JP2005026984A - Ieee1394シリアルバスに接続される録画装置、及びバスに接続される記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】IEEE1394シリアルバスに接続される録画装置において、自装置が録画対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能なチューナーを内蔵していない場合でも、その番組を録画することができるようにする。
【解決手段】VTR内部のチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルではなく、外部機器に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは(S2でNO)、該当の外部機器に対してチャンネル変更用の制御コマンドを送信すると共に(S6)、自装置の録画再生部への放送信号の入力ラインを外部機器からの入力ラインに切り替えて(S7)、外部機器から入力された放送信号をIEEE1394シリアルバスを介して自装置の録画再生部で録画するようにした(S8)。
【選択図】 図4
【解決手段】VTR内部のチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルではなく、外部機器に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは(S2でNO)、該当の外部機器に対してチャンネル変更用の制御コマンドを送信すると共に(S6)、自装置の録画再生部への放送信号の入力ラインを外部機器からの入力ラインに切り替えて(S7)、外部機器から入力された放送信号をIEEE1394シリアルバスを介して自装置の録画再生部で録画するようにした(S8)。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バスに接続される記録装置に係り、特に、IEEE1394シリアルバスに接続されるディジタルVTR(Video Tape Recorder)、DVD(Digital Versatile Disc)等の録画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バスに接続される録画装置において、自装置の内蔵チューナーで選局した、あるチャンネルの放送をモニタ上に再生しながら、バスを介して接続された他の装置のチューナーで選局した別のチャンネルの放送を録画することができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、衛星信号受信装置の分野において、屋内装置部分と屋外装置部分との間の信号伝送をシリアルバスを用いて行えるようにすることを目的として、複数の衛星からの放送信号を抽出可能なチューナー部を、デコーダー部から切り離して屋外に配置するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−285729号公報(第7−11頁、図5−9)
【特許文献2】
特開平11−41533号公報(第5−8頁、図5−12)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の録画装置では、自装置の内蔵チューナーで対応不可能な周波数帯域の番組を録画することができないという問題があった。また、上記特許文献2に記載された衛星信号受信装置の発明では、チューナー部によって抽出可能な放送信号が同一の種類の衛星からの放送信号に限られるので、この発明を録画装置に適用したとしても、上記の問題を解決することはできない。
【0005】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、自装置が録画対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能なチューナーを内蔵していない場合でも、その番組を録画することが可能なIEEE1394シリアルバスに接続される録画装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、放送信号を受信するアンテナと接続され、IEEE1394シリアルバスを介してチューナーを内蔵した他の装置と接続されて、録画対象となる番組のチャンネルを選択するためのチャンネル選択手段と、アンテナで受信した放送信号の中からチャンネル選択手段によって選択されたチャンネルの放送信号を抽出する装置内蔵チューナーと、チャンネル選択手段によって選択されたチャンネルの放送信号を映像信号や音声信号等に分離して復号するデコーダーと、デコーダーによって復号された映像信号や音声信号等を記録する録画手段と、チューナーを内蔵した他の装置との間でIEEE1394シリアルバスを介してデータを送受信するためのIEEE1394インタフェースと、チャンネル選択手段、装置内蔵チューナー、デコーダー、録画手段及びIEEE1394インタフェースを含む装置各部の動作を制御する制御手段とを備えたIEEE1394シリアルバスに接続される録画装置において、装置内蔵チューナーからデコーダーを経て録画手段に到る放送信号の入力ラインと、他の装置から録画手段に到る放送信号の入力ラインとの切り替えを行うための入力ライン切替手段と、装置内蔵チューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネル、及び他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを記憶するチャンネル記憶手段とをさらに備え、チャンネル選択手段は、チャンネル記憶手段に記憶された各チャンネルを選択可能であり、制御手段は、チャンネル選択手段によって、装置内蔵チューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは、入力ライン切替手段によって、録画手段への放送信号の入力ラインを装置内蔵チューナーからデコーダーを経て録画手段に到る入力ラインに切り替えて、装置内蔵チューナーで抽出された放送信号をデコーダーで復号して録画手段で録画し、チャンネル選択手段によって、装置内蔵チューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルではなく、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは、他の装置に対してチャンネル変更用の制御コマンドを送信すると共に、入力ライン切替手段によって、録画手段への放送信号の入力ラインを他の装置から録画手段に到る入力ラインに切り替えて、他の装置から入力された映像信号や音声信号等をIEEE1394インタフェースとIEEE1394シリアルバスとを介して録画手段で記録するようにしたものである。
【0007】
上記構成においては、チャンネル選択手段によって、装置内蔵チューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルではなく、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは、制御手段が、他の装置に対してチャンネル変更用の制御コマンドを送信すると共に、入力ライン切替手段によって自装置の録画手段への放送信号の入力ラインを他の装置からの入力ラインに切り替えて、他の装置から入力された映像信号や音声信号等をIEEE1394インタフェースとIEEE1394シリアルバスとを介して録画手段で記録する。これにより、自装置の装置内蔵チューナーが、録画対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応不可能な場合でも、他の装置に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組を自装置側で録画することができる。
【0008】
また、請求項2の発明は、放送信号を受信するアンテナと接続され、バスを介してチューナーを内蔵した他の装置と接続されて、録画対象となる番組のチャンネルを選択するためのチャンネル選択手段と、チャンネル選択手段によって選択されたチャンネルの放送信号を復号するデコーダーと、デコーダーによって復号された信号を記録する記録手段と、チューナーを内蔵した他の装置との間で前記バスを介してデータを送受信するためのインタフェース部と、チャンネル選択手段、装置内蔵チューナー、デコーダー、録画手段及びインタフェース部を含む装置各部の動作を制御する制御手段とを備えたバスに接続される記録装置において、チャンネル選択手段は、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを選択可能であり、制御手段は、チャンネル選択手段によって、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときに、他の装置に対してチャンネル変更用の制御コマンドを送信すると共に、インタフェース部とバスとを介して、他の装置から入力された信号を記録手段で記録するようにしたものである。
【0009】
この構成においては、チャンネル選択手段によって、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときに、制御手段は、他の装置に対してチャンネル変更用の制御コマンドを送信すると共に、インタフェース部とバスとを介して、他の装置から入力された信号を自装置の記録手段で記録する。これにより、自装置が記録対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能なチューナーを内蔵していない場合でも、他の装置に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組を自装置の記録手段で記録することができる。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、記録手段が映像信号を含む信号を記録するものである。この構成においては、自装置が記録対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能なチューナーを内蔵していない場合でも、他の装置に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組を映像も含めて自装置の記録手段で記録することができる。
【0011】
また、請求項4の発明は、請求項2又は請求項3の発明において、上記のバスがIEEE1394シリアルバスであるものである。この構成においては、IEEE1394シリアルバスに接続される記録装置において、上記請求項2又は請求項3と同様な作用を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態によるIEEE1394シリアルバス(以下、バスと略す)に接続される録画装置は、BS(Broadcasting Satellite)放送対応のチューナーを内蔵したVTR(Video Tape Recorder)であり、CS(Communications Satellite)放送対応のチューナーを内蔵した他のVTRとバスを介して接続されている。
【0013】
図1は、本実施形態による録画装置であるVTR、及びこのVTRとバスを介して接続される他のVTRの電気的ブロック構成を示す。このVTR1は、装置全体の制御を行うCPU11(制御手段)を有している。CPU11は、内部バス22を介して装置内蔵のチューナー12、復調部13、デコーダー14、IEEE1394インタフェース(以下、インタフェースと略す)16、入力切替スイッチ18(入力ライン切替手段)、録画再生部19、メモリ23及び表示部26と接続されている。
【0014】
上記のチューナー12は、UHF(UltraHigh Frequency)放送、VHF(Very High Frequency)放送及びBS放送の周波数帯域に対応可能であり、アンテナ4で受信した放送信号の中からユーザにより選択されたチャンネルの放送信号を抽出する。復調部13は、チューナー12で抽出された放送信号に対して放送方式に応じた復調を行う。デコーダー14は、復調部13により復調処理がなされた放送信号を映像信号や音声信号等に分離して復号する。インタフェース16は、VTR2との間でバスケーブル5を介してデータを送受信する。入力切替スイッチ18は、装置内蔵のチューナー12からデコーダー14を経て録画再生部19に到る放送信号の入力ライン15と、他のVTR2からVTR1の録画再生部19に到る放送信号の入力ライン17との切り替えを行うためのものである。録画再生部19は、デコーダー14によって復号された映像信号や音声信号等をビデオ・テープに記録すると共に、ビデオ・テープに記録された映像信号や音声信号等を再生する。メモリ23は、上記の装置内蔵のチューナー12で対応可能な周波数帯域のチャンネル、及び他のVTR2に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを記憶するチャンネル情報テーブル(図3参照)を含む各種のデータを格納している。表示部26は、チャンネル情報テーブルに記憶されているチャネル等の各種情報を表示する。また、CPU11は、リモコン装置25(チャンネル選択手段)からの操作信号を受信するリモコン受信部24と接続されている。
【0015】
上記のVTR1には、デコーダー14によって復号された映像信号及び音声信号を外部の装置に出力するための映像・音声出力端子20が設けられており、また、バスケーブル5を接続するためのポート27が設けられている。
【0016】
また、上記のVTR2も、VTR1と同様に、CPU31、チューナー32、復調部33、デコーダー34、IEEE1394インタフェース(以下、インタフェースと略す)36、録画再生部39、メモリ43、リモコン受信部44及び表示部46を有しているが、VTR1と異なり、録画再生部39に到る放送信号の入力ラインを切り替えるための入力切替スイッチを有しておらず、バスケーブル5を介して接続された他の接続機器から入力された映像信号や音声信号を録画再生部39によって録画することができない。また、メモリ43内には、VTR1側のメモリ23に格納されているようなチャンネル情報テーブル(図3参照)が格納されていない。
【0017】
図2は、上記のVTR1側のメモリ23内に格納されている各種のデータを示す。メモリ23内には、バス上の各接続機器間の情報交換に使用されるレジスタ空間51が格納されている。このレジスタ空間51は、ノードの制御に用いられるCSR(Control and Status Registers)コア52と、バスの管理用のレジスタであるシリアルバス依存レジスタ53と、自機の性能に関する情報等を記憶したコンフィグレーションROM54と、各機器固有のレジスタであるユニットレジスタ55とから構成されている。また、メモリ23内には、装置内蔵のチューナー12で対応可能な周波数帯域のチャンネル、及び他のVTR2に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを記憶するチャンネル情報テーブル56が格納されている。このチャンネル情報テーブル56は、請求項におけるチャンネル記憶手段に相当する。さらにまた、メモリ23内には、ノードの制御を行うノードコントローラ57、上記のチャンネル情報テーブル56を作成するためのテーブル作成プログラム58、及び録画対象となる番組のチャンネルを選択するためのチャンネル選択プログラム59が格納されている。
【0018】
図3は、上記のチャンネル情報テーブル56に記憶されているチャンネル情報の例を示す。図に示される例は、チューナーを有する接続機器として、上記のVTR1、2に加えてTVとVTR3とがバスに接続されている場合における各接続機器毎のチャンネル情報60の例である。各接続機器のチャンネル情報60は、VHFチャンネル情報61、UHFチャンネル情報62、BSチャンネル情報63及びCSチャンネル情報64の少なくともいずれかからなる。この例では、VTR1側のチューナー12で対応可能な周波数帯域のチャンネルは、VHF1〜12、UHF13〜UHF62、及びBS1,3,5,7,9,11,13,15である。また、VTR2側のチューナー32で対応可能な周波数帯域のチャンネルは、VHF1〜12、UHF13〜UHF62、及びCS1〜99であり、TVのチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルは、VHF1〜12、及びUHF13〜UHF62である。さらにまた、VTR3側のチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルは、VTR2側のチューナー32で対応可能な周波数帯域のチャンネルと同じである。
【0019】
次に、VTR1側における録画時のチャンネル選択処理について図4のフローチャートを参照して説明する。このチャンネル選択処理は、上記図2中のチャンネル選択プログラム59の内容に対応したものであり、VTR1側のCPU11が、録画時にチャンネル選択プログラム59の指示に応じて行うものである。ユーザがリモコン装置25を用いて録画対象となる番組のチャンネルの選択を要求すると、CPU11は、メモリ23内のチャンネル情報テーブル56を読み込んで、VTR1側のチューナー12で対応可能な周波数帯域のチャンネルと、他の接続機器のチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを表示部26上に一覧表示する。そして、ユーザがリモコン装置25を用いて、表示部26上に表示されたチャンネルの中から録画対象となる番組のチャンネルの選択入力を行うと、CPU11は、選択入力されたチャンネルの情報を取得して(S1)、このチャンネルの情報とチャンネル情報テーブル56に記憶されている各接続機器毎のチャンネル情報60(図3参照)とに基づいて、選択されたチャンネルの放送信号を操作対象のVTR1内部のチューナー12で抽出することができるか否かを判定する(S2)。この結果、VTR1内部のチューナー12で抽出することができる場合には(S2でYES)、CPU11は、VTR1内部のチューナー12に対して、チャンネル変更処理を実行する(S3)。
【0020】
これに対して、選択されたチャンネルの放送信号をVTR1内部のチューナー12で抽出することができない場合には(S2でNO)、CPU11は、選択されたチャンネルの放送信号を抽出可能なチューナーを持つ外部機器に対して、バスを介して状態確認用のコマンドを送信する。例えば、ユーザにより選択されたチャンネルがCS1の場合には、VTR1内部のチューナー12では対応できないので、この場合には、CPU11は、CS1の放送信号を抽出可能なチューナーを持つVTR2に対して、状態確認用のコマンドを送信する(S4)。そして、状態確認用のコマンドの送信先の外部機器(VTR2等)から使用可能である旨のメッセージが返送された場合には(S5でYES)、この外部機器に対してチャンネル変更用のコマンドを送信すると共に(S6)、VTR1側の録画再生部19への放送信号の入力ラインを外部機器からの入力ラインに切り替える(S7)。例えば、使用可能である旨のメッセージを返送した外部機器がVTR2の場合には、CPU11は、VTR2に対してチャンネル変更用のコマンドを送信すると共に、VTR1側の録画再生部19への放送信号の入力ラインを図1に示されるVTR2からの入力ライン17に切り替える。そして、CPU11は、VTR2等の外部機器から入力された映像信号や音声信号をインタフェース16とバスとを介して録画再生部19で記録する(S8)。
【0021】
これに対して、状態確認用のコマンドの送信先の外部機器から使用不可能である旨のメッセージが返送された場合には(S5でNO)、CPU11は、選択されたチャンネルの放送信号に対応可能なチューナーを持つ他の外部機器に対して、バスを介して状態確認用のコマンドを送信する(S9)。例えば、ユーザにより選択されたチャンネルがCS1で、VTR2が既に録画予約されている等の理由により使用不可能である場合には、VTR2から使用不可能である旨のメッセージが返送されるので、CPU11は、このメッセージを受信すると、図3に示されるCS1のチャンネルの放送信号に対応可能なチューナーを持つVTR3に対して、状態確認用のコマンドを送信する。そして、この状態確認用のコマンドの送信先の外部機器(VTR3等)から使用可能である旨のメッセージが返送された場合には(S10でYES)、この外部機器に対して上記S6乃至S8の処理を行う。また、全ての状態確認用のコマンドの送信先の外部機器から使用不可能である旨のメッセージが返送された場合には(S10でNO)、CPU11は、その旨のメッセージを表示部26上に出力表示する(S11)。
【0022】
上記のように、VTR1側のチューナー12で対応可能な周波数帯域のチャンネルのみならず、VTR2等の他の接続機器に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを選択可能とし、他の接続機器のチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは、VTR1側の録画再生部19への放送信号の入力ラインを他の接続機器からの入力ラインに切り替えて、他の接続機器から入力された映像信号や音声信号等を録画再生部19で記録するようにした。これにより、VTR1側のチューナー12が、録画対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応不可能な場合でも、VTR2等の他の接続機器に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組をVTR1側で録画することができる。
【0023】
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、本実施形態では、バスに接続される録画装置であるVTR1が所定の種類の放送信号に対応可能なチューナーを内蔵している場合の例を示したが、チューナーを内蔵していなくても構わない。また、上記実施形態では、VTR1が他の接続機器のチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルに関する情報を含むチャンネル情報テーブル56を記憶しておいて、このテーブル56内のチャンネル情報60に基づいて、ユーザーにより選択されたチャンネルに対応可能なチューナーを持つ接続機器を判定するようにしたが、ユーザーによりVTR内部のチューナーで対応不可能なチャンネルが選択された場合に、その都度、各接続機器内のレジスタ空間に格納された情報に基づいて、対応可能なチューナーを持つ接続機器を判定するようにしてもよい。
【0024】
また、上記実施形態では、バスに接続される録画装置がIEEE1394シリアルバスに接続される録画装置である場合の例を示したが、本発明が適用可能な録画装置は、これに限らず、例えば、USB(Universal Serial Bus)等のIEEE1394シリアルバス以外のシリアルバスに接続可能な録画装置であってもよい。また、バスに接続される録画装置の種類は、VTRに限らず、DVD(Digital Versatile Disc)等の他の種類の録画装置であってもよい。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明によれば、装置内蔵チューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルのみならず、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを選択可能とし、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは、放送信号の入力ラインを他の装置からの入力ラインに切り替えて、他の装置から入力された映像信号や音声信号等を記録するようにした。これにより、自装置の装置内蔵チューナーが、録画対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応不可能な場合でも、他の装置に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組を自装置側で録画することができる。
【0026】
また、請求項2の発明によれば、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを選択可能とし、これらのチャンネルが選択されたときに、インタフェース部とバスとを介して、他の装置から入力された信号を自装置の記録手段で記録するようにした。これにより、自装置が記録対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能なチューナーを内蔵していない場合でも、他の装置に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組を自装置側で記録することができる。
【0027】
また、請求項3の発明によれば、映像信号を含む信号を記録するようにしたことにより、自装置が記録対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能なチューナーを内蔵していない場合でも、他の装置に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組を映像も含めて自装置側で記録することができる。
【0028】
また、請求項4の発明によれば、バスをIEEE1394シリアルバスとしたことにより、IEEE1394シリアルバスに接続される記録装置において、上記請求項2又は請求項3に記載の効果を的確に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る録画装置であるVTRとこのVTRに接続される他のVTRの電気的ブロック構成を示す図。
【図2】上記VTRのメモリ内に格納されているデータを示す図。
【図3】上記メモリ内のチャンネル情報テーブルに記憶されているチャンネル情報の例を示す図。
【図4】上記VTRにおける録画時のチャンネル選択処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 VTR(IEEE1394シリアルバスに接続される録画装置、バスに接続される記録装置)
2 VTR(チューナーを内蔵した他の装置)
4 アンテナ
11 CPU(制御手段)
12 チューナー(装置内蔵チューナー)
14 デコーダー
15 入力ライン(装置内蔵チューナーからデコーダーを経て録画手段に到る放送信号の入力ライン)
16 IEEE1394インタフェース(インタフェース部)
17 入力ライン(他の装置から録画手段に到る放送信号の入力ライン)
18 入力切替スイッチ(入力ライン切替手段)
19 録画再生部(録画手段)
25 リモコン装置(チャンネル選択手段)
56 チャンネル情報テーブル(チャンネル記憶手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、バスに接続される記録装置に係り、特に、IEEE1394シリアルバスに接続されるディジタルVTR(Video Tape Recorder)、DVD(Digital Versatile Disc)等の録画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バスに接続される録画装置において、自装置の内蔵チューナーで選局した、あるチャンネルの放送をモニタ上に再生しながら、バスを介して接続された他の装置のチューナーで選局した別のチャンネルの放送を録画することができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、衛星信号受信装置の分野において、屋内装置部分と屋外装置部分との間の信号伝送をシリアルバスを用いて行えるようにすることを目的として、複数の衛星からの放送信号を抽出可能なチューナー部を、デコーダー部から切り離して屋外に配置するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−285729号公報(第7−11頁、図5−9)
【特許文献2】
特開平11−41533号公報(第5−8頁、図5−12)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の録画装置では、自装置の内蔵チューナーで対応不可能な周波数帯域の番組を録画することができないという問題があった。また、上記特許文献2に記載された衛星信号受信装置の発明では、チューナー部によって抽出可能な放送信号が同一の種類の衛星からの放送信号に限られるので、この発明を録画装置に適用したとしても、上記の問題を解決することはできない。
【0005】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、自装置が録画対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能なチューナーを内蔵していない場合でも、その番組を録画することが可能なIEEE1394シリアルバスに接続される録画装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、放送信号を受信するアンテナと接続され、IEEE1394シリアルバスを介してチューナーを内蔵した他の装置と接続されて、録画対象となる番組のチャンネルを選択するためのチャンネル選択手段と、アンテナで受信した放送信号の中からチャンネル選択手段によって選択されたチャンネルの放送信号を抽出する装置内蔵チューナーと、チャンネル選択手段によって選択されたチャンネルの放送信号を映像信号や音声信号等に分離して復号するデコーダーと、デコーダーによって復号された映像信号や音声信号等を記録する録画手段と、チューナーを内蔵した他の装置との間でIEEE1394シリアルバスを介してデータを送受信するためのIEEE1394インタフェースと、チャンネル選択手段、装置内蔵チューナー、デコーダー、録画手段及びIEEE1394インタフェースを含む装置各部の動作を制御する制御手段とを備えたIEEE1394シリアルバスに接続される録画装置において、装置内蔵チューナーからデコーダーを経て録画手段に到る放送信号の入力ラインと、他の装置から録画手段に到る放送信号の入力ラインとの切り替えを行うための入力ライン切替手段と、装置内蔵チューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネル、及び他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを記憶するチャンネル記憶手段とをさらに備え、チャンネル選択手段は、チャンネル記憶手段に記憶された各チャンネルを選択可能であり、制御手段は、チャンネル選択手段によって、装置内蔵チューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは、入力ライン切替手段によって、録画手段への放送信号の入力ラインを装置内蔵チューナーからデコーダーを経て録画手段に到る入力ラインに切り替えて、装置内蔵チューナーで抽出された放送信号をデコーダーで復号して録画手段で録画し、チャンネル選択手段によって、装置内蔵チューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルではなく、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは、他の装置に対してチャンネル変更用の制御コマンドを送信すると共に、入力ライン切替手段によって、録画手段への放送信号の入力ラインを他の装置から録画手段に到る入力ラインに切り替えて、他の装置から入力された映像信号や音声信号等をIEEE1394インタフェースとIEEE1394シリアルバスとを介して録画手段で記録するようにしたものである。
【0007】
上記構成においては、チャンネル選択手段によって、装置内蔵チューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルではなく、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは、制御手段が、他の装置に対してチャンネル変更用の制御コマンドを送信すると共に、入力ライン切替手段によって自装置の録画手段への放送信号の入力ラインを他の装置からの入力ラインに切り替えて、他の装置から入力された映像信号や音声信号等をIEEE1394インタフェースとIEEE1394シリアルバスとを介して録画手段で記録する。これにより、自装置の装置内蔵チューナーが、録画対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応不可能な場合でも、他の装置に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組を自装置側で録画することができる。
【0008】
また、請求項2の発明は、放送信号を受信するアンテナと接続され、バスを介してチューナーを内蔵した他の装置と接続されて、録画対象となる番組のチャンネルを選択するためのチャンネル選択手段と、チャンネル選択手段によって選択されたチャンネルの放送信号を復号するデコーダーと、デコーダーによって復号された信号を記録する記録手段と、チューナーを内蔵した他の装置との間で前記バスを介してデータを送受信するためのインタフェース部と、チャンネル選択手段、装置内蔵チューナー、デコーダー、録画手段及びインタフェース部を含む装置各部の動作を制御する制御手段とを備えたバスに接続される記録装置において、チャンネル選択手段は、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを選択可能であり、制御手段は、チャンネル選択手段によって、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときに、他の装置に対してチャンネル変更用の制御コマンドを送信すると共に、インタフェース部とバスとを介して、他の装置から入力された信号を記録手段で記録するようにしたものである。
【0009】
この構成においては、チャンネル選択手段によって、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときに、制御手段は、他の装置に対してチャンネル変更用の制御コマンドを送信すると共に、インタフェース部とバスとを介して、他の装置から入力された信号を自装置の記録手段で記録する。これにより、自装置が記録対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能なチューナーを内蔵していない場合でも、他の装置に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組を自装置の記録手段で記録することができる。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、記録手段が映像信号を含む信号を記録するものである。この構成においては、自装置が記録対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能なチューナーを内蔵していない場合でも、他の装置に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組を映像も含めて自装置の記録手段で記録することができる。
【0011】
また、請求項4の発明は、請求項2又は請求項3の発明において、上記のバスがIEEE1394シリアルバスであるものである。この構成においては、IEEE1394シリアルバスに接続される記録装置において、上記請求項2又は請求項3と同様な作用を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態によるIEEE1394シリアルバス(以下、バスと略す)に接続される録画装置は、BS(Broadcasting Satellite)放送対応のチューナーを内蔵したVTR(Video Tape Recorder)であり、CS(Communications Satellite)放送対応のチューナーを内蔵した他のVTRとバスを介して接続されている。
【0013】
図1は、本実施形態による録画装置であるVTR、及びこのVTRとバスを介して接続される他のVTRの電気的ブロック構成を示す。このVTR1は、装置全体の制御を行うCPU11(制御手段)を有している。CPU11は、内部バス22を介して装置内蔵のチューナー12、復調部13、デコーダー14、IEEE1394インタフェース(以下、インタフェースと略す)16、入力切替スイッチ18(入力ライン切替手段)、録画再生部19、メモリ23及び表示部26と接続されている。
【0014】
上記のチューナー12は、UHF(UltraHigh Frequency)放送、VHF(Very High Frequency)放送及びBS放送の周波数帯域に対応可能であり、アンテナ4で受信した放送信号の中からユーザにより選択されたチャンネルの放送信号を抽出する。復調部13は、チューナー12で抽出された放送信号に対して放送方式に応じた復調を行う。デコーダー14は、復調部13により復調処理がなされた放送信号を映像信号や音声信号等に分離して復号する。インタフェース16は、VTR2との間でバスケーブル5を介してデータを送受信する。入力切替スイッチ18は、装置内蔵のチューナー12からデコーダー14を経て録画再生部19に到る放送信号の入力ライン15と、他のVTR2からVTR1の録画再生部19に到る放送信号の入力ライン17との切り替えを行うためのものである。録画再生部19は、デコーダー14によって復号された映像信号や音声信号等をビデオ・テープに記録すると共に、ビデオ・テープに記録された映像信号や音声信号等を再生する。メモリ23は、上記の装置内蔵のチューナー12で対応可能な周波数帯域のチャンネル、及び他のVTR2に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを記憶するチャンネル情報テーブル(図3参照)を含む各種のデータを格納している。表示部26は、チャンネル情報テーブルに記憶されているチャネル等の各種情報を表示する。また、CPU11は、リモコン装置25(チャンネル選択手段)からの操作信号を受信するリモコン受信部24と接続されている。
【0015】
上記のVTR1には、デコーダー14によって復号された映像信号及び音声信号を外部の装置に出力するための映像・音声出力端子20が設けられており、また、バスケーブル5を接続するためのポート27が設けられている。
【0016】
また、上記のVTR2も、VTR1と同様に、CPU31、チューナー32、復調部33、デコーダー34、IEEE1394インタフェース(以下、インタフェースと略す)36、録画再生部39、メモリ43、リモコン受信部44及び表示部46を有しているが、VTR1と異なり、録画再生部39に到る放送信号の入力ラインを切り替えるための入力切替スイッチを有しておらず、バスケーブル5を介して接続された他の接続機器から入力された映像信号や音声信号を録画再生部39によって録画することができない。また、メモリ43内には、VTR1側のメモリ23に格納されているようなチャンネル情報テーブル(図3参照)が格納されていない。
【0017】
図2は、上記のVTR1側のメモリ23内に格納されている各種のデータを示す。メモリ23内には、バス上の各接続機器間の情報交換に使用されるレジスタ空間51が格納されている。このレジスタ空間51は、ノードの制御に用いられるCSR(Control and Status Registers)コア52と、バスの管理用のレジスタであるシリアルバス依存レジスタ53と、自機の性能に関する情報等を記憶したコンフィグレーションROM54と、各機器固有のレジスタであるユニットレジスタ55とから構成されている。また、メモリ23内には、装置内蔵のチューナー12で対応可能な周波数帯域のチャンネル、及び他のVTR2に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを記憶するチャンネル情報テーブル56が格納されている。このチャンネル情報テーブル56は、請求項におけるチャンネル記憶手段に相当する。さらにまた、メモリ23内には、ノードの制御を行うノードコントローラ57、上記のチャンネル情報テーブル56を作成するためのテーブル作成プログラム58、及び録画対象となる番組のチャンネルを選択するためのチャンネル選択プログラム59が格納されている。
【0018】
図3は、上記のチャンネル情報テーブル56に記憶されているチャンネル情報の例を示す。図に示される例は、チューナーを有する接続機器として、上記のVTR1、2に加えてTVとVTR3とがバスに接続されている場合における各接続機器毎のチャンネル情報60の例である。各接続機器のチャンネル情報60は、VHFチャンネル情報61、UHFチャンネル情報62、BSチャンネル情報63及びCSチャンネル情報64の少なくともいずれかからなる。この例では、VTR1側のチューナー12で対応可能な周波数帯域のチャンネルは、VHF1〜12、UHF13〜UHF62、及びBS1,3,5,7,9,11,13,15である。また、VTR2側のチューナー32で対応可能な周波数帯域のチャンネルは、VHF1〜12、UHF13〜UHF62、及びCS1〜99であり、TVのチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルは、VHF1〜12、及びUHF13〜UHF62である。さらにまた、VTR3側のチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルは、VTR2側のチューナー32で対応可能な周波数帯域のチャンネルと同じである。
【0019】
次に、VTR1側における録画時のチャンネル選択処理について図4のフローチャートを参照して説明する。このチャンネル選択処理は、上記図2中のチャンネル選択プログラム59の内容に対応したものであり、VTR1側のCPU11が、録画時にチャンネル選択プログラム59の指示に応じて行うものである。ユーザがリモコン装置25を用いて録画対象となる番組のチャンネルの選択を要求すると、CPU11は、メモリ23内のチャンネル情報テーブル56を読み込んで、VTR1側のチューナー12で対応可能な周波数帯域のチャンネルと、他の接続機器のチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを表示部26上に一覧表示する。そして、ユーザがリモコン装置25を用いて、表示部26上に表示されたチャンネルの中から録画対象となる番組のチャンネルの選択入力を行うと、CPU11は、選択入力されたチャンネルの情報を取得して(S1)、このチャンネルの情報とチャンネル情報テーブル56に記憶されている各接続機器毎のチャンネル情報60(図3参照)とに基づいて、選択されたチャンネルの放送信号を操作対象のVTR1内部のチューナー12で抽出することができるか否かを判定する(S2)。この結果、VTR1内部のチューナー12で抽出することができる場合には(S2でYES)、CPU11は、VTR1内部のチューナー12に対して、チャンネル変更処理を実行する(S3)。
【0020】
これに対して、選択されたチャンネルの放送信号をVTR1内部のチューナー12で抽出することができない場合には(S2でNO)、CPU11は、選択されたチャンネルの放送信号を抽出可能なチューナーを持つ外部機器に対して、バスを介して状態確認用のコマンドを送信する。例えば、ユーザにより選択されたチャンネルがCS1の場合には、VTR1内部のチューナー12では対応できないので、この場合には、CPU11は、CS1の放送信号を抽出可能なチューナーを持つVTR2に対して、状態確認用のコマンドを送信する(S4)。そして、状態確認用のコマンドの送信先の外部機器(VTR2等)から使用可能である旨のメッセージが返送された場合には(S5でYES)、この外部機器に対してチャンネル変更用のコマンドを送信すると共に(S6)、VTR1側の録画再生部19への放送信号の入力ラインを外部機器からの入力ラインに切り替える(S7)。例えば、使用可能である旨のメッセージを返送した外部機器がVTR2の場合には、CPU11は、VTR2に対してチャンネル変更用のコマンドを送信すると共に、VTR1側の録画再生部19への放送信号の入力ラインを図1に示されるVTR2からの入力ライン17に切り替える。そして、CPU11は、VTR2等の外部機器から入力された映像信号や音声信号をインタフェース16とバスとを介して録画再生部19で記録する(S8)。
【0021】
これに対して、状態確認用のコマンドの送信先の外部機器から使用不可能である旨のメッセージが返送された場合には(S5でNO)、CPU11は、選択されたチャンネルの放送信号に対応可能なチューナーを持つ他の外部機器に対して、バスを介して状態確認用のコマンドを送信する(S9)。例えば、ユーザにより選択されたチャンネルがCS1で、VTR2が既に録画予約されている等の理由により使用不可能である場合には、VTR2から使用不可能である旨のメッセージが返送されるので、CPU11は、このメッセージを受信すると、図3に示されるCS1のチャンネルの放送信号に対応可能なチューナーを持つVTR3に対して、状態確認用のコマンドを送信する。そして、この状態確認用のコマンドの送信先の外部機器(VTR3等)から使用可能である旨のメッセージが返送された場合には(S10でYES)、この外部機器に対して上記S6乃至S8の処理を行う。また、全ての状態確認用のコマンドの送信先の外部機器から使用不可能である旨のメッセージが返送された場合には(S10でNO)、CPU11は、その旨のメッセージを表示部26上に出力表示する(S11)。
【0022】
上記のように、VTR1側のチューナー12で対応可能な周波数帯域のチャンネルのみならず、VTR2等の他の接続機器に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを選択可能とし、他の接続機器のチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは、VTR1側の録画再生部19への放送信号の入力ラインを他の接続機器からの入力ラインに切り替えて、他の接続機器から入力された映像信号や音声信号等を録画再生部19で記録するようにした。これにより、VTR1側のチューナー12が、録画対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応不可能な場合でも、VTR2等の他の接続機器に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組をVTR1側で録画することができる。
【0023】
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、本実施形態では、バスに接続される録画装置であるVTR1が所定の種類の放送信号に対応可能なチューナーを内蔵している場合の例を示したが、チューナーを内蔵していなくても構わない。また、上記実施形態では、VTR1が他の接続機器のチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルに関する情報を含むチャンネル情報テーブル56を記憶しておいて、このテーブル56内のチャンネル情報60に基づいて、ユーザーにより選択されたチャンネルに対応可能なチューナーを持つ接続機器を判定するようにしたが、ユーザーによりVTR内部のチューナーで対応不可能なチャンネルが選択された場合に、その都度、各接続機器内のレジスタ空間に格納された情報に基づいて、対応可能なチューナーを持つ接続機器を判定するようにしてもよい。
【0024】
また、上記実施形態では、バスに接続される録画装置がIEEE1394シリアルバスに接続される録画装置である場合の例を示したが、本発明が適用可能な録画装置は、これに限らず、例えば、USB(Universal Serial Bus)等のIEEE1394シリアルバス以外のシリアルバスに接続可能な録画装置であってもよい。また、バスに接続される録画装置の種類は、VTRに限らず、DVD(Digital Versatile Disc)等の他の種類の録画装置であってもよい。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明によれば、装置内蔵チューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルのみならず、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを選択可能とし、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは、放送信号の入力ラインを他の装置からの入力ラインに切り替えて、他の装置から入力された映像信号や音声信号等を記録するようにした。これにより、自装置の装置内蔵チューナーが、録画対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応不可能な場合でも、他の装置に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組を自装置側で録画することができる。
【0026】
また、請求項2の発明によれば、他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを選択可能とし、これらのチャンネルが選択されたときに、インタフェース部とバスとを介して、他の装置から入力された信号を自装置の記録手段で記録するようにした。これにより、自装置が記録対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能なチューナーを内蔵していない場合でも、他の装置に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組を自装置側で記録することができる。
【0027】
また、請求項3の発明によれば、映像信号を含む信号を記録するようにしたことにより、自装置が記録対象となる番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能なチューナーを内蔵していない場合でも、他の装置に内蔵されたチューナーが、その番組のチャンネルの周波数帯域に対応可能な場合には、該当の番組を映像も含めて自装置側で記録することができる。
【0028】
また、請求項4の発明によれば、バスをIEEE1394シリアルバスとしたことにより、IEEE1394シリアルバスに接続される記録装置において、上記請求項2又は請求項3に記載の効果を的確に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る録画装置であるVTRとこのVTRに接続される他のVTRの電気的ブロック構成を示す図。
【図2】上記VTRのメモリ内に格納されているデータを示す図。
【図3】上記メモリ内のチャンネル情報テーブルに記憶されているチャンネル情報の例を示す図。
【図4】上記VTRにおける録画時のチャンネル選択処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 VTR(IEEE1394シリアルバスに接続される録画装置、バスに接続される記録装置)
2 VTR(チューナーを内蔵した他の装置)
4 アンテナ
11 CPU(制御手段)
12 チューナー(装置内蔵チューナー)
14 デコーダー
15 入力ライン(装置内蔵チューナーからデコーダーを経て録画手段に到る放送信号の入力ライン)
16 IEEE1394インタフェース(インタフェース部)
17 入力ライン(他の装置から録画手段に到る放送信号の入力ライン)
18 入力切替スイッチ(入力ライン切替手段)
19 録画再生部(録画手段)
25 リモコン装置(チャンネル選択手段)
56 チャンネル情報テーブル(チャンネル記憶手段)
Claims (4)
- 放送信号を受信するアンテナと接続され、
IEEE1394シリアルバスを介してチューナーを内蔵した他の装置と接続されて、
録画対象となる番組のチャンネルを選択するためのチャンネル選択手段と、
前記アンテナで受信した放送信号の中から前記チャンネル選択手段によって選択されたチャンネルの放送信号を抽出する装置内蔵チューナーと、
前記チャンネル選択手段によって選択されたチャンネルの放送信号を映像信号や音声信号等に分離して復号するデコーダーと、
前記デコーダーによって復号された映像信号や音声信号等を記録する録画手段と、
前記チューナーを内蔵した他の装置との間で前記IEEE1394シリアルバスを介してデータを送受信するためのIEEE1394インタフェースと、
前記チャンネル選択手段、前記装置内蔵チューナー、前記デコーダー、前記録画手段及び前記IEEE1394インタフェースを含む装置各部の動作を制御する制御手段とを備えたIEEE1394シリアルバスに接続される録画装置において、
前記装置内蔵チューナーから前記デコーダーを経て前記録画手段に到る放送信号の入力ラインと、前記他の装置から前記録画手段に到る放送信号の入力ラインとの切り替えを行うための入力ライン切替手段と、
前記装置内蔵チューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネル、及び前記他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを記憶するチャンネル記憶手段とをさらに備え、
前記チャンネル選択手段は、前記チャンネル記憶手段に記憶された各チャンネルを選択可能であり、
前記制御手段は、
前記チャンネル選択手段によって、前記装置内蔵チューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは、前記入力ライン切替手段によって、前記録画手段への放送信号の入力ラインを前記装置内蔵チューナーから前記デコーダーを経て前記録画手段に到る入力ラインに切り替えて、前記装置内蔵チューナーで抽出された放送信号を前記デコーダーで復号して前記録画手段で録画し、
前記チャンネル選択手段によって、前記装置内蔵チューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルではなく、前記他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときは、前記他の装置に対してチャンネル変更用の制御コマンドを送信すると共に、前記入力ライン切替手段によって、前記録画手段への放送信号の入力ラインを前記他の装置から前記録画手段に到る入力ラインに切り替えて、前記他の装置から入力された映像信号や音声信号等を前記IEEE1394インタフェースと前記IEEE1394シリアルバスとを介して前記録画手段で記録するようにしたことを特徴とするIEEE1394シリアルバスに接続される録画装置。 - 放送信号を受信するアンテナと接続され、
バスを介してチューナーを内蔵した他の装置と接続されて、
記録対象となる番組のチャンネルを選択するためのチャンネル選択手段と、
前記チャンネル選択手段によって選択されたチャンネルの放送信号を復号するデコーダーと、
前記デコーダーによって復号された信号を記録する記録手段と、
前記チューナーを内蔵した他の装置との間で前記バスを介してデータを送受信するためのインタフェース部と、
前記チャンネル選択手段、前記装置内蔵チューナー、前記デコーダー、前記録画手段及び前記インタフェース部を含む装置各部の動作を制御する制御手段とを備えたバスに接続される記録装置において、
前記チャンネル選択手段は、前記他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルを選択可能であり、
前記制御手段は、
前記チャンネル選択手段によって、前記他の装置に内蔵されたチューナーで対応可能な周波数帯域のチャンネルが選択されたときに、前記他の装置に対してチャンネル変更用の制御コマンドを送信すると共に、前記インタフェース部と前記バスとを介して、前記他の装置から入力された信号を前記記録手段で記録するようにしたことを特徴とするバスに接続される記録装置。 - 前記記録手段は映像信号を含む信号を記録する請求項2に記載のバスに接続される記録装置。
- 前記バスはIEEE1394シリアルバスである請求項2又は請求項3に記載のバスに接続される記録装置。
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