JP2009048806A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

非水電解質二次電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2009048806A
JP2009048806A JP2007211892A JP2007211892A JP2009048806A JP 2009048806 A JP2009048806 A JP 2009048806A JP 2007211892 A JP2007211892 A JP 2007211892A JP 2007211892 A JP2007211892 A JP 2007211892A JP 2009048806 A JP2009048806 A JP 2009048806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative electrode
positive electrode
secondary battery
electrolyte secondary
contact piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007211892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4569608B2 (ja
Inventor
Ryosuke Takagi
良介 高木
Hiroyuki Suzuki
浩之 鈴木
Hiroshi Imoto
浩 井本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2007211892A priority Critical patent/JP4569608B2/ja
Priority to US12/181,669 priority patent/US7736803B2/en
Priority to CN2008101462731A priority patent/CN101369647B/zh
Publication of JP2009048806A publication Critical patent/JP2009048806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4569608B2 publication Critical patent/JP4569608B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • H01M10/058Construction or manufacture
    • H01M10/0585Construction or manufacture of accumulators having only flat construction elements, i.e. flat positive electrodes, flat negative electrodes and flat separators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/40Separators; Membranes; Diaphragms; Spacing elements inside cells
    • H01M50/463Separators, membranes or diaphragms characterised by their shape
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

【課題】製造コストを低減できる非水電解質二次電池を提供する。
【解決手段】 非水電解質二次電池は、正極および負極13がセパレータを介して積層され、正極に対して負極13の縁部13Aが突き出すように配置される電池素子と、正極に接続された正極端子と、負極13に接続された負極端子16とを有する。非水電解質二次電池は、負極端子16が、負極13の縁部13Aの連続方向に対して交差するとともに、負極13の面方向に対して交差する接触片31を有し、接触片31が複数の負極13の縁部13Aに対して一括して開裂させて接触している。
【選択図】図5

Description

本発明は、セパレータを介して積層された正極および負極を備える電池素子を有し、正極に正極端子が接続されているとともに、負極に負極端子が接続された非水電解質二次電池に関する。
具体的には、本発明は、ラミネート形リチウムイオン電池、角形リチウムイオン電池、筒形リチウムイオン電池等の巻回構造や積層構造の電池素子を有し、非水電解液を用いた非水電解質二次電池に関するものである。
非水電解質二次電池は、正極集電体に正極活物質層が設けられた正極と、負極集電体に負極活物質層が設けられた負極とをセパレータを介して積層して電池素子が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3680797号公報
従来の非水電解質二次電池は、正極端子および負極端子を正極および負極に接続するために、正極集電体に正極活物質を塗布しない未塗布部や、負極集電体に負極活物質を塗布しない未塗布部を必要としているため、正極および負極の製造に手間が掛かり、製造コストが高いという問題がある。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたもので、その目的は、製造コストを低減できる非水電解質二次電池を提供することにある。
本発明の非水電解質二次電池は、正極集電体に正極活物質層が設けられた正極と、負極集電体に負極活物質層が設けられた負極とがセパレータを介して積層され、前記正極の縁部に対して前記負極の縁部が面方向に沿って突き出すように配置される電池素子と、前記正極に接続された正極端子と、前記負極に接続された負極端子とを有する非水電解質二次電池であって、前記負極端子が、前記負極の縁部の連続方向に対して交差するとともに、前記負極の面方向に対して交差する接触片を有し、前記接触片が複数の前記負極の縁部に対して一括して開裂させて接触していることを特徴とする。
ここで、電池素子としては、正極および負極を積層させた状態で巻回させた巻回型電池素子や、正極および負極を交互に積層させた積層型電池素子等を例示できる。
そして、負極の縁部とは、正極に対して突き出た部分を指し、巻回型電池素子の場合、例えば同一幅寸法を有する正極および負極を互いに幅方向にずらして巻回させることにより所望の形態を得てもよく、あるいは正極より幅広の負極を用いることにより所望の形態を得てもよい。
また、接触片としては、例えば複数の負極を縁部から面方向(幅方向)に沿って一括して切り裂くような刃物形状の接触片や、あるいは複数の負極を厚み方向に一括して貫通する先細り形状の接触片等を例示できる。
このような本発明においては、負極端子の接触片により負極を開裂させるため、負極を構成する負極集電体の金属素地に接触片が確実に接触することになる。
従って、このような本発明においては、負極集電体に負極活物質層を設けるにあたって、負極集電体に負極活物質を塗布しない未塗布部を形成する必要性がなく、これにより従来に比較して製造コストを低減できることになる。
また、本発明は、前記接触片が前記負極を前記縁部から面方向に沿って開裂させて接触していることを特徴とする。
このような本発明においては、接触片が負極を縁部から面方向に沿って開裂させるため、接触片により開裂されて負極集電体の金属素地が現れた開裂部が確実に接触片の両側面に接触することになる。
これにより、本発明においては、負極集電体と接触片との接触面積を大きくできるため、集電効率を向上できることになる。
さらに、本発明は、前記接触片を複数有し、前記接触片が平行に配置されていることを特徴とする。
本発明においては、複数の接触片が平行に配置されているため、負極集電体に対する接触片の接触面積を一層大きくできる。
また、本発明は、前記接触片が前記負極を厚み方向に貫通させていることを特徴とする。
本発明においては、接触片が負極を厚み方向に貫通するため、負極に形成された貫通孔の内側面に負極集電体の金属素地が現れ、この内側面に接触面の外側面が接触することにより、負極集電体に対して接触片を確実に接触させることができ、かつ、負極集電体に対する接触片の接触面積を大きくできる。
さらに、本発明は、前記正極活物質層が前記正極集電体の片面に設けられた第1の正極および第2の正極を有するとともに、前記負極集電体の両面に前記負極活物質層が設けられ、前記セパレータを介して前記正極活物質層が前記負極活物質層に対面するように、前記第1の正極、前記負極および前記第2の正極が積層されてから巻回されていることを特徴とする。
本発明においては、片面塗布の電極を用いることで,プロセスの問題を解決する。塗り始め、塗り終わり双方においてそれぞれ異なる片側の面のみ塗布された電極を作成しようとすると、表面を塗布し後に裏面を塗布する際に、表面に活物質層が存在する場合と存在しない場合で塗り厚みが異なってしまう。そこで、どちらか一方の面は後から剥がさなければいけなくなる。これに対して、片面塗布の電極を用いれば、パターン状に塗布する必要もなく、一様に塗布した電極を切り出して組み合わせることが可能となり、サイズ違いに対する対応だけでなく、剥がし等の無駄なプロセスも排除可能となる。
本発明の非水電解質二次電池によれば、負極端子の接触片が負極を開裂させて、開裂させた部位に接触片を接触させることで、負極集電体に対して接触片を介して負極端子を確実に接続できるとともに、集電効率を向上できるという効果を有する。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態に係る非水電解質二次電池について、図面を参照して説明する。
図1〜図2に示すように、第1実施形態に係る非水電解質二次電池10は、第1の正極12A、第2の正極12Bおよび負極13がセパレータ14を介して積層された状態で巻回される電池素子11と、正極12Aに接続された正極端子15と、負極13に接続された負極端子16と、正極端子15および負極端子16を支持するとともに電池素子11の一端面(図1中、左方)に対面するトップインシュレータ17と、電池素子11の他端面(図1中、右方)に対面するボトムインシュレータ18とを有し、電池素子11が筒状のラミネートパック(図示せず)により封止される。
図3に示すように、第1の正極12A、第2の正極12Bは、正極集電体(アルミ箔)21の片面に正極活物質層22が一様に塗布されている。
負極13は、負極集電体(銅箔)24の両方の表面24A,24Bに負極活物質層25がそれぞれ一様に塗布されている。この負極13は、幅寸法が第1の正極12A、第2の正極12Bの幅寸法よりも大きく形成されている。
セパレータ14は、正極12と負極13との間に介在された絶縁シートである。セパレータ14は、幅寸法が負極13の幅寸法よりも小さく、正極12の幅寸法よりも大きく形成されている。
図1および図2に戻って、正極端子15は、第1の正極12Aの正極集電体21における正極活物質22が塗布されていない非塗布面21Bに基部15Aが溶接されている。
電池素子11は、第1の正極12A、セパレータ14、負極13、セパレータ14、第2の正極12Bの順に積層された後、第1の正極12Aの正極集電体21における非塗布面21Bが最外周となって正極端子15が露出するように巻回される。
なお、第1の正極12A、第2の正極12Bは、正極活物質層22が負極13に対面するように配向される。
この電池素子11は、第1の正極12Aの端部(巻き終わり)が接着テープ19により固定された巻回式電池素子である。
このような電池素子11は、負極13の幅寸法が第1の正極12A、第2の正極12B、セパレータ14の幅寸法よりも大きいため、負極13の縁部13Aが、第1の正極12A、第2の正極12Bの縁部よりも巻回軸線に沿って突き出している。
図4に示すように、負極端子16は略帯状とされ、互いに略直交するように折り曲げられた端子部16Aと、基部16Bとを有している。基部16Bは、当該基部16Bに対して略直交するように折り曲げられた一対の接触片31を有する略コ字状とされている。
接触片31は、負極13が巻回されることにより積層するように配置された縁部13Aのうち、複数層に跨る長さを有している。
このような負極端子16は、各接触片31の長手方向が負極13の縁部13Aの連続方向に対して交差するとともに、負極13の面方向(幅方向)に対して交差するように配置され、この状態から負極13の面方向(幅方向)に沿って押圧することにより、各接触片31が負極13を一括して縁部13Aから面方向に沿って所定位置まで開裂させている(図5(A)の状態)。
ここで、図5(B)に示すように、接触片31により負極13に形成された開裂部33は、溝状に形成されるとともに当該開裂部33の開裂縁部が湾曲した状態で接触片31の両側面31Aに接触する。
これにより負極端子16は、負極13の負極集電体(銅箔)24が露出する開裂部33に対して接触片31の両側面31Aが接触し、負極13との導通が得られる。
以上のような第1実施形態の非水電解質二次電池10によれば、一対の接触片31が負極13を縁部13Aから開裂させることにより、負極端子16が負極13の負極集電体24に接触して導通を得るため、従来のように負極13にあらかじめ未塗布部を設けておく必要がなく、これにより従来に比較して製造コストを低減できる。
また、第1実施形態の非水電解質二次電池10によれば、負極端子16の接触片31が負極13を縁部13Aから面方向に沿って、あたかもナイフにより切り裂くように開裂させるため、負極集電体24に対して接触片31の両側面が確実に接触し、これにより良好な集電効率が得られる。
さらに、第1実施形態の非水電解質二次電池10によれば、負極端子16が互いに平行な一対の接触片31を有しているため、これらの接触片31間において極集電体24に対して接触片31が確実に接触するとともに、極集電体24に対する接触面積を一層大きくできる。
なお、第1実施形態では、一対(複数)の接触片31を有する負極端子16を例示したが、本発明は図6(A)〜(C)に示す負極端子40のように、接触片31を1個のみ備える形態も含むものである。
この負極端子40の製造方法の一例を以下に説明する。
まず、帯状に形成した負極端子40の端子部40Aと基部40Bとの境界線に沿ってスリット41を形成し(図6(A)参照)、端子部40Aと基部40Bとの境界から基部40Bを矢印の方向に略90°折り曲げ(図6(B)参照)、次いで基部40Bにおいてスリット41の終点から負極端子40の長手方向に沿った線を境界線として基部40Bを矢印の方向に略90°折り曲げることにより接触片31を得る(図6(C)参照)。
つぎに、第2実施形態〜第4実施形態を図7〜図11に基づいて説明する。
なお、第2実施形態〜第4実施形態において、第1実施形態の非水電解質二次電池10と同一部材については第1実施形態において用いた符合と同じ符号を付して説明を省略する。
(第2実施形態)
図7〜図8に示す第2実施形態の非水電解質二次電池50は、負極端子51の端部51Aに接触片52が設けられている。
接触片52は、負極端子51の厚み方向に沿って延出され、先端部52Aが先細りに形成された円柱形状とされている。このような接触片52の長手方向長さは、負極13が巻回されることにより積層するように配置された縁部13Aのうち、複数層に跨る長さとなっている。
このような非水電解質二次電池50は、負極端子51の接触片52が負極13の縁部13Aを厚み方向に一括して貫通している。
この際、負極13の縁部13Aには接触片52により開裂部53としての貫通孔が形成され、貫通孔の内面には負極13の負極集電体(銅箔)24が露出している。 従って、負極端子51は、負極13の負極集電体24が露出する開裂部53としての貫通孔の内周面に対して接触片52の周面52Bの少なくとも一部が接触し、負極13との導通が得られる。
以上のような第2実施形態の非水電解質二次電池50によれば、接触片52が負極13の縁部13Aを厚み方向に沿って一括して貫通することにより負極端子51と負極13との導通を得ているため、前述した第1実施形態と同様に、負極13にあらかじめ未塗布部を設けておく必要がなく、これにより従来に比較して製造コストを低減できる。
また、第2実施形態の非水電解質二次電池50によれば、接触片52を負極13の縁部13Aに貫通させているため、振動等により負極端子51および負極13が相対移動しても、開裂部53としての貫通孔から接触片52が脱落せず、これにより負極端子51および負極13の導通を確実に維持できる。
(第3実施形態)
図9に示す第3実施形態の非水電解質二次電池60は、第1実施形態における一対の接触片31に代えて一対の接触片61,62を備えたもので、その他の構成は第1実施形態の非水電解質二次電池10と同じである。
接触片61は、下辺61Aが端子部16A側から離れる方向に向けて上り勾配に形成され、接触片62は、下辺62Aが端子部16A側に近づく方向に向けて上り勾配に形成されている。
図10に示すように、負極端子60は、接触片61,62により負極13を縁部13Aから負極13の面方向に沿って開裂させる際に、接触片61の下辺61Aが負極13の縁部13Aを図10中、右向き矢印の方向に案内でき、接触片62の下辺62Aが負極13の縁部13Aを図10中、左向き矢印の方向に案内する。
これにより、負極端子60は、負極13の縁部13Aを接触片61,62の間から外れないようにまとめることができるとともに、確実に負極13を縁部13Aから開裂させて接触片61、62を接触させることができる。
加えて、第3実施形態の排水電解質二次電池60によれば、第1実施形態の排水電解質二次電池10と同様の効果が得られる。
(第4実施形態)
図11に示す第4実施形態の非水電解質二次電池70は、第1実施形態における接触片31に代えて接触片71を備えたもので、その他の構成は第1実施形態の非水電解質二次電池10と同じである。
負極端子70は、接触片71の下辺71Aが鋸歯状に形成されているため、負極13を縁部13Aから面方向に沿って一層良好に開裂させることができる。
加えて、第4実施形態の非水電解質二次電池70によれば、第1実施形態の非水電解質二次電池10と同様の効果が得られる。
つぎに、本発明に係る負極端子の効果を表1に基づいて説明する。
Figure 2009048806
比較例1について、コバルト酸リチウムとPVdF、グラファイト、カーボンブラックをそれぞれ95:3:1:1の割合で、溶媒としてN-メチルピロリドンを用いて分散させ、塗料を作成した。
この塗料をアルミ箔の両面に所定のパターンで均一に塗布・乾燥して合剤層を形成した。これをカレンダープレスし、所定の幅に切り出した後、長さを合わせて切り出し、未塗布部に正極端子を溶接して正極とした。
一方、黒鉛、PVdFを90:10の割合で、溶媒としてN-メチルピロリドンを用いて分散させて塗料を作成した。
この塗料を銅箔両面に所定のパターンで均一に塗布・乾燥して合剤層を形成した。これをカレンダープレスし、所定の幅に切り出した後、長さを合わせて切り出し、未塗布部に負極端子を溶接して負極とした。
正極、セパレータ、負極、セパレータを巻回して電池素子を得た。この電池素子にトップインシュレータ、ボトムインシュレータを配してラミネートパックした後、注液してラミネート形リチウムイオン電池を得た。
組み立てた電池を4.2Vで充電し、所定の電流で3.0Vまで放電した。
比較例2について、比較例1の正極用塗料をアルミ箔の片面に、所定のパターンではなく一様に塗布して正極とした。
一方、比較例1の負極用塗料を銅箔の両面に、所定のパターンではなく一様に塗布して負極とした。
正極、セパレータ、負極、セパレータ、正極の順に積層して巻回して電池素子を得た。セパレータの幅寸法は負極よりも小さく、正極よりも大きい。
この電池素子の巻回方向に垂直な方向に負極端子を負極の縁部に接するように配した。さらに、正極の裏面、すなわち、アルミ箔が露出されている部位に正極端子を接触させた。その他の構成は、比較例1と同様である。
組み立てた電池を4.2Vで充電し、所定の電流で3.0Vまで放電した。
比較例3について、正極および負極をそれぞれ比較例2と同様に作成し、正極および負極を比較例2と同様にして巻回して電池素子を得た。
電池素子は、セパレータと負極の幅寸法の関係を表1に示すように設定した以外は比較例2と同様である。
電池素子の巻回方向に垂直な方向に負極端子を負極の縁部に接するように配し、負極端子のうち、負極の縁部に接する部位をエンボス形状とした。
エンボス形状の負極端子を負極の縁部に対して食い込むように配した。
組み立てた電池を4.2Vで充電し、所定の電流で3.0Vまで放電した。
実施例1〜4について、比較例3と同様に電池素子を製造した。
電池素子は、セパレータと負極の幅寸法の関係を表1に示すように設定した以外は比較例2と同様である。
実施例1〜2は、第2実施形態の接触片を用いた。すなわち、接触片をピン型とし、ピン型の接触片で負極の縁部を突き刺すようにした。
実施例3〜4は、第1実施形態の接触片を用いた。すなわち、接触片をナイフ型とし、ナイフ型の接触片で負極の縁部を開裂するようにした。
組み立てた電池を4.2Vで充電し、所定の電流で3.0Vまで放電した。
比較例1〜3、実施例1〜4の放電特性および維持率を表1に示す。
実施例1〜4のように、片面塗布した正極2枚と両面塗布した負極1枚を組み合わせる構成とし、加えて、接触片を、第1実施形態や第2実施形態のようにピン型やナイフ型を用いて、集電構造を工夫することで、比較例1より高い性能を発揮できることが分かった。
これにより、実施例1〜4は、比較例1のように、正極端子および負極端子を正極および負極に接続するために、正極集電体に正極活物質を塗布しない部位や、負極集電体に負極活物質を塗布しない部位を設ける必要がない。
したがって、実施例1〜4は、正極集電体21に正極活物質22を塗布する手間の軽減が図れるとともに、負極集電体24に負極活物質25を塗布する手間の軽減が図れ、コストの削減や生産性を確保できる。
なお、前記第1〜第4の実施形態では、電池素子11として巻回型を例示したが、これに限らないで、積層型(スタック型)の電池素子に適用することも可能である。
本発明は、正極および負極がセパレータを介して電池素子が積層され、正極に正極端子が接続され、負極に負極端子が接続された非水電解質二次電池への適用に好適である。
本発明に係る非水電解質二次電池(第1実施形態)を示す側面図である。 第1実施形態の非水電解質二次電池に備えた電池素子を示す斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 第1実施形態の負極端子を示す斜視図である。 (A)は第1実施形態の負極端子で負極の縁部を開裂した一例を示す斜視図、(B)は第1実施形態の負極端子で負極の縁部を開裂したもう一つの例を示す斜視図である。 (A)〜(C)は第1実施形態の負極端子の変形例を示す斜視図である。 第2実施形態の負極端子を示す斜視図である。 本発明に係る非水電解質二次電池(第2実施形態)の負極端子で負極の縁部を開裂した状態を示す斜視図である。 本発明に係る非水電解質二次電池(第3実施形態)の負極端子を示す斜視図である。 第3実施形態の負極端子を示す側面図である。 本発明に係る非水電解質二次電池(第4実施形態)の負極端子を示す斜視図である。
符号の説明
10,50,60,70 非水電解質二次電池
11 電池素子
12A 第1の正極(正極)
12B 第2の正極(正極)
13 負極
13A 負極の縁部
14 セパレータ
15 正極端子
16 負極端子
21 正極集電体
22 正極活物質層
24 負極集電体
25 負極活物質層
31,52,61,62,71 接触片

Claims (5)

  1. 正極集電体に正極活物質層が設けられた正極と、負極集電体に負極活物質層が設けられた負極とがセパレータを介して積層され、前記正極の縁部に対して前記負極の縁部が面方向に沿って突き出すように配置される電池素子と、
    前記正極に接続された正極端子と、
    前記負極に接続された負極端子とを有する非水電解質二次電池であって、
    前記負極端子が、前記負極の縁部の連続方向に対して交差するとともに、前記負極の面方向に対して交差する接触片を有し、
    前記接触片が複数の前記負極の縁部に対して一括して開裂させて接触していることを特徴とする非水電解質二次電池。
  2. 前記接触片が前記負極を前記縁部から面方向に沿って開裂させて接触していることを特徴とする請求項1記載の非水電解質二次電池。
  3. 前記接触片を複数有し、前記接触片が平行に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の非水電解質二次電池。
  4. 前記接触片が前記負極を厚み方向に貫通させていることを特徴とする請求項1に記載の非水電解質二次電池。
  5. 前記正極活物質層が前記正極集電体の片面に設けられた第1の正極および第2の正極を有するとともに、前記負極集電体の両面に前記負極活物質層が設けられ、前記セパレータを介して前記正極活物質層が前記負極活物質層に対面するように、前記第1の正極、前記負極および前記第2の正極が積層されてから巻回されていることを特徴とする請求項1に記載の非水電解質二次電池。
JP2007211892A 2007-08-15 2007-08-15 非水電解質二次電池 Expired - Fee Related JP4569608B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007211892A JP4569608B2 (ja) 2007-08-15 2007-08-15 非水電解質二次電池
US12/181,669 US7736803B2 (en) 2007-08-15 2008-07-29 Non-aqueous electrolyte secondary battery
CN2008101462731A CN101369647B (zh) 2007-08-15 2008-08-14 非水电解质二次电池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007211892A JP4569608B2 (ja) 2007-08-15 2007-08-15 非水電解質二次電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009048806A true JP2009048806A (ja) 2009-03-05
JP4569608B2 JP4569608B2 (ja) 2010-10-27

Family

ID=40363233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007211892A Expired - Fee Related JP4569608B2 (ja) 2007-08-15 2007-08-15 非水電解質二次電池

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7736803B2 (ja)
JP (1) JP4569608B2 (ja)
CN (1) CN101369647B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012117883A1 (ja) * 2011-02-28 2012-09-07 三洋電機株式会社 積層式電池
JP2013239266A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Gs Yuasa Corp 電池および電池の製造方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102810660B (zh) * 2012-08-17 2014-10-01 福建南平南孚电池有限公司 电池极片切断设备及电池极片切断方法
KR102082867B1 (ko) * 2013-09-24 2020-02-28 삼성에스디아이 주식회사 이차전지
DE112015000539T5 (de) 2014-01-28 2016-11-03 A123 Systems, LLC Zylindrische elektrochemische zellen und verfahren zur herstellung
CN105914339A (zh) * 2016-06-20 2016-08-31 吉安市优特利科技有限公司 锂离子二次电池
RU2743102C1 (ru) * 2017-08-16 2021-02-15 Гуандун Оппо Мобайл Телекоммьюникейшнз Корп., Лтд. Способ передачи сигнала и терминальное устройство
DE102020213941A1 (de) * 2020-11-05 2022-05-05 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung einer Elektrode einer Batterie

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000277154A (ja) * 1999-03-24 2000-10-06 Sanyo Electric Co Ltd 非水電解液二次電池
JP2001256952A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 Sanyo Electric Co Ltd 非水電解液二次電池
JP2002015722A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Yuasa Corp アルカリ蓄電池
JP2006040902A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Samsung Sdi Co Ltd 二次電池及びこの二次電池の製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5944766A (ja) 1982-09-08 1984-03-13 Toshiba Battery Co Ltd 有機溶媒電池
JP3684561B2 (ja) 1996-08-20 2005-08-17 日本電池株式会社 電池
JP3680797B2 (ja) 2002-02-08 2005-08-10 日本電池株式会社 非水電解質電池
JP3935749B2 (ja) * 2002-03-13 2007-06-27 三洋電機株式会社 二次電池

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000277154A (ja) * 1999-03-24 2000-10-06 Sanyo Electric Co Ltd 非水電解液二次電池
JP2001256952A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 Sanyo Electric Co Ltd 非水電解液二次電池
JP2002015722A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Yuasa Corp アルカリ蓄電池
JP2006040902A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Samsung Sdi Co Ltd 二次電池及びこの二次電池の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012117883A1 (ja) * 2011-02-28 2012-09-07 三洋電機株式会社 積層式電池
JP2013239266A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Gs Yuasa Corp 電池および電池の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7736803B2 (en) 2010-06-15
US20090047580A1 (en) 2009-02-19
CN101369647A (zh) 2009-02-18
JP4569608B2 (ja) 2010-10-27
CN101369647B (zh) 2010-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4569608B2 (ja) 非水電解質二次電池
JP6319335B2 (ja) 全固体電池の製造方法
US8530084B2 (en) Electrode structure for non-aqueous electrolyte secondary battery, method for producing the same, and non-aqueous electrolyte secondary battery
US9502712B2 (en) Method of manufacturing battery electrode
JP6038803B2 (ja) 渦巻電極体を備えた電池及びその製造方法
JP6183348B2 (ja) 電極体および電極体の製造方法
JP2011204615A (ja) 電池セル
JP2010086717A (ja) リチウム二次電池用電極及びリチウム二次電池
JP2013037816A (ja) 電池及び電池の製造方法
JP6351127B2 (ja) 積層化リチウム−硫黄電池
JP4251882B2 (ja) 非水電解質二次電池
JP4737817B2 (ja) 折り畳み型リチウム電池の製造方法
JP5512303B2 (ja) 円筒型二次電池
JP5550091B2 (ja) 非水電解質二次電池用電極の製造方法およびそれを用いた非水電解質二次電池
JP6045286B2 (ja) 円筒形蓄電素子
JP2011159440A (ja) 円筒型二次電池およびその製造方法
JP2012028187A (ja) 発電要素および二次電池
JP2015201373A (ja) 電池ユニットの製造方法、及び、電池ユニット
JP7329538B2 (ja) 二次電池及びその製造方法
JP2001126708A (ja) 非水電解液電池の製造方法
JP7132168B2 (ja) 二次電池及び二次電池の製造方法
CN109841907B (zh) 卷绕电极体的制造方法
JP5692528B2 (ja) 二次電池用の正極及び負極の製造方法
CN221885136U (zh) 极片、卷芯电池及用电设备
JP6358060B2 (ja) 電極体

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090723

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100713

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100726

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees