JP2003125441A - 移動通信システム、及び帯域割当制御方法、並びに通信端末装置 - Google Patents
移動通信システム、及び帯域割当制御方法、並びに通信端末装置Info
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- JP2003125441A JP2003125441A JP2001315529A JP2001315529A JP2003125441A JP 2003125441 A JP2003125441 A JP 2003125441A JP 2001315529 A JP2001315529 A JP 2001315529A JP 2001315529 A JP2001315529 A JP 2001315529A JP 2003125441 A JP2003125441 A JP 2003125441A
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Abstract
定の帯域に特化した外部アンテナが接続された場合に、
通信品質を維持すると共に、通信端末内での処理を簡素
化し、消費電力を節約すること。 【解決手段】 複数の周波数帯域で通信可能な通信端末
に特定の帯域に特化した外部アンテナが接続された際
に、該通信端末が該外部アンテナが対応する周波数帯域
を自局で使用可能な周波数帯域としてネットワーク側に
報告する。
Description
数帯域において通信することが可能な通信端末装置、及
び移動通信システム、並びにその帯域割当制御方法に関
し、特に、通信端末装置に外部アンテナが接続された際
に、その外部アンテナが対応する周波数帯域のみを使用
可能周波数帯域としてシステム側に報告し、アンテナが
対応していない周波数帯域がシステム側から割り当てら
れないようにする割当制御方法に関する。
ムに用いられる通信端末装置は、ホイップ・アンテナな
どの搭載アンテナを有すると共に、外部アンテナに接続
して使用することも可能である。外部アンテナは、携帯
電話が自動車内で用いられる場合に、車外アンテナとし
て利用されることが多い。又、外部アンテナは、通常、
コネクタを介して携帯電話に接続される。
車走行中の、通信品質を保つことである。一般的に、ア
ンテナは、対応する周波数帯域が狭いほどアンテナ利得
の確保が容易になるため、携帯電話用外部アンテナも携
帯電話で用いられる特定の周波数帯域に特化して製造さ
れている。
は、採用する通信方式毎に異なる場合もあれば、同じ通
信方式内で複数の周波数帯域が用いられる場合もある。
例えば、現行のPDC方式においては、一方式内で、8
00MHz帯と1.5GHz帯とが用いられている。
話用外部アンテナは、主に800MHz帯用及び1.5
GHz帯用の2種類が存在している。ユーザは、自分が
所有する携帯電話の使用周波数帯域を確認の上、対応し
た外部アンテナを購入し、自動車に取り付ける。
トラフィックを分散させる狙いから、複数の周波数帯域
で通信可能な携帯電話が開発されている。具体的には、
PDC方式において、800MHz帯及び1.5GHz
帯の両方で通信することができる携帯端末である。
C)は、各通信端末から制御チャネルを通じて報告され
た該各通信端末の使用可能周波数帯域に基づいて、各端
末に通信に使用する通信チャネル(帯域)を割り当てる
ため、このような端末が普及すれば、システム側で空い
ている方の帯域へ誘導することによって、特定の通話チ
ャネル帯域への集中を回避し、トラフィックの分散を図
ることが可能となる。しかしながら、既に市場に流通し
ている前述の外部アンテナとの関係では以下のような問
題が生じる。
帯で通信可能な携帯端末を、一方の帯域に特化した従来
型外部アンテナ、すなわち800MHz帯用アンテナ若
しくは1.5GHz帯用アンテナに接続した場合を考え
る。
テナに接続した場合、端末は800MHz帯及び1.5
GHz帯の両方で信号の送受信が可能であるため、ネッ
トワーク側(特にRNC)に対して、通常通り、上記両
帯域を自局における使用可能帯域として報告してしま
う。すると、ネットワーク側において、外部アンテナの
対応していない方の帯域(ここでは、1.5GHz帯)
を該端末に割り当ててしまう可能性がある。ここでは、
外部アンテナが800MHz帯に特化しているため、8
00MHz帯以外の帯域の信号は非常に低利得でしか受
からない。すなわち、1.5GHz帯の信号を十分に拾
うことができず、通信品質は著しく劣化することにな
る。
は、外部アンテナが接続された際、該外部アンテナが対
応する帯域を知ることができず、よって該外部アンテナ
が対応する周波数帯域をネットワーク側に報告すること
ができない。
域が割り当てられたとしても、アンテナの対応帯域が一
帯域に限定されているにもかかわらず、両帯域対応の携
帯端末は、自局が対応する両帯域を監視し、最も強く受
かるところでの受信を試みるため、処理が冗長となる。
換言すれば、上記例において、外部アンテナが対応する
800MHz帯が割り当てられた場合、1.5GHz帯
を監視し、800MHz帯における受信レベルと比較す
る処理は余計である。このような冗長な処理は、消費電
力の浪費となる。
に流通している一帯域用外部アンテナと組み合わされて
使用される時に、外部アンテナの対応していない帯域を
ネットワーク側から割り当てられ、通信品質が著しく劣
化する恐れがあるという問題点を有すると共に、処理が
冗長になるという課題も有している。
為されたものであり、特定の帯域に特化した外部アンテ
ナに接続された複数帯域対応通信端末が、該外部アンテ
ナの対応する周波数帯域を自局の使用可能帯域としてネ
ットワーク側に報告する移動通信システムにおける帯域
割当制御方法及びその通信端末装置を提供することを目
的とする。
帯域割当制御方法は、複数の周波数帯域において通信す
ることが可能な通信端末装置と通信する基地局と、基地
局を統括的に制御する無線制御局とを有し、前記通信端
末装置が自局で使用可能な周波数帯域を前記無線制御局
に伝達し、該無線制御局が前記伝達に基づいて帯域の割
り当てを行うことによって、複数の周波数帯域を利用し
た無線通信を行う移動通信システムにおける帯域割当制
御方法であって、前記通信端末装置は、該通信端末装置
に外部アンテナが接続された時に、該外部アンテナが対
応する周波数帯域のうちの少なくとも一帯域を自局で使
用可能な周波数帯域として前記無線制御局に伝達する方
法を採る。
れた通信端末に、ネットワーク側から、該外部アンテナ
が対応していない周波数帯域が割り当てられることを回
避することができるため、特定の帯域に特化した外部ア
ンテナが接続された通信端末の通信品質を維持すること
ができる。
によれば、請求項1に係る帯域割当制御方法において、
前記少なくとも一帯域は、該通信端末装置のユーザによ
って予め設定される方法を採る。
は、自分が通常使用する外部アンテナについて、使用の
度に帯域制限に関する設定する必要が無く、一旦端末に
設定すれば済むため、利便性が向上する。
は、請求項2に係る帯域割当制御方法において、前記少
なくとも一帯域は、該通信端末装置のユーザによって予
め設定されたアンテナIDに基づいて設定される方法を
採る。
えば、「型番」、「商品名」、「製造業者名+型番」、
「製造業者名+商品名」などの外部アンテナを個々に識
別できる識別子である。
する外部アンテナの対応する周波数帯域を認識する必要
が無く、上記例に挙げたようなアンテナを識別するID
を入力若しくは選択することによって、外部アンテナに
ついての帯域制限設定をすることができるため、操作が
簡素化される。
は、請求項1に係る帯域割当制御方法において、該通信
端末装置に対応帯域応答手段を有する外部アンテナが接
続された時に、該対応帯域応答手段に要求を送り、返っ
てきた応答から該外部アンテナが対応する周波数帯域を
取得し、該取得した周波数帯域のうちの少なくとも一帯
域を前記少なくとも一帯域として前記無線制御局に伝達
する方法を採る。
帯域制限設定が自動的に行われるため、ユーザが外部ア
ンテナについて設定する必要が無く、利便性が向上す
る。
は、請求項1乃至4のいずれか一に係る帯域割当制御方
法において、通信中の該通信端末装置に外部アンテナが
接続された場合、該通信が終了してから、信号送受信に
使用するアンテナを搭載アンテナから前記外部アンテナ
に切り替える方法を採る。
が接続された場合に、本発明に係る処理によって通信が
切断されてしまう可能性を回避することができる。
は、請求項1乃至5のいずれか一に係る帯域割当制御方
法において、該通信端末装置に接続されていた外部アン
テナが外された時に、該通信端末装置は、自局で使用可
能な周波数帯域の全帯域を使用可能帯域として前記無線
制御局に伝達する方法を採る。
れ、通信経路が外部アンテナから搭載アンテナに変わっ
た際に、ユーザが何ら操作する必要が無く、自動的に使
用可能全帯域を用いた通常の送受信が再開されるため、
利便性が向上する。
は、請求項1乃至6のいずれか一に係る帯域割当制御方
法において、該通信端末装置に外部アンテナが接続され
ている間、該通信端末装置は、通信に使用する周波数帯
域を前記少なくとも一帯域に制限する方法を採る。
対応していても、外部アンテナが対応しておらず、送受
信に値する利得が見込めない帯域について処理が行われ
ないため、端末内の処理を簡素化し、消費電力を低減で
きる。
は、複数の周波数帯域において通信することが可能な通
信端末装置と通信する基地局と、基地局を統括的に制御
する無線制御局とを有し、前記通信端末装置は、自局で
使用可能な周波数帯域を前記無線制御局に伝達する報告
手段を有し、該無線制御局は、前記伝達に基づいて帯域
の割り当てを行う、移動通信システムであって、前記通
信端末装置は、該通信端末装置に外部アンテナが接続さ
れたことを検知する検知手段を更に有し、前記報告手段
は、該検知手段によって外部アンテナの接続が検知され
た時に、該外部アンテナが対応する周波数帯域のうちの
少なくとも一帯域を自局で使用可能な周波数帯域として
前記無線制御局に伝達する構成を採る。
れた通信端末に対して該外部アンテナが対応していない
周波数帯域を割り当てることが回避されるため、特定の
帯域に特化した外部アンテナが接続された複数帯域対応
携帯端末の通信品質を維持することができる。
は、請求項8に係る移動通信システムにおいて、ユーザ
が周波数帯域を入力するための入力手段と、該入力手段
に入力された周波数帯域を保存する保存手段とを更に有
し、前記報告手段は、前記保存手段に保存された周波数
帯域を前記少なくとも一帯域として前記無線制御局に伝
達する構成を採る。
は、自分が通常使用する外部アンテナについて、使用の
度に帯域制限に関する設定する必要が無く、一旦端末に
設定すれば済むため、利便性が向上する。
ムは、請求項9に係る移動通信システムにおいて、前記
入力手段は、前記送受信手段において使用可能な少なく
とも2つの周波数帯域を保持し、表示する表示部と、該
表示部に表示された周波数帯域の中から少なくとも1つ
の帯域を選択するための選択部とを有する構成を採る。
ナの対応する周波数帯域をキー入力を用いて(例えば英
数字で)入力する必要が無く、単なる選択操作によって
帯域制限設定を行うことができる。
ムは、請求項9に係る移動通信システムにおいて、ユー
ザがアンテナIDを入力するための入力手段と、アンテ
ナIDとアンテナIDが付されたアンテナが対応する周
波数帯域との対応関係を示すテーブルを保持する保持手
段と、前記入力手段に入力されたアンテナIDを有する
アンテナが対応する周波数帯域を前記保持手段が保持す
るテーブルを参照して得る参照手段とを更に有し、前記
報告手段は、前記参照手段によって得られた周波数帯域
を前記少なくとも一帯域として前記無線制御局に伝達す
る構成を採る。
えば、「型番」、「商品名」、「製造業者名+型番」、
「製造業者名+商品名」などの外部アンテナを個々に識
別できる識別子である。
する外部アンテナの対応する周波数帯域を認識する必要
が無く、上記例に挙げたようなアンテナを識別するID
を入力若しくは選択することによって、外部アンテナに
ついての帯域制限設定をすることができるため、操作が
簡素化される。
ムは、請求項11に係る移動通信システムにおいて、前
記入力手段は、該通信端末装置に接続可能な少なくとも
一のアンテナに付されたアンテナIDを保持し、表示す
る表示部と、前記表示部に表示されたアンテナIDの中
から少なくとも一のアンテナIDを選択するための選択
部とを有する構成を採る。
ナのアンテナIDをキー入力を用いて(例えば英数字
で)入力する必要が無く、単なる選択操作によって帯域
制限設定を行うことができる。
ムは、請求項8に係る移動通信システムにおいて、前記
通信端末装置は、該通信端末装置に対応帯域応答手段を
有する外部アンテナが接続された時に、該対応帯域応答
手段に要求を送り、返ってきた応答から該外部アンテナ
が対応する周波数帯域を取得する対応帯域取得手段を更
に有し、前記報告手段は、前記対応帯域取得手段が取得
した周波数帯域を前記少なくとも一帯域として前記無線
制御局に伝達する構成を採る。
帯域制限設定が自動的に行われるため、ユーザが外部ア
ンテナについて設定する必要が無く、利便性が向上す
る。
ムは、請求項8乃至13のいずれか一に係る移動通信シ
ステムにおいて、前記検知手段が外部アンテナが接続さ
れたことを検知した時に、通信経路を搭載アンテナから
該外部アンテナに切り替えるアンテナ切替手段を更に有
し、前記アンテナ切替手段は、通信中に、前記検知手段
が外部アンテナが接続されたことを検知した場合、該通
信が終了してから、信号送受信に使用するアンテナを搭
載アンテナから前記外部アンテナに切り替える構成を採
る。
が接続された場合に、本発明に係る処理によって通信が
切断されてしまう可能性を回避することができる。
ムは、請求項8乃至14のいずれか一に係る移動通信シ
ステムにおいて、前記検知手段が、該通信端末装置に接
続されていた外部アンテナが外されたことを検知した時
に、前記報告手段は、自局で使用可能な周波数帯域の全
帯域を使用可能帯域として前記無線制御局に伝達する構
成を採る。
れ、通信経路が外部アンテナから搭載アンテナに変わっ
た際に、ユーザが何ら操作する必要が無く、自動的に使
用可能全帯域を用いた通常の送受信が再開されるため、
利便性が向上する。
ムは、請求項8乃至15のいずれか一に係る移動通信シ
ステムにおいて、前記通信端末装置は、該通信端末装置
に外部アンテナが接続されている間、通信に使用する周
波数帯域を前記少なくとも一帯域に制限する帯域制限手
段を更に有する構成を採る。
対応していても、外部アンテナが対応しておらず、送受
信に値する利得が見込めない帯域について処理が行われ
ないため、端末内の処理を簡素化し、消費電力を低減で
きる。
は、複数の周波数帯域において通信することが可能であ
り、通信するシステム側に自局で使用可能な前記複数の
周波数帯域を伝達する報告手段を有する通信端末装置で
あって、該通信端末装置に外部アンテナが接続されたこ
とを検知する検知手段を更に有し、前記報告手段は、該
検知手段によって外部アンテナの接続が検知された時
に、該外部アンテナが対応する周波数帯域のうちの少な
くとも一帯域を自局で使用可能な周波数帯域としてシス
テム側に伝達する構成を採る。
れた場合に、ネットワーク側から該外部アンテナが対応
していない周波数帯域が割り当てられることを回避する
ことができるため、特定の帯域に特化した外部アンテナ
が接続された際に通信品質を維持することができる。
は、請求項17に係る通信端末装置において、ユーザが
周波数帯域を入力するための入力手段と、該入力手段に
入力された周波数帯域を保存する保存手段とを更に有
し、前記報告手段は、前記保存手段に保存された周波数
帯域を前記少なくとも一帯域としてシステム側に伝達す
る構成を採る。
は、自分が通常使用する外部アンテナについて、使用の
度に帯域制限に関する設定する必要が無く、一旦端末に
設定すれば済むため、利便性が向上する。
は、請求項18に係る通信端末装置において、前記入力
手段は、前記送受信手段において使用可能な少なくとも
2つの周波数帯域を保持し、表示する表示部と、該表示
部に表示された周波数帯域の中から少なくとも1つの帯
域を選択するための選択部とを有する構成を採る。
ナの対応する周波数帯域をキー入力を用いて(例えば英
数字で)入力する必要が無く、単なる選択操作によって
帯域制限設定を行うことができる。
は、請求項18に係る通信端末装置において、ユーザが
アンテナIDを入力するための入力手段と、アンテナI
DとアンテナIDが付されたアンテナが対応する周波数
帯域との対応関係を示すテーブルを保持する保持手段
と、前記入力手段に入力されたアンテナIDを有するア
ンテナが対応する周波数帯域を前記保持手段が保持する
テーブルを参照して得る参照手段とを更に有し、前記報
告手段は、前記参照手段によって得られた周波数帯域を
前記少なくとも一帯域としてシステム側に伝達する構成
を採る。
えば、「型番」、「商品名」、「製造業者名+型番」、
「製造業者名+商品名」などの外部アンテナを個々に識
別できる識別子である。
する外部アンテナの対応する周波数帯域を認識する必要
が無く、上記例に挙げたようなアンテナを識別するID
を入力若しくは選択することによって、外部アンテナに
ついての帯域制限設定をすることができるため、操作が
簡素化される。
は、請求項20に係る通信端末装置において、前記入力
手段は、該通信端末装置に接続可能な少なくとも一のア
ンテナに付されたアンテナIDを保持し、表示する表示
部と、前記表示部に表示されたアンテナIDの中から少
なくとも一のアンテナIDを選択するための選択部とを
有する構成を採る。
ナのアンテナIDをキー入力を用いて(例えば英数字
で)入力する必要が無く、単なる選択操作によって帯域
制限設定を行うことができる。
は、請求項17に係る通信端末装置において、該通信端
末装置に対応帯域応答手段を有する外部アンテナが接続
された時に、該対応帯域応答手段に要求を送り、返って
きた応答から該外部アンテナが対応する周波数帯域を取
得する対応帯域取得手段を更に有し、前記報告手段は、
前記対応帯域取得手段が取得した周波数帯域を前記少な
くとも一帯域としてシステム側に伝達する構成を採る。
帯域制限設定が自動的に行われるため、ユーザが外部ア
ンテナについて設定する必要が無く、利便性が向上す
る。
は、請求項17乃至22のいずれか一に係る通信端末装
置において、前記検知手段が外部アンテナが接続された
ことを検知した時に、通信経路を搭載アンテナから該外
部アンテナに切り替えるアンテナ切替手段を更に有し、
前記アンテナ切替手段は、通信中に、前記検知手段が外
部アンテナが接続されたことを検知した場合、該通信が
終了してから、信号送受信に使用するアンテナを搭載ア
ンテナから前記外部アンテナに切り替える構成を採る。
が接続された場合に、本発明に係る処理によって通信が
切断されてしまう可能性を回避することができる。
は、請求項17乃至23のいずれか一に係る通信端末装
置において、前記検知手段が、該通信端末装置に接続さ
れていた外部アンテナが外されたことを検知した時に、
前記報告手段は、自局で使用可能な周波数帯域の全帯域
を使用可能帯域としてシステム側に伝達する構成を採
る。
れ、通信経路が外部アンテナから搭載アンテナに変わっ
た際に、ユーザが何ら操作する必要が無く、自動的に使
用可能全帯域を用いた通常の送受信が再開されるため、
利便性が向上する。
は、請求項17乃至24のいずれか一に係る通信端末装
置において、該通信端末装置に外部アンテナが接続され
ている間、通信に使用する周波数帯域を前記少なくとも
一帯域に制限する帯域制限手段を更に有する構成を採
る。
対応していても、外部アンテナが対応しておらず、送受
信に値する利得が見込めない帯域について処理が行われ
ないため、端末内の処理を簡素化し、消費電力を低減で
きる。
発明の実施の形態について説明する。
信システムとしてPDC方式の携帯電話サービスを例に
挙げ、複数の周波数帯域で通信可能な携帯端末として8
00MHz帯及び1.5GHz帯で通信することが可能
な携帯端末を例に挙げる。但し、これらは例示にすぎな
い。
て、本発明の実施の形態1に係る通信端末装置及びその
帯域割当制御方法について説明する。
び外部アンテナを示すブロック図である。携帯電話サー
ビスで用いられ、800MHz帯及び1.5GHz帯で
通信することが可能な通信端末装置100は、例えばホ
イップ・アンテナである搭載アンテナ101と、800
MHz帯と1.5GHz帯とに対応した送受信部102
と、音声処理部103と、例えばディスプレイである表
示部104と、スピーカ105と、マイク106と、メ
モリ107と、外部コネクタ108と、これらを統括的
に制御する制御部109とを有する。個々の構成要素の
機能や内部構造は既知の技術であるため、ここでは詳し
い説明を省略する。
8を用いて、外部アンテナ111と接続された車載アダ
プタ110と接続される。ここで、外部アンテナ111
は、800MHz帯若しくは1.5GHz帯のいずれか
一方の帯域に特化した従来型の外部アンテナである。
帯域割当制御方法について説明する。図2は、本実施形
態に係る帯域割当制御手順の流れを示すフローチャート
である。
プタ110に通信端末装置100が接続された時、又
は、通信端末装置100が接続された車載アダプタ11
0に外部アンテナ111が接続された時、該接続は、外
部コネクタ108によって検知される(S201)。
1の「YES」)を知らされた制御部109は、メモリ
107内に保存された所定の周波数帯域を取得し(S2
02)、この取得された周波数帯域を、例えば制御チャ
ネルを通じて、ネットワーク側(例えばRNC)に自局
での使用可能周波数帯域として報告する(S203)と
共に、該周波数帯域のみを信号の送受信に用いるように
(すなわち、通信チャネルとして設定するように)、送
受信部102に指示する(S204)。
用時に用いられる周波数帯域として保存されているもの
であり、ユーザによって予め入力・設定されたものでも
よく、外部アンテナが接続される度にユーザによって入
力・設定されるものでもよい。詳しくは後述する。
は、接続された外部アンテナの対応する周波数帯域と一
致する必要がある。例えば、通信端末装置100のユー
ザが、800MHz帯用の外部アンテナを所有していた
場合、上記保存される所定の周波数帯域は800MHz
帯であるべきである。
られない。接続される外部アンテナが複数の周波数帯域
に対応している場合、それら対応する複数の周波数帯域
を上記所定の周波数帯域とすることが可能である。
た時、本実施形態に係る通信端末装置は、接続された外
部アンテナが対応する周波数帯域を自局が使用可能な周
波数帯域としてネットワーク側に報告すると共に、送受
信に使用する周波数帯域(すなわち、通信チャネル帯
域)を上記所定の周波数帯域のみに絞るため、ネットワ
ーク側から、通信端末装置自体は対応していても、外部
アンテナが対応していない周波数帯域が割り当てられる
可能性が無くなり、通信品質を維持することができると
共に、実質的に不要となる、外部アンテナが対応してい
ない帯域での監視処理を省略することによって処理が簡
素化される。上記所定の周波数帯域が一帯域である場合
には、各帯域の中から最も強く受かる帯域を選択するた
めの利得比較処理も省略されるため、処理が更に簡素化
される。
り外されたことが外部コネクタ108によって検知され
ると(S205の「YES」)、制御部109は、該通
信端末装置において元来使用可能な対応周波数の全帯域
を、例えば制御チャネルを通じて、ネットワーク側(例
えばRNC)に自局での使用可能周波数帯域として報告
する(S206)と共に、送受信部102にS202に
おいて設定された帯域制限を解除するように指示する
(S207)。
外部アンテナの対応する周波数帯域、の通信端末装置へ
の設定手順について詳述する。
信端末装置が通常有するディスプレイなどの表示手段と
入力キーなどの入力手段とを用いて、その他の一般的な
設定項目と同様に、画面上の項目を選択して行われるこ
とが好ましい。この方が、例えば、800MHz帯を設
定するために、「800MHz」と英数字を入力するよ
りも、ユーザにとって簡便である。
に示す。表示例301は、外部アンテナの設定を行う処
理に入るためのメニュ画面の例であり、表示例302
は、当該通信端末装置で使用することが可能な周波数帯
域を表示し、ユーザに選択させる選択画面の例である。
ここでは、前述のように、800MHz帯と1.5GH
z帯とが使用可能であり、いずれか一方を選択するもの
とする。800MHz帯が選択された場合の確認画面の
例を303に、1.5GHz帯が選択された場合の確認
画面の例を304に、それぞれ示す。
外部アンテナを識別するためのIDを選択する態様も考
えられる。使用可能な周波数帯域数が多い場合、外部ア
ンテナが対応する周波数帯域が多い場合、更には「何H
z」といったいわば技術的表現でユーザを煩わせたくな
いと欲する場合などには、手持ちのアンテナを見てすぐ
に設定できるこの方法が便宜である。
名」、「製造業者名+型番」、「製造業者名+商品名」
などが考えられるが、ユーザが使用する可能性のある
(すなわち市販されている)外部アンテナを個々に識別
できる識別子であれば何でもよく、上記例に限られな
い。
には、この外部アンテナのIDと、そのIDが識別する
外部アンテナが対応する周波数帯域との関係を示すテー
ブルが予め保存されている必要がある。このテーブル
は、工場出荷時に書き込まれてもよく、店頭販売時に書
き込まれてもよく、ユーザによって所定のサーバからダ
ウンロードされてもよく、又はそれらの組み合わせであ
ってもよい。
に示す。表示例401は、外部アンテナの設定を行う処
理に入るためのメニュ画面の例であり、表示例402
は、当該通信端末装置で使用することが可能な外部アン
テナのIDを表示し、ユーザに選択させる選択画面の例
である。この表示例において、「アンテナ1」とはアン
テナ1のアンテナIDを示し、「アンテナ2」とはアン
テナ2のアンテナIDを示すものとする。ユーザによっ
て、例えば「アンテナ1」が選択されると、処理403
において、上記テーブルが参照され、アンテナ1が対応
する周波数帯域が取得される。表示例404は、アンテ
ナ1が選択された場合の確認画面の例を示す。
したが、前述のように、例えばアンテナIDに「製造業
者名+型番」などの2つの識別要素の組み合わせから成
るIDを用いる場合、最初に製造業者名を選択し、次い
でその製造業者が製造・販売しているアンテナの型番の
中から該当するものと選ぶ、といった二段階式の選択手
順を採用することも可能である。
について通信端末装置に予め設定しておく態様について
述べたが、外部アンテナが接続される度に(接続が検知
される度に)設定メニュ画面が起動し、逐次設定する態
様も当然採り得る。しかし、最初に一旦設定してしまえ
ば済む前述の態様の方がより簡便であることは明らかで
ある。
周波数帯域で通信可能な通信端末装置に、特定の周波数
帯域のみに特化した外部アンテナが接続された場合にも
通信品質を維持することができると共に、端末内処理を
簡素化することができる。
信端末装置が普及しても、ユーザは現在所有している一
周波数帯域用の外部アンテナを支障無くそのまま用いる
ことが可能となる。又、処理の簡素化は、消費電力の低
減を意味するため、本実施形態は、通信端末のバッテリ
残量節約にも寄与する。
いて、本発明の実施の形態2に係る通信端末装置及びそ
の帯域割当制御方法ついて説明する。図5は、本実施形
態に係る通信端末装置及び外部アンテナを示すブロック
図であり、図6は、本実施形態に係る通信端末装置と外
部アンテナとの通信内容を示すシーケンス図である。な
お、実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付し、
詳しい説明は省略する。
いる携帯電話用外部アンテナの標準的な機能に鑑み、外
部アンテナが自身の対応周波数を通信端末装置に知らせ
る手段を持たないことを前提として、通信端末装置にユ
ーザ自身が設定をする態様について述べた。
置と通信する手段を有するものとし、接続時に使用され
るべき周波数帯域が自動的に設定される態様について説
明する。
アンテナ503は、通信端末と通信し、自身が対応する
周波数帯域を伝達する応答部504を有するものとす
る。一方、本実施形態に係る通信端末装置500の外部
コネクタ501は、制御部502の制御の下、外部アン
テナ503との通信機能を有するものとする。
る対応帯域取得手順(図2のS202に相当)について
説明する。まず、外部アンテナが接続されたことが検知
されると、外部コネクタ501は、対応周波数帯域識別
要求を応答部504へ送る()。この要求を受けた応
答部504は、自アンテナが800MHz帯用アンテナ
なのか、又は1.5GHz帯用アンテナなのかを示す応
答を返す()。制御部502は、この応答に基づい
て、外部アンテナから取得した周波数帯域を接続中の使
用帯域に設定し()、報告及び制限処理(図2のS2
03及びS204に相当)を行う。
を有する外部アンテナが用いられる場合、ユーザ自身が
設定する必要無しに、自動的に適切な帯域報告及び制限
が行われる。
本発明の実施の形態3に係る通信端末装置及びその帯域
割当制御方法について説明する。
部アンテナが接続されると、通信経路が、通信端末に搭
載された搭載アンテナから外部アンテナにできるだけ速
やかに切り替えられることを前提としている。
続され、現在の通信で使用中の周波数帯域と接続された
外部アンテナの対応する周波数帯域とが異なる場合に、
通信が途中で切断されてしまう可能性が生じる。
帯で通信可能な通信端末装置が、1.5GHz帯を用い
て通信している時に、800MHz帯のみに対応した外
部アンテナが接続された場合、外部アンテナ接続と同時
に前の実施形態で述べたような帯域報告・制限処理が実
行されると、使用帯域(すなわち通信チャネル)が通信
中に突然1.5GHz帯から800MHz帯に変更され
ることになり、通信の継続が困難となる。
ンテナが接続された場合、該通信が終了してから、すな
わち待ち受け状態となるのを待ってから、通信経路を外
部アンテナに切り替えるようにする。
する。図7は、本実施形態に係る帯域割当制御手順の流
れを示すフローチャートである。図2に示した実施の形
態1と同様の処理について詳しい説明を省略する。
た時(S701の「YES」)、当該通信端末装置が通
信中でなければ(S703の「NO」)、ネットワーク
側へ報告(S704)した上で、直ちにアンテナが搭載
アンテナから外部アンテナに切り替えられ(S70
5)、次いで帯域制限が実行される(S706)。
た場合(S703の「YES」)、その通信が終了する
までアンテナは切り替えられない。すなわち、搭載アン
テナが引き続き使用される。そして、その通信が終了
し、待ち受け状態となると(S703の「NO」)、そ
こでアンテナ切替処理に入る(S704〜S706)。
御方法によれば、通信中に外部アンテナが接続された場
合に通信が切断されてしまう可能性を回避することがで
きる。
組み合わせて用いられることが可能であり、好ましい。
は、移動通信システムの例として携帯電話サービスを挙
げ、外部アンテナの例として携帯電話用車載アンテナを
挙げたが、本発明はこれらの限定されるものではなく、
複数の周波数帯域を用いて通信することが可能な通信端
末装置であればどのようなシステムにおいて用いられる
ものにでも適用できる。
MHz帯及び1.5GHz帯で通信可能な通信端末装置
に、800MHz帯若しくは1.5GHz帯のいずれか
一方のみに特化した外部アンテナが接続される場合につ
いて説明したが、本発明の適用はこれらの態様に限定さ
れるものではない。本発明は、複数(nとする)の周波
数帯域で通信可能な通信端末装置に、nより少ない数
(mとする;1≦m<n)の周波数帯域に対応する外部
アンテナが接続された場合、該通信端末装置の使用周波
数帯域を該アンテナの対応する周波数帯域の少なくとも
一に制限する場合であれば、いずれの場合にも適用する
ことができる。
で通信可能な通信端末装置に、2つの周波数帯域(A、
B)に対応した外部アンテナが接続された場合、この通
信端末装置の使用周波数帯域を、A又はBのいずれか一
方のみに制限することも、A及びBの二帯域に制限する
ことも、本発明の意図する範囲内に含まれることは明ら
かである。
1乃至7に係る帯域割当制御方法によれば、複数の周波
数帯域で通信可能な通信端末装置に、特定の周波数帯域
のみに特化した外部アンテナが接続された場合に、通信
品質を維持することができると共に、端末内処理を簡素
化し、消費電力を節約することができる。
通信システム、及び請求項17乃至25に係る通信端末
装置によれば、上記請求項1乃至7に係る方法を実現す
ることができる。
外部アンテナを示すブロック図である。
の流れを示すフローチャートである。
時の画面表示例を示す図である。
手順時の画面表示例を示す図である。
外部アンテナを示すブロック図である。
部アンテナとの通信内容を示すシーケンス図である。
の流れを示すフローチャートである。
ける表示例 504 応答部
Claims (25)
- 【請求項1】 複数の周波数帯域において通信すること
が可能な通信端末装置と通信する基地局と、基地局を統
括的に制御する無線制御局とを有し、 前記通信端末装置が自局で使用可能な周波数帯域を前記
無線制御局に伝達し、該無線制御局が前記伝達に基づい
て帯域の割り当てを行うことによって、複数の周波数帯
域を利用した無線通信を行う移動通信システムにおける
帯域割当制御方法であって、 前記通信端末装置は、該通信端末装置に外部アンテナが
接続された時に、該外部アンテナが対応する周波数帯域
のうちの少なくとも一帯域を自局で使用可能な周波数帯
域として前記無線制御局に伝達することを特徴とする帯
域割当制御方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の帯域割当制御方法であっ
て、 前記少なくとも一帯域は、該通信端末装置のユーザによ
って予め設定されることを特徴とする帯域割当制御方
法。 - 【請求項3】 請求項2記載の帯域割当制御方法であっ
て、 前記少なくとも一帯域は、該通信端末装置のユーザによ
って予め設定されたアンテナIDに基づいて設定される
ことを特徴とする帯域割当制御方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の帯域割当制御方法であっ
て、 該通信端末装置に対応帯域応答手段を有する外部アンテ
ナが接続された時に、該対応帯域応答手段に要求を送
り、返ってきた応答から該外部アンテナが対応する周波
数帯域を取得し、該取得した周波数帯域のうちの少なく
とも一帯域を前記少なくとも一帯域として前記無線制御
局に伝達することを特徴とする帯域割当制御方法。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一記載の帯域
割当制御方法であって、 通信中の該通信端末装置に外部アンテナが接続された場
合、該通信が終了してから、信号送受信に使用するアン
テナを搭載アンテナから前記外部アンテナに切り替える
ことを特徴とする帯域割当制御方法。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一記載の帯域
割当制御方法であって、 該通信端末装置に接続されていた外部アンテナが外され
た時に、該通信端末装置は、自局で使用可能な周波数帯
域の全帯域を使用可能帯域として前記無線制御局に伝達
することを特徴とする帯域割当制御方法。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一記載の帯域
割当制御方法であって、 該通信端末装置に外部アンテナが接続されている間、該
通信端末装置は、通信に使用する周波数帯域を前記少な
くとも一帯域に制限することを特徴とする帯域割当制御
方法。 - 【請求項8】 複数の周波数帯域において通信すること
が可能な通信端末装置と通信する基地局と、基地局を統
括的に制御する無線制御局とを有し、 前記通信端末装置は、自局で使用可能な周波数帯域を前
記無線制御局に伝達する報告手段を有し、 該無線制御局は、前記伝達に基づいて帯域の割り当てを
行う、移動通信システムであって、 前記通信端末装置は、 該通信端末装置に外部アンテナが接続されたことを検知
する検知手段を更に有し、 前記報告手段は、該検知手段によって外部アンテナの接
続が検知された時に、該外部アンテナが対応する周波数
帯域のうちの少なくとも一帯域を自局で使用可能な周波
数帯域として前記無線制御局に伝達することを特徴とす
る移動通信システム。 - 【請求項9】 請求項8記載の移動通信システムであっ
て、 ユーザが周波数帯域を入力するための入力手段と、 該入力手段に入力された周波数帯域を保存する保存手段
とを更に有し、 前記報告手段は、前記保存手段に保存された周波数帯域
を前記少なくとも一帯域として前記無線制御局に伝達す
ることを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項10】 請求項9記載の移動通信システムであ
って、 前記入力手段は、 前記送受信手段において使用可能な少なくとも2つの周
波数帯域を保持し、表示する表示部と、 該表示部に表示された周波数帯域の中から少なくとも1
つの帯域を選択するための選択部とを有することを特徴
とする移動通信システム。 - 【請求項11】 請求項9記載の移動通信システムであ
って、 ユーザがアンテナIDを入力するための入力手段と、 アンテナIDとアンテナIDが付されたアンテナが対応
する周波数帯域との対応関係を示すテーブルを保持する
保持手段と、 前記入力手段に入力されたアンテナIDを有するアンテ
ナが対応する周波数帯域を前記保持手段が保持するテー
ブルを参照して得る参照手段とを更に有し、 前記報告手段は、前記参照手段によって得られた周波数
帯域を前記少なくとも一帯域として前記無線制御局に伝
達することを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項12】 請求項11記載の移動通信システムで
あって、 前記入力手段は、 該通信端末装置に接続可能な少なくとも一のアンテナに
付されたアンテナIDを保持し、表示する表示部と、 前記表示部に表示されたアンテナIDの中から少なくと
も一のアンテナIDを選択するための選択部とを有する
ことを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項13】 請求項8記載の移動通信システムであ
って、 前記通信端末装置は、該通信端末装置に対応帯域応答手
段を有する外部アンテナが接続された時に、該対応帯域
応答手段に要求を送り、返ってきた応答から該外部アン
テナが対応する周波数帯域を取得する対応帯域取得手段
を更に有し、 前記報告手段は、前記対応帯域取得手段が取得した周波
数帯域を前記少なくとも一帯域として前記無線制御局に
伝達することを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項14】 請求項8乃至13のいずれか一記載の
移動通信システムであって、 前記検知手段が外部アンテナが接続されたことを検知し
た時に、通信経路を搭載アンテナから該外部アンテナに
切り替えるアンテナ切替手段を更に有し、 前記アンテナ切替手段は、通信中に、前記検知手段が外
部アンテナが接続されたことを検知した場合、該通信が
終了してから、信号送受信に使用するアンテナを搭載ア
ンテナから前記外部アンテナに切り替えることを特徴と
する移動通信システム。 - 【請求項15】 請求項8乃至14のいずれか一記載の
移動通信システムであって、 前記検知手段が、該通信端末装置に接続されていた外部
アンテナが外されたことを検知した時に、前記報告手段
は、自局で使用可能な周波数帯域の全帯域を使用可能帯
域として前記無線制御局に伝達することを特徴とする移
動通信システム。 - 【請求項16】 請求項8乃至15のいずれか一記載の
移動通信システムにおいて、 前記通信端末装置は、該通信端末装置に外部アンテナが
接続されている間、通信に使用する周波数帯域を前記少
なくとも一帯域に制限する帯域制限手段を更に有するこ
とを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項17】 複数の周波数帯域において通信するこ
とが可能であり、 通信するシステム側に自局で使用可能な前記複数の周波
数帯域を伝達する報告手段を有する通信端末装置であっ
て、 該通信端末装置に外部アンテナが接続されたことを検知
する検知手段を更に有し、 前記報告手段は、該検知手段によって外部アンテナの接
続が検知された時に、該外部アンテナが対応する周波数
帯域のうちの少なくとも一帯域を自局で使用可能な周波
数帯域としてシステム側に伝達することを特徴とする通
信端末装置。 - 【請求項18】 請求項17記載の通信端末装置であっ
て、 ユーザが周波数帯域を入力するための入力手段と、 該入力手段に入力された周波数帯域を保存する保存手段
とを更に有し、 前記報告手段は、前記保存手段に保存された周波数帯域
を前記少なくとも一帯域としてシステム側に伝達するこ
とを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項19】 請求項18記載の通信端末装置であっ
て、 前記入力手段は、 前記送受信手段において使用可能な少なくとも2つの周
波数帯域を保持し、表示する表示部と、 該表示部に表示された周波数帯域の中から少なくとも1
つの帯域を選択するための選択部とを有することを特徴
とする通信端末装置。 - 【請求項20】 請求項18記載の通信端末装置であっ
て、 ユーザがアンテナIDを入力するための入力手段と、 アンテナIDとアンテナIDが付されたアンテナが対応
する周波数帯域との対応関係を示すテーブルを保持する
保持手段と、 前記入力手段に入力されたアンテナIDを有するアンテ
ナが対応する周波数帯域を前記保持手段が保持するテー
ブルを参照して得る参照手段とを更に有し、 前記報告手段は、前記参照手段によって得られた周波数
帯域を前記少なくとも一帯域としてシステム側に伝達す
ることを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項21】 請求項20記載の通信端末装置であっ
て、 前記入力手段は、 該通信端末装置に接続可能な少なくとも一のアンテナに
付されたアンテナIDを保持し、表示する表示部と、 前記表示部に表示されたアンテナIDの中から少なくと
も一のアンテナIDを選択するための選択部とを有する
ことを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項22】 請求項17記載の通信端末装置であっ
て、 該通信端末装置に対応帯域応答手段を有する外部アンテ
ナが接続された時に、該対応帯域応答手段に要求を送
り、返ってきた応答から該外部アンテナが対応する周波
数帯域を取得する対応帯域取得手段を更に有し、 前記報告手段は、前記対応帯域取得手段が取得した周波
数帯域を前記少なくとも一帯域としてシステム側に伝達
することを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項23】 請求項17乃至22のいずれか一記載
の通信端末装置であって、 前記検知手段が外部アンテナが接続されたことを検知し
た時に、通信経路を搭載アンテナから該外部アンテナに
切り替えるアンテナ切替手段を更に有し、 前記アンテナ切替手段は、通信中に、前記検知手段が外
部アンテナが接続されたことを検知した場合、該通信が
終了してから、信号送受信に使用するアンテナを搭載ア
ンテナから前記外部アンテナに切り替えることを特徴と
する通信端末装置。 - 【請求項24】 請求項17乃至23のいずれか一記載
の通信端末装置であって、 前記検知手段が、該通信端末装置に接続されていた外部
アンテナが外されたことを検知した時に、前記報告手段
は、自局で使用可能な周波数帯域の全帯域を使用可能帯
域としてシステム側に伝達することを特徴とする通信端
末装置。 - 【請求項25】 請求項17乃至24のいずれか一記載
の通信端末装置において、 該通信端末装置に外部アンテナが接続されている間、通
信に使用する周波数帯域を前記少なくとも一帯域に制限
する帯域制限手段を更に有することを特徴とする通信端
末装置。
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---|---|---|---|---|
JP2007124649A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Hewlett-Packard Development Co Lp | ワイヤレス通信の確認システム及び方法 |
JP2008301040A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Toshiba Corp | 移動通信端末装置 |
JP2009246546A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | マルチモード通信装置 |
JP2009246470A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Fujitsu Ltd | 通信機器、その制御方法及び制御プログラム |
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- 2001-10-12 JP JP2001315529A patent/JP3921068B2/ja not_active Expired - Fee Related
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