JP2009050816A - プロテクタ及びそれを用いた流体フィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フィルタエレメント7を支持するプロテクタ6を備える流体フィルタであって、プロテクタが、円筒部9と第1結合部10とを具備する支持体8と、台座本体13と第1結合部と接合する第2結合部14とを具備する台座12と、弁体収納部15内に設けられた弁体16と、弁体を通過孔26側に付勢するバネ17と、を備え、第1結合部及び第2結合部は一方が爪部を有し、その他方が円筒状であり且つ爪部とスナップフィット構造により係合する係合部を有し、爪部の先端面と対向する他方の係合リブの端面は、先端面と同方向に傾斜することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
プロテクタ100は、図7に示すように、複数の透孔101を有する円筒形の支持体102と、台座103と、台座103の間に設けられた弁体104と、弁体104を台座103側に付勢する板バネ105と、支持体102と台座103とを連結するリベット(図示せず)とを備えている(特許文献1参照)。支持体102と台座103はいずれも鋼板製であり、互いをカシメにより固定されている。また、弁体104と板バネ105は、例えばフィルタエレメント106の目詰まり時に、オイルがケーシング107の外部からケーシング107の内部に逆流することを防止するための逆止弁として機能する。
一方、フィルタエレメント106の長さは、対象となるフィルタエレメントの長さに合わせて種々選択されるため、ある規格(長さ)のフィルタエレメント106を保持するためのプロテクタ100を組み立てるには、それに適合した長さの支持体102を使用する必要がある。しかしながら、その場合、リベット留めの治具もその長さに適合した専用品にする必要があるので、異なる長さのプロテクタ100を組み立てることは容易ではなかった。
1.フィルタエレメントと、前記フィルタエレメントを支持するプロテクタと、前記フィルタエレメント及び前記プロテクタを収容すると共に相対回転により互いに螺合可能なキャップ及びベースと、を備える流体フィルタであって、前記プロテクタは、円筒部と該円筒部の一端側に設けられている第1結合部とを具備し、且つ該円筒部の周面に複数の透孔が設けられている支持体と、台座本体と該台座本体に設けられ且つ前記第1結合部と接合する第2結合部とを具備し、該台座本体と該第2結合部とを隔てる隔壁に通過孔が設けられている台座と、前記第1結合部と前記第2結合部とが接合して形成される弁体収納部内に設けられた弁体と、前記弁体収納部内に設けられ且つ前記弁体を前記通過孔側に付勢するバネと、を備え、前記支持体及び前記台座は樹脂製であり、前記第1結合部及び前記第2結合部の一方が爪部を有し、その他方が円筒状であり且つ該爪部とスナップフィット構造により係合する係合部を有し、前記爪部の先端面は、前記係合部の周方向に傾斜し、前記係合部は、内周面且つ軸方向に設けられている1以上の係合リブを備え、前記爪部の先端面と対向する前記係合リブの端面は、該先端面と同方向に傾斜することを特徴とする流体フィルタ。
2.前記係合部の内周側端面の角部は面取りされている上記1.記載の流体フィルタ。
3.前記爪部は、その根本側が前記係合部の中心軸に接近するように傾斜して設けられている上記2.記載の流体フィルタ。
4.前記円筒部及び/又は前記第2結合部は、周方向に沿って設けられる周回リブを有し、且つ該周回リブの前記台座本体側の外周面角部が面取りされている上記3.に記載の流体フィルタ。
5.前記円筒部及び/又は前記第2結合部は、前記フィルタエレメントの内周面が接触する部位に、該フィルタエレメントのストッパ突起が形成されている上記3.又は上記4.記載の流体フィルタ。
6.前記台座本体と前記第2結合部との境界部位に逃げ溝が形成されている上記3.乃至5のいずれか1項に記載の流体フィルタ。
7.フィルタエレメントと、該フィルタエレメントを収容すると共に相対回転により互いに螺合可能なキャップ及びベースと、を備える流体フィルタに設けられるプロテクタであって、前記プロテクタは、円筒部と該円筒部の一端側に設けられている第1結合部とを具備し、且つ該円筒部の周面に複数の透孔が設けられ、且つ前記フィルタエレメントに挿入される支持体と、台座本体と該台座本体に設けられ且つ前記第1結合部と接合する第2結合部とを具備し、該台座本体と該第2結合部とを隔てる隔壁に通過孔が設けられている台座と、前記第1結合部と前記第2結合部とが接合して形成される弁体収納部内に設けられた弁体と、前記弁体収納部内に設けられ且つ前記弁体を前記通過孔側に付勢するバネと、を備え、前記支持体及び前記台座は樹脂製であり、前記第1結合部及び前記第2結合部は、一方が爪部を有し、他方が円筒状であり且つ該爪部とスナップフィット構造により係合する係合部を有し、前記爪部の先端面は、前記係合部の周方向に傾斜し、前記係合部は、内周面且つ軸方向に設けられている1以上の係合リブを備え、前記爪部の先端面と対向する前記係合リブの端面は、該先端面と同方向に傾斜することを特徴とするプロテクタ。
また、爪部と係合リブとが接触した状態で無理な力を加えて、支持体と台座とを嵌め合わせて組み立てようとしても、爪部の先端面及び係合リブの端面の傾斜面により円筒部の軸方向に回転して、支持体及び台座が正しい位置に誘導されるため、支持体及び台座等が破損すること等を防止することができる。
更に、従来のリベット留めを必要とするプロテクタに比べてリベットを不要となるため、プロテクタの部品点数を減少することができる。また、長さの異なる支持体を取り付けるだけで長さの異なるプロテクタを簡単に組み立てることができるため、少ない部品種類で様々な長さのプロテクタを組み立てることができる。
爪部の根本側が前記係合部の中心軸に接近するように傾斜して設けられている場合は、バネと爪部とが接触した状態で無理な力を加えて組み立てようとしても、根本側の傾斜面により、バネが正しい位置である円筒部の軸側に誘導されるため、プロテクタが破損すること等を防止することができる。
更に、円筒部及び/又は第2結合部の周回リブの台座本体側の外周面角部が面取りされている場合は、プロテクタに装着してあるフィルタエレメントを引き抜く際にフィルタエレメントの内周面に周回リブが噛み込むことを防止して容易に引き抜くことができる。特に流体を吸って膨れたフィルタエレメントを引き抜く場合であっても、フィルタエレメントの内周面に周回リブが噛み込むことを防止して容易に引き抜くことができ、作業性を高めることができる。
また、円筒部及び/又は第2結合部のフィルタエレメントの内周面が接触する部位にストッパ突起が形成されている場合は、フィルタエレメントが簡単に抜けてしまうことを防止できる。特に、流体フィルタを組み立てる際、フィルタエレメントを装着したプロテクタを逆さ、即ち台座を上側にして保持しても、フィルタエレメントがプロテクタから落下することを防止できる。
更に、台座本体と第2結合部との結合部位に逃げ溝が形成されている場合は、台座を射出成型により形成する際に上記結合部の角に曲面が形成されてしまうことを防止できる。したがって、フィルタエレメントの端面と台座本体とが上記曲面によって隙間ができることがなく、液密性を確保できるためフィルタのろ過効率を高めることができる。
本流体フィルタ1は、図1に例示するように、フィルタエレメント7と、フィルタエレメント7を支持するプロテクタ6と、フィルタエレメント7及びプロテクタ6を収容すると共に相対回転により互いに螺合されてケーシング4を構成可能なキャップ2及びベース3と、を備えることを特徴とする。
また、本プロテクタ6は、円筒部9と円筒部9の一端側に設けられている第1結合部10とを具備し、且つ円筒部9の周面に複数の透孔11が設けられている支持体8と、台座本体13及び台座本体13に設けられ且つ第1結合部10と接合する第2結合部14を具備する台座12と、第1結合部10と第2結合部14とが接合して形成される弁体収納部15内に設けられた弁体16と、弁体収納部15内に設けられ且つ弁体16を台座12側に付勢するバネ17と、を備えることを特徴とする。
上記「ベース3」は、通常、外部からケーシング4内に流体を流入させるための流入路、及び外部に流体を流出するための流出路が形成されている(図示せず)。
キャップ2及びベース3の材質としては、例えば、金属製、合成樹脂製等を挙げることができる。
上記「フィルタエレメント7」は、外周側から中心軸部へ流体を通過させることによってろ過するための部材であり、材質及び構造を特に限定しない。また、フィルタエレメントは筒状体であるが、外周側と内周側の形状が相似であってもよいし異なっていてもよい。更に、中心軸部の一端面が開口していればよく、他端面は開口してもよいし、閉じていてもよい。
更に、支持体8は、その内部に横断リブを備えることができる。この横断リブは、圧壊を防止することができるように円筒部9を直径方向に横断するように設けられていればよく、その形状及び大きさ等は特に問わない。この形状として、例えば横断面形状が十字形状の棒体を挙げることができる。
尚、支持体は一体として形成されていてもよいし、複数の支持体を円筒部9の軸方向に連結して1本の支持体として用いることもできる。
更に、係合部20が形成されている円筒体は、図3に例示するように円筒体の内周面且つ軸方向に設けられている1以上の係合リブ34を備える。また、爪部19及び係合リブ34は、図2〜4に示すように、プロテクタの組立てのときに互いに向きあう面である爪部19の先端面33、及び係合リブ34の端面35が、係合部20が形成されている円筒体の周方向に傾斜するように形成されている。このような傾斜面を備えることにより、先端面33及び端面35が組立ての際に押しつけられた場合、図4に示すように、支持体8及び/又は台座12が、押しつけられる力によって先端面33及び端面35が接触しなくなるまで円筒の軸方向に回転し、その後、爪部19と係合部20とが係合するまで爪部19が係合部20内に挿入できるようになる。
このように、支持体及び台座が正しい位置に誘導されるため、支持体及び台座等が破損すること等を防止することができる。
また、傾斜面の向きは、支持体8及び台座12のいずれの先端面33及び端面35が接触しても同一の方向に回転すればよく、右回転側でもよいし左回転側でもよい。更に、傾斜角度も任意に選択することができ、例えば20〜70°とすることができる。また、先端面33及び端面35を略平行にするのが好ましいが、これに限定されず、平行でなくてもよい。
尚、図2に示すように第1結合部10に爪部が形成され、且つ第2結合部14に係合部が形成されている場合に限られず、第1結合部10が円筒部9の縁部に延設される円筒体上の透孔11の縁部である周回リブからなる係合部を具備し、第2結合部14が台座本体13から延設される爪部からなるものとしてもよい。
このように、支持体及び台座が正しい位置に誘導されるため、支持体及び台座等が破損すること等を防止することができる。
このように、バネが正しい位置に誘導されるため、バネに無理な力が加わってはじけ飛ぶことにより組立てに失敗したり、支持体及び台座等が破損したりすること等を防止することができる。
尚、根本側37の傾斜は少なくとも係合部20の中心軸側の面が傾斜していればよく、図6に例示するように外周側が傾斜していなくてもよい。
本実施例に係るオイルフィルタ1は、図1に示すように、相対回転により互いに螺合可能な金属製で有底円筒状のキャップ2及びベース3からなるケーシング4を備えている。
上記キャップ2の外周面には、雄ネジ部2aが形成されていると共に、Oリングが装着されている。また、上記ベース3の内周面には雌ネジ部3aが形成されている。これら雄ネジ部2aと雌ネジ部3aとを螺合させて、Oリングを介してキャップ2及びベース3を螺合させると、ケーシング4の内部がシールされ、液密に保持される。
上記ケーシング4の内部には、エレメント組立体5が収容されている。エレメント組立体5は、略円筒形状のプロテクタ6の外周に円筒形状のフィルタエレメント7を装着してなり、キャップ2及びベース3に挟持されている。
フィルタエレメント7は、濾紙をひだ折り菊花状に折り曲げ形成してなる。このフィルタエレメント7は、プロテクタ6の台座12の当接面とベース3に設けられたケース突起部28と接触し、シール部材を介して液密に挟持されている。
支持体8は、周面及び底面に複数の透孔11を有する円筒部9と、円筒部9の一端側に設けられている第1結合部10とを備える。更に、第1結合部10は、台座12と結合するための爪部19からなる。また、爪部19は、円筒部9の一端側から延設される根本側37と根本側37の先端側に形成される爪部本体とを備える。また、爪部19の先端となる先端面33は、円筒部9の周に沿った傾斜が設けられている。
更に、第2結合部14の周面、台座本体13と第2結合部14とを隔てる隔壁25、及び第1結合部10により結合した円筒部9の第1結合部10側の底面によって、弁体収納部15が形成される。
更に、第2結合部14の外周面にはストッパ突起23が形成されている。ストッパ突起23は微小な突起であり、周方向反対側となる位置に2箇所形成されている。
一方、上記キャップ2の底部の中央には、その内周に雌ネジが形成されたドレン穴29が設けられている。また、キャップ2の底部にはドレン穴29を囲んでOリングが装着されている。更に、ドレン穴29にはドレン機構30が設けられている。このドレン機構30としては、既知のあるいは新規のものを適宜採用することができる。
次に、上記構成のオイルフィルタ1の作用について説明する。
オイルフィルタ1の組立ての前にエレメント組立体5のプロテクタ6を組み立てる。その際は、台座12の第2結合部14に弁体16とバネ17を入れ、支持体8を台座12に結合する。このとき、支持体8の爪部19を台座12の係合部20に係合させるだけのスナップフィットにより容易に組み立てることができる。
本実施例のオイルフィルタ1によると、支持体8と台座12がスナップフィット構造の第1結合部10及び第2結合部14を有しているので、人手によってワンタッチで容易にプロテクタ6を組み立てることができる。これにより、従来のように専用の治具を用いてリベット留めする場合と異なり治具の十分に揃っていない場所でも人手により簡単に組み立てることができるようになる。
また、爪部19の先端面33、係合リブ34の端面35、及び周回リブ21の内周側端面角部36の面取り面が傾斜面であるため、プロテクタ6を組み立てるときに支持体及び台座が正しい位置に誘導されるため、支持体及び台座等が破損すること等を防止することができる。
更に、爪部19の根本側37が傾斜して設けられているため、バネ17が正しく弁体収納部15に収まり、バネに無理な力が加わってはじけ飛ぶことにより組立てに失敗したり、支持体及び台座等が破損したりすること等を防止することができる。
また、従来のリベット留めを必要とするプロテクタ6に比べて、リベットを不要として部品点数を減少することができる。更に、従来のプロテクタ6と異なり組み立て時に治具は必要ないので、長さの異なる支持体8を取り付けるだけで長さの異なるプロテクタ6を簡単に組み立てることができる。
更に、台座12の台座本体13と第2結合部14の結合部に逃げ溝24が形成されているので、台座12を射出成型により形成する際に第2結合部14と台座本体13との結合部に微小な円弧が形成されてしまうことを防止できる。したがって、フィルタエレメント7の端面と台座本体13との液密性を確保できるので、フィルタのろ過効率を高めることができる。
更に、上記実施例では、台座12の第2結合部14の外周面の一部にストッパ突起23が形成されるようにしたが、これに限定されず、例えば、支持体8の外周面の一部に形成してもよい。あるいは、フィルタエレメント7の脱落が問題にならない場合は、ストッパ突起23を設けなくてもよい。
そして、上記実施例では、支持体8は円筒形で中空構造であるようにしたが、これに限定されず、例えば、支持体8の内部に別部材の横断リブを設けるようにしてもよい。この横断リブの形状としては、断面十字形などとすることができる。この場合、支持体8の強度を高めることができる。
8;支持体、9;円筒部、10;第1結合部、11;透孔、12;台座、13;台座本体、14;第2結合部、15;弁体収納部、16;弁体、17;バネ、19;爪部、20;係合部、21;周回リブ、22;外周面角部、23;ストッパ突起、24;逃げ溝、25;隔壁、26;通過孔、27;連結爪、28;ケース突起部、29;ドレン穴、30;ドレン機構、31;コイルバネ、32;保持部、33;先端面、34;係合リブ、35;端面、36;内周側端面角部、37;根本側。
Claims (7)
- フィルタエレメントと、前記フィルタエレメントを支持するプロテクタと、前記フィルタエレメント及び前記プロテクタを収容すると共に相対回転により互いに螺合可能なキャップ及びベースと、を備える流体フィルタであって、
前記プロテクタは、円筒部と該円筒部の一端側に設けられている第1結合部とを具備し、且つ該円筒部の周面に複数の透孔が設けられている支持体と、
台座本体と該台座本体に設けられ且つ前記第1結合部と接合する第2結合部とを具備し、該台座本体と該第2結合部とを隔てる隔壁に通過孔が設けられている台座と、
前記第1結合部と前記第2結合部とが接合して形成される弁体収納部内に設けられた弁体と、
前記弁体収納部内に設けられ且つ前記弁体を前記通過孔側に付勢するバネと、を備え、
前記支持体及び前記台座は樹脂製であり、
前記第1結合部及び前記第2結合部の一方が爪部を有し、その他方が円筒状であり且つ該爪部とスナップフィット構造により係合する係合部を有し、
前記爪部の先端面は、前記係合部の周方向に傾斜し、
前記係合部は、内周面且つ軸方向に設けられている1以上の係合リブを備え、
前記爪部の先端面と対向する前記係合リブの端面は、該先端面と同方向に傾斜することを特徴とする流体フィルタ。 - 前記係合部の内周側端面の角部は面取りされている請求項1記載の流体フィルタ。
- 前記爪部は、その根本側が前記係合部の中心軸に接近するように傾斜して設けられている請求項2記載の流体フィルタ。
- 前記円筒部及び/又は前記第2結合部は、周方向に沿って設けられる周回リブを有し、且つ該周回リブの前記台座本体側の外周面角部が面取りされている請求項3に記載の流体フィルタ。
- 前記円筒部及び/又は前記第2結合部は、前記フィルタエレメントの内周面が接触する部位に、該フィルタエレメントのストッパ突起が形成されている請求項3又は4記載の流体フィルタ。
- 前記台座本体と前記第2結合部との境界部位に逃げ溝が形成されている請求項3乃至5のいずれか1項に記載の流体フィルタ。
- フィルタエレメントと、該フィルタエレメントを収容すると共に相対回転により互いに螺合可能なキャップ及びベースと、を備える流体フィルタに設けられるプロテクタであって、
前記プロテクタは、円筒部と該円筒部の一端側に設けられている第1結合部とを具備し、該円筒部の周面に複数の透孔が設けられ、且つ前記フィルタエレメントに挿入される支持体と、
台座本体と該台座本体に設けられ且つ前記第1結合部と接合する第2結合部とを具備し、該台座本体と該第2結合部とを隔てる隔壁に通過孔が設けられている台座と、
前記第1結合部と前記第2結合部とが接合して形成される弁体収納部内に設けられた弁体と、
前記弁体収納部内に設けられ且つ前記弁体を前記通過孔側に付勢するバネと、を備え、
前記支持体及び前記台座は樹脂製であり、
前記第1結合部及び前記第2結合部は、一方が爪部を有し、他方が円筒状であり且つ該爪部とスナップフィット構造により係合する係合部を有し、
前記爪部の先端面は、前記係合部の周方向に傾斜し、
前記係合部は、内周面且つ軸方向に設けられている1以上の係合リブを備え、
前記爪部の先端面と対向する前記係合リブの端面は、該先端面と同方向に傾斜することを特徴とするプロテクタ。
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