JP2008294759A - 映像音声再生装置、および映像音声再生方法 - Google Patents

映像音声再生装置、および映像音声再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】音声出力先を切替えても適切な音量で音声を再生することができる映像音声再生方法、および映像音声再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】表示手段DYPと、第1音声出力手段SP1と、外部に接続される第2音声出力手段SP2と第1音声出力手段SP1とを連携させる連携手段CNTと、を備え、連携手段CNTは、音声出力先を第2音声出力手段SP2に切り替える際に、第2音声出力手段SP2から出力される音声の音量が第1閾値を超えているか否かを判断する判断手段101と、判断手段101によって第2音声出力手段SP2から出力される音声の音量が第1閾値を超えていると判断された場合に、第2音声出力手段SP2から出力される音声の音量を、第1閾値に設定する初期音量設定手段103、を有する映像音声再生装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像音声再生装置および映像音声再生方法に関し、特に、外部に音声室力手段を接続可能な映像音声再生装置およびその映像音声再生装置における映像音声再生方法に関する。
従来、例えば放送波などに含まれる音声信号をスピーカで出力するHDMI(High Definition Multimedia Interface)受信装置で、スピーカの音量を調整するものが提案されている。外部の音響装置と連携した映像装置として、例えばHDMI対応テレビにでは、外部入力毎に違う音声信号の音量をHDMI−CECプロトコルを利用して機器種別を取得して、音量調整を自動的に行うことについての方法が提案されている(特許文献1参照)。
一方で、映像はTVのような映像装置、音声はアンプのような音響装置と、別な装置から出力する利用方法も広く普及している。そのため、TVから音声も共に出すかアンプから音声を出すかを、連携機能によりTV側またはアンプ側から切り替えを行う機能が存在する。
上記のように、連携機能を有する装置、例えば、複数の外部入力端子を備えたTVモニタにおいて、入力端子毎に音量を記憶する手段を持たせ、音量調整操作の度にその音量の記憶を更新する機能を持たせ、更には入力端子の切り替え操作直後には記憶している音量よりも若干小さい音量を出力し、その後徐々に記憶している音量に上げていく機能を有するものが提案されている(特許文献2参照)。
特開2006−352599号公報 特開2005−244684号公報
例えば、TVのような映像のみでなく音響装置も共に持ち合わせている機器を利用している場合、普段はTVから音声も出力しているが、映画などを見る場合だけ例えば外部に接続された音響装置(アンプ等)から音声を出力することがある。このときアンプ等の音量は、昼間に映画を見ていたり音楽を聴いていたりした時に、大きめの音量となっている場合もある。
連携機能によりTVからアンプ等へ音声出力を行う装置を変更した際に、外部の音響装置(アンプ等)の音量が大きく設定されていた場合、今まで出力されていた音量とあまりにかけ離れて大きい音が出力されることがあった。特に、外部に音響装置を別途接続しているような場合、あやまって必要以上の大音量に設定されていた場合には、機器を破壊するような事態も想定しうる。
また、過去に音響装置を使用した際に、一時的に音響装置の音量を極端に小さくすると、再び音響装置から音声を出力した際に非常に小さい音量でしか再生されない場合があった。
本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであって、音声出力先を切替えても適切な音量で音声を再生することができる映像音声再生方法、および映像音声再生装置を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る映像音声再生装置は、表示手段と、第1音声出力手段と、外部に接続される第2音声出力手段と前記第1音声出力手段とを連携させる連携手段と、を備え、前記連携手段は、前記第2音声出力手段の過去の音量設定を記憶手段に記憶させる音量記録手段と、前記第1音声出力手段から出力される音声を前記第2音声出力手段より出力するように切り替える際に、前記第2音声出力手段から出力される音声の音量が第1閾値を超えているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記第2音声出力手段から出力される音声の音量が前記第1閾値を超えていると判断された場合に、最初に前記第2音声出力手段から出力される音声の音量を、前記第1閾値に設定する初期音量設定手段、あるいは、前記記憶手段から取得した音量設定値に設定する初期音量設定手段と、を有する。
本発明の第2態様に係る映像音声再生方法は、表示手段と、第1音声出力手段と、外部に接続される第2音声出力手段の過去の音量設定を記憶手段に記憶させる音量記録手段を有するとともに、前記第2音声出力手段と前記第1音声出力手段とを連携させる連携手段と、を備えた映像音声再生装置の映像音声再生方法であって、前記第1音声出力手段から出力される音声を前記第2音声出力手段より出力するように切り替える際に、前記第2音声出力手段から出力される音声の音量が第1閾値を超えているか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにおいて前記第2音声出力手段から出力される音声の音量が前記第1閾値を超えていると判断された場合に、最初に前記第2音声出力手段から出力される音声の音量を、前記第1閾値とする初期音量設定ステップ、あるいは、前記記憶手段から取得した音量設定値に設定する初期音量設定ステップと、を有する。
本発明によれば、音声出力先を切替えても適切な音量で音声を再生することができる映像音声再生装置、および映像音声再生方法を提供することができる。
以下に、本発明の第1実施形態に係る映像音声再生装置、および映像音声再生方法について図面を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態に係る映像音声再生装置は受信装置10と、外部音声出力手段としてのAVアンプ20と、映像音声信号供給部としてのDVD読取装置30と、を有している。
受信装置10は、入力端子IN1、IN2を有している。入力端子IN1には、デジタルインタフェースとして例えばHDMIが接続されている。このHDMIの他端は、AVアンプ20の出力端子OUT1に接続されている。
AVアンプ20は、入力端子IN3、IN4、IN5を有している。入力端子IN3には、デジタルインタフェースとして例えばHDMIが接続されている。このMDMIの他端は、DVD読取装置30の出力端子OUT2に接続されている。
HDMIは、マルチメディアインターフェースの規格の一つで、映像、音声、著作権保護情報などさまざまな情報を1本のケーブルで伝送でき、またCECというシステム制御の機能も併せ持つ。
HDMI−CECを利用すると、上記のように3つの機器がHDMIで接続されていた場合、すべての機器の電源が消えている状態でDVD読取装置の再生ボタンを押すと、受信装置10、AVアンプ20、およびDVD読取装置30の電源が入る。
受信装置10とAVアンプ20とは、DVD読取装置30が接続された入力端子IN1、IN3を自動的に選択するのでDVD読取装置から供給される映像および音声を視聴できる。上記のように、HDMI−CECを利用することにより、関連する機器が情報を相互に伝達する事で各機器の状況を判断して、ユーザの1つのアクションからユーザが望む動作を自動的に連携させて実行することができる。
本実施形態に係る映像音声再生装置の受信装置10は、放送波を受信する受信手段としてのアンテナATと、アンテナATから受信されて放送波を選択するチューナTNと、アンテナATで受信された放送波をデコードする放送波デコード部11とを有している。
受信装置10は、HDMIを介して入力端子IN1から入力されたデジタルデータが処理されるとともに、HDMIを介して接続された他の機器との連携させる信号を出力するHDMI信号処理部12、放送波デコード部11およびHDMI信号処理部12から入力された映像音声信号をデコードする映像音声デコード部13と、表示手段としてのモニタDYPと、第1音声出力手段としてのスピーカSP1と、中央処理装置CNTと、をさらに有している。
中央処理装置CNTには、記憶手段として不揮発性メモリMが接続されている。中央処理装置CNTは、判断部101と、警告表示部102と、初期音量設定部103と、音量記録部104とを有し、チューナTN、放送波デコード部11、HDMI信号処理部12、および、映像音声デコード部13の動作を制御している。
アンテナATで受信された放送電波は、チューナTNで選択されて放送波デコード部11に入力される。放送波デコード部11では、入力された放送電波がデコードされる。放送波デコード部11でデコードされたデジタル信号は映像音声デコード部13に入力される。
映像音声デコード部13に入力されたデジタル信号は、デジタル映像信号と、デジタル音声信号とにデコードされる。映像音声デコード部13でデコードされたデジタル映像信号は映像DA変換部14に入力され、映像DA変換部14でデジタル-アナログ変換されてモニタDYPに出力される。
映像音声デコード部13でデコードされたデジタル音声信号は音声DA変換部15に入力され、音声DA変換部15でデジタル-アナログ変換されてスピーカSP1に出力される。
本実施形態に係る映像音声再生装置のAVアンプ20は、複数の入力端子IN3、IN4、IN5のいずれかを選択するセレクタ部21と、セレクタ部21で選択された入力端子、例えば入力端子IN3から入力された音声信号をデジタル音声信号に変換する音声DA変換部22と、音声DA変換部22から出力されたデジタル音声信号を外部に接続されたスピーカ(第2音声出力手段)SP2に出力するスピーカ出力部23と、を有している。
DVD読取装置30は、DVD(digital versatile disc)からデジタル信号を取得する光学取得装置31と、光学取得装置31で取得された映像信号および音声信号をデコードする映像音声デコード部32とを有している。
光学取得装置31で取得されたデジタル信号は、映像音声デコード部32でデコードされて、出力端子OUT2に接続されたHDMIを介してAVアンプ20に入力される。
AVアンプ20に入力されたデジタル信号は、HDMIが接続された入力端子IN3からセレクタ部21に入力される。セレクタ部21は、入力されたデジタル信号を音声DA変換部22に出力する。DVDから取得される音声信号をAVアンプ20に接続されたスピーカSP2から出力する場合には、音声DA変換部22はセレクタ部21kから入力されたデジタルデータをアナログ信号に変換し、スピーカ出力部23に出力する。
DVDから取得される映像信号および音声信号を受信装置10のスピーカSP1から出力する場合には、音声DA変換部22に入力されたデジタル信号は、出力端子OUT1に接続されたHDMIを介して受信装置10に入力される。受信装置10に入力されたデジタル信号は、入力端子IN1からHDMI信号処理部12に入力される。
HDMI信号処理部12に入力されたデジタル信号は、映像音声デコード部13に出力され、映像音声デコード部13でデコードされる。映像音声デコード部13でデコードされたデジタル映像信号は映像DA変換部14に出力され、映像DA変換部14でアナログ信号に変換されてモニタDYPに出力される。モニタDYPには入力されたアナログ信号に応じた映像が表示される。
映像音声デコード部13でデコードされたデジタル音声信号は音声DA変換部15に出力され、音声DA変換部15でアナログ信号に変換されてスピーカSP1に出力される。スピーカSP1からは入力されたアナログ信号に応じた音声が出力される。
上記の映像音声再生装置において、DVDから取得された映像信号および音声信号が受信装置10のモニタDYPおよびスピーカSP1から出力されていたとする。このときに、音声の出力を受信装置10のスピーカSP1からAVアンプ20に接続されたスピーカSP2に切り替える場合、ユーザはメニューからHDMI−CECを利用してスピーカSP2から音声が出力されるように設定を変更する。
例えば、図7に示すようなリモコンRCを操作することによって音声出力の設定が変更される。ユーザがリモコンRCのクイックボタンを押すと、受信装置10のモニタDYPに図2に示すよう「クイックメニュー」が表示される。「クイックメニュー」には、例えば、音声調整、映像調整、およびHDMI連携のボタンが表示される。
ユーザは、リモコンRCの矢印ボタンを操作して、音声調整、映像調整、およびHDMI連携のボタンを選択する。本実施形態に係る映像音声再生装置の場合、これらのボタンが選択されると、ハイライトが当たっている状態となる。ユーザが、HDMI連携ボタンにハイライトが当たっている状態で、リモコンRCの決定ボタンを押すと、図3に示すようにHDMI連携メニューが表示される。
HDMI連携メニューには、音声出力先切替ボタンと、音声調整ボタンとが表示される。ユーザが音声出力先切替ボタンのハイライトが当たっている状態でリモコンRCの決定ボタンを押すと、図4に示すように、音声出力先切替メニューが表示される。音声出力切替メニューには、テレビ(受信装置)ボタンと、アンプボタンとが表示される。
ユーザが音声出力先切替メニューのアンプボタンにハイライトが当たっている状態でリモコンRCの決定ボタンを押すと、「HDMI連携:音声出力先」を受信装置10からAVアンプ20に変更する動作が開始される。
音声出力の受信装置10からAVアンプ20への切替が開始されると(STA1)、受信装置10の中央処理装置CNTは、AVアンプ20からCECの制御シーケンスにより現在の音量設定値を取得する(これを値Aとする)(STA2)。
中央処理装置CNTの判断部101は、取得した値Aが閾値Bを超えているか否かを判断する(STA3)。判断部101によって値Aが閾値Bを超えていると判断された場合には、警告表示部102は、モニタDYPに例えば図6に示すように、スピーカSP2の音量が大きいことを知らせる警告画面を表示させる(STA4)。次に、初期音量設定部103は、CEC制御シーケンスによりAVアンプ20に接続されたスピーカSP2の音量を所定の閾値Bに設定する(STA5)。
判断部101によって値Aが閾値C未満であると判断された場合には、警告表示部102は、モニタDYPに例えば図7に示すように、スピーカSP2の音量が小さいことを知らせる警告画面を表示させる(STA7)。
中央処理装置CNTは、CEC制御シーケンスにのっとり、スピーカSP1の音声出力をミュートとして、スピーカSP2から音声が出力されるよう制御する(STA8)。初期音量設定部103は、判断部101によって値Aが閾値Bを超えていると判断された場合には(STA9)、CEC制御シーケンスによりスピーカSP2の音量を徐々に値Aに近づけ(STA13)、値AをスピーカSPの音量として音量出力の切替を終了する(STA15)。
判断部101によって値Aが閾値C未満であると判断された場合には(STA10)、CEC制御シーケンスによりスピーカSP2の音量を徐々に閾値Cに近づけ(STA11)、閾値CをスピーカSP2の音量として(STA12)、音量出力の切替を終了する(STA15)。
なお、上記の閾値Bおよび閾値Cの値は一定の値でなくても良く、スピーカSP2の機種によって異なる値であっても良い。さらに、閾値Bおよび閾値Cの値は、あらかじめ受信装置10の中央処理装置CNTで設定されている値でも良く、ユーザの好みに応じて設定可能な値であっても良い。
すなわち、連携機能により受信装置10からAVアンプ20等の外部の音響装置へ音声出力を行う装置を変更した際に、外部の音響装置の音量が大きく設定されていた場合、今まで出力されていた音量とあまりにかけ離れて大きい音が出力される場合がある。特に、外部に音響装置を別途接続しているような場合、あやまって必要以上の大音量に設定されていた場合には、最悪機器を破壊するような事態も考えられる。
上記のような場合であっても、本実施形態に係る映像音声再生装置、および、映像音声再生方法によれば、いきなり大きな音が外部の音響装置から出力されることがなくい。また前回アンプを使用した際に、一時的にアンプの音量を極端に小さくしたままだった場合であっても、音量調整を行わずとも適切な音量の音声がアンプから出力される。
すなわち、本実施形態に係る映像音声再生装置、および映像音声再生方法によれば、音声出力機器を異なる機器に切り替えても適切な音量で音声を再生することができる映像音声再生装置、映像音声再生方法を提供することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る映像音声再生方法について以下に説明する。なお、以下の説明において、上記の第1実施形態に係る映像音声再生装置と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る映像音声再生装置は、図1に示す映像音声再生装置である。すなわち、本実施形態に係る映像音声再生装置は、上述の第1実施形態に係る映像音声再生装置と同様に、受信装置10と、AVアンプ20と、DVD読取装置30と、を有している。
受信装置10の中央処理装置CNTは、判断部101と、警告表示部102と、初期音量設定部103と、音量記録部104とを有している。音量記録部104は、前回AVアンプ20に接続されたスピーカSP2から音声を出力したときの音量設定を取得し、取得した音量設定値を不揮発性メモリMに記録させる。
上記の映像音声再生装置における、音声出力を受信装置10のスピーカSP1からAVアンプ20に接続されたスピーカSP2に切り替える場合の動作について以下に説明する。
本実施形態に係る映像音声再生方法は、図9に示すように、上述の第1実施形態に係る映像音声再生装置の場合と同様に、ユーザはメニューからHDMI−CECを利用してスピーカSP2から音声が出力されるように設定を変更する。
このとき、ユーザがメニューから、「HDMI連携:音声出力先」を受信装置10からAVアンプ20に変更すると、音声出力の切替が開始される(STB1)。音声出力の切替が開始されると、中央処理装置CNTの初期音量設定部103は、不揮発性メモリMに記憶された前回HDMI連携先のAVアンプ20に設定されていた値(これを値Dとする)を読み出して取得する(STB2)。
初期音量設定部103は、CEC制御シーケンスにのっとり、取得した値DをスピーカSP2の音量に設定する(STB3)。その後、中央処理装置CNTは、CEC制御シーケンスにのっとり、スピーカSP1の音声出力をミュートとして、スピーカSP2から音声が出力されるように制御し(STB4)、音声出力の切替を終了する(STB5)。
すなわち、本実施形態に係る映像音声再生装置、および映像音声再生方法によれば、上述の第1実施形態に係る映像音声再生装置等と同様の効果が得られるとともに、ユーザが外部の音響装置に音声出力を切替る際に、音量調整を行わずともユーザの聞き慣れた音量で音声を出力することが可能となる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、第2実施形態に係る映像音声再生装置においてスピーカSP1から出力されている音声をスピーカSP2より出力するように切り替える際に、判断部101が不揮発性メモリMに記憶された音量設定値と所定の閾値を超えているか否かを判断して、判断部101によって不揮発性メモリMに記憶された音量設定値が所定の閾値を超えていると判断された場合に、初期音量設定部103は、最初にスピーカSP2から出力される音声の音量を所定の閾値とし、さらに、一定の間隔をおいて段階的に不揮発性メモリMに記憶された音量設定値へと音量を変化させても良い。その場合であっても、上述の第1実施形態と第2実施形態とに係る映像音声再生装置および映像音声再生方法と同様の効果を得ることができる。
さらに、第2実施形態に係る映像音声再生装置においてスピーカSP1から出力されている音声をスピーカSP2より出力するように切り替える際に、判断手段101が、不揮発性メモリMに記憶された音量設定値が所定の閾値よりも小さいか否かを判断して、判断手段101によって不揮発性メモリに記憶された音量設定値が所定の閾値よりも小さいと判断された場合に、初期音量設定部103は、スピーカSP2の最初の音量設定値から一定間隔をあけて段階的に不揮発性メモリMに記憶された音量設定値へと音量を変化させてもよい。その場合であっても、上述の第1実施形態と第2実施形態とに係る映像音声再生装置および映像音声再生方法と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る映像音声再生装置の一構成例を説明するための図。 図1に示す映像音声再生装置における音声出力先の切替を行う際にモニタに表示されるクイックメニューの一例を示す図。 図2に示すクイックメニュー表示においてHDMI連携ボタンを選択したときのモニタの一表示例を示す図。 図3に示すモニタ表示において音声出力先切替ボタンを選択したときのモニタの一表示例を示す図。 図1に示す映像音声再生装置において音声出力先の音量が閾値よりも大きいと判断されたときにモニタに表示される警告表示の一例を示す図。 図1に示す映像音声再生装置において音声出力先の音量が閾値よりも小さいと判断されたときにモニタに表示される警告表示の一例を示す図。 図1に示す映像音声再生装置に音声出力先の切替指令を行うリモコンの一例を示す図。 図1に示す映像音声再生装置における映像音声再生方法の一例を説明するためのフローチャート。 図1に示す映像音声再生装置における映像音声再生方法の他の例を説明するためのフローチャート。
符号の説明
DYP…モニタ(表示手段)、CNT…中央処理装置(連携手段)、M…不揮発性メモリ(記憶手段)、SP1…スピーカ(第1音声出力手段)、SP2…スピーカ(第2外部音声出力手段)101…判断部、103…初期音量設定部、104…音量記録部

Claims (9)

  1. 表示手段と、
    第1音声出力手段と、
    外部に接続される第2音声出力手段と前記第1音声出力手段とを連携させる連携手段と、を備え、
    前記連携手段は、前記第2音声出力手段の過去の音量設定を記憶手段に記憶させる音量記録手段と、
    前記第1音声出力手段から出力される音声を前記第2音声出力手段より出力するように切り替える際に、前記第2音声出力手段から出力される音声の音量が第1閾値を超えているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記第2音声出力手段から出力される音声の音量が前記第1閾値を超えていると判断された場合に、最初に前記第2音声出力手段から出力される音声の音量を、前記第1閾値に設定する初期音量設定手段、あるいは、前記記憶手段から取得した音量設定値に設定する初期音量設定手段と、を有する映像音声再生装置。
  2. 前記連携手段は、前記判断手段によって前記第2音声出力手段から出力される音声の音量が前記第1閾値を超えていると判断された場合に前記表示手段に警告を表示させる警告表示手段をさらに有する請求項1記載の映像音声再生装置。
  3. 前記連携手段は、前記判断手段によって前記第2音声出力手段から出力される音声の音量が前記第1閾値を超えていると判断された場合に、前記第2音声出力手段から出力される音声の音量を、前記第1閾値から前記第2音声出力手段に最初に設定されていた音量へと段階的に変更させる手段をさらに有する請求項1または請求項2に記載の映像音声再生装置。
  4. 前記連携手段は、前記第1音声出力手段から出力される音声を前記第2音声出力手段より出力するように切り替える際に、前記第2音声出力手段から出力される音声の音量が第2閾値よりも小さいか否かを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段によって前記第2音声出力手段から出力される音声の音量が前記第2閾値より小さいと判断された場合に、前記第2音声出力手段から出力される音声を、一定間隔をあけながら段階的に、最初に設定された音量から前記第2閾値へと変更させる手段をさらに有している請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の映像音声再生装置。
  5. 表示手段と、
    第1音声出力手段と、
    外部に接続された第2音声出力手段と、前記第1音声出力手段とを連携させる連携手段と、を備え、
    前記連携手段は、前記第2音声出力手段の過去の音量設定を記憶手段に記憶させる音量記録手段と、
    前記第1音声出力手段から出力されている音声を前記第2音声出力手段より出力するように切り替える際に、前記記憶手段に記憶された音量設定値が第1閾値を超えているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって、前記記憶手段に記憶された音量設定値が前記第1閾値を超えていると判断された場合に、前記第2音声出力手段の最初の音量を前記第1閾値とし、一定間隔をあけて段階的に前記記憶手段に記憶された音量設定値へと音量を変化させる初期音量設定手段と、を有する映像音声再生装置。
  6. 前記第1音声出力手段から出力されている音声を前記第2音声出力手段より出力するように切り替える際に、前記記憶手段に記憶された音量設定値が第2閾値よりも小さいか否かを判断する第2判断手段と、
    前記第2判断手段によって、前記記憶手段に記憶された音量設定値が前記第2閾値よりも小さいと判断された場合に、前記第2音声出力手段の最初の音量設定値から一定間隔をあけて段階的に前記記憶手段に記憶された音量設定値へと音量を変化させる初期音量設定手段と、をさらに有する請求項5記載の映像音声再生装置。
  7. 放送電波を受信する受信する受信手段と、
    前記受信手段から受信される放送電波を選択するチューナと、をさらに有する請求項1ないし請求項6のいずれか1項記載の映像音声再生装置。
  8. 前記映像音声再生装置の第1音声出力手段の出力を切替え可能な前記第2音声出力手段を有する音響装置と、
    前記映像音声再生装置に音声信号を供給する音声信号供給手段と、をさらに備える請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の映像音声再生装置。
  9. 表示手段と、
    第1音声出力手段と、
    外部に接続される第2音声出力手段の過去の音量設定を記憶手段に記憶させる音量記録手段を有するとともに、前記第2音声出力手段と前記第1音声出力手段とを連携させる連携手段と、を備えた映像音声再生装置の映像音声再生方法であって、
    前記第1音声出力手段から出力される音声を前記第2音声出力手段より出力するように切り替える際に、前記第2音声出力手段から出力される音声の音量が第1閾値を超えているか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて前記第2音声出力手段から出力される音声の音量が前記第1閾値を超えていると判断された場合に、最初に前記第2音声出力手段から出力される音声の音量を、前記第1閾値とする初期音量設定ステップ、あるいは、前記記憶手段から取得した音量設定値に設定する初期音量設定ステップと、を有する映像音声再生方法。
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