JP2009053984A - データ処理装置、電源電圧生成回路及びその電源電圧生成方法 - Google Patents

データ処理装置、電源電圧生成回路及びその電源電圧生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の電源電圧変動抑制回路では、システムの消費電流が増加する問題があった。
【解決手段】本発明にかかるデータ処理装置は、第1電源電圧VDDが入力される電源端子PWRと、第1電源電圧VDDに基づき第2電源電圧VDDiを生成するレギュレータと、第2電源電圧VDDiが電源ライン12を介して供給される内部回路16と、電源端子PWRと電源ライン12との間に接続される電源電圧変動抑制回路20と、を備え、電源電圧変動抑制回路20は、内部回路16の動作クロックCPU_CLKに同期した補助期間を設定し、補助期間において電源ライン12へ補助電流ISを供給するものである。
【選択図】図1

Description

本発明にかかるデータ処理装置、電源電圧生成回路及びその電源電圧生成方法は、特に内部回路の動作電源を生成するレギュレータ回路を有するデータ処理装置、電源電圧生成回路及びその電源電圧生成方法に関する。
近年、携帯機器等に搭載される半導体装置において、省電力化及び小型化の要求が高まっている。半導体装置では、製造プロセスの微細化によって、省電力化及び小型化の要求に応えている。しかし、半導体装置が搭載されるシステムにおいて使用される電源は3Vあるいは5Vである。そのため、システムにおいて使用される電源を直接使用した場合、半導体装置の省電力化が困難になる。そこで、半導体装置では、レギュレータ等を使用してシステムにおいて使用される電源よりも低い電圧の内部電源を生成して、内部電源を用いて内部回路を動作させることで省電力化を実現している。
しかし、レギュレータは、内部回路の消費電流(以下、負荷電流と称す)の増減に応じて出力電圧が変動する。レギュレータの出力電圧に変動が生じた場合、内部電源の電圧が内部回路の動作可能電源電圧を下回った場合に、内部回路が誤動作する可能性がある。そこで、レギュレータの出力電圧の変動を抑制するために電圧安定用コンデンサをレギュレータの出力に接続することが一般的に行なわれている。電圧安定用コンデンサの容量値は、負荷電流の変動幅に依存するが、一般的には半導体装置に内蔵できない程度の容量値となる。そのため、半導体装置では電圧安定用コンデンサを接続するための端子が必要となる。このようなことから、レギュレータを搭載した半導体装置では、電圧安定用コンデンサを接続するための端子が必要となり、他に必要な端子を設けられない場合がある。
そこで、電圧安定用コンデンサに依存することなく負荷電流の変動による電圧変動を抑制する電源電圧変動抑制回路が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示される電源電圧変動抑制回路100を図14に示す。CPU109は、ストップクロック端子から入力されるストップクロック信号の信号レベルに基づき動作状態と休止状態とを切り替える。CPU109が消費する負荷電流Icは、休止状態のときよりも動作状態のときの方が多くなる。制御回路部120は、電流値制御端子121に入力される電流値制御信号に基づきトランジスタ106に流れる電流Itの電流量を制御する。また、制御回路部120は、時定数制御端子122に入力される時定数制御信号に基づきトランジスタ電流Itの変化率を制御する。
電源電圧変動抑制回路100の動作を示すタイミングチャートを図15に示す。図15に示すように、CPU109は、ストップクロック信号がロウレベルであるときに休止状態となり、ストップクロック信号がハイレベルであるとき動作状態となる。そして、電流値制御信号は、ストップクロック信号がハイレベルとなる期間の前後においてロウレベルとなる(タイミングt1〜t4及びタイミングt7〜t9)。また、時定数設定信号は、ストップクロック信号がハイレベルとなる期間を含み、ストップクロック信号がハイレベルとなる期間よりも長い期間の間ハイレベルとなる。(タイミングt3〜t8)。つまり、ストップクロック信号、電流値制御信号及び時定数設定信号をこのように制御することによって、トランジスタ106に流れるトランジスタ電流Itは、CPU109が消費するCPU電流Icが増加する前に徐々に増加し、CPU電流Icの増加を相殺するように減少する。また、CPU電流Icが減少したとき、トランジスタ電流Itは、CPU電流Icの減少を相殺するように増加し、その後徐々に減少する。
つまり、電源電圧変動抑制回路100は、トランジスタ電流Itを用いることで電源ライン102からCPU109に流れる電流の急激な変動を防止して、電源ライン102の電圧変動を抑制する。図16に電源電圧変動抑制回路100におけるCPU端子の電圧波形(電源ライン102の電圧波形)を示す。図16に示すように、電源電圧変動抑制回路100がない場合、動作状態と休止状態とが切り替わりに応じて電圧波形にオーバーシュート及びアンダーシュートが発生し電源電圧の変動幅が大きくなる。これに対して、電源電圧変動抑制回路100を設けた場合、電源電圧変動幅を電源電圧変動抑制回路100がない場合の半分程度に抑制することができる。
また、特許文献2には、装置の負荷電力が第1の電池が供給可能な負荷電力を超えた場合に、第1の電池に加えて第2の電池を用いることで、装置が必要とする負荷電力を供給する携帯型情報読取装置が開示されている。
特開2000−305668号公報 特開2006−285539号公報
ここで、電源電圧変動抑制回路100におけるCPU電流Ic及びトランジスタ電流Itの関係を図17に示す。図17に示すように、電源電圧変動抑制回路100は、CPU電流Icに加えてトランジスタ電流Itを必要とする。つまり、特許文献1に記載の電源電圧変動抑制回路100では、トランジスタ電流Itを余分に消費することになり、消費電力の増加を招く問題がある。消費電力増加の問題は、CPU109の動作状態と休止状態とを頻繁に切り替えるシステムにおいてはより顕著な問題となる。
本発明の一態様は、第1電源電圧が入力される電源端子と、前記第1電源電圧に基づき第2電源電圧を生成するレギュレータと、前記第2電源電圧が電源ラインを介して供給される内部回路と、前記電源端子と前記電源ラインとの間に接続される電源電圧変動抑制回路と、を備え、前記電源電圧変動抑制回路は、前記内部回路の動作クロックに同期した補助期間を設定し、前記補助期間において前記電源ラインへ補助電流を供給するデータ処理装置である。
本発明の別の態様は、第1電源電圧が入力される電源端子と、前記第1電源電圧に基づき第2電源電圧を生成するレギュレータと、前記第2電源電圧が電源ラインを介して供給される内部回路と、前記電源端子と前記電源ラインとの間に接続される電源電圧変動抑制回路と、を備え、前記電源電圧変動抑制回路は、前記内部回路の動作クロックに同期した補助期間を設定し、前記補助期間において前記電源端子と前記電源ラインとを接続させるデータ処理装置である。
本発明の別の態様は、第1電源電圧に基づいて内部回路に供給される第2電源電圧を生成する電源電圧生成回路であって、前記第1の電源電圧が入力される電源端子と、前記第1電源電圧に基づき第2電源電圧を生成するレギュレータと、前記内部回路に前記第2電源電圧を供給する電源ラインと、前記電源端子と前記電源ラインとの間に接続される電源電圧変動抑制回路と、を備え、前記電源電圧変動抑制回路は、前記内部回路の動作クロックに同期した補助期間を設定し、前記補助期間において前記電源ラインへ補助電流を供給する電源電圧生成回路である。
本発明の別の態様は、レギュレータによって第1電源電圧に基づいた第2の電源電圧を生成し、前記第2の電源電圧を電源ラインを介して内部回路に供給し、前記内部回路の動作クロックに同期した補助期間を設定し、前記補助期間において前記電源ラインへ補助電流を供給する電源電圧生成方法である。
本発明にかかるデータ処理装置、電源電圧生成回路及びその電源電圧生成方法は、動作クロックに同期して増加する内部回路の負荷電流に対応した補助期間を設定し、補助期間において電源ラインに補助電流を供給する。つまり、本発明にかかるデータ処理装置、電源電圧生成回路及びその電源電圧生成方法は、内部回路の動作に応じて変動する内部回路の負荷電流の変動にレギュレータの応答速度が追従できない場合に電源ラインにおける負荷電流の増加分を補助電流によって補う。
本発明にかかるデータ処理装置及びその制御方法によれば、データ処理装置における消費電流を増加させることなく、第2電源電圧の電圧変動を抑制することが可能である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に本実施の形態にかかるデータ処理装置1のブロック図を示す。なお、データ処理装置1の各ブロックは、同一の半導体基板に形成されたものでも良く、個別の半導体装置として搭載されていても良い。データ処理装置1は、電源端子PWR、レギュレータ11、電源ライン12、メインクロック発振器13、サブクロック発振器14、クロック制御回路15、内部回路16、電源電圧変動抑制回路20を有している。なお、データ処理装置1では、レギュレータ11及び電源電圧変動抑制回路20によって電源電圧生成回路10を構成する。
電源端子PWRは、外部で生成される第1電源電圧VDDの入力端子である。レギュレータ11は、第1電源電圧VDDに基づき第2電源電圧VDDiを生成する。レギュレータ11の回路の例を図2に示す。図2に示すように、レギュレータ11は、増幅器32、出力トランジスタ33、抵抗R1、R2を有する。増幅器32の反転入力端子が抵抗R1と抵抗R2の抵抗分割点に接続され、非反転入力端子にバンドギャップ電圧源31が接続される。レギュレータ11は、抵抗R1、R2の抵抗比に基づいてバンドギャップ電圧源31が生成する電圧値を増幅して出力する。そして、この出力電圧は、出力トランジスタのソース側端子から出力され、第2電源電圧VDDiとなる。なお、第2電源電圧VDDiの電圧値は、本実施の形態では第1電源電圧VDDの電圧値よりも小さいものとする。レギュレータ11の出力には、負荷及びコンデンサC1が接続される。負荷は、例えば内部回路16であって、本実施の形態ではCPU(Central Processing Unit)17及び周辺回路18となる。コンデンサC1は、電源安定用コンデンサであって、半導体基板上に形成可能な程度の容量値を有するものである。なお、図1においてはバンドギャップ電圧源31及びコンデンサC1は図面を簡略化するため図示していない。
また、レギュレータ11の動作のフローチャートを図3に示す。図3に示すように、レギュレータ11は、レギュレータ11の出力電流I1によってコンデンサC1に電荷を蓄積する(ステップ1)。続いて、コンデンサC1に蓄積された電荷に基づき生成される電流I2によって内部回路16に電流を供給する(ステップ2)。ステップ2によって、コンデンサC1に蓄積された電荷量が減少すると、第2電源電圧VDDiの電圧レベルが低下する(ステップ3)。続いて、レギュレータ11は、第2電源電圧VDDiの電圧レベルの低下を検知するとレギュレータの出力ドライバ(例えば出力トランジスタ33)を導通状態(ON状態)とする(ステップ4)。これによって、コンデンサC1に再度電荷が蓄積される。つまり、レギュレータ11は、第2電源電圧VDDiの電圧値の変動を抑制する。このとき、レギュレータ11は、ステップ3の電圧変動の検知からステップ4の出力トランジスタ33を動作させるまでに所定の応答時間を有する。そのため、この応答時間の間、第2電源電圧VDDiの電圧値が低下する。
内部回路16は、データ処理装置1の処理部である。本実施の形態ではCPU17及びその周辺回路18を有する。CPU17及び周辺回路18は、電源ライン12を介して供給される第2電源電圧VDDiを動作電源とし、動作クロックCPU_CLKに同期して動作する。ここで、内部回路16で消費される負荷電流ILと動作クロックCPU_CLKとの関係を図4に示す。図4に示すように、内部回路16は、動作クロックCPU_CLKの立ち上がりに同期して動作するため、動作クロックCPU_CLKの立ち上がりに同期して負荷電流ILが増加する。また、CPU17は動作モードを通知する動作モード通知信号として動作クロックステータス信号S1及びストップモードステータス信号S2を出力する。動作モード通知信号は、CPU17が処理を行なった結果CPU17が出力するものでも良く、外部からCPU17に入力される制御信号(不図示)に応じて生成されるものであっても良い。動作モードについての詳細は後述する。
メインクロック発振器13、サブクロック発振器14、クロック制御回路15は、内部回路16に入力する動作クロックCPU_CLKを生成及び制御を行なう。メインクロック発振器13及びサブクロック発振器14は、クロック信号を生成する。このとき、メインクロック発振器13は、サブクロック発振器14で生成されるクロック信号よりも周波数の高い信号を生成する。クロック制御回路15は、メインクロック発振器13及びサブクロック発振器14が生成するクロック信号のうちいずれか一方を選択して選択したクロック信号を動作クロックCPU_CLKとして出力する。クロック制御回路15は、CPU17からの制御信号(不図示)に基づき選択するクロック信号を決定しても良く、外部から入力される制御信号(不図示)に基づき選択するクロック信号を決定しても良い。
電源電圧変動抑制回路20は、内部回路16の負荷電流ILが増加する期間に対応した補助期間を動作クロックCPU_CLKに同期して生成する。さらに、電源電圧変動抑制回路20は、補助期間に電源ライン12に対して補助電流ISを供給する。本実施の形態では、補助電流ISは、電源端子PWRから電源電圧変動抑制回路20を介して電源ライン12に供給される。
電源電圧変動抑制回路20は、遅延回路21〜23、補助電流供給回路24、クランプ回路25を有する。遅延回路21〜23は、直列に接続され、初段に接続される遅延回路21には動作クロックCPU_CLKが入力される。そして、遅延回路21〜23は、それぞれ位相が異なる遅延クロックDLY_ClkA〜DLY_ClkCを出力する。補助電流供給回路24は、動作モード通知信号に基づき遅延クロックDLY_ClkA〜DLY_ClkCのいずれか一つを選択し、選択した遅延クロックと動作クロックCPU_CLKとの遅延時間に基づき補助期間を設定する。そして、補助電流供給回路24は、補助期間に補助電流ISを出力する。
補助電流供給回路24は、セレクタ24a、インバータ24b、ゲート回路(例えば、NAND回路)24c、スイッチトランジスタ24dを有する。セレクタ24aは、動作クロックステータス信号S1及びストップモードステータス信号S2に基づき遅延クロックDLY_ClkA〜DLY_ClkCのうちいずれか一つを選択し、選択した遅延クロックをクロック信号CKAとして出力する。インバータ24bは、クロック信号CKAを反転させてクロック信号CKBとして出力する。NAND回路24cは、動作クロックCPU_CLKとクロック信号CKBとの反転論理積をスイッチ制御信号VONとして出力する。スイッチトランジスタ24dは、例えばPMOSトランジスタで形成される。この場合、スイッチトランジスタ24dは、スイッチ制御信号VONがロウレベルである場合に導通状態となり、スイッチ制御信号VONがハイレベルである場合に非導通状態となる。スイッチトランジスタ24dは、ソースが電源端子PWRに接続され、ソースが電源ライン12に接続され、ゲートがNAND回路24cの出力に接続される。なお、スイッチトランジスタ24dのドレインが電源電圧変動抑制回路20の出力となる。
クランプ回路25は、補助電流供給回路24の出力と電源ライン12の接続ノードに接続される。クランプ回路25は、電源ライン12の電圧値(例えば、第2電源電圧VDDi)が所定の電圧を上回らないように接続ノード電圧値を抑制する。
ここで、内部回路16の動作モードについて説明する。本実施の形態における内部回路16は、動作モードとして、メインRUNモード、ストップモード、サブRUNモード、サブHALTモードを有する。メインRUNモードは、CPU17及び周辺回路18がともにメインクロック発振器13によって生成される動作クロック(以下、メインクロックと称す)基づき動作するモードである。メインRUNモードにおける内部回路16の負荷電流ILは、例えば3mA程度である。ストップモードは、CPU17及び周辺回路18がともに停止する動作モードである。ストップモードでは、内部回路16に供給される動作クロックも停止される。ストップモードにおける内部回路16の負荷電流ILは、例えば1μA程度である。サブRUNモードは、CPU17及び周辺回路18がともにサブクロック発振器14で生成される動作クロック(以下、サブクロックと称す)に基づき動作するモードである。サブRUNモードにおける内部回路16の負荷電流ILは、例えば10μA程度である。サブHALTモードは、CPU17が停止し、周辺回路18がサブクロックに基づき動作するモードである。
図5に、内部回路16の動作モードの状態遷移図を示す。図5に示すように、内部回路16は、リセット解除が行なわれ、動作可能な状態になると、まずメインRUNモードで動作を開始する。メインRUNモードからは、サブRUNモード及びストップモードに状態を遷移させることができる。また、サブHALTモードへの状態遷移は、メインRUNモードからサブRUNモードを経由することで行なわれる。
内部回路16の状態が遷移した場合における、各動作モードにおける負荷電流IL及び動作モード通知信号のタイミングチャートの一例を図6に示す。図6に示す例では、動作モードは、メインRUNモード、サブRUNモード、サブHALTモード、サブRUNモード、メインRUNモード、ストップモード、メインRUNモードの順に遷移する。このとき、負荷電流ILは、メインRUNモードで多くなり、サブRUNモード、サブHALTモード、ストップモードの順に少なくなる。サブRUNモード、サブHALTモード、ストップモードにおいても負荷電流ILの差はあるものの、メインRUNモードとサブRUNモード程の差はない。動作クロックステータス信号S1は、内部回路16がサブクロックで動作するサブRUNモード、サブHALTモードにおいてロウレベルとなり、内部回路16がメインクロックで動作するメインRUNモード及びクロックが停止されるストップモードでハイレベルとなる。ストップモードステータス信号S2は、ストップモードのときのみハイレベルとなる。
ここで、電源電圧変動抑制回路20の動作について説明する。本実施の形態では、図6に示したように、内部回路16の動作モードによって負荷電流ILの大きさが変動する。そのため、電源電圧変動抑制回路20は、内部回路16の動作モードに応じて補助期間の長さを変更する。図7にサブRUNモード及びメインRUNモードにおけるデータ処理装置1の動作のタイミングチャートを示す。図7に示すように、内部回路16は、サブRUNモードでは、低速の動作クロックCPU_CLKに基づき動作し、メインRUNモードでは、高速の動作クロックCPU_CLKに基づき動作する。負荷電流ILは、サブRUNモードよりもメインRUNモードの方が多くなる。動作クロックステータス信号S1は、サブRUNモードでは、ロウレベルであり、メインRUNモードでは、ハイレベルとなる。ストップモードステータス信号S2は、サブRUNモード及びメインRUNモードにおいて常にロウレベルとなる。
電源電圧変動抑制回路20は、動作モードの違いによる内部回路16の負荷電流ILの違いに応じて補助期間の長さを調節する。電源電圧変動抑制回路20の動作について図7のタイミングチャートを参照して説明する。サブRUNモードでは、負荷電流ILが少ないため、補助期間は短く設定される。電源電圧変動抑制回路20では、動作クロックCPU_CLKに対して遅延した多相の遅延クロックDLY_ClkA〜DLY_ClkCを生成する。そして、サブRUNモードでは、動作クロックステータス信号S1及びストップモードステータス信号S2がともにロウレベルである。この動作モード通知信号の状態に応じてセレクタ24aは、遅延クロック遅延クロックDLY_ClkA〜DLY_ClkCのうち最も遅延時間の小さな遅延クロックを選択する。そして、セレクタ24aは、選択した遅延クロックをクロック信号CKAとして出力する。
このクロック信号はインバータ24bによって反転されてクロック信号CKBとなる。続いて、NAND回路24cは、クロック信号CKBと動作クロックCPU_CLKの反転論理和をスイッチ制御信号VONとして出力する。これによって、スイッチ制御信号VONは、動作クロックCPU_CLKの立ち上がりに同期して立ち下がるパルス信号となる(図7のタイミングT10〜T11)。このパルス信号のロウレベル幅は、遅延回路21で設定される遅延時間に相当し、パルス信号のロウレベル期間が補助期間となる。このスイッチ制御信号VONの信号レベルに応じて補助電流供給回路24は、スイッチ制御信号VONがロウレベルとなる補助期間において、スイッチトランジスタ24dを導通状態とする。これによって、電源電圧変動抑制回路20は、補助期間に電源端子PWRから電源ライン12に向かって補助電流ISを出力する。なお、サブHALTモードにおける動作クロックステータス信号S1及びストップモードステータス信号S2の論理レベルは、サブRUNモードと同じであるため、サブHALTモードにおける電源電圧変動抑制回路20の動作は、サブRUNモードと同じになる。
メインRUNモードでは、負荷電流ILが多いため、補助期間は長く設定される。メインRUNモードでは、動作クロックステータス信号S1がハイレベルとなり、ストップモードステータス信号S2がロウレベルである。この動作モード通知信号の状態に応じてセレクタ24aは、遅延クロックDLY_ClkA〜DLY_ClkCのうち最も遅延時間の大きな遅延クロックを選択する。そして、セレクタ24aは、選択した遅延クロックをクロック信号CKAとして出力する。
このクロック信号はインバータ24bによって反転されてクロック信号CKBとなる。続いて、NAND回路24cは、クロック信号CKBと動作クロックCPU_CLKの反転論理和をスイッチ制御信号VONとして出力する。これによって、スイッチ制御信号VONは、動作クロックCPU_CLKの立ち上がりに同期して立ち下がるパルス信号となる(図7のタイミングT12〜T13)。このパルス信号のロウレベル幅は、遅延回路21〜23の3つの遅延回路によって設定される遅延時間に相当し、パルス信号のロウレベル期間が補助期間となる。このスイッチ制御信号VONの信号レベルに応じて補助電流供給回路24は、スイッチ制御信号VONがロウレベルとなる補助期間において、スイッチトランジスタ24dを導通状態とする。これによって、電源電圧変動抑制回路20は、補助期間に電源端子PWRから電源ライン12に向かって補助電流ISを出力する。
図8にストップモード及びメインRUNモードにおけるデータ処理装置1の動作のタイミングチャートを示す。なお、メインRUNモードにおける、電源電圧変動抑制回路20の動作は図7に示す例と同じであるためここでの説明は省略する。図8に示すように、内部回路16は、ストップモードでは、動作クロックCPU_CLKが停止し、メインRUNモードでは、高速の動作クロックCPU_CLKに基づき動作する。負荷電流ILは、ストップモードよりもメインRUNモードの方が多くなる。ストップモードにおける動作クロックステータス信号S1及びストップモードステータス信号S2はハイレベルである。
この場合における電源電圧変動抑制回路20の動作について図8のタイミングチャートを参照して説明する。ストップモードでは、動作クロックCPU_CLKが停止しているためスイッチ制御信号VONはハイレベルを維持する。そのため、電源電圧変動抑制回路20は、補助電流ISを出力することはない。
ここで、ストップモードからメインRUNモードにモードが遷移した場合における第2電源電圧VDDiの電圧変動について説明する。図9にストップモードからメインRUNモードにモードが遷移した場合の第2電源電圧VDDiの電圧変動を示すタイミングチャートを示す。なお、サブRUNモードの負荷電流ILとメインRUNモードの負荷電流ILとの差も、ストップモードの負荷電流ILとメインRUNモードの負荷電流ILとの差と大きな違いはないため、サブRUNモードからメインRUNモードへのモード遷移における第2電源電圧VDDiの電圧変動も図9に示す例とほぼ同じになる。一方、サブHALTモードからサブRUNモードへのモード遷移における負荷電流ILの変動は、ストップモードからメインRUNモードへのモード遷移おける負荷電流ILの変動に比べ極端に小さいため、第2電源電圧VDDiの電圧変動はほとんど発生しない。
ストップモードにおけるレギュレータ11は供給電流を抑制した状態である。一方、メインRUNモードにおいて、レギュレータ11はストップモードよりも遙かに大きな電流を電源ライン12側に供給可能な状態である。しかし、レギュレータ11は、第2電源電圧VDDiの電圧低下を検出した後、電流能力を十分に増大させるまでに所定の応答時間を必要とする。そのため、モードの切り替わり時点からレギュレータ11の応答時間が経過するまでは電源ライン12の負荷電流ILは、図2におけるコンデンサC1に蓄積された電荷によって供給される。このようなことから、モード切り替わり時点において図9に示すような第2電源電圧VDDiの電圧低下が発生する(タイミングT16〜T18)。
このとき、電源電圧変動抑制回路20がない場合、モード切り替わり直後の負荷電流ILはコンデンサC1に蓄積された電荷のみによって賄われるため、第2電源電圧VDDiの電圧変動が大きくなる。この場合、第2電源電圧VDDiの電圧は、内部回路16の最低動作電源電圧を下回り、内部回路16は誤動作する可能性がある。一方、電源電圧変動抑制回路20がある場合、電源電圧変動抑制回路20は、負荷電流ILが増加する動作クロックCPU_CLKの立ち上がりに同期して補助電流ISを出力する。そのため、モード切り替わり後のレギュレータ11の応答時間内であっても、負荷電流ILはコンデンサC1及び電源電圧変動抑制回路20が出力する補助電流ISによって賄われる。つまり、モード切り替わり後の第2電源電圧VDDiの電圧が低下する期間において、コンデンサC1に蓄積された電荷の消費を抑制することができる。これによって、電源電圧変動抑制回路20がある場合、第2電源電圧VDDiの電圧の低下が抑制される。
上記説明より、本実施の形態にかかるデータ処理装置1は、電源電圧変動抑制回路20が内部回路16の負荷電流ILが増加する動作クロックCPU_CLKの立ち上がりタイミングに同期して補助電流ISを電源ライン12に出力する。この補助電流ISは、負荷電流の増加に応じて電源ライン12に補助的に供給されるものであって、コンデンサC1から出力される電流を補うものである。つまり、電源電圧変動抑制回路20が出力する補助電流ISは、データ処理装置1の消費電流を増加させるものではない。また、補助電流ISは、データ処理装置1の動作クロックに応じて増加する消費電流に対して第2電源電圧VDDiの変動を低減できる程度に適切な量だけ電源ライン12に供給されるものである。従って、本実施の形態におけるデータ処理装置1では、消費電流の増加を抑制することができる。
また、電源電圧変動抑制回路20は、内部回路16の負荷電流ILが増加する期間に対応した補助期間を設定し、補助期間においてのみ補助電流ISを出力する。これによって、コンデンサC1に蓄積された電荷の消費が抑制され、第2電源電圧VDDiの電圧変動を抑制することが可能である。つまり、本実施の形態におけるデータ処理装置1は、データ処理装置1の消費電流を増加させることなく、第2電源電圧VDDiの電圧変動を抑制することが可能である。
レギュレータ11に接続されるコンデンサC1に蓄積される電荷は、内部回路16の負荷電流ILによって、電源ライン12の電圧が低下し、レギュレータ11が電圧低下を検知してから、出力ドライバがONするまでの期間に使用される。ここで、本実施の形態にかかる電源電圧変動抑制回路20がない場合、コンデンサC1は、メインRUNモードのような大きな負荷電流ILに対応できるように大きな容量を必要とする。しかしながら、本実施の形態では、電源電圧変動抑制回路20は負荷電流ILが増加する期間に負荷電流を電源ライン12に供給することで、コンデンサC1に蓄積された電荷の消費量を抑制する。従って、本実施の形態にかかる電源電圧変動抑制回路20を有するデータ処理装置1は、コンデンサC1の容量値を小さくすることができる。コンデンサC1の容量値を小さくすることで、コンデンサC1を半導体基板上に設けることが可能となる。つまり、データ処理装置1の外部にコンデンサC1を接続する必要がないため、データ処理装置1はコンデンサC1を接続するための端子を設ける必要がない。
また、本実施の形態では、電源電圧変動抑制回路20がクランプ回路25を有している。クランプ回路25は、電源ライン12の電圧が所定の電圧を上回るのを防止する。つまり、クランプ回路25によって、内部回路16に規定の電圧値以上の電圧が印加されることを防止し、内部回路16の過電圧による破壊を防止することが可能である。
実施の形態2
実施の形態2にかかるデータ処理装置2のブロック図を図10に示す。図10に示すように、データ処理装置2は、実施の形態1にかかるデータ処理装置1の電源電圧生成回路10に対して動作制御回路26を追加した電源電圧生成回路10aを有する。動作制御回路26は、電源電圧変動抑制回路20を動作させる期間を制御する。動作制御回路26は、メインRUNモードでの動作開始から所定の期間のみ電源電圧変動抑制回路20を動作させる。より具体的には、動作制御回路26は、メインRUNモードでの動作開始から所定の期間のみ電源電圧変動抑制回路20に動作クロックCPU_CLKを供給する。以下の説明では、内部回路16に供給される動作クロックCPU_CLKと動作制御回路26が出力する動作クロックCPU_CLKとを区別するため、動作制御回路26が出力する動作クロックCPU_CLKを制御クロックLC_CLKと称す。
動作制御回路26には、動作クロックステータス信号S1、ストップモードステータス信号S2及び動作クロックCPU_CLKが入力され、所定期間の間のみ制御クロックLC_CLKを出力する。動作制御回路26のブロック図を図11に示す。動作制御回路26は、インバータ41、44、AND回路42、45、カウンタ43を有する。
AND回路42には、動作クロックステータス信号S1と、インバータ41で反転されたストップモードステータス信号S2とが入力される。AND回路42は、入力される2つの信号の論理和をスタートストップ信号S3として出力する。カウンタ43は、スタートストップ信号S3の立ち上がりエッジを開始信号として、動作クロックCPU_CLKの数をカウントする。カウンタ43は、カウントの開始からカウント値が規定の値に達するまでの間出力信号をロウレベルとし、その他の期間は出力信号をハイレベルとする。カウンタ43の出力信号は、インバータ44で反転されて動作イネーブル信号S4となる。AND回路45は、スタートストップ信号S3、動作イネーブル信号S4及び動作クロックCPU_CLKが入力される。そして、AND回路45は、スタートストップ信号S3及び動作イネーブル信号S4がともにハイレベルである期間に動作クロックCPU_CLKを制御クロックLC_CLKとして出力する。つまり、AND回路45は、動作制御回路26におけるゲート回路として動作する。
動作制御回路26の動作を図12に示すタイミングチャートを参照して説明する。図12に示すように、スタートストップ信号S3は、動作クロックステータス信号S1及びストップモードステータス信号S2の論理レベルに応じてメインRUNモードにおいてのみハイレベルとなる(タイミングT20〜T21及びタイミングT22〜T23)。カウンタ43は、メインRUNモードでの動作開始に応じて動作クロックCPU_CLKのカウントを開始する。そして、カウンタ43のカウント開始に応じて動作イネーブル信号S4はロウレベルからハイレベルになる。続いて、カウンタ43のカウント値がオーバーフロー状態(カウント値が規定の値を超えた状態)に達するとカウンタ43の出力がロウレベルからハイレベルになる。そして、カウンタ43の出力信号の変化に応じて動作イネーブル信号S4はハイレベルからロウレベルになる。つまり、動作イネーブル信号S4がハイレベルとなる期間は、スタートストップ信号S3のハイレベル期間に含まれる。従って、動作イネーブル信号S4がハイレベルとなる期間に動作制御回路26は、制御クロックLC_CLKを出力する。
ここで、動作制御回路26の動作を考慮したデータ処理装置2の動作を図13に示すタイミングチャートを参照して説明する。図13では、ストップモードからメインRUNモードにモードが切り替わった場合を動作の一例として示す。また、この例では、カウンタ43は4つの動作クロックCPU_CLKをカウントすることでオーバーフローするものとする。
図13に示すように、データ処理装置2は、動作モードがメインRUNモードとなった時点から5つ目の動作クロックCPU_CLKが入力されるまでの期間に動作イネーブル信号S4をハイレベルとする(タイミングT24〜T25)。そして、制御クロックLC_CLKは、動作イネーブル信号S4がハイレベルとなる期間においてのみ出力される。従って、電源電圧変動抑制回路20は、タイミングT24〜T25の期間においてのみロウレベル期間を有するスイッチ制御信号VONを生成する。つまり、電源電圧変動抑制回路20は、タイミングT24〜T25の期間においてのみ補助電流ISを出力する。
上記説明より、実施の形態2にかかるデータ処理装置2では、動作制御回路26によって、メインRUNモードの開始から所定の期間においてのみ電源電圧変動抑制回路20から補助電流ISを出力する。データ処理装置2では、メインRUNモードにおける負荷電流ILが他の動作モードに比べ極端に大きく、メインRUNモードでの動作開始時点で第2電源電圧VDDiの大きな電圧低下が発生する(図9のタイミングT16〜T18)。そのため、データ処理装置2では、第2電源電圧VDDiの電圧が大きく低下する期間においてのみ電源電圧変動抑制回路20を動作させ、この期間における第2電源電圧VDDiの大きな電圧低下を抑制する。第2電源電圧VDDiの電圧低下が大きくなる期間にのみ電源電圧変動抑制回路20を動作させることで、電源電圧変動抑制回路20が消費する電流を抑制することができる。つまり、データ処理装置2は、データ処理装置1よりも消費電流の増加を抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、内部回路16の負荷電流ILが動作クロックCPU_CLKの立ち下がりで多くなる場合、補助期間は動作クロックCPU_CLKの立ち下がりに同期させても良い。また、補助電流供給回路は、上記実施の形態で示したものに限られず回路構成を定期変更することが可能である。例えば、スイッチングトランジスタをNMOSトランジスタで構成することも可能である。さらに、上記実施の形態では、セレクタ24aが遅延クロックDLY_ClkAを選択する場合と遅延クロックDLY_ClkCを選択する場合について述べたが、負荷電流ISの大きさによっては、遅延クロックDLY_ClkBを選択するモードを設定しても良い。
実施の形態1にかかるデータ処理装置のブロック図である。 実施の形態1にかかるレギュレータの回路図である。 実施の形態1にかかるレギュレータの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるデータ処理装置における動作クロックと負荷電流の関係を示す図である。 実施の形態1にかかるデータ処理装置における内部回路のモード遷移を示す状態遷移図である。 実施の形態1にかかるデータ処理装置における内部回路のモード遷移を示すタイミングチャートである。 実施の形態1にかかるデータ処理装置の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1にかかるデータ処理装置の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1にかかるデータ処理装置における第2電源電圧の電圧変動を示すタイミングチャートである。 実施の形態2にかかるデータ処理装置のブロック図である。 実施の形態2にかかる動作制御回路のブロック図である。 実施の形態2にかかる動作制御回路の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態2にかかるデータ処理装置の動作を示すタイミングチャートである。 特許文献1にかかる電源電圧変動抑制回路のブロック図である。 特許文献1にかかる電源電圧変動抑制回路の動作を示すタイミングチャートである。 特許文献1にかかる電源電圧変動抑制回路におけるCPU端子の電圧波形を示す図である。 特許文献1にかかる電源電圧変動抑制回路の問題点を説明するための図である。
符号の説明
1、2 データ処理装置
10、10a 電源電圧生成回路
11 レギュレータ
12 電源ライン
13 メインクロック発振器
14 サブクロック発振器
15 クロック制御回路
16 内部回路
17 CPU
18 周辺回路
20 電源電圧変動抑制回路
21〜23 遅延回路
24 補助電流供給回路
24a セレクタ
24b インバータ
24c NAND回路
24d スイッチトランジスタ
25 クランプ回路
26 動作制御回路
41、44 インバータ
42、45 AND回路
VDD 第1電源電圧
VDDi 第2電源電圧
PWR 電源端子
IL 負荷電流
IS 補助電流
CKA、CKB クロック信号
CPU_CLK 動作クロック
DLY_ClkA〜DLY_ClkC 遅延クロック
VON スイッチ制御信号
LC_CLK 制御クロック
43 カウンタ
31 バンドギャップ電圧源
32 増幅器
33 出力トランジスタ
R1、R2 抵抗
C1 コンデンサ
I1、I2 電流
S1 動作クロックステータス信号
S2 ストップモードステータス信号
S3 スタートストップ信号
S4 動作イネーブル信号

Claims (20)

  1. 第1電源電圧が入力される電源端子と、
    前記第1電源電圧に基づき第2電源電圧を生成するレギュレータと、
    前記第2電源電圧が電源ラインを介して供給される内部回路と、
    前記電源端子と前記電源ラインとの間に接続される電源電圧変動抑制回路と、
    を備え、
    前記電源電圧変動抑制回路は、前記内部回路の動作クロックに同期した補助期間を設定し、前記補助期間において前記電源ラインへ補助電流を供給する
    データ処理装置。
  2. 前記電圧変動抑制回路は、前記内部回路の動作モードに応じて前記補助期間の長さを変更する請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記内部回路は、前記電源電圧変動抑制回路に動作モードを通知する動作モード通知信号を出力し、前記電源電圧変動抑制回路は、前記動作モード通知信号に応じて前記補助電流を出力する期間を変更する請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 前記電源電圧変動抑制回路は、前記動作クロックを遅延させた遅延クロックを出力する遅延回路と、前記動作クロックと前記遅延クロックとの遅延時間に応じて前記電源端子と前記電源ラインとを接続する期間を制御する補助電流供給回路と、を有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  5. 前記遅延回路は、直列に接続された複数の遅延回路を有し、前記補助電流供給回路は、前記複数の遅延回路から出力される複数の遅延クロックのうちいずれか一つを選択し、選択した遅延クロックと前記動作クロックとの遅延時間に応じて前記電源端子と前記電源ラインとを接続し、前記電源端子から前記電源ラインに前記補助電流を供給する請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 前記電源電圧変動抑制回路は、前記電源電圧変動抑制回路の出力と前記電源ラインとの接続ノードに接続され、前記電源ラインの電圧の上昇を抑制するクランプ回路を有する請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  7. 前記データ処理装置は、前記内部回路の動作モードの切り替わりから所定期間の間前記電源電圧変動抑制回路に前記動作クロックを供給する動作制御回路を有する請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  8. 前記動作制御回路は、前記動作モードの切り替わり時点から前記動作クロックの個数をカウントするカウンタと、前記カウンタのカウント値に応じて前記動作クロックの出力と停止とを切り替えるゲート回路とを有する請求項7に記載のデータ処理装置。
  9. 第1電源電圧が入力される電源端子と、
    前記第1電源電圧に基づき第2電源電圧を生成するレギュレータと、
    前記第2電源電圧が電源ラインを介して供給される内部回路と、
    前記電源端子と前記電源ラインとの間に接続される電源電圧変動抑制回路と、
    を備え、
    前記電源電圧変動抑制回路は、前記内部回路の動作クロックに同期した補助期間を設定し、前記補助期間において前記電源端子と前記電源ラインとを接続させる
    データ処理装置。
  10. 前記電源電圧変動抑制回路は、前記動作クロックを遅延させた遅延クロックを出力する遅延回路と、前記動作クロックと前記遅延クロックとの遅延時間に応じて前記電源端子と前記電源ラインとを接続する期間を制御する補助電流供給回路と、を有する請求項9に記載のデータ処理装置。
  11. 前記遅延回路は、直列に接続された複数の遅延回路を有し、前記補助電流供給回路は、前記複数の遅延回路から出力される複数の遅延クロックのうちいずれか一つを選択し、選択した遅延クロックと前記動作クロックとの遅延時間に応じて前記電源端子と前記電源ラインとを接続し、前記電源端子から前記電源ラインに前記補助電流を供給する請求項10に記載のデータ処理装置。
  12. 前記補助電流供給回路は、前記電源端子と前記電源ラインとの間に接続されるスイッチトランジスタを有し、前記補助電流供給回路は、前記スイッチトランジスタの開閉状態を制御して、前記電源端子から前記電源ラインへ補助電流を供給する請求項10又は11に記載のデータ処理装置。
  13. 前記データ処理装置は、前記内部回路の動作モードの切り替わりから所定期間の間前記電源電圧変動抑制回路に前記動作クロックを供給する動作制御回路を有する請求項9乃至12のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  14. 前記動作制御回路は、前記動作モードの切り替わり時点から前記動作クロックの個数をカウントするカウンタと、前記カウンタのカウント値に応じて前記動作クロックの出力と停止とを切り替えるゲート回路とを有する請求項13に記載のデータ処理装置。
  15. 第1電源電圧に基づいて内部回路に供給される第2電源電圧を生成する電源電圧生成回路であって、
    前記第1の電源電圧が入力される電源端子と、
    前記第1電源電圧に基づき第2電源電圧を生成するレギュレータと、
    前記内部回路に前記第2電源電圧を供給する電源ラインと、
    前記電源端子と前記電源ラインとの間に接続される電源電圧変動抑制回路と、
    を備え、
    前記電源電圧変動抑制回路は、前記内部回路の動作クロックに同期した補助期間を設定し、前記補助期間において前記電源ラインへ補助電流を供給する
    電源電圧生成回路。
  16. 前記電圧変動抑制回路は、前記内部回路の動作モードに応じて前記補助期間の長さを変更する請求項15に記載のデータ処理装置。
  17. 前記内部回路は、前記電源電圧変動抑制回路に動作モードを通知する動作モード通知信号を出力し、前記電源電圧変動抑制回路は、前記動作モード通知信号に応じて前記補助電流を出力する期間を変更する請求項15に記載のデータ処理装置。
  18. 前記データ処理装置は、前記内部回路の動作モードの切り替わりから所定期間の間前記電源電圧変動抑制回路に前記動作クロックを供給する動作制御回路を有する請求項15乃至17のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  19. レギュレータによって第1電源電圧に基づいた第2の電源電圧を生成し、
    前記第2の電源電圧を電源ラインを介して内部回路に供給し、
    前記内部回路の動作クロックに同期した補助期間を設定し、
    前記補助期間において前記電源ラインへ補助電流を供給する
    電源電圧生成方法。
  20. 前記補助期間は、前記内部回路の動作モードに応じて長さが決定される請求項19に記載の電源電圧生成方法。
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