JP2009049752A - 映像信号処理装置、映像信号処理方法、及び表示装置 - Google Patents

映像信号処理装置、映像信号処理方法、及び表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回路規模を低減することができる映像信号処理装置、映像信号処理方法、及び表示装置を提供すること。
【解決手段】各サンプル点に対する補正後の映像信号の信号レベルを補正レベルとして保持するサンプルデータレジスタ21と、入力映像信号から補正後の映像信号を線形補間により求める際に使用する第1の係数を出力する係数演算回路26と、入力映像信号から補正後の映像信号をキュービック補間演算により求める際に使用する第2の係数を出力する係数選択回路24と、サンプルデータレジスタ21に保持されている補正レベル及び第1の係数又は第2の係数を使用し、キュービック補間演算又は線形補間演算を行うことによって、入力された映像信号の信号レベルに対応した補正後の映像信号の信号レベルを求める補間演算回路25とを有する。補間演算回路25は、入力された映像信号レベルに応じて線形補間又はキュービック補間のいずれかを実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像信号に対してガンマ補正又は逆ガンマ補正を行う映像信号処理装置及び映像信号処理方法、並びに、使用するディスプレイのガンマ特性が、入力された映像信号に行われているガンマ補正の特性と異なる場合に、使用するディスプレイに応じたガンマ補正を行う表示装置に関する。特に、ブラウン管ディスプレイ、液晶表示装置又はプラズマディスプレイパネルなどの表示装置、その表示画像の良好な階調やコントラストを実現する映像信号処理装置及び映像信号処理方法に関する。
映像信号を表示する液晶ディスプレイ、又は、プラズマ及びブラウン管(CRT)などの各表示装置は、それぞれ異なったガンマ特性を有している。ところが、テレビジョン放送信号はCRTに対するガンマ特性であるため、液晶ディスプレイやプラズマの表示装置に表示する場合は、映像信号に対して、送信側で施したガンマ補正を除去すると共に、使用している表示装置に対応したガンマ補正を施す必要がある。したがって、受信側において、複数種類のディスプレイに対応した映像出力を行なう場合には、夫々のディスプレイに対応したガンマ補正が必要となる。
また、コントラスト設定や画質、明るさ、白黒レベル調整等にもガンマ補正同様の補正が行われている。近年のソフトウェア処理量増大により、回路とソフトウェア処理量を共に小規模でかつ、より鮮明で自然な画像を実現するために、より平滑な補正曲線の実現を可能にする回路設計の要求が高まり、非常に高度な技術が必要である。
従来、映像信号処理システムにおいて、映像信号を表示する液晶ディスプレイやプラズマ及びブラウン管(CRT)などの表示装置に対応するため、一度に複数の表示装置へ対応が可能なガンマ補正装置が提供されてきている。しかし、ガンマ特性曲線を正確に近似することができない問題や、正確に近似するためには非常に大規模な回路を必要としていた。この問題を解決するための従来技術として特許文献1に記載の技術がある。
図10は、特許文献1に記載の従来例の逆ガンマ補正装置を示すブロック図である。図10に示すように、逆ガンマ補正装置311は、サンプルデータレジスタ321と、サンプルデータ選択回路322と、カーネル係数メモリ323と、係数選択回路324と、補間演算回路325とを備えている。
サンプルデータレジスタ321は、入力される映像信号の最低の信号レベルから最大の信号レベルの間を等間隔に分割して複数のサンプルポイントを設定し、各サンプルポイントに対する補正された後の映像信号の信号レベル(補正レベル)を保持する。補間演算回路325は、サンプルデータレジスタ321に保持されている補正レベルを用いてキュービック補間演算を行うことによって、入力された映像信号の信号レベルに対応した補正された後の映像信号の信号レベルを求める。
この従来の逆ガンマ補正装置311は、図11に示すように等間隔に複数のサンプルポイントを設定する。そのサンプルポイントに対する出力値であるサンプルデータは任意に設定することができ、そのサンプルデータを滑らかに結ぶことで所望のガンマ曲線に従った逆ガンマ補正処理を行うものである。この従来技術では回路規模を削減してサンプルデータを滑らかに結ぶ手法としてキュービック補間演算を用いている。
次に、従来のガンマ補正処理の動作について説明する。図11(a)は、従来例の逆ガンマ補正装置に設定されるサンプルデータの説明図であり、図11(b)は、図11(a)における領域Rの拡大図である。図12は、従来例の逆ガンマ補正装置のカーネル係数メモリ323に格納される係数を示す図である。逆ガンマ補正装置311では、補正前の映像データの端子331から入力される映像信号の最小から最大の信号レベルを等間隔に分割し、複数のサンプルポイントをサンプルデータ選択回路322及びサンプルデータレジスタ321に設定する。サンプルポイントとは、サンプルデータ選択回路322に入力された映像信号レベルを、等間隔に分割した入力値と比較されるデータを示し、入力値に対して補正されるデータを示している。サンプルポイントを図11に示す入力映像信号の信号レベルであるx座標とし、サンプルデータを図11に示す出力映像信号の信号レベルであるy座標とした場合の関係を、以下の式1にて示す。
(x,y)=(サンプルポイント,サンプルデータ)・・・(1)
サンプルポイントに対する出力値であるサンプルデータは任意に設定することができ、そのサンプルデータを滑らかに結ぶことで所望のガンマ曲線に従った逆ガンマ補正処理を行うものである。この従来技術では回路規模を削減してサンプルデータを滑らかに結ぶ手法としてキュービック補間演算を用いている。次に、キュービック補間演算について詳細に説明する。
キュービック補間演算は、3次の多項式を用いた補間アルゴリズムであり、そのカーネル関数h(x)は、下記式(2)にて表される。図12は、式(2)においてa=−0.5の場合のグラフであり、aは補間関数の性質を制御するための変数で、通常−0.5〜−2程度が用いられる。
Figure 2009049752
キュービック補間演算を用いて、入力映像信号の信号レベルに対して、逆ガンマ補正後の出力映像信号の信号レベルを求める処理を説明する。図11は、入力映像信号の信号レベルA点で、出力映像信号の信号レベル(●で表記する逆ガンマ補正曲線上の点)が補間される時の逆ガンマ補正装置311に設定されるサンプルデータを表している。横軸の入力映像信号の信号レベルは、最小から最大の信号レベルを等間隔に分割されて、サンプルポイントが設定されている。ここで補間されるA点に隣接する前後4つのサンプルポイント(図11の中にて破線で囲まれた○表記の4つのポイントC−2,C−1,C,C)をサンプルデータとして抽出する。上記式(2)におけるx値(以下、距離xという。)は、隣接するサンプル点のレベル差が、距離"1"に対応している。すなわち、入力映像信号の信号レベルから上記の4つのサンプル点までのレベル差を、隣接するサンプル点間のレベル差で除算すれば、距離xが求められる。
ここで算出された距離xを式(2)に代入して、4つのサンプルデータに対する重み係数(図12に示すh−2,h−1,h,h)を求める。重み係数とは補間演算等で一般的に用いられる用語であって、重み付き平均を重みの総数で割った値のことである。式(3)に示すように、重み係数を4つのサンプルデータに乗算し、乗算結果の総和yを求める。
y=h−2・C−2+h−1・C−1+h・C+h・C・・・(3)
式(3)にて求めた総和yが逆ガンマ補正されたA点の映像信号レベルとなる。この補間処理において必要となるサンプルデータは、距離xが、−2≦x<−1、−1≦x<0、0≦x<1、1≦x<2の4つの範囲から、それぞれ1つであり、係数値は、選択されたサンプルデータに対応した図12に示す(h−2,h−1,h,h)のカーネル係数値(係数値(h))で取得される。
よって、図10に示す従来技術の逆ガンマ補正装置311においては、修正前の映像データ入力端子331から入力される映像信号を、係数選択回路324及びサンプルデータ選択回路322へ入力し、係数選択回路324で取得したカーネル係数値と、サンプルデータ選択回路322にて選択したサンプルデータとを使用し、補間演算回路325において上記式(3)で示すキュービック補間演算を行う。そして出力端子333より補正後の映像データを出力する。
また、特許文献2には、画像信号の種類を判別し、その判別結果に従って1つの補間回路によってそれぞれの画像種類に対応する複数の補間方式を切り換えて画素変換処理を行うことを目的とした画像信号処理装置が開示されている。この画像信号処理装置は、入力される画像信号に応じて当該画像信号が自然画の画像信号か、コンピュータによって生成されたコンピュータ画像信号かを判別する画像判別手段と、画像判別手段の判別結果に応じて所定の補間処理を選択し、選択された補間処理で画像信号に対して処理を行い、画素数変換を行なう補間処理手段とを有する。そして、画像判別手段は、入力される画像信号の隣接する第1、第2、第3及び第4の4つの画素のデータを用いて、第1と第2の画素データの差の絶対値と第3と第4の画素データの差の絶対値との和と、第2と第3の画素データの差の絶対値との比を算出し、算出した比と所定の閾値との比較結果に基づき入力される画像信号が自然画の画像信号か、コンピュータ画像信号かについて判別するものである。
特開2004−140702号公報 特許第3899994号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、入力映像信号の信号レベルを最小から最大まで等間隔に分割してサンプリングポイントを設定し、設定したサンプリングポイントに対する補正値であるサンプリングデータを用いてキュービック補間演算を行うことを特徴としているため、入力映像信号レベルの最大値をM、サンプリングの間隔をNとすると、常にサンプルポイントは、1+(M+1)/N個、サンプルデータは、log(M+1)bit必要である。すなわち、特許文献1に記載の技術においては、サンプルデータのbit幅が大きいため、レジスタ及び演算器の数が多く、回路規模が大きくなる。また、サンプルポイントの個数が多いため、レジスタへの設定回数も多くなり、ソフトウェア処理量が増大するという問題点がある。
また、特許文献2に記載の技術は、線形補間回路とキュービック補間回路を置き、それらを切り替えるものであるが、線形補間とキュービック補間を切り替える判断を自然画かPCによる作成画像かで判断している。よって、サンプルポイントを削減することはできず、上述と同様にサンプルデータレジスタの回路規模が大きくなるという問題点がある。
本発明にかかる映像信号処理装置は、映像信号が入力され、入力された映像信号に対してガンマ補正又は逆ガンマ補正を行なう映像信号処理装置であって、各サンプル点に対する補正後の映像信号の信号レベルを補正レベルとして保持する補正レベル保持部と、前記入力された映像信号から補正後の映像信号を線形補間により求める際に使用する第1の係数を出力する第1の係数出力部と、前記入力された映像信号から補正後の映像信号をキュービック補間演算により求める際に使用する第2の係数を出力する第2の係数出力部と、前記補正レベル保持部に保持されている前記補正レベル及び前記第1の係数又は第2の係数を使用し、前記キュービック補間演算又は線形補間演算を行うことによって、入力された映像信号の信号レベルに対応した補正後の映像信号の信号レベルを求める補間演算部とを有し、前記補間演算部は、前記入力された映像信号レベルに応じて前記線形補間又は前記キュービック補間のいずれかを実行するものである。
本発明にかかる映像信号処理方法は、映像信号が入力され、入力された映像信号に対してガンマ補正又は逆ガンマ補正を行なう映像信号処理方法であって、各サンプル点に対する補正後の映像信号の信号レベルを補正レベルとして保持する補正レベル保持部からサンプル点を読出し、第1の係数出力部から前記入力された映像信号から補正後の映像信号を線形補間により求める際に使用する第1の係数を出力し、第2の係数出力部から前記入力された映像信号から補正後の映像信号をキュービック補間演算により求める際に使用する第2の係数を出力し、前記補正レベル保持部から読み出された前記補正レベル及び前記第1の係数又は第2の係数を使用し、前記映像信号レベルに応じて前記線形補間又は前記キュービック補間のいずれかを実行する。
本発明にかかる表示装置は、入力された映像信号を表示する表示装置であって、前記入力された映像信号に対してガンマ補正又は逆ガンマ補正を行なうガンマ補正部を備え、前記ガンマ補正部は、各サンプル点に対する補正後の映像信号の信号レベルを補正レベルとして保持する補正レベル保持部と、前記入力された映像信号から補正後の映像信号を線形補間により求める際に使用する第1の係数を出力する第1の係数出力部と、前記入力された映像信号から補正後の映像信号をキュービック補間演算により求める際に使用する第2の係数を出力する第2の係数出力部と、前記補正レベル保持部に保持されている前記補正レベル及び前記第1の係数又は第2の係数を使用し、前記キュービック補間演算又は線形補間演算を行うことによって、入力された映像信号の信号レベルに対応した補正後の映像信号の信号レベルを求める補間演算部とを有し、前記補間演算部は、前記入力された映像信号レベルに応じて前記線形補間又は前記キュービック補間のいずれかを実行するものである。
本発明においては、入力された映像信号のレベルに応じて線形補間又はキュービック補間のいずれかを実行するようにしたので、例えば、変化量がほぼ線形であるような映像信号レベル区間は、線形補間を行なうようにすることで、冗長なサンプルデータを保持する必要がなくなり、回路規模を低減することができる。
本発明によれば、回路規模を低減することができる映像信号処理装置、映像信号処理方法、及び表示装置を提供することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、補間曲線の一部を、キュービック補間のためのサンプルデータを用いて線形補間を行うことにより、回路規模及びソフトウェア処理量を削減した映像信号処理装置に適用したものである。
本実施の形態においては、輝度信号の白レベル(100IRE)を超えるレベルの信号について、その領域における逆ガンマ特性が直線に近い曲線という特性に着目する。そして、当該領域をキュービック補間演算に用いたサンプルデータを用いて線形補間、つまり直線近似することで、ソフトウェア処理量(レジスタへの設定量)削減と回路規模削減を同時に実現するものである。
本発明の実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1にかかる逆ガンマ補正装置である。図2は、逆ガンマ補正曲線を示す図である。上述した図9に示す特許文献1に記載の逆ガンマ補正装置に対して、本実施の形態においては、係数演算回路26、及びセレクタ27を新たに追加し、サンプルデータレジスタ21の簡略化とのサンプルデータ選択回路22の最適化を行った装置である。すなわち、逆ガンマ補正装置11は、サンプルデータレジスタ21、サンプルデータ選択回路22、カーネル係数メモリ23、係数選択回路24、補間演算回路25、係数演算回路26、及びセレクタ27を有する。
サンプルデータレジスタ21は、各サンプルポイントに対する補正された後の映像信号の信号レベルである補正レベルを保持する補正レベル保持部として機能し、ガンマ特性選択の端子32からサンプルデータレジスタ21へサンプルデータの値を書き込むサンプルデータレジスタ書き込み信号が入力される。サンプルデータを書き込むのは外部のCPUや他の装置などである。
ここで、本実施の形態においては、図2に示すように、サンプルデータは、入力最大値のレベルの振幅を有する必要はなく、黒レベル(0IRE)から白レベル(100IRE)までの振幅を持てばよい。したがって、本実施の形態におけるサンプルデータのbit幅は、log(L+1)bitであり、サンプルポイントは、1+(L+1)/N個である。Mは入力映像信号レベルの最大値、Nはサンプリング間隔を示す。
サンプルデータ選択回路22は、サンプルデータレジスタ21からサンプルデータを選択し、補間演算回路25に出力する。本実施の形態にかかる逆ガンマ補正装置11は、入力された映像信号レベルに応じて、キュービック補間又は線形補間のいずれかを実施するものである。キュービック補間では、上述したように、入力映像信号レベル近傍の4つのサンプルデータが必要である。線形補間では、2つのサンプルデータが必要となる。すなわち、補間方法によって、選択するサンプルデータが異なる。そこで、サンプルデータ選択回路22には、映像信号の上位log(M+1)−logNbitが入力され、この上位log(M+1)−logNbitにより、入力映像信号レベルを判断し、キュービック補間を行なうか、又は線形補間を行なうかを判断する。本実施の形態においては、入力映像信号が第1の値th1以上の場合は、線形補間を実施し、第1の値th1未満の場合はキュービック補間を実施するもとする。本実施の形態においては、この第1の値th1を白レベル(100IRE)とする。なお、第1の値th1は、白レベルより大きな値であっても、小さな値であってもよい。また、後述するように、第1の値th1以上のみならず、黒レベル近傍の0乃至第2の値th2(0<th2<th1)についても線形補間を行なってもよい。
サンプルデータ選択回路22は、具体的には、サンプルデータレジスタ21に対し、入力映像信号に対する4つ又は2つのサンプルデータを選択するためのサンプルデータ選択信号を入力する。これを受けてサンプルデータレジスタ21からサンプルデータ選択回路22に対し、選択されたサンプルデータからなるサンプルデータ信号が出力される。サンプルデータ選択回路22は、キュービック補間を行なうと判断した場合は、入力された映像信号の信号レベルに対し、信号レベルが高い側に位置する近傍の2つのサンプルポイント及び入力された映像信号の信号レベルに対し、信号レベルが低い側に位置する近傍の2つのサンプルポイントを選択し、選択した4つのサンプルポイントに対応した各サンプルデータをサンプルデータレジスタ21からサンプルデータ信号により取得する。線形補間を行なうと判断した場合は、本実施の形態においては、サンプルデータのうち大きいもの2点をサンプルデータ信号により取得する。
こうして、サンプルデータ選択回路22は、サンプルデータ(E−2,E−1,E,E)を補間演算回路25へ出力すると共に、線形補間用の係数か、キュービック補間用の係数かを選択する係数選択信号をセレクタ27へ出力する。
カーネル係数メモリ23は、カーネル関数に対応した係数群を格納したメモリである。このカーネル係数メモリ23は、外部装置から係数群を書き込み可能に構成される。本例においては、係数群の端子32から係数値をメモリに書き込む係数メモリ書き込み信号が入力される。係数値をメモリに書き込むのは外部のCPUや他の装置などである。
係数選択回路24は、入力された映像信号から補正後の映像信号をキュービック補間演算により求める際に使用する第2の係数を出力する第2の係数出力部として機能する。すなわち、カーネル係数メモリ23へ距離Xを示す係数選択信号が入力され、カーネル係数メモリ23から係数選択回路24へ距離Xに対応する係数値信号(h−2,h−1,h,h)が出力される。係数選択回路24は、隣接する2つのサンプル点の間の距離で変数が正規化されたカーネル関数に基づき、キュービック補間演算のための係数を係数値信号により係数メモリ23から取得する。この場合、4つの係数は、入力された映像信号の信号レベルから、係数選択回路24が選択した各サンプルポイントまでの距離Xを、カーネル関数の変数に入力することにより算出されるものである。
係数演算回路26は、入力された映像信号から補正後の映像信号を線形補間により求める際に使用する第1の係数を出力する第1の係数出力部として機能する。この係数演算回路26は、特許文献1と同様のキュービック補間演算回路を使用して線形補間演算を行う。キュービック補間演算回路により線形補間を行なうため、すなわちキュービック補間演算回路と線形補間演算回路を共通化するために、その線形演算用の係数を算出し、演算結果をセレクタ27へ出力する。
係数演算回路26は、具体的には、下記式(4−1)、(4−2)に示す係数を演算する。なお、この式の証明は後述する。
i1=(α2−x)/(α2−α1)・・・(4−1)
i2=(x−α1)/(α2−α1)・・・(4−2)
ここで、C1(α1,β1)、C2((α2,β2)は、線形補間演算に使用する2つのサンプルポイントを示し、xは、係数演算回路26に入力される映像信号の値、i1,i2は、係数演算回路26の出力係数値を示す。なお、係数演算回路26は、出力係数値を(0,i1,i2,0)の形式で出力する。
セレクタ27は、サンプルデータ選択回路22からの選択信号に従い、係数演算回路26の出力か、係数選択回路24の出力かを選択し、係数(k−2,k−1,k,k)を補間演算回路25へ出力する。
補間演算回路25は、サンプルデータ(E−2,E−1,E,E)と係数(k−2,k−1,k,k)を用いて式(5)の演算を行う。
y=k−2・E−2+k−1・E−1+k・E+k・E・・・(5)
補間演算回路25は、式(5)の演算を行うが、サンプルデータ(C−2,C−1,C,C)のbit幅は、log(L+1)bitである。すなわち、本実施の形態では、白レベル(100IRE)を超えるデータを線形補間演算で処理するため、サンプルデータのbit幅は、(log(M+1)−log(L+1))bitだけ削減することが可能となる。これにより、当該削減したbit幅分、式(5)の演算において、4つの乗算器k−2・E−2,k−1・E−1,k・E,k・E及び3つの加算器の回路規模を削減することができる。
次に、サンプルデータ選択回路22について詳細に説明する。図3は、サンプルデータ選択回路22を示す図である。サンプルデータ選択回路22は、入力映像信号レベルが白レベル(100IRE)以上か否かを判定する入力映像レベル判定部221と、判定結果に応じてサンプルデータレジスタ21からサンプルデータを取得するサンプルデータ取得部222と、取得したサンプルデータを所定の形式とする出力データ生成部223と、入力映像信号レベル判定結果に基づき係数選択信号を生成する係数選択信号生成部224とを有する。
入力映像信号判定部221は、上述したように、上位(log(M+1)−logN)bitの信号が入力され、この信号に基づき、入力映像信号が白レベル(100IRE)以上であるか否かを判定する。白レベル(100IRE)以上であれば、補間演算回路25にて線形補間を実施し、白レベル(100IRE)未満であれば補間演算回路25にてキュービック補間を実施するが、補間演算によって使用するサンプルデータが異なるため、これを判定するものである。
サンプルデータ取得部222は、判定結果に基づき、サンプルデータレジスタ21に対し、キュービック補間用の4つのサンプルデータ又は線形補間用の2つのサンプルデータを選択するためのサンプルデータ選択信号を入力する。これを受けてサンプルデータレジスタ21からサンプルデータ選択回路22に対し、選択されたサンプルデータからなるサンプルデータ信号(C−2,C−2,C,C)又は(D,D)が出力される。
出力データ生成部は、取得したサンプルデータを(E−2,E−1,E,E)として出力する。この場合、キュービック補間用のサンプルデータ(C−2,C−2,C,C)はそのまま出力すればよい。線形補間用のサンプルデータ(D,D)は、(E−2,E−1,E,E)=(0,D,D,0)として出力する。
係数選択信号生成部224は、セレクタ27に対し係数選択信号を出力する。係数選択信号により、入力映像信号が白レベル(100IRE)未満である場合は、セレクタ27に係数選択回路24の出力を選択させる。入力映像信号が白レベル(100IRE)以上である場合は、セレクタ27に係数演算回路26の出力を選択させる。
次に、サンプルデータ選択回路22の動作について詳細に説明する。図4は、サンプルデータ選択回路22の動作を示すフローチャートである。図5は、本実施の形態の逆ガンマ補正曲線及び線形補間に使用するサンプルデータを示す図である。図4に示すように、サンプルデータ選択回路22は、補正前の映像データ12bitのうち、上位(log(M+1)−logN)bitの信号が入力される。本入力信号を受けて、映像信号レベル判定部221は、逆ガンマ補正前の映像データの信号レベルがキュービック補間するべきか、線形補間するべきかを判断する。本実施の形態においては、白レベル(100IRE)以上である場合は、線形補間し、白レベル(100IRE)未満である場合はキュービック補間するものとする。よって、信号レベルが白レベル(100IRE)以上であるか否かを判別する(レベル判定ステップS1)。白レベル(100IRE)以上であるか否かは、上位ビットのみで判断することができる。
そして、逆ガンマ補正前の映像データが白レベル(100IRE)未満である場合、サンプルデータ取得部222は、キュービック補間演算のためのサンプルデータ(C−2,C−1,C,C)をサンプルデータレジスタ21より取得する(ステップS2)。一方、映像信号レベルが白レベル(100IRE)以上であった場合、線形補間演算のためのサンプルデータ(D,D)を取得する(ステップS3)。ここで、本実施の形態におけるサンプルデータ(D,D)は、サンプルポイントのうちの最大レベルにある2ポイントのサンプルデータである。すなわち、2ポイントのサンプルデータは、図5に示すように白レベル(100IRE)より1つ小さいレベルのポイントと白レベル(100IRE)のポイント2点である。この場合は、図5のように補正の誤差は若干大きくなるが、キュービック補間用のサンプルポイントを利用するため、線形補間用のサンプルポイントを設ける必要がなく、サンプルポイントをより削減することができる。
サンプルデータ取得部222がキュービック補間用のサンプルデータ又は線形補間用のサンプルデータを取得したら、下記に従って、出力データ生成部223は、出力するサンプルデータ(E−2,E−1,E,E)を生成する(ステップS3)。
キュービック補間の場合:(E−2,E−1,E,E)=(C−2,C−1,C,C
線形補間の場合:(E−2,E−1,E,E)=(0,D,D,0)
出力データ生成部223が出力サンプルデータ作成したら、補間演算回路25に対してサンプルデータ(E−2,E−1,E,E)を出力する。また、係数選択信号生成部224は、セレクタ27に対して、係数を選択する係数選択信号を出力する(ステップS5)。
次に、式(4−1)、(4−2)と式(5)の関係について説明する。まず、2点のサンプルデータを用いて、線形補間を実現するには、式(6)で表すことができる。
y=(β1−β2)・x/(α1−α2)−(β1・α2−β2・α1)/(α1−α2)・・・(6)
式(6)は、(6−1)〜(6−5)のように変換することができる。
y=(β2−β1)・x/(α2−α1)+(β1・α2−β2・α1)/(α2−α1)・・・(6−1)
y=((β2−β1)・x+(β1・α2−β2・α1))/(α2−α1)・・・(6−2)
y=(β2・x−β1・x+β1・α2−β2・α1)/(α2−α1)・・・(6−3)
y=((α2−x)・β1+(x−α1)・β2)/(α2−α1)・・・(6−4)
y=((α2−x)/(α2−α1))・β1+((x−α1)/(α2−α1))・β2・・・(6−5)
式(4−1)、(4−2)を代入すると
y=i1・β1+i2・β2・・・(6−6)
となり、サンプルデータ(E−2,E−1,E,E)=(0,β1,β2,0)、係数(k−2,k−1,k,k)=(0,i1,i2,0)とすることで式(5)の補間演算回路25で線形補間演算が可能なことがわかる。
映像信号を表示する液晶ディスプレイやプラズマ、及びブラウン管(CRT)などの各表示装置は、それぞれ異なったガンマ特性を持っている。ところが、テレビジョン放送信号はCRTに対するガンマ特性であるため、液晶ディスプレイやプラズマの表示装置に表示する場合は、ガンマ補正または逆ガンマ補正が必要である。上述の特許文献1に記載の技術では、回路規模や演算量が少ない簡易な構成によって、映像信号のガンマ補正及び逆ガンマ補正を行うことが可能であるが、さらなる回路規模削減の要求があり、より小規模な装置を開発する必要がある。また、CPU等による装置外部からの設定の効率化の要求があり、よりソフトウェア処理量を削減することができる装置を開発する必要がある。
図2に示すような100IREを超える輝度データを入出力データとして扱う場合、0〜100IREのデータの逆ガンマ補正結果は、変化量が非線形であるため、高精度であることが求められるが、100IREを超えるデータの逆ガンマ補正は、変化量がほぼ線形であるために高精度である必要がない。よって、100IREを超えるレベルのサンプルポイントは冗長となり、特許文献1に記載の技術では、設定に必要なソフトウェア処理効率が落ちる及びサンプルデータレジスタ21の回路規模が大きくなってしまう。
また、0〜100IREのデータの逆ガンマ補正及びガンマ補正では、出力信号である補正後の値が100IREを超えることはないので、100IREを超える振幅をサンプルデータとして持つ必要がないために、100IREを超えるデータ分のbit幅が冗長となり、サンプルデータレジスタ21及び補間演算回路25の回路規模が大きくなってしまう。
これに対し、本実施の形態においては、黒レベル(0IRE)から白レベル(100IRE)までのレベル域においては、キュービック補間演算により従来技術と同様の精度で逆ガンマ補正を行い、白レベル(100IRE)を超えるレベル域においては、線形補間演算で逆ガンマ補正を行うことで、ソフトウェア処理量を削減し、かつ同時に回路規模削減を実現することができる。また、サンプルデータ選択回路22により、レベル域を選択してキュービック補間演算を行う回路を備えているために、従来技術同様の逆ガンマ補正を行うことが可能である。
次に、本実施の形態にかかる効果について具体的に説明する。サンプルポイント数に着目すると、
特許文献1で必要となるサンプルポイント:1+(M+1)/N個
本実施の形態で必要となるサンプルポイント:1+(L+1)/N個
であるので、
(M−L)/N個のサンプルポイント削減が可能となる。つまり、サンプルポイントの補正値であるサンプルデータを設定する回数が削減される。すなわち、サンプルデータレジスタ21及びサンプルデータ選択回路22におけるソフトウェア処理量を削減することができる。
また、このことから、入力最大値Mと白レベル(100IRE)Lの値の差が大きいほど、またはサンプルポイント間隔Nの値が小さいほど、サンプルポイントの削減数が多くなり、本効果が大きくなることがわかる。
サンプルポイントの削減により、特許文献1で必要となるサンプルデータのbit幅を最大値log(M+1)だけ有する必要がなくなる。すなわち、log(L+1)のbit幅を持てばよい。これにより、
log(M+1)−log(L+1)
のサンプルデータのbit幅削減することができる。ここで、bit幅削減分と、サンプルポイント削減分を合わせて、削減できるレジスタの総数は、
log(M+1)×(M−L)/N+{log(M+1)−log(L+1)}×{1+(L+1)/N}
となる。
また、補間演算回路25で行う演算は、特許文献1では式(3)、本実施の形態では式(5)である。最短の時間で演算を行う場合は、両式共に演算器4つと加算器3つが必要である。
式(3)、式(5)における係数(h−2,h−1,h,h)、(k−2,k−1,k,k)のbit幅は、求める演算結果の精度に依存するため、この場合は同じnbitとする。
特許文献1に記載のサンプルデータのbit幅は、log(M+1)であるので、その補間演算回路では、
n×log(M+1)の乗算器4つ、n+log(M+1)bitの加算器3つ
が必要である。
本発明のbit幅は、log(L+1)であるので、本実施の形態にかかる補間演算回路25では、
n×log(L+1)の乗算器4つ、n+log(L+1)bitの加算器3つ
が必要である。
よって、本実施の形態においては、
n×{log(M+1)−log(L+1)}×4+{log(M+1)−log(L+1)}×3
bit分の回路を削減することができる。
逆に、係数演算回路26で行う演算は、式(4−1)、(4−2)で表される通り、nbitの加算器4つと、除算器2つが新たに増加することになる。ただし、α2−α1は、サンプルデータを等分割するという性質に着目すると、2の乗数倍となる。すなわち、/(α2−α1)は、bitシフト演算で表現でき、式(4−3)、(4−4)で示す通り、最大で(n−1)bitの加算器2つの増加で済む。
i1=α2−x・・・(4−3)
i2=x−α1・・・(4−4)
補間演算回路25での回路削減分と、係数演算回路26で回路増加分を比較した場合、乗算器による削減効果が大きいため、全体として回路規模を低減することができる。
次に、本実施の形態の具体例について説明する。
M=2047、L=1023、N=128、n=12の場合
図1に示すサンプルデータレジスタ21とサンプルデータ選択回路22については、
従来:
サンプルポイントの個数:17個(=1+(1+2047)/128)
サンプルデータのbit幅:11bit(=log(2047+1))
本実施の形態の具体例:
サンプルポイントの個数:9個(=1+(1+1023)/128)
サンプルデータのbit幅:10bit(=log(1023+1))
よってレジスタ削減の総数は、97個=17×11−9×10
すなわち、48%を削減することができる。
これは、レジスタ削減による回路削減+約50%のソフトウェア処理量が削減できることを示す。
補間演算回路25と係数演算回路26については
従来:
サンプルデータのbit幅:11bit(=log(2047+1))
すなわち、下記の演算器が必要。
11bit×12bitの乗算器4つ
23bit(11+12)の加算器3つ
本実施の形態の具体例:
サンプルデータのbit幅:10bit(=log(1023+1))
すなわち、下記の演算器が必要。
10bit×12bitの乗算器4つ
22bit(10+12)の加算器3つ
11bit(12−1)の加算器2つ
このように、本実施の形態においては、係数演算回路26とセレクタ27が追加されるが、回路規模に影響する係数演算回路26の式(4−1)、(4−2)で、11bitの加算器を2つが増加される。但し、この増加分よりも、補間演算回路25のbit幅削減による、乗算器4つ、加算器3つの回路削減分の効果がはるかに大きいため、
すなわち、レジスタ削減分と、演算回路削減分の効果で、逆ガンマ補正装置11全体としての、回路削減効果が大きい。
このように、線形補間への置き換えによるソフトウェア処理量削減、サンプルデータのbit幅削減、線形補間演算とキュービック補間演算の演算器の共通化(補間演算回路25)により、回路規模削減を実現することができる。
次に、本実施の形態の変形例について説明する。図6は、本変形例にかかる逆ガンマ補正曲線を示す図である。上述の実施の形態においては、サンプルデータのうち大きいもの2点を使用して線形補間を行なうものとして説明したが、これに限らない。本変形例においては、図6に示すように、白レベル(100IRE)より更にレベルが大きいサンプルポイントC3を設定し、線形補間の際は、このサンプルポイントC3とC1を使用する。これにより、上記実施の形態よりも更に補間精度が向上する。
この場合、サンプルデータ選択回路22、サンプルデータレジスタ21は、log(L+1)bitではなく、最大でlog(M+1)bitのbit幅が必要となる。そこで、サンプルデータC3を補間演算回路25に保存しておくようにしてもよい。その場合は、サンプルデータ選択回路22、サンプルデータレジスタ21は、上述と同様、log(L+1)bitのbit幅とすることができる。この場合もα3−α1が2の乗数になるようにすることで、係数演算回路26の係数演算回路規模を最小限とすることができる。
次に、本実施の形態の他の変形例について説明する。上述の実施の形態においては、白レベル(100IRE)以上の場合に線形補間するものとして説明したが、線形補間するレベル域は、これに限らない。例えば、図7に示すように、黒レベル近傍においても変化量がほぼ線形であり、線形補間を行なうようにしてもよい。例えば0乃至th2(0<th2<th1)までのレベル域は線形補間を行い、th2以上のレベル域はキュービック補間を行なったり、又は0乃至th2までのレベル域及びth1以上のレベル域は線形補間を行い、th2乃至th1の間はキュービック補間をするようにしてもよい。この場合、線形補間用のサンプルデータは、0乃至th2に含まれるキュービック補間用のサンプルデータC4(α4,β4)、C5(α5,β5)を利用することができる。サンプルデータC4(α4,β4)、C5(α5,β5)により、直線L3上の点に入力映像信号のレベルが補間される。これにより、更にサンプルデータ数を減らすことができる。
本発明の実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2にかかる逆ガンマ補正装置を示す図である。実施の形態2にかかる逆ガンマ補正装置41は、実施の形態1の逆ガンマ補正装置11に対して、サンプルポイント情報端子37、線形補間範囲情報端子36が追加され、それぞれ係数演算回路46、サンプルデータ選択回路42にサンプルポイント情報、線形補間範囲情報が入力される。
係数演算回路46で行う式(4−1)、(4−2)の演算のα1、α2はサンプルポイント情報端子37より外部から係数演算回路46へ入力される。線形補間範囲情報端子36からは、線形補間を行なうべき映像信号レベルの範囲及びその際に使用するサンプルデータがサンプルデータ選択回路42に入力される。
図8は、本実施の形態におけるサンプルデータ選択回路42の動作を示すフローチャートである。図8に示すように、入力映像信号が、線形補間範囲情報が示す線形補間範囲内であるか否かが判定される(ステップS11)。線形補間範囲である場合は、同じく線形補間範囲情報端子36からサンプルデータを取得する(ステップS13)。一方、線形補間範囲外である場合は、実施の形態1と同様、サンプルデータレジスタ21からキュービック補間用のサンプルデータを取得する。その後のステップは実施の形態1と同様であり、出力データを所定の形式とし(ステップS14)、補間演算回路25に出力すると共に、係数選択信号をセレクタ27に出力する。
本実施の形態においては、実施の形態1の効果に加え、線形補間を行う補正曲線の範囲を白レベル(100IRE)以上に限定することなく、すべての領域において行うことが可能になる。
本発明の実施の形態1においては、線形補間を行うポイントとして、サンプルポイントのうちの最大レベルにある2ポイントのサンプルデータを使用する。そのため、線形補間を行う範囲は、白レベル(100IRE)以上のレベルに限定されていた。これに対し、実施の形態2では、2ポイントのサンプルポイント、サンプルデータの情報及び線形補間を行うレベルの情報を外部より入力する構成とすることにより、線形補間の範囲を限定することなく逆ガンマ補正が可能となる。
また、線形補間を行う範囲は、キュービック補間のサンプルポイントが必要ないために、サンプルポイントは削減され、ソフトウェアの処理量を削減することができる。また、セレクタ27を備えているために、従来技術同様のキュービック補間演算による逆ガンマ補正を行うことが可能である。
本実施の形態においては、実施の形態1と同様、キュービック補間演算によってガンマ補正または逆ガンマ補正を行なう回路装置において、入力映像信号のレベルに応じて線形補間とキュービック補間を切り換える機能を備えた装置で、係数の選択で線形補間とキュービック補間を切り替え、補間演算の演算器を共通に使用することにより、回路規模を削減する。また、線形補間演算の情報を外部より入力することにより、いずれの領域においても線形補間を行なうことができる。さらに、線形補間演算を、キュービック補間のサンプルポイントを用いて行うことにより、サンプルポイントの保持量を削減することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、上述の実施の形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではなく、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、記録媒体に記録して提供することも可能であり、また、インターネットその他の伝送媒体を介して伝送することにより提供することも可能である。
本発明の実施の形態1にかかる逆ガンマ補正装置である。 逆ガンマ補正曲線を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる逆ガンマ補正装置のサンプルデータ選択回路を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる逆ガンマ補正装置のサンプルデータ選択回路の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における逆ガンマ補正曲線及び線形補間に使用するサンプルデータを示す図である。 本発明の実施の形態1の変形例にかかる逆ガンマ補正曲線を示す図である。 本発明の実施の形態1の変形例にかかる他の逆ガンマ補正曲線を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる逆ガンマ補正装置を示す図である。 本発明の実施の形態2におけるサンプルデータ選択回路の動作を示すフローチャートである。 特許文献1に記載の従来例の逆ガンマ補正装置を示すブロック図である。 (a)は、従来例の逆ガンマ補正装置に設定されるサンプルデータの説明図であり、(b)は、(a)における領域Rの拡大図である。 従来例の逆ガンマ補正装置のカーネル係数メモリに格納される係数を示す図である。
符号の説明
21 サンプルデータレジスタ
22、42 サンプルデータ選択回路
23 カーネル係数メモリ
23 係数メモリ
24 係数選択回路
25 補間演算回路
26、46 係数演算回路
27 セレクタ
36 線形補間範囲情報端子
37 サンプルポイント情報端子
221 映像信号レベル判定部
221 入力映像レベル判定部
221 入力映像信号判定部
222 サンプルデータ取得部
223 出力データ生成部
224 係数選択信号生成部

Claims (22)

  1. 映像信号が入力され、入力された映像信号に対してガンマ補正又は逆ガンマ補正を行なう映像信号処理装置であって、
    各サンプル点に対する補正後の映像信号の信号レベルを補正レベルとして保持する補正レベル保持部と、
    前記入力された映像信号から補正後の映像信号を線形補間により求める際に使用する第1の係数を出力する第1の係数出力部と、
    前記入力された映像信号から補正後の映像信号をキュービック補間演算により求める際に使用する第2の係数を出力する第2の係数出力部と、
    前記補正レベル保持部に保持されている前記補正レベル及び前記第1の係数又は第2の係数を使用し、前記キュービック補間演算又は線形補間演算を行うことによって、入力された映像信号の信号レベルに対応した補正後の映像信号の信号レベルを求める補間演算部とを有し、
    前記補間演算部は、前記入力された映像信号レベルに応じて前記線形補間又は前記キュービック補間のいずれかを実行する映像信号処理装置。
  2. 前記補間演算部は、前記入力された映像信号レベルが前記第1の値th1以上のときは、前記線形補間を行なう
    ことを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 前記補間演算部は、前記入力された映像信号レベルが前記第1の値th1未満のときは、前記キュービック補間を行なう
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の映像信号処理装置。
  4. 前記補間演算部は、前記入力された映像信号レベルが0乃至第2の値th2(0<th2<th1)のときは前記線形補間演算を行い、第2の値th2以上のときは前記キュービック補間を行なう
    ことを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  5. 前記補間演算部は、前記入力された映像信号レベルが0乃至第2の値th2(0<th2<th1)、及び前記第1の値th1以上のときは前記線形補間演算を行い、第2の値th2乃至第1の値th1のときは前記キュービック補間を行なう
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載の映像信号処理装置。
  6. 前記第1の値th1は、白レベルである
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の映像信号処理装置。
  7. 前記補間演算部は、前記キュービック補間演算又は線形補間演算において共通に使用可能な共通サンプル点を使用して前記線形補間及び前記キュービック補間を実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の映像信号処理装置。
  8. 前記補間演算部は、前記サンプル点のうち、前記第1の値に対応するサンプル点を含む2つのサンプル点を使用して線形補間を行なう
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の映像信号処理装置。
  9. 前記補間演算部は、前記サンプル点のうち、前記第1の値に対応するサンプル点及びそれに隣接するサンプル点を使用して線形補間を行なう
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項記載の映像信号処理装置。
  10. 前記補間演算部は、同一の演算器を使用して前記線形補間及び前記キュービック補間を行なう
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項記載の映像信号処理装置。
  11. 前記入力された映像信号の信号レベルに対し、信号レベルが高い側に位置する近傍の2つのサンプル点及び前記入力された映像信号の信号レベルに対し、信号レベルが低い側に位置する近傍の2つのサンプル点を選択し、選択した4つのサンプル点に対応した各補正レベル(E−2,E−1,E,E)を前記補正レベル保持部から取得するサンプルデータ選択回路を有し、
    前記第2の係数出力部は、隣接する2つのサンプル点の間の距離で変数が正規化されたカーネル関数に基づき、キュービック補間演算のための4つの係数(k−2,k−1,k,k)を取得するものであって、前記入力された映像信号の信号レベルから、前記サンプルデータ選択回路が選択した各サンプル点までの距離を、前記カーネル関数の変数に入力することにより算出される4つの係数を取得し、
    前記補間演算部は、サンプルデータ選択回路が取得した4つの補正レベルと、前記係数選択回路により取得された4つの係数とに基づき、
    y=k−2・E−2+k−1・E−1・+k・E+k・E
    によりキュービック補間演算を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載の映像信号処理装置。
  12. 前記カーネル関数に対応した係数群を格納した係数メモリを有し、
    前記第2の係数出力部は、前記係数メモリに格納された係数群の中から前記距離に対応した係数を読み出す
    ことを特徴とする請求項11項記載の映像信号処理装置。
  13. 前記係数メモリは、外部装置から前記係数群を書き込み可能に構成される
    ことを特徴とする請求項11又は12記載の映像信号処理装置。
  14. 前記第1の係数出力部は、前記線形補間に使用する2つのサンプルポイント(α1,β1)、(α2,β2)、前記入力される映像信号の値をxとしたとき、
    i1=(α2−x)/(α2−α1)
    i2=(x−α1)/(α2−α1)
    で求まるi1、i2を第1の係数として出力する
    ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項記載の映像信号処理装置。
  15. 前記サンプルデータ選択回路は、(E−2,E−1,E,E)=(0,β1,β2,0)を前記補間演算部に出力し、
    前記第1の係数出力部は、(k−2,k−1,k,k)=(0,i1,i2,0)を前記補間演算部に出力し、
    前記補間演算部は、
    y=k−2・E−2+k−1・E−1・+k・E+k・E
    により線形補間演算を行う
    ことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項記載の映像信号処理装置。
  16. 映像信号が入力され、入力された映像信号に対してガンマ補正又は逆ガンマ補正を行なう映像信号処理方法であって、
    各サンプル点に対する補正後の映像信号の信号レベルを補正レベルとして保持する補正レベル保持部からサンプル点を読出し、
    第1の係数出力部から前記入力された映像信号から補正後の映像信号を線形補間により求める際に使用する第1の係数を出力し、
    第2の係数出力部から前記入力された映像信号から補正後の映像信号をキュービック補間演算により求める際に使用する第2の係数を出力し、
    前記補正レベル保持部から読み出された前記補正レベル及び前記第1の係数又は第2の係数を使用し、前記映像信号レベルに応じて前記線形補間又は前記キュービック補間のいずれかを実行する映像信号処理方法。
  17. 前記入力された映像信号レベルが第1の値以上のときは前記線形補間演算を行う
    ことを特徴とする請求項16記載の映像信号処理方法。
  18. 共通のサンプル点を使用して前記線形補間及び前記キュービック補間を実行する
    ことを特徴とする請求項16又は17のいずれか1項記載の映像信号処理装置。
  19. 同一の演算器を使用して前記線形補間及び前記キュービック補間を行なう
    ことを特徴とする請求項16乃至18のいずれか1項記載の映像信号処理装置。
  20. 前記入力された映像信号の信号レベルに対し、信号レベルが高い側に位置する近傍の2つのサンプル点及び前記入力された映像信号の信号レベルに対し、信号レベルが低い側に位置する近傍の2つのサンプル点を選択し、選択した4つのサンプル点に対応した各補正レベル(E−2,E−1,E,E)を前記補正レベル保持部から取得し、
    前記第2の係数を出力する際は、隣接する2つのサンプル点の間の距離で変数が正規化されたカーネル関数に基づき、キュービック補間演算のための4つの係数(k−2,k−1,k,k)を取得するものであって、前記入力された映像信号の信号レベルから、前記サンプルデータ選択回路が選択した各サンプル点までの距離を、前記カーネル関数の変数に入力することにより算出される4つの係数を取得し、
    前記4つの補正レベルと、前記4つの係数とに基づき、
    y=k−2・E−2+k−1・E−1・+k・E+k・E
    によりキュービック補間演算を行う
    ことを特徴とする請求項16乃至19のいずれか1項記載の映像信号処理装置。
  21. 前記第1の係数を出力する際は、前記線形補間に使用する2つのサンプルポイント(α1,β1)、(α2,β2)、前記入力される映像信号の値をxとしたとき、
    i1=(α2−x)/(α2−α1)
    i2=(x−α1)/(α2−α1)
    で求まるi1、i2を第1の係数として出力する
    ことを特徴とする請求項20項記載の映像信号処理装置。
  22. 入力された映像信号を表示する表示装置であって、
    前記入力された映像信号に対してガンマ補正又は逆ガンマ補正を行なうガンマ補正部を備え、
    前記ガンマ補正部は、
    各サンプル点に対する補正後の映像信号の信号レベルを補正レベルとして保持する補正レベル保持部と、
    前記入力された映像信号から補正後の映像信号を線形補間により求める際に使用する第1の係数を出力する第1の係数出力部と、
    前記入力された映像信号から補正後の映像信号をキュービック補間演算により求める際に使用する第2の係数を出力する第2の係数出力部と、
    前記補正レベル保持部に保持されている前記補正レベル及び前記第1の係数又は第2の係数を使用し、前記キュービック補間演算又は線形補間演算を行うことによって、入力された映像信号の信号レベルに対応した補正後の映像信号の信号レベルを求める補間演算部とを有し、
    前記補間演算部は、前記入力された映像信号レベルに応じて前記線形補間又は前記キュービック補間のいずれかを実行する表示装置。
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