JP2005222140A - 情報処理装置、情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アップデートプログラムを利用してのプログラムのアップデートを効率的におこなう。
【解決手段】テレビジョン放送受信機1のデジタルブロック3では、デジタル放送により送信されるアップデートプログラムを受信抽出してダウンロードし、記憶保持する。また、アナログブロックマイコン16からの実行プログラムの現バージョンを通知を受けてバージョン情報を記憶保持する。そして、記憶保持しているアップデートプログラムのうちから、バージョン情報が対応するものを選択してアナログブロックマイコン16に転送する。アナログブロックマイコン16は、この転送されたアップデートプログラムによりアップデート処理を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、プログラムのアップデートに関する情報処理を行うことのできる情報処理装置、及びその方法に関する。
衛星放送、地上波放送として、デジタル放送が普及、あるいは開始されるようになってきている。このようなデジタル放送では、放送として提供すべき映像/音声情報による番組コンテンツやデータ放送としての各種情報を、デジタル信号化したうえで所定変調方式により多重化してキャリア搬送するようにして送出するようにされる。
上記のような伝送方式を採ることから分かるように、デジタル放送では、番組としての映像/音声情報に加えて、相応のデータサイズを有するような各種のデータも伝送することが可能である。
このようにして、多様なデータ伝送のサービスが可能であることを背景として、デジタル放送を受信する放送受信装置が実行するプログラムの追加、変更等、つまりバージョンアップを、デジタル放送を利用して行うことが提案されている。
つまり、放送受信装置のプログラムについてのバージョンアップ用のデータ(アップデート用プログラム)を、放送波に多重化して送出するようにされる。そして、放送受信装置側では、受信した放送波からアップデート用プログラムを抽出して取得し、この取得したアップデート用プログラムを利用して、放送受信装置が実行するプログラムについてのバージョンアップ(アップデート)を実行するものである。
このような、放送として供給されるアップデート用プログラムを受信装置側で受信取得してインストール(バージョンアップ、アップデート)する技術としては特許文献1を挙げることができる。この特許文献1では、例えば、放送受信装置としてデジタル放送に対応するデジタルブロックとアナログ放送に対応するアナログブロックとが備えられる場合を前提としている。
このような構成において、アナログブロック側のプログラムについては、放送により供給されるアップデート用プログラムによりバージョンアップを行うことは、デジタルブロック側のマイクロコンピュータでは可能であるが、アナログブロック側のマイクロコンピュータでは、その処理能力などの理由で困難とされていた。
そこで、特許文献1としては、デジタルブロック側で受信取得した機能拡張プログラム(アップデート用プログラム)に、アナログブロックの機能拡張プログラムが含まれていると判断したときに、パケット分割してアナログブロック側に転送するようにしている。そして、アナログブロックでは、転送されてきた機能拡張プログラムによりバージョンアップを実行する。
つまり、特許文献1では、アナログブロック側のためのアップデートのコントロールをデジタルブロック側で実行することとしており、これにより、アナログブロックが実行すべきプログラムのバージョンアップを可能としている。
特開2002−344837号公報
ところで、実際のこととして、例えば各種の電子機器においては、同一モデルの機種であっても、既に製造出荷した機器について、この後に、バグの修正や機能拡大のために、その機器が実行するプログラムを改良して製造出荷する、ということはしばしば行われる。つまり、同一モデルでありながら、その機器のプログラムについてのバージョンアップが行われる。上記した放送受信装置のプログラムのアップデートは、このようなことを考慮して、放送受信装置に関してバージョンが古くなったプログラムを保持する機器について、そのプログラムを最新のものとなるようにサポートすることを可能とするものである。そして、そのためのアップデート用プログラムの提供媒体として、放送を用いることで、そのアップデートが手軽に行われるようにしている。
しかしながら、上記したようなプログラムを改良(バージョンアップ)して製造出荷するということは、1回のみしか行われないとは限らない。つまり、時期を経て数回にわたってバージョンアップが重ねられることもしばしば行われる。
この場合、例えば市場に出回ってユーザの手に渡っている或る特定モデルの放送受信装置の間で、それぞれに異なるプログラムのバージョンを有する機器が、最も古いバージョンのものを除いても複数混在しているということになる。
上記のような状況において、さらに放送受信装置のプログラムをバージョンアップしたものが製造出荷されたとする。そして、このバージョンアップに伴うサポートとして、今回製造出荷される機器と同じバージョンにアップデートするためのアップデート用プログラムを、放送により配布する場合を考えてみる。
アップデート用プログラムとしては、全てのプログラム内容を書き換えることでバージョンアップを行うことを前提として作成されるものと、プログラムのデータ内容の一部の書き換え、追加などによりバージョンアップを行うことを前提として作成されるものとがある。このいずれか採用されるのかは、例えばプログラムを実行するマイクロコンピュータの構成などに依る。例えば、前述したアナログブロック側のマイクロコンピュータのプログラムのバージョンアップは、プログラムのデータ内容の一部の書き換え、追加などによってバージョンアップを行う。
そして、プログラムのデータ内容の一部の書き換え、追加などによりバージョンアップを行うアップデート用プログラムである場合、その性質上、複数の異なるバージョンが存在しているのであれば、これらのバージョンごとに対応して異なるプログラムが用意されることになる。
つまり、例として、バージョンの古い順からバージョン1,バージョン2,バージョン3が既に存在するとして、バージョン1,バージョン2を、それぞれ、最新とされるバージョン3にバージョンアップすると仮定する。この場合、バージョン1をバージョン3にバージョンアップするアップデート用プログラムは、その間のバージョン2としてのバージョンアップ内容も含むべきものとなる。これに対して、バージョン2をバージョン3にバージョンアップするアップデート用プログラムは、バージョン2とバージョン3との間での差分を補うためのデータ内容となるものであり、このようにしてアップデート用プログラムは、アップデート対象のバージョンごとに異なる。
この場合において、例えば実際に、特許文献1に記載される技術に則ってバージョンアップを行う、つまり、放送として供給されるアップデート用プログラムを受信装置側のデジタルブロックで受信取得(ダウンロード)して、アナログブロック側にインストール(バージョンアップ、アップデート)するようにして行おうとした場合、1回のダウンロード動作ごとに1つのバージョンのプログラムについてのバージョンアップを行っていくようにされる。従って、例えば、現在ユーザにより使用されている放送受信装置の各バージョンのプログラムについて、全てバージョンアップを行おうとすれば、基本的には現在存在するバージョンの数ごとに対応して、それぞれを時間的(期間的)に分けてアップロード(放送)することになる。
しかしながら、放送によるアップデート用プログラムのアップロードと、これを受信(ダウンロード)してプログラムをバージョンアップする受信装置側の処理は、バージョンごとに期間分割するのではなく、全てのバージョンについて同時的に行ってできるだけ短期間で完了させてしまうことのほうが、例えば長期間にわたってバージョンアップデータを放送する必要が無くなることや、ほぼ同時期に全ての放送受信装置側のプログラムのバージョンが揃うことなどの点で好ましい。
そこで本発明は上記した課題を考慮して、情報処理装置として次のように構成する。
つまり、 保持している所定の実行プログラムに従って、情報処理装置に関連する所要の処理を実行すると共に、転送されてきたアップデート用プログラムを利用して、これまで保持していた実行プログラムのアップデートを実行するプログラム実行手段と、外部から所定の供給経路により供給される、異なるバージョンの実行プログラムごとに対応する複数のアップデート用プログラムの情報を取得する取得手段と、プログラム実行手段からの上記実行プログラムの現在のバージョンの通知に応じてバージョン情報を保持するバージョン情報保持手段と、取得手段により取得することのできるアップデート用プログラムのうちから、バージョン情報保持手段が保持している上記バージョン情報に対応するアップデート用プログラムを選択して、プログラム実行手段に対して転送する転送手段とを備えることとした。
また、情報処理方法としては次のように構成する。
つまり、保持している所定の実行プログラムを実行することにより情報処理装置に関連する所要の処理を実行すると共に、転送されてきたアップデート用プログラムを利用して、これまで保持していた上記実行プログラムのアップデートを実行するプログラム実行手順と、外部から所定の供給経路により供給される、異なるバージョンの実行プログラムごとに対応する複数のアップデート用プログラムの情報を取得する取得手順と、プログラム実行手順が実行するとされる実行プログラムの現在のバージョンの通知に応じて、バージョン情報を保持するバージョン情報保持手順と、取得手順により得ることのできるアップデート用プログラムのうちから、バージョン情報保持手順により保持されたバージョン情報に対応するアップデート用プログラムを選択して、プログラム実行手順に対して転送する転送手順とを、実行するように構成することとした。
上記各構成によると、現在においてプログラム実行手段が実行すべきとされている実行プログラムのバージョンを示すバージョン情報が情報処理装置内において保持されているという環境が得られていることになる。また、上記実行プログラムに応じたアップデート用プログラムは外部から取得するが、このとき、所定の供給経路を経由して、上記実行プログラムの異なるバージョンごとに対応した複数のアップデート用プログラムを取得することができるようになっている。そして、アップデート用プログラムを取得して実行プログラムのアップデート(バージョンアップ)を行うときには、情報処理装置内において保持している上記バージョン情報を参照して、このバージョン情報が示すバージョンに対応するアップデート用プログラムを選択して、プログラム実行手段に転送するようにされている。このとき、プログラム実行手段に転送されてくるアップデート用プログラムは、このプログラム実行手段がこれまでに実行していた実行プログラムのバージョンに対応するものであり、従って、プログラム実行手段は転送されたアップデート用プログラムを利用して実行プログラムのバージョンアップを適正に行うことができる。
そして、このことから本発明によっては、例えば、上記所定の供給経路を経由してほぼ同時に実行プログラムの異なるバージョンごとに対応した複数のアップデート用プログラムを供給するようにしたとしても、これに応じて情報処理装置側では、自身に対応するアップデート用プログラムを特定してバージョンアップを行うことができる。
つまり、実行プログラムのバージョンが存在するのに応じて複数のアップデート用プログラムを提供する必要のある場合において、各アップデート用プログラムごとに対応して、個別の期間(複数回)によりプログラムのアップロードと、これに応じた各情報処理装置側でのアップデートを行うようにするのではなく、ほぼ同期間(一回)により、全てのアップデート用プログラムのアップロードと、各情報処理装置側でのアップデートとが行われるようにすることができる。つまり、ユーザが使用している多数の情報処理装置の実行プログラムのアップデートが短時間で効率的に行われるという効果を有している。
以下、本発明の実施の形態について説明を行うこととする。本実施の形態としては、本発明に基づく情報処理装置を、デジタル放送とアナログ放送の両者に対応して受信復調が可能なテレビジョン放送受信機に適用している。
図1は、本実施の形態のテレビジョン放送受信機1の構成例を示している。
この場合のテレビジョン放送受信機1の構成として、大きくは、アナログブロック2とデジタルブロック3とに分けられる。なお、デジタルブロック3側については、後述するようにして、デジタル放送に多重化されるマイコン実行プログラムのアップデートプログラム(アップデート用プログラム)を受信抽出して取得する機能、つまり、ダウンロード機能を有している。このため以降において、デジタルブロック3については、ダウンロードブロックともいう場合がある。
アナログブロック2において、アナログ放送チューナ10には、例えばここでは図示していないアンテナにて受信した所定のアナログテレビジョン放送の放送波が入力される。そして、例えば後述するアナログブロックマイクロコンピュータ16(以降、「マイクロコンピュータ」については「マイコン」と略す場合がある)の指示に応じて、所要のチャネルに対応する映像信号/音声信号を抽出、復調して出力する。
この場合、アナログ放送チューナ10の映像信号/音声信号出力は、セレクタ11に入力される。
この場合において、セレクタ11には、上記したアナログ放送チューナ10から出力される映像信号/音声信号ソースのほか、例えば図示するようにして、Source1,Source2として示される外部映像信号/音声信号ソースを入力可能とされている。セレクタ11は、アナログブロックマイコン16の制御に従って、これらの入力ソースのうちから所要のソースを択一的に選択する。選択された映像信号/音声信号ソースのうち、映像信号については、後段のクロマデコーダ12に対して出力する。音声信号については、スピーカ18に出力する。
なお、セレクタ11に入力される映像/音声ソースの数、供給元等については特に限定されるべきものではなく適宜変更されて構わない。
クロマデコーダ12では、入力された映像信号について、いわゆるクロマ復調処理を実行する。つまり、例えば入力される映像信号がコンポジット信号であるとして、この映像信号から輝度信号(Y信号)とクロマ信号(C信号)を分離し、さらにクロマ信号について復調処理を行うことで、色差信号Cb,Crを生成する。このようにして、クロマデコーダ12からは、カラー画像表示に必要とされる輝度信号と、色差信号とを出力することになる。
なお、近年では、このようなクロマ復調を、デジタル信号処理により行うようにもなってきている。本実施の形態としては、クロマ復調処理を、アナログ信号処理とデジタル信号処理の何れによって実行する構成としてもよいのであるが、ここでは、アナログブロック2におけるクロマデコーダ12以降の映像信号処理は、デジタル信号処理であることとして説明する。従って、例えばクロマデコーダ12においてはセレクタ11側から入力されるアナログの映像信号についてデジタル信号に変換するA/D変換器を備えることとなる。
この場合、クロマデコーダ12から出力された信号は、画像処理制御部13に対して入力されることとなっている。
画像処理制御部13は、上記のようにしてクロマデコーダ12から入力される映像信号(輝度信号、色差信号)、つまり、アナログブロック2側でアナログ放送を受信復調して得られるアナログ受信系映像信号と、後述するデジタルブロック3側においてデジタル放送を受信復調して得られるデジタル受信系映像信号とを入力して、統合的な映像信号生成処理を実行する。
例えば、画像処理制御部13においては、例えば入力されるアナログ受信系映像信号とデジタル受信系映像信号とについて、アナログブロックマイコン16の制御に応じて、択一的に選択して出力することができる。このとき、例えばアナログ受信系映像信号は、NTSC,PAL方式などのテレビジョン方式に対応するのに対して、デジタル受信系映像信号は、所定のHD(High-Definition)方式に対応したものとなるなど、それぞれでテレビジョン方式が異なるのであるが、画像処理制御部13は、これらのテレビジョン方式のいずれにも対応した信号処理、制御処理を実行可能とされている。
また、画像処理制御部13によっては、同時に入力されるアナログ受信系映像信号とデジタル系映像信号とについて、1表示画面においていわゆる2画面(マルチ画面)表示といわれる表示態様によって同時に表示されるようにするための映像信号処理も実行可能とされている。
そして、画像処理制御部13としては、上記のようにして、アナログ受信系映像信号とデジタル受信系映像信号についての画像信号処理を実行するのあたり、例えば表示出力されるべき映像信号のアスペクト比、解像度、さらにはマルチ画面表示のパターンなどに応じて表示出力時の画面サイズなどを決定し、この画面サイズにより表示が行われるようにするための映像信号処理も実行するようにされる。
この画像処理制御部13において映像信号処理された映像信号は、グラフィクス処理部25に対して入力される。
この場合のグラフィクス処理部25は、デジタルブロック3側に含まれる扱いとなっている。つまり、グラフィクス処理部25の動作は、デジタルブロック3側を統合的に制御するデジタルブロックマイコン26により制御される。このために、グラフィクス処理部25は、デジタルブロック側のデータバス30と接続されている。
グラフィクス処理部25では、主として、いわゆるオンスクリーンディスプレイのための信号処理が実行される。つまり、デジタルブロックマイコン26では、動作状況などに応じて、表示画面上に対して、テレビジョン放送の映像と共に表示出力させるべき文字、絵柄などのいわゆるキャラクタデータを発生させグラフィクス処理部25に転送する。そして、このキャラクタデータに基づいた文字、絵柄などの画像が、表示画面上における所要のサイズ、位置にて、テレビジョン放送の映像に重畳された映像信号がグラフィクス処理部25にて生成されるように制御処理を実行する。
上記グラフィクス処理部25から出力された映像信号は、画像表示処理部14に対して入力される。
画像表示処理部14では、主としては画質調整としての映像信号処理を実行する映像信号処理部を備えるとともに、入力された映像信号の画像が表示されるように、ディスプレイパネル15を駆動するための信号処理回路系を備えて構成される。
ディスプレイパネル15は、所定のディスプレイデバイスを備えて構成され、上記のようにして画像表示処理部14により駆動されることで画像が表示される。
なお、ディスプレイパネル15において採用されるディスプレイデバイスの種類としては特に限定されるものではない。また、この場合には、画像表示処理部14は、アナログブロックマイコン16によりその動作が制御される。つまり、アナログブロック2に含まれるものとして扱われる部位となる。
アナログブロックマイコン16は、これまでの説明から理解されるようにして、主として、アナログブロック2を構成するとされる各機能回路部を制御するためのマイクロコンピュータであり、図示するようにして、データバス19によりアナログブロック2における所定の機能回路部と通信可能に接続されている。
また、この場合のアナログブロック2において、データバス19には不揮発性メモリ17が接続されている。周知のようにして不揮発性メモリは、電源供給が停止されても記憶内容を保持可能とされる書き換え可能なメモリ素子から成る。この場合の不揮発性メモリ17には、少なくとも、アナログブロックマイコン16が実行するためのプログラム(実行プログラム)が格納される。また、後述するようにして、このアナログブロックマイコン16のための実行プログラムについてバージョンアップを行うためのアップデートプログラムも、不揮発性メモリ17に記憶される。
デジタルブロック3の主たる機能としては、所定のデジタルテレビジョン放送を受信復調するものとされる。また、前述したように、このデジタルテレビジョン放送によりアップロード(送出)されるプログラムをダウンロードしてインストールするためのダウンロードブロックとしての機能も与えられる。
なお、本実施の形態のデジタルブロック3が対応するデジタル放送の規格としては、特に限定されるものではない。例えば所定の放送衛星、或いは通信衛星を用いて放送されるデジタル衛星放送であってもよいし、デジタル地上波放送であってもよい。
このデジタルブロック3において、デジタル放送チューナ20は、例えば図示しないデジタル放送受信用のアンテナにて受信されたデジタル放送波を入力し、デジタルブロックマイコン26の制御に応じて、例えば目的とする選局チャンネルに対応するキャリア抽出を行い、例えばビタビ復調処理や誤り訂正処理等を施すことで、TS(Transport Stream)を得るようにされる。
この場合におけるTSとしては、デジタル衛星放送を例に挙げれば、MPEG2(Moving Picture Experts Group Layer2)方式によって、複数のプログラム(番組)、チャンネルの映像信号及び音声信号を圧縮した圧縮データと、各種の付加情報が多重化されているものとなる。必要に応じて、データ放送サービスのためのデータ放送用データも多重化されている。また、本実施の形態としては、必要に応じて、当該テレビジョン放送受信機1のマイコン等が実行すべき実行プログラムのアップデートプログラムのデータも多重化される場合がある。
上記した映像信号及び音声信号を圧縮した圧縮データやデータ放送用データは、ES(Elementary Stream)として多重化される。また、放送側が挿入する付加情報としては、PAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)などのテーブルを格納するPSI(Program Specific Information:番組特定情報)や、SI(Service Information:番組配列情報)などが挙げられる。
そして、上記情報の多重化は、TSを所定数のトランスポートストリーム・パケット(TSパケット)により形成するようにして、このTSパケットに対して、上記したES及び各種付加情報を格納することにより行われる。
また、デジタル放送チューナ20では、TSからPSI(Program Specific Information:番組特定情報)のパケットを取得し、その選局情報を更新すると共に、TSにおける各チャンネルのコンポーネントPID(Program ID)を得て、例えばデジタルブロックマイコン26に伝送する。デジタルブロックマイコン26では、取得したPIDを受信信号処理に利用することになる。
なお、確認のために述べておくと、デスクランブラ3から出力されるTSとしては、複数のプログラムのESが多重化されている可能性があり、また、データ放送用データ、アップデートプログラム、及びPSIなどをはじめとする付加情報も除去されることなく多重化されているものである。
また、本実施の形態としては、メモリスロット21が備えられている。このメモリスロットには、例えばフラッシュメモリなどのメモリ素子により構成されるリムーバブル記憶媒体としてのメモリカード40を装着することが可能とされている。そして、メモリカード40が装着された状態では、例えばメモリスロット21は、このメモリカード40に記憶されている所定フォーマットによる映像/音声データとしてのコンテンツデータを読み出して、デマルチプレクサ22に対して入力させることができるようになっている。なお、メモリスロット21をデータバス30と直接的に接続するように構成して、映像/音声のコンテンツデータ以外のデジタルブロックマイコン26が処理可能な各種データを、メモリカードから読み込み、また、書き込んで記憶させることができるように構成することも可能とされる。
デマルチプレクサ22は、データバス30を介して通信可能に接続されるデジタルブロックマイコン26により設定されたフィルタ条件に従って、デスクランブラ3から供給されたTSから必要なTSパケットを分離する。これにより、例えばデマルチプレクサ22においては、目的とする1つのプログラムについてのTSパケットとして、MPEG2方式により圧縮されたビデオデータのTSパケットと、MPEG2方式により圧縮されたオーディオデータのTSパケットを得ることができる。また、このデマルチプレクサ13では、上記TSから、必要に応じてEPGデータのTSパケット、及び他の付加情報が格納されるTSパケットも抽出するようにされる。ここにおける他の付加情報としては、例えばデータ放送用データ、さらにはアップデートプログラムなどとされる。
なお、ここでは図示していないが、デマルチプレクサ20は、スクランブラを備えているものとされる。TSとして入力されたデータについて、放送側が施したスクランブル(暗号)がかけられているときには、デスクランブラによりスクランブルを解くための処理が実行される。
なお、デマルチプレクス処理により分離された圧縮ビデオデータ、オーディオデータの個別パケットは、PES(Packetized Elementary Stream)と呼ばれる形式で、それぞれ、後段のビデオデコーダ23、オーディオデコーダ24に入力されるようになっている。
また、上記したフィルタ条件の設定は、例えばデマルチプレクサ22におけるデマルチプレクス処理機能ブロックにより、TSに含まれるPAT、PMTなどを抽出して、デジタルブロックマイコン26に転送するようにされる。そして、デジタルブロックマイコン26が、転送されてきたPAT、PMTなどに記述されている情報内容に基づいて、デマルチプレクサ22に対してフィルタ条件を設定するようにされる。
ビデオデコーダ23は、デマルチプレクサ22から入力される圧縮ビデオデータについて、例えばMPEG2フォーマットに従ってデコード(伸長)処理を実行する。
また、オーディオデコーダ24は、デマルチプレクサ22から入力される圧縮オーディオデータについて、同じく、例えばMPEG2フォーマットに従ってデコード処理を実行する。このとき、ビデオデコーダ23からの映像信号データ出力と、オーディオデコーダ24からの音声信号データとは、再生時間的に同期するようにしてその出力タイミングが制御されるようになっている。
この場合、ビデオデコーダ23から出力される映像信号データは、前述した画像処理制御部13に対して入力される。
また、この図では、オーディオデコーダ24から出力される音声信号データは、スピーカ18に入力することとしている。但し、実際においては、オーディオデコーダ24から出力される音声信号データについて、A/D変換を施したうえで、スピーカ18の駆動が可能なように増幅を行い、スピーカ駆動信号としてスピーカ18に供給するようにされる。また、ここでは図示を省略しているが、例えば実際には、ビデオデコーダ23からの音声信号及びセレクタ11側から入力される音声信号について、例えば音量調整、音質調整などを行うための音声信号処理回路系を備えるものとされる。また、この図では、スピーカ18については1つのみを示しているが、これは説明を簡単にするための便宜であり、例えば実際には、L,Rチャネルによるステレオ音声出力、あるいは5.1チャンネルによるサラウンド再生などが可能な構成をとってよい。さらには、スピーカだけではなく、ヘッドフォンに対して音声信号を出力可能な構成を付加してもよい。
デジタルブロックマイコン26は、デジタルブロック(ダウンロードブロック)3側についての制御処理実行するマイクロコンピュータであり、図示するようにして、データバス30を介して、デジタルブロック3における各種機能回路部と通信可能に接続されている。
また、このデジタルブロックマイコン26と、アナログブロック2側のアナログブロックマイコン16とは、データバス31を介して相互に通信可能に接続されている。
データバス30と接続されるブートROM29には、デジタルブロックマイコン26を起動させるためのブートプログラムが格納されており、デジタルブロックマイコン26の起動時には、このブートプログラムに従って、デジタルブロックマイコン26が所要の起動処理を実行する。
また、このデジタルブロックマイコン26が、起動時以降において通常に実行すべき実行プログラムは、同じくデータバス30に接続されるフラッシュメモリ27に記憶されている。デジタルブロックマイコン26は、起動処理の1つとして、このフラッシュメモリ27に記憶されている実行プログラムを読み出して、データバス30を経由してRAM(Random Access Memory)28に転送して展開する。デジタルブロックマイコン26内にあるとされるCPUは、このRAM28に展開した実行プログラムを読み出して実行する。これにより、デジタルブロックマイコン26としての所要の制御処理動作が行われることになる。
また、本実施の形態において、フラッシュメモリ27は、単に、上記したデジタルブロックマイコン26のための実行プログラムを記憶保持するだけではなく、他の各種データ、情報を記憶保持可能である。特に本実施の形態においては、このフラッシュメモリ27には、デジタル放送を受信して抽出取得したアップデートプログラムを記憶保持しておくための記憶領域も確保されるようになっている。
なお、本実施の形態としてのテレビジョン放送受信機1は、上記図1に示した構成に限定されるものではなく、実際においては適宜変更されて構わない。例えば、実際においては、インターネットなどと接続可能なネットワーク接続機能を設けることで、デジタル放送の運営側とテレビジョン放送受信機1側のユーザとのインタラクティブな情報送受信や、有料チャンネル、有料番組などの課金情報が、課金サーバなどに送信できるようにすることが考えられる。
上記図1に示すようにして構成される本実施の形態のテレビジョン放送受信機1では、アナログブロック2側についてはアナログブロックマイコン16が制御処理を実行し、デジタルブロック3側についてはデジタルブロックマイコン26が制御処理を実行するようにされている。つまり、アナログブロック2とデジタルブロック3とは基本的には、それぞれ独立して動作を実行するものとされている。
そして、アナログブロックマイコン16は不揮発性メモリ17に記憶保持される実行プログラムに従って制御処理を実行し、デジタルブロックマイコン26はフラッシュメモリ27に記憶保持される実行プログラムに従って制御処理を実行することは先に述べたとおりである。
これらアナログブロックマイコン16、デジタルブロックマイコン26の実行プログラムは、それぞれ、製造時において不揮発性メモリ17、フラッシュメモリ27に書き込まれて記憶されるものであるが、例えば現実的なこととして、このような実行プログラムには、バグが残っている場合がある。また、実行プログラムの内容は、例えばアナログブロック2、デジタルブロック3の機能を決定する1つの重要な要素であるが、既に製造出荷した後において、より高機能とするために実行プログラムを更新したい場合がある。
このようなことから、本実施の形態のテレビジョン放送受信機1としての製品にあっては、或る製造ロットにおいては、デバグや機能拡張のためにその内容が更新された実行プログラムを記憶させる場合がある。つまり、不揮発性メモリ17若しくはフラッシュメモリ27に記憶させる実行プログラムをバージョンアップして製造出荷させる場合がある。
このようにして、ユーザの手に渡って既に使用されている本実施の形態のテレビジョン放送受信機1としては、アナログブロックマイコン16、デジタルブロックマイコン26の実行プログラムとして、複数のバージョンが存在している状況となることが想定される。
このような状況に対応しては、しばしば、バージョンが古い方の実行プログラムについてバージョンアップを行い、例えば最新のバージョンの実行プログラムにアップデートするというサービスが行われる。本実施の形態としては、テレビジョン放送受信機1の実行プログラムをバージョンアップするためのアップデートプログラムを、放送によりアップロードするというサービスを行うものとしている。テレビジョン放送受信機1では、このアップデートプログラムをダウンロード可能とされる。つまり、放送を受信して得られるデータから、アップデートプログラムを抽出して取得する。そして、このアップデートプログラムをインストールすることで自動的にバージョンアップを行うことが可能とされるものである。
なお、プログラムのタイプとしては、アップデータにより元のプログラムのデータ全体を書き換えることでバージョンアップを行うのものと、元のプログラムに対して、アップデート用のデータを追加、更新するようにしてバージョンアップを行うものとがあるが、本実施の形態における実行プログラムとしては、後者のタイプであることして説明する。
ところで、先に説明したような実行プログラムをバージョンアップしての製造出荷は、一度だけとはかぎらず、新たにバグが発見されたり、また、さらに機能拡張を図る必要が出てくるのに応じて、その都度行われる。
つまり、ユーザの手に渡って既に使用されている本実施の形態のテレビジョン放送受信機1としては、アナログブロックマイコン16、デジタルブロックマイコン26の実行プログラムとして、2以上、さらには3以上のバージョンが存在している状況となることが想定される。
このような状況において、実行プログラムのバージョンが2つ存在している場合、つまり、初期出荷時のテレビジョン放送受信機1に搭載された最も古いバージョンの実行プログラムと、このあとの1回のみのバージョンアップによる、次いで新しいとされるバージョンの実行プログラムのみが存在する場合には、アップデートプログラムは、1種類でよいということになる。従って、この場合には、放送側からは、この1種類のアップデートプログラムを1回分とされる或る一定期間にわたって送出(アップロード)することとして、テレビジョン放送受信機1としては、この1回分のアップロードに対応した期間内にダウンロードを実行すればよいということになる。
これに対して、実行プログラムのバージョンが3以上存在している場合には、最新のバージョンを除く、これより古い2以上の実行プログラムごとに対応した複数のアップデートプログラムが必要であることとなる。この場合、従来としては、先にも述べたように、アナログブロックマイコン16に対応の実行プログラムについては、バージョンごとのアップデートプログラムについて、それぞれ1回分とされる或る一定期間にわたって送出(アップロード)するようにしなければならない。
この理由としては、例えば図1による説明から分かるように、アナログブロックマイコン16とデジタルブロックマイコン26とでは、それぞれ、アナログブロック2とデジタルブロック3とについて、基本的には独立的に制御していることによる。このために、アップデートプログラムをダウンロードして取得するダウンロードブロック(デジタルブロック3)側のデジタルブロックマイコン26としては、アナログブロックマイコン16側で実行する実行プログラムのバージョンを把握することができない。実行プログラムのバージョンを把握していなければ、例えば仮に、1回分とされるアップロードサービスにより、実行プログラムの全バージョンに対応する複数のアップデートプログラムをアップロードしたとしても、どのアップデートプログラムが、アナログブロックマイコン16側の現在の実行プログラムのバージョンに対応しているのかを判断できないからである。
そこで本実施の形態としては、実行プログラムの異なるバージョンに対応する複数のアップデートプログラムを1回分とされるアップロードサービスにより送信(アップロード)することとし、テレビジョン放送受信機1としては、この1回分とされるアップデートにより配布される複数のアップデートプログラムのうちから、現在のアナログブロックマイコン16の実行プログラムのバージョンに対応した適切なアップデートプログラムを選択して、上記実行プログラムのバージョンアップが適正に行われるようにするものである。以降、この点について説明を行っていく。
図2及び図3は、アナログブロックマイコン16の実行プログラムをバージョンアップするためにテレビジョン放送受信機1において実行される手順を模式的に示している。また、これらの図においては、実行手順を、ダウンロードブロック(デジタルブロック)3と、アナログブロック2のアナログブロックマイコン16とが実行する処理として示している。また、実行手順の順序は、○内の番号により示している。
先ず、図2(a)に示すようにして、手順1として、ダウンロードブロック3側では、所定の機会、タイミングにより、アナログブロックマイコン16に対して、現在、不揮発性メモリ17に記憶している実行プログラムのバージョンの通知を要求する。
ここで、図2及び図3の説明を行うのにあたり、これまでに製造出荷された全テレビジョン放送受信機1において、アナログブロックマイコン16の実行プログラムは、4つのバージョンが存在しているものとする。このうち、最新のバージョンより古いバージョンとして3つのバージョンA、バージョンB、バージョンCが存在しているものとする。そして、この場合におけるテレビジョン放送受信機1としては、バージョンAの実行プログラムを保持しているものとする。
そこで、この場合には、同じ図2(a)に示す手順2として、アナログブロックマイコン16は、実行プログラムのバージョンが、バージョンAであることを通知する。これにより、ダウンロードブロック3では、アナログブロックマイコン16側の実行プログラムのバージョンが、バージョンAであることを認識できたことになる。そして、ダウンロードブロック3では、この認識結果に従って、手順3として示すように、アナログブロックマイコン16側の実行プログラムのバージョンがバージョンAであることを示すバージョン情報102を生成し、以降記憶保持しておくようにされる。
上記のようにしてダウンロードブロック3がバージョン情報102を記憶保持している状態のもとで、或るときに、デジタル放送によって、アナログブロックマイコン16の実行プログラムについて、バージョンA,バージョンB、バージョンCのそれぞれをアップデート対象とする、3つのアップデートプログラムがアップデート(放送)されたとする。このアップデートは、例えば1回分としてみなすことのできる一定期間において同時的に送信されるものとする。
これに応じてダウンロードブロック3側では、図2(b)の手順4として示すように、デジタル放送を受信して得られるTSから、これら3つのアップデートプログラムを抽出して取得する。この結果、ダウンロードブロック3では、同じ図2(b)に示すようにして、バージョンA,B,Cのそれぞれの実行プログラムをアップデート対象とする、バージョンA対応アップデートプログラム103、バージョンB対応アップデートプログラム104、バージョンC対応アップデートプログラム105を保持することになる。
なお、この段階では、未だアナログブロックマイコン16の実行プログラムは、バージョンAのままである。
そして、この後において、例えばテレビジョン放送受信機1の動作状態として、アナログブロックマイコン16の実行プログラムをアップデートしてもよいされる動作状態となったとされると、ダウンロードブロック3側主導により、アナログブロックマイコン16の実行プログラムのアップデートが開始されることになる。
ここで、ダウンロードブロック3は、図2(a)に示した手順2によりバージョン情報102を保持して以降は、このバージョン情報102を参照することで、現在のアナログブロックマイコン16の実行プログラムのバージョンを認識することができる。
そこで、ダウンロードブロック3は、アップデートのための手順として、図3(a)の手順5に示すようにして、現在保持している各バージョンに対応するアップデートプログラムのうち、現在のアナログブロックマイコン16の実行プログラムのバージョン(即ちバージョン情報102が示すバージョン)に対応するアップデートプログラムがいずれであるのかを特定する。
この場合においては、ダウンロードブロック3では、バージョン情報102を参照することで、現在のアナログブロックマイコン16の実行プログラムのバージョンがバージョンAであることを認識する。そして、このバージョンAに対応するアップデートプログラムとして、バージョンA対応アップデートプログラム103を特定(選択)することになる。
そして、同じ図3(a)において、次の手順6として示すように、ダウンロードブロック3は、上記のようにして特定したバージョンA対応アップデートプログラム103を、アナログブロックマイコン16に対して転送する。
上記のようにして転送されてきたバージョンA対応アップデートプログラム103を受信取得したアナログブロックマイコン16では、図3(b)の手順7として示すように、このバージョンA対応アップデートプログラム103を保持すると共に、このバージョンA対応アップデートプログラム103に従った所要のアップデート処理を実行する。確認のために述べておくと、バージョンA対応アップデートプログラム103は、バージョンAの実行プログラムが、現在において最新であるバージョンとなるための差分を埋めるためのデータである。つまり、図3(b)に示すアナログブロックマイコン16の実行プログラムとしては、バージョンAから最新バージョンにアップデートされたことになる。
このようにして本実施の形態では、ダウンロードブロック3側(デジタルブロックマイコン26)とアナログブロックマイコン16との間の通信によって、アナログブロックマイコン16の実行プログラムのバージョンについて、アナログブロックマイコン16からダウンロードブロック3側に対して通知する構成としている。これにより、ダウンロードブロック3側では、複数提供されるアップデートプログラムのうちから、現在のアナログブロックマイコン16の実行プログラムのバージョンに対応したアップデートプログラムを選択し、この選択したアップデートプログラムにより、適正にアナログブロックマイコン16の実行プログラムをアップデートさせることが可能になる。
つまり、放送側から1回とされるアップロードにより複数の異なるバージョンに対応するアップデートプログラムを送出するのに応じて、テレビジョン放送受信機1側では、アナログブロックマイコン16の実行プログラムのアップデートを行うことが可能とされる。換言すれば、放送側としては、複数の異なるバージョンに対応するアップデートプログラムを1回分とされるアップロードにより配布でき、また、これに対応して、テレビジョン放送受信機1側でも、この1回分とされるアップロードに対応する、1回分としてのダウンロードによってアップデートを行うことが可能となる。
続いては、上記図2及び図3の手順により示した動作について、デジタルブロックマイコン26及びアナログブロックマイコン16が実行する処理動作として、図4〜図6を参照して説明する。
図4には、図2(a)に示した、アナログブロックマイコン16からの通知に応じて、ダウンロードブロック3側でバージョン情報102を記憶保持するための処理が示されている。
この図に示すようにして、先ず、ダウンロードブロック(デジタルブロック)3のデジタルブロックマイコン26は、ステップS101としての処理により、アナログブロック2側の不揮発性メモリ17にインストールされている実行プログラムのバージョンの通知を要求するコマンドを、データバス31を介したデータ通信により、アナログブロックマイコン16に対して送信する。
アナログブロックマイコン16では、ステップS201の処理として、デジタルブロックマイコン26から送信される何らかのコマンドが受信されるのを待機しており、コマンドを受信するとステップS202の処理に進む。
ステップS202においては、上記ステップS201により受信したとされるコマンドのコマンドタイプ(コマンドの要求内容)が何であるのかを判別するようにされる。ここで、バージョンの通知要求以外のコマンドである場合には、例えばステップS204の処理として示すように、そのコマンドに応答した所要の制御処理を実行する。
これに対して、受信したコマンドが、実行プログラムのバージョンの通知を要求するものであった場合には、ステップS203に進む。
ステップS203においては、バージョン通知要求のコマンドに応答したレスポンスとして、現在、不揮発性メモリ17にインストールされており、自身が実行しているとされる実行プログラムのバージョンを通知するための処理を実行する。つまり、先ず、自身の実行プログラムに従った処理として、その実行プログラムのバージョンを示す情報を呼び出し、この情報を、レスポンスとして、データバス31経由で、デジタルブロックマイコン26に対して送信する。
デジタルブロックマイコン26では、ステップS101によるコマンドの送信に応じたレスポンスの受信を、ステップS102としての処理により待機しており、バージョンの通知としてのレスポンスを受信すると、ステップS103の処理に進む。
ステップS103では、受信したレスポンスが示しているバージョンを識別して、この識別したバージョンを示すバージョン情報を生成する。そして、このバージョン情報を、例えばフラッシュメモリ27に書き込んで記憶保持させる。以降、デジタルブロックマイコン26は、このフラッシュメモリ27に記憶されたバージョン情報を参照することで、現在時点においてアナログブロックマイコン16が実行するためにインストールされている実行プログラムのバージョンを認識することが可能となる。
図5は、放送としてアップロードされる、アナログブロックマイコン16の実行プログラムについてのアップデートプログラムをダウンロードするための処理である。これまでの説明から分かるように、アップデートプログラムのダウンロードは、ダウンロードブロック(デジタルブロック3)により行われるので、この図に示す処理は、デジタルブロックマイコン26が実行すべきものとなる。
この図5に示す処理は、デジタルブロック3側において、デジタル放送を受信、復調している動作モードでの、サブルーチンとしての処理となる。
先ずステップS301においては、例えばデジタル放送チューナ20においてTSから抽出したPIDなどのコンテンツ識別情報などを参照することで、受信データにアップデートプログラムが多重化されているか否かについて判別することとしており、ここで否定結果が得られている限りは、例えば一旦メインルーチンに戻るなどした後、この図に示すステップS301の処理に戻るようにされる。
そして、例えばPIDなどのコンテンツ識別情報として、アップデートプログラムであることを示すものが得られたとされると、ステップS301において肯定の判別結果が得られることとなって、ステップS302に進むことになる。
ステップS302においては、現在の放送受信により得られているTSから、アップデートプログラムを抽出して取得するための処理を実行する。このためには、上記アップデートプログラムを示すPIDなどの識別情報を利用して、デマルチプレクサ26においてアップデートプログラムのデータを格納するパケットが抽出分離されるようにフィルタ条件を設定する。これにより、デマルチプレクサ26では、TSからアップデートプログラムを格納するパケットを分離抽出して、例えばデータバス30を介して、デジタルブロックマイコン26に対して転送する。
デジタルブロックマイコン26では、例えばこのようにして転送されてきたパケット単位でのアップデートプログラムをRAM28に書き込んで、パケット化を解くなどの処理を実行して、アップデートプログラムとしての実体データを得るようにされる。
次のステップS303としての処理は、上記ステップS302により取得したアップデートプログラムが、既にフラッシュメモリ27に対して記憶されているか否かについて判別する。このためには、ステップS302により取得したとしてRAM28に保持されている状態のアップデートプログラムのヘッダなどを参照して、そのアップデートプログラムの識別子を認識する。同様にして、フラッシュメモリ27に記憶保持されている各アップデートプログラムの識別子を認識する。そして、このRAM28に保持されているアップデートプログラムの識別子と、フラッシュメモリ27に記憶保持されているアップデートプログラムの識別子とについて一致したものが存在するか否かについての判別を行うようにすればよい。
ステップS303において、フラッシュメモリ27に記憶済みであることが判別された場合には、このまま、この図に示す処理を終了する。このとき、先のステップS302により取得されてRAM28に保持しているアップデートプログラムは、消去することも可能である。
これに対して、ステップS303において、未だフラッシュメモリ27において記憶保持されていないことが判別された場合には、ステップS304の処理に進む。
ステップS304では、先のステップS302の処理によりRAM28に保持されているアップデートプログラムを、データバス30を経由してフラッシュメモリ27に転送して書き込むようにされる。これにより、以降においては、このアップデートプログラムがフラッシュメモリ27にて記憶保持されることになる。
そして、このような処理が、例えば実行プログラムのバージョンごとに対応する各アップデートプログラムにより実行されることで、最終的には、放送信号に多重化してアップロードしたアップデートプログラムとして、アップデート対象のバージョンが異なるプログラムの全てをフラッシュメモリ27に記憶させることが可能となる。
続いては、図6を参照して、上記のようにしてダウンロードしたアップデートプログラムによりアナログブロックマイコン16の実行プログラムをアップデート(バージョンアップするための処理について説明する。この図6に示す処理は、先に図3により説明した動作に対応する。
先ず、ダウンロードブロック(デジタルブロック)3側において、デジタルブロックマイコン26は、ステップS401の処理により、テレビジョン放送受信機1の現在の動作状態として、アナログブロックマイコン16の実行プログラムについてのバージョンアップ(アップデート)が可能な状態となったか否かについて判別する。ここでのアップデートが可能な状態としては、アナログブロックマイコン16の処理の負荷状況として、アップデート処理をするのに充分必要とされる程度に余力があるとされる場合となる。
そして、ステップS401において、バージョンアップ(アップデート)が実行可能な状態になったとして肯定の判別結果が得られると、デジタルブロックマイコン26は、次のステップS402に進む。
この段階において、ダウンロードブロック(デジタルブロック)3では、図4に示した処理により、現在におけるアナログブロックマイコン16の実行プログラムのバージョンを示すバージョン情報をフラッシュメモリ27に記憶保持させている。さらに、図5に示した処理によって、ダウンロードにより取得したアップデートプログラムもフラッシュメモリ27に記憶させている。
そこでステップS402においては、現在、フラッシュメモリ27に記憶されているバージョン情報を参照する。そして、このバージョン情報として示されている実行プログラムのバージョンに対応するアップデートプログラム、つまり、バージョン情報が示すバージョンをアップデート対象とするアップデートプログラムを、フラッシュメモリ27に記憶保持しているアップデートプログラムのうちから選択する。
ここで、ダウンロード取得したアップデートプログラムの構造としては、例えば、所定の情報を格納したヘッダを含むものとされており、バージョンアップ対象とする実行プログラムと、その実行プログラムのバージョンを示す情報は、このヘッダ内における所定領域に格納されるものとしている。そして、上記ステップS402において、バージョン情報が示すバージョンと、アップデートプログラムとの対応をとるのにあたっては、上記のようにしてヘッダに格納される、実行プログラムのバージョンを示す情報を参照して、バージョン情報102が示すバージョンと一致するものを選択すればよいこととなる。
このようにして選択されたアップデートプログラムは、現在、アナログブロック3の不揮発性メモリ17に記憶されており、アナログブロックマイコン16が実行すべき実行プログラムのバージョンに対応して、バージョンアップを行うためのものとなる。
そして、次のステップS403では、上記ステップS402により選択したアップデートプログラムを、データバス31を経由してアナログブロックマイコン16に対して送信するための通信処理を実行する。例えば実際において、デジタルブロックマイコン26とアナログブロックマイコン16との間でデータバス31経由でアップデートプログラムを送受信するのにあたっては、このデータバス31に対応したフォーマットによるコマンド/レスポンスの送受信により行うようにされる。
アナログブロックマイコン16では、先ず、ステップS501としての処理により、デジタルブロックマイコン26から送信されるアップデートプログラムが受信されるのを待機している。そして、上記ステップS403としての処理が実行されることで、実際にアップデートプログラムが送信されると、このステップS501において肯定の判別結果が得られることになる。
そして、アップデートプログラムの受信が完了すると、次のステップS502としての処理に示すようにして、受信取得したアップデートプログラムに従って、アップデート(バージョンアップ)の処理を実行する。この処理が終了すると、アナログブロックマイコン16の実行プログラムがバージョンアップされていることになる。
なお、ステップS401において判別される、バージョンアップが可能な状況として最も分かりやすく、処理負担の軽い状況としては、例えば、テレビジョン放送受信機1としてのメイン電源をオフとするときを挙げることができる。メイン電源をオフとするということは、以降において、テレビジョン放送受信機1としての受信復調、画像/音声出力などの動作を実行させる必要はなく、従って、アナログブロックマイコン16は、主要な処理を実行する必要もなくなるからである。
この場合には、例えばユーザによりメイン電源をオフとするための操作が行われたとすると、先ず、これまでの受信復調動作や画像/音声出力などの動作を停止させ、外見からの見かけ上は、メイン電源がオフとされたのと同様の状態を得るようにされる。そして、例えばバックグラウンドで、上記図6における処理を実行することとして、最後にステップS502としてのアップデート処理が完了したら、ここでメイン電源をオフとするための制御を、デジタルブロックマイコン26、若しくはアナログブロックマイコン16が実行するようにされる。
また、上記実施の形態による説明では、放送側からアップロードされるアップデートプログラムについて、異なるバージョンごとに対応する全てをダウンロードして記憶保持しておいたうえで、バージョンアップを実行させるときにおいて、この記憶保持された複数のアップデートプログラムのうちから、実際のバージョンアップに必要なもの(つまりバージョン情報と対応するもの)を選択するようにしている。
上記した手順のほかに、次のようなものも考えることができる。
つまり、放送側からアップロードされる複数のアップデートプログラムから、現在記憶保持しているバージョン情報に対応するアップデートプログラム、つまり、現在アナログブロックマイコン16が実行しているとされる実行プログラムのバージョンアップに対応するアップデートプログラムのみを、放送データからデマルチプレクスして抽出し、ダウンロードして取得する。そのうえで、後の所要の機会、タイミングでアップデート処理を実行させるようにするものである。この場合には、フラッシュメモリ27に記憶させるべきアップデートプログラムとしては、アナログブロックマイコン16が実行する実行プログラムの現バージョンに対応した1つのみとすることができる。
そして、上記のようにして、アナログブロックマイコン16が実行する実行プログラムの現バージョンに対応したアップデートプログラムのみをダウンロードして記憶保持するための処理として、1つには次のように構成すればよい。
先ず、図5に準じた処理によって、放送側からアップロードされる複数のアップデートプログラムを順次ダウンロードして、例えばRAM28に保持しておくようにされる。ただし、例えば1つのアップデートプログラムの抽出取得を完了したときに、このRAM28に保持されているアップデートプログラムのヘッダを参照して、バージョン情報と比較し、対応するものでないときには消去してしまい、対応するもののみをフラッシュメモリ27に転送して書き込むようにすることが考えられる。
あるいは、アップデートプログラムを放送側でアップロードするときに、例えばPIDなどのコンテンツの識別子として、アップデートプログラムに関しては、アップデート対象となる実行プログラムとそのバージョンが示されるようなものを定義しておくようにされる。そして、ダウンロードブロック3としては、このコンテンツの識別子をチェックして、現在保持しているバージョン情報(アナログブロックマイコン16の実行プログラムの現バージョン)に対応するアップデートプログラムが放送されてきていると判別したときに、放送データからこのアップデートプログラムをデマルチプレクスして取得し、フラッシュメモリ27に転送するようにする。
また、上記実施の形態としては、テレビジョン放送受信機に本発明を適用しているが、本発明の適用範囲としてはこれには限定されない。例えば、テレビジョン放送受信機1におけるデジタルブロック3とアナログブロック2の関係のようにして、一方のブロックがダウンロードブロックとしての機能を有し、他のブロックのマイコンが、ダウンロードブロック側のマイコンと通信可能な構成を採る電子機器全般に適用可能とされる。このことから、アップデートプログラムのアップロードのための供給をどのような経路、媒体とするのかについても、放送以外の、例えばネットワーク経由、リムーバブルメディア経由など各種考えられるものである。
本発明の実施の形態としてのテレビジョン放送受信機の構成例を示すブロック図である。 実行プログラムをバージョンアップするため手順を示す説明図である。 実行プログラムをバージョンアップするため手順を示す説明図である。 バージョン情報取得のための処理動作を示すフローチャートである。 アップデートプログラムをダウンロードして記憶保持するための処理動作を示すフローチャートである。 実行プログラムのアップデートのための処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 テレビジョン放送受信機、2 アナログブロック、3 デジタルブロック、10 アナログ放送チューナ、11 セレクタ、12 クロマデコーダ、13 画像処理制御部、14 画像表示処理部、15 ディスプレイパネル、16 アナログブロックマイコン、17 不揮発性メモリ、18 スピーカ、19,30,31 データバス、20 デジタル放送チューナ、21 メモリスロット、22 デマルチプレクサ、23 ビデオデコーダ、24 オーディオデコーダ、25 グラフィクス処理部、26 デジタルブロックマイコン、27 フラッシュメモリ、28 RAM、29 ブートROM、101 実行プログラム(バージョンA)、102 バージョン情報、103 バージョンA対応アップデートプログラム、104 バージョンB対応アップデートプログラム、105 バージョンC対応アップデートプログラム

Claims (2)

  1. 保持している所定の実行プログラムに従って、情報処理装置に関連する所要の処理を実行すると共に、転送されてきたアップデート用プログラムを利用して、これまで保持していた上記実行プログラムのアップデートを実行するプログラム実行手段と、
    外部から所定の供給経路により供給される、異なるバージョンの上記実行プログラムごとに対応する複数のアップデート用プログラムの情報を取得する取得手段と、
    上記プログラム実行手段からの上記実行プログラムの現在のバージョンの通知に応じて、バージョン情報を保持するバージョン情報保持手段と、
    上記取得手段により取得することのできるアップデート用プログラムのうちから、上記バージョン情報保持手段が保持している上記バージョン情報に対応するアップデート用プログラムを選択して、上記プログラム実行手段に対して転送する転送手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 保持している所定の実行プログラムを実行することにより情報処理装置に関連する所要の処理を実行すると共に、転送されてきたアップデート用プログラムを利用して、これまで保持していた上記実行プログラムのアップデートを実行するプログラム実行手順と、
    外部から所定の供給経路により供給される、異なるバージョンの上記実行プログラムごとに対応する複数のアップデート用プログラムの情報を取得する取得手順と、
    上記プログラム実行手順が実行するとされる上記実行プログラムの現在のバージョンの通知に応じて、バージョン情報を保持するバージョン情報保持手順と、
    上記取得手順により得ることのできるアップデート用プログラムのうちから、上記バージョン情報保持手順により保持された上記バージョン情報に対応するアップデート用プログラムを選択して、上記プログラム実行手順に対して転送する転送手順と、
    を実行することを特徴とする情報処理方法。
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