JP2010148083A - 電子機器、音量制御システムおよび音量制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】音量を同調させることが可能な電子機器、音量制御システムおよび音量制御方法を提供する。
【解決手段】音量制御システム100は、電子機器200および周辺装置300を備える。電子機器200は、音声信号を生成させる音声信号発生器210と、第1の音量規格を記憶させるメモリ220と、音量制御装置230とを有する。周辺装置300は、第2の音量規格を記憶させるメモリ320を有する。周辺装置300と電子機器200とは、少なくとも1つのHDMIを介して通信を行い、音量制御装置230は、第1の音量規格と第2の音量規格との変換比率に基づいて音声信号を調整し、調整された音声信号を、HDMI290を介して周辺装置300へ伝送させる。
【選択図】図1

Description

本発明は制御方法、システムおよび装置に関し、特に、電子機器、音量制御システムおよび音量制御方法に関する。
HDMI(High Definition Multimedia Interface)は、高品位、高速伝送および簡便な方式により、パーソナルコンピュータと家電製品などとの通信を行うことができることから、インタフェースの主流となっており、世界の主要メーカの多くは、デジタル家電製品に採用するようになってきている。HDMIは、デジタルテレビ、DVDプレーヤ、セットトップボックスおよびその他デジタルAV機器に利用され、世界のデジタルネットワーク技術において主流標準となっている。
HDMIおよびそのCEC(Consumer Electronics Control)の機能は、主にテレビの使用を中心とした各消費者用電子製品の統合にある。この統合性の機能により、ユーザの利便性を向上させることができる。一般に、各HDMIおよびCECの互換装置は、音量調整制御の機能を備えている。しかし、システムが自動的に音量の同調を行わない場合、ユーザが音量を変更する際、複数のリモートコントローラを使用してそれぞれ設定しなければならなかった。
例えば、前回セットトップボックス(Set Top Box:STB)を使用してテレビを視聴した時間帯が、周囲の音が大きい昼間の時間帯などである場合、セットトップボックスの音量が大きく設定された状態にされることがあった。その場合、後で夜など周りの音が比較的静かな時間帯にテレビを見るときに、テレビの音量を小さく設定しても、セットトップボックスの音量が前回使用したときに大きく設定されているため、セットトップボックスに切り換えた際、音が急に大きくなってしまうことがあった。そのため、ユーザ、家族などがその大音量に驚き、音量を下げるためにセットトップボックスのリモートコントローラを急いで捜さなければならなくなることがあった。
そのため、HDMIおよびCECの互換装置の音量を同調させることが可能な電子機器、音量制御システムおよび音量制御方法が求められていた。
本発明の目的は、音量を同調させることが可能な電子機器、音量制御システムおよび音量制御方法を提供することにある。
(1) 電子機器および周辺装置を備える音量制御システムであって、前記電子機器は、音声信号を生成させる音声信号発生器と、第1の音量規格を記憶させるメモリと、音量制御装置と、を有し、前記周辺装置は、第2の音量規格を記憶させるメモリを有し、前記周辺装置と前記電子機器とは、少なくとも1つのHDMIを介して通信を行い、前記音量制御装置は、前記第1の音量規格と前記第2の音量規格との変換比率に基づいて前記音声信号を調整し、前記調整された音声信号を、前記HDMIを介して前記周辺装置へ伝送させることを特徴とする音量制御システム。
(2) 前記音量制御装置は、前記周辺装置の前記第2の音量規格を取得する音量規格取得モジュールと、前記第1の音量規格と前記第2の音量規格との変換比率に基づいて前記音声信号を調整する音量規格変換モジュールと、前記調整された音声信号を、前記HDMIを介して前記周辺装置へ伝送し、前記電子機器の音量値と前記周辺装置の音量値とを同調させる音声信号出力モジュールと、を有することを特徴とする(1)に記載の音量制御システム。
(3) 前記周辺装置の前記第2の音量規格の入力に用い、前記電子機器の前記メモリに前記第2の音量規格を記憶させるユーザインタフェース装置をさらに備えることを特徴とする(1)に記載の音量制御システム。
(4) HDMIと、電子機器の第1の音量規格および周辺装置の第2の音量規格を記憶するメモリと、前記第1の音量規格に合致した音声信号を生成させる音声信号発生器と、前記第1の音量規格に合致した音声信号を、前記第2の音量規格に合致した音声信号に調整し、前記調整された音声信号を、前記HDMIを介して前記周辺装置へ伝送する音量制御装置と、を備えることを特徴とする電子機器。
(5) 前記音量制御装置は、前記周辺装置の前記第2の音量規格を取得し、前記メモリに前記第2の音量規格を記憶させる音量規格取得モジュールと、前記第1の音量規格と前記第2の音量規格との変換比率に基づいて前記音声信号を調整する音量規格変換モジュールと、前記調整した音声信号を、前記HDMIを介して前記周辺装置へ伝送し、前記電子機器の音量値と前記周辺装置の音量値とを同調させる音声信号出力モジュールと、を備えることを特徴とする(4)に記載の電子機器。
(6) 前記周辺装置の前記第2の音量規格の入力に用い、前記メモリに前記第2の音量規格を記憶させるユーザインタフェース装置をさらに備えることを特徴とする(4)に記載の電子機器。
(7) (A)電子機器の第1の音量規格を取得するステップと、(B)周辺装置の第2の音量規格を取得するステップと、(C)前記第1の音量規格と前記第2の音量規格との変換比率を計算するステップと、(D)前記変換比率に基づいて前記電子機器が音声信号を調整し、前記調整された音声信号を前記周辺装置へ伝送するステップと、を含むことを特徴とする音量制御方法。
(8) 前記ステップ(D)は、前記変換比率に基づいて前記音声信号を調整するステップと、前記調整された音声信号を、HDMIを介して前記周辺装置へ伝送させるステップと、を含むことを特徴とする(7)に記載の音量制御方法。
この様に、本発明にかかる電子機器、音量制御システムおよび音量制御方法は、音量を同調させることができる。
本発明の一実施形態による音量制御システムを示すブロック図である。 本発明の他の実施形態による音量制御方法を示す流れ図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の技術態様は、テレビ、セットトップボックスなどの消費者用電子製品に利用したり、同調制御の技術として広く利用したりすることができる音量制御システムである。ここで、本技術態様による音量制御システムは、音量の同調を制御することができる。以下、図1に基づいて音量制御システムを具体的に説明する。
図1を参照する。図1は、本発明の一実施形態による音量制御システム100を示すブロック図である。図1に示すように、音量制御システム100は、電子機器200およびその周辺装置300を含む。電子機器200は、音声信号発生器210、メモリ220、音量制御装置230およびHDMI290を含む。周辺装置300は、メモリ320およびHDMI390を含む。
電子機器200のメモリ220には、第1の音量規格を記憶させてもよい。第1の音量規格には、電子機器200の音量制御のハードウェアおよびソフトウェアの規格が記録されている。本実施形態の第1の音量規格は、電子機器200の音量値の最大値、最小値およびステップ値を含む。同様に、周辺装置300のメモリ320には、周辺装置300の音量制御のハードウェアおよびソフトウェアの規格が記録された第2の音量規格を記憶させてもよい。本実施形態の第2の音量規格は、周辺装置300の音量値の最大値、最小値およびステップ値を含む。
メモリ220,320には、チップ中に一体化させるのに都合が良いように、本実施形態ではメモリ素子が利用されているが、当然、他の様々なソフトウェアおよびハードウェアをメモリ220,320として利用してもよく、本実施形態の態様のみに限定されるわけではない。
電子機器200のHDMI290は、周辺装置300のHDMI390と電気的に接続されてもよい。これにより、電子機器200と周辺装置300とは、HDMI290,390を介して通信を行うことができる。
上述のHDMI290,390は、アナログビデオ伝送などの端子(例えば、SCART、RCAなど)を代替することが可能なフルデジタル画像/音声伝送インタフェースでもよい。HDMI290,390は、セットトップボックス、DVDプレーヤ、パーソナルコンピュータ、テレビゲーム機、アンプ、デジタルステレオ、テレビなどあらゆる互換装置に共通したデータ通信ルートを提供することができる。HDMI290,390は、オーディオ信号およびビデオ信号を圧縮せずに伝送することができる。また、オーディオ信号およびビデオ信号の伝送には、同一のケーブルを用いることができるため、配線を簡略化することができる。
音量制御システム100は、電子機器200の音声信号発生器210により音声信号を生成させることができる。音声信号は、電子機器200の第1の音量規格に合致する。HDMI290,390を介し、電子機器200と周辺装置300との通信を行うと、電子機器200の音量制御装置230は、第1の音量規格と第2の音量規格との変換比率に基づいて音声信号を調整し、この調整された音声信号を、HDMI290,390を介して周辺装置300に伝送してもよい。このように、調整された音声信号は、周辺装置300の第2の音量規格に合致し、周辺装置300の音量値と周辺装置300の音量値とを同調させることができる。
例えば、電子機器200はテレビでもよく、周辺装置300はテレビのセットトップボックス(Set Top Box:STB)(いわゆるホームターミナル)でもよい。ユーザは、リモートコントローラまたはテレビ本体上のスイッチを用いてテレビの音量を調整することができる。セットトップボックスがHDMI390を介してテレビに接続される場合、テレビの現在の音量をセットトップボックスに設定することにより、テレビの音量値とセットトップボックスの音量値とを同調させることができる。
以上述べたテレビおよびセットトップボックスは、単なる一例であり、本発明を何ら限定するものではない。つまり、当業者であれば分かるように、必要に応じて互換性を有する装置を柔軟に選択してもよい。例えば、電子機器200としてパーソナルコンピュータ、ノート型パソコンなどを利用し、周辺装置300としてテレビ、チューナ(tuner)、オーディオシステム(audio system)などを利用してもよい。
以下の表1および表2に基づき、上述の第1の音量規格と第2の音量規格との変換比率を得ることができる。
表1は、第1の音量規格の音量値の最大値、最小値およびステップ値を示す。音量値の範囲は、最大値28から最小値0の間であり、ステップ値は1である。即ち、第1の音量規格の音量値は、最大値から最小値までの範囲を28の目盛に分けることができる。表2は、第2の音量規格の音量値の最大値、最小値およびステップ値を示す。音量値の範囲は、最大値14から最小値0の間であり、ステップ値は1である。即ち、第1の音量規格の音量値は、最大値から最小値までの範囲を14の目盛に分けることができる。
表1および表2から分かるように、第1の音量規格と第2の音量規格との変換比率は、第1の音量規格の音量値:第2の音量規格の音量値=2:1であり、第1の音量規格のステップ値:第2の音量規格のステップ値=1:1である。
上述の表1および表2に示した数値は、単なる一例であり、本発明をなんら限定するものではない。当業者であれば分かるように、必要に応じて音量規格の変換方式を柔軟に選択することができる。
本実施形態による電子機器200は、周辺装置300の音量規格に基づいて音声信号を提供することができるため、複数の音量規格を有する周辺装置300に対しても音量を同調させることができる。電子機器200は、周辺装置300の音量規格を2つの方式により取得することができる。そのうちの一つは、ユーザがユーザインタフェース装置240により手作業で入力する方法であり、さらにもう一つは、音量制御装置230により、周辺装置300の音量規格を自動的に判別する方法である。以下、図1に基づき上述した2種類の方式を具体的に説明する。
図1に示すように、音量制御装置230は、音量規格取得モジュール232、音量規格変換モジュール234および音声信号出力モジュール236を含む。音量規格取得モジュール232は、周辺装置300の第2の音量規格を取得することができる。音量規格変換モジュール234は、第1の音量規格と第2の音量規格との変換比率に基づき、音声信号を調整することができる。音声信号出力モジュール236は、調整された音声信号を、HDMI290を介して周辺装置300に伝送することができる。これにより、電子機器200の音量値と周辺装置300の音量値とを同調させることができる。また、音量制御装置230は、周辺装置300の音量規格を自動的に判別し、電子機器200の音量値と周辺装置300の音量値とを同調させることもできる。
図1に示すように、電子機器200は、ユーザインタフェース装置240を含む。本実施形態では、ユーザがユーザインタフェース装置240を用いて周辺装置300の第2の音量規格を入力し、電子機器200のメモリ220へ第2の音量規格を記憶させてもよい。つまり、ユーザは、ユーザインタフェース装置240を介して手作業で周辺装置300の音量規格を入力することができる。
例えば、ユーザインタフェース装置240は、OSD(Operational Support Directive)のメニューにより、周辺装置300の音量規格をユーザに訊ねてもよい。ユーザがユーザインタフェース装置240を介して入力すると、周辺装置300の音量規格をメモリ220に記憶させることができる。
上述のユーザインタフェース装置240は、ユーザの操作・使用に都合が良いように、グラフィカルユーザインタフェース(Graphical User Interface:GUI)でもよいが、本発明を何ら限定するものではなく、当然他のマンマシンインタフェースをユーザインタフェース装置240として用いてもよい。
本発明の他の技術態様は、テレビ、コンピュータなどの消費者用電子製品に利用したり、同調制御の技術として広く利用したりすることができる電子機器である。ここで、本技術態様による電子機器は、音量の同調を制御する機能を備えている。以下、図1に基づいて電子機器を具体的に説明する。
図1を参照する。図1に示すように、電子機器200は、音声信号発生器210、メモリ220、音量制御装置230およびHDMI290を含む。
本実施形態のメモリ220には、第1の音量規格および第2の音量規格を記憶させることができる。第1の音量規格には、電子機器200の音量制御のハードウェアおよびソフトウェアの規格が記録され、第2の音量規格には、周辺装置300の音量制御のハードウェアおよびソフトウェアの規格が記録されてもよい。本実施形態の第1の音量規格は、電子機器200の音量値の最大値、最小値およびステップ値を含んでもよい。同様に、第2の音量規格は、周辺装置300の音量値の最大値、最小値およびステップ値を含んでもよい。また、周辺装置300自身が有するメモリ320には、第2の音量規格が記憶されてもよい。
音声信号発生器210は、第1の音量規格に合致する音声信号を生成させてもよい。音量制御装置230は、第1の音量規格に合致する音声信号を第2の音量規格に合致する音声信号に調整し、調整された音声信号を、HDMI290を介して周辺装置300に伝送してもよい。このように、調整された音声信号を周辺装置300の第2の音量規格に合致させることにより、電子機器200の音量値と周辺装置300の音量値とを同調させることができる。
以下の表3および表4は、上述の第1の音量規格と第2の音量規格との変換比率を詳細に示す。
表3は、第1の音量規格の音量値の最大値、最小値およびステップ値を示す。音量値の範囲は、最大値28から最小値0の間であり、ステップ値は1である。即ち、第1の音量規格の音量値は、最大値から最小値までの範囲を28の目盛に分けることができる。表4は、第2の音量規格の音量値の最大値、最小値およびステップ値を示す。音量値の範囲は、最大値56から最小値0の間であり、ステップ値は2である。即ち、第1の音量規格の音量値は、最大値から最小値までの範囲を28の目盛に分けることができる。
表3および表4から分かるように、第1の音量規格と第2の音量規格との変換比率は、第1の音量規格の音量値:第2の音量規格の音量値=1:2であり、第1の音量規格のステップ値:第2の音量規格のステップ値=1:2である。
表3および表4の数値は、単なる一例であり、本発明を何ら限定するものではなく、当業者であれば分かるように、必要に応じて、音量規格の変換方式を柔軟に選択することができる。
図1に示すように、音量制御装置230は、音量規格取得モジュール232、音量規格変換モジュール234および音声信号出力モジュール236を含む。音量規格取得モジュール232は、周辺装置300の第2の音量規格を取得し、メモリ220に第2の音量規格を記憶させてもよい。音量規格変換モジュール234は、第1の音量規格と第2の音量規格との変換比率に基づいて音声信号を調整してもよい。音声信号出力モジュール236は、調整された音声信号を、HDMI290を介して周辺装置300に伝送してもよい。これにより、電子機器200の音量値と周辺装置300の音量値とを同調させることができる。また、音量制御装置230は、周辺装置300の音量規格を自動的に判別し、電子機器200の音量値と周辺装置300の音量値とを同調させてもよい。
図1に示すように、電子機器200は、ユーザインタフェース装置240を含んでもよい。本実施形態において、ユーザは、ユーザインタフェース装置240を利用して周辺装置300の第2の音量規格を入力し、電子機器200のメモリ220に第2の音量規格を記憶させることができる。このように、ユーザは、ユーザインタフェース装置240を利用して手作業で周辺装置300の音量規格を入力することができる。
本発明の他の技術態様は、テレビ、セットトップボックスなどの消費者用電子製品に利用したり、同調制御の技術として広く利用したりすることができる音量制御方法である。この音量制御方法は、音量を同調制御させる機能を備えている。以下、図2に基づいて音量制御方法を具体的に説明する。
図2を参照する。図2は、本発明の他の実施形態による音量制御方法500を示す流れ図である。音声制御方法のステップは、特にその順序が説明されている場合を除き、実際の必要に応じて順序の前後を入れ替えてもよく、それらのステップの全てまたは一部を同時に実行してもよい。それらのステップを行うハードウェアは、上述の実施形態で既に説明されているため、ここでは繰り返して述べない。図2に示すように、音量制御方法500は、以下のステップ510〜540を含む。
ステップ510:電子機器の第1の音量規格を取得する。
ステップ520:周辺装置の第2の音量規格を取得する。
ステップ530:第1の音量規格と第2の音量規格との変換比率を計算する。
ステップ540:変換比率に基づき、電子機器が音声信号を調整し、調整された音声信号を周辺装置へ伝送させる。
このように、調整する前の音声信号は、電子機器の第1の音量規格に合致するが、変換比率に基づいて調整した音声信号は、周辺装置の第2の音量規格に合致する。調整された音声信号が周辺装置に入力されると、電子機器の音量値と周辺装置の音量値とを同調させることができる。
ステップ510の第1の音量規格は、電子機器の音量値の最大値、最小値およびステップ値を含む。同様に、ステップ520の第2の音量規格は、周辺装置の音量値の最大値、最小値およびステップ値を含む。また、周辺装置自体のメモリ320には、第2の音量規格が記憶されてもよい。
ステップ540は、以下のステップを含む。
(1)変換比率に基づいて音声信号を調整する。
(2)調整された音声信号を、HDMIを介して周辺装置に伝送する。
以上述べた実施形態から分かるように、上述の音声信号は、CECプロトコル(Consumer Electronics Control Protocol)に基づき周辺装置の音量値と電子機器の音量値とを同調させることができる。
尚、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、各構成は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
100 音量制御システム
200 電子機器
210 音声信号発生器
220 メモリ
230 音量制御装置
232 音量規格取得モジュール
234 音量規格変換モジュール
236 音声信号出力モジュール
240 ユーザインタフェース装置
290 HDMI
300 周辺装置
320 メモリ
390 HDMI
500 音量制御方法

Claims (8)

  1. 電子機器および周辺装置を備える音量制御システムであって、
    前記電子機器は、音声信号を生成させる音声信号発生器と、
    第1の音量規格を記憶させるメモリと、
    音量制御装置と、を有し、
    前記周辺装置は、第2の音量規格を記憶させるメモリを有し、
    前記周辺装置と前記電子機器とは、少なくとも1つのHDMIを介して通信を行い、
    前記音量制御装置は、前記第1の音量規格と前記第2の音量規格との変換比率に基づいて前記音声信号を調整し、前記調整された音声信号を、前記HDMIを介して前記周辺装置へ伝送させることを特徴とする音量制御システム。
  2. 前記音量制御装置は、
    前記周辺装置の前記第2の音量規格を取得する音量規格取得モジュールと、
    前記第1の音量規格と前記第2の音量規格との変換比率に基づいて前記音声信号を調整する音量規格変換モジュールと、
    前記調整された音声信号を、前記HDMIを介して前記周辺装置へ伝送し、前記電子機器の音量値と前記周辺装置の音量値とを同調させる音声信号出力モジュールと、を有することを特徴とする請求項1に記載の音量制御システム。
  3. 前記周辺装置の前記第2の音量規格の入力に用い、前記電子機器の前記メモリに前記第2の音量規格を記憶させるユーザインタフェース装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の音量制御システム。
  4. HDMIと、
    電子機器の第1の音量規格および周辺装置の第2の音量規格を記憶するメモリと、
    前記第1の音量規格に合致した音声信号を生成させる音声信号発生器と、
    前記第1の音量規格に合致した音声信号を、前記第2の音量規格に合致した音声信号に調整し、前記調整された音声信号を、前記HDMIを介して前記周辺装置へ伝送する音量制御装置と、を備えることを特徴とする電子機器。
  5. 前記音量制御装置は、
    前記周辺装置の前記第2の音量規格を取得し、前記メモリに前記第2の音量規格を記憶させる音量規格取得モジュールと、
    前記第1の音量規格と前記第2の音量規格との変換比率に基づいて前記音声信号を調整する音量規格変換モジュールと、
    前記調整した音声信号を、前記HDMIを介して前記周辺装置へ伝送し、前記電子機器の音量値と前記周辺装置の音量値とを同調させる音声信号出力モジュールと、を備えることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記周辺装置の前記第2の音量規格の入力に用い、前記メモリに前記第2の音量規格を記憶させるユーザインタフェース装置をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  7. (A)電子機器の第1の音量規格を取得するステップと、
    (B)周辺装置の第2の音量規格を取得するステップと、
    (C)前記第1の音量規格と前記第2の音量規格との変換比率を計算するステップと、
    (D)前記変換比率に基づいて前記電子機器が音声信号を調整し、前記調整された音声信号を前記周辺装置へ伝送するステップと、を含むことを特徴とする音量制御方法。
  8. 前記ステップ(D)は、
    前記変換比率に基づいて前記音声信号を調整するステップと、
    前記調整された音声信号を、HDMIを介して前記周辺装置へ伝送させるステップと、を含むことを特徴とする請求項7に記載の音量制御方法。
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