JP4793353B2 - プロテクタ及びそれを用いた流体フィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、プロテクタ及びそれを用いた流体フィルタに関し、更に詳しくは、円筒状のフィルタエレメントを中心側から支持し圧壊を防止するプロテクタを人手により簡易に組み立てられ、且つ組立てによる位置ずれをなくすことができるプロテクタ及びそれを用いた流体フィルタに関する。
従来より、キャップ及びベースからなるケーシング内にフィルタエレメントを収容してなる流体フィルタが知られている。流体フィルタでは、円筒形状のフィルタエレメントを中心側から支持すると共に外側から圧力が掛かった際にフィルタエレメントの圧壊を防止する円筒形状のプロテクタが設けられている。
プロテクタ100は、図7に示すように、複数の透孔101を有する円筒形の支持体102と、台座103と、台座103の間に設けられた弁体104と、弁体104を台座103側に付勢する板バネ105と、支持体102と台座103とを連結するリベット(図示せず)とを備えている(特許文献1参照)。支持体102と台座103はいずれも鋼板製であり、互いをカシメにより固定されている。また、弁体104と板バネ105は、例えばフィルタエレメント106の目詰まり時に、オイルがケーシング107の外部からケーシング107の内部に逆流することを防止するための逆止弁として機能する。
しかし、上記従来のプロテクタ100では、支持体102と台座103のいずれも鋼板製であるので、それらの結合にはカシメ及びリベットを使用するのが好ましく、このため部品点数が多くなってしまっていた。また、カシメ留め及びリベット留めをするには専用の治具が必要になるので、治具が十分に揃っていなかったり、作業精度が低かったりする場所、例えば海外で組み立てるのが困難である。
一方、フィルタエレメント106の長さは、対象となるフィルタエレメントの長さに合わせて種々選択されるため、ある規格(長さ)のフィルタエレメント106を保持するためのプロテクタ100を組み立てるには、それに適合した長さの支持体102を使用する必要がある。しかしながら、その場合、リベット留めの治具もその長さに適合した専用品にする必要があるので、異なる長さのプロテクタ100を組み立てることは容易ではなかった。
特開2007−54715号公報
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、円筒状のフィルタエレメントを中心側から支持し圧壊を防止するプロテクタを人手により簡易に組み立てられ、且つ組立てによる位置ずれをなくすことができるプロテクタ及びそれを用いた流体フィルタを提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.フィルタエレメントと、前記フィルタエレメントを支持するプロテクタと、前記フィルタエレメント及び前記プロテクタを収容すると共に相対回転により互いに螺合可能なキャップ及びベースと、を備える流体フィルタであって、前記プロテクタは、円筒部と該円筒部の一端側に設けられている第1結合部とを具備し、且つ該円筒部の周面に複数の透孔が設けられている支持体と、台座本体と該台座本体に設けられ且つ前記第1結合部と接合する第2結合部とを具備し、該台座本体と該第2結合部とを隔てる隔壁に通過孔が設けられている台座と、前記第1結合部と前記第2結合部とが接合して形成される弁体収納部内に設けられた弁体と、前記弁体収納部内に設けられ且つ前記弁体を前記通過孔側に付勢するバネと、を備え、前記支持体及び前記台座は樹脂製であり、前記第1結合部及び前記第2結合部の一方が爪部を有し、その他方が円筒状であり且つ該爪部とスナップフィット構造により係合する係合部を有し、前記爪部の先端面は、前記係合部の周方向に傾斜し、前記係合部は、内周面且つ軸方向に設けられている1以上の係合リブを備え、前記爪部の先端面と対向する前記係合リブの端面は、該先端面と同方向に傾斜することを特徴とする流体フィルタ。
2.前記係合部の内周側端面の角部は面取りされている上記1.記載の流体フィルタ。
3.前記爪部は、その根本側が前記係合部の中心軸に接近するように傾斜して設けられている上記2.記載の流体フィルタ。
4.前記円筒部及び/又は前記第2結合部は、周方向に沿って設けられる周回リブを有し、且つ該周回リブの前記台座本体側の外周面角部が面取りされている上記3.に記載の流体フィルタ。
5.前記円筒部及び/又は前記第2結合部は、前記フィルタエレメントの内周面が接触する部位に、該フィルタエレメントのストッパ突起が形成されている上記3.又は上記4.記載の流体フィルタ。
6.フィルタエレメントと、該フィルタエレメントを収容すると共に相対回転により互いに螺合可能なキャップ及びベースと、を備える流体フィルタに設けられるプロテクタであって、前記プロテクタは、円筒部と該円筒部の一端側に設けられている第1結合部とを具備し、且つ該円筒部の周面に複数の透孔が設けられ、且つ前記フィルタエレメントに挿入される支持体と、台座本体と該台座本体に設けられ且つ前記第1結合部と接合する第2結合部とを具備し、該台座本体と該第2結合部とを隔てる隔壁に通過孔が設けられている台座と、前記第1結合部と前記第2結合部とが接合して形成される弁体収納部内に設けられた弁体と、前記弁体収納部内に設けられ且つ前記弁体を前記通過孔側に付勢するバネと、を備え、前記支持体及び前記台座は樹脂製であり、前記第1結合部及び前記第2結合部は、一方が爪部を有し、他方が円筒状であり且つ該爪部とスナップフィット構造により係合する係合部を有し、前記爪部の先端面は、前記係合部の周方向に傾斜し、前記係合部は、内周面且つ軸方向に設けられている1以上の係合リブを備え、前記爪部の先端面と対向する前記係合リブの端面は、該先端面と同方向に傾斜することを特徴とするプロテクタ。
本発明のプロテクタ及びそれを用いた流体フィルタによれば、支持体と台座が樹脂製であり、且つスナップフィット構造の第1結合部及び第2結合部を有しているため、人手によって支持体と台座とを嵌め合わせるだけで容易にプロテクタを組み立てることができる。これにより、従来のように専用の治具を用いてカシメ留め及びリベット留めする場合と異なり、治具の十分に揃っていない工場であっても人手により簡単に組み立てることができる。特に、スナップフィット構造の結合部を有するため、支持体と台座との位置合わせを厳密に行わなくても正しくプロテクタを組み立てることができ、人手により簡単に組み立てることができる。
また、爪部と係合リブとが接触した状態で無理な力を加えて、支持体と台座とを嵌め合わせて組み立てようとしても、爪部の先端面及び係合リブの端面の傾斜面により円筒部の軸方向に回転して、支持体及び台座が正しい位置に誘導されるため、支持体及び台座等が破損すること等を防止することができる。
更に、従来のリベット留めを必要とするプロテクタに比べてリベットを不要となるため、プロテクタの部品点数を減少することができる。また、長さの異なる支持体を取り付けるだけで長さの異なるプロテクタを簡単に組み立てることができるため、少ない部品種類で様々な長さのプロテクタを組み立てることができる。
係合部の内周側端面の角部が面取りされている場合は、係合部の角部と爪部とが接触した状態で無理な力を加えて組み立てようとしても、係合部の角部及び爪部の先端面の傾斜面により爪部が係合部内にずれて、支持体及び台座が正しい位置に誘導されるため、支持体及び台座等が破損すること等を防止することができる。
爪部の根本側が前記係合部の中心軸に接近するように傾斜して設けられている場合は、バネと爪部とが接触した状態で無理な力を加えて組み立てようとしても、根本側の傾斜面により、バネが正しい位置である円筒部の軸側に誘導されるため、プロテクタが破損すること等を防止することができる。
更に、円筒部及び/又は第2結合部の周回リブの台座本体側の外周面角部が面取りされている場合は、プロテクタに装着してあるフィルタエレメントを引き抜く際にフィルタエレメントの内周面に周回リブが噛み込むことを防止して容易に引き抜くことができる。特に流体を吸って膨れたフィルタエレメントを引き抜く場合であっても、フィルタエレメントの内周面に周回リブが噛み込むことを防止して容易に引き抜くことができ、作業性を高めることができる。
また、円筒部及び/又は第2結合部のフィルタエレメントの内周面が接触する部位にストッパ突起が形成されている場合は、フィルタエレメントが簡単に抜けてしまうことを防止できる。特に、流体フィルタを組み立てる際、フィルタエレメントを装着したプロテクタを逆さ、即ち台座を上側にして保持しても、フィルタエレメントがプロテクタから落下することを防止できる。
以下、本発明のプロテクタ及びそれを用いた流体フィルタを詳細に説明する。
本流体フィルタ1は、図1に例示するように、フィルタエレメント7と、フィルタエレメント7を支持するプロテクタ6と、フィルタエレメント7及びプロテクタ6を収容すると共に相対回転により互いに螺合されてケーシング4を構成可能なキャップ2及びベース3と、を備えることを特徴とする。
また、本プロテクタ6は、円筒部9と円筒部9の一端側に設けられている第1結合部10とを具備し、且つ円筒部9の周面に複数の透孔11が設けられている支持体8と、台座本体13及び台座本体13に設けられ且つ第1結合部10と接合する第2結合部14を具備する台座12と、第1結合部10と第2結合部14とが接合して形成される弁体収納部15内に設けられた弁体16と、弁体収納部15内に設けられ且つ弁体16を台座12側に付勢するバネ17と、を備えることを特徴とする。
上記「キャップ2」は、上記ベース3に係合される限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。このキャップのベースとの係脱機構としては、例えば、互いに螺合可能な雄雌ネジ部からなる螺着機構や、互いに係脱可能な溝部と凸部とからなるバヨネット機構等を挙げることができる。
上記「ベース3」は、通常、外部からケーシング4内に流体を流入させるための流入路、及び外部に流体を流出するための流出路が形成されている(図示せず)。
キャップ2及びベース3の材質としては、例えば、金属製、合成樹脂製等を挙げることができる。
上記「フィルタエレメント7」は、外周側から中心軸部へ流体を通過させることによってろ過するための部材であり、材質及び構造を特に限定しない。また、フィルタエレメントは筒状体であるが、外周側と内周側の形状が相似であってもよいし異なっていてもよい。更に、中心軸部の一端面が開口していればよく、他端面は開口してもよいし、閉じていてもよい。
上記「支持体8」は樹脂製であり、複数の透孔11を有する円筒部9を備え、且つ上記台座12に対してスナップフィット構造により連結する第1結合部10を有する限り、その形状及び大きさ等は特に問わない。この支持体8は、例えば、円筒部9の周方向に沿った周回リブ21を有することができる。更に、周回リブ21は図2に例示するように、上記台座本体13側の外周面角部22を面取りして設けることができる。
更に、支持体8は、その内部に横断リブを備えることができる。この横断リブは、圧壊を防止することができるように円筒部9を直径方向に横断するように設けられていればよく、その形状及び大きさ等は特に問わない。この形状として、例えば横断面形状が十字形状の棒体を挙げることができる。
尚、支持体は一体として形成されていてもよいし、複数の支持体を円筒部9の軸方向に連結して1本の支持体として用いることもできる。
上記「台座12」は、樹脂製であり、フィルタエレメント7を当接させるために上記支持体8より大径の台座本体13を有し、且つ上記支持体8に対してスナップフィット構造により連結する第2結合部14を有する限り、その形状及び大きさ等は特に問わない。この台座12は、例えば、上記フィルタエレメント7の内周面が接触する部位に周方向に沿った周回リブ21を有することができる。更に、周回リブ21は図2に例示するように、上記台座本体13側の外周面角部22を面取りして設けることができる。また、台座12は、フィルタエレメント7の内周面が接触する部位に、ストッパ突起23を設けることができる。ストッパ突起23は、フィルタエレメント7の脱落を防止するものである限り、その形状、大きさ、個数等は特に問わない。更に、台座12は、逃げ溝24を形成することができる。
第1結合部10及び第2結合部14からなるスナップフィット構造は、任意の構成を備えることができ、例えば、図2に例示するように、円筒部9の縁部に形成された爪部19と、台座本体13から延設される円筒体に形成された透孔11の縁部である周回リブ21からなる係合部20とから構成することができる。このようなスナップフィット構造は、爪部19が係合部20にスナップフィットで連結するようにすることができる。
更に、係合部20が形成されている円筒体は、図3に例示するように円筒体の内周面且つ軸方向に設けられている1以上の係合リブ34を備える。また、爪部19及び係合リブ34は、図2〜4に示すように、プロテクタの組立てのときに互いに向きあう面である爪部19の先端面33、及び係合リブ34の端面35が、係合部20が形成されている円筒体の周方向に傾斜するように形成されている。このような傾斜面を備えることにより、先端面33及び端面35が組立ての際に押しつけられた場合、図4に示すように、支持体8及び/又は台座12が、押しつけられる力によって先端面33及び端面35が接触しなくなるまで円筒の軸方向に回転し、その後、爪部19と係合部20とが係合するまで爪部19が係合部20内に挿入できるようになる。
このように、支持体及び台座が正しい位置に誘導されるため、支持体及び台座等が破損すること等を防止することができる。
また、傾斜面の向きは、支持体8及び台座12のいずれの先端面33及び端面35が接触しても同一の方向に回転すればよく、右回転側でもよいし左回転側でもよい。更に、傾斜角度も任意に選択することができ、例えば20〜70°とすることができる。また、先端面33及び端面35を略平行にするのが好ましいが、これに限定されず、平行でなくてもよい。
尚、図2に示すように第1結合部10に爪部が形成され、且つ第2結合部14に係合部が形成されている場合に限られず、第1結合部10が円筒部9の縁部に延設される円筒体上の透孔11の縁部である周回リブからなる係合部を具備し、第2結合部14が台座本体13から延設される爪部からなるものとしてもよい。
更に、図2及び5に例示するように係合部20は、内周側端面の角部36が面取りされたものとすることができる。このような面取りがされた面に図5に例示するように、組立ての際に爪部19が接触した場合、爪部19が押しつけられる力によって係合部20の内側方向に移動するため、爪部19が円筒体の内周に挿入可能となり、爪部19と係合部20とが係合する。
このように、支持体及び台座が正しい位置に誘導されるため、支持体及び台座等が破損すること等を防止することができる。
また、図2及び6に例示するように爪部19は、その根本側37が前記係合部の中心軸に接近するように傾斜して設けられることができる。このような傾斜が設けられることによって、図6に例示するように、組立ての際にバネ17が接触した場合、バネ17が押しつけられる力によって係合部20の中心軸に移動するため、バネ17が中心軸に位置する弁体収納部に格納される。
このように、バネが正しい位置に誘導されるため、バネに無理な力が加わってはじけ飛ぶことにより組立てに失敗したり、支持体及び台座等が破損したりすること等を防止することができる。
尚、根本側37の傾斜は少なくとも係合部20の中心軸側の面が傾斜していればよく、図6に例示するように外周側が傾斜していなくてもよい。
上記「弁体16」は、台座本体13と第2結合部14とを隔てる隔壁25に設けられている通過孔26を塞ぐことができればよく、その形状及び材質を特に問わない。上記「バネ17」は、弁体16が通過孔26を塞ぐように付勢することができればよく、形状及び材質を特に問わない。この例として金属製のコイルバネを例示することができる。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。尚、本実施例では、本発明に係る「流体フィルタ」として、内燃機関のシリンダブロック(図示せず)に装着されるオイルフィルタを例示する。
(1)オイルフィルタの構成
本実施例に係るオイルフィルタ1は、図1に示すように、相対回転により互いに螺合可能な金属製で有底円筒状のキャップ2及びベース3からなるケーシング4を備えている。
上記キャップ2の外周面には、雄ネジ部2aが形成されていると共に、Oリングが装着されている。また、上記ベース3の内周面には雌ネジ部3aが形成されている。これら雄ネジ部2aと雌ネジ部3aとを螺合させて、Oリングを介してキャップ2及びベース3を螺合させると、ケーシング4の内部がシールされ、液密に保持される。
上記ケーシング4の内部には、エレメント組立体5が収容されている。エレメント組立体5は、略円筒形状のプロテクタ6の外周に円筒形状のフィルタエレメント7を装着してなり、キャップ2及びベース3に挟持されている。
フィルタエレメント7は、濾紙をひだ折り菊花状に折り曲げ形成してなる。このフィルタエレメント7は、プロテクタ6の台座12の当接面とベース3に設けられたケース突起部28と接触し、シール部材を介して液密に挟持されている。
プロテクタ6は、図1及び図2に示すように、支持体8、台座12、弁体16及びバネ17とから構成される。また、支持体8及び台座12は同じ樹脂製としている。
支持体8は、周面及び底面に複数の透孔11を有する円筒部9と、円筒部9の一端側に設けられている第1結合部10とを備える。更に、第1結合部10は、台座12と結合するための爪部19からなる。また、爪部19は、円筒部9の一端側から延設される根本側37と根本側37の先端側に形成される爪部本体とを備える。また、爪部19の先端となる先端面33は、円筒部9の周に沿った傾斜が設けられている。
台座12は、円筒部9より大径の台座本体13と、円筒部9と同径である円筒形状の第2結合部14を備える。更に、第2結合部14は、周面に複数の透孔11を備え、第2結合部14と台座本体13とを隔てる隔壁25と、この隔壁25の中央に形成された通過孔26が設けられている。この透孔11の縁部である周回リブ21が爪部19と係合してスナップフィット構造を構成する係合部20となる。また、周方向における隣り合う透孔11の間には係合リブ34が設けられている。この係合リブ34は、第2結合部14の内周から突出している。更に、係合リブ34の円筒部9に対向する端面35は、先端面33と同じ向きであり、略平行となる角度の傾斜が設けられている。また、周回リブ21の内周側端面角部36は面取りがされており傾斜面が形成されている。
更に、第2結合部14の周面、台座本体13と第2結合部14とを隔てる隔壁25、及び第1結合部10により結合した円筒部9の第1結合部10側の底面によって、弁体収納部15が形成される。
弁体16は、隔壁25に設けられた通過孔26を塞ぐためのものであり、円板の周囲に壁部を立設した形状である。更に、弁体収納部15内に設けられている。バネ17は、通常のときは弁体16を通過孔26に押しつけ、ケーシング4内が高圧のときは、通過孔26から弁体16を離し、生じた隙間を通してオイルを外部に排出するために設けられたコイルバネである。
また、支持体8の透孔11の周囲はリブを構成する。特に周方向に沿ったリブである周回リブ21は、その台座本体13側の外周面角部22が図2(A)に示すように面取りされている。
台座12の第2結合部14は円筒形で、支持体8と同様に複数の透孔11を有している。この透孔11の周囲は支持体8と同様にリブを構成する。そして、第1結合部側の端面は傾斜面を備える。そして、支持体8と同様に周回リブ21の台座12側の外周面角部22は、図2(B)に示すように面取りされている。また、この周回リブ21が係合部20を兼用している。
更に、第2結合部14の外周面にはストッパ突起23が形成されている。ストッパ突起23は微小な突起であり、周方向反対側となる位置に2箇所形成されている。
また、台座12に逃げ溝24が形成されている。逃げ溝24は、第2結合部14の根元で中心方向に向けて凹んでいる。更に、台座本体13にはキャップ2に連結するための連結爪27が形成されている。
一方、上記キャップ2の底部の中央には、その内周に雌ネジが形成されたドレン穴29が設けられている。また、キャップ2の底部にはドレン穴29を囲んでOリングが装着されている。更に、ドレン穴29にはドレン機構30が設けられている。このドレン機構30としては、既知のあるいは新規のものを適宜採用することができる。
(2)オイルフィルタの作用
次に、上記構成のオイルフィルタ1の作用について説明する。
オイルフィルタ1の組立ての前にエレメント組立体5のプロテクタ6を組み立てる。その際は、台座12の第2結合部14に弁体16とバネ17を入れ、支持体8を台座12に結合する。このとき、支持体8の爪部19を台座12の係合部20に係合させるだけのスナップフィットにより容易に組み立てることができる。
そして、組み立てられたプロテクタ6の支持体8及び台座12の第2結合部14にフィルタエレメント7を装着する。これにより、エレメント組立体5が完成される。このエレメント組立体5のプロテクタ6の台座本体13にコイルバネ31を収容し、連結爪27をキャップ2の保持部32に係合する。そして、キャップ2をベース3に螺合してオイルフィルタ1が組み立てられる。
(3)実施例の効果
本実施例のオイルフィルタ1によると、支持体8と台座12がスナップフィット構造の第1結合部10及び第2結合部14を有しているので、人手によってワンタッチで容易にプロテクタ6を組み立てることができる。これにより、従来のように専用の治具を用いてリベット留めする場合と異なり治具の十分に揃っていない場所でも人手により簡単に組み立てることができるようになる。
また、爪部19の先端面33、係合リブ34の端面35、及び周回リブ21の内周側端面角部36の面取り面が傾斜面であるため、プロテクタ6を組み立てるときに支持体及び台座が正しい位置に誘導されるため、支持体及び台座等が破損すること等を防止することができる。
更に、爪部19の根本側37が傾斜して設けられているため、バネ17が正しく弁体収納部15に収まり、バネに無理な力が加わってはじけ飛ぶことにより組立てに失敗したり、支持体及び台座等が破損したりすること等を防止することができる。
また、支持体8の爪部19と台座12の係合部20からなるスナップフィット構造を備えるため、爪部19と係合部20の係合により簡単かつ確実に支持体8と台座12を連結することができる。更に、支持体8及び台座12の周回リブ21の外周面角部22を面取りしてあるので、プロテクタ6に装着してあるフィルタエレメント7を引き抜く際にフィルタエレメント7の内周面に周回リブ21が噛み込むことを防止して容易に引き抜くことができる。
また、従来のリベット留めを必要とするプロテクタ6に比べて、リベットを不要として部品点数を減少することができる。更に、従来のプロテクタ6と異なり組み立て時に治具は必要ないので、長さの異なる支持体8を取り付けるだけで長さの異なるプロテクタ6を簡単に組み立てることができる。
また、台座12の外周面の一部にストッパ突起23が形成されているので、フィルタエレメント7が簡単に抜けてしまうことを防止できる。これにより、例えば、流体フィルタを組み立てる際、フィルタエレメント7を装着したプロテクタ6を逆さ、即ち台座12を上側にして保持したときでもフィルタエレメント7がプロテクタ6から落下することを防止できる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例では、スナップフィット構造を支持体8の爪部19と台座12の係合部20からなるようにしたが、これに限定されず、例えば、台座12の爪部19と支持体8の係合部20からなるようにしてもよい。あるいは、爪部19と係合部20との組合せ以外の構成としてもよい。
また、上記実施例では、支持体8及び台座12の周回リブ21の台座本体13側の縁を面取りするようにしたが、これに限定されず、例えば、フィルタエレメント7の引き抜きが特に問題にならない場合は面取りしなくてもよい。
更に、上記実施例では、台座12の第2結合部14の外周面の一部にストッパ突起23が形成されるようにしたが、これに限定されず、例えば、支持体8の外周面の一部に形成してもよい。あるいは、フィルタエレメント7の脱落が問題にならない場合は、ストッパ突起23を設けなくてもよい。
また、上記実施例では、台座12の逃げ溝24は第2結合部14の根元で中心方向に向けて凹んでいるようにしたが、これに限定されず、例えば、第2結合部14の根元で長手方向に向けて凹んでいるようにしてもよい。あるいは、逃げ溝24は必ずしも設けなくてもよい。
そして、上記実施例では、支持体8は円筒形で中空構造であるようにしたが、これに限定されず、例えば、支持体8の内部に別部材の横断リブを設けるようにしてもよい。この横断リブの形状としては、断面十字形などとすることができる。この場合、支持体8の強度を高めることができる。
また、上記実施例では、台座12は支持体8と同径の第2結合部14を有するようにしたが、これに限定されず、例えば、第2結合部14を有しないものとしてもよい。
本プロテクタ及びそれを用いた流体フィルタは、流体フィルタに用いるプロテクタの組立てを容易にする技術として利用される。特に、内燃機関で使用されるオイルをろ過するオイルフィルタのプロテクタの組立てを容易にする技術として好適に利用される。
実施例に係る流体フィルタの縦断面図である。 プロテクタを示す図であり、(A)は分解した状態の正面図、(B)は(A)の断面図、(C)は組立て後の断面図である。 台座の係合リブの端面等を説明するための斜視図である。 係合リブの端面により支持体が誘導される様子を説明するための断面図である。 内周側端面角部により支持体が誘導される様子を説明するための断面図である。 爪部の根本側によりバネが誘導される様子を説明するための断面図である。 従来の流体フィルタの縦断面図である。
符号の説明
1;オイルフィルタ(流体フィルタ)、2;キャップ、3;ベース、4;ケーシング、5;エレメント組立体、6;プロテクタ、7;フィルタエレメント、
8;支持体、9;円筒部、10;第1結合部、11;透孔、12;台座、13;台座本体、14;第2結合部、15;弁体収納部、16;弁体、17;バネ、19;爪部、20;係合部、21;周回リブ、22;外周面角部、23;ストッパ突起、24;逃げ溝、25;隔壁、26;通過孔、27;連結爪、28;ケース突起部、29;ドレン穴、30;ドレン機構、31;コイルバネ、32;保持部、33;先端面、34;係合リブ、35;端面、36;内周側端面角部、37;根本側。

Claims (6)

  1. フィルタエレメントと、前記フィルタエレメントを支持するプロテクタと、前記フィルタエレメント及び前記プロテクタを収容すると共に相対回転により互いに螺合可能なキャップ及びベースと、を備える流体フィルタであって、
    前記プロテクタは、円筒部と該円筒部の一端側に設けられている第1結合部とを具備し、且つ該円筒部の周面に複数の透孔が設けられている支持体と、
    台座本体と該台座本体に設けられ且つ前記第1結合部と接合する第2結合部とを具備し、該台座本体と該第2結合部とを隔てる隔壁に通過孔が設けられている台座と、
    前記第1結合部と前記第2結合部とが接合して形成される弁体収納部内に設けられた弁体と、
    前記弁体収納部内に設けられ且つ前記弁体を前記通過孔側に付勢するバネと、を備え、
    前記支持体及び前記台座は樹脂製であり、
    前記第1結合部及び前記第2結合部の一方が爪部を有し、その他方が円筒状であり且つ該爪部とスナップフィット構造により係合する係合部を有し、
    前記爪部の先端面は、前記係合部の周方向に傾斜し、
    前記係合部は、内周面且つ軸方向に設けられている1以上の係合リブを備え、
    前記爪部の先端面と対向する前記係合リブの端面は、該先端面と同方向に傾斜することを特徴とする流体フィルタ。
  2. 前記係合部の内周側端面の角部は面取りされている請求項1記載の流体フィルタ。
  3. 前記爪部は、その根本側が前記係合部の中心軸に接近するように傾斜して設けられている請求項2記載の流体フィルタ。
  4. 前記円筒部及び/又は前記第2結合部は、周方向に沿って設けられる周回リブを有し、且つ該周回リブの前記台座本体側の外周面角部が面取りされている請求項3に記載の流体フィルタ。
  5. 前記円筒部及び/又は前記第2結合部は、前記フィルタエレメントの内周面が接触する部位に、該フィルタエレメントのストッパ突起が形成されている請求項3又は4記載の流体フィルタ。
  6. フィルタエレメントと、該フィルタエレメントを収容すると共に相対回転により互いに螺合可能なキャップ及びベースと、を備える流体フィルタに設けられるプロテクタであって、
    前記プロテクタは、円筒部と該円筒部の一端側に設けられている第1結合部とを具備し、該円筒部の周面に複数の透孔が設けられ、且つ前記フィルタエレメントに挿入される支持体と、
    台座本体と該台座本体に設けられ且つ前記第1結合部と接合する第2結合部とを具備し、該台座本体と該第2結合部とを隔てる隔壁に通過孔が設けられている台座と、
    前記第1結合部と前記第2結合部とが接合して形成される弁体収納部内に設けられた弁体と、
    前記弁体収納部内に設けられ且つ前記弁体を前記通過孔側に付勢するバネと、を備え、
    前記支持体及び前記台座は樹脂製であり、
    前記第1結合部及び前記第2結合部は、一方が爪部を有し、他方が円筒状であり且つ該爪部とスナップフィット構造により係合する係合部を有し、
    前記爪部の先端面は、前記係合部の周方向に傾斜し、
    前記係合部は、内周面且つ軸方向に設けられている1以上の係合リブを備え、
    前記爪部の先端面と対向する前記係合リブの端面は、該先端面と同方向に傾斜することを特徴とするプロテクタ。
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