JP3921068B2 - 帯域割当制御方法、及び通信端末装置 - Google Patents

帯域割当制御方法、及び通信端末装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に、複数の周波数帯域において通信することが可能な通信端末装置、及び移動通信システム、並びにその帯域割当制御方法に関し、特に、通信端末装置に外部アンテナが接続された際に、その外部アンテナが対応する周波数帯域のみを使用可能周波数帯域としてシステム側に報告し、アンテナが対応していない周波数帯域がシステム側から割り当てられないようにする割当制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話サービスなどの移動通信システムに用いられる通信端末装置は、ホイップ・アンテナなどの搭載アンテナを有すると共に、外部アンテナに接続して使用することも可能である。外部アンテナは、携帯電話が自動車内で用いられる場合に、車外アンテナとして利用されることが多い。又、外部アンテナは、通常、コネクタを介して携帯電話に接続される。
【0003】
外部アンテナを用いる目的は、例えば自動車走行中の、通信品質を保つことである。一般的に、アンテナは、対応する周波数帯域が狭いほどアンテナ利得の確保が容易になるため、携帯電話用外部アンテナも携帯電話で用いられる特定の周波数帯域に特化して製造されている。
【0004】
移動通信システムで用いられる周波数帯域は、採用する通信方式毎に異なる場合もあれば、同じ通信方式内で複数の周波数帯域が用いられる場合もある。例えば、現行のPDC方式においては、一方式内で、800MHz帯と1.5GHz帯とが用いられている。
【0005】
そのため、現在市場で流通している携帯電話用外部アンテナは、主に800MHz帯用及び1.5GHz帯用の2種類が存在している。ユーザは、自分が所有する携帯電話の使用周波数帯域を確認の上、対応した外部アンテナを購入し、自動車に取り付ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近では、トラフィックを分散させる狙いから、複数の周波数帯域で通信可能な携帯電話が開発されている。具体的には、PDC方式において、800MHz帯及び1.5GHz帯の両方で通信することができる携帯端末である。
【0007】
ネットワーク側、特に無線制御局(RNC)は、各通信端末から制御チャネルを通じて報告された該各通信端末の使用可能周波数帯域に基づいて、各端末に通信に使用する通信チャネル(帯域)を割り当てるため、このような端末が普及すれば、システム側で空いている方の帯域へ誘導することによって、特定の通話チャネル帯域への集中を回避し、トラフィックの分散を図ることが可能となる。しかしながら、既に市場に流通している前述の外部アンテナとの関係では以下のような問題が生じる。
【0008】
例えば、800MHz帯及び1.5GHz帯で通信可能な携帯端末を、一方の帯域に特化した従来型外部アンテナ、すなわち800MHz帯用アンテナ若しくは1.5GHz帯用アンテナに接続した場合を考える。
【0009】
例えば、上記端末を800MHz帯用アンテナに接続した場合、端末は800MHz帯及び1.5GHz帯の両方で信号の送受信が可能であるため、ネットワーク側(特にRNC)に対して、通常通り、上記両帯域を自局における使用可能帯域として報告してしまう。すると、ネットワーク側において、外部アンテナの対応していない方の帯域(ここでは、1.5GHz帯)を該端末に割り当ててしまう可能性がある。ここでは、外部アンテナが800MHz帯に特化しているため、800MHz帯以外の帯域の信号は非常に低利得でしか受からない。すなわち、1.5GHz帯の信号を十分に拾うことができず、通信品質は著しく劣化することになる。
【0010】
このように、従来の複数帯域対応携帯端末は、外部アンテナが接続された際、該外部アンテナが対応する帯域を知ることができず、よって該外部アンテナが対応する周波数帯域をネットワーク側に報告することができない。
【0011】
又、仮に外部アンテナが対応する周波数帯域が割り当てられたとしても、アンテナの対応帯域が一帯域に限定されているにもかかわらず、両帯域対応の携帯端末は、自局が対応する両帯域を監視し、最も強く受かるところでの受信を試みるため、処理が冗長となる。換言すれば、上記例において、外部アンテナが対応する800MHz帯が割り当てられた場合、1.5GHz帯を監視し、800MHz帯における受信レベルと比較する処理は余計である。このような冗長な処理は、消費電力の浪費となる。
【0012】
このように、両帯域対応の携帯端末は、既に流通している一帯域用外部アンテナと組み合わされて使用される時に、外部アンテナの対応していない帯域をネットワーク側から割り当てられ、通信品質が著しく劣化する恐れがあるという問題点を有すると共に、処理が冗長になるという課題も有している。
【0013】
本発明はこのような課題を解決するために為されたものであり、特定の帯域に特化した外部アンテナに接続された複数帯域対応通信端末が、該外部アンテナの対応する周波数帯域を自局の使用可能帯域としてネットワーク側に報告する移動通信システムにおける帯域割当制御方法及びその通信端末装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る帯域割当制御方法は、複数の周波数帯域において通信することが可能な通信端末装置と通信する基地局と、基地局を統括的に制御する無線制御局とを有し、前記通信端末装置が自局で使用可能な周波数帯域を前記無線制御局に伝達し、該無線制御局が前記伝達に基づいて帯域の割り当てを行うことによって、複数の周波数帯域を利用した無線通信を行う移動通信システムにおける帯域割当制御方法であって、前記通信端末装置は、該通信端末装置に外部アンテナが接続された時に、この接続された外部アンテナが対応する周波数帯域のうちの少なくとも一帯域を自局で使用可能な周波数帯域として前記無線制御局に伝達し、該通信端末装置に外部アンテナが接続されている間、該通信端末装置は、通信に使用する周波数帯域を前記少なくとも一帯域に制限し、該通信端末装置に接続されていた外部アンテナが外された時に、該通信端末装置は、自局で使用可能な周波数帯域の全帯域を使用可能帯域として前記無線制御局に伝達し、通信中の該通信端末装置に外部アンテナが接続された場合、該通信が終了してから、信号送受信に使用するアンテナを搭載アンテナから前記外部アンテナに切り替える、方法を採る。
【0015】
この方法によれば、外部アンテナが接続された通信端末に、ネットワーク側から、該外部アンテナが対応していない周波数帯域が割り当てられることを回避することができるため、特定の帯域に特化した外部アンテナが接続された通信端末の通信品質を維持することができる。
また、この方法によれば、通信中に外部アンテナが接続された場合に、本発明に係る処理によって通信が切断されてしまう可能性を回避することができる。
また、この方法によれば、外部アンテナが外され、通信経路が外部アンテナから搭載アンテナに変わった際に、ユーザが何ら操作する必要が無く、自動的に使用可能全帯域を用いた通常の送受信が再開されるため、利便性が向上する。
さらに、この方法によれば、たとえ通信端末装置が対応していても、外部アンテナが対応しておらず、送受信に値する利得が見込めない帯域について処理が行われないため、端末内の処理を簡素化し、消費電力を低減できる。
【0016】
本発明の請求項2に係る帯域割当制御方法によれば、請求項1に係る帯域割当制御方法において、前記少なくとも一帯域は、該通信端末装置のユーザによって予め設定される方法を採る。
【0017】
この方法によれば、通信端末装置のユーザは、自分が通常使用する外部アンテナについて、使用の度に帯域制限に関する設定する必要が無く、一旦端末に設定すれば済むため、利便性が向上する。
【0018】
本発明の請求項3に係る帯域割当制御方法は、請求項2に係る帯域割当制御方法において、前記少なくとも一帯域は、該通信端末装置のユーザによって予め設定されたアンテナIDに基づいて設定される方法を採る。
【0019】
この方法において、アンテナIDとは、例えば、「型番」、「商品名」、「製造業者名+型番」、「製造業者名+商品名」などの外部アンテナを個々に識別できる識別子である。
【0020】
この方法によれば、ユーザは、自分が利用する外部アンテナの対応する周波数帯域を認識する必要が無く、上記例に挙げたようなアンテナを識別するIDを入力若しくは選択することによって、外部アンテナについての帯域制限設定をすることができるため、操作が簡素化される。
【0021】
本発明の請求項4に係る帯域割当制御方法は、請求項1に係る帯域割当制御方法において、該通信端末装置に対応帯域応答手段を有する外部アンテナが接続された時に、該対応帯域応答手段に要求を送り、返ってきた応答から該外部アンテナが対応する周波数帯域を取得し、該取得した周波数帯域のうちの少なくとも一帯域を前記少なくとも一帯域として前記無線制御局に伝達する方法を採る。
【0022】
この方法によれば、外部アンテナに関する帯域制限設定が自動的に行われるため、ユーザが外部アンテナについて設定する必要が無く、利便性が向上する。
【0048】
本発明の請求項に係る通信端末装置は、複数の周波数帯域において通信することが可能であり、通信するシステム側に自局で使用可能な前記複数の周波数帯域を伝達する報告手段を有する通信端末装置であって、該通信端末装置に外部アンテナが接続されたことを検知する検知手段と、該通信端末装置に外部アンテナが接続されている間、通信に使用する周波数帯域を前記少なくとも一帯域に制限する帯域制限手段と、前記検知手段が外部アンテナが接続されたことを検知した時に、通信経路を搭載アンテナから該外部アンテナに切り替えるアンテナ切替手段とを更に有し、前記報告手段は、該検知手段によって外部アンテナの接続が検知された時に、この接続された外部アンテナが対応する周波数帯域のうちの少なくとも一帯域を自局で使用可能な周波数帯域としてシステム側に伝達し、前記検知手段が、該通信端末装置に接続されていた外部アンテナが外されたことを検知した時に、前記報告手段は、自局で使用可能な周波数帯域の全帯域を使用可能帯域としてシステム側に伝達し、前記アンテナ切替手段は、通信中に、前記検知手段が外部アンテナが接続されたことを検知した場合、該通信が終了してから、信号送受信に使用するアンテナを搭載アンテナから前記外部アンテナに切り替える、構成を採る。
【0049】
この構成によれば、外部アンテナが接続された場合に、ネットワーク側から該外部アンテナが対応していない周波数帯域が割り当てられることを回避することができるため、特定の帯域に特化した外部アンテナが接続された際に通信品質を維持することができる。
また、この構成によれば、通信中に外部アンテナが接続された場合に、本発明に係る処理によって通信が切断されてしまう可能性を回避することができる。
また、この構成によれば、外部アンテナが外され、通信経路が外部アンテナから搭載アンテナに変わった際に、ユーザが何ら操作する必要が無く、自動的に使用可能全帯域を用いた通常の送受信が再開されるため、利便性が向上する。
さらに、この構成によれば、たとえ通信端末装置が対応していても、外部アンテナが対応しておらず、送受信に値する利得が見込めない帯域について処理が行われないため、端末内の処理を簡素化し、消費電力を低減できる。
【0050】
本発明の請求項に係る通信端末装置は、請求項に係る通信端末装置において、ユーザが周波数帯域を入力するための入力手段と、該入力手段に入力された周波数帯域を保存する保存手段とを更に有し、前記報告手段は、前記保存手段に保存された周波数帯域を前記少なくとも一帯域としてシステム側に伝達する構成を採る。
【0051】
この構成によれば、通信端末装置のユーザは、自分が通常使用する外部アンテナについて、使用の度に帯域制限に関する設定する必要が無く、一旦端末に設定すれば済むため、利便性が向上する。
【0052】
本発明の請求項に係る通信端末装置は、請求項に係る通信端末装置において、前記入力手段は、前記送受信手段において使用可能な少なくとも2つの周波数帯域を保持し、表示する表示部と、該表示部に表示された周波数帯域の中から少なくとも1つの帯域を選択するための選択部とを有する構成を採る。
【0053】
この構成によれば、ユーザは、外部アンテナの対応する周波数帯域をキー入力を用いて(例えば英数字で)入力する必要が無く、単なる選択操作によって帯域制限設定を行うことができる。
【0054】
本発明の請求項に係る通信端末装置は、請求項に係る通信端末装置において、ユーザがアンテナIDを入力するための入力手段と、アンテナIDとアンテナIDが付されたアンテナが対応する周波数帯域との対応関係を示すテーブルを保持する保持手段と、前記入力手段に入力されたアンテナIDを有するアンテナが対応する周波数帯域を前記保持手段が保持するテーブルを参照して得る参照手段とを更に有し、前記報告手段は、前記参照手段によって得られた周波数帯域を前記少なくとも一帯域としてシステム側に伝達する構成を採る。
【0055】
この構成において、アンテナIDとは、例えば、「型番」、「商品名」、「製造業者名+型番」、「製造業者名+商品名」などの外部アンテナを個々に識別できる識別子である。
【0056】
この構成によれば、ユーザは、自分が利用する外部アンテナの対応する周波数帯域を認識する必要が無く、上記例に挙げたようなアンテナを識別するIDを入力若しくは選択することによって、外部アンテナについての帯域制限設定をすることができるため、操作が簡素化される。
【0057】
本発明の請求項に係る通信端末装置は、請求項に係る通信端末装置において、前記入力手段は、該通信端末装置に接続可能な少なくとも一のアンテナに付されたアンテナIDを保持し、表示する表示部と、前記表示部に表示されたアンテナIDの中から少なくとも一のアンテナIDを選択するための選択部とを有する構成を採る。
【0058】
この構成によれば、ユーザは、外部アンテナのアンテナIDをキー入力を用いて(例えば英数字で)入力する必要が無く、単なる選択操作によって帯域制限設定を行うことができる。
【0059】
本発明の請求項10に係る通信端末装置は、請求項に係る通信端末装置において、該通信端末装置に対応帯域応答手段を有する外部アンテナが接続された時に、該対応帯域応答手段に要求を送り、返ってきた応答から該外部アンテナが対応する周波数帯域を取得する対応帯域取得手段を更に有し、前記報告手段は、前記対応帯域取得手段が取得した周波数帯域を前記少なくとも一帯域としてシステム側に伝達する構成を採る。
【0060】
この構成によれば、外部アンテナに関する帯域制限設定が自動的に行われるため、ユーザが外部アンテナについて設定する必要が無く、利便性が向上する。
【0067】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0068】
なお、以下の実施形態においては、移動通信システムとしてPDC方式の携帯電話サービスを例に挙げ、複数の周波数帯域で通信可能な携帯端末として800MHz帯及び1.5GHz帯で通信することが可能な携帯端末を例に挙げる。但し、これらは例示にすぎない。
【0069】
(実施の形態1)
まず、図1乃至4を用いて、本発明の実施の形態1に係る通信端末装置及びその帯域割当制御方法について説明する。
【0070】
図1は、本実施形態に係る通信端末装置及び外部アンテナを示すブロック図である。携帯電話サービスで用いられ、800MHz帯及び1.5GHz帯で通信することが可能な通信端末装置100は、例えばホイップ・アンテナである搭載アンテナ101と、800MHz帯と1.5GHz帯とに対応した送受信部102と、音声処理部103と、例えばディスプレイである表示部104と、スピーカ105と、マイク106と、メモリ107と、外部コネクタ108と、これらを統括的に制御する制御部109とを有する。個々の構成要素の機能や内部構造は既知の技術であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
【0071】
通信端末装置100は、外部コネクタ108を用いて、外部アンテナ111と接続された車載アダプタ110と接続される。ここで、外部アンテナ111は、800MHz帯若しくは1.5GHz帯のいずれか一方の帯域に特化した従来型の外部アンテナである。
【0072】
次いで、図2を用いて、本実施形態に係る帯域割当制御方法について説明する。図2は、本実施形態に係る帯域割当制御手順の流れを示すフローチャートである。
【0073】
外部アンテナ111が接続された車載アダプタ110に通信端末装置100が接続された時、又は、通信端末装置100が接続された車載アダプタ110に外部アンテナ111が接続された時、該接続は、外部コネクタ108によって検知される(S201)。
【0074】
外部コネクタ108から接続検知(S201の「YES」)を知らされた制御部109は、メモリ107内に保存された所定の周波数帯域を取得し(S202)、この取得された周波数帯域を、例えば制御チャネルを通じて、ネットワーク側(例えばRNC)に自局での使用可能周波数帯域として報告する(S203)と共に、該周波数帯域のみを信号の送受信に用いるように(すなわち、通信チャネルとして設定するように)、送受信部102に指示する(S204)。
【0075】
この所定の周波数帯域は、外部アンテナ使用時に用いられる周波数帯域として保存されているものであり、ユーザによって予め入力・設定されたものでもよく、外部アンテナが接続される度にユーザによって入力・設定されるものでもよい。詳しくは後述する。
【0076】
いずれの場合でも、上記所定の周波数帯域は、接続された外部アンテナの対応する周波数帯域と一致する必要がある。例えば、通信端末装置100のユーザが、800MHz帯用の外部アンテナを所有していた場合、上記保存される所定の周波数帯域は800MHz帯であるべきである。
【0077】
但し、この所定の周波数帯域は一帯域に限られない。接続される外部アンテナが複数の周波数帯域に対応している場合、それら対応する複数の周波数帯域を上記所定の周波数帯域とすることが可能である。
【0078】
このようにして、外部アンテナが接続された時、本実施形態に係る通信端末装置は、接続された外部アンテナが対応する周波数帯域を自局が使用可能な周波数帯域としてネットワーク側に報告すると共に、送受信に使用する周波数帯域(すなわち、通信チャネル帯域)を上記所定の周波数帯域のみに絞るため、ネットワーク側から、通信端末装置自体は対応していても、外部アンテナが対応していない周波数帯域が割り当てられる可能性が無くなり、通信品質を維持することができると共に、実質的に不要となる、外部アンテナが対応していない帯域での監視処理を省略することによって処理が簡素化される。上記所定の周波数帯域が一帯域である場合には、各帯域の中から最も強く受かる帯域を選択するための利得比較処理も省略されるため、処理が更に簡素化される。
【0079】
上記帯域報告・制限後、外部アンテナが取り外されたことが外部コネクタ108によって検知されると(S205の「YES」)、制御部109は、該通信端末装置において元来使用可能な対応周波数の全帯域を、例えば制御チャネルを通じて、ネットワーク側(例えばRNC)に自局での使用可能周波数帯域として報告する(S206)と共に、送受信部102にS202において設定された帯域制限を解除するように指示する(S207)。
【0080】
次いで、上記所定の周波数帯域、すなわち外部アンテナの対応する周波数帯域、の通信端末装置への設定手順について詳述する。
【0081】
外部アンテナの対応する周波数帯域は、通信端末装置が通常有するディスプレイなどの表示手段と入力キーなどの入力手段とを用いて、その他の一般的な設定項目と同様に、画面上の項目を選択して行われることが好ましい。この方が、例えば、800MHz帯を設定するために、「800MHz」と英数字を入力するよりも、ユーザにとって簡便である。
【0082】
このような設定手順時の画面表示例を図3に示す。表示例301は、外部アンテナの設定を行う処理に入るためのメニュ画面の例であり、表示例302は、当該通信端末装置で使用することが可能な周波数帯域を表示し、ユーザに選択させる選択画面の例である。ここでは、前述のように、800MHz帯と1.5GHz帯とが使用可能であり、いずれか一方を選択するものとする。800MHz帯が選択された場合の確認画面の例を303に、1.5GHz帯が選択された場合の確認画面の例を304に、それぞれ示す。
【0083】
一方では、周波数帯域の代わりに、個々の外部アンテナを識別するためのIDを選択する態様も考えられる。使用可能な周波数帯域数が多い場合、外部アンテナが対応する周波数帯域が多い場合、更には「何Hz」といったいわば技術的表現でユーザを煩わせたくないと欲する場合などには、手持ちのアンテナを見てすぐに設定できるこの方法が便宜である。
【0084】
上記IDの例として、「型番」、「商品名」、「製造業者名+型番」、「製造業者名+商品名」などが考えられるが、ユーザが使用する可能性のある(すなわち市販されている)外部アンテナを個々に識別できる識別子であれば何でもよく、上記例に限られない。
【0085】
いずれも場合でも、通信端末装置のメモリには、この外部アンテナのIDと、そのIDが識別する外部アンテナが対応する周波数帯域との関係を示すテーブルが予め保存されている必要がある。このテーブルは、工場出荷時に書き込まれてもよく、店頭販売時に書き込まれてもよく、ユーザによって所定のサーバからダウンロードされてもよく、又はそれらの組み合わせであってもよい。
【0086】
このような設定手順時の画面表示例を図4に示す。表示例401は、外部アンテナの設定を行う処理に入るためのメニュ画面の例であり、表示例402は、当該通信端末装置で使用することが可能な外部アンテナのIDを表示し、ユーザに選択させる選択画面の例である。この表示例において、「アンテナ1」とはアンテナ1のアンテナIDを示し、「アンテナ2」とはアンテナ2のアンテナIDを示すものとする。ユーザによって、例えば「アンテナ1」が選択されると、処理403において、上記テーブルが参照され、アンテナ1が対応する周波数帯域が取得される。表示例404は、アンテナ1が選択された場合の確認画面の例を示す。
【0087】
図4の例では、一回の選択で済む手順を示したが、前述のように、例えばアンテナIDに「製造業者名+型番」などの2つの識別要素の組み合わせから成るIDを用いる場合、最初に製造業者名を選択し、次いでその製造業者が製造・販売しているアンテナの型番の中から該当するものと選ぶ、といった二段階式の選択手順を採用することも可能である。
【0088】
ここでは、ユーザが所有する外部アンテナについて通信端末装置に予め設定しておく態様について述べたが、外部アンテナが接続される度に(接続が検知される度に)設定メニュ画面が起動し、逐次設定する態様も当然採り得る。しかし、最初に一旦設定してしまえば済む前述の態様の方がより簡便であることは明らかである。
【0089】
このように、本実施形態によれば、複数の周波数帯域で通信可能な通信端末装置に、特定の周波数帯域のみに特化した外部アンテナが接続された場合にも通信品質を維持することができると共に、端末内処理を簡素化することができる。
【0090】
よって、2つの周波数帯域で通信可能な通信端末装置が普及しても、ユーザは現在所有している一周波数帯域用の外部アンテナを支障無くそのまま用いることが可能となる。又、処理の簡素化は、消費電力の低減を意味するため、本実施形態は、通信端末のバッテリ残量節約にも寄与する。
【0091】
(実施の形態2)
次いで、図5及び6を用いて、本発明の実施の形態2に係る通信端末装置及びその帯域割当制御方法ついて説明する。図5は、本実施形態に係る通信端末装置及び外部アンテナを示すブロック図であり、図6は、本実施形態に係る通信端末装置と外部アンテナとの通信内容を示すシーケンス図である。なお、実施の形態1と同様の構成には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0092】
前述の実施の形態1では、現在市販されている携帯電話用外部アンテナの標準的な機能に鑑み、外部アンテナが自身の対応周波数を通信端末装置に知らせる手段を持たないことを前提として、通信端末装置にユーザ自身が設定をする態様について述べた。
【0093】
本実施形態は、外部アンテナが通信端末装置と通信する手段を有するものとし、接続時に使用されるべき周波数帯域が自動的に設定される態様について説明する。
【0094】
図5に示すように、本実施形態に係る外部アンテナ503は、通信端末と通信し、自身が対応する周波数帯域を伝達する応答部504を有するものとする。一方、本実施形態に係る通信端末装置500の外部コネクタ501は、制御部502の制御の下、外部アンテナ503との通信機能を有するものとする。
【0095】
次いで、図6を用いて、本実施形態における対応帯域取得手順(図2のS202に相当)について説明する。まず、外部アンテナが接続されたことが検知されると、外部コネクタ501は、対応周波数帯域識別要求を応答部504へ送る(▲1▼)。この要求を受けた応答部504は、自アンテナが800MHz帯用アンテナなのか、又は1.5GHz帯用アンテナなのかを示す応答を返す(▲2▼)。制御部502は、この応答に基づいて、外部アンテナから取得した周波数帯域を接続中の使用帯域に設定し(▲3▼)、報告及び制限処理(図2のS203及びS204に相当)を行う。
【0096】
このように、本実施形態によれば、応答部を有する外部アンテナが用いられる場合、ユーザ自身が設定する必要無しに、自動的に適切な帯域報告及び制限が行われる。
【0097】
(実施の形態3)
次いで、図7を用いて、本発明の実施の形態3に係る通信端末装置及びその帯域割当制御方法について説明する。
【0098】
前述の実施の形態1及び2においては、外部アンテナが接続されると、通信経路が、通信端末に搭載された搭載アンテナから外部アンテナにできるだけ速やかに切り替えられることを前提としている。
【0099】
すると、仮に、通信中に外部アンテナが接続され、現在の通信で使用中の周波数帯域と接続された外部アンテナの対応する周波数帯域とが異なる場合に、通信が途中で切断されてしまう可能性が生じる。
【0100】
例えば、800MHz帯及び1.5GHz帯で通信可能な通信端末装置が、1.5GHz帯を用いて通信している時に、800MHz帯のみに対応した外部アンテナが接続された場合、外部アンテナ接続と同時に前の実施形態で述べたような帯域報告・制限処理が実行されると、使用帯域(すなわち通信チャネル)が通信中に突然1.5GHz帯から800MHz帯に変更されることになり、通信の継続が困難となる。
【0101】
そこで、本実施形態では、通信中に外部アンテナが接続された場合、該通信が終了してから、すなわち待ち受け状態となるのを待ってから、通信経路を外部アンテナに切り替えるようにする。
【0102】
本実施形態に係る処理を図7を用いて詳述する。図7は、本実施形態に係る帯域割当制御手順の流れを示すフローチャートである。図2に示した実施の形態1と同様の処理について詳しい説明を省略する。
【0103】
外部アンテナが接続されたことが検知された時(S701の「YES」)、当該通信端末装置が通信中でなければ(S703の「NO」)、ネットワーク側へ報告(S704)した上で、直ちにアンテナが搭載アンテナから外部アンテナに切り替えられ(S705)、次いで帯域制限が実行される(S706)。
【0104】
他方、外部アンテナ接続時に通信中であった場合(S703の「YES」)、その通信が終了するまでアンテナは切り替えられない。すなわち、搭載アンテナが引き続き使用される。そして、その通信が終了し、待ち受け状態となると(S703の「NO」)、そこでアンテナ切替処理に入る(S704〜S706)。
【0105】
このように、本実施形態に係る帯域割当制御方法によれば、通信中に外部アンテナが接続された場合に通信が切断されてしまう可能性を回避することができる。
【0106】
又、本実施形態は、実施の形態1又は2と組み合わせて用いられることが可能であり、好ましい。
【0107】
以上説明した実施の形態1乃至3においては、移動通信システムの例として携帯電話サービスを挙げ、外部アンテナの例として携帯電話用車載アンテナを挙げたが、本発明はこれらの限定されるものではなく、複数の周波数帯域を用いて通信することが可能な通信端末装置であればどのようなシステムにおいて用いられるものにでも適用できる。
【0108】
又、上記実施形態において、主に、800MHz帯及び1.5GHz帯で通信可能な通信端末装置に、800MHz帯若しくは1.5GHz帯のいずれか一方のみに特化した外部アンテナが接続される場合について説明したが、本発明の適用はこれらの態様に限定されるものではない。本発明は、複数(nとする)の周波数帯域で通信可能な通信端末装置に、nより少ない数(mとする;1≦m<n)の周波数帯域に対応する外部アンテナが接続された場合、該通信端末装置の使用周波数帯域を該アンテナの対応する周波数帯域の少なくとも一に制限する場合であれば、いずれの場合にも適用することができる。
【0109】
例えば、3つの周波数帯域(A、B、C)で通信可能な通信端末装置に、2つの周波数帯域(A、B)に対応した外部アンテナが接続された場合、この通信端末装置の使用周波数帯域を、A又はBのいずれか一方のみに制限することも、A及びBの二帯域に制限することも、本発明の意図する範囲内に含まれることは明らかである。
【0110】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の請求項1乃至に係る帯域割当制御方法によれば、複数の周波数帯域で通信可能な通信端末装置に、特定の周波数帯域のみに特化した外部アンテナが接続された場合に、通信品質を維持することができると共に、端末内処理を簡素化し、消費電力を節約することができる。
【0111】
又、請求項5乃至10に係る通信端末装置によれば、上記請求項1乃至に係る方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る通信端末装置及び外部アンテナを示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る帯域割当制御手順の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態1に係る対応帯域設定手順時の画面表示例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る別の対応帯域設定手順時の画面表示例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る通信端末装置及び外部アンテナを示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る通信端末装置と外部アンテナとの通信内容を示すシーケンス図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係る帯域割当制御手順の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100、500 通信端末装置
101 搭載アンテナ
102 送受信部
103 音声処理部
104 表示部
105 スピーカ
106 マイク
107 メモリ
108、501 外部コネクタ
109、502 制御部
110 車載アダプタ
111、503 外部アンテナ
301〜304、401、402、404 表示部における表示例
504 応答部

Claims (10)

  1. 複数の周波数帯域において通信することが可能な通信端末装置と通信する基地局と、基地局を統括的に制御する無線制御局とを有し、
    前記通信端末装置が自局で使用可能な周波数帯域を前記無線制御局に伝達し、該無線制御局が前記伝達に基づいて帯域の割り当てを行うことによって、複数の周波数帯域を利用した無線通信を行う移動通信システムにおける帯域割当制御方法であって、
    前記通信端末装置は、該通信端末装置に外部アンテナが接続された時に、この接続された外部アンテナが対応する周波数帯域のうちの少なくとも一帯域を自局で使用可能な周波数帯域として前記無線制御局に伝達し、
    該通信端末装置に外部アンテナが接続されている間、該通信端末装置は、通信に使用する周波数帯域を前記少なくとも一帯域に制限し、
    該通信端末装置に接続されていた外部アンテナが外された時に、該通信端末装置は、自局で使用可能な周波数帯域の全帯域を使用可能帯域として前記無線制御局に伝達し、
    通信中の該通信端末装置に外部アンテナが接続された場合、該通信が終了してから、信号送受信に使用するアンテナを搭載アンテナから前記外部アンテナに切り替える、ことを特徴とする帯域割当制御方法。
  2. 請求項1記載の帯域割当制御方法であって、
    前記少なくとも一帯域は、該通信端末装置のユーザによって予め設定されることを特徴とする帯域割当制御方法。
  3. 請求項2記載の帯域割当制御方法であって、
    前記少なくとも一帯域は、該通信端末装置のユーザによって予め設定されたアンテナIDに基づいて設定されることを特徴とする帯域割当制御方法。
  4. 請求項1記載の帯域割当制御方法であって、
    該通信端末装置に対応帯域応答手段を有する外部アンテナが接続された時に、該対応帯域応答手段に要求を送り、返ってきた応答から該外部アンテナが対応する周波数帯域を取得し、該取得した周波数帯域のうちの少なくとも一帯域を前記少なくとも一帯域として前記無線制御局に伝達することを特徴とする帯域割当制御方法。
  5. 複数の周波数帯域において通信することが可能であり、
    通信するシステム側に自局で使用可能な前記複数の周波数帯域を伝達する報告手段を有する通信端末装置であって、
    該通信端末装置に外部アンテナが接続されたことを検知する検知手段と、
    該通信端末装置に外部アンテナが接続されている間、通信に使用する周波数帯域を前記少なくとも一帯域に制限する帯域制限手段と、
    前記検知手段が外部アンテナが接続されたことを検知した時に、通信経路を搭載アンテナから該外部アンテナに切り替えるアンテナ切替手段とを更に有し、
    前記報告手段は、該検知手段によって外部アンテナの接続が検知された時に、この接続された外部アンテナが対応する周波数帯域のうちの少なくとも一帯域を自局で使用可能な周波数帯域としてシステム側に伝達し、
    前記検知手段が、該通信端末装置に接続されていた外部アンテナが外されたことを検知した時に、前記報告手段は、自局で使用可能な周波数帯域の全帯域を使用可能帯域としてシステム側に伝達し、
    前記アンテナ切替手段は、通信中に、前記検知手段が外部アンテナが接続されたことを検知した場合、該通信が終了してから、信号送受信に使用するアンテナを搭載アンテナから前記外部アンテナに切り替える、ことを特徴とする通信端末装置。
  6. 請求項5記載の通信端末装置であって、
    ユーザが周波数帯域を入力するための入力手段と、
    該入力手段に入力された周波数帯域を保存する保存手段とを更に有し、
    前記報告手段は、前記保存手段に保存された周波数帯域を前記少なくとも一帯域としてシステム側に伝達することを特徴とする通信端末装置。
  7. 請求項6記載の通信端末装置であって、
    前記入力手段は、
    前記送受信手段において使用可能な少なくとも2つの周波数帯域を保持し、表示する表示部と、
    該表示部に表示された周波数帯域の中から少なくとも1つの帯域を選択するための選択部とを有することを特徴とする通信端末装置。
  8. 請求項6記載の通信端末装置であって、
    ユーザがアンテナIDを入力するための入力手段と、
    アンテナIDとアンテナIDが付されたアンテナが対応する周波数帯域との対応関係を示すテーブルを保持する保持手段と、
    前記入力手段に入力されたアンテナIDを有するアンテナが対応する周波数帯域を前記保持手段が保持するテーブルを参照して得る参照手段とを更に有し、
    前記報告手段は、前記参照手段によって得られた周波数帯域を前記少なくとも一帯域としてシステム側に伝達することを特徴とする通信端末装置。
  9. 請求項8記載の通信端末装置であって、
    前記入力手段は、
    該通信端末装置に接続可能な少なくとも一のアンテナに付されたアンテナIDを保持し、表示する表示部と、
    前記表示部に表示されたアンテナIDの中から少なくとも一のアンテナIDを選択するための選択部とを有することを特徴とする通信端末装置。
  10. 請求項5記載の通信端末装置であって、
    該通信端末装置に対応帯域応答手段を有する外部アンテナが接続された時に、該対応帯域応答手段に要求を送り、返ってきた応答から該外部アンテナが対応する周波数帯域を取得する対応帯域取得手段を更に有し、
    前記報告手段は、前記対応帯域取得手段が取得した周波数帯域を前記少なくとも一帯域としてシステム側に伝達することを特徴とする通信端末装置。
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