を行って、NIM11からのM
PEG2−TSと蓄積再生システム2からの再生MPE
G2−TSとを選択的に設定することができる。
【0055】デマルチプレクサ13は、MPEG2−T
Sに多重化されている複数の番組のうち、特定のプログ
ラム番号が設定された番組のデータを抽出したり、ある
いは、それぞれの番組を構成するビデオデータやオーデ
ィオデータなどを各コンポーネント毎に分離して、抽出
された符号化データを出力する。
【0056】本実施形態では、データ圧縮符号化方式と
してMPEG2方式が用いられているので、デマルチプ
レクサから出力された符号化データに対し、MPEGデ
コーダ14においてMPEG2方式による伸長処理が施
される。そして、MPEGデコーダ14から出力された
伸長後のデータは、ビデオエンコーダ15により所定の
フォーマットに変換された後、外部接続されるモニタ4
に表示出力されて表示画像を構成する。
【0057】なお、図1において、ディジタル放送受信
部1と蓄積再生システム2とは、相互に動作指令の送出
や動作状態の取得を行うために、所定の制御信号を送受
信可能に構成されている。そして、ディジタル放送受信
部1の側でなされたユーザ操作に対応して、蓄積再生シ
ステム2に送出される制御信号としては、MPEG2−
TSを蓄積メディア3に蓄積すべきことを指示する蓄積
指令信号、蓄積メディア3に記録されたMPEG2−T
Sの通常の再生動作を指示する通常再生指令信号、蓄積
メディア3に記録されたMPEG2−TSの特殊再生動
作を指示する特殊再生指令信号などが含まれる。
【0058】次に、図2〜図4を参照して、上記ディジ
タル放送受信システムにおける蓄積再生システム2の概
略構成について説明する。図2は、蓄積再生システム2
の概略構成を示すブロック図である。また、図2の蓄積
再生システム2に含まれる構成要素のうち、図3が蓄積
処理部26の構成を示すブロック図であり、図4が再生
処理部27の構成を示すブロック図である。
【0059】図2に示すように、本実施形態に係る蓄積
再生システム2は、CPU21と、RAM22と、RO
M23と、蓄積メディア3に接続される蓄積メディアイ
ンターフェース24と、DMAコントローラ25と、蓄
積処理部26と、再生処理部27と、バス28を含んで
構成される。
【0060】図2の構成において、CPU21は、蓄積
再生システム2全体の動作を制御する。CPU21は、
ROM23に記録されている制御プログラムを読み出し
て実行し、処理に必要なデータをRAM22に一時的に
保持しつつ制御を行う。そして、CPU23は、蓄積再
生システム2の各構成要素に対し、バス28を介して制
御信号を送出する。
【0061】蓄積処理部26は、図1のNIM11から
出力されるMPEG2−TSの解析を行って、蓄積対象
となる番組に対応するMPEG2−TSを解析し、蓄積
メディア3への蓄積処理を行う。ここで、図3により、
蓄積処理部26の具体的な構成を説明する。
【0062】図3に示すように、蓄積処理部26は、番
組情報解析部101と、記録データ形成部102と、記
録用バッファ103と、ビデオデータ解析部104を備
えて構成されている。
【0063】以上の構成において、番組情報解析部10
1は、入力されたMPEG2−TSにて多重化されてい
る番組構成を解析し、解析結果を番組情報として取得す
る。このとき、番組情報解析部101では、MPEG2
−TSを構成する後述のTSパケットの識別情報として
付与されたPID(Packet Identifier)が抽出され
る。TSパケットに付与されたPIDに基づいて、MP
EG2−TSに含まれる個別ストリームを判別すること
ができる。
【0064】記録データ形成部102は、MPEG2−
TSにおいて所定のプログラム番号を有する特定の番組
についての記録データを形成すべく、MPEG2−TS
から前記特定の番組のデータ部分を選択的に抜き取って
出力する。このとき、記録データとしてのMPEG2−
TSを構成する各TSパケットに対し、到来時刻情報と
してのタイムスタンプが先頭部に付加される。このタイ
ムスタンプは、蓄積再生システム2で種々の処理を行う
際の時刻管理に利用される。
【0065】記録用バッファ103は、記録データ形成
部102から出力された記録データとしてのMPEG2
−TSをバッファリングするための記憶手段であり、所
定のタイミングで記録用バッファ103から記録データ
が読み出され、蓄積メディア3に転送される。
【0066】ビデオデータ解析部104は、記録用バッ
ファ103に保持されるMPEG−TSのうち、選択さ
れたビデオコンポーネントを解析し、所望のビデオアク
セスユニット(VAU)を再生処理する際に必要となる
情報を取得し、これに基づいて補助情報を生成して出力
する。ここで、ビデオアクセスユニットは、復号及び再
生の単位であり、一般には1ピクチャデータに相当す
る。また、本実施形態で用いる補助情報としては、特殊
再生に利用する後述のトリックVAU補助情報が含まれ
る(本実施形態では、巻き戻しや早送りなどの特殊再生
に用いられるビデオアクセスユニットを、トリックVA
Uと称する)。なお、ビデオデータ解析部104におけ
る具体的な解析処理について詳しくは後述する。
【0067】次に図2において、再生処理部27は、蓄
積メディア3に蓄積されているMPEG2−TS2の再
生処理を行い、再生対象である再生MPEG2−TSを
構成して出力する。ここで、図4により、再生処理部2
7の具体的な構成を説明する。
【0068】図4に示すように、再生処理部27は、再
生用バッファ111と、転送タイミング制御部112
と、特殊再生データ整形部113と、再生用バッファ1
14と、PSI制御部115と、PSIメモリ116
と、PCR制御部117と、PCRメモリ118と、ク
ロック発生器119と、マルチプレクサ120と、再生
データ切り替え部121とを備えて構成されている。
【0069】以上の構成において、再生用バッファ11
1は、通常再生時に蓄積メディア3から読み出された再
生対象となるMPEG2−TSをバッファリングするた
めの記憶手段である。また、転送タイミング制御部11
2は、再生用バッファ111に保持されているMPEG
2−TSを出力するタイミング制御を行い、再生タイミ
ングが到来すると再生すべきMPEG2−TSを出力す
る。これら再生用バッファ111と転送タイミング制御
部112は、通常再生指令信号を受けたときのMPEG
2−TSのパスに相当する。
【0070】特殊再生データ整形部113は、特殊再生
の対象に関するトリックVAU補助情報に従って蓄積メ
ディア3からビデオアクセスユニット及び後述のシーケ
ンスヘッダデータを選択的に読み出し、特殊再生用に再
構成されたTSパケット列を生成するための整形処理を
施す。また、再生用バッファ114は、特殊再生データ
整形部113から出力された特殊再生用のTSパケット
列をバッファリングするための記憶手段である。これら
特殊再生データ整形部113と再生用バッファ114
は、特殊再生指令信号を受けたときのMPEG2−TS
のパスに相当する。なお、特殊再生データ整形部113
における具体的な処理及び構成について詳しくは後述す
る。
【0071】PSI制御部115は、パケットに記述さ
れるプログラムの構成情報としてのPSI(Program Sp
ecific Information)を生成し、MPEG2−TSの一
部に含めて送出するように制御する。PSIには、プロ
グラムの構成要素の関係を表すテーブル情報が規定さ
れ、例えば、MPEG2−TSのプログラム構成を記述
するテーブルであるPAT(Program Association Tabl
e)や、各プログラムを構成するコンポーネントのPI
D等の情報を記述するPMT(Program Map Table)な
どが含まれている。そして、PSIメモリ116は、P
SI制御部115から出力されたPSIを送出タイミン
グが到来するまで一時的に保持する。
【0072】PCR制御部117は、プログラムの時刻
基準情報としてのPCR(ProgramClock Reference)を
生成し、所定のタイミングでMPEG2−TSの一部に
含めて送出するように制御する。PCR制御部117に
は、クロック発生器119から27MHzのシステムク
ロックを供給され、同期の基準となるSTC(System T
ime Clock)の時間軸上での所定時刻を与える。そし
て、PCRメモリ118は、PCR制御部117から出
力されたPCRを送出タイミングが到来するまで一時的
に保持する。
【0073】マルチプレクサ120は、再生用バッファ
114に保持されるTSパケット列と、PSIメモリ1
16に保持されるPSIと、PCRメモリ118に保持
されるPCRのそれぞれの送出タイミングを調停し、連
続するMPEG2−TSとして構成する。このとき、マ
ルチプレクサ120では、それぞれの送出タイミングが
重なったときのプライオリディが設定されている。具体
的には、PCR出力のプライオリティが最も高く設定さ
れる。
【0074】再生データ切り替え部121は、転送タイ
ミング制御部112からのMPEG2−TSと、マルチ
プレクサ120からのMPEG2−TSのいずれか一方
を選択的に切り替え、再生MPEG2−TSとしてディ
ジタル放送受信部1に対し出力する。すなわち、蓄積メ
ディア3の記録データを用いた再生処理の実行に際し、
通常再生指令信号を受けたときは、転送タイミング制御
部112の側に切り替え、特殊再生指令信号を受けたと
きは、マルチプレクサ120の側に切り替える。
【0075】次に図2に戻って、蓄積メディアインター
フェース24は、各種データを蓄積メディア3に対し読
み出し又は書き込む際のインターフェース動作を行う。
なお、本実施形態では、蓄積メディア3として、例えば
大容量の記憶手段であるハードディスクが用いられる。
また、DMAコントローラ25は、蓄積再生システム2
の各バッファと蓄積メディア3との間でバス28を介し
て記録データを転送する際のDMA(Direct Memory Ac
cess)転送動作を制御する。
【0076】次に、図5及び図6を参照して、本実施形
態における蓄積メディア3の記録フォーマットについて
説明する。図5は、蓄積処理部26により処理されたM
PEG2−TSを蓄積メディア3に記録する場合の記録
フォーマットを示す図である。図5に示すように、蓄積
メディア3に記録されるMPEG2−TSは、TSパケ
ットをデータ単位としてパケット化された状態で扱われ
る。それぞれのTSパケットは、188バイトの固定長
のデータ長を有し、所定のフォーマットに従ったデータ
構造を有している。
【0077】図5に示すように、蓄積メディア3のMP
EG2−TS記録エリア3aにおいては、それぞれ論理
的もしくは物理的なパケット番号を持った複数のTSパ
ケットが順次配列されている。そして、それぞれのTS
パケットの先頭部には、上述したようにタイムスタンプ
が付加されており、このタイムスタンプを参照すること
により、受信された元々のMPEG2−TSにおける各
TSパケットの相対的な伝送タイミングを判別すること
ができる。また、TSパケットの本体部には、番組毎の
ビデオデータやオーディオデータが細分化された状態で
含まれている。
【0078】また、図5において、複数の連続するTS
パケットにわたって、MPEG2の階層構造におけるデ
ータ単位であるビデオシーケンスが構成されている。M
PEG2におけるビデオシーケンスは1つ以上のビデオ
フレームを含み、これらのビデオフレームを復号再生す
る際のパラメータを有したシーケンスヘッダで始まり、
シーケンスエンドコードで終端される。なお、シーケン
スヘッダがシーケンスエンドコードで終端されるまでの
間に、複数のシーケンスヘッダを挿入することも可能で
ある。
【0079】MPEG2−TS記録エリア3aには、特
定のピクチャデータを含む復数のTSパケットが記録さ
れているピクチャデータ記録エリア32と、前記ピクチ
ャデータに先行する直近のシーケンスヘッダデータを含
む複数のTSパケットが記録されているシーケンスヘッ
ダ記録エリア31が含まれる。なお、図5では、ピクチ
ャデータ記録エリア32とシーケンスヘッダ記録エリア
31が1個づつ示されているが、実際のMPEG2−T
S記録エリア3aには、このような関係にあるピクチャ
データ記録エリア32とシーケンスヘッダ記録エリア3
1が複数存在する。また、シーケンスヘッダ記録エリア
31には、シーケンスヘッダデータに加えて、ピクチャ
データを復号・表示するために必要なMPEGシーケン
ス層における拡張データが含まれる場合もあるが、以下
ではシーケンスヘッダデータのみが含まれる場合を例に
説明する。
【0080】図5の下部に示すように、シーケンスヘッ
ダ記録エリア31においては、先頭のTSパケット31
aにおける先頭バイトの記録位置からあるオフセットを
持った位置に記録されているシーケンスヘッダ先頭バイ
トから、最後のTSパケット31bにおける先頭バイト
の記録位置からあるオフセットを持った位置に記録され
ているシーケンスヘッダ最終バイトに至るまで、シーケ
ンスヘッダが記録されている。
【0081】また、ピクチャデータ記録エリア32にお
いては、先頭のTSパケット32aにおける先頭バイト
の記録位置からあるオフセットを持った位置に記録され
ているピクチャデータ先頭バイトから、最後のTSパケ
ット32bにおける先頭バイトの記録位置からあるオフ
セットを持った位置に記録されているピクチャデータ最
終バイトに至るまで、所定のビデオアクセスユニットに
対応するピクチャデータが記録されている。
【0082】次に図6は、蓄積メディア3の補助情報記
録エリア3bに記録されているトリックVAU補助情報
のデータ構造を示す図である。上述したように、図5に
示す記録フォーマットにおいて、特殊再生に用いるIピ
クチャを含むビデオアクセスユニットが記録される場合
には、ビデオデータ解析部104により抽出されたトリ
ックVAU補助情報が補助情報記録エリア3bに記録さ
れる。すなわち、トリックVAU補助情報は、MPEG
2−TS記録エリア3aへのトリックVAUの記録状態
を判別するために参照される情報である。
【0083】図6に示すように、蓄積メディア3の補助
情報エリア3bには、特殊再生用の各ビデオアクセスユ
ニットに対応するトリックVAU補助情報がそれぞれ番
号を付与されて順次配列されている。トリックVAU補
助情報は、図6の下部に示すように、ピクチャデータに
関する情報と、シーケンスヘッダに関する情報とで構成
される。
【0084】トリックVAU補助情報のうちピクチャデ
ータに関する情報としては、ピクチャデータ開始TSパ
ケット番号、ピクチャデータ開始オフセット、ピクチャ
データ終了TSパケット番号、ピクチャデータ終了オフ
セット、ピクチャデータサイズ、及び後述のvbv_delay
がある。図5のデータ構造を例にとると、ピクチャデー
タ開始TSパケット番号は、所定のピクチャデータ記録
エリア32における先頭のTSパケット32aに付与さ
れた番号を示す。また、ピクチャデータ開始オフセット
は、上記TSパケット32aに含まれるピクチャデータ
先頭バイトの記録位置のオフセット値を示す。また、ピ
クチャデータ終了TSパケット番号は、最後のTSパケ
ット32bに付与された番号を示す。また、ピクチャデ
ータ終了オフセットは、上記TSパケット32bに含ま
れるピクチャデータ最終バイトの記録位置のオフセット
値を示す。また、ピクチャデータサイズは、ピクチャデ
ータ記録エリア32に記録されるピクチャデータのデー
タサイズに対応する。
【0085】次に、トリックVAU補助情報のうちシー
ケンスヘッダに関する情報としては、シーケンスヘッダ
開始TSパケット番号、シーケンスヘッダ開始オフセッ
ト、シーケンスヘッダ終了TSパケット番号、シーケン
スヘッダ終了オフセット、シーケンスヘッダサイズがあ
る。図5のデータ構造を例にとると、シーケンスヘッダ
開始TSパケット番号は、所定のシーケンスヘッダ記録
エリア31における先頭のTSパケット31aに付与さ
れた番号を示す。また、シーケンスヘッダ開始オフセッ
トは、上記TSパケット31aに含まれるシーケンスヘ
ッダ先頭バイトの記録位置のオフセット値を示す。ま
た、シーケンスヘッダ終了TSパケット番号は、最後の
TSパケット31bに付与された番号を示す。また、シ
ーケンスヘッダ終了オフセットは、上記TSパケット3
1bに含まれるシーケンスヘッダ最終バイトの記録位置
のオフセット値を示す。また、シーケンスヘッダサイズ
は、シーケンスヘッダ記録エリア31に記録されるシー
ケンスヘッダのデータサイズに対応する。
【0086】更に、トリックVAU補助情報のうちvbv
_delayは、特殊再生用のビデオアクセスユニットをデ
コードする際の仮想入力バッファの蓄積量を時間で表現
したパラメータである。このvbv_delayを参照すること
により、特定のビデオアクセスユニットについてのデコ
ードタイミングを判断できる。本実施形態では、特殊再
生時には、ピクチャデータの復号タイミングに適合する
ようにvbv_delayの書き換え処理を行うが、詳しくは後
述する。
【0087】次に、図7〜図9を参照して、蓄積再生シ
ステム2において行われる蓄積処理について説明する。
図7は、ディジタル放送システムにおいて受信された所
定の番組のMPEG2−TSを蓄積メディア3に蓄積す
る場合の蓄積処理を示すフローチャートである。また、
図8は、蓄積処理部26のビデオデータ解析部104の
機能ブロック図であり、図9は、ビデオデータ解析部1
04で解析されるビデオコンポーネントの概念を説明す
る図である。
【0088】図7の処理において、特定の番組に対する
蓄積指令が入力されたとき(ステップS1)、それ以降
の蓄積処理が開始される。例えば、ユーザ操作によって
番組を指定するとともに録画ボタン等が押下されたとき
は、対応する蓄積指令信号がバス28を介してCPU2
1に送出される。なお、ステップS1における蓄積指令
信号の監視は、継続的に行われる。
【0089】蓄積指令の入力後は、続いて、設定された
プログラム番号の番組に対応するMPEG2−TS及び
トリックVAU補助情報を記録するために必要な初期設
定を行う(ステップS2)。例えば、蓄積メディア3に
おける記録領域を確保したり、記録データを書き込むた
めのファイルを準備する。
【0090】次に、記録すべき番組のプログラム番号を
番組情報解析部101に設定する(ステップS3)。こ
れにより、番組情報解析部101において、記録対象の
番組が特定され、そのデータ構成が解析可能となる。
【0091】次に、番組情報解析部101で解析された
MPEG2−TSのうち、蓄積すべきストリームに対す
るPIDをビデオデータ解析部104の解析対象として
設定する(ステップS4)。番組情報解析部101に設
定すべきPIDは、MPEG2−TSに含まれるPSI
を参照することにより判別できる。これにより、ビデオ
データ解析部104では、PIDに基づいて後述のビデ
オエレメンタリーストリームを解析してトリックVAU
補助情報を生成することが可能となる。
【0092】次に、記録対象の番組に対応するMPEG
2−TS及び補助情報の蓄積メディア3への記録動作を
開始する(ステップS5)。それぞれ、MPEG2−T
Sは記録用バッファ103から出力されてMPEG2−
TS記録エリア3aに書き込まれ、補助情報はビデオデ
ータ解析部104から出力されて補助情報記録エリア3
bに書き込まれる。そして、時間の進行に伴い蓄積メデ
ィア3への蓄積処理が順次行われ(ステップS6)、記
録動作が終了した場合(ステップS7:YES)図7の
蓄積処理を終え、記録動作が未終了の場合(ステップS
7;NO)ステップS6に戻って蓄積処理を継続する。
【0093】次に、図8の機能ブロック図に示されるよ
うに、蓄積処理部26に含まれるビデオデータ解析部1
04は、ビデオコンポーネント選択部201と、ビデオ
エレメンタリーストリーム抽出部202と、ビデオシー
ケンス検出部203と、ピクチャ検出部204と、TS
パケットカウンタ205と、補助情報生成部206を含
んでいる。
【0094】以上の構成において、ビデオコンポーネン
ト選択部201は、ビデオデータ解析部104に入力さ
れた記録対象のMPEG2−TSのうち、指示されたビ
デオコンポーネントに合致するTSパケットを解析対象
として選択する。ビデオコンポーネントは、選択された
番組の特定のストリームを構成するTSパケット列に対
応し、PIDによって識別される。そして、ビデオコン
ポーネントは、ユーザ操作に従って指示された場合、あ
るいは受信されたディジタル放送の番組構成が更新され
る場合など所定のタイミングで変更が加えられ、時間経
過に伴うビデオコンポーネントの変更は、直ちにビデオ
コンポーネント選択部201に対して指示される。
【0095】ここで、図9を用いて、上記ビデオデータ
コンポーネントの選択について説明する。図9に示す例
では、特定の番組を構成するコンポーネントとして、ビ
デオ1、ビデオ2、オーディオ1、オーディオ2、デー
タの5つのコンポーネントが含まれる例を示している。
これらの各コンポーネントはMPEG2−TSに多重化
されており、それぞれに付与された固有のPIDにより
識別可能である。よって、PIDを指定することによ
り、番組の中から所望のコンポーネントを選択すること
ができる。図9に示すように、ビデオコンポーネントと
してのビデオ1及びビデオ2には、それぞれVAU1、
VAU2で表すビデオアクセスユニットが図中に番号を
付して示すように順次伝送されていく。
【0096】図9において、実際に選択されるビデオコ
ンポーネントは、ビデオ1又はビデオ2が時間の経過と
ともに切り替えられる。すなわち、例えばユーザ操作に
より、図9に斜線で示す部分が選択されたとする。この
場合、最初はビデオ1が選択された状態から、時刻Ta
でビデオ2に切り換えられ、続いて時刻Tbで再びビデ
オ1に切り換えられた状態に対応する。本実施形態で
は、時々刻々と切り換えられるビデオコンポーネントに
対応して、MPEG2−TSから新たなストリームを再
構成し、これを解析対象としてトリックVAU補助情報
を生成する。よって、煩雑な処理を行うことなく、実際
にユーザが見た通りの画像を特殊再生の対象として再生
することができる。
【0097】次に、ビデオエレメンタリーストリーム抽
出部202は、ビデオコンポーネント選択部201から
得られるTSパケット群のパケット構造の解析を行い、
解析対象とすべきビデオエレメンタリーストリームを抽
出する。
【0098】ビデオシーケンス検出部203は、ビデオ
エレメンタリーストリーム抽出部202において抽出さ
れたビデオエレメンタリーストリームから、上述のよう
にMPEG2の階層構造としてのビデオシーケンスを検
出する。そして、図5のように配置されるシーケンスヘ
ッダの記録位置情報を判別し、これをトリックVAU補
助情報の構成要素として出力する。このとき、ビデオシ
ーケンス検出部203には、処理中のTSパケットに付
与されている番号(図5参照)がTSパケットカウンタ
205から入力され、ビデオシーケンスとの対応関係を
識別できる。
【0099】ピクチャ検出部204は、更にIピクチャ
に対応するピクチャデータを検出する。この場合も、図
5のような配置に対応するピクチャデータの記録位置情
報を判別し、これをトリックVAU補助情報の構成要素
として出力する。なお、ピクチャ検出部204にも、上
述のTSパケットカウンタ205からTSパケットに付
与されている番号が入力される。
【0100】補助情報生成部206は、ビデオシーケン
ス検出部203及びピクチャ検出部204のそれぞれか
ら出力されるトリックVAU補助情報を統合して、図6
に示すトリックVAU補助情報を生成して出力する。す
なわち、シーケンスヘッダに関する各情報とピクチャデ
ータに関する各情報から構成されるデータ列が蓄積メデ
ィア3に対して送出され、補助情報記録エリア3bに書
き込まれる。
【0101】次に、図10を参照して、蓄積再生システ
ム2において行われる特殊再生処理について説明する。
図10は、蓄積メディア3に記録されているMPEG2
−TSの再生中に、早送りや巻き戻しなどの特殊再生処
理を実行する場合のフローチャートである。
【0102】図10において、再生中に特殊再生指令が
入力されたとき(ステップS11)、それ以降の特殊再
生処理が開始される。例えば、ユーザ操作によって再生
中に所定のタイミングで、早送りや巻き戻しの機能ボタ
ンが押下されたときは、対応する再生指令信号がバス2
8を介してCPU21に送出される。続いて、再生中の
蓄積メディア3から再生処理部27へのMPEG2−T
S2の転送動作を停止する(ステップS12)。
【0103】次に、特殊再生の対象となるMPEG2−
TSに付与するPIDを決定する(ステップS13)。
ステップS13においては、特殊再生の対象を指定する
ビデオコンポーネント用PIDと、時刻基準に用いるP
CR用PIDと、上記PMT用PIDのそれぞれを決定
する必要がある。
【0104】次に、PCR制御部117の制御の下、ス
テップS13で決定されたPCR用PIDによりPCR
の転送を開始する(ステップS14)。これ以降、PC
Rの転送は所定の時間間隔で行われるので、MPEG2
−TSのデコード処理に際して、STCの時間軸上で時
刻を定めることができる。
【0105】次に、PSI制御部115の制御の下、ス
テップS13で決定されたPMT用PIDに基づいて、
プログラム構成を記述したPATを生成し、そのパケッ
ト転送を開始する(ステップS15)また、特殊再生用
に使用するステップS13で決定されたビデオコンポー
ネント、及びPCRのPID、そして現在のプログラム
番号を記述したPMTを生成し、これをやはりステップ
S13で決定されたPMTのPIDを有するTSパケッ
トとして転送を開始する(ステップS16)。
【0106】次に、特殊再生に用いるビデオアクセスユ
ニットであるトリックVAUの決定処理を行う(ステッ
プS17)。ここで、図11のフローチャートにより、
ステップS17のトリックVAUの決定処理について具
体的に説明する。
【0107】図11に示すトリックVAUの決定処理が
開始されると、現在又は前回の再生処理で用いたTSパ
ケットに付与されている番号を判別する(ステップS3
1)。これにより、図10のステップS12で転送を停
止した時点を基準として特殊再生を開始することができ
る。
【0108】次に、ステップS31で判別された番号に
基づき次の再生候補を選択すべく、蓄積メディア3の補
助情報記録エリア3bの検索を行い、所望のトリックV
AU補助情報を取得する(ステップS32)。特殊再生
の場合、上述のように、Iピクチャを含むTSパケット
が再生候補として選択される。蓄積メディア3のTSパ
ケットの記録位置は、ステップS32にて取得したVA
U補助情報に基づき判別できる。なお、特殊再生が早送
りである場合は、補助情報記録エリア3bを前方に検索
し、特殊再生が巻き戻しである場合は、補助情報記録エ
リア3bを後方に検索すればよい。
【0109】次に、1つ前に再生したトリックVAUの
再生タイミングと、新たな再生候補としてのトリックV
AUの再生タイミングとに基づき、両者の再生間隔Δt
を算出する(ステップS33)。ステップS33で算出
される再生間隔Δtは、早送りや巻き戻しの速度等の諸
条件に応じて定まるが、具体的な算出方法については後
述する。
【0110】次に、ステップS33にて算出された再生
間隔Δtに基づいて、上述のように再生候補とされてい
るトリックVAUが、実際に再生対象となるか否かを判
定する(ステップS34)。この判定は種々の条件に従
って行うことができる。例えば、再生間隔Δtとして特
殊再生処理を行うのに必要な時間が確保されているか、
あるいは、再生間隔Δtとしてユーザが視認可能な範囲
であるか、などの条件により判定することができる。ス
テップS34の判定結果が「YES」となって再生対象
のトリックVAUが決定すると、図10に戻ってステッ
プS18に進む。一方、ステップS34の判定結果が
「NO」となり、トリックVAUを再生対象にできない
場合は、ステップS32以降の処理を繰り返す。
【0111】次に図10において、ステップS17にお
いて再生対象として決定されたトリックVAUに対応す
るPTS(Presentation Time Stamp)を生成する(ス
テップS18)。このPTSは、トリックVAUの復号
・表示タイミングを別途転送されるPCRにより与えら
れるSTCの時間軸上で表したタイムスタンプである
が、具体的なPTSの算出方法については後述する。
【0112】次に、再生対象として決定されたトリック
VAUの転送処理を行う(ステップS19)。ステップ
S19の具体的な処理については後述するが、1つのト
リックVAUは1つのビデオシーケンスに対応するとと
もに、特殊再生データ整形部113で生成されるTSパ
ケット列に含めて転送される。続いて、特殊再生指令に
対応する特殊再生処理が終了したか否かを判断し(ステ
ップS20)、未終了である場合は(ステップS20;
NO)、ステップS17に戻り、終了した場合は(ステ
ップS20;YES)、図10の処理を終える。
【0113】次に、上記ステップS19のトリックVA
Uの転送処理について、図12〜図15を参照して具体
的に説明する。図12は、ステップS19の転送処理を
示すフローチャートである。図13は、ステップS19
の転送対象として生成されるTSパケット列の構成の具
体例を示す図である。図14は、トリックVAUの送出
タイミングの算出方法を説明する図である。図15は、
再生処理部27の特殊再生データ整形部113の機能ブ
ロック図である。
【0114】まず、図12と図13により、トリックV
AUの転送処理を説明する。図12の処理が開始される
と、図10のステップS13で決定されたPIDを、特
殊再生データ整形部113に設定する(ステップS4
1)。すなわち、特殊再生時に選択されるトリックVA
Uを含むTSパケットは様々なPIDを有することがあ
る得るが、特殊再生データ整形部113に対し、ステッ
プS41の設定を行うことにより、特殊再生時に転送さ
れる各トリックVAUを含むTSパケット列が、図10
のステップS13で決定され、かつ転送されるPMTに
も記述されている共通のビデオPIDに統一されること
になる。
【0115】次に、トリックVAUに対応するビデオシ
ーケンスをパケット化して転送する場合の転送タイミン
グを算出する(ステップS42)。本実施形態におい
て、1つのビデオシーケンスは、上述のTSパケット列
を構成すると同時に、1つのPESパケット(Packetiz
ed Elementary Stream Packet)を構成して転送され
る。すなわち、このPESパケットの構成要素は、複数
のTSパケットにて分割転送されることになる。よっ
て、それぞれの転送速度やデータサイズなどを考慮して
個々のTSパケットを転送する際のスケジューリングを
定める必要がある。なお、具体的な転送タイミングの算
出方法については後述する。
【0116】次に、トリックVAUに対応して上述のよ
うに生成されたPTSが記述されたPESヘッダを生成
し、生成されたPESヘッダを含むTSパケットを転送
する(ステップS43)。
【0117】ここで、図13においては、転送対象のト
リックVAUを転送するためのTSパケット列を図示し
ている。便宜上、図13ではTSパケットに番号を付加
しているが、全部で連続するM個のTSパケットを用い
て1つのトリックVAUが転送されることがわかる。そ
して、ステップS43に対応するTSパケット(1)に
は、上記PESヘッダ(PESH)が含まれ、この中に
PTSが記述されている。
【0118】次に、図12において、ビデオエレメンタ
リーストリーム階層で各ピクチャの復号タイミングを与
えるパラメータとして、MPEGで定義されるvbv_del
ayを、特殊再生時の各トリックVAUに対する適切な更
新値として算出し、その更新値を特殊データ整形部11
3に設定する(ステップS44)。これにより、トリッ
クVAUに対応するIピクチャを、特殊再生に適合する
タイミングでデコードすることが可能となる。
【0119】次に、ビデオシーケンスの先頭に付加すべ
きシーケンスヘッダを含むTSパケットを転送する(ス
テップS45)。図13に示す例では、TSパケット
(1)にシーケンスヘッダ(SH)が含まれているの
で、この場合は、TSパケット(1)によりPESヘッ
ダとシーケンスヘッダの双方が転送されることになる
が、実際には両者が含まれるTSパケットは、データ配
置に応じて一緒又は別々になる場合がある。
【0120】次に、ビデオシーケンスの本体であるトリ
ックVAUを含むTSパケットを転送する(ステップS
46)。図13の斜線部に示すように、TSパケットの
データ長は188バイトしかないため、多数のTSパケ
ットを用いて1つのトリックVAUが分割転送される。
【0121】次に、ビデオシーケンスの最後に付加すべ
きシーケンスエンドコードを含むTSパケットを転送し
(ステップS45)、図12の処理を終える。図13に
示す例では、最後のTSパケット(M)にシーケンスエ
ンドコード(SE)が含まれている。
【0122】このようにして、シーケンスヘッダからト
リックVAUを挟んでシーケンスエンドコードに至る1
つのビデオシーケンスが、連続するTSパケット列を用
いて転送される。また、このビデオシーケンスをPES
パケットとし、PESヘッダを付加することにより、復
号・表示タイミングを規定するPTSを各々のトリック
VAUに対して設定することができる。
【0123】次に、図14により、トリックVAUの転
送処理における具体的な転送タイミングの算出方法につ
いて説明する。本実施形態では、MPEG2−TSを蓄
積メディア3に記録する際のビットレート、すなわち実
際に放送されているトランスポートストリームのビット
レートと、トリックVAUの特殊再生時のビットレート
が異なる場合に生じる不整合を防止すべく、以下に述べ
るような方法で送出タイミングを算出している。
【0124】図14において、図13と同様に構成され
たTSパケット列に含まれるトリックVAUのデータサ
イズがBpp(bit)であるものとする。このBpp
は、補助情報記録エリア3bのトリックVAU補助情報
に含まれるピクチャデータサイズに対応している。ま
た、上述のように生成されたPTSは、Bピクチャを含
まない場合はSTC時間軸上におけるトリックVAUの
復号及び表示時刻に対応している。
【0125】このとき、実際の送出処理を考慮したvbv
_delayの更新値であるvbv_delay_actは、次式により
与えられる。
【0126】 vbv_delay_act = 90k×Bpp/Ra (1) ただし、Ra(bps):再生処理部27で規定される
実送出ビットレートである。なお、上式の90kは、2
7MHzのシステムクロックの300分周に相当し、vb
v_delayの基準になっている。
【0127】次に、図14において、STC時間軸上で
トリックVAUの先頭が送出され始めるタイミングを示
すトリックVAU送出開始タイミングVTは、(1)式
の結果を用いて次式により与えられる。
【0128】 VT = PTS−vbv_delay_act (2) 次に、図14において、TSパケット列の先頭TSパケ
ットの送出が実時間軸上で開始される送出開始タイミン
グSTは、(1)式及び(2)式の結果を用いて次式に
より与えられる。
【0129】 ST = VT/90k−Bsp/Ra (3) ただし、Bsp(bit):ピクチャスタートコード
(PSC)、トリックVAUに先立って付加されたPE
SH、SH等を合計したデータサイズである。
【0130】このようにして、(3)式により送出開始
タイミングSTが取得される。そして、特殊再生に際し
実時間上の送出開始タイミングSTにおいて、TSパケ
ット列の送出を開始すると、実送出ビットレートRaで
順次データ送出が行われ、PTSの時点で送出が完了し
デコード可能となる。
【0131】次に、図15により、上述のようにトリッ
クVAUの転送する際に重要な役割を担う特殊再生デー
タ整形部113の機能を説明する。図15に示すよう
に、特殊再生データ整形部113は、読み出し制御部3
01と、PID検出部302と、ビデオコンポーネント
選択部303と、vbv_delay更新部304と、不要デー
タ除去部305と、PID書き換え部306と、データ
埋め込み部307を含んでいる。
【0132】以上の構成において、読み出し制御部30
1は、蓄積メディア3にアクセスし、特殊再生指令に対
応するトリックVAU補助情報を補助情報記録エリア3
aから読み出し、これに基づいてMPEG2−TS記録
エリア3aの記録位置を判別して所定の記録データを読
み出す。
【0133】ビデオPID検出部302は、読み出し制
御部301にて読み出された記録データとしてのMPE
G2−TSについて、各トリックVAU及びシーケンス
ヘッダデータに対するPIDを検出し、検出されたPI
Dを逐次出力する。
【0134】ビデオコンポーネント選択部303は、ビ
デオ検出部302にて検出されたPIDを参照しつつ、
上記MEG2−TSのうち所定のPIDに対応するビデ
オコンポーネントからなるTSパケット列を選択的に出
力する。すなわち、MPEG2−TSを構成する各コン
ポーネントのうち、オーディオデータやPSIデータな
ど特殊再生に不要なコンポーネントは、ビデオコンポー
ネント選択部303によって排除されることになる。
【0135】vbv_delay更新部304は、ビデオコンポ
ーネント選択部303で選択されたビデオコンポーネン
トに対応するトリックVAUのvbv_delayフィールドを
検出し、上記ステップS44において求められたvbv_d
elayの更新値に置き換えて更新する。
【0136】不要データ除去部305は、上記のトリッ
クVAUに対応するTSパケット列から、図13に示す
TSパケット列を生成するために不要なデータを除去す
る。すなわち、本実施形態における特殊再生時には、P
CR及びPESヘッダは新たに生成するため、元の記録
データに含まれるPCRやPESヘッダ等のデータは削
除する必要がある。よって、この時点で古いデータを除
去しておくものである。
【0137】PID書き換え部306は、トリックVA
Uを構成する各々のTSパケットのPIDを,上記ステ
ップS41にて設定されたPIDに順次書き換える。こ
れにより、特殊再生時に転送するトリックVAUを含む
TSパケット列は、固有のPIDに統一されることにな
る。
【0138】データ埋め込み部307は、トリックVA
Uに対応するTSパケット列に対し、再生時間を示すP
TSが記述されたPESヘッダを埋め込むとともに、所
定のビットパターンからなるシーケンスエンドコードを
埋め込む。すなわち、図13に示すデータ構造を有する
TSパケット列が生成され、トリックVAUが1つのビ
デオシーケンスとして構成され、更に1つのPTSを付
与するものである。
【0139】次に、図16及び図17を参照して、上述
のように各トリックVAUに付与されるPTSの算出方
法について説明する。図16は、本実施形態に係るPT
Sの算出処理を説明するフローチャートである。また、
図17はPTSに基づく表示タイミングを説明する図で
ある。
【0140】図16に示す処理が開始されると、蓄積メ
ディア3に記録されているMPEG2−TSの読み出し
に際し、現在のTSパケットに付加されたタイムスタン
プTMcを取得する(ステップS51)。続いて、後述
の計算に用いられる先行ピクチャに対するパラメータと
して、タイムスタンプTMp、vbv_delay値VDp、表
示入れ替え遅延ROpの初期設定を行う(ステップS5
2)。それぞれ、TMp=TMc、VDp=0、ROp
=0に設定される。
【0141】次いで、トリックVAU補助情報を参照し
て表示対象のIピクチャとして選択された選択ピクチャ
が含まれる先頭のTSパケットを判別し、これに付加さ
れたタイムスタンプTMtを取得する(ステップS5
3)。
【0142】すなわち、図17に示されるように、所定
のTSパケットに付加されたタイムスタンプTMcが現
在時刻Tcに対応し、複数のTSパケットを挟んだ所定
時間経過後のIピクチャを表示対象として選択する場合
を考える。このとき、Iピクチャが含まれるTSパケッ
ト列の最初のTSパケットに付加されたタイムスタンプ
TMtは、そのTSパケットの到来時刻Ttaに対応す
る。なお、タイムスタンプTMtが付加されたTSパケ
ットの先頭部にはTSパケットヘッダTSHが含まれ、
TSパケットの本体部にはIピクチャデータが含まれ
る。そして、図17において、Iピクチャデータが到来
するタイミングをピクチャ到来時刻Tpaとして示して
いる。
【0143】次に、図16において、上記選択ピクチャ
のピクチャヘッダを解析し、その中に記述されたパラメ
ータのうち、vbv_delayとtemporal_referenceを取得
する(ステップS54)。vbv_delayは、デコード処理
に要する遅延時間を表し、temporal_referenceは、M
PEG2の入れ替え処理に基づくピクチャ毎の表示タイ
ミングを表している。
【0144】なお、図17の下部に、順次読み出された
各ピクチャの表示順を入れ替える例が示されている。す
なわち、表示対象として選択されたIピクチャI2に続
いて、BピクチャB0、B1、PピクチャP5、Bピク
チャB3、B4、PピクチャP8の順で蓄積メディア3
に記録されているが、表示の際は付記した数字順に入れ
替えが行われる。すなわち、BピクチャB0、B1、I
ピクチャI2、BピクチャB3、B4、PピクチャP5
という順で表示される。これは、独立でデコード可能な
Iピクチャに対し、Pピクチャは過去のフレームを予測
に用い、Bピクチャは過去と未来のフレームを予測に用
いるためである。その結果、図17に示すように、Iピ
クチャに続くBピクチャが存在する場合、表示順入れ替
えに伴い、Iピクチャのデコード時刻Tdに対し、表示
時刻Tpが遅延することになる。
【0145】次に、図16において、Iピクチャの表示
順入れ替えを考慮すべく、上記選択ピクチャに続く後続
ピクチャを蓄積メディア3から検索する(ステップS5
5)。そして、選択ピクチャに続く後続ピクチャがBピ
クチャであるか否かを判断する(ステップS56)。す
なわち、Iピクチャの直後のBピクチャの存在の有無に
より、Iピクチャの表示タイミングが変動するため、ス
テップS56の判断を行っている。
【0146】ステップS56の判断結果が「NO」であ
るときは、Iピクチャの表示順入れ替えを考慮する必要
がないので、後述の計算に先立って、選択ピクチャの表
示入れ替え遅延ROtをゼロに設定する(ステップS5
7)。
【0147】一方、ステップS56の判断結果が「YE
S」であるときは、Iピクチャの表示順入れ替えに対応
すべく、検索された後続ピクチャのピクチャヘッダを解
析し、temporal_referenceを取得する(ステップS5
8)。
【0148】次に、選択ピクチャのPTSを決定するた
め、選択ピクチャの表示時刻Tpまでの再生間隔Δtを
算出する(ステップS59)。ここで、ステップS59
における再生間隔Δtは、次式により算出できる。 Δt = (TMt−TMp)/SC+(VDt−VDp)/90k +(ROt−ROp)/FF (4 ) ただし、 TMt : 選択ピクチャの先頭TSパケットのタイム
スタンプ TMc : 先行ピクチャの先頭TSパケットのタイム
スタンプ SC : サンプリングクロック(Hz) FF : フレーム周波数(Hz) VDt : 選択ピクチャのvbv_delay値 VDp : 先行ピクチャのvbv_delay値 ROt : 選択ピクチャの表示入れ替え遅延 (ROt=TRt−TRn+1) TRt:選択ピクチャのtemporal_reference値 TRn:後続ピクチャのtemporal_reference値 ROp : 先行ピクチャの表示入れ替え遅延 (ROp=TRpt−TRpn+1) TRpt:先行ピクチャのtemporal_reference値 TRpn:先行ピクチャの後続のtemporal_reference
値 次いで、ステップS59の算出結果に基づいて、トリッ
クVAUとしての選択ピクチャのPTSが決定される
(ステップS60)。なお、ステップS60で決定され
たPTSは、図10のステップS18で生成されるPT
Sに対応している。
【0149】上述のようにPTSを決定する場合は、T
Sパケットのタイムスタンプを利用して計算を行うの
で、記録済みのPTS、PCRの検索処理が不要となり
処理が簡素化される。また、(4)式で算出された再生
間隔Δtには、図17において表示対象のIピクチャに
ついてのTpa―Ttaの時間分が誤差になる。しか
し、この誤差は最大でも1TSパケットの転送時間を越
えることはないので、PTSの十分な精度を確保でき
る。
【0150】なお、上述の実施形態では、MPEG2方
式により圧縮符号化を施したトランスポートストリーム
の蓄積・再生を行う蓄積再生システムに対し、本発明を
適用した場合を説明したが、これに限られることなく、
種々の方式による符号化データが多重伝送される蓄積再
生システムに対し、広く本発明を適用することができ
る。
【0151】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
符号化データが多重化されたトランスポートストリーム
を蓄積しつつ、アクセスユニット毎に解析して補助情報
を生成し、この補助情報に基づいて選択されたアクセス
ユニットにより再生トランスポートストリームを構成す
るようにしたので、特殊再生時等のデータ検索処理等の
負荷が軽減されるとともに、所望の再生条件に適合する
再生を容易に実現可能な蓄積再生システムを提供するこ
とができ、更にはMPEG等の規格に準拠したストリー
ムを生成するため、復号・表示装置側は通常再生動作時
と大差のない処理で再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るディジタル放送受信システム
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】ディジタル放送受信システムにおける蓄積再生
システムの概略構成を示すブロック図である。
【図3】蓄積再生システムのうち、蓄積処理部の構成を
示すブロック図である。
【図4】蓄積再生システムのうち、再生処理部の構成を
示すブロック図である。
【図5】MPEG2−TSを蓄積メディアに記録する場
合の記録フォーマットを示す図である。
【図6】蓄積メディアの補助情報記録エリアに記録され
ているVAU補助情報のデータ構造を示す図である。
【図7】蓄積再生システムにおいて行われる蓄積処理に
ついて説明するフローチャートである。
【図8】蓄積処理部に含まれるビデオデータ解析部の機
能ブロック図である。
【図9】ビデオデータ解析部で解析されるビデオコンポ
ーネントの概念を説明する図である。
【図10】蓄積再生システムにおいて行われる特殊再生
処理を説明するフローチャートである。
【図11】特殊再生処理におけるトリックVAUの決定
処理を説明するフローチャートである。
【図12】特殊再生処理におけるトリックVAUの転送
処理を説明するフローチャートである。
【図13】トリックVAUの転送処理の際、転送対象と
して生成されるTSパケット列の構成の具体例を示す図
である。
【図14】トリックVAUの送出タイミングの算出方法
を説明する図である。
【図15】再生処理部に含まれる特殊再生データ整形部
の機能ブロック図である。
【図16】本実施形態に係るPTSの算出方法を説明す
るフローチャートである。
【図17】PTSに基づく表示タイミングを説明する図
である。
【符号の説明】
1…ディジタル放送受信部 2…蓄積再生システム 3…蓄積メディア 3a…MPEG2−TS記録エリア 3b…補助情報記録エリア 11…NIM 12…切り替え器 13…デマルチプレクサ 14…MPEGデコーダ 15…ビデオエンコーダ 21…CPU 22…RAM 23…ROM 24…蓄積メディアインターフェース 25…DMAコントローラ 26…蓄積処理部 27…再生処理部 28…バス 31…シーケンスヘッダ記録エリア 32…ピクチャデータ記録エリア 101…番組情報解析部 102…記録データ形成部 103…記録用バッファ 104…ビデオデータ解析部 111、114…再生用バッファ 112…転送タイミング制御部 113…特殊再生データ整形部 115…PSI制御部 116…PSIメモリ 117…PCR制御部 118…PCRメモリ 119…クロック発生器 120…マルチプレクサ 121…再生データ切り替え部 201…ビデオコンポーネント選択部 202…ビデオエレメンタリーストリーム抽出部 203…ビデオシーケンス検出部 204…ピクチャ検出部 205…TSパケットカウンタ 206…補助情報生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/00 H04J 3/00 M 5K028 H04J 3/00 H04N 5/85 A H04N 5/85 5/92 H 5/91 5/91 Z 5/937 5/93 C 7/24 7/13 Z (72)発明者 安達 和敏 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ オニア株式会社大森工場内 (72)発明者 田中 大介 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ オニア株式会社大森工場内 (72)発明者 斉藤 宏 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ オニア株式会社大森工場内 (72)発明者 奈良 久美子 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パイ オニア株式会社大森工場内 Fターム(参考) 5C052 AA01 AB02 AC01 AC05 CC03 EE03 5C053 FA20 FA23 GB06 GB08 GB38 HA21 HA33 JA22 JA24 KA01 KA08 KA18 KA24 LA06 5C059 KK31 MA00 PP05 PP06 PP07 RB02 RB09 RB10 RB16 RC04 RC14 SS16 UA32 5D044 AB07 DE02 DE03 DE12 DE14 DE38 DE39 FG19 FG23 GK03 GK08 GK12 5D110 AA29 DA11 DA17 DA18 DB02 DE06 5K028 AA06 BB04 CC05 DD01 DD02 EE03 KK01 KK32 MM12

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化データが多重化されたトランポー
    トストリームの蓄積処理及び再生処理を行う蓄積再生シ
    ステムであって、 蓄積指令を受けたとき、入力された前記トランスポート
    ストリームのうち前記蓄積指令に対応する符号化データ
    を記憶手段に順次蓄積する蓄積制御手段と、 前記蓄積指令を受けた符号化データを、ランダム再生時
    のアクセス単位であるアクセスユニット毎に解析し、前
    記記憶手段における記録位置情報を含む補助情報を生成
    する補助情報生成手段と、 所定の再生条件による再生指令を受けたとき、前記補助
    情報に基づいて前記再生条件に合致する前記アクセスユ
    ニットを再生対象として選択的に決定し、前記記憶手段
    から前記再生対象のアクセスユニットを読み出して再生
    トランスポートストリームを構成して出力する再生制御
    手段と、 を備えることを特徴とする蓄積再生システム。
  2. 【請求項2】 前記再生制御手段は、前記再生トランス
    ポートストリーム及び該再生トランスポートに含まれる
    プログラムの構成情報を新たに生成し、該構成情報を前
    記トランスポートストリームに付加して出力することを
    特徴とする請求項1に記載の蓄積再生システム。
  3. 【請求項3】 前記再生制御手段は、前記再生トランス
    ポートストリームに含まれるプログラムの時刻基準情報
    を新たに生成し、該時刻基準情報を前記トランスポート
    ストリームに付加して出力することを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の蓄積再生システム。
  4. 【請求項4】 前記再生制御手段は、前記再生対象のア
    クセスユニットを再生する時刻を規定する再生時刻情報
    を生成し、該再生時刻情報を前記再生トランスポートス
    トリームに付加して出力することを特徴とする請求項3
    に記載の蓄積再生システム。
  5. 【請求項5】 前記トランスポートストリームは、TS
    パケットを単位にパケット化されて伝送され、前記再生
    制御手段は、それぞれの前記TSパケットを蓄積する際
    に付与された到来時刻情報に基づいて前記再生時刻情報
    を生成することを特徴とする請求項4に記載の蓄積再生
    システム。
  6. 【請求項6】 前記再生制御手段は、前記アクセスユニ
    ットの元々のビデオストリームにおけるフレーム表示入
    れ替えを考慮して前記再生時刻情報を生成することを特
    徴とする請求項4に記載の蓄積再生システム。
  7. 【請求項7】 前記符号化データは、MPEG2方式に
    より圧縮符号化されたビデオデータであるとともに、前
    記再生トランスポートストリームに含まれる前記再生対
    象のアクセスユニットは、1ビデオシーケンス化される
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記
    載の蓄積再生システム。
  8. 【請求項8】 前記トランスポートストリームには、1
    つ以上のコンポーネントを有する1つ以上の番組の符号
    化データが多重化されており、前記補助情報生成手段
    は、前記トランスポートストリームから番組又はコンポ
    ーネントの指定に応じて選択的にストリームを再構成
    し、該ストリームに含まれるアクセスユニットを解析対
    象として前記補助情報を生成することを特徴とする請求
    項1に記載の蓄積再生システム。
  9. 【請求項9】 前記再生制御手段は、前記再生対象のア
    クセスユニットを転送する際のデータ量を参照し、前記
    再生対象のアクセスユニットにおける仮想入力バッファ
    の蓄積量もしくは復号タイミングを与えるパラメータを
    更新することを特徴とする請求項4に記載の蓄積再生シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記再生制御手段は、前記パラメータ
    の更新値と前記再生時刻情報を関連付けて前記再生トラ
    ンスポートストリームを出力することを特徴とする請求
    項9に記載の蓄積再生システム。
  11. 【請求項11】 前記再生制御手段は、前記再生トラン
    スポートストリームを、それぞれの前記アクセスユニッ
    トにPESパケットを1個づつ割り当てて構成し、前記
    再生時刻情報を前記PESパケットのPTSとして付与
    することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の蓄
    積再生システム。
  12. 【請求項12】 符号化データが多重化されたトランポ
    ートストリームを蓄積するトランスポートストリーム蓄
    積方法であって、 蓄積指令を受けたとき、入力された前記トランスポート
    ストリームのうち前記蓄積指令に対応する符号化データ
    を記憶手段に順次蓄積する蓄積制御工程と、 前記蓄積指令を受けた符号化データを、ランダム再生時
    のアクセス単位であるアクセスユニット毎に解析し、前
    記記憶手段における記録位置情報を含む補助情報を生成
    する補助情報生成工程と、 を備えることを特徴とするトランスポートストリーム蓄
    積方法。
  13. 【請求項13】 前記トランスポートストリームには、
    1つ以上のコンポーネントを有する1つ以上の番組の符
    号化データが多重化されており、前記補助情報生成工程
    では、前記トランスポートストリームから番組又はコン
    ポーネントの指定に応じて選択的にストリームを再構成
    し、該ストリームに含まれるアクセスユニットを解析対
    象として前記補助情報を生成することを特徴とする請求
    項12に記載のトランスポートストリーム蓄積方法。
  14. 【請求項14】 符号化データが多重化されたトランポ
    ートストリームと前記符号化データのランダム再生時の
    アクセス単位であるアクセスユニットの前記記憶手段に
    おける記録位置情報を含む補助情報とを記憶手段から読
    み出し、前記トランスポートストリームの再生処理を行
    うトランスポートストリーム再生方法であって、 所定の再生条件による再生指令を受けたとき、前記補助
    情報に基づいて前記再生条件に合致する前記アクセスユ
    ニットを再生対象として選択的に決定し、前記記憶手段
    から前記再生対象のアクセスユニットを読み出して再生
    トランスポートストリームを構成して出力する再生制御
    工程を備えることを特徴とするトランスポートストリー
    ム再生方法。
  15. 【請求項15】 前記再生制御工程では、前記再生トラ
    ンスポートストリーム及び該再生トランスポートに含ま
    れるプログラムの構成情報を新たに生成し、該構成情報
    を前記トランスポートストリームに付加して出力するこ
    とを特徴とする請求項14に記載のトランスポートスト
    リーム再生方法。
  16. 【請求項16】 前記再生制御工程では、前記再生トラ
    ンスポートストリームに含まれるプログラムの時刻基準
    情報を新たに生成し、該構成情報を前記トランスポート
    ストリームに付加して出力することを特徴とする請求項
    14又は請求項15に記載のトランスポートストリーム
    再生方法。
  17. 【請求項17】 前記再生制御工程では、前記再生対象
    のアクセスユニットを再生する時刻を規定する再生時刻
    情報を生成し、該再生時刻情報を前記再生トランスポー
    トストリームに付加して出力することを特徴とする請求
    項16に記載のトランスポートストリーム再生方法。
  18. 【請求項18】 前記トランスポートストリームは、T
    Sパケットを単位にパケット化されて伝送され、前記再
    生制御工程では、それぞれの前記TSパケットを蓄積す
    る際に付与された到来時刻情報に基づいて前記再生時刻
    情報を生成することを特徴とする請求項17に記載のト
    ランスポートストリーム再生方法。
  19. 【請求項19】 前記再生制御工程では、前記アクセス
    ユニットの元々のビデオストリームにおけるフレーム表
    示入れ替えを考慮して前記再生時刻情報を生成すること
    を特徴とする請求項15に記載のトランスポートストリ
    ーム再生方法。
  20. 【請求項20】 前記再生制御工程では、前記再生対象
    のアクセスユニットを転送する際のデータ量を参照し、
    前記再生対象のアクセスユニットにおける仮想入力バッ
    ファの蓄積量もしくは復号タイミングを与えるパラメー
    タを更新することを特徴とする請求項17に記載のトラ
    ンスポートストリーム再生方法。
  21. 【請求項21】 前記再生制御工程では、前記パラメー
    タの更新値と前記再生時刻情報を関連付けて前記再生ト
    ランスポートストリームを出力することを特徴とする請
    求項20に記載のトランスポートストリーム再生方法。
  22. 【請求項22】 前記再生制御工程では、前記再生トラ
    ンスポートストリームを、それぞれの前記アクセスユニ
    ットにPESパケットを1個づつ割り当てて構成し、前
    記再生時刻情報を前記PESパケットのPTSとして付
    与することを特徴とする請求項17又は請求項18に記
    載のトランスポートストリーム再生方法。
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