JP2009051109A - 水圧転写方法、水圧転写装置及び水圧転写品 - Google Patents

水圧転写方法、水圧転写装置及び水圧転写品 Download PDF

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Abstract

【課題】転写フィルムの紫外線硬化型インクの印刷パターンが滲むことがなく水溶性フィルムに施して水圧転写すること。
【解決手段】水溶性フィルム24上に紫外線硬化型インクによって印刷パターン22を施して転写フィルム26を形成した直後に、印刷パターン22の紫外線硬化型インクの滲みを抑制するように紫外線硬化型インクを紫外線の照射により半硬化し、印刷パターン22の水圧転写後、物品上の印刷層22Lの紫外線半硬化された紫外線硬化型インクを紫外線の照射により完全硬化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、転写フィルムの印刷パターンを物品の表面に水圧転写して印刷層を形成する水圧転写方法、水圧転写装置及びこの方法によって製造された水圧転写品に関し、特に、紫外線硬化型インクを用いて印刷パターンを形成して水圧転写する方法、装置及びこの水圧転写方法によって製造された水圧転写品に関するものである。
水圧転写方法は、一般には、水溶性フィルムの上に所定の非水溶性の印刷パターンが施されている転写フィルムを転写槽内を流れる水面上に順次供給して浮かばせ、この転写フィルムの水溶性フィルムを水で湿潤し、この転写フィルムに接触させながら物品(被転写体)を転写槽内の水に浸漬し、水圧を利用して転写フィルム上の印刷パターンを物品の表面に転写して印刷層を形成する方法である。
この水圧転写方法において、印刷パターンは、水溶性フィルムにグラビア印刷することが一般的であるが、近年、この印刷パターンをインクジェットによってオンデマンド方式で水溶性フィルムに印刷することが提案されている(特許文献1参照)。
一方、水圧転写された印刷層自体に化学的、機械的に優れた機能を持たせるために、転写フィルムの印刷パターンを紫外線硬化型インクで形成することが提案されている(特許文献2参照)。
これらの従来技術を組み合わせて、水溶性フィルム上にインクジェット方式によって紫外線硬化型インクをオンデマンドで印刷して印刷パターンを形成すると、紫外線硬化型インクが水溶性フィルム上で滲むので、この印刷パターンを物品上に水圧転写すると、水溶性フィルム上で滲んだ紫外線硬化型インクがインク粒子同士が混ざり合って印刷パターンの意匠を崩して印刷パターンを良好に水圧転写することができないため、水溶性フィルムに非水溶性の中間層を介してインクを施さなければならない(特許文献2参照)。
しかし、このように、水溶性フィルム上に中間層を施すと、水溶性フィイルムの膨潤状態が中間層を有しない場合とは異なってくるため、水溶性フィルムのマッチングが難しく、また水圧転写後、中間層を除去する手間が発生し、中間層を施す手間と相俟って作業性が低下する欠点がある。
特開2003−145997号公報 特開2000−141992号公報
本発明が解決しようとする第1の課題は、中間層を施すことなく、また紫外線硬化型インクが水溶性フィルム上で滲むのを抑制して紫外線硬化型インクによる印刷パターンを物品に良好に水圧転写することができる水圧転写方法を提供することにある。
本発明が解決しようとする第2の課題は、中間層を施すことなく、また紫外線硬化型インクが水溶性フィルム上で滲むのを抑制して紫外線硬化型インクによる印刷パターンを物品に良好に水圧転写することができる水圧転写装置を提供することにある。
本発明が解決しようとする他の課題は、簡単な作業で紫外線硬化型インクの印刷層を有する水圧転写品を提供することにある。
本発明の第1の課題解決手段は、水溶性フィルム上に紫外線硬化型インクによって印刷パターンを施して形成された転写フィルムの印刷パターンを物品の表面に水圧転写する方法において、前記印刷パターンの前記紫外線硬化型インクが水溶性フィルム上で滲む前にその滲みを抑制するように紫外線硬化型インクを紫外線の照射により半硬化(以下紫外線半硬化と称する)し、その後、印刷パターンを物品に水圧転写して物品の表面に印刷層を形成し、その後この物品上の印刷層の紫外線半硬化された紫外線硬化型インクを紫外線の照射により完全硬化し、且つ水溶性フィルム上の印刷パターンの紫外線硬化型インクの紫外線半硬化は、完全硬化の20乃至50%であることを特徴とする水圧転写方法を提供することにある。
水溶性フィルム上の印刷パターンの紫外線硬化型インクの紫外線半硬化は、紫外線硬化型インクによる印刷パターンの印刷直後に行なわれるのが好ましいが、紫外線硬化型インクが水溶性フィルムに付着する直前に紫外線硬化型インクに紫外線を照射して開始してもよい。
また、この紫外線半硬化は、転写フィルムの印刷パターン側から行うのに代えて、又は印刷パターン側から行うのと併用して水溶性フィルム側から紫外線を照射して行われてもよい。
転写フィルムの印刷パターンが水圧転写して形成された印刷層の紫外線硬化型インクの完全硬化は、水溶性フィルムが除去される前に行われるのが好ましい。
本発明の第1の課題解決手段において、転写フィルム上の印刷パターンの紫外線半硬化された紫外線硬化型インクは、水溶性フィルム上の半硬化した紫外線硬化型インク伸展性を付与する目的で、水圧転写の前で転写フィルムが水面に浮かばせられる前又は後に溶剤を塗布してもよい。このようにすると、紫外線硬化型インクの半硬化によって水溶性フィルムの伸展性が阻害している状態を緩和させることができ、これによって水溶性フィルムの水による湿潤に追従するのを補助して水圧転写を良好に行うことができる。
本発明の第2の課題解決手段は、水溶性フィルム上に紫外線硬化型インクによって印刷パターンを施して転写フィルムを形成する印刷手段と、この転写フィルムの印刷パターンを物品の表面に水圧転写して物品の表面に印刷層を形成する水圧転写手段とを備えた水圧転写装置において、印刷パターンの前記紫外線硬化型インクが水溶性フィルム上で滲む前にその滲みを抑制するように紫外線硬化型インクを紫外線の照射により半硬化(以下紫外線半硬化と称する)する半硬化用紫外線照射手段と、水圧転写後に、物品上の印刷層の紫外線半硬化された紫外線硬化型インクを紫外線の照射により完全硬化する完全硬化用紫外線照射手段とを更に備え、且つ前記半硬化用紫外線照射手段は、前記水溶性フィルム上の前記印刷パターンの紫外線硬化型インクの紫外線半硬化が完全硬化の20乃至50%となるように設定されていることを特徴とする水圧転写装置を提供することにある。
本発明の第2の課題解決手段において、半硬化用紫外線照射手段は、印刷手段のインクノズルから噴射するインク滴の着弾直前、着弾後又はその両方で紫外線硬化型インクに紫外線を照射するように、印刷手段に隣接して配置されているのが好ましく、特に半硬化用紫外線照射手段は、印刷手段に一体に取り付けられているのが望ましい。
本発明の第2の課題解決手段は、上記の第1の課題解決手段である水圧転写方法によって施された印刷層を有することを特徴とする水圧転写品を提供することにある。
本発明によれば、印刷パターンの紫外線硬化型インクを紫外線の照射により半硬化した後、印刷パターンを物品に水圧転写するので、半硬化型インクの滲みが水溶性フィルムに上で抑制され、水溶性フィルムと印刷パターンとの間の中間層に依存することなく、紫外線硬化型インクによる印刷パターンを物品上に良好に水圧転写することができる。
従って、水溶性フィルムの膨潤と印刷パターンの伸びとのマッチングが中間層によって妨げられることがなく、印刷パターンを物品上に良好に転写して、外観が良好である上に紫外線硬化型インクの完全硬化による化学的、機械的に優れた表面となる良質の印刷層を有する水圧転写品を得ることができる。
なお、水溶性フィルムと紫外線硬化型インクとの間に滲み防止用の中間層を設けた場合に生ずる中間層を除去する手間や中間層を施す手間をなくして作業性を向上することができる。
また、印刷パターンの紫外線硬化型インクの紫外線半硬化を水溶性フィルム側から紫外線を照射して行うと、紫外線硬化型インクは、水溶性フィルム面側のインク部位から徐々に上方に向けて次第に半硬化させられるので、インクは、水溶性フィルム側よりも被転写体側の方の硬化が遅れるため、被転写体側のインクの付着性が大きく、被転写体への密着性が向上し、更に、装飾表面側のインクが滲む前に柄が保持される傾向が高くなるため、柄の鮮鋭性も向上する。
転写フィルムの印刷パターンが水圧転写して形成された印刷層の紫外線硬化型インクの完全硬化を水溶性フィルムが除去される前に行うと、印刷層の紫外線硬化型インクは、表面硬度を低下させる空気に触れることがない状態で紫外線が照射されるので、インクの完全硬化を一層良好に行うことができる。
本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に述べると、図1(A)は、本発明が適用される水圧転写方法を実施する装置を概略的に示す。この水圧転写方法は、印刷パターン22が施された水溶性フィルム24から成る転写フィルム26(図3参照)を印刷パターン22が上面となるようにして水圧転写手段40の転写槽内42の水44上に供給して浮かばせ、図1(B)に示すように、水圧転写すべき物品10を転写フィルム26を介して水44の中に押し込んでこの押し込みによって発生する水圧を利用して印刷パターン22を物品10の表面に転写する方法である。
水溶性フィルム24は、水を吸収して湿潤し軟化する、例えばポリビニルアルコールを主成分とする水溶性材料から成っている。この水溶性フィルム24は、水圧転写時に、転写槽42内の水44に触れて膨潤し、水圧転写を容易にする。
印刷パターン22は、水溶性フィルム24の上にインクジェット式プリンター等によって印刷されるが、この印刷パターン12は、厳密な意味での模様の他に無地の印刷層も含む。水溶性フィルム24上に印刷パターン22を印刷する印刷手段30の一例が図1(A)の左側に示されている。
印刷手段30は、フィルムロール24Rから水溶性フィルム24を繰り出すフィルム繰出し機32と、フィルム搬送ロール34を含むインクジェット式プリンター36と、転写フィルム搬送機38とを備えている。
水溶性フィルム24は、フィルム繰出し機32によってフィルムロール24Rから繰り出されてインクジェット式プリンター36に搬送され、このプリンター36は、フィルム搬送ロール34を通過する際に、ヘッド(インクノズル)36Hから水溶性フィルム24上にインクを噴射して印刷パターン22を印刷する。
インクジェット式プリンター36は、パソコンPCに入力され又は予め記録された所定のパターンに相応する指令をパソコンPCから受けながら所定のパターンで印刷パターン24をオンデマンド式に印刷することができる。本発明の方法においては、印刷パターン22を印刷するインクは、紫外線硬化型インクが用いられるが、一般に、無溶剤タイプの紫外線硬化型インクが用いられる。
紫外線硬化型インクンの詳細は後述するが、この種のインクには、組成上大別して、ラジカル重合反応型のものと、カチオン重合反応型のものとがある。ラジカル重合反応型のインクは、そのインクに含まれるラジカル重合性モノマーを紫外線照射によりラジカル重合させて、このラジカル重合性モノマーを含むインクを硬化させるタイプのものである。他方、カチオン重合反応型のインクは、そのインクに含まれるカチオン重合性モノマーを紫外線照射によりカチオン重合させて、このカチオン重合性モノマーを含むインクを硬化させるタイプのものである。一般には、インクジェット式プリンターには、ラジカル重合反応型の紫外線硬化型インクが多く用いられ、その理由は、ラジカル重合反応型のインクの方が、そのラジカル重合性モノマーや重合開始剤の選択幅が広いことと、費用の面でも、ラジカル重合反応型のインクの方がカチオン重合反応型のインクよりも有利なことにある。本発明の実施に際しては、いずれのタイプのインクも適用できる。
本発明の方法は、図2に示すように、まず、水溶性フィルム24上に印刷された印刷パターン22の紫外線硬化型インクが水溶性フィルム24上で滲む前にこの滲みを抑制するようにこの紫外線硬化型インクを紫外線の照射により半硬化(以下紫外線半硬化と称する)し、次に、印刷パターン12を物品10に水圧転写して物品10の表面に印刷層22L(図1(C)参照)を形成した後、この物品(水圧転写品)10W上の印刷層22Lの紫外線半硬化された紫外線硬化型インクを紫外線の照射により完全硬化することにある。
図示の形態では、半硬化用紫外線照射手段50Hは、図1(A)の左側及び図3に示すように、印刷手段30に隣接してその下流側(後方側)に配置され、印刷パターン22の紫外線硬化型インクは、印刷パターン22の印刷直後に、紫外線半硬化されるが、図5を参照して後に述べるように、紫外線硬化型インクが水溶性フィルム24に付着する直前に(インクが噴射している空中で)紫外線硬化型インクの紫外線半硬化を開始してもよい。
また、完全硬化用紫外線照射手段50Cは、図1(A)の右側に示すように、後に述べるシャワー式洗浄手段60の上流側に配置され、水圧転写品10Wの印刷層22Lの紫外線半硬化された紫外線硬化型インクに紫外線を照射してこのインクを完全硬化すると共に、水圧転写品10Wを乾燥する。なお、この紫外線照射手段50Cは、図1(A)とは異なってシャワー式洗浄手段60の下流側に配置してもよいし、上流側と下流側との両方に配置してもよい。特に、印刷層22Lの完全硬化を一層促進するためには、水溶性フィルムがまだ付着していて空気を遮断した状態である上流側で紫外線照射を行う方が好ましい。
紫外線照射手段50H、50Cは、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、UVLED(Ultraviolet Light Emitting Diode)の如き光源ランプと照射器(ランプハウス)を含む任意の形態とすることができる。
水溶性フィルム24上の印刷パターン22の紫外線硬化型インクの紫外線半硬化は、既に述べたように、水溶性フィルム上で滲む前にその滲みを抑制するように行われるが、この紫外線半硬化の度合いは、完全硬化の20乃至50%とする。紫外線半硬化が完全硬化の20%未満であると、インクの硬度が低く、水溶性フィルム24上で滲みが残り、また完全硬化の50%を超えると、インクの硬度が高すぎて水溶性フィルムの膨潤に追従することができないでインクの伸びの不足が生じ、ときには、柄の割裂を引き起こしたり、インクの硬化状態が進みすぎて粘着性が不足したりするので、印刷パターン22を良好に転写することができなくなる。
図1(A)の右半部に示すように、印刷パターン22が水圧転写され印刷層22Lが施されて形成された水圧転写品10Wは、完全硬化用紫外線照射手段50Cを通過した後、シャワー式の複数の噴水ノズルから成る洗浄手段60に搬送され、この洗浄手段60は、噴水ノズルから噴出されるシャワー水によって転写フィルム26の水溶性フィルム24を物品10上の印刷層(印刷パターンに相応)22Lから除去する。
なお、図1のシステムでは、物品10は、水圧転写手段40、完全硬化用紫外線照射手段50C及び洗浄手段60に、作業者が手で搬送しているのを便宜的に示しているが、この物品は、実際上は、図示しないロボットが物品の形状に応じて所定の姿勢で水圧転写手段40に搬送し、その後、図示しない他の搬送手段に移し替えられてそれぞれ完全硬化用紫外線照射手段50C及び洗浄手段60に搬送される。
図1乃至図3の実施の形態では、紫外線硬化型インクの紫外線半硬化は、転写フィルム26の印刷パターン22側から紫外線を照射して行われている。このようにすると、紫外線硬化型インクは、表面(水溶性フィルム24に接触する面とは反対の面)側から水溶性フィルムに接触する側に向けて徐々に硬化するので、フィルムに接触する側の硬度が表面側の硬度よりも低くなる。また、水圧転写後、水圧転写品10Wの印刷層22Lの完全硬化は、印刷層22Lの表面(今までフィルムに接触していた面)側から紫外線を照射して行われるが、このようにすると、硬度が低い側から紫外線が照射されるため、印刷層22Lの表面から物品表面側(印刷パターン22の表面側に相当する側)に向けて徐々に硬化するので、半硬化と完全硬化との硬化の方向が逆転し、紫外線硬化型インクは、厚み方向に均等に硬化される。
本発明の方法の異なる実施の形態が図4に示されており、この実施の形態では、水溶性フィルム24は、紫外線を透過することができる透明又は半透明フィルムとし、紫外線硬化型インクの紫外線半硬化は、転写フィルム26の水溶性フィルム24越しにこの水溶性フィルム24側から紫外線を照射して行われている。このようにすると、完全硬化と同じ方向から紫外線硬化型インクに紫外線を照射することになるが、この場合には、紫外線硬化型インクの硬度は、水溶性フィルム24に接触する側よりも表面側の方が低く、これは、水圧転写に際して、印刷パターン22の物品10の表面への移行(転写)を容易にすることができる上に、印刷層22Lの表面側の完全硬化を一層高めることができるので、図1乃至図3の実施の形態よりも有利である。
本発明の更に他の実施の形態が図5に示されており、この実施の形態では、紫外線半硬化のための紫外線照射は、水溶性フィルム24上に紫外線硬化型インク滴が着弾した後ではなく、着弾する前の空中において行われる。
図5を参照して更に詳細に述べると、インクジェット式プリンター36のヘッド36Hとこのヘッド36Hを通過する水溶性フィルム22との間に、第1の半硬化用紫外線照射手段50H1から照射される紫外線を搬送する紫外線搬送通路52が水溶性フィルム22の搬送方向と平行に形成され、この紫外線搬送通路52のヘッド36Hと対向する部分にこの通路52を横切るように紫外線硬化型インク通過用の切欠き通路54が形成されている。紫外線搬送通路52は、光ファイバー又はプリズムから形成することができ、切欠き通路54は、この光ファイバー又はプリズムの途中に形成されたインク透過孔とすることができる。紫外線照射手段50H1が紫外線搬送通路52を有すると、紫外線が不用意にヘッド36Hに干渉されてインクの硬化阻害を起こすのを防止することができ、またヘッド36Hと水溶性フィルム22との距離が極めて狭いため、ヘッド36Hに紫外線が当たることなく36Hと水溶性フィルム22との間に照射できるように適宜調整することができるので有利であるが、紫外線搬送通路52は必ずしも必要ではない。
この第1の半硬化用紫外線照射手段50H1は、紫外線搬送通路52を通して切欠き通路54を通して噴射されるインク滴IDに紫外線を照射して半硬化を開始し、このようにしてインク滴IDを所定の半硬化よりも低い度合いで硬化させ、このインク滴を水溶性フィルム22に着弾して印刷パターン22を形成する。
インク滴の着弾直後に、第2の半硬化用紫外線照射手段50H2によって印刷パターン22の紫外線硬化型インクに紫外線を照射して印刷パターン22を所定の度合いまで半硬化する。図5の形態では、第2の半硬化用紫外線照射手段50H2は、水溶性フィルム22越しに紫外線を照射しているが、図1乃至図3の形態と同様に、印刷パターン22の表面側から紫外線を照射してもよい。
図5の形態では、プリンター36の前後に2つの半硬化用紫外線照射手段50H1、50H2を配置してインク滴の着弾の前後に分けて紫外線を2段照射して紫外線硬化型インクを半硬化しているが、半硬化の度合いが低く、最初のインク滴着弾前の紫外線硬化のみでインクが水溶性フィルム22に付着することができれば、第1の半硬化用紫外線照射手段50H1のみでもよい。
紫外線硬化型インクが水溶性フィルム22に着弾する前に半硬化の一部または全部を紫外線硬化すると、水溶性フィルムと紫外線硬化型インクとの付着性が低下するので、後の水圧転写に際してインクを物品の表面に一層円滑に転移して、水圧転写を良好に行うことができる。インクジェットで紙に通常の印刷を行う場合には、インクの紙への付着性を損なうことがないように、紙にインク滴が着弾する前に硬化することは禁じられるが、転写フィルム26の印刷パターン22は、その印刷後、水圧転写によって、水溶性フィルム24から他の物品に転写するので、上記のように、水溶性フィルム24への付着性が低くてもよいか、付着性が低い方が望ましく、このような理由から、インク滴が着弾する前に、紫外線を照射して紫外線半硬化の一部を担ったり、紫外線半硬化したりすることができる。
図1(A)及び図3の実施の形態において用いられる半硬化用紫外線照射手段50H、図5の実施の形態において用いられるインク滴着弾前の第1の半硬化用紫外線照射手段50H1、図5の実施の形態のようにインク着弾後に紫外線を水溶性フィルム24側からではなく、印刷パターン22の表面側から紫外線を照射するようにした第2の半硬化用紫外線照射手段50H2は、印刷手段30(インクジェット式プリンター36)と一体化してもよい。このように、半硬化用紫外線照射手段50Hを印刷手段30と一体すると、相互に移動する噴射元と照射元の相対位置を一定にすることができるので、水溶性フィルム24上のいずれの位置でのインク噴射にも紫外線半硬化を安定して行うことができるので有利である。なお、インクヘッド脇に弱いUV照射で予備的に硬化を開始させ、その後、別の照射手段を併用して全体をUV半硬化させてもよいことは勿論である。
図1の形態では、水圧転写品10Wの印刷層22Lの紫外線硬化型インクの完全硬化は、洗浄手段60によって水溶性フィルム24が除去される前に行われるが、このようにすると、硬化を妨げる空気が遮断される状態で完全硬化するので、好ましいが、水溶性フィルム24が除去された後でもよいし、除去の前後で行ってもよい。また、同様の理由で印刷パターン22が物品10の表面に付着した直後の水中で完全硬化することもでき、このようにすると、印刷層22Lの表面硬度を一層高めることができる。
また、図1乃至図4の形態において、水溶性フィルム22の上に予め透明な紫外線硬化型樹脂組成物によってトップコート塗装を施し、その上に紫外線硬化型インクによって印刷パターン24を施すことができる。このようにすると、トップコート付きの印刷層22Lを得ることができる。
転写フィルム26の印刷ターン22の紫外線硬化型インクは、基本的には乾燥することがないため、紫外線半硬化の安定状態を維持することができる。このためフィルム準備後転写までの時間は特に制約されず、安定した状態で水圧転写に用いることができる。また半硬化状態を維持した水溶性フィルムとして用意し、保管しておくことができる。
印刷パターン22は、水圧転写の際に、転写フィルム26に溶剤を塗布することは必ずしも要求されない。しかし、印刷パターン22は、紫外線半硬化によってインクの伸びが抑制されてインク同士が混じり合うことはないが、溶剤を塗布すると、水溶性フィルム上の半硬化した紫外線硬化型インクに伸展性を付与することができるので、紫外線硬化型インクの半硬化による水溶性フィルムの伸展し難さを緩和させることができる。従って、溶剤を塗布しインクに伸びを付与して良好な印刷パターンを得るようにするのが望ましい。この処理は、転写フィルム26を水に浮かべる前または後のいずれでもよい。
上記の実施の形態では、連続する長尺の水溶性フィルムから成るフィルムロール24Rから水溶性フィルム24を繰り出して順次印刷パターンを施し、その直後に連続して印刷パターン22を水圧転写しており、これは、量産性の観点から望ましいが、印刷フィルムを一定長さに切断して得られる短尺の転写フィルムに印刷パターンを施し、これを水圧転写するバッチ式水圧転写方法にも同様にして本発明を適用することができる。
また、本発明の水圧転写方法において、印刷層22Lの完全硬化後に、この印刷層22Lの上に、更に他の印刷層やトップコート層を重ねて設けてもよく、この追加の印刷層やトップコート層は、最初の印刷層の転写に引き続いて、又は時間をおいて、追加の水圧転写によって施すことができる。
なお、上記実施の形態では、水溶性フィルム上に中間層を介することなく、紫外線硬化型インクを用いて印刷パターンを施したが、中間層が極めて薄く、転写槽内の水の上で水溶性フィルムと印刷パターンとのマッチングが妨げられることがなければ、中間層を介することができるが、このような中間層は、概ね、インクの滲みの抑制が十分でなく、本発明の印刷直後の紫外線半硬化と水圧転写後の完全硬化とによってインクの滲みを有効に防止することができる。ただし、このような中間層を施すことは、その手間を考慮すると、好ましいことではない。
次に、本発明の水圧転写方法の具体的な実施例を以下に述べる。
この実施例では、以下の素材及び機器を使用した。
(1)水溶性フィルム:ハイセロンC−300(日本合成化学工業株式会社製のハイセロンC−300(ポリビニルアルコール系フィルム)
(2)インク:株式会社ミマキエンジニアリング製のUJF605C用インク(紫外線硬化型インク)
(3)インクジェットプリンター:株式会社ミマキエンジニアリング製のUJF605C(4)塗布溶剤:大橋化学株式会社製のCPA−H
転写素材:10cm×20cm×3mm寸法のABS樹脂平板
(5)紫外線照射装置:株式会社ジーエス・ユアサライティング製の8kw×1灯UV照射装置
この実施例では、次の手順でABS樹脂平板に印刷層を水圧転写によって形成した。なお、以下の記載では、実施例と対比するために、従来例として紫外線半硬化を施さない場合と紫外線半硬化を施したがその半硬化が不足か過剰である比較例も合わせて説明する。(1)まず、UJF605Cインクジェット式プリンターに一体の紫外線照射装置の紫外線放射部の前面にスリット板を被せ、このスリット板のスリット幅を調整してUV照射量を可変できるようにした。
(2)インクジェット式プリンターに水溶性フィルムをセットして、この水溶性フィルム上に紫外線硬化型のUJF605用インクによって所定の画像を印刷して転写フィルムを形成し、その直後に、UV照射装置から紫外線を照射して画像のインクを紫外線半硬化した。この紫外線半硬化は、UV照射装置の紫外線照射量をコントロールして、転写フィルムの画像のインク硬度が完全硬化の0〜60%となるように転写フィルムを処理して2つの従来例(従来例1及び2)と5つの比較例(比較例1乃至5)と3つの実施例(実施例1乃至3)とを得た。
(3)従来例1、比較例1、実施例1、3及び比較例4においては、転写フィルムの画像に、紫外線半硬化後(従来例を除く)、CPA−H溶剤を霧吹きで全体が濡れる程度に塗布して画像のインクに伸展性を付与した。
(4)(2)及び(3)の処理を終えた転写フィルムを使用してABS樹脂平板に画像を水圧転写した。
(5)このようにして画像が転写されたABS樹脂平板を水中から取り出した後、その画像表面にUV照射装置によって紫外線を照射し、画像のインクを完全硬化させ、最後に水洗してから乾燥させた。
このようにして得られた水圧転写品の表面状態を観察した結果が下記の表1に示されている。
Figure 2009051109
表1において、評価の「◎」は、印刷状態及び転写状態のいずれにおいても良好な結果が得られたこと、「○」は、印刷状態又は転写状態の一部に多少低下が見られるものの全体的に問題がなく、概ね良好な結果が得られたこと、「△」は、印刷状態又は転写状態において一部不良な結果となり商品としては不合格に判断されること、「×」は、転写状態において不良な結果となったこと、をそれぞれ示す。
これらの結果から、紫外線硬化型インクを紫外線半硬化してから物品の表面に水圧転写すると、紫外線硬化型インクは、滲むことなく、水溶性フィルムへ印刷することができるので、水圧転写を良好に行うことができることが解る。特に、比較例1、2、3、4と対比して解るように、印刷パターンの紫外線半硬化が完全硬化の20−50%であると、印刷パターンの印刷状態と転写状態とのいずれも良好に行われ、良質の水圧転写品を得ることができた。なお、比較例1〜4は、紫外線半硬化によって印刷状態は良好となるが、その半面、転写状態での密着性が低下するため、商品価値としてレベルが低下するために、評価は「△」として本発明の範囲外とした。
本発明によれば、転写フィルムの印刷パターンが紫外線半硬化した状態で水圧転写するので、印刷パターンの紫外線硬化型インクが水溶性フィルムに滲むことがなく、水溶性フィルムと印刷パターンとの間の中間層に依存することなく、紫外線硬化型インクによる印刷パターンを水圧転写することができ、水溶性フィルムの膨潤と印刷パターンの伸びとのマッチングが妨げられることがなく、印刷パターンを物品上に良好に転写することができるので、高い産業上の利用性を有する。
本発明の水圧転写方法の概略を示し、同図(A)は、その全システムを系統的に示す説明図、同図(B)は、水圧転写している状態の拡大説明図、同図(C)は、本発明の方法によって製造された水圧転写品の一部を示す断面図である。 本発明の水圧転写方法の要部の概略系統図である。 本発明の方法において印刷パターンを紫外線半硬化している1つの形態の説明図である。 本発明の方法において印刷パターンを紫外線半硬化している他の形態の説明図である。 本発明の方法において印刷パターンを紫外線半硬化している更に他の形態の説明図である。
符号の説明
10 物品
10W 水圧転写品
22 印刷パターン
22L 印刷層
24 水溶性フィルム
24R フィルムロール
26 転写フィルム
30 印刷手段
32 フィルム繰出し機
34 フィルム搬送ロール
36 インクジェット式プリンター
36H ヘッド(インクノズル)
38 転写フィルム搬送機
40 水圧転写手段
42 転写槽
44 水
50H 半硬化用紫外線照射手段
50H1 半硬化用紫外線照射手段
50H2 半硬化用紫外線照射手段
50C 完全硬化用紫外線照射手段
52 紫外線搬送通路
54 切欠き通路
60 洗浄手段
PC パソコン
ID インク滴

Claims (10)

  1. 水溶性フィルム上に紫外線硬化型インクによって印刷パターンを施して形成された転写フィルムの前記印刷パターンを物品の表面に水圧転写する方法において、前記印刷パターンの前記紫外線硬化型インクが前記水溶性フィルム上で滲む前にその滲みを抑制するように前記紫外線硬化型インクを紫外線の照射により半硬化(以下紫外線半硬化と称する)し、その後、前記印刷パターンを前記物品に水圧転写して前記物品の表面に印刷層を形成し、その後前記物品上の前記印刷層の紫外線半硬化された紫外線硬化型インクを紫外線の照射により完全硬化し、且つ前記水溶性フィルム上の前記印刷パターンの紫外線硬化型インクの紫外線半硬化は、完全硬化の20乃至50%であることを特徴とする水圧転写方法。
  2. 請求項1に記載の水圧転写方法であって、前記水溶性フィルム上の前記印刷パターンの紫外線硬化型インクの紫外線半硬化は、前記紫外線硬化型インクによる前記印刷パターンの印刷直後に行われることを特徴とする水圧転写方法。
  3. 請求項1又は2に記載の水圧転写方法であって、前記水溶性フィルム上の前記印刷パターンの紫外線硬化型インクの紫外線半硬化は、前記水溶性フィルム側から紫外線を照射して行われることを特徴とする水圧転写方法。
  4. 請求項1又は2に記載の水圧転写方法であって、前記水溶性フィルム上の前記印刷パターンの紫外線硬化型インクの紫外線半硬化は、前記紫外線硬化型インクが前記水溶性フィルムに付着する直前に前記紫外線硬化型インクに紫外線を照射して開始されることを特徴とする水圧転写方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の水圧転写方法であって、前記紫外線硬化型インクの完全硬化は、前記水溶性フィルムが除去される前に行われることを特徴とする水圧転写方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の水圧転写方法であって、前記転写フィルム上の前記印刷パターンの紫外線半硬化された紫外線硬化型インクは、前記水圧転写の前で前記転写フィルムが水面に浮かばせられる前又は後に伸展性を補助するように溶剤を塗布することを特徴とする水圧転写方法。
  7. 水溶性フィルム上に紫外線硬化型インクによって印刷パターンを施して転写フィルムを形成する印刷手段と、前記転写フィルムの前記印刷パターンを物品の表面に水圧転写して前記物品の表面に印刷層を形成する水圧転写手段とを備えた水圧転写装置において、前記印刷パターンの前記紫外線硬化型インクが前記水溶性フィルム上で滲む前にその滲みを抑制するように前記紫外線硬化型インクを紫外線の照射により半硬化(以下紫外線半硬化と称する)する半硬化用紫外線照射手段と、水圧転写後に、前記物品上の前記印刷層の紫外線半硬化された紫外線硬化型インクを紫外線の照射により完全硬化する完全硬化用紫外線照射手段とを更に備え、且つ前記半硬化用紫外線照射手段は、前記水溶性フィルム上の前記印刷パターンの紫外線硬化型インクの紫外線半硬化が完全硬化の20乃至50%となるように設定されていることを特徴とする水圧転写装置。
  8. 請求項7に記載の水圧転写装置であって、前記半硬化用紫外線照射手段は、前記印刷手段のインクノズルから噴射するインク滴の着弾直前、着弾後又はその両方で前記紫外線硬化型インクに紫外線を照射するように、前記印刷手段に隣接して配置されていることを特徴とする水圧転写装置。
  9. 請求項8に記載の水圧転写装置であって、前記半硬化用紫外線照射手段は、前記印刷手段に一体に取り付けられていることを特徴とする水圧転写装置。
  10. 請求項1乃至6のいずれかに記載の水圧転写方法によって水圧転写された印刷層を有することを特徴とする水圧転写品。
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