JP2009045651A - 中子用ジョイント - Google Patents
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Abstract
【課題】カップリングから受ける力によって発生する応力による破損を防止することが可能な中子用ジョイントを提供する。
【解決手段】一端に大径部1a、2aと小径部1b、2bとを有し、該大径部1a、2aは中子と該中子を引き抜く為のシリンダとを連結するカップリング3内の溝3cに収容され、該小径部1b、2bは該カップリング3の孔3a、3bを貫通する中子用ジョイント1、2である。中子用ジョイント1、2の小径部1b、2bには応力緩和溝1d、2dが形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】一端に大径部1a、2aと小径部1b、2bとを有し、該大径部1a、2aは中子と該中子を引き抜く為のシリンダとを連結するカップリング3内の溝3cに収容され、該小径部1b、2bは該カップリング3の孔3a、3bを貫通する中子用ジョイント1、2である。中子用ジョイント1、2の小径部1b、2bには応力緩和溝1d、2dが形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、金型に組み込まれる中子と該中子を引き抜く為のシリンダとを連結する為に用いられる中子用ジョイントに関する。
ダイカスト法等の鋳造においては、金型に組み込まれた中子を引き抜く中子引き抜き装置が用いられている。中子引き抜き装置は、中子引き抜き用のシリンダを有しており、このシリンダが中子と連結される。(例えば、特許文献1参照)
中子とシリンダの連結は、図2に示すように、図示せぬ中子に固定された中子側ジョイント101と、図示せぬシリンダのピストンロッドに連結されたシリンダ側ジョイント102とをカップリング103により連結することにより行われるのが一般的である。カップリング103は2つ割れ部材からなり、2つ割れ部材が結合されることにより、中子側孔103aと、シリンダ側孔103bと、中子側孔103aとシリンダ側孔103bとに連通する溝部103cが形成されている。
中子側ジョイント101のカップリング103に収容される部分は大径部101aと小径部101bとからなり、大径部101aはカップリング103の溝部103cに収容され、小径部101bは中子側孔103aを貫通している。同様に、シリンダ側ジョイント102のカップリング103に収容される部分は大径部102aと小径部102bとからなり、大径部102aはカップリング103の溝部103cに収容され、小径部102bはシリンダ側孔103bを貫通している。
中子側ジョイント101の大径部101aの付け根には加工時にR部101cが形成されている。同様に、シリンダ側ジョイント102の大径部102aの付け根には加工時にR部102cが形成されている。中子側ジョイント101のR部101cは、大径部101aがカップリング103から受ける力によって発生する応力を低減させる効果を発揮し、シリンダ側ジョイント102のR部102cは、大径部102aがカップリング103から受ける力によって発生する応力を低減させる効果を発揮する。
しかし、形成されたR部101c、102cが小さい場合、中子の引き抜き動作を繰り返し行っていると、中子側ジョイント101の大径部101aと、シリンダ側ジョイント102の大径部102aとはカップリング103から受ける力によって発せする応力によって破損してしまう。従って、中子側ジョイント101とシリンダ側ジョイント102を交換することが必要になってしまう。また、R部101c、102cを大きく形成した場合には、カップリング103の溝部103cに、中子側ジョイント101の大径部101aとシリンダ側ジョイント102の大径部102cとを収容することが出来なくなるという問題が生じてしまう。
本発明は上記従来の問題に鑑みてなされ、カップリングから受ける力によって発生する応力による破損を防止することが可能な中子用ジョイントを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、一端に大径部1a、2aと小径部1b、2bとを有し、該大径部1a、2aは中子と該中子を引き抜く為のシリンダとを連結するカップリング3内の溝3cに収容され、該小径部1b、2bは該カップリング3の孔3a、3bを貫通する中子用ジョイント1、2において、該小径部1b、2bに応力緩和溝1d、2dが形成された中子用ジョイント1、2を採用する。
本発明によれば、カップリングの孔を貫通する中子用ジョイントの小径部に応力緩和溝が形成されているので、カップリングの形状とサイズを変更することなく、中子用ジョイントの大径部がカップリングから受ける力によって発生する応力によって破損するのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図1を用いて説明する。図1に示すように、図示せぬ中子に他端が固定された中子側ジョイント1の一端と、図示せぬシリンダのピストンロッドに他端が連結されたシリンダ側ジョイント2の一端とはカップリング3により連結されている。カップリング3は2つ割れ部材からなり、2つ割れ部材が結合されることにより、中子側孔3aと、シリンダ側孔3bと、中子側孔3aとシリンダ側孔3bとに連通する溝部3cが形成されている。尚、中子側ジョイント1とシリンダ側ジョイント2の双方が中子用ジョイントに相当する。
中子側ジョイント1のカップリング3に収容される部分は大径部1aと小径部1bとからなり、大径部1aはカップリング3の溝部3cに収容され、小径部1bは中子側孔3aを貫通している。同様に、シリンダ側ジョイント2のカップリング3に収容される部分は大径部2aと小径部2bとからなり、大径部2aはカップリング3の溝部3cに収容され、小径部2bはシリンダ側孔3bを貫通している。
カップリング3の中子側孔3aを貫通する中子側ジョイント1の小径部1bには、大径部1aの付け根のR部1cに隣接する応力緩和溝1dが形成されている。同様に、カップリング3のシリンダ側孔3bを貫通するシリンダ側ジョイント2の小径部2bには、大径部2aの付け根のR部2cに隣接する応力緩和溝2dが形成されている。R部1c、2cに隣接して応力緩和溝1d、2dが形成されていることから、大径部1a、2aがカップリング3から受ける力によって発生する応力を十分に低下させ、破損を防止することができる。
本発明の中子用ジョイントは、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、上述した実施の形態では、カップリング3は1つの溝部3cを有し、この1つの溝部3cに中子側ジョイント1の大径部1aとシリンダ側ジョイント2の大径部2aが収容されたが、カップリング3に2つの溝部を設け、一方の溝部に中子側ジョイント1の大径部1aを収容し、他方の溝部にシリンダ側ジョイント2の大径部2aを収容するようにしてもよい。
1 中子側ジョイント
1a 大径部
1b 小径部
1c R部
1d 応力緩和溝
2 シリンダ側ジョイント
2a 大径部
2b 小径部
2c R部
2d 応力緩和溝
3 カップリング
3a 中子側孔
3b シリンダ側孔
3c 溝部
1a 大径部
1b 小径部
1c R部
1d 応力緩和溝
2 シリンダ側ジョイント
2a 大径部
2b 小径部
2c R部
2d 応力緩和溝
3 カップリング
3a 中子側孔
3b シリンダ側孔
3c 溝部
Claims (1)
- 一端に大径部と小径部とを有し、該大径部は中子と該中子を引き抜く為のシリンダとを連結するカップリング内の溝に収容され、該小径部は該カップリングの孔を貫通する中子用ジョイントにおいて、該小径部に応力緩和溝が形成されたことを特徴とする中子用ジョイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007214209A JP2009045651A (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | 中子用ジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007214209A JP2009045651A (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | 中子用ジョイント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009045651A true JP2009045651A (ja) | 2009-03-05 |
Family
ID=40498368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007214209A Pending JP2009045651A (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | 中子用ジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009045651A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015188909A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | リョービ株式会社 | ダイカスト金型及びダイカスト法 |
-
2007
- 2007-08-21 JP JP2007214209A patent/JP2009045651A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015188909A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | リョービ株式会社 | ダイカスト金型及びダイカスト法 |
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