JP2014143724A - 映像信号処理装置 - Google Patents

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易広 松浦
Teruki Yoshikawa
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Abstract

【課題】映像信号処理装置及び音声出力装置及び映像音声信号再生装置で構成されるホームシアターシステムにおいて、自動リップシンク処理を行えない状況下でもユーザが映像と音声の同期を取り易くすることを可能にした映像信号処理装置を提供する。
【解決手段】映像処理に変更があった場合、音声出力装置がHDMI1.3aに対応しているかを判断するS102。HDMI1.3aに対応していない場合には、映像処理の変化で生じた映像遅延時間の変化量(差分時間)を規定時間と比較するS105。比較の結果に従って、映像遅延時間の表示を行うS106。
【選択図】図3

Description

本発明は、映像と音声同期させて再生するホームシアターシステムの映像信号処理装置に関し、特に映像信号処理装置の映像信号処理方法が変更されることに応じて生じる映像と音声の同期が合わなくなる状況を解消することを目的とした、映像信号処理装置に関する。
HDDレコーダーなどの映像音声信号再生装置、オーディオアンプなどの音声出力装置、テレビ受像機などの映像信号処理装置で構成された、いわゆるホームシアターシステムがある。
映像信号処理装置によって映像処理をされ出力される映像信号と音声出力装置から出力される音声信号との再生タイミングがずれないように同期調整する処理をリップシンク処理と表現することがある。通常、ホームシアターシステムでは、視聴するユーザがオーディオアンプ側の調整機能を用いて音声の出力を遅延させるリップシンク処理を手動で行う。
一方、昨今のテレビ受像機では、コンテンツのジャンル毎にそのジャンルに適合した映像処理を施すのが一般的となっている。例えば、映画のコンテンツであれば映画館に類似したフィルムの質感や明るさとなるような映像処理を施す。つまり、コンテンツが変化することで映像処理に要する時間が変化する。そのため、ユーザが手動でリップシンク処理することで調整された同期状態がコンテンツの変化によって合わなくなることがある。
そこで、特許文献1には、コンテンツが切り替わることで自動的にリップシンク処理を行い出力される映像信号と出力される音声信号との同期を取る方法が開示されている。
上記特許文献に開示された発明は、コンテンツの変更によって映像信号処理装置の映像処理にかかる時間が変化した場合、映像の処理にかかる時間、すなわち映像処理時間を遅延情報として音声出力装置および映像音声信号再生装置へと通知し音声信号を制御させるものである。
また、ホームシアターシステムで再生されるコンテンツの同期を取る方法としては、映像音声の伝送規格であるHDMI1.3aを用いた方法がある。HDMI1.3aは、リップシンク処理を行うために必要な映像遅延時間を映像信号処理装置から音声出力装置に送信できる仕様を有する規格である。そのため音声出力装置は、受信した映像遅延時間に基づいて自動的にリップシンク処理を行う、いわゆる自動リップシンク処理を実行する。ここでHDMIとはHigh−Definition Multimedia Interfaceの略語である。
特開2007−274409号公報
しかしながら、ホームシアターシステムの環境や状態によっては必ずしも自動リップシンク処理を行えるわけではない。
例えば、ホームシアターシステムを構成する映像信号処理装置または音声出力装置のどちらかがHDMI1.3aに対応していない場合には、出力される映像信号と出力される音声信号との同期に関する情報の送受信ができない。従って、自動リップシンク処理が行えない。
また、ホームシアターシステムを構成する映像信号処理装置及び音声出力装置の双方が、自動リップシンク処理に利用する情報を送受信できる構成であったとしても、音声出力装置において自動リップシンク処理の設定が無効になっている場合には、自動リップシンク処理を実行することができない。
そこで、本発明は、ホームシアターシステムを構成する装置が、出力される映像信号と出力される音声信号との同期に関する情報の送受信ができない状態または自動リップシンク処理の設定が無効になっている状態において、像処理時間が変化した場合であってもユーザがリップシンク処理適切に行うことを可能とする映像信号処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明における映像信号処理装置は、外部装置に接続可能な映像信号処理装置において、映像信号の映像信号処理を行う映像信号処理手段と、映像信号の映像信号処理に変化があるかを判定する判定手段と、外部装置が自動リップシンク処理を行えるかを判断する判断手段と、前記判断手段により外部装置が自動リップシンク処理を行えないと判断され、かつ、前記判定手段により映像信号処理に変更があると判定された場合に映像処理時間が変更されたことを出力部に出力する制御を行う
本発明によれば、ホームシアターシステムを構成する装置が、出力される映像信号と出力される音声信号との同期に関する情報の送受信ができない状態または自動リップシンク処理の設定が無効になっている状態において、像処理時間が変化した場合であっても、ユーザがリップシンク処理を適切に行ことが可能となる。
実施例1及び実施例2の形態に係るホームシアターシステムの構成を例示するブロック図である。 映像信号処理方法に対応した映像処理レベルと映像遅延時間を示すテーブルの内容を例示する概念図である。 実施例1の表示制御処理を示すフローチャートである。 映像信号処理に関する情報を表示する画面の一例を示した図である。 実施例2の表示制御処理を示すフローチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
以下、図1を参照して本発明の第一の実施例における映像信号処理装置を含む映像音声処理システム、いわゆる、ホームシアターシステムの構成について詳細に説明する。ここで、図1は、本実施例の形態に係るホームシアターシステムの構成を例示するブロック図である。
図1に示すようにホームシアターシステムは、映像信号処理装置100及び音声出力装置200及び映像音声信号再生装置300を備える。映像信号処理装置100は、表示画面上に映像を表示するテレビジョン受信装置である。
図1に示す映像信号処理装置100は、HDMII/F部10、メタデータ処理部11、映像信号処理部12、映像表示部13、制御部14、操作部15を備える。
HDMII/F部10は、音声出力装置200から供給される映像信号及び音声信号を受信する。また、図1において点線で示した制御信号線により音声出力装置200と制御信号を送受信する。なお、本実施例におけるHDMIのバージョンは1.3aであるとする。従って、上述した通り、映像信号処理装置100は映像信号処理において発生する映像遅延時間を音声出力装置200に送信可能な構成を備えている。
メタデータ処理部11は、HDMII/F部10にて受信した制御信号から映像や音声のフォーマット情報及び映像や音声のモード情報、また放送信号の場合にはEPG(Electric Program Guide)に含まれる番組のジャンル情報などを取り出すユニットである。制御信号から取り出した各種情報は、制御部14へ送信され映像信号処理部12で行う映像信号処理内容の決定に使用される。
映像信号処理部12は、映像信号処理LSIで構成されており、いわゆる高画質処理などの映像信号処理を行うユニットである。具体的には、映像信号処理部12は、制御部14から指示された映像信号処理内容に基づき映像信号処理を行う。
制御部14が指示する映像信号処理内容とは、映像モード情報から決定される。また、映像モード情報は、ユーザが指定する場合や、再生するコンテンツのメタデータの情報、またはEPG情報に含まれるジャンル情報などによって指定される。なお、ユーザが任意に映像モードを指定した場合は、メタデータに含まれる映像モード情報やEPG情報よりも優先してユーザが指定した映像モードの映像信号処理内容を実行するようにしてもよい。
映像表示部13は、映像信号処理部12で映像信号処理された映像信号に基づいた映像を表示出力するユニットである。また、映像表示部13は、映像信号処理部12にて映像信号処理内容が変更されたことによって生じる映像遅延時間を表示する。なお、映像遅延時間は、ユーザが操作部15にて映像遅延時間の表示指示をした際に随時表示してもよい。ユーザは、音声出力装置200の音声出力の遅延調整、即ちリップシンク処理を映像表示部13に表示された映像遅延時間を参考にして行うことで音声遅延の設定を正確に行うことができる。また、映像遅延時間が表示されることで映像処理内容が変更されるので、結果として、映像と音声の再生タイミングがずれてしまった可能性があることを認識することができる。
制御部14は、映像信号処理装置100の動作を中央制御するユニットである。具体的には、制御部14は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を有する構成である。なお、制御部14の詳細構成の図示は省略する。制御部14では、操作部15でユーザが指定した映像モード情報に基づき映像信号処理部12で行う映像信号処理内容を決める。
例えば、制御部14は、操作部15から映画モードが指定された場合、制御部14のCPUが映画モードに応じた高画質処理を行う。また、制御部14は、前述のとおりメタデータ処理部11が制御信号から取り出した各種情報を受け取って映像信号処理部12で行う映像信号処理内容を決めてもよい。決定された映像信号処理内容は、映像信号処理部12に伝送され、その内容に基づいた映像信号処理が映像信号処理部12によって行われる。
また、制御部14は、映像信号処理部12で行う映像信号処理で要する予め定められた映像遅延時間を制御部14内のROMから読み取り、映像表示部13に表示させる制御を行う。図2は、映像信号処理方法及び映像信号処理レベルに応じた映像遅延時間の一例である。本実施例では、制御部14内のROMに、図2に示したような映像遅延時間と映像モードとが少なくとも対応付けられたテーブルを予め備えている。
なお、本実施例では上述したテーブルを予め備える構成としたが、制御部14が再生されるコンテンツの遅延時間を測定して映像遅延時間とする構成を採用してもよい。また、制御部14は、映像遅延時間のみならず映像信号処理装置が有する各種の機能を設定するための情報やユーザへの警告等を映像表示部13に表示させるよう制御することもできる。
操作部15は、映像信号処理装置100の操作入力を行うユニットであり、ユーザの入力を電気信号に変換し制御部14に伝送するものである。具体的には、電源ボタン、数字ボタン、映像モード設定ボタン、音声モード設定ボタン、HDMI−CEC(High−Definition Multimedia Interface−Consumer Electronics Control)コマンドを指示するボタンを備えている。HDMI−CECコマンドには、例えば、音声出力装置200および映像音声信号再生装置300の電源を入れたり、操作したりするための汎用コマンドがある。こうしたコマンドを利用するためのボタンを、HDMI−CECコマンドを指示するボタンと称する。
次に、図1に示す音声出力装置200の説明を行う。音声出力装置はいわゆるAVアンプである。具体的に音声出力装置200は、映像音声信号再生装置300からの出力を受信するHDMII/F部20、映像信号処理装置100に映像信号を出力するHDMII/F部21、音声処理部22、音声遅延部23、音声出力部24、制御部25、スピーカ26、操作部27を備える。
HDMII/F部20は、映像音声信号再生装置300から供給される映像信号及び音声信号を受信する。また、図1において点線で示した制御信号線により映像音声信号再生装置300と制御信号を送受信する。なお、HDMII/F部20のバージョンは、HDMI1.2aに対応するものとする。
HDMII/F部21は、映像信号処理装置100へ供給する映像信号及び音声信号を送信する。また、図1において点線で示した制御信号線により映像信号処理装置100と制御信号を送受信する。なお、HDMII/F部21のバージョンは、HDMI1.2aに対応するものとする。
音声処理部22は、HDMII/F部20が受信した音声信号の音質処理を行うユニットである。音質処理の内容は、ユーザが操作部27または、音声出力装置の操作も可能な操作部15にて所望の音質処理が選択されることに応じて実行してもよいし、あるいは、HDMII/F部20にて受信した制御信号に含まれる情報によって音質処理の内容を決定してもよい。
音声遅延部23は、ユーザが操作部27または、操作部15にて入力された映像遅延時間に基づいて音声信号の遅延処理を行うユニットである。例えば、ユーザは、映像表示部13に表示された映像遅延時間を操作部27にて入力することで音声信号の遅延処理を行う。
音声出力部24は、再生される音声信号を出力するためのユニットであり、スピーカ26を駆動するための増幅部から構成される。
制御部25は、音声出力装置200の動作を中央制御するユニットである。具体的には、制御部25は、CPU、RAM、ROMを有する構成である。なお、制御部25の詳細構成の図示は省略する。制御部25は、ユーザが操作部27、または操作部15にて入力した所望の遅延時間に基づき音声遅延部23に対して音声遅延制御を指示する。
また、ユーザが操作部27、または操作部15にて所望の音質処理内容を選択した場合、制御部25は、CPUにより音質処理内容の判断を行い音声処理部22に対して音質処理内容の変更を指示する。また、制御部25は、ユーザが操作部27、または操作部15にて入力した所望の音量値に基づき音声出力部24に対して音量調整指示を行う、などの制御を行う。
スピーカ26は、音声出力部24から受け取る音声信号を音声として再生するユニットである。
操作部27は、音声出力装置200の操作入力を行うユニットである。具体的には、電源ボタン、数字ボタン、音声モード設定ボタン、各種ファンクションボタンを備えており、ユーザの入力を電気信号に変換し制御部25に伝送するものである。
続いて、図1に示す映像音声信号再生装置300の説明を行う。本実施例では映像音声信号再生装置をHDDレコーダーとしている。
具体的には、映像音声信号再生装置300は、HDMII/F部30、映像音声信号再生部31、および制御部32で構成される。
HDMII/F部30は、音声出力装置200へ供給する映像信号及び音声信号を送信する。また、図1において点線で示した制御信号線により音声出力装置200と制御情報を送受信する。なお、HDMII/F部30のバージョンは、HDMI1.2aに対応するものとする。
映像音声信号再生部31は、ユーザが再生指示を行ったコンテンツの映像音声信号を再生し、HDMII/F部30へ供給するユニットである。再生されるコンテンツはDVD、またはHDDレコーダー内のHDDに蓄積されているものとする。また、映像音声信号再生装置300がチューナー部(不図示)を備えている場合は、デジタルテレビジョン放送信号を再生してもよい。
制御部34は、映像音声信号再生装置300の動作を中央制御するユニットである。具体的には、制御部32は、CPU、RAM、ROMを有する構成である。なお、制御部34の詳細構成の図示は省略する。制御部32は、映像音声信号再生装置300の操作部(不図示)、または映像音声信号再生装置300を操作可能な操作部15にてユーザが操作した内容に基づき、各構成要素に対してCPUが判断処理し制御指示を行う。
次に、映像信号処理装置100内の制御部14によって実施される映像遅延時間を映像表示部に出力する制御処理について図3を参照して詳細に説明する。ここで図3は、制御部14が行う制御処理を示すフローチャートである。
図3のフローチャートを実行するためのプログラムは、制御部14のROMに保持されており映像処理の内容が変更されることに応じて実行される。制御部14は、映像信号処理内容の変更指示に基づき映像信号処理部14で行う映像信号処理内容を決定する。
音声出力装置200から送信された制御信号の情報に基づいて映像モードを切り替える場合、HDMII/F部10は、制御部14に対して映像モード情報を送信する。つまり、映像信号処理装置100には音声出力装置200から制御信号線を介して映像モード情報を含む制御信号が送信される。映像モード情報を受信した制御部14は、制御信号に含まれる映像モード情報により映像信号処理内容を決定する。
制御部14は、映像信号処理内容の変更によって映像信号処理部12における処理演算時間、すなわち映像遅延時間に変更が発生するか否かについて判定する(S100)。映像遅延時間は、例えば、一般的にコントラスト調整や明るさ調整などのみを行う場合の変更量は少ないことが多い。しかし、映画モードなど高画質処理モードからニュースモードなどのさほど高画質処理を要求されない中程度の画質処理モードへ変更された場合などは映像処理時間が変更されることが多い。
ステップS100において、制御部14は、映像信号処理内容の変更に伴い映像遅延時間が変化すると判定した場合、音声出力装置200からHDMIによって映像信号の入力を受けているかどうかを判断する(S101)。この判断は、複数種類存在する映像信号の入力I/F部を択一的に選択するスイッチングユニット(不図示)を制御部14が制御しているため、選択されたI/F部がどの種別のI/F部であるかを識別すれば良い。なお、入力される端子がHDMIのみしか有していない装置である場合には、この判断は不要である。
ステップS101において、HDMII/F部10で映像信号の入力を受けていると判断した場合、制御部14は、映像信号処理装置100と接続する音声出力装置200のHDMII/F部21がHDMI1.3aに対応しているかを判断する(S102)。S102は、映像と音声の同期を自動で調整可能、つまり、音声出力装置200において音声の遅延時間を自動で調整可能であるか否かを判断するためのステップである。音声出力装置200のHDMII/F部21がHDMI1.3aに対応していないバージョンである場合は、映像信号処理装置100から音声出力装置200に対して後述する映像遅延時間の情報と自動リップシンク処理を実行するコマンドを送信しても、音声出力装置200でその情報やコマンドを処理することができない。
HDMI1.3aに対応しているかの判断方法としては、例えば、ホームシアターシステムを構成している音声出力装置200が備えるHDMII/F部21のバージョン情報から判断する方法がある。映像信号処理装置100は、HDMI−CECの汎用コマンドであるGet CEC Versionコマンドを音声出力装置200へ送信する。そのコマンドを受けて、音声出力装置200は、HDMI−CECのバージョンが記述された情報を映像信号処理装置100へ送信する。映像信号処理装置100の制御部14は、取得したバージョン情報から音声出力装置200のHDMII/F部21がHDMI1.3aに対応しているかどうかを判断する。
ステップS102において、音声出力装置200のHDMII/F部21がHDMI1.3aに対応していると判定された場合、制御部14は、自動リップシンク処理を行う指示を出す(S103)。具体的には、制御部14は音声出力装置200に対して映像信号処理によって発生する映像遅延時間の情報と、自動リップシンク処理を実行するコマンドとを音声出力装置200に対して送信する。次に、制御部14は、例えば、図4(a)に示したような映像信号処理方法が切り替わった旨を映像表示部13に表示出力させる制御を行い終了とする(S104)。なお、この表示は必ずしも必要な表示ではない。
ステップS101において、音声出力装置200からHDMIで映像信号を入力していないと判定された場合、または、ステップS102において音声出力装置200のHDMII/F部21がHDMI1.3aに対応していないと判定された場合、制御部14は、映像信号処理方法の変更前と変更後での映像遅延時間の差分時間が規定時間以下かどうかを判断する(S105)。この遅延時間は、図2に示した映像遅延時間と映像モードとが対応付けられたテーブルの情報を制御部14が参照することで実行できる。ここで、規定時間とは予め定めておいてもよいし、ユーザが設定できるようにしてもよい。
例えば、規定時間を20msecと設定し、映像モードをニュースからスポーツに切り替えた場合、図2に示したテーブルより差分時間は10msecであることが判明するので、制御部14は、映像遅延時間の差分時間が規定時間以下と判断する。制御部14は、差分時間が規定時間以下であるという判断により図4(a)に示すような映像信号処理内容が切り替わった旨を表示出力する制御をして終了とする(S104)。
つまり、映像信号処理の変化に伴って映像遅延時間が変化することがあるが、その時間の変化が映像と音声の同期合わせにおいて視聴者にとって気にならないと考えられるレベルでは、リップシンク処理を積極的に促す構成としない。但し、映像信号処理の変化が規定時間以下でも、その遅延時間の累積によって、音声出力装置200に設定された音声遅延量と映像遅延時間との乖離が大きくなることも想定される。そのため、本実施例では、差分時間が規定時間以下であったとしても、映像信号処理内容が切り替わった旨の映像を表示出力する構成としている。これにより、ユーザは映像と音声が同期しているか否かをその表示を元に考慮することができ、音声遅延時間の設定を行うか否かを決定することが可能となる。
映像モードをニュースから映画に切り替えた場合、図2に示したテーブルより変化量は60msecであることが判明するので、制御部14は、差分時間が規定時間以上と判断する。
ステップS105において、制御部14が、差分時間が規定時間以上と判断した場合、制御部14は、図4(b)に示すような映像信号処理内容が切り替わったこと及び映像遅延時間と差分時間に関する情報を表示出力する制御を行い、出力される映像信号と出力される音声信号との同期が合っていないことをユーザに伝える処理を行う(S106)。
このように図1に示すようなホームシアターシステムにおいてHDMI1.3aに対応していない装置が含まれている場合、映像信号処理内容の変更によってリップシンクが合わない(映像と音声の同期が合っていない)状態になっても、ユーザは、出力される映像信号と出力される音声信号の同期が合っていないことを認識することができる。
また、映像遅延時間の映像遅延時間と映像信号処理内容の切り替わりによって発生する差分時間をユーザに伝えることで、ユーザは音声出力装置200に対してより精度の高いリップシンク設定(音声遅延時間設定)を行うことができる。
よってユーザは、操作部15、または操作部27を用いて音声出力装置200の音声遅延時間を映像遅延時間に基づいて設定することで出力される映像と出力される音声の同期がより適正に取れた状態で視聴することができる。
また、本実施例では、差分時間を表示する構成としたが、映像信号処理内容の変更前と変更後の映像処理に要する時間を夫々表示するようにしてもよく、ユーザに差分時間がわかるように表示する構成であれば表示方法は特に限定されるものではない。さらに、映像表示部13に表示する映像遅延時間に関する情報は、ユーザからの表示指示があるたびに表示してもよい。
本実施例では、出力される映像信号と出力される音声信号との同期が合っていないことを表示部に出力することでユーザに伝える構成としたが、表示部に出力することに限らず、例えば、映像信号処理装置に内蔵されているスピーカ(不図示)に出力することにより音声でユーザに伝えることもできる。
また、本実施例では、出力される映像信号と出力される音声信号との同期が合っていないことを表示部に出力する条件として、差分時間が規定時間以下としたが差分時間が発生すること、つまり規定時間をゼロとした設定を用いて出力する構成にしてもよい。
次に、図1及び図5を参照して本発明の第2の実施例による、映像信号処理装置100内の制御部14の下で実施される映像遅延時間を映像表示部に出力する制御処理について説明する。ここで図1は、本実施例の形態に係るホームシアターシステムの構成を示すブロック図である。また図5は、本実施例の形態に係る映像信号処理に要する時間が変更したことを映像表示部に出力する制御処理を示すフローチャートである。
本実施例のホームシアターシステムの装置構成は、図1で示した構成と同様である。しかし、実施例1のホームシアターシステムと比較して、音声出力装置200のHDMII/F部21のバージョンが、HDMI1.2aではなくHDMI1.3aであるという点で実施例1のホームシアターシステムとは異なる。
図5に示すフローチャートでは、実施例1と比較してホームシアターシステムを構成している装置の自動リップシンク処理の実行が有効となっているかどうかを判断する処理が追加されている。また、制御部14が、映像遅延時間の差分時間が規定時間以下かどうかを判定する処理が削除されている。その他、図5に示すフローチャートの処理フローは基本的に実施例1と同様である。
以下、図5に示すフローチャートに従って詳細を説明する。図5のフローチャートを実行するためのプログラムは、制御部14のROMに保持されており、映像処理の内容が変更することに応じて実行される。制御部14は、映像信号処理内容の変更指示に基づき映像信号処理部14で行う映像信号処理内容を決定する。
制御部14は、映像信号処理内容の変更によって映像信号処理部14における処理演算時間、すなわち映像遅延時間に変更が発生する否かについて判定する(S200)。
ステップS200において、制御部14は、映像遅延時間が変更されると判断した場合、ホームシアターシステムを構成する音声出力装置から映像信号の入力をHDMIで受けているかどうかを判断する(S201)。
ステップS201において、HDMIで受けていると判断した場合、制御部14は、音声出力装置200がHDMI1.3aに対応しているかを判断する(S202)。
ステップS202において、制御部14が、音声出力装置200がHDMI1.3aに対応していると判断した場合、制御部14は、音声出力装置200の自動リップシンク処理の設定が有効になっているか、すなわち自動リップシンク処理を実行する設定が有効になっているかどうかを判断する(S203)。
自動リップシンク処理の実行が有効になっているかを判断する方法として、例えば、自動リップシンク処理の設定を確認するためのコマンドをHDMI−CECのベンダーコマンドとして定義し、そのコマンドを用いて確認する方法がある。映像信号処理装置100は自動リップシンク処理の設定を確認するコマンドを音声出力装置200に対して送信する。そのコマンドを受信した音声出力装置200は、自動リップシンク処理の設定が有効になっているかを確認し、自動リップシンク処理の設定が有効か無効かを示す設定通知情報を映像信号処理装置100に送信する。映像信号処理装置100の制御部14は、受信した設定通知情報から自動リップシンク処理の設定状態を確認し、自動リップシンク処理の実行が可能かを判断する。
音声出力装置200がHDMI1.3aに対応しており、かつ、自動リップシンク処理が有効な設定になっている場合、制御部14は、映像信号処理部12の映像遅延時間とリップシンクを調整するためのコマンドを音声出力装置200に伝送する。音声出力装置200は、HDMII/F21にて映像遅延時間に関する情報を入手し、制御部25は、この映像遅延時間に関する情報に基づいて自動リップシンク処理を行う(S204)。
ステップS200において、制御部14が、映像遅延時間の変更がないと判定した場合、またはステップS204において、自動リップシンク処理を行った場合、図4(a)に示すような映像信号処理内容に関する情報を表示するよう処理をする(S205)。
ステップS201において、音声出力装置200がHDMIで映像信号を入力していないと判断された場合、またはステップS202において音声出力装置200がHDMI1.3aに対応していないと判定された場合、またはステップS203において音声出力装置200の自動リップシンク処理の設定が無効とされている場合、制御部14は、図4(b)に示すような映像信号処理内容が切り替わったこと及び差分時間に関する情報をユーザに伝える処理を行う(S206)。なお、実施例1と同様、映像遅延時間の差分時間と規定時間とを比較し、規定時間を超える場合に図4(b)に示す表示を行うように構成することでも良い。
これにより、自動リップシンク処理の設定が無効の状態で映像信号処理内容の変更によって再生されるコンテンツの映像と音声が合わない状態になった場合でも、ユーザは、出力される映像信号と出力される音声信号の同期が合っていないことを認識することができる。
また、実施例2において、音声出力装置200がHDMI1.3aに対応しているかを確認してから自動リップシンク処理の設定を確認するという処理を行ったが、自動リップシンク処理の設定確認を行うだけでも本実施例で説明したものと同様の効果を得ることが可能である。これは、自動リップシンク処理の設定が有効であればHDMI1.3aに対応するものであるし、設定が無効またはコマンドに対する応答が無ければ自動リップシンク処理を実行できないと判断できるためである。
実施例1及び実施例2は、映像の出力部として映像信号処理装置100内の映像表示部13としているが、例えば、映像信号処理装置からプロジェクション機能のみを持つ映像表示装置等に情報を映像出力しても本発明は実施できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されずその要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(変形例)
上述した実施例1または実施例2の変形例を以下に記載する。実施例1及び実施例2のフローチャートの説明では、音声出力装置200から送信された映像モード情報によって映像信号処理内容が決定されるように開示した。しかしながら、映像信号処理内容は映像信号処理装置100側で自動または手動で変更することができる。そのため、映像信号処理装置100が、入力された映像を解析して映像信号処理内容を自動で決定するような機能を有する場合、または、映像信号処理装置100に対してユーザが手動で映像信号処理内容を設定するような機能を有する場合にも、変更された映像信号処理内容によって映像遅延時間の差分が生じることになる。従って、これらの機能を有する映像信号処理装置であっても実施例1及び実施例2は有効である。
また、実施例1では、映像信号処理の変化によって発生する映像遅延時間の変化が規定時間以下か否かによって表示する内容を切り替えていた。これは実施例2においても同様である。しかし、上述した通り、映像遅延時間の変化が規定時間以下であっても、その変化が数回連続で発生することで、音声出力装置の音声遅延時間との乖離が大きくなることが考えられる。例えば、差分時間と比較するための規定時間が30msecである場合、映像遅延時間が例えば100msecの映像モードから映像遅延時間が80msecに変更されたとする。このとき、差分時間は20msecであり規定時間は30msecであるので、ステップS105の判断はNoとなる。この状態から、さらに、映像遅延時間が60msecの映像モードに移行すると、差分時間は20msecとなるので、やはり規定時間以下となり、ステップS105の判断はNoとなる。しかしながら、当初の映像遅延時間である100msecからは40msecの差分時間が生じてしまったことになる。
こうした場合にはリップシンク処理を促すべきである。そこで、実施例1のステップS105で実施する制御を以下のように変更する。まず、映像信号処理内容が変化した場合、1回の変化で規定時間以下だった場合には、ステップS104に移行するとともに、制御部14のROMにその変化によって生じた映像信号の遅延時間から計算される差分時間を記憶する。その後、さらに映像信号処理内容が変化した場合、その変化で生じた遅延時間が規定時間以下の場合には、ROMに記憶された差分時間と加算し、累積差分時間を求める。ステップS105において、制御部14はこの累積差分時間が規定時間以上であると判断した場合には、ステップS106に移行し、累積差分時間を画面上に表示する制御を行う。この構成によれば、1回の変化では規定時間以下の遅延時間の変化であっても、その遅延時間の累積により映像と音声の同期がずれることが想定される場合には、ユーザに対してリップシンク調整を促すことができる。また、調整量の目安となる差分時間を表示することで、リップシンク調整をより適切にユーザが実行しやすくなる。なお、累積差分時間が規定時間を超えた場合には、ROMに記憶された差分時間をリセットすれば良い。
また、実施例1及び実施例2では、映像信号の処理方法が変更されたこと、つまり、映像信号処理によって生じる映像遅延時間の変化が生じたことを制御開始のトリガとしていた。そして、映像遅延時間の変化が生じた後に、音声出力装置がHDMI1.3aに対応しているか否か等の判定を行うものとして説明した。しかしながら、予め、HDMIで接続されているか否か、音声出力装置はHDMI1.3aに対応しているか否かを判定しておき、その判定結果を記憶しておくことが可能である。そのため、例えば、HDMI1.3aに対応していることが予め記憶されていれば、映像遅延時間の変化が生じた場合には、即座に自動リップシンク処理を実行することが可能となる。つまり、映像遅延時間の変更が生じなければ、HDMIのバージョンの判断を行わない手順で実施例1及び実施例2を説明したが、本発明はこの手順に限定されるものではない。
100 映像信号処理装置
10 HDMII/F部
11 メタデータ処理部
12 映像信号処理部
13 映像表示部
14 制御部
200 音声出力装置
300 映像音声信号再生装置

Claims (1)

  1. 出力する音声の遅延時間を調整できる音声出力装置に接続可能な映像信号処理装置において、
    映像信号の映像信号処理を行う映像信号処理手段と、
    映像信号の映像信号処理が行われることで発生する映像遅延時間が変更されているかを判定する判定手段と、
    前記音声出力装置が自動で音声の遅延時間を調整できるかを判断する判断手段と、
    前記判定手段により映像遅延時間が変更されていると判定され、かつ、前記判断手段により音声出力装置が自動で音声の遅延時間を調整できないと判断されたことに応じて、映像遅延時間が変更されたことを出力部が出力するように制御を行う制御手段と、
    を有する映像信号処理装置。
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