JP2009049814A - 無線通信監視制御システム - Google Patents

無線通信監視制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009049814A
JP2009049814A JP2007215307A JP2007215307A JP2009049814A JP 2009049814 A JP2009049814 A JP 2009049814A JP 2007215307 A JP2007215307 A JP 2007215307A JP 2007215307 A JP2007215307 A JP 2007215307A JP 2009049814 A JP2009049814 A JP 2009049814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
communication terminal
signal
control
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007215307A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yamada
健二 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP2007215307A priority Critical patent/JP2009049814A/ja
Publication of JP2009049814A publication Critical patent/JP2009049814A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】第三者により端末の監視制御を可能とすることにより、過剰な電力消費及び不要な音声出力の防止可能な無線通信監視制御システムを提供する。
【解決手段】無線通信機器Aではマイクを通して音声信号が入力され、当該音声信号を信号送受信部11を介して無線通信機器Bに出力する。制御部22は、無線通信機器B側で受信した音声信号の音声レベル及び継続時間の多寡により当該通信機器Aの電源の消し忘れを判定し、電源の消し忘れが発生していると判定されると、電源の消し忘れを示す制御信号を無線通信機器Aに対して出力する。無線通信機器Aの駆動制御部12aは、受信した制御信号に基づき無線通信機器Aの駆動システムを停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号を授受する通信端末間において、通信対象となる通信端末の監視及び制御を行う無線通信監視制御システムに関する。
近年、携帯電話機、スタジオ等の各種会場をはじめとする様々な分野において、無線方式の通信システムが広く普及している。この通信システムを構成する無線通信端末は、一般的に、アンテナ、変調器等を備えた送受信機や、CPUからなる制御部などから構成されている。
従来の無線通信端末間の通信システムでは、無線通信端末の操作は、この端末の所有者のみが行い、他の端末からの操作及び監視制御が行えるシステムは構築されていなかった。つまり、このような通信システムでは、各端末の所有者が例えば電源のON/OFFや通信態様の設定等を監視し、第三者からの情報を受け付けることなく端末ごとに制御する形式が通常であった。
例えば、このような通信システムでは、送信部を有する端末において、当該端末の出力制御は、他の端末の受信部にて受信する通信信号を基準に判断するのではなく、送信した側の端末において入力される信号を検知し、その信号に基づいて出力態様を制御する方式が提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−279444号公報
ところで、従来の無線通信端末における通信システムでは、上記のように各端末の所有者の操作に基づいて電源のON/OFFや各種設定条件が制御されるので、この所有者が例えば電源等を消し忘れた場合には不必要な状況下において電力消費が過剰となってしまう。また、無線通信端末間で音声信号を授受している場合には、電源の消し忘れにより不要な音声信号まで出力されてしまい、他の端末で当該音声信号を受信した受信者を不快にさせる等の現象が生じていた。
本発明は、上記課題を解消するために提案されたものであり、その目的は、第三者により端末の監視制御を可能とすることにより、過剰な電力消費及び不要な音声出力の防止可能な無線通信監視制御システムを提供することにある。
前記の目的を達成するために、請求項1の発明は、信号の授受を行う自無線通信端末と他無線通信端末とを含む通信系を有する無線通信監視制御システムであって、前記自無線通信端末は、マイクを通じて音声信号を入力する入力手段と、前記自無線通信端末の駆動態様を制御する駆動制御手段と、を備え、前記他無線通信端末は、前記入力手段を通じて入力された前記音声信号が前記自無線通信端末から送信されると、当該音声信号の信号強度及び継続時間の多寡により当該自無線通信端末の電源の消し忘れを判定する電源監視判定手段と、前記電源監視判定手段により前記自無線通信端末において電源の消し忘れが発生していると判定される場合に、当該電源の消し忘れを示す制御信号を前記自無線通信端末に送信する送信手段と、を備え、前記駆動制御手段は、前記送信手段により送信された前記電源の消し忘れを示す制御信号を前記自無線通信端末側で受信すると、前記自無線通信端末の電源を停止することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1の発明を方法の観点から捉えたものであり、信号の授受を行う自無線通信端末と他無線通信端末とを含む通信系を有する無線通信監視制御方法であって、前記自無線通信端末は、前記自無線通信端末の駆動態様を制御する駆動制御ステップを実行し、前記他無線通信端末は、前記自無線通信端末にマイクを通じて音声信号が入力され、前記音声信号が前記自無線通信端末から送信されると、当該音声信号の信号強度及び継続時間の多寡により当該自無線通信端末の電源の消し忘れを判定する電源監視判定ステップと、前記電源監視判定ステップにより前記自無線通信端末において電源の消し忘れが発生していると判定される場合に、当該電源の消し忘れを示す制御信号を前記自無線通信端末に送信する送信ステップと、を実行し、前記駆動制御ステップは、前記送信ステップにより送信された前記電源の消し忘れを示す制御信号を前記自無線通信端末側で受信すると、前記自無線通信端末の電源を停止することを特徴とする。
以上のような態様では、音声信号の送信先の無線通信端末において電源監視判定処理を行うことにより、当該電源監視判定処理を通じて送信元の無線通信端末が電源の消し忘れが発生していると判定された場合に、この送信元の無線通信端末の停止する。これにより、音声信号が入力された無線通信端末の電源監視を、その他の端末を通じて行うことができるので、適切な電源制御が可能となり、過剰な電力消費や不要な音声信号の出力を防止することができる。
なお、本発明において、自無線通信端末とは、音声信号の送信元の無線通信端末を指し、他無線通信端末とは、音声信号の送信先の無線通信端末を指すものとする。
請求項2の発明は、信号の授受を行う自無線通信端末と他無線通信端末とを含む通信系を有する無線通信監視制御システムであって、前記自無線通信端末は、マイクを通じて音声信号を入力する入力手段と、前記自無線通信端末の駆動態様を制御する駆動制御手段と、前記入力手段を通じて入力された前記音声信号の信号強度及び継続時間の多寡により前記自無線通信端末の電源の消し忘れを判定する電源監視判定手段と、前記電源監視判定手段により前記自無線通信端末の電源の消し忘れを判定された場合に、当該電源消し忘れ発生時の信号強度や継続時間を含む状態信号を生成する状態信号生成手段と、前記状態信号生成手段により生成された前記状態信号を前記他無線通信端末に送信する状態信号送信手段と、を備え、前記他無線通信端末は、前記状態信号送信手段により送信された前記状態信号を受信すると、前記状態信号から前記自無線通信端末の電源停止の制御が必要であるかの選択をユーザから受け付けるユーザ選択手段と、前記ユーザ選択手段を介してユーザにより前記自無線通信端末の電源停止の制御が必要であると選択された場合に、前記自無線通信端末の電源停止を示す制御信号を前記自無線通信端末に送信する送信手段と、を備え、前記駆動制御手段は、前記送信手段により送信された前記電源停止を示す制御信号を前記自無線通信端末側で受信すると、前記自無線通信端末の電源を停止することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項2の発明を方法の観点から捉えたものであり、信号の授受を行う自無線通信端末と他無線通信端末とを含む通信系を有する無線通信監視制御方法であって、前記自無線通信端末は、前記自無線通信端末の駆動態様を制御する駆動制御ステップと、前記自無線通信端末にマイクを通じて音声信号が入力されと、当該音声信号の信号強度及び継続時間の多寡により前記自無線通信端末の電源の消し忘れを判定する電源監視判定ステップと、前記電源監視判定ステップにより前記自無線通信端末の電源の消し忘れを判定された場合に、当該電源消し忘れ発生時の信号強度や継続時間を含む状態信号を生成する状態信号生成ステップと、前記状態信号生成ステップにより生成された前記状態信号を前記他無線通信端末に送信する状態信号送信ステップと、を実行し、前記他無線通信端末は、前記状態信号送信ステップにより送信された前記状態信号を受信すると、前記状態信号から前記自無線通信端末の電源停止の制御が必要であるかの選択をユーザから受け付け、ユーザにより前記自無線通信端末の電源停止の制御が必要であると選択された場合に、前記自無線通信端末の電源停止を示す制御信号を前記自無線通信端末に送信する送信ステップを実行し、前記駆動制御手段は、前記送信手段により送信された前記電源停止を示す制御信号を前記自無線通信端末側で受信すると、前記自無線通信端末の電源を停止することを特徴とする。
以上のような態様では、音声信号の送信元の無線通信端末により電源監視判定処理を行うが、その際に生成された状態信号により当該音声信号の送信先の無線通信端末において、ユーザが送信元の無線通信端末の制御に対して指令を下すことができる。これにより、音声信号が入力された無線通信端末の電源監視を、その他の端末を通じて第三者が行うことができるので、適切な電源制御が可能となり、過剰な電力消費や不要な音声信号の出力を防止することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の無線通信監視制御システムにおいて、前記電源監視判定手段は、前記音声信号の信号強度が所定の強度閾値以内であり、かつ、前記音声信号の継続時間が所定の時間閾値以上である場合に、前記自無線通信端末において電源の消し忘れが発生していると判定することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項3の発明を方法の観点から捉えたものであり、請求項5又は6に記載の無線通信監視制御方法において、前記電源監視判定ステップは、前記音声信号の信号強度が所定の強度閾値以内であり、かつ、前記音声信号の継続時間が所定の時間閾値以上である場合に、前記自無線通信端末において電源の消し忘れが発生していると判定することを特徴とする。
以上のような態様では、音声信号の強度である音声レベルが所定の閾値以内である場合に、当該音声レベルを有する音声信号の継続時間が所定時間以上である条件を満たすときに、電源監視判定手段は、自無線通信端末の電源が消し忘れていると判定する。これにより、音声レベルと継続時間の観点から双方の所定条件を具備する必要があるため、より精度の高い電源監視処理を可能とし、適切に電源停止制御を実行することが可能となる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載に無線通信監視制御システムにおいて、前記自無線通信端末は、表示部と、前記送信手段により送信された前記制御信号を前記自無線通信端末側で受信した場合に、警告データを前記表示部に表示する警告データ表示手段と、を備えることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項4の発明を方法の観点から捉えたものであり、請求項5〜7のいずれか1項に記載の無線通信監視制御方法において、前記自無線通信端末は、表示部を備え、前記送信ステップにより送信された前記制御信号を前記自無線通信端末側で受信した場合に、警告データを前記表示部に表示する警告データ表示ステップを実行することを特徴とする。
以上のような態様では、無線通信端末において電源停止制御を行うだけでなく、当該端末の所有者に対して、電源の消し忘れを示す警告情報を提示することができるので、注意を喚起させることが可能となる。
以上のように本発明によれば、ユーザが電源等を消し忘れた無線通信端末であっても他の無線通信端末を通じて監視することができるので、適切に電源等を制御することが可能となり、過剰な電力消費や不要な音声信号の出力を防止可能な無線通信監視制御システムを提供することができる。
[1.第1の実施形態]
次に、本発明に係る第1の実施形態について、図1及び2を参照して以下に詳述する。なお、第1の実施形態では、無線通信機器Aからの音声信号の出力に基づいて、当該信号を受信した無線通信機器Bが無線通信機器Aの電源監視判定を実行している。また、図1は、本発明に係る無線通信機器の監視及び制御システムの構成を示すブロック図であり、図2は、当該構成に基づく音声信号判定処理を示すフローチャートである。
[1.1.構成]
まず、図1の通り、通信端末として互いに通信信号授受する無線通信機器A及びBを例にとり、本システムにおける構成を説明する。
(1)無線通信機器Aの構成
無線通信機器Aは、基本的な構成として、外部との信号の送受信を行う信号送受信部11と、無線通信機器Aの駆動システム全体を制御する制御部12と、ユーザに対する警告情報等の通知データを表示する表示部13と、を備えている。なお、この無線通信機器Aには、音声入力端子として例えばマイクが配設されており、このマイクを介してアナログ音声信号が入力可能な構成となっている。
この信号送受信部11は、アンテナを介して無線通信機器Bからの音声信号を受信し、さらにこちら側から当該通信機器Bをはじめ外部に音声信号を出力する。なお、無線通信機器Aから外部へ音声信号を送信する場合とは、前記マイクを通じて入力された音声信号に変調や増幅処理を課し(変調器や増幅器等は図示しない)、アンテナを介して当該信号を外部へ送信することを意味している。また、音声信号のほか、無線通信機器Aの駆動制御を司る制御信号の送受信も行う通信部としての機能を有している。
制御部12は、無線通信機器Aの駆動態様、すなわち起動及び停止等を制御する駆動制御部12aを有している。なお、第1の実施形態では、無線通信機器Bにより電源の消し忘れ等を検出する無線通信機器Aの電源監視判定処理が行われているので、当該通信機器Bから出力された制御信号に基づいて、この駆動制御部12aが、無線通信機器Aの駆動を停止したり、音声出力の調整を行っている。具体的な駆動制御部12aによる処理は後述する。
また、制御部12は、無線通信機器Bからの制御信号に基づいてユーザに対し表示部13を介して通知する警告データを生成する警告データ生成部12bを備えている。例えば、無線通信機器Bにおける電源監視判定処理により、無線通信機器Aの電源の消し忘れ等を示す制御信号が無線通信機器A側に送信された場合に、信号送受信部11を介して当該制御信号を受信すると、この警告データ生成部12bが表示部13に出力する警告データを生成し、当該表示部を介して表示する。
なお、この制御部12には、ユーザが任意に制御部12による制御の解除を実行する制御解除部12cが接続されている。この制御解除部12cを介して当該制御部12による制御を解除することにより、無線通信機器Bからの制御信号に応じた駆動制御部12aによるシステムの駆動制御及び警告データ生成部12bによる警告データ生成処理が停止される。
(2)無線通信機器Bの構成
次に、図1の通り、無線通信機器Aからの音声信号を受信し、当該音声信号に基づいて当該通信機器Aの電源監視判定処理を行う無線通信機器Bの構成を以下に説明する。
無線通信機器Bは、基本構成として、信号を送受信する通信機能を備えた信号送受信部21と、電源監視判定処理や当該通信機器Bの駆動制御を実行する制御部22と、ユーザへの通知データを表示する表示部23を備えている。なお、無線通信機器Bは、無線通信機器Aと同様に、音声信号を入力する入力端子としてマイクが配設されている。
信号送受信部21は、無線通信機器Aに設けた信号送受信部11と同様の機能を有するものであり、アンテナを介して無線通信機器Aからの音声信号を受信し、さらにこちら側から当該通信機器Aをはじめ外部に音声信号を出力する。また、音声信号のほか、後述する電源監視判定処理に基づく制御信号の送受信も行う通信部としての機能を有している。
制御部22は、無線通信機器Aから信号送受信部21を介して受信した音声信号に基づいて、当該通信機器Aの電源の消し忘れを判定する電源監視判定処理機能を備えている。この電源監視判定処理機能は、受信した音声信号の音声レベルが所定の閾値以内であるかを判定する音声レベル判定部22aと、当該音声レベル判定部22aにより所定の閾値以内にあると判定された音声信号が所定の時間出力されているか否かを判定する出力時間判定部22bと、により実現される。
具体的には、この音声レベル判定部22aにより受信した音声信号の強度を示す信号レベルが所定の閾値以内であると判定されると、音声レベルに関しては、通常動作時における音声信号レベルよりも低く、電源の消し忘れによる出力状態を示すレベルにあると判断される。そして、出力時間判定部22bにおいて、音声レベル判定部22aを通じて音声レベルが所定の閾値以内と判定された音声信号に関して、無線通信機器Aから所定の時間閾値以上出力されているか否かが判断され、閾値以上であった場合に電源の消し忘れが発生していると判定される。
そして、上記のような電源監視判定処理により無線通信機器Aの電源消し忘れが判定されると、制御部22は、電源の消し忘れを示す制御信号を無線通信機器Aに対して出力する。
なお、音声レベル判定部22aと出力時間判定部22bのうち、少なくとも一方において上記条件を満たさなかった場合、すなわち、音声レベルが所定の閾値を上回る場合か、音声信号が所定時間以上出力されてない場合のいずれかに該当する場合には、無線通信機器Aにおける電源の消し忘れは生じておらず、制御部22は、通常の音声信号入力であると判断する。
また、制御部22には、無線通信機器Aと同様に、ユーザが任意に制御部22による制御の解除を実行する制御解除部24が接続されている。この制御解除部24により制御部22による制御を解除すると、上記音声レベル判定部22a及び出力時間判定部22bによる判定処理は停止し、無線通信機器Bでは無線通信機器Aの電源監視判定処理は行われない。
[1.2.作用効果]
次に、第1の実施形態に係る上記構成に基づいた無線通信監視制御システムにおける電源監視判定処理手順を、図2のフローチャートを参照して以下に説明する。なお、上述した通り、第1の実施形態では、無線通信機器Bにおいて無線通信機器Aの電源消し忘れを判定している。
まず、無線通信機器Aにおいて、マイクを通して音声信号が入力される(STEP201)。なお、電源消し忘れ時では、マイクから通常より音声レベルの低い音声信号が入力されている可能性が高い。そして、変調器や増幅器等(図示しない)を介して変調、増幅された音声信号を、信号送受信部11を通じて無線通信機器Bに対し出力する(STEP202)。
そして、無線通信機器Aの信号送受信部11を介して送信された音声信号は、無線通信機器Bの信号送受信部21により受信される(STEP203)。無線通信機器B側で受信した音声信号は、制御部22の音声レベル判定部22aにより音声レベルが検知され、当該音声レベルが所定の閾値以内であるかが判定される(STEP204)。
音声レベル判定部22aにより受信した音声信号の音声レベルが所定の閾値以内であると判定される場合には(YES)、出力時間判定部22bは、当該音声信号が無線通信機器Aから出力される時間を計測し、計測された時間が所定の時間閾値以上であるかを判定する(STEP205)。
出力時間判定部22bにより、所定の閾値以内の音声レベルを有する音声信号の出力時間が所定の時間閾値以上であると判定される場合には(YES)、制御部22は、無線通信機器Aにおいて電源の消し忘れが発生していると判断し、電源の消し忘れを示す制御信号を無線通信機器Aに対して出力する(STEP206)。
一方、STEP204において、音声レベル判定部22aが受信した音声信号の音声レベルが所定の閾値を上回ると判定した場合には(NO)、無線通信機器Aの電源の消し忘れはなく、通常の音声信号入力であると判断される(STEP207)。また、STEP205において、出力時間判定部22bが所定の閾値以内の音声レベルを有する音声信号の出力時間が所定の時間閾値を下回ると判定した場合には(NO)、上記同様、無線通信機器Aの電源の消し忘れはなく、通常の音声信号入力であると判断される(STEP207)。
なお、上記のように、音声レベル判定部22aにより音声レベルが所定の閾値を上回ると判定された場合(NO)や、出力時間判定部22bにより所定の閾値以内の音声レベルを有する音声信号の出力時間が所定の時間閾値を下回ると判定された場合(NO)には、表示部23を介して、この計測した音声レベルや出力時間等の状態データが表示部に表示される(STEP208)。また、制御部22により無線通信機器Aにおいて電源の消し忘れが発生していると判定され、当該電源の消し忘れを示す制御信号が無線通信機器Bに対して出力された場合も(STEP206のYES)、計測した音声レベルや出力時間等の状態データが表示部23に表示される(STEP208)。
STEP206において出力した電源消し忘れを示す制御信号は、無線通信機器Aの信号送受信部11を介して無線通信機器A側で受信される(STEP209)。そして、受信した当該信号に基づいて、制御部12内の警告データ生成部12bは、ユーザに対し電源の消し忘れを通知するための警告データを生成し、表示部13を通じてそれを表示する(STEP210)。
警告データ生成部12bにより生成された警告データが表示がされると、無線通信機器Bから受信した制御信号に基づき、駆動制御部12aが無線通信機器Aの駆動システムを停止する(STEP211)。すなわち、無線通信機器Aの電源をOFFにすることで停止状態を実現する。あるいは、この駆動制御部12aは、制御信号を受け取ることにより、無線通信機器Aを完全に停止させなくても無線通信機器Bに対して送信する音声信号の出力を低下させるよう制御する。
なお、図2のフローチャートには記載しないが、ユーザは、任意に無線通信機器A及びBによる制御の解除を制御解除部14、24を通じて実行することができる。具体的には、制御解除部14を通じて制御解除が行われると、無線通信機器A側で受信した制御信号に基づいて動作する警告データ生成部12b及び駆動制御部12aによる制御が停止する。また、無線通信機器Bの制御解除部24を通じて制御解除が行われると、制御部22において、音声レベル判定部22a及び出力時間判定部22bによる判定処理は停止し、電源監視判定処理は行われない。
以上のような本実施形態によれば、ユーザが電源を消し忘れた無線通信端末であっても音声信号の送信先の無線通信端末を通じて監視することができるので、適切に送信元の無線通信端末の電源を制御することが可能となり、過剰な電力消費や不要な音声信号の出力を防止可能な無線通信監視制御システムを提供することができる。
[2.第2の実施形態]
次に、本発明に係る第2の実施形態についての無線通信監視制御システムの構成及び作用を図3及び4を参照して以下に説明する。
なお、第2の実施形態は、無線通信機器Aで入力された音声信号に基づき、当該通信機器A側で電源監視判定処理を行い、その状態信号を無線通信機器Bに送信することで第三者に伝達し、無線通信機器B側から無線通信機器Aの駆動を制御するための制御信号を出力するものである。また、図3は、第2の実施形態に係る無線通信監視制御システムの構成を示すブロック図であり、図4は、当該構成に基づく電源監視判定処理を示すフローチャートである。
[2.1.構成]
まず、図3の通り、無線通信端末として互いに通信する無線通信機器A及びBを例にとり、本システムにおける構成を説明する。
(1)無線通信機器Aの構成
無線通信機器Aは、基本的な構成として、第1の実施形態と同じように、外部との信号の送受信を行う信号送受信部31と、無線通信機器Aの駆動システム全体を制御する制御部32と、ユーザに対する警告情報等の通知データを表示する表示部33と、を備えている。なお、この無線通信機器Aには、音声入力端子として例えばマイクが配設されており、このマイクを介してアナログ音声信号が入力可能な構成となっている。
ここで、信号送受信部31は、第1の実施形態と同様に、アンテナを介して無線通信機器Bからの音声信号や制御信号の送受信を行う通信部としての役割を担うものであるが、本実施形態では、後述する電源監視判定処理に基づく音声信号の状態を示す状態信号の送受信も行っている。
制御部32は、電源監視判定処理を実現する音声レベル判定部32a及び入力時間判定部32bを備えている。なお、この音声レベル判定部32aは、第1の実施形態において無線通信機器Bに内蔵されたものと同じ構成を有しているため説明は省略する。
入力時間判定部32bは、無線通信機器Aに内蔵されたマイク等の入力端子から入力信号が入力され続ける時間を検知し、この時間が所定の時間閾値以上であるかを判定する。すなわち、第1の実施形態では、無線通信機器Bにおいて受信した音声信号の無線通信機器Aからの出力時間を計測し、所定の時間閾値以上であるかを判定していたのに対し、本実施形態では、無線通信機器A自身により音声信号の入力時間が所定の時間閾値以上であるかを判定している。
ここで、制御部32は、音声レベル判定部32aにより計測した音声レベルが所定の閾値以内であり、かつ、入力時間判定部32bにより当該音声レベルを有する音声信号の入力時間が所定の時間閾値以上であった場合に、無線通信機器Aにおいて電源消し忘れが発生していると判定している。
また、制御部32は、音声レベル判定部32a及び入力時間判定部32bによる電源監視判定処理により、無線通信機器Aにおいて電源消し忘れが発生していると判定する場合に、電源消し忘れが発生していることを示す上記音声レベルや入力時間を含む状態信号を生成する状態信号生成部32cを備えている。この状態信号生成部32cで生成された状態信号が信号送受信部31を介して無線通信機器B側に送信されることになる。
なお、制御部32は、第1の実施形態と同様に、無線通信機器Aの駆動態様、すなわち当該機器Aの起動及び停止等を制御する駆動制御部32dを備えている。この駆動制御部32dは、後述するが、送信された上記状態信号をもとに無線通信機器B側でユーザが選択した制御信号に基づいて、無線通信機器Aの駆動を停止したり、音声出力の調整を行っている。
また、制御部32は、第1の実施形態と同様に、無線通信機器Bからの制御信号に基づいてユーザに対し表示部33を介して通知する警告データを生成する警告データ生成部32eを備えている。
そして、この制御部32には、ユーザが任意に制御部32による制御の解除を実行する制御解除部34が接続されている。この制御解除部34を介して当該制御部32による制御を解除することにより、電源監視判定処理や無線通信機器Bからの制御信号に応じた駆動制御部32dによるシステムの駆動制御及び警告データ生成部32eによる警告データ生成処理が停止される。また、この解除により状態信号生成部32cによる状態信号の生成処理も停止する。
(2)無線通信機器Bの構成
次に、図3の通り、無線通信機器Aからの状態信号を受信し、当該状態信号に基づいて無線通信機器Aの駆動態様を制御する制御信号を生成し、それを無線通信機器A側に出力する無線通信機器Bの構成を以下に説明する。
無線通信機器Bは、基本構成として、信号を送受信する通信機能を備えた信号送受信部41と、当該通信機器Bの駆動を制御したり、無線通信機器A用の制御信号を生成する制御部42と、ユーザへの通知データを表示する表示部43と、を備えている。
信号送受信部41は、無線通信機器Aに設けた信号送受信部31と同様の機能を有するものであるが、本実施形態では主に無線通信機器Aにて生成された状態信号を受信し、また後述する無線通信機器Bで生成した制御信号を無線通信機器A側に送信している。
制御部42は、無線通信機器Aから信号送受信部41を介して受信した状態信号に基づいて、無線通信機器Aの電源をOFFとする制御が必要であるかの選択をユーザから受け付けるユーザ選択部44を備えている。この選択部44を介して、ユーザが無線通信機器Aの電源停止の制御が必要と選択した場合には、電源停止を示す制御信号が信号送受信部41を通じて無線通信機器Aに送信される。なお、電源停止の代わりに、音声出力の低下を促す制御をユーザが選択することも可能であり、この場合には、音声出力の低下を示す制御信号が信号送受信部41を介して無線通信機器Aに送信される。また、制御部42は、ユーザによる制御の選択処理だけでなく、無線通信機器Bの駆動制御等も行う機能を有している。
一方で、この制御部42のユーザ選択部44において、ユーザが無線通信機器Aの電源停止の制御が必要ないと選択した場合には、当該制御部42による制御を解除することにより、無線通信機器Aへの制御信号の送信処理が停止され、当該通信機器Aでは無線通信機器Bからの指示による制御を行わないよう設定することができる。
[2.2.作用効果]
次に、上記第2の実施形態に係る構成に基づいて、無線通信機器Aの電源監視判定処理を図4のフローチャートを参照して以下に説明する。なお、上述した通り、第2の実施形態では、無線通信機器A自身において電源監視判定処理を行っている。
まず、無線通信機器Aにおいて、マイクを通して音声信号が入力される(STEP401)。なお、電源消し忘れ時では、マイクから通常より音声レベルの低い音声信号が入力されている可能性が高い。
そして、当該通信機器Aに内蔵された制御部32の音声レベル判定部32aは、無線通信機器Aにおいて入力された音声信号の音声レベルを検知し、検知した音声レベルが所定の閾値以内であるかを判定する(STEP402)。音声レベル判定部32aにより入力された音声信号の音声レベルが所定の閾値以内であると判定される場合には(YES)、入力出力時間判定部32bは、当該音声信号が無線通信機器Aに入力された時間を計測し、計測された時間が所定の時間閾値以上であるかを判定する(STEP403)。
入力時間判定部32bにより、所定の閾値以内の音声レベルを有する音声信号の入力時間が所定の時間閾値以上であると判定される場合には(YES)、制御部32は、無線通信機器Aにおいて電源の消し忘れが発生していると判断し、状態信号生成部32cが当該電源の消し忘れを示す音声レベルや入力時間を含む状態信号を生成する(STEP404)。そして、状態信号生成部32cで生成された状態信号は、信号送受信部31を介して無線通信機器B側に出力される(STEP405)。
一方、STEP402において、音声レベル判定部32aが、音声レベルが所定の閾値を上回ると判定した場合には(NO)、無線通信機器Aの電源の消し忘れはなく、再度、マイクからの入力を検知することで音声レベル判定が繰り返される。また、STEP403において、入力時間判定部32bが、音声信号の入力時間が所定の時間閾値を下回ると判定した場合には(NO)、上記同様、無線通信機器Aの電源の消し忘れはなく、マイクからの入力を再度検知することで音声信号の入力時間判定が繰り返される。
STEP405において無線通信機器B側に出力された状態信号は、当該通信機器Bの信号送受信部41を介して受信され(STEP406)、当該状態信号情報が表示部43を通じて表示される(STEP407)。これにより、無線通信機器Bの所有者は、通信機器Aの状況を確認することが可能となる。
そして、この受信した状態信号をもとに、制御部42のユーザ選択部44において、ユーザから無線通信機器Aの電源をOFFとする制御や音声出力を低下させる制御の選択を受け付ける(STEP408)。ユーザが、ユーザ選択部44を介し、無線通信機器Aの電源停止等の制御が必要であると判断し、このような制御を選択した場合には(YES)、制御部43は、無線通信機器Aへの電源停止(あるいは音声信号の出力低下)を示す制御信号信号送受信部41を介して当該制御信号を無線通信機器Aへ送信する(STEP409)。
一方、STEP408において、ユーザ選択部44が、無線通信機器Aの電源停止等の制御が不要であると選択を受け付けた場合は(NO)、制御部42による状態信号をもとにした電源の停止等を示す制御信号が無線通信機器Aに送信されることはなく、無線通信機器B側では無線通信機器Aの電源監視に関与しない(STEP410)。
STEP409において、制御信号が無線通信機器Aに送信されると、当該無線通信機器Aは、無線通信機器Bから送信された制御信号を信号送受信部31を介して受信する(STEP411)。そして、受信した制御信号に基づいて制御部32内の警告データ生成部32eが、ユーザに対し電源の消し忘れを通知するための警告データを生成し、表示部33を通じてそれを表示する(STEP412)。
警告データ生成部32eにより生成された警告データが表示がされると、無線通信機器Bから受信した制御信号に基づき、駆動制御部32dが無線通信機器Aの駆動システムを停止する(STEP413)。すなわち、無線通信機器Aの電源をOFFとすることで当該通信機器Aの停止状態を実現し、電源消し忘れ状態が解消される。あるいは、駆動制御部32dは、受信した制御信号に基づいて、無線通信機器Aを完全に停止させなくても無線通信機器Bに対して送信する音声信号の出力を低下させるよう制御する。
駆動制御部32dにより無線通信機器Aの停止制御が行われると、その際の状態信号が状態信号生成部32cを通じて生成され(STEP414)、信号送受信部31を介して無線通信機器B側へ送信される(STEP415)。そして、送信された状態信号は再度通信機器B側で受信され、電源停止等の制御の実行に関して、制御部42のユーザ選択部44を解してユーザによる判断を行い続けることが可能となる。
以上のような本実施形態によれば、ユーザが電源を消し忘れた無線通信端末であっても音声信号の送信先の無線通信端末を通じてユーザが監視することができるので、音声信号の音声レベルや入力時間等の状態信号に基づいて、ユーザの選択により適切に送信元の無線通信端末の電源を制御することが可能となり、過剰な電力消費や不要な音声信号の出力を防止可能な無線通信監視制御システムを提供することができる。
[3.他の実施形態]
なお、本発明は、上記第1及び2の実施形態における無線通信機器A、Bに内蔵する制御部の構成に限定するものではなく、各制御部に必須構成要素として電源監視判定処理機能や警告データ生成処理機能などを備える実施形態も包含する。すなわち、上記第1及び2の実施形態では、無線通信機器A、Bのいずれかに電源監視判定処理機能か警告データ生成処理機能が備えれられているが、当該通信機器A、B双方にこのような機能が内蔵される制御部の構成も本発明は包含している。
また、本発明は、警告データ生成部により生成された警告データを表示部に表示する上記実施形態に限定するものではなく、スピーカー等の出力端子を設け、電源消し忘れの発生を音声により通知する実施形態も包含する。例えば、警告情報表示によるものではなく、ブザー等により無線通信機器の所有者に当該機器の電源の消し忘れを通知する実施形態である。
また、本発明は、上記第2の実施形態において状態信号生成部32cにより状態信号を生成し、無線通信機器B側に出力しているが、この態様に限定するものではなく、当該通信機器Bへ状態信号を生成せずに無線通信機器A自身によりシステム駆動等を制御する実施形態も包含する。具体的には、電源監視判定処理により無線通信機器Aにおいて電源の消し忘れが発生していると判定されると、状態信号生成部32cにより状態信号を生成することなく、この無線通信機器A自身において電源の停止や、警告データ表示などの制御が行われる実施形態を本発明は包含している。
本発明の第1の実施形態に係る無線通信監視制御システムの構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態に係る無線通信監視制御システムの電源監視判定処理を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る無線通信監視制御システムの構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る無線通信監視制御システムの電源監視判定処理を示すフローチャート。
符号の説明
11・・・信号送受信部(第1の実施形態の無線通信機器A)
12・・・制御部(第1の実施形態の無線通信機器A)
12a・・・駆動制御部
12b・・・警告データ生成部
13・・・表示部(第1の実施形態の無線通信機器A)
14・・・制御解除部(第1の実施形態の無線通信機器A)
21・・・信号送受信部(第1の実施形態の無線通信機器B)
22・・・制御部(第1の実施形態の無線通信機器B)
22a・・・音声レベル判定部
22b・・・出力時間判定部
23・・・表示部(第1の実施形態の無線通信機器B)
24・・・制御解除部(第1の実施形態の無線通信機器B)
31・・・信号送受信部(第2の実施形態の無線通信機器A)
32・・・制御部(第2の実施形態の無線通信機器A)
32a・・・音声レベル判定部
32b・・・入力時間判定部
32c・・・状態信号生成部
32d・・・駆動制御部
32e・・・警告データ生成部
33・・・表示部(第2の実施形態の無線通信機器A)
34・・・制御解除部(第2の実施形態の無線通信機器A)
41・・・信号送受信部(第2の実施形態の無線通信機器B)
42・・・制御部(第2の実施形態の無線通信機器B)
43・・・表示部(第2の実施形態の無線通信機器B)
44・・・ユーザ選択部(第2の実施形態の無線通信機器B)

Claims (8)

  1. 信号の授受を行う自無線通信端末と他無線通信端末とを含む通信系を有する無線通信監視制御システムであって、
    前記自無線通信端末は、
    マイクを通じて音声信号を入力する入力手段と、
    前記自無線通信端末の駆動態様を制御する駆動制御手段と、を備え、
    前記他無線通信端末は、
    前記入力手段を通じて入力された前記音声信号が前記自無線通信端末から送信されると、当該音声信号の信号強度及び継続時間の多寡により当該自無線通信端末の電源の消し忘れを判定する電源監視判定手段と、
    前記電源監視判定手段により前記自無線通信端末において電源の消し忘れが発生していると判定される場合に、当該電源の消し忘れを示す制御信号を前記自無線通信端末に送信する送信手段と、を備え、
    前記駆動制御手段は、前記送信手段により送信された前記電源の消し忘れを示す制御信号を前記自無線通信端末側で受信すると、前記自無線通信端末の電源を停止することを特徴とする無線通信監視制御システム。
  2. 信号の授受を行う自無線通信端末と他無線通信端末とを含む通信系を有する無線通信監視制御システムであって、
    前記自無線通信端末は、
    マイクを通じて音声信号を入力する入力手段と、
    前記自無線通信端末の駆動態様を制御する駆動制御手段と、
    前記入力手段を通じて入力された前記音声信号の信号強度及び継続時間の多寡により前記自無線通信端末の電源の消し忘れを判定する電源監視判定手段と、
    前記電源監視判定手段により前記自無線通信端末の電源の消し忘れを判定された場合に、当該電源消し忘れ発生時の信号強度や継続時間を含む状態信号を生成する状態信号生成手段と、
    前記状態信号生成手段により生成された前記状態信号を前記他無線通信端末に送信する状態信号送信手段と、を備え、
    前記他無線通信端末は、
    前記状態信号送信手段により送信された前記状態信号を受信すると、前記状態信号から前記自無線通信端末の電源停止の制御が必要であるかの選択をユーザから受け付けるユーザ選択手段と、
    前記ユーザ選択手段を介してユーザにより前記自無線通信端末の電源停止の制御が必要であると選択された場合に、前記自無線通信端末の電源停止を示す制御信号を前記自無線通信端末に送信する送信手段と、を備え、
    前記駆動制御手段は、前記送信手段により送信された前記電源停止を示す制御信号を前記自無線通信端末側で受信すると、前記自無線通信端末の電源を停止することを特徴とする無線通信監視制御システム。
  3. 前記電源監視判定手段は、
    前記音声信号の信号強度が所定の強度閾値以内であり、かつ、前記音声信号の継続時間が所定の時間閾値以上である場合に、前記自無線通信端末において電源の消し忘れが発生していると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信監視制御システム。
  4. 前記自無線通信端末は、
    表示部と、
    前記送信手段により送信された前記制御信号を前記自無線通信端末側で受信した場合に、警告データを前記表示部に表示する警告データ表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載に無線通信監視制御システム。
  5. 信号の授受を行う自無線通信端末と他無線通信端末とを含む通信系を有する無線通信監視制御方法であって、
    前記自無線通信端末は、
    前記自無線通信端末の駆動態様を制御する駆動制御ステップを実行し、
    前記他無線通信端末は、
    前記自無線通信端末にマイクを通じて音声信号が入力され、前記音声信号が前記自無線通信端末から送信されると、当該音声信号の信号強度及び継続時間の多寡により当該自無線通信端末の電源の消し忘れを判定する電源監視判定ステップと、
    前記電源監視判定ステップにより前記自無線通信端末において電源の消し忘れが発生していると判定される場合に、当該電源の消し忘れを示す制御信号を前記自無線通信端末に送信する送信ステップと、を実行し、
    前記駆動制御ステップは、前記送信ステップにより送信された前記電源の消し忘れを示す制御信号を前記自無線通信端末側で受信すると、前記自無線通信端末の電源を停止することを特徴とする無線通信監視制御方法。
  6. 信号の授受を行う自無線通信端末と他無線通信端末とを含む通信系を有する無線通信監視制御方法であって、
    前記自無線通信端末は、
    前記自無線通信端末の駆動態様を制御する駆動制御ステップと、
    前記自無線通信端末にマイクを通じて音声信号が入力されと、当該音声信号の信号強度及び継続時間の多寡により前記自無線通信端末の電源の消し忘れを判定する電源監視判定ステップと、
    前記電源監視判定ステップにより前記自無線通信端末の電源の消し忘れを判定された場合に、当該電源消し忘れ発生時の信号強度や継続時間を含む状態信号を生成する状態信号生成ステップと、
    前記状態信号生成ステップにより生成された前記状態信号を前記他無線通信端末に送信する状態信号送信ステップと、を実行し、
    前記他無線通信端末は、
    前記状態信号送信ステップにより送信された前記状態信号を受信すると、前記状態信号から前記自無線通信端末の電源停止の制御が必要であるかの選択をユーザから受け付け、
    ユーザにより前記自無線通信端末の電源停止の制御が必要であると選択された場合に、前記自無線通信端末の電源停止を示す制御信号を前記自無線通信端末に送信する送信ステップを実行し、
    前記駆動制御手段は、前記送信手段により送信された前記電源停止を示す制御信号を前記自無線通信端末側で受信すると、前記自無線通信端末の電源を停止することを特徴とする無線通信監視制御方法。
  7. 前記電源監視判定ステップは、
    前記音声信号の信号強度が所定の強度閾値以内であり、かつ、前記音声信号の継続時間が所定の時間閾値以上である場合に、前記自無線通信端末において電源の消し忘れが発生していると判定することを特徴とする請求項5又は6に記載の無線通信監視制御方法。
  8. 前記自無線通信端末は、
    表示部を備え、
    前記送信ステップにより送信された前記制御信号を前記自無線通信端末側で受信した場合に、警告データを前記表示部に表示する警告データ表示ステップを実行することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載に無線通信監視制御方法。
JP2007215307A 2007-08-21 2007-08-21 無線通信監視制御システム Pending JP2009049814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007215307A JP2009049814A (ja) 2007-08-21 2007-08-21 無線通信監視制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007215307A JP2009049814A (ja) 2007-08-21 2007-08-21 無線通信監視制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009049814A true JP2009049814A (ja) 2009-03-05

Family

ID=40501573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007215307A Pending JP2009049814A (ja) 2007-08-21 2007-08-21 無線通信監視制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009049814A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110168634A (zh) * 2017-03-24 2019-08-23 雅马哈株式会社 发声装置及发声系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110168634A (zh) * 2017-03-24 2019-08-23 雅马哈株式会社 发声装置及发声系统
CN110168634B (zh) * 2017-03-24 2024-03-19 雅马哈株式会社 发声装置、发声系统及游戏装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5577458B2 (ja) 補聴器の自動電源オフ
KR20160012773A (ko) 무선 통신 가능한 절전형 안전모 및 그의 무선 송수신 방법
US9661480B2 (en) Triggering application action using non-standard controls
JP2009049814A (ja) 無線通信監視制御システム
JP5292232B2 (ja) 無線機
JP2009248711A (ja) 車載通信システム
JP5041850B2 (ja) 電話装置
JP2017099128A (ja) 受電装置
JP6330869B2 (ja) 無線通信システム、及び、無線通信装置
JP2017112567A (ja) 情報提供装置および情報提供システム
KR100929571B1 (ko) 긴급 상황시 무선통신 단말기의 전원을 제어하는 방법 및 이를 이용하는 외부장치
JP2010183496A (ja) 制御システム、制御方法及び制御装置
JP2008301040A (ja) 移動通信端末装置
JP2007259055A (ja) 無線通信装置
JP4919073B2 (ja) 無線通信システム
US9940818B2 (en) Method for controlling mobile phone loss prevention function by means of bluetooth earphones
JP2006217278A (ja) ゲート装置、携帯電話装置及びゲートシステム
JPH08335904A (ja) 移動局装置及び移動通信システム
JP6653167B2 (ja) 無線通信システム、無線送受信装置、及び音声出力判定方法
JP2012023470A (ja) 補聴器
JP4220256B2 (ja) 無線通信機
JP2006345141A (ja) 無線通信装置
JP2012242219A (ja) 電力計測装置
JP2011077813A (ja) 報知装置
JP2007150453A (ja) テレビインターホン装置