JP2007202776A - 条体端部用の連結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で安価であると共に取り扱いが容易であり、簡単に連結したり解除したりできる条体端部用の連結具を提供する。
【解決手段】二つの外筒10、20は、接続部11、21に内周溝13、23を備え、連結体30は、バネ51、52を嵌め込んだ外周溝33、34を備えている。固定状態にある第1の外筒10と連結体30を離間状態にするために引き離すときの力が、固定状態にある第2の外筒20と連結体30を離間状態にするために引き離すときの力よりも大きな力を必要とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、条体の端部を簡単に連結したり、簡単に解除したりできる条体端部用の連結具に関する。
条体をなすネックレス等の端部同士を連結したり解除したりするために、条体端部用の連結具が用いられている。例えば、互いに螺合する雌雄のネジを備えた二つの部品からなる連結具がある。しかし、このような連結具は、連結時にネジがうまく噛み合わなかったり、何回も回転したりするために手間取ることが多いという問題がある。
また、引輪(クラスプ)と呼ばれる連結具は、一部がバネによって開閉するリングと、リングを引っ掛ける孔付き板とからなっている。しかし、このような連結具は、非常に取り扱い難い連結具であり、連結や解除が簡単にできないという問題がある。特に、小型のものは指先で操作を行うことが難しく、また、低コストで作られたものは精度が低いために動きが悪くなり、扱い難いことが多い。
これらに対して、特許文献1に記載されている連結具は、ピン体をハウジングに差し込むだけで簡単に連結状態とすることができ、また、係合体をハウジングに押し込むだけで簡単に解除状態とすることができる。しかし、このような連結具は、構造が複雑であると共に部品点数が多くなるために、製造コストが高いという問題がある。
特開平9−84613号公報
したがって、本発明の目的は、構造が簡単で製造コストが安価な条体端部用の連結具を提供することである。また、取り扱いが容易であり、簡単に連結したり解除したりできる連結具を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に係る連結具は、両端が棒状をなす一つの連結体と、一端に前記連結体の接続部を他端に条体端部の取付部を有する二つの外筒とからなる条体端部用の連結具であって、前記連結体は、一端側の外面に第1のバネを嵌め込んだ第1の外周溝を備え、他端側の外面に第2のバネを嵌め込んだ第2の外周溝を備え、前記第1の外筒の接続部は、前記連結体の一端側を差し込むための筒状をなすと共に前記第1のバネを受け入れて固定する内周溝を備え、前記第2の外筒の接続部は、前記連結体の他端側を差し込むための筒状をなすと共に前記第2のバネを受け入れて固定する内周溝を備え、前記第1の外筒と連結体を固定状態から離間状態にするために引き離すときの力が、前記第2の外筒と連結体を固定状態から離間状態にするために引き離すときの力よりも大きな力を必要とするという手段を採用している。
また、本発明の請求項2に係る連結具は、請求項1に記載の連結具において、前記引き離すときの力の相違が、前記二つのバネの相違によるという手段を採用している。また、本発明の請求項3に係る連結具は、請求項1又は2に記載の連結具において、前記第1の外筒と前記第2の外筒とが同一形状であるという手段を採用している。また、本発明の請求項4に係る連結具は、請求項1に記載の連結具において、前記引き離す力の相違が、前記二つの外筒に設けられた内周溝の形状的相違によるという手段を採用している。
本発明の条体端部用の連結具は、上記の手段を採用することにより以下のように機能することができる。まず、第1の外筒に連結体の一端側を差し込んで固定し(第1の状態)、この状態からさらに、第2の外筒に連結体の他端側を差し込んで固定する(第2の状態)。この第2の状態において、第1の外筒と第2の外筒とを引き離すように引っ張ると、第2の外筒が連結体の他端から離間して第1の状態に戻る。すなわち、本発明の連結具は、第1の状態(解除状態)と第2の状態(連結状態)とを繰り返して使用する連結具である。
したがって、本発明の連結具は構造が簡単であり、製造コストが安価である。また、取り扱いが非常に容易であり、第2の外筒に連結体の他端側を差し込むだけで簡単に連結状態とすることができ、第1の外筒と第2の外筒とを引き離すように引っ張るだけで簡単に解除状態とすることができる。
以下、本発明の実施例を図1〜図3により説明するが、これらの図は本願発明を何ら限定するものではない。図1は本発明の連結具を示す概略平面図であり、図2は連結具の構成を示す断面図、図3は連結具の解除状態及び連結状態を示す断面図である。
本発明の連結具1は、図1に示すように、条体40の端部に取り付けられる二つの外筒10、20と一つの連結体30とからなっている。図1(a)は、上記の第1の状態(解除状態)を示しており、第1の外筒10と連結体30とは固定状態であるが、第2の外筒20と連結体30とは離間状態である。図1(b)は、上記の第2の状態(連結状態)を示しており、第1の外筒10と連結体30とが固定状態であると共に、第2の外筒20と連結体30も固定状態である。なお、本発明において「条体」とは、糸状、縄状、紐状、帯状、線状、管状、鎖状等の総称であり、主に、人が身に付けるネックレス等に用いられるものをいう。
図2には、本発明の連結具1を構成する二つの外筒10、20及び連結体30の断面が示されている。連結体30の形状は、少なくとも両端が棒状をなすものであり、図のように全体が棒状であっても良い。なお、本発明において「棒状」とは、断面形状が円形、楕円形又は多角形等のものであり、外観的に板状であるものを含む。そして、連結体30の構成は、一端側31の外面に第1のバネ51を嵌め込んだ第1の外周溝33を備え、他端側32の外面に第2のバネ52を嵌め込んだ第2の外周溝34を備えている。
バネ51、52は、一部が切欠されたリング状のバネである。第1のバネ51は、その外径が連結体30の一端側31の外径よりも大きく、その内径が第1の外周溝33の外径よりも大きい。同様に、第2のバネ52は、その外径が連結体30の他端側32の外径よりも大きく、その内径が第2の外周溝34の外径よりも大きい。したがって、外周溝33、34に嵌め込まれたバネ51、52は、圧縮力を加えることにより縮閉させることができる。
第1の外筒10は、一端に連結体30を接続する接続部11を備え、他端に条体40の端部を取り付ける取付部12を備えている。接続部11は、連結体30の一端側31を差し込むための筒状をなすと共に、その内面には第1のバネ51を受け入れて固定する内周溝13を備えている。接続部11の内径は第1のバネ51の外径よりも小さいので、連結体30を差し込むと、第1のバネは圧縮力を受けて縮閉された状態で筒内に入る。
条体40の端部を取り付ける取付部12は、使用する条体40の性状によって適切な形状を採用することになる。例えば、紐状の条体40であれば、図に示すような筒状として圧入又は接着により取り付けることができる。また、鎖状の条体40であれば、筒状部に細孔又はネジ孔を設け、ピン又はネジを用いて取り付けることができる。
また、第2の外筒20は、第1の外筒10と同様であり、一端に連結体30を接続する接続部21を備え、他端に条体40の端部を取り付ける取付部22を備えている。接続部21は、連結体30の他端側32を差し込むための筒状をなすと共に、その内面には第2のバネ52を受け入れて固定する内周溝23を備えている。接続部21の内径は第2のバネ52の外径よりも小さいので、連結体30を差し込むと、第2のバネは圧縮力を受けて縮閉された状態で筒内に入る。
また、条体40の端部を取り付ける取付部22は、同様に、使用する条体40の性状によって適切な形状を採用することになる。例えば、紐状の条体40であれば、図に示すような筒状として圧入又は接着により取り付けることができる。また、鎖状の条体40であれば、筒状部に細孔又はネジ孔を設け、ピン又はネジを用いて取り付けることができる。
以上に述べたように、本発明の連結具1を構成する部品は、二つの外筒10、20と二つのバネ51、52を備えた一つの連結体30のみであり、部品点数が非常に少ない。また、その構造も簡単であり、通常の機械加工により容易に製造することができる。したがって、安価な製造コストで製造することができる。
図3には、本発明の連結具1の解除状態(a)と連結状態(b)が、断面図で示されている。
まず、第1の外筒10の接続部11に、連結体30の一端側31を差し込む。連結体30の一端側31に設けられた第1の外周溝33には、第1のバネ51が嵌め込まれている。ここで、第1のバネ51の外径は、接続部11の内径よりも大きいので、差し込まれる際に縮閉されることになる。
第1の外筒10の接続部11には内周溝13が設けられており、接続部11に差し込まれた第1のバネ51を受け入れることができる。すなわち、差し込まれた第1のバネ51は拡開する方向に付勢されているので、内周溝13に到達すると拡開して内周溝13に強固に固定される。このように、連結体30に対して、第1の外筒10が固定状態であり、第2の外筒20が離間状態である場合が、本発明の連結具1の解除状態である(a)。
次に、第2の外筒20の接続部21に、連結体30の他端側32を差し込む。連結体30の他端側32に設けられた第2の外周溝34には、第2のバネ52が嵌め込まれている。ここで、第2のバネ52の外径は、接続部21の内径よりも大きいので、差し込まれる際に縮閉されることになる。
第2の外筒20の接続部21には内周溝23が設けられており、接続部21に差し込まれた第2のバネ52を受け入れることができる。すなわち、差し込まれた第2のバネ52は拡開する方向に付勢されているので、内周溝23に到達すると拡開して内周溝23に強固に固定される。このように、連結体30に対して、第1の外筒10と第2の外筒20が共に固定状態である場合が、本発明の連結具1の連結状態である(b)。
固定状態にある第1の外筒10と連結体30は、両者に引き離す力が与えられると、切り離されて離間状態となる。また、同様に、固定状態にある第2の外筒20と連結体30は、両者に引き離す力が与えられると、切り離されて離間状態となる。そして、第1の外筒10と連結体30を固定状態から離間状態にするために引き離すときの力が、第2の外筒20と連結体30を固定状態から離間状態にするために引き離すときの力よりも大きな力を必要とするようにしている。
このように、離間するために必要な力を相違させることが、本発明の連結具1の特徴である。すなわち、上記の連結状態において、第1の外筒10と第2の外筒20を引っ張って引き離すと、必ず、第2の外筒20の方が離間して解除状態に戻るのである。したがって、図3(a)及び(b)に示される解除状態と連結状態とを繰り返すことができる。
引き離す力を相違させるには種々の方法がある。その一つは、バネの相違による方法である。すなわち、バネの材質、製法、又は太さ等を変えることにより、引き離す力を変えることができる。特に、形状が同じで弾性係数の異なるバネを使用すると、第1の外筒10と第2の外筒20とを同一形状とすることができるので製造工程が簡略化される。
また、同一のバネを使用した場合でも、内周溝13、23の形状を変えることによって、引き離す力を相違させることができる。例えば、内周溝の深さを変えると、浅い溝の方が深い溝の場合よりも弱い力で離間することになる。さらに、同じ深さの溝であっても、バネが出入りする縁部の角度を変えることによっても、相違させることができる。
以上に述べたように、本発明の連結具1は、第1の外筒10と連結体30の一端側31とを固定状態とした上で、連結体30の他端側32を第2の外筒20に差し込んだり、引き離したりすることにより、連結状態と解除状態とを繰り返すものである。したがって、取り扱いが容易であり、簡単に連結したり解除したりすることができる。
本発明の連結具の一例を示す概略平面図である。 同連結具の構成を示す断面図である。 同連結具の解除状態及び連結状態を示す断面図である。
符号の説明
1 連結具
10 第1の外筒
11、21 接続部
12、22 取付部
13、23 内周溝
20 第2の外筒
30 連結体
31 一端側
32 他端側
33 第1の外周溝
34 第2の外周溝
40 条体
51 第1のバネ
52 第2のバネ

Claims (4)

  1. 両端が棒状をなす一つの連結体と、一端に前記連結体の接続部を他端に条体端部の取付部を有する二つの外筒とからなる条体端部用の連結具であって、
    前記連結体は、一端側の外面に第1のバネを嵌め込んだ第1の外周溝を備え、他端側の外面に第2のバネを嵌め込んだ第2の外周溝を備え、
    前記第1の外筒の接続部は、前記連結体の一端側を差し込むための筒状をなすと共に前記第1のバネを受け入れて固定する内周溝を備え、
    前記第2の外筒の接続部は、前記連結体の他端側を差し込むための筒状をなすと共に前記第2のバネを受け入れて固定する内周溝を備え、
    前記第1の外筒と連結体を固定状態から離間状態にするために引き離すときの力が、前記第2の外筒と連結体を固定状態から離間状態にするために引き離すときの力よりも大きな力を必要とすることを特徴とする連結具。
  2. 前記引き離すときの力の相違が、前記二つのバネの相違によることを特徴とする請求項1に記載の連結具。
  3. 前記第1の外筒と前記第2の外筒とが同一形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の連結具。
  4. 前記引き離す力の相違が、前記二つの外筒に設けられた内周溝の形状的相違によることを特徴とする請求項1に記載の連結具。

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