JP2011077813A - 報知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】双方向通信を必要とすることなく、確実に自身の居場所を知らせることができる機能を備えた報知装置を提供する。
【解決手段】報知装置は、リモコン装置として構成することができる。この装置は、周囲の明るさを検出するための光センサ11と、自身の場所を知らせるための所定の報知を行う報知回路13と、光センサ11の検出結果に応じて報知回路13を制御するセンサIC12とを備えている。そしてセンサIC12は、光センサ11による検出結果に従って、報知装置の周囲の明るさが所定レベルより暗くなったと判断したときに、報知回路13を動作させて報知を行わせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、報知装置に関し、より詳細には、自身の場所をユーザに知らせるための報知機能を備えた報知装置に関する。
本発明に係る報知装置は、テレビやレコーダ等のAV機器、エアコン等の家電製品、電子機器、玩具等の一般家庭用機器を中心に、幅広い機械・機器の操作に用いられるリモコン装置に適用できるものである。
リモコン装置は、機械や機器等を遠隔操作するためのシステムのうち、操作のための信号を送信する側の機器であり、通常、機械や機器の本体側で操作信号を受信する装置と対を成している。また双方向通信で受信も行うものもある。リモコン装置は、赤外線や電波等の無線で信号の送受信を行うものが多く用いられている。
無線通信を用いたリモコン装置を使用しているとき、ユーザは、リモコン装置が見つからなくなって困ることがある。このような場合に対処するため、ユーザに対してリモコン装置の場所を知らせる報知機能を備えたリモコン装置が知られている。
一般に、このような報知機能を備えたリモコン装置には、双方向通信を行うRFリモコンが用いられる。そして、RFリモコンに対してその位置を知らせるような要求信号を送信すると、その要求信号を受信したRFリモコンが所定の方法で場所を報知するようになっている。報知するための所定の方法には、例えば、ブザー音や音声の発生、あるいはLEDの発光などがある。これらによってユーザは、見つからなかったリモコン装置を容易に見つけることが可能となる。
例えば、特許文献1には、主装置から呼び出し信号を発信し、これを受けたリモコン装置にて発音または発声させるようにすることで、リモコン装置の存在場所が不明のときにも容易に発見できるようにした技術が開示されている。
また、特許文献2には、本体からリモコン装置に電波によって所定のデータを送信し、これに従ってリモコン装置がブザーを鳴らせるようにすることにより、リモコン装置の所在がわからないときにもその所在を知らせることができるようにした技術が開示されている。
また、特許文献3には、ワイヤレスの被制御装置からの呼び出し操作に応じて、ワイヤレスリモコン装置が応答することで、ワイヤレスリモコン装置の場所を操作者に知らせることができるようにした技術が開示されている。
特開昭62−72295号公報 特開平3−218197号公報 特開平4−25394号公報
上記のように、自身の場所を知らせる機能をもった従来のリモコン装置は、通信相手先から送信された呼び出しのための信号を受信したときに、これに応じて所定の方法で自身の場所を知らせるようにしている。つまり、リモコン装置は、通信相手先から所定の呼び出し信号を送信してもらう必要があり、双方向通信機能をもったリモコン装置に限られてしまう。また、自身の場所を知らせる場合にも、通信相手先から送信された所定の呼び出し信号を受信できる場所にあるときに限られてしまう。
また、リモコン装置に限らず、ユーザによって移動する器具や装置、例えば車のキーや携帯電話などは、その置き場所がわからなくなってユーザが困ることがある。このような場合にも、これら器具や装置の場所をユーザに知らせることができる機能が求められる。しかしながら、この場合にも、双方向通信機能を用いてその器具や装置に返事をさせる場合には、上記リモコン装置と同様の課題が生じる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、双方向通信を必要とすることなく、確実に自身の居場所を知らせることができる機能を備えた報知装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、周囲の明るさを検出するための光センサと、自身の場所を知らせるための所定の報知を行う報知手段と、光センサの検出結果に応じて報知手段を制御する制御手段とを備えた報知装置であって、制御手段は、光センサによる検出結果に従って、報知装置の周囲の明るさが所定レベルより暗くなったと判断したときに、前記報知手段を動作させて報知を行うことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、制御手段が、光センサの出力電圧を監視し、出力電圧が所定レベルより高い状態から、所定レベル以下に変化したときに前記報知手段を動作させることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1または第2の技術手段において、光センサとしてソーラーパネルを用いることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、ソーラーパネルが生成した電荷を蓄電し、制御手段及び報知手段を動作させる電源として使用することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1〜第4のいずれか1の技術手段において、報知手段が、複数種類の異なる方法で報知を行うことができるように構成され、制御手段は、所定時間内に報知手段を複数回動作させる場合に、異なる方法で報知を行うよう、報知手段を制御することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第5の技術手段において、複数回の報知のうち、1回目の報知がLEDの発光による報知であり、2回目の報知がブザー音または音声の出力による報知であることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1の技術手段において、制御手段が、光センサの出力電圧を監視し、出力電圧が所定レベルより高い状態から、所定レベル以下に変化したことを所定時間内に複数回検知したとき、1回目の検知では報知手段による報知を行わず、2回目の検知のときに報知手段を動作させて報知を行うことを特徴としたものである。
本発明によれば、双方向通信を必要とすることなく、確実に自身の居場所を知らせることができる機能を備えた報知装置を提供することを提供することができる。この報知装置は、周囲の明るさが変わればそれに反応して報知を行うため、双方向通信機能がなくても、自身の場所を知らせるための報知を行うことができる。また、報知装置の場所に関係なく、報知装置単独で周囲の明るさを検知し、その結果に応じて報知を行うことができる。
本発明によるリモコン装置の一実施形態を説明するための図である。 リモコン装置の要部構成を説明するためのブロック図である。 光センサの出力電圧に応じた制御の一例を示す図である。 リモコン装置による報知動作処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明による報知装置の第2の実施形態を説明するための図である。 光センサの出力電圧に応じた他の制御例を示す図である。 リモコン装置による報知動作処理の他の例を説明するためのフローチャートである。 本発明による報知装置の第3の実施形態を説明するための図である。 ソーラーパネルの出力電圧に応じた制御例を示す図である。
本発明に係る報知装置は、周囲の明るさを検出して、その検出結果に応じて、自身の位置を知らせるための報知を行うものである。報知の方法としては、音声出力、LEDの発光、ブザー音の出力、などを用いることができる。これにより、ユーザは、報知装置の場所がわからなくなった場合にも、例えば、部屋の照明を消灯するなどの簡単な方法で報知装置を確実に見つけることができるようになる。
本発明の報知装置は、例えば、家電や機器等を操作するためのリモコン装置に好適に適用できる。以下の具体的な実施形態では、報知装置をリモコン装置に適用したものを例として説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明による報知装置の一実施形態を説明するための図で、報知装置として構成したリモコン装置の要部を示すものである。図1において、1はリモコン装置、2は光源、11は光センサ、12はセンサIC、13は報知回路、14はリモコン装置の筐体、15は基板、131は報知回路により音声出力を行うスピーカである。
本実施形態に係るリモコン装置1は、光センサ11によって、リモコン装置1の周囲の明るさを検出し、リモコン装置1の周囲が暗くなったときに、報知回路13により所定の方法で自身の場所を知らせる動作を行う。この例では、所定の方法として音声出力を用いているが、その他、LED発光やブザー音の出力などを用いるようにしてもよい、
光センサ11は、例えばフォトダイオードを用いたもので、光源2からの光が入射すると光起電力効果によって電圧が生じ、その電圧(出力電圧)を測定することで光センサとして利用するものである。センサIC12は、光センサ11からの出力電圧を監視し、光センサの出力電圧が所定レベルより高い状態から所定レベル以下に変化したときに、すなわち、リモコン装置1の周囲が所定レベルより暗くなったときに、報知回路13を制御し、リモコン装置1の自身の位置を知らせるための制御を行う。センサIC12は、本発明の制御手段に相当するものである。
報知回路13は、所定の方法でリモコン装置の自身の位置を報知する動作を実行させる。例えば、報知回路13に接続されたスピーカ131から所定の音声を出力させる。また、報知回路13によってLEDを発光させたり、ブザー音を出力させたりするものであってもよい(いずれも図示せず)。これにより、ユーザは、周囲が暗くなったときに、リモコン装置1が所定の方法で報知を行うため、リモコン装置1を探すことなく、リモコン装置1の場所を知ることができるようになる。例えば、夜間や暗い場所で光源2等により部屋を明るくしているとき、リモコン装置の場所がわからなくなったときには、ユーザは、光源2を一旦消灯することにより、リモコン装置1に所定の報知を行わせることができる。
図2は、リモコン装置の要部構成を説明するためのブロック図である。リモコン装置1は、光センサ11、センサIC12、報知回路13、及びリモコン送信機回路部16を備えている。リモコン送信機回路部16は、ユーザ操作に応じたリモコン信号を送信するための回路部であり、従来のリモコン装置に備えられる回路部と同様のものである。つまりリモコン送信機回路部16は、ユーザ操作を行うキーやボタンなどの入力部、入力部に対する入力操作に応じたリモコン信号を生成する制御部、制御部の制御に従って、生成されたリモコン信号を送信する送信部等を有している。また、リモコン送信機回路部16に含まれる電源161によって、光センサ11,センサIC12、及び報知回路13を動作させる電源が供給される。
光センサ11からの出力電圧は、センサIC12で監視され、センサIC12は、その出力電圧が所定の閾値以下に変化したものと判断したときに、報知回路13を制御して所定の方法で報知を行う。報知の方法は、上述したように、音声出力、LEDの発光、ブザーの鳴動等が適用できるが、報知方法はこれらに限定されることなく、適宜定めることができる。
図3は、光センサの出力電圧に応じた制御の一例を示す図である。光センサ11から出力される出力電圧の値は、光センサ11が検出する光量、つまりその部屋の明るさに応じて変化する。つまり部屋が明るければ出力電圧は高く、暗くなると出力電圧は低くなる。ここで、報知回路13を動作させるための閾値Sを予め設定しておく。そしてセンサIC12は、出力電圧を監視して、出力電圧が閾値S以下になったとき(ポイントP)、報知回路13を動作させ、所定の方法で報知を行わせる。
光センサ11からの出力電圧値に応じて報知回路13により報知を行わせる場合には、一定時間、例えば10秒程度だけ報知回路13により音声出力等の報知を行わせる。ここでは、出力電圧が閾値Sより大きい状態から、閾値S以下になった時点から所定時間だけ報知を行わせる。その後は、出力電圧が閾値より小さい状態が維持されても報知を行う必要はない。常に報知を行うと逆にユーザが煩わしく感じたり、消費電力が大きくなるためである。
従って、ユーザがリモコン装置1を探す場合には、暗い部屋で光源が点灯されていることにより明るくなっている状態で一旦光源を消灯することにより、リモコン装置1が明るさの変化を検知して、音声出力等の報知が行われる。また、周囲が明るい日中であれば、カーテンを閉めるなどによって部屋の中を暗くすれば、リモコン装置1がその明るさの変化を検知して所定の報知が行われる。
図4は、リモコン装置による報知動作処理の一例を説明するためのフローチャートである。リモコン装置1のセンサIC12は、光センサ11から出力される電圧をチェックする(ステップS1)。そして、センサIC12は、その出力電圧が所定の閾値以下に変化したか否かを判別する(ステップS2)。この場合、センサIC12では、光センサ11からの出力電圧が閾値より高い状態から閾値以下の状態に変化したか否かを判定する。これにより、リモコン装置1の周囲の明るさが、所定レベルの明るさより暗くなったことが判断できる。
センサIC12は、光センサ11からの出力電圧が閾値以下に変化していなければ、光センサ11からの出力電圧のチェックを続行する。また、出力電圧が閾値以下に変化した場合には、センサIC12は、報知を指示する信号を報知回路13に一定時間出力する(ステップS3)。報知回路13では、報知を指示する信号を受け取ると、報知を指示する信号が出力されている時間だけ所定の報知動作を行う(ステップS4)。報知動作は、音声出力、LEDの発光、ブザー音の出力などの所定の動作である。
報知動作が終了すると、ステップS1に戻って光センサ11からの出力電圧をチェックする。この場合、周囲は所定レベルより暗い状態にあるが、ステップS2以後の処理では、一旦周囲が明るくなって再度暗い状態に変化しなければ、報知動作が行われない。
(実施形態2)
上記実施形態1では、リモコン装置の周囲が明るい状態から暗い状態に変化したときに、音声出力などの報知が行われる。これに対して、本発明に係る第2の実施形態では、周囲が明るい状態から暗い状態への変化が所定時間内に繰り返されたときに、報知の方法を変更することを特徴とする。
実施形態1では、リモコン装置1の周囲が明るい状態から暗い状態に変化するたびに、例えば、ユーザが部屋の照明を消灯するたびに報知が行われる。このとき、例えば、報知の方法として音声出力やブザー音の出力を採用していたものとする。この場合、部屋の照明を消灯するたびに音声が出力されたり、ブザー音が出力されたりするのはユーザにとって煩わしく感じる場合もある。また、報知の方法としてLEDの発光を採用している場合には、ユーザが見つけにくくなることもある。
本実施形態では、報知を行う際に、所定時間内に行う1回目の報知と、2回目の報知とで異なる方法で報知を行うようにする。例えば、1回目の報知ではLEDを発光させる報知を行い、2回目の報知においてブザー音を出力させる、等の動作を行わせることで、報知の強度を変化させ、ユーザの利便性を向上させる。
図5は、本発明による報知装置の第2の実施形態を説明するための図で、報知装置として構成したリモコン装置の要部のブロック図を示すものである。リモコン装置1は、光センサ11、センサIC12、報知回路13、及びリモコン送信機回路部16を備えている。この例では報知回路13は、ブザー音により報知を行うブザー報知回路13aと、LEDの発光により報知を行うLED報知回路13bとにより構成されている。
リモコン送信機回路部16は、ユーザ操作に応じたリモコン信号を送信するための回路部であり、従来のリモコン装置に備えられる回路部と同様のものであって、ユーザ操作を行うキーやボタンなどの入力部、入力部に対する入力操作に応じたリモコン信号を生成する制御部、制御部の制御に従ってリモコン信号を送信する送信部等を有している。また、リモコン送信機回路部16に含まれる電源161によって、光センサ11、センサIC12、及び報知回路13を動作させる電源が供給される。
光センサ11が検出した光に応じて光センサ11から出力された出力電圧は、センサIC12で監視され、センサIC12は、その出力電圧が所定の閾値以下に変化したと判断したときに、報知回路13を制御して所定の方法で報知を行う。本実施形態では、2種類の報知方法で報知を行うことができるようにし、出力電圧が閾値以下に変化する状態が所定時間内に2回繰り返されたときには、異なる報知方法で報知を行う。本例では、異なる報知の方法として、LEDの発光とブザー音の出力とを用いているが、これらの報知方法に限定されるものではない。
図6に、光センサの出力電圧に応じた本実施形態の制御例を示す。本実施形態においても、実施形態1と同様に報知回路13を動作させるための閾値Sを予め設定しておく。そしてセンサIC12は、光センサ11からの出力電圧を監視して、出力電圧が閾値S以下に変化したとき、報知回路13を動作させ、所定の方法で報知を行わせる。
この場合、出力電圧が閾値S以下になったことを最初に検出した場合(ポイントP1)、一定時間、例えば10秒程度だけ報知回路13により所定の方法で報知を行わせる。ここでは、1回目の報知としてLEDの発光を行わせるものとする。そして、部屋が明るくなって、光センサ11からの出力電圧が閾値Sより大きくなった後、再度部屋が暗くなり、出力電圧が閾値S以下になったものする(ポイントP2)。この場合、1回目の検出(ポイントP1)から所定時間内に再度出力電圧が高い状態から閾値S以下に変化した場合には、2回目の報知であると判断する。逆にいえば、過去所定時間内に閾値Sより大きい状態から閾値S以下に変化していれば、2回目の報知として判断する。2回目の報知では、1回目の報知とは異なる方法で報知を行う。例えば、1回目のLED発光に対して、2回目の報知ではブザー音の出力を行わせる。
このように、所定時間内に行う1回目の報知と2回目の報知とを異なる方法で行うことにより、報知の強度を変化させることができる。例えば、音声出力やブザー音の出力が繰り返されることによるユーザの煩わしさを回避したり、LED発光が繰り返されてリモコン装置を見つけにくくなることを防ぐことができる。
図7は、第2の実施形態によるリモコン装置の報知動作処理を説明するためのフローチャートである。リモコン装置1のセンサIC12は、光センサ11から出力される電圧をチェックする(ステップS11)。そして、センサIC12は、その出力電圧が所定の閾値以下に変化したか否かを判別する(ステップS12)。この場合、センサIC12では、光センサ11からの出力電圧が閾値より高い状態から閾値以下の状態に変化したか否かを判定する。これにより、報知装置の周囲の明るさが、所定レベルの明るさより暗くなったことが判断できる。
センサIC12は、光センサ11からの出力電圧が閾値以下に変化していなければ、光センサ11からの出力電圧のチェックを続行する。また、出力電圧が閾値以下に変化した場合には、センサIC12は、1回目か2回目かを判別する(ステップS13)。ここでは、出力電圧が閾値以下に変化したときに、過去所定時間内に同様の変化がなかった場合には1回目の変化であると判別し、過去所定時間内に同様の変化あった場合には、2回目の変化であると判別する。
出力電圧の閾値以下への変化が1回目である場合、センサIC12は、LEDによる報知を指示する信号をLED報知回路13bに一定時間出力する(ステップS14)。LED報知回路13bでは、LEDによる報知を指示する信号を受け取ると、その報知を指示する信号が出力されている時間だけLEDによる報知動作を行う(ステップS15)。
LEDによる報知動作が終了すると、ステップS1に戻って光センサ11からの出力電圧をチェックする。この場合、周囲は所定レベルより暗い状態にあるが、ステップS12以後の処理では、一旦周囲が明るくなって再度暗い状態に変化しなければ、ステップS13以後の処理に移行しない。
ステップS13で、出力電圧の閾値以下への変化が2回目である場合には、センサIC12は、ブザー音による報知を指示する信号をブザー報知回路13aに一定時間出力する(ステップS16)。ブザー報知回路13aでは、ブザー音による報知を指示する信号を受け取ると、その報知を指示する信号が出力されている時間だけブザー音による報知動作を行う(ステップS17)。
2回目の報知動作が終了すると、ステップS1に戻って光センサ11からの出力電圧をチェックする。この場合、周囲は所定レベルより暗い状態にあるが、ステップS12以後の処理では、一旦周囲が明るくなって再度暗い状態に変化しなければ、ステップS13以後の処理に移行しない。
なお、上記の例では、1回目と2回目と異なる方法で報知しているが、1回目の出力電圧の低下時には何ら報知を行わず、2回目で所定の報知を行うようにすることも可能である。また、所定時間内に3回目の出力電圧の低下があった場合に、更に異なる方法で報知を行うようにしてもよい。つまり、報知回路13を複数種類の異なる方法で報知を行うことができるように構成し、センサIC12が、所定時間内に報知回路13を複数回動作させる場合に、異なる方法で報知を行うように制御するようにしてもよい。
(実施形態3)
上記実施形態1、2では、光センサを用いてその出力電圧を監視することで、リモコン装置の周囲の明るさ変化を検知していた。これに対して、本発明に係る第3の実施形態では、実施形態1,2の光センサとしてソーラーパネルを使用し、ソーラーパネルによって周囲の明るさを検出するとともに、このソーラーパネルにより得られる電荷をコンデンサに蓄電して、その電荷を電源として使用することにより、リモコン装置の電源(電池)の消費を削減することを特徴とする。
図8は、本発明による報知装置の第3の実施形態を説明するための図で、報知装置として構成したリモコン装置の要部のブロック図を示すものである。リモコン装置1は、ソーラーパネル17、コンデンサ18、センサIC12、報知回路13、及びリモコン送信機回路部16を備えている。報知回路13は、ブザー音により報知を行うブザー報知回路13aと、LEDの発光により報知を行うLED報知回路13bとにより構成されている。
リモコン送信機回路部16は、ユーザ操作に応じたリモコン信号を送信するための回路部であり、従来のリモコン装置に備えられる回路部と同様のものであって、ユーザ操作を行うキーやボタンなどの入力部、入力部に対する入力操作に応じたリモコン信号を生成する制御部、制御部の制御に従ってリモコン信号を送信する送信部等を有している。ここで、ソーラーパネル17、センサIC12、及び報知回路13に対する電源は、ソーラーパネル17によってコンデンサ18に蓄電された電荷によって供給される。
ソーラーパネル17は、光エネルギーを直接電力に変換するものであり、その出力電圧を上記実施形態1,2と同様にセンサIC12で監視して、所定の閾値と比較することで、閾値以下に出力電圧が変化したこと、つまりリモコン装置の周囲が明るい状態から所定の暗い状態に変化したことを検知する。そして、センサIC12は、検知結果に応じて報知回路13を制御し、所定の方法で報知を行わせる。また、ソーラーパネル17により得られた電荷はコンデンサ18に蓄電しておき、ソーラーパネル17、センサIC12、及び報知回路13に対する電源供給を行う。
図9に、ソーラーパネルの出力電圧に応じた制御例を示す。ここでは上記各実施形態と同様に、報知回路13を動作させるための閾値Sを予め設定しておく。そしてセンサIC12は、ソーラーパネル17からの出力電圧V1を監視して、出力電圧が閾値S以下に変化したとき(ポイントP)、報知回路13を動作させ、所定の方法で報知を行わせる。ソーラーパネル17からの出力電圧値に応じて報知回路13により報知を行わせる場合には、一定時間、例えば10秒程度だけ報知回路13により音声出力等の報知を行わせる。ここでは、出力電圧が閾値Sより大きい状態から、閾値S以下になった時点から所定時間だけ報知を行わせる。その後は、出力電圧が閾値より小さい状態が維持されても報知を行わない。
また、コンデンサ18に蓄電された電荷によりソーラーパネル17、センサIC12、及び報知回路13に対する電圧V2を保つようにするが、リモコン装置1の周囲が暗くなると、コンデンサに蓄電された電荷が減少して次第に電圧V2が低下してくる。しかしながら、周囲が明るくなればコンデンサ18への蓄電が再開し、電圧V2が元のレベルに維持される。
また、本実施形態では、実施形態2のように、所定時間内に2度報知を行う場合には、1回目の報知と1回目の報知で報知方法を異ならせるようにしてもよい。
本実施形態における処理のフローは、上記各実施形態の図4(実施形態1)または図7(実施形態2)と同様に実行することができる。
このように、ソーラーパネル17を使用して報知を行うようにすることで、リモコン装置1をユーザが容易に見つけることができるようになるとともに、リモコン装置の電池の消費を低減させることができるようになる。
また、上記の実施形態では、リモコン装置を例として報知装置の構成と動作を説明したが、本発明は、リモコン装置のみならず、他の器具や装置などに適用することもできる。例えば、ユーザがなくしやすい車のキー(キーそのものやキーホルダーなど)に適用することもできる。あるいは、携帯電話などのユーザが携行する小型の電子機器などに適用してもよく、その対象を限定するものではない。
1…リモコン装置、2…光源、11…光センサ、12…センサIC、13…報知回路、131…スピーカ、13a…ブザー報知回路、13b…LED報知回路、14…リモコン装置の筐体、15…基板、16…リモコン送信機回路部、17…ソーラーパネル、18…コンデンサ、161…電源。

Claims (7)

  1. 周囲の明るさを検出するための光センサと、自身の場所を知らせるための所定の報知を行う報知手段と、前記光センサの検出結果に応じて前記報知手段を制御する制御手段とを備えた報知装置であって、
    前記制御手段は、光センサによる検出結果に従って、前記報知装置の周囲の明るさが所定レベルより暗くなったと判断したときに、前記報知手段を動作させて報知を行うことを特徴とする報知装置。
  2. 請求項1に記載の報知装置において、前記制御手段は、前記光センサの出力電圧を監視し、出力電圧が所定レベルより高い状態から、前記所定レベル以下に変化したときに前記報知手段を動作させることを特徴とする報知装置。
  3. 請求項1または2に記載の報知装置において、前記光センサとしてソーラーパネルを用いることを特徴とする報知装置。
  4. 請求項3に記載の報知装置において、前記ソーラーパネルが生成した電荷を蓄電し、前記制御手段及び前記報知手段を動作させる電源として使用することを特徴とする報知装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1に記載の報知装置において、前記報知手段は、複数種類の異なる方法で報知を行うことができるように構成され、前記制御手段は、所定時間内に前記報知手段を複数回動作させる場合に、異なる方法で報知を行うよう、前記報知手段を制御することを特徴とする報知装置。
  6. 請求項5に記載の報知装置において、前記複数回の報知のうち、1回目の報知は、LEDの発光による報知であり、2回目の報知は、ブザー音または音声の出力による報知であることを特徴とする報知装置。
  7. 請求項1に記載の報知装置において、前記制御手段は、前記光センサの出力電圧を監視し、出力電圧が所定レベルより高い状態から、所定レベル以下に変化したことを所定時間内に複数回検知したとき、1回目の検知では前記報知手段による報知を行わず、2回目の検知のときに前記報知手段を動作させて報知を行うことを特徴とする報知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017180944A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機

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JP2017180944A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機

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