JP5017428B2 - 変調信号処理装置及び変調信号処理方法 - Google Patents

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本発明の実施形態は、変調信号を処理する変調信号処理装置及び変調信号処理方法に関する。
各放送局からのテレビジョン放送等の音声信号は、規定変調度で変調されている。よって、テレビジョン放送受信装置は、規定変調度に対応した音声処理により、各放送局からの規定変調音声信号を適切に処理し出力することができる。
ところが、国又は地域によっては、変調振幅が規定変調振幅より広い過変調音声信号が放送されていることがある。つまり、規定変調音声信号を放送している放送局と過変調音声信号を放送している放送局とが混在していることがある。
上記したようなテレビジョン放送受信装置が、過変調音声信号を受信した場合、過変調音声信号を適切に処理し出力することができず、出力音声に歪等が生じることがある。
そこで、受信した音声信号の利得を調整し、調整した利得を記憶し、過変調音声信号に対応する技術が提案されている。
特開2008−205762号公報
しかしながら、音声信号の受信に応じて利得を調整する場合、毎回、僅かに異なる利得が設定されてしまうことがある。例えば、過変調信号の過変調度が一定であるにもかかわらず、毎回、僅かに異なる利得が設定されてしまい、音声出力が不安定になることがある。このように、過変調信号に対する対応が不十分であるという課題があった。
本発明の目的は、過変調信号の対応に優れた変調信号処理装置及び変調信号処理方法を提供することにある。
実施形態の変調信号処理装置は、設定手段と、記憶手段と、チャンネル選択手段と、信号処理手段とを備える。前記設定手段は、各チャンネルに対して、複数の信号処理モードの中から選択された一つの信号処理モードを設定する。前記記憶手段は、各チャンネルに対して設定された信号処理モードを記憶する。前記チャンネル選択手段は、チャンネルを選択する。前記信号処理手段は、前記チャンネル選択手段により選択された選択チャンネルに対して設定された信号処理モードに基づき、前記選択されたチャンネルの変調信号を処理する。
第1及び第2の実施形態において共通する放送受信装置の概略構成の一例を示す図である。 第1の変調音声信号処理モード(Mono1)と第2の変調音声信号処理モード(Mono2)の使い分けの一例を説明するためのフローチャートである。 第1の変調音声信号処理モード(Mono1)と第2の変調音声信号処理モード(Mono2)による変調音声信号と過変調音声信号の処理の一例を示す図である。 信号処理モード設定画面の一例を示す図である。
以下、第1及び第2の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、第1及び第2の実施形態において共通する放送受信装置の概略構成の一例を示す図である。第1及び第2の実施形態では、1以上のチューナーを備えた放送受信装置による変調音声信号処理の一例について説明する。しかしながら、本発明は、このような放送受信装置による変調音声信号処理に限定されるものではない。例えば、1以上のチューナーを備えたHDDレコーダ、BD(Blu-ray)(登録商標)レコーダ、及びDVDレコーダ等の番組記録装置により以下説明する変調音声信号処理を実現することも可能である。また、1以上のチューナーにより構成されるセットトップボックスにより以下説明する変調音声信号処理を実現することも可能である。なお、上記した放送受信装置、番組記録装置、及びセットトップボックスは、何れも、ケーブルテレビ放送、衛星放送、地上波放送、及びIP放送などの放送信号を受信して、受信放送信号に含まれる映像信号を表示装置で視聴可能な信号に変換し出力するとともに、受信放送信号に含まれる変調音声信号をスピーカーで出力可能な信号に変換し出力するものである。
図1に示すように、放送受信装置は、チューナー102、信号処理モジュール103、映像処理モジュール104、表示処理モジュール105、映像表示部106、音声処理モジュール107、スピーカー108、制御モジュール110、メモリ部111、ROM112、入力部113、リモートコントローラ114、受光部115、USBコネクタ116、及びカードコネクタ117等を備えている。
チューナー102は、例えば、デジタル放送受信用チューナーであり、チャンネル選択手段として機能する。図1に示す放送受信装置は、一つのチューナー102により構成されているが、複数のチューナーにより構成されていてもよい。
例えば、リモートコントローラ114は、複数のチャンネルキー、モード設定キー、メニューキー、方向キー、決定キー等を備えている。入力部113も、同様のキーを備えている。リモートコントローラ114及び入力部113は、信号処理モード選択手段として機能する。例えば、ユーザーは、リモートコントローラ114のチャンネルキーを介して、所望のチャンネルを指定することができる。
チューナー102は、アンテナ101で受信されたBS、CS、地上波等のデジタル放送信号を受け取り、リモートコントローラ114等を介してユーザーにより指示された所望チャンネルの放送信号を選択し、出力する。
信号処理モジュール103は、放送信号に含まれた映像信号を映像処理モジュール104へ出力し、また放送信号に含まれた音声信号を音声処理モジュール107へ出力する。
映像処理モジュール104は、映像表示部106の画面サイズに応じて、映像信号を処理する。表示処理モジュール105は、映像信号と文字情報等のグラフィックとを合成し、合成映像信号を出力する。表示部106は、合成映像信号に基づき映像を表示する。
音声処理モジュール107は、音声信号に対して増幅等の音響処理を適用する。スピーカー108は、音声処理モジュール107により処理された音声信号に基づき音声を出力する。
制御モジュール110は、例えばマイクロコンピュータにより構成され、IIC−BUS等の通信ラインを介して、チューナー102、信号処理モジュール103、映像処理モジュール104、及び表示処理モジュール105、音声処理モジュール107等の映像音声処理モジュールと接続されている。これにより、制御モジュール110は、IIC−BUS等の通信ラインを介して、映像音声処理モジュールを制御することができる。
さらに、制御モジュール110は、メモリ部111、ROM112、入力部113、受光部115と接続されている。制御モジュール110は、ROM112から動作プログラム等のデータを読み出したり、メモリ部111を構成する揮発性メモリ(RAM)及び不揮発性メモリ(NVRAM)に対して各種データを書き込んだり、メモリ部111を構成する揮発性メモリ及び不揮発性メモリから各種データを読み出したりする。
さらに、制御モジュール110は、入力部113、受光部115と接続されている。これにより、制御モジュール110は、入力部113を介して各種指示を受け取ったり、また受光部115を介してリモートコントローラ114からの各種指示を受け取ったりする。
さらに、制御モジュール110は、USBコネクタ116、カードコネクタ117と接続されている。これにより、制御モジュール110は、USBコネクタ116を介して、USBコネクタ116に接続されたUSB機器118に対してデータを送信したり、USB機器118からのデータを受信したりすることができる。同様に、制御モジュール110は、カードコネクタ117を介して、カードコネクタ117に接続されたメディアカード119に対してデータを送信したり、メディアカード119からのデータを受信したりすることができる。
次に、上記説明した放送受信装置による変調音声信号処理について説明する。
(第1の実施形態)
国又は地域によっては、規定変調度(第1の変調度)で変調された変調音声信号(第1の変調音声信号)と、規定変調度と異なる変調度(第2の変調度)で変調された過変調音声信号(第2の変調音声信号)が放送されていることがある。
放送受信装置の制御モジュール110は、各チャンネルに対して、複数の変調音声信号処理モード(複数の信号処理モード)の中から選択された一つの変調音声信号処理モード(一つの信号処理モード)を設定し、各チャンネルに対して設定された変調音声信号処理モード(信号処理モード)を記憶することができる。例えば、メモリ部111は、複数の変調音声信号処理モードを記憶し、さらに、各チャンネルに対して設定された変調音声信号処理モードを記憶する。
これにより、放送受信装置の音声処理モジュール107は、メモリ部111に記憶された各チャンネルの変調音声信号処理モードを参照し、選択されたチャンネルに対して設定された変調音声信号処理モード(信号処理モード)に基づき、選択されたチャンネルの変調音声信号(変調信号)を処理することができる。
例えば、ユーザーが、リモートコントローラ114の第1のチャンネルキーを介して第1のチャンネルの選択を指示すると、これに対応して、チューナー102は、受信放送信号から第1のチャンネルの第1の放送信号を選択し出力し、映像処理モジュール104は、第1の放送信号に含まれた映像信号を処理し出力し、音声処理モジュール107は、第1のチャンネルに対して設定された第1又は第2の変調音声信号処理モードに基づき、第1の放送信号に含まれた音声信号を処理し出力する。つまり、映像表示部106は、第1の放送信号に含まれた映像信号に基づく映像を表示し、スピーカー108は、第1の放送信号に含まれた音声信号に基づく音声を出力する。
第1の変調音声信号処理モードは、第1の変調度で変調された第1の変調音声信号を処理するためモードである。例えば、第1の変調音声信号処理モードは、変調音声信号を補正せずに変調音声信号を処理するためのモードである。また、第2の変調音声信号処理モードは、第2の変調度で変調された第2の変調音声信号を処理するためモードである。例えば、第2の変調音声信号処理モードは、変調音声信号を補正して変調音声信号を処理するためのモードである。
上記したように、第1のチャンネルが選択された状態で(第1のチャンネルの第1の放送信号が出力された状態で)、ユーザーは、リモートコントローラ114のモード設定キーを介して、第1のチャンネルに対して設定された第1又は第2の変調音声信号処理モードを変更することができる。
例えば、第1のチャンネルが選択された状態、且つ第1のチャンネルに対して第1の変調音声信号処理モードが設定された状態で、リモートコントローラ114のモード設定キーが押下されると、制御モジュール110は、第1のチャンネルに対して第2の変調音声信号処理モードを設定し、メモリ部111は、第1のチャンネルに対して設定された第2の変調音声信号処理モードを記憶する。
また、第1のチャンネルが選択された状態、且つ第1のチャンネルに対して第2の変調音声信号処理モードが設定された状態で、リモートコントローラ114のモード設定キーが押下されると、制御モジュール110は、第1のチャンネルに対して第1の変調音声信号処理モードを設定し、メモリ部111は、第1のチャンネルに対して設定された第1の変調音声信号処理モードを記憶する。
例えば、第1のチャンネルの変調音声信号が第1の変調度で変調された第1の変調音声信号である場合に、第1のチャンネルに対して第1の変調音声信号処理モードが設定されれば、第1のチャンネルの変調音声信号は、適切に処理され、スピーカー108からは歪の少ない良好な音声が出力されることになる。
逆に、第1のチャンネルの変調音声信号が第2の変調度で変調された第2の変調音声信号である場合、第1のチャンネルに対して第1の変調音声信号処理モードが設定されれば、第1のチャンネルの変調音声信号は、適切に処理されず、スピーカー108からは歪んだ音声が出力されることになる。
この場合、ユーザーは、リモートコントローラ114のモード設定キーを介して、第1のチャンネルに対して第2の変調音声信号処理モードを設定する。これにより、第1のチャンネルの変調音声信号は、適切に処理され、スピーカー108からは歪の少ない良好な音声が出力されることになる。
上記と同様に、第2、第3のチャンネル等に対しても、第1又は第2の変調音声信号処理モードを設定することができる。つまり、各チャンネルに対して、第1又は第2の変調音声信号処理モードを設定することができる。従って、各チャンネルの変調音声信号が第1の変調音声信号であっても、また第2の変調音声信号であっても、各チャンネルに対して、第1又は第2の変調音声信号処理モードを設定することにより、スピーカー108からは歪の少ない良好な音声を出力することができる。
例えば、初期状態において、制御モジュール110は、各チャンネルに対して第2の変調音声信号処理モードを設定することができる。つまり、初期状態において、メモリ部111は、各チャンネルに対して設定された第2の変調音声信号処理モードを記憶する。
例えば、第1の変調音声信号により番組を放送している放送局の数よりも第2の変調音声信号により番組を放送している放送局の数が多い国や地域では、初期状態において、各チャンネルに対して第2の変調音声信号処理モードが設定されているほうが使い勝手が良い。
図2は、第1の変調音声信号処理モード(Mono1)と第2の変調音声信号処理モード(Mono2)の使い分けの一例を説明するためのフローチャートである。
例えば、チャンネルNが選択され、チャンネルNに対して最後に設定(メモリ)されたモードが、Mono1である場合には(ST1、YES)、制御モジュール110は、Mono1を設定する(ST2)。よって、音声処理モジュール107は、Mono1に基づき、選択されたチャンネルNの変調音声信号を処理する。
チャンネルNが選択された状態で(チャンネルNの放送信号が出力された状態で)、Mono1が選択されれば(ST3)(ST4、YES)、制御モジュール110は、Mono1を再びラストメモリするように制御し(ST5)、メモリ部111は、Mono1を再びラストメモリする。これにより、引き続き、音声処理モジュール107は、Mono1に基づき、選択されたチャンネルNの変調音声信号を処理する。
チャンネルNが選択された状態で(チャンネルNの放送信号が出力された状態で)、Mono2が選択されれば(ST3)(ST4、NO)、制御モジュール11は、Mono2をラストメモリするように制御し(ST9)、メモリ部111は、Mono1をラストメモリする。これにより、音声処理モジュール107は、Mono2に基づき、選択されたチャンネルNの変調音声信号を処理する。
その後、チャンネルNが選択されると、チャンネルNに対して最後に設定(メモリ)されたモードは、Mono2であるため(ST1、NO)、制御モジュール110は、Mono2を設定する(ST6)。よって、音声処理モジュール107は、Mono2に基づき、選択されたチャンネルNの変調音声信号を処理する。
チャンネルNが選択された状態で(チャンネルNの放送信号が出力された状態で)、Mono2が選択されれば(ST7)(ST8、YES)、制御モジュール110は、Mono2を再びラストメモリするように制御し(ST9)、メモリ部111は、Mono2を再びラストメモリする。これにより、引き続き、音声処理モジュール107は、Mono2に基づき、選択されたチャンネルNの変調音声信号を処理する。
チャンネルNが選択された状態で(チャンネルNの放送信号が出力された状態で)、Mono1が選択されれば(ST7)(ST8、NO)、制御モジュール110は、Mono1をラストメモリするように制御し(ST5)、メモリ部111は、Mono1をラストメモリする。これにより、音声処理モジュール107は、Mono1に基づき、選択されたチャンネルNの変調音声信号を処理する。
音声処理モジュール107が、Mono1により、過変調音声信号を処理した場合、スピーカー108から一部途切れた音声又はノイズが出力されることがある。Mono2は、過変調音声信号の処理に適した音声信号処理モードである。よって、音声信号処理モジュール107が、Mono2により、過変調音声信号を処理した場合、スピーカー108から比較的良好な音質の音声が出力されることになる。
ここで、図3を参照し、第1の変調音声信号処理モード(Mono1)と第2の変調音声信号処理モード(Mono2)による変調音声信号と過変調音声信号の処理について補足説明する。図3は、第1の変調音声信号処理モード(Mono1)と第2の変調音声信号処理モード(Mono2)による変調音声信号と過変調音声信号の処理の一例を示す図である。
Mono1により、過変調音声信号S2を処理しようとすると、過変調音声信号S2の信号成分S21、S22が処理対象から外れてしまう。よって、Mono1では、過変調音声信号S2を適切に処理することができない。
また、Mono2により、変調音声信号S1を処理しようとすると、変調音声信号S1の信号成分S11、S12(ノイズ成分)が処理対象に含まれてしまい、音声出力に歪が生じてしまう。よって、Mono2では、変調音声信号S1を適切に処理することができない。
つまり、Mono1により、変調音声信号S1を処理することにより、変調音声信号S1を適切に処理することができ、良好な音質の音声を出力することができる。また、Mono2により、過変調音声信号S2を処理することにより、過変調音声信号S2を適切に処理することができ、良好な音質の音声を出力することができる。
上記説明した放送受信装置は、チャンネル毎に、Mono1又はMono2を設定し記憶することができる。よって、放送受信装置は、ユーザーによるチャンネルの切り換えに応じて、切り換えられたチャンネルに設定されたMono1又はMono2により、切り換えられたチャンネルの変調音声信号を処理することができる。つまり、ユーザーは、毎回、チャンネルの切り換え毎に、Mono1又はMono2を設定しなくて済み、利便性に優れる。
しかも、過変調音声信号の変調度が予め判明していることを前提とすれば、予め判明している変調度の過変調音声信号の処理に適したMono2を設定することが可能となる。例えば、信号を受信する度に、受信信号に含まれる過変調音声信号を解析して、過変調音声信号の解析結果に応じて調整された音声処理モードを設定する場合、受信信号の変化及び信号解析誤差等により、設定される音声処理モードが変化することが考えられる。つまり、過変調音声信号の変調度は一定であるにもかかわらず、この過変調音声信号を処理する音声処理モードが変化することにより、音声出力結果も変化してしまう。
これに対して、放送受信装置は、予め判明している変調度の過変調音声信号の処理に適したMono2で過変調音声信号を処理することができるため、過変調音声信号を安定的に処理することができる。つまり、安定した良好な音声出力結果を得ることができる。
なお、上記説明では、放送受信装置が、各チャンネルに対して、2つの変調音声信号処理モード(Mono1/Mono2)のうちの何れかのモードを設定し記憶するケースについて説明したが、放送受信装置は、3つ以上の変調音声信号処理モードのうちの何れかのモードを設定し記憶することもできる。
つまり、第1の変調度の第1の変調音声信号、第2の変調度の第2の変調音声信号、さらに、第3の変調度の第3の変調音声信号が存在することが判明している場合、放送受信装置は、第1の変調音声信号を適切に処理することが可能な第1の変調音声信号処理モード、第2の変調音声信号を適切に処理することが可能な第2の変調音声信号処理モード、さらに、第3の変調音声信号を適切に処理することが可能な第3の変調音声信号処理モードを記憶し、各チャンネルに対して、第1、第2、第3の変調音声信号処理モードのうちの何れかのモードを設定し記憶することもできる。
また、上記説明では、初期状態において、各チャンネルに対して第2の変調音声信号処理モードを設定しておくことによるメリットについて説明した。このように、初期状態において、各チャンネルに対して第2の変調音声信号処理モードが設定されている場合、その後は、例えば、ユーザーが、リモートコントローラ114のモード設定キーを介して、各チャンネルに対して初期設定された第2の変調音声信号処理モードを第1の変調音声信号処理モードへ変更することができる。
或いは、音声処理モジュール107が、変調音声信号を解析し、制御モジュール110が、信号解析結果に基づき、第1又は第2の変調音声信号処理モードを設定することもできる。例えば、チャンネルNが選択され、チャンネルNの変調音声信号の解析結果に基づき、制御モジュール110が、チャンネルNの変調音声信号が第1の変調音声信号に相当すると判断すると、チャンネルNに対して第1の変調音声信号処理モードを設定する。また、制御モジュール110が、チャンネルNの変調音声信号が第2の変調音声信号に相当すると判断すると、チャンネルNに対して第2の変調音声信号処理モードを設定する。これにより、ユーザーが、各チャンネルに対して、第1又は第2の変調音声信号処理モードを設定しなくても、自動的に、各チャンネルに対して、第1又は第2の変調音声信号処理モードを設定することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、チャンネル選択時に、選択したチャンネルに対して第1の変調音声信号処理モード(Mono1)又は第2の変調音声信号処理モード(Mono2)を設定する第1のモード設定について説明した。第2の実施形態では、図4に示すような信号処理モード設定画面を介して、各チャンネルに対して、第1の変調音声信号処理モード(Mono1)又は第2の変調音声信号処理モード(Mono2)を設定する第2のモード設定について説明する。
例えば、ユーザーは、リモートコントローラ114のメニューキーを介して、信号処理モード設定画面の表示を指示することができる。放送受信装置の制御モジュール110は、信号処理モード設定画面の表示指示に対応して、信号処理モード設定画面の表示を制御する。これにより、映像表示部106は、図4に示すような信号処理モード設定画面を表示する。
ユーザーは、リモートコントローラ114の方向キー及び決定キーを介して、信号処理モード設定画面上で、チャンネル101に対してMono1の設定を指示すると、制御モジュール110は、チャンネル101に対してMono1を設定するように制御し、メモリ部111は、チャンネル101に対してMono1を記憶する。
或いは、ユーザーが、リモートコントローラ114の方向キー及び決定キーを介して、信号処理モード設定画面上で、チャンネル101に対してMono2の設定を指示すると、制御モジュール110は、チャンネル101に対してMono2を設定するように制御し、メモリ部111は、チャンネル102に対してMono1を記憶する。
同様に、チャンネル102、103等に対してもMono1又はMono2を設定することができ、メモリ部111は、チャンネル102、103等に対してもMono1又はMono2を記憶する。
また、第1の実施形態で説明した第1のモード設定により設定された内容を、図3に示す信号処理モード設定画面で確認することもできる。つまり、ユーザーが、リモートコントローラ114のメニューキーを介して、信号処理モード設定画面の表示を指示すると、映像表示部106は、図4に示すような信号処理モード設定画面(現在の信号処理モードの設定状態)を表示する。
以上説明した第1及び第2の実施形態により、過変調信号の対応に優れた変調信号処理装置及び変調信号処理方法を提供することができる。
なお、上記したモジュールとは、ハードウェアで実現するものであっても良いし、CPU等を使ってソフトウェアで実現するものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(1)
各チャンネルに対して、複数の信号処理モードの中から選択された一つの信号処理モードを設定する設定手段と、
各チャンネルに対して設定された信号処理モードを記憶する記憶手段と、
チャンネルを選択するチャンネル選択手段と、
前記チャンネル選択手段により選択された選択チャンネルに対して設定された信号処理モードに基づき、前記選択チャンネルの変調信号を処理する信号処理手段と、
を備えた変調信号処理装置。
(2)
前記設定手段は、各チャンネルに対して、複数の変調音声信号処理モードの中から選択された一つの変調音声信号処理モードを設定し、
前記記憶手段は、各チャンネルに対して設定された変調音声信号処理モードを記憶し、
前記信号処理手段は、前記選択チャンネルに対して設定された変調音声信号処理モードに基づき、前記選択チャンネルの変調音声信号を処理する(1)に記載の変調信号処理装置。
(3)
前記設定手段は、各チャンネルに対して、第1の変調度の変調音声信号を処理するための第1の変調音声信号処理モード又は第2の変調度の変調音声信号を処理するための第2の変調音声信号処理モードを設定し、
前記記憶手段は、各チャンネルに対して設定された前記第1又は第2の変調音声信号処理モードを記憶し、
前記信号処理手段は、前記選択チャンネルに対して設定された前記第1又は第2の変調音声信号処理モードに基づき、前記選択チャンネルの変調音声信号を処理する(1)に記載の変調信号処理装置。
(4)
前記設定手段は、各チャンネルに対して、規定変調度の変調音声信号を処理するための第1の変調音声信号処理モード又は規定変調度と異なる変調度の過変調音声信号を処理するための第2の変調音声信号処理モードを設定し、
前記記憶手段は、各チャンネルに対して設定された前記第1又は第2の変調音声信号処理モードを記憶し、
前記信号処理手段は、前記選択チャンネルに対して設定された前記第1又は第2の変調音声信号処理モードに基づき、前記選択チャンネルの変調音声信号を処理する(1)に記載の変調信号処理装置。
(5)
前記記憶手段は、初期状態において、各チャンネルに対して設定された前記第2の変調音声信号処理モードを記憶する(3)又は(4)に記載の変調信号処理装置。
(6)
前記複数の信号処理モードの中から前記一つの信号処理モードを選択するための信号処理モード選択手段を備えた(1)に記載の変調信号処理装置。
(7)
信号処理モード設定画面を表示するための表示情報を出力する出力手段を備え、
前記設定手段は、前記信号処理モード設定画面を介して、各チャンネルに対して、前記選択手段により選択された前記一つの信号処理モードを設定する(6)に記載の変調信号処理装置。
(8)
前記出力手段は、各チャンネルに対して設定された信号処理モードを表示するための表示情報を出力する(1)に記載の変調信号処理装置。
(9)
各チャンネルに対して、複数の信号処理モードの中から選択された一つの信号処理モードを設定し、
各チャンネルに対して設定された信号処理モードを記憶し、
チャンネルを選択し、
前記選択された選択チャンネルに対して設定された信号処理モードに基づき、前記選択されたチャンネルの変調信号を処理する変調信号処理装置。
102…チューナー、103…信号処理モジュール、104…映像処理モジュール、105…表示処理モジュール、106…映像表示部、107…音声処理モジュール、108…スピーカー、110…制御モジュール、111…メモリ部、112…ROM、113…入力部、114…リモートコントローラ、115…受光部

Claims (4)

  1. 各チャンネルに対して複数の信号処理モードの中の一つの信号処理モードが設定可能であることを示し、且つ各チャンネルに対して設定された一つの信号処理モードを示す信号処理モード設定画面を表示するための表示情報を出力する出力手段と、
    各チャンネルに対して、前記複数の信号処理モードの中から選択された一つの信号処理モードを設定する設定手段と、
    各チャンネルに対して設定された信号処理モードを記憶する記憶手段と、
    チャンネルを選択するチャンネル選択手段と、
    前記チャンネル選択手段により選択された選択チャンネルに対して設定された信号処理モードに基づき、前記選択チャンネルの変調信号を処理する信号処理手段と、
    を備え
    前記チャンネル選択手段が、所定チャンネルを選択し、前記設定手段が、第1の信号処理モードを設定すると、前記信号処理手段は、前記第1の信号処理モードに基づき中心周波数を含む第1の周波数帯で前記所定チャンネルの音声信号を処理して出力し、
    前記チャンネル選択手段が、前記所定チャンネルを選択し、前記設定手段が、第2の信号処理モードを設定すると、前記信号処理手段は、前記第2の信号処理モードに基づき前記中心周波数を含む前記第1の周波数帯より広い第2の周波数帯で前記所定チャンネルの前記音声信号を処理して出力し、
    また、前記設定手段は、前記信号処理モード設定画面を介して、前記複数の信号処理モードの中から選択された前記第1の信号処理モードを第1のチャンネルに設定し、前記複数の信号処理モードの中から選択された前記第2の信号処理モードを第2のチャンネルに対して設定し、前記チャンネル選択手段が、前記第1のチャンネルを選択した場合、前記信号処理手段は、前記第1の信号処理モードに基づき前記第1のチャンネルの第1の音声信号を処理して出力し、前記チャンネル選択手段が、前記第2のチャンネルを選択した場合、前記信号処理手段は、前記第2の信号処理モードに基づき前記第2のチャンネルの第2の音声信号を処理して出力する変調信号処理装置。
  2. 前記記憶手段は、初期状態において、各チャンネルに対して設定された前記第2の信号処理モードを記憶する請求項1に記載の変調信号処理装置。
  3. チャンネル選択手段が、所定チャンネルを選択し、設定手段が、第1の信号処理モードを設定すると、信号処理手段は、前記第1の信号処理モードに基づき中心周波数を含む第1の周波数帯で前記所定チャンネルの音声信号を処理して出力し、
    前記チャンネル選択手段が、前記所定チャンネルを選択し、前記設定手段が、第2の信号処理モードを設定すると、前記信号処理手段は、前記第2の信号処理モードに基づき前記中心周波数を含む前記第1の周波数帯より広い第2の周波数帯で前記所定チャンネルの音声信号を処理して出力し、
    また、出力手段が、各チャンネルに対して複数の信号処理モードの中の一つの信号処理モードが設定可能であることを示し、且つ各チャンネルに対して設定された一つの信号処理モードを示す信号処理モード設定画面を表示するための表示情報を出力を出力し、前記設定手段が、前記信号処理モード設定画面を介して、前記複数の信号処理モードの中から選択された前記第1の信号処理モードを第1のチャンネルに設定し、前記複数の信号処理モードの中から選択された前記第2の信号処理モードを第2のチャンネルに対して設定し、前記チャンネル選択手段が、前記第1のチャンネルを選択した場合、前記信号処理手段は、前記第1の信号処理モードに基づき前記第1のチャンネルの第1の音声信号を処理して出力し、前記チャンネル選択手段が、前記第2のチャンネルを選択した場合、前記信号処理手段は、前記第2の信号処理モードに基づき前記第2のチャンネルの第2の音声信号を処理して出力する変調信号処理方法。
  4. 初期状態において、各チャンネルに対して設定された前記第2の信号処理モードを記憶する請求項3に記載の変調信号処理方法。
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