JP2009047137A - 車両用消音器及びその製造方法 - Google Patents

車両用消音器及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 製造コストを低減できると同時に、シェルとエンドプレートとの接合スピードをアップして生産性を向上できる車両用消音器及びその製造方法の提供。
【解決手段】 筒状のシェル4の開口端部に略器状のエンドプレート5(6)の開口端部が接合されたマフラ本体2を有する車両用消音器であって、シェル4の開口端部にマフラ本体2の径方向外側へ屈折した第1接合部7を形成し、エンドプレート5(6)の開口端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第2接合部8を形成し、シェル4の第1接合部7をエンドプレート5(6)の第2接合部8に重ねて、該両接合部7,8を電磁シーム溶接して接合した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用消音器及びその製造方法に関する。
従来、筒状のシェルの開口両端部にそれぞれ対応するエンドプレートの開口端部をロックシーム加工により接合してマフラ本体を形成した車両用消音器の技術が公知となっている(特許文献1参照)。
また、近年、前述したロックシーム加工の代わりにブレージング溶接やレーザ溶接を用いることにより、生産性向上(接合スピードの向上)、気密性確保、及びロックシーム部の廃止に伴う材料費の低減、更には製品の軽量化を達成することが提案されている(特許文献2、3参照)。
特開2007−162537号公報 特開2006−170151号公報 特開2004−156474号公報
しかしながら、従来の発明のうちの前者のブレージング溶接にあっては、接合部間の許容隙間がレーザ溶接に比べて遙かに大きく、溶接施工性は高いものの、溶接スピードが遅い上にブレージング材が高価で製造コストが高くなってしまう。
一方、後者のレーザ溶接では、前述した許容隙間が0.2〜0.3mmと極めて狭い範囲となることから、接合部間の密着度を高く保つ必要がある。
加えて、シェルとエンドプレートの外周上を順次レーザ照射しながら溶接するため、ブレージング溶接に比べて接合スピードは速いものの、更なる接合スピードのアップが要求されている。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、製造コストを低減できると同時に、シェルとエンドプレートとの接合スピードをアップして生産性を向上できる車両用消音器及びその製造方法を提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、筒状のシェルの開口端部に略器状のエンドプレートの開口端部が接合されたマフラ本体を有する車両用消音器であって、前記シェルの開口端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第1接合部を形成し、前記エンドプレートの開口端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第2接合部を形成し、前記シェルの第1接合部をエンドプレートの第2接合部に重ねて、該両接合部を電磁シーム溶接して接合したことを特徴とする。
請求項3記載の発明では、筒状のシェルの開口両端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第1接合部をそれぞれ形成する工程と、前記シェルの開口両端部にそれぞれ接合される略器状のエンドプレートの開口端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第2接合部をそれぞれ形成する工程と、前記シェルの外周部を一対のコイル支持体で挟んで固定すると同時に、これら各コイル支持体に固定されたコイル分割体をそれぞれ対応する第1接合部の全周に亘って近接配置する工程と、前記各第1接合部に、それぞれ対応するエンドプレートの第2接合部をその全周に亘ってバックプレートにより押圧して重ね合わせる工程と、前記コイル分割体に瞬間大電流を流すことにより両接合部を電磁シーム溶接して接合する工程を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、筒状のシェルの開口端部に略器状のエンドプレートの開口端部が接合されたマフラ本体を有する車両用消音器であって、前記シェルの開口端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第1接合部を形成し、前記エンドプレートの開口端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第2接合部を形成し、前記シェルの第1接合部をエンドプレートの第2接合部に重ねて、該両接合部を電磁シーム溶接して接合したため、製造コストを低減できると同時に、シェルとエンドプレートとの接合スピードをアップして生産性を向上できる。
また、請求項3記載の発明では、筒状のシェルの開口両端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第1接合部をそれぞれ形成する工程と、前記シェルの開口両端部にそれぞれ接合される略器状のエンドプレートの開口端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第2接合部をそれぞれ形成する工程と、前記シェルの外周部を一対のコイル支持体で挟んで固定すると同時に、これら各コイル支持体に固定されたコイル分割体をそれぞれ対応する第1接合部の全周に亘って近接配置する工程と、前記各第1接合部に、それぞれ対応するエンドプレートの第2接合部をその全周に亘ってバックプレートにより押圧して重ね合わせる工程と、前記コイル分割体に瞬間大電流を流すことにより両接合部を電磁シーム溶接して接合する工程を備えるため、シェルの開口両端部をそれぞれ対応するエンドプレートに効率良く電磁シーム溶接して接合でき、好適となる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は実施例1の車両用消音器の側断面図、図2は実施例1の車両用消音器の内部を説明する断面図、図3〜7は実施例1の車両用消音器の製造方法を説明する図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1、2に示すように、実施例1の車両用消音器では、マフラ本体1と、インレットパイプ2と、アウトレットパイプ3が備えられ、全てステンレス製となっている。
マフラ本体1は、筒状に形成されるシェル4と、このシェル4の開口両端部を閉塞するエンドプレート5,6とから構成されている。
シェル4は、ステンレス製薄板を多重(実施例1では2周)に巻回して楕円形断面の筒状される他、その端部が軸方向に亘って複数の箇所においてスポット溶接S1で固定されている。なお、図示の都合上シェル4は一枚で図示する。
また、シェル4の開口両端部には、マフラ本体1の径方向外側へ屈折した第1接合部7がそれぞれ形成されている。
一方、エンドプレート5(6)は、シェル4よりも板厚寸法が大きいステンレス製薄板をプレス絞り加工してシェル4側へ開口した略器状に形成される他、その開口端部にはマフラ本体1の径方向外側へ屈折した第2接合部8が形成されている。
そして、シェル4の各第1接合部7は、エンドプレート5,6のそれぞれ対応する第2接合部8に重ねられた状態で電磁シーム溶接により接合されている。
また、両接合部7,8における径方向への突出長さL1は、シェル4よりも板厚寸法が大きいエンドプレート5(6)の板厚D1×1.5〜2.0となるように形成されている。なお、両接合部7,8の板厚が等しい場合には、その板厚を板厚D1とする。
シェル4の中途部には、板状のバッフルプレート9が設けられ、これによって、マフラ本体1の内部が消音室R1,R2に区分けされている。
また、バッフルプレート9の外周部は、マフラ本体の軸方向へ屈折されてシェル4に対して複数の箇所においてスポット溶接S2で固定されている。
インレットパイプ2は、エンドプレート5とバッフルプレート9を貫通した状態でこれらにブレージング溶接X1,X2でそれぞれ固定される他、その一端部2aが図外のエンジン側の接続管に接続される他、中途部がパンチング穴2bを介して消音室R1に連通され、他端部2cが消音室R2に連通された状態で設けられている。なお、ブレージング溶接X1,X2はレーザ溶接や加締め加工に代えても良い。
アウトレットパイプ3は、エンドプレート6とバッフルプレート9を貫通した状態でこれらにブレージング溶接X3,X4でそれぞれ固定される他、その一端部3aが図外のテールパイプに接続される一方、他端部3bが消音室R1に連通した状態で設けられている。なお、ブレージング溶接X3,X4はレーザ溶接や加締め加工に代えても良い。
従って、実施例1の車両用消音器では、インレットパイプ2からマフラ本体1に流入した排気ガスがパンチング穴2bを介して消音室R1に流入する際に拡張作用を受けて消音される一方、他端部2cから該排気ガスの騒音エネルギーが消音室R2に流入する際に共鳴作用を受けて消音される。
また、消音室R1の排気ガスは、アウトレットパイプ3から図外のテールパイプを介して外部へ排出され、消音器として機能する。
次に、実施例1の車両用消音器の製造方法を説明する。
このように構成された車両用消音器を製造する際には、先ず、筒状のシェルの開口両端部に第1接合部7をそれぞれ形成する。
第1接合部7の形成方法としてはシェル4を筒状に形成して前述のスポット溶接S1を終えた後、その開口両端部を図外の公知の拡径用治具により所定角度まで変形させて拡径させた後、プレス用治具により軸直方向となるまで屈折させる。
なお、拡径用治具とプレス用治具は1つの治具として連続的に加工を行うようにしても良い。
次に、エンドプレート5,6の開口端部に第2接合部8をそれぞれ形成する。
第2接合部8は、図外の公知のプレス絞り加工装置でエンドプレート5,6を形成する際にそれぞれ形成する。
次に、図3に示すように、インレットパイプ2、アウトレットパイプ3、及びバッフルプレート9の三者を前述の溶接X2,X4で固定した後、シェル4内に挿入し、バッフルプレート9をシェル4に前述のスポット溶接S2で固定する。
次に、図4に示すように、シェル4の下部を、上下に離間して配置される一対のコイル支持体11,12のうちのコイル支持体12に載置して嵌合させた後、図5に示すように、コイル支持体11に結合された図外の油圧式またはエア式等のシリンダのロッドを伸長させて該コイル支持体11をシェル4の上部に嵌合させることにより、コイル支持体11,12でシェル4の外周部を挟んで固定する。
この際、各コイル支持体11,12の両端部にそれぞれ固定された略半円形状のコイル分割体13,14の端部同士が当接して楕円形状のコイル15が形成されると共に、各コイル15はシェル4のそれぞれ対応する第1接合部7の全周に亘って近接配置される。
次に、図6に示すように、シェル4の両側において、シェル4側に開口した略器状のバックプレート16,17にそれぞれ対応するエンドプレート5,6を嵌合させた状態で載置し、図7に示すように、バックプレート16,17に結合された図外の油圧式またはエア式等のシリンダを伸長させて、バックプレート16,17の端部18でそれぞれ対応するエンドプレート5,6の第2接合部8をシェル4のそれぞれ対応する第1接合部7に密着させる。
次に、シェル4の両側において、コンデンサ電源19、放電ギャップスイッチ20から成る電気回路の端子をコイル15に接続した後、放電ギャップスイッチ20を閉じて該コイル15に瞬間大電流を流すことにより、両接合部7,8を電磁シーム溶接して接合する。
具体的には、コイル15に電流が流れると、コイル15付近に生じた高密度磁束が両接合部7,8の重ねた部分にコイル15側から交差し、第1接合部7側には渦電流と呼ばれる誘導電流が流れる。
そして、渦電流はコイル15近くでコイル電流とは反対向きに大きな電流密度で流れる。第1接合部7はこの渦電流でシュール加熱されると共に、第2接合部8側への電磁力を受けて変形しながら第1接合部8に圧接されて接合される。
この電磁シーム溶接は、両接合部7,8の接合面が殆ど溶融しない固相結合であり、その接合強度は母材強度に近く、板厚寸法が第1接合部7に比べて大きい第2接合部8の1、5〜2.0倍の重ね部分(両接合部7,8の突出長さL1)を確保さえすれば所望の接合力を得られるため、接合強度を確保しつつ、材料コストの低減、軽量化、及びマフラ本体1のコンパクト化を実現できる。
また、両接合部7,8間に製造精度の誤差や組み付け精度の誤差により多少の隙間が生じた場合であっても、第1接合部7が第2接合部8側へ変形して圧接することで良好に接合でき、製品信頼性を向上できる。
加えて、実施例1では第2接合部8に比べて板厚寸法が小さい第1接合部7側にコイル15を配置しているため、第2接合部8の板厚寸法を大きくしても良好な接合が可能となる。
また、両接合部7,8の接合に要する時間は一瞬(約0.1〜0.2秒)であるため、両接合部7,8の接合スピードを飛躍的に上げて車両用消音器の生産性を向上できる。
さらに、実施例1では両接合部7,8がマフラ本体1の軸に対して90°の角度(軸直方向)を持って設定されているため、コイル15及びバックプレート16,17を容易に配置して移動できる。
ここで、両接合部7,8の接合を従来のように、ブレージング溶接で行った場合には、接合部間の許容隙間がレーザ溶接に比べて遙かに大きく、溶接施工性は高いものの、溶接スピードが遅い上にブレージング材が高価で製造コストが高くなってしまう。
一方、レーザ溶接を用いた場合は、前述した許容隙間が0.2〜0.3mmと極めて狭い範囲となることから、接合部間の密着度を高く保つ必要がある。
加えて、シェルとエンドプレートの外周上を順次レーザ照射しながら溶接するため、ブレージング溶接に比べて接合スピードは速いものの、更なる接合スピードのアップが要求されていた。
これに対し、実施例1では、前述したように、シェル4とエンドプレート5,6を電磁シーム溶接して接合したため、製造コストを低減できると同時に、接合スピードをアップして生産性を向上できる。
また、ブレージング材を必要とせず、両接合部7,8の僅かな突出長さL1でこれら両者を接合できるため、材料コストの削減と軽量化を実現できる。
また、実施例1では、シェル4とエンドプレート5,6を同時に接合でき、更なる生産性を向上できる。
なお、実施例1では、シェル4の両側に電気回路をそれぞれ設けて電流を流しているが、1つの電気回路で行っても良い。
最後に、コイル支持体11,12及びバックプレート16,17を元の位置に戻してマフラ本体1を取り出した後、インレットパイプ2の一端部2a及びアウトレットパイプ3の一端部3aをそれぞれ対応するエンドプレート5,6にブレージング溶接X1,X3して固定することにより、所望の車両用消音器を得る。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、実施例1では、筒状のシェル4の開口端部に略器状のエンドプレート5(6)の開口端部が接合されたマフラ本体2を有する車両用消音器であって、シェル4の開口端部にマフラ本体2の径方向外側へ屈折した第1接合部7を形成し、エンドプレート5(6)の開口端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第2接合部8を形成し、シェル4の第1接合部7をエンドプレート5(6)の第2接合部8に重ねて、該両接合部7,8を電磁シーム溶接して接合したため、製造コストを低減できると同時に、シェルとエンドプレート5(6)との接合スピードをアップして生産性を向上できる。
また、両接合部7,8の屈折した突出長さL1を、第2接合部8の板厚D1×1.5〜2.0としたため、接合信頼度を確保しつつ、材料コストの低減、軽量化、及びマフラ本体1のコンパクト化を実現できる。
また、筒状のシェル4の開口両端部にマフラ本体1の径方向外側へ屈折した第1接合部7をそれぞれ形成する工程と、シェル4の開口両端部に接合されるそれぞれ略器状のエンドプレート5(6)の開口端部にマフラ本体1の径方向外側へ屈折した第2接合部8をそれぞれ形成する工程と、シェル4の外周部を一対のコイル支持体11,12で挟んで固定すると同時に、これら各コイル支持体11,12に固定されたコイル分割体13,14をそれぞれ対応する第1接合部7の全周に亘って近接配置する工程と、各第1接合部7にそれぞれ対応するエンドプレート5(6)の第2接合部8をその全周に亘ってバックプレート16,17により押圧して重ね合わせる工程と、各コイル分割体13,14(コイル15)に瞬間大電流を流すことにより両接合部7,8を電磁シーム溶接して接合する工程を備えるため、シェル4とエンドプレート5,6を同時に効率良く電磁シーム溶接して接合でき、好適となる。
以上、実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、両接合部7,8の材質は導電性のものであれば適宜設定できる。同様に、マフラ本体1の内部構造についても任意に設定できる。
さらに、シェル4は楕円形断面に限らず、円形断面、四角形断面、レーストラック型断面等の様々な断面形状を採用できる。
また、実施例1では、第1接合部側7にコイル15を配置したが、第2接合部8側にもコイルを配置して電磁シーム溶接しても良い。この場合、一方側のコイルと接合部との間にアルミ薄板と絶縁シートを介在させて接合部の渦流を促進させるようにしても良い。
さらに、コイル支持体11を下降させてシェル4の外周上部に外嵌させる工程をバックプレート16,17で両接合部7,8を重ね合わせる工程の後としても良い。
実施例1の車両用消音器の平面図である。 実施例1の車両用消音器の内部を説明する断面図である。 実施例1の車両用消音器の製造方法を説明する図である。 実施例1の車両用消音器の製造方法を説明する図である。 図4のS5−S5線における実施例1の車両用消音器の製造方法を説明する図である。 実施例1の車両用消音器の製造方法を説明する図である。 実施例1の車両用消音器の製造方法を説明する図である。
符号の説明
R1、R2 消音室
S1、S2 スポット溶接
X1、X2、X3、X4 ブレージング溶接
1 マフラ本体
2 インレットパイプ
2a 一端部
2b パンチング穴
2c 他端部
3 アウトレットパイプ
3a 一端部
3b 他端部
4 シェル
5、6 エンドプレート
7 第1接合部
8 第2接合部
9 バッフルプレート
11、12 コイル支持体
13、14 コイル分割体
15 コイル
16、17 バックプレート
18 端部
19 コンデンサ電源
20 放電ギャップスイッチ

Claims (3)

  1. 筒状のシェルの開口端部に略器状のエンドプレートの開口端部が接合されたマフラ本体を有する車両用消音器であって、
    前記シェルの開口端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第1接合部を形成し、
    前記エンドプレートの開口端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第2接合部を形成し、
    前記シェルの第1接合部をエンドプレートの第2接合部に重ねて、該両接合部を電磁シーム溶接して接合したことを特徴とする車両用消音器。
  2. 請求項1記載の車両用消音器の製造方法において、
    前記両接合部の屈折した突出長さを、第1接合部あるいは第2接合部の板厚D1×1.5〜2.0としたことを特徴とする車両用消音器。
    但し、第1接合部と第2接合部の板厚が異なる場合には、これら両者の板厚のうちのより大きい方を板厚D1とする。
  3. 筒状のシェルの開口両端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第1接合部をそれぞれ形成する工程と、
    前記シェルの開口両端部にそれぞれ接合される略器状のエンドプレートの開口端部にマフラ本体の径方向外側へ屈折した第2接合部をそれぞれ形成する工程と、
    前記シェルの外周部を一対のコイル支持体で挟んで固定すると同時に、これら各コイル支持体に固定されたコイル分割体をそれぞれ対応する第1接合部の全周に亘って近接配置する工程と、
    前記各第1接合部に、それぞれ対応するエンドプレートの第2接合部をその全周に亘ってバックプレートにより押圧して重ね合わせる工程と、
    前記コイル分割体に瞬間大電流を流すことにより両接合部を電磁シーム溶接して接合する工程を備えることを特徴とする車両用消音器の製造方法。
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JP2017125463A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 株式会社ユタカ技研 排気消音器

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