JP2009055120A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 不在時の着信を、不在者に正確かつ確実に通知することができる通信装置を提供する。
【解決手段】 制御装置15は、着信に対してオフフックされることなく着信呼が終了した不在着信を、網制御装置11から知らされると、転送設定であるか否かを判定する。制御装置15の記憶装置に転送設定が設定されていると、制御装置15は、網制御装置11から知らされた不在着信に関するメッセージを生成し、制御装置15の記憶装置に記憶される転送用の電話番号に、網制御装置11によって発信する。そして、生成したメッセージを音声情報として、網制御装置11によって送信する。制御装置15は、メッセージを送信するとき、そのメッセージに不在着信があった回数を表す回数情報を含めて送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、たとえば通話録音機能および電子メール送信機能を備えた電話機などの通信装置に関する。
電話機などの通信装置では、利用者が不在の場合に着信した電話の内容を録音する留守番電話機能などの通話録音機能を有し、さらに急ぎの用件の場合のために録音内容を転送する録音転送機能がある。
第1の従来の技術の通信装置は、留守録メッセージを転送するか否かを設定することができ、転送するように設定されていると、留守録メッセージを電子メールに添付して転送する(たとえば特許文献1参照)。
第2の従来の技術の留守録通信システムは、留守録センター局に留守録メッセージを録音する留守録用サーバを設置し、インターネットの端末機からウェブサイトに留守録メッセージの送信要求があると、留守録用サーバに録音された留守録メッセージを送信する(たとえば特許文献2参照)。
第3の従来の技術の通信装置は、不在モードにおける複数の処理機能を一括してすべて有効にする一括設定キー、および複数の処理機能のうちの1つまたはいくつかの組み合せを表す複数のモードの中から1つのモードを選択するモード選択キーを有し、これらのキーを操作するだけで複数の処理機能の有効/無効の設定を容易に行えるようにするものである(たとえば特許文献3参照)。
第4の従来の技術のボタン電話装置は、内線電話機に着信があり、不応答である場合は、発信者名、発信者番号、および着信日時を表す情報を、着信があった内線電話機の電話番号に対応するメールアドレスに電子メールで送信する。外線着信対象以外の内線電話機が応答した場合は、外線着信からの音声メッセージが録音されているか否かを表す情報を加えた情報を送信する(たとえば特許文献4参照)。
第5の従来の技術の制御システムは、発信者番号通知を伴う電話の着信があったときに、その発信者番号からの電話に対応すべき担当者以外の代理応答者が、ピックアップあるいは応答遅延転送によって、その担当者以外の内線電話機で応答すると、代理応答者による会話は録音される。そして、その録音の内容は、電話を受けるべき担当者のメールボックスに送信される。担当者が電話中、あるいは担当者の内線電話機が不在状態に設定されているために転送されて、代理応対者が応答する場合にも、会話の録音およびその録音の内容のメールボックスへの送信が行われる(たとえば特許文献5参照)。
特開平11−187063号公報 特開2002−77394号公報 特開2004−221892号公報 特開2001−326738号公報 特開2000−78287号公報
複数人で構成される家庭で、在宅している者が電話に応答することができる場合、留守番録音機能を有効にする留守番モードに設定されていないことが多い。家庭に設置された電話機で、外出している者宛に到来した着信を家族の構成員のうち在宅する者が応答した場合、応答した者は、相手名および伝言内容などをメモしておき、急ぎの用件であれば通話終了後に電話あるいはメールによって、外出している者に伝達することになる。しかし、伝言内容を外出している者に正確に伝達することができなかったり、伝達されなかったりすることもあり得る。
第1および第2の従来技術は、留守録メッセージを送信することはできるが、留守番モードでない場合の着信に関する情報を不在者に知らせることはできないという問題がある。同様に、第3の従来の技術は、不在モードつまり留守番モードに設定されているときの機能であり、留守番モードでない場合の着信に関する情報を不在者に知らせることはできない。
第4の従来の技術は、不在者が応答することができなかった着信について発信者等の情報を知らせるものであるが、音声メッセージの内容まで知らせることはできず、緊急度つまり早く連絡をとる必要があるか否かがわかる情報を不在者に知らせることはできないという問題がある。
第5の従来の技術は、代理応答者が応答すると、会話は録音され、その録音の内容が電話を受けるべき担当者のメールボックスに送信されるものではあるが、着信を他の電話に転送する機能が働いて、代理応答者の電話に転送された場合に機能するものであり、着信のあった電話で応答された場合には、その着信に関する情報を不在者に知らせることはできないという問題がある。
本発明の目的は、不在時の着信を、不在者に正確かつ確実に通知することができる通信装置を提供することである。
本発明は、転送すべき不在時の着信であることを示す予め定める不在時着信条件を満たす不在時着信を検出する不在時着信検出手段と、
予め定める送信先に情報を送信する送信手段と、
不在時着信検出手段によって不在時着信が検出されたとき、不在時着信に関する不在時着信情報を送信手段によって予め定める送信先に送信させる制御手段とを含むことを特徴とする通信装置である。
本発明に従えば、不在時着信検出手段によって、転送すべき不在時の着信であることを示す予め定める不在時着信条件を満たす不在時着信が検出され、送信手段によって、予め定める送信先に情報が送信され、制御手段によって、不在時着信検出手段によって不在時着信が検出されたとき、不在時着信に関する不在時着信情報が送信手段によって予め定める送信先に送信される。すなわち、不在時に転送すべき着信があると、不在時着信に関する不在時着信情報たとえば緊急度がわかる情報を、予め定める送信先たとえば不在者が予め設定した送信先に送信することができるので、不在時の着信を、不在者に正確かつ確実に通知することができる。したがって、ユーザは、外出中に着信があっても、通知された不在時着信情報によって早く連絡をとる必要があるか否かを判断することができる。
また本発明は、前記不在時着信情報を予め定める送信先に転送するか否かの設定をする不在時着信情報転送設定手段をさらに含み、
前記制御手段は、不在時着信情報転送設定手段によって、前記不在時着信情報を予め定める送信先に転送するように設定されているとき、前記不在時着信情報を、前記送信手段によって予め定める送信先に送信させることを特徴とする。
本発明に従えば、不在時着信情報転送設定手段によって、前記不在時着信情報を予め定める送信先に転送するか否かの設定がされ、前記制御手段によって、不在時着信情報転送設定手段によって、前記不在時着信情報を予め定める送信先に転送するように設定されているとき、前記不在時着信情報が、前記送信手段によって予め定める送信先に送信されるので、不在時に転送すべき着信があった場合に、不在時着信に関する不在時着信情報を転送するか否かの設定を切り替えることができる。
また本発明は、前記予め定める不在時着信条件は、着信に対して応答されることなく着信呼が終了した着信という条件であり、
前記不在時着信検出手段によって検出された前記不在時着信の回数を計数する計数手段をさらに含み、
前記制御手段は、前記不在時着信情報を前記送信手段によって予め定める送信先に送信させるとき、計数手段によって計数された前記不在時着信の回数を表す回数情報とともに送信させることを特徴とする。
本発明に従えば、前記予め定める不在時着信条件は、着信に対して応答されることなく着信呼が終了した着信という条件であり、計数手段によって、前記不在時着信検出手段によって検出された前記不在時着信の回数が計数され、前記制御手段によって、前記不在時着信情報が前記送信手段によって予め定める送信先に送信されるとき、計数手段によって計数された前記不在時着信の回数を表す回数情報とともに送信される。
すなわち、着信に対して応答されなかった不在時着信の回数情報が通知されるので、通知された回数情報によって早く連絡をとる必要があるか否かを判断することができる。
また本発明は、前記制御手段は、前記不在時着信情報転送設定手段によって、前記不在時着信情報を予め定める送信先に転送しないように設定されているとき、前記計数手段によって計数された不在時着信の回数が予め定める基準回数以上であると、前記不在時着信情報を、前記送信手段によって予め定める送信先に送信させることを特徴とする。
本発明に従えば、前記制御手段によって、前記不在時着信情報転送設定手段によって、前記不在時着信情報を予め定める送信先に転送しないように設定されているとき、前記計数手段によって計数された不在時着信の回数が予め定める基準回数以上であると、前記不在時着信情報が、前記送信手段によって予め定める送信先に送信される。
したがって、不在時に転送すべき着信があっても、予め定める基準回数によって、通知される不在時着信情報を制限することができる。
また本発明は、前記予め定める不在時着信条件は、着信呼に応答した通話が行われた着信という条件であり、
前記不在時着信検出手段によって検出された不在時着信の通話を録音する録音手段をさらに含み、
前記制御手段は、前記不在時着信情報を前記送信手段によって予め定める送信先に送信させるとき、録音手段によって録音された通話を表す通話情報を、前記不在時着信情報として送信させることを特徴とする。
本発明に従えば、前記予め定める不在時着信条件は、着信呼に応答した通話が行われた着信という条件であり、録音手段によって、前記不在時着信検出手段によって検出された不在時着信の通話が録音され、前記制御手段によって、前記不在時着信情報を前記送信手段によって予め定める送信先に送信させるとき、録音手段によって録音された通話を表す通話情報を、前記不在時着信情報として送信させるので、着信呼に応答した通話の録音を不在時着信情報として送信することができる。具体的には、外出中に家族が応対した通話を録音した情報、たとえば発信者の伝言をそのまま外出中の不在者に通知することができ、その伝言によって着信の緊急度もその不在者に伝達することができる。
また本発明は、前記不在時着信検出手段によって検出された不在時着信の通話の通話時間を計測する計測手段をさらに含み、前記制御手段は、計測手段によって計測された通話時間が予め定める基準時間未満のとき、録音手段によって録音された通話の通話情報を、前記不在時着信情報として前記送信手段によって予め定める送信先に送信させることを特徴とする。
本発明に従えば、計測手段によって、前記不在時着信検出手段によって検出された不在時着信の通話の通話時間が計測され、前記制御手段によって、計測手段によって計測された通話時間が予め定める基準時間未満のとき、録音手段によって録音された通話の通話情報が、前記不在時着信情報として前記送信手段によって予め定める送信先に送信されるので、通話時間の短い通話たとえば外出中の不在者の代わりに家族が応対した通話の場合にのみ、録音された通話の情報をその不在者に通知することができる。
本発明によれば、不在時に転送すべき着信があると、不在時着信に関する不在時着信情報たとえば緊急度がわかる情報を、予め定める送信先たとえば不在者が予め設定した送信先に送信することができるので、不在時の着信を、不在者に正確かつ確実に通知することができる。したがって、ユーザは、外出中に着信があっても、通知された不在時着信情報によって早く連絡をとる必要があるか否かを判断することができる。
また本発明によれば、不在時に転送すべき着信があった場合に、不在時着信に関する不在時着信情報を転送するか否かの設定を切り替えることができるので、ユーザは、外出中に不在時着信情報を通知させるか否かを選択することができる。
また本発明によれば、着信に対して応答されなかった不在時着信の回数情報が通知されるので、通知された回数情報によって早く連絡をとる必要があるか否かを判断することができる。
また本発明によれば、不在時に転送すべき着信があっても、予め定める基準回数によって、通知される不在時着信情報を制限することができるので、緊急度の高い場合のみ不在時着信情報の通知を可能とすることができる。
また本発明によれば、着信呼に応答した通話の録音を不在時着信情報として送信することができる。具体的には、外出中に家族が応対した通話を録音した情報、たとえば発信者の伝言をそのまま外出中の不在者に通知することができ、その伝言によって着信の緊急度もその不在者に伝達することができる。したがって、ユーザは、外出中に家族が応対した着信について、発信者の伝言を正確に知ることができ、早く連絡をとる必要があるか否かを判断することができる。
また本発明によれば、通話時間の短い通話たとえば外出中の不在者の代わりに家族が応対した通話の場合にのみ、録音された通話の情報をその不在者に通知することができる。したがって、不在者以外の家族への電話などのように通話時間が長い通話を録音した情報の通知をなくすことができる。
図1は、本発明の実施の一形態である電話機1の構成を模式的に示すブロック図である。通信装置である電話機1は、操作部10、網制御装置11、録音データ記憶装置12、電子メール送受信装置13、WWW(World Wide Web)制御装置14、および制御装置15を含んで構成される。
操作部10は、数字「0」〜「9」のボタンから成る数字ボタンならびにアスタリスク記号「*」およびシャープ記号「#」のボタンから成る記号ボタンを含む操作ボタン群101、録音ボタン102、再生ボタン103、設定ボタン104、転送ボタン105、および留守ボタン106を含む。数字ボタンは、10個の数字「0」〜「9」を入力するための操作ボタンであり、記号ボタンは、アスタリスク記号およびシャープ記号を入力するための操作ボタンである。アルファベットなどの文字の入力が必要な場合は、数字ボタンおよび記号ボタンに含めて配置し、数字もしくは記号またはアルファベットなどの文字を選択するための操作ボタンを追加して、切り替えることによって入力可能とする。
録音ボタン102は、録音を指示するための操作ボタンであり、押下すると録音を開始し、たとえば録音ボタン102を点灯して録音中であることを示す。録音中に録音ボタン102を押下すると、録音を停止する。再生ボタン103は、録音の再生を指示するための操作ボタンであり、押下すると再生を開始し、たとえば再生ボタン103を点灯して再生中であることを示す。再生中に再生ボタン103を押下すると、再生を停止する。
設定ボタン104は、転送用の電話番号あるいは転送用の電子メールアドレスの設定を行うための操作ボタンである。操作ボタン群101によって電話番号あるいは電子メールアドレスを入力し、設定ボタン104を押下すると、入力された電話番号あるいは電子メールアドレスが、それぞれ転送用の電話番号あるいは転送用の電子メールアドレスとして、後述する制御装置15の記憶装置に記憶され設定される。
転送ボタン105は、転送を指示するための操作ボタンであり、押下すると、転送設定に設定され、たとえば転送ボタン105を点灯して転送設定になっていることを示す。転送設定に設定されているときに押下すると、転送設定を解除する。転送設定は、着信に対して応答されることなく着信呼が終了した不応答着信(以下「不在着信」という)に関する不応答着信情報、あるいは録音された通話情報などの情報を転送する設定である。ユーザは、外出時に、転送ボタン105を押下して転送設定に設定するとともに、設定ボタン104で、転送用の電話番号あるいは電子メールアドレスを設定してから外出し、帰宅時に、転送ボタン105を押下して転送設定を解除する。
留守ボタン106は、留守番録音機能を有効にする留守番モードに切り替えるための操作ボタンであり、押下すると、留守番モードに切り替えて、たとえば留守ボタン106を点灯して留守番モードになっていることを示す。留守番モードになっているときに押下すると、留守番モードを解除する。操作部10は、操作ボタンに対する操作の情報を制御装置15に知らせる。制御装置15は、操作部10から知らされた操作ボタンに対する操作の情報に基づいて、各操作ボタンに対して行われた操作による設定を、後述する制御装置15の記憶装置に記憶する。
網制御装置11は、公衆回線網などの網21を介した通信を制御し、図示しない受話器などによる通話を可能とする。網制御装置11は、着信があると、着信があったこと、着信があったときの発信元の電話番号である発信者番号、着信に対して応答したことつまり着信に対してオフフックしたこと、通話が終了したことつまりオフフックされた後オンフックされたこと、不在着信、および通話の内容を表す通話情報などの情報を制御装置15に知らせる。不在着信は、着信信号を受けてから着信信号が終了するまでの間にオフフックされなかった着信、すなわち着信に対して応答されることなく着信呼が終了した不応答着信である。不在時着信は、不在着信、および不在時に家族などによって着信呼に応答した通話が行われた着信である。不在時着信情報は、不在時着信に関する情報であり、たとえば不応答着信情報、および録音された通話情報などの情報である。
録音データ記憶装置12は、通話を録音するための装置であり、制御装置15を介して網制御装置11から受け取った通話情報を、録音データ記憶装置12が有する半導体メモリあるいはハードディスク装置などに記憶し、記憶している通話情報を制御装置15に送る。電子メール送受信装置13は、制御装置15から指示された電子メールを、LAN(
Local Area Network)20を介して接続される他の装置に、たとえばSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)の手順に従って送信する。WWW制御装置14は、制御装置15から指示された情報を、LAN20を介して接続されるウェブ(Web)サーバ装置に、たとえばFTP(File Transfer Protocol)の手順に従って送信する。ウェブサーバ装置は、LAN20に接続される他の装置たとえば携帯電話機で動作するウェブブラウザから、電話機1から受信した情報を閲覧可能とするサーバ装置である。あるいはWWW制御装置14をウェブサーバ装置としてもよい。
制御装置15は、たとえばCPU(Central Processing Unit)および記憶装置によって構成される。記憶装置は、CPUで実行されるプログラムおよびCPUが読み書きする情報を記憶する半導体メモリあるいはハードディスク装置によって構成される。制御装置15は、記憶装置に記憶されるプログラムをCPUで実行することによって、操作部10、網制御装置11、録音データ記憶装置12、電子メール送受信装置13、およびWWW制御装置14を制御する。
制御装置15の記憶装置に記憶される情報は、たとえば転送用の電話番号、転送用の電子メールアドレス、発信元の電話番号と発信元の名称とを対応付ける情報である。転送用の電話番号は、不在着信があった場合にその不在着信に関するメッセージを自動発信するための電話番号、あるいは録音データ記憶装置12に録音された通話情報を自動発信するための電話番号である。転送用の電子メールアドレスは、不在着信があった場合にその不在着信に関する電子メールを送信するための電子メールアドレス、あるいは録音データ記憶装置12に録音された通話情報を送信するための電子メールアドレスである。
制御装置15は、転送設定であるときに、網制御装置11から不在着信を知らされると、その不在着信に関するメッセージを生成し、制御装置15の記憶装置に記憶される転送用の電話番号に、網制御装置11によって自動発信する。自動発信に対してオフフックされると、生成したメッセージを音声情報として、網制御装置11によって送信する。あるいはその不在着信に関する電子メールを生成し、生成した電子メールを、制御装置15の記憶装置に記憶される転送用の電子メールアドレスに、電子メール送受信装置13によって送信する。あるいはその不在着信に関するWeb情報をHTML(Hyper Text Markup Language)によって生成し、生成したWeb情報をWWW制御装置14によってウェブサーバ装置に送り、携帯電話機などのウェブブラウザから閲覧可能とする。不応答着信情報は、たとえば不在着信に関するメッセージ、不在着信に関する電子メール、あるいは不在着信に関するウェブ情報である。
制御装置15は、網制御装置11から不在着信を知らされたときに、不応答着信情報を送信あるいは閲覧可能とするが、網制御装置11から不在着信を知らされた回数を計数しておき、その回数を表す回数情報を不応答着信情報とともに送信してもよい。さらに、計数した回数が基準回数以上になったときに、不応答着信情報を送信あるいは閲覧可能にしてもよい。
さらに、制御装置15は、転送設定であるときに、網制御装置11から着信に対してオフフックされて通話が開始したことを知らされると、録音データ記憶装置12に通話の録音の開始を指示する。さらに、網制御装置11からオンフックされて通話が終了したことを知らされると、録音データ記憶装置12に通話の録音の停止を指示するとともに、制御装置15の記憶装置に記憶される転送用の電話番号に、網制御装置11によって発信する。発信に対してオフフックされると、録音データ記憶装置12に録音された通話情報を音声情報として、網制御装置11によって送信する。あるいは録音データ記憶装置12に録音された通話情報をファイルとして電子メールに添付し、制御装置15の記憶装置に記憶される転送用の電子メールアドレスに、電子メール送受信装置13によって送信する。
制御装置15は、網制御装置11からオンフックされて通話が終了したことを知らされると、録音された通話情報を送信するが、網制御装置11から着信に対してオフフックしたことを知らされた時刻から、網制御装置11からオンフックしたことを知らされた時刻までの通話時間を計測しておき、その通話時間が基準時間未満のときだけ、通話情報を送信するようにしてもよい。
不在時着信検出手段は、網制御装置11であり、計数手段は、制御装置15であり、送信手段は、網制御装置11、電子メール送受信装置13、あるいはWWW制御装置14であり、制御手段は、制御装置15であり、不在時着信情報転送設定手段は、操作部10および制御装置15であり、録音手段は、録音データ記憶装置12であり、計測手段は、制御装置15である。
自分が留守のときに家族が電話にでられなかった場合、家庭に設置された電話機に設定された自分の携帯電話機の電話番号あるいは電子メールアドレス宛に、家族が電話にでられなかったことの連絡が届くようにする。
図2は、図1に示した電話機1が不在着信に関するメッセージを送信するシーケンスの一例を示す図である。図2を含め、以下のシーケンスを示す図では、発信元である相手30および電話機1間、ならびに電話機1および転送先31間の情報の送受信を、図の上から下に時間が経過するシーケンスとして示す。相手30および転送先31は、電話機あるいは携帯電話機などの通信装置である。
電話機1は、相手30での発信が着信し、その着信に対してオフフックすることなく、相手30での発信が終了して着信が終了すると、不在着信があったことを検出する。電話機1は、不在着信があったことを検出すると、転送先31つまり制御装置15の記憶装置に記憶される転送用の電話番号の通信装置に発信する。転送先31は、着信に対してオフフックし、着信応答を返す。電話機1は、着信応答を受信すると、不在着信に関するメッセージを送出つまり送信する。転送先31は、そのメッセージを受信し、ユーザがそのメッセージを聴取する。電話機1は、メッセージの送信後、オンフックして通話を切断する。
不在着信に関するメッセージは、たとえば不在着信があったことを表す情報である「不在着信がありました。」、不在着信があった日時を表す情報である「xxxx年xx月xx日」、および発信元の電話番号を表す情報である「xxx−xxxx−xxxxから電話がありました。」などの情報からなるメッセージである。日時は、電話機1が有する図示しないタイマなどの計時装置から得られる情報であり、発信元の電話番号は、網21から通知される情報である。
図3は、図1に示した電話機1が送信する不在着信に関する電子メールの例40を示す図である。不在着信に関する電子メールは、たとえば不在着信があった日時を表す情報である「xxxx年xx月xx日」、発信元の名称を表す情報である「相手先 xxxx株式会社」、ならびに発信元の電話番号、何回目の不在着信であるか、および不在着信があったことを表す情報である「電話番号 xxx−xxxx−xxxxから1回目の不在着信がありました。」などの情報からなる電子メールである。
発信元の名称は、制御装置15の記憶装置に記憶される発信元の電話番号と発信元の名称とを対応付ける情報に含まれる発信元の名称のうち、網21から通知された発信元の電話番号に対応する発信元の名称である。転送先31が携帯電話機の場合、電話番号部分は、電話にダイアルするアンカーとしておいてもよい。電子メールを受けたユーザは、そのアンカーを選択するだけで、電話番号を入力することなく発信することができる。電話番号を入力する必要がないので、操作性が向上し便利である。
図4は、図1に示した電話機1が不在着信に関する電子メールを送信するシーケンスの一例を示す図である。電話機1は、相手30での発信が着信し、その着信に対してオフフックすることなく、相手30での発信が終了して着信が終了すると、不在着信があったことを検出する。電話機1は、不在着信があったことを検出すると、転送先31つまり制御装置15の記憶装置に記憶される転送用の電子メールアドレスに、不在着信に関する電子メール、たとえば図3に示した電子メールを送信し、転送先31は、その電子メールを受信する。
図5は、図1に示した電話機1による不在着信に関するメッセージあるいは電子メールの送信処理の一例を示すフローチャートである。電話機1の電源が投入されて、動作可能になると、ステップA1に移る。
ステップA1では、網制御装置11は、着信があるか否かを判定する。着信があると、ステップA2に進み、着信がないと、ステップA1に戻る。ステップA2では、網制御装置11は、着信が終了したか否かを判定する。着信に対してオフフックされることなく着信呼が終了すると、着信が終了したと判定し、制御装置15に不在着信を知らせ、ステップA3に進み、着信呼が終了していないと、着信が終了していないと判定し、ステップA8に進む。
ステップA3では、制御装置15は、網制御装置11から不在着信を知らされると、転送設定であるか否かを判定する。制御装置15の記憶装置に転送設定が設定されていると、転送設定であると判定し、電話で連絡する場合は、ステップA4に進み、電子メールで連絡する場合は、ステップA7に進む。制御装置15の記憶装置に転送設定が設定されていないと、転送設定でないと判定し、ステップA1に戻る。
ステップA4では、制御装置15は、網制御装置11から知らされた不在着信に関するメッセージを生成し、制御装置15の記憶装置に記憶される転送用の電話番号に、網制御装置11によって発信する。ステップA5では、制御装置15は、生成したメッセージを再生してつまり生成したメッセージを音声情報として、網制御装置11によって送信する。ステップA6では、制御装置15は、メッセージの再生が終了すると、網制御装置11によって電話を切断し、ステップA1に戻る。
ステップA7では、制御装置15は、網制御装置11から知らされた不在着信に関する電子メールを生成し、生成した電子メールを、制御装置15の記憶装置に記憶される転送用の電子メールアドレスに電子メール送受信装置13によって送信し、ステップA1に戻る。ステップA8では、着信に応答したか否かを判定する。着信に対してオフフックされないと、着信に応答しないと判定し、ステップA2に戻り、着信に対してオフフックされると、着信に応答したと判定し、ステップA1に戻る。
図6は、図1に示したWWW制御装置14が送信する不在着信に関するWeb情報の一例41を示す図である。不在着信に関するWeb情報は、HTMLで生成された情報であり、WWW制御装置14によってウェブサーバ装置に送信され、たとえば携帯電話機に搭載されるウェブブラウザからウェブサーバ装置にアクセスすることによって閲覧することができる。不在着信に関するWeb情報は、着信の順番を表す「番号」、着信の日時を表す「日時」、発信元の名称を表す「相手名」、発信元の電話番号を表す「電話番号」、および着信の状態を表す「状態」の項目を含む。
図6に示されるWeb情報の例41には、1件の不在着信に関する情報が示され、番号「1」、日時「xxxx年1月1日10:10」、相手名「xxxx株式会社」、電話番号「xxx−xxxx−xxxx」、および状態「不在着信1回」が示されている。携帯電話機のウェブブラウザで閲覧される場合、電話番号部分は、電話にダイアルするアンカーとしておいてもよい。ウェブブラウザで閲覧したユーザは、そのアンカーを選択するだけで、電話番号を入力することなく発信することができる。電話番号を入力する必要がないので、操作性が向上し便利である。
図7は、図1に示したWWW制御装置14が送信する不在着信に関するWeb情報の他の例42を示す図である。図6に示したWeb情報の例41は、1件の不在着信に関する情報を含んでいたが、図7に示すWeb情報の例42は、複数件の不在着信を含む場合を、2件の不在着信に関する情報を含む例で示している。図7に示すWeb情報の例42には、番号「1」の不在着信について、日時「xxxx年1月1日11:45」、相手名「xxxx株式会社」、電話番号「xxx−xxxx−xxxx」、および状態「不在着信1回」が示され、番号「2」の不在着信について、日時「xxxx年1月1日10:10」、相手名「xxxx株式会社」、電話番号「xxx−xxxx−xxxx」、および状態「不在着信1回」が示されている。「番号」は、最新の着信を若い番号で表している。
図8は、図1に示した電話機1による不在着信に関するメッセージあるいは電子メールの送信処理の他の例を示すフローチャートである。一般に電話をかける発信者が重要な用件をもっている場合、1回の発信が不応答であっても、複数回の発信を試みる。図5に示した例では、1回の不応答でも、不在着信に関するメッセージあるいは電子メールを送信したが、図8に示す例では、予め基準回数を設定しておいて、その基準回数以上になったときに、たとえば3回以上になったときに、重要な案件であるとして、不在着信に関するメッセージあるいは電子メールを送信するものである。
基準回数は、ユーザによって操作部10から設定可能にしてもよい。さらに、不応答の回数によって転送を行うか否かを設定可能にしてもよい。たとえば基準回数が「0」に設定されているときは、転送を行わず、基準回数が「1」以上に設定されているときは、不応答の回数によって転送を行う。
電話機1の電源が投入されて、動作可能になると、制御装置15は、不在着信カウンタをクリアして、ステップB1に移る。ステップB1〜ステップB3、およびステップB6〜ステップB10は、それぞれ図5に示したステップA1〜ステップA3、およびステップA4〜ステップA8に対応するステップであり、重複を避けるために説明は省略する。
ステップB4では、回数に「1」を加算する。すなわち、回数は、不在着信カウンタでカウントされる回数であり、不在着信カウンタに「1」を加算する。不在着信カウンタは、制御装置15の記憶装置に記憶されるカウンタであり、転送先が設定されたときにクリアしてもよいし、あるいは1日毎に1回クリアしてもよい。さらに不在着信カウンタは、発信元である相手先ごとに設けてもよい。
ステップB5では、回数が基準回数以上であるか否かを判定する。基準回数以上であると、電話で連絡する場合は、ステップB6に進み、電子メールで連絡する場合は、ステップB9に進む。基準回数未満であると、ステップB1に戻る。
自分が不在のときに、たとえば家族が着信に応答した場合、通常は相手名、その連絡先、および用件などの情報を聞き、自分が帰宅後、家族は、メモあるいは口述によって、聞いた情報を伝達することが一般的である。急用のときには、自分の外出先、たとえば勤め先などに電話あるいは電子メールを送信することがある。このような伝達における欠点として、情報が正確に伝わらないということがある。この問題を解決するために、電話機1は、不在中の着信通話の内容を自動的に録音し、その録音内容を自動的に転送する。
図9は、図1に示した電話機1が録音した通話情報を電子メールで送信するシーケンスの一例を示す図である。電話機1は、相手30での発信が着信し、その着信に対してオフフックし、つまり受話器を上げて通話を開始すると、着信通話の録音を開始する。着信通話は、着信呼に応答した通話つまり着信に対してオフフックした通話である。その後、オンフックし、つまり受話器を下げて着信通話が終了すると、録音を終了する。録音が終了すると、録音した通話情報のファイルを作成し、作成したファイルを電子メールに添付して転送先31に送信する。転送先31は、通話情報のファイルが添付された電子メールを受信する。
図10は、図1に示した電話機1が録音した通話情報を電話で送信するシーケンスの一例を示す図である。電話機1は、相手30での発信が着信し、その着信に対してオフフックし、つまり受話器を上げて通話を開始すると、着信通話の録音を開始する。その後、オンフックし、つまり受話器を下げて着信通話が終了すると、録音を終了する。録音が終了すると、録音した通話情報のファイルを作成し、転送先31に電話で発信する。転送先31が着信に対してオフフックし、着信応答を返すと、作成したファイルの通話情報を音声情報として再生し、転送先31に送信する。
自分が不在のときに、たとえば家族が着信に応答したとき、在宅の家族宛に用件がある場合と、不在の自分宛に連絡がある場合とに大別することができる。在宅の家族宛に用件がある場合には、そのまま用件を話すので通話時間が長いという傾向がある。不在の自分宛に連絡がある場合には、通常は相手名、その連絡先、および用件を聞くのみであるので通話時間が短いという傾向がある。この傾向によって、在宅の家族宛に用件がある場合と、不在の自分宛に連絡がある場合とを判別し、通話録音の転送可否を決める。
図11は、図1に示した電話機1が録音した通話情報を電子メールで送信するシーケンスの他の例を示す図である。電話機1に、経過時間を計測するタイマなどの時間計測装置を搭載して、通話時間の計測を可能とする。電話機1は、相手30での発信が着信し、その着信に対してオフフックし、つまり受話器を上げて通話を開始すると、着信通話の録音を開始とともに、時間計測装置によって通話時間の計測を開始する。その後、オンフックし、つまり受話器を下げて着信通話が終了すると、録音を終了し、時間計測装置による通話時間の計測を停止する。時間計測装置によって計測した通話時間が基準時間未満であると、たとえば3分未満であると、録音が終了した後、録音した通話情報のファイルを作成し、作成したファイルを電子メールに添付して転送先31に送信する。基準時間は、ユーザによって操作部10から設定可能にしてもよい。
図12は、図1に示した電話機1による電子メールでの録音した通話情報の送信処理の一例を示すフローチャートである。電話機1の電源が投入されて、動作可能になると、ステップC1に移る。
ステップC1では、網制御装置11は、着信があるか否かを判定する。着信があると、着信があったことを、制御装置15に知らせ、ステップC2に進み、着信がないと、ステップC1に戻る。ステップC2では、制御装置15は、網制御装置11から着信があったことを知らされると、転送設定であるか否かを判定する。制御装置15の記憶装置に転送設定が設定されていると、転送設定であると判定し、ステップC3に進み、制御装置15の記憶装置に転送設定が設定されていないと、転送設定でないと判定し、ステップC9に進む。
ステップC3では、網制御装置11は、受話器が上げられると、つまりオフフックされると、着信通話を開始し、着信通話を開始したことを制御装置15に知らせる。ステップC4では、制御装置15は、網制御装置11から着信通話を開始したことを知らされると、録音データ記憶装置12によって通話の録音を開始する。ステップC5では、網制御装置11は、受話器が下げられると、つまりオンフックされると、着信通話を終了し、着信通話が終了したことを制御装置15に知らせる。ステップC6では、制御装置15は、網制御装置11から着信通話が終了したことを知らされると、録音データ記憶装置12による通話の録音を停止する。
ステップC7では、制御装置15は、録音データ記憶装置12に録音された通話情報のファイルを作成する。ステップC8では、制御装置15は、作成したファイルを電子メールに添付して、制御装置15の記憶装置に記憶される転送先の電子メールアドレスに送信して、録音した通話情報の送信処理を終了する。
ステップC9では、受話器が上げられると、つまりオフフックされると、着信通話を開始する。ステップC10では、受話器が下げられると、つまりオンフックされると、着信通話を終了し、録音した通話情報の送信処理を終了する。
このように、不在時着信検出手段である網制御装置11によって、転送すべき不在時の着信であることを示す予め定める不在時着信条件を満たす不在時着信が検出され、送信手段である網制御装置11、電子メール送受信装置13、あるいはWWW制御装置14によって、予め定める送信先たとえば転送用の電話番号、転送用の電子メールアドレス、あるいはウェブサーバ装置に情報が送信され、制御手段である制御装置15によって、不在時着信検出手段によって不在時着信が検出されたとき、不在時着信に関する不在時着信情報が送信手段によって予め定める送信先に送信される。
すなわち、不在時に転送すべき着信があると、不在時着信に関する不在時着信情報たとえば緊急度がわかる情報を、予め定める送信先たとえば不在者が予め設定した送信先に送信することができるので、不在時の着信を、不在者に正確かつ確実に通知することができる。したがって、ユーザは、外出中に着信があっても、通知された不在時着信情報によって早く連絡をとる必要があるか否かを判断することができる。
さらに、不在時着信情報転送設定手段である操作部10および制御装置15によって、前記不在時着信情報を予め定める送信先に転送するか否かの設定がされ、前記制御手段によって、不在時着信情報転送設定手段によって、前記不在時着信情報を予め定める送信先に転送するように設定されているとき、前記不在時着信情報が、送信手段によって予め定める送信先に送信されるので、不在時に転送すべき着信があった場合に、不在時着信に関する不在時着信情報を転送するか否かの設定を切り替えることができる。したがって、ユーザは、外出中に不在時着信情報を通知させるか否かを選択することができる。
さらに、前記予め定める不在時着信条件は、着信に対して応答されることなく着信呼が終了した着信という条件であり、計数手段である制御装置15によって、前記不在時着信検出手段によって検出された前記不在時着信の回数が計数され、前記制御手段によって、前記不在時着信情報が前記送信手段によって予め定める送信先に送信されるとき、計数手段によって計数された前記不在時着信の回数を表す回数情報とともに送信される。
すなわち、着信に対して応答されなかった不在時着信の回数情報が通知されるので、通知された回数情報によって早く連絡をとる必要があるか否かを判断することができる。
さらに、前記制御手段によって、前記不在時着信情報転送設定手段によって、前記不在時着信情報を予め定める送信先に転送しないように設定されているとき、前記計数手段によって計数された不在時着信の回数が予め定める基準回数以上であると、前記不在時着信情報が、送信手段によって予め定める送信先に送信される。したがって、不在時に転送すべき着信があっても、予め定める基準回数によって、通知される不在時着信情報を制限することができるので、緊急度の高い場合のみ不在時着信情報の通知を可能とすることができる。
さらに、前記予め定める不在時着信条件は、着信呼に応答した通話が行われた着信という条件であり、録音手段である録音データ記憶装置12によって、前記不在時着信検出手段によって検出された不在時着信の通話が録音され、前記制御手段によって、前記不在時着信情報を前記送信手段によって予め定める送信先に送信させるとき、録音手段によって録音された通話を表す通話情報を、前記不在時着信情報として送信させる。
したがって、着信呼に応答した通話の録音を不在時着信情報として送信することができる。具体的には、外出中に家族が応対した通話を録音した情報、たとえば発信者の伝言をそのまま外出中の不在者に通知することができ、その伝言によって着信の緊急度もその不在者に伝達することができる。したがって、ユーザは、外出中に家族が応対した着信について、発信者の伝言を正確に知ることができ、早く連絡をとる必要があるか否かを判断することができる。
さらに、計測手段である制御装置15によって、前記不在時着信検出手段によって検出された不在時着信の通話の通話時間が計測され、前記制御手段によって、計測手段によって計測された通話時間が予め定める基準時間未満のときに、録音手段によって録音された通話の通話情報が、前記不在時着信情報として前記送信手段によって予め定める送信先に送信されるので、通話時間の短い通話たとえば外出中の不在者の代わりに家族が応対した通話の場合にのみ、録音された通話の情報をその不在者に通知することができる。したがって、不在者以外の家族への電話などのように通話時間が長い通話を録音した情報の通知をなくすことができる。
本発明の実施の一形態である電話機1の構成を模式的に示すブロック図である。 図1に示した電話機1が不在着信に関するメッセージを送信するシーケンスの一例を示す図である。 図1に示した電話機1が送信する不在着信に関する電子メールの例40を示す図である。 図1に示した電話機1が不在着信に関する電子メールを送信するシーケンスの一例を示す図である。 図1に示した電話機1による不在着信に関するメッセージあるいは電子メールの送信処理の一例を示すフローチャートである。 図1に示したWWW制御装置14が送信する不在着信に関するWeb情報の一例41を示す図である。 図1に示したWWW制御装置14が送信する不在着信に関するWeb情報の他の例42を示す図である。 図1に示した電話機1による不在着信に関するメッセージあるいは電子メールの送信処理の他の例を示すフローチャートである。 図1に示した電話機1が録音した通話情報を電子メールで送信するシーケンスの一例を示す図である。 図1に示した電話機1が録音した通話情報を電話で送信するシーケンスの一例を示す図である。 図1に示した電話機1が録音した通話情報を電子メールで送信するシーケンスの他の例を示す図である。 図1に示した電話機1による電子メールでの録音した通話情報の送信処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電話機
10 操作部
11 網制御装置
12 録音データ記憶装置
13 電子メール送受信装置
14 WWW制御装置
15 制御装置
20 LAN
21 網
30 相手
31 転送先
101 操作ボタン群
102 録音ボタン
103 再生ボタン
104 設定ボタン
105 転送ボタン
106 留守ボタン

Claims (6)

  1. 転送すべき不在時の着信であることを示す予め定める不在時着信条件を満たす不在時着信を検出する不在時着信検出手段と、
    予め定める送信先に情報を送信する送信手段と、
    不在時着信検出手段によって不在時着信が検出されたとき、不在時着信に関する不在時着信情報を送信手段によって予め定める送信先に送信させる制御手段とを含むことを特徴とする通信装置。
  2. 前記不在時着信情報を予め定める送信先に転送するか否かの設定をする不在時着信情報転送設定手段をさらに含み、
    前記制御手段は、不在時着信情報転送設定手段によって、前記不在時着信情報を予め定める送信先に転送するように設定されているとき、前記不在時着信情報を、前記送信手段によって予め定める送信先に送信させることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記予め定める不在時着信条件は、着信に対して応答されることなく着信呼が終了した着信という条件であり、
    前記不在時着信検出手段によって検出された前記不在時着信の回数を計数する計数手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記不在時着信情報を前記送信手段によって予め定める送信先に送信させるとき、計数手段によって計数された前記不在時着信の回数を表す回数情報とともに送信させることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記不在時着信情報転送設定手段によって、前記不在時着信情報を予め定める送信先に転送しないように設定されているとき、前記計数手段によって計数された不在時着信の回数が予め定める基準回数以上であると、前記不在時着信情報を、前記送信手段によって予め定める送信先に送信させることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記予め定める不在時着信条件は、着信呼に応答した通話が行われた着信という条件であり、
    前記不在時着信検出手段によって検出された不在時着信の通話を録音する録音手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記不在時着信情報を前記送信手段によって予め定める送信先に送信させるとき、録音手段によって録音された通話を表す通話情報を、前記不在時着信情報として送信させることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  6. 前記不在時着信検出手段によって検出された不在時着信の通話の通話時間を計測する計測手段をさらに含み、
    前記制御手段は、計測手段によって計測された通話時間が予め定める基準時間未満のとき、録音手段によって録音された通話の通話情報を、前記不在時着信情報として前記送信手段によって予め定める送信先に送信させることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012124692A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Nec Infrontia Corp 電話転送システム及び方法
JP2014524187A (ja) * 2011-06-27 2014-09-18 アルカテル−ルーセント 転送先番号の過剰な「無応答」の通知

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