JP2009046613A - シクロオレフィンコポリマーおよびフィルム - Google Patents
シクロオレフィンコポリマーおよびフィルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009046613A JP2009046613A JP2007215193A JP2007215193A JP2009046613A JP 2009046613 A JP2009046613 A JP 2009046613A JP 2007215193 A JP2007215193 A JP 2007215193A JP 2007215193 A JP2007215193 A JP 2007215193A JP 2009046613 A JP2009046613 A JP 2009046613A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- cycloolefin
- retardation
- group
- monomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Polarising Elements (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
【解決手段】エチレン及び炭素数3〜20のα−オレフィン化合物から選ばれる少なくとも1種の非シクロオレフィンモノマー(A)、シクロオレフィン化合物から選ばれる少なくとも1種類のシクロオレフィンモノマー(B)および縮合多環式化合物からなる環状ユニットを有するビニル化合物から選ばれる少なくとも1種類の芳香族ビニルモノマー(C)を付加重合させたシクロオレフィンコポリマー。該シクロオレフィンコポリマーからなるフィルム。
【選択図】なし
Description
上記課題を解決するための手段は以下の通りである。
2.前記非シクロオレフィンモノマー(A)がエチレンであることを特徴とする前記1記載のシクロオレフィンコポリマー。
3.前記シクロオレフィンモノマー(B)がノルボルネンもしくはテトラシクロドデセンであることを特徴とする前記1または2に記載のシクロオレフィンコポリマー。
4.前記芳香族ビニルモノマー(C)がビニルナフタレン、ビニルアントラセン、ビニルフェナンスレン、ビニルフルオランテンもしくはビニルピレンであることを特徴とする前記1〜3のいずれかに記載のシクロオレフィンコポリマー。
5.前記1〜4のいずれかに記載のシクロオレフィンコポリマーからなるフィルム。
6.波長450nmにおけるレターデーションRe450 と波長590nmにおけるレターデーションRe590 の差ΔRe=Re590―Re450が10nm以上であることを特徴とする前記5に記載のフィルム。
一般にシクロオレフィンコポリマーとは、エチレンなどの非シクロオレフィンモノマーとノルボルネンなどのシクロオレフィンモノマーを付加共重合させたポリマーのことを意味する。本発明のシクロオレフィンコポリマーは、少なくとも1種の非シクロオレフィンモノマー(A)、少なくとも1種のシクロオレフィンモノマー(B)、さらに少なくとも1種の芳香族ビニルモノマー(C)を付加共重合させる。
以下に(A)、(B)、(C)を説明する。
非シクロオレフィンモノマー(A)は、エチレン及び/又は炭素数3〜20のα−オレフィン化合物である。ここで炭素数3〜20のα−オレフィン化合物としては、例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセンのような炭素原子数3〜20の直鎖状α−オレフィンや、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ブテンのような炭素原子数4〜20の分岐状α−オレフィンなどが挙げられる。これらの中では、炭素原子数が2のエチレンや、炭素原子数が3又は4の直鎖状α−オレフィンであるプロピレン又は1−ブテンが、本発明の重合体をフィルム状に成形した際の柔軟性の点で好ましく、特にエチレンが同様の理由で好ましい。上記のエチレン及びα−オレフィンは、それぞれ単独で用いても、また2種以上組み合わせて用いてもよい。
シクロオレフィンモノマー(B)は、炭素環内に重合性炭素−炭素二重結合を有する化合物であって、共重合した際、共重合体の主鎖中にシクロブタン環、シクロペンタン環、シクロヘキサン環、それらが2つ以上結合した環のような脂環式の環を導入できる単量体である。具体的には、ノルボルネン系の骨格がよく、以下の下記式(II)で表される。
芳香族ビニルモノマー(C)は、その芳香族の部位がナフタレンやアントラセンのような縮合多環式化合物およびその誘導体にビニル基が連結しているものである。縮合多環式化合物は、ベンゼンのような単環式化合物より吸収波長が長いため、これをシクロオレフィンコポリマーに組み入れたとき、その波長分散の程度は大きく発現する。一方で吸収波長が長すぎる場合、具体的には400nm以上に極大吸収波長を有する場合、シクロオレフィンコポリマーフィルムが着色しやすい傾向にあるため、400nm以上に極大吸収波長はないことが好ましい。すなわち300nm〜400nmに極大吸収波長を有し、該極大吸収波長におけるモル吸光係数が10〜100,000である極大吸収波長を少なくとも一つ有する芳香族化合物にビニル基が連結した化合物が好ましい。
本発明のシクロオレフィンコポリマーは、非シクロオレフィンモノマー(A)、シクロオレフィンモノマー(B)および芳香族ビニルモノマー(C)を付加重合して得られる。それぞれに由来する繰り返し単位の役割を具体的に説明すると、非シクロオレフィンモノマー(A)に由来する繰り返し単位は、重合体に柔軟性を付与する役割を有し、分極率は重合体の主鎖方向に正であって、その波長分散係数αA≒1.00と考えられる。シクロオレフィンモノマー(B)に由来する繰り返し単位は、重合体の熱物性、溶解性等を改良する役割を有し、分極率は重合体の主鎖方向に概ね正であると考えられ、その波長分散係数αB≒1.00と考えられる。芳香族ビニルモノマー(C)に由来する繰り返し単位は、波長分散をコントロールする。分極率は重合体の主鎖方向に負であって、その波長分散係数αC≦1.00と考えられる。これらの共重合比率を適切に制御することにより、柔軟性、透明性、耐熱性、そして波長分散特性のバランスに優れる共重合体の設計が可能となる。
このような本発明で用いられるシクロオレフィンコポリマーには、透明性・耐熱性を損なわない範囲で公知の熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、ゴム質重合体、有機微粒子、無機微粒子などを配合しても良い。また、シクロオレフィンコポリマーには、酸化防止剤等の添加剤などを添加しても良く、かかる酸化防止剤等の添加剤としては、たとえば次の化合物が挙げられる。
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,2' −ジオキシ−3,3' −ジ−t−ブチル−5,5' −ジメチルジフェニルメタン、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、ステアリル−β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,2' −ジオキシ−3,3' −ジ−t−ブチル−5,5' −ジエチルフェニルメタン、3,9−ビス[1,1−ジメチル−2−(β−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ)エチル]、2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5.5]ウンデカン、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテトライルビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテトライルビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ホスファイト、2,2−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)オクチルホスファイトが挙げられる。
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4,6-ビス(1-メチル-1-フェニルエチル)フェノール、2−(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4,6-ジ-tert-ペンチルフェノール、2-ベンゾトリアゾール-2-イル4,6-ジ-tert-ブチルフェノール、2,2' -メチレンビス〔4-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)-6-[(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)フェノール]〕などが挙げられる。これらの添加剤の添加量は、熱可塑性シクロオレフィンコポリマー100質量部に対して、通常、0.01〜5質量部、好ましくは0.05〜4質量部である。さらに、加工性を向上させる目的で滑剤などの添加剤を添加することもできる。
本発明のシクロオレフィンコポリマーフィルムは、上記シクロオレフィンコポリマーから成り、溶液製膜(溶剤キャスト法)もしくは溶融製膜により製造される。製造されたフィルムは、波長分散を発現させるため、延伸されることが好ましい。
SP値=W1・SP1+W2・SP2
により計算した値として求めることができる。
本発明のフィルムは、透過光に位相差を与えるフィルム(以下、「位相差フィルム」という)であることが好ましい。本発明に係る位相差フィルムは、上記方法によって得た本発明のフィルムをさらに延伸加工することにより得ることができ、具体的には、公知の一軸延伸法、二軸延伸法、Z軸延伸法により製造することができる。すなわち、テンター法による横一軸延伸法、ロール間圧縮延伸法、円周の速度の異なるロールを利用する縦一軸延伸法等あるいは横一軸と縦一軸を組み合わせた二軸延伸法、インフレーション法による延伸法等を用いることができる。
寸法収縮率を上記範囲内にするためには、本発明中の特定単量体の選択やその他の共重合性単量体の選択に加え、キャスト方法や延伸方法の条件を調整することも有力な手段である。
Rthλは前記Reλを、面内の遅相軸(KOBRA 21ADHまたはWRにより判断される)を傾斜軸(回転軸)として(遅相軸がない場合にはフィルム面内の任意の方向を回転軸とする)のフィルム法線方向に対して法線方向から片側50度まで10度ステップで各々その傾斜した方向から波長λnmの光を入射させて全部で6点測定し、その測定されたレターデーション値と平均屈折率の仮定値および入力された膜厚値を基にKOBRA 21ADHまたはWRが算出する。
尚、遅相軸を傾斜軸(回転軸)として(遅相軸がない場合にはフィルム面内の任意の方向を回転軸とする)、任意の傾斜した2方向からレターデーション値を測定し、その値と平均屈折率の仮定値および入力された膜厚値を基に、以下の式(1)および式(2)よりRthを算出することもできる。
式(1)におけるnxは面内における遅相軸方向の屈折率を表し、nyは面内においてnxに直交する方向の屈折率を表し、nzはnxおよびnyに直交する方向の屈折率を表す。
Rth=((nx+ny)/2 − nz) x d--- 式(2)
測定されるフィルムが1軸や2軸の屈折率楕円体で表現できないもの、いわゆる光学軸(optic axis)がないフィルムの場合には、以下の方法によりRthλは算出される。
Rthλは前記Reλを、面内の遅相軸(KOBRA 21ADHまたはWRにより判断される)を傾斜軸(回転軸)としてフィルム法線方向に対して−50度から+50度まで10度ステップで各々その傾斜した方向から波長λnmの光を入射させて11点測定し、その測定されたレターデーション値と平均屈折率の仮定値および入力された膜厚値を基にKOBRA 21ADHまたはWRが算出する。
上記の測定において、平均屈折率の仮定値は、ポリマーハンドブック(JOHN WILEY&SONS,INC)、各種光学フィルムのカタログの値を使用することができる。平均屈折率の値が既知でないものについてはアッベ屈折計で測定することができる。主な光学フィルムの平均屈折率の値を以下に例示する:セルロースアシレート(1.48)、シクロオレフィンコポリマー(1.52)、ポリカーボネート(1.59)、ポリメチルメタクリレート(1.49)、ポリスチレン(1.59)である。これら平均屈折率の仮定値と膜厚を入力することで、KOBRA 21ADHまたはWRはnx、ny、nzを算出する。この算出されたnx、ny、nzよりNz=(nx−nz)/(nx−ny)がさらに算出される。
また、波長450nmにおけるレターデーションRe450 と波長590nmにおけるレターデーションRe590 の差ΔRe=Re590―Re450は、10nm以上であることが好ましく、15nm以上であることがさらに好ましい。
本発明のフィルムは、その少なくとも片面に透明導電層を積層した、透明導電層を有するフィルムであることも好ましい。透明導電層を形成するための材料としては、Sn、In、Ti、Pb、Au、Pt、Ag等の金属、またはそれらの酸化物が一般的に使用され、金属単体からなる層を基板上に形成したときは、必要に応じてその後酸化することもできる。当初から酸化物層として付着形成させる方法もあるが、最初は金属単体または低級酸化物の形態で被膜を形成し、しかるのち、加熱酸化、陽極酸化あるいは液相酸化等の酸化処理を施して透明化することもできる。これらの透明導電層は、他の透明導電層を有するシート、フィルムなどを接着したり、プラズマ重合法、スパッタリング法、真空蒸着法、メッキ、イオンプレーティング法、スプレー法、電解析出法などによって本発明のフィルム上に直接形成される。これらの透明導電膜の厚さは、所望する特性により決定され特に限定はされないが、通常は10〜10,000オングストローム、好ましくは50〜5,000オングストロームである。
本発明のフィルムは、反射防止層を有するフィルムであることも好ましい。すなわち、本発明のフィルムには、少なくともその片面に反射防止層を積層することができる。反射防止層の形成方法としては、たとえば、フッ素系共重合体を含む組成物の溶液をバーコーターやグラビアコーターなどを用いてコーテイングする方法がある。反射防止層の厚みは、通常は0.01〜50μm、好ましくは0.1〜30μm、さらに好ましくは0.5〜20μmである。0.01m未満であると反射防止効果が発揮できず、50μmを超えると塗膜の厚みにムラが生じやすくなり外観などが悪化する場合があり好ましくない。
本発明のフィルムは、位相差フィルム、偏光板、偏光板保護フィルム、波長板、光拡散板、プリズムシート、反射防止フィルム、液晶やエレクトロルミネッセンス用途の表示素子基板、タッチパネル、導光板など、環状オレフィン系重合体の用途として公知の用途へ好適に適用可能である。具体的には、たとえば、携帯電話、ディジタル情報端末、ポケットベル、ナビゲーション、車載用液晶ディスプレイ、液晶モニター、調光パネル、OA機器用ディスプレイ、AV機器用ディスプレイ等の各種液晶表示素子やエレクトロルミネッセンス表示素子あるいはタッチパネルなどに用いることができる。また、CD、CD−R、MD、MO、DVD等の光ディスクの記録・再生装置に使用される波長板としても有用である。
エチレン(アルドリッチ社製)とノルボルネン(アルドリッチ社製)と1−ビニルナフタレン(アルドリッチ社製)を45/50/5のモル比で共重合した共重合体を、プレス成型で厚み100μmのフィルムとした。得られたフィルムをテンター法により、Tg+2℃で2.0倍に一軸延伸した。レターデーションを測定したところ、Re590=113nm、Re450=102nm、ΔRe=Re590−Re450=11のフィルムが得られた。
エチレン(アルドリッチ社製)とノルボルネン(アルドリッチ社製)と9−ビニルアントラセン(アルドリッチ社製)を45/50/5のモル比で共重合した共重合体を、プレス成型で厚み100μmのフィルムとした。得られたフィルムをテンター法により、Tg+2℃で2.0倍に一軸延伸した。レターデーションを測定したところ、Re590=120nm、Re450=99nm、ΔRe=Re590−Re450=21のフィルムが得られた。
エチレン(アルドリッチ社製)とノルボルネン(アルドリッチ社製)と9−ビニルアントラセン(アルドリッチ社製)を46/27/27のモル比で共重合した共重合体を、プレス成型で厚み100μmのフィルムとした。得られたフィルムをテンター法により、Tg+2℃で2.0倍に一軸延伸した。レターデーションを測定したところ、Re590=105nm(負に分極)、Re450=150nm(負に分極)、ΔRe=Re590−Re450=-45のフィルムが得られた。
エチレン(アルドリッチ社製)とノルボルネン(アルドリッチ社製)とスチレン(アルドリッチ社製)を45/50/5のモル比で共重合した共重合体を、プレス成型で厚み100μmのフィルムとした。得られたフィルムをテンター法により、Tg+2℃で2.0倍に一軸延伸した。レターデーションを測定したところ、Re590=105nm、Re450=102nm、ΔRe=Re590−Re450=3であった。
エチレン(アルドリッチ社製)とノルボルネン(アルドリッチ社製)とスチレン(アルドリッチ社製)を46/27/27のモル比で共重合した共重合体を、プレス成型で厚み100μmのフィルムとした。得られたフィルムをテンター法により、Tg+5℃で1.7倍に一軸延伸した。レターデーションを測定したところ、Re590=126nm(負に分極)、Re450=143nm(負に分極)、ΔRe=Re590−Re450=−17であった。
Claims (6)
- エチレン及び炭素数3〜20のα−オレフィン化合物から選ばれる少なくとも1種の非シクロオレフィンモノマー(A)、シクロオレフィン化合物から選ばれる少なくとも1種類のシクロオレフィンモノマー(B)並びに縮合多環式化合物からなる環状ユニットを有するビニル化合物から選ばれる少なくとも1種類の芳香族ビニルモノマー(C)を付加重合させたシクロオレフィンコポリマー。
- 前記非シクロオレフィンモノマー(A)がエチレンであることを特徴とする請求項1記載のシクロオレフィンコポリマー。
- 前記シクロオレフィンモノマー(B)がノルボルネンもしくはテトラシクロドデセンであることを特徴とする請求項1または2に記載のシクロオレフィンコポリマー。
- 前記芳香族ビニルモノマー(C)がビニルナフタレン、ビニルアントラセン、ビニルフェナンスレン、ビニルフルオランテンもしくはビニルピレンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシクロオレフィンコポリマー。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のシクロオレフィンコポリマーからなるフィルム。
- 波長450nmにおけるレターデーションRe450 と波長590nmにおけるレターデーションRe590 の差ΔRe=Re590―Re450が10nm以上であることを特徴とする請求項5に記載のフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007215193A JP2009046613A (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | シクロオレフィンコポリマーおよびフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007215193A JP2009046613A (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | シクロオレフィンコポリマーおよびフィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009046613A true JP2009046613A (ja) | 2009-03-05 |
Family
ID=40499129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007215193A Pending JP2009046613A (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | シクロオレフィンコポリマーおよびフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009046613A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010235719A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Mitsui Chemicals Inc | 重合体およびそれを用いた光学材料 |
JP2011008041A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Nippon Shokubai Co Ltd | 光学フィルムとそれを備える画像表示装置 |
JP2011007835A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Nippon Shokubai Co Ltd | 光学フィルムとそれを備える画像表示装置ならびに新規重合体 |
JP2016169349A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-23 | 昭和電工株式会社 | ノルボルネン化合物付加重合体キャストフィルムの製造方法 |
WO2019188447A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 三井化学株式会社 | 光学レンズ |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003050316A (ja) * | 2001-05-31 | 2003-02-21 | Sumitomo Chem Co Ltd | 高波長分散位相差板 |
JP2003255102A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-09-10 | Jsr Corp | 熱可塑性ノルボルネン系樹脂系光学用フィルム |
JP2006030982A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-02-02 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 位相差フィルムおよびそれを備えた液晶表示装置 |
JP2006143799A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Tosoh Corp | 透明性樹脂組成物及びそれよりなる光学フィルム |
JP2006221116A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Kaneka Corp | 光学補償用塗工膜、該塗工膜形成用塗工液、その塗工液を用いて製造した光学素子並びに光学素子の製造方法 |
WO2006104049A1 (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Zeon Corporation | ノルボルネン系付加共重合体および成形品 |
-
2007
- 2007-08-21 JP JP2007215193A patent/JP2009046613A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003050316A (ja) * | 2001-05-31 | 2003-02-21 | Sumitomo Chem Co Ltd | 高波長分散位相差板 |
JP2003255102A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-09-10 | Jsr Corp | 熱可塑性ノルボルネン系樹脂系光学用フィルム |
JP2006030982A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-02-02 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 位相差フィルムおよびそれを備えた液晶表示装置 |
JP2006143799A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Tosoh Corp | 透明性樹脂組成物及びそれよりなる光学フィルム |
JP2006221116A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Kaneka Corp | 光学補償用塗工膜、該塗工膜形成用塗工液、その塗工液を用いて製造した光学素子並びに光学素子の製造方法 |
WO2006104049A1 (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Zeon Corporation | ノルボルネン系付加共重合体および成形品 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010235719A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Mitsui Chemicals Inc | 重合体およびそれを用いた光学材料 |
JP2011007835A (ja) * | 2009-06-23 | 2011-01-13 | Nippon Shokubai Co Ltd | 光学フィルムとそれを備える画像表示装置ならびに新規重合体 |
JP2011008041A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Nippon Shokubai Co Ltd | 光学フィルムとそれを備える画像表示装置 |
JP2016169349A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-23 | 昭和電工株式会社 | ノルボルネン化合物付加重合体キャストフィルムの製造方法 |
WO2019188447A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 三井化学株式会社 | 光学レンズ |
CN111971589A (zh) * | 2018-03-30 | 2020-11-20 | 三井化学株式会社 | 光学透镜 |
JPWO2019188447A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2021-02-12 | 三井化学株式会社 | 光学レンズ |
EP3779521A4 (en) * | 2018-03-30 | 2022-01-12 | Mitsui Chemicals, Inc. | OPTICAL LENS |
JP7028961B2 (ja) | 2018-03-30 | 2022-03-02 | 三井化学株式会社 | 光学レンズ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3899511B2 (ja) | 熱可塑性ノルボルネン系樹脂系光学用フィルム | |
JP4238501B2 (ja) | 熱可塑性ノルボルネン系樹脂系光学用フィルム | |
JP4178810B2 (ja) | 熱可塑性ノルボルネン系樹脂系光学用フィルム | |
JP5233280B2 (ja) | 環状オレフィン系開環共重合体およびその用途ならびに該共重合体を含む位相差板の製造方法 | |
JP2007038646A (ja) | 光学フィルムの製造方法、光学フィルムおよび偏光板 | |
JP5407108B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物、光学フィルムおよびフィルム製造方法 | |
JP2008055691A (ja) | 光学フィルムロール、およびその製造方法 | |
JP2009046613A (ja) | シクロオレフィンコポリマーおよびフィルム | |
JP2006188671A (ja) | 光学用フィルムおよびその用途 | |
JP5055176B2 (ja) | シクロオレフィンコポリマーおよびフィルム | |
JP2005164632A (ja) | 光学用フィルムおよび偏光板 | |
WO2008015919A1 (fr) | Composition de résine d'oléfine cyclique, film optique et lame retardatrice utilisant la composition et leurs procédés de production | |
JP2009046614A (ja) | シクロオレフィンコポリマーおよびフィルム | |
JP4325196B2 (ja) | 光学用フィルムおよびその製造方法並びにその応用製品 | |
JP2008163287A (ja) | 樹脂組成物、光学フィルムおよびその製造方法ならびにその用途 | |
JP2009046615A (ja) | ノルボルネン系開環(共)重合体、フィルム、これらの製造方法、および偏光板 | |
WO2007001020A1 (ja) | 光学フィルムの製造方法、光学フィルムおよび偏光板 | |
JP2008065061A (ja) | 光学フィルム、光学フィルムの製造方法、偏光板および液晶パネル | |
JP4915409B2 (ja) | 熱可塑性ノルボルネン系樹脂系光学用フィルム | |
JP4635968B2 (ja) | 熱可塑性ノルボルネン系樹脂系光学用フィルム | |
TWI429954B (zh) | A retardation film and a polarizing plate using the same, and a liquid crystal panel | |
JP5109365B2 (ja) | 環状オレフィン系開環共重合体およびその用途 | |
TWI391230B (zh) | A manufacturing method of an optical film, an optical film, and a method for producing an extended film | |
JP2008247934A (ja) | 光学用フィルム | |
JP2008239957A (ja) | 樹脂組成物およびその用途 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111018 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20111118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111216 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20111216 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120619 |