JP2008301040A - 移動通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な時機に外部アンテナが接続されているか否かを検出する移動通信端末装置を提供する。
【解決手段】移動通信端末装置の制御部は、SLOT受信時、受信に係わる各部に電源が供給された時刻T2以降に外部アンテナが接続されているか否かを検出して、アンテナ切り替えを行う。一方、時刻T5〜時刻T6の間の連続受信の際、所定の時間間隔で外部アンテナが接続されているか否かを検出して、接続されているか否かに変化があった場合、アンテナ切り替えを行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、移動通信端末装置に係り、特に、外部アンテナが接続された際のアンテナ切り替え処理に関する。
CDMA(Code Division Multiple Access)方式などで通信を行う移動通信端末装置は、外部アンテナが接続される接続部を有し、その接続部を介して接続された外部アンテナと、内部アンテナとを用いて待ち受け基地局(Serving Cell)から送信された電波を受信する処理が知られている。
この2つのアンテナを用いる処理によって、その基地局から送信される待ち受け受信信号を受信する間欠受信が不可能になる可能性を低減することができる。また、その基地局との間の通信が所定時間を越えて途絶えることによるシステムロスト発生の可能性を低減することができる。
通常、外部アンテナによって受信された電波の品質は、内部アンテナによって受信された電波の品質より高い。ここで、電波の品質は、その電波によって得られた高周波信号の強度や信号対雑音電力比などによって測定する。そこで、接続部は、外部アンテナが接続されているか否かを検出する機能を備え、外部アンテナが接続されたことが検出された場合、装置は、受信に用いるアンテナとして外部アンテナを選択し、選択された外部アンテナを切り替えて受信に用いる。または、2つのアンテナによって受信された信号を対象に、ダイバーシティ受信を行う(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−121484号公報(第2頁、図1)
ここで、アンテナを切り替える処理や、ダイバーシティ受信に切り替える処理には、所定の時間が必要であって、その時間の間、信号の受信に支障がある可能性がある。また、これらの切り替えを指示する信号は、受信される信号に対してノイズとなる恐れが皆無ではない。また、CPUの起動直後には、CPUが切り替え指示を行っても、切り替え部が未動作であれば、切り替えが遅れ、または、切り替えが行われない恐れが皆無ではない。
更には、連続受信時、即ち、受信動作が連続して行われる際、外部アンテナが接続されているか否かを検出する周期が短い場合、検出結果が変わらない場合であっても検出負荷は増大し、一方、その周期が長い場合、外部アンテナの接続が行われたことの検出が遅れることによってシステムロスト発生の恐れが皆無ではない。
しかしながら、上述した特許文献1には、外部アンテナが接続されているか否かを検出する時機及び時間間隔については開示されていない。そこで、外部アンテナが接続されているか否かを検出する適切な時機及び時間間隔が明らかでない問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、適切な時機に外部アンテナが接続されているか否かを検出する移動通信端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の移動通信端末装置は、内部アンテナと、外部アンテナが接続される外部アンテナ接続手段と、前記内部アンテナと、前記外部アンテナ接続手段に接続された外部アンテナとのいずれか一方に切り替えるアンテナスイッチ手段と、前記アンテナスイッチ手段によって切り替えられたアンテナによって受信された高周波信号を受信する受信手段と、装置が待ち受け状態にある際、前記受信手段に待ち受け受信信号を受信させて間欠受信を行う制御手段とを有し、前記制御手段は、前記間欠受信の所定の動作を行った時刻から、前記所定の動作を行った時刻に前記所定の動作を行ってから前記受信手段が待ち受け受信信号の受信を開始するまでの時間を加え前記アンテナスイッチ手段によるアンテナ切り替えに要する時間を減じた時刻までの間に、前記アンテナスイッチ手段に対してアンテナを切り替えさせる制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、適切な時機に外部アンテナが接続されているか否かを検出することができる。
以下に、本発明による移動通信端末装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る移動通信端末装置の構成を示すブロック図である。この移動通信端末装置は、アンテナ切り替えの制御を含む、装置全体の制御を行う制御部11と、外部アンテナが直接に、またはケーブルを介して接続される外部アンテナ接続部12と、アンテナスイッチ部13と、内部アンテナ13aと、通信部14と、送受信部15と、受話用のスピーカ16aと、送話用のマイクロフォン16bと、通話部16cと、表示部17と、入力装置18と、装置の各部に電力を供給する蓄電池を含む電源部21とからなる。
上記のように構成された、本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の各部の動作を図1を参照して説明する。制御部11は、装置が待ち受け状態にある際、間欠起床し、SLOT受信、即ち、待ち受け動作を行う。また、待ち受け動作中に着信信号が受信された場合、及び、入力装置18の所定の操作がされた場合、装置の各部を制御して、通話通信をさせる。通話動作は、連続受信動作を伴う。
また、制御部11は、待ち受け動作を行う場合、及び通話通信をさせる場合、所定の手順に従って、装置の各部の電源部21から電力を供給させ、また、その供給を遮断させる。更に、所定の時機に、通信部14が受信に用いるアンテナは、外部アンテナ接続部12に接続された外部アンテナと、内部アンテナ13aとのいずれの一方が適切かを判断し、受信に用いるアンテナを切り替えることが適切と判断された場合、アンテナスイッチ部13を制御して、アンテナを切り替えさせる。なお、以後、外部アンテナ接続部12に接続された外部アンテナを、単に外部アンテナと称する。
外部アンテナ接続部12には、直接に、またはケーブルを介して外部アンテナが接続される。そして、外部アンテナ接続部12は、問い合わせに応じて、外部アンテナが接続されているか否かを回答する。
アンテナスイッチ部13は、制御に従って、外部アンテナと、内部アンテナ13aとの一方を選択し、選択されたアンテナに切り替えて、受信用アンテナとして通信部14と接続させる。送信用アンテナとしては、常に内部アンテナ13aを選択し、内部アンテナ13aと、通信部14とを接続させる。通信部14は、アンテナスイッチ部13によって切り替えられたアンテナによって受信された高周波信号を送受信部15へ送り、また、送受信部15から送られた高周波信号を、アンテナスイッチ部13を介して内部アンテナ13aより送信する。
送受信部15は、通信部14からの高周波信号を増幅、周波数変換及び復調し、それによってディジタル信号を得て、得られた通話音声データを通話部16cに、制御信号を制御部11に送る。更には、送受信部15は、ディジタル信号、即ち、通話部16cから送られる通話音声データ、及び制御部11から送られる制御信号を変調、周波数変換及び増幅し、高周波信号を得て、それを通信部14に送る。
通話部16cは、送受信部15から送られるディジタル音声データをアナログ音声データに変換し、それを増幅してスピーカ16aに送る。また、マイクロフォン16bによって入力されたアナログ音声データを増幅し、それをディジタル音声データに変換して送受信部15に送信する。
表示部17は、制御部11に制御されることで、文字・数字や映像データの表示動作を行い、表示されているデータは、入力装置18からの入力操作や着信信号に応答して制御部11からの指示を受けることで切換わる。
入力装置18は、通信相手の電話番号などを指定するための数字キーと複数の機能キーを含むキーからなる。そして、入力装置18のキーが操作されると、そのキーの識別子が制御部11に通知され、制御部11によって、表示部17に文字として表示され、または、制御が行われる。
以下、本実施形態に係る移動通信端末装置における、アンテナ切り替え制御動作を説明する。図2は、SLOT受信時の制御部11の制御動作のフローチャートを示し、図3は、SLOT受信時に、アンテナ切り替え制御が行われる時刻と、アンテナ切り替えが可能な時刻とを示す。
制御部11は、例えば5.12秒間隔での間欠起床によってCPUが起動されてSLOT受信を開始し(ステップS101、図3の時刻T1)、所定の時間経過後、電源部21を制御して、受信に係わる各部に電源を供給させる(ステップS102、図3の時刻T2)。ここで、受信に係わる各部とは、外部アンテナ接続部12、アンテナスイッチ部13、通信部14の受信に係わる部分、及び送受信部15の受信に係わる部分である。
次に、制御部11は、アンテナスイッチ部13にアンテナを切り替えさせる制御を行う(ステップS103)。即ち、外部アンテナ接続部12に、外部アンテナが接続されているか否かを問い合わせる。そして、得られた回答を制御部11内に記憶した上で、回答が接続されている旨であった場合、アンテナスイッチ部13を制御して、外部アンテナに切り替えて、外部アンテナと、通信部14とを接続させる。また、接続されていない旨であった場合、アンテナスイッチ部13を制御して、内部アンテナ13aに切り替えて、内部アンテナ13aと、通信部14とを接続させる。
なお、アンテナスイッチ部13への電源供給が開始された際、アンテナスイッチ部13は、いずれのアンテナも通信部14に接続させないので、制御部11は、上述のように、外部アンテナ接続部12に外部アンテナが接続されているか否かを問わず、アンテナスイッチ部13を制御して、いずれかのアンテナに切り替えさせる。
次に、所定の時間経過後、制御部11は、受信に係わる各部の回路を動作させ(ステップS104、図3の時刻T3)、更に、所定の時間経過後、待ち受け受信信号の受信を開始する(ステップS105、図3の時刻T5)。ここで、待ち受け受信信号とは、待ち受け基地局から送信されるその基地局に係わる情報、その基地局に隣接して設置された基地局に係わる情報、更に、装置への着信がある場合、着信信号などである。
ここで、時刻T2から時刻T5までの時間は、受信に係わる各部が電源の供給を受けてから受信開始に至るまでの第1の受信準備時間である。また、時刻T3から時刻T5までの時間は、受信に係わる各部の回路が動作を開始してから受信開始に至るまでの第2の受信準備時間である。
待ち受け受信信号の受信を行い(ステップS106)、その受信によって着信信号が受信されない場合、制御部11は、受信を停止させ、受信に係わる各部の回路の動作を停止させ、更に、電源部21を制御して、受信に係わる各部への電源供給を停止させる(ステップS107、図3の時刻T6)。そして、所定の時間経過後、CPUを停止させて、SLOT受信を終了する(ステップS108、図3の時刻T7)。
ここで、制御部11は、受信に係わる各部に電源が供給されている期間(図3の時刻T2〜時刻T6。)にあっては、アンテナ切り替え制御を行うことができる。アンテナ切り替え動作に必要な外部アンテナ接続部12及びアンテナスイッチ部13に電源が供給されているからである。この電源が供給されていない期間(例えば、図3の時刻T1〜時刻T2。)にアンテナ切り替え制御を行った場合、その切り替えは、その電源が供給される時刻(図3の時刻T2。)まで実行されない、または、その制御が失われる可能性がある。
更に、上記の受信に係わる各部に電源が供給されている期間の中で、待ち受け受信信号の受信を開始する時刻T5から所定の時間さかのぼる時刻(図3の時刻T4。)から、時刻T5に至る期間は、アンテナ切り替え準備期間とし、この期間には、制御部11は、アンテナ切り替え制御を行わない。
そして、制御部11は、受信に係わる各部に電源が供給されている期間(図3の時刻T2〜時刻T6。)であって、アンテナ切り替え準備期間(図3の時刻T4〜時刻T5。)を除く期間(図3の時刻T2〜時刻T4及び時刻T5〜時刻T6。)をアンテナ切り替え可能期間とし、制御部11は、この期間には、アンテナ切り替え制御が可能と判断する。
ここで、上記さかのぼる時間(時刻T4〜時刻T5の期間の長さ。)は、制御部11がアンテナ切り替え制御をアンテナスイッチ部13に対して行ってから、アンテナスイッチ部13によってアンテナ切り替えが完了するまでの所要時間である。この時間は、実測によって求め、予め制御部11に記憶させる。
上記アンテナ切り替え準備期間にアンテナ切り替え制御が行われた場合、アンテナ切り替え完了以前に待ち受け受信信号の受信が開始されることになり、その受信が適切なアンテナを用いて行われない。そのため、その受信が正常に行われない可能性がある。
待ち受け受信信号は、待ち受け基地局から所定の時刻に送信される信号であり、この信号、特に、着信信号の受信が正常に行われないことは、移動通信網の効率的な運用のため、可能な限り避けるべきである。そこで、制御部11は、アンテナ切り替え準備期間(時刻T4〜時刻T5。)には、アンテナ切り替え制御を行わない。
なお、制御部11は、ステップS106の待ち受け受信信号受信中(図3の時刻T5〜時刻T6。)にあっては、制御部11は、アンテナ切り替え制御を行わない。この受信が正常に行われないことを避けるため、また、この信号受信に必要な時間はわずかであることが、その理由である。
なお、この受信に併せて、待ち受け基地局の変更(Cell Re-selection)が行われる場合、所要時間は、待ち受け基地局の変更が行われない場合に比較して大きくなる。しかし、通話通信に比較すれば、短時間なので、制御部11は、上記の理由によってアンテナ切り替え制御を行わない。
なお、時刻T1〜時刻T2の時間、時刻T2〜時刻T3の時間、時刻T3〜時刻T5の時間、及び、時刻T6〜時刻T7の時間は、それぞれ負荷量と、CPUなどのリソースの大きさによって決まるので、実測によって求め、予め制御部11に記憶させることができる。
また、時刻T2〜時刻T3の時間(受信に係わる各部に電源が供給されてから、受信に係わる各部の回路を動作させるまでの時間。)には、供給された電源が安定するまでの待ち時間が含まれる。なお、時刻T5〜時刻T6の時間(待ち受け受信信号受信の時間。)は、上述のように、例えば、待ち受け基地局の変更の有無によって変化する。
既に説明した通り、時刻T4〜時刻T5の時間(アンテナ切り替え準備期間。)は実測によって求め、予め記憶させることができる。そこで、時刻T4(アンテナ切り替え準備期間の開始時刻。)は、時刻T2(受信に係わる各部に電源が供給された時刻。)に、記憶された実測値を加減することによって求めることができる。また、時刻T3(受信に係わる各部の回路の動作が開始された時刻。)に、記憶された実測値を加減することによって求めることができる。
更には、時刻T2及び時刻T3に限らず、SLOT受信の任意の動作が行われた時刻から、例えば、待ち受け受信信号の受信が開始される時刻までの時間を実測し、予め記憶させることにより、時刻T4(アンテナ切り替え準備期間の開始時刻。)は、その任意の動作が行われた時刻に、記憶された実測値を加減することによって求めることができる。
次に、連続受信時のアンテナ切り替え制御動作を説明する。図4は、連続受信時の制御部11の制御動作のフローチャートを示し、図5は、連続受信時に、アンテナ切り替え制御が行われる時刻と、アンテナ切り替えが可能な時刻とを示す。
ここでは、連続受信として、SLOT受信時に着信信号が受信され、その着信に対して着呼処理が行われて通話通信が開始される場合を例にとる。そのため、この制御動作は、上述したSLOT受信時の制御部11の制御動作と同じ動作を含む。そこで、同じ動作には同じ符号を付して説明を省略する。また、同じ動作が行われる時刻には同じ符号を付して説明を省略する。
制御部11は、時刻T5に開始されたステップS106の待ち受け受信信号の受信に引き続き、その信号に着信信号が含まれていたため、その着信に着呼し、アンテナ切り替え制御を行いつつ、連続受信、具体的には、通話通信を行う(ステップS201)。そして、その通話通信が終了すると、時刻T6に行われるステップS107の受信を停止させ、受信に係わる各部の回路の動作を停止させ、更に、受信に係わる各部への電源供給を停止させる動作に移る。
連続受信時、制御部11は、図5の時刻T5〜時刻T6の間に示すように、所定のアンテナ切り替え時間間隔でアンテナ切り替え制御を行う。このアンテナ切り替え動作は、ステップS103の動作と同じである。ただし、上述のように、制御部11は、ステップS103で外部アンテナ接続部12に外部アンテナが接続されているか否かを問い合わせた際の回答(接続されている旨、または、接続されていない旨。)を制御部11内に記憶する。
そこで、2回目以降にステップS103の動作を行った際、記憶された回答と、新たに外部アンテナ接続部12に問い合わせて得られた回答とが異なる場合、アンテナスイッチ部13を制御してアンテナを切り替えさせる。一方、同じ場合、アンテナスイッチ部13を制御せず、言い換えると、アンテナスイッチ部13による接続を維持させる。
このように、アンテナを切り替えさせる制御によって、必ずアンテナスイッチ部13によるアンテナ切り替えが行われることを意味しない。即ち、アンテナスイッチ部13へアンテナ切り替えの制御が送られるとは限らない。この動作により、無用な制御信号の発生を防止し、処理の軽減と、その信号が受信される信号に対してノイズとなる恐れの軽減とが可能である。
また、アンテナ切り替え時間間隔は、制御部11がシステムロストが発生したか否かの判断に用いるシステムロスト閾値未満とする。ここで、システムロスト閾値は、通信部14に与えられた高周波信号の品質が悪く、システムロスト閾値に渡って信号の受信が不可能である場合、制御部11は、システムロストであると判断し、システムロスト閾値未満に信号の受信が可能になった場合、システムロストではないと判断するために用いられる閾値である。
アンテナ切り替え時間間隔をシステムロスト閾値未満とすることによって、外部アンテナの接続がされたにも係わらず、その接続が検出されないことによるシステムロスト発生を防ぐことができる。なお、システムロスト閾値は、例えば、5秒が用いられている。そこで、アンテナ切り替え時間間隔は、5秒未満であれば良く、1秒とされることがある。
連続受信中にアンテナ切り替えを行うと、SLOT受信時のアンテナ切り替え制御動作の説明で述べたように、受信へ悪い影響が及ぶ可能性がある。しかし、連続受信中に装置の使用者によって外部アンテナが外部アンテナ接続部12に着脱される可能性は低いものの、その着脱によって、受信に使用されるアンテナを切り替えるべきである。
また、連続受信中に受信される信号、例えば、受話音声信号の受信へ影響が及んでも、待ち受け受信信号の受信へ影響が及んだ場合に比較すれば、移動通信網の運用への影響は少ない。そこで、上述のように、所定のアンテナ切り替え時間間隔でアンテナ切り替え制御を行う。
上記の連続受信時のアンテナ切り替え制御の説明は、着信信号が受信され、その着信に着呼して通話通信である連続受信が行われる場合を例にとった。しかし、この場合に限るものではない。例えば、入力装置18の所定のキー操作によって発呼が行われた場合でも良い。この場合も、上述したように、所定のアンテナ切り替え時間間隔でアンテナ切り替え制御を行う。
また、連続受信は、通話通信に限らない。装置が電子メール送受信部(図示せず)を有し、電子メール受信通信であっても良い。また、ブラウザ部(図示せず)の受信通信、コンテンツダウンロード部(図示せず)の受信通信などであっても、同様に、所定のアンテナ切り替え時間間隔でアンテナ切り替え制御を行う。
以上の説明は、外部アンテナが外部アンテナ接続部12に接続された際、その外部アンテナを用いて受信し、内部アンテナ13aは用いないとしたが、これに限るものではない。例えば、通信部14は、外部アンテナが外部アンテナ接続部12に接続された際、外部アンテナによって受信された高周波信号の品質と、内部アンテナ13aによって受信された高周波信号の品質とを測定する。そして、より良い品質で高周波信号が受信されたアンテナを用いて受信しても良い。
また、通信部14は、外部アンテナが外部アンテナ接続部12に接続された際、外部アンテナによって受信された高周波信号と、内部アンテナ13aによって受信された高周波信号とを用いてダイバーシティ受信を行っても良い。ダイバーシティ受信にあたり、主とする高周波信号は、外部アンテナによって受信された高周波信号としても良く、品質が良い高周波信号としても良い。
これらの通信部14による処理は、上述したように、制御部11が外部アンテナ接続部12から外部アンテナが接続されている旨の回答を得た場合、制御部11の制御によって行われる。なぜなら、外部アンテナが接続されていない場合、これらの通信部14による処理は効果がないからである。
更には、送受信部15は、外部アンテナによって受信された高周波信号を復調した信号と、内部アンテナ13aによって受信された高周波信号を復調した信号とを用いてダイバーシティ受信を行っても良い。
また、以上の説明は、制御部11は、CPUと、CPUによって使用されるプログラムからなるとした。また、受信に係わる各部は、ハードウェア回路であるとした。しかし、これらに限るものではない。本発明は以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
本発明の実施形態に係る移動通信端末装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る制御部の制御動作のフローチャート(SLOT受信時)。 本発明の実施形態に係るアンテナ切り替え制御が行われる時刻と、アンテナ切り替えが可能な時刻とを示す図(SLOT受信時)。 本発明の実施形態に係る制御部の制御動作のフローチャート(連続受信時)。 本発明の実施形態に係るアンテナ切り替え制御が行われる時刻と、アンテナ切り替えが可能な時刻とを示す図(連続受信時)。
符号の説明
11 制御部
12 外部アンテナ接続部
13 アンテナスイッチ部
13a 内部アンテナ
14 通信部
15 送受信部
16c 通話部
17 表示部
18 入力装置
21 電源部

Claims (8)

  1. 内部アンテナと、
    外部アンテナが接続される外部アンテナ接続手段と、
    前記内部アンテナと、前記外部アンテナ接続手段に接続された外部アンテナとのいずれか一方に切り替えるアンテナスイッチ手段と、
    前記アンテナスイッチ手段によって切り替えられたアンテナによって受信された高周波信号を受信する受信手段と、
    装置が待ち受け状態にある際、前記受信手段に待ち受け受信信号を受信させて間欠受信を行う制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記間欠受信の所定の動作を行った時刻から、前記所定の動作を行った時刻に前記所定の動作を行ってから前記受信手段が待ち受け受信信号の受信を開始するまでの時間を加え前記アンテナスイッチ手段によるアンテナ切り替えに要する時間を減じた時刻までの間に、前記アンテナスイッチ手段に対してアンテナを切り替えさせる制御を行う
    ことを特徴とする移動通信端末装置。
  2. 内部アンテナと、
    外部アンテナが接続される外部アンテナ接続手段と、
    前記内部アンテナと、前記外部アンテナ接続手段に接続された外部アンテナとのいずれか一方に切り替えるアンテナスイッチ手段と、
    前記アンテナスイッチ手段によって切り替えられたアンテナによって受信された高周波信号を受信する受信手段と、
    装置が待ち受け状態にある際、前記受信手段へ電源を供給させ、待ち受け受信信号を受信させて間欠受信を行う制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記受信手段へ電源を供給させた時刻から、前記受信手段へ電源を供給させた時刻に前記受信手段へ電源を供給させてから前記受信手段が待ち受け受信信号の受信を開始するまでの時間を加え前記アンテナスイッチ手段によるアンテナ切り替えに要する時間を減じた時刻までの間に、前記アンテナスイッチ手段に対してアンテナを切り替えさせる制御を行う
    ことを特徴とする移動通信端末装置。
  3. 内部アンテナと、
    外部アンテナが接続される外部アンテナ接続手段と、
    前記内部アンテナと、前記外部アンテナ接続手段に接続された外部アンテナとのいずれか一方に切り替えるアンテナスイッチ手段と、
    前記アンテナスイッチ手段によって切り替えられたアンテナによって受信された高周波信号を受信する受信手段と、
    装置が待ち受け状態にある際、前記受信手段を動作させ、待ち受け受信信号を受信させて間欠受信を行う制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記受信手段を動作させた時刻から、前記受信手段を動作させた時刻に前記受信手段を動作させてから前記受信手段が待ち受け受信信号の受信を開始するまでの時間を加え前記アンテナスイッチ手段によるアンテナ切り替えに要する時間を減じた時刻までの間に、前記アンテナスイッチ手段に対してアンテナを切り替えさせる制御を行う
    ことを特徴とする移動通信端末装置。
  4. 前記制御手段は、1回の前記間欠受信の間に、前記アンテナスイッチ手段にアンテナを切り替えさせる制御を1回行う
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の移動通信端末装置。
  5. 前記制御手段は、前記間欠受信に継続して前記受信手段に連続受信を行わせる場合、システムロスト閾値未満の時間間隔で前記アンテナスイッチ手段にアンテナを切り替えさせる制御を行う
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の移動通信端末装置。
  6. 内部アンテナと、
    外部アンテナが接続される外部アンテナ接続手段と、
    前記内部アンテナと、前記外部アンテナ接続手段に接続された外部アンテナとのいずれか一方に切り替えるアンテナスイッチ手段と、
    前記アンテナスイッチ手段によって切り替えられたアンテナによって受信された高周波信号を受信する受信手段と、
    装置が連続受信の状態にある際、システムロスト閾値未満の時間間隔で前記アンテナスイッチ手段にアンテナを切り替えさせる制御を行う制御手段とを有する
    ことを特徴とする移動通信端末装置。
  7. 前記制御手段は、前記外部アンテナ接続手段に外部アンテナが接続されている場合、前記アンテナスイッチ手段を制御して前記外部アンテナ接続手段に接続された外部アンテナに切り替えさせ、前記外部アンテナ接続手段に外部アンテナが接続されていない場合、前記アンテナスイッチ手段を制御して前記内部アンテナに切り替えさせる
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3及び請求項6のいずれか1項に記載の移動通信端末装置。
  8. 前記制御手段は、前記外部アンテナ接続手段に外部アンテナが接続されている場合、前記アンテナスイッチ手段を制御して、前記外部アンテナ接続手段に接続された外部アンテナと、前記内部アンテナとの一方であって、受信された高周波信号の品質が高いアンテナに切り替えさせる
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3及び請求項6のいずれか1項に記載の移動通信端末装置。
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