JP2009052981A - 高圧流体中の微粒子測定システムおよび微粒子測定方法 - Google Patents

高圧流体中の微粒子測定システムおよび微粒子測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1MPa以上の高圧流体中の微粒子測定に際し、測定部分への流路の清浄化と維持が適切に行え、かつ直検法により微粒子自体を測定できる微粒子測定システム、ならびに微粒子測定方法を提供する。
【解決手段】本発明は、高圧流体をメンブレンフィルタ52に流通させ、前記メンブレンフィルタ52に捕捉された微粒子を測定する高圧流体中の微粒子測定システムであって、前記メンブレンフィルタ52には第2バイパスライン20が設けられていることよりなる。または、前記高圧流体を前記メンブレンフィルタ52に流通させる前の工程で、前記高圧流体の圧力または流量を調整する手段を有し、前記の圧力または流量を調整する手段には第1バイパスライン16が設けられていることよりなる。
【選択図】図1

Description

本発明は高圧流体中の微粒子測定システムおよび微粒子測定方法に関する。
半導体デバイスの微細化、材料の多様化、プロセスの複雑化、ならびに環境への配慮の観点から、従来のウェット洗浄技術の代替として、超臨界二酸化炭素をベースとした洗浄技術の研究開発が行われている。ウエハ表面の微粒子汚染は半導体デバイスの歩留まりに大きく影響するため、前記洗浄技術の量産プロセスへの適用の際は、洗浄流体となる超臨界二酸化炭素あるいはその基となる液体二酸化炭素中の微粒子除去および清浄度管理が極めて重要となる。
通常、流体中の微粒子を測定する方法として微粒子計が広く用いられている(例えば、特許文献1)。一般に、微粒子計は光の散乱を利用した測定方法であり、微粒子そのものを測定しているとは限らない。加えて、液体二酸化炭素の蒸気圧は5℃で4MPaであり、通常の製造設備条件下では5MPa以上となることが多い。さらに二酸化炭素の臨界温度は31.4℃、臨界圧力は7.4MPaである。このような高圧流体を微粒子計に供した場合には、フローセルの耐圧限界等に由来する市販の微粒子計の圧力限界を超えてしまう。
一方、流体中の微粒子測定方法として、流体をメンブレンフィルタに通じ、メンブレンフィルタに捕捉された微粒子を測定する直検法がある。直検法によれば、捕捉された微粒子を測定するため、流体の清浄度を適正に把握できる。直検法として、超純水中の微粒子測定方法が知られている(例えば、特許文献2)。
加えて、微粒子測定においては、流体供給部から測定部分(フローセルやメンブレンフィルタ)までの間の配管に付着、あるいはバルブ操作により発生する微粒子の除去が不可欠であり、測定対象の高圧流体で充分に流路を洗浄した後、測定を行う必要がある。
特許第3530078号公報 特開平11−165049号公報
しかしながら、超臨界二酸化炭素や液体二酸化炭素のような高圧流体では、直検法に用いる一般的なメンブレンフィルタやメンブレンフィルタを組み込んだフィルタホルダの耐圧限界を超えてしまうので、特許文献2の技術をそのまま適用することはできない。また、常圧に戻して測定する方法もあるが、減圧装置からの発塵のリスクがあることに加え、液体二酸化炭素を単純に常圧に解放した場合には固化して正確な微粒子測定が行えない。加えて、高圧流体を測定部分に供給する経路を清浄化し、かつ清浄化した状態を維持したまま微粒子測定に移行する適切な手段がない。
本発明においては、超臨界二酸化炭素のような、1MPa以上の高圧流体中の微粒子測定に際し、測定部分への流路の清浄化と維持が適切に行え、かつ直検法により微粒子自体を測定できる微粒子測定システム、ならびに微粒子測定方法を提供する。
請求項1にかかる発明は、高圧流体をメンブレンフィルタに流通させ、前記メンブレンフィルタに捕捉された微粒子を測定する高圧流体中の微粒子測定システムであって、前記メンブレンフィルタにはバイパスラインが設けられていることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、高圧流体をメンブレンフィルタに流通させ、前記メンブレンフィルタに捕捉された微粒子を測定する高圧流体中の微粒子測定ステムであって、前記メンブレンフィルタの一次側に、前記高圧流体の圧力または流量を調整する手段を有し、前記の圧力または流量を調整する手段にはバイパスラインが設けられていることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、高圧流体をメンブレンフィルタに流通させ、前記メンブレンフィルタに捕捉された微粒子を測定する高圧流体中の微粒子測定システムであって、前記メンブレンフィルタに設けられたバイパスラインと、前記メンブレンフィルタの一次側に設けられた前記高圧流体の圧力または流量を調整する手段と、前記の圧力または流量を調整する手段に設けられたバイパスラインとを有することを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、前記高圧流体を前記メンブレンフィルタの二次側で、前記高圧流体の圧力を調整する手段と、流量を測定する手段を有することを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、前記高圧流体が、前記微粒子測定システムへの高圧流体供給開始からメンブレンフィルタによる微粒子捕捉の開始までの供給加圧工程、前記微粒子捕捉の開始から終了までの定常流通工程、前記微粒子捕捉の終了後の減圧工程の少なくともいずれか1の工程において、前記高圧流体を加熱する手段を有することを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、前記メンブレンフィルタは耐圧1MPa未満のフィルタホルダに組み込まれ、該フィルタホルダは耐圧1MPa以上の圧力容器に組み込まれ、前記高圧流体を流通させた際の前記フィルタホルダの内部圧力と前記圧力容器の内部圧力の差を1MPa未満とすることを特徴とする。
請求項7にかかる発明は、請求項1に記載の高圧流体中の微粒子測定システムを用い、前記メンブレンフィルタに設けられたバイパスラインへの高圧流体の通液を、メンブレンフィルタを備えたラインへの通液に切り替えることを特徴とする。
請求項8にかかる発明は、請求項2に記載の高圧流体中の微粒子測定システムを用い、前記高圧流体が前記メンブレンフィルタの一次側に設けられた、前記高圧流体の圧力または流量を調整する手段を有するラインへの高圧流体の通液を、前記ラインに設けられたバイパスラインへ切り替えることを特徴とする。
請求項9にかかる発明は、請求項3に記載の高圧流体中の微粒子測定システムを用い、前記メンブレンフィルタに設けられたバイパスラインへの高圧流体の通液を、メンブレンフィルタを備えたラインへの通液に切り替えること、および前記メンブレンフィルタの一次側に設けられた、前記高圧流体の圧力または流量を調整する手段を有するラインへの高圧流体の通液を、前記ラインに設けられたバイパスラインへ切り替えることを特徴とする。
請求項10にかかる発明は、請求項4に記載の高圧流体中の微粒子測定システムを用い、前記高圧流体を前記メンブレンフィルタの二次側で、前記高圧流体の圧力を調整することを特徴とする。
請求項11にかかる発明は、請求項5に記載の高圧流体中の微粒子測定システムを用い、前記供給加圧工程、前記定常流通工程、前記減圧工程の少なくともいずれか1の工程において、前記高圧流体を加熱することを特徴とする。
請求項12にかかる発明は、請求項6に記載の高圧流体中の微粒子測定システムを用い、前記フィルタホルダの内部圧力と前記圧力容器の内部圧力の差を1MPa未満とすることを特徴とする。
請求項13にかかる発明は、粒子径が1μm以下の微粒子を測定対象とすることを特徴とする。
請求項14にかかる発明は、前記メンブレンフィルタに有極性の液体を流通させた後に、前記メンブレンフィルタを前記フィルタホルダから取り出すことを特徴とする。
本発明によれば、超臨界二酸化炭素のような、1MPa以上の高圧流体中の微粒子測定に際し、測定部分への流路の清浄化と維持が適切に行え、かつ直検法により微粒子自体を測定することができる。
<微粒子測定システム>
本発明の実施形態の一例について、図1、2を用いて説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図示例の微粒子測定システム8は、高圧流体供給源10が減圧弁12の設けられた配管により、微粒子除去フィルタ14に接続されており、高圧流体の圧力調整と、微粒子除去ができる。一方で、配管は分岐11aで分岐し、バルブ18を備えた第1バイパスライン16を形成しており、バルブ18と減圧弁12との開閉により、第1バイパスライン16へ高圧流体を流通させることができる。微粒子除去フィルタ14からの配管と第1バイパスライン16は分岐11bで合流した後に、分岐11cで2つに分岐し、一方はバルブ24を介して、メンブレンフィルタ52が組み込まれたフィルタホルダ50を備えた圧力容器40に接続される。他の一方は、メンブレンフィルタ52のバイパスラインとして、バルブ22を有する第2バイパスライン20を形成している。バルブ22、24、26の開閉により、高圧流体を第2バイパスライン20あるいはフィルタホルダ50へ流通させることができる。バルブ26からの配管と第2バイパスライン20は分岐11dで合流した後、高圧流体の流量測定可能な流量計28、流量調整弁30、保圧弁32に順次接続されている。
前記圧力容器40内の構成の一例について、図2を用いて説明する。
圧力容器40は、金属製で円筒形の圧力容器本体42に、金属製の圧力容器蓋41が金属製ボルト43で固定されている。当該圧力容器40は1MPa以上の耐圧性能を有している。圧力容器本体42は圧力容器排出口48を備え、圧力容器排出口48は図示されない配管によりバルブ26(図1)に接続されている。圧力容器蓋41は、圧力容器本体42との高い密閉性を維持するための樹脂製のOリング44を備え、ボルト43で圧力容器蓋41は圧力容器本体42に固定されている。また、高圧流体を吸入するための図示されない配管と接続されている圧力容器吸入口46を備えている。
金属製の円筒形のフィルタホルダ50は、フィルタホルダ本体50bの外側面に設けられたボルト様の溝と、フィルタホルダ蓋50aの内側面に設けられたナット様の溝が嵌合することで形成されている。フィルタホルダ本体50bの上面には円形状の窪みが設けられ、該円形状の窪みにメンブレンフィルタ52が組み込まれている。圧力容器吸入口46は、金属製のパイプ56を内蔵する継ぎ手部材54によって、フィルタホルダ50と接続されている。フィルタホルダ50は、フィルタホルダ本体50bに設けられたフィルタホルダ排出口51が、圧力容器排出口48と接触しないように、圧力容器内40内に配置されている。
減圧弁12は測定対象である高圧流体の圧力または流量を調整する手段を有する装置であれば特に限定されず、例えばキャピラリー管またはオリフィスと全閉用のバルブとの組み合わせ等であっても良い。微粒子除去用の微粒子除去フィルタ14は特に限定されるものではないが、高圧流体を微粒子測定システム8に流通させる操作で発生する微粒子を捕捉できるものであれば良い。例えば、ステンレス製焼結フィルタや、セラミックフィルタ、樹脂製メンブレンフィルタ等が挙げられる。
また、微粒子測定システム8で使用されているバルブ18、22、24、26はダイヤフラムバルブ等の微粒子発生の少ないものが好ましい。
流量計28は、保圧弁32の前後いずれかに設置することができるが、メンブレンフィルタ52を流通する高圧流体の状態を把握する観点から、圧力容器40と保圧弁32の間に流量計28を設けることが望ましい。この際、高圧流体の測定に適したコリオリ式マスフロメーターを用いることが特に好ましい。
一方、保圧弁32の流通後に流量計28を設置することもでき、この際は測定対象とした流体が低圧となっているため、汎用のマスフローや体積流量計等を用いることができる。
メンブレンフィルタ52は特に限定されず、超純水中の微粒子測定(JIS K0554)に使用されるポリカーボネート膜や無機膜等を使用することができる。また、メンブレンフィルタ52の孔径は特に限定されることはない。しかし、検査対象が半導体製造に利用される高圧流体であることから、1μm未満の孔径であることが好ましい。かかる孔径のメンブレンフィルタを使用することにより、粒子径が1μm以下の微粒子を捕捉することができる。
このようなメンブレンフィルタの市販品としては、ニュークリポア・ポリカーボネート・トラックエッチ・メンブレン(販売:野村マイクロサイエンス株式会社)、ポリカーボネートタイプメンブレンフィルタ(ADVANTEC社)が挙げられる。無機膜としては、アルミナ素材の多孔性膜のアノデイスクメンブレン(Whatman社)が挙げられる。なお、本発明においては、物理的衝撃への耐性の観点からポリカーボネート膜を使用することが好ましい。
圧力容器40は特に限定されることはなく、測定対象となる高圧流体の圧力以上の耐圧性を有し、フィルタホルダ50を設置できるものであれば良い。超臨界二酸化炭素中または液体二酸化炭素中の微粒子測定に使用する場合には、圧力容器40は耐圧1MPa以上、より好ましくは5MPa以上、さらに好ましくは二酸化炭素の臨界圧力である7.4MPa以上である。
フィルタホルダ50は特に限定されることはなく、耐圧1MPa未満のものであっても耐圧1MPa以上のものであっても良い。しかし、圧力容器を用いずに耐圧1MPa以上のフィルタホルダを微粒子測定システム8に組み込んだ場合、メンブレンフィルタの脱着作業を清浄環境下で行うには大掛かりな設備が必要となる。また、該フィルタホルダが高圧ガス設備の一部として管理されるため、頻繁な脱着作業には適さない。したがって、耐圧1MPa未満のフィルタホルダ50を圧力容器40内に設置することが、経済面、操作面で好ましい。
耐圧1MPa以上の圧力容器40に、耐圧1MPa未満のフィルタホルダ50を組み込んだ場合であっても、測定対象となる高圧流体を1MPa未満の圧力で流通を開始することで、フィルタホルダ50の破損を防止できる。そして、フィルタホルダ排出口51が圧力容器40の外部と直接接続されてないため、フィルタホルダ50内の圧力とフィルタホルダ50の外気圧、すなわち圧力容器40内の圧力が平衡となる。そして、測定対象である高圧流体の圧力を上げるに当たって、フィルタホルダ50内の圧力と圧力容器40内の圧力の差を1MPa未満となるように調整することで、フィルタホルダ50の破損を防止できる。このため、耐圧1MPa未満のフィルタホルダ50を、1MPa以上の高圧流体中の微粒子測定システムに使用することができる。
<微粒子測定方法>
図1の微粒子測定システム8を用いた高圧流体中の微粒子測定方法の一例について説明する。
微粒子測定においては、測定部材であるメンブレンフィルタ52に至るまでの配管、バルブ等の初期汚染を排除すること、ならびに測定中のバルブ操作等による汚染物発生を防止することが特に重要である。そこで、本発明では、高圧流体供給源10から測定対象の高圧流体を第2バイパスライン20中に流通させて、メンブレンフィルタ52の一次側の配管内の清浄化をする。また、高圧流体の圧力調整手段である減圧弁12と、微粒子除去フィルタ14、ならびに減圧弁12のバイパスラインである第1バイパスライン16がある場合、減圧弁12の操作による汚染物を第2バイパスライン20で排したり、微粒子除去フィルタ14で除去することができる。
具体的に図1、2を用いて微粒子測定方法の一例を説明する。
微粒子測定システム8のバルブ18を閉じ、バルブ22、24、26を開けた状態にて、高圧流体供給源10から高圧流体を、微粒子測定システム8の配管に流通を開始する。流量調整弁30と保圧弁32は流量・圧力を調整するため、任意の開度に調整される。流通開始時は、高圧流体を減圧弁12により1MPa未満に減圧した流体(以下、単に流体という)とする。
微粒子除去フィルタ14を設置した場合には、高圧流体供給源10の出口配管や減圧弁12等から発生した微粒子、あるいは高圧流体に含まれている微粒子が除去される。微粒子が除去された流体は、第2バイパスライン20を経由して、流量計28、流量調整弁30、保圧弁32を経由して、圧力が維持されながら適宜排出される。同時に、分岐11cからバルブ24を経由して圧力容器40内へ前記流体が流入し、圧力容器吸入口46からパイプ56を経由して、フィルタホルダ50内に流入する。フィルタホルダ50内に流入した前記流体は、メンブレンフィルタ52を流通し、フィルタホルダ排出口51から圧力容器本体42内に放出される。一方、分岐11dからバルブ26を経由して圧力容器40内へ前記流体が流入する。
バルブ24を経由した流体の流入と、バルブ26を経由した流体の流入は、ほぼ同時に行われるため、圧力容器40内は加圧された状態で、圧力容器40内とフィルタホルダ50内の圧力は直ちに平衡となる。
圧力容器40内とフィルタホルダ50内の圧力は平衡となった後、バルブ24と26を開けておくことで、圧力容器40内の圧力とフィルタホルダ50に流入する流体の圧力との差が1MPa未満であることを維持したまま、減圧弁12で圧力を調整する。減圧弁12を調整する際、圧力容器40に流入する流体の圧力を瞬時に上昇させると、微粒子測定システム8に設置されたバルブ等から発塵したり、フィルタホルダ50やメンブレンフィルタ52を破損する可能性がある。また、フィルタホルダ50に流入する流体の圧力が、圧力容器40内の圧力よりも1MPa以上高くなると、該フィルタホルダ50の耐圧能力を超えるため、フィルタホルダ50を破損することとなる。したがって、微粒子測定システム8に流通させる流体は徐々に目的の圧力になるように、減圧弁12で調整する。
測定対象の高圧流体を目的の圧力で流通し、すなわち減圧弁12での減圧を停止した後、バルブ18を開けて第1バイパスライン16に高圧流体を流通させて、減圧弁12を閉じる。ついで、第2バイパスライン20に設けられているバルブ22を閉じることで、微粒子測定システム8中の減圧弁12、バルブ22は閉じられ、バルブ18、24、26は開いた状態となる。
高圧流体は第1バイパスライン16を流通し、分岐11cからバルブ24を経由して圧力容器50内のメンブレンフィルタ52を流通する。メンブレンフィルタ52を流通した高圧流体は、フィルタホルダ排出口51から圧力容器40内に放出され、放出された高圧流体は圧力容器排出口48からバルブ26を経由して、流量計28に流入する。流量計28では高圧流体の質量流量を測定する。高圧流体は流量計28を流通した後は、流量調整弁30、保圧弁32へと順次流通する。
所定量の高圧流体をメンブレンフィルタ52に流通させた後、バルブ22を開いて、バルブ24を閉じ、高圧流体のメンブレンフィルタ52への流通を停止する。そして、バルブ18を閉じて、高圧流体供給源10からの高圧流体の供給を停止した後、流量調整弁30と保圧弁32を徐々に開いて、圧力容器40内、およびフィルタホルダ50内、微粒子測定システム8内の圧力を常圧に戻す。
流量調整弁30と保圧弁32は高圧流体の流量・圧力を調整するが、圧力容器40内を減圧するときにフィルタホルダ50の破損を防ぐため、圧力容器40の二次側が急激に減圧されることを防止する役割を持つ。
圧力容器40内、およびフィルタホルダ50内の圧力を常圧に戻した後、圧力容器40からフィルタホルダ50を取り外し、以下の作業をクリーンベンチ等の正常な環境で行う。
メンブレンフィルタ52をフィルタホルダ50から取り外すに際しては、取り出したフィルタホルダ50に、別のメンブレンフィルタを通じながら有極性の液体を注入する。有極性の液体を注入後、別のメンブレンフィルタをセットした状態で、フィルタホルダ52の二次側から注入した液体を抜き出す。その後、フィルタホルダ50からメンブレンフィルタ52を取り出す。
二酸化炭素等の非極性の高圧流体は誘電性がないため、高圧流体の流通によってメンブレンフィルタが帯電することがある。特に有機膜であるポリカーボネートは帯電しやすく、帯電量も多い。そのため、メンブレンフィルタ52がフィルタホルダ50から離脱しにくい、あるいは取り外し作業中に空気中の微粒子を吸引する等の不都合を生じるおそれがある。そこで、フィルタホルダ50に、有極性の液体を通液してメンブレンフィルタ52に接触させることで、帯電状態を解除することができる。そして帯電状態を解除されたメンブレンフィルタ52はフィルタホルダ50からの取出しが容易となり、かつ前記メンブレンフィルタ52は空気中の微粒子等を吸引しにくくなる。前記有極性の液体は、低温・低圧で液体状態の清浄な液体であれば特に限定されず、例えば純水やイソプロピルアルコール(IPA)のようなアルコール類が挙げられる。
<微粒子の測定>
微粒子の測定は、フィルタホルダ50から取り出したメンブレンフィルタ52の表面を顕微鏡観察し、メンブレンフィルタ52に捕捉された微粒子を計数することによって行う。具体的には「JIS K0554 超純水中の微粒子測定方法」に準拠して、測定することが好ましい。また、メンブレンフィルタ52の表面観察に用いる顕微鏡は、光学顕微鏡であっても走査型電子顕微鏡(SEM)であっても良く、測定対象とする微粒子の大きさによって選択すれば良い。
微粒子測定の工程は、高圧流体の圧力状態の観点から、次の3工程に大別することができる。高圧流体供給源10から高圧流体中の微粒子測定システム8への流通開始から微粒子捕捉開始までの間に、高圧流体の圧力を徐々に上げる調整を行う供給加圧工程、高圧流体の圧力調整を終了させ微粒子補足の開始から終了までの工程である定常流通工程、微粒子補足を終了して微粒子測定システム8内の圧力を常圧にまで減圧する減圧工程である。そして、以下の理由により、本発明の高圧流体中の微粒子測定システムには、供給加圧工程、定常流通工程、減圧工程のいずれかにおいて、加熱する手段を有することが好ましい。
上述の微粒子測定システム8を用いた高圧流体中の微粒子測定方法の実施に当たって、測定対象が高粘度の流体ほど、メンブレンフィルタ52に接触する側と、透過する側との圧力差(以下、メンブレンフィルタ差圧という)が大きくなる。そこで、流体を加熱して粘度を下げることにより、メンブレンフィルタ52やフィルタホルダ50の破損を防止できる。
圧力容器40までの経路、圧力容器40、または圧力容器40から排出までの経路の、少なくとも1箇所において、流通させる流体を加熱することが好ましい。特に、流体の流通開始初期である供給加圧工程や流通停止後の減圧工程には前記メンブレンフィルタ差圧が大きくなるため、圧力容器40を加熱することが好ましい。
さらに、高圧流体が二酸化炭素の場合、供給加圧工程や減圧工程において、断熱膨張によりドライアイス(固体)が発生する。このため、微粒子測定システムにおける配管、メンブレンフィルタの保護と微粒子発生の防止の観点から、メンブレンフィルタ、メンブレンフィルタの一次側または二次側の少なくともいずれかにおいて、加熱することが好ましい。
測定対象とする高圧流体は、超臨界二酸化炭素、液体二酸化炭素、液体窒素、液体酸素等が挙げられる。本発明の実施においては、超臨界二酸化炭素、液体二酸化炭素の微粒子測定に特に適している。
以上説明したように、本発明によれば、メンブレンフィルタに対するバイパスラインを設けることで、高圧流体であっても、いわゆる直検法による正確な微粒子測定を行うことができる。あるいは、メンブレンフィルタの一次側に圧力または流量を調整する手段を有し、該圧力また流量を調整する手段にバイパスラインを設けることで、高圧流体であっても、直検法による正確な微粒子測定を行うことができる。さらにメンブレンフィルタの二次側に設置された流量調整弁と保圧弁により、圧力容器内を減圧するときに、フィルタホルダの破損を防ぐため、圧力容器の二次側が急激に減圧されることを防止することができる。
以下、本発明について実施例を挙げて具体的に説明するが、実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1の微粒子測定システム8によって、液体二酸化炭素の微粒子測定を行った。以下、図1と図2を用いて、実施例を説明する。
フィルタホルダ50としてステンレスガスラインホルダLS−25(耐圧0.49MPa、ADVANTEC社製)を、メンブレンフィルタ52としてポリカーボネートタイプメンブレンフィルタK040A25(孔径0.4μm、ADVANTEC社製)をそれぞれ用い、クリーンベンチ内でセットした。セットしたフィルタホルダ50を圧力容器40(耐圧29.8MPa、耐熱:100℃)内に、図2のように設置した。
室温(20〜30℃)、15MPaの液体二酸化炭素を5g/minで微粒子測定システム8に流通させた。流通初期は、圧力容器吸入口46に接続した配管と圧力容器40とを50℃(外温測定)に加熱しながら、減圧弁12をゆっくり開けて加圧させた。この間、圧力容器40の第2バイパスライン20のバルブ22は開けていた。また、減圧弁12の後段に微粒子除去フィルタ14としてSUS焼結フィルタ(RGF−EB−02VR−01、株式会社ピュアロンジャパン製)を設置した。定常状態に達した後、第2バイパスラインのバルブ22を閉じ、全量をメンブレンフィルタ52に流通させた。なお、圧力容器吸入口46に接続した配管と圧力容器40とへの加熱は中止した。平均粒子径1μmシリカ(SiO2粉末、SS−010、平均粒子径1μm、株式会社トクヤマ製)を微粒子除去フィルタ14の後段から図示されないラインを通して一定時間添加し、メンブレンフィルタ52に捕捉させた。前記微粒子の添加の停止後も一定時間、二酸化炭素を流通した。その後、圧力容器吸入口46に接続した配管と圧力容器40を50℃(外温測定)に加熱しながら、バルブ24を閉じ、ゆっくりと流量調整弁30と保圧弁32で大気圧までに減圧した。圧力容器40からフィルタホルダ50を取り外し、0.2μmメンブレンフィルタでろ過したイソプロピルアルコール(IPA)をフィルタホルダ50に注入し、0.2μmのメンブレンフィルタをセットしたまま、余分なIPAを該フィルタホルダ50の排出口から抜き出してウェット状態とした。ウェット状態のメンブレンフィルタ52をフィルタホルダ50から取り出し、走査電子顕微鏡(SEM、機種名:JSM−5600LV、日本電子株式会社製)の試料台に乗せ、真空乾燥後、金蒸着をしてからSEMでメンブレンフィルタ52上の微粒子数を測定した。なお、微粒子測定はJIS K0554に準じて行い、倍率2000倍で57視野観測(観測面積0.03%)にて、微粒子数を計算した。
実施例1の結果では、添加した平均粒子径1μmシリカの粒子数と、計測された粒子数はよく一致していた。
本発明の実施形態の一例である微粒子測定システムを示す模式図である。 本発明の実施形態の一例である圧力容器の断面図である。
符号の説明
8 微粒子測定システム
12 減圧弁
14 微粒子除去フィルタ
16 第1バイパスライン
20 第2バイパスライン
28 流量計
30 流量調整弁
32 保圧弁
40 圧力容器
50 フィルタホルダ
52 メンブレンフィルタ

Claims (14)

  1. 高圧流体をメンブレンフィルタに流通させ、前記メンブレンフィルタに捕捉された微粒子を測定する高圧流体中の微粒子測定システムであって、前記メンブレンフィルタにはバイパスラインが設けられていることを特徴とする、高圧流体中の微粒子測定システム。
  2. 高圧流体をメンブレンフィルタに流通させ、前記メンブレンフィルタに捕捉された微粒子を測定する高圧流体中の微粒子測定ステムであって、前記メンブレンフィルタの一次側に、前記高圧流体の圧力または流量を調整する手段を有し、前記の圧力または流量を調整する手段にはバイパスラインが設けられていることを特徴とする、高圧流体中の微粒子測定システム。
  3. 高圧流体をメンブレンフィルタに流通させ、前記メンブレンフィルタに捕捉された微粒子を測定する高圧流体中の微粒子測定システムであって、前記メンブレンフィルタに設けられたバイパスラインと、前記メンブレンフィルタの一次側に設けられた前記高圧流体の圧力または流量を調整する手段と、前記の圧力または流量を調整する手段に設けられたバイパスラインとを有することを特徴とする、高圧流体中の微粒子測定システム。
  4. 前記高圧流体を前記メンブレンフィルタの二次側で、前記高圧流体の圧力を調整する手段と、流量を測定する手段を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の微粒子測定システム。
  5. 前記高圧流体が、前記微粒子測定システムへの高圧流体供給開始からメンブレンフィルタによる微粒子捕捉の開始までの供給加圧工程、前記微粒子捕捉の開始から終了までの定常流通工程、前記微粒子捕捉の終了後の減圧工程の少なくともいずれか1の工程において、前記高圧流体を加熱する手段を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の微粒子測定システム。
  6. 前記メンブレンフィルタは耐圧1MPa未満のフィルタホルダに組み込まれ、該フィルタホルダは耐圧1MPa以上の圧力容器に組み込まれ、前記高圧流体を流通させた際の前記フィルタホルダの内部圧力と前記圧力容器の内部圧力の差を1MPa未満とすることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の微粒子測定システム。
  7. 請求項1に記載の高圧流体中の微粒子測定システムを用い、前記メンブレンフィルタに設けられたバイパスラインへの高圧流体の通液を、メンブレンフィルタを備えたラインへの通液に切り替えることを特徴とする、高圧流体中の微粒子測定方法。
  8. 請求項2に記載の高圧流体中の微粒子測定システムを用い、前記高圧流体が前記メンブレンフィルタの一次側に設けられた、前記高圧流体の圧力または流量を調整する手段を有するラインへの高圧流体の通液を、前記ラインに設けられたバイパスラインへ切り替えることを特徴とする、高圧流体中の微粒子測定方法。
  9. 請求項3に記載の高圧流体中の微粒子測定システムを用い、前記メンブレンフィルタに設けられたバイパスラインへの高圧流体の通液を、メンブレンフィルタを備えたラインへの通液に切り替えること、および前記メンブレンフィルタの一次側に設けられた、前記高圧流体の圧力または流量を調整する手段を有するラインへの高圧流体の通液を、前記ラインに設けられたバイパスラインへ切り替えることを特徴とする、高圧流体中の微粒子測定方法。
  10. 請求項4に記載の高圧流体中の微粒子測定システムを用い、前記高圧流体を前記メンブレンフィルタの二次側で、前記高圧流体の圧力を調整することを特徴とする、高圧流体中の微粒子測定方法。
  11. 請求項5に記載の高圧流体中の微粒子測定システムを用い、前記供給加圧工程、前記定常流通工程、前記減圧工程の少なくともいずれか1の工程において、前記高圧流体を加熱することを特徴とする、高圧流体中の微粒子測定方法。
  12. 請求項6に記載の高圧流体中の微粒子測定システムを用い、前記フィルタホルダの内部圧力と前記圧力容器の内部圧力の差を1MPa未満とすることを特徴とする、高圧流体中の微粒子測定方法。
  13. 粒子径が1μm以下の微粒子を測定対象とすることを特徴とする、請求項7〜12のいずれか1項に記載の微粒子測定方法。
  14. 前記メンブレンフィルタに有極性の液体を流通させた後に、前記メンブレンフィルタを前記フィルタホルダから取り出すことを特徴とする、請求項7〜13のいずれか一項に記載の微粒子測定方法。
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