JP2009055338A - 映像音声再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像音声再生装置に関し、放送受信・AV入力の構成をユーザが自由に選択設定可能な映像音声再生装置を提供する。
【解決手段】種々のモジュール装置を接続し、接続したモジュール装置の中から所望のものを選択して再生させ、また、それぞれのモジュール装置の機能を有効化するためのプログラム(ドライバ等)を自動的に装置本体にインストールすることで、ユーザは所望の再生装置を構築することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、映像音声再生装置に関し、特に,映像又は音声データを入力するための構成を、ユーザが自由に構築可能な映像音声再生装置に関する。
従来、例えば、BS/CS/地上デジタル放送を含むテレビ放送信号を受信可能なデジタル放送受信装置において、チューナ等の周辺デバイス(モジュール装置)が増設された場合、この周辺デバイスをデジタル放送受信装置により制御するためには、各デバイスに対応する制御プログラムが必要となる。そして、その制御プログラムを取得する方法として、例えば、テレビ放送信号からダウンロードする方法と、メモリカードのような記憶媒体からダウンロードする方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
また、特許文献2には、例えば、テレビ放送信号に付加されて送られてくる機器用のプログラム(機能の更新や不具合の修正プログラムなど)を受信装置の使用状態及び通電状態に影響されることなく取得可能な技術が開示されている。
特許文献3には、制御プログラムの更新前の状態と更新後の状態を両方保持しておくことで、制御プログラムをダウンロードした後、不具合が見つかった場合に対処できるようにしたデジタル放送受信装置が開示されている。
しかしながら、上記従来の技術では、モジュール装置を他のデジタル放送受信装置に装着した場合には、再度制御プログラムをダウンロードする必要がある等、容易に対応できないという課題があった。
その課題を解決する手段として、特許文献4には、デジタル放送受信機にチューナモジュール装置を増設する場合に、チューナモジュール装置に対する制御プログラムをチューナモジュール装置自身からダウンロードする技術が開示されている。具体的には、チューナモジュール装置の不揮発性メモリ(ROM)から当該デジタル放送受信装置に適合した制御プログラムをダウンロードし、デジタル放送受信機においてこの制御プログラムを実行することで、チューナモジュール装置の制御を行う。そうすることによって、他のデジタル放送受信装置にチューナモジュール装置を接続した場合でも、他のデジタル放送受信装置において最新の制御プログラムが実行されることとなるので、比較的容易に対応することができる。この場合、チューナモジュール装置には不揮発性メモリが搭載され、この不揮発性メモリにチューナモジュール装置用の制御プログラムが格納されていることが前提となる。
また、上記特許文献4に類似した発明として、特許文献5には、複数のチューナが接続されたチューナ・セレクタが自身を制御する制御プログラムを有し、この制御プログラムをロード要求した機器に対してネットワークを介して出力する技術が開示されている。
特開2006−054522号公報 特開2006−197197号公報 特開2005−348380号公報 特開2004−248052号公報 特開平11−075131号公報
しかしながら、特許文献4に記載されている発明は、あくまでデジタル放送受信装置にチューナモジュール装置を増設する場合に有効なものであり、チューナモジュール装置以外のモジュール装置を増設する場合にも有効であるかは定かでない。

また、デジタル放送受信装置にモジュール装置を複数接続する場合も想定されていない。
すなわち、特許文献4に記載の技術を利用しても、デジタル放送受信装置に複数のモジュール装置を自由に増設/変更する技術を想到できるとはいえない。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、映像又は音声データを入力するための構成を、ユーザが自由に構築可能な映像音声再生装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、映像音声再生装置において、所定のフォーマットの映像又は音声データを出力するモジュール装置を複数接続するためのモジュール接続手段と、前記モジュール接続手段に接続されたモジュール装置から、当該モジュール装置の動作を制御するモジュール制御プログラム、及び、当該モジュール装置から出力された映像又は音声データを再生するための再生処理プログラムを取得するプログラム取得手段と、前記モジュール制御プログラムを実行することにより、前記モジュール装置から映像又は音声データを取得するデータ取得手段と、前記再生処理プログラムを実行することにより、前記映像又は音声データのフォーマットに応じた信号処理を施し、データを再生するデータ再生手段と、前記モジュール接続手段に複数のモジュール装置が接続された場合に、前記複数のモジュール装置の中から有効とするモジュール装置を選択する選択手段と、を備え、前記データ取得手段は、前記選択手段によって選択されたモジュール装置から映像又は音声データを取得し、前記データ再生手段は、前記データ取得手段によって取得された映像又は音声データを再生することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の映像音声再生装置において、前記プログラム取得手段は、前記モジュール接続手段にモジュール装置が接続されたとき、又は、接続後に装置本体の電源が投入されたときに、当該モジュール装置から前記モジュール制御プログラム及び再生処理プログラムを取得することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の映像音声再生装置において、前記モジュール接続手段は、同一規格の接続インタフェースを有する複数の接続部で構成されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、映像音声再生装置において、同一規格の接続インタフェースを有する複数の接続部で構成され、所定のフォーマットの映像又は音声データを出力するモジュール装置を複数接続するためのモジュール接続手段と、前記モジュール接続手段に接続されたモジュール装置から、当該モジュール装置の動作を制御するモジュール制御プログラム、及び、当該モジュール装置から出力された映像又は音声データを再生するための再生処理プログラムを取得するプログラム取得手段と、前記モジュール制御プログラムを実行することにより、前記モジュール装置から映像又は音声データを取得するデータ取得手段と、前記再生処理プログラムを実行することにより、前記映像又は音声データのフォーマットに応じた信号処理を施し、データを再生するデータ再生手段と、前記モジュール接続手段に複数のモジュール装置が接続された場合に、前記複数のモジュール装置の中から有効とするモジュール装置を選択する選択手段と、を備え、前記プログラム取得手段は、前記モジュール接続手段にモジュール装置が接続されたとき、又は、接続後に装置本体の電源が投入されたときに、当該モジュール装置から前記モジュール制御プログラム及び再生処理プログラムを取得し、前記データ取得手段は、前記選択手段によって選択されたモジュール装置から映像又は音声データを取得し、前記データ再生手段は、前記データ取得手段によって取得された映像又は音声データを再生することを特徴とする。
本発明によれば、映像再生装置に種々のモジュール装置を接続でき、複数のモジュール装置が接続されている場合には、選択されたモジュール装置から入力された映像又は音声データを再生させることができる。これにより、映像音声再生装置において、映像又は音声データを入力するための構成を、ユーザは自由に構築可能となる。したがって、ユーザは、利用形態に応じて、最適なデータ入力構成を備えた映像音声再生装置を容易に実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるデジタル放送受信装置の外観斜視図である。
図1に示すように、デジタル放送受信装置100は、表示パネル110の右側面にモジュール装置(例えば、チューナモジュール装置200、HDMI端子モジュール装置300)を装着するためのスロット111a,111b,111cを備えている。スロット111a,111b,111cは、同一規格の接続インタフェース(I/F)101a,101b,101c(図2参照)を有し、この接続インタフェース101a,101b,101cがモジュール装置200,300との接続部となる。これにより、同じ規格の接続インタフェースを有するモジュール装置であれば、どのスロット111a,111b,111cにでも装着可能となっている。
図2は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置、及びデジタル放送受信装置に装着されるモジュール装置の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、デジタル放送受信装置100は、接続インタフェース(I/F)101と、信号処理部103と、出力部104と、制御部105と、を備えて構成され、各ブロックはPCI(Peripheral Component Interconnect)バス109によって電気的に接続される。
接続インタフェース(I/F)101a,101b,101cは、モジュール装置200,300を接続するためのモジュール接続手段であり、各々同一規格(例えば、物理的なコネクタ形状や、信号の送受信の方法(プロトコル)など)で構成されている。接続インタフェース101の規格としては、パラレル接続方式やシリアル接続方式、機器の電源を入れたまま抜き差しできるホットプラグ対応方式/非対応方式等、さまざまなものがあるが、本実施形態ではPCIバス対応の接続インタフェースであれば構わない。
また、接続インタフェース101は、データ信号線、制御信号線、電源供給線を備え、デジタル放送受信装置100とモジュール装置200,300間でデータ信号、及び制御信号の送受信を可能とする。
接続インタフェース101には、同一規格の接続インタフェースを有するモジュール装置が着脱可能に接続される。図2では、一例として、デジタル放送信号を受信しストリーム信号(例えば、TS(Transport Stream)信号)を入力するチューナモジュール装置200と,デジタルAV機器からのHDMI信号を入力するHDMI端子モジュール装置300を接続した場合について示している。
接続インタフェース101に接続可能なモジュール装置には、例えば、アナログ放送信号を受信可能なアナログチューナモジュール装置、外部AV機器からのアナログ映像又は音声データを入力可能な入力端子モジュール(D端子等)、インターネット等の通信ネットワーク経由で映像又は音声データを取得可能なLAN端子モジュール装置、格納されている映像又は音声データを出力する記憶装置(ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ)等がある。
チューナ102は、例えば、図示しないRF部、A/D変換部、復調部等を備えて構成される。RF部は、アンテナから入力されたテレビジョン放送信号(例えば、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送)をユーザが所望するチャンネルのベースバンド信号に変換・増幅し出力する。A/D変換部は、アナログ(ベースバンド)信号をデジタル(ベースバンド)信号に変換する。復調部は、ベースバンド信号を復調してストリーム信号を出力する。
信号処理部103は、例えば、図示しない信号分離回路やデコーダ等を備えて構成され、チューナ102から出力されたストリーム信号に含まれるデジタル映像又は音声データ(例えば、MPEG2データ)を復号し、デジタル映像又は音声信号を出力する。
また、モジュール装置200,300により入力された映像又は音声データに対して、フォーマットに応じた信号処理を施し、デジタル映像又は音声信号を出力する。
出力部104は、例えば、液晶パネル等の表示部104aと、スピーカ等の音声出力部104bを含んで構成される。表示部104aは、信号処理部103から出力されたデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換し、このアナログ映像信号に基づく映像を出力する。音声出力部104bは、信号処理部103から出力されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、このアナログ音声信号に基づく音声を出力する。また、出力部104は、外部機器にアナログ映像又は音声信号を出力するための出力端子を備える構成としてもよい。
制御部105は、例えば、CPU(Central Processing Unit)106、RAM(Random Access Memory)107、ROM(Read Only Memory)108等を備えて構成され、デジタル放送受信装置100の各部を制御する。
具体的には、CPU106は、ROM108に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM107に展開して実行することにより、デジタル放送受信装置100全体の制御を行う。
RAM107は、CPU106により実行された処理プログラム等を、RAM107内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
ROM108は、例えば、半導体メモリ等で構成され、処理プログラムやデータ等が予め記憶されている。ROM108には、例えば、デバイス接続処理プログラム、信号再生処理プログラムが格納されている。
CPU106は、例えば、デバイス接続処理プログラムを実行することにより、
接続インタフェース101a,101b,101cに接続されたモジュール装置(例えば、モジュール装置200,300)から、当該モジュール装置の動作を制御するためのモジュール制御プログラム、及び当該モジュール装置から出力された映像又は音声データを再生するための再生処理プログラムを取得する(プログラム取得手段)。
また、CPU106は、ROM108に格納されている信号再生処理プログラムを実行して信号再生処理を行う。具体的には、この信号再生処理において、取得したモジュール制御プログラムを実行することにより、モジュール装置から映像又は音声データを取得する(データ取得手段)。さらに、再生処理プログラムを実行することにより、映像又は音声データのフォーマットに応じた信号処理を施し、データを再生する(データ再生手段)。
次に、接続インタフェース101a,101bに接続されるチューナモジュール装置200,HDMI端子モジュール装置300について説明する。
チューナモジュール装置200は、チューナ201と、制御部205と、を備えて構成される。
チューナ201は、デジタル放送受信装置100のチューナ102と同様の構成を有し、テレビ放送信号(例えば、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送)受信用のアンテナにより受信されたテレビ放送信号の中から、ユーザ所望の放送番組のチャンネルに対応する周波数帯域に存在するテレビ放送信号を受信し、TS信号を出力する。
制御部205は、例えば、CPU206、RAM207、ROM208等を備えて構成され、チューナモジュール装置200の各部を制御する。
具体的には、CPU206は、ROM208に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM207に展開して実行することにより、チューナモジュール装置200全体の制御を行う。
RAM207は、CPU206により実行された処理プログラム等を、RAM207内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
ROM208は、例えば、半導体メモリ等で構成され、処理プログラムやデータ等が予め記憶されている。ROM208には、例えば、モジュール制御プログラム、再生処理プログラム、当該モジュール装置200の種類・出力信号のフォーマット・制御プログラム等の仕様に関する情報(属性情報)等が格納されている。
CPU206は、デジタル放送受信装置100からのプログラム要求に対して、ROM208に格納されているモジュール制御プログラム及び再生処理プログラムを出力する。そして、デジタル放送受信装置100のCPU106によりモジュール制御プログラムが実行されると、チューナモジュール装置200のCPU206によってチューナ201が制御され、所望のTS信号が出力されることとなる。
HDMI端子モジュール装置300は、HDMI端子301と、制御部305と、を備えて構成される。
HDMI端子301は、デジタル放送受信装置100と外部AV機器とをHDMIケーブルを介して接続するための端子である。HDMI端子301は、デジタルAV機器から非圧縮で伝送されたデジタル形式の映像又は音声データを入力され、この映像又は音声データをデジタル放送受信装置100に出力する。また、当該AV機器に制御信号を伝送することにより、デジタル放送受信装置100から当該AV機器を制御することができる。
制御部305は、例えば、CPU306、RAM307、ROM308等を備えて構成され、HDMI端子モジュール装置300の各部を制御する。
具体的には、CPU306は、ROM308に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM307に展開して実行することにより、HDMI端子モジュール装置300全体の制御を行う。
RAM307は、CPU306により実行された処理プログラム等を、RAM307内のプログラム格納領域に展開するとともに。入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
ROM308は、例えば、半導体メモリ等で構成され、処理プログラムやデータ等が予め記憶されている。ROM308には、例えば、モジュール制御プログラム、再生処理プログラム、当該モジュール装置300の種類・出力信号のフォーマット・制御プログラム等の仕様に関する情報(属性情報)等が格納されている。
CPU306は、デジタル放送受信装置100からのプログラム要求に対して、ROM308に格納されているモジュール制御プログラム及び再生処理プログラムを出力する。そして、デジタル放送受信装置100のCPU106によりモジュール制御プログラムが実行されると、HDMI端子モジュール装置300のCPU306によってHDMI端子301に接続されたAV機器が制御され、非圧縮の
デジタル形式の映像又は音声データが出力されることとなる。
このように、接続インタフェース101に接続されるモジュール装置200,300は、所定のフォーマットの映像又は音声データをデジタル放送受信装置100に入力可能なものである。
図2に示すように、デジタル放送受信装置100にチューナモジュール装置200を装着した場合は、いわゆるダブルチューナ搭載機となり、2番組の同時視聴が可能となる。また、HDMI端子モジュール装置300を装着した場合は、デジタルAV機器との高品質な映像又は音声データの送受信が可能となる。また、ハードディスク等の記憶装置を装着した場合は、取得した映像又は音声データを簡単に記録することが可能となる。
図3は、デジタル放送受信装置100において実行されるデバイス接続処理の一例について示したフローチャートである。このデバイス接続処理は、CPU106がROM108内のデバイス接続処理プログラムを実行することにより実現される。
図3において、ステップS11では、デジタル放送受信装置100にモジュール装置が接続されたか判定する。例えば、接続インタフェース101の電源供給線から電源が供給されはじめたときに、モジュール装置が接続されたものとして認識する。そして、CPU106がモジュール装置200、300の接続を認識した場合は、次のステップS12に移行する。
ステップS12では、デジタル放送受信装置100の接続インタフェース101に接続されたモジュール装置200、300に対して、属性情報、例えば、当該モジュール装置200、300の種類・出力信号のフォーマット・制御プログラム等の仕様に関する情報を要求する。
この要求に対して、モジュール装置200、300では、CPU206,306がROM207,307内に格納されている属性情報をRAMに読み出し、デジタル放送受信装置100に出力する。
ステップS13では、モジュール装置200、300から提供された属性情報に基づいて、当該モジュール装置200、300がデジタル放送受信装置100に接続が可能であるか否か、すなわちデジタル放送受信装置100側からの制御が可能であるか否かを判定する。そして、当該モジュール装置200、300をデジタル放送受信装置100に接続することが可能であると判定された場合には次のステップS14に移行し、接続することが不可能であると判定された場合にはデバイス接続処理を終了する。
ステップS14では、モジュール装置200,300に対して、当該モジュール装置200、300を制御するためのモジュール制御プログラム、及び当該モジュール装置200,300から出力された映像又は音声データを再生するための再生処理プログラムを要求する。
この要求に対して、モジュール装置200、300では、CPU206,306がROM207,307内に格納されているモジュール制御プログラム及び再生処理プログラムをRAMに読み出し、デジタル放送受信装置100に出力する。
モジュール装置200、300から提供されたモジュール制御プログラム及び再生処理プログラムは、ROM108内に格納され、必要に応じてRAM107に読み出されて実行される。
このように、本実施形態のデジタル放送受信装置100は、モジュール装置200、300の接続を認識すると、当該モジュール装置200、300の属性情報を問い合わせ、接続可能なモジュール装置200、300であるどうかの判別を行う。そして、接続可能と判定されれば、当該モジュール装置200、300を制御するためのモジュール制御プログラム及び当該モジュール装置から出力された映像又は音声データを再生するための再生処理プログラムを当該モジュール装置200、300に対して要求し、取得する。
すなわち、モジュール装置200、300の機能を有効化するためのプログラムは自動的に装置本体にインストールされることとなるので、ユーザは容易にモジュール装置200、300を増設/変更することができる。本実施形態におけるモジュール装置200、300は自身で制御プログラム等を保持することが前提とされているので、放送波や記憶媒体から制御プログラム等をダウンロードするという作業も要しない。
図4は、デジタル放送受信装置100において実行される信号再生処理の一例について示したフローチャートである。この信号再生処理は、CPU106がROM108内の信号再生処理プログラムを実行することにより実現される。また、図5は、再生処理の一例を示すフローチャートである。
図4において、ステップS21では、デジタル放送受信装置100に接続された複数のモジュール装置200、300の中から、ユーザのリモコン操作等により選択されたモジュール装置200又は300を有効とする。具体的には、ユーザが、例えば、リモコン操作により所望の外部入力チャンネルを選択すると、選択された外部入力チャンネルに対応するモジュール装置200又は300が有効となる。
ステップS22では、ステップS14でデジタル放送受信装置100のROM108内に格納されたモジュール制御プログラムのうち、ステップS21で有効とされたモジュール装置200又は300のモジュール制御プログラムを実行し、当該モジュール装置200又は300から供給される映像・音声データを取得する。
例えば、チューナモジュール装置200が有効とされて、当該チューナモジュール装置200のモジュール制御プログラムが実行されると、デジタル放送受信装置100のCPU106は当該チューナモジュール装置200の制御部205と協働して、当該チューナモジュール装置200が受信したテレビ放送信号(映像・音声データが多重化されたもの)をデジタル放送受信装置100に対して供給させる。
また、例えば、HDMI端子モジュール装置300が有効とされて、当該HDMI端子モジュール装置300のモジュール制御プログラムが実行されると、デジタル放送受信装置100のCPU106は当該HDMI端子モジュール装置300の制御部305と協働して、当該HDMI端子モジュール装置300に接続されているAV機器から出力される映像又は音声データをデジタル放送受信装置100に対して供給させる。
次いで、図4のステップS23では、モジュール装置200又は300から供給された映像又は音声データの再生処理を行う。具体的には、デジタル放送受信装置100のROM108内に格納された再生処理プログラムのうち、ステップS21で有効とされたモジュール装置200又は300の再生処理プログラムを実行する。
再生処理プログラムが実行されると、図5のフローチャートに従って再生処理が行われる。
図5において、ステップS31では、当該モジュール装置200又は300が出力する映像又は音声データのフォーマットに応じて信号処理経路を設定する。
ステップS32では、設定された信号処理経路に沿って、映像又は音声データに対して所定の信号処理を行う。
例えば、図4のステップS21でチューナモジュール装置200が選択された場合は、デジタル放送信号(例えば、TS信号)が取得されることとなるので、デジタル放送信号を、例えば、映像データと音声データに分離し、デコーダで復号する。
また、例えば、図4のステップS21でHDMI端子モジュール装置300が選択された場合は、非圧縮のデジタル映像信号とデジタル音声信号が取得されることとなるので、復号する必要はなく、入力されたデジタル映像又は音声データはそのまま出力部104に供給される。
ステップS33では、所定の信号処理を経たデジタル映像や音声信号をアナログ映像又は音声信号に変換し、このアナログ映像又は音声信号に基づく映像又は音声を出力部104より出力する。
具体的には、映像は液晶パネル等の表示部104aより出力され、音声はスピーカ等の音声出力部104bより出力される。また、映像や音声を外部機器に出力する場合は、アナログ映像信号又は音声信号が出力端子を通じて出力される。
本実施形態のデジタル放送受信装置100によれば、種々のモジュール装置(例えば、チューナモジュール装置200、HDMI端子モジュール装置300)を接続でき、複数のモジュール装置が接続されている場合には、選択されたモジュール装置からの映像又は音声データを再生させることができる。これにより、デジタル放送受信装置100において、映像又は音声データを入力するための構成を、ユーザは自由に構築可能となる。したがって、ユーザは、利用形態に応じて、最適なデータ入力構成を備えた映像音声再生装置を容易に実現することができる。
また、モジュール装置を換装するだけで異なる機能を追加できるので、ユーザは低コストで所望の映像音声再生装置を実現することができる。
さらに、種々のモジュール装置を接続できる上、それぞれのモジュール装置の機能を有効化するためのプログラム(ドライバ等)は自動的に装置本体にインストールされることとなるので、ユーザは容易にモジュール装置を増設/変更することができる。
今後はハイビジョン対応のデジタルAV機器(例えば、ハードディスクレコーダやデジタルビデオカメラ等)が急速に普及することに伴い、HDMI接続が主流になると考えられる。しかし、予めAV機器にHDMI端子を複数設けるようにすると、AV機器単価の高騰につながるため、HDMI端子の数はユーザの選択に任せるのが望ましい。本発明は、このような状況において特に顕著な効果を発揮する。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
本実施形態では、デジタル放送受信装置100に装着可能なモジュール装置としてチューナモジュール装置200、HDMI端子モジュール装置300を例示したが、例えば、LAN端子モジュールやハードディスク等の記憶モジュール、その他、映像又は音声データを出力可能な一般的な入力モジュール装置を用いることができる。
すなわち、信号を出力可能な装置であればよく、種々の装置を自由に組み合わせて接続することで、ユーザの利用形態に応じた最適な再生装置を容易に構築することができる。
また、本実施形態においては、モジュール装置200、300の接続認識時に属性情報を問い合わせるよう構成されているが、例えば、本体装置の電源がOFFの時にモジュール装置200、300が接続された場合は、電源がONされた時に属性情報を問い合わせ、モジュール制御プログラム等を取得するような構成にしてもよい。
また、接続インタフェース101の数は3つに制限されず、接続インタフェースが多いほど装置構成の自由度が高まるので、設置空間が許す範囲で多くするのが好ましい。
本発明は、デジタル放送受信装置に制限されず、AV機器全般に適用可能である。極端にいえば、モジュール装置を接続する接続インタフェースと、制御部だけを備えた構成とすることもできる。
本発明の一実施形態であるデジタル放送受信装置の斜視図である。 本実施形態に係るデジタル放送受信装置及びモジュール装置の概略構成を示すブロック図である。 デジタル放送受信装置100において実行されるデバイス接続処理の一例について示したフローチャートである。 デジタル放送受信装置100において実行される信号再生処理の一例について示したフローチャートである。 再生処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 デジタル放送受信装置
101 接続インタフェース(I/F)
102 チューナ
103 信号処理部
104 出力部
105 制御部
106 CPU
107 RAM
108 ROM
109 PCIバス
110 表示パネル
111 スロット
200 チューナモジュール装置
201 チューナ
205 制御部
206 CPU
207 RAM
208 ROM
300 HDMI端子モジュール装置
301 HDMI端子
305 制御部
306 CPU
307 RAM
308 ROM

Claims (4)

  1. 所定のフォーマットの映像又は音声データを出力するモジュール装置を複数接続するためのモジュール接続手段と、
    前記モジュール接続手段に接続されたモジュール装置から、当該モジュール装置の動作を制御するモジュール制御プログラム、及び、当該モジュール装置から出力された映像又は音声データを再生するための再生処理プログラムを取得するプログラム取得手段と、
    前記モジュール制御プログラムを実行することにより、前記モジュール装置から映像又は音声データを取得するデータ取得手段と、
    前記再生処理プログラムを実行することにより、前記映像又は音声データのフォーマットに応じた信号処理を施し、データを再生するデータ再生手段と、
    前記モジュール接続手段に複数のモジュール装置が接続された場合に、前記複数のモジュール装置の中から有効とするモジュール装置を選択する選択手段と、を備え、
    前記データ取得手段は、前記選択手段によって選択されたモジュール装置から映像又は音声データを取得し、
    前記データ再生手段は、前記データ取得手段によって取得された映像又は音声データを再生することを特徴とする映像音声再生装置。
  2. 前記プログラム取得手段は、前記モジュール接続手段にモジュール装置が接続されたとき、又は、接続後に装置本体の電源が投入されたときに、当該モジュール装置から前記モジュール制御プログラム及び再生処理プログラムを取得することを特徴とする請求項1に記載の映像音声再生装置。
  3. 前記モジュール接続手段は、同一規格の接続インタフェースを有する複数の接続部で構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の映像音声再生装置。
  4. 同一規格の接続インタフェースを有する複数の接続部で構成され、所定のフォーマットの映像又は音声データを出力するモジュール装置を複数接続するためのモジュール接続手段と、
    前記モジュール接続手段に接続されたモジュール装置から、当該モジュール装置の動作を制御するモジュール制御プログラム、及び、当該モジュール装置から出力された映像又は音声データを再生するための再生処理プログラムを取得するプログラム取得手段と、
    前記モジュール制御プログラムを実行することにより、前記モジュール装置から映像又は音声データを取得するデータ取得手段と、
    前記再生処理プログラムを実行することにより、前記映像又は音声データのフォーマットに応じた信号処理を施し、データを再生するデータ再生手段と、
    前記モジュール接続手段に複数のモジュール装置が接続された場合に、前記複数のモジュール装置の中から有効とするモジュール装置を選択する選択手段と、を備え、
    前記プログラム取得手段は、前記モジュール接続手段にモジュール装置が接続されたとき、又は、接続後に装置本体の電源が投入されたときに、当該モジュール装置から前記モジュール制御プログラム及び再生処理プログラムを取得し、
    前記データ取得手段は、前記選択手段によって選択されたモジュール装置から映像又は音声データを取得し、
    前記データ再生手段は、前記データ取得手段によって取得された映像又は音声データを再生する
    ことを特徴とする映像音声再生装置。
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